ここはDylan Thomasの負けられないレース。
Internatioal SでAuthorizedに負けている以上、このレースを勝って、凱旋門賞で決着をつけるという形になりそうか。
Red Rocksの今年のキャリアは開幕前に期待されたものからすると物足りない。Gordon Richardsを勝ったが、その後Prince of Wales'sで大敗。今回はそれ以来のレースとなる。この辺のクラスの馬が凱旋門賞に出るかどうか微妙なところではあり、ここで結果を得て、凱旋門賞からBCとなると今後楽しくなるのではないかなと思われる。
MaraahelはどうにもGIでは足りないというところで落ち着いているし、今回もこの馬のいつも通りになるのではないか。
3歳馬は興味深い陣容。O'BrienのDuke of Marmaladeはマイル路線を進んで、St. James PalaceでExcellent Artの2着に来ている。その後距離を延ばしたInternational Sでは4着に終わっているが、Notnowcatoに迫っていたことを考えれば悪くない内容。更にBallydoyleはRed Rock Canyonをスタンバイさせてきた。父Rock of Gibraltar、母Imagineという良血。10戦して勝ち無し、2着6回という壮絶なキャリアである。GIを使ってみるという判断は分からないでもないかな。
そしてAscotで破れて以来レースから遠ざかっていたFinsceal Beoがここで復帰。Ascotでの大敗は使い詰められた影響かと思われただけに休養してどうかというところに注目。また10Fをこなすかどうかも注目される点であるだろう。Matron Sという選択もあったかと思われるが、こちらに使ってきたということは評価したい。
2.Duke of Marmalade: Danehill - Love Me True by Kingmambo
3.Red Rock Canyon: Rock of Gibraltar - Imagine by Sadler's Wells
4.Red Rocks: Galileo - Pharmacist by Machiavellian
5.Maraahel: Alzao - Nasanice by Nashwan
6.Finsceal Beo: Mr. Greeley - Musical Treat by Royal Academy
注文どおりRed Rock Canyonが引っ張るレースになって、直線であっさりDylan Thomasが決めた。Duke of MarmaladeはややRed Rock Canyonを交わすのに梃子摺っていたが、これはRed Rock Canyonの方を褒めるべきなのか。これがあるから相手なりで着は拾ってくるタイプの馬になっているんだとは思われる。そんなわけでO'Brien師が上位独占。Red Rocksがまるで話にならないのとMaraahelの方もどうしたものかなと思わずにはいられないレースでした。Finsceal Beoは条件が厳しいなかでよくやっていたとは思います。でもこの距離ではちょっと無理か。マイルに戻ったらもう一度期待してよいのではないかとも。
No. | Post | Horse | Sire | Dam | Broodmare Sire | Jockey | Trainer |
1 | 5 | Dylan Thomas | Danehill | Lagrion | Diesis | K. Fallon | A.P. O'Brien |
2 | 2 | Maraahel | Alzao | Nasanice | Nashwan | R. Hills | Sir Michael Stoute |
3 | 4 | Red Rocks | Galileo | Pharmacist | Machiavellian | Richard Hughes | B.J. Meehan |
4 | 3 | Duke of Marmalade | Danehill | Love Me True | Kingmambo | J.A. Heffernan | A.P. O'Brien |
5 | 1 | Red Rock Canyon | Rock of Gibraltar | Imagine | Sadler's Wells | C. O'Donoghue | A.P. O'Brien |
6 | 6 | Finsceal Beo | Mr. Greeley | Musical Treat | Royal Academy | K.J. Manning | J.S. Bolger |
Red Rocksの今年のキャリアは開幕前に期待されたものからすると物足りない。Gordon Richardsを勝ったが、その後Prince of Wales'sで大敗。今回はそれ以来のレースとなる。この辺のクラスの馬が凱旋門賞に出るかどうか微妙なところではあり、ここで結果を得て、凱旋門賞からBCとなると今後楽しくなるのではないかなと思われる。
MaraahelはどうにもGIでは足りないというところで落ち着いているし、今回もこの馬のいつも通りになるのではないか。
3歳馬は興味深い陣容。O'BrienのDuke of Marmaladeはマイル路線を進んで、St. James PalaceでExcellent Artの2着に来ている。その後距離を延ばしたInternational Sでは4着に終わっているが、Notnowcatoに迫っていたことを考えれば悪くない内容。更にBallydoyleはRed Rock Canyonをスタンバイさせてきた。父Rock of Gibraltar、母Imagineという良血。10戦して勝ち無し、2着6回という壮絶なキャリアである。GIを使ってみるという判断は分からないでもないかな。
そしてAscotで破れて以来レースから遠ざかっていたFinsceal Beoがここで復帰。Ascotでの大敗は使い詰められた影響かと思われただけに休養してどうかというところに注目。また10Fをこなすかどうかも注目される点であるだろう。Matron Sという選択もあったかと思われるが、こちらに使ってきたということは評価したい。
Result
1.Dylan Thomas: Danehill - Lagrion by Diesis2.Duke of Marmalade: Danehill - Love Me True by Kingmambo
3.Red Rock Canyon: Rock of Gibraltar - Imagine by Sadler's Wells
4.Red Rocks: Galileo - Pharmacist by Machiavellian
5.Maraahel: Alzao - Nasanice by Nashwan
6.Finsceal Beo: Mr. Greeley - Musical Treat by Royal Academy
注文どおりRed Rock Canyonが引っ張るレースになって、直線であっさりDylan Thomasが決めた。Duke of MarmaladeはややRed Rock Canyonを交わすのに梃子摺っていたが、これはRed Rock Canyonの方を褒めるべきなのか。これがあるから相手なりで着は拾ってくるタイプの馬になっているんだとは思われる。そんなわけでO'Brien師が上位独占。Red Rocksがまるで話にならないのとMaraahelの方もどうしたものかなと思わずにはいられないレースでした。Finsceal Beoは条件が厳しいなかでよくやっていたとは思います。でもこの距離ではちょっと無理か。マイルに戻ったらもう一度期待してよいのではないかとも。