Revery_L_Elektra
memoLOG
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2005/2 [1]2005/3 [1]
2005/2/16
Horse Racing
フェブラリーS: プレレート
サイレントディールが出てこないという時点で激しくどうでも良いとか思ってみたりw。まあ、出てきて惨敗されたらそれはそれで困るので、ちゃんと仕上げてから出てきてくれればそっちの方が良いに決まってますが。それに出走できるかどうかが怪しかったというのもあるしねえ。それで復帰戦の候補に仁川Sなんて挙がってて、関西で走る可能性があるっつうのは見に行けるからうれしいし。…いや、netkeibaの見出しに"■名古屋大賞典、サイレントディールは補欠"とあったのを見て泣けてきたがorz。
さて、いつものとおりプレレーティングが出ているので眺めて遊ぶ。
トップはアドマイヤドンとタイムパラドックスの115。アドマイヤドンは昨年のフェブラリーSとJBCクラシックでこのレートを貰っているのでM-Iというカラム。それに対してタイムパラドックスはJCダートですのでIカラム。今年の川崎記念が113という数値です。昨年はほとんど毎月出走して12戦をこなしたタイムパラドックスですが、マイル以下ではフェブラリーSと阪神のOPコーラルSだけで、それぞれ6着、4着という結果に終わっています。通算でも1800m以上のダートを主戦場としていて、最短の勝ち距離は中京のダート1700mということになります。なものでやはりここでは距離が足りないという結果に終わりそうな気はする。昨年は勝ったアドマイヤドンにしても、南部杯では先行有利のコースとはいえユートピアを捉えきれずというあたりマイルでは距離が足りなくなりつつあるのではないかなとも思うわけです。
114がユートピア、パーソナルラッシュとマイネルセレクト。マイネルセレクトはスプリントでの数値でマイル戦には出走した経験すらないという有様。ここはドバイへの調整代わりというところでしょう。ユートピアはしっかり逃げる事が出来たらマイルでも中距離でも、芝でもダートでもそこそこには能力のある馬ですが、あと少し足りない事の方が多いのも事実。ここを勝ってドバイにも行って欲しいのですが、今回メイショウボーラーあたりに絡まれるときついレースを強いられるんではないかとも。昨年のように馬群の中で成す術もなく沈むというのもありえるので厄介ですな。パーソナルラッシュはよく分からんというのが正直なところ。東京大賞典は遠征帰りということで置いておく。
112を持っているのがメイショウボーラーとシーキングザダイヤ。メイショウボーラーは祖母Nice TraditionがアルゼンチンのGI馬でその父Search TraditionはNashua X SearchingというLa Troienne系種牡馬。ということでダートで走ってもおかしくない血統ではありますな。というか実際は走ってるのですが。シーキングザダイヤは毎年フェブラリーSに来てる気がするペリエが鞍上。
2005/2/17
雑記
これ以上デンパを飛ばすのはさすがにヤヴァイかと思ってたりw(挨拶。

うまさいとさまの記事より
うまさいと: 勝手に紹介
この記事の中にて、
REVERY_L_ELEKTRA: DREAMDEAL MEMO@MARLさん もっと電波飛ばしてみて系
このページに直接リンクしてよかったんだろうか。網羅的に主に欧米豪の重賞を取り上げてらっしゃることもあり、ニュースサイトに近いのかもとか思ったりもする。
などと書かれてしまった。
まあ、好き勝手なことを書いて、デンパというエクスキューズをしているということではあります。実はそれを見た誰かがまともな記事を書いてくれるとうれしいなとか思ってたり…。
サイト運営の目的はありませんw。なんとなく毎日更新しようとは思っていて、そうなると海外のトピックを地域を問わずに取り上げるのが丁度よい具合になるのです。いつかも書いたけどネタがなくなったときは南半球に救いを求める事が出来るしw。なので網羅的にやってると言うのはだまされてますねとしか…。今年に入ってからはどうせ朝◎さまのところの予想大会用に海外の重賞を検討するので、それを出来るだけ記事にしてここにも出してしまおうかなという事を考えたためGIIあたりをカバーしてますが、これから欧州が本格的に開幕して予想するレースが多くなってきたら全部はやれなくなるでしょうし。そういう場合は向こうでも単勝1点とか訳の分からない総流しとか、如何にも考えてない投票になる事は目に見えてますけどね。
とにかくレースにしても馬にしてもニュースにしても自分が興味を持ってみることが出来るかどうかを優先するきらいはあるので、そこだけは踏まえておいてください。リンクはどこに張られても気にしません。

9-f
で、NewfoundlandやらThe Mighty Tiger。DRFのHorse Watchに登録して動向を追いかけてる程度です。それ以上は探しようがないものでして…。Clear Mandateの仔だから向こうでもデンパ的に入れ込んでる人がいても良さそうなものですが、この馬名では検索しようがなく…。
もともとはトゥザヴィクトリーから始まってますが9号族Toxophilite Mare(9-f)の分枝がかなり好き。まずはToxophilite Mareの周りから。Nureyevあたりの牝祖をたどってもToxophilite Mareが出ますがあっちは別物。生年がともに1861年というところまで同じなので紛らわしい事この上なし。
Maid of Masham (by Donn John) 1845 9-eの祖
|Teddington Mare (by Teddington) 1855
||Adelaide (by Young Melbourne) 1866 9-hの祖
|||Queen Adelaide (by Hermit) 1881 →Tom Rolfe、Ack Ack、ゴールドアリュール、Squirtle Squirt
|||Ste. Alvere (by Hermit) 1883
||||Alveole (by Crafton) 1889 →Schlenderhanの至宝Aライン牝系との枝流、マーベラスサンデー
|Young Melbourne Mare (by Young Melbourne) 1859 9-gの祖
||Ante Diem (by Musket) 1878 →ARGを代表するHaras Ojo de Aguaの基幹牝系、Bayakoa、Hawk Wing
|Toxophilite Mare (by Toxophilite) 1861 9-fの祖
|Faraway (by Young Melbourne) 1866 →Zafonic、イシノヒカル
|Lady Masham (by Brother to Strafford) 1867 →Boussacの名牝系ZaribaとAstronomie、Fair Play、Friar Rock
さて補足。マーベラスサンデーはイギリスに遺していた長女Lusciousの血を享けています。同じ所からミスターシービーやメイズイも出ます。SchlendarhanのAラインはわざわざ解説する必要もないかと。ドイツ国外に出たらGalileoを出すし。BoussacのところにいたLady Nashamからのラインも相当無茶苦茶。最近はDalakhaniを出したしね。
んで、9-f自体はというとこんな感じで、これまたオバケ牝系。StellaとBlack Starの2本。
Toxophilite Mare (by Toxophilite) 1861
|Stella (by Brother to Strafford) 1879
||Astrology (by Hermit) 1887
|||St. Celestra (by St. Angelo) 1897
||||St. Astra (by Ladas) 1904
|||||Diavolezza (by Le Sagittaire) 1911 →Amazon Warriorからメジロラモーヌなど、Soviet Star
|||||Titanite (by Sardanapale) 1917 →社台のFancimine系、Black Tie Affair
|Black Star (by Forerunner) 1880
||The Apple (by Hermit) 1886
|||Thankful Blossom (by Paradox) 1891
||||Colonial (by Trenton) 1897
|||||La Venganza (by Abercorn) 1902
||||||Nellie Morse (by Luke McLuke) by 1921
|||||||Nellie Flag (by American Flag) 1932
||||||||Mar-Kell (by Blenheim) 1939 →Antique Valueからベガ
||||||||Nellie L. (by Blenheim) 1940 →Bold Forbes
||||||||Whirling Girl (by Whirlaway) 1945 →Forego
|||||Rose Leaves (by Ballot) 1916 →Bull Lea
|||One I Love (by Minting) 1893
||||Affection (by Isidor) 1914
|||||Escutcheon (by Sir Gallahad) 1927
||||||Strange Device (by Stimulus) 1938
|||||||Most Likely (by Heliopolis) 1953
||||||||Likely Swap (by Swaps) 1962
|||||||||Likely Exchange (by Terrible Tiger) 1974 →Creme Fraiche
||||||||||Dream Deal (by Sharpen Up) 1986 →マルターズライオン
|||||||||||Fairy Doll (by Nureyev) 1991 →トゥザヴィクトリー
|||||||||||Clear Mandate (by Deputy Minister) 1992 →Full Mandate、Newfoundland、The Mighty Tiger
|||||||||||Dream Scheme (by Danzig) 1993
||||||Bourtai (by Stimulus) 1942
|||||||Delta (by Nasrullah) 1952 →Croco Rouge
|||||||Levee (by Hill Prince) 1953
||||||||Nalee (by Nashua) 1960
|||||||||Nalees Flying Flag (by Hoist the Flag) 1975 →Geri
||||||||||Sacahuista (by Raja Baba) 1984 →Ekraar
||||||||Belle Foulee (by Tom Fool) 1964 →Marbye
||||||||Shuvee (by Nashua) 1966
||||||||Sister Shu (by Nashua) 1969 →Strategic Choice
||||||||Raise the Levee (by Raise a Native) 1971 →Fair Mix
|||||||Bayou (by Hill Prince) 1954 →エリモシック
とりあえず無茶な戦績をしてるのはShuvee。NY牝馬三冠に4,5歳はJockey Club GC、Top Flight H、Diana Hを全て連覇して2年連続チャンピオン古牝馬。繁殖としては姉妹ほど揮いませんが、それでも重賞馬は出してます。
とまあ、こういう牝系を持つようなお馬が出てくると俄然入れ込むわけですなw。
今週のQMA2
ローズバド化
火曜と今日を合わせて8ゲーム。決勝勝てませぬ。
決勝進出は5回で、全て2着に終わる。残りは3回戦落ちが2度、初戦落ちが1度。
ジャンル選択にやや恵まれた感はあるものの、3回戦で落ちた2回は並び替えの時に処理が重くなって入力が反応してなかったのにOK押してしまったのと四択でアルタイルとアンタレスを選択枝見間違えるというミス。どちらもそれを正解していたら通過できていただけに悔やむ。
決勝は全部学問四択を出題してました。大抵、注文どおりに自分フェイズでの一人抜けで追い込んでいくのですが、最後はきっちり答えられて同数の時計勝負は負けが多いというパターン。要するにそこまでに間違えすぎなのではあります。それにしても3人が学問を出題してたときに芸能タイピング全滅が響いて差しきられた時はへこんだが…
で、気がついたら賢者に昇格してしまいました。今日は最後に賢者戦の雰囲気でもと思って、もう1ゲームとやったら初戦落ちした訳ではあります。そんな賢者の洗礼を受けて終了なれど、賢者になるとゲージの進むスピードがまた速くなってますな。
ということで大魔導士戦績のまとめ。トータルで34ゲーム、決勝進出は17回。決勝戦成績は[3-7-5-2]と2着3着が多くなった。といっても2着は今週だけで5回記録し取るのですが、日によって成績に波があるのは今後改善するべきか。ようやく大魔導士の決勝になれてきたという状態だったのかもしれないが、それはもう通過してしまったのでまたこれから苦戦するのか…。あるいは今日は問題追加直後という影響でもありましたかね。多分周りも初見で地力勝負の方が良さげな予感。予選落ちは3回戦が11回、2回戦が1回、1回戦が5回。こうして見ると2回戦のエフェクトは騙し騙しながらよくクリアしてたなと。1回戦落ちは芸能X4とノンジャンル。3回戦成績は[ノンジャンル:2/4、雑学:1/2、芸能:3/3、アニメ:3/7、学問:5/6、スポーツ:3/6]。あれ…3回戦だと芸能はクリアしてたのか…。どうもアニメとスポーツに苦しめられたという状態ではありますか。3回戦のジャンルについてはまあ、学問もしっかり6回出てきてるのでそう不運ということでもないかな。とはいえ3回戦に学問とか見えてるときは気合を入れてそこまでたどり着くようにしてましたので、1回戦落ちしてるときの3回戦はスポーツとかアニメの予定ばかりではあった。2回戦までに落ちた6回はアニメX3、スポーツX2、雑学というのが3回戦に予告されていたジャンルなので、それを含めるとアニメ出題されすぎではある。
2005/2/18
Foreign Racing
Shirley Jones H GII Gulfstream FL Dirt 7F
このレースの注目点を一言で言ってしまうとMadcap Escapade復帰ということになるでしょう。そこにSociety Selectionまで走るとあっては注目しないわけにはいかないのです。
Madcap EscapadeはKentucky Oaks以来の出走となります。Gulfstream Parkでデビューから3連勝を記録したあとKentuckyに向かいAshland Sも勝って4連勝でKentucky Oaksに出走しましたが、3着に終わりその後骨折判明で休養入りしていました。今回はデビューから3連勝を挙げたGulfstreamですし、7Fという距離もGII勝ちを記録した舞台ですのでコースなどでの問題はなく、骨折からの長期休養明けであるというところだけが問題でしょう。
一方のSociety SelectionはNY牝馬三冠路線で台頭してきた馬で、CCA Oaksは走らずTest Sを選んで圧勝。その後Alabama Sも勝って、Kentucky Oaksから牝馬路線を引っ張るAshado、Mother Goose SでAshadoを下して名乗りをあげたStellar Jayneと並ぶ3歳のトップクラスとなります。しかし追い込み脚質で成績が安定せず圧勝もある代わりに惨敗もあるという極端な戦績で、BC Distaffは良いところ無く9着に終わっています。
この2頭がともに今年の始動戦でそれぞれに不安要素を抱えている状況とはいえ、この2頭に続くのがこの前やっとSunshine Millions FM Sprintを勝った程度のAlix Mではなというのが正直な印象。

Barbara Fritchie H GII Laurel MD Dirt 7F
こっちも古牝馬のスプリント。当然この時期ならメリーランドなんかよりフロリダにメンバーが集まるわけで、こっちのメインはBear Fanということになりますな。というかそれしかいないという状態で、なんとも…。
Horse Racing
フェブラリーS GI 東京 ダート1600m
馬名母父騎手調教師
1ストロングブラッドトウカイテイオーワイプザアイGulch北村宏司増沢末夫
2ヘヴンリーロマンスサンデーサイレンスファーストアクトSadler's Wells松永幹夫山本正司
3アドマイヤドンティンバーカントリーベガトニービン安藤勝己松田博資
4カフェオリンポスGrand SlamCognac LadyOlympio柴田善臣松山康久
5パーソナルラッシュWild RushPersonallyAlydar藤田伸二山内研二
6タイムパラドックスブライアンズタイムジョリーザザAlzao武豊松田博資
7シーキングザダイヤStorm CatSeeking the PerlSeeking the GoldO. ペリエ森秀行
8サイレンスボーイマーベラスサンデーフジノタカコトブキホリスキー田中勝春石坂正
9ユートピアフォーティナイナードリームビジョンノーザンテースト横山典弘橋口弘次郎
10ヒシアトラスティンバーカントリータックスヘイブンAlydar蛯名正義中野隆良
11ピットファイターPulpitデアリングダンジグDanzigD. バルジュー加藤征弘
12ハードクリスタルクリスタルグリッターズスイートミルドダンスホール岡部幸雄作田誠二
13ノボトゥルーBroad BrushNastiqueNaskra内田博幸森秀行
14メイショウボーラータイキシャトルナイスレイズStorm Cat福永祐一白井寿昭
15トップオブワールドシャンハイトップサンキストアサティス四位洋文藤岡健一
マイネルセレクトがいなくなりました。メイショウボーラーは変に中に入るよりこっちの方が良いのではないかなという気がしなくもないねえ。ユートピアは嫌な枠だと思いますが…。

これだと京都記念の方が面白いのではないかなという気はしますが、そっちは見れないしな。とりあえずアクティブバイオとヒシミラクルに注目しつつ、シルクフェイマスもという節操の無い事を考えてますけど。GI3勝の賞金の重みが60kになってしまうヒシミラクルはきついと思うけど、JCのあの走りが出来ればこなせるんでないかなと。
雑記
エニックス系マンガ
最近、エニックス研究館さまの記事を読みふけっております。これはたかひろ的研究館さまのコンテンツの一つで、分量が多いこともあって時間のある時に気合を入れて一気に読もうかとも思ったのですが、考え直して少しづつ読むことにした次第。
たかひろさまのおっしゃる内容には同意するところもあれば、それはちと違うんじゃないかなと思う面もありではあります。「少年マンガ」にそこまで多くを求めてもとは思いますし、同じようなものを手を変え品を変えで良いと思うんですよね。読者が常に入れ替わるような本来の意味での「少年マンガ」の場合はなので、今のジャンプその他の「少年マンガ誌に載ってるマンガ」は別枠にして考えるべきかもしれませんが。
で、エニックス系のマンガについては楠木坂コーヒーハウスさまの少年ガンガン回顧録の私版みたいなものは作りたいなとは思っているので、まあそのうちに。少し書き始めてますが、取り上げる作品絞らないとやっていけなさそうでもあるので…。本棚からコミックス出してきて読んでる時間のほうが長いとも言う。
何故エニックスかと言われてもはっきりとは答えようがありません。しかし雑誌「少年ガンガン」創刊をリアルタイムで体験し、そのまま、ジャンプ、サンデー、マガジンといった主流のマンガ誌に流れていくのではなく、そのままガンガンを読みつづけた理由はいろいろあったろうかと思いますが、ある時点までは雑誌自体が初期読者を追いかけるように路線を変えていったことが根底にあるのは間違いないところでしょう。というのは大抵雑誌はそれぞれターゲットとなる年齢層を設定するわけですが、ガンガンの場合はそのレンジ自体はそれほど広くなく、さらにそれが初期の読者の成長に従って雑誌の対象年齢もそれに引きずられるかのように上昇したという感じがします。最初に掴んだ読者を離さないという面からすればある種当然のことだったのかもしれませんが、読んでいる方はずるずると読みつづけるということで見事に策に嵌まってしまいます。私と同年代に属する方は結構こういうパターンが多いのではないかなという気もします。
まあ、そこからGファンタジーもギャグ王もウイングもステンシルも読んでたわけだからねえ。んで、今日も何のためらいも無くGファンタジーとガンガンYGとMASAMUNEを買ってきてるわけで…。
2005/2/19
Foreign Racing
San Luis Obisbo H GII Santa Anita CA Turf 12F
芝の12F戦でこんな時期はろくなのいませんな。
9歳セン馬ながら他馬の挑戦を受ける立場なのがContinental Red。これまで通算で66戦7勝で入着が28回というジリジリな馬ではありますが、そのおかげでか獲得賞金は100万ドルを超えています。今年の芝9FのGII San Gabriel Hでも3着に入っておりいまだ健在といったところか。
これと並ぶのがLicense to Runということにはなりますな。アメリカに移籍してきてからまだ勝ちがありませんがブラジル時代に芝2400mを勝っている実績がありますし、Hollywood Turf Cupで3着でもあるわけでそれなりに期待されていますね。
ま、つまらんのでまた出て来たT.H. Approvalがやらかしてくれないかなと少し期待してみたり。

General George H GII Laurel MD Dirt 7F
5歳馬Don SixはScott Lake師が今年のBC Sprintでも勝てる素材とのたまう存在で、ここは重要な1戦なのだとか。最近の5勝は全て6Fで挙げているというスプリンターでこれまでに1度しか勝っていない7Fをこなす事が出来るかどうかに注目ということなんでしょうかね。
Saratoga CountyとかTaste of Paradiseとかもいますが、いまいち興味ないなあ。

Buena Vista H GII Santa Anita CA Turf 8F
Intercontinental引退したんじゃなかったのか…。このメンバーでトップハンデはきつかろうがな。
というわけで、仔がGIを勝ちまくる現代の名繁殖Hasili。Intercontinentalの全兄Dansiliはあと一歩GIには手が届かなかったものの仏2000ギニー、Sussex S、Prix de la Foretでの2着があり、1600mの重賞勝ちもあるように好成績はマイル戦に集中しています。Danehillの後継種牡馬として2004年に産駒がデビューして好調なスタートを切りました。同じく全姉のBanks HillはBC FM Turf勝ちなど10Fでも実績がありますがやはりマイル戦こそが本領という感じはあります。そして父がDanehillからGreen Desertに変わった半姉Heat Hazeはやや中距離志向でしたがマイルでもGI Matriarch S勝ち。Intercontinental自身もGIを勝ったのはMatriarch Sということで芝マイルでは絶大な実績を残してきた一族ではあります。さらに全弟のCaciqueは昨年Bagoの後塵を拝しつづけましたが、GII勝ちはやっぱり芝のマイル戦でした。牝馬の方が成績がよく、Intercontinentalが今年も現役に残るというのならいくつか芝GIのタイトルを取りに行くつもりではありましょうし、ころっと負けられると困るというところではあります。
なぜか、こんなところにエントリーしてきたのがElusive Diva。芝をこなせればあっさりもありえそうですがどうでしょうかねえ。Elusive Qualityの産駒は芝をこなせないということは無いのですが、Elusive Divaの場合はここが初の芝戦だし、ちと無理かなと。
Ask For the Moonは仏オークス後にアメリカに移籍しましたが、アメリカでのデビュー戦は延びに延びて今年のSanta Anitaのステークス戦を5着というのがデビュー戦でした。一叩きされてどこまでというのはありますが、アメリカの芝に合ってるかどうかもまだよく分からないので見送りますかねえ。
アルゼンチン産のMiss Terribleは当地で芝砂を問わずGIを1400から徐々に距離を延ばしながら7連勝して局地的に話題になりました。アメリカに移籍してからはまだ2戦しかしていませんが、ややGI Gamely BCHはともかく、SaratogaのAllowanceで惨敗喰らってるのはどうかなと。今回はそれ以来の出走で立て直してきたと思いたいですけどね。
もう一頭のアルゼンチン産馬Any For Loveもアルゼンチンで芝GI勝ちのある馬です。

MVRC Australian S GI Moonee Valley AUS GI 1200m
あったの忘れてた…。週中にAAPだかThe AgeだかでCape of Good Hopeの記事を見るには見たんですが、読んでみたら面白くなかったのでスルーしてたしねえ。
1.Cape of Good Hope: Inchinor - Cape Merino by Clantime
2.Super Elegant: Mister C. - Ever Elegant by Steel Pulse
3.Spark of Life: Nine Carat - Sparkling Bounty by Celestial Bounty
Moonee Valleyのあんなコース形態でスプリントGIなんてやって良いのかしらとか思わんでも無いのですが、よりによってCape of Good Hopeが勝ちますか。Global Sprint Challengeの第2戦ではありますが、第1戦の勝者Fastnet Rockはいないし、Alinghiもいないしということでメンバー的に低調であったのは間違いのないところではありましょう。
で、結局日本からも欧州からも遠征馬はおらず、なんとか香港からきたのがCape of Good Hopeってことで、取れるところできっちりポイントを稼いだこの馬がこのままチャンピオンになるんですかねえ。チャンピオンになってもメリットなんてないと思いますけど。日本のシリーズまで参戦してくる馬はいるのかねえ。

Hollywood GCがハンデ戦に戻りますとな
まあ、長い歴史の中ではほとんどがハンデ戦として行われていたレースではあるのですが、一度馬齢重量戦にしたものをなぜまた戻すかとは思うねえ。
Thoroughbred Times: Hollywood Gold Cup returned to handicap conditions
まあ何と言ってもこの動きがアメリカの上級レースでハンデ戦を少なくしていこうという動きに対するカウンター的に行われているのは気に入らないですが。確かにHollywood GCとPacific Classicはいかにコースが変わるといってもアメリカの大して差の無いコースなんだし、同じ距離・条件で2戦続けてやったところでというところではあります。それで出走馬はPacific Classicにばかり集まる感じでもありますが。
カリフォルニアは騎手の負担重量を引き上げようという動きもあるので、この辺がどう影響しているかってのはさっぱり分からないです。
カリフォルニアの負担重量引き上げについては1972さまが詳しく書いてくださっています。
朝◎: カリフォルニア州競馬、騎手の斤量増量へ
Horse Racing
京都記念 GII 京都 芝2200m
1.ナリタセンチュリー: トニービン - プリンセスリーベ by ノーザンテースト
2.トウショウナイト: ティンバーカントリー - ミッドナイトオアシス by Java Gold
3.ヒシミラクル: サッカーボーイ - シュンサクヨシコ by シェイディハイツ
4.マイソールサウンド: タマモクロス - チアズスミレ by サンデーサイレンス
5.ファストタテヤマ: ダンスインザダーク - メインゲスト by ターゴワイス
6.ピサノクウカイ: サンデーサイレンス - レミニセントリー by Affirmed
7.アクティブバイオ: オペラハウス - ロイヤルバイオ by シンボリルドルフ
8.ダイタクバートラム: ダンスインザダーク - スプリングネヴァー by サクラユタカオー
9.メガスターダム: ニホンピロウイナー - フミノスキー by マルゼンスキー
10.シルクフェイマス: マーベラスサンデー - セイントセーラ by Caerleon
11.サンライズペガサス: サンデーサイレンス - ヒガシブライアン by ブライアンズタイム
12.エリモシャルマン: トニービン - エリモパッション by マルゼンスキー
ナリタセンチュリーは日経新春杯のときに馬の状態がよくないといってたのは何だったのだろうかと思わないでもないですが、今日は空いた内を伸びてきてましたねえ。GIまではいけなくてもこのあたりのGIIなら何とかなるという馬ですかねえ。
トウショウナイトは全くチェックしてなかったのですが、関東のこのくらいの距離の条件戦を3連勝してきてましたのね。
で、ヒシミラクル。復帰後はGIを3連戦して、そのときとはメンバーがまるで違いますが、今回は60kを背負ってでしたからこんなものか。+12ということもあったし阪神大賞典も使って、天皇賞で丁度良いくらいになってきそうですかねえ。
シルクフェイマスは馬場が悪くなるとどうしようもないのですが、それにしても負けすぎてないかなという印象。ダイタクバートラムもこういう馬場はよろしくないですかね。
逆にこの馬場ならとか思うアクティブバイオは馬体重二桁増やしてきて終了。
3歳
クイーンC GIII 東京 芝1600m
1.ライラプス: フレンチデピュティ - フサイチエアデール by サンデーサイレンス
2.ジョウノビクトリア: サンデーサイレンス - ミヤビサクラコ by ノーザンテースト
さて、ショウナンパントルが派手に飛んでくれましたが、周りより2k重かったり、馬体重も二桁増加であったということを考えると度外視してよいのかもしれませんが、このまま桜花賞直行だったら嫌かなとは思う。
ライラプスは重賞勝たれてしまったかと(謎。こっちも桜花賞直行予定なのね…。

500万下 京都 ダート1800m
1.サンダーペガサス: Fusaichi Pegasus - Line of Thunder by Storm Bird
ということで2勝目。この当たりが一番良い条件ではないのかなという気はするので、やはり将来はシーキングザダイヤか?
Comic
ヤングガンガン No.5
いつも通りに。
ユーベル(巻頭カラー)◆ちょっとそれは都合よすぎるのではないですかと思ったりした。成り行き上というか罠にかかってそこに行ってるのに帰ってきたはないだろうがと…。
犬神ゲル◆そろそろこのままのやり方ではいけないという所ではあるのかなと。このまま基本的に一話完結でやっていくか、ある程度のストーリーを設定していくか、どちらにしても何らかの筋がないとキャラの個性だけでは持たないか。
ロト紋◆ジリジリとではありますが話は動き出しているんでしょうねえ。連載で追いかけてる分には結構つらいが、これくらいじっくりやってくれた方があとでコミックスでまとめて読むには良いのかも知れない。
ニコイチ◆うーん、そっちがメインの舞台になるってのはどうかなと。
黒神◆今回は設定の説明半分というところか。残り半分はいつも通り慶太はいっぺん死んで来いというレベルの内容であり・・・。
BITTER(4号集中連載)◆重い系の話になるわけですか。4話でちゃんとまとめられるのかなという気がしなくも無いが。
すもも◆ラブコメって描いてあるけど、これはコメディを通り過ぎて既にギャグマンガだろう。とりあえず最後のページは思わず失笑してしまったのだが…。
サンレッド◆パターンにはめただけという内容。
セキレイ◆お色気はお約束w。ガンガンYGの頃に出てきたメイド服セキレイ二人組が本格的に登場ってか、セクハラマスターかよってのと、二人以上のセキレイのマスターになれるんかとか思ったり。一応話は進んでるのな。
荒川アンダー(5話掲載)◆このセンターカラーは何だw。この間のとり方はいいなあと思う次第。
八王子(前後編読み切りの前編)◆最後のページで急展開してるので、後編次第というあたりかな。
ワーキング(2話掲載)◆とりあえずまともな人間は出てきませんな。ま、そこがいいんだけど。
ドラゴンズヘヴン(三号読み切り最終話)◆えっと、続編に期待しますというあたりで連載化キボンヌ。
キャンディーポップ(読み切り後編)◆結局なんだったのかというマンガではあります。設定を詰め込みすぎて分かりにくくした面もあるだろうけど、この前の前編が駄目すぎて脚を引っ張ってる面もあるかな。どっちにしろこれはいらんかったと思うけど。
バンブー◆キリノがはっちゃけてるコマなんかは昔の金科玉条お花守を思い出させてくれてよい感じ。なんかええ感じになってきてるので、最初に出てきた練習試合が終わっても続いてくれるとうれしいとは思う。
僕らのカタチ(3号連載2話目)◆明らかに手を抜いてる絵が何ヶ所もあって残念。
一応全部読んだけど、すっ飛ばしてるのがいくつかあります。なんつうかその辺はいろいろ察していただきたく…。
相変わらず読みきりとか短期連載多めで、龍園はどうもこのあと連載に持っていきそうな最終話の展開ではありましたので、そうするんだろうなという気はするけどね。短期連載じゃなかったらストーリーとかいろいろできるだろうから、ありきたりの話にならないようにだけしてくれれば良くなるんでは。逆に奇を衒い過ぎた感の強いCANDYPOPはイラネ。
2005/2/20
Foreign Racing
Shirley Jones H GII Gulfstream FL Dirt 7F
1.Madcap Escapade: Hennessy - Sassy Pants by Saratoga Six
2.Alix M.: End Sweep - Dice Passer by Affirmed
Madcap Escapadeはスタートがあまりよくなかったもののすぐに先頭を奪い返してあとは逃げるだけ。最後には脚が止まりかけていますが、それまでのリードを保ってゴールでしたとさ。同じくスタートが悪かったSociety Selectionはそのまま最下位に敗退。
無茶苦茶なレースをしたなあという印象を受けるのですが、スピードは健在である事を示したといえるでしょう。スタートに失敗して無理矢理、ハナを奪いに行ったところで無理をした分かは知りませんが、最後止まりかけてるのはちょっと気になりますかね。短距離の方が向いているのかもしれません。負けたのはそのあとに故障が判明したKentucky Oaksだけということになりますし、なかなか強力な馬が復帰してきたなということになりますか。
Society Selectionはもともと不安定なところのある馬ですが、ちと酷いですかね。

Barbara Fritchie H GII Laurel MD Dirt 7F
1.Cativa: Sir Cat - Sinister Victory by Vice Regent
2.Sensibly Chic: Funny Fellow - Sensitivity by Sensitivo
こっちはBear Fanが無残な敗戦を…。

San Luis Obispo H GIII Santa Anita CA Dirt 12F
ダート変更されました。
1.License to Run: Exile King - Pasiflora by Salt Marsh
2.Californian: Zafonic - Asterita by Rainbow Quest
3.T.H. Approval: With Approval - Potrichal by Potrillazo
ダート変更とはいえスクラッチした馬はなし。この距離ならスタミナに任せて勝負した方がよいという判断でしょうね。そしてLicense to Runが地力で押し切って5馬身差。2着のCalifornianという訳のわからなさはダート変更ゆえにかなとも。
Horse Racing
フェブラリーS GI 東京 ダート1600m
1.メイショウボーラー: タイキシャトル - ナイスレイズ by Storm Cat
2.シーキングザダイヤ: Storm Cat - Seeking the Perl by Seeking the Gold
3.ヒシアトラス: ティンバーカントリー - タックスヘイブン by Alydar
4.タイムパラドックス: ブライアンズタイム - ジョリーザザ by Alzao
5.アドマイヤドン: ティンバーカントリー - ベガ by トニービン
6.ピットファイター: Pulpit - デアリングダンジグ by Danzig
7.ストロングブラッド: トウカイテイオー - ワイプザアイ by Gulch
8.サイレンスボーイ: マーベラスサンデー - フジノタカコトブキ by ホリスキー
9.ハードクリスタル: クリスタルグリッターズ - スイートミルド by ダンスホール
10.カフェオリンポス: Grand Slam - Cognac Lady by Olympio
11.ヘヴンリーロマンス: サンデーサイレンス - ファーストアクト by Sadler's Wells
12.パーソナルラッシュ: Wild Rush - Personally by Alydar
13.トップオブワールド: シャンハイ - トップサンキスト by アサティス
14.ノボトゥルー: Broad Brush - Nastique by Naskra
15.ユートピア: フォーティナイナー - ドリームビジョン by ノーザンテースト
ラップタイム: 12.3 - 10.8 - 11.1 - 11.6 - 12.0 - 11.9 - 12.3 - 12.7
アドマイヤドンがスタートに失敗して大きく出遅れ。ユートピアも前にいけない。外から楽に先頭を奪ったメイショウボーラーがあっさり逃げ切ってしまいました。
メイショウボーラーの強さと、アドマイヤドンとユートピアはなにやってんだよというだけのレースではあったかなと。
確かに10.8、11.1というラップを記録しながら逃げるメイショウボーラーは捕まえる以前に脚が止まるだろうという読みはあったのかもしれませんし、実際に最後は12.7にまでラップが落ちてはいるのです。それでも後続が捕まえられないのだから強力です。次は高松宮記念を目指すということなのですが、芝でもはしれる逃げ馬がアメリカのGIに挑戦に挑戦したら面白いとこまではいけそうなだけに、海外遠征してくれませんかねとは思った。白井センセはチャンスありと見たら遠征するだろうけどね。とはいえ2000mでどうなのかが微妙なところではありますが…。
2005/2/21
Comic
DANCE DANCE DANCE! 1/ 森田柚花 /マッグガーデン
コミックブレイド連載中のマンガ。雑誌は毎月買ってるけど最近このマンガ自体は読んでなかったのですよね。なぜかコミック買ってます。この前新大阪のマリみてオンリー行った後の日本橋でいろいろ買ってたら紛れ込んでたらしいw。まあ、連載が一話完結形式で徐々にストーリーを消化していくタイプになってるわけなんですが、肝心のメインのストーリーが全然進む気配が無かったので、コミックになってから一気に読めばいいかと思ってただけなんですけどね。そう思ってコミックを買わずそのままにしてしまったマンガもいくつかあるのですが…。
この作者の森田柚花という人は女性向け同人誌の世界では結構な人気を博していた作家だと知ったのは大阪でそういう書店に入ってみると妙にこのDANCE DANCE DANCE!が推されていて、それで事情を察した次第です。マッグガーデンから出ている雑誌はとりあえず全部買ってる(読んでるとはいえないけど)私ですが、この人のマンガをそれまで見た事が無く、いきなり連載が始まったのでどういうところから出てきた人なんだろうというのが分からなかったんですよね。そういうことで疑問は氷解。
さて、このマンガはタイムパラドックスアドベンチャーと帯にかかれているとおり、少女ロッタが100年前の世界に飛ばされてしまうところから始まります。開始時点でのクリスタベルはややもすると現代的な側面を持っていて中世的街並みを残している欧州の地方の小都市くらいのイメージか。そこから産業革命の香り漂う100年前が舞台になるということで、一言で言えばスチームパンク的な側面があるのですが、絵柄その他の影響からかそういう雰囲気は薄いかなとも思います。1巻の内容ではまだ、ロッタが100年前のクリスタベルに来て混乱している部分や元の時代に戻ろうとしているところが強いのですが、ここから少し出て来ている世界を救う何かが起こるんでしょうかね。作品の味からして何か大きな事が起こって未来が変わるより、些細な事を積み重ねていった結果変わったというストーリーになってくれた方が良さそうではありますが。
あと絵で気になったのは手や足が棒切れのように細くて真っ直ぐになりすぎているところは残念なところです。別にアクションを描くわけでもないしそういう絵柄の特徴なのだといってしまえばそれまでですが、度が過ぎている印象もあってどうだかなと。それが、他のところはしっかり描いているから余計に目立つというところでもあるのです。何かと背景の白さが指摘されるマンガの多いコミックブレイドの連載陣の中にあってはかなりしっかりと背景まで描いている印象ではあるので、残念なところだなと。
主人公であるロッタの性格はまあ、天然少女と書いてありますが、そういうのではなく妄想先行のやや周りが見えなくなる傾向があるといったところでしょうか。化学と物理だけは学校で一番と言ってのけるのを天然なんて言っちゃいかんだろとか。

さて、今年になってからあまりブレイドコミックス買ってないなと油断してたら3月発売のラインナップがやばすぎます。というか、編集部もなぜそれだけの数のタイトルを一斉に発売するなんて事をするんだかと思わなくも無いのですが。買うほうが大変なのでずらしてくれよとは思ったが、まあざっとみただけで5,6冊確定ってのは頭痛いところであります。
2005/2/22
戯言
家に着いて紅茶でも飲もうかとしていたら、大学時代の友人から電話が来ました。…気がついたら2時間以上話込んでしまいました。ということで今日の更新は休みw。話しながらアメリカのグレードレースの結果を一通りチェックしましたが、Santa Anitaはダート変更でスクラッチが続出していたし、特に興味を惹かれるような結果というのは無かったので。今週もアメリカはあまり面白そうなレースはありませんが、オーストラリアでBlue Diamondとかあるし、香港はSilent Witnessが登場予定ではあるし、それなりに見るべきレースはあるかなというところ。
さて、2時間以上茶葉を入れっぱなしにして抽出した紅茶の味の壮絶さってのは久し振りに味わいましたよ。飲む頃には湯温もいいくらいに冷えてクリームダウンしかけてたしねえ。まあこういうときに茶葉の質を思い知らされるっていう事でも有り。今日飲んでたのは親が旅行先で買ってきたどっかの紅茶屋のオリジナルブレンドでしたので今後どうこうというのは無いんだが、BOPグレードだと茶葉の質がそれなりでも長時間抽出になってしまうと苦味と渋みは避けようが無く、はっきりといえば飲めたもんじゃないレベル。OPだともっとましだったんだろうけどね。
2005/2/23
Foreign Racing
Buena Vista H GIII Santa Anita CA Dirt 8F
1.Uraib: Mark of Esteem - Hamsaat by Sadler's Wells
2.Replendency: Tale of the Cat - Doppio Espresso by Java Gold
3.Elusive Diva: Elusive Quality - Taj Aire by Taj Alriyadh
ダート変更のためIntercontinental、Ask for the Moon、Miss Terribleなどは回避して5頭立て。それでElusive Divaは何をやっておるのかという気がしなくも無いわけですが、こんなレース何の参考にもなりません。

General George H GII Laurel MD Dirt 7F
1.Saratoga County: Valid Expectations - Grubs Dancer by Grub
2.Don Six: Wild Escapade - Concrdes Beauty by Concorde Bound
3.Gators N Bears: Stormy Atlantic - I'll be Along by Notebook
4.Taste of Paradise: Conquistador Cielo - Tastetheteardrops by What Luck
一番人気のDon Sixをハナ差抑えてSaratoga County。まあハンデ差もありますが、Saratoga Countyも重賞3連勝ですし、それなりに強い馬ではあるか。次はGI Carter Hとかが出走予定に挙がっているようです。とはいえ、やっぱりスプリント戦線はわからんのう…。
Horse Racing
サイレントディール
名古屋大賞典は補欠第三位ということで出走は絶望的で、仕方ないから阪神開催の仁川Sか大阪城Sで復帰という話らしいのですね。まあ関西で復帰してくれるんなら見に行ける可能性があるのでいいんですけどね。
で、他地区の出走予定馬なんぞも一応確認しておくかと思って名古屋大賞典の出走予定馬を見に行ったわけです。補欠第三位に武豊を確保しているサイレントディールがいましたw。思わず笑ってしまいましたよ。出走確定してる中にレマーズガールがいますが良いんですかと。という感じで一瞬喜ぶわけですが、仁川Sの日は弥生賞があるし、大阪城Sの日は中山牝馬Sがありやがります。さて復帰戦の騎手は誰になりますのんか?

ドバイ
アジュディミツオーは日本を出発する一方で、タイムパラドックスとユートピアは出走辞退となり、今年のWorld Cup Meetingに出走予定の日本馬は現時点で3頭ということに。アジュディミツオーはどうやらチャレンジラウンド3を叩くということになりそうで楽しみではあります。ユートピアは2000mで強気な事をいえない上にあんなレースをしてしまったので仕方なしというところですかね。まああれはあれで度外視できそうなものではあったのですが。逆にタイムパラドックスはフェブラリーSは距離が短くてこういう結果になる事ぐらい分かってたんじゃないですかね。大体川崎記念からフェブラリーSまで走ってドバイ行くというローテが無茶だったかもしれませんけど。
フェブラリーSを勝ったメイショウボーラーは2000mだと強気になれんのでしょうか高松宮記念出走となってますし、ヒシアトラスが追加登録したとはいえ選出されますかねえ。まあメイショウボーラーは前期を高松宮記念で切り上げて、BCへの遠征を検討するということなのでそれはそれで楽しみというものですが。ダートだとSprint出走という雰囲気ですが、こっそり芝のMileに出走しとけと…。
2005/2/24
Foreign Racing
Alinghi: Encosta de Lago - Oceanfast by Monde Bleu
週末のAustralian Sを回避して牝馬限定のGI Robert Sangster Sに出走したAlinghiですが、2着Glamour Pussに2馬身の差をつけて楽勝しています。まあ、こんな条件は楽勝して当然というところなんでしょうけどねえ。
Freedman師はこれまでに調教してきた馬の中でナンバー1だといってるし、友人だったRobert Sangsterの名を付けられたレースを勝ててうれしいというコメントを出しています。
ざっとBlood-Horseの記事を読んでみた感じでは今年の後期で北米への遠征を検討しているようではあり、そのときはR. Frankelのところに来るんじゃないかとそんな事が書かれていました。昨年も売却話があったところではありますが、今度のは売却という形にはならないのかなとも思えますが。

ドバイの前の大一番
ドバイの前にアメリカはSanta Anita Hです。来週ですが出走してきそうな馬としてSaint Liamの名が挙がった模様。ここまで15戦して6勝、2着5回。獲得賞金はついに100万ドルを超えた5歳馬。2月には東海岸のDonn Hを勝っていますので、これでこのSanta Anita Hまで勝ってしまうと西海岸も制圧してBelmontのGhostzapper打倒への一番手になるのではありましょう。その上でDonn Hを勝ったあとにDutrow師はドバイに行きたいと言ってましたのでそっちはどうなるんでしょと訊きたい気分ではあるが…。
そして昨年、長い歴史を持つこのレースで牝馬として始めて2着に入ったIsland Fashionが今年もこのBig Capへの挑戦を考えているようではあります。いくつかのレースが選択肢として存在しているが、レースがどううまくいくかを見るつもりであるとPolanco師はコメントしています。Island Fashion自身このところは精彩を欠いているような気がしないでもなくという状態でしたが、前走のSanta Monica Hは2着とはいえ勝ちパターンをSalt Champの末脚に切り伏せられるという形で復調してはいましたし、昨年ほどの勢いは無いもののメンバー次第では面白い存在になるんじゃないですかねという気はする。ただ、東西制圧を目指してSaint Liamが来るような場合は逃げるんじゃないかという予感もあったり。なんだかんだ言ってもSanta Margarita Invt. Hもあるので無理はしないんじゃないかなという予感。

Pimlico
今年の春のPimlico開催のスケジュールが発表されたというのがニュースになってたのでチェキ。
メインはお約束に今回が130回目となるPreakness S。そして、Pimlico Specialが5/20、Preakness Sが5/21に設定されているのでどうやら1週間遅らせるということになってますか。また、Pimlico Special DayのMiss Preaknessの前哨戦として4/30にXtra Heat Sなるレースが新設された模様。これはXtra Heatが同じくMarylandのLaurel Parkを拠点として活躍しEclipse Awardの3-year old fillyを獲得している事から3歳牝馬限定戦のレース名としてふさわしいということなんだそうですが、なんでもかんでもレース名にしますなあとしか。

メイショウボーラー in USA
Vosburgh SからBC Sprintというプランが出ているようですなあ。今年はVosburghとBC Sprintが同条件になるので、狙いとしては良いところに目をつけた感じはする。さらにそのBCのあとには香港のスプリントまで視野に入れているようで、白井師はアグネスデジタルを香港で走らせてるから、香港の競馬に合うと判断しているようではあると。
でもずっとスプリント路線にいるのかと思うと少し残念ではあり、香港はマイルあたりを期待したいんですけどねえ。
2005/2/25
Foreign Racing
San Carlos H GII Santa Anita CA Dirt 7F
トップハンデはそろそろ強いのか弱いのか分からなくなってきたMass Media。距離を延ばしてみたら失敗したというパターンではあるのですが、この条件でもMalibu Sで5着となっている事もあってどうなんだろうなというところはあります。ベイヤー指数115というとんでもない数字を持っていますが、コンスタントにそのレベルをたたき出してるわけではないですしねえ。それを除いても十分上位であることに変わりないですけど。
昨年ハンデ差の恩恵を受けてPleasantly Perfectに土を付けてしまったChoctaw Nationですが、そのあとは定量戦のPacific Classicでやっぱりこれくらいかという程度の成績に終わりました。なんかDubai World Cupを見据えての参戦ということらしく、叩き台程度の認識でやってきたようではありますか。
あとはPerfect Moonあたりがどんなレースをするかでしょう。Perfect Moonは復帰後の成績を見ていると8Fがベストであるという気はしますし7Fだとどうかなというところではあるのですが、スピード自慢ではあります。

Super Derby
昔はGIで、その頃の勝ち馬にはTemperence Hill、Sunny's Halo、Creme Fraiche、Alysheba、Seeking the Gold、Sunday Silence、Editor's Note、Deputy Commandar、Tiznowが名を連ねる3歳秋の重要レース。2002年にGIIに降格すると同時に距離が1F短縮されて9Fで行われていましたが、今年から10Fに戻し、賞金も250,000ドル増加の750,000ドルとなる事が決定。これによってBCへのプレップレースとして明確に位置付け、将来的にはGIへの復帰を目指すとのことです。
Louisiana Downsがこうした策に踏み切る事が出来たのは併設しているカジノによる収入増が背景としてあるということです。

Centenary Sprint Cup GI Sha Tin HK Turf 1000m
Cape of Good Hopeがオーストラリアから帰ってきての連闘。念願のGIタイトルを海外で手に入れてきて再びSilent Witnessに挑戦という形にはなるのですが、さすがにこのローテでは厳しいところではあろうかと思いますけどねえ。しばらく香港のレースを使ってからRoyal Ascotに遠征という予定なのかな。かなりレース間隔が詰まって来ているのでスプリント三冠の残り2戦をこなしたあとは休養だろうけど。
マカオのNatural Blitzも参戦。香港Sprintで十分通用する事を示していますのでこれの走りにも注目でしょうか。

Makybe Diva: Desert King - Tugela by Riverman
どうやら大阪杯に登録、選出されたようですね。なんで阪神大賞典じゃなくて大阪杯なのかという気もしなくは無いですが、プレップから使うとなるといよいよ本気モードとなるんで、楽しみではあります。3月にもオーストラリアのレースを使う予定ではあるはずなので本当に大阪杯にも来るのかどうかってのはまだ分かりませんけどね。大体Dubai Sheema Classicも選択肢に入れていたはずなんだし。
さて、こっそり高松宮記念に選出されているPico Centralですが、今週のSan Carlos Hを結局使えずこのままDubai Golden Shaheen直行ではないのかと。まあ、今の状態で無理に芝に出てくる必要もないだろうなと。
雑記
ふっと何かに引っかかるものを感じてYAMAHA Musicのサイトを覗く…。あひゃ、Joe Lynn Turnerの新譜が発売されてるの忘れてたorz。今月のBurrnにはJoeのインタヴューが載ってなかったので忘れてたのかも知れず。まあよいか。そのうち買いに行こう。
The Unusual Suspect / Joe Lynn Turner
まあ、Joeのいつものアルバムらしく、何処かで見たことのあるような名前が並んでますな。これまでのアルバムの中で最もレインボーを彷彿とさせるとかいってるJoeの言葉は話半分くらいで受け取っておけばよいですかね。
ということで日本での所属レコード会社が前作までのPony CanyonからYAMAHAに移籍。ついでにGlen Hughesも同じくYAHAMAに移籍だったかと思われ。というのはPony CanyonがHR方面からほぼ撤退という判断を下したためで、YAMAHAは逆にこっち方面に力を入れてきているという所です。Blackmore's NightやらRitchie Kotzen、CORNERSTONEとピンポイントでそういうアーティストを確保しているところが素敵ですな。公式サイトをもう少し充実させてくれて、既発CDの情報にアクセスしやすくしてくれる事と、登録しても全く送られてこないメールマガジンは何とかした方がよろしいかと思うけどね。
2005/2/26
Foreign Racing
All Along (1979 FR) Targowice - Agujita by Vieux Manoir
もう26歳にもなっていたのですね。水曜日に高齢から来る衰弱のため安楽死処置が採られました。
第二回JCに来たのは3歳のとき。このときはHalf Icedの前に2着に終わりますが、4歳になった1983年には前半は微妙な成績でしたがW. スウィンバーンに乗り替わった凱旋門賞を人気薄ながら1馬身差で快勝。凱旋門賞を勝った後矛先をアメリカに転じてあっという間に当時の北米芝の主要GIだったRothmans International、Turf Classic、Washington DC Internationalをぶっこ抜いて米仏の年度代表馬を同時受賞。海外を拠点とする競走馬にEclipse Awardが送られたのはこれが初めてとなる出来事でした。5歳も現役続行しましたが、北米はBC創設による日程変更なんかもありましたが、地元では凱旋門賞のみ。北米では最後をWashington DC Internationalではなく、第一回のBC Turfに向かいクビ差の2着で現役引退。通算21戦9勝で獲得賞金2,125,828ドルは当時の牝馬としては世界最高額。1990年に競馬殿堂入りとなっていました。
繁殖牝馬としては芳しいものではなく、これまで13頭の産駒を産み、そのうち11頭が出走、勝ちあがったのは4頭にとどまっています。何とかAlong AllがGIIを勝ったという程度。Along Allは父Mill Reefだったりもするので血統背景を武器に種牡馬入りしています、日本で。まあ、牝馬が多いのでそのうち牝系としていい馬を出してくる可能性はあるということで。
Estrapade (1980 USA) Vaguely Noble - Klepto by No Robbery
All Alongの一つ下で、同じくフランスから北米芝戦線に乗り込んで活躍したEstrapadeも金曜の朝に心臓発作を起こし死亡。
4歳まではフランスで走り、GIIIまでの勝ち星でしたが、5歳になってアメリカに渡ると1986年のArlington MillionなどGI5勝。これまでにもArlington Millionを勝った牝馬はこのEstrapadeのみ。
1985年にYellow Ribbon Invt.を勝ったあとにKeenland November Breeding Stock Saleに上場され450万ドルでA. Paulsonに落札されます。1986年にはArlington Millionを含む9戦3勝でEclipse AwardのTurf Mare。通算成績は30戦12勝で獲得賞金は1,937,142ドルでした。
半弟にCriminal Typeが現れるという優秀な牝系でしたが、EstrapadeもAll Alongと同じく繁殖牝馬としての成績は芳しいものではありませんでした。産駒は6頭にとどまり、そのうち出走できたのは2頭のみ。この2頭がともに勝ちあがり、Riceがステークスウィナーになっているのは救いですかね。孫の世代からMiss Mamboが出ているのでこちらも将来の牝系として活躍馬を出すことはあるでしょう。

Kieren Fallon into the Ballydoyle
Racing Post: Fallon announced as Ballydoyle rider
J.P. Spencerが自分から辞めたんだか、クビにしたんだかは知りませんが、今年の主戦の座が空いて注目されていたA. O'Brien厩舎の主戦がどうやらK. Fallonで決まりましたという模様。この前Fallonがフロリダから急遽帰国したのはこの話をするためだったのですかねえ。というかそうなると今度はStoute師が今年の主戦をどうするつもりなんだとか、Ouija Boardどうすんねんとかあるんですが…。
まあ、Spencerという若僧で失敗したので次は実績ありすぎるベテランを起用ということですかね。来年も不振だったら今度はO'Brien師の方が立場が怪しくなりそうな予感ではあります。
それでどうやらこの契約によってFallonはO'Brien厩舎のクラシック有力馬の手綱をとることになり、また同じくBallydoyle陣営のWachman師のDamsonにも乗ることになるだろうということです。
とはいえFallonですかいなというのが、正直な印象ですねえ。昨年には八百長疑惑を受けたり、その前にも問題を起こしている騎手ではあるのでいつまでうまく行くのかなというところではあったり。

牝限GIIIを2つほど
日曜に行われる牝馬限定GIII。
Santa AnitaのLas Flores H(6F)にはVictory U.S.A.が7ヶ月ぶりに復帰予定。それなりに強かった馬のはずですので復活してくれるとこれから愉しくなるかなと。また、先週スクラッチしたMiss Terribleもスタンバイしています。とはいえカリフォルニアはまた天候がよろしくなく馬場状態とか含めてどうなるかってところではあろうかと。Sweet Catomineもどのレースで復帰するかは天候次第といってるし…。
GulfstreamではSabin H(9F)。ここにはDaydreamingが登場。皆様注目のA.P. Indy産駒です。9Fくらいの中距離大好きです。注目ですね。三代母にNumbered AccountというLa Troienneの血を享ける牝馬の中でも極めつけに濃い良血。何しろBusandaとStrikingという相似配合が絡んで、さらにこれらと似た形でWar AdmiralとTeddyが入るIron MadenをSwapsから貰うというこだわりまくりの血統。よって影響力は強く、仔にPrivate Account、Polish Numbers、孫にAssatis、Not For Loveと出ています。そのNumbered AccountにNorthern Dancer、Mr. Prospector、A.P. Indyと突っ込んだのがDaydreaming。A.P. Indyは累代にBuckpasser持ってるしSeattle SlewがGlamourを持っているのでがっちりNumbered Accountを呼び起こします。ということで母系の迫力は十分なのでそろそろ化けても良い頃ではないかとw。まあまたA.P. Indyやらかしたというオチもみえたりするんですけどねえ。なので怖いのは次の3頭くらい。
3歳時にチリでGI4勝のIsola Piu Bellaは北米での実績はまだほとんどありませんが、今年になってBanshee Breeze Sを3着という成績を残していてMLは3倍とDaydreamingに次いで二番人気。そのBanshee Breeze Sの勝ち馬Pampered Princessが三番人気。そしてそのレース2着のAdobe Goldが四番人気でこのあたりで上位争いをしそうという事か。
2005/2/27
Foreign Racing
Sabin H GIII Gulfstream FL Dirt 9F
見よ、我らがA.P. Indyは期待を裏切るような真似はせぬ。
1.Isola Piu Bella: Rich Man's Gold - Sweet Music by Inchwood
2.Pampered Princess: Indian Charlie - Crafty Ember by Crafty Prospector
3.Adobe Gold: Touch Gold - Urus by Kris S.
4.Daydreaming: A.P. Indy - Get Lucky by Mr. Prospector
…もう笑うしかなかろうよ。
Banshee Breezeの上位3頭が入れ替わる形になって、その後ろにDaydreamingやらかしてくれました。これが北米重賞のペースかよといいたくなるくらいに1Fを12秒台のスローペースで最後まで流れて、上がり勝負になるというわけでもなく、逃げたPampered Princessが2着に残るという大甘展開でしたそうな。
勝ったIsola Piu BellaはチリでGIを4勝。全てダートのChile競馬場でMil Guineas(1600m)、Alberto Sorari Magnasco(2000m)、Haras de Chile(2000m)と牝馬三冠を達成し、牡馬相手にSt. Leger(2200m)も制しています。これが北米移籍後初の勝利となりました。次はGIIのRampart Hとなる見込み。チリ時代の実績からも9-10F路線がベストではあるでしょうからApple Blossomあたりに出てくりゃ良さそうなものですがねえ。フロリダにいられるうちはフロリダに残るということか。とりあえずVanity HかOgden Phipps HあたりでGI挑戦になるんでしょうかね。Milady BCHとVanity Hの日程がややこしくて、というかなんで開催順逆にしたんですかねえ。
Daydreamingは3ヶ月ぶりとかいうことで多めに見ましょうか?こっちも9Fくらいでもう一度強さを見せて欲しいものです。

San Carlos H GII Santa Anita CA Dirt 7F
1.Hasty Kris: Kissin Kris - Hasty Pasty by Flying Paster
2.Harvard Avenue: You and I - Carrie Can by Saratoga Six
3.Perfect Moon: Malibu Moon - Perfectly by Parfaitement
4.Choctaw Nation: Louis Quatorze - Melisma by Well Decorated
6.Mass Media: Touch Gold - Sultry Allure by Forty Niner
こんなところでKris S.の孫にワンツーされてもなという気はしますが、8歳馬Hasty Krisが初の重賞を獲りました。Perfect Moonは直線で一度先頭に出てはいるものの差されて3着に終わっているあたり、A.P. Indy系のジリっぽさかなという気もしますねえ。Choctaw Nationは後ろから追い込んでくるものの届かず。これは距離が足りてないということでしょう。で、結構抜けた一番人気だったらしいMass Mediaですが、この馬言われているほど強くないか、Santa Anitaが絶望的に駄目なのかということでしょう。どうも強い馬というわけではなさそうなんですけどね。少なくともここで圧倒的一番人気なんて何かの間違いじゃないのかと思ってしまうところではある。

MRC St. George S GII Caulfield AUS Turf 1800m
1.Elvstroem: Danehill - Circles of Gold by Marscay
2.Makybe Diva: Desert King - Tugela by Riverman
このあと海外に撃って出る予定の2頭が激戦の写真判定。直線では内にCasual Pass、真ん中にElvstroem、外にMakybe Divaが並ぶ形になって残り200mでElvstroemとMakybe Divaの一騎打ち。一度は前に出たMakybe Divaを差し返してElvstroem。この2頭にとっては調整代わりのレースに過ぎないのでしょうけど、Makybe Divaが1800mでElvstroemに迫れたのは大きいか。あと上がり3Fが34秒を切っているので、上がり勝負に対応できるというのも好材料ですね。The Ageの記事を見てたらElvstroemは落鉄してたみたいですが。Makybe DivaのG. Bossはその騎乗についてStewardから呼び出しを喰らってます。まあちと手を抜きすぎではないのかという感じか。
さて、Elvstroemはこのあと3/12のAustralian Cを走ったあといよいよDubai Duty Free。そして香港のQueen Elizabeth II Cという予定になる模様。
Makybe Divaはこの結果を受けてThe BMWの前にAustralian Cにも出走する事になる模様ということで、3/12 Australian C、3/19 The BMWと走ってから、4/3大阪杯から天皇賞というローテを真面目に考えているらしくはあり。さすがです。

MRC Blue Diamond S GI Caulfield AUS Turf 1200m
1.Undoubtedly: Redoute's Choice - Kiss a Halo by Don't Say Halo
2.Seidnazar: Rory's Jester - Dangerous Seam by Straight Strike
3.Perfectly Ready: More Than Ready - Elle Duccio by Danehill
4.Opportunity: Redoute's Choice - Te Akau Bird by Bluebird
人気のPerfectly Ready、Opportunityを沈めたのは人気薄Undoutedlyでした。2歳戦なんて分からんですね。
Redoute's ChoiceはDanehill後継種牡馬の一頭で現役時はBlue Diamondなど短距離でGIを4勝。オーストラリアの3歳トップマイラー。2000年に種牡馬入りしたのでこれが2世代目の産駒ということになります。初年度産駒も好調で、あちこちで見かけていましたが、2004年には212頭の種付けをこなしているという人気種牡馬です。母系も優秀で8号族Best in Showに連り、母の半兄にHurricane Sky、Umatillaが出ており、またRedoute's Choiceの全弟もGIを勝ちました。初年度産駒からもLotteriaが出てGIを勝っています。

Centenary Sprint C GI Sha Tin HK Turf 1000m
1.Silent Witness: El Moxie - Jade Tiara by Bureaucracy
2.Country Music: Danzero - Paris Nights by Le Grand Seigneur
3.Multidandy: Danehill - New Acquaintance by Kings Island
止まりませんな。後続を千切り捨ててSilent Witness15連勝で、スプリント三冠に王手。オーストラリア遠征から帰って強行出走となったCape of Good Hopeはさすがに堪えたか5着に終わりました。Royal Ascotに参戦するんなら無理しない方がいいと思うが…。
Horse Racing
中山記念 GII 中山 芝1800m
休み明けの関東GIIなんて絶好の条件に出てきたバランスオブゲームが人気してなくて不思議でしたが、走ったらあっさりですやんか。
1.バランスオブゲーム: フサイチコンコルド - ホールオブフェーム by アレミロード
2.カンパニー: ミラクルアドマイヤ - ブリリアントベリー by ノーザンテースト
3.アルビレオ: サンデーサイレンス - スワンプリンセス by Nureyev
グレイトジャーニーが出遅れるし、ロイヤルキャンサーも気がついたら後ろという恵まれすぎな展開ではありましたが、ダイワバンディットとエルカミーノの後ろで控えて直線あっさり抜け出す。あとは追い込んできたカンパニーをちゃんと抑えてお終い。
今年になってから重賞で馬券を獲ってない事に気がついたので、形振り構わずバランスオブゲーム軸で流しました。枠連で。弱気すぎ。でもオッズ眺めてたら、絞って馬連にするの馬鹿馬鹿しくなったのですよ。単勝と枠連でそこそこはプラス。サイレントディールを見るために阪神競馬場まで出かける資金にはなりました。

阪急杯 GIII 阪神 芝1200m
1.キーンランドスワン: Distant View - To Act by Roberto
2.カルストンライトオ: ウォーニング - オオシマルチア by クリスタルグリッターズ
3.ウインクリューガー: タイキシャトル - インヴァイト by Be My Guest
4.アドマイヤマックス: サンデーサイレンス - ダイナシュート by ノーザンテースト
カルストンライトオは大外からだったので、内埒に取り付くまでもう少し手間取るかと思っていたんですが、意外とすんなりといってましたねえ。そうなると最後も粘りが効くわけでキーンランドスワンには差されましたが、2着。キーンランドスワンはなぜか平坦巧者な印象があったのと、このところ不調でしたので手が出るわけも無く。それより直線の最後で一気に追い込んできたウインクリューガーは何なのか。アドマイヤマックスが切れ負けするってどういうことなんだろうと思っていたり。いろいろやってたが結局短距離で復活ということなんだろうか。ギャラントアローは最後の坂で伸びませんね。

3歳
昨日と今日の分をあわせて。
アーリントンC GIII 阪神 芝1600m
1.ビッグプラネット: ブライアンズタイム - ロンドンブリッジ by ドクターデヴィアス
2.セイウンニムカウ: カーネギー - プロミストーク by ジェイドロバリー
ビッグプラネットの逃げ切り。ダイワエルシエーロの半弟ですが、最後の1Fは脚が止まっているので距離は持たないのかなと。新馬戦を勝ち上がって中一週で重賞勝ちというのは素質の高さの成せる業なのだろうけど、メンバーが軽かったと言えばそれまで。

500万下 中山 ダート1800m
1.カネヒキリ: フジキセキ - ライフアウトゼア by Deputy Minister
芝で勝てずにダートに転じて2戦続けて圧勝。京都の未勝利戦と同じ時計で大差勝ち。次は毎日杯の予定ということですが、すぐにダートに戻るだろうから、端午Sとかその辺に出てきたときに注目するといいのかなと。

新馬 阪神 芝1400m
1.フローラルパレス: サンデーサイレンス - フラワーパーク by ニホンピロウイナー
フィレンツェの下と聞いてしまうといまいち強くなさそうな気がするのは何故でしょうか?

すみれS OP 阪神 芝2200m
1.ダンツキッチョウ: サンデーサイレンス - レイホーソロン by パーソロン
2.グッドネイバー: サンデーサイレンス - オーベルゲイド by Kaldoun
3.ケイアイヘネシー: ヘネシー - ハーモニーウイン by Woodman
ケイアイヘネシーが大逃げを打っているように見えて、実際は12秒台のスローペースなのですから後ろの連中はどれだけ楽してたのかと。2番手で追走していたダンツキッチョウが粘るケイアイヘネシーを競り落とし、グッドネイバーの追い込みを抑えて勝ちました。札幌2歳S以来の休み明けでしたが、強いですねえ。
そしてグッドネイバー。勝ち上がるのにやや手間取ったわけではありますが、長めの距離でそれなりにやれそうではありますかねえ。

リニューアル優駿
DVDはまあ重賞を全部収録してくれるというのは、ありがたい。今年は特に土曜に競馬を見られていないこともあって、初めて映像を見るものがいくつもあったわけで。ただ、実況が明らかにミスってるのをそのままというのはどうよともオモタけど。
で、連載企画のサラブレッドヒーロー列伝に関係したレースはまあそれでいいとして、企画物の編集部セレクションというのはこの先ネタが続くのだろうかという気がしなくも無い。本誌の方でもページを結構取っていたのでその分だけ別のことを載せればよいような気はしたのです。大体サラブレでやってた企画の二番煎じになってるのでねえ。
それで、JRAの重賞だけでなく交流重賞くらいは全部カバーしてくれたらうれしかったり。海外はレース映像の放映権の問題もあるんだろうけどGIくらいは収録してくれるといいなあとかね。
2005/2/28
Foreign Racing
Fasig-Tipton Calder Selected Two-Year-Olds in Training
北米圏のプレミア級2歳市場が3/1より開幕。今年の3歳では850,000ドルの値がついたFusaichi Rock Starが重賞を勝つなど活躍馬多数輩出のFasig-Tipton Calderです。とはいえ血統を見てて愉しくなるような馬はYearlingの段階で登場してしまっているので、こちらは見ていてもあまり愉しくなかったりするんですが。
適当にSire Indexを見ながら上場馬の血統表でも眺めてようかと。
まず2頭上場のA.P. Indyですが、304番の牡馬が三代母Coup de Folieというファミリーの出身。Way of Lightを出した分枝ということですが、どこまで信頼できますかねというところ。母と祖母は未出走。1Fを11秒という時計と思ったら2回目の公開調教が欠場になってますな。68番の牡馬は三代母がAlydarを出したSweet Tooth。母Cinnamon SugarはGII勝ちまでですが、3歳時にGazzelle H、Mother Goose S、Acorn Sを2着。その母Sugar and SpiceがMother Goose S勝ちという優秀なファミリー。1Fを11.1秒。
Kingmambo産駒は1頭だけ上場。190番の牡馬で母はLassie's Lady。名前で大体分かるとおりWeekend Surpriseの妹。ということはLemon Drop Kidに酷似した血統になるわけで、母父がSeattle SlewからAlydarに変わっています。母は既に高齢ですが、これまで14頭の産駒が競走年齢に達していて13頭が出走して9頭が勝ち馬になっています。出世頭はGII勝ちのあるBite the Bullet。現役にいる産駒ではBlack MamboがStakes Placed。1Fを11秒と10.4秒という時計。
Storm Catは3頭上場。184番の牝馬は四代母Nalees Flying Flagですが、伯父にGeriのいる分枝ということでやや主流からは外れていってます。母Kristiの初仔にあたる。1Fを11.1秒と11秒。354番の牝馬は半姉にPoint Givenを出したTurko's Turnで、グラスエイコウオーの従兄妹になる血統。1Fを10.3秒。
Apptitudeは99番の牡馬がRichter Scaleの半弟。要するに近親にBest Pal。兄はスピード自慢でしたが、1Fを11秒と2Fを22.4秒と平凡。
Behrensの11番は四代母Soaring。Balladeを出す分枝ではないが、祖母Dawn's CurtseyはGIを勝っていて活躍馬を出せるファミリーではある。1Fを10.3秒。晩成な気がしなくも無いBehrens産駒がこの時期に時計を出せる事に驚いたw。二回目はギャロップで流した程度。
206番のBelong to Meの牡馬は祖母がMyth to Reality。母Mambo Jamboは名前から分かるとおりDivine Proportionsの全姉さま。二回とも1Fを11秒。
111番のDixie Unionの牡馬は祖母がTo the HuntでStellar Jayneの甥。Stellar Jayneの半姉StarrerもGI馬。1Fを11.1秒と11秒。
324番の牡馬はElusive Cityの全弟。Elusive Qualityは昨年の種付けあたりから配合繁殖牝馬のクラスが上がっているんじゃないかと思われますが、これはその前ということでGI馬の全弟はこの世代のElusive Qualityとしてはトップクラスでしょう。2Fで21.4秒を出して、二回目はギャロップ。
287番のFusaichi Pegasusの牝馬は三代母My Charmer。とはいえMy Charmerは直仔の成績はSeattle Slew以外もLomondとSeattle Dancerがいてまずまずではあるものの、代を経て活躍馬を出しているというわけでもないんですよねえ。1Fを11.1秒でしたが、2回目は欠場。
197番のHonour and Gloryの牡馬は従姉に1998年最優秀3歳牝馬のBanshee Breezeがいる牝系。1Fを11.1秒と11秒。
60番のLangfuhrの牡馬は三代母にGay Hostessという血統ながら、さほど活躍馬の出ているラインではなく半兄がGIIIを勝っている程度のところです。1Fを10.3秒。
74番のLemon Drop Kidの牡馬はAd Valoremの半弟。ほかにClassic Go GoやTight Spotも出ている牝系のようです。1Fを11.1秒と10.4秒。
9番のSeeking the Goldの牡馬は祖母がWeekend Surprise。母父Storm Birdで母はSummer Squallの全妹。ということで半兄タガノインディーだったりするわけですが、1Fを11秒と10.3秒。
258番のSeeking the Goldの牡馬はLa Troienne系Intriguingを三代母に持つ血統で半兄にブラジルで活躍して北米に移籍し、Eddie Read Hなどを勝ったRedattoreがいます。1Fを10.3秒。
55番のStorm Bootの牡馬がMedaglia D'Oroの半弟。Medaglia D'Oroが出てくる前なのでStorm Bootなんて微妙なクラスの種牡馬を使ってますな。母の産駒は全て勝ちあがっているものの、使った種牡馬の格相応の活躍という気がしなくも無く。1Fを11.1秒と11.1秒。
51番のStormin Feverの牡馬は従兄にStravinskyやMoscow Ballet…と言ってもMoscow Burningの父ではなく、昨年のSecretariat Sで3着だった方の馬。母Burning Riverは未出走ながらも全兄DowsingがGIを勝っています。1Fを11.1秒と11.2秒。
58番のTale of the Catの牡馬は三代母Con GameがSeeking the Goldの母。1Fを10.3秒。
まあ、Training Saleなんてのは血統より公開調教の動きの方が余程大きなファクターになるわけで、初日の公開調教の映像はFasig-Tiptonのサイトで公開されていますが、そこまで見る気にはなれず。とりあえず初日の一番時計である10.1をマークした209番のTale of the Catの牝駒の映像を見てみましたが、普通にレースに出せるレベルではありますねえ。二日目の公開調教ではArchの牝駒が芝1Fを9.8とかいう時計で走ったらしき。これは2004年のBarretts Marchで記録されたトレーニングセールでのレコードに迫る時計。ただし、Barrettsのはダートで今回は芝ではあります。
Sire Indexを見ているとこういうところでの人気種牡馬が良く分かります。とにかくStorm Cat系でStorm Catの直仔はあまり出てこないのですが、後継種牡馬はForestlyが10頭、Tale of the Catが12頭と大量に上場してきています。これに続くのが、Gone West系でGone West自身が7頭上場している上にMr. Greeley、Grand Slam、Elusive Quality、El Corredorなどが頭数を揃えてきています。あとはDixieland Band、Dixie Union親仔とかUnbridled's Song、Songandaprayer親仔も多めかなと。特に今年が初年度となるSongandaprayerの産駒は公開調教のタイムが軒並み良くかなり目立ってます。逆にA.P. Indy系はApptitude産駒こそ多いもののほかは数の面では見劣りしていますねえ。Halo系は今年の2歳が最後のSaint Balladoとその後継があまり数多く出てきていないのに対して、これが2世代目のMore Than Readyが結構多め。
まあ、Training SaleのしかもSelectedの上場馬の数を見て言っても仕方ないのかもしれませんが、ある面では北米の人気種牡馬の傾向を表しているといえるのではないかなと。Yearlingよりもより即戦力として2歳から活躍する早熟な完成度を要求するという面ではということですが。
Blood-Horseの記事によると、今年の2歳プレミア市場を占うセリになるとのこと。昨年暴れたSheikh MohammedとFusao Sekiguchiが今年はどうするかというのが一つの注目のようです。昨年はSheikh Mohammedが3.1MillionのDubai Dreamer、Fusao Sekiguchiが5.4Millionという2歳馬の落札額としては市場最高額のFusaichi Samuraiを落札しています。Fasig-Tiptonのexecutive vice presidentでありchief operating officerという立場にあるBrowning氏は今年も市場は非常に強いものになるであろうということではあります。平均価格では昨年はFusaichi Samuraiの影響で高くなったため、今年はそれよりは落ちるだろうが、セリとしては強い状態であるだろうということです。しかし2/20に行われた初回の公開調教は向かい風が強く理想的な状態とは言い難かった上に強く追われなかった馬もいるということで、日曜に行われた二回目の公開調教と、セリの前に行われる最後の公開調教の結果に注目が集まるという状態の模様。なお、2月の中旬に行われたOBSの2歳馬セリは堅調なスタートで、平均価格は1%の下落ながら、中間価格が37.1%上昇してセールとしてはレコードに到達したという結果を出しているようです。

Las Flores H GIII Santa Anita CA Dirt 6F
1.Miss Terrible: Numerous - Teidi by Farnesio
2.Puxa Saco: Dehere - Salty Sal by Cox's Ridge
3.Mazella: Mazel Trick - Wonderful by Olympio
4.Quero Quero: Royal Academy - Big Dreams by Great Above
5.Victory U.S.A.: Victory Gallop - Fordyce by Cox's Ridge
Victory U.S.A.も一番人気というわけではなかったのですねえ。一番人気はPapa to Kinzieでしたが、こちらは6着。Victory U.S.A.も長期休養とかいろいろ嫌われる要素はあったということですか。負けてるんだからそんなもんだったかということですけどね。
復活したのは北米移籍後はGamely BCHを含む2戦のみでここまでは勝ち星なし。故障もあって1年以上の長期休養からの復帰線を飾りました。アルゼンチンでGIを連勝していた頃は距離不問的な面もありましたので今回は6F戦なれど、中距離でもやれるでしょうしレースの選択肢は広いのだと思われ。北米移籍当初はRobert Frankel厩舎にいましたが、今はBradley Ross師が管理しているようです。

今週の北米
9Rもありやがります(挨拶。ほどほどにしておかないと怒られそうやな
忘れないように適当にメモ。
サンタアニタは伝統の一戦Santa Anita H。どうやらSaint Liamはここに出走してきそうで、さらには西海岸で地歩を固めたRock Hard Tenも出走予定。この他Truly a JudgeとかIsland Fashionも25日に出たプレスリリースを読む限りでは出走する予定はあるとのこと。
Santa Catalina SにはDeclan's Moonがスタンバイ。調整は順調なようでここからSanta Anita Derbyでも使って本番になるのかなと。距離は持つものと信じておきます。どうせ本番は3着とか言わないように。A.P. Indy後継種牡馬もかなりA.P. Indy自身と同じような傾向なのが困りもの。
いつの間にやらGIになっていた芝のマイル戦Kilroe MileにはBC Mile勝ち馬のSingletaryが登場予定。
Gulfstreamでは日曜にGI Gulfstream Park BCH。これは芝。この前GIIに落ちて開催時期も早くなってしまった土曜のGulfstream Park Hはダート。最も西のSanta Catalinaと並ぶ3歳の注目レースFountain of Youthが土曜のGulfstreamのメインではあるか。三歳限定戦が多いのできついよなあ。Gulfstreamなんて牡馬と牝馬の8.5Fと7Fをそれぞれ開催しやがるし…。
Horse Racing
マイネルセレクトとドバイ
ドバイ遠征取り止めとのこと。これで日本馬はアジュディミツオーとテレグノシスのみ。
マイネルセレクトはフェブラリーSも感冒で枠順が決まる前に回避となってますし、これ以前にもいろいろとあって予定していたレースを使えない事が何度かあって順調に行かない馬だなあということではありますか。確か昨年のドバイも最終的には出走したけど、行けるかどうか微妙なところであったように記憶していますので、残念ながらそういう馬なのでしょうね。
テレグノシスは海外の左回りならそこそこやれるのではないかと思われ、今年はアメリカ勢がそれなりに強力そうなWorld Cupに出走のアジュディミツオーよりは勝算があるんではないですかね。アジュディミツオーは走るならこの週末のChallenge Round 3くらい楽勝してくれないとなあというところではあります。

サイレントディール@仁川S OP 阪神 ダート1800m
昨日の段階でサイレントディールが登録している事を確認して喜んでましたが、今日のハンデ発表を見てみると結構無茶な事をされてしまったなあという気がしてなりません。過大評価しすぎな気がするんですが。とりあえず重い順に見てみますか。
59.0 サイレントディール(GIIIシンザン記念、GIII武蔵野S、GIフェブラリーS2着)
57.5 ビッグウルフ(GIII兵庫チャンピオンS、GIII名古屋優駿、GIダービーGP2着)
56.0 サカラート(OP灘S)
56.0 サミーミラクル(GIIIガーネットS3着)
56.0 シャドウスケイプ(GIII根岸S)
56.0 ジンクライシス(GI JCD3着)
56.0 マイネルブライアン(GIIIグランシャリオC、GIII群馬記念)
55.0 エンゲルグレーセ(GIIIエルムS)
55.0 キングフィデリア(GIII新潟大賞典)
55.0 シロキタゴッドラン(OPベテルギウスS)
55.0 ブラックコンドル(GIII平安S2着)
以下省略。
まあ、このメンバーですからトップハンデを背負うくらいは当然といえば当然なのでしょう。ただ、フェブラリーSには間に合わなかったといっても、そのあとの名古屋大賞典は補欠第三位という状況だっただけにいかにOPのハンデ戦といえども59kも背負わされるのかというところではあります。次に背負っているビッグウルフが57.5kしかないのですから、サイレントディール1頭だけが抜けた斤量を背負う事になります。大体これまで3着以内を外したことがなくて今一番怖いジンクライシスは56.0ですよ。ジンクライシスも勝ちきれなくて賞金不足でフェブラリーSを除外されているというところで、重賞実績としても3着までしかないのではありますが、JCD3着よ。Total Impactに先着したんですよ。3kもハンデを差し上げるのはさすがに厳しいところではないかと思われ。大体OPということで賞金加算のためには勝つしかなく、ジンクライシスも本気で勝ちに来るだろうしなあ。同じレースで走るのはシンザン記念以来のサカラートはこの条件のレコード持ってますし、平安S4着でジンクライシスとタイム差無しですから当然怖いんだよねえ。
まあ、変に情けをかけられてハンデが軽かったらそれはそれで泣けてくるので、普通にGIでも勝ち負けしてた馬がOPのハンデ戦に出てくる以上はそれなりに重いのを覚悟しろということではありましょう。ここ以外は除外されるから出られないというのはどうかと思うけどね。来週の大阪城Sに回っても状況が好転するとは思えないので、とっとと賞金積んで除外を恐れずに重賞に出られるようにしておいてくださいというところか。
で、日曜は皆様ご注目の弥生賞があってディープインパクトvsマイネルレコルトだったりするわけですが、天候悪いらしいので馬場が悪化してアドマイヤジャパンあたりに持っていかれたら、笑えない事態かと。とか言いながら気になるのはフルゲートになりそうな中京記念まである上で阪神で乗る騎手は誰かということと、その中から誰がサイレントディールに乗るのかだったりするのですがー。
レースとしては弥生賞より土曜日のチューリップ賞の方が面白くなりそうかなというところではあります。ディアデラノビア、オリエントチャーム、エリモファイナルと揃って出てくる予定にはなってますし、エイシンテンダーも出走予定ということになってますねえ。ジェダイトも登録しましたが、トライアルなのでオリエントチャームと使い分けて予定通りこっちはフィリーズレビューですかね。エルフィンSでエアメサイアとジェダイトにやられた連中はいらんだろうし。
久々にブックなりギャロップなり欲しくなってきたなあ…。
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