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2008/12/21

Comic

ヤングガンガン No.24

来年分のNo.1との合併号。
前号までのレビューはこちら。ヤングガンガン レビュー
咲◆アニメ化決定のようで。マンガでもそうだけど麻雀の部分をどこまで描くかというのがポイントになりそうですかね。マンガだと捨牌が一コマしか見えていなくてもじっくり見れば分かることが多いのですが、アニメだとそのあたりをどうするか。
今回は咲において採用されているちょっとしたルールのポイントについて。赤4枚を入れながらダブル役満は無しとなっていて、これと10万点スタートで得点は引く継いでいくというあたりから、ある程度点数の動きを大きくしつつ、しかし一度の和がりだけでほぼ決するような事柄は排除しているような印象です。親のダブルに振ったら96000点で持ち点がほぼ消えますからねえ。まず出ないだろうけど偶発単騎で待たれたらほとんど運の勝負になっちゃうし。そういったあたりでちゃんと考えられたルールなのかなと思わされました。とはいえ0点ぴったりなら続行ってのは鬼な感じですが。今回の華菜を見ていると特にそう思う。
本編は天かよ…とは思った。普段滅多に見ない和がりなので、話のインパクトとしては大きく使いやすいのかなと。ともあれ、咲が覚醒モードで反撃開始か。
すもももももも◆孝士と優介の対決ではどうしても優介に感情移入しがちであることが否定できないんですよね。それで、今回の孝士が優介にぶつけた台詞は残酷すぎるように思える。まだ孝士は選ぶことができていたのだから。優介はそうする以外の方法がなかったのだし、それを孝士のような存在に言われるのは何より許せないんじゃないかな。
サンレッド◆レッドはレッドでかよ子さんには優しいんだよね。今回はちょっと方向が間違ってますけど、かよ子さんはそういうレッドの気持ちをくめる人だし、だからうまくいってるんでしょうね。まあ、そういう事についてはヴァンプの方が有能だし、知らない方が良いよって事もあるんですが。
うらさい◆それぞれのキャラクター紹介的な話が続きますね。一巡するまではこんな感じなんでしょうかね。
フロントミッション◆ジョニーももう少し周りに気を使えていればと思うところはある。アレックスのこの行動は常にジョニーの光輝にあてられて、蓄積していったものの発露であるのだから。それが弾けてしまったのは、味方を犠牲にして生き残るという局面であったのに、自信に満ちて神に愛されているなどと言ってしまったからか…
僕のアイドロイド◆瀬口たかひろさんの新連載。かつて増刊ヤングガンガンに掲載された僕のぱいでんてぃてぃーを再構築して持ってきたという印象なんだが、貧乳なのはどうか。以前の連載あみーごあみーがはちょっと半端だったように思いますので、最初からこういう方向で突き抜けていくのは間違ってはいないかと。
レキオス◆サマンサの変態っぷりが強調されすぎな気も。次辺りから本格的に話が動きそうですね。
カノジョは官能小説家◆プロットを盗んだとはいえ、黒木よりある程度以上にそこそこのレベルで作品を書いていないといけないわけだから、未結羽も実力はあるんじゃないのとか思ったり。
ハーメル◆クラーリィはある程度こういう状況を読んでいたんですね。さすがスフォルツェンドの重鎮になってるだけのことはあるな。この作品は前作のファンへのサービスとなる演出が多くて、それを流れを壊さない程度に混ぜているのが良いのです。今回ならブラッディデスイーターでニヤっと来る人は来る。
死がふたりを分かつまで◆確かに遥には予知能力があるけど、それって常に効力があるようなものではなかったような気がするんですが。それ以前に遥をおとりに使うなよという話でもあるか。護は護なりに相手の裏をかいた行動に出ていますが、ワイズマンがそれより上手か。
んぐるわ会報◆松戸も大変ですね。
同棲レシピ◆竹ちゃんは暴走してるなあ。
荒川◆島崎さんの場合は「ナシ」の方だろうなあ。
BAMBOO BLADE◆一体何のマンガだ…というような内容でしたか。うーん、こりゃ予想以上に大変な性格のキャラだなあ。ここからどうやって話を持って行くんだろう。
黒神◆いや、それは死ぬだろ。これだけ見ているとエクセルたちは強すぎるというくらいなんだけど、そのエクセルは攻め込んで返り討ちに遭い、シュタイナーの献身でエクセルだけなんとか生き延びたという状況だったわけで。
セキレイ◆瀬尾さんは貧乏くじ引かされすぎとは思う。
エアリアル◆これだけで終わりにしてしまうのはもったいないですよ。続きがないと意味がない。
ニコイチ◆菜摘さんは絶対女の子の方を探していましたね。というかその再会は普通には行かないと思う。だってニコイチだもの。

雑記

FIFA Club World Cup 2008

全体としてはガンバ大阪の幸せな時間といった印象。過密日程を何とかこなしてACLというタイトルを得たガンバ大阪へのご褒美とも。
アデレードユナイテッドはACLの決勝でガンバ大阪に打ち砕かれたひ弱なアデレードユナイテッドではなく、鹿島アントラーズを破ってACLの決勝に勝ち上がってきたアデレードユナイテッドであった。もちろんACLでのアデレードユナイテッドが手を抜いたとは思っていないが、3回立て続けに負けるわけには行かないという意志を見た。
マンチェスターユナイテッドが本気でないのは仕方がないことだ。全ての試合に対して全力を尽くすというのは理想であって、実際にそれを強要するのは無体である。それでもFIFAが主催する大会の試合としてマンチェスターユナイテッドと渡り合った事は有意義であった。世界のトップを狙うクラブチームとは斯くあり、そこで見せられた差がガンバ大阪に足りないものである。マンチェスターユナイテッドの真似をしなければならないということではないが、見せられた差を埋められるのなら埋めていかなければならないし、そうしたことを体験したということが何よりガンバ大阪にとっては大きな事だったのではないかな。
そして3位をかけてCFパチューカと本気の試合ができた。ガンバ大阪にホームアドバンテージに類するものがあったのは事実だが、それ以上の内容を持った試合だったんじゃないかな。ガンバ大阪らしいおもしろサッカーであったし。
ガンバ大阪の3試合の中継を見ていてルーカスは良い選手だなと改めて思った。誰が一番印象に残ったかといえばルーカスって事になるんじゃないかな。この大会の試合の仕方はルーカスがいたからこそできた事じゃないかなと。
テレビの中継ではやや気になるところがあった。再三言われていることだが、3位というのは世界の3位ではない。CWCという大会の3位であって、その辺りはインタビューで西野監督が律儀に訂正していた。西野監督がちゃんとそういうつもりでいて、チームを締めていれば問題無いかなとは思うけど。欧州、南米についでアジアが3位になったという事なら納得してやっても良い。この大会ってそういうものでしょ。メキシコのチームとやって勝っての3位というのが収穫といえばそうなるんじゃないかな。
そのパチューカ戦で「ニッポンチャチャチャ」が聞こえてきた。ガンバ大阪のファンとして率直に言うと不愉快であった。ガンバ大阪は日本を背負っていない。この大会でガンバ大阪が背負っていたのはアジアである。AFCのチャンピオンとして参加していたのだから。アジアの代表として参加していたのだということを忘れて欲しくない。これだけではないがガンバ大阪に日本のサッカーを背負わせて欲しくはない。ガンバ大阪はガンバ大阪でしかない。去年は浦和レッズが浦和レッズなりの戦い方で結果を得、今年はガンバ大阪が戦い方を枉げずに掴んだ結果である。どちらが優れているという話ではない。それぞれのチームの特徴を出したに過ぎない。西野監督が日本人監督として云々も何の意味があるのだろう。今のガンバ大阪が西野監督無しには成立していなかったのは事実。でも、それはたまたま日本人監督だったに過ぎない。
また、これも中継の話だが、プレミアリーグの中位から下位に位置づけられるチームと比較されるのも不愉快な事だった。サンダーランドやストークシティを上回ったからといって何の価値があるというのか。

2008/12/28-31

雑記

Comic Market 75

今回は東京滞在だけなら三日間プラス1ということで。
初日
前日が仕事納めということで今年もろくすっぽ準備せずに行かなければなりませんでした。直前二日が雪の影響で仕事も含めてグダグダだったからというのもありますけれども。
時間的にはほぼいつもと同じ。エクスプレス予約の発券さえ面倒だったので、EX-ICでした。11時前に東京駅に着きましたが、今回もコインロッカーの空きが見つからず、夏と同じところを使いました。その影響もあって結局会場に入ったのは12時になった頃。入場の列はなくなっていました。

今回日程が厳しかったので初日に参加するかは迷っていたのです。ただ、[UNI-SEX]さんは初日だろうってのはあって行く前提で動いていたのですね。結局その通りになったわけです。ついにラグナロクオンラインの連作を完結されました。総集編で6冊って凄い分量ですよね。ROをやりこんでいない私でも読める二次創作でした。
後は初日の常として企業エリアに。雑誌系ではブレイドとコミックハイは参加していなかったので一迅社だけ行けたらと。かんなぎのグッズがあったためえらいことになっていました。その時点で初日にこれっくすの入手は諦めて、二日目にかけることにしました。
ほぼそのくらいで終わって、いつもの方々と合流しようとしたのですが、連絡を取って場所を聞いたまではよいものの、私が早とちりをして別の場所に行ってしまい、ちょっと大変でした。私だけ。
初日はそのまま引き上げ。実は初日からぐったりしていて、ホテルにチェックインした後、どこにも出かける気力がありませんでした。軽く休んでから、行動開始。その割には一駅分歩いてマンガ喫茶探したりしたんですけど。
二日目
二日目は西スタートなんですが、東方が東方がという事態でお察しください。
ゆっくりしていったので、会場に入れたのは11時前という状態でした。東方そのものはそこまで入れ込んでいなくて、今回西のスタートだったのは音サークルさんばっかり回る予定だったからです。

CDが10枚は久しぶり。音楽系が9枚とゲーム1枚。音楽系は7枚が東方アレンジ。東方アレンジを聴き始めたのは特に最近というわけでもないのですが、あれもこれもと手を出し始めたのは最近です。これ以上増やさないようにしたいとは思う。
最初に東方のエリアで2ヶ所寄るためにそっちに行ったのですが、人が多すぎてまともに動けない。2ヶ所だけだったので何とかなりましたが、東方が主戦場という人たちは大変だったろうなあ。というかそれで三日目早々に戦線離脱した人がいたし。
西をほぼ終わったら、東に行って結局1冊だけで戻って、一迅社のブースはどうなっているかと企業エリアへ。初日の混雑はどこへやら。列もなく直ぐに買えました。かんなぎのグッズが完売していたからでしょうが、かなり極端な事になってましたね。私はこれっくすがあれば満足なんです。
壁際ヒッキーのスペースに寄ったらかずぼんさんにドリパ大阪にいませんでしたかと訊かれる。見られてたらしい。
私は会場を後にして大井競馬場で東京大賞典観戦。よく考えたら今年競馬を現地観戦したのはこれだけでした。その前に行ったのは去年のJCD。一応関西在住なんですが。なんか酷い状況だ。レースは見られて良かったと思う内容。大井競馬場のどっかあるいはモノレールの駅でPASMOを落としたような気がします。
三日目
私にとっての本番。始発の時間とかは調べていなかったのでいつもこれくらいだったかという時間に出ました。新木場に6時頃ついてりんかい線に乗ろうとしたら、折り返しの電車が混雑で遅れているというアナウンス。新木場に向かうために乗った京葉線も新木場のりんかい線乗り場もそれほど混んでいるようには思えなかったのでどんな状況なんだろうと想像がつきませんでした。国際展示場駅に着くと東駐車場を目指し、6時40分までには駐車場に入れたと思いますが、いつも列を並べられるところが早くも一杯になったようで、その前の通路になっているところで止められてしまいました。去年より早い時間についているはずなんですが人の多さが全く違いました。

会場に入れたのは10時20分過ぎてからで、かなり混雑していました。入った直後は島中のアリスソフト系のサークルさんが集まっているエリアを回って、そこから壁の方をというルートで動いていたのですが、東1の内壁の通路で身動きが取れなくなり、人の流れに流されるままにしていると外にまで連れて行かれてしまいました。この時点でそっちのエリアを完全に諦めました。
そういうわけで今回は並べないだろうなと思っていたCUT A DASHに並べました。と言うか、外周を歩いていたら最後尾の看板が見えて、気がついたら列の中に。でもカレンダーは目の前10人くらいのところで完売になって冊子だけ。そういうのもコミケの醍醐味ということで。
この日は結果的に1冊だけのために西に行った。
戻ってKKSさんのスペースに顔を出しに行くとまあささんがいて8823さんも直ぐに来られたので、合流。パパさんからはいきなりPUSSY CATさん(しかし馬オタとしてはPUSSYCAT DOLLと書いてしまいそうになるね)の紙袋を渡される。何も頼んでなかったんですけど、買っていたらしい。いやー私はソッチ方面完全に諦めていたんですけど、ということで感謝…なのですが、この紙袋はということで途方に暮れました。というのもその中に袋とほぼ同サイズのカレンダーが入っていたんですね。紙袋を折るのは抵抗がないではないけど会場の外にそれを持ち出すよりはと折ってしまうことはできますが、カレンダーは折ると申し訳ないなというのはあるので、いろいろ考えた結果、何とかカレンダーには折り目をつけずに持ち帰ることができました。でもこのカレンダー使えな(ry
それ以外でも複数買っていたものをいくつか融通して貰いました。後はコミトレととらのあなやメロンでどれだけ買うかですね。
みんながまだ回るようだったら、私も一通り見ていこうかと思っていましたが、もう終了と言うことでしたので、あれこれと見て回りませんでした。いつもその段階で増えるので、今回は少ないかと思っていたのですが、そんなのは気のせいでしたよ。
三日目は終了の時間までいて、KKSさんの撤収を見つつ、会場からゆっくり出たと思います。いつもの皆さんと飲み会。楽しい時間でした。
四日目
秋葉原に行くだけの気力もないし、家にお土産とか買わなくては行けないしということでちょこちょこ動いて新幹線で帰宅。地元の在来線が遅延していてちょっと酷い目に遭いました。
今回のコミケで思ったのはとにかく来る人が多くなったんだなと。入場待機列にならんだ二日とも、その時点でちょっとあり得ないなと思う人の数でした。当然会場内はそれだけ人が多くなるわけですが、それに伴ってマナーの悪いというか、周りの状況が見えない人も一定の割合でいるということになるのでしょう。残念ながら。二日目はカートを引いて走る人を外周で何度か見ました。危ないなと思っていると案の定人の足を轢いていく光景を目にしたんですが、それでも全く立ち止まりもしないんですね。あれだけカートを持っている人は注意するようにいわれているわけだし、それ以前に走るなという事もあるんだけど。
あと人が多いところでは単純にカートが邪魔。絶対的に人が多いと動きにくくはなるんだけど、全く前に行けなくなるのは人というより、その荷物があるから。荷物に引っかかって動けなくなる。そしてよく邪魔されたのはカートとリュック。どちらも自分の後ろにあるから邪魔していることに気付かないんですよ。荷物が重くなると肩から提げるよりリュックにした方が楽で動きやすいのは分かるけど、リュックは通路の邪魔になりやすいということは頭に入れておくべきじゃないかな。だから人混みの中にいるときはできるだけ、手で持ってください。周囲の状況に応じて荷物を避けられるように。そういう意味では一般参加者のカートって論外な気はするが。
私だってまだ新参の部類に入る参加者だと思いますが、とにかく気になったので書き留めておくことにする。大して難しいことを要求されているのではなくて、周りを見て、周りのことを考えて行動してくださいということだけのはずなんだけどなあ。あまりにも周りが見えていない、自分勝手というのが多い気がしました。
私はコミケに来る前に関西のイベントでそういう空気を吸ってたってのはあるし、最初から濃い人たちにいろいろ教えられたと言うのもあるけど。だからそういう経験がまるでなくて、同人誌即売会に来るのはコミケが初めてという人には分かりにくい暗黙の了解といったものもかなりある感じですが、普通にしていたら直ぐに分かることだと思うしなあ。
実は暗黙の了解的なルールって便利で、それを明文化してしまうと必ずその裏を突こうとする奴が出てきてしまうんですね。だから境界を曖昧なままに保って裁量で運用できる余地を残さないといけないというのはあるのではないかなと思います。○○は禁止って言ってしまうと○○じゃないから良いだろうという事を言う奴は出てくるものです。だからコミケのルール的な内容ってまとめられるものではないし、そういうことをやってしまう事で別なリスクを産むってことを忘れてはいけないかと。

2008/12/31

2008年を振り返る

年が明けてから振り返るのも恒例になってしまった。

マンガ

どうにも一年を振り返って「これ」と強く言えるコミックが無かった様な感じはありつつ、雑誌単位では面白いものがあれこれとあるので、まとまりきらない。ただ、ずっと読み続けていた作品が終わっていくという一年でもあって、それはかなり寂しいものだった。
定期購読している雑誌ではコミックREXにとにかく面白く読める作品が多かった。「てとてトライオン」の連載が始まったときはどうなる事やらと思ったが、実に面白い。原作も面白いので、このコミカライズは大当たりと言えるのではないかな。その他でももっと多くの人にREXの連載作品が知られていくと良いなとは思う。一方で初めの方には依代智行さんの一件があったし、後半でも「かんなぎ」でちょっと残念な事が。後者は特に雑誌の問題では無いのだけれど、ファンの在り方などに違和感があるといえばそう。自分の理想通りの話しかしない作品なんて何が面白いのかなと。作品の魅力が登場キャラのある属性にしか無いというような読み方は何なのだろうねと。
コミックエール!も面白い。隔月刊行になったのはうれしい限り。ただ、月刊化は難しいですかね。コミックハイ!は連載作品の入れ替えがかなり大規模に行われて、私の趣味からはやや外れかけている。ヤングガンガンは大きなトピックとしてはハーメル復活ということに尽きるのだが、他にも一部で待ち望まれた高尾じんぐさんの新連載が始まったりと相変わらず堅調ですかね。咲は麻雀マンガとしても水準がかなり高いところにあると思うのだけどなあ。そういう評価のフェイズでは見た目で損をしている感。無論トータルで見れば利が多いのは否定しませんし、それで良いとは思うのだけど。
G Fantasyは真逆の夜麻みゆきさんの復帰であるし、それを横に置いても「銀のクルースニク」や「キューティクル探偵因幡」は面白い。センチメンタル込みで買い続けるという状況が変わらず。今の状況を見ていると、雑誌としての方向性をそういったものにしたのは間違ってはいないんだろうね。「黒執事」とか「隠の王」とか。私はどうも好きになれないんだけど。
コミックブレイドでも箱田真紀さんと久保聡美さんが真逆の復活。待ってはいてもそれが現実のものになるとは全く思っていなかったわけで、率直に唯々また読めると言うことを歓迎。avarusは女性向けマンガ誌の方向性がはっきりしたので私は買わなくなりました。パンゲアエゼルにしてもELEMENTAR GERADにしても浮いているのは否定できない。本誌では「エスプリト」と「バガダウェイ」の2作品が面白い。「パラドクス・ブルー」はそのコンセプトからして癖が強いので読者を選ぶと思って見ている。
エロマンガは新規開拓していない。基本作者買いで。

CD

後半で東方アレンジのCDを多く買ったこともあり、トータルで同人CDの方が多く買っているという事になるのではないだろうか。
洋楽では最新を追いかけるという欲求が極めて薄くなり、それと直接関連するわけではないが、BURRN!の購読も止めてしまった。そして買ったCDでも特にこれといったものは無い。強いて挙げるならばEDENBRIDGEのMY EARTH DREAMということになるだろうか。それでも過去の作品の方が好きであるというのは厳しいなと思う。そういったところで昔買った作品を聴き直すことが多かった。CORNERSTONEやGOTTHRADあたり特によく聴いたし、80年代頃のブリティッシュロック関連でもいろいろと聴いていた。
邦楽だと更に購入量が少なくて、マクロスFのサントラなどが良かったという程度にしかない。
同人ではもう買うサークルが固定化されつつあったのだけど、東方アレンジの関連でいろいろなサークルを新規で聴くことになった。その中ではKissing the Mirrorさんが良かった。だからHR/HMが好きなこと自体は変わっていないはずなんだよね。

文庫

とにかく「とある魔術の禁書目録」にはアニメ化前に何とか追いついたようなそういう状況。「聖剣の刀鍛冶」はファンタジー好きにマッチする作品なのでみんな読みましょう。
こちらも昔好きだった作品を読み返している事が多かったかな。「半分の月がのぼる空」とか「スクラップドプリンセス」など読んでいました。そろそろまた「オーフェン」を最初から読み直していこうかという気分。

ゲーム

エロゲは前半は「だぶる先生らいふ」やって、それ以外はほぼ「戦国ランス」だったか。後半になると「ALIVEZ」が出たので当然やり始めたのですが、コミックREXで連載が始まった「てとてトライオン」が面白くて、これは原作やるべきかなと思っていたところに、それがREXから届いてしまったので「ALIVEZ」は放置されました。「トライオン」にしても「闘神都市3」の発売までに1周すらできていないです。そして「闘神都市3」もまだ2回戦止まり。エロゲをやる時間が減ったのは確か。これに「君が呼ぶ、メギドの丘で」までスタンバイしているので、一つ一つ片付けていかないとなとは思う。
コミケの会場でいくつかのサークルさんと「闘神都市3」の話をしましたが、クリアしてたら新刊落ちてましたと言うところばかりながら、いろいろな時間を削ってでもクリアするというところまで気分がいかないというのはあったかなと。だいたい昔からのアリスソフトファンな方々ですから、私と同じような感想を持っておられましたね。
エロゲをやる時間が減っていたのは他のゲームに時間を取られたというのはある。久しぶりに根を詰めたQMA5であり、更にはモンハン。モンハンは複数の友人から勧められて結局PSPから購入してしまいました。費やした時間はモンハンが一番多いかな。

競馬

いろいろな事情があって国内の競馬を見ることの優先度が急低下しました。一つ一つは些細なことなんだろうけど、競馬を取り巻く環境にどうにも失望させられることが多かった。結果としてレースを現地観戦したのは年末の東京大賞典だけでした。それも去年のJCD以来の観戦だったわけで、どうしたものか。園田のJBCにもいきたかったけど、仕事がどうにもならない時期だったので不可能でした。
一方で海外競馬は結果を調べるだけでも面白いという状況は変わらず。それが逆に日本の競馬への失望を生む原因でもあったかも知れません。南アフリカのPocket Powerをどれだけの競馬ファンが知っているのだろうと思うと悲しくなるのです。そんなこともあって、南アフリカとかもはてなDの方で取り上げるようにはしたんだが。
カジノドライヴのこととかJCとかの海外馬の事とかでのやりとりは正直言って虚しくなるものだった。ま、日本に何らかの形で関係がある話題から入るのは切っ掛けとして真っ当だと思いますよ。でも、そこから先に進まないままで、世界と日本といったような大層なことを言ってしまうのはどうなのよと。何度か書いているけど、表面に出てきた結果だけで語られてもね、都合の良い事象を取り上げて語っているだけにしか見えないんですよ。というか実際その程度としか思えない話ばっかり見たような気がするし。

同人イベント

行ったものを順に。
1月 Comic Treasure 11
寝坊してフランさんからの電話で起こされました。多分それがなかったら大変でしたね。毎回言ってますけど、コミトレも混むようになったという印象ばかり。
4月 Comic1 2
4月はそうさく畑のことをすっかり忘れていたのが痛恨事。
そして今年も日帰りでComic1に参加。無条件に毎回参加するというわけでは無いですけど、この時期の開催は参加するのに精神的なハードルが小さいというのはあります。次も状況次第では東京まで行くかと思われ。
6月 Comic Communication 12
前日にフランさんにマクロスFで洗脳されました。会場でもマクロスFの話だったかと。コミコミは丁度良い規模です。このまま年一回の恒例として続いて行けば良いのではないかなと。インテックス大阪周辺の駐車場の状況がやや変わってしまったので今後車で会場に行く際は注意しておかないと行けないかなとも。普段使っていた駐車場が使えなくなってしまい、ちょっと苦労したりね。
8月 Comic Market 74
初日から身体にガタが来たり、二日目の入場待機列で暑さで大変だったり、でも三日目は快適だったり。
9月 Comic Treasure 12
このときも電車で行ったなあ。後ろから走ってくる人に突き飛ばされかけて怖い思いをしたり。参加者が増えるとともに、マナーの悪い参加者も多くなっているという事でしたが、それを実感させられる出来事でした。
10月 勧業祭
恒例になりましたか。今年の目標はなのはPartyでした。みやこめっせでやるイベントの規模としてはこれくらいが良いのではないかなと。ちょっと交通アクセスはよろしくない会場ですが、それ以外は文句なしなんですよね。それに私にとっては近いしアクセスも問題ないし。
11月 東方紅楼夢 4
そして今後みやこめっせでこうした即売会を開催できるのかと不安になった紅楼夢。入場待機列とかあり得ないだろと思いましたよ。東方紅楼夢は東方がこの調子ならば次はもうみやこめっせではなくインテックス大阪に持っていくのが無難でしょう。ただ紅楼夢だけでなくて同人誌即売会そのものが忌避される事になるんじゃ無かろうかと思うと怖いですよね。マナーなどに関しては東方のイベントだけの話じゃないと言われるかも知れませんが、例えば勧業祭はそこまで酷くないんだよ。会場の外で同人誌広げたりとか無いから。
11月 Dream Party大阪
同人イベントではないが一応混ぜておく。Dream PartyはAlice Softが出展している時だけ大阪に行く仕様。毎回東京が先行してあり、そのときのイベントレポートなどを見て不安になるのですが、大阪ではそこまでの状況になった事はないよね。痛車の展示でアコードユーロRがあって驚きました。あとかずぼんさんに目撃されていました。
12月 Comic Market 75
寒さはそれほどではなかった。むしろ暑さを感じる程。
二日目と三日目の人の多さに辟易とするところがあった。毎回参加者が増えているように感じる。コミケだけじゃないけどね。良くも悪くも同人が一般に広く知られてきているということではあるんだろうけど、どうも良い点より悪い点が多く出ているのかなと。自分勝手なガキ思考の参加者が増えたように思う。もう少し余裕と諦観を持って動けませんかね。そういう私も新参者の部類に入るんだけどね。

ざっと振り返ると碌なもんじゃないな。
 

はじめに

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AnotherSide

別館その1。
競馬関係の記事をまとめていましたが、更新を停止しています。

DREAM SCHEME

はてなダイアリー。
一応競馬関係の記事はこちらにというのが今の使い方。

NEWFOUNDLAND

はてなブックマーク。
使わなくなりました。

ヤングガンガンレビュー

創刊から感想を書き続けています。残念ながら、毎号全掲載作品の感想を書くのは諦めました。苦行のレベルに達したので。

少年ガンガンの日々

ガンガンのみならずGファンタジー、ギャグ王、ガンガンWINGなどを読んで育ちました。あの時代を振り返ります。
この他は上下にあるリンクか、トップページからどうぞ。最近全く更新してないですが。

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