突然の逝去の報せにしばらく呆然としました。
それは残業中にtwitterのTLで見たのですが、そのときから仕事が手に付かず、残業やってる場合じゃないと思って早々に切り上げて帰宅しました。
ざっとニュースを見ても、死因は分からず、ただただ休暇で滞在中のスペインのホテルで亡くなっているのが発見されたと、睡眠中に亡くなったらしいということだけでした。
本当にね、Gary Mooreは私の現在の音楽趣味の原点の一つにあるわけです。
ざっと部屋の中にあった"Gary Moore"を集めてみました。まだ物置に行っているものも有るのですが、ざっと並べてみました。
私が一番最初に触れたのは企画盤でもあるベストアルバム「BALLADS AND BLUES」でした。94年にリリースされていますが、高校時分に聴いたのでリリース直後に手に入れていたわけではありませんでした。その名の通りバラードとブルーズに絞った選曲が成されておりハードロック的側面は控えめですが、このアルバムの特にバラードに惹かれたため、その後Gary Mooreの作品を買い集めるときにまず80年代のハードロック作品からとなったわけです。
その「CORRIDORS OF POWER」こそがはっきりとハードロックというジャンルに初めて触れた作品でした。以来ハードロック/ヘビーメタルを中心に聴いてきました。その時々で揺れはありましたが、それでも軸というものがあるのだとしたらGary Mooreのハードロックだったという気はします。
昨年21年ぶりの来日公演が実現し、私はZEPP NAGOYAとGRAND CUBE OSAKAの公演を見に行きました。当然生でGary Mooreを見るのは初めてのことでした。ブルーズのセットリストでしたが、惜しげもなく速弾きを披露していましたし、特にライブハウスであるZEPPでは、それが初めてであったことも含めてとても感動していました。そしてインタビューにあったように、次の来日ではハードロックの新作を引っ提げて、ハードロックのセットリストで公演があるものだと期待していたのです。
そうした構想はすべて構想のままに終わってしまったのですね。「AFTER THE WAR」以来となるNiel Carterとのコンビも。
あまりにも突然の出来事でした。そりゃ、いずれはそんなニュースを聞くことにはなったのでしょうけど、まだそんなときではなかったでしょうに。
私的アルバム10選
- BALLADS AND BLUES
- CORRIDORS OF POWER
- WILD FRONTIER
- VICTIMS OF THE FUTURE
- SCARS / SCARS
- ELECTRIC SAVAGE / COLOSSEUM II
- STILL GOT THE BLUES
- POWER OF THE BLUES
- DIRTY FINGERS
- RUN FOR COVER
私的曲10選
- Empty Rooms / VICTIMS OF THE FUTURE
- Nuclear Attack / GREG LAKE
- One Day / BALLADS AND BLUES
- Out In The Fields / RUN FOR COVER
- The Loner (live) / OUT IN THE FIELDS THE VERY BEST OF GARY MOORE
- Blues For Narada / BALLADS AND BLUES
- Hold On To Love / VICTIMS OF THE FUTURE
- Always Gonna Love You / CORRIDORS OF POWER
- Thunder Rising / WILD FRONTIER
- Parisienne Walkways / BACK ON THE STREES