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June 20, 2006

6/20 Royal Ascot: Queen Anne S GI Turf 8F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
12Ad ValoremDanzigClassy WomenRelaunchK. FallonA.P. O'Brien
24AkimboKingmamboAll At SeaRivermanW. SuppleJames Leavy
31BelenusDubai MilleniumAjhibaBaratheaKerrin McEvoySaeed bin Suroor
43Court MasterpiecePolish PrecedentEasy OptionPrince SaboJamie SpencerE.A.L. Dunlop
57Home AffairsDansiliOrford NessSelkirkRichard HughesSir Michael Stoute
66KandidateKaboolValleyroseRoyal AcademyRyan MooreC.E. Brittain
79ProclamationKing's BestShamarraZayyaniL. DettoriSaeed bin Suroor
85VortexDanehillRoupalaVaguely NobleMartin DwyerMiss Gay Kelleway
98PeeressPivotalNoble OnePrimo DominieM.J. KinaneSir Michael Stoute
何かもうPeeressが勝てばいいという感じのレースではあり、それによって2年前の全盛時のSoviet Songよろしく牡馬のマイラーを薙ぎ倒していけばよいかなと。スプリンターPivotalの産駒ではありますが、これまで何度も書いたように牝馬に出た場合ならPivotalはまだ距離をこなす。牡馬だともうスプリント専念というパターンが大変多いのですが、牝馬だとMegahertzやChorist、Golden Applesみたいに中距離に出ることがままあるかなという程度の認識は持っておく。このPeeressも8F、9Fあたりを得意としていてまず崩れる事はないだろう。これまでに喫した唯一の大敗は昨年の最終戦になったGII Challenge S(Newmarket 7F)ということで、スプリントにはむしろ向かない。母父もまたスプリンター種牡馬のPrimo Dominieながら、その前がDancing Braveであり、全体的に質が高いとはいえない累代の中でこことPivotalの部分だけ何故かトップクラスを配したという感じにはなっている。前記3頭と比べるとやや短距離向きなのは仕方ないところではあるが、とにかくDancing Braveで血統を引き締めているのが大きく効いてはいるかなと。
これに対抗するのがSussex SでSoviet Songを葬ったProclamationではあるでしょう。その後何故かSprint Cなどに出てみたが惨敗で、今年はここまで出走がなくぶっつけでここになってしまったのはやや気になるところ。この馬に関してはむしろ距離を延ばしたほうがよいかなというところはあるのでいずれ10F挑戦などしてみていただきたく。ProclamationのペースメイカーなのがBelenus。ですが、1勝馬ながら正体不明でちと怖いかも知れず。Welsh Flameとか見える良血で、Dubai Millenium産駒のGodolphin。殿下の執念はまああるかと思いますが、McEvoyが仕事をするにはちょうどよい程度か。
Foretを勝っているCourt Masterpieceはやっぱりアテにならんし、Lockinge SでPeeressに5馬身という差で負けていることも考えると逆転するのは厳しかろう。

Result

1.Ad Valorem: Danzig - Classy Women by Relaunch
2.Court Masterpiece: Polish Precedent - Easy Option by Prince Sabo
3.Proclamation: King's Best - Shamarra by Zayyani
4.Peeress: Pivotal - Noble One by Primo Dominie
5.Vortex: Danehill - Roupala by Vaguely Noble
6.Kandidate: Kabool - Valleyrose by Royal Academy
7.Akimbo: Kingmambo - All At Sea by Riverman
Non Runner: Belenus, Home Affairs
結果をみてガックリきたのがこのレースですな。よりによってAd Valoremですかいなという風に。
というかレーポのレース分析の冒頭がめっさ辛口だったので吹いたわ。
決定的な不利を被ったのがPeeressらしく、その原因を作ったのがAd Valoremとなればまあ納得はいかん。1番人気だったのか、Peeress。
で、2歳のMiddle Park S以来の勝ち星でGI2勝目を挙げたAd Valoremはこの後Sussex Sに向かう予定。とにかく硬めの馬場を好むので、そうなりやすいGoodwood開催は最適であるとよ。
Court Masterpieceも不利があって、まともにAd Valoremにアタックできなかったとされています。
とにかくこのレースでのFallonの騎乗に対する批判めいた論調であり、残り1Fで鞭を持ち替えて、わざとPeeressを妨害するような斜行をしたのではないかということになるか。
Proclamationは復帰初戦ということを考えればこの程度で満足すべきではあろう。この後Sussexあたりで真価が問われる。
Peeressはそういう事情なのでこの結果は度外視して良し。

Posted by Marius : June 20, 2006 01:12 AM

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