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2008/5/16

Horse Racing

Spinning Worldの凄さを知らないおまいらへ

という話かどうかは知りませんが、Stallionsが先週のStallion of the WeekでSpinning Worldを取り上げていました。普通にRandwickでHeavenly GlowとかKosi Bayが勝ったからですが。記事は週が変わって流れてしまいましたが、面白かったのでご紹介。
Spinning Worldは2歳から4歳までの現役生活で14戦してマイルのGIを5勝、更に3つのマイルGIで2着に入るという戦績を残しています。3歳以降はマイルのレースにしか出走しなかった程。
3歳のSpinning Worldの前にはSoviet Star産駒のAshkalaniが立ちふさがり、結局Spinning WorldはFontainebleau、Poulains、Moulin de Longchampと3戦して一度もAshkalaniを下すことが出来ませんでした。それでも3歳でIrish 2000 Guineas、Jacques le Maroisを勝っており、更にはシーズンの最後にBC Mileに遠征してDa Hossの2着に入っているのですから出色であり、それだけAshkalaniが強かったということでもあります。
4歳になってAshkalaniやMark of Esteemという同世代でマイルで覇を争ったライバルが引退する中現役を続行し、序盤にややもたつきますが、Jacques le Marois、Moulin de Longchamp、BC Mileをいずれも圧勝してマイル最強の称号を得ました。
血統は80年代、90年代にNorthern Dancer後継種牡馬の一角としてマイルおよびクラシックディスタンスに多くの名馬を出したNureyevを父に持ち、母系は現在も北米のJazilとRags to Riches、欧州のPeeping Fawn、Thewayyouare、Saddexなど活躍馬の枚挙に暇がないBest in Showに通じ、Niarchosが手に入れたAvienceを基点とするファミリーです。当時すでにEl Gran Senorが種牡馬としても名声を得ており、Niarchosの生産馬にあってもChimes of Freedomが出ていました。同時代の活躍馬にも事欠かない一族であり、競争実績だけでなくこうした血統背景から種牡馬として大きな期待をかけられ、Coolmoreの北米支場Ashford Studにて種牡馬としての活動を開始しました。また、2000年にはリースで日本に来ていました。同時にシャトルサイアーとしてCoolmore Australiaにも拠点を持ちました。
種牡馬としてのSpinning Worldは満足な実績とは言い難く、これまでに8頭のGI馬を出したものの、北半球では2頭に留まっているという事情もあってか、現在では北半球で種牡馬としての活動は行わず、オーストラリアに置かれたままとなっています。
Stallionsの補足するところによると重賞馬は20頭ということなので、列挙しよう。
NameM/F産国生年母父主な成績血統的特徴
Special HarmonyFAUS2000Marooned LadyMaroonedVRC OaksなどGI 3勝Never Bendクロス
Heavenly GlowFAUS2004StarsphereCelestial BountyAJC Oaks、Coolmore Classic、現役Try My Best持ち
Thorn ParkCAUS1999JoyBluebirdQTC Stradbroke H、NZで種牡馬BluebirdからNDとSir Ivorを得る
Spin AroundGAUS2000Be YourselfNoalcoholicAvondale GC、現在香港で現役Nearcticクロス
Spinning QueenFGB2003Our Queen of KingsAraziSun Chariot SNDとNasrullahクロス
Ancient WorldCUSA2000HeadlineMachiavellianVittorio di CapuaNatalmaとNasrullahクロス
Lyrical BidFAUS2000Oh Pretty WomanJevingtonMyer Classic五代アウト
ArlingtonboulevardFNZ2001Golden BridgeGold BroseNew Zealand Bloodstock Breeders' S五代アウト
Echoes in EternityFIRE2000Magnificient StyleSilver HawkSun Chariot S(GII時代)などIcecapade持ち
Kosi BayFNZ2001CalviniaVarickEmancipation SNative DancerとNasrullahクロス
Spin 'N GrinFNZ2001SmileSackfordEight Carat ClassicNative Dancerクロス
Super ProfitCAUS2003Asian InclineSlantSAFでGII勝ちNative DancerとNDクロス
CoupeFAUS1999Kingston CoupSeattle Slew五代アウト
SpinolaFFR2000ExocetDeposit TicketCerry Hinton SNative DancerとNDクロス
Common WorldGUSA1999SpenderellaCommon GroundsGIII Gladness SNDとSir Ivorクロス
King of HappinessCUSA1999Mystery RaysNijinskyGraven SなどNijinsky経由のNorthern Dancer
VisionarioCIRE2004VisionnaireLinamixRochetteNative DancerとForliクロス
Changing WorldFUSA2000Reach the TopCozzeneViolet HPrince Johnクロス
Our QuiviraFNZ2000WichitaUmatillaDermody SMannie Hauk=Show Lady、Bluebirdも入る
Quad's MelodyFIRE1999Fab's MelodyDevil's BagAumaleNever BendとAlmahmoudクロス
ざっと見ましたが、何この共通点の無さ…。オーストラリアで活躍馬を出すというのでもっとSir Ivorを使ってるのかと思ったら、Sir Tristramが入ってる馬すらいません。Best in Showもわりと向こうにあるんですがほとんど使ってないし。これといったパターンが全くなく、Spinning Worldの地力だけっつーか出たとこ勝負という感じはありますね。血統の字面だけを追うとLast Tycoonなんて良さそうですが何頭かいて結果が出ていないと言うことは、Spinning Worldでそういう方向を追求しても効果が無いということなんですかね。Sir Tristramでも全滅してるし。今後は懲りずにFairy Kingで全く走ってないという事実から目をそらしつつEncosta de Lagoとかにトライしてもらいたいものです。
Spinning Worldは北半球での種付けだけを取り上げても、1998年と1999年が北米、2000年が日本、2001年が北米、2002年からアイルランドと動いているのが微妙に影響しているのかなと思わされるところはあります。
初期の産駒は日本にもかなり輸入されていますし、何より2001年産が日本産馬になるわけですが、日本において重賞馬は出ていません。OPではシベリアンホークのキャピタルS、ワールドスケールの駒草賞、スピニングノワールの尾張Sの3つ。
Spinning World産駒の外国産馬といえば藤田与志男オーナーというイメージが強かったんですけど、4頭なのか。どの馬も勝ち上がってるんだから、凄いですね。シベリアンホークは叔父にブラックホークが出ているという血統背景もあってか、今年から種牡馬入りしているようで。藤田オーナーの持ち馬で種牡馬入りとなるとマルターズライオンという例があるわけですが。
そういうわけで、藤田オーナーの訃報記事を見たときにふと思ったのがSpinning Worldだったのですよね…

Preakness S GI Pimlico MD Dirt 9.5F

なんつーか、真逆薔薇様からの参戦がBig Brownの他にはGayegoだけという事態になるとは思わなかったなぁ。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Macho AgainMacho UnoGo Donna GoWild AgainJulien R. LeparouxD. Stewart
2Tres BorrachosEcton ParkPete's FancyPeteskiTyler BazeB. Greely
3Icabad CraneJamp StartAdorahyRahyJeremy RoseH.G. Motion
4Yankee BravoYankee GentlemanVickey JaneRoyal AcademyAlex O. SolisP. Gallagher
5BehindatthebarForest WildcatRhianaRunaway GroomDavid Romero FloresT. Pletcher
6Racecar RhapsodyTale of the CatReflect the MusicA.P. IndyRobby AlbaradoK. McPeek
7Big BrownBoundaryMienNureyevKent J. DesormeauxR. Dutrow Jr.
8Kentucky BearMr. GreeleyTateAfleetJamie TheriotR. Bake
9StevilMaria's MonCompany StormStorm CreekJohn R. VelazquezN. Zito
10Riley TuckerHarlan's HolidayMy Sweet CountryBold RuckusEdgar S. PradoW. Mott
11Giant MoonGiant's CausewayMoonlightandbeautyCapoteRamon A. DominguezR. Schosberg
12GayegoGilded TimeDevil's LakeLost CodeMike E. SmithP. Lobo
13Hey ByrnPut It BackRestraining OrderSkip TrialCharles C. LopezE. Plesa Jr.
というわけで13頭集まりはしたものの…という出馬表であり、更にはその中にあって貴重な重賞馬たるBehindatthebarは左前脚負傷でスクラッチと来ましたよ。もうどうしたらよいのやら。
Big Brownのように人気でKentucky Derbyを勝った馬はここで負けるとあっさりBelmontはスキップと言い出しかねません。Street SenseとかFusaichi Pegasusとかな…Giacomoなどは言うまでもなくThunder Gulch、Monarchos、Go For GinあたりもKentucky Derbyがロングショット気味なんですよね。陣営からはまだ詳細不明ながら枠順発表後には来年から種牡馬入りするというアナウンスも出たわけで、きちんと勝って三冠を懸けるBelmontというストーリーに持ち込んでもらいたいものです。ま、どうやったら負けられるんだろうとすら思えますが。モーニングライン1-2ってふざけてるよなぁ。
GayegoのKentucky Derbyはいくつか弁明可能な要素はあったのだろうし、その最大のものは枠であったのは否定しません。Gayegoにとっては外で、しかも両側を行く馬に挟まれているというのは最悪でしたのでしょう。そんなわけでまともにレースをしていないという見立てならば、結果は問題にしないでも良いかなとは思います。ただ、ちょっとBig Brownが強すぎるんじゃないかとは思われるところではあるし、またBig Brownが前走以上に仕上がってくることは考えにくいとしても、それはGayegoも同じだということが言えます。
別路線としてはLexington Sから参戦になるのが3着Riley Tuckerと4着Racecar Rhapsody。Racecar Rhapsodyはその前がTurfwayのLane's End Sで4着というくらいなので、そこからよほど伸びてないと無理かとは思います。またどちらもPolytrackのレースでダートはというのも疑問として出てくるか。
ダートでの実績となればDerby Trialを勝ったMacho Again、Holy Bull Sを勝ったHey Byrnあたりが浮上。どちらも血統面で今ひとつ押しが足りないかとも思えます。伸び代を考えるとIcabad Craneに注目。4戦3勝で前走はPimlicoの9Fのステークス戦Federico Tesio Sを僅差ながら勝ちました。2着がPeter Pan Sで2着に粘ったMint Laneというあたり、まだまだ上積みが必要なんでしょうけど。

雑記

やきう

帆足が2試合続けて完封とか岸も完封とかあり得ないことが起こりつつ、それにも増して下でつぶし合いをしているというか、追いかけるべきチームに全く勢いがないので、独走し始めました。今のライオンズが独走出来るってのははっきり言っておかしな話なので、そのうち失速していくことかとは思いますが、マリーンズの急降下とか相変わらずぱっとしないホークスとか見てるとなんだかなぁと。
石井一久5勝、涌井4勝、岸4勝、帆足4勝とかなんだこれという感すら漂います。というかこの帆足の復活はなんなんでしょう?今更石井丈裕にパームボールの使い方を教えてもらったとかそういうことでしょうかw。西口がようやく1勝して、調子も戻りつつありそうなのは明るい材料ですが、あの局面で同点にまで持って行かれるのはまだまだなんだろうなとも思わされます。2点差から同点にされてるようではらしさがありません。一方涌井は大量リードの展開できっちり無駄な失点と西口化しましたが。あとキニーを抹消して代わりに登録したのが許で、ナベQ先生のネタ力がアップしたような気はします。
岸なんかは、ある程度失点する可能性を見て、それ以上に点を取ることがまず期待され、完封なんて望外な結果にも思えるので、今日のパターンが本来あるべき姿。ま、そうなってくると岩隈相手だと無理。というかチャンスに弱くて、無駄にホームランだけ量産してるボカチカが恐怖の9番とか言われるのは間違ってます。ああいうのは事故というんじゃないの。ブラゼルも急に打てなくなってきてるし、このままだとまた去年の悪夢が…w。G.G.佐藤にがんばってもらわないとどうにもならない気がします。

2008/5/17

Comic

ヤングガンガン No.11

前号までのレビューはこちら。ヤングガンガン レビュー
柚子ペパーミント◆新連載。佐藤大、ゴツボ☆マサルのライオン丸Gコンビ。最初の数ページでちょっとシリアス目な話になるのかと思ったら…。ま、この組み合わせでそういう期待をするのが間違ってるんでしょうけど。でも、そういうものをちょっと期待させてくれる部分はあり、どういう話になっていくか楽しみにしたいと。
すもももももも◆シリアスにやりたいところでそうさせてくれないマンガなんですね。いろはと早苗が情報を得る場面はわざわざそうする必要があるのかという感じですけど。そして、半蔵の事情。ちょっとあっさり行き過ぎという気もするし、結局そこに頼るのではダメなんじゃないかとは思いますが。
マンガ家さんとアシスタントさんと◆逆に前に出られると引いてしまうのな。オチはある程度予想できてしまいましたが、これはそうならないといけないという様式美の世界ではあります。
黒神◆なんかまた新しい概念が出てきたような。サウザンドには種類があったのね。
WORKING!!◆伊波さんのお約束。
はなまる幼稚園◆おぉ、草野先生がメインって初めてじゃね。小梅ちゃんには高いハードルっぽいけど直ぐに慣れてるなぁ。
フダンシズム◆いつも以上に濃いな。
セキレイ◆風華おねーさん凄いなあ。これがシングルナンバーの実力ってやつですか。同じシングルナンバーでも月海はちょっと真っ直ぐ過ぎるところがなぁとも思うが。美哉と松も含めて老獪って感じもどこかにありますが。アニメはKBS京都がやってくれるかどうかだなあ。
死がふたりを分かつまで◆うーん、これにワイズマンがどう絡んでいるのかというところですね。本格的に関わってくるのはまだ先の話という感じはしますし、こんな段階でピンチを招いているというのはきついのでは。
VARI DRIVE◆急展開w。さてどうする。
探偵◆前までの話と違って、さくさくと情報が提示されていきますねぇ。これはこれで味気ないというか、どうしたいんでしょ。
ユーベルブラット◆グレンが選んだ部隊はこれまでの相手と全く違いますね。グレン自身の対応も凄いのですが、部下もそれを実行できるところが凄い。レベロントたちの方ではどうも武断的なのはレベロントだけということになるのかな。あとの二人がとりあえず逃げることを考えてしまうというのはそういう気がするし、どうもシュテムヴェレヒやバレスターのような執着も持っていないのではないかなとも。グレンの部隊にとってはレベロントの軍団は攪乱要因でしかなく邪魔になるだけかと思うけど、それでもグレンが一切動じていないのはその部下への信頼なのかな。
荒川アンダーザブリッジ◆お前らは適応力が高いですねw
ニコイチ◆菜摘さん、何を妄想したんだ。
サンレッド◆その後の経緯はあまりに残虐シーンになりすぎるために見せられないんですね。わかります。病院止まりで良かったですね。
うめぼし◆またいきなり人間関係が。
なんかアンケートはがきのところが凄いことになってるんですが、いつもこんなでしたっけ。違ったよなあ。この設問を見るとどの辺りの読者層を想定しているのかさっぱり分からんですよ。というか今欲しいものの選択肢にいろいろリアルなものが並んでるのに、なぜ最後に"天然キャラ"とか入ってるんでしょう。趣旨が理解不可能です。

雑記

やきう

グラマンがついに失点して、延長戦に持ち込まれて、負ける。ま、失点の前のボカチカのエラーが酷すぎます。3塁に進まれて、当然のようにスクイズを決められました。あれが無かったら劇場で済んだんじゃないかな。グラマンにとっては不運でした。つか、ボカチカなんかアレでメジャーでは守備固めとかいう記事があったように記憶していますが、なんのギャグだったんですかね。
8回に畳み掛けられなかったのが問題なんですけどね。ま、ブラゼルだからなあと思いつつ。9回も訳の分からないボカチカの盗塁失敗で追加点のチャンスを捨ててるし、ベンチのバカッぷりを曝した試合という気がします。
投げる方は今日も帆足が好投。初回にツーアウトから打ち込まれてやっちゃうかと思ったけど、そこを1失点で凌いで立ち直りました。何が起こってるんでしょう。ほんとに。
そして予告先発でついに許さんが。さてどうなることですやら。西口が元に戻りつつあって、更に許さんまで先発で使えるとなったら、ライオンズ的にはうれしいですが、パリーグ的には大変な事態ですよ。

2008/5/25

Horse Racing

オークスとか

なんか今年は日本のクラシックがいまいち面白くないなという思いはあるのですよ。ダービーはクリスタルウイングが出そうだからちょっと注目して見るだろうけど、オークスは出馬表作ってみたけど、何か書こうという気になれませんでした。
逆に今年は北米にしても欧州にしても3歳が面白いことになっているという感じで注目しているので、その相対的な部分も含めて、わくわくするところがありませんでした。それで、中継を録画はしておいたのですが、結局レースの部分を見るだけで満足してしまいました。というか積極的に東海ドリームなんて見たくねぇですし。
トールポピーは直線でど派手にやらかしてますし、アレが降着無しならカワカミプリンセス@エリ女が改めて納得いかなくなるんですが…。とはいえそれと関係のないところを通ってきたエフティマイアの追撃を抑えきってるんですからそうくさしたものではないかなとも。
エフティマイアはフジキセキの勢いがまだ持続してるのかと感慨すらあるんですが、それまで。相変わらずフジキセキは配合面での狙い所がさっぱり分からんですが、エフティマイアの場合は母系を見るに、Hyperionで強引にサンデーサイレンスにぶつけたという感じかなとも。力業っぽいけどこういうのもありですかね。そういう組み方がラフなところで割引はあるんだろうけど。

雑記

やきう: キモティーが止まりませんw

今日の試合は西口の交代のタイミングがおかしいよなってことで終了。ナベQのお笑い采配がでちゃったというところですかね。西口は前にも変なタイミングで交代して勝ちを消されたのを憶えていますが、まだ信頼感が無い状態なので仕方ない部分はあるか。それでも、2番手以降で信頼できるのは岡本真也とグラマンしかいないのにあそこで交代はないよなぁ。そこで西口を降ろすほどの状況ではなかったと思うし、あと1回西口で、8回岡本真也、9回グラマンで負けるんならそれは仕方ないくらいに思うのですよ。なんであの状況で小野寺?まぁ、そこまで1点しか取れてないのが問題っちゃそうなんですが。
涌井5-3、石井一久5-2、岸5-2、帆足5-0というのは素晴らしいと思いますが、どうもそのあとにやや不安があるんですよね。だから直接岡本真也かグラマンにつなげたら良いんだけど、それが出来ないとこういうことになる。相変わらず冴える左キラーの星野はちゃんと仕事してますけど。というかチームで4敗と一番負けてるのが中継ぎの小野寺ってのは洒落になりません。
ま、ホールトンを連日撃墜されたホークスもどうしたものかと思いますが…。ホークスはこれで抑え不在になってしまうので深刻ですね。

2008/5/31

Horse Racing

東京優駿 GI 東京 芝2400m

何気なくRacing Postの記事を読んでいたら、"Tokyo Yushun (Japanese Derby) (G1)"とか"the Group 1 NHK Mile Cup"とかいう記述に遭遇したことをお伝えします。ま、あまり細かい事情を知らずに書いちゃったんでしょうけど、奴らw。
つーことでダービーです。今年は迷うことなくクリスタルウイングの一点勝負なので、問題はいくら突っ込むかだけですよ。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Deep SkyAgnes TachyonAbiChief's CrownH. ShiiM. Kon
2Success BrockenSymboli Kris SSuccess BeautySunday SilenceN.YokoyamaH. Fujiwara
3Black ShellKurofuneOyster TicketWinning TicketY. TakeK. Matsuda
4Take MikazuchiGold AllureKazumi HarukomaMaruzenskyY. ShibataS. Oehara
5Agnes StarchBubble Gum FellowAgnes RivRivliaK. AkagiH. Oneda
6Monte Kris S.Symboli Kris SKei WomanLast TycoonY. FukunagaK. Matsuda
7Smile JackTanino GimletShe C'est MoiSunday SilenceF. KomakiS. Kobiyama
8Admire CommandoAgnes TachyonToccoaCarnegieY. KawadaM. Hashida
9Meiner CharlesBrian's TimeMeine PretenderZabeelM. MatsuokaR. Inaba
10Rainbow PegasusAgnes TachyonGamble RoseDanehillK. AndoI. Sameshima
11Let's Go KirishimaMejiro RyanMarushin AmonBaillamontH. MiyukiY. Umeda
12SubjectFuji KisekiArantheraDixieland BandY. YoshidaYasuo Ikee
13Venture NineEishin SandyGlad HandCommander in ChiefT. BushizawaS. Kobiyama
14A Shin ForwardForest WildcatWake Up KissCure the BluesR. WadaM. Nishizono
15FlotationSpecial WeekDaiichi FloneReal ShadaiY. FujiokaK. Hashiguchi
16Meisho QualiaManhattan CafeUnknown WatersRahyY. IwataT. Nishihashi
17Shonan AlbaWar EmblemXianlangGreat CommotionM. EbinaY. Ninomiya
18Crystal WingAdmire VegaFairy DollNureyevH. UchidaK. Fujisawa
ディープスカイ。NHKマイル馬。とにかくこの馬の血統のポイントは母のアビにあります。整った血統をフルに活かして名牝系を築き上げたMiss CarmieのラインブリードをBold RulerとPrincequilloのサポートの元に組み上げた綺麗な血統。アグネスタキオンの配合を考えるに当たってはロイヤルスキー則ちBold Rulerの処置というところに注目するのですが、この母の血統ならば十分です。ただ、ちょっと嫌なのが1番枠を引いてしまったというところで、そこを巧くこなせるかどうかということになるのではないかなと。
サクセスブロッケン。ダートで4戦全勝の戦績を引っ提げてダービー。レコードで大差、3馬身半、4馬身、5馬身なのですから恐ろしいものがありますね。芝で走ったらどうかってのは結局レースで他の馬と一緒に走ってみないとわかんないよとも思うわけです。血統を見て判断しようにもシンボリクリスエスの初年度産駒というあたりでこちらも分からない部分が大きいですしね。道中のペースと最後の上がりに対応出来るかどうかなんだと思いますけど。
ブラックシェル。結局脚を溜めて直線勝負して届くのかどうかってことになるのではないかなと。NHKマイルとか見てると、距離はマイルくらいの方が合ってそうですし、ちょっと条件が厳しいか。
タケミカヅチ。基本的に善戦屋のようには思われ、そういうタイプはダービーだとちょっとね。
アドマイヤコマンド。青葉賞馬。この馬もアグネスタキオン産駒で、更には牝系も23-bであるとなると深いところではディープスカイと同じです。1823年産のGallopadeまで行かないと繋がりませんがw。アドマイヤコマンドの牝系はDominoの全妹Mannie Himyarを通ってくる流れで、近親にはリンドシェーバー、後はEstrapade、Criminal Typeの姉弟もいます。ただ、血統の組み方としてはディープスカイが長じているので、その比較で強く推す気になれないなぁ。
マイネルチャールズ。弥生賞馬。マイネプリテンダーは良い繁殖ですねとは思う。器用なレースをするけど、結局のところ差し脚があるというのではないのかなとも。弥生賞みたいに二番手くらいのところからレースを出来ればと言うことになるのではないかな。
サブジェクト。フジキセキ産駒。母父がDixieland Bandなら悪くないんだけど、この馬の場合はどうも母系のアメリカ色が強すぎるようには見える。ラジオNIKKEI杯で重馬場を勝ってるので馬場次第で夢見たって良いじゃないかくらいに。
ショウナンアルバ。皐月賞で控えて大失敗だったので、覚悟完了して行ってくれんかなとは思うんだがなぁ。
クリスタルウイング。青葉賞見てても思ったけど、藤沢厩舎ということもあってか、完成するのはまだ先という印象はあるんですよ。それでもここに出てきたからには応援せざるを得ない。Hyperionが12種14本というある種極まった感はあり、まずはダービーを頂いておこうかということでよろしいかと。大外枠についてはBig Brownを見ても明らかなように、馬の力が抜けている場合問題ではありません。むしろ不利を受けずに自分のレースを進められるという点では有利になります。そしてクリスタルウイングの力は抜けています。これはもうそういう風になっているから仕方ありません。これまでが混戦だったのは皐月賞までのレースにクリスタルウイングが出走していなかったからです。クリスタルウイングが間に合ってたら余裕だったのは自明ですが、それは古馬になってからの更なる活躍のために控えたのだとしておきましょう。以下妄想につき自粛w

Prix du Jockey-Club GI Chantilly FR Turf 2100m

いくらZarkavaが強いといっても、Poulichesの方がPoulainsより時計が速かったといっても、フルゲート20頭で牡馬相手にやる方がきついレースなのは明らか。それにZarkavaから逃げるんだったらこんなとこじゃなくてCoronation Sだろってのはあるんで、これは大いなる挑戦と見てよろしいかと。それにしても騎手がいませんとか言ってて、蓋を開けてみれば土壇場でDettoriが空くかよ。ま、Ibn Khaldounが抜けちゃったのは残念至極なんだけどね。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
117Famous NameDansiliFame at LastQuest For FameP.J. SmullenD.K. Weld
212MontmartreMontjeuArtistiqueLinamixC. SoumillonA. de Royer-Dupre
33DemocrateDalakhaniAiglonneSilver HawkKerrin McEvoyA. Fabre
45High RockRock of GibraltarHint of SilverAlyshebaC-P LemaireJ-C Rouget
510MayweatherNayefMisplaceGreen DesertG. BenoistJ-C Rouget
618SalsalavieFly to the StarsLavayssiereSicyosF. BlondelP. Demercastel
72ChinchonMarjuJaramaHector ProtectorM. BlancpainC. Laffon-Parias
84Vision d'EtatChichicastenangoUberabaGarde RoyaleI. MendizabalE. Libaud
913TrincotPeintre CelebreRoyal RightsRoyal AcademyT. ThulliezP. Demercastel
1014MagadanHigh ChaparralMolassesMachiavellianA. CrastusE. Lellouche
116Zack DreamDream WellHalawaDancing BraveD. BoeufM. Delzangles
1219Full of GoldGold AwayFunny FeerieSilleryT. GilletMme C. Head-Maarek
1316Toris RoisHernandoTreviseAnabaaD. BonillaF. Head
141Hello MorningPoligloteHello MollySilleryAlixi BadelMme C. Head-Maarek
159Achill IslandSadler's WellsPrawn CocktailArtichokeJ. MurtaghA.P. O'Brien
1615StarlishRock of GibraltarStylishAnshanT. JarnetE. Lellouche
178ThewayyouareKingmamboMaryinskySadler's WellsS. PasquierA. Fabre
1820Blue BresilSmadounMiss RecifExit to NowhereW. MongilMlle B. Halley des Fontaines
197Prospect WellsSadler's WellsBrooklyin's DanceShirley HeightsO. PeslierA. Fabre
2011NatagoraDivine LightReinamixaLinamixL. DettoriP. Bary
High RockはRouget先生によくあるローカル開催で勝ちを積んできたのではなくて、最初からパリで勝ってるのだし、前哨戦で6馬身千切って、高らかにこの戦線における主役交代を宣言しての参戦。血統からもけちは付かないし、ここを勝ってそのまま行ってしまえという気分もある。2400mまでなら余裕でこなすだろうと思うけど、中距離でモンスターになる可能性もあるのではないかなとすら。
Thewayyouareにとってマイルはちょっと距離が足りなかったというのもあるだろうし、多頭数で枠が外過ぎたというのもあるだろうし、結局休み明けだったというのも問題だったんじゃないかなと。叩いて距離も延びてとなったら負けられないですよ。Kingmambo X Sadler's Wellsというのは今年も既にHenrythenavigatorがギニーダブルを達成しているように、殊に欧州の芝においては現状で他の追随を許さない組み合わせ。2000-2400mで能力全開となるならばエクスキューズの多い前走は問題にならないのではないかと。
変態血統馬たるFull of Goldは2歳での2000mでレベル的にはやや劣るがCriterium de Saint-Cloudを勝って、今年も初戦でNoaillesを勝つという好調な出だしでしたが、前走のHocquartで4着と大きく負けた。時計の掛かる馬場と展開を希望といったところなんだろうし、ちょっと今のこの段階でってのは難しいのだろうが、それにしても人気急落というにも程があるんじゃねと思ったりも。同厩Hello Morningは底が見えてきてるよなぁと思うが、ここは勝ち負けというより距離を延ばして展望が拓けるかどうかという事が問われているのでしょう。
Hocquartで初勝利となったDemocrateはDalakhaniの初年度産駒がきっちり間に合ってきたというところではあります。Ibn Khaldounの離脱でDettoriが空いたにも関わらずMcEvoyのままってたりでどこまで勝負掛けてるのかなと疑問はあります。買ったばかりだし、まだここじゃないという感じはあるのかと。や、McEvoyがダメって事はなくて、Godolphinのセカンドジョッキーだけど、普通にそれなりのオーナーの主戦を張れる騎手だとは思ってるし、Dettoriが凄すぎるという話ではあるんですが。同じくFabre厩舎で前走GIIでそろそろという感じに初勝利を挙げてきたのがProspect Wells。Sadler's WellsにShirley Heightsと今となっては古典的な良血の本格配合というところはありますが、それだけに配合に対する信頼感は十分。牝系はGreen Valleyのファミリーで、Wertheimerが手放したところからの活躍馬が目立っていましたが、こいつは馬名にも明らかなようにProspect Parkの下であり、その中核を成しているとも言えるライン。ま、それだけに2400mの方が良かったと言えるのかも知れませんが。
3連勝でのし上がってきたTrincotはPeintre Celebre産駒に実が入ってきたとなれば面白いのではないかと思われる。
ざっと血統を見てたら、これだったら2400mのままだった方が良かったんじゃねという馬が結構目に付くんですよね。Grand Prix de Parisへの通過点という感じもあるし。

Comic

増刊ヤングガンガン Vol.3

いつも通りに。
前号までのレビューはこちら。ヤングガンガン レビュー
BAMBOO BLADE(土塚理弘、五十嵐あぐり)◆みんなそこに集まってくるんですね。それだけ良い場所になったんだなぁ。しかしコジロー先生…。そしてユージ…。
すもももももも(大高忍)◆お下品。こういう話でネタにされるのって毎回早苗じゃね。
マンガ家さんとアシスタントさんと(ヒロユキ)◆足須さんの休日。よく耐えてるなぁ。
しるぶぷれ…(藤原カムイ)◆南フランス旅行記。特に何があるということでもないですけど。
BLACK(玉置一平)◆こういう感じのシリアスに片寄ったものを連載で読みたいとは思う。ムカンノテイオーも基本的にはシリアスな話だったと思うけど、ちょっと下ネタに走りすぎていた部分はあったので。ただ今回の作品はギミックがやや荒唐無稽と言ってしまえるのが残念か。
アストロベリー(金田一蓮十郎)◆毎回毎回間が空きすぎて大変ですね。まこさんは天然過ぎるところがあるからなあ。それ以上に博士はあり得ないですけど。
セキレイ(極楽院櫻子)◆ま、期待に違わぬといったところです。
Brigid(たかしげ宙、パクソンウ)◆力では技術を越えられないという話ではあるかね。しかし何でこのタイトル?
愛でませTiny Boy(雪城よし)◆これまでのシリーズでは無くなりましたね。似たような話というかシーンをエロマンガで読んだような気がしますよ。雪城さんが描いたエロマンガというわけではないですけど。ま、ありがちな話といえばそれまでかな。こういうものでありがちでダメとは思わないですけど。
サーバント×サービス(高津カリノ)◆新キャラ登場でほぼその話。平日の昼間にオフ会ってのはどうなんだ。
神凪(高橋翔馬)◆ヤングガンガンマンガ賞準グランプリ受賞とのこと。メリハリがあって良いと思う。いかにも読み切りという終わり方をしているんですが、そこはそういうのもありかなと。秋に短期集中連載で本誌に登場ということですから、その時に期待したいです。描き込みが細かいのですが、連載になってそれが出来たら凄いと思いますし。今回の作品は編集部が中綴じの中心になるページに見開きで2ページ使い切ったシーンが来るように掲載ページの調整をしたのかなという風にも思いました。それだけ期待が掛かってるということなのかな。そうして編集部が見せようとしたのがクリーチャーの造形と描き込みということになると、そういうものを重点に推していくのだと思っていて良いんですよね。
魔法少女☆小林(吉田さん)◆魔法少女関係ねぇ。しかし基本4コマでギャグマンガだということを考えてもちょっと絵がなぁ。力の入れどころを間違っている気がします。
ギブミー!チョコロイド(レツ)◆狙ってやっていることに対して古いと言ってしまうのは野暮なんだろうけど、それでもこれはないよなと思ってしまう。
探偵たん(松浦マーヤ)◆前回も載ってましたね。それなりに好評だったんだろうか。そりゃ今回も4つの作品を競べたら一番かと思うけどなぁ。
ほたれん(坂本太郎)◆新人特集に何故か混ざっている太郎ちゃん。今回も下ネタばかり。要するにヤングガンガンをどういう方向に持って行きたいんですかということになるんではないかなと。
てんがろん(トミイマサコ、蝦川ヤエコ)◆蝦川ヤエコさんにはこういう雰囲気の作品の方が合ってるんでしょうねぇ。そう思うと、本誌の連載はちょっと便利に使われすぎたのかもと。
咲(小林立)◆番外編。龍門渕の女の子たちの一時。メインは衣ですね。軽く明かされている事情みたいなものがあったり。これからの本編の話にちょっと関係するのかなぁ。
めがねーちゃん(私屋カヲル)◆なんてオチだ…。面白かったけど。
ハナウタヒメ(衛藤ヒロユキ)◆わりと素の衛藤ヒロユキという感じの作品。独特のセンスは変わらないですし、本誌でも読みたいなぁ。
アソビバ(小玉有起)◆小玉有起さんはこういう瞬発力的な作品の方が良いのかなあ。
サンレッド(くぼたまこと、DOUBLE-S)◆うむ、フロシャイムがちゃんと悪役だw。でもリアルに描くと全然違う人たちだなぁ。そういうものを読んでみたいと思える良い企画でした。
神サマのらくがき(いとだまる)◆増刊ヤングガンガンの常連っぽいのですが、どんどん良くなっているとは思う。ヤングガンガンというよりガンガン向けかなという印象も受けるんですが、ある意味ヤングガンガンがあることで、こういった雰囲気の作品がガンガンから無くなっているようなところはあるのかなとも。
今回はとにかく高橋翔馬さんの神凪が良かった。今後の登場に期待が持てるのでまずは秋の短期連載がどうなるかということに注目ということになりますかね。サンレッドは企画の勝利かとは思われ、こういうのは増刊の良さかな。DOUBLE-Sさんが描くシリアスなサンレッドってコンスタントに読んでみたくなったよ。
 

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