Revery_L_Elektra
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2005/4 [1]2005/5 [1]
2005/4/16
Game
Unlimited SaGa
Minstrel Songが出る直前になりましたが、7人全部クリアしましたよ。世間の評価は散々ですが、2年と少々の間ずっとやっていたわけで妙にコストパフォーマンスの良いゲームでありましたよ。
とりあえず全員のシナリオを終わらせたわけですが途中でデータ引継ぎのミスをやっていて、継続データとしては6人クリアということになっているのです。グランドフィナーレを見るためにはもう一回クリアしないといけないわけで悩みどころなんですが、やり直すなら別のキャラでやり直そうかなとも思うので、グランドフィナーレを見ることがあるかというとちと困難か。
とりあえず、このゲーム全体の印象としては、妙に敷居の高いというところで、システム等がこういったゲームとしては斬新過ぎる割にマニュアル内でほとんど触れられておらず、このためちゃんとゲームをやる前に諦めてしまう人が多かったのではないかなと思われます。というあたりで今でも語り草になる値崩れを起こしてしまったわけです。あの頃のスクウェアがこれだけのゲームを造ることができたというのは十分評価に値する事ですが、それを十分プロモートできなかったあるいはサポートできなかったというのが、このゲームにとっての不運ではあったかと。ただ、もともとロマンシングサガだって一般的な評価はそれほど高くないわけで、万人受けを狙うよりコアなファンがつくというところであってそういった向きからするとロマサガの雰囲気を引き継いだゲームということで十分評価に値するんです。
とりあえず、最初にやったときはここまでやれるゲームとも思っていなかったし、満足するまで遊んだので私にとっては名作であるといえます。
クリア順はローラ→ルビィ→マイス→ジュディ→ヴェント→アーミック→キャッシュ。ヴェント→アーミックの流れはキャッシュ編を終わらせてしまうと気分的にそこで終了の可能性があったので無理矢理ねじ込んだのですが、全員クリアしても分からないところは分からないままで、いかにもロマサガチックでしたな。とりあえず振り返ってみる。

■ローラ編
ざっと7人の主人公候補を見るものの、野郎を除外して選択肢を半分以下に削り、ジュディも除外してローラとルビィの2択。最初はこっちの方が良さげと書いてあったのでシフローラ編からスタート。システムを把握しないままに始めてしまったので、どうやってゲームを進めたら良いかすらわからないという状況。こういうところでダメだと思った人から酷い評価を受けてるんだろうけど、確かにマニュアル読みながらやったのに、どうして良いのかさっぱり分からないというのは問題があって、基本的な操作方法すらネットで調べながらやらなければならないというのは勘弁して欲しかったですねえ。
シナリオ上はローラというよりアルベルトアンリが主人公でしたし、他に仲間になるキャラの話がほったらかしになっているところなんてまさにロマサガって気がしてワロタ記憶が残ってます。ローラとアンリの話はまずケリがついたといって良いんですが、ミシェルとかジュディは何も解決してないよねえ。フランシスはアレで良いと思うが、それ以外はメインシナリオの必要上加入したまでであってその後の話では全く関係がなくなってしまうというのはね。
システムが分からないままに進めていたので、術の使い方が分からず武器による力押しというスタイルが確定し、最後まで基本はそれになっちまいました。その割には武器選択というか武器の中でメインとして使う技の選択をミスっていてラスボス戦で苦労したという…。ロマサガ以来の伝統かラスボスの強さが異常なくらいなのですが、中でもこのローラ編は強かったようで最初にそんなシナリオをやってしまったので、次以降にかなり引きずってます。
最終決戦でも600超えたローラ以外は主戦のムゾル・ヤニーやフランシスでさえHPが500に届かないという始末。良くクリアできたもんです。独妙点穴と富岳八景のおかげ。とにかくバジル・ゲレイオスが強いのなんの。シャドーブレスの追加効果に泣かされました。おまけにアンデッド属性だったのでアンデットに対する不殺の誓いをもっていたムゾル・ヤニーが使えず、LPをかなり削られながらなんとか勝利。カオスルーラーは召喚者の特殊能力を受け継ぐのでシャドーブレスを連発してくる事もあります。追加効果で毒と気絶どちらをくらってもLPがあっという間になくなります。ローラを盾にしつつ、独妙点穴と富岳八景、無駄と知りながらもミシェルの銃。カオスルーラーのHPが減るまでは苦戦しますが、減ってしまえばLPはどんどん奪えるので第2形態と第3形態は問題なし。最後の第4形態はオーバーキルと異界の風が強力なので戦場に出るのは二人までにしてました。それでもLP6のミシェルはオーバーキル、滅殺剣×2の連携で一撃されました。ダグル・ボースを倒してしまったため最後が強くなってしまったという面はありますが、ロマサガ以来の伝統で強いラスボスでした。
ローラ:長剣使い
主人公ローラは長剣使いでしたが、メインが払い抜けLv4の竜尾返しと多段斬りLv4の三段斬りとよくもこれだけLP攻撃力に劣る技で勝負してたものだと思いましたよ。水のファミリアLv4を持っていて自力ピュリファイできるのが強みという情けない状態ながらも主戦力で、雑魚相手には銃を撃っておくという後から考えたら全くボス戦向きではない構成でした。魔道板をかなり解読しましたが、術はファミリアのみで使っていたので何の意味もなくなってしまいました。まあシステムを理解せずに進めてしまった報いですかね。アンリをヴァフトームまで送るついでによるとか言ってた故郷ガデイラには結局行かずに終わりましたが。アンリの旅を見届ける事がパウロへの追悼だったのでしょうか。
アンリ:短剣使い
アンリは中盤戦でエスカータの宝剣を手に大暴れしましたが、全然技をひらめいていなかった事もあり、最終的には術使いになりました。ショックとピュリファイ担当。短剣はカットインクロスしかない状態。このあたりでもシステムを理解していなかったことで割を食っています。打たれ弱かったような気もしますが、ローラが気絶食らったときなどは出てこないと戦線崩壊になるので防御面はそれなりに固めていました。
ムゾル・ヤニー:斧使い
主戦力でしたが何を間違ったか不殺の誓いを持ってしまったために非常に癖のあるキャラになってしまいました。しゃべるとシブイのでそれもよかろうかと思い納得しましたが。富岳八景で止めを刺しに行くのが仕事。術無しで斧だけを使ってましたが、技のヴァリエーションを増やそうとしなかったので、富岳八景くらいしかないという。誇り高きアヌビト族にして、独自の美学に生きる戦士。ヴェント編に出てきたときにあれこれ言ってますが、vsダグル・ボースってとこでこっちが彼にとってもメインとなるべきシナリオな気はしましたが、さっぱり。
ミシェル:銃使い
銃と長剣装備でしたが、銃がメインで長剣はたしなみ程度。術もなし。LP低かったのでライフ防御X3で固めていました。銃は敵のLPをよく削ってくれたので重宝していました。耐久力の回復のときも何も考えずに金属ぶち込めばよかったので楽でしたし。しかしそのため技を閃いていなかったということでボス戦であまり出番が無い悲しい存在。LP6だと下手したら1ターンもたないので怖くて出せないというのもありましたけどね。呪いのガントレットに何の意味もないのはストーリーとしてどうなのさ?とか思ってみたり。このあたりはキャッシュ編でガントレットの謎を解き明かしてくれるのですが、ミシェルがマイス編に登場した時にあっさり外されてしまってちとショック。マイス編のミシェルだけがガントレットを外して高いポテンシャルを全開に出来るんだよなあ。こっちではど真ん中にガントレットLv1が鎮座してくれたのでスキルパネル的な強化に著しい問題が生じて苦労しました。
フランシス:槍使い
槍は途中までいまいち使いづらい状態でしたが、双龍破と独妙点穴で化けました。終盤ではムゾルヤニーと双璧を成していましたが、LP防御力に難があり油断すると一瞬でLPを失いました。不殺の誓いのせいでムゾル・ヤニーが使えない状況では一人舞台。主君に忠誠を尽くす武人。主君がバジル・ゲレイオスからアンリに替わった様ではありますが。フランシスのせいで槍は使いにくいというイメージが出来てしまって、これ以降の主力武器を斧に固定w
ジュディ:術使い
攻撃系の術を担当していた術使い。炎の矢とショックで敵をなぎ倒していきました。魔道板解読も相当こなしましたが、一切役立てる事はありませんでした。システムを理解していなかった事の最大の被害者ですが、ファミリアだけでも十分強かったです。ミシェルよりは打たれ強いので戦闘開始直後のHP削りの段階でよく活躍していました。
プラティフラム:術使い
基本的に戦闘には参加しませんでしたが、時々ピュリファイを使いに出てくる事がありました。マップ上で必要な技能を集中的に持っていたので、戦闘時以外では最も使用頻度が高いキャラでした。術システムを把握していたら運命が変わったいたはず。ただ、戦闘面だけでなくマップ探索を主力としたこういったキャラを作れるという点でもこのゲームは十分評価していいと思うんですよね。マップのターン数をあっという間に消費してしまうのが難点でしたが、そういうところに拘ろうと思えばそれが可能になってはいるのです。

■ルビィ編
ローラ編で一通りやってみて、とてもじゃないが7人全員クリアするのは無理だろうと判断したのでルビィ編をやってしまったらもうお終いかなとすら思っていました。これを始めた時ですらシステムの理解が十分ではなく、ルビィ編を進めながらようやくゲームシステムに慣れたところはあります。
シナリオ的にも七大驚異を全て廻るので、世界の根幹に関わっているはずなんですけどね。最初からいる4人で最後まで戦い抜きました。結局七大驚異とは何なのかが一切明らかにされず、ただそこにいるボスを倒しに行っていたようなものでした。邪悪な龍とか怪しい存在を倒したり謎を解き明かしたりだそうですが、そうしなければならない理由がいまいち分かり難いかなと思いました。
テトラフォースの存在こそが七大驚異である所以か?英雄の名を名乗る謎のおっさんに言われて七大驚異を巡って答え自体は見つけた感じなんですけどね。だからこれはルビィ(本来イスカンダールの目的はサファイアの方だったようではあるんですけど、過去に七大驚異と関わったリース・トーレス、アリス・アンブローシアのような働きを期待したということでしょう)が七大驚異をめぐる間に力の使い方や意義に気づいたという話で良いのかなと。そのルビィに対置されるべき存在として出てくるのがジーン・ムーアであり。力にとりつかれてしまったジーン・ムーアと超然としていたルビィ。対照的な二人でした。
カオスルーラー前のジーン・ムーア戦は手下を片付けるためにバラージシュートとスーパーソニック。ジーン・ムーアにLv4で直接攻撃としていたらあっという間に倒してしまいました。カオスルーラーもジーン・ムーアの特殊攻撃は対した事がなかったのでそれほど苦戦するわけでもなく、ヒロユキが前衛で耐えながら、後ろからブラディマリーや高速ナブラを叩きこむ。ヒロユキ自身威力の増したピュリファイを使えるし、サファイアも聖印が使えたので連携を決めやすい利点がありました。カオスルーラーは第4形態のオーバーキルと滅殺剣に苦しんだ程度。ローラ編の時とはえらい変わりようでしたが、これはもともと難易度が高く設定されて高レベルパネルの出やすい七大驚異のシナリオを全てメインシナリオ扱いでクリアしていく内に自然と高レベルパネルが揃ったし、それに応じて技も揃い、術の使い方も理解できたという側面はあったかな。とにかくLv5パネルを一人で複数獲得しているのはこのシナリオくらいなものですし。
ルビィ:長剣・短剣使い
一回目で懲りずに主人公にまたしても長剣を持たせてしまいました。打たれ強く、LPも高いので前衛に出て削り担当。一通りの技を習得していたので長剣さえ持たせたらかなり強くなっていました。竜尾返し、変幻自在、マルチウェイを使いこなす。最終的には短剣のブラディマリーに落ち着いてしまいました。インチキ占い師とは言うものの見えるものの解釈ができていないだけな気がします。サファイアと同じ物をみてもそこから来る結論がずれているだけ。夢の中でアリス・アンブローシア、リース・トーレスというイスカンダールと並ぶ伝説の英雄として過去を見る力を持っていること=現時点でのルビィはアリス・アンブローシアやリース・トーレスが見た未来そのものというのが私の結論。では最後に出てきたのは未来となるわけですが、むしろイスカンダールという存在はこういった人物に対するサポートでしかないのだなと。そういう意味では最も世界の根幹に関わっていた主人公ではありますよねえ。
サファイア:術使い
ピュリファイ、ショック、岩石弾を使いこなす術マスター。ガルネリの魔道板を読破したわりには全然活用せず。マップ上では占いを多用して無駄にターン数を消費していました。結局物語りの起点となった彼女自身の死のビジョンあるいは世界の終わりの占いはどうなってしまったんでしょうか。ルビィと同じものを見ていたはずであり、そこから出された彼女の結論はなんだったのかが気になるところではあるでしょう。能力の高い占い師であったことが逆に自らの行動の制約になってしまったわけで、彼女もまた自分の占いを信じないルビィに対置されるべき存在だったのでしょう。
イスカンダール:武器マスター
初期状態に武器マスタリースキルを持っていたのでそういうキャラかと納得してそういう使い方。特に斧、槍を得意にしていて、HP・LPをコンスタントに削れる万能キャラ。使用武器の耐久力の減り方が異様に速かったので常にサブ武器を携行していました。最終的には高速ナブラと独妙点穴に集約されました。伝説の英雄にして他の世界に渡れば無敵の存在。しかし生まれ故郷ではただのおっさん。私を誰だと思っている?イスカンダールだぞ。テトラフォースなど一つあれば十分だ。って刺されるぞ、おっさん。彼はサファイアのもとを訪れて、そこでルビィにも遭いました。このときこの姉妹のどちらか、あるいは両方が過去のアリスのように七大驚異において成し遂げるべき事をもっていると考えたのでしょう。それを見極めるために七大驚異をめぐり、最後には空中庭園を崩壊に導きました。七大驚異そのものが何故存在していたのか、どのような働きをもっていたのかということは曖昧なままにされていますが、それぞれの驚異のシナリオを始める前のイベントなどでこの時代において七大驚異がどのように扱われているかの一端は垣間見えるので、その流れを危惧したイスカンダールによって導かれ、驚異を巡る争いにひとまずケリをつける、ようは七大驚異全てを機能停止させるということではなかったかなと。無論ルビィ自身にその自覚は無かったかと思いますけど。
ヒロユキ:弓使い
影矢、アローレインを習得してからはパーティーの切り札。雑魚相手でもボス相手でも欠かせないので如何にしてLPと弓の耐久力を温存するかが問題でした。合成術スキルを入手した関係で術も使う事になりましたがピュリファイ専門。とにかく打たれ強く良く粘る上にLP攻撃力は高かったので驚異のボス戦などでも欠かせませんでした。

■マイス編
この頃になるとだいぶ愉しいという感じでゲームができるようになりました。時間掛かりすぎですなあ。イスカンダールを除くそれぞれのキャラは2つのシナリオに登場するようになっていますので、結局芋蔓式にシナリオをこなしていく事になるのかと悟った瞬間でもあります。
とにかく全員揃うまでサブシナリオを無視して突っ走りました。そうしないとローラとミシェルが使えないからです。9人揃ったところで出撃メンバー選択・・・マイス要らん。といっても切るわけにはいかないのでメインはマイス、ローラ、ミシェル、マリー、サファイア、グレース、銀の少女。エルダードラゴンを相手にひらめいたLv4技と黒鋼製の武器のおかげでなんとかクリア。技は充実していましたが、サブシナリオをほとんどクリアしなかったため、後半に仲間に加わったミシェルやローラのパネルが寂しい状況でした。斧メインで使っていた事もあり斧Lv4がいっぱい来たので結局みんなで斧を使ってました。
ボス戦はナイトオブラウンドテーブル戦は何の問題もなく、次々と出てくるのをなぎ倒していけましたが、ファントム戦はトリプルゼロのLP攻撃力の高さに泣きました。しかも追加効果で石化まであったという凶悪ぶり。当然カオスルーラーもトリプルゼロを使ってきます。第4形態でローラが石化させられたときはそのまま全滅かとも思いましたが、ミシェルの高速ナブラでHPを削り取っていた事もあってなんとか全滅は免れました。
マイス:斧使い
完全にお荷物化。斧と槍を極める方向に持っていったのが効を奏して技をひらめきまくる。槍二段突きLv5の無双三段までひらめくもののメインは斧。最後は高速ナブラ。偶然見かけた銀の少女の写真に惹かれて、追いかけているうちに真人と呼ばれる七大驚異を作り上げた古代の超文明をになった存在やそれらとイスカンダールとの関わりなども少し明らかにされています。この古代の超越文明が遺跡化してわずかにその遺跡から得られる超文明の遺産を玩ぶ人類文明とか、細々と生き延びてその人類を監視する過去の文明の担い手の末裔ってのはロマサガでは常套である気がします。エンディングでその遺産に頼り切ることをやめたマイスとその師匠の手によってこの世界の技術はまた一段進むのでしょう。そして、マイスにその過去の七大驚異を初めとした黄金時代の遺産に対する疑惑を決定的に抱かせたのはミシェルのガントレットというところではあったか。シナリオとしてはこれが一番良く出来ていたんではないかなとも思います。
ローラ:斧使い
前衛に出てひたすら敵の攻撃を食い止める。技ひらめき道場と化したエルダードラゴン戦でLv4技をひらめきまくりました。斧の高速ナブラ、富岳八景、木端微塵、長剣の変幻自在、竜尾返しを一挙にマスターしていく様は圧巻。最後は富岳八景を使いながら攻撃を受けつづけてました。ピュリファイを持っていなかったので、回復は人任せ。サファイアとグレースのHPが低くなって出られなくなると一気にピンチです。とにかく最初にローラ編をやった関係上ローラとミシェルは主戦力にするつもりでいたので、逆に言えば後半でこの二人が仲間になるまで如何にして持っていくかに苦心したり。
ミシェル:斧・長剣使い
呪いのガントレットはあんなにあっさりはずれるものだったのかと。ローラ編ではガントレットのスキルパネルのせいで能力を発揮しきれていなかった事が明らかになりました。ラスボス相手に高速ナブラで800を超えるダメージを叩き出してくれました。マイスが500から600くらいだった事を考えると脅威的です。LP6なので1ターンで0まで持っていかれる事があるのは変わりませんが、それにしてもポテンシャルは高かったのだなと。LPを除けば本来主人公候補として扱われても良いくらいの能力ではあるし。
サファイア:斧・短剣使い
なぜか斧Lv4のスキルパネルを持ち高速ナブラを使いこなす占い師。ピュリファイ使うときはついでに高速ナブラとブラディマリーで攻撃していきました。
マリー:弓使い
術使いだったはずなのに後半は弓しか撃ってませんでした。影矢とバラージシュートで雑魚を一掃。

■ジュディ編
ジュディ一家のお話。最初はあまりつかえなかったゴージュが切り札になってたりと方向性はむちゃくちゃでしたが、ともかくキャッシュとゴージュで何とか耐え切った。いつもどおり高速ナブラと富岳八景という斧に頼りまくった戦術でしたが、ゴージュだけは長剣でした。術使いが多いわりにはあまり術を使いこなしていないのですが、それでもジュディは禁呪をほとんどつかえる状態にはなっていました。ただ、魔石が手に入らなかったため、実際には禁呪を使えなかったという悲しい事態に。
マイス編でミシェルのガントレットを解除したのがジョーゼフであるように黄金時代の遺産には術が大きく関わっていて、現代において、リースを超えんとしたジョーゼフ、クライド、ユンの3人はクライドとユンが七大驚異に引き寄せられて破滅する事になるのですが、ジョーゼフにはアリス・アンブローシアの再来とまで称された娘レベッカがいて、後継者を得る事が出来ていたのがこの二人との違いだったのかなと。クライドには焦りがあったのでしょう。その焦りはヴァンパイアと取引をする事になって不死の存在になることを決意させます。このシナリオでの敵役であるクライドは悲しいくらいに人間なのです。かつて文明を築き上げた真人たちに比してあまりにも短い寿命がクライドを追い込んでいきました。
ジュディ:術使い
初期所有の禁呪の魔道板に加えて、メインシナリオでもう一つ禁呪の魔道板が手に入るというのはこのシナリオが術の中でも禁呪が柱になっていることを示しています。とはいえ魔石が無いと禁呪が使えないのに魔石が手に入らないという狂しい展開で、禁呪無しにも十分強いのだとはいえ残念なところではありましたか。
キャッシュ:斧使い
キャッシュには主人公としてのシナリオもあるのですが、彼の場合は辺境を巡っているうちに騎士団の問題に気付くわけで、まあジュディの保護者をやるのもそういうところかねと。主戦力となることを期待されて当然の立場で、それだけの能力も持ち合わせているのですが、ガントレットLv1という制約があるのでリミッターが掛かった面はあるのですがそれでも十分強いですね。
トムス:斧使い
途中で一旦抜けるので復帰してからということになりますが、斧は富岳八景か高速ナブラを出せれば問題ないので楽です。
ゴージュ:長剣使い
一言で言ってしまえばチンピラですが、もともとの素質の高さがあるので気がつけば主力という変なキャラ。モーションの速さが気に入ったので長剣を使わせていましたが、強いので何でもありという気はします。弱点はHP回復能力の無さで、一度減らしてしまうと時間がかかるのでピュリファイを使わざるを得ないのです。それにしたって、LP防御をしっかりしてればHP0の影響を軽減できるのでどうでも良いといえばそうなんですけどね。
レベッカ:斧使い
加入が遅いといっても初期HPの高さと習得術の多さでカバーできる範囲ではあり、後は斧を持たせてLv4技だけ閃いておくという方針。魔道板は持っていないので術専門に振らなかったため気がつけば高速ナブラに頼るいつものパターンですよ。

■ヴェント編
トゥースやティフォンとの関わりを通じて世界の陰で暗躍するブラッディリーグが出てくる話で、それはすなわち七大驚異のひとつファロスを根拠地とするファントム。そしてドラゴンハートの謎という形で関わっていくわけですが、この主人公がいまいち気に食わないためかさっさと終わらせる方向でやって終わらせてしまいましたというところではあります。分かりにくかったなとかもオモタのですが、このシナリオに関しては深く入れ込まなかったというのも影響しているのかな。
とにかくトゥースのブリスに対する執着と自分の置かれている立場からの脱却というのが、ヴェントと出会ったことによって一気に動いたというシナリオではあるのかなと。このあたりから義務的にやってたような気もしますねえ。
ヴェント:槍使い
役に立たない主人公。どうも槍をメイン武器にして完全にそれに頼る展開にしてしまうと苦しくなるようです。主人公に持たせるなら後半息切れの可能性も出てくるが、低レベルから技がちゃんと揃っている長剣の方が良いのかもしれないなとか思いながらやっていました。とにかく嫌いだったのは勝手に突っ走るところであります。
オーベルベンド:斧使い
いまいち良く分からない人ですが、このシナリオの主戦力。あとはルビィの剣でなんとかしてました。死に場所を探しているとかいろいろ言う割にトラップではダメージは受けたくないとか言うしねえ。

■アーミック編
とにかくキャッシュ編をやってしまうとそこで満足してしまいそうだったので先にアーミック。アイテム集めはとにかくアイテムストックを圧迫しますし、もともと店に出てくるアイテムに偏りが見られるわけで、結構苦痛。それで、稀少素材を集めきる頃にはかなり強化されていました。
抜き出て強いキャラというのはいなくて、レベッカの斧、初期術で召雷もちという反則術師ノースあたりで乗り切ったようなところはありますか。エデルがいるにはいますが、主戦を張るには力不足なところもあるわけで。
通常の意味とは異なるとはいえ魔道板を解読した結果、気象に影響を与える事ができるというのはやはり遺産の力なのかなと思います。たとえそれをもたらしたのがイスカンダールであろうと、彼はどこからその魔道板を手に入れていたのか、まさか自分で作ったとも思えないんで。そして元来水をつかさどるチャパ族がその水が無いために困難に直面したところを救ったということにはなっているんですが、このゲームの世界は五行のバランスというものが重視されているような印象ではあって、水のチャパ、木のリラム、金のアヌビト、土のペトランということがローラ編で一応分かるので残りの火が人類というところではあるのかな。ただ、チャパ族の村があったり、アヌビトの国があったりする(ほとんどローラ編でしか関係ない存在ですけど)割にはリラム族とかペトラン族はプラティフラムとアンザンが出てくるだけなんですよね。無理矢理出したというわけでもないだろうけど、もう少し存在感があっても良さそうなものをとか思ったのですが、アーミック編でチャパ族の危機が語られて、ローラ編やヴェント編でアヌビトのダグル・ボースの野望というのが少し絡んでいる事からこれら種族のパワーバランスが決定的に崩れているということでしょう。エスカータ建国時はもっとバランスを保っていたと考えられるわけですし。イスカンダールはこのバランスが崩れる事を恐れたとも考えられますし。
そしてその魔道板は単なる雨乞いのものではなくて五行制御の秘術を記したもので、解読にあたったユンは優秀な魔道師であるがゆえにそのことに気付いてしまい、これだけの技術をたかが雨乞いのためにしか使わないことに対して不満を感じた結果があれなのでしょう。ジュディ編とあわせて考えると禁呪というのは五行制御を高度に行って、単一の属性だけではない、といっても術合成とはまた違った形で使ったものなのではないのかなと。そしてその最後の舞台として七大驚異が出てくるということはこれらの技術も根源はそこにあったのかなと。
アーミック:短剣使い
いまいち使い所に悩む主人公。LPも主人公キャラとしては高くないわけで主戦力にするには怖い存在でした。なので、防御面を固めた上でHPを上げることを重点においてシナリオを進めてましたかねえ。
ノース:召雷使い
初期所有の召雷だけで乗り切れるという無茶苦茶な人。魔道板がもっと出ていればというところはあったか。
レベッカ:斧使い
主戦力。エデルがいまいち頼りにならないのでレベッカの高速ナブラと富岳八景が全て。アリスの再来とまで称された魔道師ってな設定はどこに行ったものやら。初期所有の術はそこそこ使えますし、初期パネルにファミリアLv4が2つついているなどそういう扱いはあるのですが、どうにもそれが活かせず結局力押しキャラになるんですよね。早めに仲間に入れることが出来るのでHPも上がりますし。

■キャッシュ編
これで最後ということで、妙に気合が入りつつ構成メンバーを考えると結構楽に進められる印象を持ちながらでした。ガントレットバトルも適度にこなしつつ技を閃く必要がなくなった頃にはのガントレット戦も終わりにする事が出来ました。その時点でLv4クラスの技を連発できるキャッシュとLv3すら覚束無い他のキャラという格差が大きくなっていて、残りのキャラに技を閃かせる必要やスキルパネルを獲得する必要からシナリオをこなしていましたが、トータル25シナリオまで行かずにジーンムーアの挑戦にはならないままでした。あと一つくらいだろうと思いながら、ラストシナリオに突貫したわけで…。しかもあるはずのテトラフォースを見つけられなくてラスボス戦突入という間抜けな事態になりましたが、強くなりすぎていたらしくあっさりカオスルーラーまで倒れてしまいました。
キャッシュ:斧使い
ガントレットの謎自体は明らかにされますが、結局外れてくれないのでど真ん中にガントレットが存在する苦しいスキルパネル事情は変わらず。Lvは上がるのでステータス補正だけなら問題ないところまで行くんですけどね。長剣も使いこなすし、ガントレットバトルで技を先行して閃けた事で全てが決まっていったようなところはあります。
ゴージュ:弓使い
やっぱり強いところはあってヴェントが全く使い所の無いキャラに転落したのとは正反対に安定して強い。交渉系ラインを維持していたためスキル的には戦闘面では最小限に止めて、交渉系スキルで固める形になりました。
オーベルベンド:斧使い
このキャッシュ編で傭兵の取りまとめのような仕事をしている事が分かるわけですが、シナリオ終了後は何事も無くキャッシュに同行してるんですよね。このあたりのサブキャラの扱いをもう少し何とかしてやるだけでも分かりやすいゲームになったかと思うのですが、逆に言えば主人公格に関係の無い事はバッサリと無視してしまうので一つのものをいろいろな方向から見て自分で組み立てなさいよということなのかなとも。オーベルベンドの場合もその背景は一切出てこないですしね。
エデル:長剣使い
エデルの場合は多少キャッシュの先輩ということで出てきますが、やはりそれだけで仲間になりましたのあとはさっぱり出番が無いわけです。スキルパネルというシステムで戦闘時以外でもサブキャラにやることがあるのは良いのですが、キャラごとのイベントというのは多くなく、その辺が不満といえば不満なのですが、ロマサガだってそうだったしなと思うと対して気にならなくなるといえばそうかもしれませんな。
ノース:召雷使い
今回もまた召雷だけで切り抜けるという始末。魔道板の解読をしても召雷以外に使う術は無いもんねえ。
ジョーゼフ:術使い
初期パネルで魔道板トライアングルを完成する凄まじい術師で、最初から聖印という強力な単体術を習得済みの上、初期所有の魔道板を解読することで召雷も習得できるというまさにパーフェクト。太陽風での全体攻撃と聖印と召雷の単体攻撃の他サポート系の術も問題なし。
プラティフラム:弓使い
術も使えますが、すでに強力な術師が二人もいたので弓を使うことになりました。攻撃系の術は持ってないですがピュリファイを使える上、高いLPを持つので前衛にでられるという変なスタイルで闘ってました。まあ、キャッシュがガントレットバトルに突入したことに気づく事が出来るんならローラ編で一緒にいたミシェルにも気づいてやりましょうねと。

七大驚異自体はルビィ編で全てシナリオとしてこなしてしまうのですが、その場合とそれぞれのラストシナリオの場合ではやや異なる部分もあって、カオスルーラー召喚の条件を満たしているかどうかなども影響して変わっているのかなと思うところはあったり。で、カオスルーラーですが、七大驚異というのはカオスルーラーに限らずこの世界と他の世界を結ぶための装置という側面を持っていて、黄金時代の遺産とは結局、真人を衰退に追い込んだ存在に直結するものであって、それこそがカオスルーラーであったのだろうと。それは機械文明という側面も持っていて、この舞台の人類が手に入れていないのはそれなのでしょう。
ジーン・ムーア。キャッシュ編とルビィ編に深く関わる神殿騎士ですが、ルビィと戦うときに騎士団の未来のため、イスカンダールの夢のためになどと言っている辺り彼女にはその使命感しかなくて、大きな力に触れてしまい、その力で自らの信じる正義を成し遂げる事が出来ると考えてしまったところで逆にその力に飲み込まれていたのでしょう。騎士団を変革しなければならないと考えるところまではキャッシュと同じなのですが、騎士団の名門バーガンディ家の長男でありながら、型破りで辺境騎士である事を選んだキャッシュとエリート然とした神殿騎士であるジーン。ジーンにとっては騎士団こそ全てであったのです。だから騎士団のための正義に燃えていたジーンには、騎士団などなくて構わないと思えたキャッシュを超える事が出来ませんでした。キャッシュが七大驚異にたどり着いたのはガントレットに導かれただけのことですが、ジーンはその力を騎士団のために求めました。ジーンに限らずこの時代になってようやく人類は七大驚異に対してそれだけのアプローチをする事が可能になった。つまり、イスカンダールが現れて1000年の時が流れてようやく、このレベルにまで到達し、それはこれまで人知れず七大驚異を脅威にしないようにしてきたイスカンダールたちにとっても方針転換をすべき時に来たということを意味したのではないでしょうか。ルビィの前に現れたイスカンダールはルビィにとっては過去の英雄と同じ名前の怪しい人物に他なりません。イスカンダールはこれより先の未来のどこかでも七大驚異に直接影響力を及ぼす事がルビィ編で明らかにされていますが、その時点もまた一つの転換点なのでしょう。
ミシェル。数年前には名を馳せた冒険者だったのがガントレットを手にしてからは不幸続きという設定で、初期装備やスキルにその片鱗が窺えます。初期装備は全キャラを見てもトップクラスでシルバーソードと銃を武器として、出てこないときは徹底的に出てこない稀少素材の聖石と術使用可能な獣石の腕輪を装備。スキルを見てもLv1とはいえ魔道板を持っているという一見オールマイティ。ガントレットを手に入れていることからも元来は優秀な冒険者であって、キャッシュの代わりに主役をしてくれればいいのになとか思わんでも無いです。ガントレットは七大驚異のひとつに直結するような存在であったわけでその資格は十分に持っていたはずです。ただLPが低すぎてどうしようもないということで敬遠されはするでしょうが。キャッシュと同様に仲間の預かり知らぬところでガントレットバトルをこなしていたのでしょうね。マイス編でガントレットを外す時には魔道板と同じようなものということに言及される事からも七大驚異を作り上げた文明は機械と術を使いこなしたということでしょうか。カオスルーラーに対して私の三年間を返してというセリフをぶつけるあたり、七大驚異についてある程度知っていたんではないかとも思います。
2005/4/17
Horse Racing
皐月賞 GI 中山 芝2000m
1.ディープインパクト: サンデーサイレンス - ウインドインハーヘア by Alzao
2.シックスセンス: サンデーサイレンス - デインスカヤ by Danehill
3.アドマイヤジャパン: サンデーサイレンス - ビワハイジ by Caerleon
4.マイネルレコルト: チーフベアハート - ミヤギミノル by タイテエム
5.アドマイヤフジ: アドマイヤベガ - アドマイヤラピス by Be My Guest
6.ペールギュント: サンデーサイレンス - ツィンクルブライド by Lyphard
7.スキップジャック: メジロライアン - ヒカリジルコニア by ラッキーソブリン
8.ダンスインザモア: ダンスインザダーク - スーパーリヴリア by リヴリア
9.ローゼンクロイツ: サンデーサイレンス - ロゼカラー by Shirley Heights
10.トップガンジョー: マヤノトップガン - ゴールデンノヴァ by ゴールデンフェザント
11.タガノデンジャラス: エンドスウィープ - フレンドレイ by デインヒル
12.ヴァーミリアン: エルコンドルパサー - スカーレットレディ by サンデーサイレンス
13.ビッグプラネット: ブライアンズタイム - ロンドンブリッジ by ドクターデヴィアス
14.ストラスアイラ: パラダイスクリーク - カルカネット by ナトルーン
15.パリブレスト: スペシャルウィーク - フレイムオブパリ by Blushing Groom
16.コンゴウリキシオー: Stravinsky - Principium by Hansel
17.エイシンヴァイデン: Touch Gold - Bermont Girl by Mi Cielo
18.ダイワキングコン: Victory Gallop - ブラッシュウィズテキーラ by Broad Brush
ラップ: 12.1 - 11.0 - 11.9 - 12.2 - 12.4 - 12.6 - 12.5 - 11.8 - 11.4 - 11.3
スタート直後に躓いたか外に寄れて行き脚がつかずに少し離れた最後方からというレースになったディープインパクトですが、そのまま外をずっと回しながらの楽勝でしたねえ。1コーナー前では最後方死んだ振りのタガノデンジャラスは置いといて、ローゼンクロイツの外くらいの位置にいたのですが、1000m通過あたりから徐々に進出して3コーナーでは既に中団。そのまま4コーナーを回って直線で抜け出したところで勝負あり。最後は流して2馬身半差という、結局多頭数とかそういう不安点をものともしないような内容でした。レース後のインタビューではスタート直後の躓きでも後2000mあるだとか、4コーナーで気を抜いたから初めて鞭を入れただとか余裕綽々のコメントが出ていて、皐月賞組が巻き返してくるのは難しいだろうなと思われます。弥生賞で見せたとおり、上がり33秒台を出せるから凄いのではなくて、3コーナーあたりから仕掛けても最後までちゃんと伸びてくるというのが武器なんでしょう。
2着のシックスセンスはレース前に冗談でディープインパクトの更に外を回して終了とか言ってたら、ほんとに外から来たのでびっくりしました。なんでこの舞台でいきなり飛んで来れるかなとも思いましたが、スタートで後手を踏む事もなくなってきてるし後ろに控える競馬で確実に伸びてきてるわけで、うだうだ悩まずにサンデーサイレンスの血が入った馬を買っとけば良いだけな気もしてきてorz。
アドマイヤジャパンは1コーナーで気がついたら内埒確保していたのが、良かったということになるでしょう。内枠からそのまま内埒に取り付けていればもう少しシックスセンスに対しては接戦に持ち込めたかもしれませんが、ディープインパクト相手ではどうしようもないか。
弥生賞の上位2頭の間にシックスセンスが入っただけなのに、シックスセンスは大きく人気を落としていて三連複万馬券というのが一番のインパクトな気もしてます。
ローゼンクロイツはパドックで頭振り過ぎて入れ込んでいるように見えましたし、道中抑えながらという印象。で、結局直線向いたら沈むわけで何やってるのやらではあるのですが、そもそも弥生賞から逃げたということを考えるとこんなものだったのかとも。マイネルレコルトも早めに仕掛けてはいましたが、それ以前の位置取りがやや後過ぎたかと。ただ、弥生賞後のコメントであの2頭にはどうやっても勝てないと言っていた通りになってしまってるわけでGI馬の陣営としては情けないなあ。後藤騎手はコメントからするとこのレースで満足しているようだけどそれで良いのかと…。

マイラーズC GII 阪神 芝1600m
1.ローエングリン: In the Wings - カーリング by Garde Royale
2.プリサイスマシーン: マヤノトップガン - ビーサイレント by サンデーサイレンス
3.アサクサデンエン: Singspiel - Whitewater Affair by Machiavellian
4.カンパニー: ミラクルアドマイヤ - ブリリアントベリー by ノーザンテースト
5.ダンツジャッジ: ウォーニング - ループスキークロス by ナスエルアラブ
6.テレグノシス: トニービン - メイクアウィッシュ by ノーザンテースト
ローエングリンのハナを叩いたマイティスピードがペースを作りましたが、この時期の阪神のマイル戦としてはスローな流れで、今回はしっかり折り合って進んだローエングリンにはおあつらえ向きの展開で前残り気味のレース。上がり3Fが34.2ではテレグノシスには手も足も出ないというところではあろうかと思いますが、もう少し何とかならんのかとも思う。とりあえず、安田記念の参考にはならないかな。ローエングリンは2年前のこのレース以来久し振りの勝ち星となったわけですが、これが最後の勲章になりそうな気もしてますね。

中山グランドジャンプ JGI 中山4250m
1.カラジ: Kahyasi - Karamita by Shantung
2.チアズシャイニング: コマンダーインチーフ - グリーンスミレ by ノーザリー
3.ローレルロイス: ジェニュイン - ルナースフィア by ジェイドロバリー
9.ロードプリヴェイル: Woodman - Dance Play by The Minstrel
ということで2001年のMelbourne CでEtherealの4着というダントツの平地長距離実績のあるKarasiが直線のチアズシャイニングとの叩き合いを制して勝ちました。単勝あたり勝ってみようかと思っていたけど、人気していたし、今年も地上波中継ではパドック見られない状態だったので見送りました。
ロードプリヴェイルに関してはこのコースではこんなものかなとも思うのでむしろ人気上位にいたことに驚きますがねえ。関西の障害重賞を総なめにしても大障害コースだけはこなせないイメージ。12月の中山大障害の時もそういった気がするけどね。
Foreign Racing
Fantasy S GII Keenland KY Dirt 8.5F
1.Round Pond: Awesome Again - Gift of Dance by Trempolino
2.Rugula: Bernstein - Skygusty by Skywalker
3.R Lady Joy: Vicar - Come on Joy by Cormorant
4.Sharp Lisa: Dixieland Band - Winter's Gone by Gone West
Sharp Lisa負けました。これでいよいよSis Cityの一強状態か。K樫はもうそれでもいいとして、NYのトリプルティアラの頃までには昨年のSteller Jayneみたいな上がり馬が出てくることを願うのみ。

Maker's Mark Mile S GII Keenland KY Turf 8F
1.Artie Schiller: El Prado - Hidden Light by Majestic Light
2.Gulch Approval: Gulch - Classic Approval by With Approval
3.Good Reward: Storm Cat - Heavenly Prize by Seeking the Gold
圧倒的な人気を被ったArtie Schillerが好位から直線抜け出して楽勝。これに交わされたGulch Approvalも粘って2着確保で3着がGood Rewardというところ。いよいよGood RewardとGrand Rewardのキャラが被ってきて区別がつかなくなりそうですw。

Commonwealth BCS GII Keenland KY Dirt 7F
1.Clock Stopper: Gilded Time - Great Fun by Farma Way
2.Gators N Bears: Stormy Atlantic - I'll be Along
人気のSir Shackletonは飛んだものの、勝ち星から遠ざかっていた実力馬Clock Stopperが勝ったので良しとする。

Blue Grass S GI Keenland KY Dirt 9F
1.Bandini: Fusaichi Pegasus - Divine Dixie by Dixieland Band
2.High Limit: Maria's Mon - Known Romance by Known Fact
3.Closing Argument: Successful Appeal - Mrs. Greeley by Mr. Greeley
4.Sun King: Charismatic - Clever But Costly by Clever Trick
5.Consolidator: Storm Cat - Good Example by Crystal Glitters
6.Spanish Chetnut: Horse Chestnut - Baby Rabbit by No Sale George
7.Mr. Sword: Rizzi - Appealing Ms. Sword by Crusader Sword
Bandiniが6馬身差で圧勝しました。これで、2着以下はダービーでは要らないかなという所ではありますな。

Arkansas Derby GII Oaklawn AR Dirt 9F
1.Afleet Alex: Northern Afleet - Maggy Hawk by Hawkster
2.Flower Alley: Distorted Humor - Princess Olivia by Lycius
3.Andromeda's Hero: Fusaichi Pegasus - Marozia by Storm Bird
体調不良で前走惨敗したAfleet Alexが立て直して8馬身差。やっぱまともなら強いということは示したかと思いますが、今度はこの反動が怖いなあという気はするんだよねえ。短期間にどこまで戻っていたんだろうかというところはあって、8馬身差なんて無駄な圧勝する必要はなかったのになあ。

San Juan Capistrano Invitational H GII Santa Anita CA Turf 14F
1.T.H. Approval: With Approval - Potrichal by Potrillazo
ああ、勝っちまったよという事ではあるんですが、芝14FのGIIなんぞ勝ったところでこのあとどうにもならんのがつらいところ。

さてこれでプレップも一通り終わったわけですが
今年のまとめ的なものを1972さま@あさ◎が書いておられます。まあ、直前のDerby Trialまでレースとしてはあるのですが、有力馬は出尽くしたということで。
あさ◎コラム: ケンタッキーダービー戦線-その25 ブルーグラスステークス&アーカンソーダービー
まあ、大体はこれまでのものも含めてコラム中に触れられているわけですが、その中でも特に気になるのが2と4。
この最終プレップになっていきなりBellamy Roadの17馬身半を始めとして、Afleet Alexの8馬身まで何故ここまで千切れると思うともう不思議としか言いようの無いくらいのワンサイドが多いんですよね。結果を見て、ああここは負けたけど本番で勝てばいいやとか思っても、着差を確認して絶望させられる事が何度もありました。いや、もう勘弁してくれと。私はそれのせいでどんどん冷めていきました。
そして3月に入っての西海岸の惨状としか言いようの無い状態。今年はDeclan's Moonがいた関係もあって、ずっと西海岸を中心に追いかけていた私は3月に入って有力馬が次々と故障、また最終プレップでの惨劇となって泣き入ってます。ついに切るカードがなくなってAntepostで故障してるのをすっかり忘れてScipionとか書いてしまうくらいorz。

Fred Darling S GIII Newbury GB Turf 7F
1.Penkenna Princess: Pivotal - Tiriana by Common Grounds
2.Royal Alchemist: Kingsinger - Pure Gold by Dilum
3.Echelon: Danehill - Exclusive by Polar Falcon
うーん。Echelonはちと期待はずれでしょうか。接戦とはいえRoyal Alchemistにまで先着を許してはいけないだろうと思いますねえ。ここをパスしたMaids Causewayで決まるならそれでいいけど。
Pivotal産駒が1着に来て、3着の母父はPolar FalconというNureyevばっかしで、2着馬の父KingsingerはFairy King産駒。こっちもこっちでなんだろなって気もするが…。

Greenham S GIII Newbury GB Turf 7F
1.Indesatchel: Danehill Dancer - Floria by Petorius
2.Johny Jumpup: Pivotal - Clarice Orsini by Common Grounds
3.Galeota: Mujadil - Refined by Statoblest
GaleotaはGII Mill Reef Sの勝ち馬ですねえ。あとはよう知りません。

Palermo
Thoroughbred Times: Roots, Inminente, Jolly score Group 1 wins at Palermo
ということでアルゼンチン。
■Gran Premio Republica Argentina GI Dirt 2500m
1.Roots: Petit Poucet - Royal Stand by Farnesio
2.Basko Pinton: Engrillado - Dark Beauty by Mat-Boy
3.Passionable: Acceptable - One Passion
終始ダービー馬Basko Pintonの前でレースを進め、5馬身差をつける圧勝だった模様。これで7戦4勝として、GIは初めてということになるようです。父Petit PoucetはFairy King産駒で五代母がCosmahという血統。CosmahにRibot、Raise a Native、The Minstrel、Ardross、Fairy Kingという累代。アスコットCGを連覇するなどしたステイヤーArdrossのスタミナにFairy Kingの軽さで緩和しつつ、距離をこなす能力を手に入れたということになりますかね。遠征組はさっぱりで、チリのEl Derby馬Cafelu、ウルグアイ最強馬Ad Betterはともに着外に沈んだとのこと。
■Gran Premio Americas-OSAF GI Dirt 1600m
1.Inminente: Interprete - Gotcha by Rampart Road
2.Louis Fifteen: Louis Quatorze - Latria by The Watcher
3.Major Leader: Mutakddim - Majorette by Mere Cunningham
クビ、ハナという接戦ながら一番人気Major Leaderは3着に終わりました。Inminenteは通算11戦3勝でGI初勝利。ここでもウルグアイからの遠征馬、2004年のウルグアイ年度代表馬Mistongoは着外に。
■Gran Premio Ciudad de Buenos Aires GI Dirt 1000m
1.Jolly: Southern Halo - Jevelin by Logical
2.Trenzado: West By West - Trenza de Oro by Robin des Bois
3.Vital Class: In Class - Awesome Live by Awesome Gold
Jollyが同厩のTrenzadoに1馬身半という差をつける快勝。16戦9勝。ところで、2着にいるTrenzado。West By West X Robin des Boisの短距離馬ってのは去年のエストレージャスでも見かけた気がするのでそういう血統なんだろうなあ。
久々のQMA2
最近QMA2の話題がないのは、賢者戦で予選を突破できないから大して内容も無いということもあるのですが、それ以上にQMA2がおいてあるところまで行ってゲームをしてくる時間が無いといったところで、しばらくは週末に固め打ちするかってな状況です。
というわけで、賢者戦が分割されるという仕様変更もあったことだし、今日は昼間出かけたついでにやってきました。皐月賞に間に合うようにと時間ばかり気にしてやるのはよくないよなと思いつつ。
で、最初にやったゲームは区間トップを取りつつ、決勝も1位と仕様変更の恩恵を存分に受けられると思い込むのに十分なものでした。ただ、学問、NG、学問という予選のジャンル設定で相当恵まれた挙句、学問は両方を全問取るという出来すぎた面もありましたかねえ。その後は7ゲームトライするものの決勝には進めず終わりました。落ちたのは全部アニメか芸能という私的に非常に分かりやすい落ちかたをしているので、いい加減何とかできるようにせんといかんなあと。結局金剛級がいようがいまいが、苦手ジャンルの克服は急務ってことで。
賢者になってからダメっぷりが酷くなっている割にはついに大賢者になってしまったのですが、これからは経験値ダウンもあるわけで、ジリジリと上昇する程度かとは思いつつ、このまま銅下賢者戦に居座りつづけたい気分はある。
また全国大会なのでちと無理矢理にでも時間を作り出してやろうかという気はしてますが。
2005/4/18
Foreign Racing
Santa Barbara H GII Santa Anita CA Turf 10F
1.Megahertz: Pivotal - Heavenly Ray by Rahy
2.Nadeszhda: Mashwan - Ninotchka by Nijinsky
3.Hoh Buzzard: Alhaarth - Indian Express by Indian Ridge
4.Uraib: Mark of Esteem - Hamsaat by Sadler's Wells
5.Moscow Burning: Moscow Ballet - Burning Desire by Mr. Leader
6.Midwife: Family Calling - Le Nat by Dynaformer
7.Ask For the Moon: Dr. Fong - Lune Rouge by Unfuwain
道中最後方から6F通過時には先頭のMidwifeまでおよそ21馬身という差を一気に伸びて差し切り2着に3/4馬身差をつけたMegahertzの三連覇でした。Santa Anita Parkの70年に及ぶ歴史で同一のステークスを三年連続で勝ったのは1994-96のSan Bernardino Hを三連覇したDel Mar Dennisに次いで2頭目。
ああ、もうMegahertzが強いのは良く分かりましたよというレースでしたなあ。そろそろMoscow Burningあたりに一度ひっくり返して欲しかったものですが、最近逃げなくなって来ているMoscow Burningは中途半端なレースしかできなくなっているので何とかしてくれませんかね。

Jenny Wiley S GIII Keenland KY Turf 8.5F
1.Intercontinental: Danehill - Hasili by Kahyasi
2.Delta Princess: A.P. Indy - Lyphard's Delta by Lyphard
3.Sister Swank: Skip Away - Max Donnell by Critique
4.River Belle: Lahib - Dixie Favor by Dixieland Band
5.Katdogawn: Bahhare - Trempkate by Trempolino
6.Sister Star: Langfuhr - Little Irish Nut by Irish Tower
7.High Court: Blush Rambler - Alline Star by Critique
こっちはIntercontinentalの連覇。ペースが遅かったか早い段階で先頭にたっての逃げ切りでした。2着には追い込んできたDelta Princessという事で、なんとなくA.P. Indyらしい競馬だなというところか。
Horse Racing
サイレントディール
アンタレスSとオーストラリアTに登録があるのですが、どちらに出てくるんですかねえ。オーストラリアTの方が有力ってのはアンタレスSだと除外されるとかそういうことなんでしょうか。単に今は芝の方がいいということなんでしょうか。別定58kで出走可能なオーストラリアTとハンデがやや落ちて57kになったアンタレスSとどちらが良いとも言えんわけだし、どっちでも十分こなせそうという所ではある。なんとか格好つけて宝塚記念に出走できるくらいになれたら良いなあというのが現状か。
雑記
ぼやき: チラシの裏です
そんな検索されてもなと思うのがアクセス解析にひっかかっとったので。
Google検索: 「ディープインパクト 大した事ない」
必死すぎます…よ?

あー、名は体を表すとはいかないことなんて普通にあるわけだし、そのレース名に拘るのはどうかと思うよとか。とりあえず、そういうもの何かなと別の意味で思い知らされる事もあったりなのですが、まあいいや。最近いろいろなところで腑に落ちないなという感覚はあっても面倒だからどうでもよくなってしまう。私だってよく思いつきでやってるからあまり人のこと言えんし。
そういえばBandiniがRough Shod牝系だということに気付いてませんでしたよ?こんなことではFusaichi Pegasusあんまり好きじゃないからいい加減にしか見てないのばれるじゃないですか。とりあえずざっと見てみると、2歳にしてアメリカ年度代表馬(いろいろな事情が重なったのは確かですけど)に輝く唯一の名牝Moccasinを祖として代々ステークス馬となっている良質牝系。祖母Hail AtlantisはSanta Anita Oaks勝ちで種牡馬Stormy Atlanticの母。こんなのを見落とすとは不覚でしたが、Fusaichi Pegasusってだけでちと萎えるんだよなあw
某所のアレ。いい加減うざかったのでなんか冗談で嗾けてみたら、本当にやってしまうとは思ってませんでした。嗾けるだけであとは放置してたんで、奴に対応されてた方にはお疲れ様でしたと。結果は予想の範囲内ってところではありますが、意図したのかどうか知りませんがIP表示してるので、そう酷い事にはなら無そうか。私は一切関わるつもりは無いけど。

本日会社にて。私は明日から二日間は研修会に参加するので会社に顔を出さないんですが、今日の帰りに木曜のどっかの研修会も勝手に参加になってることを知らされて驚く。てか、帰る間際の雑談でいきなりそんな事言われても困るし、担当者は二日間私が会社に顔を出さないこと知らなかったみたいだし、大丈夫かよとはオモタ。資料にざっと目を通したら、なんとでもなるわなとオモタので良いけど。
2005/4/19
Foreign Racing
Kingmambo: Mr. Prospector - Miesque by Nureyev
種付けシーズンに入った直後に首などをいためて種付けを中止していたKingmamboが1日1頭に限って種付けを再開した模様。
Blood-Horse: Recovered Kingmambo Back to Breeding
4/18にLane's EndのFarish氏が語ったところによると、Kingmamboはこの4日間続けて種付けを行った。彼の状態は良くなっているのでひとまず一日一頭に限って種付けを行うとのこと。
ま、4/1には判断するといわれていたのがこの時期にまでずれ込んではいるわけで決して順調とはいえないのでしょうけど、種付けが可能な状態にまで回復したのは良いかなと。毎年100頭くらいの種付けをこなしていましたが、今年大幅に減る事は確定でちと厳しいですなあ。ついに種付け料が300,000ドルというとんでもないところにまで上昇したとはいえ、最近新種牡馬の攻勢が強く、とくに欧州芝をこなすGiant's Causewayなんて強敵も現れたわけで、実はKingmamboといえども安泰ではない北米の種牡馬事情というのがあるので、今年順調に種付けをこなせなかったロスというのはそれらが競走年齢に達した後、確実に響いてくる気もしますね。

海外における皐月賞の記事など
当然のようにオーストラリアでは中山GJの方が主ではあるのですが、とりあえずAAP。
AAP: Deep Impact lives up to hype
一応タイトルはDeep Impactですが、週末の重賞を一通りカバーしてくれてますね。オーストラリア産馬(St. Stevenはニュージーランド産馬)として初めて中山GJを勝ったKarasiの記事の方が力はいってるのは仕方のないところではありましょうかね。
めちゃくちゃ簡潔ながらもTelegnosisまでちゃんと取り上げてるマイラーズCに感動してみたり。
ところでKarasiといえばこんな記事。
The Age: Karasi takes off for the US
えーと、アメリカ行くんすか?今のところ5/14のIroquoisというレースを目標にしているとのこと。Nashvilleで行われるとのことですが、どんなレースなのかさっぱり分かりません。とりあえず賞金100,000ドルのGIで距離は3マイル強。Hurdle Stakesなっていますので飛越時に如何にスピードを維持するかという日本的な障害戦ではあるのかなと。昨年の勝ち馬はTres Toucheで20馬身3/4差をつけています。勝ち時計は5:38.6。このレースを選んだ理由に4800mという距離と斤量と日本からアメリカに直行できるという事を挙げています。

一方その頃、Racing Post。どうも中山GJ、桜花賞>皐月賞な扱いなんですがー。
Rese ResultのところにNakayama Grand Jumpはありますが、Japanese 2000 Guineasは入ってませんでした。先週のJapanese 1000 Guineasは入ってたので入るかなと思ってたんですけどねえ。ちなみにRhein KraftのRPRは114で、昨年のAttractionが英愛のギニー戦でそれぞれ115、116だった事を考えるとそれなりについてるような気はしてまして、じゃあDeep Impactならいくらつけるというのは楽しみでもあったが…
2005/4/20
とりあえず大会のQMA2
帰りにQMA2のおいてあるゲーセンまで行くのは流石につらいなとか思いつつ、早く終わったので行ってきた。途中トーナメントをやってみたらこの前の超賢戦分割でただでさえCOMが混ざりやすくなってた銅以下戦がさらに大会ということで、半分以上COMだったわけで大会中はおとなしく大会をやってろということですかねえ。相変わらずアニメと芸能ジャンルが決定的に弱点なわけですが、COMが多く紛れ込んでるとそれでも何とかなるというところを見せて、通常時とあまり変わらない3回戦は学問とジャンルの組み合わせも良く、決勝もそのまま1位。最初にCOMが多くいたのであまりよろしくない状況ではあったんですが、ジリジリ減っていた貢献度もこの前の仕様変更からやや下げ止まり感が出てきて良いかなというところ。
さて、大会は3人勝ち残りに仕様変更されていることもあって結構残れる。3位でよく拾われているので個人的にこの仕様変更は大歓迎というところながら、そんな状況で勝ち抜いていてはなかなか勝ち抜き数が増えず、2クレジット分生き延びても二桁乗らずorz。んで、決定的にダメな芸能順番当てとかいう最悪のカードを引いて死亡というパターンを2度ほど。とはいえ、学問で沈黙して1問しか答えてないのに3位通過したり、一人飛びを2回もしておきながら他の問題をとって3位に滑り込んだりと普通なら落ちていてもおかしくないのが何度かあったのも確か。
最近微妙にテンパってることも多いせいか、これまで高止まりしていた学問ジャンルの正答率が下がり始めていてやばいなという状況ではあります。これが低下するともうお終いではあるので75%のラインを死守しつつ、スポーツと雑学を70%台に復帰させる方向を目指していて、通常の予選なら5問キープするのを目標にしてはいるのですが、きついよねえ。芸能ジャンルの正答率は順調に低下して、そろそろ60%を割り込む勢いで、既に60%を割り込んでいるアニメと並んでもうどうしようもない状況。
雑記
あー、ほんとに出るんかいな
とかオモタ。そういうのが出るらしいというのはどこかでみてたんですけどね。月華の剣士PS2版。一幕と二幕を一つのタイトルにまとめて出るらしい…。6/30日に発売予定で3800円のオンライン対戦可能という仕様らしき。まあ、オンライン対戦はやらんだろうが、アーケードにあるスティックタイプのコントローラー欲しいなとか思ったり。アーケードからの移植になるのか、それぞれPSとDCで出たバージョンの移植なのか分かりませんが、キャラ追加のある家庭用バージョンからが良いなあ。

さて、サイト移転のついでにマイナーチェンジを目論んで大変ですが
ぶら師に正門を突破されて、MT入れろと脅され(ry。喉元に切っ先が突きつけられてますか?
tDiaryに逃げようかとか企んでたんですが、それだとこちら側のメリットが無いので結局MTにするかなというつもり。でも、普段は今までどおりにやって、必要な記事だけMTの方に転載する感じでやろうかと…。このやり方になれているので、あまり変えたくないという思いは強いですし。
MTなんて全然知らんので、先に移転だけしてしまおうかとも。平日はそこまで時間が取れないことが多いので、まだ先のことだろうとは思いますけど。

とりあえず、サーバーのパスワード忘れたらしきorz。FFFTPが憶えてるからそれで良いと言えば良いんですがー
2005/4/21
Foreign Racing
Sweet Catomine (2002 USA) Storm Cat - Sweet Life by Kris S.
Blood-Horse: Sweet Catomine Retired; Will Be Bred to A.P. Indy
タイトル見れば分かりますが、Sweet Catomineが電撃引退し、今年繁殖入りしてA.P. Indyをつけることになるだろうとのこと。
「Santa Anita Derby後に、Sweet CatomineがJohn Shirreffsの厩舎にいる間に彼女の評価を行った。獣医の助言に基づいて、私は彼女を引退させ、A.P. Indyを配合することを決意した。私は彼女が健康であるうちに引退させたかった。彼女は2日のうちにKentuckyのMill Ridge Farmへと輸送されるだろう」−Marty Wygot
というコメントが出ているもののオーナーブリーダーのWygot氏はSweet Catomineの状態について、獣医の診断からどのようにして引退させる事を決意したのかについての詳細を語っていません。Santa Anita Derby後にShirreffs厩舎に移籍させたものの結局そのまま出走させずに今年の種付けシーズンに間に合わせてしまえという事なんですかねえ。何やらわかりにくいというか、Santa Anita Derby出走にいたるゴタゴタもあるわけで何かあったということなんですかねえ。
Santa Anita Derbyのレース後にWygot氏がSweet Catomineが最終追い切りで出血していたためスクラッチさせようとしていた事を明かした事が騒動の始まりでした。レースの5日前にはLA北部のAlamo Pintado馬診療所に数時間運ばれていました。彼女は高酸素室で治療を受けました。Wygot氏のコメントによるとCHRBはWygot氏、Canani師とSweet Catomineを診療所に運んだバンの運転手に対する調査と提訴に着手しています。
更に、Santa Anita DerbyでSweet Catomineにかけていた人物が、彼女の体調の問題について公開されなかったとして裁判所に提訴しています。
という形でしばらく沈静化しそうに無いところでとっとと引退というのはなあ…。通算7戦して5勝。2着1回。Del Mar Debutant、BCJF、Santa Anita OaksのGI3勝。でした。
でA.P. Indyもとんでもないものを押し付けられたなという所ではありますが、まあアメリカでも競走成績において最上級な牝馬は最上級の種牡馬を配されるのが基本ではあるのでStorm Catが使えないならA.P. Indyという事になるんでしょうなあ。とりあえずSecretariatが3X4というところか。そうなると更にPrincequilloが多くなりそうで、A.P. IndyのSomethingroyalクロスも最良のラインで継続できるわけでオバケくさい血統にはなるわな。出来れば牝馬キボンヌ。

Divine Proportions始動、ついでにBagoとその他いろいろも始動
今週日曜のLongchampで欧州最強三歳馬ことDivine Proportionsが復帰します。既報どおりPrix de la Grotteに出走予定。これに対してA. Fabre厩舎がAntiqueとValimaの2頭出し。A. O'Brien厩舎はVirginia Watersを引っ込めてSilk and Scarletで挑みます。水曜にDivine ProportionsのP. Bary師が語ったコメント。「Divine Proportionsは冬の間に成長し力強くなった。そしてこれまでにも何の問題も無かったし、調教でも良く動いている。彼女は日曜のレースに向けて完全に仕上がるわけではないが、昨日の朝に6.5Fで追ったところ完璧で負けるはずが無いように思われる」…こんなところで負けるわけがねえとかなめてると脚元救われることになりそうな気もするんですが、このメンバーにやられたらそれはそれで痛いわな。
BagoはPrix Ganey。ペースメイカとしてAlan Cooperを用意する気合の入れようです。こちらも冬の間を順調に過ごして、先週のChantillyでの調教で予想以上の動きを見せたとのこと。そして遠征馬は先週のJohn Porter Sを勝ったDay Flight、O'BrienのAcropolisとAceといったところ。
Prix FontainebleauにはO'BrienがOratorioとDark Cheetahをスタンバイさせているようです。
で、その舞台となるLongchampは水曜の時点でペネトロメータで4.7かそれ以上という重い馬場で、これから日曜にかけて降水は無いだろうという事ですが、馬場は乾き始めたばかりという状況。

Ghostzapper vs. Silent Witnessですか
何やらマッチレースとか言う話がGhostzapperの陣営から出たらしいですが、Silent WitnessをSanta Anitaに呼びつけるというあたり、MEC必死だなとか思われ。GhostzapperのオーナーはF. Stronach、Santa Anitaを所有するMagna Entertainment Corp.のトップであります。この冬シーズンはまだ堅調なGulfstreamに対して天候不良などの影響をまともに受けたSanta Anitaが足を引っ張る形で巨額の赤字を…。
Ghostzapperは確かにBC Classicも勝って一応北米最強を名乗る資格は持ってるのですが、あれから半年近くたって中距離にはSaint Liam、Rock Hard Tenが名乗りを挙げるし、Roses in Mayはドバイ勝っちまうしで、そんなマッチレースをやってる余裕は無いんじゃないのと言いたくもある。大体、今年はBelmontから出ないとか言ってたくせにとw。そしてSilent Witnessとやるならスプリント戦だろうというところでPico CentralとかSaratoga Countyが黙っちゃいないぞと。
一方のSilent Witnessとしてはわざわざアメリカまで行ってダートなんて走りたくないだろうけど、負けても100万ドルという賞金に釣られる可能性はあるのかなと。どうであれ、無敗の戦績に敢えて傷をつけたくなかろうとは思いますので、まずどこかで土がついてからの話になりそうか。
2005/4/22
Horse Racing
京都11R
日曜ではなくて土曜にやってる方。
オーストラリアトロフィー OP 芝1800mにサイレントディールが出走でっす。
いろいろあるんだが、メンバーを考えても、そしてサイレントディール自身のこれからを考えても負けられないレースであるのは間違いないでしょう。OPの別定重量戦に前走GII3着とかいう成績で出てくるのはある意味反則w。とはいえ別定重量というのは魅力的であるらしくGII勝ち馬も出走してくる事は来るんですけどね。トーセンダンディが。
ともかく、前々走スローに嵌まって終了、前走逃げて好成績かつ、京都開幕週ってとこでいくらなんでも武兄様は今回こそは前につけるんだろうなってとこで。

フローラS GII 東京 芝2000m
あー、オリエントチャームいないのか。
しかしまあ、これでもかというくらいにサンデーサイレンス産駒の良血馬が出走してきますねえ。そいつらをBOXで買ってりゃ馬券あたるような気もするが、取ったところでマイナスというオチかなと。
レースパイロットは母マンファスでキングカメハメハの半妹。新馬戦を勝った後間隔を空けて出てきたエルフィンSを3着。レースを使ったら休養と使い込まれなかったのですが、今回は自己条件のミモザ賞を勝って中2週。エルフィンSでは後ろに控えすぎて前のエアメサイアとジェダイトにやられているといったところではあるのですが、エアメサイアは桜花賞でもそこそこに走っている事を考えると十分なのかなとも。
アルフォンシーヌは母ラトラヴィアータ。母自身5勝を挙げて準OPまで出世していますし、なにより祖母がサクラハゴロモということでアンバーシャダイの全妹でサクラバクシンオーを出した名繁殖。フラワーC3着という実績。
ピサノグラフは母がシンコウラブリイ。デビューから3戦連続して2着。4戦目で勝ちあがると連闘で500万下も抜いてきました。といってもスローペースを何とか差しきってるようなものであまり期待はできませんかね。そういえば今年のクラシックではまだ藤沢和雄厩舎を見てないなというところではあります。
スズカローランは母がローマンスズカでその母がローズオブスズカ。この祖母はドクターデヴィアスやシンコウキングの妹です。良血なのは間違いなかろうというところですが、ローズオブスズカの血統からはまだ、活躍馬は出てないんですよね。
ヤマニンアリエルは母ヤマニンパラダイス。そういやヤマニンアルシオンはどこにいったものやら。母は阪神3歳牝馬Sを勝っているし、全兄にはヤマニンセラフィムだっているわけで、ヤマニンアルシオンも阪神JF2着が唯一といっても良い実績なので、早めに完成するきょうだいではありましょうな。そういう意味では未だに未勝利勝ちだけしかないヤマニンアリエルに期待しても仕方のないところではありますが、鞍上がゴ(ryってのはどういうことなんじゃい。
パーフェクトマッチは母がマッチザピースで、祖母マッチポイントはトウカイポイントの母。輸入繁殖パロクサイドにこれでもかと社台の輸入した種牡馬を配された血統ですが、サンデーサイレンスから見るとノーザンテーストが遠すぎるというところか。OPで好走していたもののクイーンCではやや離されて4着。
ディアデラノビアは母ポトリザリス。アルゼンチンのGI馬にして、全姉妹にもGI馬が揃う凄まじいファミリー。チューリップ賞で下手打って桜花賞の権利を取れなかったのが痛手でフィリーズレビュー強行出走に踏み切るものの4着と後一歩届かず。この時の無理が響かないといいですなとかは思う。最近従兄のT.H. Approvalが14FのGII San Juan Capistrano Invt. Hを勝ちました。
と15頭立てのレースで7頭がサンデーサイレンスの娘。
更にダンスインザダーク産駒がメジロトンキニーズ。これの母がメジロクロヒメで、アサマユリ系の出身。スペシャルウィーク産駒がセリーナトロフィー。前走はミモザ賞でレースパイロットに食い下がって3着。フジキセキ産駒がシールビーバック。コマンダーインチーフ産駒のウェディングヒミコは母父がサンデーサイレンス。ということで11頭がサンデーサイレンス含有。
残りの4頭はグラスワンダー産駒のビコーグレイス、キングヘイロー産駒のクインオブクイン、アグネスワールド産駒のイエローパピヨン、エルコンドルパサー産駒のアスピリンスノー。この4頭の父は全て1995年産のあの世代のGI馬というところであり、スペシャルウィーク産駒もいたりするのでそれなりに面白いところではありますけど、とりあえず出走全頭にHail to Reasonが入ります。なんかもう笑えんな。蝶サイコーイエローパピヨンには入ってないかと思ったけどアグネスワールドの母父がSeattle Slewだからあるよなあ…。
Foreign Racing
Prix Ganey GI Longchamp FR Turf 2100m
欧州平地GI開幕。なんとVoix du Nord復帰。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
18ReefscapeLinamixCoralineSadler's WellsO. PeslierA. Fabre
21Short PauseSadler's WellsIntervalHabitatC. SoumillonA. Fabre
39Blue CanariAcatenangoDelicieuse LadyTrempolinoC.P. LemaireP. Bary
43AceDanehillTea HouseSassafrasK. FallonA.P. O'Brien
52AlnitakNureyevVery TrueProud TruthD. BonillaJ.E. Pease
65BagoNashwanMonnlight's BoxNureyevT. GilletJ.E. Pease
74Imago MundiSpinning WorldTurning WheelSeeking the GoldT. ThulliezJ.E. Pease
87Voix du NordValanourDame EdithTop VilleD. BoeufD. Smaga
910PridePeintre CelebreSpecificityAllegedI. MendizabalA. de Royer Dupre
106SerpentaPrptektorSempliceCommon GroundsS. PasquierM. Boutin
まあ、これでBlue CanariもBagoも揃ってVoix du Nordにやられたら笑えないところではある。そんなことにはならないとは思うが、ある程度は期待してみたいところではある。世間一般の注目はBagoの始動とBlue Canariのコケっぷりでありますかね。フランスでは見慣れたBagoとそのペースメイカたるAlnitakのセットであります。O'Brien師はAceを出走させます。
2005/4/23
Horse Racing
オーストラリアトロフィー OP 京都 芝1800m
単勝1.6倍の一番人気サイレントディール勝ちましたよぉぉぉ。
1.サイレントディール: サンデーサイレンス - フェアリードール by Nureyev
2.チアズメッセージ: サンデーサイレンス - チアズダンサー by アンバーシャダイ
3.ツルマルヨカニセ: ダンスインザダーク - ピーモル by Lyphard
分かり易くサンデーサイレンス決着。
馬体重もまた絞って528kという事でしたので、そろそろ良い感じでしょうか。 スタートを決めてそのまま前に行きそうな勢いでもありましたが、外を回して3番手で落ち着いてレースを進めました。ナリタダイドウとマイネルベナードを外から睨みながらいつでも仕掛けられる体勢で4コーナーで一気に出て、サイレントディールをマークしていたチアズメッセージ、ツルマルヨカニセをクビ、クビと封じ込めました。
直線に入ったところでの手応えは抜群、その割には直線の伸びが普通でいつ差しきられるかと恐怖…似なくても良いところまで姉のトゥザヴィクトリーに似てきましたか。直線で内にいたツルマルヨカニセに一瞬千切られそうな印象にも見えたわけで…。
レースのラップが12.8 - 11.3 - 11.1 - 11.8 - 11.8 - 11.4 - 11.7 - 11.0 - 12.2と強めのペースで流れて最後の1F止まる。レース後のコメントでゴール前では気を抜くとか言われてるわけですな。だからそんなところまで姉に似なくてもと…。道中はずっと外にいましたし、このペースを馬なりで追走できてましたから、最終的にチアズメッセージにクビ差しか付けられなかったというのは気にしませんが。次はちょっと開いて金鯱賞ってとこですかねえ。とにかく勝って賞金を加算できて良かったという事で(切実。

一方その頃、府中競馬場
デザーモ先生が6レース乗って4勝。良い馬が揃ってたといっても、ちとやられすぎではないのかとか思われ。
2005/4/24
Horse Racing
フローラS GII 東京 芝2000m
1.ディアデラノビア: サンデーサイレンス - ポトリザリス by Potrillazo
2.レースパイロット: サンデーサイレンス - マンファス by Last Tycoon
3.アスピリンスノー: エルコンドルパサー - スキーパラダイス by Lyphard
4.ピサノグラフ: サンデーサイレンス - シンコウラブリイ by Caerleon
5.パーフェクトマッチ: サンデーサイレンス - マッチザピース by ジェイドロバリー
結局今年の3歳はサンデーで決まるわけで…。
ディアデラノビアはここでくるのかというところではあり、ますますチューリップ賞さえしくじってなければということになりそうではありますね。ただ、オークスでどうかといわれると、今日のスローペースを外からきっちり差している事は収穫になると思われるので、オークスでも12秒台後半が連発される温いペースになってくれればなあと。…ダメかな。

アンタレスS GIII 京都 ダート1800m
1.ピットファイター: Pulpit - デアリングダンジグ by Danzig
2.オーガストバイオ: エンドスウィープ - ミラニスタ by トニービン
平安Sで揉まれ弱いところを見せて惨敗のピットファイターはともかくとしてオーガストバイオってなんですのんか。このメンバーで通用してしまうのか。

福島牝馬S GIII 福島 芝1800m
1.メイショウオスカル: フジキセキ - メイショウヤヨイ by アンバーシャダイ
2.スターリーヘヴン: サンデーサイレンス - パーフェクトサークル by Caerleon
3.レクレドール: サンデーサイレンス - ゴールデンサッシュ by ディクタス
4.オースミハルカ: フサイチコンコルド - ホッコーオウカ by リンドシェーバー
5.オルレアン: アフリート - ゴールドジェイド by Shadeed
この距離で13.0-13.1なんてラップを計時するスローペース。2番手につけていたメイショウオスカルが余裕で直線脚を伸ばして快勝。後にいた馬ではレクレドールがなんとか3着を確保するのが精一杯。オースミハルカは58kの斤量に泣いた形ではありますか。1-3着が54kですしね。
Foreign Racing
詳細は明日以降に…

Lexington S GII Keenland KY Dirt 8.5F
1.Coin Silver: Anees - Beyond a Doubt by Conquistador Cielo
Rockport Harborが消し飛んだ記念すべきレース。
いや、馬場が悪いので参考にならないとは思うけど。

Prix de la Grotte GIII Longchamp FR Turf 1600m
1.Divine Proportions: Kingmambo - Myth to Reality by Sadler's Wells
2.Ysoldina: Kendor - Rotina by Crystal Glitters
2馬身差をつける楽勝で復帰戦を飾りました。完璧ですな。
2着のYsoldinaはWhortleberryの半妹…とか言ったところでWhortleberryを憶えてる人がどれだけいるのやらってとこではあるんですが。

Prix de Fontainebleau GIII Longchamp FR Turf 1600m
1.Laverock: Octagonal - Sky Song by Sadler's Wells
2.Malanosporum: Royal Anthem - Innes by A.P. Indy
こっちはあまり興味もなく…むしろこの前にやってたPrix la ForceでHelios Quercusが負けた事の方が気になるといえば気になるわけで…。

Prix Ganey GI Longchamp FR Turf 2100m
1.Bago: Nashwan - Moonlight's Box by Nureyev
とりあえずBagoが勝ったらしいが、公式が一向に結果を更新してくれないので…

香港
Silent Witnessは17連勝を決めて、いよいよマイル挑戦。QEIIは香港ダービー馬が勝ってGrand ArmeeとElvstroemは流石にガス欠か。
2005/4/25
Foreign Racing
Prix Ganey GI Longchamp FR Turf 2100m
1.Bago: Nashwan - Moonlight's Box by Nureyev
2.Reefscape: Linamix - Coraline by Sadler's Wells
3.Ace: Danehill - Tea House by Sassafras
4.Voix du Nord: Valanour - Dame Edith by Top Ville
5.Short Pause: Sadler's Wells - Interval by Habitat
6.Pride: Peintre Celebre - Specificity by Alleged
7.Blue Canari: Acatenango - Delicieuse Lady by Trempolino
8.Imago Mundi: Spinning World - Turning Wheel by Seeking the Gold
9.Serpenta: Prptektor - Semplice by Common Grounds
Alnitakがスクラッチ。とはいえPease師はもう一頭Imago Mundiなんてのを用意してたので、Alnitakは出走できるか微妙ってところがあったのだろうなとは思われ。
とりあえずRacing Postでも訳してみる。
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Bagoは来月のCurragh競馬場で行われるTattersalls Gold Cupに向けてコースに復帰し、日曜のLongchampのGI Prix Ganeyを勝利した。この凱旋門賞馬はアイルランドにて6勝目を挙げるべく名乗りを挙げている。そこではGrey Swallow、Azamour、Alexander Goldrun、Warrsan、Doyen、Raktiらのうちの何頭かと相見えることになりそうだ。
日曜のBagoの仕事は直線に入った直後では困難なものにも見えた。しかし、T. Gilletは馬群が開くまで待って抜け出した。ハロン棒の地点では全ての馬にそれぞれチャンスがあったが、しかしBagoが決定的な勝利を手にして、その前のPrix de la Grotteを勝ったDivine Proportionsに続いて、Niarchos Familyに勝利をもたらした。
Bagoから遅れること短頚差でゴールしたPrideではあったが、Short Pauseを妨害したとして6着に降着となった。これによってReefscapeが2着、O'BrienのAceが3着にそれぞれ繰り上がった。
Bagoの調教師PeaseがGaney後に語った内容は以下のとおりである。「これが私の今シーズン最初の勝者となった。そしてBagoは彼が未だにGI馬のレベルにあることを証明して見せ、2歳、3歳、4歳でGIを勝つことになった」
凱旋門賞馬が次の年のGaneyを勝ったのはHelissio以来のことである。
Gillet騎手のコメント「彼は下り坂を得意としているわけではなく、だから私たちは少し行き場を無くしてしまったんだ。そして私は外に持っていこうとすることは出来なかった。そして真っ直ぐ付いて行く方が馬場状態が良いという利点があった」
NiarchosのAlan Cooper「簡単なレースではなかったが、最終的に彼が勝った事は喜ばしい事だ。現時点ではYorkのPrince of Wales's Sに向かうより、CurraghのTattersalls Gold Cupに向かいたいと考えている」
Yorkは昨年の夏にBagoの唯一のフランス国外のレースとなっているInternational SでSulamaniの3着に敗れている舞台である。
AceはK. Fallonにとって良いレースとなる走りをし、O'Brien師に「私たちはこの距離より長いところで彼を見たいと思っていたし、このレベルのレースを見たかった。Kierenは素晴らしいよ」と言わせた。
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以上終わり。
Prideが短頚差まで迫っていましたが、降着したということで見かけ上2着との着差は1馬身半ということになってますが、直線に入って抜け出すところがないという厳しい展開を考えてももう少し差をつけて欲しかったかなというところ。無事に出てきて、勝ったという事だけでもよしとするべきなんでしょうけどね。Niarchos家のレーシングマネージャのコメントにあるとおり、Tattersalls Gold Cupに遠征する事が濃厚となりました。このレースに出走を予定しているのは記事中にあるとおりで、今年はなかなかのメンバーになりそうでしょう。
O'Brien師はAceの走りに満足といったところで、コメントを見ていると12F路線参戦ということになるのかなと。
さて、地元フランスのガケップチ2頭。Voix du Nordは当初競走生命は絶望的とまで言われた故障から1年足らずで立て直して復帰した事だけで十分なのかなと。これから叩かれて良くなっていくでしょうから、脚元だけは大事にしていってもらいたいかなと。フランスダービー馬のBlue Canariはどうしようもないという印象で、やはり昨年の仏ダービーはVoix du NordとMillemixが直前にあんな事にならなければってのは大きいのかと。

Divine Proportions: Kingmambo - Myth to Reality by Sadler's Wells
3歳初戦で調整段階とかいうところではあるんですが、力が違いすぎますよねえ。本番はここではないからとかいって前哨戦でポカポカ負けるような馬とは格が違います。
で、Divine Proportionsはこの後予定通りにフランスの1000ギニーを走り、Royal AscotのCoronation Sに遠征する計画が出て来ているようです。これは、フランス1000ギニーからアイルランド1000ギニーだと間隔が詰まってしまうため、遠征するならその後のCoronation Sというところではあるのですが、ってことは何か?Niarchos家はDianeには出走させないつもりかorz。Miesque路線でええやんけとか思うのになあ。

Premio Parioli GII Capannelle ITY Turf 1600m
Italian 2000 Guineas。イタリア馬のことなんかさっぱり分からんのですが。
1.Romanti: Martino Alonso - Fosca by El Gran Senor
2.Le Giare: Monashee Mountain - A la Longue by Mtoto
勝ったRomantiは五代母にIntaglioとか見えてるし、累代もCrepello、Kalamoun、Alleged、El Gran Senor、Martino Alonsoということだからそんなに悪い部類ではないかと。母の代でイタリアに入っているのでしょう。Matino Alonsoはイタリアで走ってた馬で、Premio Romaでの2着とかVittorio di Capuaで3着とかの実績。Marju産駒ということだからRomantiはTry My Best = El Gran Senorの全兄弟クロス持ち。
2着のLe Giareはドイツ出身の母系で、祖母父がPrince Ippiだったり、三代母にはハンガリーからドイツに輸入されたKincsem直牝系のWinnicaとFerro産駒のステイヤーAbendfriedenをクロスで持つ上に、祖母A PrioriがPrince IppiからそのAbendfriedenの全妹Astrologieを貰う形の血統。そのあとMtotoでアウトクロスに振って、もうひとつアウトクロス。このMonashee Mountainは名繁殖となったProspector's Deliteの仔で父はDanzig。
血統的にはどちらも愉しい部分を持っていたり。

んで、ドイツ
先週のDoctor Bush記念をIdealistが勝ったと思えば、今週は春季3歳賞でKonigstigerが勝つ。昨年のイタリアのGran CriteriumをワンツーしたTiger Hill産駒2頭は元気なようです。とはいえ、まだこの2頭にダービーというイメージはないんだよねえ。Tiger Hill産駒としては去年Saldentigerinが牝馬ながらダービー4着という成績を残しているだけにこなせない事も無いのだろうけど、昨年同様にUnion Rennenくらいから必死に考えれば良いのかなと。

Queen Elizabeth II Cup Sha-Tin HK Turf 2000m
1.Vengeance of Rain: Zabeel - Danelagh by Danehill
2.Greys Inn: Zabeel - Great Verdict by Christmas Tree
3.Russian Pearl: Soviet Star - Velinda by Veloso
4.Super Kid: Gaius - Pompeii Pride by Pompeii Court
5.Phoenix Reach: Alhaarth - Carroll's Canyon by Hatim
6.Bullish Luck: Royal Academy - Wild Vintage by Alysheba
7.Epalo: Lando - Evening Kiss by Kris
8.Sambuca: London News - Kalk Bay by Jallad
9.Elvstroem: Danehill - Circles of Gold by Marscay
10.Elegant Fashion: Danewin - Wily Trick by Clever Trick
11.Grand Armee: Hennessy - Tambour by Marauding
12.Perfect Partner: Quest For Fame - Stockings by Whiskey Road
13.Ain't Here: Dehere - Ain't She a Daisy by Sabona
Touch of Landは競走中止。
今シーズンの香港ダービー馬Vengeance of Rainが貫禄を見せて、香港のトップとしての地位を確保しました。
ということでこんなところでZabeelがワンツーを決めて健在振りをアピール。そしてオセアニアで息を吹き返しつつあるSoviet Star産駒が3着に入ってくるというもはやオセアニアな結果ですねえ。もともと香港はそんな傾向があったのはあったんですが。でも、期待された遠征馬2頭ElvstroemとGrand Armeeは揃って惨敗を喫しているわけで、こっちは使い詰めでシーズンの最後というところまで来て余力が残っていなかったとなるんでしょうかね。Phoenix Reachは今年になってまた、情けないPhoenix Reachに戻ってしまって、遠征とかより一年の最後の方でだけ活躍する馬じゃないのんかとか。そしてElegant Fashionももう過去の輝きは戻ってこないということですか…

Queen's Silver Jubilee Cup GII Sha-Tin HK Turf 1400m
1.Silent Witness: El Moxie - Jade Tiara by Bureaucracy
1400m初挑戦も関係なく勝っちまいました。現代競馬上では新記録となる17連勝をそれもデビューから無傷のまま達成して、次はいよいよマイルチャレンジ。ということで香港のを勝ったら、安田記念挑戦という雰囲気。まあ、香港のChampions Mileにはコスモバルクが出走するとかも言うてますので、そっちはそっちで楽しいでしょうけど。
ところでスポニチでSilent Witnessの総収得賞金がえらい事になっている件についてw
◆サイレントウィットネス 父エルモキシー 母ジェイドティアラ(母の父ブリュクラシー)セ5歳 香港・クルーズ厩舎所属 馬主アーサー・アントニオ&ベティ・ダ・シルバ 生産者I・K・スミス氏(豪)総収得賞金4513万6900ドル(約47億8500万円)。主な勝ち鞍は03、04年香港スプリント(G1)
スポニチ: 香港で世界新!無傷17連勝
約47億8500万円…いくらなんでも書いてておかしいと思えよ…。

Sweet Catomine騒動の一つの終わり
Blood-Horse: CHRB Complaint Against Wygod Dismissed
とりあえずCHRBが提訴するとか言うてた件は、Hollywood ParkのスチュワードがオーナーのWygod氏は規則にレーシングルールに抵触していないとして棄却。もうええやろ、この話題とか思う事も確か。
2005/4/26
Comic
武装錬金
というわけで打ち切られた最終回を読んできた。これでジャンプはデスノートといちごくらいしか読むものが無くなり(ry
正直武装錬金を打ち切るくらいなら他に打ち切るべき作品があるのではなかろうかとも思いますが、少年ジャンプという雑誌がメインと考えている読者層に受けなかったということではあろうかと。要するに蝶サイコーとかやってて読者層を限定してしまったのが敗因といえば敗因なんだろうけど、結局それが無ければ武装錬金とはいえなかったわけでどっちにしろダメですか。
とはいえ、ある意味において全てを放り投げたとも取れる最終回をやって、あとは完結編でという形なのはそこまでないがしろにされますかとも思うのです。ウルトラジャンプへ行っての続行という選択肢は既にSBRがそれで今月から連載再開になってるので、武装錬金まで送り込む余裕が無かったというのもあろうかと思いますが、逆にウルトラジャンプに行ってもジャンプ本誌とは別の意味で浮くんじゃなかろうかと。
るろうに剣心のころからコミックスの空きページのコメントなどでジャンプの作家としては例外的なほどに舞台裏を明かしてくれているのですが、それを読むと和月伸宏という人はジャンプのような少年マンガは向いていないのではないかなとは思うところです。るろうに剣心ではそういったチャレンジをして、京都編はそこそこ形になっていましたが、その後反動が来たようなところはあり、また絵柄にも初期の頃は薄かったジャンプ的なものが、だんだん濃くなっていたようなところはありました。しかし、るろうに剣心に続いての連載となったGun Braze Westでやはり少年マンガを強く志向するとダメってのは明らかでしたかね。武装錬金も少年漫画的な部分で受けていたわけではないんだし。
ということで、ジャンプ以外の舞台でならと思った打ち切り劇ではあったか。

ところで、話は変わって超サンデー。ハヤテのごとくな表紙が何やかやであるといわれてましたが、その実物を見て「なんだ、この程度か」などと思ってしまう私は多分終わっている。
2005/4/27
Horse Racing
天皇賞春プレレーティング
どこに基準を置いてみたらよいものやら分からないのですが、とりあえずプレレート。
ヒシミラクルが京都記念3着で110。斤量も重いし、あまり良い条件ではなかったのですが、3着という結果自体この馬の目標が明らかに春の天皇賞だった事を考えると十分な結果ではあったと思われます。京都記念でのレートなのでカラムはLという扱いになってますが、ヒシミラクルなので問題なかろう。というよりも明らかな実績上位馬としてMakybe Divaと双頭を成す存在であり、馬場やコースへの適正といった言い訳が用意されているMakybe Divaに対して、ヒシミラクルは京都の長距離でGIを2勝という言い逃れようのない実績があるわけですから、必死ミラクルヒシミラクルの走りが今年の春の天皇賞の評価に直結してしまいそうなところではあり、ここまでの馬になったかと思うと感慨深くもあります。
大阪杯はサンライズペガサスが111でハーツクライが110。あのレースで天皇賞とか言うのはどうよとも思いますので、国内のトップレートは実質ヒシミラクルの110という扱いでいいんじゃないかなとも思います。ハーツクライにしてもサンライズペガサスにしてもようは末脚の使い所が全てであって、距離はその次に考えれば良いというような所もあるかとは思われますが、ハーツクライは大崩れする可能性があるのでまだサンライズペガサスの方が上と見ても良いのでしょうか。こちらとて故障を抱えた身の上で長距離実績もマンハッタンカフェが勝った時に届くはずの無いところから飛んできて5着までというだけですし、ここより次の宝塚記念だろうなと思うところではあります。
おそらく空気嫁(ryな鞍上を含めて一番何をしでかしてくるか分からないのが、阪神大賞典を勝ち、Eコラムで109のレートを持っているマイソールサウンドということになるのではないでしょうか。GIを獲れるだけの馬なのかというのをひとまず置いて、昨年はマイラーズCで109Mのレートを獲得して、今年は109Eというとんでもないことになっています。GIIを既に3勝、GIIIを2勝と後はGIさえ取れればという所ではあるか。実力馬ではあるのですが、これまでGIで好走した事もなく、これまでの実績とあわせて阪神大賞典がフロック視されるような状況ですが、遠征のない関西なら関東ほど酷い事にもならないだろうってのと、毎年冬から春の時期に活躍してるので、そこでギリギリもってくれてればよかろうかと。
阪神大賞典3着のリンカーンが108。明らかに叩き台で、調整途上という感じで出てきた阪神大賞典は無難にまとめたということにしても良かろうかと思われますが、昨年は阪神大賞典勝ちから天皇賞1番人気で二桁と惨敗。ここ2年ほど波瀾の続く天皇賞とは言われますが、2003年はヒシミラクルが、特に後から考えるに、あまりにも低評価だったことが原因であり1番人気のダイタクバートラムは3着に入ってますので、本当に天皇賞が大波瀾になったのは昨年だけであると見ることも出来ます。阪神大賞典でこそよい結果を残せていますが、あまり長距離では信頼したくないという馬ではあるのですよねえ。
ユキノサンロイヤルの日経賞が107、トウショウナイトは106とついているもののこの辺が突っ込んでくるとは思えず。他に106はザッツザプレンティにアイポッパーにアドマイヤグルーヴにサクラセンチュリー…サクラセンチュリーは回避か。アイポッパーはヒシミラクルと同じくステイヤーを輩出するサッカーボーイの産駒ではあるのですが、長距離という点ではヒシミラクルに軍配が上がるところではあろうかと。長い距離で安定した成績を残し、特に京都コースでは全く崩れないというのはかなりの利点ではありますか。あとはこのメンバー相手にこれまで通り通用するかだけでありましょう。ザッツザプレンティはなあ。いかに休養明けとはいえ大阪ハンブルクCで4着ではとも思う。アドマイヤグルーヴは牡馬相手に重賞で勝ちきるところまでは行かないわけだし、この距離もどうかなと。
京都記念では重馬場で成すすべなくという形だったシルクフェイマスは昨年の宝塚記念と有馬記念で116という高いレートを持っており、本来この馬が3月の前哨戦でしっかり結果を残して乗り込んでくるべき馬だったのだろうと思います。春の天皇賞のメンバーのレベルという議論からすれば既に実績のあるGI馬とGIタイトルを目指す実力馬がそれぞれに前哨戦をきっちりまとめて出てくれば、そう酷いという印象を与えずにもすむのではないかと思うので、惨敗の京都記念からの直行となった事は少し残念ではあるか。
そしてMakybe Divaは昨年のMelbourne Cが117E、今年はおそらくThe BMWの119L。今年の数値はずば抜けて高いし、高速決着や上がり勝負に対応できるので、あとはエイプリルS後のコメントにあった馬場が硬すぎるというところだけになってくるんでないかなと。Freedman師も散水しろとJRAにプレッシャーをかけてますし。それにしても2000mで2分を軽く切ってレコード出せる馬なので硬い馬場はこなせるんで無いかと思うんですけどね。Melboune C連覇の内容からはやや重めの方が有利になるのかもしれないが。あと、上がり3Fで33秒台を記録したのは、GII St. George S (1800m)とGI The BMW (2400m)で、Australian Cがどうだったかは憶えてない。
おそらく、今年の春の天皇賞は道中のペースとヒシミラクルの仕掛けどころということになるんじゃないかなと。おそらくマークされているであろうヒシミラクルがレース全体に影響を与えられる形で上がっていけるならば直線で見所のあるレースを作れるだろうと。
まあ、馬券的に波瀾と言っても長距離に実績のある馬が上位に入っているので、今年も波瀾を演じるとすれば中長距離のGII馬ということになるのではないかなと。そうなるとそのGII以上での長距離を勝っているのは、アクティブバイオ(2002日経賞、2003アルゼンチン共和国杯)、ザッツザプレンティ(2003菊花賞)、シルクフェイマス(2004日経新春杯)、チャクラ(2003ステイヤーズS、2004目黒記念)、ハイアーゲーム(2004青葉賞)、ヒシミラクル(2002菊花賞、2003天皇賞春、2004宝塚記念)、マイソールサウンド(2005阪神大賞典)、ユキノサンロイヤル(2005日経賞)、リンカーン(2004阪神大賞典)というところ。アクティブバイオなんかが3着までに突っ込んできたらえらい事になりそうなものですが。
Comic
聖戦記エルナサーガII 5 / 堤抄子 / エニックス(Gファンタジー)
今日、優駿を買いに行って、発売していたのに気付く。そういえば今月のGファンにそんな事書いてたような気がと…。つーかよりにもよってエルサガのコミックの発売日忘れてるなんてダメすぎですわ。
さて、エルサガIIは舞台を現代に移しているために前作のように派手な魔法戦があるわけでもなく、淡々と進んでいるようなところはあります。とはいえこの巻に収録されているエルナス領事館占拠事件から竜に乗って戦闘機との空中戦闘をやらかしているように、作中において忘れられた存在であった魔法という概念が公の場に晒されるにつれて、徐々に話が大きくなって来ているのかなというところではあります。後半の聖修道会での特殊部隊vsバルドゥルの魔法というシーンなんかもあって、そろそろターニングポイントではありましょう。
で、現代に舞台を設定した事で、対戦闘機なんてシーンが作れたりするわけですからそれはそれで良かろうかなと言うところです。最初にあるグードランド軍のニルソン中佐vsエルナスの参事官ベルナドート伯の鞘当てなんてなかなかいいシーンだななどと思いつつ、どうやら主要な人物としてはこのあたりで出揃った感もありますし、本誌の方の連載も結構急展開気味なので、あとは聖修道会の言う神の正体あたり(多分前作でフレースヴェルクによって汚染された世界を見捨ててどこかに行ってしまった過去の人類と言う事になるんでないかなと)で一つ大きく動くか動かないかってところか。それだとアダ戦記のほうの精霊の正体と被る部分があるので、ちとそのままなのかフレースヴェルクのようにその技術によって作られた自律機械なのかって部分はあるかな。今月分の雑誌掲載分でエルナ様がおおっぴらに魔法使ってるので、その分の対処ってのも話としてやるだろうなあとは思うので、ここは一旦聖修道会が引いてという展開になりそうかなと。その上で作中で何度か言及されている魔法を使用したテロ攻撃という展開かな。そのあたりはかなり話の中心ではあるので全く何も無しにとは思えないしなあ。
まあ、なんだかんだと言ってもこの巻の最大の見所はヴァルの告白ではあったりするのですが。5巻目ということは前作のシャールヴィよりはるかにマシというか奴は連載中にはついに言ってないからなあ。
なんか2chのスレを見てても新刊見つかりにくいって話ではあるのですが、ファンタジーというところから逸れて久しい現状のGファンタジーの中ではかなり浮いてしまっている作品ではあります。それでも前作のエルナサーガが全13巻という長編になった事もあるしそう簡単に切られるこた無いかと。いまいち他人に薦めにくいのは前作を読んでいるかどうかで、かなりの差があるからかと。知らなくても問題の内容には作られていますが、それでも何で?となるところは多いだろうし。だからある程度は編集部のほうも前作のファンを狙ってるってとこはあるだろうか。
2005/4/28
Horse Racing
天皇賞春 GI 京都 芝3200m
馬名母父騎手調教師
1ザッツザプレンティダンスインザダークバブルプロスペクターMiswaki岩田康誠橋口弘次郎
2アクティブバイオオペラハウスロイヤルバイオシンボリルドルフ小牧太崎山博樹
3アドマイヤグルーヴサンデーサイレンスエアグルーヴトニービン武豊橋田満
4トウショウナイトティンバーカントリーミッドナイトオアシスJava Gold武士沢友治保田一隆
5ユキノサンロイヤルサンデーサイレンスマイアミガルチGulch小野次郎増沢末夫
6リンカーンサンデーサイレンスグレースアドマイヤトニービン福永祐一音無秀隆
7シルクフェイマスマーベラスサンデーセイントセーラCaerleon四位洋文鮫島一歩
8ヒシミラクルサッカーボーイシュンサクヨシコシェイディハイツ角田晃一佐山優
9チャクラマヤノトップガンカーロッサCaerleon後藤浩輝安達昭夫
10スズカマンボサンデーサイレンススプリングマンボKingmambo安藤勝己橋田満
11ハイアーゲームサンデーサイレンスファンジカLaw Society吉田豊大久保洋吉
12マカイビーディーヴァDesert KingTugelaRivermanG. ボスL. フリードマン
13アイポッパーサッカーボーイサンデーアイサンデーサイレンス藤田伸二清水出美
14サンライズペガサスサンデーサイレンスヒガシブライアンブライアンズタイム幸英明石坂正
15マイソールサウンドタマモクロスチアズスミレサンデーサイレンス本田優西浦勝一
16ハーツクライサンデーサイレンスアイリッシュダンストニービン横山典弘橋口弘次郎
17ビッグゴールドブライアンズタイムビューティフルゴールドMr. Prospector和田竜二中尾正
18ブリットレーンサクラローレルショウワハナミサンシャインボーイ吉田稔加賀武見
出馬表作ってるときに2度ほど寝てたので、どこで間違ってるか知らんが、気にすまい。
クラシックでサンデーサイレンスが、などとわめいてましたが、ここも直仔が7頭…これはホントに春の天皇賞の出馬表なのか問い正し(ry。さらにダンスインザダークとマーベラスサンデーが1頭ずつ送り込んで直系は9頭と半分を占め、母父では2頭。とはいえ3歳戦ほど絶対的ではないのは、距離ですかねえ。
サンデーサイレンス産駒で有力なのが母父にトニービンを持つ3頭ということになりそうか。アドマイヤグルーヴは流石にここでは無理な気もするが、リンカーンは上位人気だろうし、ハーツクライも去年後半のどん底と言えるような状態ではなくなっただろうし。母父サンデーサイレンスの2頭は、マイソールサウンドとアイポッパー。どちらも微妙に取捨に迷うところではありましょうか。毎週のようにまた、サンデーだけ買ってりゃ当たったのかとか思う近頃ではありますが、ここではサンデーだけで決まる事はまず無いだろうとは思うところです。それでも1頭も馬券に絡んでこないと言う事もまず無いだろうと思うのですけどね。
やっぱりヒシミラクルかなとか…。当日雨とかいう予報が出てますねえ。降るかどうか微妙なところだけどどうだろ。
Foreign Racing
Broodmare of the Year
2004年のアメリカのBroodmare of the YearにDear Bardieが選出されたと言う話。
Dear Birdie: Storm Bird - Hush Dear by Silent Screen
ある程度はこれまでのトータルの産駒成績で判断されているところもあるのですが、2003年最優秀3歳牝馬Bird Town、2004年Bekmont S馬Birdstoneと2年続けてトップクラスの3歳馬を送り出した事が大きく評価されたのでしょう。実際繁殖成績の安定感と言ったらトップクラスではあり、登録されている産駒が11頭でそのうち10頭が勝ち上がり。勝ち上がっていないのは今年の2歳馬Bird Charmと言う事ですのでデビューした馬はとりあえず勝ち上がっている。しかも同一の種牡馬を続けるということは基本的にせず、ややMr. Prospectorが目立つものの、さまざまな種牡馬から勝ち馬を出していることはこの繁殖牝馬の資質の高さかなと思うところはありましょう。今年はMineshaftの牡馬を出産しているとのことでMineshaftも初年度からいい相手を捕まえてるなあと。では、Pedigree Queryで産駒履歴を調べてみると以下のとおり。
1992: Dear Proper (by Proper Reality), 65戦9勝
1993: Honey Bird (by Proper Reality), 17戦5勝
1994: Bird Cage (by Kris S.), 23戦1勝
1995: Brave All the Way (by Cryptoclearance), 71戦9勝
1996: Dearest Gulch (by Gulch), 3戦2勝
1997: Cviano (by Rubiano), 49戦4勝
1998: Mountain Bird (by Mt. Livermore) 18戦2勝
2000: Bird Town (by Cape Cross), 12戦4勝, Kentucky Oaks, Acorn S
2001: Birdstone (by Grindstone), 9戦5勝, Belmont S, Travers S, Champagne S
2002: So Long Birdie (by Pioneering), 5戦2勝
2003: Bird Charm (by Silver Charm)
8号族の中でも強力な8-f分岐の末端に連なるとはいえ、このDear Birdie自身の血統は派手なところとは無縁であり、Northern Dancer後継種牡馬の中でも上級のStorm Birdを父に持つとはいえ自身の競争成績も売りにはならないとなるとこのくらいというのが最初のProper Realityなのでしょう。実際に初期に産んだ3頭の牡馬Dear Proper、Brave All the Way、Cvianoは去勢されていますし、出走レース数も多く使いまくられたと言う印象を受けます。それが、3年目にいきなりKris S.に飛躍したところで、上の仔の出来の良さに自信を持ってのことではあろうかなと。そしてBird Townに至って大きな結果を得たという事になりますか。
約200年前の牝馬Remembrancer Mareに遡る8-fに連なる牝系としてはNijinsky、The Minstrel、Royal Skiなどを出しているFlaring Top、Try My BestとEl Gran Senorを出したSex Appeal、Blue LarkspurとRelicの祖母であるVaila、Raise a Nativeの母Raise Youがおり、日本ではエアグルーヴが出ています。このうちDear BirdieはVailaに遡る事が出来ます。

British Guineas and others
ということで今週末はNewmarkt。ギニー戦以外での注目は古馬の12F GII Jockey Club S。登録は11頭にとどまっていますが、Gamut、Warrsan、Bandari、Millenary、Mubtaker、Alkaased、High Accoladeの名が見えます。6歳以上の世代が幅を利かせているのは向こうでも変わらないなあとか思ってみたり。
で、2kギニーの方は枠が確定してたので出しておく。
2000 Guineas GI Newmarket GB Turf 8F
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
17Capable GuestCape CrossAlexander ConfrancMagical WonderC. CatlinM.R. Channon
28David JuniorPleasant TapParadise RiverIrish RiverR. HillsB.J. Meehan
311Democratic DeficitSoviet StarGrandiose IdeaDanehillK.J. ManningJ.S. Bolger
413DiktatorialDiktatReason to DanceDamisterM. DwyerA.M. Balding
55DubawiDubai MilleniumSomaradahDeployL. DettoriS. bin Suroor
612Elliots WorldKIng's BestMorning WelcomeBe My GuestK. DarleyM. Johnston
717FootstepsinthesandGiant's CausewayGlatisantRainbow QuestK. FallonA.P. O'Brien
816IcemanPolar FalconVirtuousExit to NowhereJ. FortuneJ.H.M. Gosden
94KandidateKaboolValleyroseRoyal AcademyE. AhemC.E. Brittain
1019Mister GenepiMister BaileysRing QueenFairy KingS. DrowneW.R. Muir
1115OratorioDanehillMahrahVaguely NobleJ.P. MurtaghA.P. O'Brien
129Party BossSilver PetriarchThird PartyTerimonD. HollandC.E. Brittain
132Pivotal FlamePivotalReddeningBlushing FlameS. SandersE.S. McMahon
146Rebel RebelRevoqueFrench QuarterIle de BourbonO. UrbinaN.A. Callaghan
153Rob RoyLear FanCamanoeGone WestM.J. KineneSir M. Stoute
1614SatchemInchinorMohican PrincessShirley HeightsK. McEvoyS. bin Suroor
1718SolentMontjeuStylishAnshanR.HughesR. Hannon
1810Tony JamesXaarSunset RidgeGreen TuneM. HillsC.E. Brittain
191TuckerInchinorTender MomentCaerleonT. QuinnD.R.C. Elsworth
注目はDubai Milleniumの遺児Dubawi。モハメド殿下が入れ込みすぎているような気がしないでもないですが、8Fという距離もあわせて考えるとここでひとつクラシックくらい取っても良かろうかなどと思わせるほど。とにかくある程度無謀にも見えたShamardalのKentucky Derby挑戦はNad Al Shebaで儚く散り、代わって現れたBlues and Royalsも呼吸器系の問題があって出走できずとKentucky Derby制覇の夢は依然叶わない殿下のもう一つの夢くらいは叶えてやっても良いというか、まだ先に何度でもチャレンジできるKentucky Derbyと違ってDubai Milleniumは今年の世代しかいないのでGodolphinの中でも優先順位が上だったのではないかなという気もするのです。今年初戦となりますが、プライヴェートレースを走ってるなら同じようなもんかとも思うし。そして、McEvoyの乗るSatchemとの2頭だしというところではありますが、こちらとてそう悪い馬ではないのですが、この世代にGodolphinに属しているのが不運だったと言う他ないかなと。McEvoyは役割を分かってるでしょうからきっちりペースメイカを勤め上げるでしょう。
Godolphinに対抗するCoolmoreはFallonがFootstepsinthesandを選び、OratorioはMurtaghという事になりました。実績はOratorioの方が上ではあるのですが、敢えてFootstepsinthesandを選んだという事は注目すべきかなと。むしろOratorioはフランスのギニーに回った方が幸せだったのかもしれないが…。
この2つの陣営を脅かすのは同条件のGIII Craven Sの上位、勝ったDemocratic Deficitに接戦を演じたRob Roy、Kandidate、Icemanまでは面白い存在になれるでしょう。
これ以外には3頭出しのBrittain師がHollandを鞍上に据えてきた6連勝中のParty Bossが正体不明で脅威になるかもしれません。トップクラスとの力関係は不明ながら前走は3馬身をつける楽勝です。父Silver PetriarchはSadlers' Hallの代表産駒でスタミナ色の強い血統ながら中距離でのスピードを見せていました。種牡馬としては更に距離の短いところで勝ち馬を出しています。一方の母Third Partyは父がBustinoの仔Terimonであり、スタミナとスピードをバランス良く配された格好。
2005/4/29
Horse Racing
日曜は京都競馬場
ということで、日曜はMakybe DivaやらHishi Miracleやらを見に行こうかなと思っているところではある。…行けたらいいなあというところまで後退してるかもしれないが、今週は前半からフラフラになりながら何とかこなしていたところで明日は名古屋まで日帰りの出張でございます事よ。というか連休ってなんだろねorz
天皇賞の前々日オッズではヒシミラクルとマカイビーディーヴァが1番人気になってるようですなあ。当日になってどう動くか分からないのですが、それでも4倍を超えるオッズで一番人気なのだから混戦と見ても良いのではなかろうか。
まあ、烏丸Sまでには現地に行けたらいいなとか、いろいろと考えてはいるのですけどね。京都の芝長距離2連発は楽しいのであります。天皇賞のパドックどうするよってのはあるんだけどねえ。
Foreign Racing
Elegant Fashion (1998 AUS) Danewin - Wily Trick by Clever Trick
香港ダービーを勝った名牝Elegant Fashionがついに引退を決意。今後はニュージーランドに渡り、初年度の相手はZabeelとのこと。
Stallions: ELEGANT FASHION OFF TO ZABEEL
ということで、5/7のGIII Queen Mother Memorial Cupを引退戦とし、Zabeelを繋養するCambridge StudのMarcus Corban GMの話に因ると、そのレースから3、4週間の内にニュージーランドに到着し、向こうの環境に少し慣らしてからZabeelの元に向かう事になりそうです。
Elegant Fashionはオーストラリアと香港で合計8勝を挙げ、香港ではDerby、Chairman's Trophy、International Cup Trialを、オーストラリアではMoonee Valley OaksとKewney Sが含まれている。またHong Kong Gold CupとQueen Elizabeth II Cupで2度入着している。
「Elegant Fashionのブッキングを確認し、香港、オーストラリア、ニュージーランドにおいてZabeelにとって素晴らしい週末となった」by Corban
まあ、このところのオセアニアでは2歳戦を席巻したRedoute's Choiceとかいるものの、古馬戦になってくるとやっぱりZabeelは怖いなと思わせる事があるわけですし、特にここの所目立つのが母父にDanehillを持っているZabeel産駒というところではあります。一つ進めてDanewinが母父になるわけですが、その良い傾向を引き継いでいければというところではあろうかと。ファミリーはおなじみHeight of Fashionを出したHighclere。母Wily TrickがHeight of Fashionの半妹という血統背景です。ということでElegant FashionはNashwan、Unfuwain、Nayef兄弟やWind in Her Hairあたりのいとこという事になるわけです。この血統背景でオセアニアの大種牡馬Zabeelを相手に迎えるのですから、期待されて当然というところではありますか。
2005/4/30
Horse Racing
青葉賞 GII 東京 芝2400m
1.ダンツキッチョウ: サンデーサイレンス - レイホーソロン by パーソロン
2.ニシノドコマデモ: キングヘイロー - ニシノチャペル by サッカーボーイ
3.ブレーヴハート: サンデーサイレンス - カーリング by Garde Royale
接戦を制したのはダンツキッチョウということになりますが、これがダービーで好走できるかとなると微妙なところではないかと思われ、むしろニシノドコマデモの安定感の無さこそ不気味な存在になるんではないかなと。
Foreign Racing
1000 Guineas GI Newmarket GB Turf 8F
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
111Bahia BreezeMister BaileysRing of LoceMagic RingC. CatlinR. Guest
23Cape ColumbineDiktatCape MerinoClantimeT. QuinnD.R.C. Elsworth
32EchelonDanehillExclusivePolar FalconR. WinstonSir M. Stoute
416FavouritaDiktatForthwithMidyanD. HollandC.E. Brittain
54Fen ShuiTimber CountryCrystal GazingEl Gran SenorK. McEvoyS. bin Suroor
67Golden LegacyRossiniDissidentiaDancing DissidentP. HanaganR.A. Fahey
718Joint AspirationPivotalWelcome HomeMost WelcomeT.E. DurcanM.R. Channon
821Karen's CaperWar ChantMiss CaerleonaCaerleonJ. FortuneJ.H.M. Gosden
910Love ThirtyMister BaileysPolished UpPolish PrecedentR. HughesM.R. Channon
108Maids CausewayGiant's CausewayVallee des RevesKingmamboM. HillsB.W. Hills
1119Market TrendSelkirkEquity PrincessWarningK. DarleyM. Johnston
1215Penkenna PrincessPivotalTirianaCommon GroundsS. SandersR.M. Beckett
1320PictaviaSinndarInsijaamSecretariatK.J. ManningJ.S. Bolger
1417SaoirePivotalPolish DescentDanehillJ.P. SpencerF.M. Crowley
156Satin KissSeeking the GoldSatin FlowerShadeedL. DettoriS. bin Suroor
1612Shanghai LilyKing's BestMarlene-DSelkirkJ.P. MurtaghSir M. Stoute
175Simply SunshineDesert SunSummer FashionMoorestyleJ.F. EganD.R.C. Elsworth
1813Slip DanceCaltic SwingHawalaWarningE. AhernEamon Tyrrell
199Squaw DanceIndian RidgeLikely StoryNight ShiftR. HillsW.J. Haggas
201Virginia WatersKingmamboLegend MakerSadler's WellsK. FallonA.P. O'Brien
2114Vista BellaDiktatCox OrangeTrempolinoP. RobinsonM.A. Jarvis
まあ、いきなりクラシック取っちまったので続いて取ってしまえとか思わんでも無く…。ということでGiant's Causeway産駒のMaid Causewayで良さそうかなと。この前勝ったVirginia Watersも怖いけれどもなあ。ということでSpecialのクロス持ちで。

2000 Guineas GI Newmarket GB Turf 8F
1.Footstepsinthesand: Giant's Causeway - Glatisant by Rainbow Quest
2.Rebel Rebel: Revoque - French Quarter by Ile de Bourbon
3.Kandidate: Kabool - Valleyrose by Royal Academy
4.Oratorio: Danehill - Mahrah by Vaguely Noble
5.Dubawi: Dubai Millenium - Somaradah by Deploy
6.Democratic Deficit: Soviet Star - Grandiose Idea by Danehill
7.Mister Genepi: Mister Baileys - Ring Queen by Fairy King
8.Tony James: Xaar - Sunset Ridge by Green Tune
9.Satchem: Inchinor - Mohican Princess by Shirley Heights
10.Tucker: Inchinor - Tender Moment by Caerleon
11.David Junior: Pleasant Tap - Paradise River by Irish River
12.Party Boss: Silver Petriarch - Third Party by Terimon
13.Iceman: Polar Falcon - Virtuous by Exit to Nowhere
14.Capable Guest: Cape Cross - Alexander Confranc by Magical Wonder
15.Diktatorial: Diktat - Reason to Dance by Damister
16.Solent: Montjeu - Stylish by Anshan
17.Pivotal Flame: Pivotal - Reddening by Blushing Flame
18.Elliots World: King's Best - Morning Welcome by Be My Guest
19.Rob Roy: Lear Fan - Camanoe by Gone West
馬場は固め。Footsteps(以下略wだけだったらFallonスゲーなのですが、2着と3着は一体何?このレース自体無かった事にしたい気分。というかあっさりとクラシックタイトルを取りますか、Giant's Causeway。また人気になるだろうし、種付け料が親父のレベルに到達する可能性が出てきましたかねえ。ある時点でいきなり終わったらとか思わんでも無かったですが、クラシック勝てるならFasliyevほど惨めな事にもならんわけで…。
4着OratorioでO'Brien師が復調のきっかけを掴んだかなというところではありますか。Dubawiはそんなものなのかねえ。もともと世代のチャンプはShamardalだったわけで、Mohammed殿下が欲を出さずに、最初からギニー挑戦で行ってたらなあとは思うもののDubawiへの思い入れを考慮するに、無理なところはあったか。
そしてRob Roy最下位。Elliots Worldとの差が7馬身とかなっていて、何か起こったかなと。
2005/4 [1]2005/5 [1]

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