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2005/5/1

Horse Racing

天皇賞・春 GI 京都 芝3200m

現地観戦。GIの中でも特に人が多く来るようなレースに、しかも雨が降るような日に、競馬場なんぞ出かけるものではないな。いやもう人大杉。<暴言>なんつーかな。同人イベントみたいなところは人が多かろうが列が長いだけで大して動かないわけで、今日みたいな状態に比べたらはるかにマシな罠。あーやっぱ人の多いところはダメだねえorz。GIの日だったら入場料を高くして馬券買いに来るだけの連中なんかをWINSに追い出してしまえとか思わんでもなく…。入場者数減って大変てなニュースを聞くと、それを歓迎してしまう自分がいたり。</暴言>
直線で外が伸びねえと分かった瞬間終わったってのがある上に、うちから伸びてたビッグゴールドに頭真っ白にされてるところを差しきっていった馬が何なのかとっさには分かりませんでした。んで、さすがにレース直後は凍り付いてましたが、「雨の日のKingmambo」処理を実行して強制再起動。そのまま逃げるように淀を後にしました。
1.スズカマンボ: サンデーサイレンス - スプリングマンボ by Kingmambo
2.ビッグゴールド: ブライアンズタイム - ビューティフルゴールド by Mr. Prospector
3.アイポッパー: サッカーボーイ - サンデーアイ by サンデーサイレンス
4.トウショウナイト: ティンバーカントリー - ミッドナイトオアシス by Java Gold
5.ハーツクライ: サンデーサイレンス - アイリッシュダンス by トニービン
6.リンカーン: サンデーサイレンス - グレースアドマイヤ by トニービン
7.マカイビーディーヴァ: Desert King - Tugela by Riverman
8.マイソールサウンド: タマモクロス - チアズスミレ by サンデーサイレンス
9.ユキノサンロイヤル: サンデーサイレンス - マイアミガルチ by Gulch
10.ザッツザプレンティ: ダンスインザダーク - バブルプロスペクター by Miswaki
11.アドマイヤグルーヴ: サンデーサイレンス - エアグルーヴ by トニービン
12.ハイアーゲーム: サンデーサイレンス - ファンジカ by Law Society
13.ブリットレーン: サクラローレル - ショウワハナミ by サンシャインボーイ
14.サンライズペガサス: サンデーサイレンス - ヒガシブライアン by ブライアンズタイム
15.チャクラ: マヤノトップガン - カーロッサ by Caerleon
16.ヒシミラクル: サッカーボーイ - シュンサクヨシコ by シェイディハイツ
17.アクティブバイオ: オペラハウス - ロイヤルバイオ by シンボリルドルフ
18.シルクフェイマス: マーベラスサンデー - セイントセーラ by Caerleon
ラップ: 13.3 - 12.1 - 12.3 - 12.6 - 12.5 - 12.6 - 11.7 - 12.9 - 12.5 - 12.3 - 12.4 - 12.3 - 12.1 - 11.6 - 11.4 - 11.9
さて、これをどう見るか。
まずはスタートから。逃げて開花した感のあるビッグゴールドはここでも外からザッツザプレンティを制して逃げる体勢に入るのですが、このビッグゴールドの作るペースは、単調でそれは他馬が楽にビッグゴールドが逃げるならそれで良しとした面があろうかと思います。もちろんこの距離ですから逃げた馬によってはもっとペースが落ちる事もあるわけですが、今年はビッグゴールドが一気にペースを落とすのではなく、徐々に落としていったところでシルクフェイマスが行ってしまいます。ここで11.7とかいうラップが出てしまうわけですが、これはあくまで一気に行ったシルクフェイマスのものであり、ビッグゴールドとしてはそれほど大きなロスもなくクリアできたシーンではないでしょうか。そしてこれによって、後の馬のターゲットがシルクフェイマスに変わるわけで、ビッグゴールドはここでもまた恵まれています。この展開でコーナーで加速して直線となるわけですが、やはり雨が降るとどうしようもないのか、あるいはかかった事が影響してスタミナを使い果たしたかシルクフェイマスが失速し、再びビッグゴールドが先頭に戻ります。外に出した有力馬は脚色良く見せつつもなかなか差を詰められないというあたり、内側の馬場がかなり良かったということでしょう。ビッグゴールドが勝ってしまったら寒いけど、仕方ないかと思ったところを差してきたのが、スズカマンボ。この馬もずっと内埒沿いでレースを進めていたので、今日のレースは内を通ったもの勝ちとも言えるか。
スズカマンボは母スプリングマンボがKingmambo産駒で、要するに雨の日のKingmamboということで良かろうかなとも。祖母Key Flyerの全姉がDancing Keyということでそういうファミリーではありますし、そうなると、ダンスインザダークと3/4同血でKingmamboが余計に入る形。スズカマンボについては昨年の菊花賞前にこんな事を書きました。
本家がKingmambo X Royal Academyなんて馬に持っていかれてる御時世なので、こっちだってKingmambo X Last Tycoonで勝てないこた無いだろと思うわけですが、まあ出てこないのだから仕方ないか。
なのでオペラシチーよりはむしろ朝日CCを勝ったスズカマンボの方が良さそうかなと。祖母Key Flyerはダンシングキイの全妹で、そこにKingmambo、サンデーサイレンスと入れてきたわけです。間にKingmamboが入ったのが微妙ながら、もはやわけ分からんという領域のKingmamboだけに気にしないことにしましょう。というか今はKingmamboには逆らいたくないですし。
2004/10/19
結局、オペラシチーが3着、スズカマンボは6着という結果に終わりましたが、それほど大きな差もなく、スズカマンボに関しては外に振ってしまったというようなことを結果のところに書いているわけで、この馬は距離が持つという考え方は捨ててなかったようです。Kingmamboについて訳が分からんなどと書いているわけですが、産駒がBelmnt Sを勝ったり12F級でも活躍している事ですから、母父のNureyevのように芝の距離をこなせる馬を出す事ができるのは間違いのないことで、ダンスインザダーク、ダンスパートナーを出せるファミリーにKingmamboが入ったくらいで長距離をこなせなくなる事はないのだろうという印象ではあるのです。だからMr. Prospector系を母父に持ってるサンデーサイレンス産駒が天皇賞春を勝ってしまったと嘆かれても、Kingmamboなら普通のMr. Prospectorという捉え方をする事の方が間違いであろうかと。というわけでこれを軽そうな血統と言ってしまったらそれこそダンスインザダークの立場がないわけで…。母スプリングマンボには累代に配されたKey to the MintとMiesqueの母父のProve Outから入るGraustarkのクロスがあって、Nijinskyなんかもはさんでいるという事でそれなりにスタミナを持っていそうな血統ではあるのです。特にProve Outなんてのは16Fで開催されていた時代のJockey Culb GCの勝ち馬でもあることですし、Kingmamboの産駒が距離をこなすってのはこの馬と12Fの本格派を出せてしまうNureyevというところが大きいのではないかなと思ったりもするんですけどねえ。
とはいえ、大阪-ハンブルクCの結果をまともに見てなかったし、菊花賞の後で裏路線に行ってたような印象でもあったので、希望的に見てもまだ本格化してないんだろうなあくらいの印象で検討対象からぶった切っていたのではありますが。2着のビッグゴールドといいドイツ年を記念してた今年の大阪-ハンブルクCは一味違っていたのか…。
ビッグゴールドの2着の方が確かに驚く点ではありますが、自分のペースを守って進める事が出来たら簡単には止まらないというところではありましょう。ブライアンズタイム産駒とはいえ母はMr. Prospector X Raise a Cupという血統で、この2頭が非常に似通った血統をしていて、Mr. Prospector≒Raise a Cupの1X2という形に読む事もでき、スプリント寄りであるため、こっちが2着に来た方がを驚くべきなのかもしれないですよねえ。
その他。ヒシミラクルは復帰して以降は以前のように追走に苦労するという事もなく、前につけることができるようになっていて、精神的な面ではかなり変わっていたんだろうと思いますが、まさか掛かってしまうとな。京都記念からの直行ではなくて、阪神大賞典でも大阪杯でもどちらか一つでも使えていればという気はしましたか。Makybe Divaは馬場が合わなかったという事になるのかもしれませんが、一つにはコース取りに問題があったという事になりますかねえ。京都競馬場はこの日が初めてだったかと思われるG. Bossは責められないですが、京都の芝長距離を得意にしている騎手だったらもうちょっと違ったんではなかろうかと。もう一つは先週の香港でElvstroemとGrand Armeeが揃って凡走していて、この時期のオセアニア馬にはもう余力が残っていないという事になるのかなとも思ったり。
リンカーンは何でまたこの馬が一番人気なのかってところではあり、鞍上のことを考えたら昨年よりアテにならなそうではあったわけで…。阪神大賞典では明らかにここへ向けての一叩きという馬体で出てきたにもかかわらず、そのときから絞れないってのはどうなのかとも。同じことはアドマイヤグルーヴにも言えますが、これらの馬は陣営が思っているほどトップクラスというわけでもないような気がしてならんのですがねえ。
で、レースのレベルってことで言えばそこまで低いものでもないだろうと思いますけどね。馬券の配当が荒れた事とレースレベルを結び付けようとする人が多いのには、ちょっと違うだろと思うんですよね。
レースの内容そのものより、それ以外の部分で京都競馬場まで出かけた事に疲れ果てましたけどね…。

Foreign Racing

Newmarket

こっちでもKingmambo大暴れ。詳細は明日あたりにまとめましょう。

2005/5/2

Foreign Racing

1000 Guineas GI Newmarket GB Turf 8F

1.Virginia Waters: Kingmambo - Legend Maker by Sadler's Wells
2.Maids Causeway: Giant's Causeway - Vallee des Reves by Kingmambo
3.Vista Bella: Diktat - Cox Orange by Trempolino
4.Karen's Caper: War Chant - Miss Caerleona by Caerleon
5.Cape Columbine: Diktat - Cape Merino by Clantime
6.Saoire: Pivotal - Polish Descent by Danehill
7.Pictavia: Sinndar - Insijaam by Secretariat
8.Bahia Breeze: Mister Baileys - Ring of Loce by Magic Ring
9.Echelon: Danehill - Exclusive by Polar Falcon
10.Fen Shui: Timber Country - Crystal Gazing by El Gran Senor
11.Golden Legacy: Rossini - Dissidentia by Dancing Dissident
12.Favourita: Diktat - Forthwith by Midyan
13.Joint Aspiration: Pivotal - Welcome Home by Most Welcome
14.Slip Dance: Caltic Swing - Hawala by Warning
15.Simply Sunshine: Desert Sun - Summer Fashion by Moorestyle
16.Penkenna Princess: Pivotal - Tiriana by Common Grounds
17.Satin Kiss: Seeking the Gold - Satin Flower by Shadeed
18.Love Thirty: Mister Baileys - Polished Up by Polish Precedent
19.Shanghai Lily: King's Best - Marlene-D by Selkirk
20.Market Trend: Selkirk - Equity Princess by Warning
前日に実にあっさりとクラシックタイトルを手に入れたGiant's Causewayですが、ここではその影響を受けて、直前になってMaids Causewayが人気になりなんと一番人気になってしまいました。週中ではMaids Causewayは強さの割に混戦の中で意外とオッズがついていた印象だったのですが、この展開は予想外。展望の時にも書いたように止めるとしたらVirginia Watersとか思ってたのですが、あさ◎の予想大会ではその馬連を本線にするんじゃなくて単勝勝負orz。やっちまったよってところはあって、最近流れ悪すぎますねえ。
んで、今週はKentuckyにも有力馬の一角としてNoble Causewayを送り込むGiant's Causewayの野望はRough Shodの血によって阻止されましたという事になりますか。Maids Causewayだって母はRough Shod系の支配下にあって…というか母父Kingmambo、母母父Nureyevですからねえ。そういや2000ギニーで2着に突っ込んできたRebel Rebelの父もRevoqueでFairy King産駒だったよなあということを思い出すと、今年はこの2大勢力がぶつかるなり共存するなりしていくという事になるんだろうかとも。どうせ12F路線ではSadler's Wellsがいろいろと送り込んできそうではあるし。
ちょっとレーポスでも見てみますか。
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恐ろしき年から喜ばしき年への違いは明らかにクラシックの申し子たるべきK. Fallonである。彼は、彼自身と調教師のA.P. O'Brien、オーナーのSue MagnierとMichael Taborの名を競馬史に残す事になった。
このFallonとO'Brienによるギニーダブルは1967年にRoyal PalaceとFleetを駆ったNoel MurlessとGeorge Moore以来のことである。またオーナーまで同じであるのは、1942年のKing George VI、Fred Darling、Gordon Richardsの組み合わせ以来のことである。O'Brienはこれで英国の5つのクラシック競争全てを制し、一方のFallonはSt. Legerのみ手中に入れていない。
O'Brien厩舎は最悪の成績となった2004年とは対照的なスタートであり、Spencerを替えて、FallonをSoute厩舎から引き抜いたことは素晴らしい投資だったと信じているだろう。
以下略-----
というような形の歴史的な2000ギニー、1000ギニー連覇となりました。
人気上位馬がほぼ順当に上位を占め、人気を大きく裏切ったのはGodolphinのSatin KissとStouteのShanghai Lilyの2頭。Satin KissはUAEで使って牝馬二冠を達成して英クラシック挑戦だったのですが、このやり方でいきなり勝てというのが少し無理だったのかなってのと、Dubawiにしてもそうでしたが、やはりイギリスで一度使っている方が良いのではないかなと思うところです。Shanghai Lilyは2連勝とはいえ重賞級での実績がなく、昨年9月以来のぶっつけでの参戦となったわけで、この結果もやむをえないところかなと。
逆に上位はVirginia WatersがIrish 1000 Guineas Trialを勝っての挑戦、Maids Causewayはぶっつけでしたが昨年のRockfel Sを勝っています。Vista Bellaは今年になってからのデビューで2連勝。前走はノングレードですが、クラス1戦でJoint Aspirationを下していて優秀。Karen's CaperはNell Gwyn Sを勝っていますし、Cape Columbineはその2着。Damsonが回避してしまってメンバーがやや低調になってしまったのは仕方のないところではあるでしょうけど、その中で実績馬がしっかり上位に来て、それを2馬身半抜け出したVirginia Watersは十分なレースをしたといえるでしょう。Damsonは昨年の最後に嫌な形で土がついてしまってますし、そのとき何とか抑えたGolden LegacyとSlip Danceがここでパッとしなかった事もあるのでちとどうなのかねえ。
牡牝のギニー戦はまさにCoolmoreのためにあったといえる形で、O'Brien-Fallonという本線で両方取り、Giant's Causewayがクラシックタイトルを手に入れ、また、2着に突っ込んでくるともう文句のないところ。今年は調整が送れてダメかもとか言ってたのはなんだったのかと思われ。ここまで違ってしまったらJ.P. Spencerも辛かろう。あとはDiktatが掲示板に2頭送り込んできていて、こちらも結構良さそうかなと。
Virginia Watersは遡ればEtoile de Franceにたどり着く9-e族。In the Wings、High-Rise、Dubawiなどが出てくる非常に質の高いファミリーで、Kingmambo X Sadler's Wellsを使うということでなかなかよろしげ。こうなった以上はCoronation Sあたりで、今後フランスで1000ギニーを勝つ予定のDivine Proportions、そしてアイルランド1000ギニーは駆ってくれると思いたいMaids Causewayあたりとぶつかってくれたら今年も牝馬のマイル戦線が面白い事になりそうで良いですなあ…。とデンパ。やっぱ牝馬戦の方が面白いよなあとか言ってしまいます。

Jockey Culb S GII Newmarket GB GII Turf 12F

1.Alkaased: Kingmambo - Chesa Plana by Niniski
2.Gamut: Spectrum - Greektown by Ela-Mana-Mou
3.Bandari: Alhaarth - Miss Audimar by Mr. Leader
4.Warrsan: Caerleon - Lucayan Princess by High Line
5.Massif Centrale: Selkirk - Madame Dubios by Legend of France
Alkaasedが結局一番人気に応えました。Gamutに1馬身半つけるからまあ悪くないかというところではある。徹底的に12Fに拘ったローテーションが組まれていて、そこで大崩れすることなく徐々にクラスを上げてきてついにGIIを勝ちました。Kingmambo産駒で母父がNiniskiとNijinsky系の中でもスタミナ色の強いところで、古馬になってようやく本格化して来たという事になるのかなと。この先も結構期待して良いんじゃなかろうか。問題はWarrsanでBandariに5馬身差ってのはちとやられすぎで、Coronation C3連覇は苦しいか。

Dahlia S GIII Newmarket GB Turf 9F

1.Tarfah: Kingmambo - Fickle by Danehill
2.Summitville: Grand Lodge - Tina Heights by Shirley Heights
3.La Persiana: Daylami - La Papagena by Habitat
4.Shapira: Kornado - Semplice by Common Grounds
5.Red Bloom: Selkirk - Red Camellia by Polar Falcon
という事でRed Bloomは復帰戦で見事に飛んで、勝ったのがKingmambo。Tarfahはこれで6戦5勝で重賞初制覇ということになりました。こっちも勢いがあるので今後期待できそうではあります。

こんな感じにKingmamboがNewmarketの重賞を3タテかましてしまいました。もうなんなのだろうこの種牡馬ってところはあるのですが、母父がSadler's Wells、Niniski、DanehillとすべてNorthern Dancer直系であり、改めてKingmanboの好物ってことを思い起こさせてくれましたねえ。そしてNorthern Dancer系の多様な種牡馬の肌馬に対してある程度のニックスを見せるという事はKingmamboの強みなのでしょう。今年の産駒のこの活躍ぶりなのに種付けが制限されている事は残念でしょうねえ。

70. Gerling-Preis GII Koeln GER Turf 2400m

1.Collier Hill: Dr. Devious - Polar Queen by Polish Precedent
2.Simonas: Sternkonig - Sistadari by Shardari
3.Baliamos: Lomitas - Bandeira by Law Society
順当に2強で決まったという事ではあるんですが、Simonas負けますか。ドイツはShiroccoの復帰待ちってとこですかねえ。Saldentigerinも早く復帰して欲しいけど。

Prix du Muguet GII Saint-Cloud FR Turf 1600m

1.Martillo: Anabaa - Maltage by Affirmed
2.Autumn Glory: Charnwood Forest - Archipova by Ela-Mana-Mou
3.Whipper: Miesque's Son - Myth to Reality by Sadler's Wells
Kingmamboの勢いはここまでは及ばなかったようで、Miesque's Son産駒Whipperは3着でした。Martilloはもう本国では走らないのですかねえ…。

Prix Cleomene GIII Saint-Cloud FR Turf 2100m

どうもレース名が変わったらしくあるPrix Cleopatre。
1.Vadawina: Unfuwain - Vadaza by Zafonic
2.Montare: Montjeu - Contare by Shirley Heights
3.Green Girl: Lord of Men - Green Sails by Slip Anchor
Aga Khan - FabreのVadawinaが勝ちました。あまり面白くないのでスルーです。ディアヌ一直線という感じか。

Prix Allez France GIII Chantilly FR Turf 2000m

1.Elopa: Tiger Hill - Evening Kiss by Kris
2.Diamond Tango: Acatenango - Diamond Dance by Dancehall
3.Miss Wind: Sri Pekan - Miss Alizier by Fairy King
4.Australie: Sadler's Wells - Asnieres by Spend a Buck
5.Saldentigerin: Tiger Hill - Salde by Alkalde
9.Whortleberry: Starborough - Rotina by Crystal Glitters
勝ったのはEpaloの半妹Elopa…このやる気のない馬名のつけ方はorz。2着にAcatenango産駒が入るということで、前日のSaint-CloudのMartilloからドイツの流れを受け継いだ形になりつつも、よりにもよってSaldentigerinこけてます。ついでにWhortleberryもこけているわけですが、そっちはまあこんなもんだろってとこではありますが。

Tetrach S GIII Curragh IRE Turf 7F

1.Indesatchel: Danehill Dancer - Floria by Petorius
2.Emerald Cat: Storm Cat - Heeremandi by Royal Academy
SpencerがO'Brien-FallonのEmerald Catを抑えて少し意地を見せた訳でもなく、あの人気で飛ばしたらさすがにやばかろうと。

Mooresbridge S GIII Curragh IRE Turf 10F

1.Cairdeas: Darshaan - Sabaah by Nureyev
2.Yeats: Sadler's Wells - Lyndonville by Top Ville
Yeats負けました。この世代のO'Brien厩舎は層が薄いという事もありますし、しゃあないといえばしゃあない。勝ったCairdeasは母をどこかで見た名前だなと思ったら、Desert Kingの半弟らしき。しかし最近Nureyevの入った馬が多いね。

Game

Alice Soft

Alice Softのゲームのサウンドを手がけるShade氏がネットラジオに出演されるというので、聞いてみました。
男達の沈黙
これね。配信は5/4までらしきなので、ぜひとも聞いておきましょうw。形式はasfですがゴニョゴニョ…
DRAGON ATTACK氏とShade氏が2枚看板でAlice Softの音楽面を支えているってのはかなり大きいわけですが、この二人はゲームのマニュアルのコメントだったり、Alice公式のスタッフ日記だったりにほとんど書かないんですよね。Shade氏は必要事項だけだったり、それ以外にあっても一言ってとこだし、ドラアタ氏はスタッフ日記では見た事がないような稀ガス。で、ラジオの中でも触れられてましたが、ファンクラブ会報でもあまり出てこないという事で本当に謎ってところではあるらしいっすな。
で、Aliceってのはあの業界にあって特殊なところがあったりするわけで、一つには他のソフトメーカーは発売日が延びて当然て所だってあるわけですがAliceの場合発売日として発表したら動くことなくしっかり出てくるという事が挙げられますし、人材が流出しないというところでも稀有なメーカーではあるのです。PCのプラットフォームの変化などに合わせてパッケージが変更されつつも闘神都市IIは発売からロットアップまで10年近くという期間売られ続けているわけであり化け物ですわな。普段は10時-6時とかなんかソフトメーカーらしくない仕事っぷりらしいし、きっちりしているといえばそうですな。まあ、あの業界はこういうまともな会社が浮いてしまうってのが問題ではあろうかと。
関東ではあさってがDream Partyですが、関西だと宝塚記念の日とぶつかってます。とりあえず行ってテレカという名の寄付。あとは関東の方のイベントレポート見つつどうするか決めようかってところではあったり。

2005/5/3

Horse Racing

NHK MILE CUP Pre-rating

今年は牝馬が強そうなNHKマイル。桜花賞上位2頭が登場予定。
トップレートは今年の桜花賞馬ラインクラフトの109。これに続くのが同3着のデアリングハート、シンザン記念勝ちのペールギュントの107。牝馬2頭はセックスアローワンスの4ポンドを考慮すると抜けた評価を受けているといえるでしょう。
桜花賞を見ているとラインクラフトのマイル戦での強さというのは少し抜けているなあと思うところではあり、デムーロがうまく乗ったなという印象を受けたデアリングハートはデムーロが帰国してしまって乗り替わりになるのをマイナスと捉える他ありません。すでに福永騎手がオークスではシーザリオに騎乗と言われているわけで、ラインクラフトのオークス出走はこの結果次第ということになろうかと思われますが、その場合騎手を確保するところから考えないといけなくなるわけで、こっちに全力を傾けてくると見るべきではありましょう。距離に不安があると言ってもこの時期の牝馬限定ならまだごまかしの効くところではあるでしょうけどキョウエイマーチという例があるわけで…。ま、マイルに拘るならここで牡馬挑戦をやった挙句、オークスすっ飛ばしても良いのでこっそり安田記念とか出てきてくれたら惚れますw。デアリングハートは東京の直線で残せるかと言われるとちと疑問。
ペールギュントはスプリングSで期待ハズレもいいところであり、皐月賞も力の差が明らかな6着に終わるというあたり怪しいものです。この世代の牡馬は年が変わって勢力図が塗り替えられてしまった印象はあり、シンザン記念ってのはその勢力図が塗り変わる直前のレースだったのではないかななどと。まあ、マイネルハーティーがNZTを勝っているのでこっちも有力と言えば有力ですけどね。
ということで、ニュージーランドトロフィーのマイネルハーティーとアーリントンCのビッグプラネットが106。マイネルハーティーはマイネルラヴ産駒で戦績を見ているとどうやら1600mまでが限界というところではありましょう。シンザン記念でペールギュントと叩き合って競り負けましたし、皐月賞から回ってくる馬には歯が立たないかなとも。ビッグプラネットも銀河系最強オークス馬by1972さまダイワエルシエーロの半弟で、父がブライアンズタイムに変わっているとはいえ、マイルくらいでかっとばすスピードで勝負すべきかと。そうは言っても皐月賞は何も抵抗できないままずるずると後退していき負けすぎな印象です。
レート104で続くのがアイルラヴァゲインとディープサマー。このあたりで今年は小粒かなという印象なんですよね。アイルラヴァゲインもディープサマーも距離が持つのかやや微妙なところではありますし、スプリントでも抜けて強いと言う印象もないですし。
103はNZTのイヤダイヤダとインプレッション。102でコンゴウリキシオー、101がセイウンニムカウ、パリブレスト、ピサノグラフと言った面々。この中ではコンゴウリキシオーが面白い存在かなとは思いますが、この血統でこれまでマイル戦出走歴なしってのは少々驚いた。
んー、なんか低調かなという気はする。そんな中で注目はと言えば、昨年まで唯一頭ロサードしかこのレースに出走させていなかったサンデーサイレンス。今年はいきなりデアリングハート、ペールギュントというレーティング上位を送り込む事になりそうで、サンデーサイレンスに残された未踏のGIがまた一つ陥落すると言う事になりそうな予感。もちろんラインクラフトをどうにかできればではあるのですが。牡馬相手、初の関東遠征ってとこは気にした方が良いのかもしれないがラインクラフトが抜けて強いのは間違いなかろうし。

Foreign Racing

O'Brien厩舎の動向

先人に倣い、CurraghのGuineas Doubleを目論む模様。師のコメント
「私たちはここで座り込んでしまうわけには行かないし、まだ今後のプランについては議論しているところだが、FootstepsinthesandはIrish 2000 Guineasに、Virginia WatersはIrish 1000 Guineasに出走する可能性が非常に高い。Footsteps(ryは月曜の朝にキャンターを行って素晴らしい動きだった、一方Virginiaも問題ない。彼らは週末のレースでより良く評価されるべきだ。そして4着だったOratorioも同じだ。私はただ、彼らが次のレースにおいてもNewmarketにいた時と同じように健康で順調である事を願っている。石など転がっていないはずだが、もしそれを見つけたなら、我々は待ってそれを見なければならない。」-- Aidan O'Brien

また、今週はMotivatorとのジョイントでDerbyの一番人気に支持されているGypsy KingをDee Sに、AlmightyをChester Vaseにそれぞれ出走させてくる見込みでDerby路線はそっちに任せるということになりそうか。また、Grand CentralがLeopardstownのTrialに出てくるらしき。一方のVirginia WatersはOaksに出走するには追加登録が必要になってくるとのことながら一番人気に浮上してきた模様。といっても、師自身はあんなコメントをしているわけで、Oaks出走の目は薄いかなと。
一方でちとやばそうなレベルの古馬はAceがTattersalls GCに出走を予定しているとのこと。YeatsはCoronation Cってことにはなりそうですが、負けたので微妙なところはあって別の馬が出走してくるかもしれないと言うところ。

2005/5/4

東方は妖々夢から。ウィンドウモードでキーボード操作という邪道プレイ(挨拶
知らない人にExtra Stageだったり、最後の方のSpell Practiceを見せると唖然とされるってのはあるかも知れず。使用キャラの基本は咲夜。妖々夢で攻撃力と使いやすさに惚れるものの、永夜抄では単体で最弱とも言われてしまうような状態になりました。永夜抄の場合は紅魔チームってことになるとレミリアが使いやすいし、レミリア側からだとラストスペルが咲夜の幻葬「夜霧の殺人人形」になるわけで、ボス戦では非常によろしい組み合わせではありますか。使い魔にロックされてボス自体には全くダメージが行かないスペルもあるけど…

QMA2

アニゲは58%しかない。これと59%しかない芸能は基本的に死にジャンル。一時期はこれらと学問との間で20%を超える差がありましたが、最近の学問正解率が急降下して75%キープに変わったことで大体15%圏内で落ち着くかな。
ちょっと廃プレイするつもりで行ってみたものの、前から少し間隔が空いたためスタート微妙。基本的にダメなパターンに嵌まり、タイプミスを連発…テンションを如何こうする以前の話だったりしました。そろそろ、どのジャンルってところだけではなくて、ランダムのどれで落としているのかも見ていかないとなかなか上には行けないかなとも思うので、フォーマットにはめてみる。てか結果晒してみる。
MARL: ACTION草津
私の住んでいるところからQMAをやりに行くとなると場所は限られているわけで、休日はここがメイン。
大賢者6→4
1) スポ1(3)[14]
2) 雑学1(3)[14]
3) アニ1(3)[ 6]→アニ3(3)[2]→アニ5(6)[1]→1(8)
4) スポ1(4)[13]
5) 雑学1(4)[10]→雑学4(2)[12]
6) スポ2(5)[ 6]→アニ4(2)[11]
7) スポ1(1)[16]
1) 学問2(5)[ 6]→アニ4(3)[5]→芸能5(3)[8]
2) 学問2(5)[ 3]→芸能3(4)[2]→学問5(5)[1]→3(6)
3) 芸能2(1)[16]
4) ノン2(4)[ 6]→スポ3(4)[7]→学問5(3)[8]
最初の2クレジット分はタイプミスを連発してどうしようもない状態。というより問題を答えるところ以外のタッチパネルの操作でもなぜか自分の意図と違うところを触ってたようで、間隔を修正するのに時間がかかったというところ。どちらも4問あれば通っただけにorz。そしてなぜか予選ジャンルを見ただけで絶望するアニメ3連で3回戦に残り、あまつさえ3回戦トップというわけの分からない展開に。とはいえアニ5の全問トップ通過はこの前も一回やっていて、ときどきスイートスポットにはまるようなときはあるのかなと。多分、アニゲにおいてはランダムの分け方じゃなくて、問題の年代によって正答率が片寄って出てくるんじゃなかろうかと。この決勝は学問順番当てできっちり一人正解X2を取って、最終フェイズで芸能四文字を出されて2問のリードは吐き出したわけですが、自分フェイズでのスピードが効いて何とか逃げ切り。その後は無理なジャンル構成を突破した反動もあったかもしれませんが、順調に進んでいたゲームでフリーズを喰らったと言う痛い展開で完全に集中力が切れる。投げやりになっていたので、カードを切り替えて中級戦で馴らして後の4ゲームはそこそこ。最後のゲームは決勝までやってる時間がなくなったので撤退気味に終了。ある程度安定して3回戦までは進出しておきたいなというところではあるので、一人正解を取った直後の問題で一人飛びをするような出入りの激しい展開がよくあるのだけは何とかしないといけないよなあ。
気分転換でやっていた中級戦は4戦4勝。一気に上級まで上がったので賢者戦に戻ったわけですが、賢者戦だと明らかに負ける私のタイプ速度でも周りより明らかに早いタイミングで答えられるというのは逆に感覚を麻痺させるかも知れず。1回戦は無難にまとめて、2回戦以降でほぼ全問取るという形になる事が多いのですが、これはちょっと悪い癖かとも。決勝も12問完答が無くて11問でのスピード勝負だったりする事もあったわけで、相変わらず速さと精度の兼ね合いに悩んでるといったところか。

2005/5/5

Foreign Racing

Kentucky Oaks GI Churchill Downs KY Dirt 9F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Runway ModelPetionvilleTicket to HoustonHoustonPatrick A. Velenzuela
2Dance Away CapoteCapoteIngot's Dance AwayGate DancerJohn R. Velazquez
3In the GoldGolden MissileIncinerateGroovyRafael Bejarano
4Sis CitySlew City SlewSmart SisBeau GeniusEdgar S. Prado
5SummerlySummer SquallHere I GoMr. ProspectorJerry D. Bailey
6RugelaBernsteinSkygustySkywalkerGreta Kuntzweiler
7Aspen TreeHoly BullRockarollerDixieland BandJevier Castellano
8MemoretteMemoForever FondreShahrastaniKent J. Desormeaux
9Gallant SecretMenifeeCandi's ParfaitAlyshebaMike E. Smith
まあ、こうなってしまってはSis Cityが断然人気になるのも無理はなく、Sweet Catomineは牡馬挑戦の挙句引退だし、Sharp Lisaもいまいちよろしくないと思ったら結局回避してNYに狙いを定めることになってしまったしという事情はある。これじゃ面白くないよなあとか思ってみたりもするわけで、Sis Cityがどこかで吹っ飛んではくれないだろうかなと思う事もあるのですが、まず無理でしょうな。有力馬はことごとくSis Cityにぶっちぎられたことがあるわけで…。
実際、Sis Cityで決まったら面白くないよなあと思う事は確かなので、Memoretteで懲りてない人はMemoretteから行くだろうし、諦めの境地でSis Cityがこけてくれるのを待つかなというところ。

Kentucky Derby GI Churchill Downs KY Dirt 10F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Sort It OutOut of PlaceVexKris S.Brice BlancBob Baffert
2Andromeda's HeroFusaichi PegasusMaroziaStorm BirdRafael BejaranoNicholas P. Zito
3Sun KingCharismaticClever But CostlyClever TrickEdgar S. PradoNicholas P. Zito
4Noble CausewayGiant's CausewayMimi's Golden GirlSeeking the GoldGary L. StevensNicholas P. Zito
5Coin SilverAneesBeyond a DoubtConquistador CieloPatrick A. ValenzuelaTodd A. Pletcher
6High LimitMaria's MonKnown RomanceKnown FactRamon A. DominguezRobert J. Frankel
7Flower AlleyDistorted HumorPrincess OliviaLyciusJorge F. ChavezTodd A. Pletcher
8Greater GoodIntidabGather the ClanGeneral AssemblyJohn McKeeRobert E. Holthus
9Greeley's GalaxyMr. GreeleyAscot StarreAscot KnightKent J. DesormeauxWarren Stute
10GiacomoHoly BullSet Them FreeStop the MusicMike E. SmithJohn A. Shirreffs
11High FlyAtticusVerbasleSlewpyJerry D. BaileyNicholas P. Zito
12Afleet AlexNorthern AfleetMaggy HawkHawksterJeremy RoseTimothy F. Ritchey
13Spanish ChestnutHorse ChestnutBaby RabbitNo Sale GeorgeJoe BravoPatrick L. Biancone
14WilkoAwesome AgainNative RootsIndian RidgeCorey S. NakataniCraig Dollase
15BandiniFusaichi PegasusDivine DixieDixieland BandJohn R. VelazquezTodd A. Pletcher
16Bellamy RoadConcertoHurry Home HillaryDeputed TestamonyJavier CastellanoNicholas P. Zito
17Don't Get MadStephen Got EvenClass On ClassJolie's HaloTyler BazeRonald W. Ellis
18Closing ArgumentSuccessful AppealMrs. GreeleyMr. GreeleyCornelio H. VelasquezKiaran P. McLaughlin
19Going WildGolden MissilePolaStrawberry RoadJose Valdivia Jr.D. Wayne Lukas
20Buzzards BayMarco BayLifes LassSeneca JonesMark GuidryJeff Mullins
特に20頭も出走してくるこのレースでは枠順というものを考慮に入れなければならず、結構好きな馬には外枠くらい克服できる強さを求めてしまいますのでStellar JayneをBCのときに本命にしたように普段は気にしないのですが、このレースで外からになった馬はどうかなとも思うわけですよ。ええ、どうせDon't Get Madは追い込んでくるから関係ないとか言われても気にするわけですよ。ここ2年の勝ち馬を見るだけで、血統なんて見てもしかなのないレースとか割り切ってしまうのですが、だめですか?>1972さま
とりあえず前哨戦圧勝で人気のBellamy Roadから。父ConcertoはChief's Crownの産駒で現役時代はGIIIくらいまでというレベル。母Hurry Home Hillaryも自身は大した事がなく、ずっと遡ってExclusiveにぶち当たる10号族。そのおかげか累代の種牡馬はBuckpasser、Damascus、Mr. Prospector、Cozzene、Deputed Testamonyと高いところを維持していたのですが、この母の父になってやや落ちたという印象ではあるのですが、このAlibhai直系の母父がHyperionをもたらしてくれるというのがBellamy Roadの血統にとってアクセントになったという面はあるでしょう。しかし、この母の血統てのはえらく早く更新されてるなと。前走千切った馬が多く出走してくるとはいえ、一番厳しいマークを受ける立場になって同じパフォーマンスが発揮できるかなというところでしょう。
Afleet Alex。父Northern Afleetは母父にNureyevってだけでも何をしてくるか分からず怖いところにある意味壊れた血統のNangelaのファミリー。母Maggy Hawkはその母父に南アフリカに流れた後北米の芝にやってきたDante直系のHawaii。その前はSideralの産駒Sensitivoからアルゼンチンの血も入って国際色豊かといえばそうなりますが、その影響かアウトクロスより二なり過ぎているのではないかなとも思うところです。2歳戦からの上位馬でありつづけた実績は安定感という面で何より評価されても良いところではありますが、前走で無駄に圧勝して反動が出ないかなと心配になるところではある。
Bandini。また忘れかけてましたが、Rough Shodの直牝系に属します。この馬の場合は2歳にして年度代表馬に選出されているアメリカで唯一の牝馬でもあるMocassinを4代母に持っていて、そこからの累代が、まず9-f族の名牝Bayouを祖母にもつ良血Coastal、説明不要のSeattle Slew、母父として大きな影響力を持つDixieland Bandとなって、Fusaichi Pegasusです。祖母Hail AtlantisがSanta Anita Oaks馬でもあり、母の半兄にStormy Atlanticが出ています。いまいち好きになれないのはFusaichi Pegasusだからかなとか言ってみる。
High Fly。父はNureyev産駒Atticus。母父はマイナー種牡馬ながら母父としてHelissio、Falbravを送り出したSlewpy。母系は派手なところは無いが、重賞クラスで堅実に実績を残しています。Florida Derbyを勝った事でGIの壁を突破していますし、一線級で安定して実績を残してここに挑戦してきたというのは強みですが、年明けからは休み無く使われているというあたりがどう出ますかね。Baileyを捕まえていたのも強みではありますが。
人気馬はこんなものですかね。あとは英クラシックを席巻したGiant's Causeway産駒Noble Causeway。祖母Classy CathyはGI3勝の活躍馬。これまでに出て来たGiant's Causeway産駒、Maids Causeway、Shamardal、Footstepsinthesandと比べるとやや欧州血統の無さが気になるところはあるのですが、その分でダートをこなしていると見る事も出来ますねえ。

Northern Dancer系が人気ではこないというのは確かにそうであるかもしれないなというところではあるのですが、すでにこの出馬表の種牡馬の世代でNothern Dancer系と一まとめにするにはいかないところがあるのも確かなので、忘れても良いかなと。ある程度Nothern Dancer系というときにはそれに共通して言える部分を持ってればって基準でやってるので、例えばサンデーサイレンスXノーザンダンサー系って言い方だったらAlmahmoudのクロスを気にしてるわけだし、KingmamboXノーザンダンサー系だったらNorthern Dancer自身のクロスを気にしていたり…。

2005/5/6

Foreign Racing

Humana Distaff H. GI Churchill Downs KY Dirt 7F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Puxa SacoDehereSalty SalCox's RidgeM.E. Smith
2Bending StringsAmerican ChanceStraight SouthHail the PiratesG.L. Stevens
3Molto VitaCarson CityPrincess PoloniaDanzigR. Bejarano
4Josh's MadelynQuiet AmericanIntend to WinHousebusterJ. Shepherd
5Santa CandidaEspaciadoSaint MarisaSaint SeverO.A. Berrio
6SourisDefrereMeet Hunca MuncaNorthern ProspectJ.R. Velazquez
7Heavenly HumorDistorted HumorCall From HeavenPhone TrickR. Albarado
8My Trusty CatTale of the CatEntrustedPrivate AccountJ. Castellano
9Madcap EscapadeHennessySassy PantsSaratoga SixJ.D. Bailey
まあ、復帰してから圧勝続きのMadcap Escapadeで仕方ないかなというところではあるのですが、今回は7ポンドも抜けたトップハンデということもあるわけで、ハンデ負けした場合はSourisとかBending Stringsの出番。Sourisは今年スプリント戦4勝なのですが、7Fでもちょっと長いというところはあるのかもしれません。Bending StrinsやMy Trusty Catといったスプリントで安定している連中に7-8ポンド与えて勝ったら強さを認めざるをえんよなあ。アルゼンチンのGI馬Santa Candidaはこの距離は短いかと。

Woodford Reserve Turf Classic GI Churchill Downs KY Turf 9F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Meteor StormBig StoneHunt the SunRainbow QuestC.S. Nakatani
2G P FleetNorthern AfleetCome on BidSpectacular BidR. Bejarano
3Sweet ReturnElmaamulSweet RevivalClaude MonetA.O. Solis
4Quest StarBroad BrushTinacaManilaE.S. Prado
5Perfect DriftDynaformerNice GalNaskraG.L. Stevens
6Place CowboyCompton PlaceParis JoelleFairy KingM.E. Smith
7Senor SwingerEl PradoSmooth SwingerKris S.J.D. Bailey
8MustanfarUnbridledManwahLyphardJ.A. Santos
9America AliveAmerican ChanceAlive With HopeAlydarR. Albarado
10A to the ZBenchmarkGreen AgainReplantP.A. Valenzuela
こっちはこっちで微妙なメンバーですなあ。Perfect Driftに期待したい気分はまだあるんだけどね。さすがにもうロートルといわれても仕方のないところに来ているんではないかななどと。Meteor Stormが一番人気ながらも混戦という見立てのML。どれもこれもあまり好きではないんだけど、実績からSweet ReturnとMeteor Stormってのは仕方のないところか。

Roses in May: Devil His Due - Tell a Secret by Speak John

今更何をって感じに出遅れましたが、Roses in Mayが日本で種牡馬入りする件について。
Blood-Horse: Roses in May to Stand in Japan
既に種付け権利の80%以上が売却されていますが、売却先は日本のシンジケートという以上のことは明らかにされていません。こんな馬を今買えるのは社台かJRAかってとこではあるのですが、JRAがわざわざ買う血統の馬でもないように思えますので、社台なのかねえ。社台だったらサンデー系牝馬に対してHaloのクロスを作りに行くというつもりではあるのでしょう。Northern Dancerを持たず、Haloだけに注目するような配合が作れることは作れるかなと。日本人はSunday Silenceの代わりを探しているなんて簡単に見抜かれているあたり、Sunday Silenceと同じHalo系に飛びつくというのは少々単純すぎないかなと思うのです。
で、どうやらその日本側はJCDへの出走を考えているらしくはあり、JRAが目玉にしたいから種牡馬入りにかこつけて買わせて、出走させるというシナリオだったら笑えんなとか思ってみたり。とはいえこういう話があるということはJRA、すなわちJBBA供用、って事はないかなと。
まあ、例の800万ドル馬のとき見たく、いろいろ推測したところで結局そこかってオチなんだろうけどね。
ところで、これを取り上げていた記事を見ていて気になったのですが、Blood-Horseの記事にはbreeding rightsとあって、来年からの種牡馬としての権利の80%以上なわけで、今年のRoses in Mayのローテーションには基本的に口を出せないような気はするんだけどねえ。もちろん引退戦をJCDにしろくらいなら言えるのかもしれないけど。

Horse Racing

NHKマイルC GI 東京 芝1600m

馬名母父騎手調教師
1エイシンヴァイデンTouch GoldBermont GirlMi Cielo武幸四郎瀬戸口勉
2ペールギュントサンデーサイレンスツィンクルブライドLyphard武豊橋口弘次郎
3セイウンニムカウカーネギープロミストークジェイドロバリー安藤勝己上原博之
4アイルラヴァゲインエルコンドルパサートキオリアリティMeadowlake横山典弘手塚貴久
5コパノフウジンヘネシーウェディングベリースキャン佐藤哲三宮徹
6パリブレストスペシャルウィークフレイムオブパリBlushing Groom田中勝春小島太
7コスモフォーチュンマイネルラヴグレースマリヤグルームダンサー松岡正海宮徹
8バブルエスティームバブルガムフェロースギノシャーロットWoodman小牧太鈴木康弘
9ディープサマータイキシャトルチカリーSadler's Wells藤田伸二山内研二
10シルクトゥルーパーアドマイヤベガシーヴィーナスDayjur上村洋行大久保正陽
11マイネルハーティーマイネルラヴシビルスイートシンボリルドルフ内田博幸中村均
12ラインクラフトエンドスウィープマストビーラヴドサンデーサイレンス福永祐一瀬戸口勉
13デアリングハートサンデーサイレンスデアリングダンジグDanzig後藤浩輝藤原英明
14ビッグプラネットブライアンズタイムロンドンブリッジドクターデヴィアス蛯名正義南井克巳
15マルターズビクターYankee VictorFortuesqueFortunate Prospect勝浦正樹手塚貴久
16ストラスアイラパラダイスクリークカルカネットナトルーン吉田豊小島茂之
17イヤダイヤダサニーブライアンモットヒカリヲアフリート柴田善臣音無秀隆
18インプレッションサンデーサイレンスシェイクハンドMr. Prospector松永幹夫沖芳夫
プレレートを信じるというのは何か違う気がするもののラインクラフトを信じてみようかと思うところもあり。あとは適当にサンデーサイレンスの血が入った馬でいいや。

天皇賞の後始末

2頭の菊花賞馬が揃ってターフを去ることになりそうです。ヒシミラクルとザッツザプレンティが脚元の故障を再発させ、ザッツザプレンティは種牡馬入り決定、ヒシミラクルは未定ながらも再発させたということを考えるとレースに復帰するのは困難でしょうねえ。
■ザッツザプレンティ (2000 JPN) ダンスインザダーク - バブルプロスペクター by Miswaki
16戦3勝。2歳のラジオたんぱ杯を制して世代トップクラスの馬としてクラシックに臨む立場になりましたが、弥生賞で惨敗した事でその評価は急落。皐月賞もいいところが無かったのですが、ダービーでは3着に突っ込んで重馬場での強さを見せます。菊花賞で三冠のかかるネオユニヴァースを3着に退けてGI制覇となりましたが、それが最後の勝ちになりました。その後はジャパンCで2着、翌年の阪神大賞典で2着だけが目立った戦績。その一方で有馬記念では掛かりアクティブバイオと絡みながら暴走して惨敗して見せたり、天皇賞春でも見せ場の一つも無いままに終わったりと安定感のない馬でもありました。
ダンスインザダーク後継種牡馬となるわけですが、ツルマルボーイとどちらがってのは難しいところではあるかなと。ツルマルボーイの方が距離の幅が広いし、土着牝系の分だけ配合面で融通が効きやすいということもあるし、ステイヤー色の強いザッツザプレンティは辛いところかなと。でも、ダンスインザダークに似てるのはザッツザプレンティの方ではあるんだよなあ。
■ヒシミラクル (1999 JPN) サッカーボーイ - シュンサクヨシコ by シェイディハイツ
28戦6勝。一番人気ノーリーズンがスタート直後に落馬した波瀾の菊花賞を制した時点ではフロックかと思われ、実際にその後の有馬記念、阪神大賞典、大阪杯とその評価を覆す事は出来ませんでしたが、天皇賞で本領発揮。そのまま宝塚記念まで勝ってしまって古馬のトップホースになりました。京都大賞典では前でレースを進める事ができましたが、そのレース後故障。1年間の休養を経て復帰した天皇賞秋は良いところが無いままに終わりましたが、ジャパンカップでは前につけ手応え良く直線を向くという復調振り。結局あれが最後の輝きだったのかなと思う。
いつの間にかナリタトップロード以上のタイトルを持ってたりするわけですが、種牡馬ということになるとちと厳しい現実もあるだろう。

2005/5/7

Foreign Racing

Kentucky Oaks GI Churchill Downs KY Dirt 9F

1.Summerly: Summer Squall - Here I Go by Mr. Prospector
2.In the Gold: Golden Missile - Incinerate by Groovy
3.Gallant Secret: Menifee - Candi's Parfait by Alysheba
4.Sis City: Slew City Slew - Smart Sis by Beau Genius
5.Memorette: Memo - Forever Fondre by Shahrastani
6.Runway Model: Petionville - Ticket to Houston by Houston
7.Rugela: Bernstein - Skygusty by Skywalker
Dance Away Capoteスクラッチしたのかよorz
ということでSummerlyの逃げ切り劇でした。二番手を追走していたSis Cityは失速。後方待機のIn the GoldとGallant Secretが突っ込んできました。Memoretteは伸びず。Runway Modelはさっぱりってことではあるので、なんですかねえ。…勘弁して。

Louisville BC H GII Churchill Downs KY Turf 8.5F

1.Shadow Cast: Smart Strike - Daily Special by Dayjur
2.Island Sand: Tabasco Cat - Sue's Last Dance by Forty Niner
3.Storm's Darling: Storm Boot - Super Darling by Raise a Cup
4.Personal Legend: Awesome Again - Highland Legend by Storm Bird
5.Star Parade: Parade Marshal - Clerical Etoile by The Watcher
ま、このクラスの上位が順当にきたというところではありますか。

American Turf S GIII Churchill Downs KY Turf 8.5F

1.Rey de Cafe: Kingmambo - Commodities by Private Account
Kingmamboは止められない…。しかし芝かよってのはあるんだが。

Horse Racing

京都新聞杯 GII 京都 芝2200m

1.インティライミ: スペシャルウィーク - アンデスレディー by ノーザンテースト
2.コメディアデラルテ: ホワイトマズル - ロングオペラ by オペラハウス
3.アドマイヤフジ: アドマイヤベガ - アドマイヤラピス by Be My Guest
人気のインティライミで決まりましたか。トライアルではないが賞金をかさんできたのでコメディアデラルテもダービーに出走できるかなというところ。アドマイヤフジはダービーに出られないかもしれないところですが、ちと離されているのであきらめろというところではありましょうか。なんかこのレース…というより京都の芝2200mがなのかもしれないが、やっぱり重ための血統が来てますねえ。

プリンシパルS OP 東京 芝2000m

1.エイシンニーザン: フォーティナイナー - エイシンサンサン by キャロルハウス
2.シャドウゲイト: ホワイトマズル - ファビラスターン by サンデーサイレンス
こちらはトライアルながらもこの2頭がダービーというイメージは全くないよねえ。NHKマイルが残ってるが、とりあえずトライアルも終わってディープインパクトを如何こうできる馬は出てこなかったというところであろうかと。

Comic

ヤングガンガン No.10

ごめん。全部やるのは辛すぎるorz
マンホール◆連載再開なれども、まだどうだって所は無いんだろうなと
ロト紋◆んー、前作の最後の方から顕著なのが、ケンオウのこの扱いの軽さはなんなのだろうかねえ。肝心なところで役に立たないというか、蚊帳の外ですらあるわけで…。
黒神◆なかなか良い感じになってるか。内容は相変わらず薄いんだけどねえ。
ユーベル◆悪か無いんだけど、ところどころちゃちいとか思ってしまうのが残念なところでしょうか。
化野乃民◆こっちもなんですが、妖幻の血も連載が不安定で作者がちと煮詰ってきてるんではないかなとも思うところです。で、本編は強烈に百合っぽくなってきましたがー。
ワーキング◆サイトの方と差をつけてあるし、面白い事は面白い。けど、やっぱり似たようなキャラが出てきてしまうのは避けられないか。
荒川アンダー◆ベタだが面白いというところはある。というかブラザーシスターが出て来た時点で勝ちな所はありますか。
Yes! 6マート◆えっと、これはいつ打ち切られますか?
バンブー◆カラーは慣れてないのかもしれないが、色がちとうるさいような気はしますね。今回の見所はミヤミヤの狂気に満ちた表情に尽きるねえ。
セキレイ◆何気にきついな、管理人さん。とりあえず一段落付いたってとこではありますか。
ビートガールズ◆始まる前はいろいろと言われてましたけど、普通に面白かったのですが、このシリーズ。ジャンプにいたのがこの作者的にどうしようもなかったってのはあるのかなあ。

2005/5/8

Foreign Racing

……土曜は普通に朝から仕事してて、その後職場の飲み会があったのよね。そのまま起きてられるわけもなく…一眠りしてからと思ったらレース終わってました。
MSNメッセンジャーはFireWallソフトに撃墜されるのでやっぱ使わない方向にしよ…。

Kentucky Derby GI Churchill Downs KY Dirt 10F

1.Giacomo: Holy Bull - Set Them Free by Stop the Music
2.Closing Argument: Successful Appeal - Mrs. Greeley by Mr. Greeley
3.Afleet Alex: Northern Afleet - Maggy Hawk by Hawkster
4.Don't Get Mad: Stephen Got Even - Class On Class by Jolie's Halo
5.Buzzards Bay: Marco Bay - Lifes Lass by Seneca Jones
6.Wilko: Awesome Again - Native Roots by Indian Ridge
7.Bellamy Road: Concerto - Hurry Home Hillary by Deputed Testamony
8.Andromeda's Hero: Fusaichi Pegasus - Marozia by Storm Bird
9.Flower Alley: Distorted Humor - Princess Olivia by Lycius
10.High Fly: Atticus - Verbasle by Slewpy
11.Greeley's Galaxy: Mr. Greeley - Ascot Starre by Ascot Knight
12.Coin Silver: Anees - Beyond a Doubt by Conquistador Cielo
13.Greater Good: Intidab - Gather the Clan by General Assembly
14.Noble Causeway: Giant's Causeway - Mimi's Golden Girl by Seeking the Gold
15.Sun King: Charismatic - Clever But Costly by Clever Trick
16.Spanish Chestnut: Horse Chestnut - Baby Rabbit by No Sale George
17.Sort It Out: Out of Place - Vex by Kris S.
18.Going Wild: Golden Missile - Pola by Strawberry Road
19.Bandini: Fusaichi Pegasus - Divine Dixie by Dixieland Band
20.High Limit: Maria's Mon - Known Romance by Known Fact
ということで今年は大荒れ。Giacomoなあ…ここで来ますかってところはある。総大将を失ってやばかったはずの西海岸組かいな。2着のClosing Argumentはそれ以上に意味不明なんだが、一瞬先頭にたってるんだよなあ。それにしてもHoly BullとSuccessful Appealで決まりますか…。
ペースが厳しい事もあって前に行った馬が耐え切れずってところはありますが、一旦直線の半ばでは先頭に立っているようにも見えるAfleet Alexでしたが、その後差されて3着。しかし上位人気としては良く3着に粘ったなって所はありますか。やっぱり強いんだけど、BCの時と同じで最後の何かが足りてないところはあるのかなあ。Preakness Sに出てきたら文句無しに本命にしたい気分。
Don't Get Madが追い込んで4着した件の説明は1972さまにお任せします。
で、今後はどうかってのはあって、GiacomoにPreakness Sまで持っていけるだけの力があるのかどうか疑問です。Belmont Sなんていうに及ばずってところもあるし…。んーKentucky Derbyってのはヒーローを産むレースかもしれないけれど、最強馬を決めるレースではないということなのかなあ。尤もいつも少頭数のレースばかりなのはどうなんだと言われるとそれも微妙って所はあるのだが。

Humana Distaff H GI Churchill Downs KY Dirt 7F

1.My Trusty Cat: Tale of the Cat - Entrusted by Private Account
2.Molto Vita: Carson City - Princess Polonia by Danzig
3.Puxa Saco: Dehere - Salty Sal by Cox's Ridge
4.Bending Strings: American Chance - Straight South by Hail the Pirates
5.Madcap Escapade: Hennessy - Sassy Pants by Saratoga Six
6.Heavenly Humor: Distorted Humor - Call From Heaven by Phone Trick
7.Souris: Defrere - Meet Hunca Munca by Northern Prospect
8.Santa Candida: Espaciado - Saint Marisa by Saint Sever
9.Josh's Madelyn: Quiet American - Intend to Win by Housebuster
さすがにアレだけハンデ差を与えてしまうと厳しいところはあったのかもしれませんが<Madcap Escapadeは消し飛びました。後続を引き離して逃げたものの、直線捕まって5着。ちとオーバーペースだったのではないかなと。Santa Candidaはやっぱりペースについていけてないよなあ。

Woodford Reserve Turf Classic GI Churchill Downs KY Turf 9F

1.America Alive: American Chance - Alive With Hope by Alydar
2.Meteor Storm: Big Stone - Hunt the Sun by Rainbow Quest
3.Quest Star: Broad Brush - Tinaca by Manila
4.Sweet Return: Elmaamul - Sweet Revival by Claude Monet
5.G P Fleet: Northern Afleet - Come on Bid by Spectacular Bid
6.Mustanfar: Unbridled - Manwah by Lyphard
7.Place Cowboy: Compton Place - Paris Joelle by Fairy King
8.Senor Swinger: El Prado - Smooth Swinger by Kris S.
9.Perfect Drift: Dynaformer - Nice Gal by Naskra
10.A to the Z: Benchmark - Green Again by Replant
ここもやや波瀾で、この日のChurchill DownsのGIは荒れまくり。
FavoriteがPerfect Driftだったのは笑えるところですが、私も本命にしたので何もいえないです…。

Turf Mile S GIII Churchill Downs KY Turf 8F

1.Miss Terrible: Numerous - Teidi by Farnesio
2.Sand Springs: Dynaformer - Lovely Martha by Storm Bird
3.Shaconage: El Prado - Carita Tostada by Gallantsky
4.Mambo Slew: Kingmambo - Slew Boyera by Seattle Slew
5.Warning Zone: Elliodor - War Women by Ginistrelli
6.Boasting: Kris S. - Proud Fact by Known Fact
7.Ticker Tape: Royal Applause - Argent du Bios by Silver Hawk
Miss Terribleが芝に出てきて、逃げ切り。こっちの方が向いているのかという気もしますが、本国では芝ダート関係なく走ってたわけで、ようやく本領発揮なのかな。

Horse Racing

NHKマイルC GI 東京 芝1600m

1.ラインクラフト: エンドスウィープ - マストビーラヴド by サンデーサイレンス
2.デアリングハート: サンデーサイレンス - デアリングダンジグ by Danzig
3.アイルラヴァゲイン: エルコンドルパサー - トキオリアリティ by Meadowlake
4.ペールギュント: サンデーサイレンス - ツィンクルブライド by Lyphard
5.セイウンニムカウ: カーネギー - プロミストーク by ジェイドロバリー
6.エイシンヴァイデン: Touch Gold - Bermont Girl by Mi Cielo
7.ビッグプラネット: ブライアンズタイム - ロンドンブリッジ by ドクターデヴィアス
8.パリブレスト: スペシャルウィーク - フレイムオブパリ by Blushing Groom
9.バブルエスティーム: バブルガムフェロー - スギノシャーロット by Woodman
10.イヤダイヤダ: サニーブライアン - モットヒカリヲ by アフリート
11.コパノフウジン: ヘネシー - ウェディングベリー by スキャン
12.マイネルハーティー: マイネルラヴ - シビルスイート by シンボリルドルフ
13.ディープサマー: タイキシャトル - チカリー by Sadler's Wells
14.ストラスアイラ: パラダイスクリーク - カルカネット by ナトルーン
15.コスモフォーチュン: マイネルラヴ - グレースマリヤ by グルームダンサー
16.インプレッション: サンデーサイレンス - シェイクハンド by Mr. Prospector
17.シルクトゥルーパー: アドマイヤベガ - シーヴィーナス by Dayjur
18.マルターズビクター: Yankee Victor - Fortuesque by Fortunate Prospect
ラップタイム: 12.5 - 11.0 - 12.0 - 11.9 - 12.0 - 11.3 - 11.3 - 11.6
あぁ、競馬って簡単 綺麗に持ちレート上位の2頭で決まったというところではあるでしょ。対牡馬とか関東遠征とかいろいろ切ろうと思えば切れるところはあったのですが、それ以上に牡馬が情けないなってのはあったので…。
コスモフォーチュンが出遅れて、内からエイシンヴァイデンがやや強引に先頭に立つ形でレースが進みます。綺麗に12.0あたりで揃えたラップはこの東京の馬場を考えるとややスローといったところでしょう。前目につけていたラインクラフトは直線で最内からエイシンヴァイデンを交わしてあとはゴールまでそのまま。外からアイルラヴァゲインが来ましたがデアリングハートが抑えきって2着という結果で、後ろにつけたペールギュントは届かず4着まで。
なぜあんな最内が空いていたのかってところはありますが、レースの展開に応じて自在に好位を取れるというのは凄い武器ですねえ。ペールギュントは後ろから行くしかなくて、差し損ねてるわけだから余計にそう思います。前にいるであろうデアリングハートを桜花賞のときのように差してくる展開になるかと思ってたら、そのデアリングハートの前でレースを進めているんだから…。
あとは皐月賞組のこの体たらくで牡馬のレベルがとか言われそうではあるのですが、皐月賞上位が完全な力負けを喫しているというのならともかく、皐月賞惨敗の馬がここでも惨敗しただけって気はするのですよ。一番人気のペールギュントはもともと展開に注文がつくわけで、4着に来たならそれなりかって思ってしまうし。アイルラヴァゲインにも負けたのは、アイルラヴァゲインがあのおかしなメンツの新潟2歳組で地力があったってことで良いんじゃない?

2005/5/9

Foreign Racing

Henkel-Rennen GII Düsseldorf GER Turf 1600m

独1000ギニー。Monsunだけはガチ。
1.Anna Monda: Monsun - Anna of Kiev by Salse
2.Quadrunpa: Big Shuffle - Queen's Diamond by Königsstuhl
3.Free Dreams: Areion - Free Pride by Executive Pride
4.Nadin: Alkalde - Nostalgia by Monsun
5.Winning Time: Night Shift - Way For Life by Platini
例の9号族ではなく7号族の方ではありますが、Diana馬Anna Paolaが三代母にいて、そこからAnnus Mirabilisも出ているそれなりの牝系。なかなかGIを勝つというところまでは行かないものの活躍馬が良く出ています。最近どこかで見たことあるよなあとか思ったら、イタリアのParioliで2着に来たLe Giareの近親という事になろうかと。このAnna Mondaの場合は一旦ドイツ外に出たためかMill Reef、Salseと外の種牡馬の血を導入しておいてドカンとMonsunですよ。これに萌えずして何に萌えると(ry黙りなさい
着差が4馬身、8馬身とかついてますし、時計も1600じゃなくて1800じゃないかとか言ってしまいそうなのですが、まあドイツの牝馬マイルだしこんなものだろう。後続を突き放している事は文句ないし、Monsun産駒だから距離だって持つだろうし。

Irish Derby Trial GII Leopardstown IRE Turf 10F

1.Fracas: In the Wings - Klarifi by Habitat
2.Alayan: Sri Pekan - Alaya by Ela-Mana-Mou
3.Grand Central: Sadler's Wells - Rebecca Sharp by Machiavellian
ここもスロー。短頭差といえどもAlayan負けるのか…。Grand Centralもだけどねえ…。

Kダビの後始末

最早私がやる事など何もないわけで、1972さまの素晴らしい回顧をお読みあれ。
あさ◎コラム: ケンタッキーダービー戦線-その31 ケンタッキーダービー回顧−1
いや、もうこの内容だけでも凄いのに、まだ続編があるというのだから期待しましょう。レースペースや展開から、出走馬のキャリアまで掘り下げて…ベイヤーにすっ転ぶ前にキャリア見ときゃ良かったですね(ry
私のリクエストにも応えていただきました。Don't Get Madの件ですが、約20字で簡潔にまとめてくださってます。これなら長文が苦手な人も大丈夫ですね。この結論を導き出すために何頭のA.P. Indy産駒が散っていった事でしょうw。簡潔に見えますが奥が深いですw。しかしまあ、誰と誰が同じ父ですって(ry
次回「各新聞の伝え方」を、みんなで見よう(劇殴

Horse Racing

確か昨年も同じような事を書いてたような記憶が

あるのですが、またかよ…。中身は天皇賞後にあちこちに書かれた天皇賞批判と本質的に変わりやしません。
サラブnet: 基盤を失った長距離G1
さて、今年の天皇賞。レース自体は確かに大波乱という所ではあるのですが、それをもって寒い内容といってしまうのは如何なものか。スズカマンボ弱いですか?ダービー5着で、3歳秋に古馬相手に重賞勝ってるわけで、そんなに弱いわけではないでしょう。ビッグゴールドは確かに良く分からんが連勝中ではあったし、アイポッパーは京都得意の上がり馬だし、トウショウナイトは日経賞2着。どうしようもなく変な馬が突っ込んできてるわけではないよ。
ヒシミラクルの故障は角田騎手の手腕のせいなんですか?ヒシミラクルにGIを3つも勝たせたのは誰の手腕ですか?
そして、父と母父だけを見て距離適性を語るのは止めにしましょうよ。Kingmambo=Mr. Prospector系種牡馬=スピード馬ってな短絡思考でコラムを書かれても困ります。Kingmambo産駒の活躍馬がどうだってことを調べればすぐに分かりますし…。それはTimber Countryについても同じことで、HyperionとSon-in-Lawのニックスを基調にTeddyやらWar Admiralを持つ母Fall Aspenに同じくWar AdmiralとTeddyを持つWoodmanって血統は無視ですか。Mr. Prospectorの存在感とか言われてもKingmamboとTimber Countryなら単なるMr. Prospectorと見てられない面はあるわけですよ。
アメリカだって昔は2マイルの重要レースってことでJockey Club GCがあったわけで、これを12Fにして、ついには10Fにしてしまった結果が今のBelmont Sの惨状を招く原因の一つでないのかねとか思うわけですがどうよ。せめて12Fのビッグレースを作らないと、北米の一流馬はたった一度だけBelmont Sで12Fを走るかもしれないってのは結構まずい事態なはずなんだけどな。今、昔の権威のまま2マイルのJockey Club GCをやったら確かにMr. ProspectorなりStorm CatなりBold Rulerなりの血統が上位に来るかもしれませんが、そのなかでもそれなりにスタミナを持ってないと上位にはこれないでしょ。確かにBC Sprintにエントリーした馬を集めて無理矢理2マイル走らせても勝ち馬は必ず出るんですけど、その場合にも相対的なスタミナの優劣ってのははっきりするんじゃないかなとか思われ。
スズカマンボだって騎手の腕だけで勝ったわけじゃないのですよ。血統を問題にするなら長距離を勝てる裏づけはそれなりにあるんだし。

2005/5/10

あれから一年…

丁度そんな時期になりますか…
岡崎律子さん
一応ファンクラブは解散という扱いになっているのですが、最後にこれまでに作られたプライベートCDの曲を集めたCDが出るというので案内が送られてきました。…発売は5/5ってもう出てるやん。
うかつな事でしたな。そのうち買いに行かねばなりませんなあ。最悪コミコミで大阪に行ったときとか…。その前にカタログを買いに行くような気がしてなりませんが。

Foreign Racing

今週はちょち多め。私は忙しめってことで、全部フォローしきれるかどうかは微妙。いや、上の方から不穏当な発現が飛んできて、それだけは勘弁って思うのだが…休日出勤とかorz
なので、GIだけでもとりあえずあるものを出しておこう。

Asia

5/14 Champions Mile Sha-Tin T1600m
香港の注目の一番はAsian Mile Challengeって正式名称何だっけ(ryなレース。どうやら本気でアジア制圧にきたような感もあるAttraction。香港のエースとして未経験のマイル戦ながらこれを迎え撃つSilent Witness。抑えが利かなくなった今はマイルこそとか言い出したCosmo Bulkとなかなかに濃いメンバーが揃いました。かなり注目の一戦かな。Cosmo Bulkに突付かれて沈むSilent Witnessを差していくのはMeiner Solomon…とかいうの夢見たらアカンかねw
5/15 Singapore Airlines International C Kranji T2000m
こっちはこっちでAlexander GoldrunやらEpaloやら出てくるみたいだし、アメリカからは飛ばし屋Star Over the Bayが来た模様。そしてお約束の遠征大将Phoenix Reachも当然いる。日本からの遠征馬がSeeking the Diaってのが残念な限りで、アドマイヤグルーヴなんかは明らかに天皇賞よりこちらの方が向いているだけに…

UK

5/14 Lockinge S Newbury T8F
Attractionには逃げられましたが、どうやらElvstroemは出走してくれる事になりそうか。エントリーにはRaktiも見えてるが、イタリアのPremio Presidente della Repubblicaに出走するとか言ってたはずで、どうなるかは良く分かりません。この他Antonius Piusだったり、Le Vie Dei Colori、Hurricane Alanという見慣れたメンバーかなと。
イギリスはここの他週中にYorkで重要レースDante Sが開催。昨年はここの上位3頭がそのままダービーで来ています。Motivatorが出てくるとのこと。

France

フランスはギニー戦。
5/15 Poule d'Essai des Poulinches Longchamp T1600m
5/15 Poule d'Essai des Poulains Longchamp T1600m
先週末Sis City、Madcap Escapade、Bellamy Roadを片端から飛ばした私の呪いですが、Divine Proportionsだけは飛ばせる気がしません。いや、Divine Proportionsには本気で勝ってくれと思ってるが…
注目はPoulinchesのDivine Proportionsってことになろうかと。ちょっとDivine Proportionsに勝てる馬は見当たらないだろう。イギリスでVirginia Watersが勝ったわけで、同じくKingmambo X Sadler's Wellsの形のDivine Proportionsがこっちのギニーを勝って、今年の後半のマイル路線を2頭で牽引するというのが私の妄想であるわけでね…。その上で母がKingmambo X Nureyevなんてとち狂ってるMaids Causewayが絡んできてくれたらSpecial恐るべしってことになろうかと。ってことで、Maids Causewayも登録してるな。出てくるかどうかは分からんが。
牡馬はShamardalが乗り込んできて、Giant's Causewayに英2000ギニーに続くギニー戦制覇をもたらす事ができるかというところ。その上で今年の欧州3歳世代のキーになりそうなRough Shod血脈ってことでNureyev直系のHelios Quercusとかその辺だろうかねえ。英ギニーで好走したOratorioもJean-Luc Lagardereを勝っているわけでフランスの馬場にあっていそうではあり、出てくれば要注意ということになるかな。

Others

5/15 Premio Presidente della Repubblica Capannelle T2000m
内国産馬ボーナスがあるのでRaktiが出るかもしれないというレース。最近イタリアとフランスで幅を利かせているドイツ血脈とRaktiでいけそうなところではあるか。
5/15 Grande Premio Sao Paulo Cidade Jardim T2400m
その他いろいろ。ブラジルのシーズンを締めくくるフェスティバル開催。あさ◎に出馬表が出てから考えます。
あとはドイツが2000ギニーでイタリアは1000ギニーってとこか。

2005/5/11

雑記

GWの頃に何年か振りに出会った大学時代の友人が立派なオタになっていました。…私も人のことは言えないわけで、話が合って困ります。少女マンガのタイトルを挙げると、コミックの巻数を即答できたり、あのキャラがどうのなどと…。あと同人誌が(ry
まあ、私は課長と一緒にメイド喫茶に行けるほど猛者ではないので、奴よりはましだね 私らをこの世界に決定的に引きずり込んだ奴とは最近連絡が取れないのだが、昔は彼の薦めるままにゲームをしていた事を思い出し…今日会社にいるときにそれで無性に懐かしくなったのでその頃のゲーム引っ張り出してきてインストールしました(ダメ人間
何かにつけて懐古趣味ってのはあるわけで、最近の特にエロゲームは全くと言っていいほどやってないし、もうほとんど興味もなくなりつつあるのですが、昔やってたゲームだけは時々たまらなくやりたくなることがあるのよね。まあ、新作はアリスだけあればいいってことで。

とりあえずメモ程度でもYorkの重賞。
スプリントのヨーク公SはThe Kiddykid: Danetime - Mezanine by Sadler's Wells。まあ、昨年からこの路線は低調でGI馬が片端から飛んでいくんだよなあってことではある。Spencerも頑張ってるかな。
3歳牝馬のMusidora SはSecret Histroy: Bahri - Ravnina by Nureyev。まあMona Lisaが飛んだらこっちって面はあったかと思いますが、Mona Lisaは派手に飛んだなあと。
で、この重賞2つ、母父がSadler's WellsにNureyevですか。向こうは向こうでSpecialの猛威が止まらんという気はしてくるねえ。

2005/5/12

Foreign Racing

Lockinge S GI Newbury GB GI Turf 8F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
110Antonius PiusDanzigCatchascatchcanPursuit of LoveK. FallonA.P. O'Brien
27ArakanNureyevFar AcrossCommon GroundsM.J. KinaneSir Michael Stoute
39Autumn GloryCharnwood ForestArchipovaEla-Mana-MouS. DrowneG. Wragg
44BabodanaBahamian BountyDaanat NawalMachiavellianR. HillsM.H. Tompkins
58ElvstroemDanehillCircles of GoldMarscayN. RawillerT. Vasil
63Grand EmporiumNational AssemblyWhistling DixieRaise a ManL. DettoriSaeed Bin Suroor
711Hurricane AlanMukaddamahBint a BaladAhonooraP. DobbsR. Hannon
83Le Vie Dei ColoriEfisioMystic TempoEl Gran SenorJ.P. MurtaghL.M. Cumani
91Mac LoveCape CrossMy LassElmaamulG. CarterJ. Akehurst
105RaktiPolish PrecedentRageraRainbow QuestP. RobbinsonM.A. Jarvis
112TarfahKingmamboFickleDanehillJ.P. SpencerG.A. Butler
さて、結局Raktiはこっちに出ると言う事なんかねえ。
昨年Fallonが乗ってもダメなものはダメってことをさらけ出したような気もする癖馬Antonius Piusですが、今年は主戦ってことで何とかしてくれるんじゃなかろうかなと思ってみたりもする。しかしRaktiといい、Antonius Piusといい癖の強い馬が揃って出てきたので何が起こるか非常に楽しみではある。そして、もう余力を残していないかにも見えるElvstroemがどこまでくらいついていけるかなど見所の多いレースではあるでしょう。レート的な評価ではRaktiが抜けているのでまともにレースをやりさえすればRaktiで堅いんだろうけど、この馬と鞍上にそれは望んではいけないってことを淀と沙田で示してくれたので、どうしたものかなと。
馬場はGood to Firmのような見立てが出ているので、香港で雨に降られたAttractionは歯軋りをしている事だろう。っつーことで、次は香港の出馬表なり。

Champions Mile GI Sha-Tin HK Turf 1600m

No.DrawHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
11Silent Witnessl MoxieJade TiaraBureaucracyF. CoetzeeA.S. Cruz
22Bullish LuckRoyal AcademyWild VintageAlyshebaG. MosseA.S. Cruz
36Cosmo BulkZagrebIseno ToshoTosho BoyT. ChibaK. Tabe
413DelzaoEncosta de LagoAmanusaAlzaoS. BasterR.W. Smerdon
54Super KidGaiusPompeii PridePompeii CourtG. SchofieldJ. Size
611Perfect PartnerQuest For FameStockingsWhiskey RoadO. DoleuzeA.S. Cruz
712The DukeDanehillMer du SudBluebirdS. DyeC. Fownes
87TiberTitus LiviusExcitingMill ReafM. RoddJ. Moore
910Ain't HereDehereAin't She a DaisySabonaB. PrebbleD.A. Hayes
105Town of FionnSnippetsBallyfinTwig MossC. BrownA. Lee
119SambucaLondon NewsKalk BayJalladD. WhyteA.T. Millard
128Bowman's CrossingDolphin StreetBirayaValiyarA. DelpechD. Oughton
133AttarctionEfisioFlirtationPursuit of LoveK. DarleyM. Johnston
まずはマイネルソロモン熱発回避orz。マイルCSの時の調子にあればここは結構狙いどころだと思ったんだがなあ…
確かに有芝まはる殿下@殿下執務室のおっしゃる通り、当日の香港のレース名はどことなく異様な感じすら受けて面白い。いきなりROPPONGI HANDICAPとくるHKJCのセンスは素晴らしいな。だが、とりあえず、何故東京の地名だけなのかを問い詰めておくか。
で、とりあえずHKJC、GJって感じの枠順になりましたな。最内枠にSilent Witnessで同厩ながら十分有力馬という、乗る方が出方に困るであろうBullish Luckがその隣。ある程度はサポートに回れってことになるんじゃなかろうかと思われますが、できることなら勝ちに行っていただきたいものではある。そしてその隣がAttractionということで、Bullish Luckはどう出たらいいんだってなところはあるかも知れず。どうせ後から競馬するんだから関係ないかな…でもそれだとまともにAttractionがSilent Witnessに競りかけていくような事になるんじゃないか。しかし、天候不良でAttractionの望む馬場状態にはならない見込みであり、欧州外に出るのも初めてなAttractionは思い切って切ってしまってよいかもしれませんですな。コスモバルクは内の有力馬2頭を見ながらレースを進められる事になりそうで、枠としては悪くないかなと。とはいえ、マイル路線は香港でも層の厚いところで、この2頭を見すぎているとSuper KidやらAin't Here、Bullish Luckにしてやられると言う事にならないかななどと…単に私がこの辺に期待してるってだけですが。
一方でくろうま@Darkhorse Runsさまのおっしゃるように日本で盛り上がるほどにCosmo Bulkは注目されていないという事は当然あるでしょう。
Darkhorse Runs: 世界の中の日本、日本の中での世界
このレースの出走馬をざっとチェキした海外の競馬メディアからしたら、日本からの遠征馬というから戦績を見てみたらGIも勝ってないじゃないかってところはあるかなと。記事として取り上げられないというのは、Cosmo Bulkに取り上げる価値を見出していないと言う事でしょう。Thoroughbred Timesなんかはそんな感じです。日本で思われているほどにSilent Witness、Attraction、Cosmo Bulkの3強なのではなくて、日本以外から見れば2強のレースであるのは間違いないでしょ。そして、Cosmo Bulkという日本のGIIを勝っている程度でマイル戦実績の乏しい(芝なら最短出走距離は2歳の百日草特別の1800m)馬よりも地元でマイル戦勝ちのある馬に注意を払うと言う事になるのではなかろうかと。まあ、どの国でも地元の馬が遠征するとなればそれなりに取り上げるわけで、Sporting LifeはAttractionメインになるし、AAPなんかはDelzaoがよろしくない枠を引いたと嘆いてます。くろうまさまがSA HORSERACINGから引用されている田部師の強気コメントはAAPも載せてることは載せてるのですけどね。ただ、この遠征の持つ(岡田総帥的な)意味ってとこは海外のマスコミにとってはなんら興味のないところではあろうかと思われますし、そんなだから取り上げてもしゃあないわとは確かに思う。
シンガポールが全く取り上げられない件はなあ。当初の予定通りクラフトワークが出走していたらもうちょっと違ったかなと思わんでもないのですが、ローテが手当たり次第感の強いシーキングザダイヤは取り上げにくい存在なのかも知れんなとか思う。こっそりGlenn Bossなんて確保してた陣営には拍手を送りたいが…

凱旋門賞馬がアルスター送りにされた件について

Blood-Horse: Arc Winner Helissio to Northern Ireland
つーことで、Blood-HorseのHead Lineを流し読みしていたら目に入ったニュース。
日本での産駒成績が不振でイギリスのNational Studに移って種牡馬生活を送っていたHelisioがこの度完全に社台の手から離れて北アイルランドのScarvagh House Studによって購入され、同地にて種牡馬生活を送る事になりました。
社台が購入した代金が2200万ドル。今回の売却代金は明らかにされていませんが、今年の種付け料が6000ユーロ。更に北アイルランドでは2000ユーロを予定という事だから、察してくださいってところだろうね。日本での代表産駒としてHealth Wallが出てくるような現状では止むを得んか。つか、なんたらパートナー(殴)の2頭がすっ転んでいたのが象徴的で社台があれだけの牝馬を用意したにもかかわらずっていう悪いイメージはあったか。オーストラリアではGIを勝つ馬が出てるわけで、完全な失敗ということもなかろうけど、イギリスでも需要はないのかとオモタ。とはいえ、最近の欧州では異常なまでにSpecialの血が暴れてるのを見るとHelisioにだって使い道はあるんじゃなかろうかなと思ったりするんですけどねえ。イギリスとしてはFalbravが来るのにHelisioなんていたって仕方ねーよなところはあるだろうけど。

Dante S GII York GB Turf 10.5F

1.Motivator: Montjeu - Out West by Gone West
2.The Geezer: Halling - Polygueza by Be My Guest
3.Falstaff: Montjeu - Dance of Love by Pursuit of Love
4.Kandidate: Kabool - Valleyrose by Royal Academy
5.Albert Hall: Danehill - Al Theraab by Roberto
6.Proclamation: King's Best - Shamarra by Zayyani
ダービーの前哨戦としては勝たないとダメなレース。Motivatorが突破しました。順当過ぎて面白くないよねえ。ま、Albert Hallはこれで完全に脱落という感じか。
何度も言っている事ながら最近のSpecialの影響力ってのはとんでもないものがあって、どこかからその血を持ってる馬をって考えて、Montjeu産駒に行かずにKing's Best産駒に行ってしまうあたり私はどうしようもない。こっそりDettori大先生騎乗で期待してみたら再開に沈んでまっすorz。今週も当てるつもりのさっぱり無いような予想をあさ◎にて晒しあげております。
ついでにその前のGIII戦Middleton SではAll Too Beautifulが勝ってました。

2005/5/13

Foreign Racing

Poule d'Essai des Pouliches GI Longchamp FR Turf 1600m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
17AntiqueDubai MilleniumTruly GenerousGenerousC. SoumillonA. Fabre
21YsoldinaKendorRotinaCrystal GlittersI. MendizabalA. de Royar-Dupre
36ToupieIntikhabTurpitudeCaerleonJ.B. EyquemF. Rohaut
45Silk and ScarletSadler's WellsDanilovaLyphardK. FallonA.P. O'Brien
54CherokeeStorm CatTotemicVanlandinghamC. O'DonoghueA.P. O'Brien
68Divine ProportionsKingmamboMyth to RealitySadler's WellsC.P. LemaireP. Bary
72RatukidulDanehillWhakilyricMiswakiT. GilletP. Bary
83Magical RomanceBaratheaShoukShirley HeightsJ. FortuneB.J. Meehan
さすがにDivine Proportionsには勝てないと見たか8頭立て。O'Brien師は2頭連れてきましたが、この他はMagical Romanceが遠征した来たにとどまり、地元フランス勢も数を揃えられないということで、どうぞ勝って下さいという事になりましょう。そして2着はこれならSilk and Scarletが持っていきそうですな。Magical RomanceはGIを勝っているとはいえ距離経験が無さ過ぎで、血統面からすると持たない事は無いだろうけど、買いづらいという事はあるでしょう。当てに行くならDivine Proportionsの単勝w

Poule d'Essai des Poulains GI Longchamp FR Turf 1600m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
14Early MarchDansiliEmplaneIrish RiverC.P. LemaireC. Head-Maarek
22GharirMachiavellianSummer SonnetBaillamontT. GilletJ. Hammond
37LaverockOctagonalSky SongSadler's WellsM. BlancpainC. Laffon-Parias
48Couer CourageuxXaarLinoiseCearwentJ. EaganD. Flood
53Salut ThomasAdnaanSalut BebsKendorC. SoumillonR. Collet
610Montgomery's ArchArchInny RiverSeattle SlewJ. FortuneP.W. Chapple-Hyam
71ShamardalGiant's CausewayHelsinkiMachiavellianL. DettoriS. bin Suroor
813Cougar CatStorm CatExcellent MeetingGeneral MeetingK. FallonA.P. O'Brien
99Helios QuercusDiableneyevCriss CrossCrystal PalaceA. RousselC. Diard
1014IndesatchelDanehill DancerFloriaPetoriusJ.P. SpencerD. Wachman
1115Dark CheetahStorm CatLayounneMt. LivermoreC. O'DonoghueA.P. O'Brien
1212KamakiriTrans IslandAlpine FlairTirolR.L. MooreR.M. Hannon
135Tony JamesXaarSunset RidgeGreen TuneM. HillsC.E. Brittain
146Turtle BowlDyhim DiamondClara BowTop VilleD. BoeufR. Rohaut
1511Silent NameSunday SilenceDanzigawayDanehillO. PeslierC. Head-Maarek
こっちはShamardalが出てくるってことでUAE Derbyでの敗戦が後を引いていなければ普通に強いわけですし、Giant's Causewayには逆らうなってか、こっちがShamardalで、1000ギニーがDivine Proportionsとかになったらあまりにも英ギニーと似すぎていて怖くなってきますが。
Giant's Causewayに対抗するのはRough Shod-Thong-Specialの血ってことで、Helios QuercusとかLaverockに期待。KamakiriにだってTirolからThongが入るけどね。
さて、サンデーサイレンス産駒。Laymanはどこに行ったのよとか思ってるわけですが、こっそりと違う馬がクラシック出走してます。母父がDanehillってことでこの組み合わせはあまり見かけないんですよねえ。去年メテオバーストが出て、今年はシックスセンスが出て来たってことで悪くは無かろうが。母父がNureyevとDanehillだと大違いだよなあ、サンデーサイレンスの場合

Premio Presidente della Repubblica GI Capannelle ITY Turf 2000m

えーと、Longchampの第5R…ではなく。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
17AltieriSelkirkMinyaBlushing GroomM. EspositoV. Caruso
28BeningShantouBessie BennettBe My GuestL. SorrentinoO. Pessi
31Clasem di San JoreSecong EmpireClawLaw SocietyD. VargiuL. d'Auria
42Nonno CarloAlhaarthMost of PeopleHorageM. DemuroM. Grassi
53SalselonSalseHeadyRousilloin---M. Ciciarelli
64Soldier HollowIn the WingsIsland RaceCommon GroundsW. MongilP. Schiergen
75TadinPolish PrecedentTimiramRunnettM. MonterisoE. Borromeo
86Vol de NuitLinamixBedside StoryMtotoM. PasqualeL.Brogi
フランスギャロが出馬表を出しているってのは、PMUでこのレースの馬券を売るってことがあるんだと思いますが、あえてLongchamp 5emeを割り当てているのはフランスとイタリアの間で時間の調整をやってPoulichesとPoulainsの間にLongchampで中継するとかそういう事情かなと。
某氏が拘りつづけるAltieriはここに出走。昨年のこのレースを勝ってからすっかり姿を見なくなったってのではなくて、結局イタリアにとどまって見たものの案外な成績に終わったと言うのが昨年の2戦ではなかろうかなと。今年は地元San Siroで2戦して両方勝ってきているので順調なところではあるかな。
同コースのGI Premio Romaを勝ったドイツ馬Soldier Hollow。最近の流れで行くならばSpecial=Lisadel全姉妹クロスを持つこの馬ってことになりそうな予感ではある。普通に走ったら勝てそうなメンバーだし。

Singapore Airlines International Cup GI Kranji SIN Turf 2000m

No.HorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1EpaloLandoEvening KissKrisA. StarkeA. Schutz
2MummifyJeuneCleopatra's GirlAt TalaqD. NikokicL. Freedman
3Phoenix ReachAlhaarthCarroll's CanyonHatimM. DwyerA. Balding
4Right ApproachMachiavellianAbbey StrandShadeedW. MarwingM. de Kock
5Star Over the BayCozzeneLituya BayEmperyT. BazeM. Mitchell
6Seeking the DiaStorm CatSeeking the PearlSeeking the GoldG. BossH. Mori
7ExcaliburDanehillSharaniyaAllegedB. VorsterM. de Kock
8Mayo's MusicProcol HarumMayo MillionRoyal TroubadorJ. SaimeeJ. Meagher
9RaulHideyoshiWhisper to MeBeau SovereignS. DyeL. Laxon
10Light of SuccessMilitary PlumeScentessaScenicM. PayL. Treloar
11Mount StreetKilimanjaroReal TrierTurf RulerJ. WaddellL. Laxon
12TerfelLion CavernMontserratBrahmsM. PumpaD. Murphy
13Alexander GoldrunGold AwayRenashaanDarshaanK.J. ManningJ. Bolger
14SamandoHernandoSamshuNashwanE. LegrixF. Doumen
15ShaggadelicLodeBlue ChipMountdragoM. du PlessisP. Shaw
やはりここは遠征馬ということで、Epalo、Alexander Goldrun、Phoenix ReachにStar Over the Bayまでいるなかなかのメンバーでしょう。願わくばここにアドマイヤグルーヴ辺りいてくれたら言う事なしだったのですが、まあええわ。Seeking the DiaはこれらのGI馬相手にどこまでやれるかと言うところで、鞍上がG. Bossなのは大変心強いところです。

昨日のCosmo Bulkの件

MT導入は全く手付かずで…。
Darkhorse Runs: 世界の中の日本、日本の中での世界 補足
えーと、もちろんコスモバルクのJC2着とかの実績は承知しておりますが、Silent WitnessとAttractionという2頭の実績と比較するならば劣るのは仕方ない事かなと思うのです。JCが世界の競馬関係者に忘れられているという事ではなくて距離のカテゴリーの問題で、日本で競馬を見ているならコスモバルクの気性なども良く分かっていてマイル参戦で期待することは多いわけですが、JCのあのレースだけを見ている場合には何故わざわざマイルに出てくるのかと思われるところがあるのではないかなと。

Future Bet: Kingmambo - Dream Scheme by Danzig

Kentucky Derbyの次の週になってようやくデビューです。…芝9Fで。良く分かってんじゃないかって気もするのですが、さてどこまで行けますかねえ。
母Dream SchemeはGII Churchill Downs Distaffなどを勝っており、半姉にClear Mandateがいる、まあそういう血統です。A.P. Indy産駒の兄Animationは未出走のまま種牡馬入りしてますので、適当に競争生活を切り上げてもどこかで種牡馬にはなれるだろうけどね。残念ながらClear Mandateの仔らはまだGIに手が届いていないし、Dream Dealの孫世代でGIを勝ったのはトゥザヴィクトリーだけということになるんですよねえ。ぜひとも3頭目になっていただきたく…。えっ?2頭目?もちろんサイレントディールが宝塚記念を勝つのですが、何か?

QMA2

そりゃあのサイトにリンク張ったら気が触れたどころではすまないかと(挨拶
残業さっさと切り上げて帰るってのに気がついたらゲセンにいた病んだ人ノシ
MARL: 宝島近江八幡
会社帰りにちょっと寄るには容赦なく違う方向にあるのだが…。それでも会社からも家からも一番近いというのがなぁ。なもので基本的に平日は無理なんだよなあ。
1) アニ1(3)[ 8]→NG 3(4)[2]→アニ5(4)[5]
2) スポ2(3)[ 8]→アニ3(4)[4]→学問5(4)[2]→1(7)
3) 学問2(4)[ 7]→雑学4(6)[2]→アニ5(3)[4]→2(8)バット杯
4) NG 1(3)[ 9]→NG 4(4)[4]→アニ5(3)[7]
5) スポ2(2)[13]
6) アニ1(5)[ 1]→スポ4(3)[5]→スポ5(2)[8]
アニメ比率高し。
全体的に低調の割にはよく進んでるなとは思ったのですが、結局賢者戦分割から時間がたって、実力上位が銀以上のところに昇格していったって事なのかなと。正答数を考えてたら普通に一回戦で全滅していてもおかしくないわけだし…。
唯一の区間全問正解は久々に分割前を思わせるシビアな展開で、明らかにスピード負けしてるなとか思いつつ、落としたら終わりな感じでボーダーが80点を超え、ああいう展開の緊張感もたまに味わうには良いよなと。その他はなかなか5問正解で踏みとどまれていないというのがあるわけですが、最近一つ間違えると連鎖的に次の問題でやってしまうと言う事が多い。それが最悪の形で出たのがスポ2での一回戦落ちで、開幕から順番当てで「清水エスパルス」とすれば良いだけの問題をミスって落とす。その動揺を引きずってそのまま更に2問続けてやってしまった時点で終わり。何とかまくろうかとも思ったもののその気力は無く、4択の見切りに失敗してアウト。本来そこでやめるつもりだったのに、無駄にもう一ゲームやって、3回戦まで進むものの頭が反応せず終了。いやはや、AKD(Amaterasu Kingdom Demenses)砲まで思い出してるのに「デストラーデ」が出てきませんか自分、とか思ったし。

2005/5/14

Foreign Racing

Champions Mile GI Sha-Tin HK Turf 1600m

Silent Witnessの連勝が止まり、世界に衝撃がってあたりですか。
1.Bullish Luck: Royal Academy - Wild Vintage by Alysheba
2.Silent Witness: EL Moxie - Jade Tiara by Bureaucracy
3.Ain't Here: Dehere - Ain't She a Daisy by Sabona
4.Bowman's Crossing: Dolphin Street - Biraya by Valiyar
5.Super Kid: Gaius - Pompeii Pride by Pompeii Court
6.The Duke: Danehill - Mer du Sud by Bluebird
7.Town of Fionn: Snippets - Ballyfin by Twig Moss
8.Delzao: Encosta de Lago - Amanusa by Alzao
9.Perfect Partner: Quest For Fame - Stockings by Whiskey Road
10.Cosmo Bulk: Zagreb - Iseno Tosho by Tosho Boy
11.Attarction: Efisio - Flirtation by Pursuit of Love
12.Tiber: Titus Livius - Exciting by Mill Reaf
13.Sambuca: London News - Kalk Bay by Jallad
Cruz師爆発って感じではあるのですが、昨年のJCDの時の松田博師と同じくらいに頭を抱える結果ではあろうかと。香港的にはSilent Witnessが敗れたことに衝撃を受けながらも、勝ったのが同じ香港のBullish Luckというところにわずかな救いがあるか。と言うより、上位は香港の地元馬が独占するという結果になって、AttractionもCosmo Bulkも全く良いところ無く終わりました。Attractionのアレはスタート失敗なのかなとも思いますけども。同じようにスタートが決められなかったコスモバルクは変なところで上がっていった馬がそれかなと。アレを見て微妙にRakti@マイチャンとか思い出したのですがー。
相変わらずHKJCの配信してくれるレース映像は重すぎて紙芝居の上に粗く勝負服を判別する事が困難ですので、実況を聞きつつ下に出てくる通過順程度でしか判断できないのですが、マイル戦だろうが構わず逃げたSilent Witnessに対して、追い込んできたBullish Luckが直線で叩きあいとなり、ゴールではBullish Luckの方が短頭差前に出ていたと言う事になるでしょう。Sectional Timeを見るに3,4Fの部分が速くなっていて、そのあたりが最後に響いたということもあるかもしれませんが、それ以上に直線で内からこじ開けるように出てきてSilent Witnessに仕掛けていったBullish LuckのMosse騎手の上手さって面はあるかと。リプレイで直線を正面から撮った映像を流してくれているのですが、あれはちょっと降着になりかねないという感じに馬群を縫って上がってくるBullish Luckの追い込みが決まりました。内枠の追い込み馬だから下手すりゃ何もしないままになりかねないなあとか思ってたらこれですよ。
んで結局Asian Mile ChallengeはどうなるんだろうかってところでBullish Luckが安田記念に参戦という事になりそうか。既に登録と選出はされてるので元から来るつもりはあったのだろうし、ここはボーナスを狙わない手は無かろうが…。JRAとしてはこれでSilent Witnessが来てくれなくなって意気消沈なのか、Cosmo Bulkに勝たれなくて安心してるのか、それともBullish Luckを選出してた事でホッとしたのかどれなんだろうねえ。
Bullish Luckはイギリスでデビューした後香港に来たという最近よくあるパターンで昔の名前がAl Moughazelではあったらしき。という事情で牝系は悪くなく、四代遡るとMargarethenに辿り着きます。Doff the Derbyを出した名繁殖で、要するにGenerousやらOsumi Tycoonやらが近親に出てくるという血統。
…あさ◎の方では1、3、5着馬のBOXでした。Silent Witness邪魔やねん…

Lockinge S GI Newbury GB Turf 8F

ホントにこのRaktiという馬だけは何とかならんものか…
1.Rakti: Polish Precedent - Ragera by Rainbow Quest
2.Mac Love: Cape Cross - My Lass by Elmaamul
3.Hurricane Alan: Mukaddamah - Bint a Balad by Ahonoora
4.Elvstroem: Danehill - Circles of Gold by Marscay
5.Arakan: Nureyev - Far Across by Common Grounds
6.Le Vie Dei Colori: Efisio - Mystic Tempo by El Gran Senor
7.Grand Emporium: National Assembly - Whistling Dixie by Raise a Man
8.Antonius Pius: Danzig - Catchascatchcan by Pursuit of Love
Raktiが5馬身差の圧勝で今年初戦を飾り、アジア遠征は散々な結果だったもののやはりマイルならそのスピードは上位であるということを示す形に。ってか、また今年一年この馬がまともに走ってくれるのか暴走してレースをぶち壊してくれるのかに悩まなくてはならないのかよ。
ほかはスクラッチにてFallonが乗ってもどうにもならなかったAntonius Piusがドベ。こっちはこっちで…

2005/5/15

Horse Racing

京王杯SC GII 東京 芝1400m

レース直前に雨が降ったという事もありましたが、これではなあ。
1.アサクサデンエン: Singspiel - Whitewater Affair by Machiavellian
2.オレハマッテルゼ: サンデーサイレンス - カーリーエンジェル by ジャッジアンジェルーチ
3.テレグノシス: トニービン - メイクアウィッシュ by ノーザンテースト
4.アドマイヤマックス: サンデーサイレンス - ダイナシュート by ノーザンテースト
5.ニシノシタン: サクラバクシンオー - ブランドピート by シルクテンザンオー
レコードが出るくらいなんだから雨の影響ってのは馬場が重くなるという事にはでてなかったのかなとか思われますが、最後はさすがに止まりかかっているアサクサデンエンの早め抜け出しを追い込み勢のアドマイヤマックスとテレグノシスが捕らえられなかったというのはやや不満。スローで流れたといってもレコードを出せる程度なんだからそこまで遅いのかと。確かにアドマイヤマックスはあの位置はダメだったろうけど。一番人気のダンスインザムードは今回もパドックから悪い癖が出ていたような印象で、入れ込み癖は直らんなとか思ってたら、デザーモ様は追走に苦労したとかいうコメントでやんの。直線で大きく後ろを確認してたのはダンスインザムードのほうだよあと。

2005-2006POG

某所の住人以外には何がなにやらという内容かと思われ(ry
これで3シーズン目になる某JSEWBのPOG。今年は種牡馬とかの制限を取っ払った代わりに、一切の重複指名を禁止という事で早めに直球で牽制w。いや、優駿のサンデーサイレンスラストクロップ特集で載ってないなと、寂しい反面安心した面もあったフェアリードールがサラブレのDVDで動いていたってのがあって、これはやばいかとか思ったわけで…。まあ、チャットの方ではもっと前から1位、2位はこれ以外に無いよと脅し牽制していたわけで、今更それを変えたらヌッ殺されそうってのもある。結局現時点では重複されていないのだが、締め切り前の駆け込みでいくつか重複するってのはあるだろう。ま、下位指名でほとんど被りはしないと思われ、この10頭で足りなくなるってことはないかと。ということで、順位を多少入れ替えるかもしれないが馬自体は入れ替えない指名リストでも晒しておく。馬体写真なんてほとんど見ずに血統優先で、勝ち負け考えずに趣味に走ってるわけですが、リストを見てどういうことか分かった人は病気です。
1.母フェアリードール 父サンデーサイレンス
2.母トゥザヴィクトリー 父クロフネ
3.母メジロランバダ 父ステイゴールド
4.母ビスクドール 父キャプテンスティーヴ
5.母スターアルファ 父フレンチデピュティ
6.母ベネヴェント 父アグネスタキオン
7.母ダルーゼット 父バチアー
8.母エリモフローレンス 父タイキシャトル
9.母アリシーナ 父ホワイトマズル
10.母シジェームサン 父ブライアンズタイム
間違いなく病んでいる…
■サンデーサイレンス - フェアリードール by Nureyev (f)
ギーニョとかいう馬名になるらしき、説明不要のトゥザヴィクトリーの全妹。姉同様に馬格があって牝馬とは思えないなんてコメントがついてますのね。何も問題が無ければ確実にクラシック戦線に乗ってくるだろうという期待もあるし、できるならトゥザヴィクトリーが取れなかった牝馬クラシックタイトルをひとつくらいとってくれればなというところ。とはいえ牝馬だし、今回ドラフトがるという状況の中では、そうそう簡単に1位指名をぶつけられる事もなかろうなとかいう目算はあり、実際下位で指名してた人は即座に変更してるしね。私の場合はあんだけやっといて1位指名でないと怒られます。
■クロフネ - トゥザヴィクトリー by サンデーサイレンス (c)
で、そのトゥザヴィクトリーの初仔。誕生した時には結構話題にはなって、今回重複指名無しの条件を聞いたときには多分こっちかフェアリードールの仔かどちらかは諦めないといけないかなという気がしてたのですが、この時期になってもほとんど情報がないためか誰も指名せず。これだったらいけるかなとか温く思ってみたり。とはいえこれから1位で被せてこられたら終わるんだが。クロフネ産駒の傾向なんて読めないが、あんだけの繁殖を集めといて下手は打てないだろってのはある。まあ、それでもこれは趣味の問題ではあろう。
■ステイゴールド - メジロランバダ by テリオス (c)
メジロマシューズで登録されたらしき。ステイゴールド X メジロランバダという配合に萌えただけではありますが、メジロの誇る9-f族のアマゾンウォリアー系にて近親のメジロラモーヌは仔がさっぱり走ってくれないが、こっちはそこまで酷くない。メジロライアン産駒のメジロラガマフィンも勝ち上がったことは勝ち上がったし。ただ、どう考えてもPOG向きじゃないだろうという突っ込みは却下です。
■キャプテンスティーヴ - ビスクドール by サンデーサイレンス (f)
ビスクドールはトゥザヴィクトリーの全妹。そこにキャプテンスティーヴなんて狙いまくった配合が素敵w。この血統でサンデーRの募集額1400万ってのは安いなとか思ってしまうわけなんですが、キャプテンスティーヴは確かにこけるかなってところもありますかねえ。母系はRoses in Mayなんかよりはしっかりしてるけど…。Damascus系ってことでやや敬遠される面はあるのか初年度産駒は55頭。3億3000万円のガラクタセトフローリアンIIも入厩予定の池江泰寿厩舎予定らしいのでまあ良いかなと。
■フレンチデピュティ - スターアルファ by サンデーサイレンス (c)
社台のもう一つの9-f族アンティックヴァリュー。ベガの仔は競合してるし1位じゃないと多分ダメなので止めて、そのいとこを狙ってみる。半姉アクアプラネットは先週ようやくデビューしてましたが、今度はフレンチデピュティだし早めにデビューしてくるかなと。
■アグネスタキオン - ベネヴェント by トニービン (f)
社台の誇る9-f族のファンシミン系にて、祖母がダイナシュートというそういうことで納得してくださいという血統。要するにラインクラフトの従妹にして、アドマイヤマックスの姪。その2頭が走ってるのでちとファンシミン系でもとか思ったら、マストビーラヴドの03が父フサイチソニックで飛びつきかけたのですが、今年3歳のフサイチソニックの初年度産駒の現状を見ればそんなことはとても出来ないので、じゃあアグネスタキオンで手を打つかなってところではあります。
■バチアー - ダルーゼット by Darshaan (c)
母ダルーゼット(Darrouzett)はSheik Mohammedの所有でIREのOxx厩舎で現役時代3戦2勝。とか回りくどい事を言わずにこれだけで十分か。
Likely Exchange (by Terrible Tiger)
|Dream Deal (by Sharpen Up)
||Fairy Doll (by Nureyev)
|||To the Victory (by Sunday Silence)
|||Bisque Doll (by Sunday Silence)
|Hebba (by Nureyev)
||Darrouzett (by Darshaan)
Hebbaは社台が購入して日本で繁殖生活中。微妙な馬を量産してくれてますが、気にしない。つかHebbaが日本に来たのが1996年だからトゥザヴィクトリーがデビューする前から社台はこの血統買いあさってる事になるんだよなあ。1996年産のNashwan産駒はnetkeibaのDBだと馬名登録されてないように見えますが、イギリスでHigh Regardという名で走っている。戦績はまあ、アレですが。Darrouzettも向こうに一頭Kahyasi産駒を残していますが、完全にハンデキャップホースにて…。父バチアーは現役時はフランスとアイルランドの2000ギニーを勝ち、UAE Derby2着とかいう実績も持っている。中でもIrish GuineasではGiant's Causewayを下す金星。通算10戦5勝。種牡馬としては最初の一年をアイルランドで、その後日本に輸入。今年が日本における初年度産駒。
■タイキシャトル - エリモフローレンス by Ile de Broubon (c)
エリモの誇る9-f族で遡ればBourtaiの娘Bayou。エリモシックの従弟にてエリモダンディーの下。今年もエリモシックの仔がいないようなのでこちらに。エリモダンディーばりの差し脚を見せてくれたら満足する事にする。
■ホワイトマズル - アリシーナ by Alysheba (f)
Shuveeに遡る9-f族の最良のライン。ウイングランツの半妹でPOG的にはどうよなのですが、オーギュストはそれなりに頑張ってたしなという事で。牝馬だからホワイトマズルでも何とかなるさw。って6頭持ちならここまでリストを使う事はないだろうなとか思ってるのも事実。
■ブライアンズタイム - シジェームサン by Septiem Ciel
ボールドブライアンの全弟でこちらもBayouに遡る9-f族。セレクトセールに出てきて金子オーナーに落札されてるし、悪い馬ではないのだろうなと。実際10位まで使い切るわけがないとか思ってる。
っつー感じに9-f族縛りで指名してみた。あれもこれも9-fだよなあってのは前から抑えてあったので、今回の重複禁止にかこつけてちと遊んでみようかというスタンス。まあでも、今年のラインナップだから出来た話かなとも思うけど。いくら重複しても上位3頭までだろうし、多分どうとでもなる。
で、あさ◎の方もDREAMDEALなんて名乗ってる以上はフェアリードール、トゥザヴィクトリー、ビスクドールは外せないわけで、あと2頭。
■Kingmambo - Moon Flower by Sadler's Wells (f)
外国産馬枠はYearlingから選ぼうとか思って、昨年書いてたMEMOを漁ったら出てきた。祖母にMill PrincessということでLast Tycoonなんかが出てくる良質牝系でKingmambo X Sadler's Wellsというニックが炸裂。Keenland Septemberで35万ドルとKingmambo産駒としてはお手ごろかねえ。
■スペシャルウィーク - カンパナ by Sadler's Wells (c)
メジロサンドラの半弟。懲りてないといわれたらそのとおりというしかないけど、池江厩舎だということですから。
この2頭は9-fではないんですけどね。

雑記

たまには野球の話でも

元からがパリーグファンであって、普段はTV中継で見られないチームの試合が中継されるというだけでも交流戦には意味がある。
なんと言っても西武が一気に借金を返して、パリーグの2強を追撃体制に入ったってのはうれしいですよ。しかも松坂、帆足、西口と完投勝利で投手陣が立て直されてきたってのもありますし。今日の涌井投手も結局同点に追いつかれてしまったということはあるものの良い感じではあったし。ただ、この2戦は森が崩れてるので、それは不安といえば不安か。今日のは西武の自滅だろうけどさ…。
結局交流戦になってからヤクルトと西武が一気に伸びてきたってのはチームとして相手リーグとの戦い方を熟知していたってあたりが関係していそうで、逆に日本シリーズで最近2度もパリーグを舐めて掛かった中日は散々な目に遭っている。分かりやすい事ですな。
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