ちょっと簡単にだけ。
いろいろと注目点のあるレースではあります。
ドバイのインターナショナルミーティングで4連勝、UAE Derbyを圧勝したAsiatic Boyが欧州初戦を迎えます。まあアルゼンチン産馬でもう4歳扱いではありますが、いきなりこの古馬GIにぶつけてくるあたりde Kock師の自身の程が窺えます。San Isidroでも結果を残しているので芝そのものは問題無さそうでしょう。まあ欧州の芝だとちょっと違うでしょうが。
ここを勝ったら堂々とマイルエースを名乗れるのがRamonti。マイル戦ならどういう状態でも崩れずにこなせる安定感は買うべきでしょう。
前走のQueen Anne SでRamontiに迫ったJeremyもようやく本格化してきたのかとは思われ。
で、3歳馬もSt. Jamesを勝ったExcellent Artに注目。Ramonti相手というのは良い舞台と言えるかな。人気薄だが、距離を短くしてきたArchipenkoにも頑張って欲しいところ。
まあ、RamontiとExcellent Artの2強にAsiatic Boyが絡めるかどうかと、Jeremyあたりがどういうレースをするかでしょう。
2.Excellent Art: Pivotal - Obsessive by Seeking the Gold
3.Jeremy: Danehill Dancer - Glint in Her Eye by Arazi
4.Asiatic Boy: Not For Sale - S.S. Asiatic by Polish Navy
5.Archipenko: Kingmambo - Bound by Nijinsky
6.Decado: Danehill Dancer - Pirie by Green Dancer
7.Munaddam: Aljabr - Etizaaz by Diesis
8.Trinity College: Giant's Causeway - City College by Carson City
RamontiがマイルのGIを連勝しました。Dettoriの乗り方も良かったと思いますが、Ramonti自身もそれに応えられるほどに強くなってるということでしょう。Rakti先輩のように切れるところもないしな。
BallydoyleのArchipenkoとTrinity Collegeが先行して、Excellent Artを支援するという状況のレースでしたが、Dettoriに導かれたRamontiも絶好の位置からのレースでした。直線で先に抜け出すと、残り1Fから猛追してきたExcellent Artをアタマ差で抑えました。次走はQueen Elizabeth II Sとなりそうで、大英帝国のマイルを制圧しに掛かるというところか。となるとLockinge Sをアタマ差で落としているのが惜しまれるなあ。
Excellent Artはこのお膳立てで落としてしまったというのは痛い処ながら、まずまずと言ったところではあるだろう。気が付けばスプリンターになってる事の多いPivotalの牡馬ではありますが、この馬はマイラーとして大成できそう。
最後方から追い込んで3着のJeremyはちょっとExcellent Artに離されているのが情けないか。GIではやや力不足っぽい。
Asiatic Boyは直線でよく粘っているとは思います。初戦という事を考えれば、一応合格ラインには入っているだろう。
Godolphinはこの前のVintage SをRio de la Plataで制していて重賞を連勝。結局Measured Tempoもリステッドレベルと不振の3歳を尻目に2歳は今までで一番じゃないかとまで言い出す始末。Rio de la Plataは半兄にEl Expresivoがいますね。
No. | Post | Horse | Sire | Dam | Broodmare Sire | Jockey | Trainer |
1 | 2 | Asiatic Boy | Not For Sale | S.S. Asiatic | Polish Navy | W.C. Marwing | M.F. de Kock |
2 | 3 | Decado | Danehill Dancer | Pirie | Green Dancer | D.P. McDonogh | Kevin Prendergast |
3 | 4 | Jeremy | Danehill Dancer | Glint in Her Eye | Arazi | Ryan Moore | Sir Michael Stoute |
4 | 5 | Munaddam | Aljabr | Etizaaz | Diesis | R. Hills | E.A.L. Dunlop |
5 | 8 | Ramonti | Martino Alonso | Fosca | El Gran Senor | L. Dettori | Saeed bin Suroor |
6 | 6 | Archipenko | Kingmambo | Bound | Nijinsky | David McCabe | A.P. O'Brien |
7 | 7 | Excellent Art | Pivotal | Obsessive | Seeking the Gold | Jamie Spencer | A.P. O'Brien |
8 | 1 | Trinity College | Giant's Causeway | City College | Carson City | J. Murtagh | A.P. O'Brien |
ドバイのインターナショナルミーティングで4連勝、UAE Derbyを圧勝したAsiatic Boyが欧州初戦を迎えます。まあアルゼンチン産馬でもう4歳扱いではありますが、いきなりこの古馬GIにぶつけてくるあたりde Kock師の自身の程が窺えます。San Isidroでも結果を残しているので芝そのものは問題無さそうでしょう。まあ欧州の芝だとちょっと違うでしょうが。
ここを勝ったら堂々とマイルエースを名乗れるのがRamonti。マイル戦ならどういう状態でも崩れずにこなせる安定感は買うべきでしょう。
前走のQueen Anne SでRamontiに迫ったJeremyもようやく本格化してきたのかとは思われ。
で、3歳馬もSt. Jamesを勝ったExcellent Artに注目。Ramonti相手というのは良い舞台と言えるかな。人気薄だが、距離を短くしてきたArchipenkoにも頑張って欲しいところ。
まあ、RamontiとExcellent Artの2強にAsiatic Boyが絡めるかどうかと、Jeremyあたりがどういうレースをするかでしょう。
Result
1.Ramonti: Martino Alonso - Fosca by El Gran Senor2.Excellent Art: Pivotal - Obsessive by Seeking the Gold
3.Jeremy: Danehill Dancer - Glint in Her Eye by Arazi
4.Asiatic Boy: Not For Sale - S.S. Asiatic by Polish Navy
5.Archipenko: Kingmambo - Bound by Nijinsky
6.Decado: Danehill Dancer - Pirie by Green Dancer
7.Munaddam: Aljabr - Etizaaz by Diesis
8.Trinity College: Giant's Causeway - City College by Carson City
RamontiがマイルのGIを連勝しました。Dettoriの乗り方も良かったと思いますが、Ramonti自身もそれに応えられるほどに強くなってるということでしょう。Rakti先輩のように切れるところもないしな。
BallydoyleのArchipenkoとTrinity Collegeが先行して、Excellent Artを支援するという状況のレースでしたが、Dettoriに導かれたRamontiも絶好の位置からのレースでした。直線で先に抜け出すと、残り1Fから猛追してきたExcellent Artをアタマ差で抑えました。次走はQueen Elizabeth II Sとなりそうで、大英帝国のマイルを制圧しに掛かるというところか。となるとLockinge Sをアタマ差で落としているのが惜しまれるなあ。
Excellent Artはこのお膳立てで落としてしまったというのは痛い処ながら、まずまずと言ったところではあるだろう。気が付けばスプリンターになってる事の多いPivotalの牡馬ではありますが、この馬はマイラーとして大成できそう。
最後方から追い込んで3着のJeremyはちょっとExcellent Artに離されているのが情けないか。GIではやや力不足っぽい。
Asiatic Boyは直線でよく粘っているとは思います。初戦という事を考えれば、一応合格ラインには入っているだろう。
Godolphinはこの前のVintage SをRio de la Plataで制していて重賞を連勝。結局Measured Tempoもリステッドレベルと不振の3歳を尻目に2歳は今までで一番じゃないかとまで言い出す始末。Rio de la Plataは半兄にEl Expresivoがいますね。