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2004/7 [1]2004/8 [1]
2004/7/16
そうだ、京都行こう
深い意味は無い。JR東海のCMとかいうことすら知らんかったのだし。阿佐ヶ谷Zippyでネタに使ってたから知ってる程度のレベル。
さて、今日は朝から大津で所用があり、そのまま帰るのもあれだろうと思い立って昼からは京都へ。なんとなくというか、理由はある。まず紅茶がなくなってること。まあこの前コスカに行った時に紅茶買うの忘れてたんだから当然で、このところはFortnum MasonのBreakfastで凌いでいたくらい。だからMariage Freresに行かなくてはならない。これが一つ。次に地元で見つからないマンガがいくつかあって、あきらめてアマゾンに頼るのも考えましたが、まあ京都で探してくるのも悪くなかろうと。そしてもう一つはCreme de la Cremeそういう名前の馬がいたがそれではないぞ(Rich CreamからCreme Fraicheという流れによってのみ憶えてる)。烏丸通にある本店はちょっと遠くてそこまでして行こうという気にはならなかったんですが、三条店がオープンしたので行ってみようかと。ですが、場所を確認してなかったのでこれは結局見つけられず。最近物忘れが激しいのです。少し探して諦めて、普段行くLiptonに行きました。でも今回は紅茶を止めて抹茶カプチーノとかいうのを飲んでましたけど。

敵は本能寺にあり
で、その代わりとは言えませんが、なぜか本能寺に行ってきたり。宝物展とやらでボケッとして時間つぶし。途中でうるさい馬鹿が入ってきたのでげんなりして出ましたが、萬暦赤絵とか太刀とかに見入ってました。狩野派の屏風もあったしね。基本的に人がほとんどいないので、平日だったからというのもあるんだろうけど、ゆっくりと見たい方にはお勧めです。

Mariage Freres
The Sur le Nilそして紅茶を買いにMariage Freresへ。合計300g plus alpha。あほですか、私?
とりあえず買ったものを晒してみましょう。内訳はCeylan Nuwara Eliya OP, Ceylan Ratnapura OP, Boleroがそれぞれ100gずつとThe Sur le Nilのサンプルが35g。
まずヌワラエリヤは最初から水出しアイス用としてほとんど決めてたもので、一応店員さんにそれ用のお勧め訊いたら出てきたわけでもありすんなり決める。で、次にUvaで何か買おうと思ったんですが、この時期に合うものはやはりOPタイプの茶葉であってUvaに多いBOPなどの細かい葉ではきつく出過ぎると言われ、OPの茶葉はSt. JamesとBlairmondでしたが明らかにSt. Jamesの香りが良くて、ちょっと良すぎるくらいなのでBlairmondはそれと比較すると弱い気もしました。でもSt. Jamesは前に少し飲んだのでちょっと違う茶葉が欲しいかなとも思い、店員さんに勧められるがままRatnapuraに。まあハイグロウンであるヌワラエリヤとロウグロウンであるラトナピュラを比較して飲むのも愉しそうではあるし。最後のボレロはアイスにしても香りがきつくなり過ぎないようなフレイバーということでお願いした柑橘系フレイバーなのですが、かなり柑橘系以外の香りも混ざってる甘味のある香り。マリアージュフレールのラインナップの中でも結構人気の高いフレイバーなのですが、私はこれまで飲んだことがありませんでした。まあ丁度良い機会だし、水出しでダメならホットで飲んだるわい。
ということで以上で300g。そしてサンプルのナイルのお茶[The Sur le Nil]ですが、これも香りを確認させてもらいました。かなりきつい香り付けがなされているような感じがしたので今回はそのサンプル分のみ。アイスは流石に厳しいかなあ。でもフレンチサマーティーということで案内が来るのだからアイスティーを想定してるはずなんですが、さて。とりあえずThe Sur le Nilの茶葉の写真でも載っけときますか。見ての通り茶葉は緑茶です。実はこの点が一番水出しにするのに不安な部分でもあったりします。
今回はこっちからはっきりと指定してる部分が多かったので無難な茶葉ばかりになったかも。今度行った時は何かおもしろい茶葉をとか頼んでみようかしら。店員さんいじめ。

Comics
その後はマンガを買いに行きました。こんな感じで。

■アダ戦記の3
近くで見つけられなかったので。作者は観念的なファンタジーを描きたいと言ってまして、まあそういう作品です。だから、お手軽に読んで面白いかというとちょっとそれは違うかもしれない。でもしっかり読めば、重いセリフとかあるし、エピソード一つ一つに明確に意味があるわけですな。まず1巻では世界観を理解すること、そして2巻からのエピソードはかなりの重みを持っています。特に日下彦の[必要が歴史の中であなた達に世界の解釈を与えたのです]というセリフ。なんかはかなり良いですな。
登場人物の役割として、アダは純粋さによって世界に対して疑問をぶつけるような立場、日下彦は思慮の深さを持ち、朔夜は純粋な正義といったところか。となると足日は知識という立場になろうかと。まあ、エピソードによっていろいろ試されるのではありますが、基本的な立ち位置。
3巻では精霊同士の関係も語られるようになって、月影の行動がまだ謎のままですが、月読は死、消滅、永遠の終わり、すなわち無を恐れている。月波は未来の全てがわかるわけではないとして、その先へ続く手がかりをアダに見出そうとしているというところ。
というか3巻で出てきて登場人物に啓示を与えてる月影はエルナサーガでのヴァーリの母親の絵とダブって見えたり。
ある意味において雑誌ゼロサムの存在はこの作品を掲載していることにつきます。それくらい勧めたい。おもしろいと感じる人は少ないかもしれませんが...
■伊賀ずきんの2
だって近くに置いてなかったんですもの。んで、こっちは誰にも勧めない。まかり間違っても忍者マンガなどと考えてはいけません。キーワードは報われねー。キャッチコピーは萌えないゴミ。そんなマンガ。2巻では佐助のだめっぷりが加速してますがー。
■阿佐ヶ谷Zippyの5
これ出たのいつだっけ。これも近くに置いてな(以下略。もうすぐ6巻出るんじゃないかという気もしなくない。んー、8月発売か。今度はどこまで探しに行くのか...とよく見ると8月のGFコミックスのラインナップがやばいかも。カミヨミとVANPIT両方はやめにした方が良いのかも知れん。話を戻す。とにかく巻数から言ってもGFを支えてるマンガの一つということになるのかな。今回はバロール覚醒編の後始末と、武村家の内紛。ここから一樹の秘密とかにも繋がっていきそうで、まだそこまで行ってないというのが本誌での状態なんですが。とにかく出てくる神様がフランクすぎて良い味出してますな。変換しようと思ったけど漢字でねー。アダ戦記のところでも苦労しましたが、ここはもっと苦労することになりそうなので漢字で名前出すのやめとくか。ウス様とかルー・ラヴァーダとか。まあ、あちこちの神話かじったくらいの知識はもってるので、大体分かるんですけどね。名前くらいまでなら。
■イエスタデイをうたっての4
これは行ったらたまたま売ってたから。今日が発売だったのかな。思い出に帰る人達は最高ですな。で、最後は柚原と湊くんが退場するということで。いろいろ変化してる部分は変化してる。でも同じ場所に戻ってるところもある。さながら螺旋状に巻きながら。次の話がどうなっていくかが楽しみではあります。
■Diabolique
で、マンガじゃないのが紛れ込んでいたのはこれです。なんというか廉価版が更に処分価格で叩き売りされてたので、確保してきた次第。なんつーかさらしもの状態だったし、結構雑に扱われててパッケージに傷とかありますが、気にしない。音楽CD買うより安くなってると簡単に手を出してしまうなあ。その辺はままにょにょを買いに行った時に横でNORが発売から4ヶ月くらいしか経ってないのに1000円なんぞで叩き売りされてたのを見て思わず確保した時と発想が変わりやしません。

まあこんな感じで祇園祭が始まって混む前に帰ってきたのでありました。ヘタレ。
2004/7/17
Horse Racing
新馬戦
今日は函館がグランプリペガサス、新潟がアイルラヴァゲイン、小倉がモンローブレンド。小倉の九州産馬限定戦はテイエムチュラサンで未勝利はエイシンボストン。
■グランプリペガサス: サンデーサイレンス - ホワイトトルネード by ウォーニング
6馬身差で圧勝したようです。母父ウォーニングとは。サンプルが無さ過ぎて分かりませんが、サンデーとならHail to Reasonのクロスですか。それ自体は悪くなさそうですけどね。ホワイトトルネードはウォーニングが海外にいたときの産駒のようですね。一つ上に持ち込みになるSingspiel産駒がいます。
■アイルラヴァゲイン: エルコンドルパサー - トキオリアリティ by Meadowlake
エルコンドルパサー産駒なんてこたどうでも良い。母父Meadowlakeですよ。そっちの方が重要。調教師がエルコンドルパサーの代表産駒になるといってみたりするほどの逸材らしいくすごく評判になっていて単勝1.2倍だったようで、新潟は大雨の影響でかなり馬場が重くなっていたようですが、1馬身差をつけて勝ちました。さすがは雨の日のKingmambo。母の血統はマイナーなラインをこれでもかと集めたような感じで、Meadowlake、In Reality、Crozier、Bar Le Duc、Espino、Genie、Ultimus、Out of Reachという累代。
それよかこの新潟ではトニービン3X2を持つアドマイヤベガ産駒マイネマニフィークがデビューしてて一頭だけ3馬身離された殿に…
■モンローブレンド: アドマイヤベガ - ソニンク by Machiavellian
レコード勝ち。アドマイヤベガは総じて好調に勝ちあがり馬を出してるような気がしますね。スペシャルウィークみたく失速しないことを祈るのみ。とはいえアドベガ産駒は新潟でも3,4着に来てるので悪かないでしょう。モンローブレンドは祖母にSonic Lady。Sonic LadyはNureyev初期の産駒でマイルGI3勝の名牝。一年下に同父でマイルクイーンMiesqueなんていたせいで実に目立たない存在なのですが...産駒もいまいちだし。母ソニンクはマキャヴェリアンXヌレイエフということでNatalma4X4を中心としてNative Dancer4*5X5、Almahmoud5*5X5と綺麗にまとめ、いわゆる1/4異系という構成。そこにHalo3X4とNorthern Dancer4X4というクロスを入れた形。Natalmaが3本、Cosmahが2本というAlmahmoudを5本抱えた血統。5*6X6*6*6だから遠くなってることは間違いないですけど、Natalma5X5*5は見ごたえありますなあ。
■テイエムチュラサン: タイキシャトル - フルフリングス by ノーザンテースト
どこが九州産かと問い詰めたくなる血統ですが、テイエム牧場なのね。テイエムとカシノばっかり並ぶ中でコウエイロマンの娘コウエイアタックが2着。こっちの父はオペラハウス。なかなかおもしろいではないですか。
■エイシンボストン: Cat Thief - Mather Miss by Black Tie Affair
またしてもエイシンの外国産馬。父はStorm CatのリーディングアーナーCat Thiefです。Storm Catらしく2歳戦から活躍して、3歳でBCクラシックを勝つもののその後は勝ち星なし。とはいえかなりタフに活躍して、堅実だったので賞金だけはかなり稼いだということです。30戦4勝、2着9回、3着8回。ステイゴールドみたいなものですな。Storm Catらしくないこのタフさは牝系から受け継いだもので母が重賞8勝、祖母がGI3勝で通算22勝。そして詰めの甘い2着の多さもこれらから受け継いだもの。この牝系の血がストレートに反映されれば、他のStorm Catとは違った感じでよい種牡馬になるのでは。今年の新種牡馬。日本に輸入された産駒では池江厩舎に入る母Windy Mindyなんかすごく評判になってますが、どうなんだろ。エイシンボストンの母Mather Missはミスプロ3X3、Bold Ruler5X4、To Market5X5を持っていてややうるさい血統。

JSE
夏か…
JSEというのは決して網羅的なデータベースではないのだが、時々そういうことを全く考えないの出て来るんだよなあ。あのサイトに対してのスタンスが各人で異なっても良いけど最低限のラインで管理人さんの要請には従うべきだろう…。少なくとも自分勝手な論理を振りかざしてはいけない。
血統データが欲しいだけならShodoFarmに行けば良いのだし、そこにすら出ないような馬を登録したいならThoroughbred Pedigree Query行けよと思う。私だって昔何度Newfoundlandを登録しようと思ったことか。Canadian Turf勝ったときは重賞勝ったからもういいだろうと思いながら、結局もう一つ勝つまで登録しなかったしな。Full Mandateの二の舞が怖かったともいえる。Full Mandateを登録したのは私じゃないが、ステークス勝った段階で登録されて、そのまま終わりだった。とりあえず自分で登録した馬についてはある程度責任持ってニュースを追いかける必要があるのではないかなとも。私はNewfoundlandしか登録してないし、Blood-HorseとThoroughbredTimesで特に注意して追いかけているが、この辺に関しては更に素早く補足して書き込む人がいるので、常に一足遅かったりもする。あれには勝てん。
そういえばビーポジティブのニュースのところにもロクに確認もとらずに、てきとーなこと書いてた奴いたなあ。ああいう重大なことを自分の思い込みだけで書き込む感性は理解できん。私はニュースソース持ってても死亡のニュースだけはかなり慎重に書き込むわけで。競争中の出来事なんだからJRAのページで確認できるのに...削除依頼も出てたけど、残ってるといえば残ってるしどうしたものか。
議論に参加するつもりは無いけど、ネットの片隅で愚痴を洩らすw
2004/7/18
Horse Racing
新馬戦
函館パーフェクトマッチ、新潟サウスバトルマンとナイトランブラー、小倉マヤノレハーナ。未勝利は函館コスモキララ、新潟セイウンニムカウ。
■パーフェクトマッチ: サンデーサイレンス - マッチザピース by ジェイドロバリー
まさに社台という血統。累代はジェイドロバリー、リアルシャダイ、ノーザンテースト、エルセンタウロ。叔父にトウカイポイントがいる他、同牝系から少し遠くなるがシャダイフェザーが出ており、ガーサントとエルセンタウロの違いと認識しよう。シックスセンスを抑えこんでクビ差勝ちというかシックスセンスが意外に伸びてなかった印象。
■サウスバトルマン: Straight Man - Chilli Myers by Affirmed
Straight ManはSaint Ballado産駒でGII勝ちまで。フロリダで種牡馬供用中。母の血統はパッとしない。Affirmedこそいるが、その他の累代はかなり地味。だが、End Sweep産駒になる兄が2頭日本に輸入されている。ともにまだ現役だが500万を突破できない状態。なぜ日本に連れてきたと言いたくなる。
■ナイトランブラー: エルコンドルパサー - ミッドナイトボイス by ニホンピロウイナー
新潟の直線1000mで7馬身差の圧勝でした。エルコンドルパサー産駒はこの新潟に非常にあってる予感。馬場状態だろうか。リアルシャダイ、ノーザンテースト、ガーサントと社台のお約束みたいに入ってる血統。
■マヤノレハーナ: タイキシャトル - ゴールドアンサー by Gold Alert
またタイキシャトルなのね。3年目は繁殖の質が落ちやすいということを考えると本当に好調ではあるんだけど、この後どこまで続くかという点が問題ではあるのです。そういう意味では今日のウインクリューガーなんかがあんまし酷いレース続けてるのは問題があるのですが。
■コスモキララ: タマモクロス - ローズオブダイヤ by サンデーサイレンス
タマモクロスXサンデーと言えばマイソールサウンドを思い出すが、そこまではいけないだろうなあ。
■セイウンニムカウ: カーネギー - プロミストーク by ジェイドロバリー
Specialの4X4か…渋いな。

北九州記念 GIII 小倉芝1800m
1.ダイタクバートラム
2.メイショウカイドウ
3.メイショウバトラー
4.オースミコスモ
5.ユートピア
7.ウインクリューガー
12.スティルインラブ
13.キングザファクト
勝ち時計は1:44.1の日本レコード。この距離でダイタクバートラムのやる芸当ではないような気もしますが、一頭だけ後ろから追い込んで差し切り。嵌った時の破壊力は凄まじいのですが、不発の方が多い困った馬です。メイショウカイドウはその少し前にいて、ハイペースを逃げ粘ったメイショウバトラーを捕まえましたが、最後はダイタクバートラムの勢いに屈した感じですか。メイショウバトラーはこのレースなら文句無しと言ったところ。
オースミコスモは中途半端だったかなとも思いますが、牡馬相手だと多少は展開の利がないとダメかとも。ユートピアは4コーナーで沈んだかと思ってましたが、5着に来てましたね。馬群の苦手なこの馬がなぜ4コーナーで包まれてたのか、とも思いましたが。
前に行った馬ではスティルインラブが撃沈されて12着。58kが厳しかった面はあろうかと思いますが、いくらなんでも負けすぎでしょう。この先どういうレースを選ぶのかは分かりませんが、秋まで待たないとまともに勝負できる条件は無いんじゃないでしょうか。グレード別定戦が牝馬限定では行われていないので最低でもオールカマーあたりまで待たないといけなくなってたり。そのあたりの別定GIIで一叩きしてエリザベス女王杯が現実的なラインかなあ。牝馬三冠馬が国内に居座ったってこうなることは分かっていたはずですけどね。
キングザファクトには鈍化スタあたりでがんばってもらえれば良いですよ。
2004/7/19
Foreign Racing
先週は注目してた馬に片端から回避されて、ショボーン
そんな中、毎週のように走ってるCheckit…4着か

Irish Oaks GI Curragh IRE Turf 12F
1.Ouija Board: Cape Cross - Selection Board by Welsh Pageant
2.Punctilious: Danehill - Robertet by Roberto
3.Hazarista: Barathea - Hazaradjat by Darshaan
4.All too Beautiful: Sadler's Wells - Urban Sea by Miswaki
Ouija Boardが英愛オークスを連覇。2着はPunctiliousでしたとさ。まあ、英オークスの時より着差が詰まってはいますが、逆転にまでは至らず。All Too Beautifulは先行争いをした挙句に直線で失速した模様。
さてOuija Board。Racing Postで検索すると父Cape Crossのスタミナインデックスが8.8Fに対して母父Welsh Pageantが12.5F。Ouija Board自身はスカッとした5代アウトクロスながら母Selection Boardの5代にはかなり入り込んだクロスが見られ、まあHyperionを主軸としてBay Ronaldを中心に組み上げられて、そこにDonatelloがサポートに入る形。スタミナの源泉はそこか。その母を5代アウトブリードで素直に出した形ということになるのだろうか。
文責:Cape Cross産駒に英愛オークス連覇されたことの言い訳を必死に考える会w。

King George
で先週は一休み状態だったのですが、今週はキングジョージ。3歳はNorth Lightが回避、Grey Swallowも出ないし、登録のあったRule of Lawも出ないみたいでひょっとして3歳馬いませんか?という気にもなってくる。そんな中圧倒的な人気になってるのがDoyen。正気か?それだったらまだWarrsanの方がよろしげ。というか今年のBHB3冠にまっとうにチャレンジしてるのはWarrsanだけですよ。2回ずっこけたためかSulamaniの人気がかなり落ちてて、一撃されるのが怖かったり。
でも、馬券買うならWarrsanとVallee Enchanteeだな。
Horse Racing
函館記念
ファインモーションはハンデが56.5までなら出ると言ってましたが、ハンデキャッパーは容赦なく57と決定。49kのトムパレードとレオマイティー、登録ナイスです。グッジョブですな。ハンデを見て出走するかしないか決めるのは別に構わないが、ハンデキャッパーに圧力かけるなと思ってたので、ざまあみろと言ってやりたいのであります。
出るかどうか分からなくなったファインモーションは置いといて、トップハンデが58kのトーホウシデンでその次が56.5のダービーレグノ。この2頭にこんなに差があるようには思えないので、ダービーレグノは結構恵まれてるかも。そしてもっと恵まれてるかもしれない55kのクラフトワーク。でもペンタイアだからどうだろ。
とにかく今年も荒れる函館記念かと。
2004/7/20
Foreign Racing
今週はアメリカでGIが多く開催されます。NY牝馬3冠の2つ目Coaching Club American Oaks。牡馬のBelmont Sに相当するレースで北米でもっとも古くから行われているレースの一つ。Belmont S同様に12Fという長距離への適応力が問われます、という建前。実際昨年などは上がり3Fが40秒かかったりするほどで、牡馬以上にスタミナの無い牝馬の場合は酷いレースになりやすいです。Mother Goose S.でStellar Jayneにまさかの2馬身半差をつけられたAshadoがどう巻き返すか楽しみですが、前走の最後のバテかたを考えるとちょっと厳しいかもしれません。喉なりの疑いがあるといわれたIsland Sandも出走を予定してるようです。
西海岸では先のHollywoodの開催が終わり夏の名物Delmar開催。牝馬限定の芝GI John C. Mabee H.。一瞬何やったけと思ってしまったのですが、前のRamona H.ですな。そういえば改称してたっけ。主な出走予定馬はDimitrova、Musical Chimes、Megahartzなど北米の芝牝馬のトップが集結。
芝の9F戦Eddie Read H.。連覇を目指すSpecial Ring、2002年の覇者Sarafan、Charles Whittinghamを勝ったSabiangoなどが出走を予定。
今年からGIに昇格したダート6FのBing Crosby BCH.。アメリカでも古馬が走れる6FのGIはそれほど多くないので、一つくらいは増えてもいいかな。メンバーは知らん。
そして欧州はキングジョージがありますが、ドイツ賞もあります。昨年はSabiangoが勝ちましたが、今年はアメリカに移籍してしまってもういないのでどうなりますか。今年は遠征馬いるんでしょうかねえ。どうしてもキングジョージに持っていかれるので、ドイツ馬だけでのレースになりやすいです。
Horse Racing
JAIR
JAIRはやっぱりJRAが言いにくいことを言うためにいろいろな海外記事を翻訳したりしてると再認識。
「馬場たたき」ってなんだろう?
よくJRAは馬場状態に関して責められます。今年ならばダービーで4頭が故障(マイネルブルックの予後不良とコスモサンビーム、アドマイヤビッグ、ヴリルの骨折)ということになって、馬場が固すぎることなど高速馬場であることがあちこちで批判されていました。その他によく批判されるローラー掛けというのがあるんですが、そういった作業の必要性について述べられています。
これは出典が[ 馬の科学Vol.41 No.1 2004 から転載 東京競馬場 根岸清隆氏 執筆 ]となっているように別にJAIRが書いたというわけではないのですが、サイト上で公開したということはそういうことなんだろうなあと。
アルゼンチンG1勝馬、誘拐されるも無事救出(アルゼンチン)
これは前に少し書いたForty Mirage誘拐の顛末。
2004/7/21
Horse Racing
リージェントブラフ (1996 JPN) パークリージェント - サリーベル by Goodly
帝王賞を除外され、宝塚記念を回避。復帰戦として予定されていたマーキュリーカップも回避したのですが、その理由が屈腱炎を発症していたということらしいです。で、引退、種牡馬入りが決定。屈腱炎発症の契機となったのが、美浦の坂路の延長工事のため、坂路で追いきれなかったためコースで調教したら一気にきたとのこと。もともと脚元にその兆候はあったらしいですね。
さてこの戦績でどの程度の繁殖が集まってくるかは未知数ですが、パークリージェントの後継種牡馬としての需要があればよいですな。メジロの基幹牝系となったアサマユリ系の出身。

カネツフルーヴ (1997 JPN) パラダイスクリーク - ロジータ by ミルジョージ
引退自体は東海S後に決まっていたのですが、その後の動向が決定しなかったためいままでJRAの登録抹消がされていなかったようです。種牡馬として繋養されることが決まったらしく、長くライバルとして戦ってきたリージェントブラフと一緒に登録抹消。この血統で、戦績で引き受け先が決まらないというのは意外でもありましたが、ロジータの仔はイブキガバメントも乗馬になってしまったわけであり、微妙なレベルなのかなあ。レギュラーメンバーは何とか種牡馬になってますけど。

ダンツフレーム (1998 JPN) ブライアンズタイム - インターピレネー by サンキリコ
元が2chの情報で何らの確定情報があるわけではないのですが、ダンツフレームが種牡馬入りを断念して現役復帰の可能性があるとのこと。その場合はJRAの登録は抹消されているので、地方競馬に登録することになるらしいのですが...種牡馬登録されなかったから地方競馬になら登録できるようです。とりあえず最初に見たときに、マルスかいっ、と突っ込んだのは言うまでもない。
屈腱炎を発症して引退。その後の動向が決まらなかったとはいえ、ダンツフレーム自身は屈腱炎ということもあってその治療と放牧されていた程度でしょう。これから屈腱炎持ちで復帰する意味がどの程度あるのかは分からないですが、種牡馬としての引き受け先も無いらしいので仕方の無いことですか。
血統が地味なのが原因で種牡馬としての評価が低くなるのが原因らしいですが、ブライアンズタイム産駒って結構厳しく見られてますねえ。ナリタブライアンが見事に失敗したから?マヤノトップガンくらいなら十分成功してると思うし、タニノギムレットだってそんなに血統良いとは思えないんだけどなあ。あれはMumtaz Mahalの牝系だけど、何でそこにクリスタルパレス入れるかな。

NHK
ところでNHKの来春スタートのテレビ小説で競馬が取り上げられるようですね。オリジナルの脚本で舞台は群馬。だとしたら高崎競馬か…。どんなもんなんだろ。
>ヒロインが大好きな競走馬との交流を通じて自分の道を見つけるまでを描く。
この書き方がちょっと気に入らなかったりして。
2004/7/22
Horse Racing
セレクトセール総括
そろそろいろいろなところで今年のセレクトセールについて書かれているのが出揃ったかなという気がしました。なんとなく。
とりあえずサラブnetの野元氏のコラム
(7/18)予想覆した大相場 第7回セレクトセールから
標題にも現れている通り、サンデーサイレンス産駒のいなくなった影響がもっと深刻に出るかと考えていた人は多かったんだと思います。それが覆された一因として関口氏の高額落札による心理的効果というものを挙げていますね。後は新興の馬主による影響とも言ってますが。
ただサンデーが絶対であるのに対して、ダンスインザダークを比較優位、アグネスタキオンとジャングルポケットは先物買いであるというのはまあ納得な部分もあるのですが、日本に限らず競走馬ビジネスというのは先物買い的側面があるのではないかと。ある血統が人気になってから追いかけたのでは到底まともな採算ラインで手に入れることは不可能になるわけですからねえ。あとそういった場合の競走馬の価格には将来の繁殖価値なんてこともよく言われますが、その辺は盛大な自転車操業的印象を受けたり…
で、野元氏は毎年セレクトセールを題材としてコラムを書いていましたので、それを一気に読むとおもしろいかも知れません。
(7/14)祭りは終わった――第6回セレクトセールから (2003)
(7/22)活況の背後に迫る危機?――セレクトセールから (2002)
(7/16)セレクトセールの3年・影落とす日本競馬の先行き (2001)
(7/11)4月誕生の馬に3億2000万・北海道の競走馬せり市 (2000)
タイトル見比べてりゃ分かりますが、一貫してある種の警鐘を鳴らす立場に立ってコラムが書かれています。
今回のコラムにも馬主が勝利感を得られるかという疑問が呈されていますが、今年ならばサンデーサイレンス産駒とぶつかる古馬戦のことは考える必要は無いのではないだろうかとも思うのです。いくらサンデーサイレンス産駒の古馬がたくさん残ろうと、世代限定戦には出てこれないわけですし、その中でダンスインザダーク産駒が相対的優位にあるならば、ダンスインザダーク産駒が高騰するのはある程度やむを得ないことではあるのでしょう。3歳までの早熟種牡馬ならともかく、ダンスインザダークは古馬になってから本領を発揮するような面もあって、だったら、先にサンデー産駒がいなくなって、古馬戦を席巻するという目算も成り立つ余地はあるわけで…私はそんなことちっとも思ってませんが、そういう考え方もあるということです。というかサンデーサイレンス産駒が稼いでいた60億以上の賞金がその下の種牡馬にばら撒かれていくことになるわけで、チャンスがあるのは間違いないかな。あれだけのものをそのまま引き継げる種牡馬はいないだろうし。
で、セレクトセールに釣られたかのようにその直後に開催されたセレクションセールでもダンスインザダーク産駒の落札額は高騰していたのですが、そっちはちと冷静になった方がいいんではないかなとも思わなくないです。比較優位というのは確かにあるかもしれないけど、ダンスインザダークの高額落札馬はダンスインザダークにつけられた価格ではないだろうと思うのです。エアグルーヴであったりサトルチェンジであったり、母につけられた価格ではないかなと。極端な話、父がダンスインザダークでなくとも記録更新のレベルまではいったんだろうし、アグネスタキオンなら同程度くらいも夢ではなかったのでは?流石にフジキセキだとある程度限界が見えてしまう分、5億まではいかないのでしょうけど。
さて、高額落札が話題になる一方で、金子氏などは一億円超の馬には手を出さずにそれでも幅広く16頭も落札しているということはコラムにも触れられている通りです。以前はボーンキングを初めとして、キーファクター、ミステリアスアート、ピタゴラスなど1億円を超えるような馬を何頭も落札していたのですが、昨年あたりから高額馬から手を引いている印象です。今年の2歳はグッドネイバーが12000万でしたが、1歳ではそういう馬を聞きません。ある程度見切りをつけるようになったといえるかもしれません。今年ですと橋口調教師に頼まれたエアグルーヴ産駒には2億までいってたらしいですが、落札馬は8300万のパレイシャルアフェアまで。そのあたりが妥当な価格という判断なのでしょう。
今週のギャロップでも藤田氏(マルターズやシベリアンのオーナー)がコラムでセレクトセールの高額馬には手が出ないと書いてます。それと同時に1000万近い輸送経費を払っても外国の市場で外国産馬を買ってくるほうが採算が取れるだろうという見方もされてます。これは外国産馬に対するJRAの出走制限がどんどんとなくなる方向であるのも一因なのでしょうけどね。
ただ向こうだってトップ3の種付け料はおかしな次元に飛んでしまってるのは間違いないんだけどね(Storm Cat、A.P.Indy、Kingmambo)。Storm Catはまずペイできないし、A.P.Indyにしても、Kingmamboにしても相当大物でないと厳しい面はあり。A.P.Indyは3.2MillionのFull Mandateがリステッド止まりとかあるし、Storm Catにしても3.3MillionのClear MandateはこれまでのところGIで2着がやっと、Kingmamboは知らんというか3Million超えるような馬いたっけ。日本とやってることは大して変わりませんがね。Kingmamboは欧州や日本で走れる分だけ有利ではあるかもしれませんが。年齢的な面からStorm CatがそのうちいなくなってA.P.IndyとKingmamboの2強体制になるかな。その下は結構それで安定してしまってるのや、まだ実績なしの種牡馬だしどう転ぶやら。Unbridled's Songはどうなんだろ。Empire MakerやMineshaftはまだ今年から種付けはじめたばっかりだし、さっぱりわかんね。
2004/7/23
Foreign Racing
King George VI & Queen Elizabeth II Diamond Stakes GI Ascot GB Turf 12F
さてさてキングジョージです。なんとまあ3歳馬がTycoon1頭のみという近年にない寂しいメンバー構成になってしまったわけなんですが、とりあえず久し振りに出馬表だしとくか。
HorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Phoenix ReachAlhaarthCarroll's CanyonHatimM. DwyerA.M. Balding
2BandariAlhaarthMiss AudimarMr. LeaderR. HillsM. Johnston
3TycoonSadler's WellsFleeting GlimpseRainbow QuestJ.P. SpencerA.P. O'Brien
4Vallee EnchanteePeintre CelebreVerveineLear FanO. PeslierE. Lellouche
5DoyenSadler's WellsMoon CactusKrisL. DettoriSaeed Bin Suroor
6Hard BuckSpend a BuckSocial SecretSecretoG. StevensK. McPeek
7SulamaniHernandoSoul DreamAllegedK. McEvoySaeed Bin Suroor
8Lunar SovereignCpbra KingJanuary MoonApalacheeT.E. DurcanSaeed Bin Suroor
9WarrsanCaerleonLucayan PrincessHigh LineD. HollandC.E. Brittain
10High AccoladeMark of EsteemGenerous LadyGenerousJ.P. MurtaghM.P. Tregoning
11GamutSpectrumGreektownEla-Mana-MouK. FallonSir M. Stoute
こんなメンバーでついにSulamaniに見切りつけたのかは知らんがデットーリはDoyen。圧倒的一番人気を背負えるほどの馬ではないと思うのだが、いまだに一頭だけ抜けた人気で2倍程度。これはかなりの部分デットーリの手腕への期待値込みなんだろうとも思いますし、ゴドルフィン陣営としても4歳のエースと見込んでいるDoyenですから無様なレースはできないところでありましょうが。前走のHardwickeでレコードとなる6馬身圧勝というパフォーマンスはかなりのものがありますが、その前はCoronationでWarrsanの前に屈したということもお忘れなくと言いたいのです。High Accoladeを6馬身千切ったのは評価するけどさ。ころっと負けそうな雰囲気を漂わせてるのも否定できません。
そして、今年こそで欧州のトップを狙う好機到来なのがWarrsanですかね。キャリア30戦の12F巧者。もともとステイヤーを出しやすい欧州タイプのCaerleon産駒で母父にHyperion系の激重High Lineなんて抱えてるためか、ドサ回りの時代はアスコットGCにまで出走した経験をもってます。兄はLuso。まあ、あの兄にしてこの弟ありと言う感じで取りこぼしが非常に多いのですが、このメンバーでなら能力的にはトップであると言っても良いでしょうねえ。兄LusoはJCに出走して殿としっかりオチをつけてしまったりもしてるんですが、その弟が欧州最強馬として君臨するのも愉しいだろうなあ。負けた場合はゲートで蚊に刺されたと…。SalseよりはCearleonの方がよかろ。
一部では2番人気に推されているフランスの牝馬Vallee Enchanteeはこの距離でも牡馬に通用することは通用するのですが、400kを切る小柄な馬でもあり、少し厳しい面はあるでしょう。ここを勝つようならPeintre Celebreはいよいよとんでもない種牡馬になれるかもしれないという気もする。ブフの首が飛んだため今回はペリエ騎乗。
アメリカから遠征したHard Buckですが、結局はアスコットのコースに適応できるかどうか。元ブラジル所属でアメリカに移籍したわけですが、欧州的な坂の勾配のきついコースは走ったことが無いはずです。トラックコース主体で走ってる馬は結構その差に戸惑う面はあるのでしょう。そういえばイングランディーレの陣営がそういうこと言ってたと言うこともありますしね。ただ、力試しであわよくばと思いたくなるのは良く分かる。ここまで手薄になるとは思ってなかったのではなかろうか。
不振のSulamaniはもう欧州に拘るのを止めて、アメリカに行って幸せになった方がいいんじゃないのかなとも。BCターフなら勝ち目が無いことも無いだろうし、その前に一叩きか二叩きかして遠征費その他を稼ぐのもありだし、とにかくアメリカ行っとけ。そしていきなりサンクルー大賞典でGI馬に登りつめたGamutですが、サンクルー大賞典はかなりメンバー的に恵まれていたので、ここで化けの皮はがれてしまうのではないかなと。Fallon-Stouteをなめたらえらい目にあうのは今年のクラシックで嫌と言うほどに思い知らされましたが、それでもGamutではどうしようもない気がする。ただ、Sulamani、Gamutの2頭は堅い馬場状態を理由にスクラッチの可能性もあるようですね。
唯一の3歳馬Tycoonですが、オブライエンの手駒の中では愛ダービー最先着だったとはいえ、それが今年初戦では判断の難しいところ。2歳時に派手な実績をあげたわけでもなく、愛ダービーで最低人気だったのもむべなるかな。こんな状況なので、いくらなんでも無理だろ。
High Accoladeは堅実に走る印象がありますが、逆にいえば勝ちきれない馬でもあり、またトップクラスの実力を持っているとは言いがたいのではないかなと。まあでも、相手なりには走ってくれるので、そこそこのところには来るんだろうけど。
Bundariはお手ごろなレースを勝ちまくってる印象はありますが、一戦級と当たるとプリンスオブウェールズの時のように全く歯が立たない印象も同時にあって、まあダメか。Phoenix Reachも昨年はセントレジャーを走ってみたり、カナディアン国際で勝ってみたりと訳の分からないところはあるのですが、今年になって限界を露呈した感もあり。もともとカナディアン国際がBCの裏開催に戻ってしまって、メンバーはBCに持っていかれてさっぱりだったと言うのもありますしねえ。Lunar Sovereinはゴドルフィンのペースメイカとして定着してしまうのですかね。Man O'War S勝ち馬の末路としては哀しい限り。父Cobra Kingのスタミナインデックス5.1Fにはちょっとまてやと言いたい気分。単にレーポスのデータが不足してるだけか。とはいえ唯一のGレース勝ち馬がこのていたらく。
んじゃー、印でも打ってみますか。
◎Warrsan
○Vallee Enchantee
▲High Accolade
△Gamut
Warrsan-Vallee Enchanteeの一点でも良いくらい。

妄想せよ
某所で妄想しろといわれたので妄想した。んで向こうにも書き込んできたけどこっちにも出しとこか。
・キングジョージ:Warrsan (欧州古馬最後の砦。2着はVellee Enchanteeで
・アーリントンミリオン:Vangelis (移籍したわけではないらしいけど、居座ってるので
・パシフィッククラシック:Rock Hard Ten (出る可能性があるので
・トラヴァースS:Birdstone (簡単には負けて欲しくない
・ムーラン・ド・ロンシャン:Soviet Song (Refuseはサセックスで終わり
・愛チャンピオンS:Rule of Raw (10Fなら強いはず
・ヴェルメイユ賞:Vallee Enchantee (地元では負けられんでしょう
・クイーンエリザベスII世S:Russian Rhythm (間に合うかどうか微妙
・ジョッキークラブゴールドカップ:Newfoundland (良血開花
・凱旋門賞:Warrsan (今年は走ってくれると信じます
・BCディスタフ:Island Fashion (抜けた馬がいないのでなんとなく勝ってしまいそう
・BCマイル:Russian Rhythm (一応最大目標らしいので
・BCスプリント:Pohave (充実してきたのでいけそうかと
・BCフィリー&メアターフ:Vallee Enchantee (追い込んで圧勝
・BCターフ:Sulamani (ここで突如復活
・BCクラシック:Newfoundland (華麗な引退戦
・香港ヴァーズ:Vallee Enchantee (地味に連覇
・香港スプリント:Silent Witness (Cape of Good Hopeの悲願ならず
・香港マイル:Elegant Fashion (現役続けてるかどうか不安だが
・香港カップ:Blue Eleven (まっすぐ走れたら勝てないこともない、青色十一号
レースを選んだのは私じゃないです。トラヴァースあるのにハスケル招待がないとか、パシフィッククラシックがあってホイットニーHが無いとか私に言われても知るものか。
基本線としてはですね、WarrsanがBHBサマートリプルクラウンを達成しつつ欧州年度代表馬になるという無茶苦茶な路線。アメリカはNewfoundlandですね。まあ、妄想なのでそのあたりは…
Horse Racing
小倉サマージャンプ JGIII 小倉 芝3390m
今週のメインはこれ(断言。
ハンデ戦でトップハンデは京都ジャンプSを圧勝したクールジョイ62.5、その次が阪神スプリングジャンプを勝ったマイネルイースター62。さらに61kでOPでレコード連発のロードプリヴェイルとシンメイロッチ。
というかロードプリヴェイルですよ。平地戦でもレコードを持っていてOP連対歴のある能力でなおかつ飛越が安定していて障害でもそのままの能力を示してるわけです。とはいえJGIまでは厳しいのかもと思いますのでこういった短めの距離の重賞がメインになっていくんでしょうかねえ。

函館記念
結局ファインモーションは出るらしい。正直どうでもいいですが。
だって函館記念より明日の青函Sの方が楽しそうだし、こういうコースにめっぽう強いゴールデンロドリゴが出てくるし。
2004/7/24
Foreign Racing
Coaching Club American Oaks GI Belmont USA Dirt 10F
……まあ、待て。EQUIBASE見て驚いたよ。Distance: One And One Fourth Miles。私の頭が完全にクラッシュしたんじゃなければこれは12Fでなくて10Fなのですがー。とりあえずあちこち見回って確認したわけですが、距離短縮されてしまったのか。前にも10Fの時代があったというか、このレースの歴史を振り返るなら10Fと12Fで同程度の回数施行されてるわけですし、更に前には11Fで行われていたわけですが、それでもこの前10Fから12Fに戻したのはなんだったのかという気もしてきますねえ。まあ、昔は12FでもRuffianなどが2分27秒台で走っていたのに、いまでは2分31秒もかかるのですから酷いものです。
というわけでその他多くの3歳牝馬限定戦と何ら変わりないレースに成り果ててしまったCCAオークス。それでも6頭しかいないのはかなりどうかと思いますが、Mother Goose Sの上位2頭が再戦。人気もその2頭に集中していますねえ。一度は不覚を取ったもののまともならAshadoの絶対優位は動かないと言うことなのでしょう。他陣営が重賞勝ちすらない状況では、人気薄だったとはいえGI馬の称号は獲得しているStellar Jayneがその次に抜けてくるのも当然の状況で、3連勝と流れが良くなっていることもあってここでもAshadoを抑える可能性はかなりあるだろうと。
で、その他の重賞も勝ってない陣営はどうかと思うわけであるのですが、Magical Illusionがその中ではトップと言う判断らしいです。まあ4戦2勝で底が見えてないのが大きいですかね。この馬Bold Rulerの入り方が節操無さ過ぎ。もともとPulpit自体Bold Rulerが強すぎるような感じを受ける血統をした種牡馬なのですが、そこにHonest Pleasure=For the Momentなんて全兄弟クロスを入れてくれてるせいで、相当うるさい血統な感じ。
ところでAmerica Americaの26戦4勝って…。まだデビューして1年程度だろうに。しかもEl Pradoを受胎中でこれが引退戦の予定って…。無茶苦茶されてますねえ。

Deutschlandpreis GI Dusseldorf GER Turf 2400m
Brian Boru、キングジョージから逃げてこっち来てやがる…。ただまあ、このところさっぱり冴えないわけでして、どうであろ。
地元勢はまずこの前イタリアでGIを勝ってきたSanexなのですが、一枚足りない印象はまだ残ってます。この前ハンザ賞を勝ったRotteckの方が良いだろうとは思ってみたり。3歳からはダービーイタリアーノで2着したDayanoですが、これは独ダビで11着なのがどうしようもないところ。それならEl Tigerの方がましかと思いますが、これにしたって6着だったわけで、どうも斤量差を活かしたところで苦しいでしょう。いきなり厳しい条件ではありますが、大崩の無い牝馬La Inaの方がまだましか。

John C. Mabee H. GI Del Mar USA Dirt 9F
トップハンデは近走不振のDimitrova。これに対してMusical Chimesは随分と勝ち星から見放された上、前走で牡馬挑戦が実らずということもあってかかなり有利な斤量となっています。ここで怖いのはDimitrovaよりむしろMoscow Burningの方ではないかなと思います。スタートが決まれば強いだけに要注意か。人気があるらしいLight Jigはよう知りません。
Horse Racing
新馬戦
さて今日の勝ちあがりは小倉が牝馬限定の新馬戦でツルマルオトメがレコード、未勝利はニホンピロザプラウ、新潟は新馬戦でショウナンパントル、函館は新馬戦がダッシングハニー、未勝利がテイエムカミガカリ。
■ツルマルオトメ: タイキシャトル - メモリーズオブロニー by Storm Cat
小倉はまたタイキシャトルかよ。しかもこれはメイショウボーラーと同じ配合ですねえ。スピードがあって早くから完成する配合であるようですね。この後は小倉2歳かな。順調に行ったら阪神JFでも有力になるんじゃないかと。Northern Dancerの5X4にTurn-toの5X5か。Bull Pageが6X6であるのが微妙。いまのところタイキシャトル産駒には距離の限界があって古馬になってからは期待できないというのが実情なのですが、タイキシャトルの血統自体はそこまで融通の利かないものではないと思うのですけどねえ。
■ショウナンパントル: サンデーサイレンス - バブルウイングス by In The Wings
パントルなんていうからパントレセレブルかと思ったらサンデーか…ツマラン。母はバブル一族でバブルガムフェローの活躍で繁殖として輸入されたくちですな。ややこしいので牝系図出しとく。
Bubble Company (1977) by Lyphard
|Bubble Prospector (1984) by Miswaki
||Bubble Wings (1992) by In the Wings
|||ショウナンパントル (2002) by サンデーサイレンス
||ザッツザプレンティ (2000) by ダンスインザダーク
||マニックサンデー (1997) by サンデーサイレンス
||ウインシュナイト (1998) by サンデーサイレンス
||バブルファンタジー (2002) by スペシャルウィーク
|バブルガムフェロー (1993) by サンデーサイレンス
|Candy Stripes (1982) by Blushing Groom
|Irish Company (1986) by Irish River
||プレジオ (1998) by Caerleon
大雑把にこんなもの。日本で繁殖入りしてる牝馬については結局サンデーサイレンス系との相性がよいということに尽きるのかな。ただ、このバブルウイングスについてはまだ期待されるような結果が出ていないのですけど。この他半兄ザッツザプレンティ以上ともいわれるバブルファンタジーも結構高い評価なのでデビューを楽しみにしましょう。
■ダッシングハニー: アサティス - ラストヒット by Slavic
伊藤圭三厩舎、伊藤直人騎手、グランド牧場、アサティス産駒。最早何も言うことは無いでしょう。今年のグランド牧場の2歳馬を見てるとそのうちアサティスからスキャターザゴールドにスライドしていくのではないかなという気もしてますが、とにかくタフな馬の宝庫です。そういえばこの前のマーキュリーCを勝った9歳馬スナークレイアースもグランド牧場のアサティス産駒だったなあと思い出す。これ以外にもスマートボーイ、ウイングアローが出た1995年産は凄まじいのですが。グランド牧場に重用されてる分恵まれてると言っても良いのでしょうね。ウイングアローとスマートボーイが後継種牡馬。
アサティスは現役時代は芝のステイヤーだったわけで何がどうしてダート専門になってしまったのかという気もしてます。血統面では良血といってよく、自身が1号族La Troienne系の出身で祖母にLa Troienne4X5にWar Admiral3X4が輝く名牝Numbered Account。さらにSwapsとFlower BowlでHyperionとBeau Pereをそれぞれ4X5とした母にRough Shod牝系出身のTopsider、HyperionとNasrullahのクロス。アサティスの血統表は感動ものです。
■ニホンピロザプラウ: ウェイオブライト - ニホンピロテイト by サンデーサイレンス
今年の新種牡馬ウェイオブライト。Woodman産駒らしく2歳のGIを勝っておしまいで現役時は10戦2勝ながらGrand Criteriumとフランス2歳チャンプという勲章を持ってます。Natalmaを経由するAlmahmoud牝系、祖母Coup de Folieということでそこそこ期待したいのですが、いかんせんWoodman。早熟の血が爆発してないことを祈りましょう。累代はWoodman、Nijinsky、Halo、Hoist the Flag、Native Dancer。Woodmanの累代とあわせるとメジャーな血を集めまくった気もしますね。ニホンピロザプラウは母父サンデーサイレンスなのでHaloが濃くなってますが、BMSサンデーの可能性を試すという面からはいろいろあって良いだろうと。
■テイエムカミガカリ: スペシャルウィーク - ポリッシュデイム by Danzig
初年度産駒の現状を鑑みるにスペシャルウィーク産駒がこの時期に勝ちあがるのはカミガカリと称しても良いのかもしれませんが、もともといきなり2頭勝ち上がった後さっぱりになってた訳ですから、母次第では普通に2歳戦を戦えても良いのではないかとも思います。サンデーにDanzigというのは短距離専門になりやすいとか、どこかぶっ飛んでるとかありますが、まずニックスと言っても良い配合でしたが、スペシャルウィークだとどうなりますかねえ。テイエムカミガカリは累代にNantallahなんて抱えてるあたり渋すぎて良いのですが。

2歳OP
今週は2歳のOPも行われました。新潟のマリーゴールド賞と函館のラベンダー賞。この時期はまだJRA側に駒が揃ってないことも手伝って、北海道競馬の認定戦を勝った馬が大挙として参戦します。
■マリーゴールド賞 新潟 1200
1.カズサライン: アグネスワールド - カズサグリッター by クリスタルグリッターズ
2.エイシンサンバレー: エイシンワシントン - エイシンサイレンス by サンデーサイレンス
3.コスモジェントル: トーヨーシアトル - スイートアレキサンドラ by Lord Gayle
エイシンサンバレー?7/10の福島未勝利戦を勝ち上がりとありますが、見落としてたらしい。まあいいや。
さてカズサラインです。JRAの2歳OP勝ち第一号はアグネスワールド産駒でした。短距離専門家だろうなあというのは確信できたわけで函館2歳ならおもしろそうですな。
このレースには地方から参戦したビーフレグラントに注目だったのですが、5着に終わっていたようです。ビーフレグラントはフレッシュチャレンジで1分1秒台を記録して圧勝していて、デビュー戦の時計という面では地方馬のなかでも飛びぬけています。その上コンサートボーイの半妹でかつダイタクヘリオス産駒というなんともいえない血統も魅力。今回はスタート後前に行きたがっているような様子もあったのですが、それにしても離されすぎな結果でちと残念。
■ラベンダー賞 函館 1200
1.オーヴェール: Diktat - Oiselina by Linamix
2.スキップジャック: メジロライアン - ヒカリクリスタル by ラッキーソヴリン
薄暮開催(はくぼ開催なんて間抜けな書き方絶対するもんか)のため中継見れず。勝ったのは未勝利馬オーヴェール。新馬戦ではエイシンヴァイデンの2着でしたが、さすがに能力が高かったようです。そしてメジロライアン産駒が2着。
言葉の問題
JRAの薄暮開催にしてもそうなのですが、何でそんなにひらがな使いたがるかね。間が抜けた感じがして嫌だというのもありますが、漢字で書くべきところを平仮名にされると、とにかく読みにくくなるから嫌なのです。漢字で書かれると難しいとでも思ってるんでしょうかね。平仮名だけで書かれた文章の方がよほど読みにくくなるでしょうに。
これと似たような問題で人名用漢字とかいうものが少し前から話題になってますが、一度出したものをアッサリ引っ込めてるようではいちいち部会など作って議論してる意味は無いでしょう。「国民の常識を尊重して」などと言い訳がましいことをいうのもどうかと思いますしね。そもそも国民の常識とやらを尊重するなら人名用漢字など規制せずに自由にどんな漢字でも使えるようにすべきだと思うのですが、まあ思考回路の短絡したバカ市民が多く存在する状況では規制したくもなるんですかね。
ここでいう思考回路の短絡したバカ市民とは自分勝手な思い込みを、他人もそう思っているに違いないと押し付ける輩を指しています。
2004/7/25
Black Tea
さて、7/16にも書いた紅茶の話。Bolero以外はとりあえず飲んでみた。

Ceylan Nuwara Eliya OP / Mariage Freres
セイロンのハイグロウン。ヌワラエリヤは前にMarina de BourbonのサロンでLover's Leapを飲んだことがあるだけでした。で、Lover's Leapはヌワラエリヤの中でも異色の存在でダージリンっぽい青さが特徴などと言われているので、その違いなど確認したかったり。
普通にホットで飲んだものはセイロンのハイグロウン特有の香りでした。Uvaあたりに近いのですが、Uvaほど強烈ではなかったですね。一般にUvaを評して言われるメントールフレイヴァーですが、ヌワラエリヤにもそれに近いものはあります。嗜好品なので完全に好き嫌いの範疇ですが、この種の繊細さこそ紅茶を飲む愉しみだと思う。
そしてヌワラエリヤは茶葉の量を少なくして、10〜20分抽出しても良いという話を聞いたことがあるので試す。茶葉の量を間違うとニガーなことになりかねない気もしましたが、かなり濃い味のする紅茶になりました。入れ方で全く表情が変わってくるというおもしろさ。
最後に水出し。入れ方に原因があるのかもしれませんが、これはもうUvaそのもの。ほとんど同じような香りになってた。まあ、アイスティーにしたときにしっかり出るのはこういったセイロンのハイグロウンが一番かな。アッサムとかだとこうはいかないし。まあ手軽だし良い茶葉だとは思うのですよ。

Ceylan Ratnapura OP / Mariage Freres
こっちはセイロンのロウグロウン。茶葉からはかなりのスモーキーフレイヴァーが。ホットでもアイスでも結構甘味があるかな。ただちょっと大味な面もあって、その辺がハイグロウンとの違いであるということか。これでかなり濃いミルクティーを作ったら良さそうですが、今の時期にそんなことする気にはなれんな。

The Sur le Nil / Mariage Freres
The Sur NilThe sur nilちょっと前に何人かThe Sur le Nilで検索して飛んでくる方がいたので、はっきり緑茶ですよといっておくために写真でも出しとくか。茶葉見れば分かる通りです。で緑茶ベースなのですが、原産国表示が中国となっているので、中国緑茶のようです。んでものは試しとまずは普通にいれて、飲んでみた。味は緑茶で香りがバニラといったところか。バニラなので香りに影響されて飲み味も甘く感じます。後味もさっぱりしてて爽快感があるので、サマーティーという名は単なる酔狂ではないなと思いました。
そして、水出しアイスティー。爽快感が増しますし、この香りなら多少強く出ても問題はありません。冷たい緑茶に違和感を受ける方は避けた方が良いかもしれませんけどね。
緑茶ベースなので2度出しとかもいけます。しかし水出しを2度出しするのは無謀でした。かすかに香りはあったものの基本的には色付きの水になってしまったし。
まあ、昨年のカサブランカよりは遥かにましでした。私基準で。フレンチサマーティーとして紹介されましたが、通常のラインナップにも存在する茶葉です。フラコングラス装丁なのは期間と数量限定。薬品瓶を想起してしまうので嫌ですが。
Foreign Racing
King George IV and Queen Elizabeth II GI Ascot GB Turf 12F
あー、もう。振り返りたくないなー。
1.Doyen
2.Hard Buck
3.Sulamani
4.Gamut
5.Vallee Enchantee
6.Tycoon
7.Bundari
8.High Accolade
9.Warrsan
見事に飛んだなあ、Warrsan。血は争えません(兄はJC殿Luso)。直線の途中から全く名前が呼ばれなくなってましたので、まあそのあたりから沈んだということですか。スタミナ切れとはWarrsanには不可解な負け方ですので、あるいは他の理由があったのかもしれませんね。まあこの後は昨年と同じようなローテになるかな。もう一度10F挑戦すれば良いと思うけど、インターナショナルSは走るのかな。
さて勝ったDoyenですが、前走同コースでレコード勝ちでしたので、仕方の無い面はあるか。Hard Buckはまさかと思ったけど2着を死守して、ゴドルフィンのワンツーを阻止。いきなりの坂をこなしたあたりは相当よろしいです。しばらく欧州に居座った方が良いかもしれませんね。でSulamaniは…復活してるんだか、こけてるんだか。微妙な着順に終わってしまった模様。ゴドルフィンの一番手はDoyenにとられるし、アメリカ送りが現実味帯びてきたかな。

John C. Mabee H. GI Del Mar USA Dirt 9F
1.Musical Chimes: In Excess - Note Musicale by Sadler's Wells
2.Moscow Burning: Moscow Bullet - Burning Desire by Mr. Leader
4.Dimitrova: Swain - The Caretaker by Caerleon
6.Light Jig: Danehill - Nashmeel by Blushing Groom
Musical Chimes復活。Dimitrovaはやっぱりダメでした。そしてレースに参加してない一番人気Light Jig。なぜに一番人気してたのかわからなかったので、そんなもんだろとも思いましたが。

CCA Oaks GI Belmont USA Dirt 10F
1.Ashado: Saint Ballado - Goulash by Mari's Book
2.Stellar Jayne: Wild Rush - To the Hunt by Relaunch
Ashado圧勝。Stellar Jayneを4馬身半千切って雪辱を果たしました。3着は更にStellar Jayneから7馬身半開いてます。完全に抜け出したAshadoと2番手は確保したStellar Jayne。次はアラバマで激突かな。その他も着差が広がりまくってて、ぽつんぽつんとゴールしてる感じですかね。ここの下位がモンマスに回ってきて勝ち負けするという悪夢が頭をよぎった。
Horse Racing
新馬戦
飽きてきた。小倉の新馬はダートでダイショウティアラ、芝でエーティーホーオー。函館は新馬がスズカフォイル、未勝利がマイネルハーティー。新潟は新馬がトーヨーフレンチ、未勝利がストラスアイラ。
■ダイショウティアラ: オース - マチカネナナエヤエ by Rahy
オース来た-ーー。祖母にNashuaの濃いクロスがあって、そこにRahyを入れた母。その後なんでオースなんだろうか。
■エーティーホーオー: クロコルージュ - シャコージュノー by ノーザンテースト
クロコルージュ産駒勝ち上がり。これまた累代に社台の種牡馬がズラリ。クロコルージュ自体は最終的にNasrullahが効いているのか中距離タイプだったんですよね。ノーザンテースト、ファバージ、ガーサントってのはどうなんだろ。
■スズカフォイル: フレンチデピュティ - アンフォイルド by Unbridled
これは愉しくも何ともない。
■マイネルハーティー: マイネルラヴ - シビルスイート by シンボリルドルフ
なんかすごく微妙な血統やな。
■トーヨーフレンチ: フレンチデピュティ - トーヨーサンダー by サクラチヨノオー
またフレンチかよっ。
■ストラスアイラ: パラダイスクリーク - カルカネット by Natroun
渋すぎる。母にはBustedの4X3。累代がNatroun、Solinus、Busted、Petition。

小倉サマージャンプ
1.ロードプリヴェイル
2.シンメイロッチ
またやったロードプリヴェイル。これで3戦連続でレコードを記録。無茶苦茶しやがりますなあ。道中のスピードからして違うもの。飛越も安定してるし、元からマクリ大好きなので勝負どころですぐに前を捉えられるし、そりゃ強いわ。平地の時代から勝つときは派手な勝ち方することが多いのですが、障害入りしても全く同じで愉しい限り。レコードいくつ持ってるんだろう、この馬。今後は休養して、中山大障害を目指すようですね。となると京都ハイジャンプあたり使うのかな。もし京都ハイジャンプに出るんなら見に行きたい気もあり。

函館記念
スタート後1頭だけ外に離れて折り合うファインモーション。ファインモーションにトゥザヴィクトリーの真似などできるかい!という気分で見てました。4コーナーまくった時の手応えが良かったので焦りましたが、内に切れ込んで伸びたクラフトワークが勝ったので一安心。で、2着にファインモーション。前走に比べて明らかに条件が良くなっていたにもかかわらず、勝ちきれず。

玄海特別
小倉のメインレースでしたが、オペラシチーがレコード勝ち。デビューから3連勝です。調教師は2000mがべストと言ってますが、菊花賞行って欲しいなあ。まあ佐々木厩舎としてはタップダンスシチーの後釜は確保したってことでー。
というかこのところ3歳馬が古馬をかなり倒してるんですが。まだ重賞では勝ち馬を出してませんが、条件クラスではかなり勝ち星を上げてます。これってやっぱり4歳世代の問題かなとも。
2004/7/26
今日は本屋に行ってる時間が取れなかったので帰りに何とか家から一番近いだけがとりえの本屋に駆け込んで優駿だけでも買おうと企みました。品揃えがよろしくないので普段ほとんど行かないのですが、流石に優駿くらいなら置いてるかなと。置いてませんでしたorz。というかね、どうでも良い競馬系のムックを置いてるくらいならちゃんと優駿置けよと...激しく使えねえ本屋だと再確認。
むかついたのでいろいろ立ち読みしてきましたが、マガジンZとか。式神の城載ってなかったしorz。スクランじゃないほうのランブルとか言ったら怒られそうな気がするランブルフィッシュですが、最初から予想通りの展開されて萎え。というかヒカリは袴で登場するのがセオリーだろう、いやその前にカヤを早く出せと、ガネなんていら…(以下略
Foreign Racing
Deutschpreis GI Dusseldorf Turf 2400m
1.Albanova: Alzao - Alouette by Darshaan
2.Dayano: Lomitas - Dawn Side by Bold Forbes
3.Rotteck: Law Society - Rofania by Orfano
4.El Tiger: Tiger Hill - Elea by Dschinigsi Khan
5.Brian Boru: Sadler's Wells - Eva Luna by Alleged
6.La Ina: Monsun - Limata by Big Shuffle
7.Sanex: Pelder - Septima by Touching Wood
Albanovaキターーーーーー。ていうかですね、Dayanoの2着が激しく疑問なのですが、まあがんばりましたということか。La Inaにはやはり厳しいレースだったようでかなり離されてしまっているようです。Sanexは何かあったのかと思うくらいに酷いけど。
で、Albanovaですよ。まあ、さすが牝馬に強いAlzaoと思いますし、母父Darshaanも何気にすごいのですが、近親にGI馬がずらっと並ぶ良血が爆発しました。ずっと遡れば9-c Mumtaz Mahalの牝系ですが、まあそこまで戻ることも無くYesterdayやAlamsharなんかが出てくる強烈な一族ですねえ。ドイツで走ってるので一瞬9-hの方かと勘違いしたこともありますが、原因はわかる人だけ分かればよろしい。

Prix Robert Papin GII Maisons-Laffitte FR Truf 1100m
1.Divine Proportions: Kingmambo - Myth to Reality by Sadler's Wells
Divine Proportionsデビュー3連勝です。同血の兄Whipperはくすぶり続けて、Prix Mornyでドカンと来たわけですが、こっちはかっ飛ばしまくってます。KingmamboとMiesque's Sonの違いといえばそれまでか。次走はそのGIモルニ賞が予定されており、ボワ、ロベールパパン、モルニと連勝したらArazi以来のことになるのだとか。偉大な先達はそのままフランスの2歳GIを総なめにして欧州2歳王者に君臨し、さらには大西洋を越えてBCジュヴナイルまで制覇して欧米統一2歳王者に輝きました。そこまでは期待しすぎですが、マルセルブサック賞くらいは勝ってもらわないとねえ。あとは3歳になってから失速しないことを祈る。

Eddie Lead H. GI Del Mar USA Turf 9F
1.Special Ring: Nureyev - Ring Beaune by Bering
Nureyevが来たけどセン馬だからなあ。あまりおもしろくありません。Del Marが開幕したばかりなので芝状態がよく高速決着になりましたが、Vangelisの末脚はまたも不発に終わった模様。

Bing Crosby BCH. GI Del Mar USA Dirt 6F
1.Kela: Numerous - Bolshooi Comedy by Sovereign Dancer
2.Pohave: Holy Bull - Trail Robgery by Alydar
3.Hombre Rapido: Falstaff - Tengo Prisa by Relaunch
Pohaveの詰めの甘さ炸裂。強いのは間違いないけど、よく取りこぼす。それでも今年になってからはまだ3着を外してないのは評価できましょうが、それにしても勝てるレースを落とすな。勝ったKelaはエアシャカールの近親。Numerousの後継種牡馬になるのかな。

Sussex S GI Goodwood GB Turf 8F
マイル戦サセックスは水曜日。復活なったRefuse to Bendにギニー馬が挑戦。というわけでもないか?とりあえず、英の2kギニー馬はきます、Haafhd。3歳はそれとAntonius Piusだけなのか。ということで、Soviet SongがRoyal Ascotの雪辱を期して参上。Refuseの復活劇というのはそろそろ限界点に達したという気がしなくも無く、ここあるいはロンシャンあたりでスカッと負けておしまいという予想というより妄想の部類で考えてるのですが...ま、でも思えば昨年のロンシャンでぼろ負けしたのがけちの付き初めだったりするわけで...マイルから逃げて10F参戦で結果残してしまったので、そっちの路線で無理やりかっこつけてるのでも良いかも知れん。
だから、Soviet Songに期待するんですよ。フランスに行ったらそっちはそっちで強烈な牝馬が待ってますし、どんなにがんばってもRussian Rhythmが復帰するまでと言われかねない悲しい立場ですが、GI連勝しとけばそうもならんかと。
またCheckit走るのかよ…。
Tea Break
マリアージュフレールさんは言いました。ストレート紅茶用の器具とフィレイヴァードティー用の器具は分けておきなさいよと。そこまでブルジョワじゃないので一緒くたにしてるんですが、この前入れたナイルのお茶の香りが強烈にティーポットに残ってしまいました。それに気付いてたけど、普通にヌワラ入れて微妙な味の紅茶誕生orz。とりあえずナイルのお茶を一気に飲みきってしまおうと強く決意。陶器だからなあ。香りがついてしまうとちょっと後に引くのよ。ガラスなら問題ないのですけど、ガラス製のティーポットなんて持ってないしなあ。
2004/7/27
Foreign Racing
Prix d'Astarte GI Deauville FR Turf 1600m
そういえばこのレースもGIに昇格してましたか。スポニチのweb見て気付く。ていうか武豊が2週連続でGI参戦とか書いてあったわけなんですが、今年は行ってすぐ帰ってくる感じですか。こことMaurice de Gheestがメインなのか。あとシャーガーCも出るみたいだけど。ところでそのスポニチには武が騎乗予定らしいRumba Locaがフランス所属と書いてあってびっくりしたのでフランスギャロで確認してみた。調教師がGrizzettiってことはイタリア所属のままだろうが、と。
さて、本題のアスタルテ賞ですが、イギリスでも牝馬限定GI Nassau S(こっちは距離が10F)が行われるので両方登録してる馬も多いのかと思ってたらそうでもないみたい。ただ、Soviet SongはSussexの方が有力だし、Yesterdayは両方登録してる。Yesterdayはそのナッソーでの復帰は微妙な状況だったはずで、どっちも出ない可能性すらあります。
フランスの牝馬2強Nebraska TornadoとSix Perfectionsが揃って登録していて、これが出てくればなかなかおもしろいレースになるでしょう。3歳も結構登録していてRumba Locaの他Grey Lilas、Majestic Desertの名前が見えます。

Nassau S GI Goodwood GB Turf 10F
こっちは前からある牝馬限定GIナッソーS。まずオブライエンの大量登録にげんなり。
前走のPretty PollyでGI馬になってしまったChorist、化けの皮がはがれてきつつあるAll Too Beautifulとか伊オークス馬のMenhoubah、今年はまるでダメなNacklace、2着病のSahoolあたりが注目でしょうか。
Alexander Goldrunはどちらにも登録なしか。

Diana H. GI Saratoga USA Turf 9F
サラトガもGI開幕。牝馬限定GIを三つ。こっちは芝のDiana H.。アメリカに移籍した仏1kギニー馬Torrestrellaが出走予定。あとはNoches De RosaとかIntercontinental、Alchemist、Film Maker、Wonder Againあたり。Buy the Sportが芝に乗り込んできら不気味か。一般戦で惨敗してるみたいだが。

Go for Wand H. GI Saratoga USA Dirt 9F
こっちがダート。BCディスタフでBayakoyaとのマッチレースを展開し、そして散った名牝Go for Wandの名を冠したレースです。
予定通りSightseekが登録してきました。そしてAzeri、Storm Flag FlyingにPassing Shotもいるので、Ogden Phippsの再戦にもなりそうか。あの差は簡単には埋められないだろうからSightseekが有力でしょうねえ。他から来る馬もやはりOgden Phippsのメンバーに比べれば見劣りするので、SightseekがGI連勝を果たす環境は整ったと見るべきか。
Buy the Sportあたりが芝のDiana H.への逃げ道を用意している気持ちはわからないでもないなあ。

Test H. GI Saratoga USA Dirt 7F
3歳牝馬限定の7F戦。Ashadoから逃げてきた馬だったり、10Fでは戦えない馬だったり、そんなのが大挙出走予定でよく分かりません。
登録馬ざっと見ると、Society Selection、Victory U.S.A.などがいますね。Brian's Time産駒がいた。Schedule。短距離で実績をあげてきたみたいなので、少し注目すべきかな。

JAIRからいまさらなネタをいろいろ
この問題まだ解決してないのか、と思ったK. Fallonの一件。
競馬への信用を損なった疑いで、ファロン騎手を9月に審問(イギリス)
まだ解決してないというか、八百長疑惑ではなくて信用を損なう行為というかなり抽象的なものなのでちょっとどっちに転ぶかわからない面はありますね。
んで、韓国馬事会が馬を買いあさっている話。
韓国馬事会、フロリダで競走馬を大量購入(韓国)
記事中では、プサンに新しい競馬場ができるのでそのために多量の競走馬が必要になったと書かれています。この前から日本の市場にも参加していた事とも符合しますね。これで、アメリカ産馬(といってもほとんどがフロリダ産馬の模様)より日本の馬が走るということになれば、日本産馬(九州産馬が多い予感)への注目度も高くなるかもしれませんねえ。あくまで韓国の中での話になるだろうけど。アメリカでの落札価格帯にまでは触れられていませんが、例としてあげられてたOBCのセールの結果を見てみるとNARVICK INTERNATIONALというのがそれでしょう。ここだけで43頭落札してます。飛びぬけて多いのですが、合計金額はさほど多くなく、低価格帯で落札していることが読み取れます。平均で1万ドル程度のラインなので、九州あたりのセールと同じ傾向ですね。数が多いので一つ一つは見ませんが、ざっと見たところフロリダということもあって知らない種牡馬が多いですね。そんな中Mr. Greelyとかも混じってたりするんですが、7000ドルって何があったーー。種付け料だけで5万ドルよ、Mr. Greeley。さすがに気になったのでこれは見てみたんですが、去勢されとるのか...でも、祖母がCCAオークス勝ちのValley Victoryなのですがっ。
で記事中では明確には触れられていないんですが、この今年開設予定のプサンの競馬場はソウルを凌駕することを目的にしているらしいので、ソウルよりレベルの高い馬を求めているのだそうです。韓国は競走馬などが各競馬場に所属するシステム。とはいってもそれなりの規模とはいえダートコースしかないソウルと、芝ダート兼備で新設のプサンじゃ勝負は見えてるような気がしてならんが。競走体系からしてソウルでは内国産馬と外国産馬で違うレースを組んでるみたいやし。
Horse Racing
関屋記念
ブルーイレヴンは今年の香港C勝ち馬(予定。予定というより妄想が正しい表現です。そもそも走んないだろ。
そんなどうでも良いことはさておき、関屋記念です。今年は昨年の勝ち馬オースミコスモは出てきませんが、その兄のオースミブライトが出てきます。よりによってこのレースなのかとも思いますがね。障害未勝利で馬運車に乗ってターフを去るというやばい絵を見せたのですが、まあ無事だったようでこの前のNSTオープンで復帰。老骨に鞭打たれてます。よく考えれば皐月賞2着でもあり、引退時期を誤らなければそれなりの待遇も期待できたのでしょうが、4歳の時に全くダメになったのが全てか。その後いきなり穴空けたりするやな馬になってくれました。でもさすがにもう無理だろうなあ。
まあブルーイレヴンが一番人気するんだろう。金鯱賞のパフォーマンスを考えれば左回りの方が走りやすいという面もあろうかと思いますしね。ここらで重賞を勝っとけば天皇賞にも出走できるのではないですかね。まともに走ったらGIクラスの能力はあるだろうし、ちと不甲斐ない同世代に喝を入れてやれ。とは言うものの、こういう期待されるレースでかっとんでこそブルーイレヴンだと思わなくもない。まあ、サッカーボーイの後継種牡馬として一番らしい馬になれるんじゃないかなとも。気性に問題ありありが正しい姿だろう。
で、まあ不甲斐ない同世代の1頭マイネルソロモン。なんだかんだでマイル戦ならそれなりに安定してますねえ。ただ、マイルから少しでも外れると途端に信頼できなかったり、ここというレースでさっぱりでOPまでならという感じを漂わせ始めているのが、気になったりもします。
そしてロードフラッグ。天皇賞に出られない憂さ晴らしかコックスプレートに登録したらしいですが、東京の準OPでちょこっと速い時計出したくらいで何言ってんだろ。あの頃の東京はずっと高速馬場だったということを忘れてんじゃなかろうか。実際その後はOP、GIIIと頭打ち状態でしょう。
なんとなく人気になるらしい2頭をけなしてみましたw。正直マイネルソロモンやロードフラッグが人気するだろうというのは完全にハァってレベルだったわけで…。ブルーイレヴンは一番人気にならないとおかしいとは思いますけどね。
2004/7/28
Foreign Racing
Sussex S GI Goodwood GB Turf 8F
実況聞いててこんなに愉しいレースはなかったなあと。Russian Rhythmのために負けてもらっては困るのです、Soviet Song。
1.Soviet Song: Marju - Kalinka by Soviet Star
2.Nayyir: Indian Ridge - Pearl Kite by Silver Hawk
3.Le Vie dei Colori: Efisio - Mystic Tempo by El Gran Senor
4.Norse Dancer: Halling - River Patrol by Rousillion
5.Antonius Pius: Danzig - Catchascatchcan by Pursuit of Love
6.Tillerman: In the Wings - Autumn Tint by Roberto
7.Hurricane Alan: Mukaddamah - Bint Al Balad by Ahonoora
8.Checkit: Mukaddamah - Cokkected by Taufan
9.Haafhd: Alhaarth - Al Bahathri by Blushing Groom
10.Passing Glance: Polar Falcon - Spurned by Robellino
11.Refuse to Bend: Sadler's Wells - Market Slide by Gulch
結局安定して強さを発揮できるのはSoviet Songだったということですかね。Nayyirをクビ差抑えて英マイル王者となりました。この2着Nayyirがかなり微妙さを漂わせてくれるのですが、Nayyirも別に悪い馬じゃないしな。Goodwoodで重賞2勝の適正がものを言ったのだろう。3着のLe Vie dei Coloriは昨年のイタリア2000ギニー馬でマイルならという馬。今回はイタリアコネクションでCumani厩舎移籍後初仕事でした。それはそうとしても3歳馬がかなり不甲斐なかったか。Antonius Piusも最後にNorse Dancerとの競り合いに負けているようではなあ。
殿で1頭だけ6馬身も離されてしまったRefuse to Bendは今回のレース中に何かあったのかもしれませんが、このまま輝きを取り戻せないのではないかと思います。ずっと前からDubai Destinationとダブって見えてしまうんだよなあ、この馬。
さて、お約束のCheckit。まだ酷使されるんかな。なんか同父のHurricane Alanも結構使い込まれてる気がするんですが、Checkitと並んだら全然それを感じさせないのがすごいところ。次はフランスのJacques le MariosかヨークのInternationalあたりでしょうか。ドイツ-イギリスの輸送込みで連闘した実績があるだけにどこに現れるかさっぱり読めん。まあ、手当たり次第だから突然リステッドに参戦してもおかしくないんだけど。

Vintage S GII Goodwood GB Turf 7F
Giant's Causeway産駒が重賞勝ちました。
1.Shamardal: Giant's Causeway - Helsinki by Machievellian
さあ、どうでしょ。単にStorm Cat系らしい早熟馬なのか、単に力が図抜けているだけなのか。
2004/7/29
Horse Racing
JPN Classification 2004 First Half
JRAから今年上半期のJPNクラシフィケーションが発表されました。どこかに世界の分が落ちてないかと香港ジョッキークラブのサイトなんかを探してみたけど無かった...
トップはタップダンスシチーの120でこれは世界でもカテゴリー内で4位となる数値らしい。2400を含むロングディスタンスなので英愛ダービー馬やらの数値が知りたくもある。フランスのBlue Canariはキングカメハメハと並ぶ117らしいので。後Warrsanとかがタップの上にいるんかな。
でもまあ今回のリリースはポイントがどうこうではないです。
これまで北半球の競馬先進国によるInternational ClassificationsとITCの間には競馬開催時期の違いから半年毎のずれが生じ、レーティングの比較や整合を阻害する要因となっていたが、今回のITCでは従来対象とされていなかった欧米の競走や競走馬も加え、対象競走を今年の上半期に限定するという方法を採用し、これまでにない世界的規模に拡大したクラシフィケーションとなった。なお、クラシフィケーションという英語は欧米でもあまり馴染みのない言葉であり、今後はランキングといった世界中で理解されやすい名称に改める予定だ。
orz。何でまたそんな安っぽい名称にしますかね。ClassificationはClassifyから派生してるわけで、これほど適切な用語も無いかと思うのですが。

Princess Gold (2002 JPN) Sunday Silence - Golden Sash by Dictus
今月の優駿にもうすぐデビューとして紹介されていて、そんなバカなと思ったステイゴールドの妹。ほんとにデビューするようです。土曜の小倉5R芝1200mの新馬戦に出走予定。鞍上は小倉で好調の小牧太騎手。メンバー的には抜けた人気になりそうな予感。ちょっと前には小倉1800だと言われてたようですが、変更されてるんですかね。で、そっちの日曜の5Rも出走メンバー見てみたけど、そんな評判になるような馬は出てきていないので、相手関係とかではなくて純粋にこっちが合うという判断なのでしょうか。
この血統で池江厩舎に入ればまあ1勝は確実なのですが、デビューは遅い上に新馬戦で綺麗に勝ちあがるというのはイメージから程遠い。レイサッシュが同じような時期にデビューして、勝ち上がってますが父はパラダイスクリークだし。
まあ、優駿に載ってた写真見る限り勝ったらえらく人気になるだろうなとは思う。もともと人気の出やすい血統の上に派手な金髪してます。
Foreign Racing
Nassau S
わははは。いなくなった。いなくなった。オブライエンがいなくなった。orz
大量登録にげんなりしてたとはいえ、全部いなくなってしまうと、残ったメンバーの少なさなどがはっきりしてしまってちょっときつい。
それにしてもあんなに登録してたのを全部引っ込めるか。なんかもうどうしようもない状態?週末もキングジョージをパスしてまでドイツに送り込んだBrian Boruが散々な結果でキングジョージのTycoonもやはり無茶な挑戦だったし、サセックスのAntonius Piusもはかばかしくないし、ずっと不調から脱しきれてない。今年の3歳を諦めて2歳で勝負かけるんだろうか?

Astarte
いなくなった。いなくなった。Six Perfectionsがいなくなった。orz
こっちも一気にメンバー少なくなってしまいましたが、まあNebraska Tornadoは残ってるし、マシな方か。こうなったらDenebolaの一発に期待したほうが良いかとも思えてくるんですけどね。
Grizzettiの2頭出しはどっちで勝負かけてきてるのか微妙なところだなあ。Rumba Locaに武豊が乗るのでMarbyeはそのお供と思われてるんだろうけど、実はMarbyeの方が良いかも知れん。
そしてここを回避したSix PerfectionsはJacques le Marois直行ということだそうです。良きかな、良きかな。さらにSoviet SongはQueen Elizabeth IIに向かう予定らしいので、こっちではRussian Rhythmとの対決が実現するかも知れません。でBCマイルでフランスの女王とイギリスの女王が激突…となれば非常に愉しい。実際にはFMターフの可能性もあるけどね、6嬢はとくに。こんな年にローンスターパークなんて微妙なとこでやらんでも良いのにとオモタ。設備は良くなってるんだろうけど(開設したのが1997で更にこのBC開催のために改装までしてる)、テキサスという地理的な面で欧州馬は微妙な選択かも。なのでエリ女・マイチャンの招待状出してみましょう>JRA。
2004/7/30
Foreign Racing
Bayerisches Zuchtrennen GI Muenchen GER Turf 2000m
ドイツの2000mGI。うろ覚えだがダルマイヤーがスポンサーになってた気がする。バイエルンだから。あー、はっきりとGrosser Dallmayr Preisって出てるのか。バーデンの例の奴と同じ感覚でダルマイヤー大賞って呼ぶわけね。でも、ダルマイヤーなら良いや。
遠征馬が3頭。Imperial Dancer、Powerscourt、Scott's View。そうだよ、Powerscourtもいたか、キングジョージから逃げたオブライエン馬。そんなにBrian Boruの二の舞がしたいのか。
地元馬ではNext GinaとDevaという牝馬2頭か。Next Ginaは昨年のDiana馬でこのレースでは4着でした。その後はフランスのオペラ賞に出走しただけで昨シーズンを終えて、今年は復帰戦を飾るものの前走のGIII戦では2着。Devaは5歳馬ながらここまでキャリア6戦で5勝を上げています。今年イタリアで重賞勝ちを果たして、前走もイタリアで走り不利か何かがあって2着に終わり連勝は止まりました。この馬がNext Ginaにどこまで通用するのかというのは見てみたいものです。

Diana H. GI Saratoga USA Turf 9F
芝は無難なメンバーに落ち着いたのかな。まだGo for Wandの方が発表されていないので、3頭ほど出てくるか怪しいのが混じってますが。現地は悪天候でダート変更の可能性が出てきているというのが大きいでしょうか。後は砂の方でSightseekがハンデに難色を示して、回避するぞと脅してるらしいのです。あのレースSightseekさえいなければと思ってる馬は多いので…。なのでMain Track Onlyで出走してくる馬が3頭もいるわけですね。
さてモーニングラインでも混戦なんだか、抜けてるんだか分からないようなことになってますが、一番人気はIntercontinentalで2.6倍。Wonder Againが4.5倍だし、Ocean Dreamは5倍。出てくるか分からない馬はダートで走るということでBuy the Sportが4倍、Alchemistが5倍でNevermoreが6倍。芝で開催できても天候は回復しないらしいので馬場状態は重くらいにはなってそうだし、そうなるとWonder Againに利があるらしいです。ただIntercontinantalも問題なしといっているのですけどね。

Pleasantly Perfect
Diana H.やらなんやらの今週のGIがDel Marで開催されると勘違いしてDel Marのエントリーリストを眺めることしばしorz。
なぜかエントリーしていたPleasantly Perfectを発見。日曜のメイン8R San Diego H. GII Dirt 8.5F。復帰予定はPacific Classicじゃなかったのかよ。
とはいえ主戦のA. Solisが落馬事故で重傷を負ったため、騎手の目途が立たなくなってしまったようです。BCクラシックだけはJ. Baileyを確保したようですが、そこまでのプレップがどうなるかはまだ決まってないようです。

Smarty Jones
ちょっとした怪我で予定していたペンシルヴァニアダービーは回避。で、復帰戦がスーパーダービーかペガサスHにスライド、あるいはぶっつけでBCへということになったのですが、これに迅速に反応したのがPegasus H.を開催するMeadowlandsを抱えているNew Jerseyの元締め。競馬場の歴史も格もはっきりとMeadowlandsより上のMonmouthでPegasus H.を開催しても良いですよと言い出しました。Throughbred Timesではlureという表現がなされていてなんともいえません。まあ、Smartyがくる=人がいっぱい来る=お金いっぱい落とす、というわけでしょう。
とはいえこのところのSmarty Jonesに対する[配慮]は目に余るような気がしてなりませんが。もともとPennsylvania DerbyもSmartyが出るなら賞金増額と言っていたわけですし、今回のNew Jerseyの方はレースの日も条件もSmartyの望む通りにするとまで言ってます。とりあえず気に食わないと言っておこうか。
2004/7/31
Horse Racing
2歳戦
小倉の新馬でプリンセスゴールド来たーー。未勝利は2戦組まれていてペールギュントと九州産限定はキングプログレス。新潟は新馬がフェリシア、未勝利がイエローパピヨン。函館は新馬がダンディズムで未勝利がカシマフラワー。
■プリンセスゴールド: サンデーサイレンス - ゴールデンサッシュ by ディクタス
説明不要のステイゴールド全妹。2着に3馬身半差をつけて勝ちました。単勝で2倍もついてたのが不思議なくらいのメンバーですが、そこはあまり当てにできない面のあるこの血統のなせる技ということですか。タフに長く活躍する血統であるとはいえ勝ち上がるのに手間取る血統でもあります。来年のクラシックに出てこれるくらいで丁度良い感じなんですが。ダイナサッシュの力を見せ付けるかのようですね。5代アウトクロスですが、その後ろではしっかりとしたクロスが構成されていて、サンデーとノーザンテーストでHyperionを持ってくる形。ディクタスがGainsboroughから出るラインでBlenheimが効く配合になってるのも大きいか。ただ、サンデーXディクタスなんて勝ちきれない馬ばかりなんですが。
金のたてがみなびかせて走ってました。むちゃくちゃ綺麗です。レース振りは好位追走で直線はものが違う伸び方。外に持ち出して伸びようとしたときに、前の馬が斜めに走っていってしまったのですが、気にせずに一気に伸びてました。小牧太騎手のJRA100勝目。
■ペールギュント: サンデーサイレンス - ツィンクルブライド by Lyphard
こちらも良血馬。母ツィンクルブライドは桜花賞で2着。繁殖入りしてからもいきなりフェリシタルを送り出すなど優秀。ペールギュントの場合はサンデーXLyphardという定番です。バブルガムフェローやロサードがいる配合。で、この配合も勝ちきれない馬の多い配合。またこの牝系はフェリシタルとアイアンリアリティという名うての勝たない馬を出しているのでよけいに心配ですな。みんな頭が高くて直線で前を抜こうとしないのだとか…。
4コーナーでまくって直線伸びて行ったので能力はそれなりにあるんだろうけど、上のクラスで競り合ったりしたらどうなりますかね。
■キングプログレス: キングヘイロー - カンコウバイ by Java Gold
母は鹿児島と北海道を行ったり来たりしてるみたい。母はSo Chicを経由するLa Troienne牝系。近親にはMineshaftといったところ。累代がキングヘイロー、Java Gold、Raja Baba、Herbarger、Court Martial。5代内にはNorthern Dancerの4X5とCourt Martialの5X5。母にNasrullah4X5があることを考えると綺麗にまとめたといってよいかと。
■フェリシア: グラスワンダー - フェルモイ by Irish River
グラスワンダー産駒JRA勝ち上がり。近親にラムタラだが、他にヘクタープロテクター、シャンハイなどもいるわけで軽い血統に見えて仕方が無い。Irish Riverが多少の重みになれるとはいえ、Northern Dancer4X4にRaise a Native5X5では。
■イエローパピヨン: アグネスワールド - ゴールデンシービー by ミスターシービー
かなり重い血を抱えているミスターシービーに軽いアグネスワールド。母ゴールデンシービーはよくわからない。
■ダンディズム: フジキセキ - ビワプランサー by ブライアンズタイム
3代母Sex Appearlだから良血といってよいのでしょう。パッとしないですけどね。
■カシマフラワー: ヘクタープロテクター - フラワーブリーズ by Fair Judgement
牝系はビューチフルドリーマー。累代はヘクタープロテクター、フェアジャッジメント、ノーザンアンサー、チャイナロック、プリメロ、ダイオライト、シアンモア、チャペルブラムトン、ダイヤモンドウェッディング。チャイナロックまではお約束だが、その後は少しずれてるか。
Foreign Racing
Go for Wand H.
Passing Shot回避だとぅ。
Sightseekは出走する模様。Azeri、Storm Flag Flyingも出てくるのでまあよし。そしてHumana Distaffを勝ったMayo on the Sideも出てくるので、6頭立ての少頭数になったとはいえ、充実したメンバーといっても良いでしょう。でもこうなると前走の結果があまりにもはっきりとしたものだっただけにSightseekの優位は動かない。ハンデと悪化した馬場に脚を掬われるという展開も考えられないことも無いがその場合は軽ハンデ馬か。どっちにしろ2ポンド差しかついていないAzeriの出番は無いかと思われ。

Asterte
結局8頭。Nebraska Tornadoの復活なるかに注目が集まるだろうけど、今年の欧州3歳が少し不甲斐ないので3歳馬の巻き返しにも注目していた方が良いでしょう。Majestic DesertかDenebolaに何とかしてもらいたいものです。
イタリアのGrizzettiから社台馬2頭出し。Rumba LocaにはY. Take、MarbyeにはM. Demuro。両方とも似たような方針の配合でイタリア向きの軽いスピードを持ってるんだけど、個人的な趣味で9-fのMarbyeを推します。7代前がLeveeなので、6代母はShuveeの半姉。アメリカでTeddy、Domino、Princequillo、Tom Fool、Tom Rolfeあたりの血を獲得しておいてイギリスに還った一族。イギリスに戻ってからはTudor MinstrelやForliというHyperionのスピードを獲得して、母の段階で軽くRibot、Turn-toとNasrullahをクロスさせつつ、最後にはMarjuでTudor MinsterlやPrincequilloもしっかり入れてノーザンダンサーで締める。5代アウトクロスながら奥深く、異様に濃い面をもってます。Rumba Locaの場合は欧血の母に米血の父という形になっていて、父のSri Pekanが容赦の無い米血ともとれますが、父系は欧州で実績を残せるRoberto、Red Ransomというところに救いがあるのでしょう。またTeddyを基調としてDominoがサポートに入っている印象でNative Dancerの影響が薄いので、それがRumba Locaの母父Fabulous Dancerを使ってNearcticとともにクロスさせることでバランスをとったかな。母に入っている米血はFabulous Dancerから来るNorthern Dancer経由とSir Gaylord経由くらい。
Marju > Sri Pekanってのもあるけど。
2004/7 [1]2004/8 [1]

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