出涸らし同盟
もう10年近くファンをしていますかね。それこそ同人とか知る前からのファンです。最初はAlice Soft公式サイト内のユーザーアトリエ内で見たわけですから。その頃のペンネームは違っていましたが。で、コミケに行くようになったのは5年くらい前の話なんですが、そのきっかけというか、大阪のコミコミやコミトレだけではダメだなあと思った理由の一つにもなっていたり。
商業誌でデビューされたのが2年ほど前で、これが初コミックとなっていますが、収録されている作品は表題作のシリーズを含めてほぼ2009年に発表された作品となっています。
アシオさん(商業デビューされる前は教官さん)の描かれる作品は大抵バカマンガになるわけで、エロマンガを描いてもはっちゃけた展開が多いです。なので、エロースなものを求める方向の人には向いていないと思います。バカだバカだと笑いながら読む方向性で。アリスソフトの二次創作やってた頃はエロイのを描かず、オリジナルの創作をやり出した途端にエロに走った人でもありますが。
コミックの後書きマンガもいつもの同人誌の後書きマンガと変わらなくて、昔から読んでいるとそれを見て安心したりするのですが、同人誌のアシオさんの作品を知らないでこれを最初に見た人がどう思うかは知らない。でもそのセンスがあるからこその作品だよなとは思うのです。
タイトルとなっている「高山神社のはるかさん」という作品についてはこの前の冬コミで作者自身がコミックが出る前に同人誌を作ってしまったという作品です。で、ばんがいちではこの続編が掲載されているっぽいので、そちらも良いのではないかと思われます。
私は近場でばんがいちを目にしなくなって涙目ですが。本当にどうしてくれよう。
とゆか、Alice Softのゲームにはまってから軽く10年は過ぎているのか。年取ったな。
といったあたりで、私が持っている出涸らし同盟さん発行の同人誌。
古いのはほとんどないですね。これ以外にペーパー(?)も出てきました。こんなのが。
商業デビューされてからのペーパーには簡単な作品の解説のようなものも書かれていますが、そこではあまりまともなものは求められていないと。本人も描けないみたいですけどね。「彼女まであと少し…」はタイトルも冒頭もまともに見えて4ページ目で崩壊。これもペーパーの方で無理でしたと書かれていましたが、その通りで、あのつっこみはアシオさんの本音っぽく。
内容のバカッぷりというかはっちゃけっぷりは「とらぶる☆スイーツ」が一番かな。テンションの高さが素敵。