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The Arc

アンダーカード含めて当日のLongchampの時計についてははてなの方で述べております。
DREAM SCHEME: The fastest ground in decade? Probably in the history of Arc Weekend
1.Rail Link: Dansili - Docklands by Theatrical
2.Pride: Peintre Celebre - Specificity by Alleged
3.Deep Impact: Sunday Silence - Wind in Her Hair by Alzao
4.Hurricane Run: Montjeu - Hold On by Surumu
5.Best Name: King's Best - Flawly by Old Vic
6.Irish Wells: Poliglote - Sign of the Vine by Kendor
7.Sixties Icon: Galileo - Love Divine by Diesis
8.Shirocco: Monsun - So Sedulous by The Minstrel
時計について簡単に言うならばこの日のLongchampは異常な速さ。3レースでレコードが出て、そのうちの2つは従来の時計を1秒以上短縮している。凱旋門賞も公式発表ならば2:31.7という目を疑うスローながら、Racing Postによれば2:26.3である。非公式ながらRacing Postの数字の方が信頼できそうな気もしますが…。それで、ラップを雑把ながら見ていたら、ほぼ最初から最後まで12秒前半、12秒フラットに近い時計を刻んでいたかなと思われます。勝ち時計が2:26.3だとすると、1200m通過で1分13秒台なのでちょうど半分くらいとなりますか。
さて、スタートで五分に出たDeep Impactが期せずして前からの競馬となった事で、Deep Impact自身も目論見を外したというところはあるでしょうし、ShiroccoのSoumillonなんかもその影響を受けていないとは言えないかなとは思われます。直線でああも失速して最下位に沈むというのは道中で無理をした部分があったのではなかろうかなと。逆にPrideのLemaireなんかはもう最初から何が何でも追い込みしかないという位置取りで、最後に追い込んできたときは凄みがありました。Deep Impactがすべき競馬はアレだったのだろうとも思いましたが。Hurricane Runはフォルスストレートあたりから手綱が動くあたりはいつも通りの競馬でしたし、Fallonはそのまま内を割って出てくるというつもりではあったのでしょう。しかし行こうとしたところではIrish Wells、Shirocco、Deep Impactの3頭が競っており、Irish Wellsの後退を予測してShiroccoの後ろにつけていたら、Shiroccoが失速してしまうというFallonの読み違いがあって、更に已む無く外に出そうとしたらばPrideが絶妙の位置にいたという辺りハズレ引き捲りではありました。逆に言うならPrideはそれほどまでにここしかないというところを抜けてきてはいるんですが。Rail Linkは早い段階でDeep Impactをマークしての勝負を決め込んでいて、Pasquierの狙いどおりになったというところはありましたかね。
さて、Rail LinkはこれでPrix du Lys、Grand Prix de Paris、Prix Niel、ArcとLongchampの2400mを4連勝しました。凱旋門賞というレースがその斤量設定上3歳馬に有利にできているということも含めて、この馬には今後このタイトルを取るに相応しい力を持っていたのだということを証明してもらう必要はあるかと思います。今年はこれ以上レースに出るつもりはないということですので、是非とも来年。とりあえずフランス以外でということでKing Georgeなんかが試金石になりますかなと。
惜しい差で栄冠を逃したPrideは今年限りで引退。Racing Postの記事によるとJCと香港を走るということになりそうです。充実したシーズンに相応しい結果が得られると良いかなと思いますね。
Deep ImpactはRacing Postにはwill come back and try again next yearとは書かれているんですけどどうするんでしょうね。レース序盤に少し掛かるようなところがあったのと、これでもまだペースが遅かったために、これまでに経験した事の無い展開のレースとなったことが敗因ではあるというのがTakeのコメント。
Hurricane Runは結局のところ父Montjeuと同じような結末を迎える事になったわけですが、レースをスムーズに運べてさえいればというところはあるのでしょう。前が詰まっていなければもっと接戦に持ち込めたとは思いますし。ペースも合わなかったといってますけどね。もう一年現役続けてみれば良いんではないかなと思わなくも無いですが。
ShiroccoについてはSoumillonも分からないというコメント。

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October 3, 2006 1:02 AMに投稿されたエントリのページです。

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