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2005/2 [2]2005/3 [2]
2005/3/1
Foreign Racing
Fasig-Tipton Calder
Blood-HorseとThoroughbred Timesを見ながら、二日目の公開調教が終わって有力馬として名前が出て来た馬でも見てみましょう。
265番のForestryの牡馬はFasig-Tipton Julyで200,000ドルで取引された馬。GIIIを勝ったHostの半弟で父がTabasco CatからForestryに変わっただけなのでかなり似通った血統とはいえますかね。21.4秒と21.6秒という時計を記録しているようです。
93番のSaint Balladoの牡馬はKeenland Septemberで80,000ドルで落札されています。祖母の産駒には欧州最優秀2歳馬のBakharoffを筆頭にブラックタイプがぞろぞろと出てくる優秀なファミリーです。ということはアポインテッドデイの従弟になるわけですか。21.8秒というタイム。皮膚に問題を持っているということですが、大した問題ではなさそうなのかな。
344番のTiznowの牡馬はFasig-Tipton Saratogaで500,000ドルの高額落札馬。ステークスウィナーTiger Huntの半弟。22秒という時計を持っています。血統的にはダービーの距離までこなせるとのこと。
305番のHigh Yieldの牡馬はKeenland Septemberで65,000ドル。10.4秒を記録。バランスがよいという評価を受けています。五代遡るとSomethingroyalが出てくる牝系の出身です。
89番のGrand Slamの牡馬はFasig-Tipton Julyで450,000ドル。GI馬Corporate Reportの出たファミリーで、10.4秒という時計。
226番のGolden Missileの牡馬はKeenland Septemberで360,000ドル。近親に目立った活躍馬はいないようですが、Yearlingでの落札額を見ると馬が良いんだろうなというところではありますか。10.4秒というタイムなのでしっかり動いてますな。
266番のExchange Rateの牡馬はFasig-Tipton Julyで140,000ドル。GI馬Willow Hourの出たファミリーで21.8秒を計時。既に古馬のような馬という評価。
Thoroughbred Timesは全体の展望ですがBlood-Horseと同じく平均価格の下落は当然のことであろうから、売却率などに注目される事になるだろうということです。Tale of the Cat(おそらく58番)とGrand Slam(89番)、Storm Cat(324番)が最高額を争う事になるだろうとのこと。

Fountain of Youth S GII Gulfstream FL Dirt 8.5F
今週末に行われる東海岸のダービー路線の重要レースFountain of Youth SはHoly Bull Sを勝ったClosing Argumentは回避する見込みになったものの、High Flyが有力馬として出走してくる見込み。
High Flyはデビューから圧勝続きの勢いでHoly Bull Sに挑戦しましたが、初の9F戦で直線の伸びを欠いて3着に終わっています。Aventura Sでの直線の走り方と、Holy Bull Sでの直線の走り方が対照的であったため、Holy Bull Sは例外的なもので決して9Fという距離に負けたわけではないということが書かれていますが、ここを負けたらさすがに距離に限界があると言わざるを得ないところでしょうか。
この他には今年に入ってから現れたFusaichi Pegasus産駒の大物として期待されているBandiniが出走を予定していて不気味な存在であるとされています。Holy Bull Sで2着に入ったKansas City Boyも出走予定で、枠順次第ではというところか。外枠だと無理に先頭に出ようとする必要はないということらしき。カリフォルニアから遠征するPapi ChulloとGeneral John Bも波乱要因として挙げられています。
Park Avenue Ball、Dearest Mon、B.B. Bestあたりも出走予定。
2005/3/2
Foreign Racing
Fasig-Tipton Calder
Fusaichi Samuraiの記録をあっさりと塗り替えてしまいました。何だそれって気がしなくもないんですけどねえ。
Blood-Horse: Fasig-Tipton Florida Auction Produces Avalanche of Records
Thoroughbred Times: Fasig-Tipton Calder sets more records
とりあえずセール全体の結果では147頭が取引成立で、その落札総額は50,132,000ドル。平均価格が341,034ドルの中間価格が200,000ドル。昨年と比較すると、カタログに載った数からして今年の方が多いわけで、売却率は落ちていますが、142頭が取引された昨年の結果から平均価格が約50,000ドル上昇し、中間価格でも170,000ドルから30,000ドルへと上昇するという結果でした。事前には平均価格としては下がるだろうという予測がされていたわけですが、主取り率が36%から40%へと上昇した事以外は全ての数字で昨年を上回るという好調な結果に終わりました。
それに大きな影響を与えているのが5.2Millionで落札されたTale of the Catの牡馬。事前の評価が高く、血統的にもSeeking the Goldを出したファミリーであるという裏づけを持っていたので、このセールの目玉として落札額も1,2を争うだろうと言われていた馬ですが、Coolmoreとの一騎打ちを制してSheikh Mohammedの手に落ちました。この血統ですから余程のヘマをしない限りは種牡馬、GIでも勝つようならシンジケート価格は跳ね上がるというあたりではあろうかと思われ。このあたりはDarleyのマネージャーであるJimmy Bell氏がこの馬は明らかに種牡馬としての血統であるとコメントしていますしね。それと、Mohammed殿下がまだ手にしていないKentucky Derbyへの執念というあたりもありますかな。また、殿下の代理人Fergason氏によるとMohammed殿下はSeeking the Goldが大好きなんだよとのことで、その近親に当たるというところで意地でも競り落としたかったのでしょうなあということですか。祖母がSeeking the Goldの全妹。
Mohammed殿下はこの他、Grand Slamの牡馬に2.9Million。これも評判の高かった馬でGI馬の出ているファミリーで、公開調教での様子もよく高額になるだろうといわれていた馬の一頭です。
CoolmoreはForestryの牡馬を3MillionとGolden Missileの牡馬を1.5Million、Storm Cat の牝馬を1.5Millionというあたり。結局事前にトップを争うという評判だった3頭はDarleyとCoolmoreが分け合ったという形ではありますか。netkeibaの記事は何故にFergason名義の方はちゃんとDarleyに直してるのに、O'Byrne名義はそのままにしてるんですかね。Coolmoreには直さんのか…。
さらには、Gone Westの牡馬が1Million、Exchange Rateの牡馬が1.05Million、Tiznowの牡馬に1Millionというところが7桁。
Fasig-Tiptonは毎回セリの結果をCSVファイルにして出してくれるのですが、今回のはまだupされていないようです。ということはあの見難いhtmlで結果を探さないといけないのですが、面倒だからやらない。
Horse Racing
仁川S
サイレントディールは回避するらしき。まあ休み明けにあれだけのトップハンデを背負わされるという事情もあったし仕方のないところではあったのかなと。そして復帰目標は来週の大阪城Sということになるわけで、メンバー的にどっちが楽かというと大阪城Sであるのは間違いないかなというところではあり。ただ、またトップハンデにはなるんだろうなあというところですけど。
Music
今回のアルバムからともにYAMAHAからリリースということになっているJoe Lynn TurnerとGlenn Hughes。Joeのアルバムを買いに行ったら今日がGlennのアルバムの発売日だったらしいので両方買ってきた。

THE USUAL SUSPECTS / Joe Lynn Turner / YAMAHA MUSIC
いつもの仲良しメンバーで組んで作ったアルバムです。Joeはこれまでのアルバムの中で最もRAINBOWを思わせるアルバムになったということで満足しているようではありますが、聴いてみるとそこまでRAINBOWかとちと疑問ではありますな。まあ、Joeのいた頃のRAINBOWはこういうタイプの曲が多かったのは確かだったけど、そればっかりというわけではなかったからなあ。しっかり作っていて、その点はそれでよいかと思いますけど、アルバムを通して聴いても強く印象に残る曲が無いんですよねえ。そこが物足りなさという形にはなりました。
ギタリストかなという気はしてますが…。Al PitrelliにしてもKarl Cochranにしても悪いギタリストということではないんですけど、ギターソロの部分がいまいちかなと思うところは多かったのです。逆にキーボードのPaul Morrisは1995年のRAINBOWのSTRANGER IN US ALLの時と比べるとやはり物足りないのですが、それでも堅実ではありました。

SOUL MOVER / Glenn Hughes / YAMAHA MUSIC
今回は随分とレイドバックした感じの曲を集めたなあという印象。もともとHard RockよりFunkやSoulの方面が好きな人ではあるし、それがDEEP PURPLEに加入してしまった時にHard Rockに触れてしまい、周りがHard Rockを歌わせずにはおれないような状況に置かれていたということはあるんですけどね。だからソロアルバムをコンスタントにリリースするようになってからもその間を揺れている事が多いのですが、今回はFunk方面にかなり振ったかなという印象ではあります。お馴染みのギターのJJ Marshもその辺は心得ていて、きっちり仕事をしているなあという感じですしねえ。ただ、このアルバムもJoeのアルバムと同じで、質の高いところでまとめられてはいるものの、これだという1曲がないのは残念な事です。そしてFunkでも良いのですがもう少しHeavyな曲があったらなあとも。
前のアルバムでは元DEEP PURPLEのGlenn Hughesという面を望むファンの声にあわせて作ったようなところがありましたが、今回は元DEEP PURPLEという側面を切り捨てるような形になっているのでしょう。というか、あんたはまだそれにこだわるかとか思わなくも無いのですが、時々Glenn HughesはDEEP PURPLEの名に影響されすぎているんじゃないかなと思うところがあるのです。今はその名から離れていこうとしている時期ということにはなるかと。

YAMAHAがこの二人のアルバムをリリースする背景にはHTPがあるのでしょうけど、Glennがこういう状態なので当分はHTPとしての動きはないでしょうし、このままHTPというプロジェクト自体がなくなっていくのかもしれません。おそらくYAMAHAとしてはそれぞれがソロプロジェクトで単独で来日公演をやることは出来なくても、HTPという形なら来日を実現させられるという目論みはあるでしょう。実際にこれまでもそうでしたし、これからもこういった状況が変わるとも思えないので、HTPでの動きが無いという事はこの二人の来日公演も無いというあたりで考えておくべきなのかなと。HTPは一応Glennが主体となっているようなものでしたので、Glennが昔に捕らわれたくないと言っている以上は、やらんでしょう。もしYAMAHAが高額のオファーを出したらどうなるか分かりませんけどね。
2005/3/3
Foreign Racing
Santa Anita H GI Santa Anita CA Dirt 10F
何となくBig Cap復権という感じのする今年のメンバー。ドバイに行く可能性が残ってるのはIsland Fashionくらいという話。
PostHorseSireDamBroodmare SireWeightJockey
1Lundy's LiabilityCandy StripesEmerald CounterGeiger Counter120P.A. Valenzuera
2BorregoEl PradoSweet as Honey113G.K. Gomez
3CongratsA.P. IndyPraiseMr. Prospector115T. Baze
4Truly a JudgeJudge TCTruly NeedyYukon117M.A. Pedroza
5Island FashionPetionvilleDanzigs FashionA Native Danzig113K. John
6CalifornianZafonicAsteritaRainbow Quest110M. Linares
7Grand RewardStrom CatSerena's SongRahy112R. Bejarano
8ImperialismLangfuhrBodhavistaPass the Tab117A.O. Solis
9Supah BlitzMeckeBoots'N JackieMajor Moran115V. Espinoza
10Rock Hard TenKris S.TersaMr. Prospector119G.L. Stevens
11Saint LiamSaint BalladoQuiet DanceQuiet American122E.S. Prado
ここ数年はドバイに出走馬を奪われてしまって寂しいメンバーになる事が多かったのですが、今年は地元のプレップを勝って来たRock Hard TenとLundy's Liabilityを確保しているのと、何よりもDonn Hを勝って東海岸のトップホースに名乗りをあげたSaint Liamの遠征ということに尽きるでしょう。Lundy's Liabilityはブラジル産で南アフリカのDe Kock厩舎からの移籍馬ということでちと横に置いておくにしても、Rock Hard Ten vs. Saint Liamということで昔ながらの東西対決という構図とのこと。
さて、Rock Hard Tenを管理するMandella師ですが、生粋のCalifornianということで孤のレースにかける意気込みは相当なもの。1997年Siphon、1998年Malekと連覇を果たした事もありますが、もっと勝ちたいからということでRock Hard TenとCongratsの2頭出し。Rock Hard Tenは現役に残った4歳世代を引っ張る存在として期待のかかる馬で、Strub SでImperialismあたりときわどい勝負してるのは微妙な所ながらも、距離は持ちますし、ここを勝ってGhostzapperに挑戦状を叩きつけて欲しいところ。CongratsはA.P. Indy産駒で母父がMr. Prospectorで、La Troienne牝系出身とMineshaftに類似点の多い血統ながら、なかなか化けてくれません。今回もいいとこまではくるけどA.P. Indyらしく3着とか4着とかそのあたりでしょうかねえ。こういうところでやらかしてくれる事があるからA.P. Indyは愉しいのですが、このメンバーではあまり強気なことはいえませんな。
遠征してくるSaint Liamですが、このレースの遠征馬の勝利は1987年Broad Brushまで遡らなければならないというところで、ちょっと厳しいところではあるのかなという面もあり。ただ、このところ東海岸の大物がこのレースに遠征してくるということは少なかったわけですから、その点も考えておくと良いのかなという気はします。大外を引きましたが多少距離ロスがあっても揉まれずに自分のタイミングで仕掛けていけそうなのは良いんではないかなと。タイミングを間違うとこれも外目の枠が振られたRock Hard TenやImperialismに切り裂かれかねないのではありますが。
今年もここに挑戦となったIsland Fashionの113ポンドはPleasantly Perfectのスクラッチによって実質トップハンデとなった昨年より斤量的には楽になっているのですが、それだけ出走メンバーのレベルが上がったととらえることもでき、昨年の2着馬と言っても厳しいレースになりそうではあります。
北米に移籍後はSanta Anitaで2勝を挙げているLundy's Liabilityは鞍上にValenzuelaを据えてきましたし、最内枠からスムーズに逃げパターンに持ち込めれば面白いでしょう。
メンバーが揃った事もありますし、ハンデの設定も丁度良い匙加減かというあたりで混戦ではあるでしょう。印を打つならこんな感じか。
◎Rock Hard Ten
○Saint Liam
▲Lundy's Liability
△Island Fashion
×Congrats
メンバーが揃って混戦であるならなおさら、実力通りのところで決まって欲しいかなとは思いますし、今後への期待というのもあるのでRock Hard Tenということで。ただし馬単は裏も抑えておかないと怖い馬が多いんですけどね。

Frank E. Kilroe Mile GI Santa Anita CA Turf 8F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Night PatrolStorm BootDowntown BluesSeattle SongK. John
2LeroidesanimauxCandy StripesDissembleAhonooraJ.K. Court
3Musical ChimesIn ExcessNote MusicleSadler's WellsE.S. Prado
4PellegrinoNugget PointVale MasGood BlokeT. Baze
5Meteor StormBigstoneHunt the SunRainbow QuestJ. Valdivia Jr.
6Sweet ReturnElmaamulSweet RevivalClaude MonetG.L. Stevens
7Romeo PlusAlpha PlusHelen TossEgg TossV. Espinoza
8SingletarySultry SongJoiski's StarStar de NaskraA.O. Solis
9Buckland ManorBien BienBags of PaceShadeedR.R. Douglas
10Cajun BeatGrand SlamBeckys ShirtCure the BluesP.A. Valenzuela
こっちのレースもかなり良いメンバーが揃っている印象でSanta Anitaはこのビッグデイに向けて相当がんばったということでしょうか。
世間的にはBC Mileを勝ったSingletaryに快速馬Leroidesanimauxが挑むというあたりでしょうか。ベストのマイルなら牡馬相手に引けを取らないMusical Chimesが面白そうではあります。芝挑戦がいきなりマイルのGI戦になるCajun Beatはどんな走りをするのかは注目でしょうけど、いらないでしょうね。

Santa Catalina S GII Santa Anita CA Dirt 8.5F
ここを3歳初戦に選んできたDeclan's Moonは先週の調教を悪天候のため中止せざるを得なかったとはいえ90-95%のできにはあるとEllis師は言っているので、順調に仕上がってきてはいるという事ではあるのでしょう。とにかくこのDeclan's Moonが復帰戦をどうこなすかということに注目の集まるレースではありますし、6頭立てとはいえ今年になってからのSanta Anitaから名乗りをあげたSpanish ChestnutとGoing Wildが出てくるのでメンバー的にも非常に注目のレースとなるでしょう。

March 5th, 2005 - Race 8 Allowance Santa Anita CA Dirt 8.5F
こんなレースがSanta Anita H当日に組まれているわけですが、The Mighty Tigerが出走予定です。D. Lukas厩舎に移籍して3戦目。きっちり一ヶ月に一回という使われ方をしているので、調教とかそういうところでは問題のない馬なんでしょうねえ。1月はSanta Anitaは豪雨で水の浮いたダートを走らされましたし、2月のは4コーナーで失速して外に出すという形になってしまいましたが、とにかく故障とかそういうことではなさそうではあるし、調教での時計は相変わらずそれなりにこなしているというところで悪くは無いんだと思います。
……順調に行ってたら本当はR10に出走してる予定だったのになあ(妄想

Fasig-Tipton Calder
ResultのCSVが落ちていたので見てみましたが、あまり面白くありませんね。日本人名などで購買された馬だけ最後に見ておこう。
NORTH HILLS MANAGEMENTの名義で落ちているのが3頭。
251番のCape Townの牡馬が120,000ドル。三代母がFort MarcyやKey to the Mintらときょうだいということにはなります。アメリカ色の強い血統でまた早熟でもあるようなので、ダートで勝ちあがった後はどうするかなというところでしょうか。
60番のLangfuhrの牡馬が130,000ドル。これは三代母Gay Hostessと言うところでしたが、あまり派手に勝つ馬の出ていないライン。それでも半兄が重賞馬で公開調教のタイムも良いというところではあります。
20番のArtaxの牡馬が155,000ドル。近親に目立つ活躍馬はいませんし、父Artaxもこれが三世代目になりますが、さほど活躍馬を出しているという印象もありません。Friendly MichelleがGI Prioress Sを勝っているくらいですかねえ。
SHADAI FARMとなっているのは2頭。
108番のGone Westの牝馬は500,000ドル。母Dream Successの半兄にBurning Romeが出ています。GI Futurity Sを勝ち、古馬になってからは大きなところには届いていませんが6歳まで現役を続けてリステッドで勝ちを拾って通算13勝という活躍馬。派手ではありませんがコンスタントに活躍馬が出ているというファミリーではあり、トウカイパルサーの近親。
97番のUnbridled's Songの牝馬は100,000ドル。母の姉妹に2頭のステークス馬が出ていて母Defining Style自身もステークスウィナー。重賞では荷が重いというところではあろうかと。Skip Away産駒の半妹Sister SwankがGIIで3着になっている程度。これが初仔でUnbridled's Songなんか付けるからにはそれなりに期待されてはいるんだろうけどね。
TOSHIKATSU FUJITAでは2頭。
139番のSwainの牡馬が200,000ドル。SwainはDimitrovaを出しているものの、いまいち揮ってないという気もしますが、アメリカで走るよりは日本の方が良いだろうというところかなと。
261番のOld Triesteの牡馬が300,000ドル。コンスタントにステークスウィナーまでは出すものの重賞では力が足りない馬が多いのかなというファミリー。
TOYOMITSU HIRAIでは2頭。
124番のFive Star Dayの牡馬は200,000ドル。父Five Star DayはA.G. Vanderbilt Hで2着などがあり、Carson Cityの後継として種牡馬入りして今年の2歳が初年度産駒となります。母Fine SpiritはBCJFで3着という実績があり、これまでに9頭の産駒から3頭の勝ち馬を出しています。
237番のMr. Greeleyの牡馬は325,000ドル。半姉にGIII馬Midnight Cryがいる他、マイネルラヴの従弟になる血統。
今のところ確認できるのはこれくらいですかねえ。エージェントを通して落札してるのもあるだろうから、実際にはもっと日本に来るんじゃないかと思いますけど。
社台が牝馬2頭落札してるあたり狙いがはっきりしてていいなあとか思いますけどね。
2005/3/4
Foreign Racing
Gulfstream Park H GII Gulfstream FL Dirt 9.5F
昔はGIでしたが、Dubai World Cupの影響をまともに受けて出走馬のレベルが低下。2003年にはGIIに降格しました。今年からは時期を1ヶ月早めて、距離が0.5F短縮されました。ギリギリでDubaiの前哨戦として出走できる時期に持ってきたということなんでしょうけど、Santa Anita Hと日程を被せてどうするんだと。Saint Liamが西に遠征したのは大きな痛手でしょう。
結局メンバーは相変わらずといったところで、トップハンデの118は7歳馬Classic Endeavor。中距離のGIIIを3勝する実績を持っていて、今年もSunshine Millions Classicで3着と衰えは無いようです。そのSunshine Millions Classicで2着に入ったZakocityが1ポンド差の117ポンド。
というあたりですが注目はEddington。今年のDonn Hでも3着と勝ちきれない馬ですが、メンバーと斤量に恵まれたこのあたりで勝っておきたいところではあるでしょう。また、アルゼンチンのEstrellas Classicを勝って移籍してきたContanteも良いのではないかなと。

Fountain of Youth S GII Gulfstream FL Dirt 8.5F
えっとEquibaseに出てる斤量が間違ってる悪寒。アリエネエとか思ったが、Blood-HorseもThoroughbred TimesもDairy Racing Formも同じ数字を出してるんだからそっちが正しいのでしょう。
まずこれがEquibaseの出馬表。
Equibase
んでDRF。
DRF
つーことでGeneral John BとPark Avenue Ballの斤量が違ってるわけですが、これはどうやら122ポンドが正しいようではあるのかな。
注目はBandini、High Fly、Deferといったあたりでしょうか。
Bandiniはここまで3戦2勝で、2勝の合計着差が13馬身を超えるという圧勝。ここがステークス初挑戦ということになるのですがこのまま突破できるかというところ。前走は9FのAllowanceで9馬身差をつけるなど距離に問題はなさそうで、あとはこの出走メンバーとの力関係だけということになるのでしょう。
High Flyは前走で不可解な敗北を喫しており、ここで再び直線で沈むような事があれば距離の壁ということになるのではないかなという気がします。いつの間にやらNichoras Zito厩舎に移籍しておりましたのな。今回鞍上にJ.D. Baileyを据えて陣営も本気モードではあろうかと。
Deferは前走のHutcheson SではProud Accoladeの前に期待を大きく裏切る4着という結果に終わっていますが、2歳時には8.5Fでの重賞勝ちもあるように距離はこのくらいがいいというところではありましょう。
あとはまあ、Park Avenue Ballとかも出走予定で好メンバーという気はする。
Kansas City Boyは2枠に入ってしまったことからスクラッチする見込み。
2005/3/5
Horse Racing
チューリップ賞 GIII 阪神 芝1600m
1.エイシンテンダー: エイシンサンディ - エイシンララミー by Time for a Change
2.アドマイヤメガミ: エルコンドルパサー - アドマイヤサンデー by サンデーサイレンス
3.ダンツクインビー: スペシャルウィーク - ダンツシュアー by Storm Cat
4.オリエントチャーム: サンデーサイレンス - ニキーヤ by Nureyev
5.エリモファイナル: オペラハウス - エリモセントラル by ドクターデヴィアス
エイシンテンダーは1200mの新馬戦で勝った後、しばらくの休養をはさんで、今年になってOPの牝馬限定1200m戦菜の花賞を勝って2戦2勝でこのレースに臨みました。距離が延びてどうかということでしたが、あっさりこなしてしまいましたねえ。ただ今日は前目にいて内から簡単に抜け出せたというところではあり、桜花賞の頃の阪神で同じように抜け出して止まらないかというとどうかなという気がしなくもありません。1200mで2勝してトライアルを勝つというあたりでムーヴオブサンデーとか言ってみたくもなるが、フィリーズレビューじゃなくてチューリップ賞だっただけマシだろうとは思う。
ペースが遅く馬群が固まったままではあったものの、うまい具合に内から抜け出して来れたオリエントチャームはしっかり2着を確保しておかないといけなかったんですけどねえ…。外から伸びたアドマイヤメガミとダンツクインビーに差されて4着。坂で止まってしまったということなんでしょうかねえ。今のままだとたとえ出走できたとしてもまた坂で止まるという気がしなくもありませんが、桜花賞の出走権を取れなかったのは痛すぎるのです。デビューから1,2,1着と来たトライアルで後一歩だけ権利に届かないってのはトゥザヴィクトリーがそうだったのですが、また800万で抽選待ちということになるんでしょうかね。出走せずにオークストライアルでも使うか、兄みたいにダートに転じてみるかというあたりの方が良いのかも知れず。
アドマイヤメガミは直線に入るあたりではオリエントチャームのすぐ外程度の位置にいたんですが、気がついたら大外から飛んできてました。いつの間に外に持ち出したのかと…。
ディアデラノビアはちぐはぐな事をしていましたが、馬格が無い事もあってああいったところで前が塞がるとどうしようもなくなるということはありますか。あんなところに持っていったのが全てと言えばそう言えなくも無いけど、こっちも権利が取れず桜花賞出走が危うくなってきました。
エリモファイナルはそのディアデラノビアの外を閉じるような形になってましたが、あれは向こうが勝手に来てただけという程度ではあるか。それよりもどうもこの馬も阪神はあまりよろしくなく、京都と阪神で随分末脚の勢いが違います事よ。

3歳とその他
新馬戦。
■クンダリーニ: デヒア - カーロッサ by Caerleon
チャクラの半弟が新馬勝ち。デヒアとはまた微妙なところながらも牝系のレベルは高いし、今回はダートの1200mでしたが、中距離の芝でもダートでも使えそうなところではありますか。大きいところに手が届くかどうかはこれからのレース次第でしょうけど、早くても来年だろうなと。

あざみ賞 500万下 中京 芝1800m
1.ビッグファントム: スペシャルウィーク - キタノオゴジョ by トウショウボーイ
2.ニシノカエデマル: パントレセレブル - ニシノフラワー by Majestic Light
ビッグファントムに勝たれてしまうのはどうしたものかと思ったりするのですが、ニシノカエデマルもどうしたものかと。

で、明日は弥生賞になるわけですが、今日の中山は芝は良馬場に回復してるし、時計もそこそこ出てるので、芝に関しては雪の影響というのはないということですか?天気予報見てる限りではまだ雪が降る可能性があるみたいですが、まあ弥生賞もそんなに酷い条件にはならないでしょうかね。といってもディープインパクトが人気になりすぎたら買えませんけどね。マチカネオーラからワイドとか姑息な事を…w

今日はキャッチザゴールドも勝ってるし、ブラックカフェも勝ってるし結構愉しいね。キャッチザゴールドはなかなか勝ちきれないという兄ステイゴールドを思わせるところがありますが、これで2連勝になって4勝目。ブラックカフェは昨年のJRAのメモリアル企画のレースでこれでもかというほど見かけてましたが、ほとんど芝の1800mか2000mにしか出走せず。まだ安定しないながらも結構上位で名前を見かけるようになってそろそろ本格化というところですかねえ。
Foreign Racing
Gulfstream Park BCH
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1NiigonUnbridledSavethelasdanceNureyevR.C. Landry
2Prince ArchArchPrincess KrisKrisB. Blanc
3Swagger StickCozzeneRegal StateAffirmedC.H. Velasquez
4Rio GuaporeCigano RoadBelle PictureGhadeerR. Maragh
5HostTabasco CatRare BirdRahyJ. Castellano
6Navesink RiverUnbridledSheepscotEasy GoerJ.R. Velazquez
7GigliClacksonForza del DestinoRoi NormandJ.D. Bailey
8MacawBluebirdNo QuestRainbow QuestJ. Bravo
9DemeteorDehereSeattle MeteorSeattle SlewJ.F. Chavez
10Quest StarBroad BrushTinacaManilaE.S. Prado
11MustanfarUnbridledManwahLyphardJ.A. Santos
もう一頭のHost (CHI) Hussonet - Colonna Traiana by Royは出走してこなかったのね。出てきたら愉しかったのにぃ。
さて、トップハンデは119ポンドのPrince Arch。McPeek師が今年には北米の芝のトップホースになれるという素材で、ドバイのSheema Classicへのプレップとして出走してくるようです。昨年のGulfstreamの芝戦で2度Kitten's Joyの後塵を拝していますが、GIIIを2勝している事もあって4歳世代の芝ナンバー2というところではあろうかと思われ。とはいってもアメリカの馬が調子こいて芝のクラシックディスタンスなんて走りに来ると酷い目に合いそうな気もしなくは無いのだが…。Nad Al Shebaなら何とかなるか?
あとはどれもこれも…といったところではありますか。今後芝路線を盛り上げるためにもPrince Archに勝ってもらうのが一番良さそうではありますな。
Comic
ヤングガンガン No.6
まずはいつも通りにといきたいところですが、今回は化野之民が落ちているため、その代原という形でいつもより読みきり多め。しかも、最初から企画して作られたものではないので、その内容は…。ページをめくっててつらくなったのがいくつかあったのでそれは無かったことにする。
犬神ゲル◆マンガ(に限らないけど)でのある種の定型というかお約束のようなものをひっくり返すというのは、犬神ゲルに限らずゴツボ兄弟のマンガの特徴ではあるのです。しかし今のところゲルの場合はそれが単発でしか出てこないというあたりなかなか勢いを維持しにくいのかなという気もしますね。とりあえず一話完結ではなくて次に続くような事もしているので、いろいろと試しているところではあろうかと。
黒神◆クロ自身もある意味ダメだってのは出て来てましたけど、今回はそればっかりかと言うところ。それなりに話は進んでるような印象ではあるのでまあ良いか。
ユーベル◆まあ、本線の話を進めつつ、バックグラウンドも少しずつ出していくということなんでしょうねえ。そうなるとどちらをメインするのかってのは難しいところで、最近本線の話は進んでないような気もしなくはありません。徐々に明かされていくだろうし、今の調子ならそれだけの時間と分量もあるだろうから、そういった面ではいいんじゃないかなと。なんだかんだといっても、雑誌の柱的立場を期待されるところではあるんだし。
ワーキング◆安定して面白いので、雑誌としてこういう立場のマンガを載せてるのはいいんじゃないのかなと。
バンブー◆今回は剣道してただけかなという気はしますが、しっかり袴のところなんてお約束を処理してるし、話としては良い感じに進んでるんではないかなと。
サンレッド◆アタリとハズレがあるといえばそうなんですけど、これはサンレッド一人だけにしてしまった事で、そっち側のバリエーションを増やせないというのが問題ではないのかなとは思う。この際後付けでもいいので、ガンガンYGの時みたいに、ブルーとイエローも登場させた方が良いのではないかと。
Missウィザード◆なんだろうな。エロ担当としてそこにあるだけという程度ですか。
リセット◆ダイジェストなのでどうということは無く。ですが、改めてガンガンYGを引っ張り出して全部読んでみたところ、マンホールよりこっちの方が好きかなという気はしてきたので、残り3話で終了となるのは惜しいですな。
ビターバージン◆重い話をしっかりやるのはいいでしょう。
荒川アンダー◆また新たにキャラ出してきましたのですが、とりあえずその登場時のインパクトだけで勝負しているような気がしなくも無いです。一度使ってしまったキャラはそのあとモブにしかなれていないんですよね、今のところはですけど。だから今後はその辺をどうフォローしていくかということがポイントになりそうかなというところではある。舞台が舞台だけに次から次へと新しいものを出して来られても違和感のあるところではあります。いや、まあ中村工房に出てきてたキャラなので、それを読んでるかどうかで違うだろうけど、読んでない読者にはちときつかろう。
ロト紋◆ようやく区切りに到達して、次あたりから新しい展開に入りそうというところではありますか。ア・カギ格好良いよ、それに引き換えリーはダメすぎって所ではあるのでこの先しばらくの展開はあまり期待していなかったりするのですけどね。
八王子物語(後編)◆結局何がやりたかったのか分からないまま終了。読みきりだとしても中途半端なのと独り善がりすぎる。
サークルビー(二本立て)◆わざわざ二本立てにする必要もないかと思いますが、まあ半端に空いたページを埋めるには丁度良いのかなと。
俺の生き様を笑え(不定期新連載)◆読み切りと書いておいて、続くってのはどういう了見かと思ったが、これからも主に何らかのw事情があった場合に載るのね。次号も載るらしいけど。まあ、こういう微妙な雰囲気の作品は好きですよ。たまに載るんならね。
セキレイ◆徐々に話が進んできてはいるんだろうけどね。分かりにくいのは確かにそうだし。でもまあ、こういうのがあってもいいんじゃないということで。
ムスタング◆なんか、毎回同じパターンだし、こんなものどうしようというんだろうなあ。このマンガは結局企画そのものが失敗で、どうしようもないというところではあるでしょう。読者の体験を募集しようにもあれではなあ。
僕らのカタチ◆前回より手抜き絵はなくなってていいんですけどね。まあ狙いが狙いなのでそんなものか。
さて、後半の読みきり連発は読むだけ時間の無駄なものも多く、代原という事情があるにしても何とかしてくれと思わんでも無い。さらには一部では騒然となった次号予告。読みきりに霧木凡ケンの名が…確かに勘弁してくれと思わんでも無いが、まあ読み切りだしどうでもいいだろ。スレを見てたら公式サイトなんてあるらしかったので覗いてみたが…orz。これじゃ、ダメだろ。
…どことなくガンガン創刊当時に似た雰囲気ではあるかも知れず。間違っても連載などということにはならないように祈っておこう。
2005/3/6
Foreign Racing
Santa Anita H GI Santa Anita CA Dirt 10F
1.Rock Hard Ten: Kris S. - Tersa by Mr. Prospector
2.Congrats: A.P. Indy - Praise by Mr. Prospector
3.Borrego: El Prado - Sweet as Honey by Strike the Gold
4.Grand Reward: Strom Cat - Serena's Song by Rahy
5.Lundy's Liability: Candy Stripes - Emerald Counter by Geiger Counter
6.Saint Liam: Saint Ballado - Quiet Dance by Quiet American
7.Imperialism: Langfuhr - Bodhavista by Pass the Tab
8.Californian: Zafonic - Asterita by Rainbow Quest
9.Island Fashion: Petionville - Danzigs Fashion by A Native Danzig
10.Truly a Judge: Judge TC - Truly Needy by Yukon
11.Supah Blitz: Mecke - Boots'N Jackie by Major Moran
時計は平凡なところで、特に最後に止まりかけているのはまあそんなものかなと思わなくも無いのですが、Rock Hard Tenは快勝といったところで、西海岸のトップを名乗る資格を手に入れました。前目のいい位置につけて逃げたTruly a Judgeやそれを追いかけていたGrand Rewardをきっちり始末して追い込んできたCongratsを抑えました。R. Mandella師はRock Hard TenとCongratsでワンツーを決めています。Rock Hard Tenはこのメンバーがかなり揃ったレースで勝ちきったのですから今後大きく期待しても良いとして、CongratsもGIでそこそこやれそうではあるなあと…思ってると何度も痛い目にあわされるA.P. Indyなんですが、懲りずに少し入れ込んでみるつもりではある。Mineshaftにはなれなくても今年一つくらいGIを勝ってもよい馬かと。基本はMr. Prospector X La Troienneな母にA.P. IndyということでDaydreamingと同じような感じではあります。Congratsの場合War Admiralが足りないようなところもありますけどね。
Blood-Horseは普段はその力を隠しているRock Hard Tenがその真の力の一端を見せたという形でべた褒めではある。恐るべき潜在能力なんて言葉を軽々しく使っていいものかなあと思わなくも無いですが、まあいいか。Dubaiという話は聞こえてこないのでこのまま北米に残るということで良いのでしょうかね。次のビッグレースはPimlico Special Hあたりですが、復帰してからコンスタントに使ってひとまず最大目標を勝った事でHollywood GCまで待つのかもしれないというところではあろうかと。
東海岸から遠征してきたSaint Liamはなぜか3番手を進む競馬で、直線の伸びを欠きというところか。やはりこのレースは遠征馬にとって厳しいのかな。Lundy's Liabilityは最内枠からながらも逃げられず伸びず。Imperialismは追い込みが不発。ということでRock Hard Tenが勝ったもののやや波瀾の結果ではあります。
Island Fashionは昨年2着したときとは臨戦過程も違うし、メンバーの格もかなり違ったので仕方の無いところでしょう。これだとDubaiにはいけませんでしょうなあ。
3着のBorregoはジリ気のある馬でこれまでにSuper Derby2着とかそんなところ。Dyneverの後継者くらいにはなれそうか。なってどうするというところではあるが。
Grand Rewardは紛らわしいがHollywood DerbyのGood Rewardとは別の馬。…Hollywood Derbyの時に思い切り勘違いした人がここにいます。両方Storm Cat産駒なんだものなあ。Grand Rewardの方は母Serena's Song、Good Rewardの方は母Heavenly Prize。Serena's Songが1995年の最優秀3歳牝馬でGI11勝、Heavenly Prizeが1994年の最優秀3歳牝馬でGI7勝。紛らわしい事この上なし。

Frank E. Kilroe Mile H GI Santa Anita CA Turf 8F
1.Leroidesanimaux: Candy Stripes - Dissemble by Ahonoora
2.Buckland Manor: Bien Bien - Bags of Pace by Shadeed
3.Sweet Return: Elmaamul - Sweet Revival by Claude Monet
4.Meteor Storm: Bigstone - Hunt the Sun by Rainbow Quest
5.Musical Chimes: In Excess - Note Musicle by Sadler's Wells
6.Cajun Beat: Grand Slam - Beckys Shirt by Cure the Blues
7.Singletary: Sultry Song - Joiski's Star by Star de Naskra
8.Pellegrino: Nugget Point - Vale Mas by Good Bloke
9.Romeo Plus: Alpha Plus - Helen Toss by Egg Toss
これで北米移籍後は負け無しで重賞4連勝。Leroidesanimauxは強いねえ。スピードに任せて逃げ切りました。芝マイルはレースが限られてしまうのが残念なところで10Fまでこなせるともっと面白くなるんですけどねえ。Frankel師は既に8.5Fはこなしているし9Fもこなせるはずだとコメントしています。
BC Mile馬は見せ場の一つも作れずということで、休み明けだしこんなものなのかなあ。

Santa Catalina S GII Santa Anita CA Dirt 8.5F
1.Declan's Moon: Malibu Moon - Vee Vee Star by Norquestor
2.Going Wild: Golden Missile - Pola by Strawberry Road
3.Spanish Chestnut: Horse Chestnut - Baby Rabbit by No Sale George
今年初戦のDeclan's Moonが快勝し、実績上位のGoing WildとSpanish Chestnutがそれに続くという順当な結果に収まりました。とはいえやはりこの2頭はDeclan's Moonと力の差があるのは認めざるをえないところで、おそらく次に出てくるだろうSanta Anita Derbyあたりで何か目立つところでもないと本番も用無しではあるでしょう。

Fountain of Youth S GII Gulfstream FL Dirt 9F
1.High Fly: Atticus - Verbasle by Slewpy
2.Bandini: Fusaichi Pegasus - Divine Dixie by Dixieland Band
3.B.B. Best: Yes It's True - Bold Juana by John Alden
一番人気High Flyがこの距離をこなして勝ちました。注目を集めていたBandiniも2着とこちらも順当なところで決まっています。AtticusはNureyev産駒のマイラーで8.5FでGIを勝っているということからこのあたりの距離までならこなしてもおかしくないところなのでしょう。とはいえ最後の1Fは止まってしまってるのでこれ以上は微妙なところか。

Gulfstream Park H GII Gulfstream FL Turf 9.5F
1.Eddington: Unbridled - Fashion Star by Chief's Crown
2.Pies Prospect: Crafty Prospector - Hot Pillow by Bates Motel
3.Zakocity: Precocity - Zakcat by Vilzak
ここはメンバーに恵まれていた事もあってEddingtonがしっかり勝ってくれました。2着もPies Prospectということでまあ順当なところではあるでしょう。こっそりとClassc Endeavorが大差で最下位に沈んでますけど。

Swale S GII Gulfstream FL Dirt 7F
1.Lost in the Fog: Lost Soldier - Cloud Break by Dr. Carter
既にKダービーには向かわないということを言っているLost in the Fogが短距離で圧勝。まあ、そんなものでしょう。

Stornerside Forward Gal S GII Gulfstream FL Dirt 7F
1.Letgomyecho: Menifee - Echo Echo Echo by Eastern Echo
5.Maddalena: Good and Touch - Two Foxie by Fair Skies
デビューから3連勝でここに臨み圧倒的な人気を被ったMaddalenaが直線で沈み、代わってLetgomyechoがデビュー3連勝となりました。
Maddalenaはゲートをややゆっくりと出ておきながらJ.R. Velazquezが気合を入れると暴走して最初の2Fを21.84で行ってしまって最後まで持たなかったというところではないかなと。

Bonnie Miss S GII Gulfstream FL Dirt 8.5F
1.Jill Robin L: Precocity - Jo Zak by Vilzak
2.In the Gold: Golden Missile - Incinerate by Groovy
In the Goldをハナ差だけ交わしてJill Robin Lでした。しかしIn the Goldは前走でSis Cityにぶっちぎられているので、このレースは大した事ないかなと。

Santa Anita 8R Allowance Dirt 8.5F
…もうほっといてくれとは思ってみたり。
6.The Mighty Tiger: Storm Cat - Clear Mandate by Deputy Minister
何の見せ場も無く終了。アローワンス勝ち上がるのさえ厳しいですか、ソウデスカ。
Horse Racing
弥生賞 GII 中山 芝2000m
1.ディープインパクト: サンデーサイレンス - ウインドインハーヘア by Alzao
2.アドマイヤジャパン: サンデーサイレンス - ビワハイジ by Caerleon
3.マイネルレコルト: チーフベアハート - ミヤギミノル by タイテエム
まあ、アレだけ外外を回す安全運転でしたから、クビ差といっても力が違うなという印象ではあります。皐月賞の場合フルゲート18頭を今回と同じようにして捌けるかというと怪しいところではあるのですが、ここを落とすと賞金が微妙だったしこんなものでいいんじゃないかなと。マイネルレコルトはスローで抑えていた分だけ最後伸びてないのかな。如何にもトライアルという乗り方ではあったかと。アドマイヤジャパンは今日みたいにスタートがうまくいってインにぴったり張り付いていれば皐月賞でも面白いことができるんじゃないかなというくらいでしょうか。

3歳
中山の新馬戦はミスターケビン。
■ミスターケビン: Storm Cat - Eliza by Mt. Livermore
母が最優秀2最牝馬で、父がStorm Cat。母は3歳になってからはSanta Anita Oaksこそ勝ったものの以降は勝てませんでしたのでもあるのですけどね。この血統のデビューがこの時期にまで遅れてくるのですから、さすがは藤沢厩というところか。今回は新馬戦としても時計はやや遅い気がしますし、母Elizaは繁殖としては活躍馬を出していないのでこの先どこまで期待できるかというと疑問ではあるのですけど。

阪神では未勝利でホワイトペッパー。新馬戦でシンシアー。
■ホワイトペッパー: サンデーサイレンス - レッドチリペッパー by Unbridled
ようやく勝ちあがったというところではありますかねえ。この後何かはさんでNHKマイルとか出てきてくれたら面白い。通用するかどうかは一切考えない方向で。
■シンシアー: サンデーサイレンス - ソウスマッグ by Nureyev
サンデーヌレイエフ。半姉にサヨウナラという血統ではあり。

さわらび賞 500万下 阪神 芝1600m
1.ピカレスクコート: ジェイドロバリー - フジノタカコマチ by コリムスキー
休養から帰ってきたピカレスクコートでした。結局芝のマイルがあっているということなんでしょうかねえ。

中京記念 GIII 中京 芝2000m
1.メガスターダム: ニホンピロウイナー - フミノスキー by マルゼンスキー
2.サンライズペガサス: サンデーサイレンス - ヒガシブライアン by ブライアンズタイム
3.アサカディフィート: パラダイスクリーク - スプリームクィーン by Alydar
4.トレジャー: ブライアンズタイム - シンコウラブリイ by Caerleon
5.グレイトジャーニー: サンデーサイレンス - アンブロジン by Mr. Prospector
メガスターダムにサンライズペガサスといい微妙な復活劇ですなあ。もう6歳と7歳というのはなあ。
グレイトジャーニーは中途半端なところから仕掛けて直線で伸びきらずというあたり。
2005/3/7
Foreign Racing
Gulfstream Park BCH GI Gulfstream FL Turf 11F
1.Prince Arch: Arch - Princess Kris by Kris
2.Gigli: Clackson - Forza del Destino by Roi Normand
3.Mustanfar: Unbridled - Manwah by Lyphard
4.Navesink: Unbridled - Sheepscot by Easy Goer
5.Demeteor: Dehere - Seattle Meteor by Seattle Slew
6.Macaw: Bluebird - No Quest by Rainbow Quest
7.Swagger Stick: Cozzene - Regal State by Affirmed
8.Host: Tabasco Cat - Rare Bird by Rahy
9.Niigon: Unbridled - Savethelasdance by Nureyev
10.Quest Star: Broad Brush - Tinaca by Manila
11.Rio Guapore: Cigano Road - Belle Picture by Ghadeer
Prince Archは前目に付けて直線で抜け出して、追い込んできたGigliをハナ差だけ抑えました。結局7頭がPrince Archから1馬身の差で入線するという混戦になっていてハンディキャッパーが冴えていたというところはあろうかと。そんな中でトップハンデで勝ちきったPrince Archはやはり強いでしょう。118ポンドを背負った4歳馬Mustanfarが意外と抜けた一番人気でその後Prince ArchやHostなど5頭くらいが接近した2番手集団という評価であったというのは予想もしてませんでしたが、Mustanfarも昨年GIII2勝だし、悪くは無いんですよね。祖母にHight of Fashionがいて母父Lyphardなので、母Manwahの血統はディープインパクトの母であるウインドインハーヘアに酷似しているあたりUnbridled産駒と言っても芝を得意とするタイプに出たようですし有力だったのは確かですが。ここはほとんど最後方から直線で追い込んできましたが、届かず3着でした。
さて、Prince Arch。この後はDubai Sheema Classicに行くみたいではありますね。GIIIでKitten's Joyを負かした事もあり、これで一気に差を付けられたライバルを追撃していくということになるのかなと。これにMustanfarも加えてレベルの高い争いが繰り広げられたら、このところ欧州からの移籍馬、遠征馬に席巻されつづけていたアメリカ芝路線が活気付くのではないかなと思う。
Horse Racing
大阪城S
予定通りサイレントディールが登録してきました。59いくかなと思ってましたが58で止まりましたねえ。メンバーも軽いので良いのではないかと。では、ハンデが重い順に出走馬でもみておくか。
58.0 サイレントディール: GIII2勝。8ヶ月の休み明け
56.0 エリモマキシム: OPのカシオペアS勝ちまで。3ヶ月の休み明け
56.0 メイショウドメニカ: GIII福島記念勝ち。出てくるなら中京記念からの連闘
55.0 スズノマーチ: 準OPオリオンS勝ちまで。弥生賞2着。中4週
55.0 ラヴァリージェニオ: 準OP湾岸S勝ちまで。中3週
54.0 アンフィトリオン: OPオパールS勝ちまで。中3週
54.0 エスジービーム: 準OP北山S勝ちまで。中3週
54.0 ストラタジェム: 菊花賞5着。日経新春杯3着。中1週
54.0 トレジャー: GIIセントライト記念勝ち。中京記念からの連闘
54.0 ビッグゴールド: GIII中山金杯勝ち。6ヶ月の休み明け
53.0 カゼニフカレテ: GIII愛知杯勝ち。中京記念からの連闘
52.0 アグネスシラヌイ: 1000万下まで。中2週
52.0 アンクルスーパー: 出てくればこのレースは3年連続。2年前の2着馬。2ヶ月ぶり
52.0シャーディーナイス: 準OP勝ちまで。中4週
52.0 マイネルベナード: OP若草S勝ち。8ヶ月の休み明け
52.0 ユキノスイトピー: 準OP斑鳩S勝ちまで。中2週
51.0 スプリングシオン: 2ヶ月ぶり
51.0 モエレエスポワール: GIII札幌2歳S勝ち。中4週
50.0 トニーディアマンテ: 準OP勝ちまで。中2週
登録馬は以上。芝の2000mでそこそこという馬なら中京記念に行けば良い訳で、こんなものでしょうねえ。その中京記念から連闘になる馬がいますが、その辺は本気で出てくるかどうかといわれるとどうでしょうねえ。
怖いのはストラタジェムあたりでしょうか。なんとなく勝ちきれてないところがあるのと、もう少し距離があったほうがいいのは確かながら、ハンデ差もあるし。スズノマーチも斤量が軽くなって怖いかなというところではある。休み無く使われて大崩れしないユキノスイトピーも連勝中だし嫌ではあるか。
鞍上だけしっかり確保できればサイレントディールは何の問題も無いじゃないかと思えてきた。休み明けなのはまあ仕方ないですけど、その休養に入る前の実績がここじゃ段違いだものなあ。
2005/3/8
Foreign Racing
今年は3月
施行日はEaster Saturdayなもので油断してるといけませんなということで、AJC Australian Derby。今年は3/26に行われる秋の3歳王者決定戦。いや、すっかり今年も4月に入ってからかと思って油断してた。
Blood-Horseが珍しく向こうの馬を取り上げてるなと思って記事を読んでたら、March 26となっていてびっくりしたよ。
Blood-Horse: Xcellent Has Excellent Chance in Aussie Derby
ということで今シーズンのNZ Derby馬XcellentがAustralian Derbyに狙いを定めていますよという話。NZ Derbyを勝った後の今年初戦となった先週末の古馬相手のGI New Century S(…このレース毎年のように名前が変わるのでどう書いたらいいのやら。一応Blood-Horseに書いてある通りにしましたが、公式ではDarley Sとなっている3/5のEllerslieの8R、芝2000m)でハンデ差もありましたが、1馬身3/4差をつける快勝ということです。
XcellentはPentire産駒のセン馬。9RのOP戦JRA TrophyもPentire産駒のPenitentiaryが勝ってるようで余程向こうのレースがあってるんだなとか思わんでも無いですけどね。これでXcellentがAJCのDerbyも勝つようならセン馬であることが非常に惜しいですけどね。
で、NZからはこのXcellentの他にChaval de TroyもAJC Derbyに挑む予定で、今週末のRosehill Guineasに出走予定。ちなみに秋のSydney三冠ということになっているのが、Canterbury Guineas、Rosehill Guineas、Australian Derbyで、Chaval de TroyはCanterbury Guineasを3着しています。
雑記
戯言
3月ということでそれなりに忙しくなりつつ…まあ、先月あたりからそんな感じではあったのですが、とにかく後輩にいろいろ教え込まなければいけないというのがなあ…。実験に必要なソフトウェアの操作法を教えなきゃならない相手がパソコン苦手ってのはマジに勘弁して欲しいです。小細工するために結構無茶を通すので普通に使えるからというレベルではなくて、もう一歩上でないといかんのですよ。確か去年の今ごろも教える相手は違うが同じことをやってた記憶があって、あとで全然わからんと言われたんだよなあ。今日もパラメータの設定方法やらデータベース構築やら…説明した事の半分もわかってないんだろうなあと教えながら思ってる私もどうかと思うが、実演しながら教えるのだけでは無理だろうから、図入りのマニュアルでも作ってやらないといかんだろということで、大量のスクリーンショットと格闘しつつパワーポイントいじってます。つーか、4月以降だって呼び出されたら行かないとダメかなと思うとなあ。
まあ、あの研究室的にはパソコンに詳しい人間がいなくなるというのが大問題で、今日聞いた話ではFTPサーバどころかLANのネットワークすら管理できる人間がいないとか言ってたなあ。とりあえずアドミニのパスをばら撒くのは管理とは言わんw。4月以降はもうそこまで関わらんのだから私はどうでもいいんだが…
2005/3/9
Foreign Racing
Musical Chimes (2000 USA) In Excess - Note Musicale by Sadler's Wells
先週のFrank E. Kilroe Mile Hで5着に終わったMusical Chimesが現役を引退するとのこと。今年いっぱい現役を続けるのかなと思ってたのですが、今年の繁殖シーズンに間に合わせたということになるのでしょうかねえ。とはいえ、そっち方面のプランはまだ決まっていないということなんですけど。
Musical Chimesはフランスでデビューして、仏1000ギニーを勝ち、仏オークスは3着。その後アメリカに移籍して昨年のGI John C. Mabee H勝ちのほか、Yellow Ribbon SやMatriarch Sでの2着があります。通算で20戦4勝でGIは2勝。もっと勝ってる印象があったんですが、何でだろ。とはいえ昨年は牡馬相手にGII Oak Tree BC Mileを勝っていますし、先週のFrank E. Kilroe Mileも5着とはいえ、差は2馬身というところなので、牡馬相手に通用する牝馬ではあったんですけどねえ。北米の芝牝馬路線から大物が姿を消したということにはなりますか。まあ、今年はIntercontinentalが引っ張ってくれればいいんだが。
2005/3/10
Foreign Racing
Salt Champ (2000 ARG) Salt Lake - Wandel by Fitzcarraldo
今週のSanta Margarita Invt. Hに出走を予定していたSalt Champが引退することが発表されました。Musical Chimesに続いてGI勝った牝馬の引退というのはさびしい限りで、特に一旦は昨年限りでの引退が発表されいた、Musical Chimesとは違ってSalt Champの場合は北米デビュー戦で強力な追い込みを見せてこれからというところではありましたので、非常に残念です。
引退の原因となったのは今週初めに腱を負傷した事のようで、Santa Anitaで5Fの追い切りをこなした後の火曜日の検査で判明し、引退が決定したとのこと。Strained Tendonと書かれているので、屈腱炎ではなくて腱が攣ったとかそういう方面の故障かなと。長期間の休養の後になら復帰できるということですが、GIを勝っている事もあり、引退は当然の選択だとMandella師はコメントしています。
通算で8戦5勝。2003年のアルゼンチン1000ギニーなどアルゼンチンでGIを3勝してMandella厩舎に移籍。9ヶ月ぶりとなったSanta Monica Hが北米デビュー戦となり、最後方から直線で一気にIsland Fashionを差しきるというレースで制して今後に大きな期待がかけられていました。

週末のSanta Anita
ということで出てくれば最有力だったSalt Champが急遽引退してのSanta Margarita。水曜付けのDRFによると出走してくる可能性のある馬は7頭です。118ポンドのトップハンデはSanta Maria Hを勝ったMiss Loren。ここに、A.P. Adventure、Dream of Summer、Good Student、House of Fortune、Sweet Lips、Tarlow、Uraibという7頭の見込み。Hollywood Storyは軽い怪我のため出走しないとのこと。Miss LorenはMandella厩舎に移籍しての出走となります。
で、最も軽い113ポンドになったHouse of FortuneがSunshine Millions Distaff8着からの巻き返しを狙っています。Ron McAnally師によると、2月の南カリフォルニアの豪雨の影響を受けて、調教スケジュールが狂ったとのことで、ここまで間隔が空いてしまったようではあります。もしここをスクラッチした場合は4/9のApple Blossome Hに出走するとのこと。大きいところは勝ってないとはいえ、8.5FのGIIを2勝する実力馬ではあるので、完調状態になって出てくるならハンデ差もあって嫌な存在になるかなというところではあるか。

そして、Santa Anita Oaksに出走してきそうなのがSweet Catomine。天候などの影響もあったのかSanta Ysabel S後この時期にまで復帰が遅れてしまいましたが、何の問題も内容ではあります。登録段階で10頭しかいないという状態で、負けるわけには行かないレースでしょう。ここを勝ってKentucky Derby出走を視野に入れてSanta Anita Derbyということになるんですかねえ。

Louisiana Derby GII Fair Grounds LA Dirt 8.5F
Funny Cideがここを通ってKentucky Derbyを制覇するなどしたため注目を集め、賞金も600,000ドルとえらく高額になったLA Derby。
Scipionは前走のRisen Star Sで最後方から直線で一気に追い込んだのですが、道中は一頭だけ馬群から離れた位置を進んでいて、直線でも外からということで、厳しい競馬を経験していないというところが問題にはなってくるのかなと。Risen Star Sで2着と3着に下したReal DandyとStorm Surgeも出走予定で、ここにフロリダから乗り込んできたKansas City Boyということにはなるかな。
既に管理馬4頭をKentucky Derbyの出走ラインに持って来ているZito師はさらにIndy Stormを出走させて、5頭目を狙います。母Unbridled WindはBanshee Breezeの全妹という良血のA.P. Indy産駒。KeenlandのSeptemberで750,000ドルで落札された高馬です。
朝◎さまのところのKentucky Derby Antepost企画はこのレースの結果を見つつというところかな。そんな事を言っていると投票を忘れる可能性が無きにしも非ず。とにかくDeclan's Moonはいいとしてもう一頭をScipionにしてしまいそうで怖いねw。どっちにしろ今年はA.P. Indy系で勝負をかけてみたくはあります。

Kingmambo: Mr. Prospector - Miesque by Nureyev
今年は種付けシーズンに入った当初にケガのため種付けを少し休むということになっていたKingmamboですが、なんかまた、3週間種付けを休むということになっているみたいです。EPM感染症の疑いがあるということらしき。どうやら問題のある部位が種付け作業に支障をきたすということではあるらしく、通常の運動はこなしているということです。完治したら復帰するんでしょうな。今年はこれまでに10頭に種付けを行い、受胎が確認されたのは4頭というところ。
Lane's EndではこれからもKingmamboのコンディションについて注意を払うとしながらも、今後については楽観的で、4/1頃にはKingmamboについて再評価を行うということです。

Japanese Discussing Holding Select Yearling Sale
Blood-Horseを覗いてみたらこのような表題の記事が上がっていて、日本語でのなんらかのソースがないものかと探してみましたが、見つからず。なのでその記事をまずしっかり訳して見ますかね。
Blood-Horse: Japanese Discussing Holding Select Yearling Sale
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JRHAは2006年の夏からイヤリングオークションを開催する見通しである。1998年から行われているJRHAの主催によるセレクトセールは社台ファームの吉田照哉氏によると7月から10月か11月に時期を移すことになるかもしれない。
それは皆が望んでいる事であり、我々もそれに応じて変革する必要を感じていると吉田氏は2/28に語った。
当歳馬市場を開始した時は日本のサラブレッドビジネスにおける取引において大きな変化をもたらした。それ以前は生産者とオーナーとの間でのプライベートな取引がほとんどであった。そして現在の日本においては幼駒をセリであれ、庭先であれ、当歳で売却する事がほとんどであることから、イヤリングセールも大きな変化をもたらす事になるだろう。
昨年のセレクトセールでは、関口房朗氏が父ダンスインザダーク‐母エアグルーヴという牡馬を49000万円で落札し、これは当歳馬としては世界記録となる落札額であった。しかしながら、北米における日本人バイヤーの経験から、国内生産者の間で一流のイヤリングセールに対する注目は大きくなっている。彼らは次のような理由からイヤリングセールに興味を持っている。つまり、日本の情報筋によると、幼駒を馴致するためにさらに時間が与えられたならば、一歳馬は当歳馬よりも高額で落札されるのではないかということだ。
新しいセレクトイヤリングオークションは北海道にあるノーザンホースパークで開催される事になるだろう。また、セレクトセールもここで開催されているが、Keenlandにあるものと同じスタイルの新しいセリ用の厩舎が建設される事になるという話も出ている。
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という内容で実際にそうなればかなり大きな変化が起こるのは間違いのないところではありましょう。記事の内容からするに、Blood-Horse誌がFasig-Tipton Calderのセリのために馬を下見に来た社台の吉田照哉氏(しかしTerry Yoshidaってのはどうよとか思うが)に取材したものではあるようで、そこから記事にするにあたっては少し時間をかけて裏を取りに言ってたのではないかなというところではある。ということで実現するかどうかはまだ不明としてもそういった方向で検討され、ある程度の見通しがついていることとして捉えるべきではないのかなとも思う。
買い手からも売り手からもそういう要求があるというなら大きな問題も無いだろうから、まあ実現するということかなあ。セレクトセールは当歳馬市場としては世界でもトップのセリ市場ではありますが、良血馬取引の主流はイヤリングセールですし、そうした方が何かと都合がよいのは間違いないんだろうとは思われ。開催時期については現行のセレクトセールを秋にずらしてということでもあるので、今のセレクトセールと同じくらいの時期にイヤリングセールとして行うということになるんだろうなあといったところか。そうすると、北米のプレミアイヤリングの幕開けとなるFasig-TiptonのKentucky Julyの直前あたりに同じイヤリングのセリをぶつけるということになるかと。というかTattersallsのJulyもあることを考えると開催日ってのはほとんど自動的に決まってしまうか。
で、JRHAのサイトを覗いてみましたが、何事も無いかのように「セレクトセール2005」の開催についてなんてのが出てくるんですがねえ。
記事を訳してからMilky Horseさまで取り上げられている事に気付くorz。
Milky Horse: JRHAセレクトセール開催時期が来年から秋季に変更されるとの観測
まあ、そういうことです。なるほど、社台グループの上場馬ですか。
Horse Racing
岡部騎手引退
なんかJRAのサイトがえらいことになってたり、特別ページまで用意する力の入れようで、ちとJRAはやりすぎている気もしますが、まあそれだけのことではあるのでしょう。

大阪城S
サイレントディールを含めて出走予定馬は12頭となりました。メイショウドメニカとカゼニフカレテは中京記念からの連闘ということになりましたか。
ちゃっかり武豊を鞍上に確保していますねえ。というか中山では中山牝馬Sがあるのですが、この日の阪神の騎手はこんなに揃っていて良いのでしょうかとか思わんでも無かったり。
怖かったところではストラタジェムがいなくなってるので休み明けのエリモマキシムや順調なスズノマーチくらいかと。
2005/3/11
Foreign Racing
Santa Margarita Invitational H GI Santa Anita CA Dirt 9F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1House of FortuneFree HouseSo FortunateGarthornA.O. Solis
2ScrofaUnusual HeatMaestra MiaFlying VictorF.F. Martinez
3FestivalAssatisNorth CapeCrowned PrinceD. Sorenson
4Good StudentLouis QuatrozeLa SorbonneSouthern HaloT. Baze
5Personal LegendAwesome AgainHighland LegendStorm BirdG.K. Gomez
6A.P. AdventureA.P. IndyNatalianoFappianoV. Espinoza
7UraibMark of EsteemHamsaatSadler's WellsK.J. Desormeaux
8Miss LorenNumerousLuminareForlitanoJ. Valdivia Jr.
9Sweet LipsKris S.The AdministratorAfleetR.R. Douglas
10Dream of SummerSiberian SummerMary's DreamSkywalkerC.S. Nakatani
11TarlowStormin FeverMadam BearDreadnoughtP.A. Valenzuela
Santa Maria Hと条件がさほど変わるわけでもないですしMiss Lorenで仕方がないという感じのレースかなとは思いますがねえ。
んで、A.P. Adeventure。メンバーが手薄で圧倒的な人気を背負ったLa Canada Sでまさかの3着というあたりどうにも信頼のできない馬ではあるのです。ジリっぽいところもありますし、またそこそこのところには来るんでしょうなあ。La Canada Sからは勝ち馬のTarlowと2着馬Sweet Lipsも出走してきます。Tarlowもそれなりに強い馬ではあるんでしょうけど前走が重賞初制覇ということもあり、もうちょっと様子見というのが妥当なところではないですかねえ。Sweet Lipsは追い込むタイプであるだけにこの舞台で勝ちきるところまではいけないだろうということでこっちも様子見にしたい気分。
Santa Maria Hで2着に入ったGood Studentは芝をメインで走っていた馬がダート挑戦で結果を出したというところではあるのですが、さて二番が利くかなというところではありますかね。
このレースをまだ勝っていないFrankelセンセは何とか勝ちたいということでSweet LipsとPersonal Legendの2頭出しなのですが、どちらも微妙で勝つところまでは行かないかなというところではあります。まあ、2着くらいには来てもおかしくなかろうが。
ということで、Miss Lorenが軸で、A.P. Adventure、Personal Legend、Sweet Lipsあたりですかねえ。House of Fortuneあたりにそろそろ復活してもらいたいものですけどねえ。

El Camino Real Derby GIII Bay Meadows CA Dirt 8.5F
北カリフォルニア、サンフランシスコ近郊の競馬場で歴史はあるものの、大レースはなく、このEl Camino Real Derbyくらいなものか。
MLで一番人気とされているのがCA Breeders' Championship Sの勝ち馬Uncle Denny。レベル的にやや劣る北カリフォルニアとはいえ4戦3勝。負けたのはSanta Anitaに遠征したSham Sで4着というもので勝ったGoing Wildとの差は2馬身でした。
Stellar Magicも4戦3勝で地元のプレップレースを快勝してこのレースに臨みますが、CA Breeders' Championship SではUncle Dennyから大きく離される7着という惨敗を喫しているのが気がかりではあります。

Fair Grounds Oaks GII Fair Grounds LA Dirt 8.5F
Runaway Modelが今年初戦を迎える事になりました。今年の3歳牝馬路線はSweet Catomineがもうどうしようもないくらいの存在で、Sis CityやらSharp Lisaという昨年から上位にいた馬がそのままというところではあるので、Runaway ModelもここからKオークスにというところではありますか。今年になってから重賞を勝っているSummerlyも出走してきますが、昨年の上位馬ということでRunaway Modelの方を上に取りたいところではあります。こういうところで何かをやるとすればキャリアの浅いA.P. IndyことSoul Searchの方ではないかなと。MLでは最低人気ですが気にしない方向で。

New Orlands H GII Fair Grounds LA Dirt 9F
賞金500,000ドルというGIIとしてはかなり高額の古馬戦。先週にはSanta Anita HもGulfstream Park Hもあったというのに、ここもそれなりのメンバーではあろうかと。出走9頭中重賞馬が7頭という陣容。
トップハンデを背負うのはPolard's Visionながらこのハンデがやや嫌われたのかMLで一番人気になっているのはBadge of Silver。Badge of SilverはGulfstreamのHal's Hope Hでトラックレコードを叩き出している事もありますし、ハンデ差2ポンドをもらったということもありますし、まあ、人気して当然かなというところではありますが。

Gran Premio Internacional Asociacion Latinoamericana de Jockey Clubes GI San Isidro ARG Turf 2000m
今週の地雷@朝◎海外予想大会。あちらの予想大会対象レースは週の始めにざっとチェックしてるのではありますが、気付かんかった。…来週のジャンプレース三連発に注意を払いすぎててorz。
さて、南米はいまいち情報が無く分かりにくいところではあり、異端血統最前線さまに頼るしかないところではある。何処かに英語での南米競馬情報とかないかなあ。これくらいの大レースになると何とかこういう記事が出てくるんだけれども。
Thoroughbred Times: Don Incauto tops strong Argentine contingent for Latinoamericano
今年はSan Isidroの芝という事でここで実績を残している馬か、チリ馬ということになりますかねえ。BRZからの参戦が1頭だけではなあ。
アルゼンチンからは同条件のSan Isidroの芝2000mのGI Gran Premio Miguel A. Martinez de Hozの勝ち馬Don Incautoと2着馬Latencyがエントリー。さらにLa PlataのGI Gran Premio Dardo Rochaの勝ち馬Badajoと、同レースの4着Retratoの4頭がエントリーということになります。La Plataはダートコースなのですが、BadajoにはCarlos Pellegriniで2着という実績もあるので芝が走れない事もないというところではあります。まあ、Don IncautoとLatencyだけでも良かったような気はするが。
芝競馬が盛んなチリからは4頭。El Derbyの上位3頭、Cefalu、We Can Seek、Shimbyとアルゼンチン産馬でチリ所属のMilonguero Wells。We Can SeekはEl Derbyこそ2着だったものの2000mまでのスピードならEl Derby馬Cefaluより上位という印象でチリの最優秀3歳に選出されています。4歳馬のMilonguero Wellsはチリのチャンピオンステイヤーで重賞でも1600mの勝ち鞍がありますが、父PoligloteはSadler's Wells X Val de l'Orneという血統で仏ダービー2着など2400mを中心に活躍していた馬ですし、母系は生粋のARG牝系ということでややスタミナよりとなっているのは間違いないところかと。
ペルーとウルグアイからは2頭ずつが出走。ウルグアイの年度代表馬Mistongoと3歳チャンピオンAd Betterが揃って遠征というのは注目ですが、ともに芝では走ってないかと思われるのでそれがどう出るかというところです。このレースを構成する南米5ヶ国のうち勝ち馬を出していないのはウルグアイだけという事情もありますし、結構本気なんだろうとは思いますけど。
ブラジルからはTenashだけが参戦という寂しい事になりましたが、GI Grande Premio Joao Adhemar de Almeida Pradoで無敗のDurban Thunderの2着になった実績があるということなのでまったく見込みが無いという事も無いかなという程度ですか。
ということで、ARGとCHIを中心というかもうそこの馬だけで良いくらいの勢いで、◎We Can Seek、○Don Incauto、▲Latency、△Milonguero Wells、×Mistongoとしておく。

Declan's Moon (2002 USA) Malibu Moon - Vee Vee Star by Norquestor
三冠絶望…orz。
Santa Catalina Sのあとちょっと脚に熱を持って検査するという事でしたのですが、左前脚の膝の剥離骨折という事態で、骨片を取り除く手術を受けるのだそうです。60日間の休養が必要になる見込みで三冠戦は絶望的。
Santa Catalina Sで他馬との格の違いを見せつけた後だっただけになあ。ケンタッキーの生産者の怨念が通じてしまったのか…(この辺参照)
Horse Racing
ストーミーカフェ (2002 JPN) アドマイヤベガ - グリーティングス by Rainbow Quest
こちらさんも骨折判明でクラシック絶望orz。レースを引っ張る事になるであろう有力馬だったので結構影響は大きいか。
2005/3/12
Horse Racing
大阪城S OP 阪神 芝2000m
阪神競馬場行ってきましたけどねえ。馬体重を見た瞬間に全部終わってたとも言えるか。
とりあえず+36って何事ですのんか?随分休んでたことは休んでたんですが、いくらなんでも増えすぎだろうと。休み明けとトップハンデはまあそれくらいというところでしたが、直前のゆきやなぎ賞の本場馬入場の頃から雨が降ったのとこれで止めを刺されたというところではあります。ということなので、とりあえずここは休養明けの一叩きということで、まずは復帰した事で良しとしておくかなと…orz。
1.ビッグゴールド: ブライアンズタイム - ビューティフルゴールド by Mr. Prospector
2.アンクルスーパー: デインヒル - サークルショウワ by モンテプリンス
3.マイネルベナード: チーフベアハート - ミホグレース by アスワン
8.エリモマキシム: ブライアンズタイム - エリモアメジスト by Seattle Slew
9.サイレントディール: サンデーサイレンス - フェアリードール by Nureyev
ということでゴール前混戦だったとはいえ、高齢馬のハンデを軽くした途端にサックリやられるというある種最悪のパターンではあるか。ビッグゴールドにしてもアンクルスーパーにしても何年か前には重賞でそこそこやれていた馬ではあるのですが、それにしてもハンデが恵まれたという側面はあるだろうと。
サイレントディールはまあ、パドックから休み明けということもあってちょっと妙なテンションになってるなあというところではありましたし、返し馬からスタート前までも落ち着いているというよりあまり走る気が無いのかなという印象を受けました。後方でレースを進めて4コーナーでインを突いたのですが伸びず。流れが遅すぎたってコメントは何だそれと思うが。とりあえず9着とはいえそれほど差を付けられているというわけでもありませんし、スローペースで後方につけて展開が向かなかったというところではありますか。この程度のメンバーを相手に展開がどうのと言っててどうするんだという気もしますけど、次はちゃんと仕上がって出てきて欲しいものです。
ビッグゴールドが逃げ切ったどころか4着のエスジービームまで前につけた順位のまま決まってしまっていて、スズノマーチが追い込んで来ているとはいえこれではなあというところ。こんな先行有利な展開の中で先頭集団から脱落して一頭だけ大差負けしたメイショウドメニカはどうしたんだろうと思わんでも無いのですけどね。
馬体重発表を見た途端に馬券を買う気は失せて、それまでに買っといたサイレントディールの単勝と馬単だけ。当たるわけも無く…結局今日はイブキレボルシオンの単勝だけしか当たってない。
撮って来た写真置き場

3歳
ゆきやなぎ賞 500万下 阪神 芝2200m
1.イブキレボルシオン: サンデーサイレンス - イブキニュースター by Nijinsky
ジリっぽい馬なのであの展開でよくインティライミを抑えられたなあとか思うが。某ニュートレノ氏が狂喜してるかなと…。まあ、雨が降っていたにしてもちょっと時計が遅いかなと思うところ。

中山の未勝利でライフスプリング。
ライフスプリング: ヘクタープロテクター - マイライフスタイル by Halo
母がサンデーサイレンスの全妹というやつではありますわな。まあ、サンデーサイレンスの全妹はマイライフスタイルだけでなく何頭か輸入されてはいますが、ほとんど活躍馬は出ていなかったかなと。

アネモネS OP 中山 芝1600m
1.ペニーホイッスル: サンデーサイレンス - ラークホイッスル by Silver Deputy
2.マイネコンテッサ: ペンタイア - アオエトウショウ by トウショウボーイ
3.アンブロワーズ: フレンチデピュティ - フサイチミニヨン by サンデーサイレンス
アンブロワーズもなんだろねというレースではありますか。マイネコンテッサが権利を獲得した事によって、2勝馬の出走が少し厳しくなったかな。
Foreign Racing
Santa Anita Oaks GI Santa Anita CA Dirt 8.5F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Sweet CatomineStorm CatSweet LifeKris S.C.S. Nakatani
2MemoretteMemoForever FondreShahrastaniK.J. Desormeaux
3She SingsPetionvilleKaraoke KidFast PlayJ.K. Court
4Feel the HeatUnusual HeatChemoloBe a NativeA.O. Solis
5Guaranteed VictorySmart StrikePeaches on IceWorld AppealR.R. Douglas
6Charming ColleenCharismaticRestless AppealRestless ConP.A. Valenzuela
7Cream Donut KeithLion HeartedThe Last DeaniePolish NumbersT. Baze
Sharp Lisaが早くからAshland Sに直行を決めていたのとかいろいろあってSweet Catomineの絶対的な一強状態。この化け物の前ではどうしようもないなというところではあり、しっかり勝って、Santa Anita DerbyからKentucky Derbyという形で行って欲しいところではあります。西海岸のダービープレップもAntepostで一番人気に支持されるほどだったDeclan's Moonが離脱したので、次なる目玉が現れるのは良い事ではあるでしょう。
なんとかこのメンバーで抵抗できそうなのはMemoretteくらいなものですが、それでも何馬身のところに食い下がれるかというところではあり。

MRC Australian C GI Flemington AUS Turf 2000m
週の半ばにはFlemingtonが水浸しになってる写真がThe Ageにあったりとどうなってんのかなというところはありましたが、普通に開催できてるみたいね。
1.Makybe Diva: Desert King - Tugela by Riverman
2.Winning Belle: Zabeel - Kirin Belle by Mr. McGinty
3.Lad of the Manor: Zabeel - Matrona by Woodman
4.Elvstroem: Danehill - Circles of Gold by Marscay
200m延びたら逆転できるとは言ってたけどね。この結果はElvstroemがすっ転んだというところではありましょう。とはいえZabeelの二騎はともにGII勝ちではあるので、油断するとこんなものかと。
Makybe Divaは来週のThe BMWも叩いてから日本というところではあろうかと。大阪杯なのかエイプリルSなのかは知りませんが、久し振りの2000mでの勝利で、プレップも使うというならそれはそれで楽しみになるかな。

MRC Newmarket S GI Flemington AUS Turf 1200m
1.Alinghi: Encosta de Lago - Oceanfast by Monde Bleu
2.Fastnet Rock: Danehill - Piccadilly Circus by Royal Academy
4.Special Harmony: Spinning World - Marooned Lady by Marooned
AlinghiがFastnet Rockを一蹴しました。そしてこそっとSpecial Harmonyが戦線復帰していたらしき。こんな短距離よりもう少し長いところの方が向いていたはずですので、そういう距離のレースでは期待してよいでしょうな。

RTAr New Zealand Bloodstock Breeders S GI Te Aroha NZ Turf 1600m
1.Rockabubble: Bubble Gum Fellow - Blond Rocket by Rory's Jester
2.Spin'n Grin: Spinning World - Smile by Sackford
Bubble Gum Fellowまで向こうでGI馬を出してしまいましたよという話。そしてひそかにSpinning Worldもこっちの方が走ってるような予感。
久々のQMA
今日の帰りに梅田で阪急からJRに乗り換えるときにちょっとやってました。このところゲームやりに行く時間を作れていなくて、随分間が空いたのですが、そういや賢者になってたんだな、自分ってな状況で。賢者戦とはこのようなものでしたのかという感じで…2回戦が突破できませんでしたorz。しばらく修行せねばならんか。時間くれ。
2005/3/13
Foreign Racing
Santa Margarita Invitational H GI Santa Anita CA Dirt 9F
1.Tarlow: Stormin Fever - Madam Bear by Dreadnought
2.Dream of Summer: Siberian Summer - Mary's Dream by Skywalker
3.Miss Loren: Numerous - Luminare by Forlitano
4.Personal Legend: Awesome Again - Highland Legend by Storm Bird
5.A.P. Adventure: A.P. Indy - Nataliano by Fappiano
6.Sweet Lips: Kris S. - The Administrator by Afleet
7.Festival: Assatis -by North Cape by Crowned Prince
8.Good Student: Louis Quatroze - La Sorbonne by Southern Halo
9.Uraib: Mark of Esteem - Hamsaat by Sadler's Wells
逃げたTarlowとそれに付いていったDream of Summerで行った行ったのハナ差決着。Miss Lorenは直線で差を詰めにかかりますが、届かずといったところですかね。直線で不利があったようでMandella師は不満は無いとしながらも、Valvidiaはちょっと納得の行かない様子ではあります。しかし、前の2頭にうまく逃げ切られてしまったという印象。Good Studentはスタートに失敗して見せ場なし。
Tarlowは前走のLa Canada Sで初の重賞制覇を果たすと、連勝でGI制覇ということになりました。二歳時にはOak Leaf SでHalfbridledの2着に入った実績があり、BCJF9着後に故障して今年のEl Encino Sまで休養していました。父Stormin Feverにとっても初のGI馬となって、このStorm Cat後継種牡馬はどうも2歳からどんどん活躍させるより、3歳以降になってから良くなるという印象ではある。初年度産駒からGI馬が出たし、これから人気になるんじゃないだろうか。

Louisiana Derby GII Fair Grounds LA Dirt 8.5F
1.High Limit: Maria's Mon - Known Romance by Known Fact
2.Vicarage: Vicar - For Dixie by Dixieland Band
3.Storm Surge: Storm Cat - Especially by Mr. Prospector
6.Scipion: A.P. Indy - Strawberry Reason by Strawberry Road
このレースも行った行ったで決まってしまい、相変わらず最後方からの直線一気に賭けたScipionは不発。それにしてもHigh Limitは2戦2勝だったとはいえ、ステークスの実績は無い馬でしたのが一番人気という何でってな状況ではあったのだが、勝たれたらどうしようもないね。逃げたとはいえペースは楽なものだったので、直線ではVicarageを突き放しています。こういう展開になると自力ではどうしようもないScipionはアウトだろうけど、それにしたって負けすぎです。Storm Surgeもこのペースを3番手追走して、直線差を広げられているようではなあ。

Fair Grounds Oaks GII Fair Grounds LA Dirt 8.5F
1.Summerly: Summer Squall - Here I Go by Mr. Prospector
2.Carlea: Carson City - De Puntillas by Distant Relative
3.Runaway Model: Petionville - Ticket to Houston by Houston
このレースも前残り。ペースも速くなく後から行ったRunaway Modelは届かず3着まで。Summerlyは確かに強いんだが、2着馬はかなり楽してたんじゃないかなと。

New Orleans H GII Fair Grounds LA Dirt 9F
1.Badge of Silver: Silver Deputy - Silveroo by Silver Hawk
2.Limehouse: Grand Slam - Dixieland Blues by Dixieland Band
Badge of Silverの逃げ切り。それでは面白くないんですが、Limehouseの追い込みも1馬身及ばず。ほかはどうにもならん。

El Camino Real Derby GIII Bay Meadows CA Dirt 8.5F
1.Uncle Denny: In Excess - Gift to the World by His Majesty
2.Wannawinemall: Royal Anthem - Triple Treasure by Gone West
Uncle Dennyが力の差を見せました。スタートからVasiliasと競り合い、道中半ばであっさりとこれを競り潰すと直線でもリードを保って完勝といったところ。

Gran Premio Internacional Asociacion Latinoamericana de Jockey Clubes GI San Isidro ARG Turf 2000m
チリからの遠征メンバーがかなり強力でしたが、結局強いのは地元馬というところではあったか。
Thoroughbred Times: Don Incauto draws off in Latinoamericano in Argentina
1.Don Incauto: Roy - Inspiration by Equalize
2.Cefalu: Dushyantor - Cristal by Semenenko
3.Shimby: Sadler's Congress - Shadhia by Royal Danzig
4.We Can Seek: Seeker's Reward - Weekend Leave by Polish Navy
5.Basko Pinton: Engrillado - Dark Beauty by Mat-Boy
Don Incautoが2馬身半の差をつける快勝でホスト国アルゼンチンにこのレース3勝目をもたらしました。そして2着から4着はチリのEl Derbyの上位馬3頭が占めるという結果に終わり、芝実績のない馬は用無しということではありましたか。5着のBasko PintonはRetratoの回避に伴い急遽出走が決まったアルゼンチンダービー馬。
このレースには50,000人を超える観客が集まり、IFHAの代表L. Romanetの代理としてM. Brugginkも訪れていました。また、最近アメリカの競馬場運営で赤字のかさんでいるMECの委員長F. Stronachの息子のA. Stronachも南カリフォルニアの調教師W. Wardと一緒に顔を見せていたようです。
上位を3歳馬が占めているので、今年の後半から来年にかけて北米に引き抜かれる馬がかなりいるでしょうねえ。

Godolphin Seven Stars
あまり悩んでてもしょうがないので、さっさと登録してきた。こんな感じで。
Dubai Millenium Barn: Rule of Law
ここはトップクラスということになってる馬が揃っているだけあって悩むのですが、結局Kingmambo好きだしねって所ではある。St. Leger馬ではありますが、今年は10-12Fで活躍してくれるものと信じてるんだし。ここの他の馬では古牝馬になるStellar JayneとかPunctilious、Sundropは嵌まったら牝馬限定GIをいくつか勝てそうなところではあるし良いんじゃないのと思わんでも無いんですけどね。ただ、Stellar Jayneは一度引退するつもりになってたのと、今年の後半に北米に復帰するというのがちょっと嫌ではありますし、欧州の2頭はGIでどこまで信頼できるかなというところで嫌ってみる。Forty MarchantaはEstrellas JFの2着馬でその後アルゼンチンの1000ギニーとオークスを勝って2冠。ただ、2/25のNad Al Shebaで惨敗したのが気になるところではあります。多分北米で走る事になるんだろうけど、どこまで通用するのかなというところも分からんし。というかEstlleras JFは勝ち馬のForty GreetaもMohammed殿下が購入していたという話だったわけでそっちはどこ行ったとは思う。3歳馬Dubawiは殿下の思い入れもあるだろうから欧州3歳クラシックの王道を進む事になろうかと思われ、12Fをこなせるのかというのが疑問ではありますな。母系がフランス色もあってスタミナ優先ではあるのですが…祖父Seeking the Goldなんて馬に欧州12Fを勝たれてもとか思うしなw。Shamardalは欧州か北米か決まってないのが嫌で、BallettoはSweet Catomineあたりとぶつかるのは厳しかろうという事ではある。古馬のCherry Mixは凱旋門賞では展開に恵まれたということもあるし、古馬のエースになれるとも思えない。DoyenはAscot以外ではあまりよろしくない印象ではあるのでAscotが改修に入っている今はあまり強気になれないし、12F専用的なところもどうかと。Ancient WorldはイタリアでGIを勝ったとはいえ、一線級としては力不足に思えるし、Firebreakもあまり愉しくはなさそうというところ。Mamoolも12F専用というところがあるし、もうGIでは力が足りないところではありましょう。Papineauはステイヤーだし、そもそもどれくらいレースに使ってくれるやら。Vesponeももう終わってるかなと。
Fantastic Light Barn: In to the Dark
Destination Dubaiに飛びつきたいところではあったが、踏みとどまって4戦全勝のInto the Darkと面白みの無いところではあります。父Rainbow Questだが母系にはスピードのある血が入って大物の可能性はあるかと。
Balanchine Barn: Pepperstorm
ドイツ産馬ですが、Neckerが入っている程度であまりドイツ色が強いとはいえないか。しかし全兄にPeppercorn、Peppershotと信頼性の高い血統でもあるし。
Daylami Barn: Layman
サンデーヌレイエフなのが好きなだけであったり。まだ大崩れした事は無いし、うまく立ち回ればGIの一つくらいは勝てるかねえと。それよりジリ全開で2着、3着が似合いそうでハアるんだけどねえ。
Lammtarra Barn: Russian Revolution
PerfectperformanceがRussian Rhythmの全弟ならとは思ったが、半弟なので見送ってみる。Russian Revolutionはいまいち分からないファミリーですが、質は良さそうというところではある。
Street Cry Barn: Anna Wi'Yaak
母系がドイツってだけで選んでみたり。累代にPrince Ippiとか入ってるし。
Tempera Barn: Regal Silk
母Reve d'Oscar、以上。
Horse Racing
フィリーズレビュー GII 阪神 芝1400m
1.ラインクラフト: エンドスウィープ - マストビーラヴド by サンデーサイレンス
2.デアリングハート: サンデーサイレンス - デアリングダンジグ by Danzig
3.エアメサイア: サンデーサイレンス - エアデジャヴー by ノーザンテースト
4.ディアデラノビア: サンデーサイレンス - ポトリザリス by Potrillazo
5.ジェダイト: サンデーサイレンス - グリーンポーラ by Nijinsky
6.モンローブロンド: アドマイヤベガ - ソニンク by Machiavellian
7.カシマフラワー: ヘクタープロテクター - フラワーブリーズ by フェアジャッジメント
8.コスモマーベラス: フジキセキ - ロモーラ by Nijinsky
9.ブリトン: サクラローレル - スイートバンブー by スキャン
10.ツルマルオトメ: タイキシャトル - メモリーズオブロニー by Strom Cat
11.フローラルパレス: サンデーサイレンス - フラワーパーク by ニホンピロウイナー
12.アイノグレース: スペシャルウィーク - ソヨカゼ by Topsider
13.キャントンガール: Storm Boot - On a Lark by The Prime Minister
14.スズカパサー: エルコンドルパサー - ケイジーイグザーベランス by Exuberant
15.フジノハゴロモ: サクラバクシンオー - デヴィルズフラート by Devil's Bag
ラインクラフトは流石に人気しすぎててどうよとか思ったのですが、直線は外に持ち出して差し切りました。二番手から直線でうまく抜け出していったのがジェダイトでそれを交わしていい感じだったデアリングハートに真ん中から抜けてきたエアメサイアと外から伸びてきたディアデラノビアとラインクラフトが襲い掛かってゴール前は混戦。着差はアタマ差になりましたが、ラインクラフトはクビを上げた形でゴールしていたので、もう少し余裕はあったかなと。なのでラインクラフトは今日のところは強かったというところではありますが、9-fのファンシミン系なので本番ではいらんかなとw。
で、2着はデアリングハートが粘りきったという形になりましたか。ここまでどうも後少し足りない結果でしたが、1勝馬でしたし桜花賞への権利を取れたのは良い事でしょう。今日はやや入れ込んでいる様子もあったのですが、1400mが丁度良いというところではあったでしょう。エアメサイアはジェダイトより上で安定しているので良いだろうとは思うが、桜花賞でも同じような感じにうまく立ち回るだろうというところではあるか。そしてディアデラノビアは連闘してきて、あと一つというところで権利を取り逃すという最悪のパターンでした。仕掛けるのが早かったような気もしますが、直線まで待ってからで届いたかどうかは知らん。今年の白梅Sと紅梅Sは揃ってアテにならんというかそんな印象が強くなった。上位馬が揃いも揃って坂が苦手とかかねえ。ジェダイトもなんかそんなものかというところではある。
それにしてもサンデーサイレンス産駒の良血馬をエンドスウィープ産駒が押さえ込むってのは何処かで見たような結果のようにも思えるが。それにしても母父にはサンデーサイレンスがいるわけだし、6着のモンローブロンドまで含めて、何らかの形でサンデーサイレンスの血を享けているというのはまあえらいことなってるなあという気はする。

クリスタルカップ GIII 中山 芝1200m
1.ディープサマー: タイキシャトル - チカリー by Sadler's Wells
2.コパノフウジン: ヘネシー - ウェディングベリー by スキャン
3.アイルラヴァゲイン: エルコンドルパサー - トキオリアリティ by Meadowlake
アイルラヴァゲインがいろいろとてこずっているうちに内埒沿いを逃げ切ったディープサマーでした。アイルラヴァゲインがちゃんと走ってればというところはあるのかもしれないが、重賞の善臣にそれを期待するのが間違いなのですかねえ。
2005/3/15
Foreign Racing
北米馬御一行様Dubai御到着
北米からDubaiに参戦する馬たちが、現地に到着した模様。
Blood-Horse: U. S. Horses Arrive for World Cup Competition
Thoroughbred Times: Roses in May among 13 candidates from U.S. for Dubai World Cup card
ということで、どんな馬が今年は遠征しているのかというと、まず、昨年の覇者Pleasantly Perfectを管理して悲願を達成したMandella師は事前のアナウンス通りRock Hard Tenは休養に入ったものの、Santa Anita Hでその2着と好走したCongratsを送り込んで連覇を狙います。とはいえ馬が馬だし、Mandella師自身Dubai World Cupではイマイチ君なので、いいとこ来ても掲示板どまりというあたりかなあとは思う。とか言いながら懲りずにA.P. Indyの良血がなどと言って見たかったりするのですけどね。
Donn Hで2着と何となくそういうキャラかなという雰囲気の漂ってきたRoses in Mayも早くから表明していたとおりDubaiに渡りました。今年の北米馬のエースという立場にあるべき馬ではあるのですが、私は一貫してこの馬は大きいところは取れないと言ってるので…。
Choctaw NationもどうやらDubaiに渡ったようではあります。ハンデ差に助けられてPleasantly Perfectに土をつけたとはいえ、そのハンデの恩恵がなくなると普通の馬だったというところではあるんですよねえ。Pacific Classic以来休養していて復帰線がSan Carlos Hで4着ということで微妙な結果ではある。ただ、追い込んで届かずというあたり距離が足りなかったのは明らかなので距離が延びた分は期待しても良いという事になるでしょう。
今年のDubai World Cupは北米からのメンバーが強力であるという前評判でしたが、Saint Liam、Lundy's LiabilityがSanta Anitaで走ってしまって遠征せずという事になり、GI馬はRoses in Mayのみという陣営で臨む事になるようです。今年はSanta Anita HがDubai World Cupからメンバーを取り返した年と言え、Rock Hard Tenの復帰時期と復帰後の成績によっては北米に残留するメリットがDubaiに遠征するメリットを上回るという認識になるかも知れないという気はしています。そして、これは欧米の一流馬があまり外に出て行きたがらないという最近の風潮にDubai World Cupであろうとも逆らえないという事態であるのかなというところです。
今年もというべきかGodolphinは駒不足で大将格を務めるのが昨年の4着馬Grand Hombre、そして昨年はケガでKentucky Derby挑戦を断念したRuler's Courtがそれに続くというところではありましょう。一方Dubaiの国際レースでの勝ち方を心得てきた南アフリカのDe Kock師は結局Yard-Armを出走させる模様で、他にはChallenge Round IIIでYard-Armらを葬り去った謎のARG産馬Chiquitin、Round IIの勝ち馬Jack Sullivan、サウジアラビアに行って馬名が変更されてしまったDynever、King's Boyあたりが出走してくるようであります。IttasakというのがDynever、Qaayed AlkhailというのがKing's Boyなのですと。アジュディミツオーは"at least a Group I winner over 10 furlongs on dirt"(by Blood-Horse)ということで10Fを超える距離でのダートGIを勝ってますよというのがポイントにはなるのかなと。
Golden ShaheenにはPico Central、Bear Fan、My Cousin Matt、Saratoga Countyが出走予定です。ここもSan Carlos Hの上位馬は遠征していません。とは言うものの北米ではスプリントと言っても6Fで行われるGIは3戦のみで全て秋シーズンの開催であるため、また近い時期には7FのCarter Hしか行われないため、ここはしっかりメンバーが揃ってきた印象ではあります。
UAE DerbyにはMcPeek厩舎に移籍した無敗のブラジル2歳王者Durban Thunder、そしてFrankel厩舎のMarenostrumが出走予定です。ともにブラジル産馬のRoyal Academy産駒で馬齢の関係で南半球産馬の強いこのレースにはぴったりであろうかと思いますが、ともに芝がメインのブラジル出身と言う事でどこまでやれますやら。このレースにはKentucky Derbyを窺うDe Kock厩舎に移籍したイタリア2歳王者BecruxとGodolphinの欧州2歳王者Shamardalが出走予定なのでそちらの方が注目ではありましょう。どの馬もダートでどう走るかが注目ではあり、ダート実績のあるよく分からないARG産馬とかにぶっこ抜かれると寒かろうなとか思ってみたり。
Gulfstream Park BCHを勝ってGIタイトルを手に入れたPrince ArchがSheema Classicに、今年の芝GII San Marcos Sの勝ち馬WhillyがDuty Freeに、フランスから移籍してきていたらしいTsiganeがGodolphin Mileにそれぞれ出走予定とのこと。Prince ArchはGulfstream Park BCHから1Fの延長に対応できるかという所ではありますし、芝が高速化してる今開催のGulfstreamにしては時計も平凡で厳しいかなという気はします。Whillyは10FのGIIを勝ちましたが、それまでの実績に乏しく信頼の置けないところではありましょう。Duty FreeはElvstroemが出走予定ではあるので、かなりいいレースになりそうなんですけどねえ。TsiganeはステークスのDaytona H勝ちがあるもののこれは6.5F。明らかに実績で見劣りがします。

Zenno Rob Roy in the UK
やっぱりInternational S(York about 10F)を走りに行きますよってな状況。その前に宝塚記念に出ることも確定してるっぽいのですかねえ。どちらにせよ、International Sでの鞍上は武兄。宝塚もK.デザーモが来日できなくなったら武兄ということらしき。まあ、いいのですが、今月出たサラブレをチラッと立ち読みしてきたらM.キネーンは依頼が来たら乗るよってな内容のことを口走ってましたのですがね。まあ、ペリエが空いてることを期待するのはちと無理があるというところではあるでしょうからそれで良いんじゃないのと。
とりあえずどうせ行くんなら、Irish Champion Sも走ってこいと(ry
2005/3/14
Foreign Racing
Santa Anita Oaks GI Santa Anita CA Dirt 8.5F
1.Sweet Catomine: Storm Cat - Sweet Life by Kris S.
2.Memorette: Memo - Forever Fondre by Shahrastani
3.She Sings: Petionville - Karaoke Kid by Fast Play
4.Charming Colleen: Charismatic - Restless Appeal by Restless Con
5.Feel the Heat: Unusual Heat - Chemolo by Be a Native
6.Cream Donut Keith: Lion Hearted - The Last Deanie by Polish Numbers
7.Guaranteed Victory: Smart Strike - Peaches on Ice by World Appeal
もう何も言う事はなく。逃げたGuaranteed Victoryのペースは緩く、あっさりとSweet Catomineがまくって直線に入るところでは既に先頭。あとはそのままゴールするだけというものでした。2着のMemoretteも他のメンバーとの力の違いを見せて2着でした。
そして、いよいよSweet Catomineの次走はSanta Anita Derbyという事で、牡馬挑戦となる見込みです。さらにその結果次第でKentucky Derbyという事になりそうです。西海岸路線はDeclan's Moonが離脱したとはいえ、Going WildやらSpanish Chestnutやらといるのでその辺とどれくらいのレースができるかというのが一つの指標になりそうではありますな。
雑記
4月から弟が実家に戻ってくる事になったので、弟の部屋に置いている私の本を除けなければならなくなりました。うん、これをどこにもっていくねんという感じで絶望しておりますが、何とか置き場を捻出しなければならん…。3月なのでそれと同時進行で2003年分の雑誌の処分もしていかないといかんのですが、場所がない分は仕方が無いので、処分する雑誌を増やさざるをえないなあと諦め気味。
根本的にものが多すぎるという問題を解決しない事にはどうにもならないところではあるんですけどねえ。とりあえずはCDの収納も一考の余地ありかねえ。
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