Revery_L_Elektra
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2004/11 [1]2004/12 [1]
2004/11/16
Horse Racing
マイチャン
なんかユートピアがやっぱりJCダート走るとか言い出しましたよ。確かに左回りのダートを得意としているこの馬にとって右回り芝1600mと左回りダート2100mというのはかなり頭の痛い選択となるわけですが、そっちに出るのかという気もする。
いやそれなりに好きな馬なんだけどよく考えたらこいつが走ってるところを競馬場で見たことって無かったなと。マイチャンに来るならRaktiを愛でる会(今思いついた)のついでにこれも見ておきたかった馬ではあるのですが…。
あとの登録馬ではメイショウボーラーはまだこちらに出走してくる可能性も残ってるような雰囲気。逆にシーキングザダイヤも追いきり次第ということを言ってるので、場合によっては除外無しということになるかとは思いますが、まあフルゲートでやるのは間違いないところであるのでしょう。
■Rakti: Polish Precedent - Ragera by Rainbow Quest
ということでどの程度の人気になるのかがいまいち分からないRaktiですが、レーポスでスタミナインデックスを確認するとPolish Precedentが9.3F、Rainbow Questが11.1Fとなりますし、さらに累代を遡るとHigh Top、Crocket、AlicideとまあTuder MinstrelなCrocketを除いて見事にスタミナに寄った種牡馬ばかり。だから2400mこなしてイタリアダービー勝つのがおかしいと言うことは無いんでしょうけど、気性がぶっ飛んでるわけで抑えが利かないのですわな。それでもイギリス移籍後に連対を外したのは、Eclipse SとIrish Champion Sのみ。イタリア調教時も最後3戦がどうしようもないのですが、それまでは無敗で6連勝とかしていたようではあります。でここまで通産17戦10勝の2着2回。勝ったGIはDerby Italiano、Premio Presidente della Repubblica、British Campion S、Prince of Wales's S、Queen Elizabeth II Sの5勝。
一つずつ見ていくと伊ダビではBallingaryやSalselonといった辺りを下して勝ち時計が2:27.90。これってDemuroの初の母国ダービーだったやつですかね。微妙に記憶が曖昧になってきてるんだけど…。伊共和国大統領杯はTigertailをクビ差下すという接戦ではありますが、その他今年の同レース勝ち馬Altieriの名も見えますな。2:00.10が勝ち時計。英チャンではRussian RhythmやAlamshar、Imperial Dancerを下して2:03.34でフィニッシュ。英王太子SはPowerscourt、Sulamani、Phoenix Reachを下し2:04.95、英女王SはSoviet Song、Refuse to Bend、Nayyirを下して1:39.82という時計。こうして見るとイタリアではそれなりの時計で走っていますので、イギリスでの持ち時計から時計的に足りないということは一切無いかと思われ。マイルでは1戦しかしてない上にAscotなので時計で判断するのはあまりよろしくないかと。イギリス移籍後にRaktiが出走したレースはほとんどGood to Firmですので馬場の面でも問題ないでしょう。さすがに連続開催の後半になるわけで京都の馬場は少し時計がかかるくらいになってきているのでRaktiにとって丁度良いくらいの状態になっているのではないかなと思うところではあります。
P. Robinson騎手はJarvis厩舎の主戦で、昨年Warrsanの主戦をしていた人ですな。今年の英リーディングは67勝で18位、勝率が12%ということです。
ところでRaktiの母Rageraですが今年はFalbravを付けるために日本に来ていたはず。たしかそんな記事がJAIRの翻訳記事に出ていたような記憶があるので探してみたらあった。昔見たときはそうですか的にざっと読んだだけでしたが、どうやら社台が購入してるっぽいですな。

Warrsanとそのお付き
JC出走予定馬Warrsanが日本に到着したようです。そしてキャピタルSに出走を予定している謎の馬Membershipも同時に来日。というかMembershipって馬主がMananaで調教師がBrittain師だから完全にWarrsanの帯同馬という感じですな。一応向こうでのGIII勝ちがあるようです。Royal Ascotの3歳限定7F戦ですな。今年は振るっておらずハンデ戦で2着するのがやっとという状況。香港へのステップではあるとはいえキャピタルSを狙い撃ち参戦したProudwingsとは比べ物にならんでしょうな。
2004/11/17
Game
Winning Post 7
もうあと一ヶ月もしたら発売らしいのですが、もともとそこまで手がまわらんだろうなあと思ってたこともあり、とりあえず見送るかなと。
とは言いつつも内容がどんなかはチェキしてるわけで…。
まずスタート年度について。今回初めて過去となる1984年スタートなわけで、半分歴史をたどるようなことになるとは書かれていますね。どのくらいまで馬をフォローしてくれてるのかは分かりませんが、要するに最初の年からシンボリルドルフの三冠を見届けろということのようです。それってWP6でサードステージがやってくれたこととどれだけの違いがあるというのでしょう。まあそのあと当然のようにトウカイテイオーも出て来るんだろうけどそれにしたってダービーのあと骨折するかどうかでまた意見が分かれそうなところではあります。さらにそのあとにサードステージまで「予定通りに」出てくるようならある意味コーエーは神となるんだろうけどねえ。別にサードステージに限らずこれまでのシリーズで登場していた初期スーパーホースたちまでを再現するかどうかというのは意見の分かれるところではあると思われ。
まあこのスタート年度だとJRAの番組改定なんかも史実どおりにサポートしていかないといけないとかいろいろあるんだろうけど、海外はどうなるのでしょうかね。JRAよりレース条件の変更が激しいわけで、実際の変更を再現してもやってる方がわけ分からなくなりかねない面はありますが、全く変化しないというのもそれはそれで興醒めです。BCはちゃんと持ち回りにしてるんかとかドバイとか香港の台頭がちゃんと再現されるのかとかね。海外のことについては今回一切触れられていないのでその辺微妙といえば微妙。まあ今までのレベルで海外進出できるのなら、Miesqueの連覇を阻止したり、Personal Ensignを撃破したりできるわけで−その辺は恐ろしい能力値に設定されて勝てないようにはされそうな気もしますが−その他もろもろ歴史を変える楽しみはあるかなと。それに海外の種牡馬がかなりのメンバーでもあるような希ガス。もしできるならNijinskyとかミスプロとかNureyevとか使えるわけか。Blushing Groomもいるわな。うーむ、書いていて愉しそうに思えてきたのですが、まあ、発売からしばらくは様子見か。
で過去から始めることになれば当然なのかもしれませんが、歴史上の名シーンの再現だとか、名馬を自分で所有できるだとかあるようですよ。名シーンの再現の例としてオグリキャップのラストランが出てますが、当然そういうのもぶち壊しにいけるわけだよなw。なんつーか長期イベントだったりするとここは勝ってはいけないとかなりそうでかなり嫌な予感だってあるのですがねえ。それは名馬をもらえるらしい一定の条件とやらにもありそうですが。大体エアグルーヴを自分で所有してどうするんだろうかとか思わんでもないしな。それ以前にその名馬とやらの母馬を先に買ってしまったらどうするんだろうとか、またひねくれたことを思いついてます。
ただこういう点に重点がおかれるということはゲームとしては歴史をたどっている部分の20年と後そのままちょっとくらいが一応の目安とか考えていそうですな。多分一度のプレイで全部のイベントをこなすなんてできそうも無いだろうし。ならばWinning Postという箱庭競馬ゲームが好きな人間にとってはあまりメリットの無い新作ということになるような気もする。ネットワークで対戦とか別に求めてませんよ。Winning Postというゲームは自分の理想的競馬世界を作るための箱庭だと考えてるわけで、他人と勝負するためにやってるわけでもないしねえ。
オンライン認証があるからとってつけたようなものなのでしょうか?ネットワーク関連。どっちにしろゲームやるためにネット接続が必要というのは面倒なだけでしょう。これまで通常版しか買ったことなくてPK版やったこと無いから、それが出るくらいまで待つのも手かねえ。

こっちは様子見とか言ってられないかと思いますが、それまでにUnlimited: SaGaが終わるのかというほうが切実な問題ですな。
で、小林智美先生のキャラクターイラストが発表されているわけですが。…お前らは誰ですか?変わりすぎててびっくりしました。手元に時織人(ロマサガ1と2の画集)があるのでそれと見比べていってみましょうか。
えとまず、アルベルトは坊やになりすぎです。爽やかになりすぎです。そして変なマントにorz。前はもっと精悍で強そうだったのにこれではまんま世間知らずの貴族の息子ですやんか。アルベルトはもともとそうだろと言われたら反論できないんですけどねえ。それにしても。
アイシャも何気に派手になってますなあ。もっと地味な服だったようなイメージがあるのに。あの服装だとなんか遊牧民っぽさはなくなってしまっている気もするのですが。
そしてホーク。お前は誰なんだよと一番言いたいのはこれかもしれん。前作のホークはあのイラストあってこそだったので頭抱えたよ。確かにこっちの方が海賊船の船長というイメージではあるけどね。ただ鷲を供にして構えも決まってる昔のイメージは抜けないだろうと思われ。
シフ。…胸が大きくなってませn(ry。まあ前作の方が寒そうな格好していたのですが。で、その頭のデザインは一体なんなのだろう。仁王立ちしてた昔の絵の方がシフらしいといえばらしいのですが。
グレイ。見るからに気品のあったあのグレイはどこにいってしまったのですか?グレイってそんなに厳しい目付きしてなかったし。どことなく優雅な雰囲気のあった前作のグレイを懐かしみましょう。
クローディア。帽子を見たときジャミルかとオモタ。こっちも露出度上がっとるなあ。でもクローディアといえば小鳥と弓なわけでそれはちゃんと残ってて安心した。背後にある月?が緑色なのは何故だろう…。エリスは銀の月の女神だったはず。
ジャミル。こいつも妙に派手になってますな。
バーバラ。前と結構変わってますが、踊り子という基本的な部分では変わってないか。髪の色が変わって、短くなってるから大分変わってるイメージではあるのですが、これはこれでよいか。
で、結局全員の背景に描かれている丸いものは特に意味無しなんでしょうかねえ。デステニィストーンと関連してるのかとも思ったけど多分違うねえ。大体数が違うもの。それよりゲーム画面に出てきているキャラの頭身のバランスがおかしい気がするのですがねえ。頭が大きすぎて気持ち悪いのだけど。
メインキャラだけでこれですからねえ。今後サブキャラのイラストが発表されていったらどうなることやら。ナイトハルトとミリアムが酷いことになってなければよいかという気がしなくも無いのですけどねえ。でまあ、ナイトハルトと言えばサルーインと結託していたという設定が半ば公式であるかのように語られているわけですが、その辺も明らかにされるんだろうか。どっちかというと謎のままにしておいてほしい気もしますな。
ところで声優の紹介のところで誰が誰の声を当てているのかは発売まで秘密とか書いておきながら、キャラ紹介のところでしっかり答えが書いてあるのですが。
雑記
I know.
一応現在はてなアンテナなんかを使っていたりもするのですが、なんとなくその代替になりそうなI know.というサービスに申し込んでみた。抽選に通るかどうかというところではありますが。申し込んだ時のコメントはその場にあった洋楽の曲のタイトルから取った(もちろんそのままではなくて邦訳したものだけれども)。
尤もはてなに不満があったりするわけではないのですが、件の住所登録などに関してはてなのやり方がまずいのは事実であろうとも思うわけです。別に住所登録に不満があるわけではないのですが、キャンペーンなどと称して姑息なことをしてくれるなとは思ってしまったわけで、その後の対応もなんだそれはと思わなくないものでしたし。最初の通知で背景なんかをしっかり説明してあればそんなことを思わなかったのかもしれないけど、いろいろなところで突き上げられてからちゃんとした文章をよこすというのは馬鹿にされていると思えてしまうのですよ。

Sleipnir開発中止
開発停止のお知らせ
開発用のPCが盗難に遭ってソースコードが無くなったとのこと。
今メインで使ってるのがSleipnirなんですよね…。拡張性の差に引かれてLunascapeから乗り換えて、今では他のブラウザを使ってられないくらいにSleipnirに慣れてしまったので。
2004/11/18
Foreign Racing
The Cartier Racing Awards
欧州の年度代表馬その他が発表されました。
■Horse of the Year, Three-year-old Filly: Ouija Board
今年はListedのPretty Polly Sで始動して、そのままBritish OaksとIrish Oaksを制覇。凱旋門賞では3着に終わりましたが、BC FMTも勝って5戦4勝。
今年の欧州は古馬の軸になる馬がおらず、3歳も抜けた存在となる馬はいなかったためノミネートの時点でBago、Soviet Song、Divine Proportions、Attraction、Ouija Boardという状態。Raktiは2つ惨敗したのが響いてるんでしょうし、そういう面ではBagoとAttractionも大きく減点される要因があり。Soviet Songも最後のQueen Elizabeth II Sでやらかしてしまってますしね。で残ったのが2歳の無敗牝馬Divine Proportionsということでさすがに…というところですか。まあDivine Proportionsがもっと牡馬を倒していたり、イギリスでも勝っていたりするとこっちに転んだ可能性はあったんだろうけど。
3歳牝馬はAttraction、Ouija Board、Alexander Goldrun、Grey Lilas、Quiffというノミネート。前半のインパクトとしてはAttractionも相当なものでしたが、後半ちと不甲斐なさ過ぎたか。他の3頭はいかにもメンツ合わせのためにノミネートされた印象が拭えず。
■Top Older Horse: Soviet Song
今年初戦のRidgewood Pearl Sで久々の勝ちを挙げて復活。Queen Anne SではRefuse to Bendの2着に終わりましたが、Falmouth SでAttractionを下し、Sussex Sでは牡馬をものともせず、Matron Sで再びAttractionに格の違いを見せつけてGI3連勝。再び牡馬に挑んだQueen Elizabeth II Sでは連戦の疲れが出たということで6着という成績。
古馬にノミネートされていたのはRakti、Soviet Song、Warrsan、Doyen、Refuse to Bend。どれもこれも惨敗歴ありですのでその中でも最もましだったのがSoviet Songだったということかも知れず。牡馬相手で勝ったこともあるわけですし。Raktiは2度の惨敗のどちらかでもまともに走っていたら取れたか。
■Three-year-old Colt: Bago
今年はJean-Prat、Grand Prix de Parisと裏街道を突っ走って、International S、Prix Nielと3着。凱旋門賞を勝って辻褄を合わせたという感じでしょうか。
ノミネートはAzamour、Bago、North Light、Haafhd、Rule of Law。AzamourとHaafhdの両ギニー馬はそれぞれChampion Sを勝って健闘していることは健闘しているのでしょうけど、それ以前に負けすぎてはいるんですよね。North Lightは凱旋門賞で負けてますからね…。St. Legerでようやく勝ったRule of Lawでは…。
■Two-year-old Colt: Shamardal
3戦無敗のGiant's Causeway産駒。GII Vintage SとGI Dewhurst Sを勝ちました。
ノミネートはAd Valorem、Dubawi、Shamardal、Oratorio、Wilko。これだとAd ValoremとDubawiも3戦無敗でGIを勝っているのですが、Shamardalが一番最後のGIでレースの評価も高いからということになるのでしょうかね。特にDubawiとの比較だと早めに休養に入っていたDubawiにちと不利だったかなとも。Oratorioは負けすぎてますし、Wilkoに至ってはBCだけですから。
■Two-year-old Filly: Divine Proportions
5戦無敗のKingmambo産駒。GIII Bois、GII Robert Papin、GI Morny、GI Marcel Boussacを勝ちました。
ノミネートはDivine Proportions、Maids Causeway、Damson、Playful Act、Soar。無敗で牡馬相手にGIも勝ってるくらいだからどうにもなりませんな。Maids Causewayは詰めが甘いし、Damson、Soarは負け方がという気はする。Playful Actにしても牝馬相手のGI一つでは足りんわな。
■Top Stayer: Westerner
この路線で一番安定してたのには違いないか。CadranとRoyal-Oakを勝ちました。
Westerner、Vinnie Roe、Papineau、Millenary、Cut Quartzというノミネート。実質Vinnie Roeとの一騎打ちでしょうけどVinnie RoeはIrish St. Leger4連覇というとんでもない記録こそありますが、そこに目標を合わせすぎて前半は出走してきていないし、Listedでも取りこぼしてましたからねえ。
■Top Sprinter: Somnus
Maurice de GheestとForetのGI2勝。
ノミネートされたのが、Somnus、Whipper、Var、Tante Rose、The Tatlingとまあどいつもこいつもというメンバーではあり。スプリント路線は勝ち馬が次から次に出てくるというものだったから仕方ないのかもしれませんですな。Whipperはスプリントのイメージ全く無いのだけど。だってマイルでしょ、Whipperの主戦場は。Maurice de Gheestで2着してるとはいえねえ。

Blood-Horseから種牡馬の話を2つばかり
まずはこちら。
Blood-Horse: Six-Figure Club Grows: Fourteen Kentucky Stallions to Stand in 2005 for $100,000 or More
ということで来年の種付け料が6桁の大台に乗った種牡馬が14頭いるのだそうです。
順にStrom Cat: 500,000、A.P. Indy: 300,000、Kingmambo: 300,000、Gone West: 150,000、Giant's Causeway:135,000、Seeking the Gold: 125,000、Unbridled's Song: 125,000、Awesome Again: 125,000、El Prado: 100,000、Elusive Quality: 100,000、Empire Maker: 100,000、Fusaichi Pegasus: 100,000、Mineshaft: 100,000、Smarty Jones: 100,000という状況。KingmamboとGone Westの間に大きな差があるのですが。まあよいか。過去5年の種付け料の変遷が出ています。2002年からは上昇していないStorm CatとA.P. Indyに対してKingmamboが2004、2005年と合わせて一気に100,000ドル上げてくるなど上の方は上の方で動きがあるわけですが、一方ですでに高齢のSeeking the Goldは250,000ドルから減額が続いてついに半額にまでなってしまってます。Live FoalとNo Guaranteeの差には目を瞑ることにする。もともとSeeking the Goldは受胎率が悪いということもあるんでしょうけどね。そしてEl Prado、Awesome Again、Unbridled's Song、Elusive Quarityが産駒の実績を評価されて確実に種付け料を上昇させ大台に乗せるし、Fusaichi PegasusとGiant's Causewayという鳴り物入りの種牡馬も初年度産駒の活躍でまた100,000ドルを超えてきたということになりますか。種牡馬入りしたばかりの3頭はまずこの水準を維持できるかどうかということになりそうではありますね。
で、過去5年間に一度でも100,000ドルを越える種付け料となった種牡馬も出ていますが、これらは全て、2002年にその数字を記録しているわけで、そのあたりに一つ山があったんではないかなと思わなくも無かったり。2002年はStorm CatもA.P. Indyも含めて軒並み種付け料が上昇してますしね。ということでその2002年の分の種付け料でもBroad Brush: 100,000、Danzig: 250,000、Deputy Minister: 150,000、Kris S.: 150,000、Nureyev: 100,000、Point Given: 125,000、Rahy: 100,000、Saint Ballado: 125,000、Seattle Slew: 300,000、Theatrical: 100,000、Unbridled: 200,000ということに。なぜかSeattle Slewは2005年分まで種付け料が出とるので何かと間違ってるんじゃないかと思わんでもないのですが。すでに死んでしまっているのがDeputy Minister、Kris S.、Nureyev、Saint Ballado、Seattle Slew、Unbridled。種牡馬引退となったのがDanzigとBroad Brush。Point Givenはこのあと産駒がデビューしてどうなるかなのでしょう。うまくいけばGiant's Causewayらのようにもう一度100,000ドルを超えることになるだろうし。RahyとTheatricalは2002年だけ100,000ドルになっているので、そういうことなんだろう。両方とももう高齢になってきているので、一定の水準で安定するのだと思いますが、Theatricalは来年25,000ドルのダウンか。
これは1980年代以来の状況なのだそうで、1985年の種付け料が比較として上げられているのですが、これ凄いメンバーっすな。面白いので全部書き出すと、Alleged: 100,000、Alydar: 450,000、Assert: 100,000、Blushing Groom: 275,000、Conquistador Cielo: 150,000、Damascus: 125,000、Danzig: 275,000、Devil's Bag: 200,000、El Gran Senor: 175,000、Halo: 100,000、Irish River: 100,000、Lyphard: 275,000、Mr. Prospector: 275,000、Nijinsky: 400,000、Northern Dancer: 950,000、Nureyev: 200,000、Raise a Native: 100,000、Riverman: 125,000、Roberto: 200,000、Seattle Slew: 750,000、Slew O'Gold: 225,000、Spectacular Bid: 225,000、Storm Bird: 125,000、The Minstrel: 175,000、Vaguely Noble: 150,000。なんつーかまさにNorthern Dancerバブルの絶頂期ですが、御大自身もラインナップされてるし25頭中7頭が直仔でさらに直孫のAssertまで入ってます。よく考えたらNureyevがまだ8歳とかいう時代の話か。だったらフランス供用時代の初年度産駒がデビューしたばかりというタイミングなわけで、それで200,000ドル取ってるんだからバブルだわな。DanzigだったらいきなりChief's CrownがBC Juvenileを勝ってるんだけどねえ。でこっちのラインナップもこの時点ですでに高評価を確定的にしている種牡馬もいれば、期待に応えた種牡馬あり、期待はずれの種牡馬ありとさまざまですな。

Blood-Horse: Housebuster to West Virginia; Black Tie Affair Might Follow
HousebusterのWest Verginia行きが決定で、Black Tie Affairもおそらくそうなるだろうとのこと。
Housebusterは今年がVerginia供用で種付け頭数が48なので大して変わらないといえばそうなのかもしれませんな。種付け料は7,500ドルとのこと。Black Tie AffairもVerginia供用で種付け頭数は86頭。両方とも日本からアメリカに帰ってそこそこの繁殖牝馬を集めているようではありますな。
で、Lord AvieとMiner's Markは種牡馬を引退するようで、Lord Avieはもう年齢的なところがあるんだろうけど、Miner's Markはなあ。Personal Ensignの初仔にして父はMr. Prospectorという良血でしたが、種牡馬としては全くの期待はずれ。全弟Our EmblemもそろってGI勝ちですが、Jockey Club GCを勝っている分Miner's Markの方が評価が高いと言えなくもなかったのではないかなとか思ったり。Our EmblemはWar Emblemとかを出してるから安泰だろうけどねえ。
2004/11/19
Foreign Racing
北米種牡馬事情
基本的には昨日の続き、というか昨日はBlood-Horseの記事を紹介してるだけで時間がなくなってしまったので。
Blood-Horse: Six-Figure Club Grows: Fourteen Kentucky Stallions to Stand in 2005 for $100,000 or More
まずは1985年に100,000ドルを超える種付け料を取っていた種牡馬は結構親子で名前が出てきているのでまとめてみる。
Northern Dancer − Danzig、El Gran Senor、Lyphard、Nijinsky、Nureyev、Storm Bird、The Minstrel
Northern Dancer − (Be My Guest) − Assert
Raise a Native − Mr. Prospector − Conquistador Cielo
Raise a Native − Alydar
Halo − Devil's Bag
Riverman − Irish River
Seattle Slew − Slew O'Gold
Northern Dancerがとんでもないことになってるし、Raise a NativeもMr. ProspectorとAlydarという2枚看板があって相当な勢いではありますな。あとはRobertoとHaloはHail to Reason産駒だし、Spectacular BidはBold Rulerの父系だしってことで結構片寄ってるとは言えるかも知れん。Allegedは競走成績が素晴らしく種牡馬入りに当たってはSeattle Slew以上の評価だったといわれていますからこの時点ですでに大きく逆転されてしまっているといえるかも知れず。Damascusはもう高齢になっていますがこの後にEastern Echoを出してますねえ一頭だけ全く毛色の違うVaguely Nobleは当時Northern DancerからNijisnky、The Minstrel、Storm Birdと送り出したTaylorが行き詰まり始めていた時期で形振り構わず導入した種牡馬で欧州での種牡馬実績は豊富ということであの種付け料ですかねえ。Val de l'Orneと勘違いしてました。Vaguely Nobleは最初からアメリカで種牡馬供用でした。(11/23追記)
これが大体15-20年経過してどうなるかということで、過去5年で100,000ドルを取った種牡馬を見るとその両方に名前の出ているのがDanzig、Nureyev、Seattle Slew。で他はどう受け継がれていったかとなると、
Mr. Prospector − Kingmambo、Seeking the Gold、Fusaichi Pegasus
Mr. Prospector − Gone West − Elusive Quality − Smarty Jones
Mr. Prospector − (Fappiano) − Unbridled − Unbridled's Song、Empire Maker
Seattle Slew − A.P. Indy − Mineshaft
Storm Bird − Storm Cat − Giant's Causeway
Northern Dancer − (Vice Regent) − Deputy Minister − Awesome Again
Northern Dancer − (Sadler's Wells) − El Prado
Halo − Saint Ballado
Roberto − Kris S.
Nureyev − Theatrical
Blushing Groom − Rahy
Mr. Prospector − (Gulch) − (Thunder Gulch) − Point Given
北米供用だけで見るとこうなる。実際には欧州の方に有力な後継種牡馬を送ってたりもするわけなんですが、そこまで調べたくはないし…。
Mr. Prospectorすげえなという感じではある。Gone Westは今年のSmarty Jonesがかなり大きな影響を与えていることになるかもしれませんが。FappianoのラインはFappiano、Unbridledと早死にしてしまったということはありますかねえ。あとここには出てきてないですけど北米で代を経たミスプロ系はForty Ninerがかなりの勢力だったりします。Conquistador Cieloは種牡馬入り直後で種付け料が最も高くなっている時点でしょう。結局その評価に応えるだけの産駒を送り出すことはできなかったのですが、Marquetryはちょくちょく見かけるという感じではあります。
Danzigについては欧州及びオセアニアならDanehillとなるわけでしょうが、北米ではDanehillはほとんど見かけません。今のところ北米でのDanzigは直仔種牡馬が活躍する段階であり、これといって抜け出した後継種牡馬はいない予感。欧州のDanzig系ほど代が進んでいませんしねえ。
Nureyevはむしろ欧州に有力な後継を送ってますが、Theatricalも北米にいる割には芝こそという種牡馬ですね。尤もクラシックディスタンスはPeintre Celebreに取って代わられた印象はある。マイルではどれもこれもという気もするが、Soviet StarやSpinning Worldという超級マイラーが種牡馬としてパッとしてないのは気になりますか。その割には中堅クラスのPivotalとかが好調なんですけど。北米だとTheatricalのRoyal Anthemがどうなるかなってところですか。
Nijinskyも北米にRoyal Academy、Sky Classicと出ていますが、これも欧州の方が有力といえば有力。しかしCaerleonの後継種牡馬はパッとしないし、欧州でも勢いを失ってしまっているのは間違いないですかねえ。それでもドイツのLomitasなんかがいますし、Sulamaniを出したHernandoとかいますね。Suave Dancerが悲劇の最期を遂げなければどうだっただろうかと思わなくも無いですが。代を経たNijinsky系はそれなりに見かけるんですけどねえ。Strawberry RoadとかShadeedとか。
Lyphardは北米では壊滅状態でわずかに直仔種牡馬がいたりManilaのラインがあったりするくらいです。欧州に目を転じるとフランスで独自の勢力を築き上げたLinamixもいるんですが、やはり最高傑作たるDancing Braveを輸入した日本でこれからどうなるかという面はあろうかと。Dancing BraveだけでなくCommander in Chief、White Muzzleまで輸入してしまったわけですし。この2頭にキングヘイローの今後次第ですか。
Storm BirdはStorm Catがいますし、Summer Squallからのラインもそれなりにはあるようです。The Minstrelはさっぱり見ないような気が…。Cigarがあんなことになってなければというのはあるにしてもね。El Gran Senorは受胎率が悪かったらしいですが、Rodrigo de TrianoやBelmezなんかを出してます。同期のSadler's Wells、Rainbow Quest、Darshaanに較べるとやや劣るか。それでもSecretoよりはだいぶ上。Rodrigo de Trianoは日本で種牡馬。それなりに上級産駒も出ているのですが、後継種牡馬になるような産駒がまだ出てきていません。Assertはよく分かりません。Dance Hallを出していますが、期待に応えたとはいえないのでしょう。
で代わって北米でのNorthern Dancer勢力として伸びているのがDeputy Ministerで北米で現役として稼動中の種牡馬で見てもStorm Catのラインに匹敵するレベルにはなってきているのではないかなという印象です。Deputy Minister自身は今年亡くなってしまいましたが、Awesome Againを初めとしてSilver Deputy、Deputy Commander、Touch Goldなど有力な種牡馬が多くこの勢いはしばらく続くでしょう。
HaloのラインはDevil's Bagは1985年当時異様なほどの期待の高さで種牡馬入りしたばかりの時期で、その後はそれに応えたとは言い難い。しかし種牡馬入りしてすぐに200,000ドルの種付け料も凄いのだろうが。Devil His Dueも出したしタイキシャトルも出ているということからしたら全くの失敗ということではないのでしょうけど、期待が大きすぎた面はあるでしょう。で結局全弟のSaint Balladoに逆転を許す結果になってますし。Saint Balladoが評価が上がってこれからというところで死んでしまったのは残念でしたが。Haloは欧州でさっぱり見かけない印象で、タイキシャトルが勝ってるから全くダメってこともないんだろうけど、とにかく欧州でレースする馬自体いないのかね…。
RobertoはKris S.の後継はあまりパッとしてませんが、ブライアンズタイムはいるしDynaformerとかいるし、Silver HawkとかRed Ransomなんてのもいますからどうとでもなるんだろうと。Kris S.ということでいえばシンボリクリスエスということになるんじゃないかな。Kris Kinに期待しろというのはちと酷ですし、Kicken Krisもダメ感が漂ってます。
Blushing GroomはRahyが出てきていますが、やはりRahyは100,000ドルとって大物を狙うのではなく、コンスタントに活躍する馬を出す方じゃないかなと。Serena's SongとFantastic Lightは当たりすぎでしょう。で、北米で最も多いBlushing GroomはMt. Livermoreなんですが、どうも大物を出すわけでもなく、コンスタントに走ってなんぼという種牡馬ばかりのような気もします。Runaway GroomとCherokee Runの親仔もよく見ますな。
Seattle SlewはA.P. Indyが好調すぎ。A.P. Indyのさらに先ということになると今のところはPulpitが抜け出してるような感じですが、Mineshaftもいますしこれからいくらでも変わるでしょう。A.P. Indy以外でもCapoteも結構いますし、何よりまだSeattle Slewの直仔種牡馬がいくらでもいる状況ですしね。Spectacular Bidは種牡馬入りして産駒が走り出したのが1985年当時の状況で種牡馬としては期待を外してしまったということになりますか。
RivermanとIrish Riverは北米では数頭ずつ種牡馬として残ってますが、やはり欧州がメインになってますかね。Irish Riverは種牡馬生活の後半は精彩を欠いている印象があり、初年度からSakheeなんぞを出したBahriもそのあとどうなってんだろと思わんでもないのですが。
Damascusは1985年でもすでに高齢でしたが、まだまだ活躍馬を送っている時期で、Time For a Changeなんかが活躍していたのではないかと。もうすでに地味になったとはいえ、未だに北米ではかなりの勢力を維持しています。最近ではPrivate Accountに代わってGilded Timeが目立つようにはなってきていますけど。
Allegedも北米では壊滅状態ですし、欧州に転じても結構厳しい状況ではありますね。母父に入りまくっているともいえるんでしょうけど。北米でのRibotはもうHis MajestyかPleasant Colonyという線で決まりきってしまった感あり。
AlydarはEasy Goerが早死にするわ、Alyshebaがサウジアラビアに流されるわという状況でもはや北米に大物はいなくなりました。Criminal Type、Cacoethesと日本に輸入された種牡馬もパッとしません。リンドシェーバーはギャラントアローを出しましたが、さてギャラントアローは種牡馬になれるのでしょうか。北米ならまだ直仔種牡馬それなりにいますが、Saratoga Sixくらいということになるかなと。
Horse Racing
Mile Champion Ship GI Kyoto Turf 1600m
馬名母父騎手調教師
1ギャラントアローリンドシェーバーコーラスジョオーロングリート幸英明崎山博樹
2フォルクローレダンスインザダークアンデスレディーノーザンテースト佐藤哲三佐々木昌三
3ラクティPolish PrecedentRageraRainbow QuestP.ロビンソンM. Jarvis
4マイネルソロモントウカイテイオータカイロドリゴロドリゴデトリアーノ小牧太国枝栄
5ファインモーションDanehillCocotteTroy武豊伊藤雄二
6マイソールサウンドタマモクロスチアズスミレサンデーサイレンス本田優西浦勝一
7デュランダルサンデーサイレンスサワヤカプリンセスノーザンテースト池添謙一坂口正大
8テレグノシストニービンメイクアウィッシュノーザンテースト横山典弘杉浦宏昭
9バランスオブゲームフサイチコンコルドホールオブフェームアレミロード田中勝春宗像義忠
10プリサイスマシーンマヤノトップガンビーサイレントサンデーサイレンス藤田伸二萩原清
11メイショウボーラータイキシャトルナイスレイズStorm Cat福永祐一白井寿昭
12アドマイヤマックスサンデーサイレンスダイナシュートノーザンテースト武幸四郎橋田満
13マイネルモルゲンMt. LivermoreMorning TideSeeking the Gold後藤浩輝堀井雅広
14ナイトフライヤーダンスインザダークユーキャンフライアフリート柴原央明田中章博
15ダンスインザムードサンデーサイレンスダンシングキイNijinskyC.ルメール藤沢和雄
16ロードフラッグデインヒルダイナフラッグノーザンテースト松永幹夫伊藤正徳
Raktiが内枠に入ったか。結構気性に問題があって、それは特にゲートに出ることが多い馬ですので嫌といえば嫌ですな。派手に出遅れてとかありえる馬ですので。ただ、スタートさえ決まれば前でレースするでしょうしいい枠だったとなるんじゃないのかと。抑えの利かないところのある馬ですが、鞍上もそれくらいはわかってるのでペースが遅くなるようだったら一気に行ってしまう可能性もあります。京都のマイルくらいならある程度かかり気味でもこなしてしまえないことはないんではなかろうかと。
ところでサクラプレジデントは屈腱炎のため引退で、ファインモーションはここが引退レースになるだろうとのことです。
2004/11/20
Comic
コミックブレイド増刊 XEBEL
いろいろと増刊を出す前にやることがあるだろうとか思わなくもないのですが、しっかり買ってくるあたり飼い馴らされているのです。
まあ、2chに羅列テンプレが落ちていたのでそれ使っておきますかね。いくつか読み飛ばしたけど。例によってスレ自体に書き込む気にはなれず。
Vassalord.◇表紙込みで。いわゆる腐女子向けと評されるであろう作品。まあ、そこまで行かなくとも黒乃奈々絵がまたやらかしてるな程度には思った。別冊付録の未収録短編集なんかを合わせて読まれるとはっきりするかと思われますが、こういうある意味キているのは作者的に凄く愉しいんだろう。コメントにそう書いてある。わざわざ前後編に分ける必要性は全くなし。
oguna◇原作は劇団☆新感線だそうですが、そっちは知らないのでマンガを読んだ感想だけだとありきたりの一言に尽きる。
ARIA番外編◇珍しく野郎がメインの番外編。ずっとヒーリングコミックという形容は気に入らないのですが、まあ雰囲気を味わってこそのマンガではありますか。特別よいというわけでもないし。
地獄奇行◇もういいよと思った。三部作第三弾じゃねーよとも。これまでの作品と代わり映えしないし…。主役とそれを支える最大の脇役の性格がほとんど似通ってしまっているのがこの人の問題点でしょう。だから似たような作品にしか見えない。
阿羅漢荘◇うん、まずは本誌のカトレアをどうするのかと(ry。クロめのコメディを描かせるとそれなりに面白いとは思うのですがねえ。
侍◇なるしまゆり作ですし、そつなく面白いのですがちと詰め込みすぎな気もしました。
ライヤー・ライヤー◇浅野りんがまた少女マンガ描いてますよ!!今回も関西弁じゃないと描けなかったようではありますけどねえ。口喧嘩とかのシーンの勢いはさすがかなと思う。すごく良かった。問題はコミックスに収録されるのかというところで、天外レトロジカルにしろ、パンゲアエゼルにしろ毛色が違いすぎて、かといって短編集出せるほどの素材はなく。いまその手のストック全くないような気もするので、気がついたら天外レトロジカルのコミックスに混入されてそうやな。
てっぺん◇たなかのかという人はどこか切れた設定が大得意ということでok?コメディとしてこの人の作品の持っている間は結構好き。
Devil◇またそういうオチかとか思った。Desert Coralと結構にてるような気がする。
閑かなる意◇可もなく不可もなくという感じで。私はとにかく義経記が嫌いだから(ry。
SUMMER◇かなり良かった。浜辺の魔女のセリフが良い感じ。言い回しじゃなくてセリフの中身ね。翻ってMASAMUNEの方のあさっての方向はいらねなのです。なもので、これ自体を連載するってのは無理でもこういうテイストで連載してくれないかなと。
オンナトモダチ◇ちと分かりにくかったのですが、それにしても救いのないストーリーだな。
からっと◇渡辺祥智もブレイドに飼い馴らされて…。こういうのは結構好きだが。
コスモス荘◇何気に森永あいのお約束って感じのする設定ですが、それだけにちゃんとまとまってるので。ゴ(ryをそんなにリアルに描かんでもとは思うけどね。
銀座探偵局◇大沢在昌原作。こんなちゃらい設定で大沢在昌が小説書いてたなら驚く。マンガ化が下手すぎる可能性もあるかもしれないが、ちょっと前にライノベチックなのを刊行していたということも記憶にあるので、それが原作になってるなら大沢在昌ちと酷くないかと。
炎◇こういうのを見るとこっちの方向性で時代物をきちっと描いて欲しいなとか思ったりする。ブレイド本誌のやつが少女マンガしてる分、こっちは一切そういうのなしで来ましたかね。
編集後記◇ここを読んで初めて少女マンガ雑誌だったことに気付く。どうりで唐突に浅野りんが少女マンガなんて描いてるわけだ。ということであらためて読み返すと少女マンガと言われればそうかもしれない的な作品が並んでることにも気付きますわな。
なんだかんだいうより2chに在ったこのレスが分かりやすいかと。
796 名前:作者の都合により名無しです[sage] 投稿日:04/11/19 21:37:11 ID:QgtcAxBe
まさに黒乃以外は少女漫画をイメージしたのに黒乃だけが
同人で言うところの「女性向け」マンガ描いちゃったというところだろうか。
すべての休載作家は道を譲れ!!!!!!コミックブレイド20月号
今では少女マンガの定義自体わからなくなってますが、ステンシルが目指していたものが一番近いかな。だから、メジャーな少女マンガ誌に載ってるようなマンガをイメージされるとだいぶズレがあるかと思いますけど。
まあ、いくつかツボに来るマンガがあったので良しとしよう。

今月のG Fantasy
上のと同時に買ってたりするわけでダメ度が一気に跳ね上がるような組み合わせの予感。
とりあえず今月のエルナサーガですが、ついに凍気系の魔法まで使ってるし何でもありになりつつありますな、姫君。というかシャールヴィとかよりずっと器用ですか。
新旧のエルナサーガにおけるエルナ自身の存在というのは、その時代における異端であり、国家間のパワーゲームにおけるジョーカーとしての価値があるということでしょう。前作においては魔法を一切帯びないがゆえに唯一絶対封魔剣を扱える存在。それゆえに対アンサズ戦で不利になったアーサトゥアルが切り札にして物語が動きだすわけです。IIで初代勇者は鎧によって魔法を帯びても聖剣を扱えるようになっていたということが判明しましたので、あの世界においては基本誰でも魔法を帯びているということになり「作られた存在」であるとはいえ異端度としてはIIのエルナを上回るということになります。
IIのエルナは逆に世界において最強の魔法を誇る存在であり、技術として魔法が失われた世界から見れば異端。いままでの話を見ていると熱核系を使える可能性を持っているのはエルナだけということになりそうです。今作においてはそれをはっきりと認識しているのは今のところ聖修道会しかないわけですが。エルナ自身は今月掲載分でグードランド軍の幹部が何気なく放った兵器という言葉に反応してしまってるし、エルナの悩みという面ではこれからかなとも。今の展開で即終了はありえないだろうからコミックス二桁行きそうか?
Gファンという雑誌は迷走してるなあと思うけどね。最近女性向にシフトしてるような気がしてたのに、次の新連載はTo Heart 2ですか。なんでそう極端から極端に行くかねえ。しかも絵はまじかるアンティークにつづいてきたうみつなだしー。きたうみがオリジナルで描けないのは分かったので、何か良い原作つけて描かせた方が良いんじゃないかなあとか思う。デビュー作の「こちら魂取引所」が未だに好きなんだよなあ。何年前かってのは考えてはいけない。
Horse Racing
2歳
新馬。京都はマヤノモティ、ロングゴージャス。東京はセンスオブアート、ナイトアットオペラ。
■マヤノモティ: マヤノトップガン - マヤノメイビー by Miswaki
桜花賞2着のマヤノメイビーの初仔。
■ロングゴージャス: オペラハウス - マジョリック by Irish River
レースを引っ張った9番人気ロングゴージャスがスローペースから直線で脚を伸ばしてそのまま逃げ切りました。評価の高かったスウィフトカレント全弟のボールドサイレンスは4番手あたりでレースを進めましたが、見せ場の一つもなく終わりました。
■センスオブアート: Unbridled's Song - Bishop's Mate by Lyphard
■ナイトアットオペラ: オペラハウス - エルフィンフェザー by サンデーサイレンス

未勝利。
■ウインサウザー: ヤマニンゼファー - フォールトラヴ by Halo
ウインサウザーは端を切ってフーバーダムの追撃を押さえ込みました。
■エイシンドーバー: Victory Gallop - Eishin Georgia by Kris S.
マルカラスカルの追い込みも及ばず。
■イヤダイヤダ: サニーブライアン - モットヒカリヲ by アフリート
■コスモアレックス: ジェニュイン - アレックスパワー by Success Express
■パルシェル: ブライアンズタイム - ガールスカウト by サクラユタカオー
■サムライジョーイ: シンボリルドルフ - オサイチジョウ by オサイチジョージ

もちの木賞 500万下 京都ダート1400m
1.キャントンガール: Storm Boot - On a Lark by The Prime Minister
2.ハギノグラッド: スキャン - ウィーアワーズ by ノーザンテースト
3.カネトシアーネスト: フジキセキ - アラデヤ by Machiavellian
キャントンガールの逃げ切り。1番人気のピカレスクコートは4コーナーで手応えが怪しくなり最下位に惨敗。
東京スポーツ杯2歳S GIII 東京芝1800m
1.スムースバリトン: スペシャルウィーク - ウインドフレスカ by Kirs S.
2.ペールギュント: サンデーサイレンス - ツィンクルブライド by Lyphard
3.ニシノドコマデモ: キングヘイロー - ニシノチャペル by サッカーボーイ
4.エアサバス: サンデーサイレンス - I Dreamed a Dream by Well Decorated
5.マイネルハーティー: マイネルラヴ - シビルイースト by シンボリルドルフ
スペシャルウィーク産駒は重賞初勝利。というかJRAで2勝目自体初めてなんじゃなかろうか。
スムースバリトンは出遅れ。ニシノドコマデモはスタート直後に控えて最後方。ペールギュントも控え気味。スムースバリトンとペールギュントは並んで馬群の外から伸びて、ニシノドコマデモは直線の入り口では内を突きに行っていましたが、結局前が空かないため大外に持っていくしかありませんでした。ただ、伸びてくるまで随分と追われているのでズブい面もあるような気はしますね。そんなニシノドコマデモの単勝をちょろっと買ってみたから、あーあではありましたが。スムースバリトンあんなについてたのか…。
2004/11/21
Horse Racing
マイルチャンピオンシップ GI 京都 芝1600m
朝から急用ができて結局現地観戦できず・・・orz。
1.デュランダル: サンデーサイレンス - サワヤカプリンセス by ノーザンテースト
2.ダンスインザムード: サンデーサイレンス - ダンシングキイ by Nijinsky
3.テレグノシス: トニービン - メイクアウィッシュ by ノーザンテースト
4.マイネルソロモン: トウカイテイオー - タカイロドリゴ by ロドリゴデトリアーノ
5.プリサイスマシーン: マヤノトップガン - ビーサイレント by サンデーサイレンス
6.アドマイヤマックス: サンデーサイレンス - ダイナシュート by ノーザンテースト
7.メイショウボーラー: タイキシャトル - ナイスレイズ by Storm Cat
8.バランスオブゲーム: フサイチコンコルド - ホールオブフェーム by アレミロード
9.ファインモーション: Danehill - Cocotte by Troy
10.マイネルモルゲン: Mt. Livermore - Morning Tide by Seeking the Gold
11.フォルクローレ: ダンスインザダーク - アンデスレディー by ノーザンテースト
12.ロードフラッグ: デインヒル - ダイナフラッグ by ノーザンテースト
13.マイソールサウンド: タマモクロス - チアズスミレ by サンデーサイレンス
14.ラクティ: Polish Precedent - Ragera by Rainbow Quest
15.ギャラントアロー: リンドシェーバー - コーラスジョオー by ロングリート
16.ナイトフライヤー: ダンスインザダーク - ユーキャンフライ by アフリート
ラップタイム: 12.1 - 11.2 - 11.6 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 11.4
デュランダル強いわ。マイルCS連覇達成です。外の4頭で決まったように確かに今の京都の馬場ってのは外がよく伸びるし、それこそRaktiが突っ込んだ内埒沿いは全滅してたんじゃないかというくらいなのですが、それでも全くどの馬も直線で抵抗できないとは…。追い込みしかないという割には3コーナーあたりから結構器用な気もしましたが、これは池添の好騎乗になるのですかね。スイープトウショウで秋華賞勝ったときもそんなことしてた気がする。今回はそのあたりでテレグノシスが置いていかれていたわけで…。
ダンスインザムードはわけがわからないのですが、マイルから2000mあたりなら、そしてちゃんと落ち着いてレースに臨むことができるならば、確かに強いのでしょう。待機所からの細江レポートでもダンスインザムードは落ち着いていると言ってましたしね。というかダンスインザムードだけべた褒めしてたし、細江。それでもデュランダルには並ぶ間もなくという印象でした。テレグノシスもやはりマイルなら十分良く走ってくれるということなのでしょう。ただ右回りだったからかコーナーで少しデュランダルに付いて行けなかったようにも見えました。マイネルソロモンは調子が良いという話でしたが、まさかここまで来るとは思いませんでしたねえ。道中最後方でデュランダルとテレグノシスの後にいてそのままテレグノシスと同じレベルの脚を繰り出していることになるわけで…。で、ファインモーションはついに関西でも崩れてしまったのですが、引っかかったというコメントがあるので結局いつもの気性の問題なのかなと。
Raktiが欧州最強馬ってのはあながち間違いではないのですがねえ。ただ世界のマイル王なんてことは聞いたことないぞ>カンテーレ。マイル戦は前走一戦のみだし。
ラクティは結構パドックからうるさそうなところを見せていましたし、コメントによると地下馬道のあたりで入れ込んでいたとのことですが、地下馬道はファインモーションしか映ってなかったので分かりません。返し馬でも随分とテンションの高そうなところを見せていましたので半ば予想通りという気もしたのですが、ゲートに入るのを嫌がった挙句にスタートで出遅れ。そこからジョッキーが気合をつけたか知りませんが、仕掛けてしまって空いている内埒沿いを一気に行って、逃げたギャラントアローの後にまで上がってしまいました。上がっているところでは若干掛かっていたようにも見えたのですが、ロビンソンが何かしらやっちまったのかなと思わなくも無いですな。で4コーナー回ったあたりで手応えがなくなって終わり。当たり前ですわな。これでそのまま押し切ってしまったらどれだけ強いかと。出遅れたあとに無理してしまって惨敗というのは向こうでも一度やってしまっているので、ここでもやってしまったかというだけですな。こうなる可能性があることは分かっていましたがね。陣営も分かっていていろいろとゲート対策とかやってたようではありますが、完璧にやってくれるとは思わなかったよ…ゲート難から出遅れて、しかも暴走気味に上がり、直線失速して逆噴射orz。
ラクティの不安点として鞍上のロビンソンが挙げられてたようにも思いますが、まさにそれが的中してしまった形にはなってしまったのでしょう。馬自身の問題もあるのですが、出遅れたあとにデュランダルあたりをマークしながらの差しに切り替えるのではなく、前に行くことを選んでしまったのはロビンソンの判断ミスになるかとも思われます。まあ、それほど有名ということもないのですが、Jarvis厩舎の主戦をやっているのだからそこまで悪いこともなかろうかと思っていたのだが…。結局荒れた内埒沿いに突っ込んでいったのはマイルCSまで一回も乗ってないということが招いた結果なのかとも。ということで結果論になってしまいますが、実際ルメール(同じ芝1600の9Rオグリキャップメモリアルで勝っている)がダンスインザムードを2着に持ってきていたりするのも見ると、日本でそこそこ乗ったことのある騎手にすべきではあったかと。ラクティ自身難しい馬なのでイタリア時代に主戦をやっていたデムーロとか。ただ、Jarvis的には主戦のロビンソンを替える理由なんてどこにもなく、デムーロとのつながりだって全くないだろうとは思うので、それはあり得ないということも分かりきったことですが。社台の持ち馬になっていて社台がねじ込むくらいの展開は必要だし。

ところでデュランダルって香港どうするのかね。もし香港マイルに出るならラクティと再度ぶつかることになるわけですが、そうなれば結構見ものだろうなとは思う。
2歳
新馬戦。京都はアドマイヤレグノ、エアメサイア。東京はドクターグリム。
■アドマイヤレグノ: スキャターザゴールド - クイーンジャガー by Silver Hawk
■エアメサイア: サンデーサイレンス - エアデジャヴー by ノーザンテースト
昨日はマヤノメイビーの仔が勝ってたと思ったら今日はエアデジャヴーの仔が勝つのか。
■ドクターグリム: スターオブコジーン - ドクターベローナ by メジロライアン

未勝利。
■セトモモチャン: タバスコキャット - レインボークイーン by リンドシェーバー
■レテ: パラダイスクリーク - サクラピュア by サクラユタカオー
■レットバトラー: サンデーサイレンス - スカーレットブーケ by ノーザンテースト
良血レットバトラーも勝ちあがりっと。今年の2歳だとヴァーミリアンもいるわけでこの牝系は相変わらずレベルの高いこと。
■スルーレート: フレンチデピュティ - スルーオール by Seattle Slew
■ダラス: ハイライズ - ロマンシンザホオン by Saratoga Six
ハイライズ産駒まで勝ちあがりか。好調すぎるにもほどがあろうと。パントレセレブルだけはどうにかしてやってください。
■トップガンジョー: マヤノトップガン - ゴールデンノヴァ by ゴールデンフェザント

500万下 京都 芝1400m
1.マルカジーク: サンデーサイレンス - エターナルビート by Pentelicus

500万下 東京 芝1400m
1.サクセスドマーニ: Belong to Me - Post Parade by A.P. Indy
2.メジロスパイダー: メジロディザイヤー - メジロダルメシアン by ドクターデヴィアス
2004/11/22
Horse Racing
Japan Cup Turf and Dirt
ということで、初めて同日開催となったJCの芝と砂。結局外国招待馬は…
Turf: Warrsan、Powerscourt、Lune d'Or、Policy Maker、Phoenix Reach
Dirt: Total Impact、Omikron、Vortex
ということに。
小粒小粒といわれるものの、じゃあどの馬が来たらいいんだよと思わなくも無いのです。Bagoですか?Doyenですか?他に何がと考えたら結局いない予感。アメリカからKitten's Joyでもくればと思ってたらどうやら手術してるみたいだし…。今年の欧州古馬はボロボロの状態で3歳もどうかなというレベルですし。有力馬が結構故障気味なのもあるのでしょうが、今年ならこれくらいで例年並と言えなくもないです。結局のところVallee Enchanteeが来なくて残念でしたというくらいにしか思ってないし。
ダートの方は結局アメリカからはTotal Impactだけですが、それで十分かなとも。Lido Palaceのちょい落ちくらいの実績でFleetstreet Dancerよりは上ですしね(直接対決でFleetstreet Dancerを下したこともあるし)。なのですが結局は日本のダートに対する適正は走って見なければ分からないというのが正直なところ。走ってみなければ分からないという点だけなら欧州馬にしてみても同じ事なんですが、Omikronなあ…どうするよ。

ということでいつも通りプレレーティングで遊ぶ。
まずは芝から。トップレートは120でPowerscourtとWarrsanの2頭。この2頭を一緒くたにしていってしまうと相手なりに走るということでしょう。GIを3つ勝ってる分だけWarrsanの方がよさそうに見えますが、突然惨敗を喫するのもWarrsanですw。Warrsanは2400mのスペシャリストという感じでどんな状況でもそこそここなしますが、キングジョージ(2度)と凱旋門賞で惨敗を喫しているとおり超一流相手になると途端に脆くなる面はあるかと。今回はFallonということでまた騎手が替わるのですが、この馬3つのGIをそれぞれ違う騎手で勝っていて、Raktiを華麗に飛ばしたP. Robinsonが2003のCoronation、名手Hollandが2004のCoronation、今年欧州に本格的にデビューしたGodolphinのセカンドK. McEvoyで2004のBaden、という状態ですのでテン乗りのFallonにも不安はないかと。Powerscourtは2000mのレースを求めて各国放浪という印象ではあり、血統ほど2400を走れるということではないのでしょう。鞍上のSpencerも不安極まりなく、Robinsonよりやばいような気はします。ただ、この前馬に蹴られて病院送りにされたとのことで乗り替わるかも知れず。JCは乗れるというコメントを出してましたけどね、乗り替わった方が怖い。あとはドイツ遠征とアメリカ遠征を間隔詰めてやった上にIrish Championを走ってまたBCでアメリカというスケジュールは気になります。血統をぱっと見ただけならWarrsanよりスタミナがありそうに見えなくもないのでしょうけど実際は逆。というかWarrsanは半兄Lusoなんかもいるとおり母Lucayan Princessがかなりのスタミナ寄り(というかHigh Lineが重過ぎる?)ではあります。
119がゼンノロブロイ@天皇賞秋。ついにGIを勝ったとはいえ、そうして戦績を改めて見てみると、距離が2000mを超えると詰めが甘くなっているんじゃないかと思わなくも無かったり。ただ、詰めが甘かろうと掲示板は外していないし、今回もまたPeslierだしってことで最有力ではあるでしょうなあ。
117がPolicy Maker。フランスの2400m級の安定戦力ながら、やはり凱旋門19着が示すように超一流には歯が立たない印象。こんなのよりVallee Enchantee連れて来いやあ(しつこい。Lune d'Orが115。牝馬でこれですから実質ゼンノロブロイと同レート。到底そうは思えないのですが。キャリアの浅い3歳牝馬だけに未知数なところはかなりありますが、2400mとかでも重賞勝ってますが戦績にだまされてはいけません。フランスですから。
114ハーツクライ。菊花賞ではかなり不甲斐なく7着に終わりましたが、スタミナ切れだった面はあろうかと。ということで2400に戻ってきてどうかなというところではありますか。
113Phoenix Reach。今期は不調で3戦して一切見せ場なし。キングジョージ10着後は出走すらなく、休み明けでのJC挑戦。よく113も数字持ってたなと思わなくない。
112がデルタブルースとコスモバルク。菊花賞を見る限り距離に泣いたのがコスモバルクでこのあたりの距離までならこなせてもおかしくないということは示したかと。ダービーはやはりレースのやり方をまずったのか。あれがあるから強くは買えないんだけれども好調のルメール騎乗というのはかなり怖い。デルタブルースはスタミナで菊花賞を制したということになりますが、なめてると痛い目にあうとは思うんだよなあ。111がハイアーゲームとホオキパウェーブ。ハイアーゲームは得意といわれる左回りで距離もベストという気がするので、無様なレースはできないでしょう。ホオキパウェーブもダービーで惨敗したとはいえベストはこのへんかと思われ。以下110ナリタセンチュリー乗り替わり、109マグナーテンまだいたのか、107エルノヴァ本気か、105トーセンダンディ…。エルノヴァも111相当ではあるわけだし、エリ女でも3着したように安定感はあるし距離実績もあるんだけど。
続いてダート。118がTotal Impact。Hollywood GC勝ちで、王者Pleasantly Perfect不在だった西海岸のトップクラスにのし上りました。その後Pacific Classicでしっかりやられたわけですが、崩れてないから良いかというところですな。
日本の王者アドマイヤドンは115。JBCを3連覇してきてるわりには過去2年ここを勝てず。2002年はゴールドアリュールに気を取られすぎでDettori@イーグルカフェに漁夫の利を許し3着、2003年はFleetstreet Dancerを一旦交わしかけたもののゴールでは差し返されて2着。今度こそというのはあるでしょう。
114がユートピア@南部杯。マイルCSをパスしてこちらに出走となりました。昨年は馬場のせいもあったのかスタートしてから全く前に行けず惨敗してますが、今年は逃げを打つかナイキアディライトの後ろにつけようとはするでしょう。できなければ終わるだけのことです。113がそのナイキアディライト@帝王賞できっちり逃げればなんとか2000mまでこなせるのですが、今回さらに100mあるのが致命的な気もして、それを考えてペースを落としたくてもユートピアがそうはさせてくれなさそうなところではあります。もちろんTotal Impactだってどう出てくるか分からないわけで厳しいレースを強いられるでしょう。更には厄介なことこの上ないローエングリンまで出てくるわけで。
111がダート挑戦となるローエングリン。3歳春の500万下でダート戦の勝ちがあるのですが参考にならんわな。GIじゃ無理な気もするし。110はイーグルカフェとOmikron。イーグルカフェはこれにて引退となる予定でBonillaが手綱。何気に外国人ジョッキーが乗ると走るのですがさすがに歳ですかね。Omikronは走らせて見なければ分からないとはいえ、これまで欧州馬は玉砕続きですし…。
109がタイムパラドックスとおそらくJCに行くであろうマグナーテン。タイムパラドックスは長めの距離でがんばるのでそこにアドマイヤドンへの逆転を賭けるでしょうけど同厩ということもあるのでドンを潰すようなこともできないでしょうしねえ。どうせ後ろから行くしかないだろうけど。108カフェオリンポスは回避という話。107のビッグウルフとピットファイターもともに回避らしき。105がトップオブワールドとVortex。104クーリンガーは今年2勝してて微妙に怖さがあったり、103のスナークレイアースも9歳ながら今年勝ち星があって距離も大丈夫そうですがさすがに無理そうか。カイトヒルウインド102、ジンクライシス101、ホーマンベルウィン98、ハードクリスタルとシロキタゴッドランは数値なし。

海外馬は明日以降気が向いたらもう少し詳しく書くかも知れませんが、それよりぶらりあん(=1972)さまが紹介されているのを見る方が良いでしょうということで。
朝◎: ジャパンカップ出走外国馬紹介
Warrsanに関しては真女桜さまのところ行って来ると良いかも。私は脳髄にをーさん菌を植え付けられたうちの一人です。
雑記
And the Story Ends / BLIND GUARDIAN
狂気は冷徹にそう言い放った
それでもまだ私は待ちつづける
どこからとなく現れるその機会を
そして再び狂気に誘われる旅が始まる
BLIND GUARDIANの5作目となるアルバムIMAGINATION FROM THE OTHER SIDEの最後を飾る曲ではありますが、日本盤にはボーナストラックがあるためそこで綺麗には終わってくれなかったり。かなり好きな曲ではありますが、ライブCDとかに収録されてないのを見ると演ってないってことかねえ。あまり人気ないのかしら。

というわけで(どういうわけだか)、I know.の抽選に通っていたり。さてどう使おうかねえ。とりあえずそれようにCSSを書くべきか。まだ、チュートリアル読み出したばかりという状況。
2004/11/23
Horse Racing
JC
昨日のプレレートはヒシミラクルを素で忘れてた…。そういやいないなあとか思ったが、単に見落としただけなので。
ということで今年は数値無しですが、昨年の宝塚記念が120らしきヒシミラクル。天皇賞のあの状態ではまだ元に戻っていないということでしょう。
外国馬全部は見るつもりもないけど、一応Warrsanとかはしっかり見ておこう。

■Warrsan: Caerleon - Lucayan Princess by High Line
帯同馬のMembershipともども輸入検疫に引っかかって未だに検疫中とのことでちと嫌な状況かなという気はする。
母Lucayan Princessは繁殖として優秀で半兄Luso(父Salse)はイタリアダービー馬で各国に遠征してGI4勝、JCにも出走しましたがエルコンドルパサーの15着と惨敗しています。半兄Needle Gun(父Sure Blade)もGI勝ちこそありませんが、イタリアダービー2着などしていますし、半姉Cloud Castle(父In the Wings)もVermeille2着。揃って勝ちきれないところのあるきょうだいに見えますが、Warrsanもその例に漏れずといったところですか。2400mで強いのも特徴でNeedle Gunなんかはイタリア専用機な面を持っていますがLusoとWarrsanに関してはどこでもそこそこ走ります。Salseよりはるかに日本での実績が豊富なCaerleon産駒ということもあってJCで吹っ飛んだ兄のことは忘れてあげましょうw。とはいえ12F志向は強くてGenerousとかMarienbardとかと同じ方向性かと。
Caerleonのラストクロップにあたり、これまでに33戦8勝2着9回3着2回という安定性を誇ります。最近の惨敗は凱旋門賞9着、キングジョージ9着など。デビューからしばらくはかなり長距離志向の強かったローテーションでGI初出走となったのは2002のAscot Gold Cup(8着)という筋金入り。その後もIrish St. Leger4着だったりと2002年頃にはステイヤーとして活路を見出そうとしている時期であったかもしれません。このあと12Fの重賞で好走して次第に頭角をあらわしますが、2003Yorkshir Cupという14FのGIIでMamoolの2着がありますからまだステイヤーっぽいところに行こうとしていたのは確かかもしれません。この次に出走したCoronation Cを勝ったことで距離を12Fに固定したローテーションとなったのでしょう。このときは馬群の外を伸びて差し切りました。このときのレースにはPolish SummerとかBalck Sam Bellamy、Bandariの他Albanova(この時点ではさっぱりです)の名も見えますが、メンバーに恵まれた面はありましょう。ここまでで21戦6勝という戦績でのGI初勝利でした。そして各国に遠征して12FのGIに顔を出しつづける競走生活が始まります。まずはイタリアに遠征してGran Premio di Milano。1.2倍という圧倒的な人気を被りましたが、ゲートのあたりで蚊に刺されて気が動転したらしくあります。んで、2着。Leadershipにまさかの逃げ切りを許していますが、3着には9馬身という大差をつけています。この頃のWarrsanは気性的に問題があったり、蚊の件は半兄のLusoも似たような体質をしていたとかなんとか。(参考: 真女桜的世界: 我的威馬呼び水企画。)
とはいえついに本格化なったWarrsanは勇躍キングジョージに挑戦することになります。Falbravが大外ぶん回していたあのレースですが、こちらも直線は地味に大外から脚を伸ばしてFalbravの後ろ6着でゴールしました。Sulamaniで2着に終わったDettoriにWarrsanあたりが前を追いかけてくれなかったからペースがスローになってしまったと言わせたレースだったりもする。そしてドイツに行ってKoelnのCredit-Suisse PB Pokal。このレースでは逃げてややハイペースに。A. Schutzの2騎Dai JinとNext Desertに差されて3着(5頭立て)。しばしの休養の後、再びイタリアの土を踏んでGran Premio del Jockey Club、要するに凱旋門賞をパスして遠征を選んだわけで、実際Brittain師が凱旋門賞を走ったらもうそれで休養しなければならないが、そうでなかったらまだ2戦走ることができると言い、JCに出走する可能性もあった時期です。ここでは逃げたBlack Sam Bellamyを追走し、これをあっさり交わすところまでは良かったのですが、その後Warrsanの脚も鈍り、Ekraarの前に3着に終わりました。2003年最終戦はHong Kong Vaseで一番人気を背負い、好位追走からやや行き場を失いかけながらも直線でPolish Summerとの叩き合いに持ち込みましたが、まとめてVallee Enchanteeに切って捨てられました。Polish Summerにも負けて3着。
2004の始動戦はDubai Sheema Classic。このときはFallonが騎乗停止中によりKinaneという何気に豪華な騎手選び。Sulamaniなどの有力馬のいないレースとなりましたが、スローペースを逃げて差されて5着。本国に戻って2003年も勝っているGII Jockey Club Sを勝ちに行きますがGamutにしてやられます。斤量が重くなっていたことが影響したのだとか。ちなみにこのレースからD. Holland騎乗。そしてGI Coronation C。昨年の覇者とはいえその後微妙に揮わなかったこともあって少し人気を落としていたようですが、後方待機策が当たって直線で一気に差しきりました。1 3/4差をつけられた2着がDoyenで、3着に終わったVallee EnchanteeはWildensteinが激怒してBouefをクビに。これでBHB Summer Triple Crownの目が出たWarrsanは10FのEclipse Sに挑戦します。Raktiが先日のマイルCSよろしくやらかしてくれたレースでPowerscourtもそれに巻き込まれて撃沈。復活なったRefuse to Bendが先頭に立ったところに猛然と追い込みましたがアタマ差及ばず2着。3着Kalamanを4馬身千切ってます。そして2度目のキングジョージは直線で力尽きて9着。ここでまたドイツに遠征してGrosser Preise von Badenに出走。ここから鞍上はK. McEvoyとなります。中団でレースを進めて直線は馬場の良い大外に持ち出して伸びる。最後はぎりぎりになりながらもこれでGI3勝目を挙げました。最後は凱旋門賞で今年はGodolphinが馬を用意できていないこともあってK. McEvoyが引き続き手綱。直線の入り口あたりで進路を失って最後方まで後退して、そこから追い上げますが時すでに遅しというか、9着に終わる。凱旋門賞で直線一気をできるほどの馬じゃありませんから…とは言うものの古馬としてはVallee Enchanteeに次ぐところにまで追い上げたわけで実力の一端は示したのではなかろうかと。
Jupiter IslandでもJCを勝っているBrittain師がそのJupiter Island以上という自信で送り込んできたわけで、またここを勝てばレーシングシリーズのポイントが24で単独トップになります。Epaloの香港C次第になりますが、チャンピオンになれる可能性もあったりする。

■Powerscourt: Sadler's Wells - Rainbow Lake by Rainbow Quest
15戦4勝2着5回3着3回。今年初戦のTattersalls GCを勝ってO'Brien厩舎の古馬のエース格としてGI参戦することになりますが、このあとはいまいち勝ち切れなかったり、勝ったと思ったら降着したりという状況。2003年にはIrish St. Legerにも出走していますが、今年はどちらかというと10F路線。
Prince of Wales's SではRaktiの2着。2馬身差をつけられてしまってますが、このときのRaktiは何もかもうまくいってこのまま今年の10F路線に君臨すると思ったものです。あんな派手にやっちまう馬になるなんて思いもつかんかったしな。Powerscourtは後方から直線伸びています。同じくJC出走予定のPhoenix Reachは直線伸びずに6着。再びRaktiとぶつかったEclipse SではRefuse to BendとWarrsanの別路線組に軽くひねられて5着。Raktiがド派手にこけたついでにPowerscourtも直線で一旦は勝てる展開に持ち込んだものの軽く交わされてしまうようでは情けないと思わせるレース。12Fを走るつもりはさらさらなくてドイツの2000mのGI Grosser Dallmayr Preisに遠征。一番人気に支持されて速めのペースでレースを引っ張りましたが、3歳馬Intendantの強襲を受けて2着。このあたりが勝ちきれない馬というイメージを作る原因かと思いますが、Powerscourtを追いかけたNext Ginaが完膚なきまでにやられているのを見ると2000mなら相当のものということを示したとも言えるでしょう。それでもSpencerは完敗を認める発言を…。そこから中一週で参戦したアメリカのArlington Millionは一位入線ながらも斜行して4着降着。完全にSpencerがやっちまったレースでクラシックの時期から高まっていたSpencer批判が一気に噴出したような気もします。このアーリントンミリオンはPowerscourtを考えるに一つのポイントとなっているレースで、降着したとはいえ好タイムで一位入線ですから能力の高さ自体は示しているといえます。だから左回りの高速な府中にはこれくらいがむしろ合っているのではないかと考えるのも一つの手です。実際今年初めて走った12FのBC Turfでも結構無茶なレースながら3着してると見てやることもできるわけですしねえ…。まあそれは後に回しておいて、アメリカから帰ってきて走ったIrish ChampionはRakti、Doyenが吹っ飛んだ中で3着とこれも評価するのが難しいレース。BC Turfは出遅れておきながら一気に追い上げて直線に入る頃にはすでに先頭でしたが、さすがにそのままもつわけもなく3着。
さて問題はアメリカで走った2戦ともに直線で内にささってしまっていることが一つ。Spencerのせいかも知れませんが、今回もSpencerが乗るので免罪にはならんだろう。BCのときは距離が長くなってる上に強引なレースでふらついたと見てやることもできそうですが、JCだって同じ距離だし、府中の直線はLone Starなんかとは比べ物にならないわけで。それにBC Turf3着というのもそれ以上突っ込んでこれる馬がいなかっただけにも見えるのですよ。あれSulamani級がいれば根こそぎ交わされてたのではないかと。もう一つはArlington Millionなのですが、勝ちタイムが良いとはいえ、同条件の3歳限定Secretariat SでKitten's Joyがマークしたタイムに劣るわけです。それでいてArlington組はSword Dancer Invt.組をまとめてBCのプレップで下したかと思うとそのSword Dancer Invt.勝ち馬のBetter Talk NowがBC Turfを(いろいろあったとはいえ)勝つわけですから、アメリカ芝はわけわからんと言ってしまいたいところではあるかと。
Sadler's Wells X Rainbow Questという血統ですが結局10Fが得意で、12Fのスタミナ野郎なイメージでいると間違うでしょう。レースとしてはArlington Millionが一番良かったわけですし。

向こうでの実績や直接対決の結果を見ているとまずWarrsan>Powerscourtではあるのです。高速決着になったときにWarrsanは対応できるか?というのはあるのですが、実はWarrsanはハイペース歓迎みたいなところがあって、そういうレースならしっかり追い込んできます。逆にスローだと逃げてもダメみたいなところがあって難儀なのですが。

■Lune d'Or: Green Tune - Luth d'Or by Noir et Or
7戦4勝。フランスの3歳牝馬だけにわけがわからん。イタリアで2000mのPremio Lydia Tessioを勝ってることと、Prix Vermailleでは惨敗してることを考えるとどうも2000mの方が得意ではないのかなと。GIIのPrix de Malleretが2400mで同じくGIIのPrix de Pomoneが2500mですので長い距離をこなせないこともないのでしょうが、フランスのGIIあたりならごまかしの効くところではあります。スローで直線勝負だろうなあという勝ち時計だし。だからペースの速いVermailleで飛んだわけで。牡馬相手にはChantillyでPrix de la Montre Hermesというレースを勝っているようです。距離は2000mでListedかな。
血統はまずGreen Tuneって何だということになろうかと。Green Dancer X Mr. Prospectorという構成でカナダ牝系になってるかと思ったら祖母Ocean's AnswerがStorm Birdの半姉、父がNorthern Dancer直仔のNorthern Answerになっている、ということです。現役時はフランスで走り仏2000ギニーとPrix d'IspahanのGI2勝。フランスのHaras d'Etrehamで種牡馬として活躍中でここ2年はサイアーリーディングで5位に入っています。今年なら順にLinamix、Danehill、Sadler's Wells、Nashwan、Green Tune。ただ、今年の2歳リーディングは大したことないのでどうかしたのかなと。
Luth d'Orはこれでもかというくらいにフランス血統ですが、あまり一流とは言えない種牡馬で代を繋いできた印象。

■Policy Maker: Sadler's Wells - Palmeraie by Lear Fan
11戦6勝。古馬になった今年はフランスの2400m戦で安定した戦績を誇っていましたが、凱旋門賞は19着のドベ。勝ったのはともにGIIのGrand Prix de ChantillyとPrix Foyで両方スローペースで切れ味を発揮しているようです。2着に来たGrand Prix de Saint-Cloudもスロー(このレースはPhoenix Reachも出走して6着)。それが凱旋門賞で厳しいペースになって飛んだわけで、そのあたりはLune d'Orと似たようなものではあります。しかしこっちには2000mの実績がないのでさらに割引。フランス中心で走っているためかSoftな馬場で好走するという感じでもありますな。
これの母父にいるLear Fanについて少し。ぶらりあんさまも書いておられますが、確かに最近よく見かけます。10/18にLear Fanの種牡馬引退に絡めて書いたことなんですが、母父がLt. StevensでSadler's WellsやNureyev相手にニックスしてるんじゃないかと思わせるような節があり。Kitten's JoyやVallee Enchanteeはそのタイプ。Policy Makerもまさにそれですけどね。Lear FanをはさんでNureyevが2X3で入ってるVallee Enchanteeなんぞはやりすぎてる印象さえあるけど。AzamourやJoharだとちと状況は変わってくるのですが。Joharに関しては母があれなだけにね。一年ちょっとまえにJCに来ると聞いた時は狂乱したものです…すぐに冷静になって馬券買う馬じゃねえやと気付いたんですけどね。

■Phoenix Reach: Alhaarth - Carroll's Canyon by Hatim
今年の戦績はPrince of Wales's S6着、Grand Prix de Saint-Cloud6着、King George10着。昨年のCanadian InternationalでGIを勝ちましたが、あのレースはBCの裏開催にまわったことでメンバーがボロボロ。今年のようにテキサス行きを嫌がった馬が大挙出走したイメージとは全く逆です。もうええやろ。

デュランダル (1999 JPN) サンデーサイレンス - サワヤカプリンセス by ノーザンテースト
なんかもうマイルCS連覇でやることはやったし、蹄の問題もあるし、このあと香港行って引退してもいいんじゃないかなとか思っていたのですが、来年も現役続行するらしいですな。だったらぜひとも欧州GIに乗り込んで欲しいところではある。
Raktiも来年現役続行予定だったりするので向こうの舞台でまたぶつかってくれやしないかなと。あとSoviet Songも現役に残るという話だったので、結構マイルなら充実したメンバーかなと。
2004/11/24
Horse Racing
Precise End (1997 USA) End Sweep - Precisely by Summing
日本に輸入されることになったらしいですよ。エンドスウィープの日本での産駒が好調なことと、Precise End自身今年はセイウンビバーチェが活躍したことが理由らしいですが、Swept Overboardも輸入したばかりなのにという気がせんでもない。Precise Endは昨年ファーストクロップがデビューして、フレッシュマンサイアー3位という成績を挙げていますが、やはりニューヨーク供用ということもあるのか種付け料は6000ドル。お買い得だったという結果になりやすいラインかとは思いますけどね。
Forty Niner自身日本にいるわけですが、北米に残してきた産駒もかなり種牡馬として活躍はしています。その筆頭だったのがEnd Sweepだったのですが、これは父と同じく日本に輸入され、そして若死にしてしまいました。End Sweepも北米に後継種牡馬を残してはいるのですが、着実に同じ道を辿ってますか?今年稼動していた北米でEnd Sweepを父に持つ種牡馬は、種付け頭数10頭以上のものを抜き出してみると3頭です。フロリダのTrippiが147頭、Pricise Endがニューヨークで52頭、Silky Sweepがルイジアナで43頭という状況で、ここからPricise Endをぶっこ抜いたわけで…。
まあForty Niner系としてはSunday Breakということでアメリカに送り返した形にはなってるのでok?今年はケンタッキーで132頭の相手を務めていて、Distorted Humorと並んで二枚看板な予感。

JC
とりあえずWarrsanも検疫通ったらしいので問題なしかね。
ところでJRAのCMなんですが、国際GI同日開催とかいうやつ。あれいいのか?国際GI格は芝のJCだけのことでJCDは今のところローカルな格付けでしかないわけですよ。国際競争ではあるけどね。
雑記
昨日買ってきたCD聴き込んでたら時間が…。これでもかというくらいにエレキギターのうるさいCDだったりするんだけれど、カーステに突っ込んで運転中に流すに最適な感じの曲が揃っててかなり嵌ってます。そのうち詳しく…
2004/11/25
Horse Racing
Japan Cup GI Tokyo Turf 2400m
HorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Policy MakerSadler's WellsPalmeraieLear FanS. PasquierE. Lellouche
2Lune d'OrGreen TuneLuth d'OrNoir et OrT. JarnetR. Gibson
3Heart's CrySunday SilenceIrish DanceTony BinY. TakeK. Hashiguchi
4Narita CenturyTony BinPrincess LiebeNorthern TasteY. ShibataN. Fujisawa
5Phoenix ReachAlhaarthCarroll's CanyonHatimM. DwyerA. Balding
6MagnatenDanzigMagic NightLe Nain JauneY. OkabeK. Fujisawa
7Delta BluesDance in the DarkDixie SplashDixieland BandK. AndoK. Sumii
8Er NovaSunday SilenceShinko HelmesSadler's WellsS. FujitaK. Fujisawa
9Zenno Rob RoySunday SilenceRoamin RachelMiningO. PeslierK. Fujisawa
10Cosmo BulkZagrebIseno ToshoTosho BoyC. LemaireK. Tabe
11Hishi MiracleSoccor BoyShunsaku YoshikoShady HeightsK. TsunodaM. Sayama
12Higher GameSunday SilenceFanjicaLaw SocietyM. DemuroY. Okubo
13Tosen DandyWhite MuzzleKikuno TopolinoCrystal PalaceT. EdaH. Mori
14Hookipa WaveCarnegiePlatinum WaveMr. ProspectorN. YokoyamaY. Ninomiya
15PowerscourtSadler's WellsRainbow LakeRainbow QuestJ. SpencerA. O'Brien
16WarrsanCaerleonLucayan PrincessHigh LineK. FallonC. Brittain
なんか綺麗に分かれとるなという気がしなくもなく。とりあえずレースを引っ張るのはマグナーテンあたりになるんだろうけどそこにトーセンダンディあたりがどう絡んでいくかってところですか。ペースが落ちるのに我慢ができなくてコスモバルクなんかが行ってしまいそうなところもあるかなと。

Japan Cup Dirt GI Tokyo Dirt 2100m
HorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Nike a DelightDiabloNake AlamodeThrill ShowT. IshizakiR. Degawa
2KoolingerForty NinerKool ArrivalRelaunchR. WadaI. Iwamoto
3Snark RayearthAssatisJigs and ReelsComedy StarJ. OnoY. Kawamura
4Gene GrisisSubordinationDaring VerseOpening VerseM. EbinaM. Tsuchida
5UtopiaForty NinerDream VisionNorthern TasteM. Demurok. Hashiguchi
6Eagle CafeGulchNet DancerNureyevK. TanakaF. Kojima
7OmikronGermanyOst TycoonLast TycoonA. SuboricsM. Hofer
8Shirokita God RunGenuineCyclennon MemoryTony BinY. ShibataH. Nakao
9Hard CrystalCrystal GlittersSweet MildeDance HallY. OkabeS. Sakuta
10Admire DonTimber CountryVegaTony BinK. AndoH. Matsuda
11Total ImpactStukaPebblesManos de PiedraM. SmithL. De Seroux
12VortexDanehillRoupalaVaguely NobleK. FallonG. Kelleway
13Top of WorldShanghaiTop SunkistAssatisH. ShiiK. Fujioka
14Time ParadoxBrian's TimeJolie ZazaAlzaoY. TakeH. Matsuda
15Homan Bell WinCommander in ChiefRussian PartyRussian RoublesO. PeslierM. Nishizono
16LohengrinSingspielCarlingGarde RoyaleN. YokoyamaM. Ito
もう行くしかなくなったナイキアディライトとユートピアって感じもしますが、ローエングリンの大外はどうだろう。砂を被らないということを考えれば良い枠だといえるのでしょうが、どうせ前に行ってしまう馬だから結構すぐにコーナーに突っ込んでしまうコースもあってスタートからちょっと無理をすることになるんじゃないかと。んで火がついて暴走するとかねえ。
■Total Impact: Stuka - Pebbles by Manos de Piedra
21戦5勝。チリ産馬で2002年2月にアメリカ移籍。デビューして2戦目にチリのGIを制覇。この実績でアメリカに移籍することになりその前にUAEダービーに出走して2着という成績を挙げます。3歳時の目立った実績はそのUAEダービーくらいのものですが、4歳になって重賞にも顔を見せ始め、5月にGII Mervyn Leroy HでFleetstreet Dancerを下してアメリカでの重賞初勝利を挙げています。このあと負傷したため2003年はこれでほとんど終わりでしたが、復帰後しばらく重賞戦線で揉まれて今年のHollywood Gold CupでGIを取りました。今年のHollywood GCはEven the ScoreがGIIを連勝してきていて注目を集めたとはいえ全体として前半戦を引っ張ったSouthern Imageも回避していたのでメンバーはたいしたことがないというレースでした。Total Impactも勝ち方としてはかなり良いものがあったのですが、この時点ではメンバーが軽いことも勝因の一つと考えられていました。案の定次走のPacific ClassicでPleasantly Perfectに軽くひねられて3着なのですが、早め先頭で何とかして勝ちに行ったレースでもあり、それを楽々と潰せてしまうPleasantly Perfectが強すぎるだけです。あれで崩れてないのだからTotal Impactもそれなりにやるなあと思ったものです。種牡馬登録がないため端からBCなんて走るつもりはなくJCDに来そうだということで期待し始めたのもこの時期でしたかね。そのあとはGII Good Wood BCHとGII Fayette Sをともに2着という結果に終わっていますが、前走Fayette Sが終わった後の調教師のコメントはこれで十分とか何とか。
チリ産ということで血統がわけわからん。父StukaはJade Hunterの産駒でSanta Anita H.の勝ち馬。Jade Hunterは今ではAzeriの父として有名になりましたが、それまではYagliとStukaが2枚看板的状態。DiazoもGI勝ってるか。Fayette H.で叩き合ったMidway RoadもJade Hunter産駒ですな。Jade Hunter自身はGI Gulfstream Park H.を勝っており、4歳の頃のライバルはCryptoclearanceやCreme Fraiche、Personal Flagだったようです。Stukaは母父にCaerleonを抱えて母の血統中でPrincequilloをクロスさせるのでそこのあたりでそれなりのスタミナを確保できているのだろうし、Jade Hunter自身も10FでGIを勝っているように長いところで走るミスプロ系ってところでしょう。現役引退後ブラジルに渡って種牡馬になっています。
母Pebblesはチリ産になっていますが、元の牝系はアルゼンチンのもの。20世紀の初頭にNipponという牝馬がイギリスからアルゼンチンに渡った模様。母父Manos de PiedraはCrafty Prospectorの半弟になる種牡馬で現役実績はほとんどないのですが、種牡馬にはなれたようです。RobertoにIn Realityということでタフではあるのでしょう。同じ組み合わせでReal ShadaiとかMajor Impactが出てますね。さらに母母父はNew SoundでこれはNew Providence産駒。StukaはGIも勝ってるので一概には言えませんが、このあたりはさっさと南米に売り払ってしまったという感じの種牡馬が並びますねえ。その前は全盛期のアルゼンチン競馬の恩恵を受けてるような血統ではありますが。
2004/11/26
Foreign Racing
Citation H. GI Hollywood USA Turf 8.5F
今年からGI昇格。
HorseSireDamBroodmare SireJockey
1A to the ZBenchmarkGreen AgainReplantG.K. Gomez
2LeroidesanimauxCandy StripesDissembleAhonooraJ.K. Court
3Nothing to LoseSky ClassicCherlindreaClever TrickE.S. Prado
4TsiganeAnabaaTrevillariRivermanM.A. Pedroza
5Buckland ManorBien BienBags of PaceShadeedR.R. Douglas
6GondolieriGold TributeSome HomeSummingG.L. Stevens
7MingunA.P. IndyMiesqueNureyevK. Desormeaux
8Three ValleysDiesisSkiableNiniskiR.A. Dominguez
9Fairly RansomRed RansomFairly GreyLinamixD.R. Flores
10Mananan McLirRoyal AcademySt. LucindaSt. JoviteJ. Valdivia Jr.
11Special RingNureyevRing BeauneBeringC.S. Nakatani
Mingunがついにアメリカ上陸とか言ってみる。今年のJCでついに出走馬を送り込んだO'Brien師ですが、結局調教師自身は来日はしないというニュースが出ておりました。その理由はこのMingunがアメリカで走ってるからじゃないのかなと。どっちに集中しなければならないかというと、これが初の遠征にもなるMingunなのでしょう。このレースが行われるのは日本時間で28日の朝になるわけで、そこから来日してもやることないだろうしね。最もO'Brien師くらいの規模だとこういう出走レースがかち合って立ち会えないことなんてしょっちゅうだろうから、気にするほどのことでもないでしょう。
BC MileでやっちまったNothing to LoseとかSpecial Ringが人気上位かね。Mingunは父がA.P. Indyだけにアメリカの軽い芝に変わっていきなり来てもおかしくはないです。と思ったらブラジル産馬Leroidesanimauxの人気が高い模様。Inglewood H.、Morvich H.とGIIIを連勝していますな。ここと同条件のInglewood H.でトラックレコードを出しているようです。

Cigar Mile H. GI Aqueduct USA Dirt 8F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Pico CentralSpend a BuckSheila PurplePurple MountainV. Espinoza
2Unfogettable MaxNorthern AfleetMaggy HawkHawksterC.H. Velasquez
3PotrisunrisePotrillazoBeulah SunriseSpectacular BidM.J. Luzzi
4PurgePulpitCopelan's Bid GalCpelanJ.R. Velazquez
5Lion TamerWill's WayTippecanoe CreekOlympioJ.A. Santos
6Badge of SilverSilver DeputySilverooSilver HawkJ.D. Bailey
7VoodooPetionvilleSlide ShowSlewacideJ.F. Chavez
8KelaNumerousBolshoi ComedySovereign DancerT. Baze
9DuringCherokee RunBalding SaddleBladeR. Bejarano
得意距離なら絶対の自信があるのでしょう、Pico Central。Purgeあたりがこれに抵抗できれば面白いんですがね。Kelaはマイルもこなせるとはいえあの脚はつかえないだろうし。

Hollywood Derby GI Hollywood USA Turf 10F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1HendrixSultry SongFluttery DanseurWavering MonarchD.R. Flores
2Big SqueezePetionvilleMain SqueezeKris S.J.K. Court
3BlackdounVerglasRadeKaldounC.S. Nakatani
4WhillySri PekanSanta RosaLahibF.F. Martinez
5Good RewardStorm CatHeavenly PrizeSeeking the GoldJ.D. Bailey
6TimoEl PradoElocat's BurglarCriminal TypeJ.R. Velazquez
7TerroplaneVerglasLuthitaAlways FairR.R. Douglas
8On the AcornInchinorAmariceSuave DancerG.K. Gomez
9Fight ClubLavircoFlaming SongDarshaanT. Baze
10JoursanvaultVerglasJane BrustBrustolonJ. Valdivia Jr.
11Fast and FuriousSingspielHelvellynGone WestV. Espinoza
12Laura's Lucky BoyTheatricalCorridora SlewCorridor KeyG.L. Stevens
13ImperialismLangfuhrBodhavistaPass the TabK.J. Desormeaux
おやFight Clubの名前が見えますな。これはアメリカに移籍という事なのかな。それにImperialismは芝挑戦ですか。

Matriarch S GI Hollywood USA Turf 8F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Hoh BuzzardAlhaarthIndian ExpressIndian RidgeD.R. Flores
2Quero QueroRoyal AcademyBig DreamsGreat AboveC.S. Nakatani
3DenebolaStorm CatCoup de GenieMr. ProspectorG.L. Stevens
4IntercontinentalDanehillHasiliKahyasiJ.D. Bailey
5Ocean DriveBelong to MeClever But CostlyClever TrickJ.R. Velazquez
6Ticker TapeRoyal ApplauseArgent du BoisSilver HawkV. Espinoza
7Musical ChimesIn ExcessNote MusicaleSadler's WellsK.J. Desormeaux
8Island FashionPetionvilleDanzigs FashionA Native DanzigT. Baze
9Etoile MontanteMiswakiWillstarNureyevE.S. Prado
メンバーが揃ってかなり良いレースになりそうですか。ベストな条件に戻るMusical Chimesがいて、昨年僅差で4着のIsland Fashionもいる。ここが現役最終戦となることが発表されている2頭の良血馬Etoile MontanteとIntercontinental。3歳は芝オークス勝ちのTicker Tapeとフランスから参戦のこれも良血Denebolaというメンバー。Ocean Driveもこのあたりの距離で重賞実績が豊富ですし、Quero Queroも芝GIIで勝ちがある。Hoh BuzzardはAshdown Expressの半妹でGII馬。

女王は結局回避: Falls City H GII Churchill Downs USA Dirt 9F
1.Halory Leigh: Halory Hunter - Graceful Leigh by Clever Trick
2.Susan's Angel: Cape Town - Copeaway by Copelan
3.Miss Fortunate: Deputy Minister - Fantastic Ways by Secretariat
Azeriがハンデを嫌って回避したため、一番人気に支持されたHalory Leighが順当に勝ちました。というか、Susan's Angelが全く抵抗できてないのはなあ。
Horse Racing
とりあえず触れておくか。
JRAとオーストラリアのVictoria州を統括するRacing Victoria Limited、そしてイギリスのRoyal Ascotが結託したプロジェクト。
参加するレースを来年の施行日順に並べると
2/5 VRC Lightning S GI Flemington 1000m
2/19 MVRC Australia S GI Moonee Valley 1200m
6/14 King's Stand S GII Ascot 1000m
6/18 Golden Jubilee S GI Ascot 1200m
9/11 Centaur S GIII Hanshin 1200m
10/2 Sprinters S GI Nakayama 1200m
こうなりますが、来年はAscot改修に付きYork開催なのね。シリーズとしてはこんな状況なので、オセアニア馬がシーズン後半のレースを勝ってイギリス遠征。更にそこから日本を狙うというのが最も可能性のあるパターンではありますか。欧州馬はRoyal Ascot開催で勝ったら日本に遠征を考える程度かな。で、日本馬はRoyal Ascotに遠征しなければならないわけでどれだけ参加しますかね。とりあえずオセアニアへの遠征というのはあまりないような気もするし。
でこのシリーズを構成するレースですが、オーストラリアの短距離戦のうちハンデキャップ競走を除外するとGIではこの2つとあとはMVRC Manikato Sくらいしか残りません。後は開催時期的に日本の参加レースとぶつかるManikato Sは入れられないのでこの2つに決まったという形ではありますか。Royal Ascotは過去にそのローテーションで出走した馬がいることはいるのでってところですか。JRAのレースはスプリンターズSとその前哨戦ってことで無難なところなんだろうけど、どうせならアイビスSDとかは思った。
でも2ヶ国以上で出走して30pt以上獲得した馬ってそう簡単に出るのかねえ。優勝馬無しという事態に終わりそうなのではある。それにシリーズとしての優勝賞金は今のところなく、トロフィーと馬主を招待するだけということで、積極的に狙ってくる馬が果たしているのかどうか。
雑記
優駿を買いに行ったら、サラブレの海外競馬増刊を見つけたので買ってしまった。記事の内容はサラブレらしく軽めではあるのですが、DVDの内容見たら買わずにはおれませんでした。どこからもってきたのかは知らないけどGrey Ghostのレース映像なんて見られるのだから買わない手はないというか…。でも実際見てみたら言われてるほど他の馬と区別できてない予感。まだ白くなりきってない頃のレースなんだろうか。顔は芦毛なんだなと思える感じなのですけどね。あとはMiesqueの2回目のBC MileとかOpera HouseのKing Georgeとかも笑わせてもらいました。Miesqueはあまりの強さに。Opera Houseのは出走馬に。あのキングジョージ上位がOpera House、Commander in Chief、White Muzzleだもの。すでに社台の勝負服になってるWhite Muzzleはともかくとして、Opera HouseもCommander in Chiefも日本に来てるんだものなあ。そのどれもがそこそこ成功しているというのは良いことではあるんだろうけど。とりあえずGI馬を出してるからなあ。
2004/11/27
Horse Racing
2歳
新馬戦。京都はトシザヘネシー、アグネスリュウ。東京はブレーヴハート、ストロングシグマ。
■トシザヘネシー: ヘネシー - ヤングエブロス by エブロス
■アグネスリュウ: アグネスワールド - アグネスマダム by タマモクロス
■ブレーヴハート: サンデーサイレンス - カーリング by Garde Royle
ローエングリンの半弟ですな。レゴラスの全弟とも言うが…。
■ストロングシグマ: ブライアンズタイム - ビルトシェーン by Cure the Blues

未勝利。
■ファインスティール: タヤスツヨシ - ステンレスダンサー by ジェイドロバリー
エレスサール…ダートの1200mなんかに出てきてしかも4着ってどういうことやねん。
■マイネルシルバート: サンデーサイレンス - ウインホイッスル by ソーブレスド
■レヴリ: ホワイトマズル - トーヨーラクーン by Green Desert
■コウジンアルス: マジックマイルズ - リーディングクイン by ミルジョージ
■マイネコンテッサ: ペンタイア - アオエトウショウ by トウショウボーイ
■オリエンタルブロー: ダンスインザダーク - レモンスフレ by Golden Act
母レモンスフレといってもドルチェリモーネの方とは違うのな。あっちの父はSalseだし。

500万下 東京 ダート1600m
1.シベリアンポピー: Dixie Union - Haughty by Halo
2.ユノナゲット: フォーティナイナー - マチカネハツシマダ by Private Account
3.ワキノムテキ: フレンチデピュティ - ブラッシングブロンド by Al Nasr
シベリアンポピーがレコード勝ちしてます。

京都2歳S OP 京都 芝2000m
1.ローゼンクロイツ: サンデーサイレンス - ロゼカラー by Shirley Heights
2.ヴァーミリアン: エルコンドルパサー - スカーレットレディ by サンデーサイレンス
3.シックスセンス: サンデーサイレンス - デインスカヤ by Danehill
良血馬が上位を占めローズバドの全弟ローゼンクロイツが勝ちました。かなりスローなレースで、レースそのものの上がり3Fが33.8。それ以上に切れているわけだから33秒台前半くらいで上がってることになりますか。ローゼンクロイツは中団から徐々に進出という感じに見えましたが、単にコスモラヴソングがヘタレだっただけだろうかねえ。ローゼンクロイツはこのあとラジオたんぱ杯の予定とのこと。
ヴァーミリアンも外から伸びていて良い感じではあります。一番人気のアフリカンビートは出遅れもあったのですが、スローで切れ負けしたのではないかなという印象ではあります。

京阪杯 GIII 京都 芝1800m
1.ダイワエルシエーロ: サンデーサイレンス - ロンドンブリッジ by ドクターデヴィアス
2.カンパニー: ミラクルアドマイヤ -ブリリアントベリー by ノーザンテースト
3.エアシェイディ: サンデーサイレンス - エアデジャヴー by ノーザンテースト
4.メテオバースト: サンデーサイレンス - スカイロケット by Danehill
5.グレイトジャーニー: サンデーサイレンス - アンブロジン by Mr. Prospector
なんかすごいことになってますが、掲示板を3歳馬が独占。というかローマンエンパイアとかその辺は何をしていたのかって話になりそうではありますが。ダイワエルシエーロはよく分かりません。結局なんなのだろうなあこの馬は。
グレイトジャーニーのちんたらしたレース振りを何とかしてくださいとか言ってみる。

Japan Cup
レーポスからネタでも拾ってみようかと思ったけどあまり面白くなかったのでやめ。あちこちの海外メディアを流し読みするとやっぱりというべきかZenno Rob Royが日本馬筆頭として上がりますね。オーストラリアのStallionsが全馬の解説を載せてたのでそれでも貼っとくか。
Stallions: JAPAN CUP - PREVIEW - NOVEMBER 28TH
コスモバルクの項なんぞはよくそこまで調べたなという気すらします。
同じくStallionsにある記事を読んでいるとHookipa WaveがLooking Goodなのだそうで。で、Warrsanの調教をつけたP. Reapeのコメント「白井ではターフコースに入らなかった。今日(水曜の東京)は初めての芝に入った。芝の長さは本国より短く感じる。」それに満足してたらしいC. Brittainのコメントでは状態が良すぎるとか言ってます。というか木曜に実際に乗ったFallonも調子が良すぎるというようなコメントを出していたので、本当に馬の調子自体は文句無しの出来なんでしょう。真ん中の枠が良いといってたので外枠ならどうするのか知りませんが。
ダートはAAPのコラムで
Snark Rayearth - where the name comes from I do not know
AAP: And the Japan Cup Dirt
とあったのに笑ってしもた。スナークレイアースの馬名由来なんてものは… そ ら わ か ら ん だ ろ う よ 。

さて少し真面目に。
スナークレイアースの複勝を買いたくて仕方がなくなってきたJCDですが、それは置いておく。とりあえずTotal ImpactはLido Palaceの二の舞にはならんだろうと。こっちに着いてからの調教の様子とかが全く違うようです。本当にこの馬は日本のダートに合うかどうかだけなんだろう。アドマイヤドンがあっさり千切られたら愉しいだろうなあ。おそらく前に行くナイキアディライト、ユートピア、ローエングリンですが、まあトータルインパクトもこの前の集団についていくだろうし、そうなったら得意なアメリカ的展開の競馬をやれるわけで根こそぎ持っていかれないかと。で
◎Total Impact
○アドマイヤドン
△イーグルカフェ
△スナークレイアース
日本の馬には先着を許さないだろうけどねえ。イーグルカフェはまあ最後だし。
ターフはWarrsan本命だけはだいぶ前から決めていたことで、調教でよほど酷くない限りそれでと。陣営が強気だし良いかな。逆にPowerscourtはやっぱり直線で悪さをするという不安が消せないわけで海外馬を1頭と言われればWarrsanしかいないと考えてかかるかなと。一方の日本馬。コスモバルクとゼンノロブロイですが、それなりに乗りなれてるペリエとテン乗りになるルメールを同じように考えるわけにもいかず。バルクは結構扱いの難しい馬でもあり、疑ってかかるのも良いかと。ゼンノロブロイにしても馬券に絡まないところまで飛ぶことはないにしても取りこぼしは十分ありえるので保険程度にしておく。菊花賞組は青葉賞で2着に来ていた分ホオキパウェーブを上にしたい気分がある。デルタブルースだって悪くないんだろうけど。
◎Warrsan
○ホオキパウェーブ
▲ゼンノロブロイ
△デルタブルース
Foreign Racing
あいかわらずヌルイ馬: Clark H. GII Churchill Downs USA Dirt 9F
1.Saint Liam: Saint Ballado - Quiet Dance by Quiet American
2.Seek Gold: Touch Gold - Aly's Adita by Alydar
3.Perfect Drift: Dynaformer - Nice Gal by Naskra
4.Suave: A.P. Indy - Urbane by Citidancer
5.Eurosilver: Unbridled's Song - Russian Tango by Nijinsky
6.Lundy's Liability: Candy Stripes - Emerald Counter by Geiger Counter
JCDに来るかもと言われてたのが走ってますな。まあそれはどうでも良く…またやってくれたな、Perfect Drift。今年は結局一つも勝たないまま2着とか3着ばっかりで終わりかよ。ゴール前で突っ込んできた人気薄Seek Goldに差されてハナ差負けるというあたりがなんとも言えず。

至極穏当に人気順決着: Top Flight H. GII Aqueduct USA Dirt 8F
1.Daydreaming: A.P. Indy - Get Lucky by Mr. Prospector
2.Bending Strings: American Chance - Straight South by Hail The Pirates
3.Roar Emotion: Roar - Emotional Outburst by Capote
こちらは順当決着。DaydreamingがBending Stringsの追撃を何とか凌いで人気に応えました。
2004/11/28
Horse Racing
Japan Cup GI 東京 芝2400m
1.ゼンノロブロイ: サンデーサイレンス - ローミンレイチェル by Mining
2.コスモバルク: ザグレブ - イセノトウショウ by トウショウボーイ
3.デルタブルース: ダンスインザダーク - ディキシースプラッシュ by Dixieland Band
4.ポリシーメイカー: Sadler's Wells - Palmeraie by Lear Fan
5.ナリタセンチュリー: トニービン - プリンセスリーベ by ノーザンテースト
6.フェニックスリーチ: Alhaarth - Carroll's Canyon by Hatim
7.リュヌドール: Green Tune - Luth d'Or by Noir et Or
8.エルノヴァ: サンデーサイレンス - シンコウエルメス by Sadler's Wells
9.ヒシミラクル: サッカーボーイ - シュンサクヨシコ by シェイディハイツ
10.ハーツクライ: サンデーサイレンス - アイリッシュダンス by トニービン
10.パワーズコート: Sadler's Wells - Rainbow Lake by Rainbow Quest
12.トーセンダンディ: ホワイトマズル - キクノトッポリーノ by クリスタルパレス
13.ハイアーゲーム: サンデーサイレンス - ファンジカ by Law Society
14.マグナーテン: Danzig - Magic Night by Le Nain Jaune
15.ウォーサン: Caerleon - Lucayan Princess by High Line
16.ホオキパウェーブ: カーネギー - プラチナウェーブ by Mr. Prospector
ラップタイム: 12.8 - 11.2 - 11.9 - 11.7 - 11.8 - 12.0 - 12.3 - 12.8 - 12.7 - 11.7 - 11.4 - 11.9
ハーツクライとパワーズコートは10着同着。
まあこうなる可能性が予想できなかったわけでもないのだが、派手に飛んでくれましたなあ。もうズブいを通り越してるような感じで向こう正面から追いまくられてましたが、直線で手応えなく失速して、それ以前にありえないくらいの失速振りだったホオキパウェーブの前15着に終わりました。
なんとなく勝ち馬1頭だけ抜け出しててあとは混戦というのを最近よく見るなあと。マグナーテンが単騎だった割にはペースは落ちてないのでレースがやりやすかったのではなかろうかと。完全にペースメイカーでしたな。それでお膳立て十分な状態でゼンノロブロイにそつなくレースををされたらどうにもならんよなあとは思う。コスモバルクとデルタブルースが上位に来ていることからも菊花賞の面目も立ったしね。というか今回もほとんどPolicy Makerに競り落とされるはずのところから逆に最後は突き放したコスモバルクはなんなんだろうとすら思う。逆の意味でホオキパウェーブはなんだったのかという気もしなくはないですが。
そしてまさかと思ったPolicy Maker。実績見てたらこんなところに来れる馬とはとても思えないし、今回遠征自体が初めて(これまでに走ったことがあるのはLongchampとChantilly、Saint-Cloudだけと見事にパリ郊外の競馬場でしか走ってなかった)だわ、2度の凱旋門賞で惨敗してるしと。ただ、今年タップダンスシチーが沈んだ影で同じように沈んでいたということは欧州でのそういうレースの質にあっておらず、むしろ日本向きだった…(とりあえず納得してみるテスト。無理だって…
ヒシミラクルが前につけてるのを見たときは我が目を疑いましたがねえ。直線の入り口でもそこそこの手応えをしていたし、だいぶ復活してきたんですかね。ダービーの上位馬ハーツクライとハイアーゲームが存外情けないか。
Warrsanに関してはあの兄と同じ結果に終わってしまったわけで、CaerleonだろうがSalseだろうが重いものは重いんじゃと言われそうではありますわな。パドックで少々弱弱しく見えて気がかりだったんですが、調子良くなかったのかなあ。パドック周回してる時に引き手が首筋叩いてたのが妙に印象に残っていたり。微妙に出負けしたPowerscourtはその直後Warrsanに切り込まれてその時点で終わり。鞍上もさすがにBCのリプレイをやるつもりはなかったんだろうけど、後ろから行ってどうする。

Japan Cup Dirt GI 東京 ダート2100m
1.タイムパラドックス: ブライアンズタイム - ジョリーザザ by Alzao
2.アドマイヤドン: ティンバーカントリー - ベガ by トニービン
3.ジンクライシス: Subordination - Daring Verse by Opening Verse
4.トータルインパクト: Stuka - Pebbles by Manos de Piedra
5.トップオブワールド: シャンハイ - トップサンキスト by アサティス
6.ユートピア: フォーティナイナー - ドリームビジョン by ノーザンテースト
7.クーリンガー: フォーティナイナー - クールアライヴァル by Relaunch
8.ハードクリスタル: クリスタルグリッターズ - スイートミルド by ダンスホール
9.スナークレイアース: アサティス - ジグズアンドリールズ by Comedy Star
10.イーグルカフェ: Gulch - Net Dancer by Nureyev
11.ホーマンベルウィン: コマンダーインチーフ - ラシアンパーティー by ラシアンルーブル
12.シロキタゴッドラン: ジェニュイン - シクレノンメモリー by トニービン
13.ローエングリン: Singspiel - カーリング by Garde Royale
14.ナイキアディライト: ディアブロ - ナイキオーモンド by スリルショー
15.オミクロン: Germany - Ost Tycoon by Last Tycoon
16.ヴォルテクス: Danehill - Roupala by Vaguely Noble
ラップタイム: 6.7 - 11.1 - 11.9 - 11.9 - 11.9 - 12.3 - 12.5 - 12.8 - 12.6 - 12.5 - 12.5
前のローエングリンとナイキアディライト、クーリンガーがばてたところを割って内から一気に伸びてタイムパラドックスでした。トータルインパクトを見てたから一瞬ローエングリンが二の脚使ったのかとびびったけど違う馬だったというおち。トータルインパクトはジンクライシスにてこずってる間にアドマイヤドンにやられ、結局ジンクライシスも交わせず4着か。それでも先行集団についていっているので頑張ってはいますねえ。アドマイヤドンはズブくなり過ぎた印象。
うちから良くあんなところを抜け出せたなあとも思わなくないですが、飛ばしたローエングリンとそれについていったナイキアディライトは完全にバテたので抵抗のしようもなかったんだろう。まあ距離もタイムパラドックスに向いているとは言えるだろうし。そういう流れで押し切ろうとしたトータルインパクトですが本国ならともかく、東京の直線では分が悪かったということなんではなかろうか。先行集団総崩れの中を地力で粘ったのは評価すべきかと。ジンクライシスは気がついたらトータルインパクトに先着だしかなり強くなってるのかな。
ローエングリンは結局外枠がアダになりましたかねえ。2F目を11.1にしてその後も11.9を連発。直線沈むといういつものパターン。もうこれはどうしようもないですかね。中団に控えて結局そのままなユートピアは何がしたかったのか分かりません。スナークレイアースはイーグルカフェに先着したので良しとしておく。欧州馬2頭はやっぱりというところですか。
これでブライアンズタイムの重賞コレクションにJCDが加わったのですが、残るGIはフェブラリーS、高松宮記念、NHKマイル、安田記念、スプリンターズS、マイルCS、JCとのこと。見事に古馬の短いところが揃ってますな。ダートは得意なのでフェブラリーSくらいあっさり勝てそうな気もするけど。

ところでレープロの馬名プロファイルにこんなの載ってたらしい。
スナークレイアース
スナークは冠名。レイアース RayearthはTVアニメのタイトルから。
中学生の少女が魔法騎士に変身して活躍するという。
変り身を最も警戒しなければならないのはこれだろう。
マジにそこが元ネタでしたか。うわははは。そりゃAAPの中の人もわからんはずだわ。というかスナークレイアースはすでに9歳の牡馬なんだがそのへんはどうよ。

2歳
新馬戦。京都はレースパイロット。東京はコスモプロデュース。
■レースパイロット: サンデーサイレンス - マンファス by Last Tycoon
キングカメハメハの半妹。輸入した繁殖牝馬にはとりあえずサンデーの社台らしいといえばらしい配合ですな。ペースはゆったりしてたけどその分3コーナーあたりから仕掛けて直線の伸びも文句なしでした。このままコーシローが主戦になってくれたら愉しいんだがとありえないことでも言ってみる。
■コスモプロデュース: ペンタイア - ナイスアテンション by ノーアテンション
こちらは母がスーパークリークの全妹という血統。14番人気の単勝万馬券でした。最近このファミリーからは活躍馬が出てないので仕方無しといったところなんでしょうかね。

未勝利。
■マルカラスカル: グラスワンダー - トレアンサンブル by トニービン
祖母ダイナアクトレス。
■アドマイヤナンシー: アドマイヤベガ - アドマイヤバルド by ノーザンテースト
■ツルマルダンスオー: ダンスインザダーク - バトンルージュ by ヘクタープロテクター
■トラストジュゲム: スキャターザゴールド - ジュウジホウセキ by マルゼンスキー
■ゴールドブレット: ヘネシー - コッサゴールド by Java Gold
■コクサイトップラヴ: マイネルラヴ - モガミタマー by タマトップ

あけび賞 500万下 京都 芝1600m
1.ケイアイヘネシー: ヘネシー - ハーモニーウイン by Woodman
2.オースミグラスワン: グラスワンダー - ホッコーオウカ by リンドシェーバー
3.ブライトトゥモロー: フレンチデピュティ - ポピーデイ by トニービン
オースミグラスワンが抜け出して勝ったと思ったところをケイアイヘネシーが一気に差し切りました。

ベゴニア賞 500万下 東京 芝1600m
1.ラドランファーマ: ホワイトマズル - ヒデアスタイアー by マルゼンスキー
2.マチカネオーラ: サンデーサイレンス - マチカネベニザクラ by Royal Academy
Foreign Racing
Citation H. GI Hollywood USA Turf 8F
1.Leroidesanimaux: Candy Stripes - Dissemble by Ahonoora
2.A to the Z: Benchmark - Green Again by Replant
3.Three Valleys: Diesis - Skiable by Niniski
4.Mingun: A.P. Indy - Miesque by Nureyev
5.Buckland Manor: Bien Bien - Bags of Pace by Shadeed
ジリなのかなあ。もうこのまま種牡馬入りしてしまえな気分ではあるのですけど、Mingun。勝ったのはブラジル産の快速Leroidesanimaux。評判どおりのスピードを見せつける結果になりましたか。

Cigar Mile H. GI Aqueduct USA Dirt 8F
1.Lion Tamer: Will's Way - Tippercane Creek by Olympio
2.Badge of Silver: Silver Deputy - Silveroo by Silver Hawk
3.Pico Central: Spend a Buck - Sheila Purple by Purple Mountain
Kelaは回避してるしなあ。Pico Centralはハンデ差に負けたという感じですか。ハナを切ったものの直線で交わされています。8ポンド差をものともせずというわけにはいかなかったようです。

ケンタッキーとニューヨークで2歳GII
Churchill Downsは牝馬のDemoiselle S(D9F)がSis City、牡馬のRemsen S(D9F)がRockport Harbor。Rockport Harborは一番人気の2着Galloping Grocerとはクビ差の接戦ながらその後続は8馬身千切っています。
Aqueductは牝馬のGolden Rod S(D8.5F)がRunway Model、牡馬のKentucky Jockey Club S(D8.5F)がGreater Good。
Sis City: Slew City Slew - Smart Sis by Beau Genius
Rockport Harbor: Unbridled's Song - Regal Miss Copelan by Copelan
Galloping Grocer: A.P. Jet - Little Evie by Northrop
Runway Model: Petionville - Ticket to Huston by Huston
Greater Good: Intidab - Gather the Clan by General Assembly
Music
というわけでこの前もちょっと書きましたが、MintJamさまの2枚目のアルバム。前作がいろいろなゲームミュージックのアレンジだったのに対して今回はオリジナル曲を集めて構成されています。とにかくサイトにもあるとおりギターインストアルバムでハードロック全開気味に駆け抜けるというCDになっています。エレキギターはどの曲もこれでもかというくらいにしつこくうるさい(褒め言葉)ですし、大部分の曲は疾走感のある曲調になっています。いやもう爽やかに疾走しているものから、ひたすらダークで翳りのある曲もありということでハードロックギターが好きで、インストが大好きな人には是非にと薦めたい。

同人の音楽CDはかなり買うのに迷ったりするのは事実で、最近は昔好きだったゲームミュージックのアレンジなんかをやっておられるサークルに注目したりもするんですが、なかなかCDを買うところまでは行かないんですよ。その辺に売ってるわけでもないですし。逆に同人を扱ってるショップでパッとCDを見つけてもアレンジの方向性がわからなくて結局買わずじまいというのも何度かあるわけで。だから、気に入ったサークルさんには長続きして欲しいわけです。しばらくはこのMintJamさまを基準に聴くことになろうかと。
なんだかんだでハードロック聴けるのならってところはあったり。
2004/11/29
Foreign Racing
北米種牡馬事情(その2かもしれない)
america2004.csv
11/19に書いた話のネタ元的なデータ。csvなので適当にいじってください。というかもっとまともなのに作り直してくださるとありがたかったり(ry
アメリカジョッキークラブのサイトにあった2004年の種牡馬種付け統計から、今年10頭以上に種付けした種牡馬をピックアップして雑把に血統を調べたものです。該当した種牡馬は1351頭で、血統はThoroughbred Pedigreequeryにて検索したものです。他に同名馬区別などでStallion Registerの検索も行っています。Thoroughbred Pedigreequeryの検索においてもヒットしなかった種牡馬が6頭おり、これらの血統についてはお手上げです。その他の種牡馬についてはその父と系統、及びボトムライン中で目に付いた馬を挙げてあります。
父と系統は、父の名だけ出してもさっぱり分からないのがいるので分かるところまで戻しましょうというスタンスです。どの程度利用価値があるかは知りませんが、妥当なところに収束させたつもりです。
ボトムラインはもっといい加減でボトムラインに並んでいる牝馬から一頭取り上げて名前を出しているだけです。ある程度有名どころを抑えつつとしたつもりではありますが、作業してた時の状況を考えると見落としたりしてないわけがないと思います。100年以上平気で遡ってYoung Melbourne Mareとかが出てきたりする一方でMiesqueとか出てくるので全く基準の無いことが知れます。その上A.P. IndyのところはWeekend SurpriseではなくLassie Dearとしているなど無茶苦茶です。更に10代くらいざっと見渡してこれといった馬が見つからなかった場合は全く根拠も無く一頭出してきてるのでなんだこれという部分も多いかと…。

Hollywood Derby GI Hollywood USA Turf 10F
1.Good Reward: Storm Cat - Heavenly Prize by Seeking the Gold
2.Fast and Furious: Singspiel - Helvellyn by Gone West
3.Imperialism: Langfuhr - Bodhavista by Pass the Tap 4.Whilly: Sri Pekan - Santa Rosa by Lahib
5.Laura's Lucky Boy: Theatrical - Corridora Slew by Corridor Key
6.Hendrix: Sultry Song - Fluttery Danseur by Wavering Monarch
7.Timo: El Prado - Elocat's Burglar by Criminal Type
8.Joursanvault: Verglas - Luthita by Always Fair
9.Blackdoun: Verglas - Rade by Kaldoun
10.Fight Club: Lavirco - Flaming Song by Darshaan
11.On the Acorn: Inchinor - Amarice by Suave Dancer
12.Big Squeeze: Petionville - Main Squeeze by Kris S.
13.Terroplane: Verglas - Jane Brust by Brustolon
良血Good Rewardが開眼。芝でもステークス勝ちまでであとはGIIで3着がある程度の実績のため人気はなかったのですが後方から直線一気が決まりました。母はGI8勝の名牝Heavenly Prizeという血統背景だけに今後は人気になるかな。騎乗したBaileyはこの前のMatriarch Sに続いてGI連勝。

Matriarch S. GI Hollywood USA GI Turf 8F
1.Intercontinental: Danehill - Hasili by Kahyasi
2.Etoile Montante: Miswaki - Willstar by Nureyev
3.Ticker Tape: Royal Applause - Argent du Bois by Silver Hawk
4.Island Fashion: Petionville - Danzigs Fashion by A Native Danzig
5.Hoh Buzzard: Alhaarth - Indian Express by Indian Ridge
6.Musical Chimes: In Excess - Note Musicale by Sadler's Wells
7.Ocean Drive: Belong to Me - Clever But Costly Clever Trick
8.Denebola: Storm Cat - Coup de Genie by Mr. Prospector
9.Quero Quero: Royal Academy - Big Dreams by Great Above
このレースで引退予定のFrankel厩舎の良血2頭で決まりました。逃げたEtoile Montanteを中団から徐々に進出したIntercontinentalが直線で捉えて2馬身差。Intercontinentalに交わされたEtoile MontanteもTicker Tapeの追撃はハナ差凌いでの2着確保。一方で結構抜けた一番人気だったMusical Chimesは最後方から直線の末脚が不発で6着に終わっています。某予想大会でその6着馬の1着付けで馬単を1〜4着に流してました。うがーorz。
IntercontinentalがBanks HillやDansili、Caciqueの全妹で、Heat Hazeの半妹。Caciqueなんかを見てると牝馬の方が強いファミリーなのかという気もしなくないですが、デビューした5頭が全部重賞を勝って、牝馬3頭はGI勝ち。ついにGIを取れないまま引退しているとはいえDansiliは種牡馬としても今年の初年度産駒がそこそこ活躍しているわけでとんでもない母ですな。Hasili自身はフランスのリステッド勝ちという実績。今年はBanks HillにはKingmambo、Heat HazeにはEmpire Makerと配合されているということです。
Etoile Montanteは母がVivianaの全妹。ということでTates Creek、Sightseek姉妹の従姉妹。要するにChris Evertのファミリー。
雑記
免許の更新である
ということで辺鄙なところにあることで有名な滋賀県の運転免許センターに行って更新してきました。ゴールドではないが、5年更新になったのは助かるかな。視力が順調に低下しているような気もしたのだが、なんとか裸眼で0.3はあったらしく原付に乗るときは眼鏡が無くてもよいことになりました。道交法にそんな改正点があったなんて知らなかったよ。まあ、原付は乗らないので全く関係ないんですけどね。ただ、原付以外にも小型の特殊自動車というやつもその適用を受けていて、これはまあ農業機械なんかが該当するわけですよ。そっちは便利にはなるか。そもそもそっちは眼鏡とか気にして運転したこと無いんだけど…。
町が合併して市になったので住所などの表記が変更されたわけですが、番地まで入れても10文字に満たないあっさりした表記になりました。郡名を書かなくて良くなっただけですが、実際に書くと結構違うんですよ。
2004/11/30
Foreign Racing
GhostzapperとRoses in Mayの来年
Blood-Horse: 2005 Campaigns Mapped Out for Ghostzapper, Roses in May
BC Classicで1,2着の2頭の来年の予定が発表されたようです。
まずGhostzapperから。どうやら来年の始動戦がMetropolitan H.となるようで、その後はSuburban H.、Whiteny H.、Woodward S.、BC Classicというらしき予定。Met Mile、Suburban、Woodward、BCがBelmont開催、WhitneyがSaratoga開催ですのでニューヨークだけでの出走となりそうだそうです。今年もそうでしたが出走するレースを厳選するという感じではありますねえ。もともとは短距離を走っていたスピード自慢なのでMet Mileというのは最高の舞台ではないかと思われますが、今年も序盤に脚部不安などがあったとはいえわずか4戦です。シーズン前半を休養に当てることを向こうの人はどう受け止めるのかちょっと知りたくなったりもした。Belmontではこれまで4戦して無敗らしいので得意のコースで挑戦者を迎え撃つことになるわけですか…。あとこのローテーションなら頻繁にFunny Cideとぶつかることになりそうですが、一つくらいは勝ってもらわないと困ります、Funny Cide。
Roses in Mayの方はDonn H.で復帰してDubai World Cupを目指すことになるようで、どうやらこれが来年のドバイの目玉ということになりますかね。Saint LiamとかTotal Impactとかがどうするつもりかは知らないけど。Saint LiamもDonn H.に出走を予定しているのでさっそくぶつかるわけか。

Private Account (1976 USA) Damascus - Numbered Account by Buckpasser
Blood-Horse: Private Account, Personal Ensign's Sire, Dead
Private Accountが死亡ということですが、まだ生きていたのかという印象の方が強かったりもする。1995年から種牡馬を引退して余生を過ごしていましたが、老衰で死亡らしいですな。
何と言っても記事のタイトルにあるようにPersonal Ensignが代表産駒となるわけですが、この他にもEast of the MoonやClassy Cathyなど数多くのGI馬を送り出しています。ステークスウィナーを61頭輩出。ファミリーはLa Troienneから来る問答無用の名門牝系で近いところでもAssatisやWoodmanがいます。
Damascusの最有力後継種牡馬でPrivate TermsからAfternoon Deelites、Soul of the Matterというラインがありますが近年では精彩を欠いており、Damascus系の主力の地位はGilded Timeに持っていかれたような気がしなくも無いですな。
2004/11 [1]2004/12 [1]

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