Monmouthのことはすっかり忘れてた。Honey Ryderいるし…
English Channel、Better Talk Now、Honey Ryderの3頭が揃って、5頭ながら充実した出馬表と言える。斤量的には前走でGIを勝ってしまったBetter Talk Nowがアローワンスを貰えなかったのに対して、2006年11月以降という区切りのおかげでGI勝ちの制限を受けず、更には今年に入ってのGII勝ちも無いEnglish Channelが4ポンド減量と大変恵まれた。Honey Ryderは今年のGIIタイトルがあるので、2ポンドにセックスアローワンスの5ポンドが差し引かれる事になっている。115ポンドはこの馬の普通ならまずありえない数字ではある。
English Channelは前走のManhattan HでBetter Talk Nowにわずかに及ばず2着に終わりましたが、ドバイからの帰国初戦でトップハンデを背負ったとなれば致し方ないところもあっただろう。北米芝戦線のトップホースであるのは間違いないが、この馬はわりと負ける。ただ、今回は斤量的にもBetter Talk Nowに対して有利に立っているので、怖いのはむしろ同厩のHoney Ryderの方ということになるのではなかろうか。
Manhattan Hを勝って8歳だがまだまだ衰えずという事を示したBetter Talk Nowは122ポンドを背負わされる。負けるときはEnglish Channel以上にどうしようもないところがあるのだが、それでも去年からの直接対決としてはEnglish Channelと五分というのは注意しておくべきところ。前走からは役に立たないペースメイカーを使うのを諦めたようだが、いてもいなくても同じだったのでどうでも良いのかなと。ちょっと5頭ということでペースが落ち着いてしまったら、差せないという感じはある。
Honey RyderはSheepshead Bay H以来のレースになります。とにかく11Fを得意としていて、この距離では9戦6勝という強さを誇ります。ただ、牝馬限定戦だと出るレースが限られてくるという事もあって今年は牡馬相手でも走るという方針のよう。Gulfstream Park BCSでも追い込んで惜しい2着に入っているので実力としては文句なしで、あとはEnglish Channel、Better Talk Now相手に通用するかどうかだけだろう。
2.Honey Ryder: Lasting Approval - Cuando Quiere by Affirmed
3.Better Talk Now: Talkin Man - Bendita by Baldski
4.Fri Guy: Theatrical - Stormy Squall by Summer Squall
5.Embossed: Mark of Esteem - L-Way First by Vision
そりゃこの斤量設定ならそうなるという感じでEnglish Channelの連覇。昨年記録したトラックレコードを更新しました。
English Channelは逃げるFri Guyを見る2番手でレースを進め、その後ろにHoney RyderとEmbossedが並び、Better Talk Nowは一頭かなり離れた最後方という展開でした。4コーナーではHoney Ryderが外から行きましたが、先に抜けたEnglish Channelとの差を詰める事は出来ませんでした。Better Talk Nowはコーナーに入る前から差を詰めて最後まで伸びたものの、何とか3着を確保するのがやっと。前のEnglish Channelあたりが止まるようなペースでもないわけで、あんな位置からレースを進めるのが悪いという事にはなるかな。
Post | Horse | Sire | Dam | Broodmare Sire | Jockey | Trainer |
1 | English Channel | Smart Strike | Belva | Theatrical | John R. Velazquez | Todd A. Pletcher |
2 | Better Talk Now | Talkin Man | Bendita | Baldski | Ramon A. Dominguez | H. Graham Motion |
3 | Embossed | Mark of Esteem | L-Way First | Vision | Eddie Castro | Niall M. O'Callaghan |
4 | Fri Guy | Theatrical | Stormy Squall | Summer Squall | Joe Bravo | Dale L. Romans |
5 | Honey Ryder | Lasting Approval | Cuando Quiere | Affirmed | Garrett K. Gomez | Todd A. Pletcher |
English Channelは前走のManhattan HでBetter Talk Nowにわずかに及ばず2着に終わりましたが、ドバイからの帰国初戦でトップハンデを背負ったとなれば致し方ないところもあっただろう。北米芝戦線のトップホースであるのは間違いないが、この馬はわりと負ける。ただ、今回は斤量的にもBetter Talk Nowに対して有利に立っているので、怖いのはむしろ同厩のHoney Ryderの方ということになるのではなかろうか。
Manhattan Hを勝って8歳だがまだまだ衰えずという事を示したBetter Talk Nowは122ポンドを背負わされる。負けるときはEnglish Channel以上にどうしようもないところがあるのだが、それでも去年からの直接対決としてはEnglish Channelと五分というのは注意しておくべきところ。前走からは役に立たないペースメイカーを使うのを諦めたようだが、いてもいなくても同じだったのでどうでも良いのかなと。ちょっと5頭ということでペースが落ち着いてしまったら、差せないという感じはある。
Honey RyderはSheepshead Bay H以来のレースになります。とにかく11Fを得意としていて、この距離では9戦6勝という強さを誇ります。ただ、牝馬限定戦だと出るレースが限られてくるという事もあって今年は牡馬相手でも走るという方針のよう。Gulfstream Park BCSでも追い込んで惜しい2着に入っているので実力としては文句なしで、あとはEnglish Channel、Better Talk Now相手に通用するかどうかだけだろう。
Result
1.English Channel: Smart Strike - Belva by Theatrical2.Honey Ryder: Lasting Approval - Cuando Quiere by Affirmed
3.Better Talk Now: Talkin Man - Bendita by Baldski
4.Fri Guy: Theatrical - Stormy Squall by Summer Squall
5.Embossed: Mark of Esteem - L-Way First by Vision
そりゃこの斤量設定ならそうなるという感じでEnglish Channelの連覇。昨年記録したトラックレコードを更新しました。
English Channelは逃げるFri Guyを見る2番手でレースを進め、その後ろにHoney RyderとEmbossedが並び、Better Talk Nowは一頭かなり離れた最後方という展開でした。4コーナーではHoney Ryderが外から行きましたが、先に抜けたEnglish Channelとの差を詰める事は出来ませんでした。Better Talk Nowはコーナーに入る前から差を詰めて最後まで伸びたものの、何とか3着を確保するのがやっと。前のEnglish Channelあたりが止まるようなペースでもないわけで、あんな位置からレースを進めるのが悪いという事にはなるかな。