Revery_L_Elektra
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2004/5 [1]2004/6 [1]
2004/5/16 京王杯SC・新潟大賞典
Foreign Racing
Preakness S GI Pimlico USA Dirt 9.5F
Smarty Jonesが史上最大の11馬身半の差をつけて圧勝で2冠獲得。2着にはRock Hard Ten、3着はEddington。
Preakness Sでの大差って当てにならんような気がしてきた。昨年のFunny Cideも9馬身くらい千切ってたのでこれをもって3冠濃厚とは言えないでしょうし。ちなみに過去10年で5頭が3冠への挑戦権を手にしてその全てがBelmont Sで負けてるのです。距離不安をアメリカの馬に言い出したらきりがないのですが、Smarty Jonesなんて血統を見たら特に持たない印象が強いです。

Rockinge S GI Newbury GB Turf 8F
Russian Rhythmが快勝しました。
1.Russian Rhythm: Kingmambo - Balistroika by Nijinsky
2.Salselon: Salse - Heady by Rousillon
3.North Dancer: Halling - River Patrol by Rousillon
4.Firebreak: Charnwood Forest - Breakaway by Song
Rousillonってなんや?Riverman - Belle Dorine by Marshua's Dancerだそうです。Rivermanだったら母父になってよいのは分からないでもないですけどね。
7着にこんな馬がいます。Checkit: Mukaddamah - Collected by Taufan。マイラーズカップか何かに登録してたこともありましたかね。

SAJC Derby GI Morphettville AUS Turf 2500m
勝ったのはGeiger Counter産駒Hard to Get: Geiger Counter - Rarely Caught by Danzatore。
Geiger Counterはもう死んでしまいましたが、オセアニアの競馬を見てると結構産駒が走っているので、父系として残りそうですかねえ。後継種牡馬が何頭かいるにはいますが、どれもこれもパッとしないです。
オセアニアはマイナー父系が残りやすいので、何とかなるでしょうけど。

Singapore Airlines International Cup GI Kranji SIN Turf 2000m
Singapore Turf Clubのサイト重すぎ。
1.Epalo: Lando - Evening Kiss by Kris
2.Surveyor: Western Winter - Crescent Fields by Northfields
3.Bowman's Crossing: Dolphin Street - Biraya by Valiyar
Epaloが逃げて圧勝。Epaloはドイツ馬でここの前はトルコで走って負けてるらしいです。Surveyorは南ア、Bowman's Crossingは香港。Bowman's Crossingは安田記念に出てもそこそこやるでしょう。Paoliniの11着には激しく何やってんだと突っ込みたい気分。
今日の新潟大賞典走った連中にこっち行けと言ってやりたい。
Horse Racing
京王杯SC GII 東京 芝1400m
1.ウインラディウス
2.テレグノシス
3.フィートソーファスト
テレグノシス、そういう馬だとは分かってたが…。差し損ねてくれました。でもまあ、フィートソーファストとのワイドがそこそこついたのはおいしいのですが。
このメンバーの中から安田記念ならテレグノシスでしょう。昨年のようなひどいグリーンベルトでどうしようもない状態でなければ。
鞘重でレコードが出るというのはいったいなんなのだろう。重馬場ダメなテレグノシスが来るんだからそれなりの馬場なんだろうけど。
ギャラントアローはエースインザレースに潰されました。

新潟大賞典 GIII 新潟 芝2000m
直線すごすぎ。外に行き過ぎです。まあ内がひどいのは分かってたことですが、ああまで揃って外に持ち出すとは思いませんでした。そこまで荒れてたか。
1.マイネルアムンゼン
2.ハレルヤサンデー
3.スーパージーン
4.ウインクリューガー
ウインクリューガーもさっぱり分からない馬になってしまって。このあたりのレベルに落ち着いてしまったブルーイレヴンもどうかと思いますが。

ジェイドロバリー (1987 USA) Mr. Prospector - Number by Nijinsky
翡翠泥棒の最期。
5/3に開腹手術を受けていましたが、その後病状が急変し5/15に死亡したとのこと。今年すでに100頭を超える繁殖牝馬を集める人気種牡馬でした。いまいち大物には恵まれていないのですが、そこそこ芝をこなすことができる利点を持っていました。産駒は早い時期から活躍し、その後の活躍期間が長く続くというのが特徴でした。
これまでにヤマカツスズランとタイキシャーロックがGI勝ち、短距離の重賞馬を数多く輩出しました。ここ数年はやや勢いを失っていましたが、残された産駒から重賞で活躍する産駒が現れるといいですね。
牝系は名門のThong-Special系でSadler's Wellsらのいとこに当たります。Thongの牝系もここのところ新しく種牡馬として活躍する馬が出てきてないような気がしますねえ。だいぶ高齢化してきてるのでどんどん死んでるし。Fairy King、Nureyev、Geiger Counter、Yeats。エルコンドルパサーやTate Gallaryは悲劇でしたが。他にもエブロスはシンジケート解散、Sword Danceは種牡馬引退。残ってるのはSadler's WellsとPeruginoくらいなものでしょうか。牝系図出してみる。
Rough Shod 1944 by Gold Bridge
|Thong 1964 by Nantallah
||Special 1969 by Forli
|||Fairy Bridge 1975 by Bold Reason
||||Sadler's Wells 1981 by Northern Dancer
||||Fairy King 1982 by Northern Dancer
||||Tate Gallary 1983 by Northern Dancer
||||Perugino 1991 by Danzig
|||Nureyev 1977 by Northern Dancer
|||Number 1979 by Nijinsky
||||Jade Robbery 1987 by Mr. Prospector
||||Chequer 1992 by Mr. Prospector
||Lisadell 1971 by Forli
|||Yeats 1976 by Nijinsky
|||Glenveagh 1986 by Seattle Slew
||||Sadler's Gal 1989 by Sadler's Wells
|||||El Condor Pasa 1995 by Kingmambo
|||Rosa Mundi 1977 by Secretariat
||||Sword Dance 1984 by Nijinsky
||Thatch 1970 by Forli
||Geiger Counter 1982 by Mr. Prospector
|Gambetta 1952 by My Babu
||Aphonia 1962 by Dunce
|||Messina 1975 by Secretariat
||||Make a Wish 1987 by Northern Taste
|||||Telegnosis 1999 by Tony Bin
|||Cutlass 1970 by Damascus
||Zonah 1958 by Nasrullah
|||Drum Top 1966 by Round Table
||||Topsider 1974 by Northern Dancer
||||Aliata 1983 by Mr. Prospector
|||||Storm Boot 1989 by Storm Cat
|Moccasin 1963 by Nantallah
||Scuff 1979 by Forli
|||Ebros 1986 by Mr. Prospector
||Brahms 1974 by Round Table
||Apalachee 1971 by Round Table
|Ridan 1959 by Nantallah
|Lt. Stevens 1961 by Nantallah
ざっとこんなもの。Storm Bootがいたか。それにしてもNorthern Dancer系との相性の良さは特筆すべきで、Nasrullah系がその下敷きに使われている感じ(NantallahやSecretariat)。Nantallahはこの牝系のおかげで血が残ったともいえますけどね。あとMr. Prospectorはまずまずというところかな。期待値に届いてはないんじゃなかろうかと。テレグノシスが種牡馬入りしたら期待しますか?
ジェイドロバリー全弟のChequerがなかなか愉しい流浪の種牡馬生活をしていて、NorwayやRussiaに送り込まれています。ともに初めてミスプロ系が入る国だそうで、これほどの良血が最初に入っていくというのはかなり良いのではないかとか思ったりします。全兄弟で種牡馬になると、期待されてないほうがいろいろなところに出て行って世界的な支配力を強めていくというのは良くあることですし。そういった意味ではこれから増えるだろうサンデー産駒の全兄弟種牡馬は早い時期に海外に出て行くほうがその種牡馬のためになることがあったりなかったり。まずはアドマイヤボスから行ってみて下さい。アグネスフライトはダービー馬なのでちょっと控えとくか。PharosとFairwayみたいになったら笑えないかもしれん。

メジロブライト (1994 JPN) メジロライアン - レールデュタン by マルゼンスキー
メジロブライトも死亡。こちらは心臓発作。新馬戦の勝ちタイムは半ば伝説みたいになってるし、戦歴が完全なるステイヤーなところがどうなのかと言うのはありましたが、実際は安定して強かったというところでしたでしょう。ラフィアンの岡田総帥が産駒の馬体の良さに惚れて今年からビッグレッドにて繋養されたばかりでした。
今年産駒がデビューするのですが、その結果を見ることなくってとこですか。これでノーザンテーストの直系がかなり厳しい状況に置かれたことは間違いありません。メジロライアンがいるとはいえ、その後継として期待されたメジロブライトが先に亡くなってしまいました。今年控えてるメジロドーベルの全弟とかに期待しましょう。
それでもメジロライアンどころかアンバーシャダイどころかノーザンテーストですらまだ健在なのに早すぎるなあ。
2004/5/17
Horse Racing
優駿牝馬
オークス一週間前なので今年の登録馬について。
今年は20頭が登録していますが、抽選組の4頭を除いた出走確定の16頭のうちサンデーサイレンス産駒が9頭です。さらにフジキセキ産駒も1頭でサンデー直系で10頭。残りの6頭はトウカイテイオー、タイキシャトル、ゴールデンフェザント、エンドスウィープ、ブライアンズタイム、シンボリルドルフという構成。タイキシャトルはHalo系でサンデーと同じで、ブライアンズタイムもHail to Reasonで同じ。シンボリルドルフとトウカイテイオーはPartholon、ゴールデンフェザントはCaro、エンドスウィープはミスプロ。なんなのだろうこの状況は。さらに抽選を待っている4頭はサンデーが2頭とマーベラスサンデー、スペシャルウィーク。今年のオークスはサンデー系12頭出走で確定。Hail to Reasonなら14頭出走となるのは流石に異常事態であると言っても良いかと。
私はもともとサンデーサイレンスの一強状態を否定してなかったし、どっちかと言えば擁護することの方が多かったのですが、これはちょっとやばい状態と思います。ノーザンダンサーやミスタープロスペクターがどんなに凄かろうと、今のサンデーサイレンス、しいては日本におけるHail to Reasonの勢力、ほどのものは持っていません。ノーザンダンサーもSadler's Wells世代は欧州主要ダービーを独占する勢いですが、それでもフランスはDarshaanに取られてますし、Rainbow Questもいたのです。今、英愛でのSadler's Wellsを中心としたノーザンダンサー系をもってしてもダービー・オークス出走馬の2/3を占めることはできません。ダービーの方は今年はなぜかがんばったマイネル勢がいるのでそこまでひどくないですが、それでも半分くらいはサンデー系。
Foreign Racing
Poule d'Essai des Poulains GI Longchamp FR Turf 1600M
フランス2000ギニーはAmerican Post。
1.American Post: Bering - Wells Fargo by Sadler's Wells
2.Diamond Green: Green Desert - Diamonaka by Akarad
3.Byron: Green Desert - Gay Gallanta by Woodman
4.Ershaad: Kingmambo - Insight by Sadler's Wells
5.Antonius Pius: Danzig - Catchascatchcan by Pursuit of Love
6.Newton: Danehill - Elite Guest by Be My Guest
7.Sunday Doubt: Sunday Silence - Pas De Reponse by Danzig
フランス産馬は2着のDiamond Greenのみで抱えてる問題はどこの国でも変わらないなあと思ってみたり。米馬が多いけど上位は英馬だったりするあたりが欧州です。
一応結果はこの通りなんですが、最後の直線で先頭に立っていたAntonius Piusが急に柵に激突して失速。American Postが何とか勝利を収めたというもので、A Lucky Guineas Winnerなどと言われるありさま。J. スペンサーはこの前の降着2連発といい何か焦ってるような気がしなくもない。まあ、若くしてクールモアの主戦に抜擢されたほどの腕前なので何とか立ち直って欲しいところですけどね。
サンデーサイレンス産駒Sunday Doubtは最下位の7着。これは勝ち上がったばかりでいきなりのギニー挑戦が厳しかったのでしょう。今後は良く分かりませんが、サンデーにDanzigはどこかぶっ飛んでるような馬が多いのでスピード任せの短距離戦に活路を見出せれば良いんじゃないでしょうか。ビリーヴを始めとして結構走ってる配合ではあります。
American Postはダービーの前売り人気が急落して11倍くらいまで落ちてます。Antonius Piusの後ろでもっとも大きな不利を受けたDiamond Greenが半馬身差で2着なので確かに期待はずれではあるのでしょう。

Poule d'Essai des Poulinches GI Longchamp FR Turf 1600m
フランス1000ギニーはTorrestrella。こっちは上位だけ。
1.Torrestrella: Orpen - Sea Ring by Bering
2.Grey Lilas: Danehill - Kenmist by Kenmare
3.Miss Mambo: Kingmambo - Troika by Strawberry Road
9.Carry on Katie: Fasliyev - Dinka Raja by Woodman
10.Rumba Loca: Sri Pekan - Rumba Azul by Fabulous Dancer
ペリエ騎乗で重賞初挑戦の上がり馬Torrestrellaが直線で失速したCarry on Katieを交わして最後は一番人気のGrey Lilasに1馬身半の差をつけて快勝。フランスにしては硬く乾いた馬場だったようでステークスレコードを記録。
Carry on Katieはハイペースもあったがそれでも負けすぎで、この距離でも長いということになるのでしょう。イタリアから急遽参戦したRumba Locaは10着に終わりました。ここも上位は外国産馬が独占。

Prix Lupin GI Longchamp FR Turf 2100m
フランスダービー一直線な馬はこちら。
1.Voix du Nord: Valanour - Dame Edith by Top Ville
2.Millemix: Linamix - Milesime by Riverman
3.Valixir: Trempolino - Vadlamixa by Linamix
4.Esperanto: Sadler's Wells - River Missy by Riverman
5.Alcinos: Highest Honor - Alshazam by Petong
前哨戦勝ち馬2頭の一騎打ち。最後は鼻差でVoix du Nordの凱歌。これもコースレコード。フランスダービーはこの2頭で決まりな状勢かもしれません。Voix du Nordは前走Prix Noaille後に脚部不安が出たとのことでこれからも注意が必要かもしれません。
このレースは位置付け的にもフランス産馬の舞台で血統もそれなり。LinamixやらRivermanなんかはまさにそういう感じですね。

Premio Presidente della Repubblica GI Rome ITY Turf 2000m
イタリアの共和国大統領賞。今年も時計速いです。
1.Altieri: Selkirk - Minya by Blushing Groom
2.Vespone: Llandaff - Vanishing Prairie by Alysheba
3.Nonno Carlo: Alhaath - Most of People by Horage
4.Le Vie Dei Colori: Efisio - Mystic Tempo by El Gran Senor
5.Duca D'Atri: Dr. Devious - When Lit by Northfields
6.Quel del Giaz: Flying Spur - Velate by Spend a Buck
7.Blu for Life: Rainbows for Life - Tinte Blu by The Noble Player
2000mのレースで1:58.7が勝ちタイム。これだからイタリアは高速馬場で日本に対する適正があるといわれるのです。勝ち馬は最近良く出てきているSelkirk産駒で社台グループが手を出しそうな気もします。

Mehl-Myulhens-Rennen GII Koeln GER Turf 1600m
ドイツの2000ギニー。ウムラウトを回避するスペリングに自信はありません。間違ってるかも。
1.Brunel: Marju - Castlerahan by Thaching
2.Lazio: Dashing Blade - Leontine by Selkirk
3.Assuin: Monsun - Assia by Royal Academy
4.Pepperstorm: Big Shuffle - Pasca by Lagunas
5.Omikron: Germany - Ost Tycoon by Last Tycoon
勝ったのはアイルランド産馬Brunel。Gallop OnlineではSuper-Finishと出てました。私のかじった程度のドイツ語知識では太刀打ちできないので記事は読んでませんが、英語経由で日本語に自動翻訳かけてみた。どうやら2着のAssiunを完全に押さえ込むような形で直線の攻防があった模様。1馬身半差の完勝といったところか。
5着馬は単に血統が面白いだけ。アメリカ産馬のドイツ人が父、母は東の将軍でその父は最後の将軍。

Adelaide Cup GI Morphettville AUS Turf 3200m
1.Pantani: Pentire - Dewamar by Marscay
2.Danestorm: Danehill - Shalbourne by Nureyev
3.Bel Air: Victory Dance - Hollywood Hotel by Nassipour
Pentireはラフィアンの岡田総帥が推している種牡馬ですが、日本よりオーストラリアの方で活躍馬をよく輩出します。日本では特に東京コースに強く、クラフトワーク、マイネルデュプレ、マイネルアムンゼンなんかを出していますが、大物という感じを受ける産駒はまだ出てきていません。長距離ではマイネルデスポット。トニービンと似た特徴をもっていますが、そのレベルにまで達していないということでしょうね。今年はドイツで種牡馬活動しています。
3200mなんていうExtendedなカテゴリーで2着馬がDanehill x Nureyevなのはどう解釈したらいいんだろうか。オーストラリアの長距離戦は結構そんなものなんだが、それでもその血統で3200こなされるのは日本の長距離戦的観点からは理解し難いなあ。

SAJC Oaks GI Morphettville AUS Turf 2500m
1.Dowry: Bahhare - Destined for Me by Noble Bijou
2.Tingirana: Generous - Shy Lizzie by Shy Rambler
3.Dane Belltar: Danewin - Ameerat-Blaadi by Kenmare
BahhareはWoodmanでNoble BijouはVaguely Noble。Woodmanの血が2500mこなすのもなあ。母父がVaguely Nobleなので無理やり納得しておこう。母母父もNever Say DieなMellayだから母系はそれなりにスタミナを持っててもおかしくないか。
Generousもオーストラリアの方が活躍馬多いので日本で泣かず飛ばずになっているよりはまし。もうNZの牧場に買われて日本にはいませんけどね。春シーズンはイギリスにシャトルされてるらしい。Generousは母系に活躍馬目白押しの名門なんですがどうも母父のMaster Derbyが邪魔で、血統を汚したかなという気もします。Bold Ruler入れるにしてもほかにやりようがあるだろうと。CaerleonはRound Tableが邪魔になる(重くなりすぎる)という人もいるが、Generousの場合はどう考えてもMaster Derbyのせい。

サンパウロ大賞典 GI ブラジル 芝2400m
普段南米の結果を調べるのに頼り切ってるJapan Bloodstockのサイトには結果どころか出馬表も出てません。とりあえず調べてみた限りでは、
1.Cheikh: Roy - Plus Vite by Baronius
2.Belo da Guanabara: Stuka - Fighting Girl by Mariache
3.Paparazzi: Nugget Point - Krizia by Filago
RoyはFappiano、BaroniusはFalkland-Right Royal-Owen Tudor、StukaはJade Hunterからミスプロ、MariacheはDancing Moss-Ballymoss-Mossborough、Nugget PointはNureyev、FilagoはFoolish Pleasure。
2004/5/18
Foreign Racing
Storm Flag Flying (2000 USA) Storm Cat - My Flag by Easy Goer
一時は引退さえ報じられたStorm Flag Flyingが復活しました。Belmontで行われた牝馬限定のGII Shuvee H.で半馬身差で勝ち、2歳のBC Juvenille Fillies以来の重賞制覇。3歳時の脚部不安はあったとはいえ2歳の頃の圧倒的な強さはまだ戻ってきていないのですが、ともかく重賞を勝つまでに戻ったということは良いことです。
Storm Flag Flyingは現在のアメリカでもっとも豪華な血統で、母My FlagはBCJFの勝ち馬。その母Personal Ensignは13戦無敗BC Distaffの勝ち馬です。とくにPersonal EnsignのBC DistaffはKダービー馬Winning Colors、NY牝馬2冠のGoodbye Haloが揃ってレベルの高いレースでPersonal Ensignが絶望的な状況から差し切った脚は伝説化しています。繁殖としても優秀で、My Flagを含めてGI馬が3頭、また牡駒のOur EmblemはWar Emblemの父となっています。
Miesqueの一族に匹敵する名牝系。Personal Ensignの血統なんかを見てるとPrivate Accountの血は凄いと思いますがね。直系はいまいちですが、Personal EnsignとEast of the Moonの2頭の名牝を出したことは特筆すべきです。累代種牡馬がDamascus、Buckpasser、Swaps、Nasrullah、War Admiralとまさに完璧。Northern DancerやMr. Prospector相手には相当良い血です。

Lucky Owners (1999 NZ) Danehill - Miss Priority by Kaapstad
現役を引退し、オーストラリアで種牡馬入りすることが決まりました。秋シーズンから種付けを開始し、来年は北半球にシャトル予定とのこと。
主な戦績に香港マイル、香港ダービーの1着。この前のQueen Elizabeth II Cupの結果如何ではワールドシリーズ参戦とか、安田記念参戦とかのプランもあったようなんですが、6着に敗れて意気消沈でしょうか。香港馬なわりにはセン馬になってなかったのでこの実績を引っさげてDanehill大好きなオーストラリアで種牡馬生活ですから、十分ですかね。これで香港でも去勢するより種牡馬入りを見越して走らせる方が良いということになれば、また香港競馬への注目度も上がるんでしょうけど。セン馬ばっかりでは流石にその先がないからなあ。
Horse Racing
Peintre Celebre (1994 USA) Nureyev - Peinture Bleue by Alydar
そろそろ2歳馬の話。今年の2歳新種牡馬はマイネルラブが好スタートでその他ローゼンカバリー、スピードワールドと北海道で勝ち馬を出しました。なかなか好調のようで、あとはJRAの芝でどこまでやれるかでしょう。キングヘイロー、グラスワンダーあたりもすぐに勝ちあがり馬を出してくるでしょうし。輸入種牡馬ではFrench Deputyが控えていてこっちはあまり北海道には入っていないような感じですが、実は一番怪しいのがFrench Deputyと思ってます。だってクロフネ級は例外でよくてグラスエイコウオーでしょうと。End Sweepみたく日本での産駒が確変起こしてたらそれはそれで嫌です。
この2歳世代は一年限りのリース種牡馬でPeintre Celebreが来ていました。凱旋門賞をレコードで圧勝し、欧州ではポストSadler's Wellsな評価を受けています。初年度産駒から独ダービー馬Dai Jinを出し、フランスにはSuper Celebreもいたのでまずは順調。日本での産駒にも非常に期待できるそうなんですが、受胎率が悪かったらしく産駒はちょっと少なめなのが残念です。Nureyevの2世はSpinning Worldもそうでしたが、なぜか受胎率悪かったりします。
欧州で活躍してはいましたが、血統は欧州的ではなく、Sadler's Wellsのような重さはありません。Sadler's Wellsも全弟Fairy Kingは軽いのでよう分からんのですが。とはいえPeintre Cerebreの累代はNureyev、Alydar、Habitat、Le Haar、Nordiste、Nasrullah。これはどっちかというと軽い血統です。スタミナを持ってそうなのはLe HaarとNordsiteくらいでしょうか。Habitatはマイル程度の血というかニホンピロウィナーを出した父系です。Alydarはもろアメリカ血統なのでそんなにスタミナが在るはずもなく。NureyevはIsinglass、Simon Square、Blandfordとスタミナでがっちり固めたところにGold Bridge、NantallahとスピードをいれてForliが隠し味になってNorthern Dancerが上手いこと引き出してる感じなので、ある程度スタミナを供給することがあり、Peintre Celebreなんかもまさにそれなんだろうけど。全体的に見るとスピードを強調しそうな血統です。スタミナ面ではフランス血統で固められているLe Haarが結構効いてるのでしょう。
2歳馬では母ゴールデンカラーズという良血のエレスサールなんかが高い評価を受けていますが、例えばこのエレスサールならRaise a Nativeが4x3でクロスするのでイメージよりアメリカ色の強い種牡馬な気もしてきます。ほかも何頭か見ると血統からRaise a NativeやNorthern Dancerくらいしかクロスさせられる馬がいないのでそれが多いのですが、Alydarを3x3で持ってたりする産駒もいてそれはどうなんだと思ったりもするわけです。あとシルクマーシャルなんかは母父Kingmamboで結構凄いことになってます。
何と言ってもPeintre CelebreにはNureyev系を支える種牡馬になってもらわないと困るのです。Fasliyev産駒は3歳になってから完全に勢いを無くしてしまったので、これは現役時からも予想できましたがそれにしても案外な成績。枝葉が広がってはいるものの、中心となる幹はちょっと弱いのが今のNureyev系かなという気がします。中心は多分まだTheatricalでしょうしねえ。Miesqueとかは言うな。欧州マイルでNureyev系同士がライバルになることが結構あったりするんですが、種牡馬としての大物はまだ出てないという印象です。
2004/5/19
Comic
今月のエルナサーガ
なんか最近Gファンタジーを見つけにくくなってるような気がしてなりませんが。
で、まあ何を置いてもエルナサーガIIです。前作の読者だったら思わずにやっとしてしまうことがしばしば。ただ、前作知らん人はついて来れるのかと不安にもなってみたり。てか、ヴァルはオタですか、そうですか。
ヴァルがエルナサーガではとか言ってるのを見ると一般にはシャールヴィとエルナの物語は本当にお伽噺とか今で言う神話のようなものという感じですかねえ。神話の中でも英雄の出てくる類のもの。ケルトのク・ホリンとかフィアナ騎士団な認識でいきますか?
ただ、時代が変わって取り巻く状況というものは変化していても魔法や狂戦士の設定が前作のままで、これは同じ舞台なんだということをさりげなく強調しているところがなんとも言えず楽しいです。まあ、ヴァーリが随分と人体実験した上で実用化した魔精霊戦争の後期型狂戦士が普通に使われてるのはそれでいいのかと思ったりもしなくはないですが。
取り巻く状況というのは魔法戦をおおっぴらにはやれないというところとか、王族の立場とか。旧ギムレーを統一したグードランドは王族がすでにいなくなってるっぽいし。だから、堂々と魔法を打ち合ってるシーンなんてのはIIではまだ出てきてないんですよね。本格的に聖修道会とぶつかる時はあるんでしょうけど。そうなったら、多分前作のシャールヴィ、エイリークを超えてそうな今作のエルナ様に対抗できる人材なんていないんじゃあ…。なんの準備も無しにとっさに出した"圏"で屋根吹き飛ばしてるし…。今月の最後は反魔法か魔風なんだろうなあ。
ヴァルが魔法詠唱してるシーンで「あまねく地の風よ」って出た時点で"陣風竜"と分かってしまう私もどうしたもんかなあと思ったりするけど。
作者の公式サイトで全5巻程度でということが書かれているんですが、すでに3巻まで出ていて、もう終盤なわけですか?どうもそんな感じはしないので無事に連載延長となっているのだと信じています。初代エルナも確かそうだったと作者は言ってたように思いますので。
Horse Racing
凱旋門賞
フランスギャロで確認できないので分かりませんが、5頭が凱旋門賞への一次登録をしたようです。登録したのはタップダンスシチー、イングランディーレ、ネオユニヴァース、ザッツザプレンティ、ハイアーゲーム。これは確認された分だけということなので他にも登録しているかもしれないということです。これってイングランディーレが最も出走の可能性が高いのですが。タップダンスシチーも結構可能性高いですかね。一部ではステップとして新潟記念を使うとかも出ていましたが、ハンデ60k以上で確定っぽいですかねえ。
またダンスインザムードはヴェルメイユが最大目標とも。その前にどこか向こうのGIを使うようでそれがナッソーSなりヨークシャーオークスになるんだとか。今年から欧州古馬牝馬にGIが増えましたので、レース選択には苦労せんでしょう。凱旋門賞には登録してないようですが、同日のオペラ賞でいいでしょう。

ダービーとオークス
ダービーの方はメイショウボーラーがレース間隔が詰まってて体調が戻らないということで回避決定。ということは多分ちゃんと回復してたら本気で使ってきたんだろうなあ。見てみたかった気もします。これで2000万の2頭、アドマイヤビッグとマイネルマクロスまで出走が確定します。まあ、どうでもよし。ダービーでもマイネルマクロスが変なことしたら流石にどうかと思いますが、もう誰も引っかからんでしょう。
オークスの方は最終登録の時点から変化なしなので抽選です。プレレーティングを見ていてもダンスインザムードの一強状態なので、見る方はともかく馬券買うには難しいんですよね。レクレドールが抽選突破したら観戦モードで過ごします。
今年のクラシック世代は新馬戦への出走が一回に限定された初めての世代なんですが、この新馬戦改革はどっちかというと失敗な面もあるような気がします。ダービーは賞金面では非常にハイレベルなのですが、これは少なくとも重賞を勝つか、2着で賞金を加算していないといけないレベルなのです。OP特別を勝って3勝目を挙げたカンパニーはトライアルを使わなかったのは半ば覚悟の上だったんでしょうけど、それでもこのくらいでも出走できるという読みがあったのは間違いないでしょう。早い時期に勝ち上がって賞金に余裕を持てた馬はいいんですが、それに失敗すると一気に苦しくなっています。JRAは新馬戦のレベルを上げるということを目的に掲げていますが、実際には明らかに未勝利戦のレベルが上がりました。例年は折り返しの新馬戦で勝ち上がっていたような馬が未勝利戦にまわることになって、結局勝ち上がりに手間取っている状況が結構あったを思います。なんだかんだと言ってもすでにレースキャリアを積んでいる馬の方が勝ち易い面があるのです。分かりやすいのはユニバーサルで新馬戦はキングカメハメハに迫る2着でしたが、その後の未勝利戦でも勝ち上がるのに手間取りました。結局これが響いてしまってトライアルを連続で除外されるという不運はありましたがクラシックに間に合いませんでした。今年牝馬の層が明らかに薄いのはこの新馬戦改革が多少影響していると思います。
2004/5/20
Horse Racing
オークス枠順確定
馬名母父騎手
1スイープトウショウエンドスウィープタバサトウショウダンシングブレーヴ池添謙一
2セカンドノホシシンボリルドルフセカンドサービスRhythm梶晃啓
3ラグレスロマニースペシャルウィークグリーシャンコレーAlysheba小野次郎
4ドルチェリモーネサンデーサイレンスレモンスフレSalse安藤勝己
5ダンスインザムードサンデーサイレンスダンシングキイNijinsky武豊
6ヤマニンアラバスタゴールデンフェザントヤマニンリコールタマモクロス江田照男
7ヤマニンシュクルトウカイテイオーヤマニンジュエリーNijinsky四位洋文
8アズマサンダースサンデーサイレンスオースミシャインシンボリルドルフ蛯名正義
9ギミーシェルターサンデーサイレンスオークツリーリアルシャダイ柴田善臣
10フレンチアイディアサンデーサイレンスフェンジーSaumarez勝浦正樹
11メイショウオスカルフジキセキメイショウヤヨイアンバーシャダイ後藤浩輝
12ウイングレットタイキシャトルエアウイングスサンデーサイレンス田中勝春
13ダイワエルシエーロサンデーサイレンスロンドンブリッジドクターデヴィアス福永祐一
14マルカフローリアンサンデーサイレンスセトフローリアンIIBellotto吉田豊
15レイナシンフォニーブライアンズタイムレイナロバリージェイドロバリー石橋守
16グローリアスデイズサンデーサイレンスグレースアドマイヤトニービン岡部幸雄
17レディインブラックサンデーサイレンスサマニベッピンノーザンテースト北村宏司
18シルキーフレンドマーベラスサンデールミネッセンスブライアンズタイム菊沢隆徳
なんと見事な抽選結果でしょうか。除外されたのはレクレドールとマコトキンギン。ユニバーサルも登録して除外されたら伝説になれたでしょうけど。レクレドールに関してはこんなものでしょう。ステイゴールドの全妹が春のクラシックに間に合っちゃいかんのです。阿寒湖特別でも勝って上がり馬として最後の一つに向かうのが正しい姿ということで。
今回も良い枠引いたのがダンスインザムード。逆にスイープトウショウの1番枠はかなりの不利になりそうです。運良く内埒沿いから抜け出して来られたら相当良いでしょうけど、多分外に振るだろうしそうした場合には距離に不安のあるスイープトウショウはきついです。ヤマニンシュクルも良い枠もらった気がしますが、また大外ぶん回して届かないとかされそうで…。
ヤマニンアラバスタの血統を見てると凄いとは思いますが、なんかNasrullahをこれでもかと3代重ねてきてる上にその前もNasrullahがらみの種牡馬が使われてるというのはどうかと。ゴールデンフェザント自体がNasrullahのクロスを持っているので、目立たないところでかなりNasrullahです。これまでのところGIではどうしても足りないし、馬体重が減りつづけてるのも気がかりなのでオークスでも勝負になるとは考えていないんですが。
枠順表に父名入れるとやっぱり恐ろしいことになってるなあ。後継者決定戦はフジキセキvsマーベラスサンデーvsスペシャルウィーク。この中ではフジキセキがまだマシ、というか他の2頭は1勝馬だから話にならないというべきかも、ですがどう考えても見劣りします。

目黒記念
伝統の長距離ハンデGII。今年は18頭のフルゲートです。
ダービーレグノはいつの間に長距離馬になってしまったんだか。久しぶりのホットシークレットやら、OP惨敗してもハンデが軽くなってくれなかったアクティブバイオやら長距離の常連もでてきますねえ。どの馬も一長一短です。出走頭数が多い分だけこれまでの長距離勢力と新興勢力の激突という意味では面白いレースになるでしょう。
Foreign Racing
Island Fashion
安田記念に向けての遠征計画が出ています。これだと来週には日本に到着する予定なので陣営は結構本気で勝ちに来ているようです。安田記念の鞍上は主戦のK. デザーモに決定しています。
Island Fashionはこれまでに一度芝のレースを走っており、昨年のGIのマイル戦メイトリアークSを4着という結果を残しています。このメイトリアークSはHeat HazeやMusical Chimesが出走していてレベルの高いもので、それを僅差の4着するのですからIsland Fashionは芝をこなせないことはないということになります。北米のしかも牝馬の芝路線のレベルは疑問視してしかるべきですが、メイトリアークS後の充実振りもあるので、全く勝負にならないということはないでしょう。

Irish Guineas
今週はアイルランドのギニー戦です。
英2000ギニーの勝ち馬Haafhdは愛2000ギニーへは出走しないことになりました。2着馬Snow Ridgeも回避。それで現在の一番人気はGrey SwallowでAzamour、One Cool Catがそれに続いているという状態です。英2000ギニー惨敗は心房細動ということだったOne Cool Catにとっては正念場。ここで負けてしまうとそのままということにもなりかねません。
1000ギニーには6戦無敗で頂点に登りつめたAttractionが出ます。トライアルを制したAlexander GoldrunやオークストライアルのBarakaなんかもでるのでこっちはかなり面白いレースになりそうです。というか何でこっちに出てくるんだろう、Baraka。
どちらにもフランスのギニーから連闘で出走する馬が一頭ずつ。

Ashado
Ahadoは熱発してAcorn Sを回避。Mother Goose Sを今後の目標にするということです。現在のNY牝馬三冠はMother Goose S、CCA Oaks、Arabama Sなのでこれを最大目標とするんでしょう。Halfbridledは骨折判明で今年中の出走はなさそうで、Madcap Escapadeは短距離戦に向かうようなので、NY牝馬三冠を達成する可能性は結構高いといえるでしょう。問題は三冠と同じく12Fの距離で争われるCCA Oaksをこなせるかどうかでしょう。
2004/5/21
Horse Racing
安田記念
安田記念は香港のBowman's Crossingも出走を辞退して、今年の海外馬はIsland FashionとSelf Flitの2頭ということになりました。Island Fashionについては以前に書いたので今回はSelf Flit。
血統はCicerao - Pretext by Pre Catelan。CiceraoはAlzao産駒でニュージーランドで種牡馬活動をしています。Pre CatelanはTom Fool-Silly Season-Lunchtimeと続く血統でこちらもニュージーランドの種牡馬です。
Self Flitは香港クラシックマイル1着という実績を持ち、香港ダービーでもElegant Fashionの2着に入った馬です。マイル戦を得意とし、Bowman's Crossingと同等程度の実力は持っていると思います。

東海S
ダートの長距離戦。ほとんどないレース条件だけに、有力馬がことごとく距離に不安を持ってます。意外と距離がもつ印象がありながら実際には2000mでも勝ったことのないビワシンセイキ、2000m以上のダート戦は走ったことすらないタイムパラドックスなど。カネツフルーヴやジーナフォンティンが何とかこの距離でも実績ありというところです。
リージェントブラフは結局出てこないのか。引退というわけでもないらしいけどどうするつもりなのでしょう。

サイレントディール
ドバイから帰国後の復帰戦は当初帝王賞となる予定でしたが、ここに来て宝塚記念への出走を第一に検討されているようです。考えてみれば昨年の宝塚記念を最後に芝のレースには出走していなかったんですねえ。今の4歳世代の状態を見てしまえばまだ勝ち目はあると考えるのも納得のいかないものではないです。
今年の宝塚記念はタップダンスシチー次第という面もあるんですけどねえ。来週の金鯱賞で復帰してくるでしょうから注目しておきましょう。凱旋門賞に行くなら今年は金鯱賞、宝塚記念、新潟記念、凱旋門賞で終わるらしいですが。その代わり来年も現役続行。血統的には種牡馬入りすべきなんだと思いますが。
つか、ノーリーズンの復帰はまだか?
Foreign Racing
Oaks d'Italy GI Milan ITY Turf 2200m
今週も海外競馬多すぎ。これはイタリアのオークス。
ここには先週フランスに遠征したRumba Locaが連闘で出走予定。もう無茶苦茶になりつつありますが、その後はフランスのオークスでも走るんだろうか。

France
今週は古馬のPrix d'Ispahanと3歳牝馬のPrix Saint-Alary。
イスパーンの方は1850mとやや変則的な距離で行われる分毎日王冠的にマイラーからもメンバーが揃います。なのでCheckitが出走。いやそれはどうでもよく、Nebraska Tornadoが登場。更にはSix Perfectionsまで出ます。この2頭の牝馬のおかげでメンバー的にレースは救われた感じ。後はRansam o'WarとかSunstrach、Vangelisといったあたりか。
サンタラリは2000mでこれはオークスへの最終ステップといったあたり。実績馬は1000ギニーに向かうことの方が多いのでメンバーは薄いです。Ask for the MoonやLaticeが人気してるのかな?

Ireland
ギニー戦のほかにTattersalls Gold Cup。今年も微妙なメンバーで…なぜSulamaniがおるねん。引退してなかったのか。ドバイのSheema Classicに出てきてなかったのでてっきり引退したものだとばかり思っていました。Brian Boruは出ないという話なので、やっぱりメンバーは大したことない。Brian Boru自体がいまいちよろしくない上に欧州の4歳現役馬にろくなの残ってないのが響いてるでしょう。イスパーン賞出走予定の牝馬2頭は別格だし。これとRussian Rhythmと牝馬は結構いいんだけど、牡馬はちょっとひどい気がします。

America
打倒Smarty Jonesの刺客はここからということで、過去5頭のBelmont S馬を輩出したPeter Pan S。Sinister GやMaster Davidが名乗りをあげてくるかというところ。またフロリダダービー馬Friends Lakeの巻き返しもありえます。
2004/5/22 目黒記念
ほったらかしにしていたトップページを更新しました。それと同時にいくつか追加したコーナーもあります。Favoriteの中に紅茶と馬のコーナーが増えました。紅茶はブランドの解説程度です。馬はここで何とか系という表現をよく使うのでその補足程度の内容です。結構前に書いた部分もあるので古くなってるかもしれません。
Horse Racing
目黒記念 GII 東京 芝2500m
アクティブバイオの人気が全く読めず。雨降ってたのか。
1.チャクラ
2.トレジャー
3.ダービーレグノ
10.アクティブバイオ
18.ホットシークレット
なんでまたレコードが出るんだろう。
微妙に世代交代してるというべきですか?ホットシークレットはともかく、この馬場でアクティブバイオが沈んでいくんですからねえ。うーん、チャクラがトレジャーとダービーレグノを連れて来ることからして分からないレースです。トレジャーが2着してるのが本当に分からないんですが、これは騎手ということにしますか。D. オリヴァーに要注意ということで。別の意味で要注意な柴田善臣と郷原洋司が1着と3着なのが...

なんとなくPOGの季節だなあと思うことがあった
まあ私はそんなにPOGに入れ込むわけではないので昨年と同じくJSE White BoardでのPOGに参加する程度です。すでに指名スレに指名馬を投下してるのでこっちにも出しておきましょうか。単に馬名だけ挙げても仕方ないので1年後に私自身を嘲う目的もこめて指名の根拠なども。
エレスサール: Peintre Celebre - ゴールデンカラーズ by Mr. Prospector
池江郎厩舎所属。母ゴールデンカラーズはミスプロ - Winning Colors by CaroでKダービー馬を母に持つ良血。現役時の実績はクイーンC2着がある程度でした。繁殖入り後はナリタブライアンを父に持つダブルネームを送り出したにとどまっています。父サンデーサイレンスのチアフルスマイルとともに全く走らないわけでもないので、父カーネギーなアスファロスは知らんけど、まあ期待できるでしょう。パントレセレブルは欧州で出だし良好だったわけで後は日本の競馬に合うかどうかだけ。エレスサールの場合はRaise a Nativeが4x3でNative Dancerが5*5x4というクロス。Nureyev父系ということと合わせて、決して血統的に重いということはないでしょう。むしろ軽いかもしれず。
牝系はアメリカの種牡馬が代々配されてきていて、All Rainbowsでタップダンスシチーと接続。
この前いきなりパントレセレブルがどうこうという話があったのはこいつでちょっと調べてたから。
ヤマニンメルベイユ: メジロマックイーン - ヤマニンアリーナ by サンデーサイレンス
栗田厩舎所属。母ヤマニンアリーナはサンデーサイレンス - Tiffany Lass by Bold ForbesでTiffany LassはKオークスを制しています。母の半姉にヤマニンジュエリーでその産駒がヤマニンシュクル。かなり早くから完成する母系で、メジロマックイーン産駒も牝馬の場合はかなり早くから活躍します。エイダイクイン、タイムフェアレディ、ポイントフラッグといったあたり。どれも一枚足らなかったのは確かですが、そこはサンデーサイレンスの力で何とかしてくれると信じてみる。
今回最も言い訳しておかなければならない馬。まずマックの牝馬は早いという認識ですが、これだって外したらどうにもならないことくらい分かってます。母系そのものが2歳戦用的側面を強く持ってるのでそれも考慮してます。単に母父サンデーを一頭指名したかったとか、昨年メジロで失敗したから今年はヤマニンとかだったりもしますが。
アリューシャン: サンデーサイレンス - ケープリズバーン by Bering
池江厩舎所属。母ケープリズバーンは芝の2400mとか2500mで勝ち上がって、ダートの交流重賞で活躍、TCK女王杯の勝ち馬です。今年が初仔。Almahmoudがこれでもかと入ってる血統が魅力。Almahmoudは4x5*7*6のクロスでHalo、Northern Dancer、Arctic Ternから来る。Northern DancerはLyphardとNijinsky。サンデーサイレンスにBeringというのはほとんどサンプルがないが、Native Dancer系一般への相性が良いのでこれもまあ問題なかろうと思ってみた。アイーンベルは無視。
3代母Irish ValleyからはAlhaath、4代母Green Valleyの産駒にGreen Mount、Green Dancer。
サンデー産駒は母父を吟味すべしという鉄則を無視したような気もするけど、名牝の初仔という面で狙ったつもり。Beringはどうかというのが全て。Arctic TernにしてもSea Birdにしてもサンプルはないです。Almahmoudのクロスが頼み。
ついでにサンデー産駒の母父についても少し。マルゼンスキーやLyphardがかなり良い成績なのに対してSadler's WellsやMr. Prospectorは惨めな結果に終わってます。とくにMr. Prospectorはアンブロジンとラスティックベルのせいでだまされますが、実は酷い結果に終わることの方が多いです。平均を取るとディクタスが上位に来ますが、これはステイゴールドがかなり効いてしまうため。ただ、ディクタスは母父でかなり優秀です。Nureyevは今年もくわせもののRotta Laceの仔がいますが、基本的にサンデーxNureyevは池江厩舎に入らないことには活躍しないことを憶えておくべきかもしれません。トニービンは母の優秀性だけで効いてる気がします。総じて見るとよろしくないのです。活躍馬の母がベガとエアグルーヴだから考えるのが無駄なのかもしれませんが、ノースフライトは苦戦しまくってるわけですし、ギャンブルホースなんて例もあります。ただ当たるとでかいので今年のサムライハートはどっちに出るか。
Saint Ballado - U Can Do It by Gold Alert
馬名未定。池江寿厩舎所属。 母U Can Do Itの血統はGold Alert - Royal Fit by Native RoyaltyでRaise a Nativeの3x3を持っている。ビックタイトルはありませんが現役時14勝を挙げた名牝。すでに日本に輸入されていますが、これはアメリカで産んだ産駒。Fasig-Tipton Calder Selected 2-year-olds出身で公開調教で軽く1F10秒フラットを計時、落札額は20万ドル。Saint Balladoは母Balladeでアメリカでも名門中の名門牝系出身。Saint Balladoの残り世代も少なくなってきたのでそろそろ日本にも大物が欲しいところ。 馬体写真を見た限りでは筋肉ががっちりしてたので短距離中心で走りそう。
ヴィートマルシェ: フレンチデピュティ - キョウエイマーチ by ダンシングブレーヴ
小島太厩舎所属。ダンシングブレーヴの送り出した超GI級牝馬キョウエイマーチの初仔。キョウエイマーチは現役時代はスピード任せにぶっ飛ばしてそのまま粘りこむというとんでもない牝馬でした。そのわりにスプリント戦は苦手でしたが。父フレンチデピュティは結構不安あるんですけどねえ。クロフネは規格外だからあれを期待してどうするのという気もするのです。クロフネ、グラスエイコウオー、ノボジャック以外に何がいるかといわれたらいませんので。ノーザンファームの良血牝馬が集まったので大コケすることはないだろうし、されたら非常につらいものがあるのですが、それでも期待通りになるとは思えません。フェアリードールの04もフレンチデピュティなので悪夢を見たくはないですけどね。
今回の思い入れ度はこの馬が一番なのでキョウエイマーチについても触れておくと、メジロドーベルを千切って重馬場の桜花賞を制しました。オークスでは距離に泣いて11着に沈みましたが、秋には2000mをこなしローズSを勝利。秋華賞ではメジロドーベルの2着に入りました。その後は短距離を中心に6歳まで走りつづけました。
サイレンススズカが毎回逃げを打つようになったのは無理に抑えて沈んだダービーの後の神戸新聞杯からで、その後のサイレンススズカの戦績を見るとコーナー通過順位に1が並ぶのですが、一つだけ2番手になっているレースがあります。それがマイルCSで、1000m通過が56.5というハイラップを刻んだレースです。このラップを刻んだのは当時3歳のキョウエイマーチです。このペースを追走した先行勢が総崩れになる中でキョウエイマーチは粘り抜きタイキシャトルの2着に入りました。このレースがキョウエイマーチのベストパフォーマンスでしょう。
ハレクラニ: ブライアンズタイム - エリモエクセル by ロドリゴデトリアーノ
ユニバーサル全妹。今の時点でユニバーサルが1勝しかしてないのはどう考えてもおかしいので、もう一度。今年指名せずに走られたら悔しすぎるというのもある。ブライアンズタイムは全きょうだいで活躍馬が出るタイプの種牡馬ではないのですが、ユニバーサルは活躍してるかといわれるとしてないので大丈夫でしょう。能力は問題なかったんだけどなあ。
実は勝負なんかあまり気にしていなくて、注目する馬を選んだという感じが強いです。
とはいえ馬を確認するためにサラブレ買ったんでちょっと応募してみるかという気にはなってます。こことは全く違う馬をチョイスして。
2004/5/23 オークス・東海S・イスパーン賞・愛1000ギニー
Horse Racing
オークス GI 東京 芝2400m
悪夢の中京メイン。東海ドリーム。GI3連戦でこれは苦行に他なりません。
1.ダイワエルシエーロ
2.スイープトウショウ
3.ヤマニンアラバスタ
4.ダンスインザムード
5.ヤマニンシュクル
以下は順に、マルカフローリアン、ウイングレット、アズマサンダース、ドルチェリモーネ、レディインブラック、レイナシンフォニー、ギミーシェルター、メイショウオスカル、グロリアスデイズ、ラグレスロマニー、セカンドノホシ、フレンチアイディア、シルキーフレンド。
ダイワエルシエーロが逃げたウイングレットを道中で捕まえて、直線更に伸びて押し切りました。後ろから自慢の末脚を見せたスイープトウショウが2着で、出負けしたヤマニンアラバスタも追い込んで3着。ダンスインザムードは直線で桜花賞のような切れ味がなく、なんか距離が長かったような印象も受けましたが、馬体重+14とかパッドクからの入れ込みも影響したのでしょう。欧州遠征はどうすんだろ?
スイープトウショウがゲートから何から何まですんなりといってるのって初めてじゃないかと。結局桜花賞負け組みの巻き返しでした。スローペースに近い流れだったのでスタミナを問われることなく、強くて融通力のあるマイラーなら勝ち負け。それすらできなかったダンスインザムードの陣営は言い訳効かないですよ。
なので以下からDIMの敗因を挙げよ。
a)藤沢のポカ
b)武豊のポカ
c)本質的にマイラー
d)所詮こんなもの
e)トレジャーと入れ替わっていたorz

東海S GII 中京 砂2300m
1.アンドゥオール
2.タイムパラドックス
3.ヒシアトラス
カネツフルーヴがかなりハイペースで飛ばしてしまって逃げ潰れでした。競り掛けてこられたせいもあるんですがこれでは持ちません。直線入ったあたりで完全に止まってました。いくら人気してもここはミスプロではダメなのはいつもの通り。
Foreign Racing
Ireland 2000 Guineas GI Curragh IRE Turf 8F
未勝利馬がギニー戦勝ちというのはドイツの1000ギニーでも書きましたが、アイルランド2000ギニーでも未勝利馬が勝ちました。
1.Bachelor Duke: Miswaki - Gossamer by Seattle Slew
2.Azamour: Night shift - Asmara by Lear Fan
3.Grey Swallow: Daylami - Style of Life by The Minstrel
4.Leitrim House: Cadeaux Genereux - Lonely Heart by Midyan
5.Grand Reward: Storm Cat - Serena's Song by Rahy
Bachelor Dukeは未勝利とはいえ重賞で活躍してますし、イギリス2000ギニーにも出走して7着という実績を残しているのですが、それでもここを勝ちますかという印象。AzamourやGrey Swallowが期待ほどではないのか、ここではBachelor Dukeが抜けていたのか、St. James Palaceあたりで再戦となりそうです。Grey SwallowはIrish Derbyに行く可能性を残しているようです。
今年のA. オブライエンは徹底的にツキのない面もありますが、それにしても不振であるといってもおかしくないのでしょう。ダービーの有力馬Yeatsは金曜の調教後に歩様が堅くなって様子を見ることになったらしいです。どうやら問題なかったようですけど。

Ridgewood Pearl S GII Curragh IRE Turf 8F
牝馬のマイル戦リッジウッドパールS。
1.Soviet Song: Marju - Kalinka by Soviet Star
2.Livadiya: Shernazar - Lilissa by Doyoun
Soviet Songが2歳のFillies Mile以来の勝ち星を挙げました。やっぱり欧州牝馬のマイル近辺は層が厚いです。Soviet Song、Russian Rhythm、Six Perfections、Nebraska Tornado。牡馬はろくでもないのしか残ってないので、とりあえずこの4頭の牝馬に注目。

Peter Pan S GII Belmont USA Dirt 9F
1.Purge: Pulpit - Copelan's Bid Gal by Copelan
2.Swingforthefences: Boston Harbor - Varnish by Cox's Ridge
3.Master David: Grand Slam - Nadra by Sadler's Wells
Purgeが6 3/4という大差をつけて勝ちました。Sinister GとFriends Lakeはハンデが重かったといってもこれは負けすぎです。
PurgeはSmatry Jonesと2度対戦したことがあり、両方逃げてしっかり潰されてしまっているんですよね。今回は控える競馬になったようですけど、それが上手く嵌ったのか周りのレベルが低かっただけなのか。どっちにしてもBelmont Sには行かないというようなことを言ってるので関係ないか。

Prix d'Ispahan GI Longchamp FR Turf 1850m
登録段階から回避馬が続出して結局5頭立て。でも仏牝馬2強が出走してたのでよいです。
1.Prince Kirk: Selkirk - Princess Manila by Manila
2.Six Perfections: Celtic Swing - Yogya by Riverman
3.Checkit: Mukaddamah - Collected by Taufan
4.Sunstrach: Polar Falcon - Lorne Lady by Local Suitor
5.Nebraska Tornado: Storm Cat - Meia Nox by Lycius
最後はイタリア馬Prince Kirkと六波羅蜜多Six Perfectionsのデッドヒート。わずかにPrince Kirkが勝つという内容。その後ろではSunstrachが降着したので、気を抜くとChekiと書いてしまいそうなCheckitが繰り上がって3着。Nebraska Tornado最下位か。上位馬は良いのですが、Nebraska Tornadoがちょっとやばそうです。何と言っても父Storm Cat。もうすでに終わってる可能性があります。

Prix Saint-Alary GI Longchamp FR Turf 2000m
こっちはLaticeが回避してAsk for the Moonの独壇場。
1.Ask for the Moon: Dr. Fong - Lune Rouge by Unfuwain
2.Asti: Sadler's Wells - Astorg by Lear Fan
3.Agata: Poliglote - Ambri Piotta by Caerwent
4.Super Lina: Linamix - Supergirl by Woodman
順当勝ちでした。

Tattersalls Gold Cup GI Curragh IRE Turf 10.5F
ここはSulamaniが回避。
1.Powerscourt: Sadler's Wells - Rainbow Lake by Rainbow Quest
2.Livadiya: Shernazar - Lilissa by Dyoun
またLivadiyaが2着ですかいな。単なるダブルエントリーかと思ってたら両方走りやがった。Powerscourtが6馬身差で圧勝とかが正直どうでも良くなりました。土日の重賞で両方2着ってのはねえ。
A. オブライエン厩舎はBrian Boruを引っ込めて出したPowerscourtが圧勝したので何とか面目保ちましたかね。

Ireland 1000 Guineas GI Curragh IRE Turf 8F
1.Attraction: Efisio - Flirtation by Pursuit of Love
2.Alexander Goldrun: Gold Away - Renashaan by Darshaan
3.Illustrious Miss: Kingmambo - Our Wildirish Rose by Irish Tower
Attractionは無敗街道を突っ走ります。無敗での英愛1000ギニー制覇はおそらく史上初となる快挙。次のターゲットはCoronation Cupでしょうか。トライアルを制したAlexander Goldrunが2着に入っているので、いろいろな対抗馬が名乗りを挙げてもそれらを返り討ちにしている感じでしょうか。3着のIllurtrious Missはここがデビュー3戦目で、前走はGIIIを制していますのでこれもなかなか強そうです。Kingmambo産駒なので今後化ける可能性は大いにあります。
そして今年の3歳も哩路線は牝馬優勢なのか。これほどの馬が登場してもそれを迎え撃つ陣営も充実してます。

Oaks d'Italia GI San Siro ITY Turf 2200m
イタリアの競馬場名はどっちが一般的なのかなあ。RomeはCapannelleで、MilanがSan Siroなんですが、両方同じくらい出てくるんですよね。日本でも東京を府中、京都を淀と呼ぶのと同じようなものなのでしょうけど。
1.Menhoubah: Dixieland Band - Pivate Seductress by Private Account
2.Step Danzer: Desert Prince - Saksa Sound by Law Society
3.Loriana: Dushyantor Furibonda by Danzig Connection
勝ったのはイギリスからの遠征馬Menhoubahでした。勝つ見込みがあるから来るんだが、戦歴見てると勝ちきれないというか、ダートのUAEオークスが3着だったり、前走はリステッドのCheshireオークスを2着だったり。目標が定まらないのは実力の不足を如実に反映したパターンかとも。
2004/5/24
Horse Racing
金鯱賞
今年はとんでもないメンバー構成になりそうです。
まずここで復帰するのが、タップダンスシチーとスティルインラブ。アドマイヤグルーヴにマグナーテンという大阪杯出走組にザッツザプレンティまで登録しています。ただこれだけメンバーが揃ってて前走勝ってるのは福島記念のメイショウドメニカだけというのはどうしたらいいのかとも思いますが。ブルーイレヴンもいるしなんというか濃いメンバーです。
とにかくタップダンスシチーがどういった競馬をするかでしょう。そして本気で凱旋門賞に行くのか。宝塚記念よりこのレースが勝負だと思うんですが、どの程度の仕上げで出てくるでしょうか。 ダービーよりこっちの方がおもしろそうだ

ダービー
登録段階からはメイショウボーラーが回避したのみで出走馬確定となりそうですね。
プレレーティングが発表されました。NHKマイルのレートをどうつけてるか興味があったのですが、キングカメハメハが117と高評価。メイショウボーラーの110は弥生賞のレートで出てますのでNHKマイルはそれ以下、コスモサンビームがNHKマイルで107となってますのでメイショウボーラーのそれは107か106ですか。まあ、皐月賞から減らすということはそれでも良いかもしれませんが、これだとちょっとキングカメハメハが高すぎやしないかとも思います。NHKマイルに関してはコスモサンビームをもっと高めに取ればバランス取れるように感じるのですけど。全体としては皐月賞上位組がキングカメハメハの次なんですが、ダイワメジャー114、コスモバルク112といったあたり。あとハイアーゲームの青葉賞が108とかなり高め、ハーツクライ@京都新聞杯は106でした。
毎年ダービー馬がレート117くらいなので、キングカメハメハはすでにそのレベルに達しているという判断でしょうか。ただし、マイルでのレートなのでダービーの距離ではどうかという判断にしますか?毎日杯ではキングカメハメハは107でしたが。

宝塚記念
宝塚記念のファン投票もすでに始まっているのですが、毎年のことながら10頭も選べません。なんとか半分くらい埋めてみることにします。今年ならサイレントディールと書いただけで十分なんですが、ほかに何か投票すべき馬いたかなあ。
私の投票目的はサイレントディールの順位を上げることに尽きるので、サイレントディールより上の順位に来そうな馬には投票しません。とりあえずアクティブバイオ、ノーリーズンにも入れますかねえ。
参考馬名表にノーリーズンの名がありませんでした。
>疾病等の理由により参考馬名表から削除した馬がいます
これに引っかかったんだろうけど、まだ戻ってきてないのか。
2004/5/25
Horse Racing
かしわ記念 GII 船橋 砂1600m
水曜に行われる交流GIIかしわ記念です。
ここには川崎記念後に骨折で戦線離脱したスターキングマンが復帰してきます。大目標の帝王賞に向けてどの程度仕上がっているかは問題ですが、メンバーが軽いのでしっかり勝っておきたい所でしょう。この他ではJRAからはいつもどおりのノボ2騎、ノボジャックとノボトゥルーにレマーズガールという布陣。地方勢は愛知のマルカセンリョウ、気が付けば6歳のトーシンブリザードあたりが上位でしょうか。
それにしてもここに出てきたJRA所属馬のうちスターキングマン、レマーズガール、ノボトゥルーと3頭までが主戦に武豊を配していたのでレマーズガールは内田博幸、ノボトゥルーは横山典弘に乗り替わり。地方交流だとJRAからは5頭程度しか出走しないので、有力騎手への騎乗依頼がしやすい面はあるかと思いますが、なんか露骨過ぎてやですな。
もう、ノボジャックは出てくんなと言いたいが。なまじGIタイトルがあるのでJRAからの選出馬に選ばれやすいのですが、そのGIタイトルは遥か昔のもので最近は得意なスプリント戦でも勝てません。ノボジャックが登録するのでここに出られなかった馬が距離不適の東海Sに回ることを余儀なくされていると言うことを考えると、JRA選出馬には過去1年間の成績優先で出てもらいたいです。ノボジャックがJRAのレースに出るのは一年に1,2回に過ぎないのです。
Foreign Racing
アメリカの3歳馬
Half Bridledに続いてMadcap Escapadeも骨折判明で年内絶望となりました。Ashadoは大丈夫かという気もしてきましたが、無事にいけばNY牝馬3冠は楽に達成できてしまいそうな状勢ですねえ。多分地元の上がり馬が出てくるからそのあたりとの力関係次第ということになるんでしょうけど。
牡馬3冠の最終戦Belmont Sは今年はメンバー微妙。Master Davidも出ないようですし、K Derbyからの直行組とPreaknessから来る馬くらいかな。アメリカも3冠馬が途絶えてから長いのでそろそろ達成する馬が欲しいところでしょうし、Smarty Jonesが達成してしまうかもしれません。もしそうなるとSeattle Slewと同じパターン、ほとんど無名の父から無敗の3冠馬誕生ですので盛り上がるのは必至。

Bachelor Duke (2001 USA) Miswaki - Gossamer by Seattle Slew
愛2000ギニーを勝ったBachelor DukeはSt. James Palace Sに向かうということでそこで英2000ギニーを制したHaafhdとぶつかりそうです。そして陣営はその後に10F戦への挑戦を考えているようです。Miswakiだからマイル専門ということもないでしょうし。
血統をよく見たところ3代母にLisadellがいました。ということで前にも出したRough ShodのファミリーテーブルからThongだけも一回出してみる。
Thong 1964 by Nantallah
|Special 1969 by Forli
||Fairy Bridge 1975 by Bold Reason
|||Sadler's Wells 1981 by Northern Dancer
|||Fairy King 1982 by Northern Dancer
|||Tate Gallary 1983 by Northern Dancer
|||Perugino 1991 by Danzig
||Nureyev 1977 by Northern Dancer
||Number 1979 by Nijinsky
|||Jade Robbery 1987 by Mr. Prospector
|||Chequer 1992 by Mr. Prospector
|Lisadell 1971 by Forli
||Yeats 1976 by Nijinsky
||Glenveagh 1986 by Seattle Slew
|||Sadler's Gal 1989 by Sadler's Wells
||||El Condor Pasa 1995 by Kingmambo
||Rosa Mundi 1977 by Secretariat
|||Sword Dance 1984 by Nijinsky
||Lisaleen 1982 by Northern Dancer
|||Gossamer 1991 by Seattle Slew
||||Bachelor Duke 2001 by Miswaki
|||Road Ahead 1994 by Forty Niner
|Thatch 1970 by Forli
|Geiger Counter 1982 by Mr. Prospector
ロードアヘッドなんかも追加してみたり。詳しいのを見たい方はSHODO FARMさんの方へ行って下さい。Rough Shodの母Dalmaryの下が全部出るのでとんでもないことになります。Rough Shodだけでも結構な量なのにミスオンワードが出たJennydangを抱えてるのが大きいのですが。Thongは一番下に出てきます。
SHODO FARM: Dalmaryの牝系図
2004/5/26
Horse Racing
Real Shadai (1979 USA) Roberto - Desert Vixen by In Reality
数多くのステイヤーを送り出した種牡馬リアルシャダイが死亡しました。後継となる種牡馬はまだ出てきていないのが実情です。ライスシャワーを失ったのが非常に大きいのでしょう。現役ではサンライズジェガーがいるのでいずれは後継種牡馬となるのでしょうけど。
時代がもっと早ければ、ステイヤーが重宝されていた時代ならもっと活躍できたのでしょう。ノーザンテーストの牙城を突き崩してリーディングサイアーの座に就いたのもつかの間、トニービン、サンデーサイレンスには歯が立ちませんでした。
母父としても実績をあげていて、堅実にスタミナを供給する役割を果たしています。

かしわ記念 GII 船橋 砂1600m
結果は、
1.ナイキアディライト
2.トーシンブリザード
3.ノボトゥルー
4.マルカセンリョウ
5.スターキングマン
6.レマーズガール
8.ノボジャック
ナイキアディライトの逃げ切りでした。スターキングマンは後方から追い込んだものの5着。何をおいてもスターキングマンの5着をどう捉えるか。骨折から短期間で復帰できただけでも良しとしておくべきでしょうか。帝王賞が本番なのでまあこんなものでしょうか。

安田記念
安田記念の登録馬を見てみると、ダービーを回避したメイショウボーラーが登録しています。結局、コスモサンビームはダービー、メイショウボーラーは安田記念となりました。3歳馬が安田記念を勝ては史上初のことになります。今年もメンバーが集まっているのでかなり厳しいでしょうけど。
古馬ではローエングリンやファインモーションが登録。デュランダルは登録しましたが、結局出走せず休養に入ることになったようです。バランスオブゲームやテレグノシス、マイソールサウンド、ツルマルボーイなど多士済々。イーグルカフェも登録してます。
登録頭数が多いので除外ラインが高くなりそうですが、一年以内の重賞成績を問われればイーグルカフェは除外対象になりかねませんね。ステイゴールドのGI出走回数記録まで後少しなんですが、さてどこまでのばせますやら。
有力どころで登録していないのはギャラントアローやオースミコスモ。
Foreign Racing
Millemix (2001 FR) Linamix - Milesime by Riverman
調教中に骨折し、予後不良として安楽死処置が取られました。
Prix Lupinを2着して仏ダービーでその勝ち馬Voix Du Nordとの再戦が期待されていましたが、残念な結果に。名門牝系出身で期待の大きな馬ではありましたが。

今週の海外競馬
まずはイタリアのDerby Italiano、ローマの2400m。それから月曜になりますがアメリカでGIが3つ。BelmontのMetropolitan HはAzeriがハンデ次第という姿勢を見せていましたが前走から8ポンドの減量となる117ポンドに決定したことで出走決定となりました。これがAzeriにとって初の対牡馬戦となりますが、ここにはFunny Cideも出走の構えを見せています。HollywoodではGamely BCHやShoemaker BC Mileが行われます。このGamely BCHは牝馬限定の9F戦なので、Azeriはこっちを走るのかとも思っていましたが。Island Fashionも日本に来てるしちょっとメンバーが薄くなりそうかな。
2004/5/27
Horse Racing
ダービー枠順確定
馬名母父騎手
1マイネルマクロスフジキセキサクラエンドレスサクラユタカオー後藤浩輝
2ヴンダーフジキセキエーピーダイヤトニービン柴田善臣
3マイネルブルックスターオブコジーンウイニングリバーMoon Madness藤田伸二
4ダイワメジャーサンデーサイレンススカーレットブーケノーザンテーストM. デムーロ
5ハーツクライサンデーサイレンスアイリッシュダンストニービン横山典弘
6アドマイヤビッグサンデーサイレンスJ'Ai Deux AmoursTop Ville武豊
7マイネルデュプレペンタイアマイネカトリーヌトニービン内田博幸
8メイショウムネノリリンドシェーバーピンクノワンピーストウショウボーイ福永祐一
9コスモバルクZagrebイセノトウショウトウショウボーイ五十嵐冬樹
10フォーカルポイントエンドスウィープフォーカルプレーンSplendid Moment田中勝春
11グレイトジャーニーサンデーサイレンスアンブロジンMr. Prospector小牧太
12キングカメハメハKingmamboManfathLast Tycoon安藤勝己
13スズカマンボサンデーサイレンススプリングマンボKingmambo武幸四郎
14キョウワスプレンダサンデーサイレンスキョウワホウセキシンボリルドルフ佐藤哲三
15コスモサンビームZagrebRobbies RainbowRainbow Quest四位洋文
16ホオキパウェーブカーネギーPlatina WaveMr. Prospector岡部幸雄
17ハイアーゲームサンデーサイレンスFanjicaLaw Society蛯名正義
18ピサノクウカイサンデーサイレンスレミニセントリーAffirmedD. オリヴァー
また見事にマイネルマクロスが1枠に入ってしまいましたが。
ブラックタイドがいなくなったりいろいろあったので皐月賞から結構乗り換わりになってます。意外だったのはメイショウムネノリとかですかね。
今年は特に関東のコースの時計が総じて早いので、時計が全く当てにならないのです。一部では都合よく東京だけ速いようなことも言われてますが、昨年の最後あたりから中山もかなり速いだろう。レコードは連発してるし、京成杯が2分切ってるんだから。で、皐月賞も速いし、NHKマイルはレコード、青葉賞もダービーレコードを上回る時計。持ち時計が速いからと飛びつくと痛い目にあうでしょう。
キングカメハメハですが、血統だけならマイル戦がベスト。ずっとマイルより中距離を志向していたほうが不思議なくらいです。2400mを走りきるスタミナはありますかね?Kingmamboの一流馬は時々訳のわからないことがあるので考えるだけ無駄かもしれません。母父こそLast Tycoonですが、その前はスタミナのありそうな血統ではあります。
コスモサンビームはずっとマイル戦が良いと言われていましたが血統だけを信じるなら2400mこそがベストになるんですよね。おなじザグレブ産駒なら私はコスモサンビームを推します。コスモバルクは結局2000mこそメインで、皐月賞を勝てなかったのは大きな痛手でしょう。公開調教で猛時計を叩き出しましたが、昨年のFunny CideのBelmont S前とダブって見えてしまいました。
ハイアーゲームは近いところでスタミナがぎっちりはいっている血統です。母父Law Societyはマンハッタンカフェと同じ。切れ味勝負という点まで同じですね。長距離に強い配合ではあります。
ダイワメジャーは距離が全てかもしれません。スカーレットブーケ自身もそうでしたし、その仔たちもことごとく2000mまでを得意としていて、2400mをこなすだけの力はないようなのです。皐月賞がフロックではないことは確かでしょうが、ダービーとなると別問題。
なぜかグレイトジャーニーが一切の注目から外れてしまっているのです。ダイワメジャーとノーリーズンを比較することはあってもグレイトジャーニーには全く注意が向かっていないのです。プリンシパルSへの出走はダービーへ向けての強行ローテで、これが上手くいくかどうかは難しいところですが、ここまでやったからにはダービーでいきなり好走しても驚くほどのことでもないと思うのです。全く人気しないようならかなりおもしろい存在になるでしょうけど。
サンデーが8に、フジキセキが2ですか。今年は結構フジキセキががんばってるんですよねえ。

宝塚記念
ファン投票の中間発表が行われましたが、サイレントディールは21位でした。有効投票数の1%以下。それにしてもチャクラに負けますか。まあ、エイシンチャンプよりは上にいますが、うれしくないですねえ。

サラブレ
ダービー前の増刊号が出てましたが、あまりの内容の無さに結局買わず。今回欲しいと思ったのはDVDのサンデーvsイージーゴーアだけ。ダビスタに必至になるわ、中身の無い特集ばっかりだしでさすがに。天皇賞春についての特集もありましたが、結局、天皇賞だけでなく、皐月賞でも何でも、自分たちの想像というか期待とあまりにもかけ離れたレースをされたから難癖つけてるようにしか思えないのです。ため殺しなどとも言われますが、それしか勝機の無い馬ならそれで全く問題ないのです。ファストタテヤマは批判されないでしょ。ローエングリンやギャラントアローも同じです。逃げるしかない。勝つための唯一の方法がそれならそうしてればよいのです。ただ、一般に一流馬はそういった極端な脚質ではなく、ある程度自由に動ける自在性を持ってることが多いので、ある程度自分で何とかしろということなんでしょうなあ。
このところずっと前が残るのは騎手のせいなのか馬場のせいなのか知らないけどね。ただ、前が残るのが明らかなら、勝つためにはある程度前にいくしかないということになるんでないの。
もうひとつ。競馬はあくまで勝つことが目標であって、時計を競うものではないんですよね。だから、時計比較というのは本質的にはナンセンス。持ち時計だけで勝負が決まるならF1の予選みたいに一頭ずつ走らせてタイムを競えばよい話であって、競馬はそういう勝負ではなく、同時に走った中での優劣を決めるもの。だから、本当はどれだけタイムが遅かろうと勝ったら文句は言えません。それだけではどうにもならないので時計の比較はやらざるを得ないんですが、絶対的な基準ではないということを念頭においておかなければいけません。
2004/5/28
Music
The CORRS [Borrowed Heaven]
随分久しぶりのCorrsの新作Borrowed Heavenが発売されました。前作のIn Blueは別にCorrsである必要は無いと感じるくらいにPopサイドに寄りすぎていて、期待はずれだったので、今回はどうかなと。これもIn Blueと同じような路線だったらもうCorrsはTalk On Cornersだけ聴いてればいいやと思いましたが。
一曲目のSummer SunshineがPop路線でいきなりくじけそうになりましたが、トータルとしてはIn Blueより遥かにGealicだったので一安心。ただ、タイトルトラックでもあるBorrowed Heavenなんかはかなり実験的なことをしてますが、違和感があるだけでした。
そして、Corrsの最高傑作がTalk On Cornersであるという認識は絶対に変えませんが。
Tea Break
Fortnum and Mason
久しぶりに紅茶の話題。
日本代理店との契約を解消して一時的に撤退する形になっていたFortnum Masonが三越と合弁会社を設立して戻ってくることになるようです。
Fortnum Masonは英国の高級百貨店なので紅茶部門だけでなくて百貨店として全体でしょうけど、すでにサロン併設店を三越に設けることが決まっているようです。で、さらにユーハイムの販路を利用して全国に流通ということです。
日本での売上目標が英国の本店の売上より上になってるのにちょっとわろた。
さて、関西に三越ってありましたかね。大阪にあったのかな。京都にはないからなあ。まあでも三越までいかなくても手に入るようになりそうなので、ええか。
Foreign Racing
GI馬たちの体たらく
アイルランドではSt. Legerを3勝しているVinnie Roeがリステッドに出走しましたが、4馬身離された2着に終わりました。得意にしてるはずの14F戦でいくら斤量が重くなったといっても酷すぎる結果でした。ていうかリステッド走んなよ。
フランスではGIII Prix du Palais-Royalで愛2000ギニー馬Indian Havenが6着と惨敗。ここを勝ったのはPuppeteerで、前走はリステッドをクビ差の2着。せいぜいリステッドクラスの馬だと思うのですが。このメンバーで勝負に絡めないというのはもうどうなってますのやら。

昨年の各国ギニー馬の現状
英愛仏の3つ分だけでも。
英1000G:1.Russian Rhythm 2.Six Perfections 4.Soviet Song
英2000G:1.Refuse to Bend
仏1000G:1.Musical Chimes
仏2000G:1.Clodovil
愛1000G:1.Yesterday 2.Six Perfections 3.Dimitrova
愛2000G:1.Indian Haven
Refuse to BendはRockinge Sで8着。昨年後半の成績もさっぱりな状態でついにマイル路線に見切りをつけて今後は中距離に向かうようです。Clodovilも2000ギニーを制した後は勝てずに引退。種牡馬になりました。Indian Havenの酷さは前出の通り。
これに対して、Russian RhythmはCoronation S、Nassau Sを制してQueen Elizabeth II SはFalbravに迫る2着、今年はRockinge Sを制しています。Six PerfectionsはPrix du Jacques le Marois、BC Mileを制して、今年はPrix d'Ispahanを2着。Soviet SongはCoronation Sを2着などマイル戦で堅実さを発揮し、今年のRidgewood Pearl Sを制しました。YesterdayはPrix VermeilleやPrix de l'Operaで2着して、BCFMTは3着。今年も現役続行ですが、一頓挫あってまだ復帰していません。DimitrovaはAmerican Oaksを勝ち、アメリカに移籍。Flower Bowl Invitational Sを勝っています。これも現役を続けていて、Gamely BCHが予定されています。
調べてたらなんか悲しくなるくらいに牡馬と牝馬の差が出てしまいました。何と言ったらよいのやら。2000ギニー馬が情けなさ過ぎるのでしょうね。そして今年もその傾向にあるような気がします。

ついでにダービーとオークスも調べてみた
英ダービー:Kris Kin
英オークス:Casual Look
仏ダービー:Dalakhani
仏オークス:Nebraska Tornado
愛ダービー:Alamshar
愛オークス:Vintage Tipple
こっちはもう説明不要。Kris KinはどうしようもなかったですがDalakhaniが凱旋門賞、Alansharがキングジョージを制しました。Casual Lookは不振でアメリカに移籍して再起を図りましたが、叶わず引退。Nebraska TornadoはPrix du Moulin de Longchampを勝ちましたが、今年初戦のPrix d'Ispahanを惨敗したことでちょっと怪しくなってきました。Vintage Tippleは何をしていたのでしょうかねえ。いつのまにか引退してます。
こんな感じでダービー馬は全て引退、2000ギニー馬はことごとく不振なので、欧州古馬はスカスカです。牝馬が支える分だけマイル路線はマシですが、中距離あたりがどうしようもなくなっているかと。これといった上がり馬も出てこないですしね。
Horse Racing
おいでませ、日本
安田記念に出走するIsland Fashion、Self Flitが無事に日本に到着し、悪名高い日本での着地検疫に入りました。とりあえず輸送のダメージは2頭ともなさそうです。

金鯱賞
さて、金鯱賞ですが、タップダンスシチーは仕上がってないような気がします。太めとか言われてます。それでも左回りが得意なことに加えて、こんなところで負けてられない立場であることも事実。多少太くても大丈夫という判断なんでしょうけどねえ。
スティルインラブは安定しているのですが、ここがはじめての対牡馬戦となるのがやや不安。アドマイヤグルーヴが大阪杯で牡馬相手では力不足であることをさらけ出してしまいましたので、スティルインラブも当然その可能性があるということです。タップダンスシチー以外はGI級とはいえないので、何とかしてしまうとは思いますが。メジロドーベルなのかエアグルーヴなのかが問題です。
ザッツザプレンティはいらんやろ。

グレイトジャーニー
前々日とはいえ単勝万馬券になってはる…
栗東坂路を使用した馬の中ではトップタイム。さすがに最後はばててますが、これで少しは注目されますかね。強行日程でも調教をしっかりやれるのですから、状態はよいのでしょう。後は鞍上の小牧太の東京経験。小牧太は土日の両方東京ですが全部合わせて5鞍。ダービーまでは4鞍しかない上に芝を走るのは日曜の3Rと9Rのみ。これまででもJRA所属後は3日しか東京で乗ってないので、不安があるといえば不安。コスモバルクはもっと条件悪いんですけどね。
2004/5/29
そんなわけでサイト公開から一年以上経ってようやく公開できるSkinが増えました。
題材はRumble Fishです。アーケードの格闘ゲーム。袴だからという指摘しないでください。正解です。
このゲームはパーツクラッシュといって衣装が剥げるのですが、この袴姉妹は全くといっていいほど剥がせません。私はカヤ使いなので、わざと打撃くらいまくったりもしてみますが、それでもなかなか無理。剥がし易いキャラは簡単にできるのになあ。
このゲーム、後半のCPUはかなり強いので大抵はオーヴィルに投げ殺されるか、タイフォンに跳び回られてるうちにタイムオーバーで終わってしまいます。運良く最後まで行けても、ラスボス倒せないのでクリアしてないんですが。とりあえず対人戦でもタイフォンだけはどうしようもないです。特にカヤはジャンプ能力低いので空中戦に持ち込まれたらどうしようもなかったりします。
続編が出るとしたらカヤとヒカリで京vs庵みたいなストーリー希望。もちろんカヤ=庵です。オロチの血やら殺意の波動やらに目覚めるのは間違いなくカヤの方でしょう。
どう見ても股間にヒットしてるようにしか見えない(ヒットしてるのはみぞおちです)月影と、そこから崩れ落ちる相手を膝蹴りで叩き起こして連続技叩き込んで行くのは鬼でしょう。まあ、私は目押しをミスってしまいやすい上に、そもそも月影の間合いを把握してないので空振りの方が多かったりしますが。
今月号のアルカディアの50号企画(違う)でパーツクラッシュした状態の絵が全部載っていましたが。やっぱり袴の下はさらしなのね。なんだ、上半身の半分だけしか剥げないのかよ。
Horse Racing
金鯱賞 GII 中京芝2000m
オバケかあいつは。最初に馬体重を見たときはどこが太目やねんと思いました。はい、きっちり仕上がってました。あくまでもGIIレベルという話ではありますが、そういうことにかけては抜かりの無い陣営ではあります。パドックからずっと気合ものっていて絶好の状態だったのではないでしょうか、タップダンスシチー。
1.タップダンスシチー
2.ブルーイレヴン
3.ザッツザプレンティ
4.マグナーテン
5.アドマイヤグルーヴ
8.スティルインラブ
4コーナーで前を潰して楽勝モードでしたが、ゴール前でブルーイレヴンが急襲。アタマ差の決着になりましたが、まあ強かったですね。ブルーイレヴンはここに来て突然目覚めたというか、こういう競馬ができるなら結構期待が持てると思いました。
で、牝馬2頭ですが、スティルインラブはザッツザプレンティの外でレースを進めましたが、最後は伸びず。アドマイヤグルーヴも内をついたことはついたのですが、思ったより伸びていませんでした。やはり牡馬相手では厳しいということですかねえ。スティルインラブは休養明けなのでその影響もあったかもしれませんがね。
高速馬場だったこともあって勝ちタイムはレコード。サイレンススズカの大差勝ちの時のレコードを更新しています。
ブルーイレヴンが僅差の2着だから大したことないとか言われそうですが、ブルーイレヴンはまともに走ってくれたら無茶苦茶強いですよ。ただ、いつ走してくれるか全く分からない馬ではあるのですが。今日はまっすぐ走ってました。

東京優駿
金曜の時点から少しはマシになったとはいえ、やっぱりグレイトジャーニーはなめられてる気がしてなりません。なめられてるというか全く注目されて無いだけという気もしなくは無いんですけど、グレイトジャーニーの単複で勝負してみる気にさせるオッズです。
2004/5/30 東京優駿
Horse Racing
東京優駿 GI 東京芝2400m
1.キングカメハメハ
2.ハーツクライ
3.ハイアーゲーム
4.キョウワスプレンダ
5.スズカマンボ
6.ダイワメジャー
7.ピサノクウカイ
8.コスモバルク
9.ホオキパウェーヴ
10.グレイトジャーニー
11.フォーカルポイント
12.コスモサンビーム
13.マイネルデュプレ
14.アドマイヤビッグ
15.ヴンダー
16.マイネルマクロス
17.メイショウムネノリ
マイネルブルックは競走中止でした。時計はダービーレコード2:23.3
なんなんだ、この破壊力は。道中はグレイトジャーニーとハイアーゲームがすぐ後ろにいたんですが、それがあっさり置いていかれました。凄まじいの一言に尽きます。
マイネルマクロスはスタートしてからちょっともたつきましたが、被せに来たメイショウムネノリを交わして押して押して大逃げの形になりました。コスモバルクは3番手。キングカメハメハは好位につけていつでも動ける体制。
3コーナー付近でばてたマイネルマクロスは捕まって、コスモバルクが4コーナーで先頭にたちますが、大きく外に膨らんでしまいます。そのすぐ横にまで来ていたのがキングカメハメハでここから一気に突き放しました。そしてハイアーゲームが必至に追いすがっていましたが、ハーツクライが飛んできて2着。コスモバルクははじかれたように内に切り込んでいったりしてちぐはぐなままでした。
いつもの横典-橋口コンビが2着...ええけどな、別に。ハイアーゲームは直線で真っ向勝負だったので悔い無しといったところですし、グレイトジャーニーにしてもあれではどうしようもないという感じでしょうか。マイネルマクロスは行くしかなかったのは分かりますが、それでももうちょっと考えろと。コスモバルクを潰す逃げでした。まあ、コスモバルクは距離とかいろいろ敗因はあったでしょうが。
キングカメハメハはこの後どうするんでしょうね。もうKingmamboの大物に逆らったらあかんということは分かりましたが、海外遠征してくれんかなあ。先駆者を見習ってJC挑戦でもいいけど。変則というか本場形式の3冠狙うのかなあ。3000mをこなすミスプロなんて本気で検討つかないから勘弁してください。ああいうKingmamboをミスプロと考えてはいけないのかもしれないけど。MiesqueからNureyevが乗り移ってると。
競走中止したマイネルブルックは予後不良、更にどこにいたのか分からなかったコスモサンビームも骨折していたことが判明し、経過観察中。ラフィアンのマイネル・コスモ軍団は散々ですねえ。
騎手のコメントがなあ。マイネルブルックは返し馬からおかしかったとのこと。だったら走らせるなと…。あとはマイネルマクロスの中村調教師がコスモバルクには皐月賞でもダービーでも悪いことをしてしまったと言ってるのが印象的。小牧騎手のオレかと思ったってのは…確かにグレイトジャーニーの前が開いたときそこから伸びろとは思ったけどねえ。マイル転向なのかなあ。

ダンスインザムード
オークス後にダンスインザムードの今後についての情報が錯綜していましたが、どうやら宝塚記念に参戦し、その後フランスに渡りJacques le Maroisに参戦のようです。
まず、英Racing Postが社台の海外関係者の話としてダンスインザムードの欧州遠征を報道。これがオークスの敗戦を受けてかこれまでのVermeilleからJacques le Maroisにレースが変更されていたこともあって納得。これを受けてか米Thoroughbredtimesも同様の内容を報道。さらに日本では社台サラブレッドクラブのメンバーページにダンスインザムードが藤田騎手で宝塚記念参戦という記事が出たといううわさが広まりました。ここも乗り替わりに言及していたりして妙に細かいです。で、その後日本のスポーツ紙がダンスインザムードが秋まで休養に入るというニュースを流しました。しかし実際はトレセンの近郊の牧場に短期放牧に出ただけで、それをそのまま休養に入ると言ってしまっただけ。
情報が錯綜と言うか日本の競馬マスコミが馬鹿さらしただけではあるのですが。なんで日本の馬の次走情報なのに海外のマスコミの方が正確なんですか。Racing Postが記事を出した後に結果的に間違った記事を堂々と出してしまうのはどういうことなんでしょう。社台に確認とればすぐに分かることではないんですかね。愚にもつかない予想記事載せるくらいなら最低限の取材くらいきちんとこなしてくださいよ。
日本の記者は海外の専門紙をチェックすらしてないということははっきりしましたかね。どおりで時々書く海外記事が見当違いになるわけですね。
Foreign Racing
The Hong Kong Champions and Chater Cup GI Sha Tin HK Turf 2400m
香港の今期最終戦。
1.Super Kid: Gaius - Pompeii Pride by Pompeii Court
2.River Dancer: Sadler's Wells - Daraka by Top Ville
3.Elegant Fashion: Danewin - Wily Trick by Clever Trick
Super KidがSteward's CupとChater Cupの連覇を果たして200万HKドルのボーナスを獲得。ってここもマイルから2400mか。River DancerとElegant Fashionはまあ、こんなものですか?River Dancerは宝塚記念登録という話もあったかと思いますが結局どうなったんだろう。

アメリカ
ウイニングポストやってたらGamely BCHが芝のレースだったということを思い出しました。Dimitrovaが出てくる時点で気づくべきですが。で結局4頭立てでした。まあ、Megahertzも出てくるのでいいんじゃないかとも思いますけど。
3冠最終戦のBelmont Sはここに来てThe Cliff's EdgeとTapitが回避することになりました。メンバーがスカスカになって3冠達成されそうな予感。
2004/5/31
Formula 1
Round 7 Deutschland
マクラーレン、またか...もういいよ…。
いつの間に7戦まで進んでたんだろう。見ててつらいんですよ。今年のマクラーレンは。
Foreign Racing
Derby Italiano GI Capannelle ITY Turf 2400m
遠征してくる英独馬と地元のトライアル勝ち馬の対決という構図。独馬は結構イタリアに居座る傾向あったりするんですが。
1.Groom Tesse: Groom Dancer - Vicomtesse Mag by Highest Honor
2.Dayano: Lomitas - Dawn Side by Bold Forbes
3.Privy Seal: Cape Cross - Lady Joshua by Royal Academy
4.Distant Way: Distant View - Grey Way by Cozzene
5.Bravo Tazio: Sri Pekan - Exemina by Slip Anchor
勝ったのは伊馬Groom Tesse。Tony Binも管理していたL. Camici調教師の管理馬、鞍上はおなじみのD. バルジューでした。前走はローマで行われたトライアルを2着。そこを勝ったのが4着のDistant Way。連勝が止まりました。もしかしたら無敗だったのかも知れず。もともと距離不安は言われていましたがやっぱりかという感じ。2着は独馬Dayano。ですがイタリア滞在組みでミラノのトライアルを勝っての挑戦でした。

Sheeps Head Bay H. GII Belmont USA Turf 11F
珍しい芝の牝馬限定長距離戦。アメリカじゃ2200mでも長距離なんですよ。昨年のイタリアオークス馬Meridianaが参戦。連勝中で良い気配だったんですがね。
1.Moscow Burning: Moscow Ballet - Burning Desire by Mr. Leader
2.Spice Island: Tabasco Cat - Crown of Sheba by Alysheba
3.Meridiana: Lomitas - Monbijou by Dashing Blade
単騎逃げに持ち込んだMoscow Balletが最後まで譲らず逃げ切り。逃げ馬をマークしてたMeridianaは直線で突き放されてしまう始末。
LomitasはNiniski産駒で今ドイツでかなりの勢力を持っている種牡馬です。そういやMoscow BalletもNijinskyか。
Horse Racing
安田記念
安田記念のプレレーティングが発表されました。全部で27頭が登録してるので未だにどの馬が出走圏内なのか分からないんですが、とりあえず上位馬のレートを見ておきましょう。
まず遠征してきた海外馬2頭ですが、Island Fashionが116、Self Flitが111。Island FashionはダートでおそらくSanta Monica H.を走ったときのレートだと思います。セックスアローワンスで-4されてるわけですから相当高いでしょう。このままのパフォーマンスが芝でできるなら脅威です。国内勢ではデュランダル114@宮記念ですが、これはすでに回避することが決定しています。京王杯SCは勝ったウインラディウスが112、テレグノシスが113と高評価。マイラーズカップはマイソールサウンド109、ローエングリン110。2つのプレップはちょっと評価が分かれたということでしょうか。大した差はないようにも思えたんですけどねえ。他にはメイショウボーラーが110を持ってます。斤量差があるので一概には3歳不利とも言えないんですよねえ。故障だけはしてくれるな。バランスオブゲームとリキアイタイカンが108。高松宮記念10着でも108なんてレートもらってるのはどうかとも思うが、どうせリキアイタイカンは除外されるだろうから関係ない。バランスオブゲームはGIで勝負弱いのがどうも気になるが、GIIまでなら十分なのでレート自体はもっと上でもよいくらい。多頭数の競馬になるとダメなのかなあ。でも馬がグレード見て走ってるなら、国際グレードもぜひ教えとけ。安田は国際的にはリステッドで宝塚は国際GI。京都金杯も評価の難しいレースでマイソールサウンド、サイドワインダーを見てるとそれなりについても良いかもしれませんがユートピアがなあ。107はもらってますけど弱点のはっきりしてしまったユートピアは思い切って逃げるか、追い込むしかなく、でもそういう器用な芸当のできる馬ではないのです。ダービー卿CTは1.2着は大したことなくて、3.4着が高評価。なだれ込んできただけのマイネル2騎なんて大したことないのは事実ですが、ジョウテンブレーヴの106が結構微妙。
レースはローエングリンが横山典弘に乗り替わったので上手い具合の逃げが復活するかもしれませんが、基本能力の高いこの馬に楽なことさせたら勝たれてしまうということくらいは分かってるだろうから、何頭か絡んでくるのは間違いないでしょう。ギャラントアローもエースインザレースもいないので能力的に足りているかということはともかくとしてメジロマイヤーやメイショウボーラーがその候補。Self Flitも強力な先行馬なので黙って見てるということは無いでしょうし。マイソールサウンドは例によってローエングリンを徹底マークで差し切る体制を整えるでしょうし、Island Fashionもそつなく好位追走ができる馬です。昨年みたいなことになったらテレグノシスは泣くしかないんですがどうなるだろ。

宝塚記念海外選出馬
JRAから宝塚記念の海外登録馬が発表されました。選出されたのは次の通り。
Polish Summer: Polish Precedent - Hunt the Sun by Rainbow Quest
1st: Dubai Sheema Classic, 2nd: Hong Kong Vase, Grand Prix de Saint-Cloud
Execute: Suave Dancer - She's My Lovely by Sharpo
1st: Prix Ganay, 2nd: Prix Ganay (Twice)
Scott's View: Selkirk - Milly of the Valley by Caerleon
3rd: Dubai Sheema Classic, Queen Elizabeth II Cup
Imperial Dancer: Primo Dominie - Gorgeous Dancer by Nordico
1st: Premio Roma
River Dancer: Sadler's Wells - Darara by Top Ville
1st: Queen Elizabeth II Cup
Hard Buck: Spend a Buck - Social Secret by Secreto
1st: Gulfstream Park BC H., Grande Premio Linneo de Paula Machado, 2nd: Dubai Sheema Classic
Ballingarry: Sadler's Wells - Flamenco Wave by Desert Wine
1st: Criterium de Saint-Cloud, Canadian International S., 2nd: Derby Italiano, 3rd: Irish Derby
Prince Kirk: Selkirk - Princess Manila by Manila
1st: Prix d'Ispahan, 2nd: Premio Parioli, Prix Jean Plat
ここまでが選出馬で補欠馬が一頭
Just Wonder: Hernando - Just Fly by Capote
GIの実績を調べたらこんな感じなのでかなり良いメンバーが登録してきてくれたのは間違いないのですが、問題はこの中から何頭が実際に出走してくれるかです。折りしもイギリスではRoyal Ascot開催が行われますので、結構そっちに流れてしまいそうなんですよね。香港のRiver Dancerは状態次第で宝塚ですし、アメリカの2頭Hard BuckとBallingarryはこっちに来てくれそうではありますけど、欧州馬はなあ。
つーか、ドバイシーマクラシックの上位3頭、揃って登録してんのかよ。

マルターズライオン (1997 USA) Deputy Minister - Dream Deal by Sharpen Up
Dream Dealの一族でClear Mandateの全弟。現役時代は未勝利でも血統のよさで種牡馬入り。今年産駒がデビューします。単に勝てなっかたということではなくて、散々な成績ではあるわけで、良血といってもそれほど評価されるような血でもないわけで、種付け料を見てみたら無料になってました。底辺ここに極まる。というより牧場や馬主の好意で種牡馬としての道が残されたという感じですかね。維持費どこから出てるんだってことです。血統登録された産駒は11頭ということですし、更にその中から何頭がJRAのレースを走れるかということも問題ですが。
というか産駒が11頭もいたことに驚いた。同じ新種牡馬ではHigh Riseも産駒11頭だったりするわけで、競走成績が散々な未勝利馬には過ぎた環境ですかも。だってHigh Riseは無敗で英ダービーを勝ってるんですよ、JCで3着ですよ、近親にIn the WingsとかHunting Hawkですよ。それと同じって…High Riseが少なすぎるだけですけど。ミッドナイトベッドの産駒が1頭なのを見てると恵まれてるとは思いますが、下を見すぎるのは止めましょう。
同父のGI馬トーヨーシアトルが6頭なのを見るとやっぱり恵まれすぎではあるんですけどね。ダートステイヤーだから不利とはいえトーヨーシアトルはかわいそう。まあ最大の敵はFrench Deputyなんだが。
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