開幕週の大一番。
Stephen Fosterを勝ったFlashy Bull、同2着Magna Graduate、同3着Diamond Stripes、Suburbanの2着Fairbanks、復帰戦を勝ったBrass Hat、GIIIを連勝中のDry Martini、2戦続けて圧勝のPapi Chulloに加えてWanderin Boy、Sun King、Lawyer Ronとこの路線のタレントが揃った一戦。これでもまだ、Master Command、Corinthian、Political Forceがいないんだよなあ。なんだかんだ言って、層は厚いですね。レベルは?と訊かれたら、さあ?と返すしかないですけど。
さて、MLでも人気が割れ模様ではあるのですが、Magna Graduateがひとまず一番人気。AscotのMaraahelと同じで、とにかく悲願のGIをという立場での参戦。Stephen Fosterなんかを見ていても十分に勝てるだけの実力はあるんだけど、そこでやられてしまうのがこの馬か。
Flashy Bullは4連勝中で、最後詰め寄られても譲らないという美点を持ちます。今回も早めに先頭に立って粘りきりたいところで、最内から上手くレースを進めれば十分というところではないかな。
FairbanksはSuburbanでCorinthianのプレッシャーでハイペースになったレースを2着に粘るというレースを見せました。今回もWanderin Boyがいて楽にペースを作れないレースになるでしょうが、少々早くなっても最後までいけるというのは心強い。
デビューから4連勝後のStephen Fosterで差の無い3着のDiamond Stripesはまだ底を見せるようなところは無い。ただ、今回はペースメイカーのMr. Umphreyが出走しないのでそのあたりどう出るかなといったところ。
Brass Hatは去年のStephen Fosterの後骨折。直前にはDubai World Cでの失格裁定が下るなど散々でしたが、レースの方はAllowanceで復帰。4ポンド重かったStudent Councilにアタマ差で勝つというのはちょっとどうかとも思わせるが、一時は北米最強の立場をその手にしようかとしたほどの馬ですので、叩いて調子が上向けばというところかな。なんにせよ、この馬が戻ってきたのは良い事かと思われます。
2.Wanderin Boy: Seeking the Gold - Vid Kid by Pleasant Colony
3.Diamond Stripes: Notebook - Romantic Summer by On to Glory
4.Fairbanks: Giant's Causeway - Alaska Queen by Time for a Change
5.Dry Martini: Slew Gin Fizz - Jon's Kimberly by Criminal Type
6.Magna Graduate: Honor Grades - Peacock Alley by Fast Play
7.Flashy Bull: Holy Bull - Iridescence by Mt. Livermore
8.Brass Hat: Prized - Brassy by Dixie Brass
9.Papi Chullo: Comeonmom - Leggy Super Model by Vigors
10.Sun King: Charismatic - Clever But Costly by Clever Trick
11.Awesome Twist: Awesome Again - Twist Afleet by Afleet
Non Runner: Student Council
ラップが23.86-23.51-22.91-24.07-12.29という厳しいレースで、1:46.64はトラックレコード。
Lawyer Ronは外から前を行くWanderin BoyとFairbanksを見ながらというレースで、この2頭に並びかけながら直線を向くと、まずFair Banksがあっさり脱落し、更にWanderin Boyも抵抗できずに持っていかれたという形。この馬こんなに強かったかと言いたくもなります。
ペースが速くなったとはいえ、前が大崩れせず、引っ張ったWanderin Boyが2着、2番手追走のFairbanksも結局4着には残っている、Diamond Stripesも5番手から早めに仕掛けていたというあたり、後ろからでは勝負できないレースになってしまいました。Flashy Bullは手応えが悪かったですし、Magna Graduateも直線向いてまるで伸びず。Sun KingとBrass Hatに至ってはいたのかよというレースになってしまいました。
とにかくLawyer Ronのレースでした。今年から始まったBC ChallengeシリーズによってClassicへの優先権を獲得。次はWoodward Sを使って、そこからClassic直行くらいになるかな。
うーん、今年のLane's End種牡馬陣の活躍っぷりは何なんだろうなあと思えてくるくらいに勝ちまくってるんですが…Langfuhrから1年で2頭もGI馬が出るかよ。
Post | Horse | Sire | Dam | Broodmare Sire | Jockey | Trainer |
1 | Flashy Bull | Holy Bull | Iridescence | Mt. Livermore | Alan Garcia | Kiaran P. McLaughlin |
2 | Papi Chullo | Comeonmom | Leggy Super Model | Vigors | Eibar Coa | Gary C. Contessa |
3 | Brass Hat | Prized | Brassy | Dixie Brass | Willie Martinez | William Bradley |
4 | Fairbanks | Giant's Causeway | Alaska Queen | Time for a Change | Richard Migliore | Todd A. Pletcher |
5 | Wanderin Boy | Seeking the Gold | Vid Kid | Pleasant Colony | Rafael Bejarano | Nicholas P. Zito |
6 | Sun King | Charismatic | Clever But Costly | Clever Trick | Corey S. Nakatani | Nicholas P. Zito |
7 | Magna Graduate | Honor Grades | Peacock Alley | Fast Play | Garrett K. Gomez | Todd A. Pletcher |
8 | Student Council | Kingmambo | Class Kris | Kris S. | Robby Albarado | Neil J. Howard |
9 | Diamond Stripes | Notebook | Romantic Summer | On to Glory | Edgar S. Prado | Richard E. Dutrow Jr. |
10 | Dry Martini | Slew Gin Fizz | Jon's Kimberly | Criminal Type | Cornelio H. Velasques | Barclay Tagg |
11 | Lawyer Ron | Langfuhr | Donation | Lord Avie | John R. Velazquez | Todd A. Pletcher |
12 | Awesome Twist | Awesome Again | Twist Afleet | Afleet | Javier Castellano | John C. Kimmel |
さて、MLでも人気が割れ模様ではあるのですが、Magna Graduateがひとまず一番人気。AscotのMaraahelと同じで、とにかく悲願のGIをという立場での参戦。Stephen Fosterなんかを見ていても十分に勝てるだけの実力はあるんだけど、そこでやられてしまうのがこの馬か。
Flashy Bullは4連勝中で、最後詰め寄られても譲らないという美点を持ちます。今回も早めに先頭に立って粘りきりたいところで、最内から上手くレースを進めれば十分というところではないかな。
FairbanksはSuburbanでCorinthianのプレッシャーでハイペースになったレースを2着に粘るというレースを見せました。今回もWanderin Boyがいて楽にペースを作れないレースになるでしょうが、少々早くなっても最後までいけるというのは心強い。
デビューから4連勝後のStephen Fosterで差の無い3着のDiamond Stripesはまだ底を見せるようなところは無い。ただ、今回はペースメイカーのMr. Umphreyが出走しないのでそのあたりどう出るかなといったところ。
Brass Hatは去年のStephen Fosterの後骨折。直前にはDubai World Cでの失格裁定が下るなど散々でしたが、レースの方はAllowanceで復帰。4ポンド重かったStudent Councilにアタマ差で勝つというのはちょっとどうかとも思わせるが、一時は北米最強の立場をその手にしようかとしたほどの馬ですので、叩いて調子が上向けばというところかな。なんにせよ、この馬が戻ってきたのは良い事かと思われます。
Result
1.Lawyer Ron: Langfuhr - Donation by Lord Avie2.Wanderin Boy: Seeking the Gold - Vid Kid by Pleasant Colony
3.Diamond Stripes: Notebook - Romantic Summer by On to Glory
4.Fairbanks: Giant's Causeway - Alaska Queen by Time for a Change
5.Dry Martini: Slew Gin Fizz - Jon's Kimberly by Criminal Type
6.Magna Graduate: Honor Grades - Peacock Alley by Fast Play
7.Flashy Bull: Holy Bull - Iridescence by Mt. Livermore
8.Brass Hat: Prized - Brassy by Dixie Brass
9.Papi Chullo: Comeonmom - Leggy Super Model by Vigors
10.Sun King: Charismatic - Clever But Costly by Clever Trick
11.Awesome Twist: Awesome Again - Twist Afleet by Afleet
Non Runner: Student Council
ラップが23.86-23.51-22.91-24.07-12.29という厳しいレースで、1:46.64はトラックレコード。
Lawyer Ronは外から前を行くWanderin BoyとFairbanksを見ながらというレースで、この2頭に並びかけながら直線を向くと、まずFair Banksがあっさり脱落し、更にWanderin Boyも抵抗できずに持っていかれたという形。この馬こんなに強かったかと言いたくもなります。
ペースが速くなったとはいえ、前が大崩れせず、引っ張ったWanderin Boyが2着、2番手追走のFairbanksも結局4着には残っている、Diamond Stripesも5番手から早めに仕掛けていたというあたり、後ろからでは勝負できないレースになってしまいました。Flashy Bullは手応えが悪かったですし、Magna Graduateも直線向いてまるで伸びず。Sun KingとBrass Hatに至ってはいたのかよというレースになってしまいました。
とにかくLawyer Ronのレースでした。今年から始まったBC ChallengeシリーズによってClassicへの優先権を獲得。次はWoodward Sを使って、そこからClassic直行くらいになるかな。
うーん、今年のLane's End種牡馬陣の活躍っぷりは何なんだろうなあと思えてくるくらいに勝ちまくってるんですが…Langfuhrから1年で2頭もGI馬が出るかよ。