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[131] 2004/03/25(Thu) 02:06 | ||
「Blood Horseにまで」 ドバイの情報でも探しにBlood Horse(アメリカの競馬新聞)のサイトなぞを見ていましたら、 With 106 Losses, Glorious Spring is Japan's Lovable Loser こんなところにまで。 武豊騎乗決定のときもどこかの海外サイトで取り上げられていましたが。 Glorious Springとはまた大層な馬名ですな。 さて本題のドバイ。 やはりアメリカの2頭、Medaglia d'OroとPleasantly Perfectが有力のようです。 そこからちょっと離されてVictory Moon。 更に空いてFleetstreet DancerとAdmire Donという感じですかね。 ブックメイカーによって多少違いがありますが、Silent Dealは20倍程度。 馬券的には姉貴と同じ程度の評価ということになります。 池江厩舎でStay GoldとTo the Victoryのことにふれても、 Silent DealとTo the Victoryが姉弟な事には触れてないですね。 さてSilent Dealはドバイ到着後に馬体重を測定して520kだったようです。 フェブラリーSのときと一緒なので輸送減りしてませんね。 今年のドバイは砂が深いようです。 ダイオライト記念 ドバイへの招待を断ってダートの長距離戦に出てきたミツアキタービンが当たり前に勝ちました。 このあたりの路線では安定してるでしょう。 2着イングランディーレ、3着ジーナフォンティン、4着カネツフルーヴ、5着レマーズガール。 ミツアキタービンの父ライブリマウントは第一回のドバイWCに参加して6着でした。 種牡馬入りしても注目されず、2003年には種牡馬引退となってしまいましたが、 このミツアキタービンの他に黒船賞3着のホクザンフィールドを出しています。 初年度産駒は16頭、次は14頭だったらしいのでかなりのものです。 結果出る前に種牡馬として見切りつけられたのは「売れない」という理由が大きかったんでしょうね。 高松宮記念 プレレーティングが出ていますが、今年になってからの獲得レートでは、 シーイズトウショウの107がセックスアローワンスの-4を考慮するとトップです。 ギャラントとサニングの110が続いています。 デュランダルが今年走ってないのでちょっとアテに出来るかはわかりませんが。 2003年クラシフィケーションでは120持ってるし、デュランダル。 多分来ないでしょうけどマイラーズカップの外国馬予備登録にこんな馬が。 Checkit チェキット (イギリス) 残念ながら牡馬でした。 タップダンスシチーが凱旋門賞への遠征を断念した模様。 理由は馬主にとって遠征費の負担が重いこと。 そんなことは最初からわかってたことだと思いますが、 遠征費負担の目途があって海外挑戦といってるのかと思ったらそんな基本的なところで駄目なのか。 シチーはクラブ馬なので海外遠征とかになった場合にどんな規定なのか知りませんが。 JRAが補助を縮小していることもあるし、 社台くらいに余裕のあるところじゃないと遠征できないのかな。 香港あたりに遠征するのとはわけが違うのはわかります。 エルコンドルパサーにしても遠征自体は赤字、 でも種牡馬価値が上がって最終的には黒字という感じだったのではないでしたかね。 フサイチペガサスは70億でトレードされていましたし、 所有権などでちょっと揉め事になったThe Rockは少なく見積もって200億の価値だそうですし。 ただアイルランドでの種牡馬入りなので種付け料自体は1000万にも届いていない。 それでも欧州では桁ハズレに高い印象なんだろうなあ。 サンデーサイレンスの種付け料は3000万といわれてましたが、それで200頭に種付けすると一年60億。 実際にはシンジケート所有なのでそのままの額が動いているわけではないですが、 それくらいの価値があったということですね。 でも、サンデーは産駒がJRAのレースだけで年間で60億以上稼いでますが。 ブライアンズタイムが1000万程度と言われてますが、実際にはこれくらいが上限なのでしょう。 サンデーは規格外ということに。 アメリカではStrom Catが6000万。 これも例外に近いものがありますが、A.P.IndyやKingmamboがサンデーと同じ程度。 アメリカはとにかく大物が何頭出てくるか、格の高いGIをどれだけ勝ってるかが全て。 |
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[130] 2004/03/24(Wed) 02:43 | ||
「ハルウララががんばっているという意見は的外れ」 ハルウララに対しての私のスタンスは無視から否定に変化しています。 よくこの馬に対して負けてもがんばっているということが言われますが、 私は一切がんばっているとは思いません。 そもそも競走馬ががんばっているかどうかなんてどうやって判断するのさ? 一つだけ言えることは、8歳ですでに100戦以上こなしていること。 だから、毎回全力を出していたらどこかで脚を壊しているに違いないと思うわけです。 武豊が乗ったからと勝てるわけでも無し。 勝てる可能性は高くなることは確かなんでしょうがね。 これ以上なにも新しいことは出てきようがないので、 この騒動も徐々に落ちつく方向に向かっていくんでしょうな。 そして高知競馬は再び廃止の危機にまっしぐら、とはならないことを祈る。 今週は土曜に日経賞と毎日杯、その夜にはドバイ、日曜は高松宮記念とマーチS。 なんて豪華なんでしょう。 結構心配だった日経賞も登録時点ではかなり揃ってます。実際に出てくるかどうかは別なんですが。 アクティブバイオが出てくるので注目。 毎日杯はキングカメハメハ、フィレンツェ、マイネルマクロス、シェルゲームってとこかな。 シェルゲームは本物かどうかということです。 でもキングカメハメハに期待してますが。 高松宮記念は阪急杯上位を中心に、デュランダルを切る方向で検討中。 シーイズトウショウ、テンシノキセキの牝馬1・2も普通にありそうです。 何と言っても安定感のあるシーイズトウショウと中京1200のレコードホルダー・テンシノキセキ。 割りこむのが中京巧者サニングデール、マークが甘くなったときのギャラントアロー。 デュランダルにまで手が回らない。それに差し損ねそうだし。 ドバイはアメリカ勢の調子が良さそうです。 日本馬の出ないレースにも注目。 デューティフリーにはBright Skyが登場します。 引退したかと思っていましたが、ここが引退レースとなるようです。 シーマクラシックはWarrsanが参戦。 Fallonが騎乗停止中のためKinaneが手綱を取るとのこと。 他にはFair Mix、Polish Summerあたりが上位ですかね。 Polish Summerはフランス平地競馬の始まりを告げるエクスビュリ賞(GIII)を勝ってました。 ドバイの後アメリカに行ってA.P.Indyと配合される予定のBright Skyが2着。 今週末は金曜から西宮、西宮、インテックスな予定になりました。 弟宅に居座れることになったわけですが、さてドバイどうするよ。 ちなみに西宮に行くのが日本化学会の年会、要するに学会発表です。 私は発表しないが、連れの発表を聴きに行くことになるわけで。 本来ならどうでもいいやと言いそうなところを今帰郷している弟に訊いたら、 泊めてくれるそうで、参加決定な感じ。 インテックス大阪はダイナマイト喫茶さんが来るので行きましょうということです。 それにしても弟が帰郷しただけで私のウイスキー(瓶です)が あっさりと空になるのはどうにかしてほしいものですが、 とはいえ暇ならニッカの竹鶴買って来いと言ってますが。 今回は私も半分以上飲んだので何も言えず。 完全に酔っ払った状態で書いてますので変なところは気にしないで読み飛ばしてください。 |
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[129] 2004/03/22(Mon) 02:40 | ||
「観念的で意味の無いようなもの」 いろいろな状況を考えて、それにある程度対応できるような予定を組んでも、 周りはそんなこと全然気にしないし、それで完璧に破綻させられてしまうと、 そういう原因を作った人たちから平気で文句が飛んでくる。 疲れました。 そういうことでひたすら消耗していくのは途方も無く無駄なことなのだと。 日曜は午後から大学院の学位授与式があったのですが、 家を出る直前まで阪神大賞典でリンカーンにいくら突っ込むか考えてました。 ちょうどメインレースのある時間に授与式があって、 その後は毎年お決まりのコースなのでダイジェストすら見られませんでした。 毎年京都なのですが、私が学部の頃は朝までカラオケして、 そこから更に市バスの始発にのって三条に繰り出してたことを考えると、 終電の時間を気にしながら日付が変わるくらいの時間に帰って来るというのは それで寂しいものがありますなあ。 という事情なので日曜の競馬は結果だけですが、簡単に。 まずは阪神大賞典。 リンカーンが一本かぶりで結局勝ちました。 そら有馬記念2着馬が別定56kなら切る要素無いわな。 ザッツザプレンティはどの程度抵抗したのか知りませんが、2kの斤量差はあったでしょう。 でも同じ斤量になったからといってリンカーンに勝てるとは思えないんですけどね。 ザッツザプレンティにとってあの有馬記念は度外視すべきというのはありますが、 結果だけならともかくああいう展開を自ら作り出してしまったことだけは無視できないです。 ひそかに一角崩しを期待していましたが、ファストタテヤマは3着。 スプリングS。 ブラックタイドが勝ちました。 殿追走というノリスペシャルだったようですが、勝って良かったですね。 良血というのは怖いのです。 調教で抜群の動きだったのは伊達ではありませんでしたね。 以下キョウワスプレンダ、ダイワメジャー、アポインテッドデイ、コスモサンビーム。 3着ダイワメジャーまでが皐月賞の優先出走件を獲得。 3頭ともサンデーサイレンス産駒でした。 今年の牡馬はいまいちだといわれていましたが、やっぱり怖いですね。 ダイワメジャーはダイワルージュの全弟、やっぱり良血馬。 馬場が重くなったのが効いていたらしいですが、コスモサンビームは立て直せるでしょうか。 そして戦績だけを見ればもっと人気になってもよいミスティックエイジも惨敗。 なんとなくそんな感じを漂わせているから人気になりにくいのです。 逆にずっと大物感があると言われながら、 結果に結び付けられなかったブラックタイドが重賞初制覇ですから余計にそんな気がしました。 今回ブラックタイドに乗った横山典弘騎手のコメントがちょっと泣けます。 > この後は誰が乗るのかわからないけど、やっぱりいい馬ですよ(笑) リンカーンは武豊に取られ、ブラックタイドも武豊の代打で乗れただけ。 心中や如何にって感じでしょうかね。 といっても皐月賞はフォーカルポイントがいるでしょ。 いまさらフォーカルポイントにごめんなさいなんて言えないのも事実。 マヤノトップガンメモリアル マヤノトップガンの阪神大賞典というと勝った年よりも ナリタブライアンと壮絶な一騎打ちの末にセリ負けたレースのほうが絶対印象に残りました。 あのあとの天皇賞でまとめてサクラローレルにやられたのが画竜点睛を欠くというやつです。 ここにマヤノオードリー、マヤノジャハーン、マヤノタイムが出走。 3頭とも坂口正大厩舎所属。 条件戦に3頭出しなんてほとんどメリットもないのに田所オーナーの粋な計らいでしょうねえ。 さらにマヤノオードリー、マヤノジャハーンはマヤノトップガン産駒という念の入れよう。 結果?それは訊かぬがよい。 馬券を買うファンに夢を見せてくれただけで十分です。 サンデーサイレンスは土日で重賞3勝。 おまけに皐月賞トライアルの若葉Sも勝ってるし。 今年もサンデーサイレンスの本領発揮と来ましたか。 3歳牡馬の重賞勝ちはグレイトジャーニーとブラックタイドだけですが、 気にするほどの事も無いのでしょう。 サンデーサイレンスに牙をむいてくるのが今年はZagrebでした、ということに終わりそう。 コスモサンビームはちょっと距離不安を振り切れませんでしたので、 コスモバルクに期待することになりそうですね。 あとは毎日杯に登録してきたシェルゲームが本物か否か。 武豊の日記。 メインを勝った日は更新早いんですよね。 負けたときはほったらかしにされることさえありますけど。 で、この前の日記でもハルウララ騒動について苦言を呈していましたが、 今回もノボトゥルーと黒船賞を強調。 というかハルウララなんて一言も出てきません。 多分裏でいろいろゴタゴタがあったんでしょうな。 馬主が変ったりとか。 月曜(すでに今日ですが)のは 9R 黒船賞(GIII) ダート・1400m ノボトゥルー 59 10R YSダービージョッキー特別 F ダート・1300m ハルウララ 54 後一つ条件戦もありますが、特に何も無いので省略。 10Rのレース名が何とも。 ヤングサンデー連載中のダービージョッキーですが、 もう主人公がダービーに勝ってとっとと終わったらよいんじゃないのと最近思っているだけにね。 それ終わらせてじゃじゃ馬グルーミンの続編でもサイアーラインでもやったほうがよろしいかと。 鉄腕バーディーがケリつかない限り無理ですが。 そう言えばBUNCHに連載されてた競馬マンガが終わったようですね。 禁じ手(騎手に成りすましてレースに出る)使ったのでその後、全然読んでませんでしたが。 マンガだからフィクションでもいいんですけど、 フィクションじゃなくて書き手が競馬を知らない、あるいは競馬に敬意を持たないのは駄目です。 現実的に可能・不可能ギリギリの一線だけは越えてはいけないのです。 公正競馬ということにどれだけ気が使われているか。 それを思いつきのようなものでポンと破ってしまう状況はアウト。 逆に「銀と金」でやった競走馬を入れ替えるトリックはギリギリ可能。 もともと小説などでも使われることもあるほど、 というよりも現実にあったかもしれないというレベルのトリック。 それでも作者の尋常でない構成力と、それまで積み重なった状況の合わさったものではあります。 話が全然違う方向に行ったので戻す。 武豊の日記より > 皐月賞にしても、池江先生がどんな判断を下されるのかを待つしかありません。 スプリングS後の池江調教師のコメント > 皐月賞で乗る騎手は武豊くん次第でまだ決まっていませんよ 私には「皐月賞ブラックタイド武豊」で決定としか読めません。 サイレントディールら3頭がドバイ到着。 輸送でのトラブルも無く、無事に到着したようでなにより。 あとは現地の環境に馬が馴れてくれればといったとこでしょうか。 第一関門突破です。 |
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[128] 2004/03/20(Sat) 21:35 | ||
「新馬戦がここまで楽しいとは」 今日の阪神6Rの新馬戦(芝2000m)。1着アドマイヤキング、2着レクレドール、3着レゴラス。 結果見た途端に笑い転げてしまいましたが。 その理由はバランスオブゲーム、ステイゴールド、ローエングリン。 アドマイヤキングはバランスオブゲームの半弟、父がミラクルアドマイヤ。 レクレドールはステイゴールドの全妹。 レゴラスはローエングリンの半弟、父はサンデーサイレンス。 この他にもサクラチトセオーの半妹サクラエンプレスやら サイドワインダーの半妹セントクリスマスまでいたという良血新馬戦。 なんでこんな時期にここまで凄いメンバーになってたのかは知りませんが。 レクレドールがいきなり2着なのと勝った馬がバランスオブゲームの半弟の2段構えはないだろう。 これが牝系図 ダイナサッシュ(by ノーザンテースト) |サッカーボーイ(by ディクタス) |ゴールデンサッシュ(by ディクタス) ||ステイゴールド(by サンデーサイレンス) ||レクレドール(by サンデーサイレンス) |ベルベットサッシュ(by ディクタス) ||ホールオブフェーム(by アレミロード) |||バランスオブゲーム(by フサイチコンコルド) |||アドマイヤキング(by ミラクルアドマイヤ) ダイナサッシュ祭りでした。 バランスオブゲームは大阪杯あたりで始動予定。 フサイチコンコルド産駒は休み明けのGII、GIIIなら勝負なのでそれに乗ってみるつもりでいます。 香港か安田記念か宝塚記念のどれが目標になるんでしょうね。 池江泰寿調教師。 開業してからの初出走で初勝利でした。 障害未勝利のソニックサーパス。 フラワーカップ(中山 芝1800m GIII) ダンスインザムードが勝ちました。3戦3勝。 ホントはオークス向きなんでしょうけど桜花賞にくるんでしょうね。 どうも藤沢厩舎というのが信頼できない要素なんで、 桜花賞で人気を背負って飛んでくれることを期待しております。 3コーナーから一気にまくっていったヤマニンアラバスタがもうちょっとでしたが、 阪神JFから-10kが響いていたのでしょう。 こっちはオークス直行かフローラSを挟むかどっちにしても桜花賞には出ないようです。 皐月賞トライアル若葉S(阪神 芝2000m OP) こっちはハーツクライでした。 サンデー-トニービンな血統はトニービンが出やすいように思いますが、 脚が長く続くという形で出てくれれば強いですね。 ちょっと体質的に弱いというのが気になります。 2着がスズカマンボ。 ハーツクライとはあまり差はないと思いました。 3着ケージーフジキセキは勝ちきれませんね。 嵐猫-明確な権限(代理首相)ということでこんな牝系図を出してみる。 Dream Deal (by Sharpen Up)1986 |Fairy Doll (by Nureyev)1991 ||To the Victory (by Sunday Silence)1996 ||Go Now (by Tony Bin)1997 ||Bisque Doll (by Sunday Silence)1998 ||Be Positive (by Sunday Silence)1999 ||Silent Deal (by Sunday Silence)2000 |Clear Mandate (by Deputy Minister)1992 ||Full Mandate (by A.P.Indy)1999 ||Newfoundland (by Storm Cat)2000 ||The Mighty Tiger (by Storm Cat)2001 ||League of Nations (by A.P.Indy)2002 |Dream Scheme (by Danzig)1993 ||Perfect Timing (by Deputy Minister)2000 ||Animation (by A.P.Indy)2001 |Miss Kate (by Storm Cat)1998 |Dealer's Dream (by A.P.Indy)1999 一流種牡馬しか出て来ませんね。 さて、Newfoundlandの話です。 血統はStorm Cat-Clear Mandate by Deputy Minister、翻訳に叩きこむと上みたいになりました。 Full Mandateの話が全然出てこないのでどうしたのかと思いながらあちこちチェックしていたら、 その半弟が重賞を勝ってるニュースが出てきたのです。 これまでに15戦7勝で今年に入ってCanadian Turf H.とSkip Away H.とGIIIを連勝しています。 Keenland Septemper Yearlingで3.3Millionの高額馬。 もとはイギリスにいましたが、結果が出ず、アメリカへ。 そのうちGIにも出て来れるようになるんじゃないですかね。 1つ下の全弟The Mighty Tigerはイギリス所属。 今年3歳ですが、短距離で使われてます。 どこかで勝ち上がってくるのを期待しましょう。 というかCanadian Turf H.は結構歴史のある重賞なんですけど、 最近はGIIIとG外をいったり来たりするような状態で、条件も変わり、 ついに芝ですらなくなってしまいました。レース名にTurfってあるのに… カリフォルニア競馬は全体的に賞金額を減らす方向で動いているのでまたG外になってしまうかも。 |
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[127] 2004/03/19(Fri) 00:19 | ||
「ドバイの出走馬確定」 -------------- ユートピア「ドバイの出走馬確定したで。 ディール「なんで検疫エリアにきとるん。 ユートピア「細かい事気にしたらあかん。ほい、出走馬表。 ディール「えーと、アメリカからは4頭か。 ユートピア「普通に考えたら、Pleasantly Perfectさんが本命やろね。 ディール「この前レースを回避したって聞いたけど。 ユートピア「熱発な。でも、準備万端でドバイに到着したそうやで。 ディール「Medaglia d'Oroさんもいて、去年のBC1.2着が揃うんやね。 ユートピア「その人があんたの一番のライバルやろ。 ディール「なんで? ユートピア「いや、その人も2着病らしいし。 ディール「僕はそんなに2着してないで。 ユートピア「でもこの前2着やったし、あんたの周りの環境は2着になりやすい環境やねん。 ディール「お前にだけは言われとうないわ。 ユートピア「次、Fleetstreet Dancerさん。去年JCダートに来てはった人やね。 ディール「あのときは脚元ばっかり気になってたんで、どんな人か憶えてへんわ。 ユートピア「あっそう。僕も全然気にしてへんかったし、さっぱりやわ。 ディール「で、このDomestic Disputeさんてどうなん? ユートピア「去年はサンタカタリナHを勝った後は全然駄目で、今年になってストラブSを勝ってはる。 ディール「両方GIIやないか。 ユートピア「おたくはGIII2勝やろ。それとストラブSはゴール前強襲やったらしいで。 ディール「他は、このVictory Moonて人は強いのか? ユートピア「南アフリカの人やね。去年UAEダービー勝ってはる。 ディール「お前が回避したあのレースな。その後は? ユートピア「ちょっとヨーロッパでも走りはったけど、今年になってからはドバイで走ってはるから地元みたいなもんやろ。 ディール「あー、マクトゥームチャレンジラウンドの2と3を連勝か。結構強そうやなあ。 ユートピア「そやね。でその1に勝ちはったんがState Shintoさんで、3のときに2着にいてはったんがDinyeperさん。二人ともDWCに出はる。 ディール「トルコの人って強いのかな。あとはGrand Hombreさんか。 ユートピア「もともとアメリカの人やったけど、モハメド殿下に買われてるね。アメリカでの実績はペンシルヴェニアダービー。 ディール「で最後がKing's Boyさん。 ユートピア「この人については僕もよう知りません。 ディール「じゃあ敵はアメリカの人とアドマイヤドンさんか。 ユートピア「まあ、そんなとこやろね。 -------------- 今週は日曜に阪神大賞典とスプリングSがあります。 ブラックタイドは公営の石崎隆之騎手の予定でしたが、 当日の指定交流競争に石崎騎手が出走を予定していた馬が回避した事により、 石崎騎手が当日乗れなくなってしまいました。 たまたま横山典弘騎手が空いていたのでブラックタイドは横山騎手という事になりました。 仕方ありませんので、ブラックタイドは馬単2着付けでよろしいか? コスモサンビーム、ミスティックエイジもいることだしね。 東西でGIIがあるのに横山騎手が空いていたというのは幸運だったでしょうけど、 JRAの地方騎手に対する扱いは改めて欲しいものです。 とりあえず、今の指定競争に地方馬が参戦するとき以外に、 外国人騎手に対するものと同じような短期免許を認めるべきでしょう。 本来は完全に解放すべきかもしれませんが、それは現状ではありえないでしょうから。 阪神大賞典 リンカーンとザッツザプレンティの始動戦。 この2頭をどうにかできるような馬は見当たりません。 で、未だ重賞未勝利のリンカーンとGI馬のザッツザプレンティで斤量差が2k。 普通にリンカーンでしょうな。 あとは最後に飛んでくるファストタテヤマに注意しとけば良いでしょう。 メジロサンドラは先週の中山牝馬はこのレースへの1週前追いきりでしたのでしょうか。 連闘しても問題ないとは思いますが。 そういえばユウワンプラテクトもいつのまにか障害から復帰してますね。 3回走って2回落馬では仕方ないような気もします。 レース選択で迷走してるシンコールビーもいますね。 MilkyHorse.comさん復活。 国内から海外まで様々なニュースを届けてくださるMilkyHorse.comさんがリニューアルしました。 しばらく更新停止されてましたが、海外の競馬シーズンが本格化する前で良かったです。 自力でいくつもの海外の競馬新聞サイトを見るのはつらかったので... 「MilkyHorse.comは何度でも復活する―はずである」の記事の終わりの方に 「伊達と酔狂」で運営をとおっしゃていますが、こういうノリは好きです。 で早速、 「馬と『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(劇場版)』」 のような酔狂な記事書いてくれるもんなあ。爆笑いたしました。 私が「馬と世界史」(現代新書)を読んだことがあるからかもしれませんが。 |
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[126] 2004/03/18(Thu) 00:33 | ||
「FUSAICHI PEGASUS」 MR.PROSPECTORの最後の後継種牡馬となるフサイチペガサス(Fu-Peg)。 初年度産駒が今年2歳でデビューを迎えます。 アメリカでは日本のような当歳馬の取引は活発でなく、 1歳のイヤリングセールや2歳のトレーニングセールが主ですが、 昨年のイヤリングセールからかなりの高額取引馬が出てきています。 2歳トレーニングセールのレコード価格を更新した母Hidden Stormの牡駒もFu-Peg産駒ですし。 アレはフサイチの関口氏が落札したので例外的なものにしたとしても、 アメリカで今年一番の期待を受ける新種牡馬である事に違いはありません。 現役時代から社台が手を出しているという噂が絶えず、一時は日本に来るかもとまで言われましたが、 結局アメリカの至宝はアメリカにおいて置かれることになったのです。 現所有者のクールモアがアイルランド供用を考えていたという話もありましたが。 社台はかなりFu-Pegを評価しているようで、産駒を積極的に輸入しています。 なので、日本でも結構な数の産駒がデビューする事になるでしょう。 ダンスパートナーとスティンガーが今年と来年はアメリカで繁殖生活をするようで、 今年がKingmambo、来年がFu-Pegという予定だそうです。 両方ともミスプロ直仔なのが気になるところではありますが。 さらにあれだけ種牡馬を輸入しておいてまだ足りないかとも言いたくなります。 サンデーサイレンスが成功した後の社台はサンデー牝馬の相手となる種牡馬を次から次に輸入して、 少し前ならエリシオだし、エンドスウィープやウォーエンブレムもそうです。 ファルブラヴなんかはエリシオで失敗して今度こそというものを感じますしね。 社台と一口で言っても実際は社台ファームとノーザンファームではかなり考え方が違っていて、 社台ファームはとにかく海外の良い種牡馬を輸入するという方向性、 ノーザンファームは日本の種牡馬でも良い馬は使うという方向性を持ってます。 どちらも主軸は輸入種牡馬においている事は間違いないですが、その依存度は異なります。 簡単に言えばトニービンを使ったのがノーザンファーム。 完全にサンデーサイレンスまかせだったのが社台ファーム。 サッカーボーイを評価したのがノーザンファーム。 クロフネ、フレンチデュピティを連れてきたのがノーザンファーム。 ウォーエンブレムやファルブラヴを連れてきたのが社台ファーム。 で、ダンスパートナーはエリシオとの配合で結果を出せなかった。 期待したウォーエンブレムは種付けに興味を持たない。 スティンガーは初年度がフレンチデュピティ。 結局決定打となる種牡馬が未だに現れていないということなのでしょう。 なので日本に連れてこられないような種牡馬で、ということになったのかな。 おそらく今の世界の生産者で、とにかく金を積んで種牡馬を買うなんて事が出来るのは、 日本の社台とアイルランドのクールモアくらいなものです。 JRAも結構資金力あるので日本は種牡馬に関して非常に恵まれた環境になれるとは思うのですが。 特に牝系が良くて、現役実績もあるとなるとなかなか、金だけではどうにもならないものがあります。 Kingmamboの評価あるいは産駒の適性が最も高いのが日本で、じゃあ、日本に輸入されるかというと、 母MiesqueのGIホースなのでアメリカ側が絶対に手放そうとしないわけです。 Kingmamboの全弟なら日本にいますがね。未出走のミシックトライブ。 ノーザンファームはクロフネ、フレンチデュピティ親仔に依存しすぎな気もしますが。 思いつくあたりではベガ、エアグルーヴ、トゥザヴィクトリー。 とにかくサンデーサイレンスが亡くなってからはフレンチデュピティとクロフネが目立ちます。 このあたりはサンデーがリタイアした後、主にサンデーと配合されてきた牝馬のの配合相手が アグネスタキオンやダンスインザダークにシフトした社台ファームと、 クロフネ、フレンチデュピティにシフトしたあたりから明暗分かれそうですが。 フレンチデュピティは今年が日本での初年度産駒のデビューになるので注目ですが。 エンドスウィープくらいの化け方をすると面白いかも。 トゥザヴィクトリーは2年連続クロフネのあと、今年はフォーティナイナーを予定してるので、 これまでのような絶対的なものは存在しないという認識があるのでしょう。 フォーティナイナーは種付け予定数に対して申しこみが毎年、3倍を超えてるのが これからもっと増えますでしょうか。 今後世界的にも更に大きな影響力を持つであろうというミスプロ系ですが、 これから徐々に淘汰されていくのではないかなと思います。 Gone WestやGulchも産駒が種牡馬としても実績を挙げつつありますが、 今のところはFappianoとForty Ninerの系統が主流ということになりそうです。 ミスプロ系はこれからNorthern Dancerの血をどうやって取りこんでいくかが一つ注目で、 Fappiano系は徹底的にNorthern Dancerを排除している感じがあります。 この系統はDr.Fagerが非常に多く影響を与えているのですが、 Unbridledにしても、Quiet Americanにしても牝系がDr.Fager絡みの血統です。 Forty NinerはEnd Sweep、Distorted HumorがNorthern Dancerを抱えています。 Kingmamboは母父にNorthern Dancer産駒のNureyevを抱えていますが、 更に産駒の母父にNorthern Dancer系を要求するようなところがあり、 日本で重賞を勝った5頭のうちエルコンドルパサー、アメリカンボス、キングフィデリア、 マンボツイストの4頭が母父にNorthern Dancer直仔を持っています。 今年のクラシック路線に乗ったキングカメハメハも母父はNorthern Dancer系です。 で、Fu-Pegですが、母父Danzig、母母父Haloとアメリカ御用達みたいな血統なんですよね。 血統面だけなら母が80年代最強マイラーだったKingmamboに比べてやや劣る気もします。 Kingmamboは累代がミスプロ、Nureyev、Prove Out、Sanctus、Princequilloで それなりにスタミナと底力もありそうな血統です。 一方Fu-Pegはミスプロ、Danzig、Halo、Rambunctious、Tulyarで アメリカ色が強すぎてスタミナ面などに不安がありそうではあります。 もともとそれなりに安定して2400mまでこなせるNureyevに対して、 短距離に集中していてある種狂気じみているDanzig。 母系に入ったDanzigは不安定な気がするんで、Haloと合わさって余計に怖い。 だからFu-Pegは種牡馬としてどうかと言うと結構当てにならないような気がするのです。 ただし、ミスプロそっくりと言われる馬体もあるので大成功でもおかしくないと。 前述のダンスパートナー、スティンガーですが、 どっちかというとKingmamboとの配合の方が期待できそうですかね。 気が早いですが適当に今年の日本の新種牡馬を。 まず何と言ってもアドマイヤベガ、キングヘイロー、グラスワンダーですかね。 アドマイヤベガはこれまで競争年齢に達した産駒3頭全てが重賞を勝ったベガの初年度産駒。 日本有数の良血馬ということになるわけですが、そろそろSS系も過剰気味なので、 昨年のスペシャルウィークみたいな事になればあっさり見放されていく事もありえます。 SS、Tony Bin、Northern Dancer、Tomfool、Boldrulerという血統構成で、 文句無しに一級種牡馬で重ねられてきた血統と言えます。 トニービンの影響が強かったというかサンデーの母系を引き出すという特徴が出ていた馬なので、 種牡馬としてはトニービン的な影響をどこまで受けているのかに注目。 キングヘイローの血統はアメリカの至宝Goodbye Haloが母、 欧州最強馬Dancing Braveが父という世界的な良血。 同系配合にCommander in Chiefがおり、それなりに成功しているので期待できるとは思います。 距離不問の実績を残しながら、現役時代に問題となっていた狂気の気性。 スピードはあるので気性さえまともなら走る産駒が多く出てくるように思います。 ただ母父Haloの上、Sir Gaylordも2本持っているため、 SS牝馬相手では血が濃くなってしまうのがネックになるのでしょうか。 Dancing Braveの後継者としてもっとも期待してますがねえ。 Danzigを母父に持っているあたりがFu-Pegと同じく気になっています。 現役時代はグランプリ連覇が注目されていましたが、 それ以上にマイル近辺の距離での強さが印象的です。 メジロブライトとホッカイルソーにも注目したいですが。 メジロブライトはメジロ牧場が、ホッカイルソーは北海牧場がなんとかしていきそうではありますが、 メジロ牧場でもメジロパーマーを諦めなければならない状況に追いこまれたこともあり、 安泰ということにはならないでしょうか。 |
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[125] 2004/03/14(Sun) 21:33 | ||
「POWER METALが特に好きなわけではないですけど」 What Kind of Metalhead Are You?というサイト(英語)があったのでやってみたら、こんなんでました。 "You are a Power Metal Warrior. HAIL, BROTHER. Metal isn't just music to you, it's a religion to be followed obsessively - and the temple at which you worship is that of Power Metal. Power chords, orchestral brilliance, epic calls to battle - that's what gets your blood pumping. Power metal is an escape from the bullshit of daily life, and at a concert, you can enter that fantasy as you relive the adventures of your power metal heroes. You're into other stuff too, but sometimes you just don't get what people see in endless waves of monotonous brutality. Some call you a nerd, but you're more than willing to make them regret it. Just make sure you have your broadsword and plate armor..." 苦笑... あながち間違ってないのが... フィリーズレビュー。 ムーヴオブサンデーが強かったです。3戦全勝。 安藤勝巳-松元茂行でヤマカツリリーに続いてこのレース連覇ですか。 ちょっと掛かり気味だったので、桜花賞までかな。 2着のマルターズヒートは最後方待機でしたが、あんな競馬する馬でしたかね。 余裕綽々で逃げ切られたのがちょっと嫌な感じです。 3着はフィーユドゥレーヴでこれもマルターズヒートと同じような位置から飛んできました。 上位人気が順当に着たという印象しかないです。 だからフィーユドゥレーヴが単勝5番人気だったことはちょっと意外でした。 フィーユの複勝で540円も付いてたのか。 もともとこういうトライアルは馬券買わない事が多いので事前に詳しく見てないのです。 桜花賞の外国産馬枠2頭の内マルターズヒートは確定でしょうか。 あとは来週のフラワーC次第ですが、ウェディングバレーが一歩リード。 全体ではトライアル上位が賞金上位で占められましたので、 今年は800万が抽選ラインになるでしょうね。 1勝馬ではギミーシェルターがアネモネ賞2着で優先出走件を取っただけ。 実力馬がしっかり力を出しているといえそうです。 クリスタルカップ。 1番人気タイキバカラ。何やこの馬と思ったら、2戦2勝馬でした。 ここでもスピードにものを言わせて、あっさり勝ちました。 クーフーリン。4戦目で勝ち上がり。 こんな大層な馬名で未勝利戦をうろつかれるのも困ったものですので、よかったですね。 単に馬名が目に付いただけなので、それ以上はなにもありません。 ただ、新馬戦とその後の休養明けの初戦の成績を見た限りでは勝ち上がれるとは思いませんでした。 トウカイエリート。淡路特別(芝2500m 1000万条件) サンデーサイレンスXトウカイナチュラルという血統でテイオーの半弟。 直線で外に寄れながらも差し切ってました。 トウカイオーザといい、この血統はこんな馬ばかりですか。 秋頃にはオープンにも出てくるようになりそうです。 これ以上気性面で問題がひどくならなければ。 マチカネアカツキ。アクアマリンS(芝1600m 準OP) 2年前のダービー3着以来の出走ですが、こんなところに出てくる馬ではありませんでした。 とりあえずOPに戻れたので今後に注目。 でも結局マイラーにされてしまうのか。 高松宮記念登録馬は27頭。 確認したかったのはウインクリューガー、登録してました。 本気なのですかね。中5日。 特に変な登録はないですか、ブルーイレヴンがいますけど。 あとアグネスソニックがいません。 |
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[124] 2004/03/14(Sun) 00:43 | ||
「Filly And Mare Turf」 中山牝馬ステークス。 なんでこういうときに限ってスマイルトゥモローがきっちり折り合ってるんですか? キャラが違うだろうと思うのですが、そのせいでレースはスローに。 トーセンリリーが逃げたんですけど誰も捕まえにいかないんですよね。 こういうところで中途半端に勝ちにいってしまったローズバドは直線で伸びず。 引退レースを6着で終えました。 いつも通り最後方待機にしてれば納得もいきますが今日の位置どりはちょっと納得いかんぞ。 差してきたのはオースミコスモとハッピーパス。 オースミコスモが半馬身差抑えて重賞2勝目。 このところレース間隔がきついのが気になりますが、もっと勝てる馬でしょう。 ハッピーパスは引退するのが惜しくなります。 1番人気のピースオブワールドが全く見せ場無く12着というのが非常に気になっていたら、 なんとこのレースで引退する事になったようです。 スマイルトゥモローもこれが引退レースとなったようです。 大阪城S。 上位人気がローマンエンパイアとブルーイレヴンというやっかいな2頭。 ここでローマンエンパイアが復活。 京成杯でヤマニンセラフィムと同着したとき以来、2年ぶりの勝ち星でした。 皐月賞に無理して出てからボロボロになって、復帰後もなかなか体調万全とはいかなかったのですが、 まともな状態ならOP特別くらいは軽く勝てる馬ですからねえ。 この後どこを目的にするにしても、万全な状態なら注目しないといけないでしょう。 ブルーイレヴンは4着。 相変わらず直線でささりながらですので、よく4着にまで来ましたねと言うしかないです。 中京では10Rでダンシングオンが勝ってましたね。 ようやく2勝目。 11Rで勝ったマキシムスピードはトロットスターの半弟。 父はラストタイクーン。それでも父ダミスターの兄よりはまともか。 明日はフィリーズレビュー。 桜花賞トライアルの一戦にそろそろやばそうなフィーユドゥレーヴ登場です。 その他、マルターズヒート、コンコルディア、ロイヤルセランガーと結構なメンバーです。 何かと話題の2戦2勝馬ムーヴオブサンデーも登場です。 新馬戦圧勝で自己条件も確実に勝ち上がってきたので期待できるのでしょうが、 この馬距離がどこまで持つのかが一つの問題でしょう。 1400mのここは問題なさそうですが、そのあとは桜花賞、オークス。 2400mは無理な気がしますので、桜花賞に全力で向かうのでしょう。 母父がPrimo Dominieという異系の固まりのような血統をしてます。 3歳のスプリント、クリスタルCはさっぱりわかりません。 ナムラビッグタイムってそんな凄いんですかね。 ゴールドプルーフが引退してました。 10日の名古屋大賞典に出てきてなかったのでどうしたのかと思っていましたが、 歳ですので仕方のないことですか。 九州で種牡馬入りとの事なのでなんとか後継者を残して欲しいものです。 この馬自体がすでに9歳な事に加えて、父ゴールドレットはNEARCOの異系Mossborough系で1979年産、 母のサンウーマンはPrincely Gift系フロリバンダの産駒で1972年産と古い血統なので、 条件的には非常に厳しいのでしょうが。 中山グランドジャンプ。 今年も招待されていたSt.Stevenですが、故障して回避するようです。 あの歳で故障するとそのまま引退してしまいそうなのですが、どうなるのでしょう。 高松宮記念のシーイズトウショウの騎手をどうします? 主戦の池添騎手はデュランダルに乗るわけで、地方競馬所属の騎手は当日中京では乗れない。 で、3月からJRA所属になった小牧、赤木の両騎手のどちらかになるかなと思っていましたら、 小牧騎手はサーガノヴェル、赤木騎手はモンパルナス。 中舘騎手に決定という話がありますが、無理やりハナに立たされそうで怖いんですけど。 陣営としては池添騎手を確保するために スイープトウショウを池添騎手に乗り替わらせたという話までありましたが、 どう考えてもデュランダルを捨てるわけないですしね。 外国人騎手が空いてたらそっちの方が絶対良いと思いますが、 コスモサンビームのためにD.バルジューとか来てるんじゃなかったかな。 ドバイにいかれてたらアウトですけど。 前にちょっと書いたK.Fallonの八百長疑惑ですが、 Racing PostではBBCが出所のように見えたのですが、タブロイド紙が出所という話もあって、 タブロイド紙が発端なら別に何てことも無いのですが。 ただレース前に勝ち馬(大本命だったらしいですが)の単勝が異常に売れたという状況があることと、 イギリス特有のBetting for Exchangeによって馬の負けに賭ける事も可能であることが 今回の件が疑惑として出てしまう原因でしょう。 昔はともかく、いまは見当違いの記事ばっかり書いてる片山良三氏がまたやりました。 「縦にも横にも強いドン、ドバイでも不安はない」 アドマイヤドンが2歳のときの朝日杯はよく憶えていても、 2003年のフェブラリーステークスでどうだったかをすっかりお忘れのようで。 レギュラーメンバーと接触して散々な結果でしたよ。 もともと500k級がそろうダート馬の中で450k程度の馬体重なわけで当たり負けしやすいですし。 そもそもキャリアの浅い馬がほとんどの2歳GIと 百戦錬磨の馬が出てくる古馬GIが同じようにいくわけありません。 > 気がつけば馬群を難なく割っていつでも抜け出せる位置に。 スタート直後は多少挟まれる形で後退しましたが、 アドマイヤドンは道中もずっと外を回ってましたけど。 この前のレースで馬群を割らないといけなかったのはサイレントディールでしょ。 そして最悪なのがこれ。 > 昨秋のJCダートは、米国の無名馬の「死んだフリ」に鼻差だけ寝首を掻かれたが、 フリートストリートダンサーに対してすさまじく失礼な内容です。 死んだフリって何を見てそう言うのでしょうかね。 一旦アドマイヤドンに差されたのを更に差し返しに行ったはずです。 高知の黒船賞が今年は口取り式を行わないとどこかで読んだのですが、 どうもそのあとハルウララが出てくるからということだそうです。 なめてますか?高知競馬。 ハルウララを見に来た観客が黒船賞に注目するように考えないといけないのと違いますかねえ。 武豊が日記で言いたいことはそういうことじゃなかったのか。 重賞買ったのに口取り式させてもらえないって、優勝馬の馬主がどう思うかも考えられないのか。 勝たないハルウララで稼ぐことばかり考えてるから、 競馬本来の勝った馬、馬主を称える事が疎かになっているんですよ。 そもそも競馬の主催者が、たかが一出走馬に入れ込む状況は明らかにおかしいんですよ。 それでハルウララですが、馬主が変ったようですねえ。 エムエイオフィスというのが新たに馬主になったようですが、 ついこの前からハルウララを引退後に引き取るといっていたところですね。 明らかに金銭的な事情が見え隠れしてしまうこの状況でもまだハルウララは美談ですか? 周囲の的外れな期待のせいで引退さえさせてもらえず、 賞金を稼いでくれるわけでもないので費用が掛かるばかり。 さすがにここまで我慢してきた元の馬主も耐えられなくなったということでしょう。 武豊が日記で一時引退を匂わすことを書いていたのはまさにそのつもりで依頼されていて、 それが馬主が変わったこともあって現役続行というのが正直なところではないですか? Netkeibaによると >株式会社エムエイオフィスは、競馬エッセイストの安西美穂子さんが代表取締役を務める会社。 だそうです。 私は競馬ファンですが、「誰やねん、それ」としか言えませんね。 競馬エッセイなんてほとんどお涙頂戴の美談しかなくて辟易しますから。 また、引退後の繋養先が北海道のAERUになった事も決定のようで。 AERUってのはもともとGI馬とかの功労馬を繋養するための施設か何かじゃなかったのですか。 ダイユウサクとかいますし、プレクラスニーも生前いましたか。 今回のは父のニッポテイオーがそこにいるからとか言ってますが、 いろいろと商業的な利害関係がありそうです。 もっともAERUの施設にも限界があるわけで、ハルウララが来ることによってAERUから放出される馬 あるいは本来そこに入れたはずの馬がいるかもしれないことくらいは考えて欲しいものです。 参院の予算委員会でこんなバカな質疑がされているのはどういうことですかね。 小泉首相がハルウララにエール 質問する方もアホですし、答える方もアホです。 さらに同記事中の >「来年度以降も現役を続けてもらう」(高知県競馬組合) これはもうホントにどうしようもないこの騒動の一面を示していますね。 高知競馬は15年度決算が黒字と発表されましたが、高知競馬の開催自体は赤字のようで、 大井などの場外発売でそれを上回る黒字を出したためなんとかトータルで黒字。 賞金を削ったりして黒字にしたとハルウララが話題になる前に出てたように思いますが、 こんなものは大井競馬に寄生して黒字にしただけじゃないか。 黒字はそれでよろしいが内容がひどすぎます。 だから必死にハルウララにしがみつこうとしてるのでしょうか。 無様です。 「ハルウララ」や「高知競馬」で調べるといろいろ出て来すぎてきりないですね。 この前ちょっと触れたTHE STRANDという紅茶のブランドですが、 Prince of Wealsを飲んでみましたが。 この茶葉、TWININGSやろ。 なんとなくそんな気はしていたんですけどね。 昔に飲んだTWININGSのSupreme Prince of Wealsと多分同じです。 その確信を得るためだけにTWININGSの茶葉買うのもあほらしいので、 断言は避けておきますが、いろいろな状況も合わせて考えると間違い無いでしょう。 ここから片岡物産とFORTNUM AND MASONの契約が切れた理由が見えてきますね。 おそらく片岡物産側が茶葉の量り売りを展開したい事とTWININGSに集中させたい事が原因でしょう。 少なくともFORTNUM AND MASONに日本市場から撤退する利点は無いので。 THE STRANDはわざわざ買うほどでもないと思うので、多分もう買わない。 京都高島屋にある紅茶でいくつか飲んでないのもある事だし次はイタリアのPECKにでも手を出します。 |
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[123] 2004/03/13(Sat) 01:59 | ||
「FAREWELL ROSEBUD」 ついにローズバドの引退レースです。 土曜の中山牝馬ステークス。 京都記念を回避したために引退レースが関東になってしまいました。 関西でやるレースだったら見に行ったと思うんですけどね。 最後なので綺麗に2着で終わってくれれば良いですよ。 結局GIは勝てませんでしたからねえ。 あの長持ちする血統で3歳時が一番良かったというのもどうかと思いますが、 テイエムオーシャン、レディパステル、ダイヤモンドビコーというライバルはすでに引退しましたし、 これで牝馬最強世代のトップホースは全て現役からいなくなってしまいます。 路線が違いましたがビリーヴもこの世代でした。 レディパステルは海外で繁殖生活、初年度はRock of Gibraltarが配合されるようです。 ビリーヴはアメリカでKingmamboが初年度の相手で産駒は日本で走ることになるらしいですね。 ダイヤモンドビコーも海外といってたような気がしますが、さて。 アメリカならStrom Cat、アイルランドならSadler's Wellsといってたのはどうなったのやら。 テイエムオーシャンはテイエムオペラオーという話が昔出ていましたが、 それはそれでベタベタすぎると思うのです。 ローズバドはノーザンファームなのでクロフネとかいますけど。 中山牝馬S出走馬。 ピースオブワールドとかチューニー、チアズメッセージ、メイショウバトラーの明け4歳。 オースミコスモ、チャペルコンサート、スマイルトゥモローの5歳。 ここが引退レースとなるハッピーパス、ローズバドの6歳馬。 よくここまでそろったなというのが正直なところです。 スマイルトゥモローがいるだけにペースは速くなるでしょうし、 これにオースミコスモやピースオブワールドが巻きこまれてしまうと 先行勢が全滅する可能性まであります。 となると追いこみに賭けるローズバドには絶好の展開、そこまでうまく行きますかね。 ハンデが全体的に軽いのが特徴でローズバドが56kでコスモとパスが55k。 ピースオブワールドを54kで走らせるとかなり怖い気がしますし、 スマイルトゥモローも54kで逃げ切れる可能性があります。 チャペルコンサート51kていうのがホントにこんな軽くていいのかなと思ってしまいますが、 オークス2着だけしかないのでこんなものなのかな。 あとメジロサンドラは大阪-ハンブルクCへの芝コース調教なので気にしないことにします。 多頭数の併せ馬状態にまで持っていけるかどうかも怪しい8歳牝馬。 今日の帰りに本屋によったら「紅茶図鑑(日本文芸社)」なる本を見つけてしまって、 中身確認する時間がなかった事もあってそのままレジに持っていってしまいました。 内容はほとんどが紅茶のブランドの紹介。 キームンジャパンとラ・メランジェが載ってないのは大きな減点です、個人的には。 よう知らんブランドもかなり載っていましたが、近くで見かけないから知らないわけで、 そんなブランドをわざわざ買おうとは思わないんですね。 あと個々の茶葉については「紅茶水楼館」さんの方が参考になりますしね。 残念ながらブランドの資料として以外に利用法がありません。 本屋に行った主目的は浅野りんの画集「色節」でついでがブレイドコミックス「聖カトレア幼稚園」。 そのあと店内をふらついていて手にしたのが、「ウィトゲンシュタインはこう考えた(現代新書)」。 最後にレジに向かおうとして見つけたのが前述の「紅茶図鑑」なわけで、 この関連性の無さはいったい何なのでしょうか。 [色節] まさか浅野りんの画集が出るとは思っていませんでしたよ。 ガンガンでCHOKO ビーストを連載する前からファンだったので何も考えずに買いました。 それほど見栄えのするカラーを描く人ではないので、画集の形で見るとどうかな。 ほとんどコミックスの表紙とかの寄せ集めなんですけど、描き下ろしも少しあるということで。 でも、椿さんのカラーがもっとあると良かったです(感想)。 それ以上に残念だったのはカリナさん(K2 KINDS)をカラーで描いて欲しかったということ。 誰もホントにそんな描き下ろしがあるなんて期待しちゃいないわけですが。 あとがきマンガで画集出すのをかなり嫌がっている様子が描いてありましたが、 それ読むと妙に納得できてしまいます。 というかですね、ブレイドはARIA、Tacticsとエレメンタルジェレイドがアニメ化で そろそろ持ち駒を使いきりそうなんですよ。 もともと旧エニックスから連れて出た作家以外はさっぱりなわけでして。 もっともDesert Coralの作者は新人なのかどうかよくわからないんですが。 で、すでにロキとピースメーカーを使ってしまい、守護月天は触れてはいけない話題だし、 久保聡美と箱田真紀は連載が不安定、ジンキエクステンドは例え深夜枠でも規制掛かって無理、 Desert Coralは終了してしまって、悪魔狩りはあらゆる意味でやめとけとなると、 残るので筆頭になるのが天外レトロジカルとパンゲアエゼル。 今の勢いなら秋頃にアニメ化の話が出てきたとて驚きはしないつもりですが、 ファンの立場からするとそれだけはやめてくれと言いたくなるわけです。 浅野作品をずっと読んできた方なら分かっていただけるかと。 [聖カトレア幼稚園] 注目は中盤以降の黒田先生の壊れっぷり。 壊れてるだけなら最初からですが、どんどんひどくなっていきます。 細かい突っ込みをいれるマンガではないので多少おかしげなところは気にしない。 コミックブレイド誌上にて幼稚園編が終わって現在は小学校編が連載中。 ちなみに私にロリとかショタの気はありませんよ。 [ウィトゲンシュタインはこう考えた] 学部時代の論理学の講義でウィトゲンシュタインを知ってから何かにつけて読んでます。その一環。 タイトルにウィトゲンシュタインとか入ってる新書を見つけるととりあえず読んでみるという方向で。 ウィトゲンシュタイン入門とかいろいろ本棚にありますが、なかなか難解なので、 新しいのを買ってくるととりあえず全部読みなおしてみることの繰り返しです。 私にとっての論理学、哲学というのは理系の人間の趣味の領域なのです。 |
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[122] 2004/03/11(Thu) 00:28 | ||
「競馬ニュースいろいろ」 英愛リーディングジョッキーが八百長疑惑でかなりやばいかも知れません。 K.Fallonが八百長疑惑でジョッキークラブに召喚されたんですけど 21日間の騎乗停止処分を言い渡されました。 ただしこれはJRAでいう不注意騎乗に当たるものでレースで最後手を抜いた事に対する処分です。 八百長疑惑というか故意に負けた事に関しては処分が出てないんですね。 イギリスなんかでは八百長疑惑は昔からあって、 BBCのドキュメンタリーで暴露されて統括団体を新しくしてやりなおしたばかりの時期に こういう事が出てしまったので処分が重くなる可能性がありますね。 近年の八百長疑惑は数年前に香港でありましたが、そのときは該当騎手が一ヶ月騎乗停止でした。 これとは別にライバル馬の騎手を直接買収した騎手は有罪で実刑というのもありました。 最近ドバイで復活したみたいですけど。 寺山修司氏のエッセイを読んでると日本でも昔は八百長があったらしいですけどね。 その結果日本独特のシステムでもある調整ルームが作られたわけですが。 騎手の不祥事は定期的にどこかの国から出てきますからねえ。 アメリカではP.Valenzuelaがドラッグ絡みで何度も免許停止で追放されてます。 もとサンデーサイレンスの主戦騎手で当時から薬物使用で騎乗停止になることがあり、 最終的には定期的にチェックを受ける事で復帰していましたが、 1月頃にチェックをすっぽかしてしまってアウト。 今でも復帰してないらしいので、もうさすがに駄目でしょうし。 日本では薬物使用その他で田原元騎手・調教師が永久追放。 でも日本は暴行事件の方が多いかな。木刀で4ヶ月騎乗停止とか。 黒船賞のJRA選出馬はノボトゥルー、ノボジャック、ウインクリューガー、ディバインシルバー。 なんとGI馬が3頭も出ます。 ノボトゥルーとノボジャックに関してはもうGI馬としての力はないと思いますが、 昨年のNHKマイルカップを勝ったウインクリューガーも参戦です。 ただ、ウインクリューガーには中5日で高松宮記念参戦の予定もあるとかで、 それって調教の代わりですかと言いたくもなりますが。 これだけの馬が揃っても当日の最大の注目を浴びるのはハルウララなんでしょうなあ。 武豊も日記で異常と言ってますが、まさにそうなんですよね。 ハルウララの引退レースになるというのは間違いだったようですが、 高知競馬の関係者が大きな通過点といっているのは何なんでしょう。 負けつづけている馬に何の通過点があるというのでしょうか。 それこそ勝ったときに大きな通過点というべきですね。 ハルウララの歌が出たり、映画化の話が出たりと過熱しすぎてますね。 負けまくってる馬の映画なんて誰が見たいんだろう。 シービスケットは勝ったことで有名になっていたわけですので、 よほどの事がない限りは映画公開までにこのフィーバーは収束し、惨めな失敗作になるでしょう。 ドバイはリージェントブラフとマイネルセレクトの遠征スケジュールが発表されています。 未だに本気で行くとは思ってませんでしたが、リージェントブラフは本当に遠征するようです。 でも、なんでリージェントブラフとマイネルセレクトの予定だけ発表されてるんでしょうか。 アドマイヤドンについてはオーナーがチャーター便出すとぶち上げていたような気がしますが、 結局どうなるんでしょうか。 馬運車でも他の馬がいると嫌がるので一頭だけで輸送されているらしいのですが。 サイレントディールの陣営はもう馴れてるからどうとでもするでしょうね。 というか栗東の検疫厩舎から関空発でドバイまで行けるようになったんですねえ。 経由地があるのは変らないようですけど。 香港のQUEEN ELIZABETH II CUP。 日本からの第一回登録馬はワールドスケール、バランスオブゲーム、ウインブレイズ。 本気で出ようと思ってないだろ。 バランスオブゲームなんかは良いかもしれないですけどね。 アグネスデジタルやエイシンプレストンの後継者はいないのかなあ。 |
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