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2004/10 [1]2004/11 [1]
2004/10/16
雑記
Sleipnir
久し振りにSleipnirをバージョンアップしたのですが、これまでずっとバージョンアップを無視していたせいで1.42から一気に1.66という無茶苦茶な上がりかたをさせてしまいました。いろいろカスタマイズしていた部分が反映されなかったので、設定やり直し。自分でもどこをどんな風に変えていたのか憶えてなかったのでよく使って憶えていた部分だけなんとか今までのように戻しましたが、あとは使ってるうちにあれどこ行ったかななどとやってしまうことになるんだろうなあ。バーの検索エンジンを一から登録しなおさなければならなかったのですごくめんどくさく…。
次から次へとタブを開きまくるので、多段表示になってタイトルが見やすくなったのはよいことですけどねえ。例えばレーポスで出走馬確認して、過去の成績見るために一斉に馬のデータ開くときなんてどうせタイトルに馬名入ってないから結局変わらないかも知れず。

日本シリーズ第1戦
まさか石井貴が先発とは思わなかったよ。しかも完璧に抑えてるしなあ。最近からは考えられん。ベテランで場馴れしてるからって事はあるんだろうけどね。西口が使えるかどうか分からない状況だからこれもありといえばありなのかなあ。Sleipnirの設定を必死にやっている間、中断しててほとんど進んでなかったわな。
石井貴と川上の投げ合いになって、西武が石井貴から小野寺、豊田とつないで完封。わは、幸先よいねえ。

BLIND GUARDIAN
Imaginations Through the Looking Grassが売ってません。見当たりません。大津パルコのTOWER RECORDを覗いても見当たらずということは、京都大阪方面に行かないとダメですかねえ。とにかくAnd Then There Was Silenceをライブでどんな風にやったのかだけでも見たいんだよう…。
もともとライブCD好きなわけで、それがDVDに変わってきつつあるというわけではあります。CDほど気軽に買えないので、必然的に濃いラインナップになってはいますけどねえ。

雑誌海外競馬
で、DVDが無かったのでそのまま本屋に入ってふらふらとしていたら、雑誌海外競馬のバックナンバーがずらっと並んでいたので、とりあえず揃えてみました。既に持っていたVol.2以外の全部。ずっしりと重かったけどね。
いや、自分でも馬鹿なことしてるなあと思わなくも無いです。間違いなく、DVDを見つけてたら買ってないし、今日に限ってなんでそんなもの探してたんだという気もするしなあ。急いで読む内容でもないので資料としてまったりと読んでいこうかなと。
Horse Racing
2歳
新馬戦。京都はラインクラフト、ライトニングボール。東京はシナーラ。
■ラインクラフト: エンドスウィープ - マストビーラヴド by サンデーサイレンス
■ライトニングボール: メジロライアン - インディスユニゾン by サンデーサイレンス
■シナーラ: サクラバクシンオー - スピードドリーム by シャルード

未勝利。
■エイシンロンバード: Victory Gallop - Pacific City by Carson City
■マキハタサーメット: ディアブロ - マキハタリリー by ジェイドロバリー
■デザートモーニング: グラスワンダー - サンルージュ by シェイディハイツ
■オースミダイケン: ジェイドロバリー - ルイジアナピット by ヴァリィフォージュ
■エーピーアロー: A.P. Indy - Spectacular Sue by Spectacular Bid

デイリー杯2歳S GII 京都 芝1600m
1.ペールギュント: サンデーサイレンス - ツィンクルブライド by Lyphard
2.ライラプス: フレンチデピュティ - フサイチエアデール by サンデーサイレンス
3.シルクタイガー: エルコンドルパサー - ルビータイガー by Ahonoora
4.エイシンヴァイデン: Touch Gold - Vermont Girl by Mi Cielo
5.ショウナンパントル: サンデーサイレンス - バブルウイングス by In the Wings
4コーナーで最後方にいたペールギュントがラスト1Fで外から一気に伸びて差し切ってしまいました。あの勝たない一族とは思えませんがね。で、ライラプスも結局2着には来ているのな。フサイチエアデールの仔がもう重賞で連対するところまで来ているのは感慨深いものがありますなあ。
Foreign Racing
Gran Premio del Jockey Club GI San Siro ITY Turf 2400m
HorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1PercussionistSadler's WellsMagnificient StyleSilver HawkJ. FortuneJ.H.M. Gosden
2Imperial DancerPrimo DominieGorgeous DancerNordicoT.E. DurcanM.R. Channon
3ShiroccoMonsunSo SedulousThe MinstrelA. SuboricsA. Schutz
4Fair MixLinamixFairlee WildWild AgainS. PasquirM. Rolland
5Sweet ReturnShantouSnug DinnerJareerT. GilletJ.E. Hammond
6ElectrocutionistRed RansomElbaahaAraziE. BottiV. Valiani
7Without ConnexionRainbow QuestFlabbergastedSadler's WellsD. VargiuM. Guamieri
8BandariAlhaarthMiss AudimarMr. LeaderW. SuppleM. Johnston
9Dubai SuccessSadler's WellsCrystal SprayBeldale FlutterM. HillsB.W. Hills
道悪キボンヌなShiroccoの望みどおりに雨が降ったわけですが、イタリアの馬場でどこまで?というのはありますねえ。とはいえ地元イタリアは碌な馬を用意できず、一応3戦無敗とかいうElectricutionistがいますが重賞初挑戦だし、Without ConnexionもようやくGIIIを勝っている程度です。また、遠征馬もフランスGI馬になって凱旋のSweet Returnくらいなものでしょう。昨年の最後にイタリアでGI馬になったImperial Dancerも今年はさっぱりですし、Dubai Success、BundariやPercussionistではどうも荷が重いなあという印象です。で残るのはFair Mixってとこに…。

Caulfield Cup GI Caulfield AUS Turf 2400m
1.Elcstroem: Danehill - Circles of Gold by Marscay
2.Makybe Diva: Desert King - Tugela by Riverman
3.Grey Song: Unbridled's Song - Tonzazip by Kaapstad
4.Vouvary: Zabeel - Real Success by Success Express
5.Delzao: Encosta de Lago - Amarusa by Alzao
またしてもDanehillでしたなあ。正直ここまでかという印象はある。Danehill自身だけでなくてその後継種牡馬もドッカンドッカンくるものねえ。後継種牡馬まで含めれば日本におけるサンデーサイレンス系以上のものがあるといってもよいような状況に見えてきたりもするのですよね。

GIIも手に入れたので来年こそGIを: Rockfel S GII Newmarket GB Turf 7F
1.Maids Causeway: Giant's Causeway - Vallee Des Reves by Kingmambo
短頭という差ながらもMaids CausewayがGII制覇。2戦連続でPlayful Actにやられてたりするのがちょっと嫌なところではあるのですが、とりあえず来年の1000ギニーの有力候補の一頭にはなれましたかねえ。
馬場はSoftでところによりHeavyという状態。Champion Sもそんな中で行われました。

Champion S GI Newmarket GB Turf 10F
1.Haafhd: Alhaarth - Al Bagathri by Blushing Groom
2.Chorist: Pivotal - Choir Mistress by Chief Singer
3.Azamour: Night Shift - Asmara by Lear Fan
4.Norse Dancer: Halling - River Patrol by Rousillon
5.Refuse to Bend: Sadler's Wells - Market Slide by Gulch
6.Salselon: Salse - Heady by Rousillon
7.Doyen: Sadler's Wells - Moon Cactus by Kris
8.Mingun: A.P. Indy - Miesque by Nureyev
9.Lucky Story: Kris S - Spring Flight by Miswaki
10.Naheef: Marju - Golden Digger by Mr. Prospector
前残りではあったようなのですが、それでもChoristが2着に残るんかよ。でAzamourの評価が難しいところですかねえ。あとはもうどうでもよいような気さえしますが、とにかく堅実に走ってはいるNorse Dancerが掲示板は確保して、引退レースが5着とらしくない終わり方のRefuse to Bend、またしても10Fで撃沈されたDoyenなどはねえ。
そしてMingunはもうアメリカ行った方が幸せになれると思うのだが…。

Dewhurst S GI Newmarket GB Turf 7F
1.Shamardal: Giant's Causeway - Helsinki by Machiavellian
2.Oratorio: Danehill - Mahrah by Vaguely Noble
3.Montgomery's Arch: Arch - Inny River by Seattle Slew
4.Iceman: Polar Falcon - Virtuous by Exit to Nowhere
5.Librettist: Danzig - Mysterial by Alleged
6.Tremar: Royal Applause - Sabina by Prince Sabo
7.Perfectperformance: Rahy - Balistroika by Nijinsky
8.Etlaala: Selkirk - Portelet by Night Shift
9.Home Affairs: Dansili - Orford Ness by Selkirk
こっちもG. Causewayでした。これが産駒初のGIかな。
まあ、それは良いとして、Perfectperformanceが惨敗しているのはどうしましょう。
2004/10/17
Horse Racing
秋華賞 GI 京都 芝2000m
1.スイープトウショウ: エンドスイープ - タバサトウショウ by ダンシングブレーヴ
2.ヤマニンシュクル: トウカイテイオー - ヤマニンジュエリー by Nijinsky
3.ウイングレット: タイキシャトル - エアウイングス by サンデーサイレンス
4.ダンスインザムード: サンデーサイレンス - ダンシングキイ by Nijinsky
5.ヤマニンアラバスタ: ゴールデンフェザント - ヤマニンリコール by タマモクロス
6.レクレドール: サンデーサイレンス - ゴールデンサッシュ by ディクタス
7.サイレントアスク: サンデーサイレンス - フサイチエイブル by Deputy Minister
8.マルカフローリアン: サンデーサイレンス - セトフローリアン by Bellotte
9.グローリアスデイズ: サンデーサイレンス - グレースアドマイヤ by トニービン
10.フレンチアイディア: サンデーサイレンス - フェンジー by Saumarez
11.ヒカルドウキセイ: サンデーサイレンス - カタリスト by Sadler's Wells
12.メイショウオスカル: フジキセキ - メイショウヤヨイ by アンバーシャダイ
13.ドルチェリモーネ: サンデーサイレンス - レモンスフレ by Salse
14.アズマサンダース: サンデーサイレンス - オースミシャイン by シンボリルドルフ
15.インゴット: サンデーサイレンス - ダンシングレヴュー by Sadler's Wells
16.フェミニンガール: Kingmambo - Money Madame by A.P. Indy
17.フィーユドゥレーヴ: サンデーサイレンス - ランフォザドリーム by リアルシャダイ
18.バレエブラン: サンデーサイレンス - ニキーヤ by Nureyev
ラップタイム:12.4 - 11.0 - 12.1 - 12.4 - 12.0 - 12.0 - 11.6 - 11.7 - 11.6 - 11.6
昨日某チャットで調教で良かったウイングレットに注意と言われてはいたんですけどねえ。そこまで買い目を回せなかったよ。ダンスインザムードは呪われてるので買う気なんて全く無かったわけですが、パドック見る前に大体買ってしまってたのが敗因。スイープ-シュクルが馬連のBOXに引っかかってくれたから良いんですけどね。
ということで見てきました。10Rの桂川Sを捨てたのでパドックの前の方にいたわけですが、とにかくダンスインザムードが目立ってましたねえ、いろいろな意味で。馬体が良いのは間違いなく、パドックの遠いところを歩いていても目に入ってくるのですが、それと同時に出てきたときから発汗がすごかったのです。白くなってなかったので、TVでどう映ってたかは知りませんが、目の前を通る時に落ちる汗の量が多いのです。そしてパドックにいるうちにだんだんと入れ込んでいくし、ああこりゃダメかなと。
頭を抱えたのはバレエブランの馬体重を見たときで、パドックでいきなり発汗がすごかったこともあって見込み無いわなと。調教で時計が良かったのは単にがんばりすぎでしたか。ヒカルドウキセイは入れ込みまくって、飛び回りながら周回していたので話にならないし、という辺りが目に付いたところかなあ。
スイープトウショウとかレクレドール、ヤマニンシュクルは問題なく周っていましたから悪い方で気にすることは無かったですし、ウイングレットもほとんど記憶に残っていないということは普通に周回していたのでしょう。まあ、パドック見ながら塗ってたマークカードにはしっかりウイングレットも入ってたしなあ。でも、自分で思ってた以上にパドック見てしまったので時間が無くなってそれは買えず。ワイドでしたが…。
GIのパドックで騎手が乗って地下馬道に入っていくまで見てたわりには、ターフヴィジョンの正面辺りという良い位置でレースが見られたわけで、秋華賞だなあと思わなくも無いです。
そしてゲート。先入れのスイープトウショウがいつも通り手間取るし、最後にグローリアスデイズも暴れて時間がかかる。スイープトウショウは単になかなか動いてくれないだけでしたが、グローリアスデイズの場合は大分消耗したでしょうねえ。
スタートしてからはフェミニンガールがペースを作って前半の1000mを59.9でいってますので無理なペースではないんでしょうけど、2F目に11.0と飛ばしてしまったことがフェミニンガールやラバヤデールには堪えていたのでしょうね。そしてダンスインザムードですが、直線に入った辺りではひょっとしたらやられるかとは思いました。随分急に失速した印象ではあります。それが無くても外から伸びた2頭には交わされてたんでしょうけどねえ。レクレドールも外に出していましたが、今回はスイープトウショウの前。直線に入ったところでも一気にスイープトウショウに千切られた辺り、前走嵌りすぎではあったかと。ただ、接戦の3着争いには絡んでいたわけでこんなものかと思わなくも無いですな。
スイープトウショウ自身は上がり3Fを33.9と文句無しで、京都のような最後平坦なら切れまくるということでしょう。まだ京都では負けてないんじゃないかな。どうも末脚の使い方と使い所次第にも見えますので200m伸びるエリザベス女王杯でも怖いですねえ。トウショウ牧場としてもシスタートウショウ以来のGI制覇ということですね。牝馬だとその先があるので非常に愉しみではあるんですよね。シスタートウショウの産駒成績はいまいちですが…。
ヤマニンシュクルはまたかという気もするんですが、ジリジリですなあ。いつまでも阪神JFのあの脚が印象にあるものだから、なんでこんなにジリっぽくなってしまったのかとも思うのですがねえ。確かに今週の京都は外差しが決まり易くなってはいましたが、3着以下を5馬身千切ったのは評価されてよいのではないかなと。
ウイングレットは中団でレースを進められたのが良かったのでしょう。切れると言うほどではないものの、堅実に伸びてギリギリゴール前でダンスインザムードを捕らえていました。だからGI勝てはしないけど、どうしようもないというほどに酷いわけではないのですよねえ、田中勝春。ウイングレット自体は牝馬限定重賞あたりで勝つチャンスは巡ってくるような気もしますね。
ダンスインザムードは気性とかなんだと問題がありすぎますか。桜花賞の鮮やか過ぎる勝ち方も目の前で見ていただけに…。距離も問題なのですかねえ。いずれにしても登録のある天皇賞出走は無謀と言えるでしょう。出ないと思いますけどね。ダンスインザムードが回避したら残り18頭がフルゲートで抽選なし。で、このあとアメリカ行くんでしょうかね?Matriarchは牝馬限定の芝マイルなので国内で走るよりも勝つチャンス自体は大きいとも思うのですけどねえ。
そしてやはりサンデーサイレンスにとってこのレースは鬼門なのか。
そしてダイジェストでもチェックしてみたものの、やっぱり直線で一旦は抜け出してるんだよなあ、ダンスインザムード。外から差してきた2頭だけならともかく、ウイングレットに交わされてしまう感じには到底見えないのに。そしてスイープトウショウは4コーナーで外に出しながら加速してますかね。何気に相当器用なことしてないか。

府中牝馬S GIII 東京 芝 1800m
1.オースミハルカ: フサイチコンコルド - ホッコーオウカ by リンドシェーバー
2.メイショウバトラー: メイショウホマレ - メイショウハゴロモ by ダイナガリバー
3.スティルインラブ: サンデーサイレンス - ブラダマンテ by Roberto
オースミハルカの単勝が二桁も付くなんて思ってなかったんだよ…。馬単やら三連単なんて買うくらいならまず単勝買っとけやという話ですな。メイショウバトラーとスティルインラブが逆ならまだ良かったが…。
ハルちゃんは気がつけば重賞4勝目。前走クイーンSも勝ってるのでもっと人気すると思っていたのだが…。全て牝馬限定のGIIIである意味ぶっつけのGI前哨戦で異様に強いフサイチコンコルドを代表するような産駒ではあります。オースミコスモにも言えることですが、エリ女は距離が微妙だし、マイルCSで牡馬相手も荷が重いとなるとどうしたものですかね。
メイショウバトラーは小倉専用に見えたこととかもあるし、コーシローなんて人気薄で無いと面白みがないよなとかも思ったりしたわけで…。単騎で楽に逃げたら関係ないわけか。

2歳
新馬戦。京都はオースミグラスワン。東京はエイシンカントー、アイオブザキング。
■オースミグラスワン: グラスワンダー - ホッコーオウカ by リンドシェーバー
そしてオースミハルカの半弟が新馬戦を勝ちあがっているわけですか。他に半兄としてオースミエルストもいるわけで、ホッコーオウカの優秀さというのが目に付くわけではあります。
そして血統を裏切らず追い込んで届かずのローゼンクロイツが2着でデビュー…。
■エイシンカントー: エイシンワシントン - エイシンオーリアン by Devil's Bag
■アイオブザキング: スペシャルウィーク - ヴィクトリアウインク by ノーザンテースト

未勝利。
■クロユリジョウ: サニーブライアン - プリンセスジョー by キンググローリアス
■シルクネクサス: グラスワンダー - シルキーヒロイン by Star Lift
■ゴールドサンセット: スターオブコジーン - ゴールドシェイド by Shadeed
■チャッティーギャル: エルコンドルパサー - チャッターリップス by Lyphard's Wish

サフラン賞 500万下 東京 芝1400m
1.リヴァプール: ダンスインザダーク - マークプロミス by トウショウボーイ
2.フェリシア: グラスワンダー - フェルモイ by Irish River
このところなりを潜めていたグラスワンダー産駒がいきなり活躍してますな。というか今年の新種牡馬産駒活躍しすぎだろう…。
Foreign Racing
Queen Elizabeth II Challenge Cup GI Keenland USA Turf 9F
1.Ticker Tape: Royal Applause - Argent du Bois by Silver Hawk
2.Barancella: Acatenango - Baranciaga by Bering
3.River Belle: Lihib - Dixie Favor by Dixieland Band
4.Phantom Wind: Storm Cat - Ryafan by Lear Fan
5.Mambo Slew: Kingmambo - Slew Boyera by Seattle Slew
6.Humorous Miss: Distorted Humor - Starry Miss by Star de Naskra
7.Island Sand: Tabasco Cat - Sue's Last Dance by Forty Niner
Island Sandやっぱりダメだったかということでok?
Ticker Tapeがアメリカの3歳牝馬の芝馬としてはトップであるとあらためて示した形にはなりましたが、来年以降という話になると毎年おなじみの欧州からの移籍馬との力関係が問題になってくるんでしょう。Torrestrellaとか、どこでサボってるのかは知らんけど。
Ticker TapeはこのあとBCをパスして、Matriarch S出走予定ということです。

Elusive Quality (1993 USA) Gone West - Touch of Greatness by Hero's Honor
来年の種付け料が一気に倍増して100,000ドルの大台に乗りました。Smarty Jonesと並びましたな。種牡馬入り当時は10,000ドルだった種付け料は産駒がデビューすると増加して2年で50,000ドル。そしてあっさり大台に乗ったわけで、これで相手の繁殖牝馬のレベルもかなり上がるでしょうから、この先要注意ということになるでしょうかね。
今年の種付け頭数は140頭で、種付け料を倍額とした来年もこの水準の種付け頭数が見込めるということです。

Wild Again (1980 USA) Icecapade - Bushel-n-Peck by Khaled
Wild Againが種牡馬を引退しました。北米の中堅種牡馬として堅実に産駒を送りつづけ、Milwaukee Brew、Elmhurst、Wild Rush、Saravaなどを送り出しました。第1回BC Classicの勝ち馬としても有名ですかね。
Wild Rushは2年目の産駒が好調で種牡馬として順調。セリで産駒が高額で落札される人気の高い種牡馬となっています。日本に輸入されていますが、日本でも産駒の勝ちあがり率が高く期待されています。
アメリカに残した後継種牡馬ということになると今年から種牡馬入りしたMilwaukee Brewに期待が集まるところでしょうね。

Dettori in the BC
BCでDettoriが乗る馬はGodolphinのCrimson Palace(FM Turf出走)とアメリカのSharp Lisa(Juvenile Fillies出走)、そしてPersonal Rush(Classic出走)ということに。
FRANKIE DETTORI could look forward to an international book of rides at the Breeders’ Cup after he picked up two outside mounts at the championships on Friday.
Already set to travel to Texas to partner Crimson Palace for Godolphin in the Filly & Mare Turf, he has also been approached to ride the American-trained Sharp Lisa in the Juvenile Fillies and Classic-bound Personal Rush, who will represent Japan.
Personal Rush, trained by Kenji Yamauchi and owned by Tomiro Fukami, has won three Graded races in Japan, the 2004 Derby Grand Prix, Elm Stakes and Unicorn Stakes though running plans have still to be finalised, according to the Japan Racing Association.
Dettori picks up a couple of Breeders' Cup spares
ついでにBlood-HorseからPersonal Rushの記事でも拾ってみる。渡航予定も出ているので。
Blood-Horse: Japan's Personal Rush to Run in BC Classic
Frankie Dettori, a three-time Breeders' Cup winner and the runaway leading jockey in Europe this season, has been booked to ride.
Personal Rush is currently in export-quarantine at the Japan Racing Association's facility and will be flown to Los Angeles on Thursday. He'll quarantine at Hollywood Park from Oct. 22 through Oct. 24 before hopping aboard a Fed-Ex flight to the Dallas Fort Worth area on Oct. 25.
The 3-year-old Kentucky-bred son of Wild Rush out of the Alydar mare Personally was an eye-popping winner of the Derby Grand Prix (Jpn-I), a $774,000 race against older horses at Japan's Morloka racecourse on Sept. 20. His time of 2:02 4/5 for the 1 ? miles on dirt was a track record.
Personal Rush, trained by Kenji Yamauchi, was sold at the 2002 Keeneland September yearling sale for $57,000, then was purchased for $240,000 at the 2003 Barretts Equine Limited March sale of 2-year-olds in training. Mr. and Mrs. M.L. Wood bred him in Kentucky.
Japan's Personal Rush to Run in BC Classic
ひとまずHollywood Parkに入って馴らしてから、BCの1週間前にテキサス入りとなるようですね。どの程度期待されてるかはまだ分からず。ダービーグランプリ圧勝はあまり喧伝するものではないと思うのだかねえ。むしろエルムSこそ本領でしょう。
2004/10/18
Foreign Racing
Gran Criterium GI San Siro ITY Turf 1600m
1.Konigstiger: Tiger Hill - Kittiwake by Barathea
2.Idealist: Tiger Hill - I Go Bye by Don't Forget Me
3.Hearthstead Wings: In the Wings - Inishdalla by Green Desert
4.Merchant: Tagula - Easy Pop by Shernazar
5.Berkhamsted: Desert Sun - Accounting by Sillery
6.Umniya: Bluebird - Sparky's Song by Electric
7.Shannon Springs: Darshaan - Our Queen of Kings by Arazi
8.Becrux: Glen Jordan - Rebecca Parisi by Persian Heights
9.Timaviet: Soviet Star - Tima by Machiavellian
10.Kerlis: Singspiel - King Park by Marju
虎王キターー。というかドイツ馬、しかもTiger Hill産駒のワンツーですか。そしてイタリア期待の3頭が逆ワンツースリーに沈むというある意味むごい結果ではありますな。4戦無敗の地元のエースが8着に沈められたのはきついよなあ。
雨の影響でドイツ馬にとっては望みどおりの馬場状態というのはあったと思いますけどねえ。というわけで次。

Gran Premio del Jockey Club GI San Siro ITY Turf 2400m
落ちろっ、蚊トンボ!
1.Shirocco: Monsun - So Sedulous by The Minstrel
2.Electrocutionist: Red Ransom - Elbaaha by Arazi
3.Sweet Stream: Shantou - Snug Dinner by Jareer
4.Fair Mix: Linamix - Fairlee Wild by Wild Again
5.Imperial Dancer: Primo Dominie - Gorgeous Dancer by Nordico
6.Percussionist: Sadler's Wells - Magnificient Style by Silver Hawk
7.Without Connexion: Rainbow Quest - Flabbergasted by Sadler's Wells
8.Dubai Success: Sadler's Wells - Crystal Spray by Beldale Flutter
9.Bandari: Alhaarth - Miss Audimar by Mr. Leader
スタミナ勝負に強いところを見せてShiroccoが勝ったわけではありますが、最後はElectrocutionistに接戦に持ち込まれるということでした。まあ、Electrocutionistの力を誉めるべきでもあるでしょう。その後ろのImperial Dancerを5馬身も千切ったしね。で、そのImperial Dancerは斜行して降着。
ということで、木星帰りのニュータイプです。
Shirocco「私の使命はミスプロに魂を引かれた人々を解放することだと思っている
Sweet Stream「それはRibotの目的です
Shirocco「違うな。Ribotだってアメリカに縛られている点ではミスプロと変わらん
Imperial Dancer「ご自分がニュータイプだとおっしゃるのですか
Shirocco「私は私がいなければ時代が変わらないと感じているに過ぎない。
…いまいちですな。元ネタ自体うろ覚えだし。

いろいろと拾い読み
■Russian Rhythm (2000 USA) Kingmambo - Balistroika by Nijinsky
今年引退となったRussian Rhythmの初年度の交配相手がPivotalとなることが決定したらしいですよ。思わず吹き出してしまいましたが、これ。Nureyevの3X4にNijinskyが絡んでNorthern Dancerとしては4X5*4か。Pivotalは基本的に短距離で活躍馬を出していますが中距離をこなす産駒も出してはいます。今年はChoristが活躍しているし、MagahartzもPivotal産駒。牝馬の方が距離はもつような印象ではあるんですけどね。Nureyevのクロスはまだあまり目立ってはいないですけど、Vallee Enchanteeが2X3で持ってたりするし、Maids Causewayの母Vallee des Revesが3X2で持ってますねえ。Nureyevは母父でも優秀ですし、後継種牡馬も豊富にばら撒いてますのでクロスで持つ馬もこれから増えると思いますけどねえ。NureyevとSadler's Wellsを絡めるのはKingmamboの得意技になりつつありますけど。
■Lear Fan (1981 USA) Roberto - Wac by Lt. Stevens
受精能力の低下によって種牡馬引退が発表されました。
Gainsway Farm: LEAR FAN RETIRED
現役時代は欧州で活躍しJacques le Maroisを勝っています。通算8戦5勝で引退後にアメリカで種牡馬入り。ダートではさっぱりで専ら芝に活躍馬を送りました。種付け料からすると中堅程度の種牡馬ではありましたが、代表産駒としてはSarafan、Ryafan、WindsharpSikeston、Labeebなど芝での活躍馬が揃います。いまだこれといった後継種牡馬を出せていないのですが、Sarafanはセン馬なんだよなあ…。従兄弟のAlyshebaとともにLt. Stevensを母父に持つという特徴的な種牡馬ではありました。というかNantallahがRough Shodに巡り合ったのと同じようにLt. StevensはBelthazarに巡り合ったと見るべきですかね。
最近は母父としての活躍の方が目立ち、Joharを出しているほか、Azamour、Vallee Enchantee、Kitten's Joyなどを出しています。Lear Fan自身が母父にLt. Stevensを持っていることを活かしてNureyevやSadler's Wellsの系統と相性がよいような気もしますな。
■Azamour (2001 IRE) Night Shift - Asmara by Lear Fan
で、そのAzamourは来年の現役続行が決定。
AZAMOUR, third to Haafhd in the Champion Stakes on Saturday, is to remain in training next year, when his main target will be the King George VI And Queen Elizabeth Diamond Stakes at Newbury, trainer John Oxx revealed on Sunday.
No firm decision has yet been made about whether Haafhd will stay in training, although he was reported to be "fine" on Sunday, and his trainer Barry Hills has already mapped out a 2005 race programme.
Oxx said: “The plan is to keep him in training next year, and there is a fairly obvious programme for him, starting with the Tattersalls Gold Cup at The Curragh.
“Then comes the Prince of Wales’s Stakes, which will be run at York. We will then stretch him up to a mile and a half, and the King George would be the obvious race for that.”
Azamour stays in training next year
Oxx師の頭の中にはすでに来シーズン前半の予定が組まれているのですが、Tattersalls GCで始動してPrince of Weals's Sを使った後、距離を12Fに延ばしてKing Georgeに向かうということです。目論見通り行きゃいいですけどね。
■Haafhd (2001 GB) Alhaarth - Al Bahathri by Blushing Groom
そしてHaafhdも現役続行。
Haafhd, who bounced back to form on the track at which he won the 2,000 Guineas in May, does not have the King George on his agenda, with Hills leaning more towards the top mile and ten-furlong races - assuming owner Sheikh Hamdan decides not to send his charge to stud.
Azamour stays in training next year
こちらは10Fからマイルを走ることになるようでKing Georgeに参戦するつもりはないとのこと。
■Doyen (2000 IRE) Sadler's Wells - Moon Cacutas by Kris
さらにDoyenも現役続行。
This year's King George winner Doyen will be back in 2005, despite following up a modest effort in the Irish Champion by finishing only seventh at Newmarket.
“He stays in training and he is off to Dubai,” said Godolphin racing manager Simon Crisford on Sunday. “Clearly it was a disappointing effort again and we are going to give him the winter off and start back at square one with him.”
Azamour stays in training next year
こちらはドバイに送られるということなので来年のSheema Classic辺りに出走して来そうな気もしますけどねえ。結局あのKing Georgeはなんだったのかという馬ではあります。単に10Fだとダメなのかもしれませんが、Ascotだと異様に走るという見方もできます。その場合は来年はずっと改修でAscotを使えないので悲惨なことになりかねませんがねえ。
■Ransom O'War (2000 USA) Red Ransom - Sombreffe by Polish Precedent
昨年のドイツ年度代表馬Ransom O'Warが現役を引退し、ドイツのフェールホフスタッドで種牡馬入り。Black Sam Bellamyのいるとこですな。
2歳時は英Johnston厩舎所属でしたが、目立った実績はなく、3歳にドイツに移籍。重賞で堅実に上位に食い込み、GII Muller-Brot Preisで重賞制覇。独ダービーはDai Jinの2着に終わっていますが、Grosser Dallmayer Preisで古馬を破ってGIを手に入れました。その後のGrosser Preis von Badenで4着したのが結果的に現役最後のレースになりました。今年も現役を続行すると発表されていましたが、故障でもあったのか結局出走しないままに終わりました。
ところで、ドイツでのRobertoってどうなのさ。RobertoどころかHail to Reason自体を全く聞かないのですが。
■Canadian Intarnational S GI Woodbine CAN Turf 12F
今週のCanadian InternationalにMubtaker、Sulamaniの2頭が遠征する予定とのこと。
MUBTAKER joined Sulamani in the European challenge on the Canadian International as he flew out on Sunday for the Grade 1 contest at Woodbine next Sunday.
Mubtaker on his way to the Canadian International
BCに出走することを諦めたような馬が裏街道であるこのレースに流れ込んでくるということは、施行時期を遷した意味はあったということになるんでしょうかね。向こうの馬場ならSulamaniは強いと思うがなあ。
■Ouija Board (2001 GB) Cape Cross - Selection Board by Welsh Pageant
月曜にBCの事前登録が締め切られるので、欧州馬の方も動向をはっきりとさせてきましたが、Ouija Boardは直前まで迷うことを決めたようです。TurfとFM Turfにダブルエントリーしました。凱旋門賞の結果を見ていれば牡馬相手の12F戦でも怯まないのは分かりますが、あるいは10F走りたく無いのかな。
■Oratorio (2002 IRE) Danehill - Mahrah by Vaguely Noble
Dewhurstで2着したOratorioはBC Juvenileに出走せず。とはまあ普通に出ないだろうと思っていたのでどうってこと無いのですが、Thoroughbred Timesによると筋肉が痙攣したとか言うことなので、それはちと気になるところではあります。時間はあるのでじっくり仕上げて来年のクラシックだろうけどね。
■Sunline (1995 NZ) Desert Sun - Songline by Western Symphony
NZにおいては4年連続、AUSでも3年連続の年度代表馬という名牝Sunlineが初仔を無事出産したとのこと。父Rock of Gibraltarの栗毛の牝馬。
そして今年の相手にはオセアニアの誇るリーディングサイアーZabeelとのこと。
■Godolphin
Sulamaniをカナダに送るGodolphinですが、どうやらPunctiliousが付いていくようです。こっちは牝馬限定のEP Taylor Sに出走を予定。なんでそう空き巣を狙うかねというか、Canadian International Meetingの狙いは大当たりですか?
そしてそろそろ近づいてきたMelbourne Cですが、GodolphinからはRazkallaとFantastic LoveがそれぞれDettoriとMcEvoyで出走することになっていたようなのですが、Mamool参戦ということになれば少しややこしくなりそうとのこと。この3頭はオーストラリア入りしてStansted空港で検疫を受けることになるとのこと。その後で最終的な決定が下るらしいです。
2004/10/19
雑記
日本シリーズ
わはは、カブレラが2発で6打点か。
今日は帰りの車の中でラジオで聞いていたのですが、実はニュースで結果だけでも確認しとくかなって感じでラジオつけたんですよね。まさか10時になっても試合やってるとは思わなかったよ。豊田が出てきて、後一人になったくらいに家に着いたので、その後テレビつけてみたら伊東監督の勝利インタビューでした。
まあ、ラジオで聞いていたといっても本当に最後だけだし、挙句ノイズ混じりまくりだったので、あちこちの局を切り替えて一番聞き取りやすいものはどこかななどとやっていたわけで、しかも走ってるうちに入り方が変わりすぎ。ラジオの中継ですので合間によく今日の試合を振り返ってくれるのですが、ほとんど聞き取れていません。かろうじて帆足は5回までは抑えていたこと、西武は先制したものの逆転されてちとやばそうな状況になったことがあるということ、カブレラのホームランで逆転して勝ちパターンに入ったこと、かと思ったら逆襲されて2点差にまで追い詰められていたこと、は理解した。
というか豊田があまり無理利かない状態になってるってのは西武的にはかなり嫌な事態であり、今日は出てきてちゃんと抑えてますけど、これから先も微妙に西武の継投に影響出ていくんでしょうねえ。西口がリリーフに回るってのはまあいいんじゃないかと。明日は張誌家で、その次が許銘傑かな。まあどう出るか分からない状態の西口を無理に先発で使わなくてもって事情はありますか。ただここ2年ほどの西口は信頼性の無いこと甚だしいからねえ。昔、松坂が入団して騒がれてた頃にも西武のエースは西口と言ってた私としては最近ちと悲しいのであります。今年先発で大成功の帆足は、でも今年二桁勝つとは思ってはいなかったんだよね。むしろ三井はどこ行ったのとか思ってたくらいだし。まあ、次から次へと出てくるのは良いことです。
なるほど帆足が満塁にされた状態で降りて、リリーフの長田が満塁アーチ喰らったわけね。
Foreign Racing
Crimson Palace (1999 SAF) Elliodor - Perfect Guest by Northern Guest
GodolphinからBCに出走を予定していたCrimson Palaceの引退が発表されました。これでGodolphinはBCに出走馬無しという事態になりますか。
南アフリカ産馬で母国でもGI Cape Paddock Sを含め6戦4勝という成績を挙げていましたが、今年の初めにNad Al Shebaの芝1777mでレコードタイムを記録してGodolphin入りしました。Dubai Duty Freeでは接戦の中4着に入りました。イギリスで2戦してGIII Middleton Sを勝ってアメリカへ。GI Beverley D Sを勝ってアメリカのGIでも通用することを示していました。その後はFlower Bowl Invt.に出走予定がありましたが、これには出走せずBC FMT直行の予定をしていました。ところが先週の調教の結果が良くなく、BC出走には20%の追加登録料を必要とすることからも、このまま引退することになったようです。
父ElliodorはLyphard産駒、母父Northern GuestはTry My Bestの全弟にしてEl Gran Senorの全兄。

Perfect Soul (1998 IRE) Sadler's Wells - Ball Chairman by Secretariat
昨年のカナダ最優秀芝牡馬Perfect Soulが引退。前走Keenland Turf Mileの後に軽い熱発を起こしたためBC Mileを回避することが表明されていましたが、そのまま引退するということです。今後は未定。

Powerscourt (2000 GB) Sadler's Wells - Rainbow Lake by Rainbow Quest
どうやらBC Turf出走が濃厚になったとのこと。無難な方に落ち着きましたな。
そしてオブライエン厩舎全体の動向としてはYesterdayがBC FMTurfに登録。Antonius PiusがBC Mileに登録。ScandinaviaがBC Juvenile、Mona LisaがBC Juvenile Filliesに登録ということに。
Yesterdayは昨年の愛1000ギニー馬ですが、今年はシーズン序盤に疝痛を患ったため始動が遅れ、9月のMatron Sでようやく復帰。ここではSoviet Songの前に惨敗となる5着に終わりました。そしてフランスのPrix de l'Operaに出走しますが、ここもAlexander Goldrunの前に4着敗退。もともと何処か勝ちきれないところのあった馬ではありますが、それにしても今年2戦の精彩の無さはどうよと思わなくも無いですな。
Antonius Piusは今年レース中に笑わせてくれるという意味では一番ではないかとも思いますが、とにかく癖のある馬でまっすぐ走ってくれないのですな。仏2000ギニーで埒にぶつかって勝ちを逃すともうどうにもならず。結局この馬も今年は勝てていないのではないかと思いますが、BC MileだとMiesque以来の連覇を狙うその姪Six Perfectionsとまともにぶつからないといけないわけで厳しいでしょうなあ。
Scandinaviaは4戦して1勝2着3回というネタ馬街道まっしぐら。Mona Lisaは3戦して勝ち無しという状況。
Horse Racing
JBC Classic GI 大井 2000m
さてさて、JBCの出走馬が発表されています。
JRAからはアドマイヤドン、ユートピア、タイムパラドックス、アンドゥオールにパーソナルラッシュが選出されていますが、パーソナルラッシュはBCの方のClassicに遠征予定ですので、補欠馬からビッグウルフが繰り上がることになりそうですねえ。
地方所属馬はコアレスハンター、トーシンブリザード、ナイキアディライト、アジュディミツオーといった辺りが注目ですかね。
前走の南部杯でアドマイヤドンに土をつけたユートピアですが、もともとマイル戦を得意としている上に、盛岡は逃げたら圧倒的に有利というユートピアにとっては願っても無い条件だったことは確かです。2000mをこなせない馬ではありませんが、その舞台で再びアドマイヤドンを封じ込められるかというと少し厳しいと見るべきでしょうねえ。となると前走の二の舞を避けるべきアドマイヤドンがやや早めにユートピアを捕まえに行ったところをタイムパラドックスやアンドゥオールが襲撃するという展開希望。逆に後ろを警戒しすぎるとまたしてもユートピアにしてやられる可能性が出るのでアドマイヤドンとしては厄介なところではあるのでしょうが、もともと1頭だけ抜けた実力を誇っていただけにあっさり勝ってしまうんではないかとも思われ。ナイキアディライト辺りがユートピアの楽な逃げを許すかどうかってのも一つのファクターでしょうけどねえ。プレップの一つである日本テレビ盃でナイキアディライトとアジュディミツオーがワンツーを決めているから不気味ではあるんですが、あのレースのアンドゥオールの敗因ははっきりしてるのも確かです。

JBC Sprint GI 大井 1200m
こちらも出走馬が発表されてます。
JRAからは、マイネルセレクト、アグネスウイング、サニングデール、キーンランドスワン、シャドウスケイプ、ディバインシルバー。サニングデールとキーンランドスワンという芝のスプリンターがこちらに矛先を向けてきました。特にGI馬サニングデールの参戦は結構大きいですかね。どちらもダート適性がどの程度かってところが問題になりそうで、サニングデールは今年のガーネットSで7着というのが唯一のダート戦出走。丁度不振だった時期ですので、これでダートはダメと言い切れないのです。マイネルセレクトが圧勝したレースではありますが、シャドウスケイプ、ディバインシルバー辺りとは差の無い結果を出していることですしね。
地方所属馬ではナイキアディライトが今年はクラシックの方に行ってしまったので小粒なメンバーでしょう。さきたま杯を勝ったロッキーアピールも出てこないようです。地方のエースは東京杯で上位がJRA勢に占められる中で4着に入った高崎のタイガーロータリーということになるのか。大外からぶっ飛んでくるので怖いことは怖いのだが。

菊花賞 GI 京都 芝 3000m
天皇賞がフルゲート割れる感じなのに対してこっちはフルゲートでいけるんですから、まだまだ大丈夫とか思ってしまわないことも無いのですけどねえ。
本家がKingmambo X Royal Academyなんて馬に持っていかれてる御時世なので、こっちだってKingmambo X Last Tycoonで勝てないこた無いだろと思うわけですが、まあ出てこないのだから仕方ないか。というより今年の天皇賞はキングカメハメハに利がありすぎますわな。もともとあのレースは3歳でも何とかなるということを藤沢厩舎がはっきりと示してしまっているわけだし、キングカメハメハ自身東京コースを得意にしている節がありますし。古馬の方が挑戦者になってしまうのはいかがなものですかね。
んで菊花賞の方に話を戻すと、本賞金800万で5/9の抽選。抽選対象の中にはスウィフトカレントやらトゥルーリーズンもいるわけで、どの馬が突破してくるかも問題だなあ。今回はカンパニーも問題なく出走できるし、結局こっちに来てしまったグレイトジャーニーなんてのもいるし。兄貴がゲート空いた瞬間に終わってしまったこのレースにわざわざ出てくるか。
で、コスモバルクですが、セントライト記念は菊花賞への目途が立つというよりはむしろ中距離戦こそがこの馬の戦うべき舞台であるということを示したのではないでしょうか。先行集団に入るなり逃げるなりでしょうが、セントライト記念で刻んだようなラップはどう見ても菊花賞で通用するものではなく、何処かでペースを落とす必要はあります。問題はコスモバルクにそれができるのかということになりますねえ。むしろセントライト記念で追い込んで2着だったホオキパウェーヴの方が期待できると思いますしねえ。で、うまくスローペースに持ち込んでスタミナを温存したところで瞬発力勝負にされてしまうとサンデーに差されそうですし。
オペラシチーもステイヤー血統かといわれると疑問。父がオペラハウスだからステイヤーになるというものでもなかろうし、長距離よりむしろ2000から2400で実績を残しているのがオペラハウスですよ。そして母の血統はどちらかと言えば軽いと思うわけですし。なのでオペラシチーよりはむしろ朝日CCを勝ったスズカマンボの方が良さそうかなと。祖母Key Flyerはダンシングキイの全妹で、そこにKingmambo、サンデーサイレンスと入れてきたわけです。間にKingmamboが入ったのが微妙ながら、もはやわけ分からんという領域のKingmamboだけに気にしないことにしましょう。というか今はKingmamboには逆らいたくないですし。
サンデー産駒ではあとハーツクライとハイアーゲーム。ダービーの2着と3着。ハイアーゲームは左回りの方が良いと言われているのですが、オールカマーを見てしまうとそういわれても仕方ないよなあとは思います。
2004/10/20
Foreign Racing
MVRC Cox Plate GI Moonee Valley AUS Turf 2040m
南半球で唯一のレーシングシリーズ参加レース…とはいえレーシングシリーズ自体が今年で消滅してしまうようですけどねえ。
No.DrawHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
13Grand ArmeeHennessyTambourMaraudingD. OliverG. Waterhouse
211PaoliniLandoPrairie DarlingShalfordE. PedrozaA. Wohler
34Regal RollerRegal ClssicArantza RoseRancho RulerM. FlahertyC. McDonald
47Fields of OmaghRubitonFinnetCerretoD. NikolicT. McEvoy
52Natural BlitzDehereMohave DancerZabeelS. BasterD. Harrison
68ElvstroemDanehillPiccadilly CircusRoyal AcademyN. RawillerT. Vasil
71StarcraftSoviet StarFlying FlooziePompeii CourtG. BossG. Newham
89King's ChapelKing of KingsLower ChapelSharpoD. BeadmanM. Walker
910DalzaoEncosta de LagoAmanusaAlzaoS. KingG. Kavanagh
105Elegant FashionDanewinWily TrickClever TrickG. MosseD. Hayes
1112Our Egyptian RaineDesert SunEgyptian QueenKarioi LadC. BrownG. Begg
1213Miss PotentialDolphin StreetRichfield RoseCrested WaveR. JonesB. Borrie
136SavabeelZabeelSavannah SuccessSuccess ExpressC. MunceG. Rogerson
こっちに来てたのかと思う馬が2頭ばかし。PaoliniとElegant Fashion。Elegant Fashionはもともとオーストラリア調教馬で、AJC Oaksで2着に入っているほかGIIを3勝しています。なので向こうで走るのは当然のことなのかもしれませんがねえ。結構詰めの甘いところのある馬ですが、ここを勝って香港カップという青写真でも描いているんでしょうね。Paoliniは今年限りでの引退とIttlingenスタッドでの種牡馬入りが発表されているので、こことできれば香港を走るというくらいの予定でしょうねえ。もう随分と地元ドイツで出走していないんじゃないかと思ってRacing Postで見てみたところ、2001年のBaden以来出走なしのようで…というか伊ダービー以降はずっとGIにしか出走してないのな。今年はDubai Duty Freeを制したとはいえちと悲惨な成績ですし、Cox Plateもどうかなとは思います。
さて結局混戦のようなのですが、いちおうNZ最強馬として参戦するStarcraftが一番人気に推されそうな様子ではあります。Moonee Valleyのコースは特異な形をしていて直線が200mも無いので先行馬有利ではあります。昨年のFields of Omaghが波乱を演じたのも4コーナーで先頭に立ち凌ぎきったものですので、前で勝負でき、あるいは逃げに打って出るであろうStarcraftが有利という見立てなのでしょう。ただ、Cox Plateでは1989年のAlmaarad以来内枠から勝ち馬が出ていないのですが、Newham師は自信があるようです。この2戦ほど2000m級のレースで押し切れなかったのが気になるところではありますが、Moonee Valleyにコースが変わることはプラスに働くでしょう。これに対抗するのが今シーズンのGI AJC George Main Sを勝っていてマイルから中距離ではオーストラリア最強を誇るGrand Armeeと昨年のVRC Derby馬で先週のCaulfield Cupを勝っているElvstroemという形で3強を形成しているようです。Elegant FashionはRegal Rollerとならんでその次。オーストラリア所属時に同コースのMVRC Oaksを勝っていますし、2000mの香港ダービーも勝っているので十分チャンスはあるのでしょう。
ところでGrand ArmeeはマイルCSに選出されているようですな。香港にも登録があったと思うけどRaktiに加えてこれまで遠征してきたら相当なメンバーということになるが…。

Haafhd (2001 IRE) Alhaarth - Al Bahathri by Blushing Groom
引退が決定したとのこと。怪我をしたとかそういうことではなくて、単なる引退で来年からは種牡馬。GIはこの前のChampion Sと英2000ギニーの2勝。
Horse Racing
ツルマルガール (1991 JPN) サッカーボーイ - エプソムガール by アローエクスプレス
ツルマルボーイなどの母ツルマルガールが死亡しました。このニュース自体は少し前にとある方から知らされていましたのですが、あちこちでニュースとして取り上げられたのでこのタイミングで。
現役時は14戦5勝でGIII朝日CC勝ち。繁殖入りしてからはツルマルボーイ、ツルマルファイター、ツルマルシスター、ツルマルフェローと全ての産駒が勝ちあがっています。このうちツルマルボーイが安田記念勝ち、ツルマルファイターはダートOPの常連、ツルマルシスターがOPの野路菊Sを勝つというようにことごとくOPクラスで活躍しています。ツルマルフェローも新馬戦を快勝して現在は休養中。ツルマルシスターは期待されたものの2歳の年末に急性腹膜炎を患って安楽死処分となっていますが、どうやら今年父ダンスインザダークの牝馬を産んでいたようなので、なんとか後継となる牝馬が残ることにはなりそうですねえ。

Queen Elizabeth II Commemorative Cup
海外選出馬が発表されました。選出されたのは以下の5頭。本気で来るのかどうかはあえて考えずに紹介してみる。
■Moscow Burning: Moscow Ballet - Burning Desire by Mr. Leader
北米の芝牝馬路線では上位に食い込んでいるものの今までGI勝ちはなく、GII Sheepshead Bay H.(11F)を勝っています。うまく逃げるとかなり粘るのでスタート次第な面もあり。
■Ouija Board: Cape Cross - Selection Board by Welsh Pageant
今年の英愛オークス馬。凱旋門賞でも3着に入っています。BC出走予定なので、まずエリザベス女王杯まで回らないと思われ。
■Lune d'Or: Green Tune - Luth d'Or by Noir et Or
■Whortleberry: Starborough - Rotina by Crystal Glitters
■Aubonne: Monsun - Anna Maria by Night Shift
フランスの重賞馬がまとめて3頭。
補欠馬の方にYesterdayがいるので、なんでその3頭なんだろうかという気がしなくもない。JRA的には今年の重賞実績を優先させたということになるのですかねえ。

Mile Championship
こちらは8頭選出。実際にレースに出走してくれるのが何頭いるかは知らない。
■New Famous: Jules - Halen Hearty by Ghadeer
ブラジルから今年アメリカに移籍した4歳馬。ここまで7戦5勝でブラジルでは今年のGran Premio Estado do Rio de Janeiroという3歳限定の芝のマイル戦でGI勝ちがあります。
■Pico Central: Spend a Buck - Sheila Purple by Purple Mountain
こちらは2003年のGran Premio Estado do Rio de Janeiroの勝ち馬。アメリカに移籍した今年はダートの短距離でGI3勝を挙げています。BCでも有力視されていましたが、出走せずCigar Mile Hに向かうとのことでマイルCS出走も可能性としてはほとんど無いでしょう。
■Soaring Free: Smart Strike - Dancing with Wings by Danzig
今年のAtto Mile勝ち馬。こちらはBC Mile出走予定で遠征してくるかは微妙なところ。
■Milk It Mick: Millkom - Lunar Music by Komaite
昨年のDewhurst Sを勝っていますが、今年はさっぱり。
■Rakti: Polish Precedent - Ragera by Rainbow Quest
安定感は無かったものの古馬の中距離で活躍し、今年はPrince of Weals's SやQueen Elizabeth II Sを勝っています。最大目標の香港に向けてのステップということで参戦濃厚。
■Antonius Pius: Danzig - Catchascatchcan by Pursuit of Love
斜行したりで降着を2回も喰らって今年は勝ち星なしながら仏2000ギニーでは高く評価されていました。BC Mileにも出走予定。
■Martillo: Anabaa - Maltage by Affirmed
ドイツのトップマイラー。国外に打って出た今年は仏GIIのMugetと独GIIBerlin Brandenburger Trophy勝ちがある程度でGIではやや不振。
■Grand Armee: Hennessy - Tambour by Marauding
オーストラリアのマイルから中距離では最強だが2着も多い。今年はAJC Queen Elizabeth II SとAJC George Main SとGIを2勝。今週のCox Plateに出走予定。
明らかに来ないだろって馬が何頭か混じってますが、Raktiが来るならそれで良し。というかマイルCSは日本馬の出走枠もかなり激戦になりそうなだけに、どれだけ外国馬に枠を喰われるかってのは注目しておいて良いのではないかなと思う。最大9頭出走可能に設定されてたとはしらなんだ。

日本の競馬マスコミは馬産には興味なしか?
Napoleonさま@Americanboss.biz
Americanboss.biz: 競馬のIT革命は終わった。さあ、馬産にIT革命はあるのか
という記事を読んで考えてみたり。
あちらのコメント欄にも書かせていただいたのですが、日本で種牡馬に関する情報を得ようとすると結構大変。一括して国内の種牡馬を網羅しているところってのはあまりないですし、情報の出し方が各スタッドによってまちまちなのです。欧米では種牡馬の宣伝としての面も強いですが、各スタッドのサイトはかなり充実しているんですが、日本だとそこまで充実していない。あるいはさせる必要が無いのかもしれませんが。
例えばこの前、Kingmamboの種付け料が来年は300,000ドルになったという話をしましたし、同時にLane's Endの種牡馬の種付け料をざっと見てみたりもしましたが、これと同じ内容を日本の種牡馬についてやろうとするのはかなり骨の折れる作業でしょう。調べてやればそこそこ分かるのですが、まずそういったことがニュースとして扱われないだけに分かりにくいという面もあるでしょうし。特に種付け料に関するニュースなどは日本の競馬マスコミではほとんど見ないわけですし、その他馬産に関係する方面のニュースは種牡馬引退とか、死亡というニュースに限定されてくるわけです。海外のニュースを見ていると、日本の競馬マスコミに対する不満としてまずその辺りが出てくることは確かです。アメリカなんかだと種付け料がどう変わったというのはニュースとして取り扱われているわけですし。これは種付け料とその繋養地がダイレクトに種牡馬の評価であるということを反映しているのでしょう。日本でもサンデー1強時代が終わるからにはそういった種牡馬についてもっとニュースとして取り上げられて良いと思います。
例えば、今年は例年に無く新種牡馬産駒が活躍している年ですが、じゃあアドマイヤベガやマイネルラヴ、アグネスワールド、フレンチデピュティ、グラスワンダーといった辺りの種付け料をパッと言えるかというとそれは無理なわけです。また、産駒の活躍を受けて種付け料が上がるにせよ、あるいはその逆にせよ、ある程度注目されるべきではあります。
ウォーエンブレムに関しても昨年は大きな問題でもあったことで取り上げられてはいましたが、今年の場合はどのような種付け作業を行っているのかをまず最初に取り上げたのはアメリカのBlood-Horseであったわけです。その辺りはどうにかならんかなとは思うのですけどねえ。
別にマスコミだけに限らないわけですけど、一般の目に触れるのはまずマスコミであるわけで、「そこで取り扱われる情報種」=「注目されうる情報種」となることはやむをえないところでしょう。これは海外競馬ニュースに付いても同じようなことを言ったような気がしますが、読者がそこまで興味を持っていないのではなくて、興味を持つきっかけを与えられていないという面は多分にあろうかと。
とはいえダビスタやウイニングポストという風に競馬ゲームから実際の競馬に興味を持つ場合も結構あるわけで、そういうところから入ってくるとレース自体だけではなくて馬産に対する興味の割合も随分違うのではないのかとかも思います。一時期ウイニングポストに大きな影響を受けていた渡した言うのだから間違いないのですw。そういう意味からは日本の競馬ファンの構成ってのはちと歪なことになってるのかな。
一方では先月から短期免許で日本に来ているNZのJ.リデル騎手が日本の競馬ファンは恵まれすぎている言うように、調教タイムなどのレースの予想などに関する情報は豊富に与えられているということは間違いのないことなのでしょうが。
2004/10/21
Horse Racing
キングカメハメハ屈腱炎発症
あーらら、こららという感じではありますわな。
昨日馬場入りしなかったと言われていたので、嫌な予感というものはあって、それは現実であったとそれだけのことではあります。今後のことは経過を見てから決めるとは言ってますが、ほぼこのまま引退して来シーズンからの種牡馬入りという線が濃厚でしょう。
8戦して7勝。わずかに京成杯の3着があるということでパーフェクトな戦績ではありませんが、この時代にこれだけの実績を挙げていることからしたら些細なことでしょう。ダービーに加えてNHKマイルも制している実績面から種牡馬としての人気は出ることは間違いありませんし、父Kingmamboで母ManfathはThe Deputyも送り出しているように優秀な繁殖牝馬で血統的にも文句無しではあるでしょう。エルコンドルパサーを失っている社台としてはKingmambo産駒の種牡馬を繋養することに問題もないですから、種牡馬入りに対する障害は一切ありませんね。翻って全治にどれだけ要するのか不明であり、もし復帰できたとしてもこれまでのパフォーマンスを維持できる保証など一切ない現役続行はまずしないでしょう。
松田国英厩舎の拘るNHKマイルカップからダービーに挑むというローテーションはクロフネ、タニノギムレットから受け継がれキングカメハメハによって成就されましたが、この3頭がともに3歳のうちに屈腱炎を発症したというのは重いことは重いでしょう。もっともNHKマイルからダービーというローテーションをたどった馬の全てが故障を発症するわけでもないので、このローテーションに拘る松田国英調教師の手腕をやや疑わざるを得ないところであります。
一方で今年のダービー出走馬は次々と故障が判明していったわけですし、歴代のダービー馬にしても故障無く現役生活をまっとうできたのは最近ではスペシャルウィークくらいのものでしょう。日本においてはダービーは最大目標になるわけで、出走するとなればぎりぎりの仕上げを要求されますし、レースでもそれだけ馬に消耗を強いるレースなのであるという側面はあってローテーションだけに責任を負わせるわけにも行かないでしょうけど、それでも松田国英厩舎の有力馬を見ていると調教師の故障を防ぐ技量というものには疑いがあります。
今年のダービーの馬場の影響というのはどうでしょうね。たしかにレース中あるいはその直後辺りに故障が判明したのなら馬場の影響が大と言えるでしょうが、放牧されてトレセンに戻ってきてからレースにも一度使った上で、この故障はダービーの馬場による影響が大きいと言うには無理があるのではないかな。もっとも神戸新聞杯の前にも少しおかしなそぶりがあったとは言われているわけですし、調教でダイワエルシエーロに遅れをとったのも事実ではあります。ですがダービーの馬場による直接的なダメージというよりもこれまでのレースと調教において蓄積されたものが限界を超えて今回の事態となったと見るのが妥当でしょう。そういう面ではローテーションを責められることはあるのですかねえという気にもなってきたのですが、結局は調教師の技量に帰する面が大きいかなと。
今年で言えばオークス馬ダイワエルシエーロも結果的に調教でのオーバーワークがたたって秋シーズンの予定の立たない状態に追い込まれているわけで、ハードな調教で知られている松田国英厩舎はその反面馬体に対するケアが追いついていない面はあるのではないかなと思います。ただ、クロフネとタニノギムレットはむしろこの調教師にとっては成功例であるわけで、故障は残念ながらもやり方自体を間違ったとは思ってないのでは?
ところで私が松国と聞いてとりあえず思い出すのはフサイチエアデールなのですな。トゥザヴィクトリーの終生のライバルで目の上のたんこぶ的存在の馬でありましたが、ついにGIタイトルには縁のないままに現役を終えました。またはブロードアピール。古馬になってからデビューして最後はドバイにも遠征しました。この2頭は長く活躍して大きな故障も無く現役生活をまっとうできましたが、GIとは無縁のままでした。
この辺りを考えると(まあ、牡馬と牝馬の違いとかはあるんでしょうけど)、GIを勝てなかった馬は長く活躍して現役生活を全うするのに対して、GIを勝った馬はそのまま壊れてしまうというのが松国厩舎の現実なのでしょう。インタビューなどで松国師が強調する種牡馬価値ということを考慮すれば、GIを勝てないままにレースで賞金を稼いでいるより、GIで種牡馬価値を高めておいて種牡馬入りさせた方が良いという考え方なのでしょうけどねえ。だから特に牡馬に対してはハードトレーニングを課して3歳でGIをとりに行くということにはなるのでしょう。だからこそそれを評価されて種牡馬入りし、人気種牡馬となったクロフネやタニノギムレットというのは松国師的には成功例に入っているでしょうし、その考え方の元にキングカメハメハもいたわけです。でもそれではファンは納得しない。だから批判されるということになるのかななどと、いろいろな批判意見というものを読んでいて感じた次第です。
種牡馬として大きな期待を受けるような馬が3歳シーズンいっぱいを持って引退すること自体はまあ仕方ないかなと思う面もあるのです。しかしそれは同世代相手でチャンピオンになって、さらに世代を超えて能力の高さを示すから許されるとも思うわけです。松国師の言う種牡馬価値ってのはどうもその後半部分、古馬相手に実力を示すという面が抜け落ちているのではないかなと。NHKマイルからダービーは散々言ってますし実行しますけど、秋に古馬相手に走れないようなら何の意味も無いのではないかな。秋には天皇賞からJCという形で古馬に挑むというプランでしたが、実行できないのなら技量に問題ありでしょう。
アガ・カーン殿下なんぞはクラシックホースは3歳で引退して種牡馬入りするのが当然と考えている節があって、当たり前のようにAlamsharもDalakhaniも引退させていますし3歳での引退が如何こうではないのですけどねえ。ただ、アガ・カーン殿下の場合はそのつもりでローテーションを組んで、Dalakhaniは凱旋門賞に出ていますし、Alamsharも古馬相手にGIを走ってはいるわけです。松国の場合はクロフネ以外はその機会を与えられる前に戦線離脱というのがねえ。

菊花賞 GI 京都芝3000m
馬名母父騎手厩舎
1オペラシチーオペラハウスシャルムマイヤーブレイヴェストローマン佐藤哲三佐々木昌三
2カンパニーミラクルアドマイヤブリリアントベリーノーザンテースト柴原央明音無秀孝
3グレイトジャーニーサンデーサイレンスアンブロジンMr. Prospector小牧太池江泰郎
4スズカマンボサンデーサイレンススプリングマンボKingmambo安藤勝己橋田満
5ホオキパウェーブカーネギープラチナウェーブMr. Prospector横山典弘二ノ宮敬宇
6シルクディレクターマヤノトップガンシルクベルベットモガミ熊沢重文大久保正陽
7エーピースピリットサクラローレルスマイルバンブーGentilhombre吉田豊加藤修甫
8ケイアイガードデヒアアドベンチャーオンRelaunch松永幹夫古川平
9トゥルーリーズンSilver DeputyStrawberry ReasonStrawberry Road四位洋文小島太
10ハーツクライサンデーサイレンスアイリッシュダンストニービン武豊橋口弘次郎
11ストラタジェムサンデーサイレンスミュンシーSadler's Wells福永祐一北橋修二
12ブルートルネードジェイドロバリーブルーサヴァンナシンボリルドルフ池添謙一池添兼雄
13コスモステージタマモクロスマイネマリエミルコウジ小池隆生宮徹
14ハイアーゲームサンデーサイレンスファンジカLaw Society蛯名正義大久保洋吉
15コスモバルクザグレブイセノトウショウトウショウボーイ五十嵐冬樹田部和則
16ブラックコンドルエルコンドルパサーオレンジピールサンデーサイレンス赤木高太郎松田国英
17モエレエルコンドルエルコンドルパサーウェバリングガールWavering Monarch田中剛増沢末夫
18デルタブルースダンスインザダークディクシースプラッシュDixieland Band岩田康誠角居勝彦
外の枠に入ったのでコスモバルクだけは何があっても買わん。
ホオキパウェーブがノリスペシャルの追い込みならばとか思わなくないが、うーん。
Foreign Racing
Racing Post Trophy GI Doncaster GB Turf 8F
No.DrawnHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
17Albert HallDanehillAl TheraabRobertoJ.P. SpencerA.P. O'Brien
26Beacer PatrolTagulaEme ProjectProject ManagerR.F.J. Houghton
34BerkhamstedDesert SunAccountingSilleryJ.A. Osbourne
43Elliots WorldKing's BestMorning WelcomeBe My GuestK. DarleyM. Johnston
58FrithBenny the DipMelodistThe MinstrelS. SandersB.W. Hills
62HenrikPrimo DominieClincher ClubPolish PrecedentT.E. DurcanM.R. Channon
71Hills of AranSadler's WellsDanefairDanehillA.P. O'Brien
85MotivatorMontjeuOut WestGone WestK. FallonM.L.W. Bell
Albert Hallなんて馬名だからてっきりSadler's Wells産駒かと思ったら、Danehillでやんの。
Godolphinいないのな。成績的にも微妙な馬ばかり集まってるし、どうしたもんか。
Sunday Symphonyに6馬身差をつけてデビュー戦を圧勝したMotivatorとGIIで初勝利を挙げたAlbert Hallの2強対決になりますのんか?

Imperial Dancer (1998 GB) Primo Dominie - Gorgeous Dancer by Nordico
どうやら今季限りでの引退、種牡馬入りが決定したようです。昨年のイタリアでGIローマ賞を勝っていますが、今年はさっぱりでした。とりあえず引退戦はそのローマ賞に連覇をかけて出走ということになりそうとのこと。香港にも登録がありますが、選出されるような成績では無いかと思われ。ここまで62戦11勝と使われまくっていて、なんとか種牡馬になれたって感じでしょうかね。
Dante直系ではあるものの、Nordico(Northern Dancer)、Hello Gorgeous(Mr. Prospector)と微妙に2流の種牡馬を持ってきているわりにはNorthern Dancerもミスプロもそれなりに近いという厄介な血統であるかと。
2004/10/22
Foreign Racing
Breeders' Cup Pre-Entry
NTRA: Official Pre-Entries and Past Performances
BCの一時登録が発表されたので見ておきましょう。ダブルエントリーの馬の動向で少し変わってくる面はあるでしょうけど、だいたいこんな感じのようです。
■Classic Dirt 10F
HorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
AzeriJade HunterZodiac MissAhonooraP. DayD.W. Lukas
BirdstoneGrindstoneDear BardieStorm BirdE.S. PradoN. Zito
Bowman's BandDixieland BandHometown QueenPleasant ColonyR. DominguezA. Jerkens
DyneverDynaformerFlamboyanceZilzalC. Clement
FantasticatStorm CatLotta DancingAlydarB. Barnett
FreefourinternetTabasco CatDixie ChimesDixieland BandG. KuntzweilerM. Maker
Funny CideDistorted HumorBelle's Good CideSlewacideE.S. PradoB. Tagg
GhostzapperAwesome AgainBaby ZipRelaunchR. Frankel
NewfoundlandStorm CatClear MandateDeputy MinisterE.S. PradoT. Pletcher
Perfect DriftDynaformerNice GalNaskraP. DayM.Johnson
Personal RushWild RushPersonallyAlydarL. DettoriK. Yamauchi
Pleasantly PerfectPleasant ColonyRegal StateAffirmedJ. BaileyR. Mandella
Roses in MayDevil His DueTell a SecretSpeak JohnJ.R. Velazquez
とりあえず公式のリリースで騎手も出ている分は拾いましたが、Funny CideにPradoとかいまいち謎なことになってますねえ。被ってる騎手も結構いるのでこのまま行くわけは無いのでしょうが、J. Santosはどうしたんだろ。
■Turf Turf 12F
HorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
Balto StarGlittermanMiss LiviDevil's BagT. Pletcher
Better Talk NowTalkin ManBenditaBaldskiG. Motion
Kitten's JoyEl PradoKitten's FirstLear FanJ.R. VelazquezD. Romans
MagistrettiDiesisMs. Strike ZoneDeputy MinisterE.S. PradoP. Biancone
MustanfarUnbridledManwahLyphardC.H. VelasquezK. McLaughlin
PowerscourtSadler's WellsRainbow LakeRainbow QuestJ.P. SpencerA.P. O'Brien
Request for ParoleJudge T CMadison's QuestDeputy MinisterJ. CastellanoS. Hough
SarafanLear FanSaraa ReeCaroC. NakataniN. Drysdale
Star Over the BayCozzeneLituya BayEmperyT. BazeM. Mitchell
Strut the StageTheatricalRuby RansomRed RansomM. Frostad
Ouija BoardCape CrossSelection BoardWelsh PageantK. FallonE. Dunlop
結局Balto StarはClassicには登録しませんでしたし、Mileは出走枠からこぼれてしまっているのでTurf出走ということになりますかね。
そしてKicken Krisいないでやんの。Ouija Boardがコースに適応さえすれば持っていってしまいそうなメンバーではありますが、アメリカの典型的なコースではあるので芝の小回りをこなせるかが問題なんですよね。
■Distaff Dirt 9F
HorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
AshadoSaint BalladoGoulashMari's BookJ.R. VelazquezT. Pletcher
AzeriJade HunterZodiac MissAhonooraP. DayD.W. Lukas
Bare NecessitiesSilver DeputyShrewd VixenSpectacular BidF. Kirby
ElloluvGilded TimeCurrency QuestCryptoclearanceC. NakataniC. Dollase
Hollywood StoryWild RushWife For LifeDynaformerJ. Shirreffs
Indy GrooveA.P. IndyNiner's HomeForty NinerM. GuidryT. Proctor
Island FashionPentionvilleDanzig's FashionA Native DanzigM. Polanco
Nebraska TornadoStorm CatMedia NoxLyciusA. Fabre
Society SelectionCoronado's QuestLove That JazzDixieland BandC.H. VelasquezH. Jerkens
Stellar JayneWild RushTo the HuntRelaunchR. AlbaradoD.W. Lukas
Storm Flag FlyingStorm CatMy FlagEasy GoerJ. BaileyC. McGaughey III
TamweelGulchNaazeqNashwanR. DouglasW. Catalano
Nebraska TornadoはFM Turfに登録があってそっちに出走することになりそうではある。
古馬はAzeriが抜けて強く、それに3歳三強のStellar Jayne、Ashado、Society Selectionが挑むという構図にはなりますか。Island Fashionが不気味ではある。Azeriと言えども逃げか先行策をとるStellar JayneやAshadoの捌き方には注意が必要でしょう。
■Filly and Mare Turf Turf 11F
HorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
AubonneMonsunAnna MariaNight ShiftJ. SantosE. Libaud
Film MakerDynaformerMiss du BoisMr. ProspectorJ.R. VelazquezH.G. Motion
KatdogawnBahhareTrempkateTrempolinoK. DesormeauxJ. Cassidy
Light JigDanehillNashmeelBlushing GroomD. FloresR. Frankel
MegahertzPivotalHeavenly RayRahyV. EspinozaR. Frankel
Moscow BurningMoscow BalletBurning DesireMr. LeaderJ. Valdivia Jr.J. Cassidy
Nebraska TornadoStorm CatMedia NoxLyciusA. Fabre
RiskaverseDynaformerThe BinkSeeking the GoldC.H. VelasquezP. kelly
ShaconageEl PradoCarita TostadaGallantskyR. BejaranoM. Shirota
Stay ForeverStackForever LadyForever SparkleE. CastroM. Wolfson
Super BrandRoyal ChalicePopularElliodorK. McLaughlin
Wonder AgainSilver HawkAmerifloraDanzigE.S. PradoJ. Toner
YesterdaySadler's WellsJudeDarshaanJ.P. SpencerA.P. O'Brien
Ouija BoardCape CrossSelection BoardWelsh PageantK. FallonE. Dunlop
Ouija Boardは好きな方走ったらよいと思われ。どっちを走っても大した差はないだろう。
アメリカ勢はRiskaverseとMoscow Burning、Wonder AgainにMegahartzと揃って出走するのだからなかなかのものです。
■Mile Turf 8F
HorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
Antonius PiusDanzigCatchascatchcanPursuit of LoveJ.P. SpencerA.P. O'Brien
Artie SchillerEl PradoHidden LightMajestic LightR. MiglioreJ. Jerkens
BlackdounVerglasRadeKaldounC. NakataniJ. Canani
Domestic DisputeUnbridled's SongMajestical MomentMagesterialJ.R. VelazquezP. Gallagher
Mr. O'BrienMukaddamahLaurel DelightPresidiumP. DayR. Graham
Musical ChimesIn ExcessNote MusicaleSadler's WellsK. DesormeauxN. Drysdale
Nothing to LoseSky ClassicCherlindreaClever TrickJ.R. VelazquezR. Frankel
Silver TreeHennessyBlue BegumWith ApprovalW. Mott
SingletarySultry SongJoiskis StarStar de NaskraJ. Valdivia Jr.D. Chatlos Jr.
Six PerfectionsCeltic SwingYogyaRivermanP. Bary
Soaring FreeSmart StrikeDancing with WingsDanzigT. KabelM. Frostad
Special RingNureyevRing BeauneBeringV. EspinozaJ. Canani
WhipperMiesque's SonMyth to RealitySadler's WellsC. SoumillonR. Collet
Diamond GreenGreen DesertDiamonakaAkaradA. Fabre
ここまで14頭で以下はNot selected into the field
Royal RegaliaCozzenePooketteMiswakiJ. JonesJ. Nixon
Balto StarGlittermanMiss LiviDevil's BagT. Pletcher
Honor in WarLord at WarCatumbellaDiesisK. DesormeauxP. McGee
Bowman's BandDixieland BandHometown QueenPleasant ColonyR. DominguezH. Jerkens
FreefourinternetTabasco CatDixie ChimesDixieland BandG. KuntzweilerM. Maker
Six Perfectionsは昨年の出来には及ばないと言う話も出ていますが、Jacques le Marois2着からの直行ということで、このローテーションは昨年と同じ。Whipperは少し時計のかかる馬場になればというところですかね。Diamond GreenもAntonius Piusもいるし、遠征メンバーはそれなりに強力です。
■Sprint Dirt 6F
HorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
AbbondanzaAlphabet SoupKatie McLauryCentrustT. Tullock Jr.
Bwana CharlieIndian CharlieShahaloHaloS. Asmussen
Cajun BeatGrand SlamBeckys ShirtCure the BluesR. Frankel
ChampaliGlittermanRadioactivityDixieland BandR. BejaranoG. Foley
Clock StopperGilded TimeGreat FunFarma WayP. DayD. Stewart
CuveeCarson CityChristmas StarStar de NaskraS. Asmussen
Domestic DisputeUnbridled's SongMajestical MomentMagesterialP. Gallagher
Gold StormSeeking the GoldStorm TealStorm BirdC. Cascio
KelaNumerousBolshoi ComedySovereign DancerJ. BaileyM. Mitchell
Midas EyesTouch GoldBayou PlansBayou HebertR. Frankel
My Cousin MattMatty GConquistamissConquistador CieloJ. Mullins
Our New RecruitAlphabet SoupDelta DanielleLord AvieT. BazeJ. Sadler
Pt's Grey EaglePleasant TapHemet EagleSwing Till DawnA. BisonoC. Dollase
SpeightstownGone WestSilken CatStorm CatT. Pletcher
ここまで14頭で以下Not selected into the field
Bay MarvelProspect BayDelamarMarfaW. Calhoun
Pico Centralが出てこないので混戦ということになるかな。Cajun Beatの仕上がりに注目ながらも、Midas EyesやSpeightstownが優位か。
■Juvenile Dirt 8.5F
HorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
Afleet AlexNorthern AfleetMaggy HawkHawksterJ. RoseT. Ritchey
ConsolidatorStorm CatGood ExampleCrystal GlittersR. Bejarano
Proud AccladeYes It's TrueProud CielSeptieme CielT. Pletcher
Roman RulerFusaichi PegasusSilvery SwanSilver DeputyC. NakataniB. Baffert
ScandinaviaFusaichi PegasusParty CitedAllegedJ.P. SpencerA.P. O'Brien
Sun KingCharismaticClever But CostlyClever TrickJ. CastellanoN. Zito
Twice UnbridledUnbridled's SongLady MillicentChief's CrownV. EspinozaD. Jensen
WilkoAwesome AgainNative RootsIndian RidgeJ. Noseda
Afleet Alex、Roman Ruler、Proud Accoladeが揃って注目ではありますが、このレースの勝ち馬はその後不振になることが多いので微妙。
■Juvenile Fillies Dirt 8.5F
HorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
BallettoTimber CountryDestiny DanceNijinskyA. GryderT. Albertani
CulinaryEl AmanteVolunteerSki ChampM. Stidham
Dance Away CapoteCapoteIngot's Dance AwayGate DancerR. DominguezH. Motion
Enduring WillArchJodie FasterTheatricalL. MecheA. Stall Jr.
Higher WorldPeaks and ValleysSarah's WorldHoly BullP. HusbandsM. Casse
In the GoldGolden MissileIncinerateGroovyJ. CastellanoN. Zito
Play with FireBoundaryRealmMr. ProspectorM. Henning
Ready's GalMore Than LadyExquisite MistressNasty and BoldJ.R. VelazquezT. Pletcher
Runaway ModelPetionvilleTicket to HoustonHoustonR. BejaranoB. Flint
Sense of StyleThunder GulchSave Me the WaltzKings LakeE.S. PradoP. Biancone
Sharp LisaDixieland BandWinter's GoneDynaformerC. NakataniD. O'Niell
Sis CitySlew City SlewSmart SisBeau GeniusE. CoaR. Dutrow Jr.
Sweet CatomineStorm CatSweet LifeKris SV. EspinozaJ. Canani
Mona LisaGiant's CausewayColorsnapShirley HeightsJ.P. SpencerA.P. O'Brien
ここまでで14頭、以下はNot selected into the field
Culture ClashPetionvilleAntonia BinSadler's WellsK. JohnM. Polanco
Quiet HonorReal QuietHazel's HonorHonor GradesP. Capestro
1番人気はBallettoと言われています。Sweet Catomineも注目されているらしい。

ついでだから、現段階での予想デンパでものっけておくとするか。
Classic: Newfoundland(何も言うことは無し。というか勝ったところでフロック扱いされておしまいのような気が激しくする…そもそも勝てないですけどorz
Distaff: Island Fashion(Azeriに綺麗に現役を終わらせてたまるかというのが何処かにあるもので…
Turf: Kitten's Joy(久し振りに強い芝馬がアメリカに現れたと思ってみたい気分あり
Filly and Mare Turf: Moscow Burning(逃げが決まればありえない話でもないのだが…
Mile: Whipper(Six Perfectionsとどっちをとるか非常に難しいところw
Sprint: Speightstown(あまり興味ないし
Juvenile: Roman Ruler(名前買いw
Juvenile Fillies: Sharp Kisa(深く考えずに選んでみた

Prix Royal-Oak GI Longchamp FR Turf 3100m
No.DrawnHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
15Le CarreMiswakiDibsSpectacular BidD. BoeufA. de Royer Dupre
21Franklins GardensHallingWoodbeckTerimonD. HollandM.H. Tompkins
34WesternerDanehillWalenseeTroyS. PasquierE. Lellouche
47Cut QuartzJohann QuatzCutlassSure BladeC.P. LemaireR. Gibson
52Holy OrdersUnblestShadowglowShaadiD.J. CondonW.P. Mullins
66AlcazarAlzaoSahara BreezeEla Mana MouM. FentonH. Morrison
73BehkaraKrisBeheraMill ReefC. SoumillonA. de Royer Dupre
89PercussionistSadler's WellsMagnificient StyleSilver HawkJ. FortuneJ. Gosden
98Double GreenGreen TuneGreen BendRivermanO. PeslierF. Head
Westernerが出るならそれで決まりと言う感じもしますな。

2004/10/23
Foreign Racing
Cox Plate GI Moonee Valley AUS Turf 2040m
コース実績ってやつをなめてたら痛い目にあうのね。と言いつつも同コースのGII MVRC Oaks勝ちのElegant Fashionに期待してたのではあるが…。そして軽斤量の3歳馬…。
1.Savabeel: Zabeel - Savannah Success by Success Express
2.Fields of Omagh: Rubiton - Finneto by Carreto
3.Starcraft: Soviet Star - Flying Floozie by Pompeii Court
4.Grand Armee: Hennessy - Tambour by Marauding
5.Regal Roller: Regal Classic - Arantxa Rose by Rancho Ruler
6.Delzao: Encosta de Lago - Amanusa by Alzao
7.King's Chapel: King of Kings - Lower Chapel by Sharpo
8.Elvstroem: Danehill - Circles of Gold by Marscay
9.Elegant Fashion: Danewin - Wily Trick by Clever Trick
10.Paolini: Lando - Prairie Darling by Shalford
11.Our Egyptian Raine: Desert Sun - Egyptian Queen by Karioi Lad
12.Miss Potential: Dolphin Street - Richfield Rose by Crested Wave
13.Natural Blitz: Dehere - Mohave Dancer by Zabeel
勝ったのはZabeel産駒の3歳馬Savabeel。南半球のこの時期と言うことは3歳になったばかりなんですよね。だから古馬相手には9.5kg、4歳馬に対しても8kgという斤量差をもらって大駆けしてくれることがあるにはあるんですけどね。いや、Zabeel怖いわ。先行したRegal RollerとMiss Potentialの後ろにつける3番手でレースを進めて最終コーナーを曲がったところで抜け出したようです。Fields of Omaghはここの連覇を目標にしてずっとやってきたのは確かですが、それでも今シーズンも碌な成績ではなかったわけで、特異なコース形状で最後の直線が約180mというMoonee Valleyによほど合っているということなのでしょうね。Starcraftをクビ差競り落としました。
StarcraftとGrand Armeeが3着、4着という辺りがまたなんとも言えず。本来この辺が強いのは間違いないんだろうけど、脚の使い方が難しいコースだけに経験の無さが出てしまいましたかね。
ところでGrand Armeeと言えばこんなのが在ったわけですが。
JAIR: 豪州有力馬、ジャパンカップで栄冠を期待(オーストラリア)
ちと元記事が古いので戦績が追いついてないのだが(というか捕捉しとけよ)、Grand Armee、Elvstroem、Makybe DivaがJCに登録したというニュース。
Melbourne C出走予定のMakybe Divaはともかくとして、Grand ArmeeとElvstroemはこのCox Plateで一段落付いたのであるいは来るかもというところではあります。ただ、昨年のFields of Omaghなんぞを見てしまうとGrand ArmeeにはマイルCSの方が良いだろうとは思いますけどね。ElvstroemはCaulfield Cを勝ったので是非とも調子こいてJCに来てもらいたいものですが。

Canadian International S GI Woodbine CAN Turf 12F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1MubtakerSilver HawkGazayilIrish RiverR. Hills
2King's DramaKing's TheatreLast DramaLast TycoonJ.R. Velazquez
3SulamaniHernandoSoul DreamAllegedL. Dettori
4Lenny the LenderLac OuimetNaggerTopsiderC. Sutherland
5Brian BoruSadler's WellsEva LunaAllegedJ.P. Spencer
6Senor SwingerEl PradoSmooth SwingerKris S.E.S. Prado
7Colorful JudgementDiesisCoorful VicesRegal ClassicT. Kabel
8EcomiumSadler's WellsEncensCommon GroundsM.J. Kinane
9Burst of FireSmart StrikeQuiet CheerNo LouderS. Callaghan
10SimonasSternkonigSistadariShardariK.Fallon
11SabiangoAcatenangoSprint of EaglesBeau's EagleB. Blanc
お前らそんなにBC行きたくないのかよ>Mubtaker、Sulamani、Sabiango
昨年は日程変更の結果BCとぶつかるようになってしまってメンバーがさっぱりだったのですが、今年はBCではなくてこちらを選択した馬が多くてかなりのメンバー。来年のBCはBelmontだからまたメンバーが寂しくなりそうな気がするし、これからもBCの開催地によってかなりの影響を受けそうなところではありますでしょうか。E.P. Taylor Sもろともにね。
SulamaniなんかはWoodbineは走りやすいだろうと思いますけどねえ。こちらの競馬でも実績をあげているので最有力ではあるでしょう。最後平坦で末脚が切れるコースで強いSulamaniには得意な条件が揃っています。
MubtakerはBadenでの大敗後結局ここまで復帰が延びてしまいました。とにかくGIタイトルの欲しいところで形振り構わずカナダにまで遠征してきたのに、Sulamaniが邪魔だと思っているのではなかろうか。
あてに出来ないSabiangoですがうまく逃げた時は怖い存在で、Mubtakerの出方次第になりそうですが、上位に食い込む余地はあります。

E.P. Taylor S GI Woodbine CAN Turf 10F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1DimitrovaSwainThe CaretakerCaerleonK. Fallon
2Classic StampRegal ClassicNative RightsOur NativeP. Husbands
3SamandoHernandoSamshuNashwanB. Blanc
4Mona RoseGold LegendRoyal CharmerLomondE. Silva
5OmetszSingspielJemifaFabulous DancerE.S. Prado
6CommercanteMarchand de SableDeceptionTropularJ.R. Velazquez
7AstiSadler's WellsAstrongLear FanR. Migliore
8HeyahohowdyDomasca DanExecutive DiamondBold ExecutiveR. Sbourin
9Irish GloraRegal ClassicStar GuestAssertT. Kabel
10PunctiliousDanehillRobertetRobertoL. Dettori
お前らそんなにBC行きたくないのかよ>Dimitrova、Punctilious
Godolphinの今年はCanadian International Meeting>Breeders' Cupということに…。そのGodolphinが送り込むPunctiliousを中心に展開するレースでしょう。実績ではトップのDimitrovaですが、今年の成績ではさすがに強気にはいけないか。Commercanteも微妙に信頼できないところがあって、難しいところ。
カナダ勢は地元のトップホースが集結していますが、その中でもClassic StampとInish Gloraに注目でしょう。Heyahohowdy、Mona Roseまでそんなに差は無いです。

Premio Lydia Tesio GI Capannelle ITY Turf 2000m
これも今年から増えた牝限GI。
No.DrawnHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
113Bond DealPivotalPrimaPrimo DominieP. AragoniL. Riccardi
28Holy MoonHernandoCentinelaCaerleonE. BottiA. Botti
32KinnairdDr. DeviousRibot's GuestBe My GuestP.C. Haslam
47LandiniumLandoHollywood GirlCagliostroC. ColombiV. Valiani
54Lune d'OrGreen TuneLuth d'OrNoir et OrT. JarnetR. Gibson
66MarbyeMarjuHambyeDistant RelativeM. DemuroB. Grizzetti
714MazunaCape CrossKeswaKings LakeR. MooreC.E. Brittain
816MonturaniIndian RidgeMezzogiornoUnfuwainT.E. DurcanG. Wragg
93QuetenaAcatenangoQuebradaDevil's BagI. RossiP. Rau
1011Royal FantasyMonsunRudolfinaPleasant ColonyG. BietoliniH. Steinmetz
119SaldentigerinTiger HillSaldeAlkaldeT. QuinnP. Schiergen
1210Step DanzerDesert PrinceSalsa SoundLaw SocietyM. MonterisoA. Botti
131Super BobbinaDaggers DrawnLucky CoinHadeerD. VargiuI. Bugattella
1412WalkamiaLinamixWalk on AirCure the BluesE. LegrixA. Fabre
1515WhortleberryStarboroughRotinaCrystal GrittersT. GilletF. Fohaut
165Windy BritainMark of EsteemFor My LoveKahyasiP. AgusV. Valiani
先週の結果などを見ているとドイツ馬に飛びつきたくなったりもするのですが、競馬場も何もかもが変わるのでそうもいかないか。でも、Saldentigerinはかなり有力。これに現イタリア最強牝馬Marbyeにはがんばって頂きたく…。
で、遠征馬が8頭もいるわけですが、イギリスからは成績が安定していて前走で重賞制覇も果たしたMazuna、GII Blandford Sで1,2着のMonturaniとKinnairdが遠征。これはかなり強力なメンバーと言えるでしょう。フランスからはPrix VermeilleでこけたLune d'OrとPrix de l'Operaで3着に入ったWalkamiaが遠征。いまだとWalkamiaの方が上ですかねえ。あとはWhortleberryも遠征してくるのですが、これはいまいち。Operaでは5着に入っていますが、今回はどちらかと言うとMarbyeのために用意されたという印象があります。ドイツからはSaldentigerinとRoyal Fantasy。Preis von Europeを2着、Deutsches Derbyでも4着に入るなど牡馬相手に一歩も引かないSaldentigerinも牝馬限定のここでGIを取りたいところでしょう。Royal FantasyはVermeille2着の実力馬。
一方の地元勢はPrix d'AstarteでGI制覇を果たしたMarbyeが期待を一身に背負って出走ということになりますか。前走は牡馬相手で6着と大敗してしまいましたが、牝馬限定の2000m戦はGI馬のプライドにかけて無様なレースは出来ません。後はD. Vargiu騎乗のSuper Bobbina程度がどこまでやれますか。

Racing Post Trophy GI Doncaster GB Turf 8F
1.Motivator: Montjeu - Out West by Gone West
2.Albert Hall: Danehill - Al Theraab by Roberto
3.Henrik: Primo Dominie - Clincher Club by Polish Precedent
4.Hills of Aran: Sadler's Wells - Danefair by Danehill
5.Beaver Patrol: Tagula - Eme Project by Project Manager
6.Berkhamsted: Desert Sun - Accounting by Sillery
7.Elliots World: King's Best - Morning Welcome by Be My Guest
8.Frith: Benny the Dip - Melodist by The Minstrel
ほんまに。またしても新種牡馬産駒がGI勝ち。今度はMontjeuです。
Albert Hallに2馬身半という差をつける快勝です。道中3番手で4Fを過ぎてから動き始め、抜け出して楽勝。デビュー戦からちと間隔があいたわけですが、馬場が硬すぎることを嫌ってRoyal Lodgeには出走しなかったと調教師が言ってますので、渋った馬場が大好きな馬と言うことです。

Breeders' Cup
Turfに登録していたBalto Starが腱をやっちまったため回避。右前脚腱断裂。症状は軽いらしく、これが彼のキャリアの終わりとはならないとも言っていますので。Pletcher師は復帰させるつもりではいるらしいです。3ターンでコーナーがきつく、直線の短いコースは期待できたのにと残念そうではありますな。
Blood-Horse: Dodge Classic Preview: After Perfection
とりあえずClassicのPreviewなんぞを読んでみたのですが、どうやらPleasantly Perfectを筆頭にBirdstone、Ghostzapper、Roses in Mayを有力とするようではありますね。ところがこの4頭は揃いも揃って最大のプレップとなるレースをぶっちしてくれているのが不満な様子。同記事によるとこれまでのBC Classicにおいて勝ち馬の前走からの間隔は平均して25.7日で最も長いものでも49日間であるとのこと。これに対して、Pleasantly Perfectが69日、Birdstoneが63日、Ghostzapperが49日、Roses in Mayが42日となっています。そしてともに今年無敗のGhostzapper、Roses in Mayは10Fの距離経験が無いことも懸念材料。
さらにはLone Star ParkはこれまでGIを開催したことが無いばかりか、普段10Fのレースを開催していないようなのです。ということで、トラックレコードは開場した年に作られた2:04.68で何の参考にもなりません。このコースを走ったことがあるのはDyneverだけというのも波乱の起こる要因として挙げられています。
ところでFunny Cideに関しては"the sentimental favorite for many fans"という表現がされていて、やはり厳しいという見立てでしょうか。DyneverとPerfect Drift辺りまでが名前の出ている馬ということになりますか。
あれ?Newfoundlandはー?…いやまあ、分かってはいるけどさ…orz

アメリカ種牡馬事情
今年の分の種付け頭数の統計が出ているようです。トップはHold That Tigerの199頭。200頭には届いていないものの、これを見たらアメリカだって日本と変わらないくらいに人気種牡馬は多頭数の種付けこなしているのは明らかなんですけどね。よく欧州やアメリカでは200頭なんて種付けさせないとか言って日本の馬産を批難する人がいるけどそういう人はこういうの見てるんだろうかとは思うのですよね。
今ゆっくり見てる時間が無いのでメモ代わりに貼り。
Blood-Horse: Report of Mares Bred: Fewer Stallions Covering More Mares
TT: Record number of stallions covered 100 or more mares in 2004
Blood-Horse: Sortable RMB Listing
Jockey Club: Number of Mares Reported Bred to Thoroughbred Stallions in 2004
とりあえず、なぜかFull Mandateが目に入ったw。もはや病気ですな。今年からフロリダで種牡馬入りしているFull Mandateはその血統背景と地理的有利を活かして151頭に種付け。とりあえず重賞戦線に送り込めるような活躍馬が出ればひとまずの成功といえるレベルの種牡馬ではあろうかと思います。トリプルミリオンホースの成れの果て。種付け料5,000ドルで種牡馬生活。全米でもトップ20に入る数の繁殖牝馬が相手に集まってくるのなら悪くは無いか(質は気にしないことにする)。フロリダ供用種牡馬としては155頭の繁殖牝馬を集めたGulf Stormに次ぐ数字ではあります。というかGulf Stormも今年スタッドインで、安価な種付け料(3,500ドル)と血統(Storm Cat産駒で世代内では最高価格馬)で牝馬を集めた口ですな。競走成績も似たり寄ったりでFull MandateがBlack Tie AffairならGulf StormはSeattle Slewがキャリアのハイライト。種付け料の差はそれを勝ったかどうかってのもあるだろうけど、根本的に世代内と限定せずともA.P. Indy産駒最高価格たるFull Mandateの方が血統面で上位ではある(母系が3代続けてGI勝ってるからなあ)。ところがそのせいで種付け頭数としては逆転された面はあろうかと。
で、Full Mandateを見てしまったらAnimationも確認しておかなくてはいけないわけですが、探してみたら8頭でした…。ペンシルヴァニアで8頭では上がり目は無いか。更にPerfect Visionはケンタッキー供用で35頭。Perfect Visionは既に産駒が走り出しているわけで、35頭の相手を確保できているなら御の字ですか。
これだけで終わるとあまりにも酷いので、トップ3の種付け頭数でも。Storm Catが116頭、A.P. Indyが97頭、Kingmamboが105頭と落ち着いた数字。こいつらは種付け料が高すぎるから繁殖牝馬が厳選されてる側面もあり。
Horse Racing
富士S GIII 東京 芝1600m
1.アドマイヤマックス: サンデーサイレンス - ダイナシュート by ノーザンテースト
2.モノポール: サンデーサイレンス - エルレイナ by Slew o'Gold
3.メテオバースト: サンデーサイレンス - スカイロケット by Danehill
13.イーグルカフェ: Gulch - Net Dancer by Nureyev
アドマイヤマックスが勝ちました。さすがに前走で勝てなかったときはもう終わったのかと思わなくも無かったのですが、安田記念で2着した東京コースは好きなようです。というか左回りがよろしいと言うのがはっきりと戦績に出ていますけど。しかしこの重賞勝ちで次マイルCSに出られるかどうかのところには来ましたか。これまで常に除外の不安があったわけでこの重賞勝ちは大きいよなあ。このレースも登録段階では除外対象だったわけですからねえ。
そして、一昔のレースを思い出させるように出遅れたイーグルカフェは見せ場の一つも無いままに13着。もうそろそろ種牡馬にでもしたって下さい。

2歳戦
新馬は京都がブライトトゥモロー、東京がダイワアプセット。
■ブライトトゥモロー: フレンチデピュティ - ポピーデイ by トニービン
■ダイワアプセット: エルコンドルパサー - ダイワリプルス by Gone West

未勝利戦。
■マルカジーク: サンデーサイレンス - エターナルビート by Pentelicus
■エイシンアバロン: Distant View - Eishin Momo by Topsider
■マルブツスピーディ: サクラバクシンオー - ユウサンポリッシュ by エルセニョール
■スギノウルフ: ネーハイシーザー - スギノチビカリアン by Caerleon
■バンデミック: War Chant - Silent City by Carson City
■メジロコルセア: メジロライアン - メジロビューティー by パーソロン
メジロドーベルの全弟が2戦目にして勝ちあがり。新馬で負けた相手は評判馬エアサバスだったのでここは順当といったところか。
■ローランコングレ: エンドスウィープ - Vivat Regina by Nashwan
福島が開幕したらいきなり大西が勝ってますな。さすが。

いちょうS OP 東京 芝1600m
1.ニシノドコマデモ: キングヘイロー - ニシノチャペル by サッカーボーイ
2.スムースバリトン: スペシャルウィーク - ウインドフレスカ by Kris S.
3.キングストレイル: サンデーサイレンス - サンタフェトレイル by ノーザンテースト
ニシノドコマデモが接戦を制してOP勝ち。キングヘイロー産駒としてもOP勝ちは初。今年の新種牡馬は好調すぎるなあ。

キングカメハメハ (2001 JPN) Kingmambo - Manfath by Last Tycoon
種牡馬入り決定。シンジケートが組まれるわけですが総額21億円と国内競走馬上がりのシンジケートでは最高価格を更新しました。えと60株ということは一株3500万ですか。エルコンドルパサーその他を超えてしまうとは予想外ではありましたな。
だから松国師的にはあのローテーションは間違っていなかったと言う、ある種信念みたいなものが更に強くなったのではないでしょうかね。
2004/10/24
Horse Racing
菊花賞 GI 京都 芝3000m
1.デルタブルース: ダンスインザダーク - ディクシースプラッシュ by Dixieland Band
2.ホオキパウェーブ: カーネギー - プラチナウェーブ by Mr. Prospector
3.オペラシチー: オペラハウス - シャルムマイヤー by ブレイヴェストローマン
4.コスモバルク: ザグレブ - イセノトウショウ by トウショウボーイ
5.ストラタジェム: サンデーサイレンス - ミュンシー by Sadler's Wells
6.スズカマンボ: サンデーサイレンス - スプリングマンボ by Kingmambo
7.ハーツクライ: サンデーサイレンス - アイリッシュダンス by トニービン
8.グレイトジャーニー: サンデーサイレンス - アンブロジン by Mr. Prospector
9.カンパニー: ミラクルアドマイヤ - ブリリアントベリー by ノーザンテースト
10.モエレエルコンドル: エルコンドルパサー - ウェバリングガール by Wavering Monarch
11.ハイアーゲーム: サンデーサイレンス - ファンジカ by Law Society
12.ブラックコンドル: エルコンドルパサー - オレンジピール by サンデーサイレンス
13.ブルートルネード: ジェイドロバリー - ブルーサヴァンナ by シンボリルドルフ
14.エーピースピリット: サクラローレル - スマイルバンブー by Gentilhombre
15.シルクディレクター: マヤノトップガン - シルクベルベット by モガミ
16.ケイアイガード: デヒア - アドベンチャーオン by Relaunch
17.トゥルーリーズン: Silver Deputy - Strawberry Reason by Strawberry Road
18.コスモステージ: タマモクロス - マイネマリエ by ミルコウジ
ラップタイム: 12.8 - 11.9 - 11.3 - 12.4 - 12.0 - 11.9 - 13.3 - 12.8 - 12.8 - 12.9 - 13.5 - 12.3 - 11.8 - 11.7 - 12.3
コスモバルクを抑えきれなくて馬群を引っ張る形になったときはもう最後は沈んでいくものだと思っていましたが、直線すごい粘り方でしたなあ。直線に入るところで一度デルタブルースとぶつかっているんですが、そこでもう終わりかとは思いました。4着に入ったのには驚き。ところで、コスモステージが諦めてバルクの後ろについていたのは結局前に行こうとしたらバルクを道連れにしてしまうってことか。
ラップタイムを見ているとセイウンスカイ的に中間でペースを落としてはいるのですが、それが意図したものだったかどうかは知らん。アクセル踏むタイミングに問題があったのかねえ。4コーナーで既に捕まっているようではね。だからこそそのまま沈むと思ったわけだし、粘ったことは評価されるべきか。
デルタブルースは母父のDixieland Bandをなめてると怖い目にあうということで。Northern Dancer直仔種牡馬として今でも活躍中ですが種付け料50,000ドルということでやや地味なところはあろうかと。Dixieland Bandは母Mississippi Mudが3代続けてHyperionを入れるという形でAlibhai2本にHeliopolisが入ります。これによって得たスタミナとスピードをベースにNorthern Dancerの万能性を持って芝ダートと問わず堅実に産駒を送りつづける種牡馬で母父としても十分スタミナを与えることができます。で、デルタブルースの場合父ダンスインザダークで、これまでの戦績からも距離が延びればという評価はされていたわけで、ここで来るのかというのと同時にやはり菊花賞はスタミナを問われてこそとも思う。
ホオキパウェーブは予定された2着かと思わなくもないくらいのノリスペシャルが炸裂ですなw。少し入れ込んでいる素振りがあったので、結局軸にまではせずでした。
3着から9着まではほとんど差がなくて、後ろから差してくる馬に抵抗するコスモバルクはやっぱ強いわ。で、4コーナーで外に振ったスズカマンボなどがなだれ込んできているわけです。ストラタジェムはぶっつけでの出走でしたし、調教もさほど良くないという事でしたが、よほど長距離があうのでしょうかねえ。スズカマンボやハーツクライは仕掛けどころを逃してしまっていた可能性もありますが。デルタブルースのように3コーナーに入るくらいから仕掛けるか、前目から直線に賭けるかということだったのかな。内から伸びたホオキパウェーブと真ん中くらいからきたオペラシチーが上位に来ているわけですからねえ。個人的にはグレイトジャーニーもその一団の中で差してきてたのが良い感じではありました。能力が高いことは間違いないので京阪杯にでも出てくれたらなあ。
別に外に出したから伸びてないとかではないのですが、今日の京都は内でも十分伸びていたのでホオキパウェーブみたいに内から来られたらと思わないことも無かったけど。
パドックではハーツクライも発汗してるし、ホオキパウェーブもそうだしってことで、結局適当にBOXで馬連買ってました。グレイトジャーニー、スズカマンボ、ホオキパウェーブ、ハーツクライ、デルタブルース。わは、万馬券になるか。

2歳戦
新馬戦は京都がアフリカンビートとネオナート、東京がビリーヴザミラクルとサトノケンシロウ、福島がコスモラヴソング。
■アフリカンビート: サンデーサイレンス - レディオブチャド by Last Tycoon
このレースにはラパルースベイも出走していたのですが、スローペースで直線も全く伸びないというていたらく。全然絞れてないという話も出ていますが、クロフネじゃなくてミスパスカリだったようで…。
■ネオナート: Siphon - Tunis by Ringaro
父SiphonはSicambreの直系になるガチガチの南米血統。
■ビリーヴザミラクル: フジキセキ - アズウィロー by Alwasmi
■サトノケンシロウ: Singspiel - Aim For the Top by Irish River
■コスモラヴソング: マイネルラヴ - ハウトゥーウィン by トウカイテイオー

未勝利戦。
■マッハジュウクン: スターオブコジーン - ロッチダンス by ワッスルタッチ
■ケージーツヨシ: マヤノトップガン - ケージークイン by ノーリュート
■ワキノムテキ: フレンチデピュティ - ブラッシングブロンド by Al Nasr
■スズノトウコン: アグネスワールド - ブライダルスイート by サンデーサイレンス
■スガーフォーティー: フォーティナイナー - アリオデヴィル by Devil's Bag

かえで賞 500万 京都 芝1400m
1.エーティーホーオー: クロコルージュ - シャコージュノー by ノーザンテースト
クロコルージュまで2勝目を挙げる産駒を出してきました。何かもうすごいことになってます、今年の新種牡馬。
Foreign Racing
Prix Royal-Oak GI Longchamp FR Turf 3100m
仏菊。
1.Westerner: Denehill - Walensee by Troy
2.Bahkara: Kris - Bahera by Mill Reef
3.Alcazar: Alzao - Sahara Breeze by Ela-Mana-Mou
4.Le Carre: Miswaki - Dibs by Spectacular Bid
5.Percussionist: Sadler's Wells - Magnificient Style by Silver Hawk
6.Franklins Gardens: Halling - Woodbeck by Terimon
7.Holy Orders: Unblest - Shadowglow by Shaadi
8.Double Green: Green Tune - Green Bend by Riverman
まあ、こんなレースは勝って当たり前と言えば当たり前なわけですからねえ、Westerner。

ニューファンドランド: 明確な権限の代理首相であるところの嵐猫
どうせ伏兵としてすら認識してもらえないのでしょうが、Newfoundland: Storm Cat - Clear Mandate by Deputy Ministerです。
この牝系はNewfoundlandのいとこにトゥザヴィクトリーがいるわけですが、7代遡ったEscutcheonから活躍馬が続出しています。Shuveeを初めとして近年でもMarbye、Ekraar、Fair Mix、Spain、Croco Rougeを出す一大牝系を築いているBourtaiの全姉にあたるStrange Device(12戦5勝)からMost Likely(7戦2勝)-Likely Swap(41戦15勝)と牝系を繋いでLikely Exchangeが登場します。72戦23勝という戦績でGI Delaware H.も制しているLikely Exchangeは繁殖牝馬としてもJockey Club GCの連覇などGI7勝を挙げたCreme Fraiche、そしてDream Dealと2頭のGI馬を送り出し、傍系に位置していたStrange Deviceの牝系を表舞台に引き戻します。14戦4勝という戦績ながらGI Monmouth Oaksを制するなど活躍したのがDream Dealで初仔Fairy Dollは1戦のみで引退し日本で繁殖牝馬となりますが、第二仔のClear Mandateが現れ、更に第3仔のDream SchemeもGII Churchill Downs Distaffを勝ち、一躍名繁殖としての名を挙げました。その後はちと振るわない産駒成績ですが、去勢されなかった2頭の牡馬、マルターズライオンとPerfect Visionはそれでも種牡馬入りできるわけで、母系3代でGIを勝ったアメリカ有数の牝系にのしあがりました。
母Clear Mandateは現役時31戦10勝。GIはSpinster S、John A. Morris H.(現Personal Ensign H.)、Shuvee H.と3勝。初仔Full Mandateは父A.P. Indyでイヤリングセールで3.2Mドル、そしてこのNewfoundlandがイヤリングセールで3.3Mドルと良血振りを如何なく発揮しています。Full MandateはListedのBlack Tie Affair H.を制するにとどまり、引退して種牡馬入りしています。
そしてNewfoundlandは良血Strom Cat産駒としてA.P. O'Brien厩舎に入り、デビュー戦こそ勝ちましたがその後は重賞で泣かず飛ばずとなり、3歳の2月にアメリカT. Pletcher厩舎に移籍しました。アメリカ移籍後は3歳時に4勝を挙げ、ListedのCoronado's Quest Sを勝ってステークスウィナーとなり、4歳のGIII Canadian Turf H.で重賞初制覇。更に続くGIII Skip Away H.も勝ち、良血馬がついに目覚めたと思われましたが、その後はGII Gulfstream H.を2着、GII Brooklyn H.を3着、GI Suburban H.を2着と煮え切らない結果を連発。そしてGI Whitney H.で7着、GI Woodward S.で5着と2戦続けて見せ場なく終わったことで評価が急落しました。ところがGI Jockey Club GCで2着に入ってあらためて地力のあるところを見せてのBC Classic挑戦です。
まあ、WhitneyとWoodwardさえなければ安定した成績と胸を張ってBCに出られたのだろうけど、とにかくこの2戦の負け方が酷すぎるんですよね。扱いの難しさというのはあるんだろうけど、なんとか格好のつくようなレースしてくれれば良いかなと…。あと気が向いたらCigar Mile H.とか出てみても良いんじゃないかと(すでに弱気すぎる。
雑記
日本シリーズ
何とか勝って最終戦に持ち込みましたか。散々言われていますが、ここ一番での松坂の信頼性のなさってのは西武ファンからすると何をいまさらって感じではあるのですよ。だから、あまりエースって感じしないわけなんですが。今日も最初はいつか持ってかれるという感じでしたが、途中から豹変していたような希ガス。
明日の最終戦を多分見られないのは痛いなあ…。帰ってきたら結果出てるくらいの時間になるかなあ。
2004/10/25
Foreign Racing
Premio Lydia Tesio GI Capannelle ITY Turf 2000m
先週はドイツ馬に蹂躙されてましたが、今週はフランス馬が蹂躙していきました。
1.Lun d'Or: Green Tune - Luth d'Or by Noir et Or
2.Walkamia: Linamix - Walk On Air by Cure the Blues
3.Super Bobbina: Daggers Drawn - Lucky Coin by Hadeer
4.Royal Fantasy: Monsun - Rudolfina by Pleasant Colony
5.Landinium: Lando - Hollywood Girl by Cagliostro
6.Mazuna: Cape Cross - Keswa by Kings Lake
7.Windy Britain: Mark of Esteem - For My Love by Kahyasi
8.Saldentigerin: Tiger Hill - Salde by Alkalde
9.Step Danzer: Desert Prince - Salsa Sound by Law Society
10.Holy Moon: Hernando - Centinela by Caerleon
11.Monturani: Indian Ridge - Mezzogiorno by Unfuwain
12.Quetena: Acatenango - Quebrada by Devil's Bag
13.Marbye: Marju - Hambye by Distant Relative
14.Bond Deal: Pivotal - Prima by Primo Dominie
KinnairdとWhortleberryはスクラッチ
Saldentigerinが逃げてレースを作りましたが、直線で失速。直線で追い込んできたフランス勢Lune d'OrとWalkamiaのワンツーとなりました。イタリア期待のMarbyeはそもそも調子が悪く、苦手の重馬場ということで全くレースにならず、というかデムーロも勝つつもりがなかった感じでただコースを回ってくるにとどめたようです。
イタリアとしてはSuper Bobbinaが3着に入ってなんとか面目を保ったというところでしょうか。
Lune d'Orはエリザベス女王杯に選出されているのですが来ますかねえ?

E.P. Taylor S GI Woodbine CAN Turf 10F
1.Commercante: Marchand de Sable - Deception by Tropular
2.Punctilious: Danehill - Robertet by Roberto
3.Classic Stamp: Regal Classic - Native Dancer by Our Native
4.Samando: Hernando - Samshu by Nashwan
5.Mona Rose: Gold Legend - Royal Charmer by Lomond
6.Asti: Sadler's Wells - Astrong by Lear Fan
7.Ometsz: Singspiel - Jemifa by Fabulous Dancer
8.Heyahohowdy: Domasca Dan - Executive Diamond by Bold Executive
DimitrovaとInish Gloraはスクラッチ。
CommercanteとPunctiliousの叩きあいになりましたが、最後はCommercanteが半馬身のリードを取ってのゴール。その次に地元勢としては上位のClassic Stampという結果に。
Commercanteは何かのレースで妙に人気になっていたような気もしますが、これがGI初勝利。
Dimitrovaが結局スクラッチしているようではあまりおもしろくないレースではあるでしょうなあ。

Canadian International S GI Woodbine CAN Turf 12F
1.Sulamani: Hernando - Soul Dream by Alleged
2.Simonas: Sternkonig - Sistadari by Shardari
3.Brian Boru: Sadler's Wells - Eva Luna by Alleged
4.Mubtaker: Silver Hawk - Gazayil by Irish River
5.King's Drama: King's Theatre - Last Drama by Last Tycoon
6.Senor Swinger: El Prado - Smooth Swinger by Kris S.
7.Burst of Fire: Smart Strike - Quiet Cheer by No Louder
8.Colorful Judgement: Diesis - Colorful Vices by Regal Classic
9.Sabiango: Acatenango - Spirit of Eagles by Beau's Eagle
10.Lenny the Leader: Lac Ouimet - Negger by Topsider
Ecomiumがスクラッチ。
順当にSulamaniが勝ちました。大外からしぶとく末脚が伸びて、直線に入ってから先頭に立っていたSimonasを差し切り。だから直線が平坦で距離があるようなコースはSulamaniにとっては文句のつけようのないコースではあるのだなと。Lone Starならば差し損ねるような予感は確かにある。とはいえこれでSulamaniも引退するとのこと。通算でGIを6勝、フランス、ドバイ、アメリカ、イギリス、カナダと転戦してGIを勝ったのは誉められるべきか。しかしこのレースに関しては形振り構わず勝ちに行ったという印象も強いですな。3年間一線級で走りつづけて17戦9勝なのだから、良いのでしょうか。
Brian BoruとMubtakerは伸びきれず。MubtakerからGIが遠くなったなあとは思う。SabiangoはBurst of Fireに端を切られた挙句に直線に入るまでに9着に沈んでしまいました。

とある予想大会で馬連と馬単を素で勘違いするという大ボケをやってしまいましたとさ…orz。29.8倍だったのかよ…寝ぼけるにもほどがあるなあ。
Horse Racing
マイルCS
まず、2頭が出走表明しました。
■Rakti: Polish Precedent - Ragera by Rainbow Quest
■Grand Armee: Hennessy - Tambour by Marauding
RaktiとGrand Armee参戦決定!!デンパを送りまくったのが効いた模様ですw。
Raktiは欧州の中距離路線を今年引っ張った存在で、マイル戦に転じた前走Queen Elizabeth II SでもSoviet Songを含むマイルのタレント連中を一蹴。そのスピードを誇示しました。で、まあその辺りの時期からRakti陣営にマイルCSというレースがありますよと吹き込んでたらしいJRAのロンドン駐在はGJですな。日本から香港という遠征を欧州馬に定着させて欲しいところではあります。11/8に成田到着で、11/14に京都競馬場に入る予定だそうです。
Grand Armeeはオーストラリアで1600mと2000mのGIに勝ち鞍があります。先週のCox Plateでは斤量やコース適性などの差もあって4着に終わっています。JCにも登録し、選出されたようですが距離適正などからマイルCS参戦となったようです。11/9に成田着、11/15に京都入りを予定。レベルの高いといわれるオセアニア短距離ですが、勝ち時計が遅くとも1分33秒台となるマイルCSには少し時計面で不安があるかもしれません。Raktiにしてもそれは変わらないだろうけどね。
一方でPico Central、New Famousの南米産馬2頭が正式に出走辞退を表明。態度未定は残り4頭で、今週のBCに出走するAntonius PiusとSoaring Freeはその後の馬の状況次第な面はあろうかと。
それにしてもRaktiに加えてGrand Armeeまで出走するというならば見に行かねばなりませんかね、マイチャン。

エリ女
Moscow BurningとOuija Boardが出走を辞退してきました。ともにBCに出走予定でもあり、そこから中1週となるエリザベス女王杯出走はやはり厳しいということでしょうね。ただ、Ouija BoardはJCに選出されているのでそちらならばまだ出走の可能性はあります。フランスの3頭は不明。イタリアで勝ったLune d'Or辺りが来てくれたら、それなりに面目も立つんだろうけど。昨年せっかく遠征馬が来たのですが、今年は無しとなるとその意味も半減しそうで…。Tigertail程度の成績でも条件さえぴったりなら十分勝負になることはわかっているはずなのですが、フランス。

Japan Cup Turf
ということでJCの選出馬も発表されているので見ていきましょう。
■Kitten's Joy: El Prado - Kitten's First by Lear Fan
今年のアメリカ3歳芝では最強を誇ります。Secretariat Sの勝ち時計は同日のArlington Millionの時計を上回るハイレベル。古馬相手のTurf Classic Invt.も快勝しました。通算でも11戦8勝で2着2回とハイレベル。GIを2勝とGIIIを4勝。
■Mubtaker: Silver Hawk - Gazayil by Irish River
昨年の凱旋門賞2着馬。今年はその凱旋門賞を最大目標に置いていましたが、GIを勝ちに行ったBadenで惨敗して陣営がトーンダウン。結局凱旋門賞も回避してしまいました。Canadian International Sに出走して4着とGIでは足りない面を覗かせ始めています。13FのGII Geoffrey Freer Sを3連覇しているのが最大の勲章ではありましょう。7歳のわりには使い込まれておらず19戦9勝。
■Ouija Board: Cape Cross - Selection Board by Welsh Pageant
今年の英愛オークス馬。凱旋門賞3着と2400mでの強さは相当なもの。BCではTurfかFM Turfか最後まで迷うことにしたようです。
■Warrsan: Caerleon - Lucayan Princess by High Line
今年の古馬12F級路線にて最後まで脱落しなかったのはこの馬くらいなものです。Coronation Cの連覇とGrosser Preis von Badenの勝ちがあります。この馬もRakti同様最大目標を香港に置きつつ、そのプレップとしての出走に意欲的。今年で引退する予定の33戦8勝の古豪。半兄LusoもJCに参戦歴がありますが、15着と惨敗しています。7ヶ国を転戦し2400mのレースなら大抵の条件をこなしてしまうところはあります。あまりの高速馬場ではさすがにきついようですけど。
■Acropolis: Sadler's Wells - Dedicated Lady by Pennine Walk
実績に乏しい状態で参戦した凱旋門賞では最後にNorth Lightを差して4着しました。来年以降のオブライエン厩舎期待の星となるべき存在ではあるのでしょうが、JRAの選出基準に激しく疑問を抱いた1頭。6戦2勝でリステッド勝ちまでしかありません。Special=Thatchというクロスはなかなかに面白げではありますがねえ。
■Grey Swallow: Daylami - Style of Life by The Minstrel
今年の愛ダービー馬。年内休養と来年の現役続行が表明されているので、JC出走は無いでしょう。選出する前に陣営に確認とっとけと思わなくも無い。
■Powerscourt: Sadler's Wells - Rainbow Lake by Rainbow Quest
オブライエン厩舎としてはこの馬がいまいちに終わったのが、結果的に今年最大の誤算ではなかろうかとも思う。14戦4勝、Tattersalls GCこそ勝ったもののその後は勝てず。それでも掲示板圏内には来ているのだから厄介なことこの上なし。
■Vallee Enchantee: Peintre Celebre - Verveine by Lear Fan
フランスのアイドル牝馬、ヴィルデンシュタインのお気に入り。Nureyevの濃いクロスにLear Fanまで入ってRough Shod色の強い血統。香港Vaseへの参戦を視野にJC出走を考えているとのこと。14戦5勝でGIは昨年のHong Kong Vaseのみ。今年は調子を崩したりもして4戦して勝ちはなし。凱旋門賞では6着に終わりましたが、大外から1頭だけ飛んできて古馬最先着を果たしました。
■Policy Maker: Sadler's Wells - Palmeraine by Lear Fan
フランスでGII3勝。Vallee Enchanteeと同じくヴィルデンシュタインの持ち馬なのでVallee Enchanteeの帯同馬的立場で付いてくることがあるかなという気がしなくも無いですな。これも母父がLear Fanであり、とくにFairy BridgeとLear Fanの血統構成が似ているので最近よく見かけるパターンのニックスではあります。
■Grand Armee: Hennessy - Tambour by Marauding
すでにマイルCS出走を表明しているので、JCには出走しないでしょう。これの代わりにElvstroemを選出してやればよいものを…。

Japan Cup Dirt
こちらも選出馬が決定。
■Dynever: Dynaformer - Flamboyance by Zilzal
BC Classic出走予定。今年のメンバーの中では唯一Lone Starで出走した経験を持つ。Lone Star Derbyの勝ち馬。結構良く馬名を見かける気がするが14戦5勝。昨年のBC Classicでは3着に入って驚かせたこともあり。
■Ghostzapper: Awesome Again - Baby Zip by Relaunch
元は短距離路線にいた馬だったが、中距離に転じてBC Classic参戦予定。通算9戦7勝。ベイヤー指数歴代2番目となる128をたたき出したスピード馬だけに、BCですら10Fでのレース経験が無いことを懸念されている状態。更に長いJCダート参戦はあまり考えられないが。
■Lundy's Liability: Candy Stripes - Emerald Counter by Geiger Counter
ブラジル産馬でBCの種牡馬登録を持たないためJCダート参戦濃厚。もともとは南アフリカのM.デコック厩舎所属でUAEダービーを勝っています。 フランケル厩舎に移籍して、初戦のGII Good Wood BCHでTotal Impactを下してアメリカデビュー戦を飾りました。
■Perfect Drift: Dynaformer - Nice Gal by Naskra
BCクラシック出走予定。今年は堅実に走るものの勝ちきれないレースばかり。しかし2003年のStephen Foster HでMineshaftを葬る大金星でGI制覇を果たしています。
■Roses in May: Devil His Due - Tell a Secret by Speak John
BC Classic出走予定。今年になってからは負け無しでWhitney Hまで制してGI馬になりました。ただしこれまでに10F以上の距離経験はなし。
■Pleasantly Perfect: Pleasant Colony - Regal State by Affirmed
BC Classic、Dubai World Cの勝ち馬で現在の北米最強馬。Cigarの持つ獲得賞金記録の更新を目論見、高額賞金のJCダート出走の可能性は高いです。
■Saint Liam: Saint Ballado - Quiet Dance by Quiet American
BC出走を見送っていますので、JCダート出走という可能性はあります。ビッグタイトルとは無縁ながら、2着の多い馬でWoodward Sでの2着があります。
■Total Impact: Stuka - Pebbles by Manos de Piedra
こちらもBCへの種牡馬登録がなく、出走断念しJCダートに目標をあわせています。今週のGIII Fayette S(Keenland Dirt 9F)に出走予定。
雑記
日本シリーズ
帰ってきたら9回裏でした。ベンチが浮かれていたのはともかくとして、外野陣もちとそういう面があったのか2度ほどエラーっぽい守備があって結局2点返されはしましたが、最後はきっちり打ち取ってましたね。最後のフライはカブレラがはしゃぎすぎてはいたかと思われ。
というわけで、勝ちましたよ。西武。日本一です。12年振りなのか。このところは日本シリーズになると急にぼろぼろになることが多かったからなあ。潮崎の引退する年に日本一とはなかなか粋なことを…。
なんつーか、石井貴が日本シリーズになって急に良くなったというのがなんとも言えず。初戦と最終戦に先発してともに無失点とは凄まじい。はっきりと言えばこの数年間は全く信頼感もなくなっていただけにベテランがこんなところでってのはあるわな。西口にしてもそれはありますし。既にベテランになってしまったピッチャーでも日本一を経験していないわけで、いかに日本シリーズで負けていたかが知れようというものです。
2004/10/26
Foreign Racing
Breeders' Cup
欧州馬が揃ってテキサス入りした模様。というか結局1週間前に入れば十分じゃねえかってところがありますなあ。タップダンスシチーが散々叩かれた直前輸送ですが、こういう形で当たり前に行われていることではあるんですよね。日本からの遠征は成功例が特殊なので、いつまでもそれにとらわれている人が多すぎる気がやはりしますねえ。
で、輸送につきましては万事つつがなく…というわけにも行かなかったようでして、少しトラブった模様。
THE 11-strong European raiding party for the Breeders' Cup flew into Texas late on Monday to be greeted by a stormy reception.
Heavy and thundery showers delayed the arrival of the plane carrying the team into Dallas Love Field Airport, having left Shannon in Ireland at 6.10am local time on Monday.
Stormy conditions hit European raiders
ということで強烈な雷雨の影響で到着が遅れる事態に巻き込まれていたようです。まあこの程度のトラブルならってところなんでしょうねえ。DRFのが詳しかったのでそっちも貼り。
The European flight brought horses from England, France, and Ireland, and left Ireland for Texas at 6:10 a.m. Central time, said Pam Blatz-Murff, vice president of operations for the Breeders' Cup. She said the flight's duration was 8 hours and 50 minutes. Horses on board were Ouija Board (Turf or Filly and Mare Turf), Powerscourt (Turf), Scandinavia (Juvenile), Antonius Pius (Mile), Yesterday (Filly and Mare Turf), Mona Lisa (Juvenile Fillies), Six Perfections (Mile), Nebraska Tornado (Distaff or Filly and Mare Turf), Diamond Green (Mile), Whipper (Mile), and Wilko (Juvenile).
Also onboard was Grand Reward, who is nominated to both the Grade 3, $250,000 Lone Star Derby and the $100,000 Texas Turf Stakes.
First big wave arrives from Europe, California
来た馬と出走予定のレースまでばっちりですな。で、TurfとFM TurfにダブルエントリーのOuija Boardですが、どうやらFM Turfに出走することに決めた模様。Nebraska Tornadoもダブルエントリーしてますが、言うまでもなくFM Turf出走かと思われ。おまけとしてGrand Rewardが付いてきてるっぽいですな。
Personal Rush (Classic) and Aubonne (Filly and Mare Turf) are two other foreigners competing in the Breeders' Cup, but both have been in North America long enough to clear quarantine and will just be in isolation in the same barn. Personal Rush, who last raced in Japan, arrived from Southern California on Monday, while Aubonne, who last raced at Belmont, was to arrive from New York on Tuesday, said Blatz-Murff.
Other Breeders' Cup horses arriving from California were Sweet Catomine (Juvenile Fillies), Special Ring (Mile), Blackdoun (Mile), Katdogawn (Filly and Mare Turf), Moscow Burning (Filly and Mare Turf), Singletary (Mile), Our New Recruit (Sprint), My Cousin Matt (Sprint), and Sharp Lisa (Juvenile Fillies). First big wave arrives from Europe, California
先にアメリカ入りしていたPersonal Rushも月曜にテキサス入り、またアメリカで出走していたAubonneも火曜にニューヨークからテキサスに輸送されたとのこと。
アメリカ馬の方も続々とLone Star入りしているようで、カリフォルニアから大挙としてLone Star入り。またこの記事中には出ていませんでしたがPleasantly Perfect、Perfect Driftも到着。既に到着していたBirdstoneはLone Starで馬場入りしてスクリーニングをした模様。
Classic出走馬ではFunny Cideは火曜にBelmontで追い切りということなのでそれ以降にテキサス入りですかね。Belmontでは日曜にGhostzapperとNewfoundlandが5Fの追いきりを敢行したようですが、59.65という一番時計なんぞたたき出しているようです、Ghostzapper。Newfoundlandは1:00.89。
一方ではSarafanがKnock Outなんてニュースも出てきたり。
The field for the $2 million Turf, already one of the smallest at the Breeders' Cup this year, got even smaller when trainer Neil Drysdale revealed Monday that Sarafan would not make the trip from California to race Saturday in the 1 1/2-mile grass race.
"He hit himself [Sunday] morning and had some inflammation in a front leg," said Drysdale.
Injury knocks out Sarafan
傷自体は重いものではなく、Hollywood開催には使える見通しだそうですが、とにかくBCへの出走は取り止めなのですと。
これでBC TurfのメンバーはプレエントリーからBalto Star、Sarafanと離脱してOuija BoardもFM Turfに行ってしまいということで、メンバーボロボロ。いつも強い欧州馬もPowerscourtのみとなりそうで、北米のトップグラスホースに登りつめているKitten's Joyからしたら勝たなければいけないようなレースになりつつあるのかも知れませんねえ。抜けた1番人気になることが確実ではありますが。
ところでLone Starといえばこれ。
JAIR: オールウェザー馬場の成功と失敗の歴史(イギリス)
この記事中の「スタビライザーの利点」というところで触れられているんですが、Lone Star Parkの馬場にはスタビライザーと呼ばれるものが使用されています。その効用はというと、
シャゼンソウ(Plantago Plant)という植物の種子の殻から作られるスタビライザーは、ダート馬場に比較して60%以上も多く水分を吸収し、膨らんで余分な水分を馬場表面に染み出させないようにする。これは土の塊やキックバックを減少させ、安定した、弾力のある馬場表面を形成する。
 スタビライザーを入れて2ヵ月もたたない内に、4−1/2ハロンから1−3/16マイルまでの4つのレコードが作られ、1997年の年末までに更に3つのレコードが打立てられた。
ケント・デザーモ(Kent Desormeaux)騎手は、「まるで雲の上を走るようでした」と感想を述べている。
JAIR: スタビライザーの利点
ということでわりとスピードの出易いコースになっているようです。レコードうんぬんは話半分に聞いておくとしても、大レースを開催しないわりに時計が速いのが確かであるようです。こういう馬場の経験が問われるのかなということも気にはなりますね。
雲の上を走るようでしたっていうデザーモのコメントはなんだかなあと思わなくも無いのですが、ようは馬場表面に弾力があるためという影響でしょうなあ。これは欧州馬が経験してないような条件ではあると思うので、注意が必要ですかね。あと水分を吸収し云々は雷雨なんてニュースを見てると気にはなるところですが、どうせテキサスですからね。レース直前に似たようなスコールでも来ない限りは良馬場でしょ。
ところでその記事よく読んでみたら、Hollywood Parkもスタビライザー導入してたのな。2000年にメイントラックの馬場に採用したという話だから、それ以前とそれ以後のタイム較べてみるというのは面白そうではある。Hollywood GCの走破タイムだけざっと見てみたところでは変わりないという感じではあるが…もっともこのコースは昔Swapsが驚異的なレコードを記録して以来その時計が更新されないコースではあるのだけれどねえ。
雑記
ぼやき
BC前だというわけで、アメリカはそればっか。Blood-HorseもThoroughbred TimesもDairy Racing Formも特集組んだりしてやってますが、見出しを見るだけであまり記事を読む気になりません。あんなにあるのにNewfoundland分が不足しているのが最大の問題かと思われ(ry黙りなさい。
日本のマイナーな競馬場でしか勝ってないような馬(by DRF)に負けたらどうしようかと今から心配しております。DRFで見たオッズはさすがにへこみかけたが、Bowman's Bandに較べればましかなと下を見ることで平静を保ってます(ヤメレ。
ところでJCダートに選出されなかった件は、JRAが補欠馬も含めてリリースを出してくれるまでは分かりません。Pletcher師はあまり国外に目を向けてないようなイメージがあるわけで…。出走意思無しと言ってくれた方が安心するw。補欠馬として載ってたらまたへこむけどね。もともとJCダートだとコースはともかく距離はどうよと思わないでもないので。だからCigar Mile H.とデンパ飛ばし気味なわけだし。
いや、Newfoundlandが日本に来るなんてことになったら東京まで見に行くとか言い出しかねないけどね、私。

葉月と聞くと闘神都市を思い出す人
ところで血統の森さまが今年いっぱいを持って閉鎖されるとのこと。最近ニュースのチェックにおいて随分依存していたサイトですので、非常に残念です。競馬以外のニュースもよくツボに来るのが多かったので…。というか今更だから明かしますが、岡崎律子さんの訃報を最初に見たのも血統の森さまのニュースだったなあと。そして今日はアルバム「For Rits」のニュースも拾ったわけで…。
さて、ここからが本題。こんなのに本題も何も無いけどね。その血統の森のうらがわの10月25日分に競馬時間というタイトルで時間絡みのネタが並べられてます。いやマジに中京メインの時のドリーム競馬だけはほんと何とかして欲しいですな。小倉のときも正直きついのですが、中京メインの苦行は見事にダービー、オークスがそれに巻き込まれてくれるので毎年難儀していますよ。今年のダービーもチャットではさすがだな倒壊って感じでネタにするしかなかったわけで…。
旧暦の月名をJRAはレース名として使うわけなんですが、てっきり全部あるものだとばかり思っていたら葉月だけ無いらしい。それで葉月だけは別格扱いなのだそうですが、当然です。瑞原葉月は別格です(黙りなさい。
つーか、とっさに思い浮かぶのがそれなあたり相当病んでいるなあとは思うのだがね。とはいえママトトがきっかけとなったゲームなら、闘神都市IIは完全に決定付けたゲームではあるのですよ。時系列逆行してるけど、私がやった順ではある。それ以降完全にAlice Soft信者だからなあ。とはいえ最近はゲーム自体全く買ってない、ほとんどやってないって状況ではあるのですが、サウンドコレクションのためだけにでもアリスの館7は買うんだろうなあ。
ところで2chで血統の森さまが随分と叩かれておられるて、随分短絡した方々だなあなどと思ってみていたのですが、これってエロゲを販売しているライブドアがプロ野球に参入するのはけしからんなどといってる連中と根は同じですわな。健全育成なんて抽象的過ぎる概念でそれに関わっている人間を侮蔑しているということを理解しないのかねとは思った。それに折れたライブドアも存外だらしの無いことですが。
ライブドアといえば高崎競馬への経営参画などというニュースも出ているわけですが、高崎ってところにちとワロタ。
2004/10/27
Foreign Racing
Breeders' Cup
Azeri's Gamble
DistaffとClassicへのダブルエントリーで動向が注目されていたAzeriがClassic参戦を表明しました。
Trainer D. Wayne Lukas said Tuesday that 2002 Horse of the Year Azeri would challenge males in Saturday's Breeders' Cup Classic ? Powered by Dodge (gr. I) rather than face fillies and mares in the Breeders' Cup Distaff (gr. I).
Blood-Horse: Azeri's Team Gambles With Run in Classic
もともとM. Paulsonが今年転厩させてまでAzeriの現役続行に拘った背景には昨年まではついに叶わなかった牡馬挑戦というファクターが大きかったわけです。それは今年の前半にMetropolitan H.出走という形で現実のものになりますが、その結果はブービーの8着に終わる惨敗でした。その後は牝馬限定戦に使って立て直してきたのですが、やはり諦めきれなかったかという印象です。
とはいえ、アメリカでもAzeriはDistaffなら有力だが、Classicに出走ならまず勝ち目はないという辺りです。今年のClassicではおそらく先行策をとるAzeriにとっては強力な先行馬であるGhostzapperなど有力馬に先行できる馬が揃ったことは不運ですし、まくりのあるBirdstoneなどもいるわけで、Azeriの展開に持ち込むことは出来ないでしょう。無理に先行争いに加わると直線で力なく失速したMetropolitan H.の二の舞になるでしょうし厳しいですな。
というか、これで圧倒的な人気を被る状況だった最有力馬の消えたDistaffがどうなるかだよなあとはオモタ。3歳三強とIsland Fashion、Storm Flag Flying辺りまでが上位圏内か。でもAzeriのいないレースならStorm Flag Flyingでもどうにかなるレベルではあるでしょうなあ。

2ch見ててワロタので保存のためにコピペ。
268 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[] 投稿日:04/10/27 17:22:50 ID:d0X7YhN7
Six Perfectionsのイメージ
箱入り娘
なんか萌える
手出したら従姉妹やおばにボコボコにされそうな感じがまたいい

269 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:04/10/27 17:40:42 ID:sARY9X1s
Miesque伯母さんやKingmambo従兄ちゃんやEast of the Moon従姉ちゃんに 守られるSix Perfectionsちゃんか?

270 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[] 投稿日:04/10/27 17:45:02 ID:d0X7YhN7
おじいさんが遠い異国へうられても彼女はがんばります
自身も相当強いんだがね

272 名前:名無しさん@実況で競馬板アウト[sage] 投稿日:04/10/27 20:01:38 ID:hGRkL9Cu
>>268->>270
おれ的には彼女のお父ちゃんこそ最強なんだが・・・・ 黒い、荒い、強い、黒い馬体に赤いバンテージでかっこよかったんだよね。 2歳時はマジですごかった・・・

'04 海外競馬情報スレ Part7 http://ex7.2ch.net/test/read.cgi/keiba/1097599974/
六波羅蜜多ですから、手を出しちゃいけませんぜ。
箱入りか…。確かにニアルコス家の化け物牝系の出身ではあるが、どっちかというとDenebolaの方がそのイメージ。ニアルコスとしてはMiesqueとCoup de Genieとどっちが上と考えているのかな、などと思ってみたり。そういやDenebolaはMatriarch出走予定とか見たような気が。
ところでおじいさんは異国に島流しされましたが、どうにかGI馬も出しているので許してやってさい。ってまあDamisterですから。こちらで出した産駒もトロットスターがGI勝って種牡馬にもなってるのですからねえ。
Celtic Swingは確かに2歳時はえげつないです。圧勝続きですし、そのとき下した相手が後で活躍したものだから凄まじく、2歳にして国際レーティング130を獲得しています。その後も仏ダービーを勝っているので相当なものではありましょう。
Kingmamboについては馬なり1ハロン劇場のせいでアメリカのヤンキー兄ちゃんのイメージが抜けなくて困るのですが…。
まあ、既にニアルコスの手を離れているとはいえ、ニアルコス家のハウスブリードたるWhipperが同じくBC Mileに出走してくるのだから確かにガードは堅いわなw。
Horse Racing
天皇賞
新潟の震災もあって予定されていた天覧競馬も延期になりましたので、10Rから11Rに再変更されていますね。
で、キングカメハメハが戦線離脱したことによって状況が激変。騎手事情からして大きく動きました。まあ、その辺はいまさら触れるまでも無いのですが。
発表されているプレレートといっしょに登録馬でも見ていきましょう。
とにかくこの天皇賞で怖いのがゼンノロブロイですか。とにかくペリエに乗り替わるのが最大のポイントでしょう。日系フランス人ペリエにまさかと思わされたのが何度ありますやら。レートは宝塚記念の115ということですが、ペリエでプラスアルファがあるのですw。レート以前に、ゴール前での詰めの甘さがペリエ騎乗によってどう変わるかって事の方がポイントではあるでしょうけど。
引退する馬はほっておいて、持ちレートの一番高いのはツルマルボーイの117@安田記念です。安田記念と同じく東京競馬場。もともと距離にも問題が無いとなれば最有力かなとも思えるのですが、今回の鞍上は蛯名。ESPが発動したらどうするつもりだって、普段と変わらんか?それ。それに続くのが116@宝塚記念のシルクフェイマス。ツルマルボーイもそうなのですが、この馬も天皇賞直行を選択してプレップレースを使わなかった辺りどうかなと思わなくも無く、最終追い切りの様子などに注目しておくべきではありましょう。
続いて116@安田記念のテレグノシス。東京が得意なのは周知のとおりでありますし、毎日王冠も勝って順調そのもの。やや問題になるのは、2000mの距離と人気を背負った時の成績が極端なことくらいですか。
115をもらっているのがゼンノロブロイとリンカーン。そういえばリンカーンも直行になりましたか。騎手はアンカツの予定だそうです。菊花賞、有馬記念と2着している上、阪神大賞典の勝ちまであるわけで、それなりの実績は挙げていますが、どうしても勝負が決まってから来るという印象が抜けず(有馬記念ではちと違いましたが、菊花賞とか宝塚記念のイメージ)、ここも勝つまではいけないかなどと思ってみたりもする。
114はダイワメジャーとサクラプレジデント。ダイワメジャーはオールカマーで醜態晒したわけでもあり、あれからどこまでって考えるとまずここでは無理かと。惨敗以前に減りすぎた体重はどうにもならないでしょう。サクラプレジデントも春に不可解な休養入りとなってますので、それ以来の休み明けというのはさすがにどうかと。道中の扱いが難しい馬でもありますしねえ。
113がバランスオブゲーム。札幌記念以来少し間隔が空きましたが、間隔を空けた方が成績が良いので問題ではないでしょう。問題なのはGIになると弱くなる方か。あと札幌記念なんかの様子では最後脚が鈍っているので2000mというのが微妙に長いのかも知れず。
111がダンスインザムードとローエングリン。どうやら出てくるらしいダンスインザムードは鞍上にC.ルメールを確保ということで外国人ジョッキーに頼る藤沢の面目躍如か。とはいえ秋華賞のパドック及びレースはこの馬の問題点を曝け出していたようにも思われ、さらに相手が強くなっているここではどこまでやれるのかは疑問。天皇賞に出走後は予定通りMatriarch Sに遠征もするとのことで、忙しいですな。ローエングリンは毎日王冠でもやはり少し行ってしまう様子があって、それが最後に差される結果に影響しているんだと思いますが、天皇賞でおとなしく端を切らせてもらえるとも思えないわけでどうよ。楽逃げさせたら危ないのは皆分かってることだしなあ。メジロマントルが競りかけてきたら笑うぞ。
ナリタセンチュリーが110。京都大賞典はいかにも展開が嵌ったという感じもあり、同じことをもう一度できるとは思えませんが、そこは府中のトニービンということで怖さもあり。問題は関東初遠征となることですかね。109マイソールサウンド、毎日王冠で見せ場無く9着に終わっていてさすがに無理かねえ。107アドマイヤグルーヴ、牡馬相手では実績がありません。若葉Sは勝ってるけど、今年の大阪杯、金鯱賞、京都大賞典を見る限り牡馬相手にGIで勝負できる器ではないかなと。105ヴィータローザ、一族の悲願のGIですが、やっぱり無理かと思われ。105トーセンダンディ、オールカマーが恵まれすぎた逃げ切りでしたので参考にもなりません。逃げに拘ってローエングリンを潰すか?104シェルゲーム、登録してたのかという感じですな。毎日王冠を見る限り古馬相手の重賞では荷が重いかと。100メジロマントルは回避して福島記念予定。
さて、問題は一年以上のブランクから復帰のヒシミラクルなのですが、1週前追いきりは見ていて笑えて来るほどによれまくり。ふらふらしながら走ってましたので、どうにもならんだろうなあと。最終追い切りでまっすぐ走っていたとしてもよほどのことが無い限りはその1週前のイメージが強いので、三度のミラクルは期待できないかと思います。大体この馬は叩いてからが勝負でしょう。それも一度ではなく何度か叩いてから。
2004/10/28
Foreign Racing
Breeders' Cup Classic GI Lone Star USA Dirt 10F
普通こういうのは開催順に取り上げていくべきなのでしょうが、もう良いかって感じで順序は適当です。実際のレースは、Distaff、Juvenile Fillies、Mile、Sprint、Filly and Mare Turf、Juvenile、Turf、Classicという順に行われます。
それから展望だか予想だかさっぱり分からない文章は多分に妄想が入っておりますので取り扱い注意のことw。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainerMorning Line
1GhostzapperAwesome AgainBaby ZipRelaunchJ. CastellanoR. Frankel3-1
2FreefourinternetTabasco CatDixie ChimesDixieland BandG. KuntsweilerM. Maker50-1
3AzeriJade HunterZodiac MissAhonooraP. DayD.W. Lukas15-1
4Perfect DriftDynaformerNice GalNaskraK. DesormeauxM.Johnson15-1
5FantasticatStorm CatLotta DancingAlydarG. MelanconB. Barnett50-1
6Roses in MayDevil His DueTell a SecretSpeak JohnJ.R. VelazquezD. Romans5-1
7BirdstoneGrindstoneDear BardieStorm BirdE.S. PradoN. Zito6-1
8Personal RushWild RushPersonallyAlydarL. DettoriK. Yamauchi50-1
9Funny CideDistorted HumorBelle's Good CideSlewacideJ. SantosB. Tagg6-1
10NewfoundlandStorm CatClear MandateDeputy MinisterE. CoaT. Pletcher20-1
11Bowman's BandDixieland BandHometown QueenPleasant ColonyC.H. VelasquezA. Jerkens50-1
12Pleasantly PerfectPleasant ColonyRegal StateAffirmedJ.D. BaileyR. Mandella5-2
13DyneverDynaformerFlamboyanceZilzalC.S. NakataniC. Clement15-1
というわけで外枠に入れられてしまったPleasantly Perfectがちと難しくなったかという気がせんでもないですな。一方Ghostzapperは最内枠から。先行争いが激化しそうではあります。とは言うものの臨戦過程に不安を残しつつも、他馬との力量差が明らかなPleasantly Perfectがこける状況というのはちょっと想像がつかないところであります。
でも私の本命はNewfoundlandですから。騎手が誰になるのか気になってましたがE. Coaか…。まあ、何も言わないことにしましょう。どういうレースで好成績を残してきたかくらいは分かってるだろうしな。というわけで参考にしてはいけない印でも。
◎Newfoundland
○Pleasantly Perfect
▲Dynever
△Birdstone
×Bowman's Band
Newfoundlandもう何も言わず。で、とにかくPleasantly Perfectは力の違いというものがあるので外せないところです。逆にGhostzapper、Roses in Mayの10F未経験馬は切ってしまいます。Dyneverについては出走馬中唯一のLone Star出走歴ありということで注意。Birdstoneについては3歳と古馬の力関係がはっきりしていないのでこの程度が妥当。最後に人気薄で突っ込んできそうな怖さのある馬はBowman's Bandというところか。

Breeders' Cup Turf GI Lone Star USA Turf 12F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainerMorning Line
1PowerscourtSadler's WellsRainbow LakeRainbow QuestJ.P. SpencerA.P. O'Brien3-1
2Request for ParoleJudge T CMadison's QuestDeputy MinisterP.DayS. Hough20-1
3Strut the StageTheatricalRuby RansomRed RansomC.S. NakataniM. Frostad20-1
4Kitten's JoyEl PradoKitten's FirstLear FanJ.R. VelazquezD. Romanseven
5Better Talk NowTalkin ManBenditaBaldskiR. DominguezG. Motion15-1
6MagistrettiDiesisMs. Strike ZoneDeputy MinisterE.S. PradoP. Biancone4-1
7Star Over the BayCozzeneLituya BayEmperyT. BazeM. Mitchell10-1
8MustanfarUnbridledManwahLyphardJ. SantosK. McLaughlin20-1
元返しになってますな、Kitten's Joy。違いました。evenは2倍ということになるらしいです(ぶらりあんさま指摘感謝)。とはいえ、ギャンブル関係で収支トントンのときはBroke Evenって言うんだよなあ…。分からん。
Kitten's Joyがこれだけの人気を集める背景には久し振りに現れたアメリカ叩き上げの芝エースという側面とともに、毎年上位人気する欧州馬が今年はPowerscourt1頭のみという事情があるからでしょう。そのPowerscourtも人気してますが、今年のレースを見る限りでは勝ち味に遅い馬ですし。で印も当然。
◎Kitten's Joy
○Star Over the Bay
▲Better Talk Now
Magistrettiは陣営からいまいち調子のよろしくないような雰囲気が出てきましたので無しに。このメンバーならおそらく逃げるであろうStar Over the Bayが楽にレースを進める事ができるでしょうから、短い直線を粘ることもできるだろうと踏んでおきます。Better Talk NowはSword Dancer Invt.のレベルはどうよってことは確かなのですが、それでも何とかなるかと。Lone Starのトラックにはスタビライザーが使用されているということですが、芝の馬場は硬めであるということですから、Powerscourtはいらないかと。

Breeders' Cup Distaff GI Lone Star USA Dirt 9F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainerMorning Line
1AshadoSaint BalladoGoulashMari's BookJ.R. VelazquezT. Pletcher7-2
2ElloluvGilded TimeCurrency QuestCryptoclearanceC.S. NakataniC. Dollase10-1
3TamweelGulchNaazeqNashwanR. DouglasW. Catalano15-1
4Society SelectionCoronado's QuestLove That JazzDixieland BandC.H. VelasquezH. Jerkens4-1
5Nebraska TornadoStorm CatMedia NoxLyciusE.S. PradoA. Fabre15-1
6Hollywood StoryWild RushWife For LifeDynaformerT. BazeJ. Shirreffs20-1
7Storm Flag FlyingStorm CatMy FlagEasy GoerJ.D. BaileyC. McGaughey III9-2
8Indy GrooveA.P. IndyNiner's HomeForty NinerM. GuidryT. Proctor20-1
9Bare NecessitiesSilver DeputyShrewd VixenSpectacular BidJ. Valdivia Jr.F. Kirby30-1
10Island FashionPentionvilleDanzig's FashionA Native DanzigK. JohnM. Polanco5-1
11Stellar JayneWild RushTo the HuntRelaunchR. AlbaradoD.W. Lukas6-1
おいおい、こっちに打って出て来たか、Nebraska Tornado。今年の戦績は到底満足の行くものではなく、FM TurfもOuija Boardを初めとしてメンバーがきついとなっていちかばちかを仕掛けてきたと見るべきですかねえ。初ダートとはいえ基本的に米血なのであっさりこなしてもおかしくないところです。
◎Island Fashion
○Stellar Jayne
▲Ashado
△Storm Flag Flying
×Society Selection
×Nebraska Tornado
5頭が接近したオッズで並ぶ混戦という見立てになっていますが、つけるとしたらこんな印かなあ。結局他の有力馬が鎬を削っている間を休養にあてて、このレースに向けて調整してきたIsland FashionがSanta Anita H.2着の底力を見せられればというところです。3歳勢ではAshadoよりStellar Jayneということは対戦成績からも明白。調整を兼ねて出走したIndiana BC Oaksで3着に終わったのは気に入りませんが、Ashadoも3歳牝馬限定戦に逃げていたわけで変わらんでしょう。Storm Flag Flyingはあの血統が魔力じみているのが怖い。Society Selectionの追い込みはやはり安定しているとはいえないのでこんなもんかと。

Breeders' Cup Filly and Mare Turf GI Lone Star USA Turf 11F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainerMorning Line
1Super BrandRoyal ChalicePopularElliodorP. DayK. McLaughlin30-1
2KatdogawnBahhareTrempkateTrempolinoK. DesormeauxJ. Cassidy30-1
3Film MakerDynaformerMiss du BoisMr. ProspectorJ.R. VelazquezH.G. Motion20-1
4Moscow BurningMoscow BalletBurning DesireMr. LeaderJ. Valvidia Jr.J. Cassidy15-1
5Ouija BoardCape CrossSelection BoardWelsh PageantK. FallonE. Dunlop8-5
6ShaconageEl PradoCarita TostadaGallantskyR. BejaranoM. Shirota50-1
7Light JigDanehillNashmeelBlushing GroomR. DouglasR. Frankel7-2
8AubonneMonsunAnna MariaNight ShiftJ.D. BaileyE. Libaud20-1
9RiskaverseDynaformerThe BinkSeeking the GoldC.H. VelasquezP. Kelly12-1
10MegahertzPivotalHeavenly RayRahyC.S. NakataniR. Frankel10-1
11YesterdaySadler's WellsJudeDarshaanJ.P. SpencerA.P. O'Brien6-1
12Wonder AgainSilver HawkAmerifloraDanzigE.S. PradoJ. Toner8-1
Ouija Boardが圧倒的に人気するのは仕方のないことではありますか。地元のエース的存在がLight Jigでこれとてもとはイギリス調教馬ですな。天候不順でもあり、事前輸送で馴らした重の鬼Wonder Againも怖い存在。
◎Moscow Burning
○Ouija Board
▲Wonder Again
△Light Jig
×Megahartz
逃げた時のMoscow Burningは粘ります。ただ頭としての信頼感は全くないので3着くらいになら来れるだろうという感じの本命。どの馬にも死角があるので、人気のOuija Boardからいくのはつまらないですから、こういう形に。Ouija Boardはとにかくこの小回りコースに対応できるかが問題。追い込むタイプでもあるので直線差し損ねることは十分ありえます。Light Jigも前走圧勝ではありますが、その前は結構惨敗もあったので信頼できません。Megahartzには意地を見せていただきたく…。

Breeders' Cup Mile GI Lone Star USA Turf 8F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainerMorning Line
1WhipperMiesque's SonMyth to RealitySadler's WellsC. SoumillonR. Collet8-1
2Silver TreeHennessyBlue BegumWith ApprovalE.S. PradoW. Mott12-1
3Special RingNureyevRing BeauneBeringV. EspinozaJ. Canani9-2
4Soaring FreeSmart StrikeDancing with WingsDanzigT. KabelM. Frostad20-1
5Domestic DisputeUnbridled's SongMajestical MomentMagesterialK. JohnP. Gallagher30-1
6Artie SchillerEl PradoHidden LightMajestic LightR. MiglioreJ. Jerkens12-1
7Antonius PiusDanzigCatchascatchcanPursuit of LoveJ.P. SpencerA.P. O'Brien30-1
8Diamond GreenGreen DesertDiamonakaAkaradL. DettoriA. Fabre20-1
9Musical ChimesIn ExcessNote MusicaleSadler's WellsK. DesormeauxN. Drysdale15-1
10SingletarySultry SongJoiskis StarStar de NaskraD. FloresD. Chatlos Jr.15-1
11Six PerfectionsCeltic SwingYogyaRivermanJ.D. BaileyP. Bary5-1
12Nothing to LoseSky ClassicCherlindreaClever TrickJ.R. VelazquezR. Frankel7-2
13BlackdounVerglasRadeKaldounC.S. NakataniJ. Canani20-1
14Mr. O'BrienMukaddamahLaurel DelightPresidiumE. CoaR. Graham8-1
Six Perfectionsの調子次第というレースになってしまったかなあとは思います。昨年の調子にないことは明らかですが、それでも上位であることに違いなく、13戦して6勝2着6回という抜群の安定感があります。Turf Mile圧勝で人気になっているNothing to Loseですが、そのときは大外まくりという強引な競馬で先行馬が総崩れしたという事情もありますので着差ををそのままには受け取れないところです。
◎Six Perfections
○Whipper
▲Diamond Green
△Nothing to Lose
×Soaring Free
×Musical Chimes
というわけでニアルコスが泣いて喜びそうな結果希望。Whipperは良馬場だと少し割り引いて考えないといけないわけで、馬場が渋るのを前提にしています。Diamond Greenは後一歩足りない競馬を続けていただけにDettori騎乗でなんとかしてくる可能性はあります。カナダ最速マイラーSoaring Freeと芝マイルなら牡馬相手にでもいいとこに来れるMusical Chimesを警戒。

Breeders' Cup Sprint GI Lone Star USA Dirt 6F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainerMorning Line
1Bwana CharlieIndian CharlieShahaloHaloR. MiglioreS. Asmussen30-1
2SpeightstownGone WestSilken CatStorm CatJ.R. VelazquezT. Pletcher3-1
3ChampaliGlittermanRadioactivityDixieland BandR. BejaranoG. Foley12-1
4Our New RecruitAlphabet SoupDelta DanielleLord AvieT. BazeJ. Sadler10-1
5KelaNumerousBolshoi ComedySovereign DancerJ.D. BaileyM. Mitchell8-1
6AbbondanzaAlphabet SoupKatie McLauryCentrustE. CoaT. Tullock Jr.50-1
7Clock StopperGilded TimeGreat FunFarma WayP. DayD. Stewart9-2
8Pt's Grey EaglePleasant TapHemet EagleSwing Till DawnC.S. NakataniC. Dollase20-1
9Gold StormSeeking the GoldStorm TealStorm BirdL. TaylorC. Cascio15-1
10CuveeCarson CityChristmas StarStar de NaskraR. AlbaradoS. Asmussen30-1
11Cajun BeatGrand SlamBeckys ShirtCure the BluesC.H. VelazquezR. Frankel8-1
12My Cousin MattMatty GConquistamissConquistador CieloR. DominguezJ. Mullins50-1
13Midas EyesTouch GoldBayou PlansBayou HebertE.S. PradoR. Frankel7-2
◎Speightstown
○Midas Eyes
▲Kela
スプリントは展開一つで全く変わってしまうとは思うのだが、枠の関係でSpeightstownを上位にとる。というかMidas Eyesの大外は十分割引材料。あとはKelaの差し脚が面白そうか。Cajun Beatは昨年のこのレースが一世一代だったという気がしてならない。

Breeders' Cup Juvenile GI Lone Star USA Dirt 8.5F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainerMorning Line
1Sun KingCharismaticClever But CostlyClever TrickE.S. PradoN. Zito8-1
2Roman RulerFusaichi PegasusSilvery SwanSilver DeputyC.S. NakataniB. Baffert8-5
3Afleet AlexNorthern AfleetMaggy HawkHawksterJ. RoseT. Ritchey7-2
4ConsolidatorStorm CatGood ExampleCrystal GlittersR. BejaranoD.W. Lukas8-1
5ScandinaviaFusaichi PegasusParty CitedAllegedJ.P. SpencerA.P. O'Brien15-1
6Proud AccladeYes It's TrueProud CielSeptieme CielJ.R. VelazquezT. Pletcher5-2
7Twice UnbridledUnbridled's SongLady MillicentChief's CrownV. EspinozaD. Jensen50-1
8WilkoAwesome AgainNative RootsIndian RidgeL. DettoriJ. Noseda20-1
それぞれ強い勝ち方をしてきた馬が人気になっているわけで、圧勝続きで話題になったRoman RulerとAfleet Alexに、前走でAfleet Alexに土をつけたProud Accoladeまでの3強ではありますか。
◎Proud Accolade
○Roman Ruler
▲Afleet Alex
△Sun King
Champagne S組を一応上位に見るということで。

Breeders' Cup Juvenile Fillies GI Lone Star USA Dirt 8.5F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainerMorning Line
1BallettoTimber CountryDestiny DanceNijinskyJ.D. BaileyT. Albertani5-1
2Higher WorldPeaks and ValleysSarah's WorldHoly BullP. HusbandsM. Casse30-1
3In the GoldGolden MissileIncinerateGroovyJ. CastellanoN. Zito10-1
4Runaway ModelPetionvilleTicket to HoustonHoustonR. BejaranoB. Flint12-1
5CulinaryEl AmanteVolunteerSki ChampC. Marquez Jr.M. Stidham12-1
6Dance Away CapoteCapoteIngot's Dance AwayGate DancerR. DominquezH. Motion20-1
7Sis CitySlew City SlewSmart SisBeau GeniusJ.R. VelazquezR. Dutrow Jr.10-1
8Mona LisaGiant's CausewayColorsnapShirley HeightsJ.P. SpencerA.P. O'Brien15-1
9Sense of StyleThunder GulchSave Me the WaltzKings LakeE.S. PradoP. Biancone7-2
10Sweet CatomineStorm CatSweet LifeKris SC.S. NakataniJ. Canani5-2
11Culture ClashPetionvilleAntonia BinSadler's WellsK. JohnM. Polanco50-1
12Sharp LisaDixieland BandWinter's GoneDynaformerL. DettoriD. O'Niell15-1
13Play with FireBoundaryRealmMr. ProspectorP. DayM. Henning15-1
問題はAlcibiades S.で飛んでくれたSense of Styleです。2ターン戦を経験するためにわざわざ出走して直線伸びないという姿を見せてくれたのが気になって仕方ないです。
◎Sharp Lisa
○Balletto
▲Sense of Style
△Play With Fire
西海岸のSweet Catomineを切ってしまってよいのかという気もするが。Alcibiades Sでは2着だったSharp LisaからFrizetteの勝ち馬Ballettoとやはりまだ見切れないSense of Styleというあたり。
Horse Racing
天皇賞 GI 東京 芝 2000m
馬名母父騎手調教師
1ヴィータローザサンデーサイレンスローザネイLyphard小牧太橋口弘次郎
2テレグノシストニービンメイクアウィッシュノーザンテースト勝浦正樹杉浦宏昭
3シェルゲームNashwanChancey SquawChief's Crown岡部幸雄藤沢和雄
4ダンスインザムードサンデーサイレンスダンシングキイNijinskyC.ルメール藤沢和雄
5ツルマルボーイダンスインザダークツルマルガールサッカーボーイ蛯名正義橋口弘次郎
6トーセンダンディホワイトマズルキクノトッポリーノクリスタルパレス江田照男森秀行
7マイソールサウンドタマモクロスチアズスミレサンデーサイレンス本田優西浦勝一
8アドマイヤグルーヴサンデーサイレンスエアグルーヴトニービン武豊橋田満
9サクラプレジデントサンデーサイレンスセダンフォーエバーマルゼンスキー松永幹夫小島太
10ローエングリンSingspielCarlingGarde Royale横山典弘伊藤正徳
11ナリタセンチュリートニービンプリンセスリーベノーザンテースト田島裕和藤沢則雄
12シルクフェイマスマーベラスサンデーセイントセーラCaerleon四位洋文鮫島一歩
13ゼンノロブロイサンデーサイレンスローミンレイチェルMiningO.ペリエ藤沢和雄
14ヒシミラクルサッカーボーイシュンサクヨシコシェイディハイツ角田晃一佐山優
15バランスオブゲームフサイチコンコルドホールオブフェームアレミロード田中勝春宗像義忠
16リンカーンサンデーサイレンスグレースアドマイヤトニービン安藤勝己音無秀孝
17ダイワメジャーサンデーサイレンススカーレットブーケノーザンテースト柴田善臣上原博之
Black Tea
電車男の影響か「紅茶 ベノア」なんて検索で飛んできてる人がいたり。えー、Benoit Teaはまず売ってるのすら見たことが無いので、当然飲んだこともありませんよ。契約上、ある百貨店でしか取り扱わないという建前にはなっているらしいですけどね。それが近くにないものだから、見かけることは無いんだろうなと思う。手に入れられないこともないだろうけどそこまでする必要は感じないし。
Fortnum Masonが手に入らなくなって困ってる状況なので、そっちの方をどうにかして欲しいくらいですな。最近フランス系のブランドしか、いやMariage Freresしかということか、飲んでいない気がする。

Earl Grey / GODIVA
ちと前に欧州に遊びに行ってサッカーやらF1やら何やかやを観戦してきた弟が土産として買ってきたのがこの紅茶。なんでこんなレアなのを選ぶかな。国内のGODIVAの店舗ではいまは紅茶の扱いをしてないんですよね。まあ、うちの弟がそこまで知ってるわけもなく、単に有名なチョコレートを買ったついでなんだろうけど…でもお前、まえにEarl Greyは嫌いや言うてたんとちゃうんか。
で、非常に正統派のEarl Greyで茶葉の香りが素晴らしいです。そして淹れてやるとそのままの香りで、きつくなりすぎずにしっかりと香るという理想的なフレイヴァードティーでしょう。ベースの茶葉も質の高い物が使われているようで、抽出しっぱなしにしても苦味などは全くといってよいほど出ません。飲みきるのが惜しいし、飲まずに香りが抜けていくのも惜しい。これは国内でも取り扱って欲しいなあとは思いました。
このGODIVAの紅茶缶は日本茶の缶と同様の中蓋のついている缶でした。初めて見るタイプの缶ですが、缶を置いておくだけで、棚に香りが充満するのだから密閉性という面ではあまりよろしくないかな。

Russia Georgie BOP / Mariage Freres
これは独特の芳香を持った茶葉でした。花のような柔らかい甘味のある香りで、癖になりそうです。長時間の抽出にも苦味、渋みのでないことといい相当よい部類に入れる事のできるの茶葉かと。香りが味にもダイレクトに効いてくるので嵌る人が多いという店員さんの説明にも納得しました。水色は紅茶らしい感じのオレンジ系。
基本的に私はセイロンのハイグロウンスキーなんですが、そこから離れようと思うとインドに戻るのではなくてそれを飛び越えてオリエント系の変わった産地に飛びつきやすくあります。昔飲んだイランのElbourzもかなり良かったからなあ。あとはトルコのRizeを飲んでみたいかな。
こういう変わった茶葉を普通に取り扱ってくれるからMariage Freresだけあれば十分かななどと思ったりするわけだw。
雑記
ここはblogではないですよw
そんなことに拘る気はないのですが、一応単なるHTMLに過ぎないわけで、やってる本人は一切blogだとか思ってはいませんよ。
まあそれはどうでも良いのですが、根本的にblogでないという部分は更新してもRSSを吐かないところなわけですよ。MyblogListに登録されたようですが、あれってRSS吐かなくてもチェキしてくれてるのかとか思ってみたり。まあ、今度ぶらりあんさまに直接訊けばよいという話ではありますが。とか書いておけば召喚できるかなというテスト。
2004/10/29
Horse Racing
アドマイヤベガ (1996 JPN) サンデーサイレンス - ベガ by トニービン
アドマイヤベガが急死しました。
あんですと。って感じですわ。
今年産駒がデビューして既に重賞馬まで出していたのに残念なことになりました。死因は今後解剖して明らかにされるとのことでしたが、どうやら偶発性胃破裂というらしいです。社台もつくづく運のないことですな。残された4世代の中から後継者自体は出てくるでしょうけど…。
サンデーサイレンス後継種牡馬としてはこれまで産駒がデビューしたどの種牡馬よりも好調な出だしであり、今年の活躍を受けて来年相手となる繁殖牝馬のレベルが上がることも期待されていただけにこのタイミングというのはなあ。個人的にはノーザンファーム出身ということでフェアリードールとかが相手に来てくれやしないかと勝手に妄想期待したりもしていたわけですがねえ。
牝系は9-f族でThe AppleからThankful Blossomeに流れる分枝。この分枝にはBold ForbesやForego、Bull Leaが出ていますが、アドマイヤベガ自身の近親としては祖母Antique Valueから出たマックロウなどということになりますか。20世紀に入った辺りでイギリスからアメリカに渡った牝系で、オセアニアの血を取り込み、タフに走りつづける活躍馬をだしています。Antique Valueの祖母であるBrazenから3代続けて未出走に終わっていますが、繁殖入り後の相手はアメリカの一流種牡馬であり、一流の牝系という評価を受けていたのでしょう。Eastern Fleetなんかも出していますな。Antique Valueが日本に来て大成功という形になっているのかな。アドマイヤベガはそこまで積み上げられたアメリカの一流種牡馬にトニービン、サンデーサイレンスと社台の象徴的血統を入れた隙のない血統ではあります。全弟のアドマイヤボスが種牡馬入りしているとはいえ…。

タップダンスシチー (1997 USA) Pleasant Tap - All Dance by Northern Dancer
今年限りでの引退が決定しました。で、どうやらJC出走もないらしく、有馬記念だけ走って引退ということになりそうです。調教師は10歳まで走れるということを言っていましたが、まあそれを本気でとる人はいないわけで、ここで引退するのが妥当なところかなとも思います。引退後は未定となっていますが、種牡馬入りするのは確実でしょう。あとはどこで種牡馬入りするかだけのような気がする。

イーグルカフェ (1997 USA) Gulch - Net Dancer by Nureyev
こちらはJCダートを最後に引退、種牡馬入りが決定しました。外国産馬の強かった世代もこれで主力馬がいなくなるわけですな。デットーリが凄さを見せつけたあのJCダートが最後の勝利になっているわけですが、タフなGulch産駒を代表するように走りまくりました。最後はJCダートでなくてマイルCSに出てきた欲しかったけどしゃあないか。
日本でのGulch産駒の種牡馬というとリースで日本に来たThounder Gulchくらいしかいないか。そういえば今年の輸入新種牡馬としてワレンダーというのもいましたが、あれは中央で走ってるところを全くといってよいほど見てないからなあ。ダンシングキイも出てくる牝系の出身で、NHKマイルまでの戦績を考えたらそれなりに繁殖牝馬を集められるんじゃないかとは思うけどね。

マイルCS
マイルCSへの出走を一度は受諾して、来日日程まで発表されていたGrand Armeeですが、やっぱり止めにしたらしいです。どうやらCox Plateの敗戦が原因とかいうことですが、軽斤量とコース適正で勝負が決まってしまったレースに負けたくらいでとは思う。それでもオセアニアの中距離戦としてはもっとも価値の高いレースでもあるわけで、それくらい本気だということではあったんでしょうけどねえ。
まあ、Raktiだけでも来てくれるんだから言うことはないんですけど。

エリ女
フランスからWhortleberryが参戦決定。
■Whortleberry: Starborough - Rotina by Crystal Gritters
フランスとイタリアでGIIを勝っていますがGIとなると厳しいです。エリ女の条件は距離は問題ありませんが、京都の高速ターフに対応できるかどうかといったところでしょうかねえ。父StarboroughはSoviet Star産駒で半弟にBallingarryがいる血統。現役時代はマイルGIを勝っている辺りがSoviet Star産駒らしいところです。
というか社台が既に手をつけている馬ですから、引退後は日本で繁殖入りかななどと今から思ってみたり。
で他に選出されていたフランスのLune d'OrとAubonneは辞退したようで、補欠馬が繰り上がって出走意思確認中とのこと。Yesterdayが来てくれれば言うこと無しですが。
Foreign Racing
Azeri (1998 USA) Jade Hunter - Zodiac Miss by Ahonoora
TT: Azeri may race into 2005 regardless of Classic performance
Whether she wins or loses on Saturday while attempting to do what no other filly or mare has accomplished in 20 previous runnings-win the Breeders’ Cup Classic (G1)-Azeri may have more races ahead of her.
While Paulson conceded "there is a very good chance we’ll retire her after the Breeders’ Cup," he said, he takes her career one race at a time.
"She just loves to run; she relishes the competition," Paulson said. "So, there is a chance we’ll race her into early next year."
Azeri may race into 2005 regardless of Classic performance
BCで勝とうが負けようが、来年も現役続行しますよとのこと。ですが、一方ではBCが丁度良い引退の機会であるとも。来年の早い時期にもレースに出走する機会はあるという言い方になっていますが、ということはSanta Anita開催に使うつもりでいるととってよいのでしょうかね。あるいはフロリダに乗り込んでDonn H.にでも使うつもりでいるのかどうか。
でもearly next yearなんて言うからにはやはり来年からの繁殖入りは決定的ですかね。

Criterium International GI Saint-Cloud
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
14Early MarchDansiliEmplaneIrish RiverR. HughesC. Head-Maarek
28MarchantTagulaEasy PopShernazarK. DarleyM.L.W. Bell
36Cupid's GloryPursuit of LoveDoctor's GloryElmaamulS. SandersM. Prescott
41Helios QuercusDiableneyevCriss CrossCrystal PalaceA. RousselC. Diard
55Stop Making SenseLujainFreewayExit to NowhereC. SoumillonA. Fabre
62Walk in the ParkMontjeuClassic ParkRobellinoT. GilletJ.E. Hammond
77UmniyaBluebirdSparky's SongElectricA. CulhaneM.R. Channon
83Dubai SurpriseKing's BestToujous IrishIrish RiverT. JarnetD.R. Loder
前走Filies Mileでの惨敗をどう取るかでしょうねえ、Dubai Surprise。そんな驚かせ方はいりませんので…。一番人気はJean-Lucで2着に来ていたEarly Marchということになりますか。
2004/10/30
Books
本屋は危険地帯ですな。全く馬鹿みたいな買い方です。とりあえず買ったもの一覧
文庫: ローマ人の物語14-16 / 塩野七生
聖戦記エルナサーガIIの4 / 堤抄子
夢喰見聞の5 / 真柴真
機工魔術士の6 / 河内和泉
ササナキの1 / ゴツボリュウジ
サムライチャンプルーの2 / ゴツボマサル
DVD: IMAGINATIONS THROUGH THE LOOKING GLASS / BLIND GUARDIAN
ローマ人の物語はあとでじっくり読むとして、マンガは全部読んだ。まあ、病んでますからねorz。そして何となくレコード屋ふらついてたら見つけてしまったのが、BLIND GUARDIANのDVDだったりする。
というかオーベルジュろわぞぶりゅの上巻が見当たりませんがー。

聖戦記エルナサーガIIの4
この作品が雑誌内から浮いてしまうのはいかがなものかと思わなくも無いのですが、Gファンタジー内では異色のマンガになってしまってます。どう考えても前作からのファンに支えられているんだろうけどね、私もそうだし。
コミックスの作者コメントを読んで妙に納得。前作が典型的中世ファンタジー世界観に拠っていたのに対して、今作は現代文明においての魔法の世界であるわけで、そんな中で登場人物の思考などが変わっていることを意識しているとのこと。前作のシャールヴィはアンザスの王子にして前線の指揮官をやっていたのに対して、今回ヴァルは単なる考古オタの院生なわけで物事の受け止め方とかが違って当然ということです。ソーロッドだって「昔と違って英雄がはっきりしているわけではないから、その都度判断する」なんてことを言っているわけで、これもそういう意識を出しているところなんでしょうなあ。
テロや宗教という題材は扱いが難しい上に、魔法と実在する神まで絡んでくるので分かりにくかったりする面はあるのでしょう。前作を読んでいれば、フレースヴェルクのセリフから神についてはある程度は想像つくのだけれども。前作だって大概SF風味が入ってはいましたが、魔法という形で誤魔化しが効いていたのです。今回はその逆だから難しくなっている面はあろうかと。
堤抄子先生はこの作品を連載開始された時にサイトで全5巻程度のという予定であることを書かれているのですが、既に4巻まで出てしまいましたし、最近でも取材で自衛隊を見てきておられたりするようなので、すぐには終わらないと安心していて良いのでしょうか。スヴァンが退場してしまいましたが、リンツ警部やらヴァルの姉やらいるわけで、わざわざ出しておいてほったらかすはずもなく、5巻に入るであろう部分にはエルナスの貴族も出てきてるし。あと今月の雑誌掲載分ではヴァルがシャールヴィよりましということが判明w。

夢喰見聞の5
後味の悪い、ホラー風味。大正あたり。最近パターン化が顕著な気がしてなりませんな。蛭子の過去なんか出してみたりしていましたが、それをどうするのかっていうのが見えてこないのですよね。
そういう意味では最近雑誌に載った分のようにホラーではなくて、ぶっ飛んだ方向で話を進めるというのも一つの手なんだろうけど、番外編的なイメージが抜けないしね。
別にハッピーエンドにしろと言うことではない。誰もそんなことは期待してないから。ただ、毎回毎回それだと飽きるという感じではあるのです。
この作品もGファンタジーの中では浮いてるか。

機工魔術士の6
これは相変わらずか。最近はWING自体まったく読んでないので、どんな雑誌になってるのかさっぱりなわけですが、とりあえずこれが続いてる限りは安泰ということでよろしいですか。
周りの人たちに振り回されまくりなハルヒコですが、今回もそれは変わらず。てか周りの人たちの思惑はともかくとして、ハルヒコ自身はどうなんだろと思わないでもない。自分で状況を作っていくタイプの主人公ではないだけに…。だから全然話が進んでないって印象が出てくるんだろうなあ。
誰もストーリーの展開になんか期待してないですか、そうですか。

ササナキの1
いちおうササメケの続編という扱い。ですが、サッカーは一切やってない。登場人物も継続しているし、いろいろなネタを各所に散りばめているというあたりでは確かにササメケではあります。相変わらずネタを詰め込みすぎているきらいもあるわけだし。
「世界を革命するチカラ」の横に桐生なんてきたら、七実と出てくるわけで。んで、確かに妙に似てるしね。
忍者だから甲賀忍やら、甲賀煙巻と安直に名付けるセンスも健在。だから滋賀県民以外には勧めにくいという難点も健在かなと。もともと登場人物が個性的過ぎるので前作を読んでないと少しとっつきにくいかもしれません。まあ、普通にササメケの6巻だと考えればよいのですけどね。
今回最強だったのは米原乗継でしょう。俺様キャラに磨きがかかってますし、堂々と読んでるエロ本も健在だし。ってエロ同人も守備範囲内かよ。最後は「エロは偉大なり」なんて演説ぶって連行されてましたが、そのうち復活するだろう、ササメケだからな。ってことで米原語録。
「大衆はブタだ!!故にキサマらには優れた飼い主が必要だ!!」
「下劣で俗な貴様等も真の飼い主が誰なのかそろそろ分かった頃だろう…おとなしく我にひれ伏せ」
「バカを言うな!エロは偉大なる文化!!」
素晴らしいですねw。

サムライチャンプルーの2
今回は半分がマサルによる本編で、残り半分がリュウジによる外伝。いや本編ってなんやねんというマンガではあるのですが。それにどっちが描いても大して変わらないから区別する必要は(ry。
アニメの方は途中で打ち切られてしまいましたが、こっちはまだ続く様子。もともと、アニメのストーリーに準拠しているわけでもなし、こっちはゴツボの独特の持ち味が出ているから良いかとは思う。アニメの方も好きだったから何で打ち切るねんとは思ったけどね。
そういやササナキの巻末にJET侍が載ってたが、基本的な部分でサムライチャンプルーと同じだなと思ったり。JET侍が最初に載ったのはサムライチャンプルー以前ではあるのですが。
Foreign Racing
Silver Charm (1994 USA) Silver Buck - Bonnie's Poker by Poker
JRAが購入した模様です。1997年のKentucky Derby、Preakness Sの2冠馬であり、Dubai World Cupの勝ち馬。よく買えたなこの馬って気もしますが、契約の付帯条件として最優先買取権なるものがついていて、もしSilver Charmを他に売る場合は第一に現オーナーにその権利があるという条件が付いています。このあたりはFerdinandで問題になったりした件への対応ではありましょう。これによってSilver Charmは種牡馬引退後も少なくともThree Chimneys Farmで引退生活を送る保障が得られているわけです。購入代金は公表しないとのこと。
とはいえ、母系近親に目立った活躍馬はおらず、父系も主流ではないということでアメリカでは早くも見切りをつけられたともいえるでしょう。Silver BuckはBuckpasserの産駒でGI2勝の実績で種牡馬入りしましたが、種牡馬としての実績はさほどのものではなく、Silver Charmを出してようやく気を吐いたという程度のもの。母父のPokerはSeattle Slewの母父でもありますが、逆にいえば母父としてSeattle Slew、Silver Charmを出すのがやっとです。名繁殖牝馬La Troienneを4代母に持っていることが強みで、同じくLa Troienne系に属し、同じような形でWar Admiralが入っているBuckpasserとの相性はよろしかったのでしょうがねえ。
今年の3歳がファーストクロップになりますが、GIIを勝ったPreachinatthebarが代表産駒。北米に残るのは5世代ということになりますか。後継種牡馬くらいは出てくるんではないかと。
それにしてもJRAもよくこういうのにばかり目をつけるなあという気がしなくもない。JBBAならそれなりに繁殖牝馬が集まってくるわけで、全体的に血統が古い分使いやすいのかも知れん。Buckpasserの直系というのはほとんどいないわけですが、Buckpasserは母父という形で入りまくってはいますな。それがどうでますかね。

Breeders' Cup
とりあえず妄想をまとめてみると、
Distaff: Island Fashion
Juvenile Filles: Sharp Lisa
Mile: Six Perfections
Sprint: Speightstown
Filly and Mare Turf: Moscow Burning
Juvenile: Proud Accolade
Turf: Kitten's Joy
Classic: Newfoundland
やばいなあ、全滅しそうだ…これ。
Horse Racing
天皇賞
雨降ってますな。雨の天皇賞というとアグネスデジタルか。
重馬場で天皇賞までに芝コースを使うレースが多いので結構馬場が荒れそうではありますな。そういうことでテレグノシスがアグネスデジタルがやったように大外の馬場の良いところから追い込んできたらどうかと思わなくもないのですが、距離にやや不安のあるテレグノシスがそれをやれるかどうか。ツルマルボーイは重馬場が苦手と陣営が言うのですが、実際には良く分からんというところ。鞍上込みで考えると追い込み馬ならテレグノシスの方がよかろとは思う。マンハッタンカフェやトロットスターに乗ってた頃とは別人のような成績ですし、蛯名。ただ、テレグノシスは調教微妙らしいですから、どうしようかと。
ゼンノロブロイは詰めの甘い馬にペリエというだけで怖いですし、大きく崩れないだろうから軸にするならこれかという気はしています。単から入るつもりは一切ないのですが。リンカーンも調教でちゃんと動いてるなら抑えるくらいは必要かというくらいは思いますな。ぶっつけですが調教自体は問題なくやってるわけだしある程度は自由に動けるはずだしってことですが、やっぱりこの馬も勝つシーンは想像できないですねえ。
バランスオブゲームはこの馬としては臨戦過程には問題なしとなるでしょう。ただ、呪いをかけられたからなあと一部にしか通じないことを言ってみる。淀さまの呪いは喰らっても3着くらいになら来れるので買い方変えるまでではあるけど。シルクフェイマスはぶっつけになりましたが、休養明けで問題のある馬ではなく普通に走れれば上位に来れるかとは思うのですが、戦績からして馬場が渋ったのであれば多少の割引は仕方なしでしょう。
大体こんなあたりで検討してますが、ロブロイ軸のワイドはあまりにもヒヨリ過ぎになるので、馬連くらいでなんとかします。
ヒシミラクルは今週はコースでそれなりに走ってますが、ずぶいし休み明けではってのもあるし、何よりそこそこ人気してるみたいだから無理。

武蔵野S GIII 東京 ダート1600m
1.ピットファイター: Pulpit - Daring Danzig by Danzig
2.サイレンスボーイ: マーベラスサンデー - フジノタカコトブキ by ホリスキー
3.ベルモントパティ: ブライアンズタイム - ペラドンナ by Woodman
4.エイシンハンプトン: Dynaformer - Sedona Berry by Strawberry Road
5.メイショウムネノリ: リンドシェーバー - ピンクノワンピース by トウショウボーイ
休養明けのピットファイターが勝ちました。1番人気のエコルプレイスは13着に沈んでますな。

スワンS GII 京都 芝1400m
1.タマモホットプレイ: フジキセキ - ホットプレイ by ノーザンテースト
2.マイネルソロモン: トウカイテイオー - タカイロドリゴ by ロドリゴデトリアーノ
3.メイショウボーラー: タイキシャトル - ナイスレイズ by Storm Cat
4.ゴールデンキャスト: タイキシャトル - リターンバンダム by ニニスキ
5.フォルクローレ: ダンスインザダーク - アンデスレディー by ノーザンテースト
6.シーイズトウショウ: サクラバクシンオー - ジェーントウショウ by トウショウフリート
13.マグナーテン: Danzig - Magic Night by Le Nain Jaune
14.ギャラントアロー: リンドシェーバー - コーラスジョオー by ロングリート
16.マンボツイスト: Kingmambo - Lotka by Danzig
雨が降っていましたが、良馬場。ギャラントアローは逃げたものの直線で止まってしまっていますね。2F目に10.5というタイムが出ていますので結構無理していますね。もう楽に逃げられる馬でもなくなってしまいましたし、ダメなんでしょうか…。
勝ったのは今年も3歳馬で、タマモホットプレイ。マイル戦は長かったのかもしれないとこのあとはCBC賞に向かうことも考えているとのこと。

2歳戦
新馬戦。京都はコスモラヴアゲイン。東京はニシノナースコール。福島はコスモマーベラス。
■コスモラヴアゲイン: マイネルラヴ - ボディラブ by キャロルハウス
内を突いて伸びてきたヤマニンアリエルが2着でした。
■ニシノナースコール: ブライアンズタイム - ノーブルドール by ノーザンテースト
■コスモマーベラス: フジキセキ - ロモーラ by Nijinsky

未勝利。
■ジョウショウクイーン: ディアブロ - ハイパーソニック by ヤマニンスキー
■メイショウセレット: ヘネシー - メイショウガーベラ by Kris S.
■デアリングハート: サンデーサイレンス - デアリングダンジグ by Danzig
■サチノマウント: ジェリ - マイソニエール by タイトスポット
■マチカネオーラ: サンデーサイレンス - マチカネベニザクラ by ロイヤルアカデミー
■ラドランワース: ローゼンカバリー - フラッシュグレイス by Pas de Seul
ローゼンカバリー産駒のJRA勝利はこれが初めてですか。
■エアラニア: アグネスワールド - ビューティフルベーシック by Secretariat
ウインディグニティの半弟か。

萩S OP 京都 芝1800m
1.テイエムヒットベ: ヘクタープロテクター - ワカセイウン by ホリスキー
2.ヴァーミリアン: エルコンドルパサー - スカーレットレディ by サンデーサイレンス
3.セイウンビバーチェ: Precise End - Definition by Relaunch
2004/10/31 BREEDERS' CUP
Breeders' Cup GI Lone Star Park USA
Pletcher師は2勝してるし、Frankelマジックもないし、面白くない結果でしたな。マイルまでは起きてましたが、今年はSporting Lifeも中継してくれなかったしとっとと寝てしまいましたよ。

Distaff Dirt 9F
1.Ashado: Saint Ballado - Goulash by Mari's Book
2.Strom Flag Flying: Storm Cat - My Flag by Easy Goer
3.Stellar Jayne: Wild Rush - To the Hunt by Relaunch
4.Tamweel: Gulch - Naazeq by Nashwan
5.Island Fashion: Pentionville - Danzig's Fashion by A Native Danzig
6.Indy Groove: A.P. Indy - Niner's Home by Forty Niner
7.Elloluv: Gilded Time - Currency Quest by Cryptoclearance
8.Nebraska Tornado: Storm Cat - Media Nox by Lycius
9.Society Selection: Coronado's Quest - Love That Jazz by Dixieland Band
10.Hollywood Story: Wild Rush - Wife For Life by Dynaformer
11.Bare Necessities: Silver Deputy - Shrewd Vixen by Spectacular Bid
Fractional Times: 22.93, 46.70, 1:10.50, 1:35.48, 1:48.26
直線半ばで抜け出したAshadoの隙のなさが目立ちました。簡単に抜け出して後続との差をつけると、Stellar Jayneの追撃は及ばず。最後にStellar JayneとTamweelの間を割ったStorm Flag Flyingが2着に入りました。Island Fashionは中団からいまいち伸びずに5着に終わっています。Society Selectionは不発。
ということで13度目の挑戦にしてPletcher師の悲願は成りました。あっさりしすぎていて味気のないものでしたが、まあ良いでしょう。時計はトラックレコードとのこと。Stellar Jayneのレース振りなんかを見ていると、このレースは枠も何もかもが味方していたようにも思えます。あれだけ綺麗に先行抜け出しを決められると後方勢は厳しいです。Stellar Jayneは大外枠ということもあってか無理に先行集団に取り付こうとせず、後方から馬群の外を通りながらゆっくりと進出していました。枠さえ良ければもう少し抵抗できていたのではないかなと思われます。
Strom Flag Flyingはこのレースを持って引退。初のBC2レース制覇はなりませんでしたが、北米屈指の名牝系を4代目に繋げる使命を持っての繁殖入りです。同時代にAzeriという名牝がいたことが不運ですが、意地で持ってPersonal Ensign H.も勝ちましたしね。今回は後方からStellar Jayneよりやや遅れて追い込んできましたが、しっかり2着を確保しました。
Tamweelが4着に粘っていることからやはり逃げ粘りが効くコースであるとあらためて思います。Nebraska Tornadoは先行集団にいましたが、勝負どころですでに後退してしまっています。

Juvenile Fillies Dirt 8.5F
1.Sweet Catomine: Storm Cat - Sweet Life by Kris S.
2.Balletto: Timber Country - Destiny Dance by Nijinsky
3.Runaway Model: Pentionville - Ticket to Houston by Houston
4.Sis City: Slew City Slew - Smart Sis by Beau Genius
5.Dance Away Capote: Capote - Ingot's Dance Away by Gate Dancer
6.Sharp Lisa: Dixieland Band - Winter's Gone by Dynaformer
7.Culinary: El Amante - Volunteer by Ski Champ
8.Play With Fire: Boundary - Realm by Mr. Prospector
9.Sense of Style: Thounder Gulch - Save Me the Waltz by Kings Lake
10.Culture Clash: Pentionville - Antonia Bin by Sadler's Wells
11.Mona Lisa: Giant's Causeway - Colorsnap by Shirley Heights
12.Higher World: Peaks and Valleys - Sarah's World by Holy Bull
Fractional Times: 22.99, 46.44, 1:10.69, 1:35.47, 1:41.65
一番人気のSweet Catomineが圧勝しました。さすがはStorm Catってところでしょうか。先行したのはHigher Worldでしたが常にSis Cityのマークを受ける状態で、半分くらいのところで脱落。変わって先頭にたったSis Cityが直線粘りこみを計りましたが、Sweet Catomineがあっという間に抜け出して道中好位置でレースを進めたBallettoに3 3/4という大差をつけました。
Ballettoはそつなくレースを進めてこの差をつけられたのですから力負け以外のなにものでもないですかね。Sharp Lisaは4角回りかけたときに一瞬来るかなという期待を抱きましたが、大して伸びず。そしてまたしても惨敗を喫したSense of Styleは見限るべきか。後方から何もしないままに終わっています。

Mile Turf 8F
1.Singletary: Sultry Song - Joiskis Star by Star de Naskra
2.Antonius Pius: Danzig - Catchascatchcan by Pursuit of Love
3.Six Perfections: Celtic Swing - Yogya by Riverman
4.Soaring Free: Smart Strike - Dancing With Wings by Danzig
5.Silver Tree: Hennessy - Blue Begum by With Approval
6.Musical Chimes: In Excess - Note Musicale by Sadler's Wells
7.Blackdoun: Verglas - Rade by Kaldoun
8.Diamond Green: Green Desert - Diamonaka by Akarad
9.Mr. O'Brien: Mukaddamah - Laurel Delight by Presidium
10.Whipper: Miesque's Son - Myth to Reality by Sadler's Wells
11.Nothing to Lose: Sky Classic - Cherlindrea by Clever Trick
12.Artie Schiller: El Prado - Hidden Light by Majestic Light
13.Special Ring: Nureyev - Ring Beaune by Bering
14.Domestic Despute: Unbridled's Song - Majestical Moment by Magesterial
Fractional Times: 24.03, 48.65, 1:12.71, 1:24.77, 1:36.90
大荒れ。
直線に入ってから鋭く抜け出したSingletaryがさらに追い込んできたAntonius Piusを抑えて勝ちました。Antonius Piusは今回も直線で悪い癖が出てしまったとのこと。相変わらず笑わせてくれますな。直線の伸びは凄かったのですが、内側によれていましたねえ。あるいは馬体を併せにいったのかも知れずなのですが、もともとの馬の癖があるだけにそうは見えないです。
連覇を狙ったSix Perfectionsは中団から追い込んできてはいましたが、時既に遅し。直線の短さが堪えましたかね。Whipperは先行集団にいましたが、直線で沈みました。来年Divine Proportionsがこの2頭の借りを返しにきますなどと言ってみる。
レースを引っ張ったのはカナダの快速Soaring Freeで直線でも粘り4着に入りました。一方人気のNothing to Lose、Artie Schillerは見せ場の一つもなく終わりました。芝も極端なくらいに先行馬有利であるわなあなどと思いますがね。というか4角で後ろにいたら何もできん。

Sprint Dirt 6F
1.Speightstown: Gone West - Silken Cat by Storm Cat
2.Kela: Numerous - Bolshoi Comedy by Sovereign Dancer
3.My Cousin Matt: Matty G - Conquistamiss by Conquistador Cielo
4.Bwana Charlie: Indian Charlie - Shahalo by Halo
5.Cajun Beat: Grand Slam - Beckys Shirt by Cure the Blues
6.Clock Stopper: Gilded Time - Great Fun by Farma Way
7.Champali: Glitterman - Radioactivity by Dixieland Band
8.Pt's Grey Eagle: Pleasant Tap - Hemet Eagle by Swing Till Dawn
9.Gold Storm: Seeking the Gold - Storm Teal by Storm Bird
10.Midas Eyes: Touch Gold - Bayou Plans by Bayou Hebert
11.Abbondanza: Alpahbet Soup - Katie McLaury by Centrust
12.Our New Recruit: Alphabet Soup - Delta Danielle by Lord Avie
13.Cuvee: Carson City - Christmas Star by Star de Naskra
Fractional Times: 21.23, 43.47, 55.56, 1:08.11
Pletcher師は2勝目。一つ勝つとあっさりでしたなあ。
Speightstownは少し懸念されていたスタートも無難に決めて、無理にハナに立たずに内の良い位置から直線抜け出してそのままゴールへ。外から追い込んできたKelaが堅実に2着確保。一番人気のMidas Eyesは外枠からでしたので中に入れることもできず、で伸びても来ずでした。

Filly and Mare Turf Turf 11F
1.Ouija Board: Cape Cross - Selection Board by Welsh Pageant
2.Film Maker: Dynaformer - Miss du Bios by Mr. Prospector
3.Wonder Again: Silver Hawk - Ameriflora by Danzig
4.Moscow Burning: Moscow Ballet - Burning Desire by Mr. Leader
5.Yesterday: Sadler's Wells - Jude by Darshaan
6.Shaconage: El Prado - Carita Tostada by Gallantsky
7.Light Jig: Danehill - Nashmeel by Blushing Groom
8.Riskaverse: Dynaformer - The Bink by Seeking the Gold
9.Super Brand: Royal Academy - Popular by Elliodor
10.Katdogawn: Bahhare - Trempkate by Trempolino
11.Megahertz: Pivotal - Heavenly Ray by Rahy
12.Aubonne: Monsun - Ana Maria by Night Shift
Fractional Times: 26.42, 52.47, 1:18.50, 1:42.36, 2:06.34, 2:18.25
予定通り先行したのはMoscow Burning。一時は大きくリードを取っていましたが、3コーナーまでにそのリードは消失し、Film Makerにすぐ後ろにまで迫られていました。Ouija Boardは前目の位置取りで直線半ばまで粘るMoscow Burningをあっさり交わしていきました。あんなレースをされたら差し損ねなんぞあるわけもなく、小回りコースへの適応も問題なくこなしてしまいました。Wonder Againは直線真ん中から伸びていましたが、Film Makerも止まらなかったので捉えきれませんでした。Moscow Burningはある意味予想通りの結果に終わりました。

Juvenile Dirt 8.5F
1.Wilko: Awesome Again - Natve Roots by Indian Ridge
2.Afleet Alex: Northern Afleet - Maggy Hawk by Hawkster
3.Sun King: Charismatic - Clever But Costly by Clever Trick
4.Consolidator: Storm Cat - Good Example by Crystal Glitters
5.Roman Ruler: Fusaichi Pegasus - Silvery Swan by Silver Deputy
6.Proud Accolade: Yes It's True - Proud Ciel by Septieme Ciel
7.Twice Unbridled: Unbridled's Song - Lady Millicent by Chief's Crown
8.Scandinavia: Fusaichi Pegasus - Party Cited by Alleged
Fractional Times: 23.54, 47.49, 1:11.25, 1:35.77, 1:42.09
相変わらず変なのが突っ込んでくるレースやなあ。Afleet Alex、Sun King、Consolidatorの3頭が直線で叩き合うその外をWilkoが交わしていきました。Roman RulerとProud Accoladeは後方から伸びてきてはいるのですが、やはり前が止まらないので差を詰められないという感じ。

Turf Turf 12F
1.Better Talk Now: Talkin Man - Bendita by Baldski
2.Kitten's Joy: El Prado - Ketten's First by Lear Fan
3.Powerscourt: Sadler's Wells - Rainbow Lake by Rainbow Quest
4.Magistretti: Diesis - Ms. Strike Zone by Deputy Minister
5.Munstanfar: Unbridled - Manwah by Lyphard
6.Request For Parole: Judge T C - Madison's Quest by Deputy Minister
7.Strut the Stage: Theatrical - Ruby Ransom by Red Ransom
8.Star Over the Bay: Cozzene - Lituya Bay by Empery
Fractional Times: 24.90, 49.16, 1:13.96, 1:40.14, 2:04.15, 2:29.70
分かりやすい芦毛が大きくリードを取りながら逃げました。が、3コーナーで早くもこっそり出遅れていたPowerscourtに捕まっておしまいでした。直線に入ると先頭のPowerscourtにBetter Talk Now、Kitten's Joyが襲い掛かりますが、Kitten's Joyは進路をカットされて外に持ち出した分のロスがあって、先に抜け出していたBetter Talk Nowに持っていかれました。
Powerscourtの結果はまあ、この馬らしいなってとこですか。どこにいってもそれなりに上位には来てるんだけど勝てないというねえ。Kitten's Joyは直線に入って追い出したところで、Better Talk Nowに外から被せられたのが痛すぎますねえ。メンバーといい、この最後の直線といいちょっとなあというレースではあります。

Classic Dirt 10F
1.Ghostzapper: Awesome Again - Baby Zip by Relaunch
2.Roses in May: Devil His Due - Tell a Secret by Speak John
3.Pleasantly Perfect: Pleasant Colony - Regal State by Affirmed
4.Perfect Drift: Dynaformer - Nice Gal by Naskra
5.Azeri: Jade Hunter - Zodiac Miss by Ahonoora
6.Personal Rush: Wild Rush - Personally by Alydar
7.Birdstone: Grindstone - Dear Bardie by Storm Bird
8.Dynever: Dynaformer - Flambpyance by Zilzal
9.Fantasticat: Storm Cat - Lotta Dancing by Alydar
10.Funny Cide: Distorted Humor - Belle's Good Cide by Slewacide
11.Bowman's Band: Dixieland Band - Hometown Queen by Pleasant Colony
12.Newfoundland: Storm Cat - Clear Mandate by Deputy Minister
13.Freefourinternet: Tabasco Cat - Dixie Chimes by Dixieland Band
Fractional Times: 23.42, 47.00, 1:11.32, 1:35.38, 1:59.02
振り返りたくねえ。
Pleasantly Perfectの連覇はならず。ちょっと後ろから行き過ぎたというのはあるかもしれませんが、それにしても直線で逆に差を広げられてしまっているあたりはどうしたものかと思います。とはいえJCDで勝てば賞金王になれる状況ではあるらしいのでJCD来ますかねえ。
GhostzapperとRoses in Mayが前で楽をしすぎた感じであり、そうさせてしまったのはそのすぐ後ろにいたAzeriとNewfoundlandなんだよね。まったく…。Ghostzapper、Roses in Mayはともに10F未経験ということで、競り合いより折り合って流すことを選んだ感じではあります。だから後ろからうるさく突付いてくる馬がいなかったことは望みどおりの展開ではなかったでしょうか。Newfoundlandに関しては3コーナーで既に置いていかれましたのでそこまでする余力はなかったというか、やっぱりあのE. Coaはねえとはオモタ。Azeriにしても牡馬相手で無茶なことはできないという事情はありましたが。さらにそれに続いてたのがややで遅れ気味のスタートから取り付いたものの、いろいろ不安のあるPersonal Rushだったわけで、ペースが落ち着いてくれればそれでいい的な乗り方に見えますし、Dettori。
Birdstoneは存外だらしのない結果ですが、この馬は来年のBelmontでもう一度ってところでしょうかねえ。
Foreign Racing
VRC Victoria Derby GI Flemington AUS Turf 2500m
Vダビあったのすっかり忘れてた。
1.Plastered: Laranto - Tipples by Cheraw
2.Savabeel: Zabeel - Savannah Success by Success Express
3.Count Ricardo: Principality - Shanghai Surprise by Imperial Prince
4.Soi Cowboy: Woodman - Gogo Doll by Kala Dancer
5.Heavenly Pun: Distorted Humor - Heavenly Message by Halo
Savabeel負けてるし。勝ったのは西オーストラリア地区から遠征してきたPlasteredでした。
Savabeelの調教師G. RogersonはPlasteredがSavabeelにとって脅威になると感じていて、週の初めには買い取ってしまおうとまで考えていたようですね。その不安が的中してしまった形ですか。で、Plasteredの調教師L. Smithは来年はCupのために戻ってくるよと自信のコメントでした。今年はさすがに出せんわな。火曜日だし、Melbourne Cup。それはSavabeelにとっても同じ事。
どうやらSmith師はPlasteredを第2のNortherlyにしたいご様子。一方SavabeelはNZの生産者からラブコールを受けているようです。まあ20Mドル出すという話も出ていますが、現実的な線では15Mドルだろうとのこと。多分AUSドルだろうけど。NZはSir Tristramに深い思い入れを持ってるし、直系の後継者を確保したいということがあるのでしょう。OctagonalがAUSに持っていかれてしまっているという事情もありますし。

VRC Mackinnon S GI Flemington AUS Turf 2000m
1.Grand Armee: Hennessy - Tambour by Marauding
2.Confectioner: Bubble Gum Fellow - Princess Blue by Our Poetic Prince
3.Vouvray: Zabeel - Real Success by Success Express
4.Elegant Fashion: Danewin - Wily Trick by Clever Trick
5.So Assertive: Zabeel - Assertive Lass by Zeditave
だから日本に来いと言うのに…Grand Armee。ここを勝ったから再度気が変わってやっぱり参戦するとか言い出してくれませんかねえ。もう遅いけど。Elegant Fashionまで走ってるし。
バブルガムフェロー産駒が2着に入ってますなあ。10/30のFlemingtonはタヤスツヨシ産駒のHollow BulletもGII Qantas Wakeful Sを勝ってたりするし。

VRC Nestle Peters Classic GI Flemington AUS Turf 1600m
このレースGIになってたのか…。
1.Miss Potential: Dolphin Street - Richfield Rose by Crested Wave
2.Alinghi: Encosta de Lago - Oceanfast by Monde Bleu
3.Infinite Grace: Prince of Birds - Infinite Charm by Tristino
古馬挑戦となったAlinghiですが、短頭差負けました。Japan Bloodstockのところの結果にある斤量は何かの間違いであるはずですが(古馬と同斤量のはずはない)。
Horse Racing
天皇賞
1.ゼンノロブロイ: サンデーサイレンス - ローミンレイチェル by Mining
2.ダンスインザムード: サンデーサイレンス - ダンシングキイ by Nijinsky
3.アドマイヤグルーヴ: サンデーサイレンス - エアグルーヴ by トニービン
4.ツルマルボーイ: ダンスインザダーク - ツルマルガール by サッカーボーイ
5.ローエングリン: Singspiel - Carling by Garde Royale
6.ナリタセンチュリー: トニービン - プリンセスリーベ by ノーザンテースト
7.ヴィータローザ: サンデーサイレンス - ローザネイ by Lyphard
8.トーセンダンディ: ホワイトマズル - キクノトッポリーノ by クリスタルパレス
9.バランスオブゲーム: フサイチコンコルド - ホールオブフェーム by アレミロード
10.シルクフェイマス: マーベラスサンデー - セイントセーラ by Caerleon
11.テレグノシス: トニービン - メイクアウィッシュ by ノーザンテースト
12.リンカーン: サンデーサイレンス - グレースアドマイヤ by トニービン
13.シェルゲーム: Nashwan - Chancey Squaw by Chief's Crown
14.サクラプレジデント: サンデーサイレンス - セダンフォーエバー by マルゼンスキー
15.マイソールサウンド: タマモクロス - チアズスミレ by サンデーサイレンス
16.ヒシミラクル: サッカーボーイ - シュンサクヨシコ by シェイディハイツ
17.ダイワメジャー: サンデーサイレンス - スカーレットブーケ by ノーザンテースト
ラップタイム: 12.6 - 11.4 - 11.8 - 12.2 - 12.1 - 11.8 - 11.9 - 11.4 - 11.4 - 12.3
フランス人、藤沢厩舎、サンデーサイレンス産駒のワンツーでした。ゼンノロブロイはこの距離なら能力が一枚上ですね。後方待機の有力馬が揃いも揃ってゼンノロブロイをマークで、挙句に外に出してみたら全然伸びてこないし…。そもそも何であんなに馬場が回復してるねん。
ダンスインザムードはさっぱり分かりません。さすがに秋華賞のときよりはまともな状態だったようですが、ここでいきなり通用するのか。単なるムラ馬のような気がするけどね。アドマイヤグルーヴも牡馬相手では厳しいのかと思っていたら3着って。ただ、今日は上位に来た馬は全て内を通っていて、外に振った馬が全滅したので、そういう影響はあるかも知れず。
問題はローエングリンで、今回は丁度良いくらいのペースを刻んでいたはずなのですが、それでも最後は粘ることができず、ダンスインザムードとアドマイヤグルーヴに交わされてしまうというのはなあ。

2歳戦
新馬戦。京都はアドマイヤキラメキとシアトルロッコ。東京はメガトンカフェとバガバッドギーター。
■アドマイヤキラメキ: エンドスウィープ - エヴリウィスパー by ノーザンテースト
■シアトルロッコ: ブロッコ - ロトフェアリー by ダイナガリバー
■メガトンカフェ: サンデーサイレンス - バレークイーン by Sadler's Wells
■バガバッドギーター: Pulpit - Firey Affair by Explodent

未勝利。
■マルブツブリザード: ブライアンズタイム - シフォンケーキ by サクラバクシンオー
■ノーヴァーチャル: キングヘイロー - ノーテリング by Private Account
■ワイルドワンダー: ブライアンズタイム - ワルツダンサー by サンデーサイレンス
■シルクマニフェスト: キンググローリアス - ツキノレディー by ブレイヴェストローマン
■アグネスバラード: ヘネシー - アグネスルミエール by バンブーアトラス

くるみ賞 500万 東京芝1400m
1.セイウンニムカウ: カーネギー - プロミストーク by ジェイドロバリー
2.マイネルエザット: マイネルラヴ - コスモプルミエ by Blushing John
3.メジロスパイダー: メジロディザイヤー - メジロダルメシアン by ドクターデヴィアス

きんもくせい特別 500万 福島芝1700m
1.カネサマンゲツ: マーベラスサンデー - ウノ by Cox's Ridge
2.シルクトゥルーパー: アドマイヤベガ - シーヴィーナス by Dayjur
3.ディアプルーデンス: メジロブライト - ウインクルビー by イルドブルボン
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