Revery_L_Elektra
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2008/10/19

Comic

ヤングガンガン No.21

前号までのレビューはこちら。ヤングガンガン レビュー
うらさい◆新連載。原作しろがね杏、作画柚弦。柚弦さんはガンガンWINGで見たことがありますね。原作のしろがね杏さんはちょっと分からない。初回は2度状況をひっくり返す展開で、すんなり読めました。初回としては十分な内容でしょう。エロコメ。あまり深く考えては、いけないのだろうなあ。
すもももももも◆半蔵は基本善人なんで腹芸が必要な役回りってのは難しいんじゃないかな。特に相手が天々だと役者が違うしなあ。
んぐるわ会報◆松戸…報われないような、最後でちょっとだけ報われたような。この作品の基本線はそこなんだなと思う。
荒川◆ですよね(オチまで見たときの感想)。ヤン君はシスターのせいでいろいろなトラウマを持ってますけどね。鉄人兄弟も中村工房出身だよなあ…
セキレイ◆明かされる第参段階のルール…といってもかなり御中に振り回されそうな設定ですね。これまであまり出番の無かった陣営にもスポットライトが当たり始めましたか。瀬尾さんはシリアスモード。話の展開でどこまで建人の事などが明かされていくかにも注目ということかな。名前だけだった西の真田も登場…
ニコイチ◆また一つハードルが上がった。いずればらすのではなくて、ばれるのだとは思っていますが、状況がまた複雑になりましたね。今回はほぼ菜摘さんのせいですが。そこで声を掛けちゃったのは油断だと思われ。でも極端から極端に走るなあ。
ロトの紋章◆イシスの砂海ってことはギランさんはどうしてるんだろうと。キラの育ての親でもあるわけだし、何らかの形で出番があってもよいように思うが。
フロントミッション◆OCNはミューミルガン市を占領されて崖っぷちというのがファーストのゲームスタート時の状況でしたか。そうなると今回の話はその前の話から始まっているので、この二人もきつい事になるんでしょうね。
はなまる幼稚園◆柊はこうと決めたら絶対に引かないですよね。時代劇って子ども受けする面は多分にあると思いますけどね。最近のはちと捻りすぎな感じはあって、もっと単純に時代劇というようなものがあれば良いのにとは思ったり。
咲◆インターバルその2。咲復活編。これでようやく本当の勝負が始まると見て良いのかな。
サンレッド◆妙なところで法規に律儀な悪の組織だな。
黒神◆お約束、お約束。エクセルはこのままさようならしてしまうには惜しいキャラでしたし、随分時間を掛けた感もありますが、よかったようには思う。シュタイナーはやはりというところですが。
WORKING!!◆かたなしが壊れたw。まぁ伊波さんのせいなのは間違いないが、全員一致で結論がそっちに行ってるのが…事情を知っているのは相馬だけか。種島もある程度は気付いている素振りがあったはずなんですがねえ。そしてとどめを刺すのはなずなか。アレが伏線になったとは思いもよらなかった。
フダンシズム◆姉の方が常識はあるんだよなあ。いつの間にかキャラが多くなって話が展開し始めているのかな。東峰さんはそういう事情か。
ハーメル◆ああ、ティナー・サックスはそういうことですかね。そうじゃないとさすがにあんな剣は持ってないだろうし。で、あの母親は自業自得じゃなかったか。ギャグとはいえ怪しい魔法をよく使ってたし、それで定着してたような。クラーリィはその妹をほったらかしなのだろうか。前は完全に妹馬鹿というキャラだったはずだし、何らかの手を打つような気はしますがね。スフォルツェンドにいてそれどころじゃないのかも知れませんが、剣士であるティナーがスフォルツェンドに来ているのはその関係かなとは思うし。しかしトロンは何があったんだろう。
ユーベルブラット◆その問いをケインツェルにぶつけるのはやはりエルサリアだったということですか。その正体から何から何まで知っていたのは驚きですが、ピーピか。ま、エルサリアの問いかけには一部エルサリア自身の願望が混じっているような気がしますが、これってどこかで英雄のしたことを知ってしまった上でもグレンの偉大さを確認したいということなのかな。そしてクヴェリアはクファーとの関係で何か知っていそうですね。しかし、髪の毛が邪魔だな。
マンガ家さんとアシスタントさんと◆巻末のカラー。足須さんはよくこれで愛想尽かさないな。5ページ目の最後のコマが本当に異様な状況です。

2008/10/23

Horse Racing

Breeders' Cup Ladies Day

二日間のシリーズで160頭が出走となんかもう異様な状況にすら見えてきます。今回はレースを新設したことと、Santa AnitaのPro-Rideという合成馬場での初開催という辺りで出走馬が集まったとは思いますし、今後どうなるかというのを特に去年と今年で増えたレースを中心に注意してみていく必要はあるのではないかなとも。ともかく、初日に集められた牝馬限定レースを一通り。私は牝馬戦が好きなので下手すると初日のレースの方を愉しみに待っているかも知れない。
Filly and Mare Sprint AW 7F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1MagnificienceStormy AtlanticFashion DelightFappianoDavid Romero FloresBruce Headley
2IndyanneIndian CharlieMerchantSilver GhostRobby AlbaradoGreg Gilchrist
3IntangarooOrientateTasso's Magic RooTassoAlonso QuinonezGary Sherlock
4Lady SprinterOrientatePassionate PlayerDixieland BandRene R. DouglasJuan J. Reviriego
5Indian BlessingIndian CharlieShamefulFlying ChevronJohn R. VelazquezBob Baffert
6ZaftigGone WestZoftigCozzeneRafael BejaranoJames A. Jerkens
7Dream RushWild RushTurbo DreamUnbridledKent J. DesormeauxWilliam Phipps
8Tiz ElementalCee's TizzyBlending ElementGreat CommotionJoel RosarioCarla Gaines
9Dearest TrickskiProudest RomeoTrickskiPeteskiMike E. SmithJohn W. Sadler
10Miraculous MissMr. GreeleyNo Small MiracleSilver DeputyRamon A. DominguezSteve Klesaris
11JazzyMutakddimJollie FilleSouthern HaloAlan GarciaMark A. Hennig
12VenturaChester HouseEstalaBe My GuestGarrett K. GomezRobert J. Frankel
13Tizzy's TuneTiznowFlowing MelodyEternal PrinceAlex O. SolisRonald L. McAnally
14La TeeBroken VowAshcreekStalwartJon Kenton CourtMark Glatt
好メンバーの一戦。3歳のIndian Blessing、古馬のIntangarooの2頭が順当に人気を分け合っており、レースも彼女たちを中心に展開するだろう。今年の7Fという距離設定の妙はあるかと思われ、どちらも得意なフィールドでの勝負になる。ここに絡んでくる存在としてVenturaやZaftigに期待が掛けられているようだが、Venturaはマイルくらいの距離は欲しい馬であり、7Fでスプリント勝負をされると苦しいだろう。Zaftigもマイル戦のAcorn SでIndian Blessingを徹底マークで下したが、7Fだとそのままいかれてしまいそうだ。一方7Fの距離を恨んでいそうなのはDream Rushだろう。7FでもDream Rushには長く6Fのレースならと思うが、Indian Blessingに嫌がられるレースにすることは出来るのではなかろうか。Dream Rushをあっさり振り切るようなら凄いとは思うが。
Indyanneはスクラッチする。
Juvenile Fillies Turf 8F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1April PrideFalbravHastaTheatricalDavid Romero FloresRichard Hannon
2LaraghTapitRose of SummerEl PradoEdgar S. PradoJohn P. Terranova II
3MaramSahmAmerican DreamerQuest For FameJose LezcanoChad C. Brown
4C KarmaExchange RateC B CarmSlickCornelio H. VelasquezGregory de Gannes
5Emmy DarlingGraeme HallDance DelightColonial AffairRafael BejaranoJohn W. Sadler
6Freedom RingsProud CitizenDana's WeddingComplianceAlan GarciaDavid G. Donk
7ConsequenceEl PradoEducated RiskMr. ProspectorJohn R. VelazquezClaude R. McGaughey III
8Sugar MomMonarchosPlenty of SugarAscot KnightEibar CoaWayne M. Catalano
9RendaMedaglia d'OroTen CaratsCapoteSebastian O. MadridJuan D. Arias
10Beyond Our ReachDanehill DancerBluebell WoodBluebirdLanfranco DettoriTommy Stack
11Saucey EveningMore Than ReadyJeweled LadyGeneral MeetingGarrett K. GomezH. Graham Motion
12Heart ShapedStorm CatTwenty Eight CaratAlydarJohn Patrick MurtaghAidan P. O'Brien
こんなもの分かりませんわ。
欧州でGIを勝てるような馬はこの時期に無理をさせないのは当然のことで、Heart Shapedなんかの遠征をどう判断するか。他にはApril PrideとBeyond Our Reachが遠征してきた。
MLを見る限りではLaraghが人気を集めているようだ。Keenelandの芝戦を勝って参戦するTapit産駒。今年はPulpit後継となる種牡馬がフレッシュマンサイアーとして出始める年だったようで、Tapit、StrollがFirst Crop Leadingの上位に付けていますし、去年産駒がデビューするもやや不振だったSky Mesaが2年目にGI馬を出したりと全体的に好調とSire of StallionとしてのPulpitが良さそうな雰囲気。
Juvenile Fillies AW 8.5F
Tapit vs. Sky Mesa…Strollもいます編。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Evita ArgentinaCandy RideJealous WildcatForest WildcatAlex O. SolisJohn W. Sadler
2PersistentlySmoke GlackenJust RewardDeputy MinisterAlan GarciaClaude R. McGaughey III
3Black Magic MamaBlack MamboOur Dear HelenBate's MotelRafael BejaranoDoug F. O'Neill
4Sky DivaSky MesaSwift GirlUnbridledRamon A. DominguezSteve Klesaris
5Be SmartSmarty JonesEishin BridleUnbridledGarrett K. GomezD. Wayne Lukas
6Van Lear RoseStrollDevaluationConquistador CieloChantal SutherlandCatherine Day Phillips
7Dave's RevengeThe Cliff's EdgeMidnite DeeliteAfternoon DeelitesJoel RosarioRobert B. Hess Jr.
8C.S. SilkMedaglia d'OroRemember the DaySettlement DayRobby AlbaradoDale L. Romans
9Palacio de AmorDixieland BandHaitian VacationPetionvilleVictor EspinozaMyung Kwon Cho
10Stardom BoundTapitMy White CorvetteTarr RoadMike E. SmithChristopher S. Paasch
11Pursuit of GloryFusaichi PegasusSophisticatStorm CatJohn Patrick MurtaghDavid Wachman
12Dream EmpressBernsteinChinese EmpressNijinskyKent J. DesormeauxKenneth G. McPeek
13DoremifasollatidoBernsteinConsider It DoneGreen DancerEibar CoaJames A. Jerkens
しかしBlack Mamboと来たか。全体的に若い種牡馬の産駒が多く興味深い。
人気は前哨戦のGIを勝ってきた4戦2勝のStardom Boundと2戦2勝のSky Divaが分ける。どちらも差し、追い込みタイプのレースをするので先行馬に不意打ちされて持って行かれる可能性に注意しておいた方が良いだろう。コース経験があるStardom Boundはより極端な追い込み馬で13頭が出走するこのレースで大外から捲って直線勝負はギャンブルとも思える。Sky Divaはそれよりは器用にレースをすることが出来るので、ひっくり返せるのではないかと思う。事実Stardom Boundは2戦目のSorrento Sで差し損ねて2着というのがある。
3番手はKeenelandを勝ったDream Empressだが、Stardom Bound、Sky Divaの2頭と比較すると相手に恵まれたレースをかろうじて勝っているという印象はある。
一時はFillies' Mileを勝ったRainbow Viewが遠征を検討しているとも報じられていたが、遠征してきたのはCheveley Park S 3着のPursuit of Glory。母がSophisticatというあたり良血万歳なところはあるが、牝馬のFusaichi Pegasusは好かんな。
Filly and Mare Turf 10F
Santa Anitaの芝10Fはちとスタートの位置が悪いが。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Sealy HillPoint GivenBoston TwistBoston HarborPatrick HusbandsMark E. Casse
2VacareLear FanAppealing StormValid AppealJose Valdivia Jr.Christophe Clement
3Forever TogetherBelong to MeConstant CompanionRelaunchJulien R. LeparouxJonathan E. Sheppard
4VisitOasis DreamArriveKahyasiRyan L. MooreSir Michael R. Stoute
5Wait a WhileMaria's MonFlirtatiousA.P. IndyJohn R. VelazquezTodd A. Pletcher
6DynaforceDynaformerAletta MariaDiesisAlan GarciaWilliam I. Mott
7MauralakanaMuhtathirJimkanaDouble BedKent J. DesormeauxChristophe Clement
8Halfway to HeavenPivotalCassandra GoIndian RidgeJohn Patrick MurtaghAidan P. O'Brien
9Folk OperaSingspielSkiphallHallingLanfranco DettoriSaeed bin Suroor
10Pure ClanPure PrizeGather the ClanGeneral AssemblyEdgar S. PradoRobert E. Holthus
米欧の名牝が集まった良いレース。
前哨戦から早くもSanta Anita入りして準備したWait a Whileが悲願のBCタイトルを狙う。だが、相手は北米のGI馬Mauralakana、Dynaforce、Pure Clan、Vacare、Forever Togetherにカナダで勝ってきたFolk Opera、愛ギニー馬であるHalfway to Heavenと実にエグイ。どの馬が来ても驚くには値しない。
Wait a Whileは今年はこの1戦に全てを掛けている。10Fなら何とかなる馬であるし、Santa Anitaの芝はYellow Ribbon Sを2勝とSan Gorgonio Hを1勝と3回出走して全て勝っている。そうした面で自信を持っているだろうし、2006年には直線でOuija Boardらに捕まり、2007年は出走することすら出来なかったと、今回に期するものは大きいはず。
そのWait a Whileに立ち塞がる最大の敵はHalfway to Heavenであろう。遠征してFilly and Mare Turfを勝つのはOuija Board、Islington、Banks Hillとモンスターの領域に達していないと難しいものがあるが、今年の欧州3歳牝馬の実績とその中にあって愛1000ギニー、Nassau S、Sun Chariot SとGIを3勝してきたHalfway to Heavenの実績ならばそう見劣りはしない。PivotalはMegahertzを出していたようにアメリカの芝10Fならこなせるし、Halfway to Heaven自身もNassau Sで10Fをこなしている。
北米馬でもMauralakanaは侮りがたく、パワーを問われる展開になればDynaforceの出番が来るだろう。Mauralakanaは今年になって戦績が安定し、7戦して5勝、2着が2回という結果を残している。Flower Bowl Invt.ではDynaforceの前に2着に終わったが、Dynaformer産駒向きの渋った馬場での結果であり、悲観することはない。一方のDynaforce。この馬もMauralakanaと同じくフランスからの移籍馬で、東海岸でMauralakanaやForever Togetherと激戦を繰り広げてきた。条件が向いたときの強さは疑いようがないが、今回はその条件を求めるのは難しく、地力を問われるところはある。
Forever Togetherは今年の夏に頭角を現した上がり馬だが、10Fだとやや距離が長いかも知れない。
北米の3歳馬ではAmerican Oaks Invt.を勝ったPure Clanが参戦する。前走Garden Cityでは差しきれず2着に終わったとはいえ、Kentucky Oaks3着などの実績があり、基本的に安定した結果を残す馬が人気薄になってしまうのだからこのレースは恐ろしい。
VacareはPalomar Sを勝ち、Yellow Ribbon Sで2着と何とか復活できた。Yellow RibbonではWait a Whileに対して差を詰めにかかるも、Wait a Whileが上手だった。前走で見せられた差を何とかクリアすれば十分勝機がある。
カナダのE.P. Taylorを勝ったFolk Operaだが、やや相手が軽かったようには思う。Sealy Hillは2007年のSovereign AwardsでHorse of the Yearを獲得した女傑だが、今年はやや苦しんでいる。遠征したVanity Sも5着に終わった。遠征馬Visitは祖母がKeraliであり、前走はSun Chariot Sで3着。この良血が目覚め始めているとしたら面白いが。
Ladies Classic AW 9F
Distaffのままで良いのにと思う。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1ZenyattaStreet CryVertigineuxKris S.Mike E. SmithJohn A. Shirreffs
2HystericaladyDistorted HumorSacramentadaNorthairGarrett K. GomezJerry Hollendorfer
3Cocoa BeachDoneraile CourtVisioneraEdgy DiplomatRamon A. DominguezSaeed bin Suroor
4Music NoteA.P. IndyNote MusicaleSadler's WellsJavier CastellanoSaeed bin Suroor
5Carriage TrailGiant's CausewayManoaSeeking the GoldKent J. DesormeauxClaude R. McGaughey III
6Ginger PunchAwesome AgainNappelonBold RevenueRafael BejaranoRobert J. Frankel
7Santa TeresitaLemon Drop KidSweet GoldGilded TimeMichael C. BazeEric J. Guillot
8Bear NowTiznowContorlledIn ExcessEurico Rosa da SilvaReade Baker
ClassicのCurlinと比較してどちらが堅いかというとこっちではないかという気もする無敗馬Zenyattaが登場する。地元での開催であり、Pro-Rideのレース経験があることから死角は見あたらない。Lady's Secret SではHystericaladyをものともしなかった。Zenyattaに恐れを成したか8頭とレースがしやすい条件は揃っている。
Beldame SでCocoa Beach相手に真逆の敗戦を喫したGinger Punchだが、去年勝っている意地はあろうし、牝馬路線を支えてきたのはZenyattaではなくGinger Punchである。今年もGIを3勝にSunshine Millions Distaffを付ければZenyattaに何ら見劣りはしない。Belmontが苦手とは思わないが、去年もBeldame Sで負けて連勝が止まっての巻き返しでBCを勝っている。今年も似たようなものではある。
3歳ではProud Spellは合成馬場が苦手ということで出走しなかったが、Music Noteが出走する。Gazelle Hを圧勝しての参戦となった。勝つときは圧勝し、Proud Spellに負けたAlabama Sも完全にProud Spellを上回る勢いで飛んできてはいたので、そういった展開になれば期待出来るだろう。HystericaladyやBear Nowがハイペースを演出してくれることを期待することになるか。GodolphinからはCocoa Beachも出走してくる。Beldame Sを勝ったその実力は今年のドバイでの活躍もあり、疑いようがない。
Spinsterを圧勝したCarriage Trailはあれが本物なのかよく分からない。Bear NowはKentucky Cup Distaffからの参戦。今年はあまり大きなところを走っていないので掴みづらい。

2008/10/25

Horse Racing

Breeders' Cup

Classic AW 10F
西海岸の合成馬場で実績を挙げているWell ArmedはオールウェザートラックなのにDirt Mileを名乗るレースに出走。このヘタレがと言いたくもなるってもんです。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Go BetweenPoint GivenMediationCaerleonGarrett K. GomezWilliam I. Mott
2Casino DriveMineshaftBetter Than HonourDeputy MinisterVictor EspinozaKazuo Fujisawa
3TiagoPleasant TapSet Them FreeStop the MusicMike E. SmithJohn A. Shirreffs
4Duke of MarmaladeDanehillLove Me TrueKingmamboJohn Patrick MurtaghAidan P. O'Brien
5HenrythenavigatorKingmamboSequoyahSadler's WellsJohn R. VelazquezAidan P. O'Brien
6Smooth AirSmooth JazzAir FranceFrench DeputyManoel R. CruzBennie F. Stutts Jr.
7Student CouncilKingmamboClass KrisKris S.Shaun BridgmohanSteven M. Asmussen
8Raven's PassElusive QualityAscutneyLord at WarLanfranco DettoriJohn H.M. Gosden
9CurlinSmart StrikeSherriff's DeputyDeputy MinisterRobby AlbaradoSteven M. Asmussen
10FairbanksGiant's CausewayAlaska QueenTime for a ChangeRichard MiglioreTodd A. Pletcher
11Colonel JohnTiznowSweet DamselTurkomanEdgar S. PradoEoin G. Harty
12Champs ElyseesDanehillHasiliKahyasiAlan GarciaRobert J. Frankel
そんなわけでMLで7/5(2.4倍)とおかしなオッズをつけられたCurlinがSanta AnitaのPro-Ride馬場に適合するかどうかというのが勝負のポイント。今年は芝挑戦となったMan O'War Sで2着に敗れているが、ダートトラックではDubai World C、Stephen Foster、Woodward、Jockey Club GCとGIを4勝。ドバイ遠征で燃え尽きたということもなく、むしろダートにおける手のつけられ無さは増しているのではないか。合成馬場でレースをするのは今回が初めてであり、今年はダートじゃないからとばかりに遠征してきた欧州勢にやられるようだったらちょっとどうかという事になるのかなとは思うところ。
今年のBCは欧州馬の遠征が多く、レースの興業として考えれば、合成馬場での開催はひとまず成功していると見てよいのではないだろうか。Noseda師はSanta AnitaのPro-RideがLingfieldのPolytrackに似ているとコメントしている。また、Gosden師はこの季節のカリフォルニアは馬にとって優しい気候であることも遠征の理由に挙げており、毎年カリフォルニアで開催してくれれば良いのにとも。
欧州馬で人気が高いのは意外にもRaven's Passの6/1。圧倒的な人気のCurlinを除いては混戦という見立ての中で一歩抜け出している。Gosden師はダートのレースだったら連れてこなかったとコメント。問題なのはダートトラックにおけるキックバックとのこと。欧州馬はキックバックを顔に受けることを経験していないからストライドを崩してしまうのだそう。Pro-Rideが初めてなのは仕方ないにしても、10Fという距離も初めてとなるのがちょっと気になるところ。
続くのは8/1のGo Between。この馬は西海岸が主戦場で合成馬場を得意としていて、Well Armedがこちらに出走しないとなればCurlin対抗の一番手で無ければならない馬ではあるだろう。Santa Anitaで開催のSunshine Millions ClassicとPacific Classicを勝ち、Santa Anita H、Hollywood Gold Cを2着と西海岸のこの路線で実績が豊富である。3歳の頃は芝で実績を積んでいた馬であり、この辺りでやはり合成馬場は芝で走れる素養のある馬に有利に働く側面があるのではないかなとも思う。
10/1のオッズで多くの馬が並べられている。
Casino Driveもその中に含まれる。Belmont Sがレース直前に回避を余儀なくされ、今度こそはという思いは強いのではないかと思うが、それにしてもちょっと見込まれすぎたオッズなのではないだろうか。実績といえばPeter Pan Sを勝ったに過ぎず、その際下したMint Laneもそう派手に活躍しているわけではない。Santa Anitaで一度使ってのレースになるのは良かったと言える。
HenrythenavigatorとDuke of Marmaladeも10/1である。HenrythenavigatorはRaven's Passと同じく距離経験が無いことが一つのポイントだろう。マイルでの実力はRaven's Passと遜色ないし、Elusive Qualityと比較してKingmamboが劣るわけでもない。ただ、欧州の芝向きであるような見方をされてしまう点はあるのかもしれない。
10Fの実績ならば十分のDuke of Marmaladeは欧州馬の中での比較を見ればなめられていると言っても良いほどだ。それには過去にDanehill産駒がダートでまるで通用していない事実が影響しているのだろう。この辺りも合成馬場とダートとという話に関係してくる。
Fairbanksは評価が難しい。この馬は去年の活躍から今年はどこかでGIを取るのではないかと思っていたが、そもそもGIはDonn Hにしか出走していないし、GIIでも勝ちきれなかった。グレードダウンしているのではないかとすら思える。
Champs ElyseesがTurfではなくClassicに参戦した。この馬は12Fを走れない馬ではない。北米移籍後の出走レースも10Fから12Fの距離で、カナダで12FのGIを2戦こなし、Northern Dancer Turf Sを勝ったのだからTurfに向かうものだと思っていた。合成馬場のレースでは今とは素材が異なるが、Santa Anita Hで3着という実績がある。このとき前にいたのはHeatseekerとGo Between。
Tiagoは引退後のAdena Springs入りが発表されているが、今年で引退とはっきりとしたことは発表されていない。父はPleasant Tapで、来年でも一線でやれる馬ではあるだろう。レースに出てくると面白い馬なので、後一年くらい現役で引っ張ってくれると嬉しい。前が止まって追い込みが効く展開になれば上位に顔を出してくるとは思いますが、それでもCurlinを後ろから差せるとは考えにくいです。
Student Councilは脇役としては良い馬なんだが、こういう舞台になるとそれではちょっと足りないということになるだろう。
北米調教の3歳はBig Brownが引退してしまったためColonel JohnとSmooth Airの2頭が出走することになった。Colonel JohnはTravers Sを勝っており、Big Brownがいなくなった今では3歳馬のトップとして臨まなければならない立場でもある。それがこの人気かと思うとやや暗澹たるものはある。Casino Driveが実績以上の人気を集めているならあ、Colonel Johnは最もその割を喰ったと言えるのではないかな。Santa Anitaでのレースなのだから、こうまで軽視されるとは意外であった。勝てるかどうかで強く推せる馬とは思わないが。
一応メインだけでも印的なものを。
◎Curlin
○Henrythenavigator
▲Go Between
△Colonel John
願望というか妄想。
Turf 12F
大混戦。ペースメイカーのRed Rock Canyon以外のどの馬が勝っても驚かない。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Better Talk NowTalkin ManBenditaBaldskiRamon A. DominguezH. Graham Motion
2Red RocksGalileoPharmacistMachiavellianLanfranco DettoriMark A. Hennig
3Grand CouturierGrand LodgeLady ElgarSadler's WellsAlan GarciaRobert Ribaudo
4Soldier of FortuneGalileoAffiancedErins IsleJohn Patrick MurtaghAidan P. O'Brien
5WinchesterTheatricalRum ChargerSpectrumPatrick J. SmullenDermot K. Weld
6Dancing ForeverRahyDancinginmydreamsSeeking the GoldRene R. DouglasClaude R. McGaughey III
7Red Rock CanyonRock of GibraltarImagineSadler's WellsColm O'DonoghueAidan P. O'Brien
8Spring HouseChester HouseSpring StarItajaraJohn R. VelazquezJulio C. Canani
9ConduitDalakhaniWell HeadSadler's WellsRyan L. MooreSir Michael R. Stoute
10Out of ControlVettoriHeavenly DancerFitzcarraldoGarrett K. GomezRobert J. Frankel
11Eagle MountainRock of GibraltarMasskanaDarshaanKevin B. SheaMichael F. de Kock
9歳のBetter Talk Nowが勝てばそれはそれで面白いと思う。今年もSword Dancerで2着に来るなど、さほど衰えてはいないのには頭が下がる。基本的にレース展開が向いた場合に差してくるタイプであり、2004年にはそれで最低人気での勝利を挙げた。フロック視されることもあったが、その後の活躍で自身の実力を証明してきたようには思う。
2年前に3歳でこのレースを勝ったRed Rocksは、去年が3着。今年は結局Man O'War Sの1戦だけとなってしまったが、このレースに向けて調整してきた様だから問題なさそうか。
MLではRed Rocksが上回っているが、北米の芝12F路線のトップとなればこの馬でなければならなかったのではないだろうか。このレースに向けてGIを連勝し、上々である。負けるときはあっさり負けるのは不満だが。
一番人気を背負うのはSoldier of Fortune。今年はCoronation Cしか勝っておらず、ここ一番でちょっと弱いのは気になる。崩れるという事はないだろうが、何かに足を掬われるのはありそうだ。
St. Legerを勝ったConduitの評価が高い。Eagle Mountainも見ると、このMLはやや欧州馬に対してバイアスが掛かったところはあるかも知れない。と、思ったが、一方ではこんなものかとも。
Sprint AW 6F
このレースも混戦。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Cost of FreedomCee's TizzyFreedom DanceMoscow BalletTyler BazeJohn W. Sadler
2Street BossStreet CryBlushing OgygianOgygianDavid Romero FloresBruce Headley
3Fabulous StrikeSmart StrikeFabulous FindLost CodeRamon A. DominguezTodd M. Beattie
4Midnight LuteReal QuietCandytuftDehereGarrett K. GomezBob Baffert
5First DefenceUnbridled's SongHonset LadySeattle SlewJavier CastellanoRobert J. Frankel
6Black SeventeenIs It TrueFuzzy NavelStrike the GoldClinton L. PottsBrian J. Koriner
7In SummationPut It BackFiesta BabyDayjurJohn R. VelazquezChristophe Clement
8Sing Baby SingUnbridled's SongRoll Over the BabyRollin' on OverJustin ShepherdJack A. Bruner
9Fatal BulletRed BulletSararegalRegal ClassicEurico Rosa da SilvaReade Baker
今年、西海岸のスプリントに君臨したStreet BossとAncient TitleでStreet Bossを下したCost of Freedom、東海岸からはFabulous Strikeに、何とかここに間に合った去年の勝ち馬Midnight Lute、3歳馬でKentucky Cup Sprintを勝ったFatal Bulletが参戦している。この他にVosburgh Sを勝ったBlack Seventeen、Forego SのFirst Defence、今年はBing Crosby2着などの西海岸の実績馬In Summationまで揃い、Benny the Bullの突然の引退は残念だったがそれを感じさせない。
これだけメンバーが多彩だとどうなるか予想も付かない。ある程度Street Bossを巡る争いとはなりそうだが、同条件でStreet Bossを下した上がり馬Cost of Freedomが本物ならばと思う。そしてMidnight Luteが去年と同じ状態になっているのかだろう。
Juvenile Turf 8F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Ninth ClientMalibu MoonBird CageKris S.Julien R. LeparouxD. Wayne Lukas
2City StyleCity ZipBrattothecoreKatahaula CountyTony McNeilCheryl Asmussen
3WestphaliaDanehill DancerPharapacheLyphardJohn Patrick MurtaghAidan P. O'Brien
4DonativumCadeaux GenereuxMiss UniverseWarningLanfranco DettoriJohn H.M. Gosden
5Relatively ReadyMore Than ReadyRelativaParade MarshalCornelio H. VelasquezDavid G. Donk
6VaqueroOrientateSambraStorm CatKent J. DesormeauxMichael P. Leahy
7Coronet of a BaronPure PrizeTime For a CrownTime for a ChangeAlan GarciaEoin G. Harty
8Paddy the ProExceed and ExcelVinickyKingmamboGarrett K. GomezPatrick Gallagher
9OrthodoxPulpitDominique's JoyStrawberry RoadJon Kenton CourtJohn Glenney
10SkipadateSkip AwayValid ApprovalValid AppealShaun BridgmohanMark E. Casse
11Bittel RoadStormy AtlanticSultry SalSultry SongJohn R. VelazquezTodd A. Pletcher
12Grand AdventureGrand SlamVal MarieCoronado's QuestRafael BejaranoMark R. Frosted
人気は3戦全勝でGIII Bourbon Sを勝ったBittel Roadあたりか。Summer Sからは勝ったGrand Adventure、2着Skipadateが参戦。また、Del Mar Futurity 2着のCoronet of Baronが芝挑戦となっている。
欧州馬ではO'BrienのWestphalia、GosdenのDonativumが参戦している。高額賞金戦のTattersalls Millionを勝っているDonativumがどうかとなるのではないか。
Juvenile AW 8.5F
Bushranger参戦。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1MunningsSpeightstownLa CometeHoly BullJohn R. VelazquezTodd A. Pletcher
2Gallant SonMalabar GoldExplicitlyExploitLeslie MawingFrank Lucarelli
3TerrainSky MesaMineryForty NinerJamie TheriotAlbert M. Stall Jr.
4Square EddieSmart StrikeForty GranEl Gran SenorRafael BejaranoDoug F. O'Neill
5Azul LeonLion HeartQuick BlueCure the BluesJoel RosarioDoug F. O'Neill
6Silent ValorLion HeartFew Choice WordsValid AppealEdgar S. PradoTodd A. Pletcher
7Elusive BluffElusive QualityMegan's BluffPine BluffMichael C. BazeEric J. Guillot
8Street HeroStreet CrySquall LindaSummer SquallAlex O. SolisMyung Kwon Cho
9Mine That BirdBirdstoneMining My OwnSmart StrikeChantal SutherlandRichard E. Mandella
10Pioneerof the NileEmpire MakerStar of GoshenLord at WarRobby AlbaradoWilliam I. Mott
11MidshipmanUnbridled's SongFleet LadyAvenue of FlagsGarrett K. GomezBob Baffert
12BushrangerDanetimeDanz DanzEfisioJohn Patrick MurtaghDavid Wachman
13West Side BernieBernsteinTime HonoredGilded TimeSwewart ElliottKelly J. Breen
本来Juvenile Turfの創設は欧州のGIクラスを呼ぶというところにあったのだろうが、今年は合成馬場だからってんでこっちに参戦して来た。GI2勝を含む6戦4勝。Phoenix Sで3着の後、Prix Morny、Middle Park Sを連勝と、間違いなく今年の欧州2歳のトップクラス。
これを迎え撃つ北米の2歳は軸がはっきりとしていない。東のGIを連勝したVineyard HavenはBCへの産駒登録を持たないため出走を見合わせたが、このVineyard Havenに連敗したMunningsや西で勝ったMidshipmanとStreet Hero、Keenelandで勝ったSquare Eddie、Kentucky Cup JuvenileのWest Side Bernieと一通りの馬は揃っている。Norfolk BCSの上位Street HeroとMidshipmanがいるのにどうやら人気はMunningsという辺りが分からない。
Mile Turf 8F
欧州3歳牝馬の実力を示すために…
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1ShakisMachiavellianTawaadedNashwanAlan GarciaKiaran P. McLaughlin
2Kip DevilleKiplingKlondikeEncinoCornelio H. VelasquezRichard E. Dutrow Jr.
3Precious KittenCatienusKitten's FirstLear FanRafael BejaranoRobert J. Frankel
4GoldikovaAnabaaBorn GoldBlushing GroomOliver PeslierFreddy Head
5DaytonaIndian RidgeKykaBlushing JohnAlex O. SolisDan L. Hendricks
6Awesome GemAwesome AgainPianoPentelicusTyler BazeCraig Dollase
7U S RangerDanzigMy AnnetteRed RansomJohn Patrick MurtaghAidan P. O'Brien
8Bold ChieftainChief SeattleHooked On MusicSeattle DancerRussell A. BazeWilliam J. Morey Jr.
9War MongerWar ChantCarnibal DelightHalf a YearKent J. DesormeauxWilliam I. Mott
10Thorn SongUnbridled's SongFestalStorm BirdRobby AlbaradoDale L. Romans
11WhatsthescriptRoyal ApplauseGrizelLion CavernGarrett K. GomezJohn W. Sadler
フランスでGI連勝の3歳牝馬Goldikovaが登場。三代母がWertheimerの凱旋門賞馬Gold Riverという出自で、Lyphard、Blushing Groom、Anabaaと如何にもフレンチな血統であるだけに、Santa Anitaの芝でどうかという懸念はあるが、こなせばあっさり持っていくかも知れない。
北米馬はWoodbineで転けてしまったKip Deville、近走が良くないDaytonaに替わって台頭してきたWhatsthescriptが支持されている。
Dirt Mile AW 8F
All Weather TrackなのにDirt Mileとはこれ如何に。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Lewis MichaelRahyJustenuffheartBroad BrushEibar CoaWayne M. Catalano
2Surf CatSir CatTrust GretaCentrustDavid Romero FloresBruce Headley
3Slew's TizzyTiznowHepaticaSlewpyJoel RosarioDoug F. O'Neill
4Mast TrackMizzen MastNawalHomme de LoiTyler BazeRobert J. Frankel
5Two Step SalsaPetionvilleTwo to WaltzSeattle SlewMartin A. PedrozaJulio C. Canani
6PyroPulpitWild VisionWild AgainShaun BridgmohanSteven M. Asmussen
7Albertus MaximusAlbert the GreatChasethewildwindForty NinerGarrett K. GomezVladimir Cerin
8Well ArmedTiznowWell DressedNotebookAaron T. GryderEoin G. Harty
9Slew's TiznowTiznowHepaticaSlewpyRafael BejaranoDoug F. O'Neill
10RebellionMozartLast ResortLahibEdgar S. PradoH. Graham Motion
11My Pal CharlieIndian CharlieShahaloHaloVictor EspinozaAlbert M. Stall Jr.
12Lord AdmiralEl PradoLady IlslayTrempolinoJohn Patrick MurtaghCharles O'Brien
Well ArmedがClassicではなくこちらを選んだことで注目を集めている。他にHollywood Gold CupのMast Trackも出走とやや日和った選択という印象も受けるが、Dirt Mileというレースにとっては良かったと言える部分はあるのだろう。今年は早々に去年のCigar Mileを勝ったDaaherが引退し、Met MileのDivine Parkもそれっきりになってしまい、メンバーがどうなるかと思ったらこの活況なわけで。Pyroが完全に空気扱いとか。
Turf Sprint 6.5F
Santa Anitaの芝短距離ってHillside Turfなんだよね。いまいちコース設定が掴み切れん。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Heros RewardPartner's HeroLife's PassageCaveatJavier CastellanoDale Capuano
2Fleeting SpiritInvincible SpiritMillennium TaleDistant RelativeJohn Patrick MurtaghJeremy Noseda
3True to TraditionRahySuccessful DancerFortunate ProspectKendrick CarmoucheScott A. Lake
4Only AnswerGreen DesertOccupandisteKaldounOliver PeslierAndre Fabre
5Salute the CountCount the TimeMarie de HesseIron CourageEibar CoaRichard E. Dutrow Jr.
6Storm TreasureStorm BootBoogie Beach BluesCure the BluesShaun BridgmohanSteven M. Asmussen
7Rouse the CatSir CatCrouse MillStrike GoldEdgar S. PradoOllie L. Figgins III
8DiabolicalArtaxBonnie ByerlyDayjurLanfranco DettoriSaeed bin Suroor
9Desert CodeE DubaiChatta CodeLost CodeRichard MiglioreDavid E. Hofmans
10California FlagAvenue of FlagsUltrafleetAfleetJoseph TalamoBrian J. Koriner
11Idiot ProofBenchmarkPerfectly PrettyBertrandoGarrett K. GomezClifford W. Sise Jr.
12One UnionDixie UnionOnceinabluemamoonAl MamoonVictor EspinozaRichard E. Mandella
13Get FunkyStraight ManMiss PopularityStorm BirdJose Valdivia Jr.John W. Sadler
14Mr. NightlingerIndian CHarlieTimely QuarrelTime for a ChangeJamie TheriotW. Bret Calhoun
同条件でMorvich Hが行われており、2着のGet Funkyが本番の人気を集めている。Get Funkyは去年Morvich Hを勝ち、今年はトップハンデで2着となれば妥当な評価とは言えるだろう。一方勝ったCalifornia Flagは軽斤量だったということもあって評価が上がっていない。
欧州馬ではKing's Stand Sで3着の実績があるFleeting Spiritが参戦している。前走はAbbayeで5着だが、あのレースの結果はあまり重視すべきでは無いだろう。一線級と呼ぶのは無理があるが、欧州の重賞馬の参戦自体はレースへの興味を増す。
評価の高さに実績が付いてこないDiabolicalもいる。今年は欧州を主戦場に選んだが、どうも芳しくない結果に終わってしまった。芝でもダートでもいけるというタイプではあるが、ダートに専念していた方が幸せだったのではないかな。
GI馬Idiot Proofがこちらに出走してきた。去年はSprintに有力馬の一角として出走して2着に入る実績で、今年はここまで勝てなかったが、Dubai Golden Shaheenで2着するなど実績は残している。前走Ancient Titleで5着と敗れた事が契機となったようではある。ドバイ遠征でやや調子を落としたのではないかと思うが、北米勢の中ではスプリント能力だけなら図抜けているはずだ。後は芝トラックへの適応に問題が無いかどうかだけだろう。
Marathon AW 12F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Church ServicePulpitTo Be ApprovedWith ApprovalEdgar S. PradoMike R. Mitchell
2Add HeatUnusual HeatChemoloBe a NativeAlex O. SolisBarry Abrams
3Delightful KissKissin KrisDeputy's DelightFrench DeputyCalvin H. BorelPete D. Anderson
4Sixties IconGalileoLove DivineDiesisLanfranco DettoriJeremy Noseda
5MuhannakChester HouseOperaForzandoPatrick J. SmullenRalph Beckett
6ZappaAfternoon DeelitesJulie's AngelTheatricalGarrett K. GomezJohn W. Sadler
7Big BoosterAcceleratorWatersideTopsiderRafael BejaranoMike R. Mitchell
8Cedar MountainGalileoVenturaSpectrumJavier CastellanoNeil D. Drysdale
9BooyahRunning StagCoral NecklaceConquistador CieloJoseph TalamoJerry M. Fanning
はっきり言ってわけの分からないレースだが、距離のファクターだけでSixties Iconが持って行ってしまうのではないか。
距離実績のある馬としてはSan Juan CapistoranoやGallant Man Hを勝ったステイヤーBig Booster、Turfway Park Fall Championshipを勝ったDelightfull Kiss、Cougar II HでBig Boosterを下しているZappa、芝のSan Luis Obispoで2着のChurch Service、同じく芝のSunset Hで2着のCedar Mountainとある程度は集めて役割を果たしているのだろう。芝からの参戦は合成馬場というファクターもあるのだろうが。
その一方、Marathonの創設に合わせて距離延長が成されたBrooklyn Hからの出走馬は無く、やや空回り感がある。
 

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