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9/9 Irish Champion S GI Leopardstown IRE Turf 10F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
14AceDanehillTea HouseSassafrasM.J. KinaneA.P. O'Brien
26MustameetShamHamasahIrish RiverD.P. McDonoghKevin Prendergast
31Rob RoyLear FanCamanoeGone WestR.L. MooreSir Michael Stoute
43Alexander GoldrunGold AwayRenashaanDarshaanK.J. ManningJ.S. Bolger
55Ouija BoardCape CrossSelection BoardWelsh PageantJ.P. SpencerE.A.L. Dunlop
62Dylan ThomasDanehillLagrionDiesisK. FallonA.P. O'Brien
結局いろいろと抜け落ちていってしまったのですが、当初の予定通りにOuija BoardとAlexander Goldrunの再戦が実現しただけで十分おなか一杯でございます。ここに更にDylan Thomasが参戦してくるというのですから素晴らしいではないですか。
では上から順に。
Aceは昨年のBC Turf2着が最後の輝きのような気がしてならず、今年は以前のようにGIでは戦えないということをはっきりとさせてしまった部分はあるかなと。勝ち馬から大きな差をつけられているわけではありませんが、それでも昨年までならもっと勝ち馬から近いところでゴールできていたわけですしね。結構使い込まれて、さらにArlington遠征まで敢行してしまったのでそろそろ息切れするのではないかなとも。
Mustameetは現在4連勝中。そんなに強い相手と戦ってきたというわけでもないですが、前走のRoyal Whip SでChelsea Roseを相手にそれなりのレースを見せたということは評価されて良いのかもしれません。それでOuija BoardやAlexander Goldrunを相手にする目途がついたとも言えましょうし。
Rob Royはどうにもマイル戦でにっちもさっちも行かずに10F再挑戦という形か。昨年のChampion Sを大敗したのが唯一の10F戦。明るい材料はないな。
Alexander Goldrunは今度は地元でOuija Boardを迎え撃つという体勢。Nassau Sの借りを是非とも返したいところでしょうし、それだけの力を備えた馬であるとは思います。あのレースは今年のベストパフォーマンスであると同時に、ここまでのキャリアの中でもベストのレースをしたのだと思いますし、その調子を維持できているなら、ここもOuija Boardと意地のぶつけ合いみたいにレースをして欲しいものです。馬場状態は気にしないでしょう。
Ouija Boardはおそらく現役最後となるであろう年にこれまで接点をもたなかった同期の名牝との決戦が用意されていたというあたり、非常にライバルに恵まれた馬だなあと思います。ここではAlexander GoldrunならびにDylan Thomasの挑戦を受けるという形になるかとは思われ。3歳の頃はこんなときまで現役を続けているとは思わなかったよ。
前走のInternational Sで敗北を喫したDylan Thomasは左回りが苦手ということも言われたりするんですが、Leopardstownも左回りコースです。ペースと馬場が向かなかったという話ではあったので1戦はまあ許すとして、ここでも情けないレースをしたらいよいよヤバイということでよろしいか。
まあ、Alexander GoldrunとOuija Boardを相手にDylan Thomasがどういったレースを見せるかというところに注目していれば良いのではないかなと。

Result

1.Dylan Thomas: Danehill - Lagrion by Diesis
2.Ouija Board: Cape Cross - Selection Board by Welsh Pageant
3.Alexander Goldrun: Gold Away - Renashaan by Darshaan
4.Mustameet: Sham - Hamasah by Irish River
5.Ace: Danehill - Tea House by Sassafras
Non Runner: Rob Roy
Dylan Thomasが直線で一度は前に出られたOuija Boardを差し返してクビ差の勝利。10Fで今のOuija Boardを下せたのですから十分な結果でしょう。InternationalからIrish Championに向かったことから、Racing PostなんかはGiant's Causewayを引き合いに持ってきてるんですが、まあそれはちょっとやりすぎかなと思うものの、O'Brien師は今年はこの馬でBC Classicを狙うのだと言ってのけてますしねえ。来年もDubai World Cupに挑戦させたいとか言い出す始末だし。ま、この馬が頑張って3歳勢の低評価を覆していくというのはそれで良いかなと。とはいえ、Danehill産駒のダートを最後まで諦めないのはなあw。Dubaiなら多少マシだとは思いますが、北米はこれまでと同じような結果が待ってるんでは。で、どうにも凱旋門賞に出走する気がなさそうなんですが。CoolmoreとしてはHurricane Runがいるから無理しなくていいという事なんだろうか。
Ouija Boardは惜しいレースでした。戦前これが欧州最後になるという話もあったのですが、結果としては2着に終わったもののこの名牝が欧州を去るに相応しいレースを見せたとは思います。一応このあと最大目標のBC FMTに出走予定なんですが、もし馬場状態などが良ければその前に出走する可能性はあるということで、是非ともPrix de l'Operaに来て欲しいところではありますが。
Alexander Goldrunはここは期待はずれで、後ろにつけてレースを進めたものの、直線で2頭の勝負に絡むことが出来ませんでした。昨年は不利を受けた惜しい3着でしたが、今年は完敗の3着です。昨年は後半息切れしてしまいましたが、今年はまだそれほど出走していないのでちょっと不可解なところはあります。何とか立て直してLongchampの舞台で復活して欲しいものです。

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September 8, 2006 12:48 AMに投稿されたエントリのページです。

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