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2005/3 [2]2005/4 [2]
2005/4/1
Foreign Racing
Easter Yearling
このセールはそもそも2004年が記録的に好調な結果だったのですが、今年はそれを更に上回りました。取引成立の頭数にして66頭の増加。取引総額の90,528,000ドルは昨年のレコードとなった額を20%も上回るものです。平均価格も同様に昨年から20%の上昇。
セール前には1頭でも100万ドルを超える馬が現れたらハッピーだと思っていたが、8頭も現れたのはセンセーショナルな事だといっているのはInglisのディレクター。
セールを牽引したのはRedoute's Choiceで35頭が取引されて、その総額が21,410,000ドル。6頭が100万ドルを超え、平均価格でも611,714ドルと非常に高額で落札されています。もちろんその中にはMakybe Divaの半弟が記録した落札額が大きく利いてはいるのですけど。最終日にも母Luanda (by Mr. Prospector)というRedoute's Choice産駒が140万ドルで落札されています。
Giant's Causeway産駒は牝馬としては最高額となった母Subterfugeが80万ドル。香港のScintillationの半妹。またGalileo産駒が100万ドルで落札されています。
Stallions: INGLIS EASTER WRAP
ここで60万ドル以上の落札馬の一覧が出ていますが、ほとんどがRedoute's Choice産駒で、この他にはGalileo、Giant's Causeway、Royal Academy、Fusaichi Pegasus、Fasliyevといったところ。
Fasilyev産駒の牝馬は60万ドルでラフィアンの岡田代表が落札してますね。この母Dane RipperはDanehill産駒で、Cox Plateを含めGI4勝という活躍馬。あとそのすぐ下に出てるFusaichi Pegasusの牝馬はElegant Fashionの半妹ですねえ。

Elvstroem: Danehill - Circles of Gold by Marscay
Elvstroemの種付け料が38,500ドルに決定した模様です。ついでに香港に寄っていくかどうかはもうすぐ決めるつもりなのだと。
ところで向こうでの38,500ドルという種付け料ですが、例えば2004年シーズンだとこういう感じ。
Stud feeStallionSireDamBMS
66,000LonhroOctagonalShadeaStraight Strike
66,000Red RansomRobertoArabiaDamascus
55,000Elusive QualityGone WestTouch of the GreatnessHero's Honor
55,000Exceed and ExcelDanehillPatronaLomond
49,500DehereDeputy MinisterSister DotSecretariat
44,000FalbravFairy KingGift of the NightSlewpy
44,000Redoute's ChoiceDanehillShantha's ChoiceCanny Lad
38,500AnabaaDanzigBalbonellaGay Mecene
38,500French DeputyDeputy MinisterMitterandHold Your Peace
33,000CommandsDanehillCotehele HouseMy Swanee
33,000OctagonalZabeelEight CaratPieces of Eight
33,000ResetZabeelAssertive LassZeditave
33,000Secret SavingsMachiavellianHelen StreetTroy
NZドルなやつらは知らないし、Redoute's Choiceなんて跳ね上がりそうだが。大まかにこんなものですってことで。AnabaaとかFrench Deputyと同額になるのは高いのか低いのか良く分からないけどね。もともと向こうの種付け料の基準は良くわからん事があるし。
Game
今週はいくつか目的があってゲーセンによく言ったものの、QMAの置いてるゲーセンは近くにあまりないのですよね。
MELTY BLOOD ACT Cadenza
ついに正式リリースされてしまった例のやつ。はっきりといえば、アーケードで稼動しているゲームとしては致命的なほどに粗いドットはどうしたもんかなと思わなくもないのですけどね。PCでやるならあの程度で問題なかろうかという気はしますが、アーケードだといろいろと見劣りするのは事実です。その他のシステム的な情報を示す部分もややチープかなというか、元のPC版MELTY BLOODと同様なのですが、凝ってないし、シンプルといえばそれで良いんですが、アーケードに持ってくるにはどうかなというところ。背景とかキャラグラフィックはまだ許されるレベルとはいえ、キャラ人気に頼っている面は否めず。また、操作説明等の画面外の部分からもそんな感じは漂ってきたり。
で、私はPC版を触ってないのでどういうのかあまり分からず1ゲームだけやってみたのですが、当然そんな状態なので技の確認やらしてる内にやられて終了でした。その後少し見学していて、ギルティギア的な空中戦メインに展開するタイプのものだったのかなと。だったら、もう少しやり様はありそうでしたが、人が多かったのでそのまま撤収。
別の日に見かけたゲーセンでは最初から1台だけで、対人戦を放棄したある意味割り切った設置なのが素敵でした。あながちそれでも間違っていないような気がしてくるところが怖いですが。

Rumble Fish 2
本当はこっちがメインなれども、メルブラより見つけにくいとはどういうことだろうなあ。システム的には前作を踏襲しているので初見でもそこそこできそうでしたかね。
で、前作でもずっとカヤを使っていたので、とりあえずはそれで新システムに慣れていこうかとしていましたが、ちょうど行ったところでは強いカヤ使いの人が連勝していたので、とりあえずアランで乱入して様子見してみました。…ボコられて終了しました。てか、アランは久々すぎてコマンド分からなかったので、なにか出してるつもりで思いっきりからぶってるとかやってるしな。緊急回避のディフェンシヴアーツのコマンドくらい確認してから入れと…。
連続技のルートが前作のものをそのまま使えてそうではあったので、それは良いところかなと。オフェンシヴアーツにはコンボ数補正が付かなくなったという事ではあるらしいので、反撃を食らう可能性がありつつもよく締めで使ってしまうので、ダメージが走るようになってかなり有効打になりえるかと。

月華の剣士 第二幕
んで、なぜか近くのゲーセンに入ってた昔のゲーム。久し振りなのでちょっとやりこんでみたら、コマンド忘れすぎ。投げすら忘れているとはどうしようもありませんな。で、キャラは高嶺響一択なのですが、カプエス2にも参戦していて、月華なんて見かけなくなってからでしたから、もうほとんどそっちの感覚に汚染されているんですよね。とにかくこの居合な人は戻しの動作が非常に時間を食うのとガードでも良いから当てているときとそうでない時とでモーションが変わるので、強斬りを空振ったらまず終わる。ちゃんと入ってても間合い次第では反撃確定という…まあ、思い出してみればこのゲームはそういうゲームなんですが。まあ、やったらアカンというタイミングと間合いで攻撃を何度も出してしまってるというのはつらいか。人斬りルートにこだわってたせいで勝てるところで止めを刺しにいけないということになってそのまま負けてたり。こうも感覚鈍ったらアカンわ。
昨年サムスピ零の絶命奥義が問題になりましたが、正直絶命奥義に限ってというあれよりもゲージMAXなら強斬りですら切り殺す演出になる月華の方がやばいといえばやばい気はするんだがな。まあ、演出上はあれほどでもないのですが、響さんの場合はどんどん人斬りに目覚めていくので余計にやばさがあるというw。それがなかったらこのゲームにここまではまる事は無かったと思いつつ。最初にやったのは間違いなくるろうに剣心の影響が大であったわけですがー。
まあ、カプエス2に参戦していた響さんはすでに覚醒後と専らの評判でしたがw。
2005/4/2
Foreign Racing
AJC Champagne S GI Randwick AUS Turf 1600m
1.Carry on Cutie: More Than Ready - Rose of Latakia by Conquistarose
2.Fashions Afield: Redoute's Choice - Attire by Wild Again
3.Media: Gilded Time - Valourina by Snippets
4.Flora Danica: Danehill - Peruzzi by Zabeel
5.Danger Looms: Dangerous - Diamonds Forever by At Talaq
ということでEaster Carnivalの最終日、GI4連戦の幕開けとなる2歳戦ですが、初日に好調だったWaterhouse師はその後散々な結果に終わっていて、ここも一番人気のFashions Afieldが2着に終わりました。とはいえSydneyの2歳三冠戦を2,1,2着とまとめたのですから安定感も含めて彼の地の2歳馬としてはトップであるのは変わらないでしょう。とはいえWaterhouse師もこの後のAll AgedとQueen Elizabethは簡単に勝ってしまってるので、やっぱ凄いなというところか。
勝ったのはCarry on Katieの偽者みたいな名前をしているCarry on Cutie。この馬もMelbourneあたりでの2歳戦で名前を見かけていたのですが、SydneyのレースはGolden Slipper、Sires Produceと出走せず、ここも追加登録をしての出走でした。これで4戦3勝として、オーストラリアの2歳王者はこのレースの着差をどう評価するかということになりそうですかねえ。Queenslandに転戦するならそこの結果次第ということにもなるだろうけど。

AJC All Aged S GI Randwick AUS Turf 1600m
1.Shamekha: Secret Savings - Lifetime Story by Don't Say Halo
2.Only Words: End Sweep - What Can I Say by Khozaam
3.Our Egyptian Raine: Desert Sun - Egyptian Queen by Karioi Lad
4.Kablammo: Marauding - Jovan by Nassipour
5.Regal Roller: Regal Classic - Arantxa Rose by Rancho Ruler
6.Platinum Scissors: Danehill - Shantha's Choice by Canny Lad
7.Special Harmony: Spinning World - Marooned Lady by Marooned
8.Falkirk: Tale of the Cat - Madam Valeta by Palace Music
勝ったShamekhaはEaster初日のTJ Smith Sも勝っていてこの開催でGI2勝目。前走は人気薄だったこともあって、まだ少し疑問に見られていたようなところがあるのですが、これで文句無しということになりますかね。2着のOnly WordsはTJ Smith3着で今回は一番人気に推されましたが、またしてもShamekhaに敵わずといった所ですかね。ひっそりと7着に沈んでいるSpecial Harmonyが哀れですが、まあ骨折の影響はあるのでしょう。来シーズンがあるならそれなりに期待してみたら良さそうな気がするものの、今シーズン限りで繁殖入りしそうな気はするなあ。

AJC Queen Elizabeth S GI Randwick AUS Turf 2000m
1.Grand Armee: Hennessy - Tambour by Marauding
2.Delzao: Encosta de Lago - Amanusa by Alzao
3.Mummify: Jeune - Cleopatra's Girl by At Talaq
4.Vouvray: Zabeel - Real Success by Success Express
5.Tourouse Lautrec: Danewin - Dancing Colour by Varick
6.Ike's Dream: King of Kings - Mrs. Kahn by Vain
7.Desert War: Desert King - High Heels by Canny Lad
8.Savabeel: Zabeel - Savannah Success by Success Express
9.Rizon: Zabeel - On the Rise by Crested Wave
10.St. Reims: Zabeel - L'Quiz by L'Enjoleur
11.Simply Viv: Vividly - Simply Crackers by Mendham
地元Sydneyの中距離戦ならGrand Armeeに勝てる馬などそうはいませんし、しかもそのMakybe DivaもElvstroemも海外に行ってしまっていてはこんな結果も当然というところでしょう。Delzaoに2馬身半という差をつけて快勝しました。んで、香港遠征については48時間以内に結論を出すということですが、遠征する方向で準備がすすめられており、すでに義務付けられている予防接種まで行っていて、レース後の状態で遠征が可能かどうかの判断だけの模様です。まあ、セン馬ですからあと何回かチャンスがあるでしょうけど、今の状態を考えればここが最良の時期でしょう。とりあえず秋には今年こそマイチャンあたりに遠征してきていただきたく…。
このレース2連覇はWaterhouse師の父で偉大なるTJ Smith師の管理したTulloch以来となる偉業。というか現在のWaterhouse師の厩舎はTulloch Lodgeと名付けられてるしねえ。とりあえずこんな公式サイト。
Gai Waterhouse Racing Stables
今シーズンだけでもGIを11勝。そのうち5勝がGrand Armeeではあるのですが、今シーズンの勝ち鞍が全部書いてあるし、凄く充実してます。フラッシュで作られてある厩舎の一日も一度は見ておくべきかと。

AJC Sydney C GI Randwick AUS Turf 3200m
1.Mahtoum:Suave Dancer - Egyptian Secret by Sir Tristram
2.Philosophe: Zabeel - Sound Lover by Sound Reason
3.County Tyrone: Danewin - Nice Choice by Touching Wood
4.Padfoot Charlie: Chimes Square - Fantastique by Twig Moss
5.Hugs Dancer: Cadeaux Genereux - Embracing by Reference Point
まあこんな感じで、今年のMelbourne Cに出てきたらちょっと警戒といったところか。

Florida Derby GI Gulfstream FL Dirt 9F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Noble CausewayMimi's Golden GirlSeeking the GoldE.S. Prado
2B.B. BestYes It's TrueBold JuanaJohn AldenJ.F. Chavez
3Park Avenue BallCitidancerRoad to the BallCahill RoadR.A. Dominguez
4High FlyAtticusVerbasleSlewpyJ.D. Bailey
5VicarageVicarFor DixieDixieland BandJ.R. Velazquez
6Mighty MeckeSo CheerfulFortunate ProspectC.H. Velasquez
7Papi ChulloComeonmomLeggy Super ModelVigorsR. Albarado
8Wallstreet ScandalMt. LivermoreNaughtyRiver SpecialJ. Castellano
9Evil MinisterDeputy MinisterEvil's PicPiccolinoC.L. Potts
すっかり忘れてた。まあ、High Flyにもう一度期待するくらいで良いんじゃないのかなと。あとはPark Avenue Ballくらいで。先週派手にやりすぎて全滅喰らったので、今週は少々当てに行かないとなあ>朝◎予想大会方面。
Horse Racing
岩田様@サイレントディール
今週は全然チェックしてなくて今更大阪杯の鞍上が岩田騎手になっててびっくりしました。これで問題は当日の馬体重だけですかね。大阪城Sはコース追いだったということでok?
とにかく阪神2000mの鬼なアドマイヤグルーヴ(武兄装備済み)が怖くて仕方ないわけですが、今年もなにやら馬体重がえらいことになってるとかいう話なので訳分からんレースというところではあるか。
2005/4/3
Foreign Racing
Florida Derby GI Gulfstream FL Dirt 9F
1.High Fly: Atticus - Verbasle by Slewpy
2.Noble Causeway: Giant's Causeway - Mimi's Golden Girl by Seeking the Gold
3.B.B. Best: Yes It's True - Bold Juana by John Alden
4.Park Avenue Ball: Citidancer - Road to the Ball by Cahill Road
5.Mighty Mecke: Mecke - So Cheerful by Fortunate Prospect
6.Vicarage: Vicar - For Dixie by Dixieland Band
7.Papi Chullo: Comeonmom - Leggy Super Model by Vigors
8.Evil Minister: Deputy Minister - Evil's Pic by Piccolino
Wallstreet Scandalは競走中止、予後不良。
逃げたB.B. Bestの1馬身後ろを追走したHigh Flyが直線でこれをあっさり交わして快勝。そして追い込んできたNoble CausewayもB.B. Bestを交わして2着となり、Zito厩舎のワンツーということになりました。
フロリダチャンプ決定戦とはいえ直前に発生した細菌禍やらここに来て急に体調を崩している馬なんかもいてメンバーとしてはあまり良いと言えるレースではなかったでしょう。High Flyは距離に問題がありそうなところもあるんですが、なんだかんだで9Fまでこなしてしまったし、1972さまがおっしゃられるように多頭数競馬の経験が豊富だったりということでKダービーでも結構有力なのかなと。このままBaileyが本番でも乗ってくれるならとは思いますけど、これに勝たれたらまたBelmont Sで飛ぶパターンのようにも思ってしまうだろうなあw

Chairman's Sprint Prize GI Sha-Tin HK Turf 1200m
1.Silent Witness: El Moxie - Jade Tiara by Bureaucracy
2.Tiber: Titus Livius - Exciting by Mill Reef
3.Cape of Good Hope: Inchinor - Cape Marino by Clantime
4.Planet Ruler: Danehill - Suquenza by Lycius
5.Scintillation: Danehill - Subterfuge by Machiavellian
という事でSilent Witnessはデビューからの16連勝を達成しましたとさ。はいはい良うございましたな。つーことで、今後は距離を延ばしていくということの模様で、Asian Mile Challengeの香港のマイル戦から安田記念ということを本気で考える段階になったということか。
最初からGlobal Sprint ChallengeでRoyal Ascot行きを考えていたCape of Good Hopeと一度海外の舞台でぶつかってほしいところではあるのですが、安田記念に来るのならRoyal Ascotへの遠征はないだろうし、Cape of Good Hopeもマイル戦線に行く事はなさそうなのでスプリンターズSなら何とか機会がありえるんじゃないかなというところか。

Acatenango (1982 GER) Surumu - Aggravate by Aggressor
Lando、Borgiaなどを輩出し4度ドイツのリーディングサイアーに輝いたAcatenangoがパドック内でのアクシデントのため死亡したという事です。
現役時代はドイツダービー他、Aral-Pkal連覇、Baden大賞連覇とGIを7勝し、フランスに遠征してサンクルー大賞典も制しています。近年のドイツ調教馬としても最強クラスの実績を誇り、種牡馬としても大成功を収めました。昨年のフランスダービー馬Blue CanariもAcatenangoの産駒です。
パドックでの事故というのはなんともいえないが、高齢だったしそんなものなのかなと。2004年のシーズンから種牡馬を引退していたので、最終世代は今年1歳となっています。
Horse Racing
大阪杯 GII 阪神 芝2000m
1.サンライズペガサス: サンデーサイレンス - ヒダカブライアン by ブライアンズタイム
2.ハーツクライ: サンデーサイレンス - アイリッシュリヴァー by Lyphard
3.サイレントディール: サンデーサイレンス - フェアリードール by Nureyev
4.アドマイヤグルーヴ: サンデーサイレンス - エアグルーヴ by トニービン
5.メガスターダム: ニホンピロウイナー - フミノスキー by マルゼンスキー
6.アドマイヤドン: ティンバーカントリー - ベガ by トニービン
7.セフティーエンペラー: ソヴィエトスター - マチカネポッペア by サーペンフロ
8.マイネルベナード: チーフベアハート - ミホグレース by アスワン
9.トーセンダンディ: ホワイトマズル - キクノトッポリーノ by クリスタルパレス
ラップ: 12.7 - 10.4 - 12.0 - 12.0 - 12.1 - 12.4 - 12.2 - 12.0 - 11.5 - 11.7
スタート後に押して先頭にたった、サイレントディールがペースを掴みました。これによって前半は12秒を並べる平均ペースになり、GIIらしい良いレースになったのではないかなと思われます。サンライズペガサスは中団くらいにつけて、直線では往年の切れ味を披露してくれました。3年前の勝ち馬がまた勝つってのは2度の長期休養があったとはいえ素晴らしいですな。天皇賞春に向かうようですが、前に走った時は直線で一気に追い込んでの5着で、あれくらい走れるなら有力馬の一頭というところかなと。
ハーツクライは案の定大外から突っ込んできて2着で、昨年後半の不振からちゃんと建て直してきたのは良いでしょう。ただ、天皇賞でも直線で追い込むしかなさそうで、そういう面ではサンライズペガサス以上に厳しいところはありますか。
サイレントディールは逃げて直線粘るという展開の方がよい事をはっきりとさせてくれただけでも良いでしょう。ここでもまだ-4の534kという馬体重で出てきたのですが、これだけ走れるなら良いのかなと。もうあと少し絞れて520k台になったら問題ないか。でも結局賞金加算はならなかったわけで、また走るレースを探さないといけないわけですか。今週は内にグリーンベルトがあったとはいえまあよく粘ったなというところではあるので、なんとなく姉みたくなりつつあるかと。
サンデーサイレンス産駒4頭が上位を独占してくれたわけでそれだけ買ってりゃ良かったという分かりやすいレースでしたね。私はサイレントディールからサンライズペガサス、ハーツクライ、アドマイヤグルーヴ、メガスターダムに馬連で流してて崩れ落ちましたがw。普段良くワイドを買うくせになぜかこういう時に買ってないってのは何だろねorz。

Lord Derby Challenge Trophy GIII Nakayama JPN Turf 1600m
1.ダイワメジャー: サンデーサイレンス - スカーレットブーケ by ノーザンテースト
2.チアズメッセージ: サンデーサイレンス - チアズダンサー by アンバーシャダイ
3.トレジャー: ブライアンズタイム - シンコウラブリイ by Caerleon
4.エルカミーノ: ジェイドロバリー - エルレイナ by Slew O'Gold
5.マイネルソロモン: トウカイテイオー - タカイロドリゴ by ロドリゴデトリアーノ
こちらもサンデーで決まるあたりえげつないなと改めて思うところではあります。で、ダイワメジャーですが、喉に問題があったわけでそれを快勝できたというところではありますか。また、SSXNTはどうやらある程度の距離で無難にこなせる能力を秘める一方であまり上級のレースになってくると足りない場面が目立ち、それは結局短距離でなら誤魔化せるレベルであるというところではないのかなという気がしています。で、スカーレット一族であるという事も考えるとダイワメジャーも皐月賞を勝ったとはいえマイル戦がベストというところでしょう。ひょっとしたらスプリントで結果を残すかもしれませんが、中距離で来るイメージではありませんね。それに中山が得意なだけという気もしなくもないので安田記念に来られても、それはそれで困るところではあります。
Comic
ヤングガンガン No.8
黒神◆いつの間にやら看板になってしまいましたか。まあ良いとは思うものの、今号も後半に載っている読みきりの連発が厳しい限りなので、ある程度これに支えてもらわないといけないという事情はあり。
犬神ゲル◆今回もキャラのインパクトで勝負というところはありますが、既存のお約束設定を茶化すというパターンはこれに限らずゴツボ作品の味の一つではある。前にも同じこと書いたような気がするけど気にしない方向で。
すもも◆ついに読者からの募集企画なんてのまで始めてしまって、これは流石にどうよという気はするものの、とっくにシリアスなバトル物には戻れないところに到達していたわけで、どうでも良いといえばどうでも良さげ。どっかのエロゲで見かけそうな構図がいくつもあるのはちと引くが。
ワーキング◆あっさりと退場してしまったマネージャーはとりあえず置いておくとして、そろそろ人物も出揃って(とりあえずあと一人分はある感じですが)、ここから同じネタの繰り返しにならずにやっていけるかというところが注目でしょう。一見まともな小鳥遊もやっぱりやばい人ということを思い出させてくれたので今回は良し。
ユーベル◆外伝はいいのですが、その分だけ本編の内容が薄くなっている気がします。もともと分かりにくいマンガではあるのですが、今回はいつも以上に分かりにくいところではあったかと。
サンレッド◆普通に面白いがやはりレッドだけではという気もします。
ビターバージン◆なんだ一章完結という事はまだ続きがあるのね。それなりに面白くなってきたというイメージではあります。
セキレイ◆なんつーか、あざと過ぎるというところではあるものの、このマンガはこれくらいでいいのかなと思うところでもあり。
トラック◆勢いだけのお馬鹿マンガというイメージしかありませんな。
リセット◆んー、連載再開後の展開はあまりよろしくなく、ありきたりとまでは言わないが、力技だけでおしまいなのは期待はずれではあるのです。結局私はこの人の作品の評価が高いのが理解できないのですよ。リセットにしてもマンホールにしてもね。
コスちゃ◆わざわざ3回シリーズでやったのが全く意味のないことにしか思えない。
パペット◆いまだにこのマンガを面白いと思った事がないです。
荒川アンダー◆地味に面白くはありますが、最近シスター?に頼りすぎてないですかという気もした。
ビートガールズ◆この作者は根本的にジャンプみたいなところには向かないということなんですかね。とはいえGreen DayごときとWoodstock1969を同列に扱ってほしくないというのもあるし、音色で曲目が判断できるわけがねえってか、細かい突込みどころはいくつかあるかなと。まあ、テクニックなんかなくていいと言ってる奴が速弾きごときに感心してんなと。
サークルビー◆この作者のセンスだけは理解できませんな。ギャグ王に載ってた頃から、ときどきGFに載ったり、もう結構な回数だけ見かけていますが、ずっと独特の雰囲気になじめないところがあったり。
6Mart◆全く読む価値がありませんな。
ゴニンピック◆これを掲載に踏み切った編集部の判断を疑うべきかと。
ムスタング◆まだ、短期連載を除いて連載終了という作品がないんだよなということを思い出した。

さて、今号の掲載順を見ていると、編集部は何を考えてグラビアを持ってきたのかということに疑問を抱かざるを得ないです。何も考えずに青年誌だからって理由でしかないような気がしてなりません。
とにかく今回はコミックス刊行の案内が出ていることに尽きるのでしょう。おそらく、ロト紋IIを待ってというところではあったのでしょうけど、やはり他の連載を抱えている作者に無理をさせる事もできずというところで妥協したのではないかなと。その代わりになぜかあちこちで評価の高かったリセットを持ってくるというところではありますか。ということで、5月のラインナップは黒神、ゲル、すもも、リセットというなんとも微妙なところになりました。ユーベルとセキレイがないわけだしロト紋もリターンズくらいならいつでも出せる体勢ではあろうかと思われますが、最初に目玉を出し切ってしまってはと言うところもあるかな。
2005/4/4
Novel
マリア様がみてる 妹オーディション / 今野緒雪
発売日をすっかり忘れていて、週末に買いに行こうかと思ったもののめんどいなと思ったので、今日の帰りに買ってまいりました。
んで、さっきまで紅茶を飲みながら読みました。2度ほど…。
一人称が頻繁に入れ替わるのでやや分かりにくい面があるというか、これは誰の視点だと一瞬止まってしまうのは…読んでりゃそのうちなれるから問題ないかね。
ネタバレになるので余計な事は書けないけど、面白かったのは確かです。細かいネタも仕込んであったり、少し意外な伏線に決着がついてたりねえ。
まあ、マリみてにおけるトリックスター由乃という部分をこれでもかというくらいに堪能できるので良いやね。
Black Tea
Ceylon UVA: AISLABY QUALLITY BOP / L'EPICIER
マリみて読みながら飲んでた紅茶。
なんか紅茶の置いてある棚を見てたら出て来たので入れてみた。今年になってから買ったウヴァのクオリティーシーズンのガーデンブランド…のはず。買ってきてそのまま忘れてたというところではあります。まあ、レピシエの場合はアルミ袋でもちゃんと密閉してくれるので大した問題ではありませんが。UHってことは梅田阪神かな。
で、袋を開けたらまず茶葉からウヴァらしい香りが漂ってきて良い感じ。AISLABYはウヴァにおける有名茶園ではあるし、それはまさにウヴァと言える茶葉を産するところなのです。香りと味の双方がしっかりしていますし、ゴールデンリングも出るので茶葉の質はかなり高いでしょう。BOPではありますが茶葉の質が高いこともあってか苦味や雑味は出にくいので、抽出時間はやや長めに取った方が香り高くなります。
飲みやすい紅茶になるので50gなんてあっという間になくなってしまうだろうなあ。今度行ったときにまだ残ってたら香りを確認した上で100gくらい買っても良いかと思わなくもない。レピシエでフレーバードは全く買おうなんて思わないけど、こういうガーデンブランドはあたりを引けるので良いかなと。ただ、お世辞にも良い環境とはいえない保存状態、ってかよく香りが抜けてるんですよね、ので前が良かったからというだけでまた買うのは危険なところはあり。
んで、紅茶のストックを確認してみたところ、まだ未開封の分が300gほど出てきました。それぞれ100gでラインナップはこんな感じ。
NILGIRI / Marina de Bourbon
FIVE O'CLOCK / Mariage Freres
NUWARA ELLIYA PEAK SEASON / Musica Tea
ということで何も考えずに買ってるとセイロン系の茶葉ばっかりたまっていくというオチです。NILGIRIはインドなれども、地理的にスリランカに近くセイロン茶に酷似した特徴をもつ茶葉があります。まだ飲んでないのでこれもそうだとは言えないわけだし、そもそもセイロンと言ってもいろいろではあるんですが。FIVE O'CLOCKはセイロン茶のブレンドということですが、Mariage Freresの人によると、これに限らず最近入ってくるセイロン茶葉は質が良いとのことではあったので、昨年のクオリティシーズンのレベルが高かったのかなとは思うところではあります。NUWARA ELLIYAのピークシーズンは先週大阪に行って買ってきたもので、今年のピークシーズン。1週間前に入ったばっかりということでしたか。取り合えず早めに開けて飲んでやらないといけないか。
雑記
ローマ教皇がローマ法王になったのはどのタイミングなんだろうねえ。法王死去の一連のニュースを見ていてまず気になったのはそのあたり。
他にもニュースを作っている側のローマ・カトリックに対する知識ってのが決定的に不足していないかなとも思われてorzでした。とりあえず終油などのカトリックの秘蹟について触れたニュースってないよねえ。あと、教会権力と世俗権力の抗争の歴史を「カノッサの屈辱」程度のイベントだけで説明されてもなあ。あんなの現実主義者の皇帝ハインリヒIVが神秘世界に入り浸ってる教皇グレゴリウスVIIの前でだけ一芝居打ったようなものじゃないか。大体、カノッサで危機にあったのは教皇の方よ。教皇が頼りにしていた皇帝憎さに凝り固まったマティルデ城伯の元にある戦力でハインリヒIVを抑える事は出来なかったわけだし。叙任権闘争は何ら解決してなくて、事実その後、ハインリヒIVの反攻で教皇はローマから逃げ出さないといけない事態に陥って、ローマに戻ることなく死去しているんだから。結局叙任権闘争にケリがついたのがハインリヒIVの子であるハインリヒVの時代であって、父と違って弱腰でドイツ国内を抑えられなかったハインリヒVの脚元が揺らいだことが一番大きいしね。で、結局このハインリヒVでザリエル家の直系が断絶したとかいろいろあって神聖ローマ帝国的なものが成立するのです。
2005/4/5
Horse Racing
桜花賞プレレーティング
いつの間にやらという気がするが、今週は桜花賞ですな。オリエントチャームが出走できる見通しではないためにあまり興味の湧かないところではあるのですけど、とりあえずプレレートでも。
今年になってからのトップレートはラインクラフトのフィリーズレビューとエイシンテンダーのチューリップ賞で105。ラインクラフトは2歳で106を獲得していますので、そこまで高い数字とは言えないのかなとも思うところではあります。
さて、ラインクラフト。アドマイヤマックスの姪に当たる9-fファンシミン系。母がアドマイヤマックスの全姉。とにかくローゼンカバリーを筆頭にGIでは勝てなかったこの一族でしたが、ついにアドマイヤマックスがGIを勝ったことだし、もともと3着に負けているとはいえ阪神JFでも圧倒的な一番人気に支持される実力を持っていたわけですから、あの時と同じ阪神のマイル戦を今度こそスムーズにこなしたいところではあるでしょう。阪神JFで先着されたショウナンパントル、アンブロワーズの2頭が今年の初戦をあまり良くない形で落としているので、順調にきていることも考えてラインクラフトがまた人気を被る存在になるのは間違いのないところです。で、ラインクラフトが勝つようなら、母父サンデーサイレンスという時代の幕が開く事になるのかなと思われ。
そして新馬戦を勝ち上がった後にしばらく休養をいれて、1200mから1600mに一気の距離延長もこなしての3連勝でチューリップ賞を勝ったエイシンテンダーですが、クラシックという舞台に無敗のトライアル勝ち馬を送り込んでくるのが、まさかのエイシンサンディというところにサンデーサイレンスの恐ろしさがあるのでしょうな。逃げるエイシンテンダーと追い込むラインクラフトという形ではあるので、他の騎手の意識が過剰にラインクラフト警戒になるようであれば、再度逃げ切るという展開もありえるかと。とはいえデアリングハートあたりの出方もあろうかとは思いますけど。
レート104なのが、エアメサイア、デアリングハート、シーザリオ。ということで混戦ではあるが、フィリーズレビューがややレベルが高いという見立てでしょうか。エアメサイアはエルフィンS勝ちで、フィリーズレビューでは3着。母エアデジャヴーでサンデーサイレンスXノーザンテーストという形の配合。伯父エアシャカールという良血でこれまで大きく崩れずに安定した実績を残しているのはSSXNTのある意味での器用さというところもあるのでしょうが、逆にそれがGIクラスになってくると何か足りていないということになるのではないかなと。勝つかどうかではなくて、どの程度の着順でまとめてくるかで今後どうなるかわかりそうではないかなと。デアリングハートはフィリーズレビュー2着でしたが、パドックでは入れ込んでいるようなしぐさを見せていただけに出てきたときの状態次第かなとは思います。シーザリオは良く分からないというのが正直なところで、まあこれまでの出走レースを見ていると桜花賞というイメージは全くないのですよね。ダンスインザムードみたいなことになったらそれは事故だw。
102でペニーホイッスルとライラプス。ペニーホイッスルはトライアル・アネモネSの勝ち馬ではあるし、デビューから2着を外していないとは言うもののエイシンテンダーに軽くあしらわれていますし、アネモネ賞も大したレースではなさそうではあるか。ライラプスはクイーンSを勝ったら早々と直行を決めてしまって面白くないところではあります。どうも母フサイチエアデールのイメージにダブりますし、信頼できるタイプではなさそうというところです。
110なのがアドマイヤメガミとジェダイト、エリモファイナル。ジェダイトは除外対象ですな。アドマイヤメガミはチューリップ賞では直線に入ってから大外に持ち出して一気に伸びてきて2着に入りました。とは言うもののスタート直後に問題があってチューリップ賞ではそれほどでもないようにも見えましたが、結局後からの競馬をするしかないというのが気になるところではあります。桜花賞よりオークスかなというイメージ。エリモファイナルの場合は紅梅Sのころの京都の3歳戦の結果がことごとく当てにならずなのです。エリモファイナルの場合は阪神コースに問題があるのかもしれませんが、チューリップ賞ではディアデラノビアとやりあって5着と微妙な結果。
ショウナンパントルはクイーンSに出てきて、いろいろ理由があるにしてもちと酷すぎるかなという結果。トライアルへの輸送を嫌がったというところではありますが、あんなレースをするくらいなら出てこなかったほうが良かったんじゃないかと。アンブロワーズはいくらなんでもアネモネS落としてたらあかんやろなあと。
Foreign Racing
Future Bet: Kingmambo - Dream Scheme by Danzig
DRFのHorse Watchに登録してたのですが、調教メールが来ましたので時計を出し始めたと判断してよろしいんですかね。ヴァージニアの民間のトレーニングトラックで調教を受けているようで、細かい事はさっぱり分かりませんがダービー戦線には間に合わなかったので、夏の上がり馬くらいを希望。
で母父Danzigなマンボ産駒というととりあえずキングフィデリアとかマンボツイストとかいますし、Voodoo Dancerもそうなんだよねえ。つーことで悪くないし、あまり3歳の早い時期からという馬ではないんだろうなと。
母Dream SchemeはClear Mandateの半妹でGII勝ち馬。まあ、そういう血統ですよ。
そういえばThe Mighty TigerはChurchill Downsに移動して、調教を積んでいるらしくあるので、また適当な一般戦に出てくるんでしょうね。まったりと見守る程度で。
2005/4/6
Foreign Racing
K Derby Preps
さて今週の北米は結構GI多いよなあと。とりあえず東のWood MemorialとSanta Anita Derby。
特に注目はSanta Anita Derbyに挑戦することになったSweet Catomineということではありましょう。Kダービーへの出走を断念する事になってもKオークスへのスライドはしないということですので、とにかく本気でKダービー挑戦ということになるのでしょうな。カリフォルニア戦線はとりあえずこれまで重賞戦線で戦ってきた牡馬を相手にSweet Catomineがどの程度やれるかということで、Santa Anita Derbyを勝つようなら、Kダービーで期待できる存在になるのですが、いくら強いといってもそう簡単に行くかなと疑問に思うところではありますね。
Going WildはどうやらWood Memorialの方を走る予定とのこと。
最近英語を読む気力がなくなってて困りもの。今週はGIが多いので、前もって準備しておけるところはしておかないと、金曜日あたり死にそうになるので…。

Redoute's Choice
この前オーストラリアの主要種牡馬の種付け料を出したときはまだ次のシーズンの種付け料が発表されている様子ではなかったので今シーズンの分でやりましたが、どうやら出たらしい。あちちさま@火傷でアッチッチ!人気爆発中の豪州若手種牡馬という記事でArrow Fieldの種牡馬の種付け料が発表されているといいうことでRedoute's Choiceを取り上げておられたので気付いた。
んで見てみるとRedoute's Choiceは今シーズンの44,000ドルから一気に5倍となる220,000ドル。とりあえず笑いました。これはDanehillが最後の数年間Coolmore Australiaで供用されたときの種付け料に匹敵します。もちろん彼の地の種付け料額の記録であります。
Coolmoreの方はまだ種付け料を発表していないので、Fusaichi PegasusやらGiant's Causeway、またAlinghiを出しているEncosta de Lagoをどの程度の種付け料にしてくるか分からないのですが、どう考えても220,000なんてとんでもない数字は出てこないでしょうねえ。あとはElusive Qualityがまた南半球に行くのかどうか、行ったとしてどの程度の種付け料になるのかというのも注目点ではあろうかと思いますが、いくらAUSドルといってもこういう種牡馬連中のアメリカでの種付け料より高くなってるんだよなあ。
あちちセンセもおっしゃっていますが、とりあえず古馬になってさっぱり死々累々というのだけは勘弁していただきたく。初年度産駒はまだ3歳ですが、Lotteriaとか見てても怪しげなところはあったり。今シーズンはその分2歳の主要GIを総なめにしていたわけですがー。そして、産駒Not a Single Doubtはデビュー3連勝のあとはさっぱり(重賞では4着まで)という実績であっさり種牡馬入りして13,750ドル(オーストラリアだと種付け料は10%の税金分を含めて表記される事が多いので端数が出やすいです)という既にありえないなと思えてしまう状況にあったり。
2005/4/7
Horse Racing
桜花賞 GI 阪神 芝1600m
馬名母父騎手調教師
1アドマイヤメガミエルコンドルパサーアドマイヤサンデーサンデーサイレンス池添謙一松田博資
2ペニーホイッスルサンデーサイレンスラークホイッスルSilver Deputy柴田善臣松山康久
3エリモファイナルオペラハウスエリモセントラルドクターデヴィアス岩田康誠大久保正陽
4マイネコンテッサペンタイアアオエトウショウトウショウボーイ松岡正海畠山吉宏
5ジョウノビクトリアサンデーサイレンスミヤビサクラコノーザンテースト横山典弘森秀行
6ダンツクインビースペシャルウィークダンツシュアーStorm Cat小牧太石坂正
7シーザリオスペシャルウィークキロフプロミエールSadler's Wells吉田稔角居勝彦
8エイシンテンダーエイシンサンディエイシンララミーTime For a Change武幸四郎武邦彦
9デアリングハートサンデーサイレンスデアリングダンジグDanzigM.デムーロ藤原英昭
10テイエムチュラサンタイキシャトルフルフリングスノーザンテースト田嶋翔小島貞博
11ライラプスフレンチデピュティフサイチエアデールサンデーサイレンス藤田伸二松田国英
12カシマフラワーヘクタープロテクターフラワーブリーズフェアジャッジ松永幹夫高市圭二
13フェリシアグラスワンダーフェルモイIrish River幸英明上原博之
14アンブロワーズフレンチデピュティフサイチミニヨンサンデーサイレンス四位洋文小島太
15エアメサイアサンデーサイレンスエアデジャヴーノーザンテースト武豊伊藤雄二
16モンローブロンドアドマイヤベガソニンクMachiavellian佐藤哲三安田隆行
17ラインクラフトエンドスウィープマストビーラヴドサンデーサイレンス福永祐一瀬戸口勉
18ショウナンパントルサンデーサイレンスバブルウイングスIn the Wings吉田豊大久保洋吉
父サンデー、父父サンデーに母父サンデー。
とりあえずサンデーサイレンスの直仔が5頭。去年は8頭送り込んできた事を考えるとこれでも減ってるのですね。父がサンデーの後継なのが4頭、スペシャルウィークが2頭とエイシンサンディ、アドマイヤベガ。ということでサンデーサイレンス父系として見ると昨年と同じ9頭(サンデー8+フジキセキ1)となり、結局出走馬の半分はサンデーサイレンスの直系。母父サンデーは4頭で父はフレンチデピュティが2頭とオペラハウスとエンドスウィープ。この母父サンデーが今年大きく増えた部分といえそうではある。ノーザンファームが必死になっているだけ数が多いのかもしれませんがフレンチデピュティXサンデーサイレンスという配合はひとまず成功と見ていいのですかねえ。
ラインクラフトとショウナンパントルが揃って外な上に真ん中のよさそうなところにはエイシンテンダー。その両側がシーザリオとデアリングハートということで、非常に愉しいレースになりそうな枠順ですねえ。とりあえずその一段のすぐ外に居るテイエムチュラサンは前に行くからその後ろで牽制しあいながら抜け出す機を窺うのかなと。
そういやAJC Derbyの出走馬の父系がえらいこっちゃになっていたのですが、こっちもNorthern DancerとHail to ReasonとMr. Prospectorしかいないわけで…。
Foreign Racing
Santa Anita Derby GI Santa Anita CA Dirt 9F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1GiacomoHoly BullSet Them FreeStop the MusicMike E. Smith
2Sweet CatomineStorm CatSweet LipsKris S.Corey S. Nakatani
3Don't Get MadStephen Got EvenClass On ClassJolie's HaloTyler Baze
4AllrightSilver CharmSynaesthesiaQuiet AmericanTammi Piermarini
5Go Coyote JoeVicarStark's PromiseGraustarkMartin A. Pedroza
6CustomerSilver CharmBonnie's AxeThe AxeRene R. Douglas
7General John BSweetsouthernsaintGenutechGeneral AssemblyJon Kenton Court
8A.P. ArrowA.P. IndyGarimpeiroMr. ProspectorJose Valdivia Jr.
9WannawinemallRoyal AnthemTriple TreasureGone WestAlex O. Solis
10Buzzards BayMarco BayLifes LassSeneca JonesMark Guidry
11WilkoAwesome AgainNative RootsIndian RidgeLanfranco Dettori
うーん、微妙。Sweet Catomine勝ってしまうのではないかなという気はするなあ。というくらいに牡馬はDeclan's Moonがいなくなったらさっぱりな気がしてきた。さて、そのSweet Catomineですが、MLでは7/5という一番人気に推されています。勝てばもちろんのこと勝てなくても良い勝負をするようならKentucky Derby挑戦に踏み切るようではあります。ということで、惨敗だけはせずにダービー挑戦してくれればいいかなと。
そして、牡馬のトップは7/2の二番人気Don't Get Madということになるのではないかと思われます。極端な脚質がたたって勝ちきれないレースが続き、獲得賞金がまだダービーの出走ラインに到達していないという事情もありますので、ある程度勝ちに来るのではないかなと思われます。調教師に言わせると硬い馬場は苦手だそうですよ。Giacomoはその硬い馬場だったらしいSan Felipe SでDon't Get Madに先着する2着だったのですが、この馬も善戦止まりで勝てるというイメージはないんですよね。
さて、馬名からしてA.P. Indy産駒と分かるA.P. Arrowですが、Geriの半弟です。つーことは9-fのLevee系です。A.P. Indy X Mr. Prospectorです。母系にLa Troienneが入ってないのが残念なところですが、まあそこはLevee牝系に補完してもらう事にしておくので問題ありませんねw。実績は全くありませんが気にしないでおきましょうw。MLで21倍で、最低人気というわけではないんですよね。さてさてどうなります事やら。
2005/4/8
Foreign Racing
Apple Blossom H GI Oaklawn AR Dirt 8.5F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Dream of SummerSiberian SummerMary's DreamSkywalkerPatrick A. Valenzuela
2Star ParadeParade MarshallClerical EtoileThe WatcherJohn McKee
3Shadow CastSmart StrikeDaily SpecialDayjurCalvin H. Borel
4Good StudentLouis QuatorzeLa SorbonneSouthern HaloEibar Coa
5House of FortuneFree HouseSo FortunateGarthornEibar Coa
6AshadoSaint BalladoGoulashMari's BookJohn R. Velazuquez
7Island FashionPetionvilleDanzigs FashionA Native DanzigJamie Theriot
8Island SandTabasco CatSue's Last DanceForty NinerTerry J. Thompson
とゆことでAshadoの今季初戦ということになります。Santa Anitaで使われていた馬からはDream of Summer、Star Parade、Good Student、House of Fortune、Island Fashionと集結していますし、Island Sandもいます。なかなかの好メンバーでのレースとなりました。
Ashadoは当然のように一番人気ですし、トップハンデとはいえIsland Fashionに4ポンド、Dream of SummerとStar Paradeに5ポンドを与える程度ならましなほうではあるでしょう。やはり打倒Ashadoということになると、シーズン後半に北米に復帰するといわれているStellar Jayneを待つべきかなとも思われ。Island Fashionは成績が不安定なのが玉に瑕であり、嵌まったら強いんですけどね。Dream of Summerは昨年GII A Gleam Invt. Hを勝ち頭角をあらわしました。前走Santa Margarita Invt. Hで2着のほかSunshine Million Distaffでは3着といまいち煮え切らないところのある馬ではありますな。Santa Maria Hで2着したGood Studentですが、Santa Margaritaでは大崩れして8着に終わっているあたり、信頼は出来ません。ということで、
◎Island Fashion
○Ashado
▲Dream of Fortune
△Star Parade
といったところで無難に。

Oaklawn H GII Oaklawn AR Dirt 9F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Second of JuneLouis QuatorzeWhowSpectacular BidP.A. Valenzuela
2Crowned KingBarkervilleFormeredithDynaformerL.S. Quinonez
3LimehouseGrand SlamDixieland BluesDixieland BandJ.R. Velazuquez
4Grand RewardStorm CatSerena's SongRahyJ. McKee
5EddingtonUnbridledFashion StarChief's CrownEibar Coa
5頭立てのくせにこの濃ゆいメンバーは如何した事でしょう。というかどの馬が勝っても驚く代わりに、どの馬が2着に来ても驚かんよw。とりあえずEddingtonにはとっととこんなGIIは卒業してGIに出てきていただきたく…とか言いつつGrand Rewardに期待してみたかったり(無謀です。

Ashland S GI Keenland KY Dirt 8.5F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Runaway ModelPetionvilleTicket to HoustonHoustonRobby Albarado
2Sharp LisaDixieland BandWinter's GoneDynaformerGarrett K. Gomez
3SummerlySummer SquallHere I GoMr. ProspectorGary L. Stevens
4Sis CitySlew City SlewSmart SisBeau GeniusEdgar S. Prado
5LetgomyechoMenifeeEcho Echo EchoEastern EchoCornelio H. Velazuquez
6MemoretteForever FondreShahrastaniBrice Blanc
7Amazing BuyHigh YieldScatter BuyRelaunchJorge F. Chavez
Santa AnitaでSweet Catomineに軽くひねられてたMemorettoとか逃げてたSharp Lisaがここにくればそれなりに有力ではあるんですよね。まあ、この連中も強いのは間違いないのですけど、この2頭がかなわないところにSweet Catomineがいると考えてしまうとなあ。でままそこそこ強力なメンバーのSanta Anita勢に対して、フロリダ勢も強力メンバーをぶつけてきていて、Gulfstreamで圧勝して、打倒Sweet Catomineに名乗りを挙げているSis CityにForward Gal Sを勝ったLetgomyechoという布陣。中部で使われていたはSummerlyやRunaway Modelまで揃ってKオークス前哨戦最大のレースではありますか。で、東と西の力関係の把握がやや難しいもののSharp Lisaにはがんばっていただきたくあります。
◎Sharp Lisa
○Sis City
▲Summerly
△Letgomyecho
ということにしますが、実質Sharp LisaとSis Cityの間で東西決戦ということになりそうな予感。

Wood Memorial S GI Aqueduct NY Dirt 9F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Scrappy TFit to FightPerpetual LightSunny's HaloRafael Bejarano
2ByanosejoeCherokee RunJe ComprendCaerleonJose A. Santos
3Bellamy RoadConcertoHurry Home HillaryDeputed TestamonyJavier Castellano
4SurvivalistDanzigMinerers GameMr. ProspectorRichard Migliore
5Going WildGolden MissilePolaStrawberry RoadVictor Espinoza
6PavoMarquetryGrab GingerlyFred AstaireJerry D. Bailey
7Galloping GrocerA.P. JetLittle EvieNorthropMichael J. Luzzi
8Naughty New YorkerQuiet AmericanNaughty NatishaKnown FactJean-Luc Samyn
地元組はGotham Sを使った馬がそのまま出てきたという印象でGalloping Grocerを撃墜したSurvivalistとGalloping Grocerを上位としておけば良かろうと思います。これにSanta Anitaから乗り込んできたGoing Wildくらいで決まるかなと。
◎Going Wild
○Survivalist
▲Galloping Grocer
△Naughty New Yorker
Naughty New YorkerはKダービー本番に出てくればかなり面白い存在のようにも思うのでなんとか賞金を確保してくれないかなと思わなくもないですな。
Carter H GI Aqueduct NY Dirt 7F
PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Unforgettable MaxNorthern AfleetMaggy HawkHawksterVictor Espinoza
2Primary SuspectHennessyDeb's HonorAffirmedPablo Fragoso
3Mass MediaTouch GoldSultry AllureForty NinerJavier Castellano
4MedallistTouch GoldSantariaStar de NaskraJose A. Santos
5Don SixWild EscapadeConcorde's BeautyConcorde BoundMichael J. Luzzi
6Forest DangerForestryStarry IceIce AgeRafael Bejarano
GIというにはちと寂しいメンバーではあろうかと。ドバイにメンバー持って枯れたから仕方ないのかもしれませんが。
Mass Mediaは快速馬として評判になった途端に鍍金がはがれて、距離延長にまで失敗した挙句この距離に戻ってきてはいるのですが、もうどうしようもありません。Forest Dangerの評価が高いようではあるので、これとMedallistでいけるかなと。
2005/4/9
Horse Racing
NZT GII 中山 芝1600m
1.マイネルハーティー: マイネルラヴ - シビルスイート by シンボリルドルフ
2.イヤダイヤダ: サニーブライアン - モットヒカリヲ by アフリート
3.インプレッション: サンデーサイレンス - シェイクハンド by Mr. Prospector
4.ピカレスクコート: ジェイドロバリー - フジノタカコマチ by コリムスキー
5.アグネスジェダイ: アグネスワールド - ラッキーパイシーズ by Crafty Prospector
マイネルハーティーはシンザン記念では差のない2着とペールギュント相手に善戦したわけで、さらにイヤダイヤダはそのとき7着。ペールギュントはスプリングSでさっぱりな結果に終わっていますし、マイネルハーティー自身も距離の限界があったとはいえ若葉Sで惨敗を喫するということで、皐月賞に向かう馬と比較すると力が劣って見えるのは仕方のないところではありましょうか。実際NHKマイルは皐月賞から回ってきた馬にとられそうな気はするし。まあしかしあれだけの末脚が使えるなら面白いというところもあるだろうけど。
一番人気のミスターケビンが派手にぶっ飛んだわけですが、関東の条件戦の連勝とか圧勝なんて信頼しちゃいかんだろうということを思い出した。

大阪-ハンブルクC OP 阪神 芝2500m
日本におけるドイツ年記念とかいう部分はどこに行ったのか知らないけど、ドイツ祭りなんてやってるんだったら行けばよかったかなとか思った。うん、思っただけ。
1.ビッグゴールド: ブライアンズタイム - ビューティフルゴールド by Mr. Prospector
2.ラヴァリージェニオ: カコイーシーズ - ミスルピナス by マルゼンスキー
3.スズカマンボ: サンデーサイレンス - スプリングマンボ by Kingmambo
4.ザッツザプレンティ: ダンスインザダーク - バブルプロスペクター by Miswaki
5.エルノヴァ: サンデーサイレンス - シンコウエルメス by Sadler's Wells
メンバーはOPというより重賞クラスが集まっていたようにも思いましたが、勝ったのは復帰してから逃げに転じたらしいビッグゴールドの二連勝という事になりました。母父という形で来るNashuaを3つ持つ上に母にはMr. Prospectorとそれに酷似した血統構成のRaise a Cup。そしてNashuaを利用したRoberto X Mr. Prospectorというパターンを踏んでいて、定番的なものはあろうかと。
Hard Rock / Heavy Metal
Marty Friedman
どうせ見られやしないんだからどうでも言いといえばどうでもいいのではありますが、テレ東の「ヘビメタさん」とかいう聞いただけでぐんにょりしてしまう番組。ゲストとして出演したex-MEGADETHなMarty Friedmanが評判になってますようで…とりあえず、レポートしてくれてるサイトを見つけてみた。

(^・ェ・)ジー
(  д)    ゚ ゚
( ´ー`)b
この回だけで良いから見てえぇぇ。
つか何やってるんだ、このギタリストってとこではあるのですが。Paul Gilbertと組んで番組やらせて見たら面白い事になりそうな気はするねえ。

そして、この件でTotal Lunar Eclipseさまというサイトを発見しましたのですが、アニメとHR / HMという組み合わせは私的にツボにはまるわけでしてねえ。
で、ざっと見ていたら、BRAINSTORMの新作のPVとかいうのがあったのでチェキ。イントロを聴いたときは正直、おまいらは誰だってな気はしたのですが、結局変わらず暑苦しいパワーメタルは健在みたいなので良いやね。女性Voのコーラスやピアノなどをアクセントとしてうまく使っていてくれれば良いと思う。まあ、日本盤がいつ出るかはさっぱり分からんのですけどね。そこらへんAVALONがちゃんとリリースしてくれりゃ文句は言いませんが。もう高望みはしてないし。
そして、もう一つ驚いたのはBLIND GUARDIANからThomen Stauchが脱退とかいう話。この世界はメンバーの離合集散如きでいちいち驚いていたら限がないというところではありますが、BLIND GUARDIANはそういうわけにはいかんだろう。デビューしてからは鉄の結束を誇っていただけにちとショック。とはいえ理由の一つにはThomenの体調ってところがあるらしく、確か腕が動かなくなるという原因不明の問題を抱えていたんだったかな。こういうときにお決まりで使われる音楽性の違いという言葉はあまり真に受けるもんじゃないと思うけど、BLIND GUARDIANの方向性はどんどん大仰なものになってオペラチックな方向を追求しているので、多少はあるかもしれませんけどねえ。でもThomenはこの後は自分の好きなペースでやっていけばいいんだろうけど、BLIND GUARDIANの方の後任探しはかなり厳しいだろうなあという気はする。元が完璧主義な連中だからそうやすやすとは決められないだろうしねえ。
2005/4/10
Foreign Racing
Santa Anita Derby GI Santa Anita CA Dirt 9F
1.Buzzards Bay: Marco Bay - Lifes Lass by Seneca Jones
2.General John B: Sweetsouthernsaint - Genutech by General Assembly
3.Wilko: Awesome Again - Native Roots by Indian Ridge
4.Giacomo: Holy Bull - Set Them Free by Stop the Music
5.Sweet Catomine: Storm Cat - Sweet Lips by Kris S.
6.Don't Get Mad: Stephen Got Even - Class On Class by Jolie's Halo
7.Go Coyote Joe: Vicar - Stark's Promise by Graustark
8.Wannawinemall: Royal Anthem - Triple Treasure by Gone West
9.A.P. Arrow: A.P. Indy - Garimpeiro by Mr. Prospector
10.Allright: Silver Charm - Synaesthesia by Quiet American
11.Customer: Silver Charm - Bonnie's Axe by The Axe
大波乱です。このレースが参考になるのかどうかすら分かりませんが、ともかくBuzzards Bayに勝たれているようではいかんだろうと思いますけどね。これで、結局Santa Anitaの一連のレースを使っていた馬にも疑問符がついてしまうわけで、Wood MemorialでもGoing Wildが負けていますし、今週のレースはどう見ていいのか分からないところが多いですね。
さて、Sweet Catomineですが、Giacomoに突き放されている事もあり、ちょっと微妙。まあ、5着ですからダービーに行かないという判断になったようで少し休んでNYのトリプルティアラ戦かねえ。

Apple Blossom H GI Oaklawn AR Dirt 8.5F
1.Dream of Summer: Siberian Summer - Mary's Dream by Skywalker
2.Star Parade: Parade Marshall - Clerical Etoile by The Watcher
3.Shadow Cast: Smart Strike - Daily Special by Dayjur
4.Island Sand: Tabasco Cat - Sue's Last Dance by Forty Niner
5.Ashado: Saint Ballado - Goulash by Mari's Book
6.House of Fortune: Free House - So Fortunate by Garthorn
7.Island Fashion: Petionville - Danzigs Fashion by A Native Danzig
Dream of Summerが逃げ切り。二番手を追走していたAshadoは直線で後退して5着。Island Fashionは後方まま。
さてAshadoですが、強いのは確かに強いのですけれども、休養明けでいきなりGIという状態で信頼できるほど強かったかというとそうでもないかなと思っていたのですが、これは負けすぎ。Island Fashionは立て直すのに時間がかかりそうですかね。

Oaklawn H GII Oaklawn AR Dirt 9F
1.Grand Reward: Storm Cat - Serena's Song by Rahy
Grand Rewardが勝ってしまいました。逃げ切り。直線ではSecond of Juneにクビ差間で迫られていますが、そこまで。Eddingtonが何をやっても届かないのはお約束どおりで、スタートでミスったLimehouseは結局最下位に沈みました。

Ashland S GI Keenland KY Dirt 8.5F
Sharp Lisaがスクラッチしてしまったのでどうでも良いといえばどうでも良いんですが。
1.Sis City: Slew City Slew - Smart Sis by Beau Genius
2.Runaway Model: Petionville - Ticket to Houston by Houston
3.Memorette: Memo - Forever Fondre by Shahrastani
4.Summerly: Summer Squall - Here I Go by Mr. Prospector
5.Letgomyecho: Menifee - Echo Echo Echo by Eastern Echo
6.Amazing Buy: High Yield - Scatter Buy by Relaunch
Sis Cityが10馬身差でまたしても圧勝。この他もほぼ順当に決まり、Kentucky OaksはSis Cityで仕方無しという所ではありますか。まあ、圧勝したといっても時計面では平凡ですので、こける要素もまだまだあろうかとは思います。

Wood Memorial S GI Aqueduct NY Dirt 9F
1.Bellamy Road: Concerto - Hurry Home Hillary by Deputed Testamony
2.Survivalist: Danzig - Minerers Game by Mr. Prospector
3.Scrappy T: Fit to Fight - Perpetual Light by Sunny's Halo
4.Galloping Grocer: A.P. Jet - Little Evie by Northrop
5.Naughty New Yorker: Quiet American - Naughty Natisha by Known Fact
6.Pavo: Marquetry - Grab Gingerly by Fred Astaire
7.Going Wild: Golden Missile - Pola by Strawberry Road
直線に入ったところで既に10馬身ついていて、結局直線は笑えてくる位に競馬になってなくて17馬身1/2差。その後も3/4馬身、8馬身、7馬身、5馬身1/4、2馬身1/2という変なレース。
トラックレコードらしい事を実況でも言ってましたが、とにかく速めのペースを刻みながら逃げるBellamy Roadを追走していた馬が次々に脱落していったというところではあります。

Carter H GI Aqueduct NY Dirt 7F
1.Forest Danger: Forestry - Starry Ice by Ice Age
2.Medallist: Touch Gold - Santaria by Star de Naskra
3.Don Six: Wild Escapade - Concorde's Beauty by Concorde Bound
4.Unforgettable Max: Northern Afleet - Maggy Hawk by Hawkster
5.Mass Media: Touch Gold - Sultry Allure by Forty Niner
6.Primary Suspect: Hennessy - Deb's Honor by Affirmed
直線に入って先頭のDon Sixに外からマクリ気味にForest Dangerが襲い掛かる形になり、Forest Dangerの内にいたMedallistは馬体をあわせながらしぶとく食い下がりました。完全に上位3頭での競馬になっていて、4着以下は突き放されて終了。
Horse Racing
桜花賞 GI 阪神 芝1600m
1.ラインクラフト: エンドスウィープ - マストビーラヴド by サンデーサイレンス
2.シーザリオ: スペシャルウィーク - キロフプロミエール by Sadler's Wells
3.デアリングハート: サンデーサイレンス - デアリングダンジグ by Danzig
4.エアメサイア: サンデーサイレンス - エアデジャヴー by ノーザンテースト
5.ダンツクインビー: スペシャルウィーク - ダンツシュアー by Storm Cat
6.エイシンテンダー: エイシンサンディ - エイシンララミー by Time For a Change
7.ジョウノビクトリア: サンデーサイレンス - ミヤビサクラコ by ノーザンテースト
8.エリモファイナル: オペラハウス - エリモセントラル by ドクターデヴィアス
9.アドマイヤメガミ: エルコンドルパサー - アドマイヤサンデー by サンデーサイレンス
10.モンローブロンド: アドマイヤベガ - ソニンク by Machiavellian
11.ペニーホイッスル: サンデーサイレンス - ラークホイッスル by Silver Deputy
12.ライラプス: フレンチデピュティ - フサイチエアデール by サンデーサイレンス
13.ショウナンパントル: サンデーサイレンス - バブルウイングス by In the Wings
14.アンブロワーズ: フレンチデピュティ - フサイチミニヨン by サンデーサイレンス
15.カシマフラワー: ヘクタープロテクター - フラワーブリーズ by フェアジャッジ
16.テイエムチュラサン: タイキシャトル - フルフリングス by ノーザンテースト
17.マイネコンテッサ: ペンタイア - アオエトウショウ by トウショウボーイ
18.フェリシア: グラスワンダー - フェルモイ by Irish River
ラップ:12.2 - 10.4 - 11.2 - 12.3 - 11.9 - 12.0 - 11.5 - 12.0
スタートしてからハナを奪ったのはモンローブロンドで速めのペースを刻んでくれた結果が桜花賞レコードの1:33.5という勝ち時計。
さて、スタート直後に不自然なくらいに下げていったのがショウナンパントルで、このまま見せ場の一つもないままに終わっています。一方で絶好の位置につけられたのがラインクラフトで、エイシンテンダーはなぜか後方にいましたし、シーザリオも道中抑えられて下がっていたりとラインクラフトが好きのない競馬をしている一方で、いろいろとロスをしていましたかねえ。
直線に入るとデアリングハートが先頭にたって粘り、これを交わしてラインクラフトで、さらには馬群を捌いて一気に伸びて来たシーザリオでしたが、アタマ差でラインクラフトでした。エアメサイアは多少不利があったというコメントがありますが、それでひっくり返る差でもないような気がしますし、何となくこれくらいの掲示板には来るという感じでこれ以降も同じような結果になるんではないかと。
そしてエイシンテンダーですが、後方からの競馬になった時点で見込みはなくなっていましたかねえ。直線では大外に持ち出してましたが、伸びてこないなとは思っていたので、あれで結局6着にまでは来ているんだから惜しい事しましたねという印象。ラインクラフトがいたような位置でレースを出来ればというところではありましょう。
デアリングハートが3着、エアメサイアが4着というあたりやはりトライアルはフィリーズレビューのレベルが高かったという事ではありましたか。
以下与太話。
さて、母父サンデーサイレンスが初のGI制覇だったり、スペシャルウィーク産駒が1番人気で2着したりといろいろとあるのですが、とりあえず非サンデーサイレンスな馬はエリモファイナルが8着に入るのがやっとで、後は15着以下に並びました。どの馬にもサンデーサイレンスの血が入っていて面白くないと言われても、こんな結果が出てしまうとどうしようもないところではあるかなと思われます。そんな中で結果を残したのがまたしてもエンドスウィープってとこで社台的にはエンドスウィープを失った事の影響は結構大きいのかもしれませんねえ。全体としてみるとAlmahmoudクロスに依存するサンデーサイレンスXノーザンダンサーの猛威というあたりではあり、2-5着および7着のジョウノビクトリアはまともにその組み合わせですし、ラインクラフトは母がその組み合わせ。ラインクラフトの場合はエンドスウィープもノーザンダンサーを持っているので4X4というクロスになります。スペシャルウィークの場合は自身が母父にマルゼンスキーという形でノーザンダンサーを持っていて、さらに産駒の母父がSadler's WellsだったりStorm Catということでこちらにもノーザンダンサーのクロスはあります。ということで、サンデーサイレンスの次はノーザンダンサーをクロスさせる形というのが有力になりつつあるんじゃないかなというところではあり、それを最大限利用できたのがエンドスウィープであったと。エイシンテンダーの場合は父のエイシンサンディがサンデーサイレンスXノーザンダンサーという血統になっているのですが、母がノーザンダンサーを持たずこのクロスを作る事ができていません。

エイプリルS OP 中山 芝2000m
1.スズノマーチ: ティンバーカントリー - サイレントプレアー by サンデーサイレンス
2.ハスラー: サンデーサイレンス -セブンレットウ by パーソロン
7.マカイビーディーヴァ: Desert King - Tugela by Riverman
マカイビーディーヴァなんていう間延びした馬名に嫌気がさしたらMakybe Divaと書こうか。とりあえず豪州史上最強牝馬は言い過ぎでありますよと。SunlineとかEtherealとか(考えてみたら両方NZ産馬だが良いよな。こんなこといったらMakybe DivaはGB産なんだし)はすっかり忘れてしまわれましたかねと言ってやりたくもなるなあ。この辺Raktiの時と同じようなことしてるんじゃないのかと思わんでも無かったのですが、それを理由にしてもとにかく桜花賞直前にも関わらずレースをちゃんと放映してくれたので良しとしておく。
3時頃に単勝オッズをチェックしたら1.5倍とかいうありえないと思うオッズになってたので見るだけ。まあ、牝馬で59kを背負っているということ、遠征初戦であるということを考えたら手を出してはいけないところではありますしね。GI5勝だし、3200mだけでなくて2000mでも2400mでも勝ってるし、時計勝負も上がり勝負も対応可能なところは見せていたのですが、斤量を背負った時の実績はありませんでしたし、向こうじゃこんな使い方は当たり前というところでもある。だから勝つとしたら地力の違いがありすぎてというパターンと思っていましたが、そこまではいかなかったという事でしょう。まあ、阪神大賞典だったりだとまた違ったろうけど、今日は見事な公開調教でありました。これで本番の人気が落ちてくれるならしめたものだと思ってたとおりの展開になってますなあ。
2005/4/11
Foreign Racing
Leopardstown IREの3歳戦
ということでそろそろ動き出している欧州競馬。日曜のLeopardstownではダービー路線を睨むような有力馬が出走し、いずれも少頭数ながらも注目を集めました。結果はアレでしたが。
1000 Guineas Trial S GIII Turf 7F
Dimitrovaなんてのがスポンサー名チックについとりますが、まあ良し。
1.Virginia Waters: Kingmambo - Legend Maker by Sadler's Wells
2.Sweet Treat: Orpen - Canton Lightning by Rheingold
3.Crystal View: Imperial Ballet - Fey Rouge by Fayruz
4.Yaria: Danehill - Yara by Sri Pekan
5.Sweet Gypsy Rose: Darshaan - Kincara Palace by Fairy King
6.Society Hostess: Seeking the Gold - Touch of Truth by Storm Cat
今年になっても不振から逃れられないBallydoyleですが、ここは何とかVirginia Watersで制しました。トライアルらしく8Fと言われてもおかしくないと思ってしまう勝ち時計ながら、着差も3馬身ありますし、1000 Guineas本番に出てきてもそこそこやれる馬ではないかと思います。
Virginia WatersはもはやKingmamboの定番になりつつあるかのような母父Sadler's WellsでのNureyev≒Sadler's Wellsの疑似クロス。もともとKingmamboは多少のきついインブリードを許容するタイプで次々と大物を送り出してくるわけで、これくらいは気にしないというところか。牝系はZaribaからEtoile de Franceを経由してくる9-eの本流とも言うべきもの。要するにIn the WingsやらDubawiやらHigh-Riseを出して来ているところです。
2000 Guineas Trial S GIII Turf 8F
こっちもらしいと言えばらしい勝ち時計ではあります。
1.Alayan: Sri Pekan - Alaiyda by Ela-Mana-Mou
2.Grand Central: Sadler's Wells - Rebecca Sharp by Machiavellian
3.Gaff: Maria's Mon - Ionlyhaveeyesforu by Tunerup
4.Forecourt: Fasliyev - Forever by Forty Niner
勝ったAlayanはAlamsharの半弟という良血。9号族確変中なんかねえ。Sri PekanはRumba LocaやAmoramaを出していて、牝馬に強いという感じではありますか。現役時は2歳戦で活躍しましたが、産駒はあまり早熟でない印象。最初の頃は産駒の成績が振るわなくてトルコに行ってしまったと記憶してますが、2002年産だとまだ欧州にいた頃かな。
母がGI Coronation Sの勝ち馬で評判になっているGrand Centralが登場しましたが、2着に敗退し、O'Brien、今年もかってな雰囲気の漂ったレースではあります。この馬は累代がSadler's Wells、Machiavellian、Nureyevといううるさすぎる血統でSadler's Wells≒Nureyevを過激に決めているところにHail to Reasonは持ってるはAlmahmoudはクロスしてるわってなMahiavellianだから大変な事になってます。てかPedigree Queryの鯖が落ちているようなので詳しいところまでは分からないのですけどね。
Ballysax S GIII Turf 10F
1.Bobs Pride: Marju - Vyatka by Lion Cavern
2.Mister Hight: Take Risks - Miss High by Concorde Jr.
3.Clash of the Ash: King of Kings - Ceirsearch by Don't Forget Me
4.Almighty: Sadler's Wells - Saganeca by Sagace
5.Premier Dane: Indian Danehill - Crystal Blue by Bluebird
勝ったBobs Prideは三代母がGI Santa Margarita Invt. Hなどを勝ったPrincess Karendaというのが目立つくらいでかなり遠くまで行かないと活躍馬というのは出ていないようではありますが、傍流とはいえ9-eでした。9号族の分枝暴れすぎです。
さて、Sagamixの半弟になるAlmightyまで飛ばして、O'Brienの牡馬有力馬が両方こけたという状況で、結局Fallonが主戦になっても状況は変わらずという、不振。

Prix Noailles GII Longchamp FR Turf 2100m
こっちはフランス。いまだに今年からの3歳戦改革を正確に把握してなかったりするんですが、まあ、レースの直前になれば分かるかなとかそういう程度。
1.Ruwi: Unfuwain - Ma Paloma by Highest Honor
2.Gold Sound: Green Tune - Born Gold by Blushing Groom
3.Silver Cross: Kahyasi - Snowdrop by Niniski
4.Desideratum: Darshaan - Desired by Rainbow Quest
5.Grand Bahama: Singspiel - Rum Cary by Our Native
Ruwiはデビューから4連勝ということになりました。重賞はこれが初制覇ということになりますね。1800mでデビューして2000mのレースを2回、そして2100mと完全にダービーを見据えたローテーションということになるでしょう。
Gold SoundはAlexander Goldrunの近親になる馬ですが、ここではちと差がありましたかね。中距離くらいがよさそうというところではあるのですが。

Grosser Preis Wirtschaft GIII Bremen GER Turf 2100m
1.Epalo: Lando - Evening Kiss by Kris
2.Near Honor: Highest Honor - Night Year by Jareer
こっちはドイツの古馬戦。Epaloが5馬身差で貫禄勝ちしました。そんなもんかねえ。今年も海外を渡り歩くという方向でok?

Sweet Catomine
Sweet Cotomineですが、Blood-Horseの方にこんな記事が出ていました。
Blood-Horse: CHRB Reviewing Sweet Catomine Comments
で、この記事を受けて書かれたのが、あさ◎の1972さま。
あさ◎コラム: ケンタッキーダービー戦線-その24 Sweet Catomineの状態、波紋を呼ぶ
ちうことで、細かい事はもういいやと思うので、レース前にスクラッチを検討するほどの体調不良にもかかわらず、それを明らかにしなかった陣営に批難が集まっているご様子。あちらでも競馬マスコミのレベルなんて日本と同じようなものなのかなと。
2005/4/12
Foreign Racing
Vallee Enchantee (2000 IRE) Peintre Celebre - Vervine by Lear Fan
先週末にチャットで1972さまに、Vallee Enchantee引退したんですかと訊かれて、何それと思ってしまった私。フランスのニュースは全然チェックしてなかったのですよ。ということで、そのときに教えてもらったニュースソース。
French Racing Breeding Committeeというところの3/23日付けのニュース。
Elie Lellouche was bitterly disappointed when his Vallee Enchantee suffered a minor training setback during her preparation for a tilt at the Sheema Classic in Dubai. The five-year-old Peintre Celebre mare is now due to meet Red Ransom. However, the Wildenstein and their main trainer have plenty to look forward to with the three-year-old filly Argentina (Sadler’s Wells), unbeaten in two starts and winner of the 47,000 LR Prix Rose de Mai at Saint-Cloud last Saturday for her come back.
FRBC: GOODBYE VALLEE, HELLO ARGENTINA. March 23, 2005
ということでして、今年のDubai Sheema Classicを目指しながらも結局出走してこなかったのは、調教中に軽い故障を発症したようではあり、結局引退してRed Ransomをつけるということになった模様です。
Vallee Enchanteeはフランスクラシックには出走したものの、この時期はまだ本格化しておらず大した事のない内容だったのですが、秋になって一気に本格化して最後には香港VaseでGI制覇を成し遂げました。この結果を受けて、2004年には牡馬相手の路線が選択されますが、鞍上のミスなどもあり、シーズン後半には自身の体調にも悩まされる事になって結局一つも勝てないままに終わりました。400kを切るかという小柄な馬体で牡馬相手に奮闘したフランスのアイドルはGI1勝で引退する事になってしまいましたが、牝馬相手に走ってたらもっとタイトル増えたでしょうねえ。とにかく、Red Ransomというのは微妙に気に喰わないところがあるのだが、繁殖入りの模様ですので産駒に期待しましょうか。Red Ransomは2004のシーズンからイギリスで種牡馬をやってるらしき。
そしてそのVallee Enchanteeの代わりというとおかしいのだが、WildensteinとLelloucheのコンビが今年の3歳牝馬戦線に送り込んでくるのが2戦無敗だったArgentina。三代母にAllez Franceがいて、Nureyev、Woodman、Sadler's Wellsと入ってます。NureyevにWoodmanってのはNiarchos的な種牡馬の使い方のような気はしますけどねえ。そしてSadler's Wellsを使って、最近よく見かけるようになったNureyev≒Sadler's Wellsという疑似クロス。母父にWoodmanがいるので母の段階でLa Troienneの血を集める事も出来ていますし、良い感じではあるかと。
昨日のGrand Centralと同様にNureyevにMr. Prospector系種牡馬をはさんでSadler's Wellsという形ではあるのですが、Natalma牝系のMachiavellianと、La Troienneを2本持つWoodmanだとどうだろうなというところはある。Grand Centralは遡ればMumtaz Mahalであり、Argentinaは遡ればLa Troienneということで、どちらもそれぞれにあった選択かなと。

Prix Penelope GIII Saint-Cloud FR Turf 2100m
1.Perfect Hedge: Unfuwain - Via Saleria by Arazi
2.Argentina: Sadler's Wells - Airline by Woodman
3.Hermance: Enrique - Heroine by Highest Honor
4.Agiel: Bering - Summery by Silver Hawk
5.Deauville Beauty: Halling - Mytilene by Soviet Star
そんな風に思ってたら2馬身差つけられて負けてますがなorz。でも、今年のフランス三歳牝馬はDivine ProportionsとArgentinaで行こうかなと。

Sweet Catomineを巡る騒動は転厩へ
波及したらしいというか、批難が集中したのでオーナーは調教師に責任を押し付けてしまう方向に決めたんかな。実際出走に踏み切るにあたってオーナーと調教師のどちらが主導権を持っていたのかとか詳しい事が明らかになることはまずないでしょうけど、Sweet Catomineだけでなく、その他あわせて5頭の所有馬全てを引き上げてしまったということですのでそうとうキレてますね。
さて、Sweet Catomineは4/4の午前3時にSweet CatomineをSanta AnitaからAlamo Pintado Equine Medical Centerに内出血の件で連れて行こうとしたときに、厩舎のゲートの守衛にこれはポニーを運んでいるのだなどといって偽装工作をしていた事がCHRBによって認定され、これはCHRBのルールに抵触するためオーナーのWygodと運転手をCHRBは提訴した模様です。この件のヒアリングが4/23に開催されるようです。
Horse Racing
皐月賞プレレート
ということで勝手に恒例っぽく。
今年は弥生賞のブラックタイドが最高レートを獲得しているのですが、それですら109止まりということです。弥生賞については過去2戦のように圧勝を期待する向きからすればアドマイヤジャパンにハナ差という着差では不満が出ても仕方のないところなのかなとは思われますが、それまでと違って早目から加速して大外を捲くったというあたり、アレだけやればいいんじゃないのかなとも思うのです。もともと新馬戦はともかく、2戦目の京都の若駒Sは、あの時期の3歳戦が今年は全体的に当てにならないようではあるのでどうかなとも思いますけどね。1月の京都はとにかく外伸びの馬場であり、ディアデラノビア、エリモファイナルとオリエントチャームという牝馬で上位に来た馬も、エリモファイナルしか桜花賞には出られず、8着に終わっています。そういうわけですので外から一気に突き放したディープインパクトもその着差をそのままに捉えていると間違えるかなとは思うのです。ただ、有力馬をケイアイヘネシーを物差しに比較してみるというのも、ケイアイヘネシーは坂に弱いような節があるので京都とそれ以外だと少し違う気がしてならんのです。でも、ブラックタイド好きだったし、ディープインパクトだって好きなのでここからどういう買い方をするかを考えている私がいるわけですけどね。
そして弥生賞2着のアドマイヤジャパンが108。弥生賞では内枠からずっと内埒沿いを通れたということを考えると、皐月賞でそれと同じ状況になるとは考えにくいのです。その上でディープインパクトに多頭数の経験という不安材料が存在する以上に、アドマイヤジャパンには前走と同じ展開はまず望めないという不安材料が存在するんではないかなと。
107ペールギュント。シンザン記念の1着で107を貰っていますのですが、スプリングSではまさかの6着に終わりました。皐月賞では池添騎手に変えてくるらしいですね。シンザン記念でかろうじて抑えたマイネルハーティーはNZTで後方一気をやってのけるなど弱い馬ではありませんし、シンザン記念自体のレベルは高かったと言ってよいかとは思います。
106なのがマイネルレコルト、ビッグプラネット。マイネルレコルトは弥生賞でどうやってもディープインパクトには勝てなかったと騎手に言わせてしまうあたりが嫌なのですが、一つ叩いてというところはありますしねえ。逆に1972さまが入れ込まれているビッグプラネットは新馬戦とアーリントンCだけで判断しろというのは無茶ですよといいたくもなるんですけど。
105は早々に毎日杯に回ると言ってしまったローゼンクロイツ。勝ったから良しなのかなあ。弥生賞のレートがつかないというのは、このあたりの本来ならば弥生賞に出てしかるべき馬が回避してしまったということで、メンバーが薄く4着のダイワキングコンに引きずられているところはあるでしょう。このダイワキングコンも105で、他にスプリングSを勝ったダンスインザモアも105。スプリングSでは人気を背負った2頭が派手に飛んだのもあるんですけどトライアルがトライアルとして機能してなかったのが今年の牡馬クラシックかなとも。
若葉Sのアドマイヤフジが103で、きさらぎ賞のコンゴウリキシオーが102で京成杯2着のシックスセンスも102。
見てると低調と言うより年が変わったところでバッサリ切れてしまってると言う印象かな。結局ディープインパクト登場というのがその引き金を引いたわけで、それはそれとしてレート的評価の面でそのディープインパクト自身が一番割を食う形にはなったのかなと。
2005/4/13
Foreign Racing
Giant's Causeway (1997 USA) Storm Cat - Maria's Storm by Rahy
Blood-Horse: Giant's Causeway's Fee Upped to $200,000
Giant's Causewayの種付け料が200,000ドルに上がりましたよという話。この種付けシーズン真っ最中になんで急に上がるのか分からんところもあるのですが、raisedと書いてあるから既にそうなってると言う事でok。ということでこれはStorm Catの500,000ドル、A.P. IndyとKingmamboの300,000ドルに次ぐ種付け料となります。
…マジで?つかなんでこんな時期に?
とりあえず北米でもNoble CausewayがKダービーに出走できるところにまではきましたが、欧州ではShamardalの活躍で英愛のフレッシュマンリーディングを獲得。これ以外にもFootstepsinthesandやMaids Causawayが出るなど欧州を主戦場としそうで、Kingmamboと活躍範囲が被りそうというイメージはあり、今年Kingmamboがトラブルに見舞われていまだに種付け再開の目途が立たない状態なので、これを機にGiant's Causewayの種付け料を上げて取れるところで取ってやろうということかと。
メイドタンMaids Causewayが活躍できたら良いんです。Kingmambo X Nureyevなんて狂気をはらんだ血統の母だけしか見てませんがねえ。一つ上の半姉Dream Valleyは父Sadler's Wellsで、累代がNureyev、Kingmambo、Sadler's Wellsというエルコンドルパサーもびっくりな狂気の血統表を拝めますw。未勝利で好走したと言えるほどのレースもないのでとっとと繁殖入りしてくれたら愉しかろうとは思うので、忘れないようにメモ。

ついでにRacing PostとSporting Lifeから拾った記事でも
■Warrsan
とりあえず6/3のEpsomに登録を行ったと言う事ではあるのでCoronation Cですな。このレースを三連覇した馬はいないので、Warrsanが最初の馬になるのかどうかに注目が集まっていると言うか、向こうのことですので賭けの対象ですw。しかしCoronation Cを三連覇しましたと言ってもあまり凄そうな気がしないのは何故でありましょうかねえ。3回もCoronation Cを走りに来る馬ってことだからなあ。
そしてこのCoronation Cには現時点で33頭の登録があるらしいのですが、その中にはBago、Grey Swallow、Ouija Boardと言った4歳の強豪馬が含まれています。また、O'Brien厩舎からはPowerscourtとAcropolisが登録。一方のGodolphinはCherry Mix、Doyen、Papineauを登録。この他ではPhoenix Reach、2003年ダービーイタリアーノのOsorioも登録している模様。
全てが出走してくるとは思えませんが、むしろみんないなくなる可能性だってあるんだが、まあ結構なメンバーのレースになるかなと言うところです。とはいえ昨年だってDoyen、Vallee Enchanteeという年下の有力馬を下しているWarrsanですから、三連覇の見込みが全くないということでもないんですよね。
■Phoenix Reach
そしてCoronation Cに登録したPhoenix Reachですが、香港のQEII Sに出走予定。既に香港に入っていて、同じくドバイから転戦してきたElvstroem、こちらもオーストラリアから到着済みのGrand Armeeというライバルたちと一緒に調教を受けているようです。
■Alexander Goldrun
逆に昨年末の香港C勝ち馬のAlexander GoldrunはDuty Free後の状況が思わしくなくレース後からまだ数キロしか馬体が回復していないとのこと。このため香港遠征は取り止め、シンガポールに矛を向けるか、欧州に戻ってRidgewood Pearl Sということになる模様。
■Rakti
今季初戦は地元に戻ってPremio Presidente della Repubblica イタリア共和国大統領賞となる見込みです。陣営はLockinge Sを目標にしたかったようですが、Jarvis師がイタリア行きを決めたとのことらしき。つーことでJarvis師のコメント。
「私たちはRaktiをおそらくローマで走らせる。彼が2年前に勝っているレースで、ロッキンジSの翌日に行われるアレだ。彼はイタリア産馬でそのレースに勝てば100パーセントのプレミアがつく。だから150,000ユーロの倍の額を手に入れられるんだ」(おそらくイタリア産馬への賞金優遇制度かと。イタリアにそういうのがあったとは知りませんでしたが、100パーセントと言ってるから賞金が倍になるということでok?)
■Divine Proportions
クラシックの時期にイギリスなんて誰が行くもんか by Niarchos Family
いや、そんなことは言ってませんが、Divine Proportionsは地元フランスのクラシックに参戦することを決定。4/24のPrix de la Grotteを使って、Poule d'Essai des Poulichesという予定。その後はPrix Dianeだと思われ。
「Divine Proportionsは素晴らしいフォームをしているんだけど、今年の初めの暑かったり寒かったりした天候のせいで彼女は私たちが望んだらすぐにできるわけではないんだ。Pascal師はここは地元にとどまって、旅行は今年の後半にしようと考えている」by Alan Cooper, racing Manager to the Niarchos Family

■Attraction
Lockingeから始動と言う事で牡馬相手でもマイル路線を突っ走る方向性かと。どのみち馬場に対する適正はついて回るでしょうから当日になってみないと本当に走るのかどうか分からないという厄介な存在になりそうではあります。

The Mighty Tiger
まあ、諦めモードに入りつつまったりとヲチモードです。
4/14のKeenland 9R Allowance Turf 9Fというレースにエントリーしてまいりました。ようやく芝挑戦に踏み切ったかと言うところではあり、欧州時代の実績もあったかMLで7倍というところ。ただし12頭ほど出走してくるこのレースは混戦と言う見立てであり、10倍を切っている馬の方が多いというなんだかなという状況。鞍上はR. Bejaranoで、KYを本拠地とする騎手ではありますし、売出し中の若手No.1と言ったところではあるんですが、8RにBeaumont Sが組まれているこの日のKeenlandには一流騎手が勢ぞろいと言うところではあるのでちとどうかなと思うところもあります。
んで、7RにはMambo Slewが登場。こちらも芝9FのAllowance。G.L. Stevens騎乗でML一番人気の4倍。祖母がアルゼンチンの名繁殖Boyeraで、アメリカに渡って一流種牡馬を相手にするようになりますが、このMambo Slewにいたってようやく結果が出たという形でしょう。芝のGIIIを2勝という実績がありながら、定量のAllowanceで一叩きってのは反則じみていますが。ラシックス使ってないみたいですねえ。
Black Tea
Ceylon: 2005 NUWARA ELIYA Peak Quality BOP / MUSICA TEA
3月の終わりに大阪のMUSICAに行ったときに買ってきた茶葉。Lover's Leap茶園産で定番と言えば定番。
茶葉にはLover's Leapらしい青さがあり、Quality Seasonを名乗る資格は十分な高品質のLover's Leapであると言えるでしょう。サロメチール香というこの茶園の葉に特有の香りもしっかりありますし、薄い水色の飲みやすいすっきりとした味です。Darjeelingでもそうですが、紅茶の発酵度を低めにして、緑茶っぽい味、香りを持ちます。Darjeelingの青臭さは嫌いな癖して、Lover's Leapの方はむしろ好きな方ではあるんだよなあ。
蒸らし時間をちゃんと管理しないと激烈に渋い紅茶が出来上がってしまうのもLover's Leapですが、渋くしてやると後味の良さが引き立つのでそっちも好きですよ。ま、これはどちらかと言うと病んでいると言ってもよいくらいのものなんですけどね。
最近はこういったCeylonばかり飲んでるわけですが、ウヴァにしてもヌワラエリアにしても昨年の後半あたりから入ってるような茶葉は質の良いものが揃っているという印象ではあります。変にこだわってダージリンなんて買うより良い茶葉になってるんじゃないかと。
2005/4/14
Horse Racing
皐月賞 GI 中山 芝2000m
馬名母父騎手調教師
1アドマイヤフジアドマイヤベガアドマイヤラピスBe My Guest福永祐一橋田満
2トップガンジョーマヤノトップガンゴールデンノヴァゴールデンフェザント小牧太和田正道
3マイネルレコルトチーフベアハートミヤギミノルタイテエム後藤浩輝堀井雅広
4コンゴウリキシオーStravinskyPrincipiumHansel藤田伸二山内研二
5ヴァーミリアンエルコンドルパサースカーレットレディサンデーサイレンスM.デムーロ石坂正
6ビッグプラネットブライアンズタイムロンドンブリッジドクターデヴィアス柴田善臣南井克巳
7ペールギュントサンデーサイレンスツィンクルブライドLyphard池添謙一橋口弘次郎
8ストラスアイラパラダイスクリークカルカネットナトルーン吉田豊小島茂之
9ダイワキングコンVictory GallopブラッシュウィズテキーラBroad Brush北村宏司増沢末夫
10シックスセンスサンデーサイレンスデインスカヤDanehill四位洋文長浜博之
11パリブレストスペシャルウィークフレイムオブパリBlushing Groom田中勝春小島太
12タガノデンジャラスエンドスウィープフレンドレイDanehill安田康彦松田博資
13ローゼンクロイツサンデーサイレンスロゼカラーShirley Heights安藤勝己橋口弘次郎
14ディープインパクトサンデーサイレンスウインドインハーヘアAlzao武豊池江泰郎
15エイシンヴァイデンTouch GoldBalmont GirlMi Cielo武幸四郎瀬戸口勉
16アドマイヤジャパンサンデーサイレンスビワハイジCaerleon横山典弘松田博資
17スキップジャックメジロライアンヒカリクリスタルラッキーソブリン勝浦正樹高橋裕
18ダンスインザモアダンスインザダークスーパーリヴリアリヴリア蛯名正義相沢郁
ま、アドマイヤジャパンは外に入ってしまったので前走と同じような競馬をするのは絶望的ということがわかっただけで良いかなと。
ストーミーカフェやスムースバリトンが戦線離脱となった影響もあったか、桜花賞ほど顕著ではありませんが、こちらもサンデーサイレンスが母父で1頭送り、父父サンデーサイレンスも3頭(アドマイヤベガ、スペシャルウィーク、ダンスインザダーク)と支配力を強めています。昨年は直仔が8頭と多かったのですが、孫世代はフジキセキとダンスインザダークが1頭ずつという形だったのに対して、今年は直仔が5頭とやや控えめではあるのですが、ディープインパクトを筆頭に、ローゼンクロイツ、アドマイヤジャパンと有力馬を並べてきました。母父として送り込んできたヴァーミリアンはエルコンドルパサー産駒でスカーレット一族の出身。父がエンドスウィープとエルコンドルパサーでは違いがあるでしょうが、サンデーサイレンス X ノーザンテーストという社台では余ってそうな良血繁殖にMr. Prospector系の種牡馬を使うというところでは同じか。
そして、ここもパラダイスクリーク産駒ストラスアイラ以外はHail to Reason、Northern Dancer、Mr. Prospectorしかいませんね。

今週のGallop
今日の帰りに本屋によって立ち読みですますつもりでしたが、なぜか買ってる。
皐月賞だからではなく、フェアリードールの03が載ってたからです(病気。
本当はそのフェアリードールの03の牝系図の中でNewfoundlandが現役扱いの上、GI馬にされていたのでネタとしては面白いかなとw。カナディアンターフH(GI)とか書いてあってワロタ。ということでこれからはNewfoundlandはGI馬と(ry
Newfoundlandの引退はちゃんとBlood-HorseでもThoroughbred Timesでもニュースになっていたわけで、記事の作り方が雑すぎはしませんかねと言いたくなるのですよ。皐月賞のディープインパクト特集でもウインドインハーヘアがアラルポカルを勝った時にAraziを受胎していた話ってのは、昨年のブラックタイドのときにも散々出ている話だし、繁殖履歴と競争成績を見てやればわかる事です。ウインドインハーヘアがアラルポカルを勝ったのは1995年であり、初仔であるArazi産駒はGlint in Her Eyeは1996年に産まれています。レースの開催時期を考えれば受胎していないと間に合いませんよ。こんなものはレーシングポストのデータベースでも調べてやればすぐに分かるはずのことであり、それを真偽の程は分からないが〜という話があるってのは雑誌に書く文章ではないよなと思うのです。
Gallopに過大な期待を持っているわけでもなんでもないのですが、それでも予想を上回るダメさにorzでございました。
Foreign Racing
Arkansas Derby GII Oaklawn AR Dirt 9F
中間のトラブルに見舞われたRockport Harborは回避となりましたが、もう一頭去就が注目されていたAfleet Alexはエントリー。この他Andromeda's HeroReal Dandy、Lane's End Sの勝ち馬Flower Alleyなどもエントリーしていますので、先週の寒すぎるプレップよりはましになるでしょう。
まずはAfleet Alexの体調が戻っているかという事が問題になるかと思われますが、調教では好時計をマークしていて、問題はないような感じではあります。

Blue Grass S GI Keenland KY Dirt 9F
1Mr. SwordRizziAppealing Ms. SwordCrusader SwordJerry D. Bailey
2Closing ArgumentSuccessful AppealMrs. GreeleyMr. GreeleyCornelio H. Velasquez
3Spanish ChetnutHorse ChestnutBaby RabbitNo Sale GeorgeGary L. Stevens
4ConsolidatorStorm CatGood ExampleCrystal GlittersRafael Bejarano
5High LimitMaria's MonKnown RomanceKnown FactRamon A. Dominguez
6Sun KingCharismaticClever But CostlyClever TrickEdgar S. Prado
7BandiniFusaichi PegasusDivine DixieDixieland BandJohn R. Velazquez
High LimitがSun Kingをわずかに抑えてのML一番人気で、これにBandiniとConsolidatorが絡むという見立てであるようですSpanish Chestnutの人気がなさ過ぎるような気もするのですが、こんなものですかねえ。このところ欧州平地シーズンが本格稼動直前と言う事もあるしKダービー戦線への興味を急速に失いつつあったり。決してA.P. Indy系が一気に失速したからということではないですよ。

Earl of Sefton S GIII Newmarket GB Turf 9F
1.Norse Dancer: Halling - River Patrol by Rousillon
2.Hurricane Alan: Mukaddamah - Bint Al Balad by Ahonoora
3.Valixir: Trempolino - Vadlamixa by Linamix
Norse Dancerがクビ差勝ち。正直キャラクターを間違ってるじゃないのと。一番人気だったし、ここのメンバーとじゃ実績も違うので、勝ってくれないと困るというところではあったんですけどね。

Nell Gwyn S GIII Newmarket GB Turf 7F
1.Karen's Caper: War Chant - Miss Caerleona by Caerleon
2.Cape Columbine: Diktat - Cape Merino by Clantime
2着の馬の血統は…。どっかで見た母だと思ったらCape of Good Hopeな。父Diktatということで兄貴以上にスプリントした血統か。

Craven S GIII Newmarket GB Turf 8F
1.Democratic Deficit: Soviet Star - Grandiose Idea by Danehill 2.Rob Roy: Lear Fan - Camanoe by Gone West
3.Kandidate: Kabool - Valleyrose by Royal Academy
ということでギニートライアルチックなCravenですが、2歳GII勝ちのあるDemocratic Deficitでした。Rob Royは2着に入って何とか格好をつけたというところでしょうかね。Etlaalaは最下位に沈んでいてこれでは流石に問題外と言わざるを得ないところでしょう。
さて、Democratic Decifit。もうNureyevはさっぱりワカンネってとこではありますが、昨年でもいきなりGold Awayなんてマイナーな種牡馬からAlexander Goldrunが出たかと思えば、Diableneyevなんていう何それって言ってしまいそうなところからもHelios Quarcusなんて出てくる。なんだろねって思うのだが、逆に期待された種牡馬がその期待に十全に応えたとは言えないのが悲しいところで、Theatricalには及第点を与えるとしてもSoviet Star、Spinning World、Peintre Celebreなどはちょっとどうかなと思うところです。それぞれGI馬を送り出しているのでまるっきし失敗と言うわけでもないのですが、種牡馬入りしたときの期待が大きすぎるところはあったか。この3頭は日本でも供用されてますが、日本でもSoviet Starはセフティーエンペラ、Spinning Worldは外国産のワールドスケールが活躍頭。Peintre Celebreは今年の3歳ですが、結局クラシック路線に乗ってくる馬はいませんでした。Zagrebの失敗(コスモバルクとコスモサンビームを出していると言ってもそれまでが走らなさ過ぎたのと、結局その2頭以外は出てこない)もあって、Nureyevはいまいちかなという印象を残してしまっているのは否めませんかね。昨年の英愛リーディングではPolar Falcon、Pivotal親仔が20位以内に入ってきていて、2歳と短距離で稼ぐPivotalが3位というあたりNureyev健在なのですが、上に挙げてるような種牡馬の名前が見えてこないのが気になるといえば気になるんですよね。
で、話を戻してDemocratic Decifit。Soviet Starは日本が手放してから、NZのStarcraftが出るし、こんなのも出てきたと言う事で良き事です。
Vallee Enchanteeなんかはまさにそれですが、そろそろNureyevクロスも使われるようになって来たのかなと。Kingmamboを絡めておくパターンが目立つ気もします。母父でのNureyevの優秀さとかあるのかも知れず。それ以上にNureyevとSadler's Wellsを絡める形はこのところ多いので母父Sadler's Wellsを使った直系の良い馬が出てくればなという気はするかな。
2005/4/15
Foreign Racing
Keenland
7R?9R?はて、何のことですかな。
Mambo Slew [6]な上にThe Mighty Tiger [8]ではやる気がおきませんわ。
と言う事でBeaumont SはIn the Goldでした。おわり。

Maids Causeway: Giant's Causeway - Vallee des Reves by Kingmambo
はどうやら英1000ギニー出走と言う事になったらしい。距離延びていいかどうかといわれると微妙なところではある。Nureyevは12Fまでokな時が普通にあるし、Kingmamboもそれを基本的に引きずっている印象で、Giant's Causewayが問題になるかねえ。
Maids CausewayはVallee EnchanteeやVesponの従妹。祖母VeniceはNureyev産駒でWildensteinが狙い澄ましてLear FanやAlyshebaを使い、Vervine、Vanishing Prairieという繁殖を作りました。その後しばらくは別の方法を模索していたようですが、結局更に過激にKingmamboなんて使ってしまったのがVallee des Revesですね。Lear FanとAlyshebaは従兄弟でともに母父のLt. StevensがNureyevの祖母Thongと全兄妹。この一族は既にVervineを除いてはWildensteinの手から離れたところにいってしまったようですが、結局考え方というのは同じでRough Shodを絡めてくるという形になります。Vanishing Prairieの場合VesponeはRough Shodが絡んでいませんが、La Sylphideは父Baratheaなのでパターンに嵌まってるし、VervineのVallee Enchanteeについては言うに及ばず。そればっかり試してるわけじゃないしVesponeやVolgaみたいな活躍馬だって出てくるんですが、というかMaids CausewayだってVesponeみたくNorthern Dancerだけで来てるわけなんですけどねえ。まあ、何となくVallee Enchanteeにはそういう路線に期待したかったのでRed Ransomちとアレかなと。King's Bestとか言うたら無茶ですかねえw。
Comic
ヤングガンガン No.9
なにやらヤンマガあたりと間違えそうな表紙でしたが。
今回はなんと言っても久米田康治というところではあろうかと思われ、読み切りとはいえマガジンでの連載が始まる直前に持ってこれたということは編集部がんがったのかなと。
ロト紋◆父にある初代ロトことアレルのクロスを同系配合で継続したために仕上がりの遅いアロスは未だ本格化せず(ry。いや真面目に書こうにもこの展開と内容でどうしろというんですかねえ。ジリジリと脚を伸ばしつつあるということで。
すもも◆ラブコメなんかなあ。まあある種のギャグだと思って読めばそれでよいんだろう。そして、ちと前の委員長だとか最近のいろはだとか狙ったように萌えキャラを出してるよなあと。
ニコイチ◆せんせー、月一回じゃ足りません。むしろハレグゥを隔月にするくらいの勢いで(ry
戦線スパイク◆今回全く話が進んでいないだろと。
セキレイ◆エロじゃなくてお色気ね。その辺を間違えると大変な事になるんでw。
いいがかり姉さん◆いきなり見開きで言うセリフがそれですか…。んで、ライブアライブの続編の開発は是非ともしていただきたくとか言うてみる。それはおくにしても面白いと思えたのは最初の数ページだけという気がしました。というかマガジンでの連載の内容がどうなるのかわからないので、読み切り程度でも定期的に登場希望とは言えないわな。
黒神◆慶太のテンションがいまいち良くわからんなあという所ではある。それっぽい言葉を並べてるだけなら説明入れるのはやめた方がいいと思うんだが。
荒川アンダー◆病んだリク親子というところではあるかな。まあ面白いので良しとしておく。
バンブー◆瞬殺サイコー。後半のコジローの回想なぞどうでもよいわけですが、まあ半分はちゃんと面白かったので良いか。
ワーキング◆最近Webコミック版のほうが面白いわけですがー。しかし小鳥遊はやば過ぎます。まともそうな外見ですが、一番ぶっ飛んでるということをはっきりさせたか。
サンレッド◆いつも通り地味に。今回の1Pショートはちゃんと面白かったですね。
トラトラトラック◆勢いだけだったなと。
ユーベル◆うーん。いくらなんでもそれでグレンの行動の説明をするのは無理があるんではないかなと。ちゃんとアシュリートの正体に気付いてるんだと思ったのですが、気付いてないのかな。そんなわけないだろうと思いつつ。
サークルビー◆えーと、いつも通りでした。
俺の生き様を笑え◆凄く面白いと思うのは私だけなのか?あのシモネタしか出来ないコンビにマンガが連載とかいう予告を見て(´Д`)となってしまったわけで…
おあずけベイビー◆月一2回読みきりってなんやねんと。
パペット◆こっちの4コマはいりませんな。
メイディーズカフェ◆えーと、可南子?
デアボリカ◆前回と同じく何がやりたいのか良く分からないままに終わりました。
ムスタング◆結局のところこのマンガはなんなのだという気がしてならん。
2005/3 [2]2005/4 [2]

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