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October 15, 2005

10/16 秋華賞 GI 京都 芝2000m

Pre-Rating

春から勢力図が変わったわけでもないので今年は荒れないと思うが。
トップレートはもちろんラインクラフトの111。NHKマイルでの数字。ローズSでエアメサイアと接戦の2着で2000mという距離はよほど変なことをしない限りは問題ないだろう。母がサンデーXテーストのファンシミン系で、叔父アドマイヤマックスが短距離で活躍といってもこの血統はスタミナが無いから短距離しか走れないわけではなく、アドマイヤマックスにしてもセントライト記念2着があったりと中距離いけた馬ですし。
エアメサイアとデアリングハートが107。どうもローズSを勝った事でエアメサイアの方が評価が高くなっているのですが、トライアルを勝って本番はしっかり負けるというパターンではあるかなと。大崩れするということはなさそうだが、何となくGIを勝つイメージではないんだよな。デアリングハートは距離がどうなるかというところだけでしょう。こなせるならエアメサイアを逆転しても驚きません。それでもこっちもラインクラフトに勝てるイメージではないのですけどね。
エイシンテンダーは上手く乗られたなというオークスの4着で106。逃げ粘りができればそれなりに来るんだろうけど要するに桜花賞でラインクラフトに完敗している連中ばっかりなんですよね。
そして少し開いて103が紫苑Sの勝ち馬コスモマーベラス。ショウナンパントルに勝ったといってもショウナンパントルは春が悲惨の一言に尽きるので、あまり評価できませんね。102なのがジェダイト、ライラプスとそのショウナンパントル。ジェダイトは休み明けとはいえ調教で十分な時計を出しているんだから問題ないところでしょう。春の実績からトップクラスと比べると見劣りするのは仕方ないと思う。ライラプスはローズS3着とはいえ前の2頭には離されていて、力の差があるのは否定できないでしょう。ショウナンパントルはあのメンバーで紫苑Sを取りこぼすのかというのがあるのでこれもダメかなと。
100のエリモファイナルまでの全馬が春のクラシックに出走しているわけで、如何にその後が出てきていないかが分かろうものです。オリエントチャームその他の99組も春に実績を挙げている馬ですし、レーティングというものの性質上、重賞・OPでの実績がダイレクトに反映されるので当然という面もあるかもしれませんが、ローズS、紫苑Sが完全に春の力関係そのままな結果になったということは、ラインクラフトが万全の大勢ではあるかなと。

Post Positon

オリエントチャームが走るんなら見に行っても良いかとかは思ったり。
馬名母父騎手調教師
1エイシンテンダーエイシンサンディエイシンララミーTime For a Change武幸四郎武邦彦
2ジェダイトサンデーサイレンスグリーンポーラNijinsky池添謙一池江泰郎
3モンローブロンドアドマイヤベガソニンクMachiavellian秋山真一安田隆行
4テイエムメダリストフレンチデピュティレディージーニアスエブロス橋本美純木原一良
5ラインクラフトエンドスウィープマストビーラヴドサンデーサイレンス福永祐一瀬戸口勉
6オリエントチャームサンデーサイレンスニキーヤNureyev赤木高太郎池江泰郎
7レースパイロットサンデーサイレンスマンファスLast Tycoon安藤勝己松田国英
8デアリングハートサンデーサイレンスデアリングダンジグDanehill後藤浩輝藤原英明
9フェリシアグラスワンダーフェルモイIrish River小牧太上原博之
10エアメサイアサンデーサイレンスエアデジャヴーノーザンテースト武豊伊藤雄二
11ニシノナースコールブライアンズタイムノーブルドノールノーザンテースト横山典弘尾形充弘
12ショウナンパントルサンデーサイレンスバブルウイングスIn the Wings吉田豊大久保洋吉
13シールビーバックフジキセキマロンシェーバーリンドシェーバー松岡正海飯田雄三
14コスモマーベラスフジキセキロモーラNijinsky柴田善臣中村均
15スルーレートフレンチデピュティスルーオールSeattle Slew渡辺薫彦大久保洋吉
16エリモファイナルオペラハウスエリモセントラルドクターデヴィアス四位洋文大久保正陽
17トウカイルナエルコンドルパサートウカイパステルサンデーサイレンス北村浩平田所秀孝
18ライラプスフレンチデピュティフサイチエアデールサンデーサイレンス松永幹夫松田国英
改めて出馬表に血統を入れてみると凄まじいな。
サンデーサイレンス含有率は13/18となります。全く持っていないのはテイエムメダリスト、フェリシア、ニシノナースコール、スルーレート、エリモファイナルの5頭。そのうち2頭はフレンチデピュティ産駒でさらに2頭はRoberto系。なんかのギャグなんでしょうかね。
さて、サンデーサイレンスはというと、直仔で6頭、母父で3頭、直孫が4頭。この辺はもういいかなという気にすらなる。
プレレートを信じてみるならばラインクラフトがやや抜けた形になって、エアメサイア、デアリングハート、エイシンテンダーの3頭が追うという構図か。まあ、ローズSの結果を受けてラインクラフトとエアメサイアとの2強対決という雰囲気もあったりしますが、ローズSを逃げて潰れたエイシンテンダーは確かに微妙なところがあるものの、デアリングハートはクイーンSからの参戦で距離を気にして人気が下がってるようですが、クイーンSくらいをこなせるなら問題ないんではないかなと思う。エイシンテンダーは1枠からちゃんと逃げたら調子が悪かったらしいローズSほどひどい事にはならだろうとも思うが…。

RESULT

1.エアメサイア サンデーサイレンス エアデジャヴー ノーザンテースト
2.ラインクラフト エンドスウィープ マストビーラヴド サンデーサイレンス
3.ニシノナースコール ブライアンズタイム ノーブルドノール ノーザンテースト
4.オリエントチャーム サンデーサイレンス ニキーヤ Nureyev
5.ライラプス フレンチデピュティ フサイチエアデール サンデーサイレンス
6.モンローブロンド アドマイヤベガ ソニンク Machiavellian
7.エイシンテンダー エイシンサンディ エイシンララミー Time For a Change
8.ショウナンパントル サンデーサイレンス バブルウイングス In the Wings
9.トウカイルナ エルコンドルパサー トウカイパステル サンデーサイレンス
10.コスモマーベラス フジキセキ ロモーラ Nijinsky
11.フェリシア グラスワンダー フェルモイ Irish River
12.デアリングハート サンデーサイレンス デアリングダンジグ Danehill
13.ジェダイト サンデーサイレンス グリーンポーラ Nijinsky
14.シールビーバック フジキセキ マロンシェーバー リンドシェーバー
15.レースパイロット サンデーサイレンス マンファス Last Tycoon
16.エリモファイナル オペラハウス エリモセントラル ドクターデヴィアス
17.スルーレート フレンチデピュティ スルーオール Seattle Slew
18.テイエムメダリスト フレンチデピュティ レディージーニアス エブロス
ラップタイム: 12.4 - 11.0 - 12.2 - 12.2 - 12.3 - 12.3 - 11.8 - 11.6 - 11.3 - 12.1
逃げるエイシンテンダー。やや掛かり気味な所を見せながらも抑えつつ前目追走のラインクラフト。後ろから機を窺うエアメサイア。直線で抜け出したラインクラフトに対して、エアメサイアが襲い掛かり、最後に交わす。
ローズSのリプレイですか?
最後踏ん張りきれないのは、道中で行きたがってる分なのかなあ。ラップタイムからするとラインクラフトは最後止まってるような感じもありましたが、現状ではこの2頭の力が抜けていたと言う事でしょう。3着のニシノナースコールは4コーナーから最内を突いてきましたが、全く迫れず。まあ、パドックから大丈夫かなというくらいの発汗があったのでよく3着に来れたなという方が強いですが。オリエントチャームは芝だとこれくらいの距離の方が向いているんでしょうね。自己条件でしっかり勝ちあがってきていただきたく。馬体重を大きく減らしてきましたが、むしろ札幌のときに太すぎただけな気もするねえ。春はもっと軽かったんだし。

Posted by Marius : October 15, 2005 12:05 AM

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