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2005/5 [1]2005/6 [1]

2005/5/16

Foreign Racing

Poule d'Essai des Pouliches GI Longchamp FR Turf 1600m

ディープインパクト以上の絶対がここにはある。
1.Divine Proportions: Kingmambo - Myth to Reality by Sadler's Wells
2.Toupie: Intikhab - Turpitude by Caerleon
3.Ysoldina: Kendor - Rotina by Crystal Glitters
4.Silk and Scarlet: Sadler's Wells - Danilova by Lyphard
5.Antique: Dubai Millenium - Truly Generous by Generous
6.Magical Romance: Barathea - Shouk by Shirley Heights
7.Cherokee: Storm Cat - Totemic by Vanlandingham
8.Ratukidul: Danehill - Whakilyric by Miswaki
ということでDivine Proportionsが5馬身差の圧勝劇。昨年からの実績もあるし、今年になってからも特に問題なく一度使って順調そのもの。どこにも隙がありませんでした。このあとは偉大なるMiesqueの後を追ってPrix Dianeに行くのか、マイル戦に拘ってCoronation Sに遠征するのかどちらかでしょうけど、Niarchos Family的には今回はCoronation Sに出走させたいとかいうコメントを出してはいたのですが、なんだかんだであの一家はフランスのクラシックに異様に拘るのでDiane出走の見込みもまだ残ってると思いたい。

Poule d'Essai des Poulains GI Longchamp FR Turf 1600m

1.Shamardal: Giant's Causeway - Helsinki by Machiavellian
2.Indesatchel: Danehill - Dancer Floria by Petorius
3.Gharir: Machiavellian - Summer Sonnet by Baillamont
4.Salut Thomas: Adnaan - Salut Bebs by Kendor
5.Early March: Dansili - Emplane by Irish River
6.Helios Quercus: Diableneyev - Criss Cross by Crystal Palace
7.Laverock: Octagonal - Sky Song by Sadler's Wells
8.Turtle Bowl: Dyhim Diamond - Clara Bow by Top Ville
9.Silent Name: Sunday Silence - Danzigaway by Danehill
10.Kamakiri: Trans Island - Alpine Flair by Tirol
11.Tony James: Xaar - Sunset Ridge by Green Tune
12.Montgomery's Arch: Arch - Inny River by Seattle Slew
13.Cougar Cat: Storm Cat - Excellent Meeting by General Meeting
14.Dark Cheetah: Storm Cat - Layounne by Mt. Livermore
こちらは混戦ながらもShamardalが制しました。確かにCaltier Prizeの最優秀2歳牡馬だったわけで実力上位なのですが、UAE Derbyの敗戦があまりにどうかと思う面があったのも事実。しっかり立て直してクラシックタイトルを取らせた陣営には頭が下がります。
追加登録してきたIndesatchelが2着ということでそれだけのものはあったということですかね。

Premio Presidente della Repubblica GI Capannelle ITY Turf 2000m

1.Altieri: Selkirk - Minya by Blushing Groom
2.Vol de Nuit: Linamix - Bedside Story by Mtoto
3.Bening: Shantou - Bessie Bennett by Be My Guest
4.Salselon: Salse - Heady by Rousilloin
5.Soldier Hollow: In the Wings - Island Race by Common Grounds
6.Clasem di San Jore: Secong Empire - Claw by Law Society
7.Nonno Carlo: Alhaarth - Most of People by Horage
8.Tadin: Polish Precedent - Timiram by Runnett
わはは、ここでAltieriの連覇になりますか…。もっとも昨年はこのレースを勝ったあとは不振でしたのが、今年は地元San Siroでの2000m戦を連勝してここに臨んできていたわけで、ぶっつけのSoldier Hollowや前走でAltieriに負けているSalselonに期待するよりは良かったのかも知れず。

Singapore Airlines International Cup GI Kranji SIN Turf 2000m

1.Mummify: Jeune - Cleopatra's Girl by At Talaq
2.Phoenix Reach: Alhaarth - Carroll's Canyon by Hatim
3.Alexander Goldrun: Gold Away - Renashaan by Darshaan
4.Right Approach: Machiavellian - Abbey Strand by Shadeed
5.Excalibur: Danehill - Sharaniya by Alleged
6.Terfel: Lion Cavern - Montserrat by Brahms
7.Seeking the Dia: Storm Cat - Seeking the Pearl by Seeking the Gold
8.Epalo: Lando - Evening Kiss by Kris
9.Samando: Hernando - Samshu by Nashwan
10.Light of Success: Military - Plume Scentessa by Scenic
11.Mount Street: Kilimanjaro - Real Trier by Turf Ruler
12.Raul: Hideyoshi - Whisper to Me by Beau Sovereign
13.Shaggadelic: Lode - Blue Chip by Mountdrago
14.Mayo's Music: Procol Harum - Mayo Million by Royal Troubador
Star Over the Bayは競争中止、安楽死処置となった模様。
STC公式サイトは重いしレース結果はなかなか上がってこないしと四苦八苦してたらラジオNIKKEIにレース映像が上がってた罠。ペースを握ろうとしたEpaloに対して外から競りかけていったStar Over the Bayが飛ばしてハナを奪います。そしてその後続集団の中に見えたのがAlexander GoldrunでMummifyとかPhoenix Reachはもっと後。3,4コーナーのあたりでいきなりStar Over the Bayが消えるのですが、ここでやってしまったのでしょうね…。そして直線Epaloに余力は無く、内からAlexander Goldrunが抜け出してきますが、その外から遠征大好きのPhoenix Reach、更に外からMummifyが伸びてきて差しきり。
それにしてもここでMummifyですかってのはある。Grand ArmeeとElvstroemが香港でコケ、Makybe Divaも日本でコケ、Delzaoもコケ、Elvstroemはイギリスでもう一回コケてというシーズン終わりのオセアニア馬はもう燃料が尽きているって感じだったのですが…。

British, French, German and Italian Guineas

ということで英仏独伊のギニー戦が終わりました(まだドイツの2000ギニーが残ってるので明日追記します)追記しました(5/17)が、最優秀2歳の牡馬と牝馬はともにフランスのギニーを取りました。しかしそれ以上に、英仏のこの状況ってのはちと笑えないんですが…
ろぜさま@うまさいとにて先にやられてしまった感じもあるのですが、ギニー戦まとめ。
うまさいと: おとうさんが一緒
英仏制覇云々についてはDivine Proportionsの場合勝って当然だったし、Shamardalが勝った時はむしろ勘弁してって感じのほうが強かったような気もした。こういうことになるんだったらNoble Causewayもしっかり勝たせとけやなどと自棄気味に思った。ではまずこれを出しておかないと始まらない。
UK1000G; Virginia Warters: Kingmambo - Legend Maker by Sadler's Wells
FR1000G; Divine Proportions: Kingmambo - Myth to Reality by Sadler's Wells
UK2000G; Footstepsinthesand: Giant's Causeway - Glatisant by Rainbow Quest
FR2000G; Shamardal: Giant's Causeway - Helsinki by Machiavellian
まず、牝馬はともにKingmambo X Sadler's Wellsという血統で決まる。というだけならそうですかでおしまいなのですが、この2頭の血統的な類似はこれだけに留まりません。ろぜさまはそれぞれの祖母父がShirley HeightsとMill Reefとさらっと触れておられますが、Divine Proportionsの祖母であるMilliemeはそのShirley Heightsの全妹だったりするのですな。というわけで構成している血はほとんど同じ。その上でVirginia Watersの場合は五代母がEtoile de Franceの9-e族、ブサックの名牝Zaribaの血を最良の形で受け継いだラインといえます。一方のDivine Proportionsは先ほども出たとおり近親にShirley Heightsというファミリーで同血馬の兄がWhipper。どちらも現在でも活躍馬を出しつづけている所ではあります。
#ところでDivine Proportionsらの牝系1-lの祖をParadigmとされていますが、その娘のParrafinParaffinが祖ではないでしょうか?
#有名どころで1-lにSadler's Wellsというのはフサイチコンコルドらの母バレークイーンとかですかねえ。こっちは繁殖成績だけですが。
Virginia WatersはIrish 1000GuineasからおそらくCoronation Sという事になるだろうから、Divine ProportionsがCoronation S遠征を決めるとそこでぶつかる事になりますか。
牡馬はGiant's Causewayが席巻。ここまで綺麗に連動してくるかねって所はあるのですが、これで完全にStorm Cat後継としての地位は固めて、あの種付け料でも納得させるレベルではありますね。
さて、一応ドイツとイタリアも。
GER1000G; Anna Monda: Monsun - Anna of Kiev by Salse
GER2000G; Santiago: Highest Honor - Serenata by Lomitas
ITY1000G; Silver Cup: Almutawakel - Ribblesdale by Northern Park
ITY2000G; Romanti: Martino Alonso - Fosca by El Gran Senor
まあ、まだドイツのメールミューレンスが結果出てないわけですが、一応の傾向みたいなのは出て来たかと思うので見切り発車。ミューレンスも出馬表を見るに同じような結果になりそうですし、多分明日くらいにちゃんとします。結果がでたので追記しましたが、それだけは勘弁してと思ってたSantiagoに勝たれてしもた…この結果は忘れましょう(5/17追記)
さて、Kingmamboが1990年産、Giant's Causewayが1997年産、Monsunが1990年産、Almutawakelが1995年産、Martino Alonsoが1994年産。ということになり、90年代以降に産まれた種牡馬の時代となりました。まあ、KingmamboとMonsunはもう15歳ですからそういう地位にあっておかしくはないところですし既に実績も豊富なのですが、この他は初年度産駒のGiant's Causewayを始めとしてAlmutawakelもMartino Alonsoもこれが2世代目という若さです。今年は日本でも新種牡馬がクラシック戦線で大活躍ですし、初年度が期待はずれだったスペシャルウィークやエルコンドルパサーまで巻き返してくる始末で活躍してますが、欧米の種牡馬も似たようなもので種牡馬の世代交代が一気に進みつつあるのかもしれないですね。ダービーの有力馬を出したのはMontjeuですし、アメリカでもKentucky Derby2着に産駒を送り込んできたSuccessful Appealとかいますし。結局この時点で最も失速気味なのがDubai Milleniumってのもアレですけれども。

そしてこうなってしまうと英仏の結果を見るに欧州でこそ良く走るKingmamboとGiant's Causeway。欧州だとやや見劣りがするかもしれないStorm Cat。欧州全くダメなA.P. Indyという形になるのがアメリカの上位種牡馬。Storm Catは年齢的なこともあるし、もうそろそろってのはあるかもしれないので、じゃあ残りの3頭。こうなって来ると最早Kingmamboがその駆逐されかねない世代になっていたりするわけで…むろんA.P. Indyもそうですが。
アメリカの誇るBold Ruler系が送り出した三冠馬2頭の血を最も良い形でダイレクトに組み合わせたA.P. Indyといえども、今年はダービー戦線でも自身の後継種牡馬共々産駒はリタイア続出でちょっと先行きが怪しくなりつつあるかも知れずという印象。Congratsみたいなのが化けてくるとさすがA.P. Indyなのですが、このままいまいち続きでやっぱりA.P. Indyかってのはあるかも知れず。ただ、古馬になってからでも面白いという点においてはA.P. Indyはかなりのものなんですけどねえ。

South Australian Jockey Club

最近オーストラリアの方を取り上げてなかったのは見てなかったというわけではなく、時間が無かったため。まあ、Royal Randwickが終了して、目ぼしいレースは終わったってのもあったけどね。時間のあるうちにサボって多分をフォロー。ということでSAJCのGIでも。場所は全てMorphettvilleの芝にて略。
5/7 Australasian Oaks GI 2000m
1.Irish Darling: Ivory's Irish - Sandy Darling by Geiger Counter
2.Kylikwong: Red Ransom - Tracy's Element by Last Tycoon
3.Hveger: Danehill - Circles of Gold by Marscay
4.Overclock: Xaar - Watch by Marauding
5.Wonderer: End Sweep - Endless Wonder by Danehill
6.Candy Vale: Bubble Bum Fellow - Borracha by Whiskey Road
Irish Darlingは16日に行われたGII South Australian Oaks (2500m)も勝ちました。初期にオーストラリアに入って当地に定着したコロニアルファミリーC2の出身で、ニュージーランドで1世紀と少しの間生き延びてオーストラリアに帰ってきたようではある。
5/14 Goodwood H GI 1200m
1.Glamour Puss: Tale of the Cat - Centenaire by Centaine
2.Solar Antiquity: Desert Sun - Pompeii Glory by Pompeii Court
3.Shablec: Blevic - Shabet by Amen Brother
このあたりのGIだと勝ち馬の血統が曖昧という良い実例w
まずはPedigree QueryのGlamour Puss
gpuss1.jpeg(118287 byte)
続いてJapan BloodstockのGlamour Puss
gpuss2.jpeg(42454 byte)
正解はAustralian Stud Bookから
gpuss3.jpeg(14602 byte)
という事なのでPedigree QueryでCentenaireでも引いてみる
gpuss4.jpeg(109489 byte)
また違うので、Australian Stud Bookに助けを求める
gpuss5.jpeg(12931 byte)
Other names: nz Escada (NZ)
この部分で全てを諒解して気が抜けるorz
大体こういうときはJapan Bloodstockの方が間違ってるってので終了するのですが、NZとAUSで馬名が変更されてる馬だと簡単に罠に嵌まります。勘弁して…
普段手抜きしてる時は何の確認もせずにJapan Bloodstockにある血統を信じてるので、ときどき間違ってるかもしれませんよという話。
5/14 South Australian Derby GI 2500m
1.Tails of Triomphe: Archway - Spinning Heads by Nestebreuje
2.Douro Valley: Encosta de Lago - Opaque by Lord Seymour
3.Kamsky: Generous - Royal Med by Medieval Man
5/16 Adelaide C GI 3200m
1.Demerger: Saithor - Triattica by Centaine
2.Envoy: Personal Escort - Sovereign Command by Bold Venus
3.Intriguing: Zabeel - Curious Affair by Alleged
勝ったのは牝馬Demerger。その父SaithorはA.P. Indyの半弟、Summer Squallの全弟。
最後は1ヶ月以上前のレース
4/9 WATC West Australian Derby GI Ascot AUS Turf 2400m
1.Plastered: Laranto - Tipples by Cheraw
2.Royal Drive: Victory Drive - Royal Romp by Serheed
3.Master Minx: Surtee - Miss Firecracker by Twig Ruler
VRC Derbyの勝ち馬がこんなレースに出てくるのは反則で、Plasteredが圧勝。もともとVRC Derbyを勝った時から、地元のこのレースはどうしても勝ちたいと言ってたので、まあ順当に決まって良かったですねと放置してました。

2005/5/17

Foreign Racing

やらかしちまったよ…

ああいうところでスペリングミスりますか…。ろぜさまにはごめんなさいという事で、Parrafinの綴り間違ってました。スイマセン、スイマセンスイマセンスイマセン…。正しくはParaffinでございます。引用までしていただいてるのに申し訳無い。
MilliemeがShirley Heightsの全妹ということに気付くのは、Divine Proportionsが出てくる前にWhipperが出てきていて、そのときにMyth to Realityの血統を見たらHardiemmaと見えてたから、ああ近親にShirley HeightsとかPentireとか出てるファミリーかと漠然と思ったのを憶えていたからってのはあります。血統を見ているときに牝馬の名で何か引っかかったら調べるのであって、気付くか知ってるかではなくて気付いたから知ることが出来たという感じかなと、私の場合。

Mehl-Mülhens-Rennen GII Köln GER Turf 1600m

1.Santiago: Highest Honor - Serenata by Lomitas
2.Johnny Jumpup: Pivotal - Clarice Orsini by Common Grounds
3.Arrow: Dashing Blade - Anemoni by Motley
4.Idealist: Tiger Hill - I Go Bye by Don't Forget Me
5.Lord Areion: Areion - Lucaina by Experte
…あのね、昨日のギニー戦まとめ記事を書いているときに出馬表をチェキしてみたら、この馬だけは勘弁なって思ったのよ。記事の構成的に。軽く6馬身千切ってくれた模様。

Premio Regina Elena GII Capannelle ITY Turf 1600m

そういや忘れてたのでイタリアの1000ギニー。
1.Silver Cup: Almutawakel - Ribblesdale by Northern Park
2.Chantilly Beauty: Josr Algarhoud - Lysabelle by Lesotho
3.She Basic: Desert Prince - She Bat by Batshoof
ミランのトライアルを勝って臨んだ一番人気Silver Cupが順当勝ちでしたということです。

Horse Racing

オークスプレレーティング

NHKマイルはレートの数字どおりに来てホクホクだったのですが、距離が大きく変わるオークスではそうもいかんだろうなと思いつつ。
桜花賞馬不在でトップレートはその2着シーザリオの108。とはいえちょっと抜けた数字である上に、もとからオークス向きといわれていたような馬なのであっさりというシーンがあるのかもしれません。桜花賞前の忘れな草賞がジェダイトだし、フローラSがディアデラノビア、スイートピーSがライラプスだし桜花賞前と戦力面で大きく変わることも無いわけで、この馬以上に距離が延びて良さそうという馬も出てないよねえ。
105なのがエイシンテンダーで、1200経験しかない状態でチューリップ賞を勝ってしまった以上、距離がどうこうという事は判りませんという他なく、父エイシンサンディの産駒としてとっさに思い当たるのがミツアキサイレンスというあたり、ある程度距離が持ってもおかしくないよねえ。
104がエアメサイア。結局この馬は器用だけど勝ちきるだけの力は持っておらず、その代わりに大崩れするわけでもなく高いレベルで安定かと。また掲示板を確保するくらいのレースはできるだろう。母エアデジャヴーそのままのイメージだわ。
103でディアデラノビア。ローテーションが無茶苦茶ですが、切れるときはしっかり切れることを前走で証明してますし、距離が持たない血統ではない。おまけにレディパステルでこのレースを勝ったデザーモ騎乗ということで人気になるならイラネ。
102ジェダイト、ライラプス、レースパイロット。微妙に人気しそうな馬が揃ったなという印象ながら、ジェダイトとライラプスは東京に変わってなんとかしてくれるかもしれないというレベルだし、レースパイロットはエルフィンSでエアメサイア、ジェダイトの後塵を拝し、フローラSでもディアデラノビアに差し切られるわけで、現時点の力はそのあたりと同等ってことでしょう。
まあ、こんなものか。オークスはある面でペース次第ってのもあるし、やっぱり東京は直線で内が伸びる馬場なので、枠と展開次第のコースになってしまったような印象も受ける。府中の2400がこういうフェアじゃない要素を持ってしまったのは残念に思うが。

雑記

POGの赤本を買ってきて一通り見てみた。
いきなり最初から藤沢のサンデーvs.池江のサンデーなのはどういう仕様かと…。一頭泰寿師の方に入る例の高馬も混じってますけど、池江郎師がGIを勝たせた馬の下が3頭もいますやんw。この無茶苦茶ぶりなんだろねとか思ったことは思った。まあ、池江郎師の場合は活躍馬の下を確実に仕上げてくるので良いんだろうなとは思う。しかし、GI馬の下のサンデー産駒を4頭も揃えてやりすぎにも見えるが、その兄姉にGIを勝たせたのも池江郎師なわけで、ある程度サンデーサイレンス X Nureyevって血統はこの厩舎じゃないとダメだろとか思ってしまう面もある。ここと橋口厩舎のバラ一族なんかはそんなイメージ強いかなあ。
さて、本題。日本到着済みの外国産馬のリストをざっと眺めてたら母Legend Makerとかおりまする。父はKingmamboにて、Virginia Watersの全弟。こんなの日本につれてきてたのかとか思って揺れるものはあるが、同じようにKingmambo X Sadler's Wells X Mill Reefな母Moon Flowerをあさ◎の方で指名してるからそっちで我慢するかな。
アイスドールの写真はあったが、トゥザヴィクトリーの仔の写真は無いのかよ…。それでいて一覧で◎つけてるってのはどういうことなんだと…。とりあえず厩舎未定ってどういうこと、などと池江厩舎に入ると思い込んでいたのですが…

2005/5/18

Foreign Racing

Pimlico Special GI Pimlico MD Dirt 9.5F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Badge of SilverSilver DeputySilverooSilver HawkJ.D. BaileyR. Frankel
2Funny CideDistorted HumorBelle's Good CideSlewacideJ.A. SantosB. Tagg
3Second of JuneKouis QuatorzeWhowSpectacular BidC.H. VelasquezW. Cesare
4Pollard's VisionCarson CityEtats UnisDixieland BandJ.R. VelazquezT. Pletcher
5EddingtonUnbridledFashion StarChief's CrownE. CoaM. Henning
6PresidentialaffairNot For LoveQuite AmazingBear HuntT. GlasserM. Ciresa
7EurosilverUnbridled's SongRussian TangoNijinskyJ. CastellanoC. Nafzger
8Grand RewardStorm CatSerena's SongRahyG.L. StevensD. Lukas
9Offlee WildWild AgainAlvearSeattle SlewE.S. PradoR. Dutrow Jr.
すっかり気分は欧州に向いてますが何か?
とはいえ恒例のPimlicoですよ。Preakness Sがメインとは言うものの、古馬GIのこのレースだったり、3歳牝馬のBlack Eyed Susanとかのあるこの初日のレースの方が好みではあったり。
Funny Cideは2003年の二冠馬ですが、昨年のパフォーマンスは到底満足の行くレベルとは言えず、ようやくJockey Culb Gold Cupを勝って面目を保つのが精一杯。今年もいろいろ言い訳しながら一年間走りきらないとどうしようもなかろうなあ。どこかで一つくらいGIを勝ってくれたら今年もそれで十分だろうか。
一番人気に支持されているのが今年に入ってからHal's Hope H、New Orleans Hと重賞を2勝してきたBadge of Silver。このままの勢いでGI制覇となるかどうか。あまりこの馬にGI持ってかれるってのは面白くないところではあるので、何とか阻止してくれんかなとw。
とはいえ、相手に恵まれないと勝てないEddingtonもどうかなとは思うしな。Excelsior BCHを勝ったOfflee Wildは祖母がAndover WayでDynaformerの甥になる血統。要するにBrian's Timeなんかの近親でそろそろ本格化なのかなとも。
気がついたらダートのGIIを勝ってしまったGrand Rewardは前走こそ7Fという距離に泣いて惨敗しましたが、Baileyの次はStevensを確保して来やがりました。古馬戦線を引っ張るという意味ではこういう人気の出そうな良血馬に頑張って欲しいところではある。Eurosilverは前走でSkip Away Hを勝ってついに復活…かな。

Black-Eyed Susan S GII Pimlico MD Dirt 9F

ケンタッキーが終わって舞台をNYに移す前の幕間劇。
今年は結局Sweet Catomineは舞台から去り、Sis Cityは惨敗してこれまではなんだったのかという感じも強く受けますが、PimlicoとしてはRunway Modelが出走してくるので一安心といったところか。一線級相手にそれなりに結果を残してきたRunway Modelに勝てそうな馬もいないしなあ。

Pimlico Distaff BCH GIII Pimlico MD Dirt 8.5F

さて、Ashadoがでてきますよ。今年初戦のApple Blossomeは斤量とかいろいろあったとは言え、BC Distaff馬にあるまじき5着という成績。このレースでも圧倒的な人気と斤量を背負う事になりますが、このメンバー相手に負けたらかなりやばい。登録段階ならなんとかAshadoを負かしにいけそうな馬もいましたが、みんな逃げてなぜかAshadoが残ってる…。

Pimlico

負け馬@馬耳東風さま有芝まはる殿下@殿下執務室で触れておられるPimlicoの置かれた状況。ネタもとのBlood-Horseの記事を見るに確かにPreakness Sだけに寄り掛かる形のPimlicoの経営状態はよろしくないだろうなとは思う。そのPreakness Sにしても、三冠戦の中では最も影の薄いレースで、Kentucky Derbyに負けたらさっさとBelmont Sに狙いを絞る馬も多いわけで割を食っているところはあろうかと。ただ、このところのBelmont Sの現状では、レベルとしては12Fで最後がガタガタのBelmont Sより上かなとも思うので何とか踏みとどまっていただければなと。
あとは、記事中にある通り古い歴史を持った競馬場で、あちこちガタがきているような面もあるとのこと。親会社のMECも巨額の赤字を2年続けて出してしまったので当面競馬場の改修に回す資金はなかろうし、ジリジリと低落するしかないという状況なら厳しい選択を迫られる局面があるかもしれないですかねえ。Pimlicoほどの歴史のあるコースを潰してしまうようなことはさすがにないだろうとかは思うけどねえ。

それがオーストラリアの常識

今週もGIたくさんあってしんどいっす。欧州の動向でも軽くやっとくか。
Prix d'Ispahanには連闘策でElvstroemが走りにくるということを言っています。Vasil師がLongchampに出向いて馬場の状態を見たところ適度に柔らかく、パリでは今週雨は降らない予報なのでレースの頃にはもっと良いコンディションになっているだろうとのこと。私たちはGIを勝つためにここに来てるのであって、サイコロを振るのは出きるだけ多いほうが良いだとさ。で、土曜のNewburyの馬場は速く、Elvstroemの得意な馬場ではなかったと。
Irish 1000 Guineasは先日のBritish 1000 Guineasを回避したDamsonが登場。Virginia Watersらとぶつかります。Damsonは2歳時に5戦4勝ですが、距離は6Fまでで今年初戦になるわけでちと厳しいかなというところ。おそらくVirginia WatersとMaids Causewayの2強になるのかなと。
一方の2000 Guineas。こちらも英2000ギニーの再戦との感じが強く、FootstepsinthesandとOratorioのO'Brien厩舎の2頭に注目か。O'Brien師は他にも出てくればそこそこ人気になりそうなAd ValoremとかGrand Centralその他を登録していてやりたい放題。実際に何頭出してくるかねえ。
Tattersalls GC。出るとか出ないとかいろいろ言ってますが、結局North Lightはいなくなりました。Azamourは出るつもりしてるみたいだし、Grey Swallowも出てくるつもりしてるみたいでメンバーは集まりますか。Bagoも出てくるみたいだし…。

2005/5/19

Foreign Racing

Preakness S GI Pimlico MD Dirt 9.5F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Malibu MoonshineMalibu MoonTime to CoastCoastalS.D. HamiltonK. Leatherbury
2High FlyAtticusVerbasleSlewpyJ.D. BaileyN. Zito
3Noble CausewayGiant's CausewayMimi's Golden GirlSeeking the GoldG.L. StevensN. Zito
4Greeley's GalaxyMr. GreeleyAscot StarreAscot KnightD.R. FloresW. Stute
5Scrappy TFit to FightPerpetual LightSunny's HaloR.A. DominguezR. Bailes
6Hal's ImageHalo's ImageMia's HopeRexon's HopeJ.A. SantosB. Rose
7Closing ArgumentSuccessful AppealMrs. GreeleyMr.GreeleyC.H. VelasquezK. McLaughlin
8Galloping GrocerA.P. JetLittle EvieNorthropJ. BravoD. Schettino
9WilkoAwesome AgainNative RootsIndian RidgeC.S. NakataniC. Dollase
10Sun KingCharismaticClever But CostlyClever TrickR. BejaranoN. Zito
11High LimitMaria's MonKnown RomanceKnown FactE.S. PradoR. Frankel
12Afleet AlexNorthern AfleetMaggy HawkHawksterJ. RoseT. Ritchey
13GiacomoHoly BullSet Them FreeStop the MusicM.E. SmithJ. Shirreffs
14Going WildGolden MissilePolaStrawberry RoadR AlbaradoD. Lukas
Kentucky Derby組の再戦となりますか。Kentuckyに行けなかった行かなかったのはMalibu Moonshine、Scrappy T、Galloping Grocer、Hal's Image。この中では前走Withers Sを勝っているScrappy Tに期待してみたい所ながらその前はWood MemorialでBellamy Roadにぶっちぎられているわけで、大して新興勢力というわけでもない。全く新しく出てきたのはMalibu Moonshineという事になりますか。重賞実績は無いものの今年のPimlicoの9F戦Federico Tesio Sで勝っていて、コース経験はあります。
Afleet Alexはここなら勝てるんじゃなかろうか。

Dixie S GII Pimlico MD Turf 9F

Pimlico SpecialにはGrand Rewardが出走してきますが、こちらにはGood Rewardが出走。…こいつら揃って良血のStorm Cat産駒でキャラが似てる上に芝とダートと手当たり次第に出てくるので時々こんがらがります。両方とも基本は芝ながら、Grand Rewardの方はダートに活路を見出しかけているので、今後は芝とダートに分かれていただけると間違う事も減るだろうってのはあるので、ここは勝っていただきたく…。
まあこのレースならBetter Talk NowとArtie Schiller、Good Rewardの三つ巴ってところではありますし、その上でもう少し距離の欲しいBetter Talk Nowはひとまず置いて、強敵はスピードがあって9Fでも実績のあるArtie Schillerということになりますか。

Horse Racing

優駿牝馬 GI 東京 芝2400M

馬名母父騎手調教師
1エリモファイナルオペラハウスエリモセントラルドクターデヴィアス内田博幸大久保正陽
2ブリトンサクラローレルスイートバンブースキャン田中勝春武邦彦
3コスモマーベラスフジキセキロモーラNijinsky柴山雄一中村均
4シーザリオスペシャルウィークキロフプロミエールSadler's Wells福永祐一角居勝彦
5エアメサイアサンデーサイレンスエアデジャヴーノーザンテースト武豊伊藤雄二
6アドマイヤメガミエルコンドルパサーアドマイヤサンデーサンデーサイレンス池添謙一松田博資
7レースパイロットサンデーサイレンスマンファスLast Tycoon蛯名正義松田国英
8アスピリンスノーエルコンドルパサースキーパラダイスLyphard小野次郎森秀行
9ディアデラノビアサンデーサイレンスポトリザリスPotrillazoK.デザーモ角居勝彦
10ライラプスフレンチデピュティフサイチエアデールサンデーサイレンス後藤浩輝松田国英
11エイシンテンダーエイシンサンディエイシンララミーTime For a Change武幸四郎武邦彦
12ピューマカフェサンデーサイレンスセトフローリアンIIBellotto須貝尚介小島太
13ランタナブライアンズタイムオースミダンサーシンボリルドルフ江田照男大江原哲
14ジョウノビクトリアサンデーサイレンスミヤビサクラコノーザンテースト横山典弘森秀行
15ヤマニンアリエルサンデーサイレンスヤマニンパラダイスDanzig柴田善臣浅見秀一
16ビッグフラワービッグサンデービッグモンロートニービン北村宏司中尾正
17ショウナンパントルサンデーサイレンスバブルウイングスIn the Wings吉田豊大久保洋吉
18ジェダイトサンデーサイレンスグリーンポーラNijinsky藤田伸二池江泰郎
3歳牝馬は相変わらずサンデーサイレンス祭り。直仔が8頭、直孫が4頭、母父として送り込んできたのが2頭。合計14頭で桜花賞から更に割合が増えとるわな。
サンデーサイレンス産駒8頭の母はエアデジャヴー、ポトリザリス、ヤマニンパラダイスと現役時代に実績を残していたり、マンファス、ミヤビサクラコ、グリーンポーラと実績豊富な繁殖牝馬だったり、もう好きにしろやと言いたくもなりますなあ。さすがにこんな状況は今年が最後になるだろうが…。
直孫4頭の父はシーザリオがスペシャルウィーク、コスモマーベラスがフジキセキ、エイシンテンダーがエイシンサンディ、ビッグフラワーがビッグサンデー。エイシンサンディがエイシンテンダーを送り込んで来ているというだけでも驚くのに、ビッグサンデーってなによというところはある。たとえそれが1勝馬で抽選で滑り込んで来ているのだとしても、この舞台にぶつけてみようという気になるのだからサンデーサイレンスの血は魔力じみてるよなと。母父としては2頭と桜花賞のときより少なくなってますが、これはラインクラフトがNHKマイルに行っちまったってのもあり。結局アドマイヤメガミとライラプスという桜花賞出走組。もう一頭桜花賞にいた母父サンデーのアンブロワーズはスイートピーSでライラプスに撃墜されて終わってる。
さて、サンデーサイレンス系以外としては、まずNorthern Dancerですが、オペラハウス産駒エリモファイナル、フレンチデピュティ産駒ライラプスの2頭にまで減りました。Mr. Prospector系はエルコンドルパサー産駒の2頭、アドマイヤメガミとアスピリンスノー。そしてブライアンズタイム産駒ランタナ、サクラローレル産駒ブリトンで終了。 なんか恐ろしい世界になりつつありますな。
ある程度はシーザリオをどう評価するかというレースではあるか。桜花賞1,3着で決まったNHKマイルの結果からしてもあの桜花賞のレベルが高いことは間違いなく、あとは距離だけというところではあります。で、血統的には問題なかろうと当然人気するよなあ。とか言っても昨年それでダンスインザムードがぶっ飛んで、ダイワエルシエーロなんてことになったわけですが、あんなかっとんだ気性をしてるわけでもなさそうではあるし死角はないか。関東遠征も経験済みだしなあ。

QMA2

たまに定時に会社から出られたと思ったらこれだよ…。
MARL: 宝島近江八幡
正直あまり良い環境とはいえないんですけどねえ。周りはうるさいし、サテライトは一台ぐらついてるのあるし。
1) 芸能1(4)[12]→学問4(4)[7]→雑学5(3)[7]
2) NG 1(5)[ 3]→雑学4(5)[2]→芸能5(5)[2]→4(7)
3) 芸能2(2)[ 9]→アニ3(5)[4]→学問5(3)[7]
4) 学問2(3)[ 5]→芸能3(5)[2]→NG 5(3)[7]
5) NG 2(3)[12]→NG 4(3)[8]→芸能5(2)[7]
6) アニ1(2)[10]→芸能3(3)[9]
7) NG 1(3)[ 4]→スポ4(6)[2]→芸能5(2)[8]
ギリギリで誤魔化しながら3回戦まではいける仕様。3回戦の落ち方がちとアレですがねえ。細かいミスは相変わらずあるし、4ゲーム目まではまだ集中力も残ってたが、5ゲーム以降は時々投げやり。連鎖的にミスをするのは相変わらずながら2ゲーム目なんかは踏みとどまれているわけで、どうもそれが続かんというのはある。まあ、ミスで易問を1問落とすと結構焦るしねえ。
2ゲーム目の2回戦は区間賞を取らないといけない展開を最後ミスって小数点逆転され、3回戦もその人と同問のスピード勝負で歯が立たず。決勝は学問順番当てで勝負をかけるものの、押し間違えて一人飛びをやった後に一人正解を取る出入りの激しい展開で、結構競ってたが、最終フェイズの芸能問題で死んで最下位に沈む。5ゲーム目は最初からもう落ちたとか思いながらやってたのに、ギリギリのところで拾われる展開だったが、さすがにそんなごまかしは3回戦では通用しませんよってところか。6ゲーム目も同じで、1回戦が終わって落ちたと判断して次のクレジット入れたら通ってたというオチ。7ゲーム目の2回戦は3位以下を2問千切るが、時計では逆に千切られての2着。まあ、相変わらずタイピングが遅く、セントレジャーと打つのになぜそんなに時間がかかるかとorz。とはいえ最近正答率の低下に歯止めが掛からないので、ちょっと正答率上げる方向で頑張らないといけないか。

2005/5/20

Foreign Racing

Irish 2000 Guineas GI Curragh IRE Turf 8F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
15Albert HallDanehillAl TheraabRobertoJ.A. HeffernanA.P. O'Brien
23Bobs PrideMarjuVyatkaLion CavernP.J. SmullenD.K. Weld
38Capable GuestCape CrossAlexander ConfrancMagical WonderC. CatlinM.R. Channon
46Democratic DeficitSoviet StarGrandoise IdeaDanehillK.J. ManningJ.S. Bolger
57DubawiDubai MilleniumZomaradahDeployL. DettoriSaeed bin Suroor
61Hills of AranSadler's WellsDanefairDanehillC. O'DonoghueA.P. O'Brien
74OratorioDanehillMahrahVaguely NobleK. FallonA.P. O'Brien
89Rebel RebelRevoqueFrench QuaterIle de BourbonO. UrbinaN.A. Callaghan
92ShowdanceKingmamboIsland JamboreeExplodentJ.P. MurtaghA.P. O'Brien
オブ師やりすぎ…。どれだけ暴れたら気が済むねん。
とは言うもののFootstepsinthesandは脚部不安という事で回避してるんですよねえ。石でも踏んだのか。ということで英2000ギニー馬に代わって一番人気になるのがOratorioということですかねえ。この前2着に突っ込んできたRebel Rebelも怖い事は怖いが、安定感のある方を上にとるという事で。
そしてそれとは対照的に孤立無縁なDubawiは展開面でやや厳しいか。

Irish 1000 Guineas GI Curragh IRE Turf 8F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
14AlmutamoreAlmutawakelMorcoteMagical WonderP. ShanahanJ.J. Murphy
211DamsonEntrepreneurTadkiyraDarshaanJ.P. SpencerD. Wachman
33Jazz PrincessBahhareJazz UpCadeaux GenereuxJ.F. EganMrs. John Harrington
48Joint AspirationPivotalWelcome HomeMost WelcomeT.E. DurcanM.R. Channon
518Luas LineDanehillStreetcarIn the WingsW.M. LordanD. Wachman
66Maids CausewayGiant's CausewayValee des RevesKingmamboM. HillsB.W. Hills
710Mona LisaGiant's CausewayColorsnapShirley HeightsJ.A. HeffernanA.P. O'Brien
815National SwaggerGiant's CausewayEva LunaDouble SchwartzK.J. ManningJ.S. Bolger
917Penkenna PrincessPivotalTirianaCommon GroundsS. SandersR.M. Beckett
1016Queen TitiSadler's WellsLitani RiverIrish RiverC. O'DonoghueA.P. O'Brien
1112SanserifFasliyevCertain CharmThunder GulchJ.P. MurtaghM. Halford
1219SaoirePivotalPolish DescentDanehillM.J. KinaneMs. F.M. Crowley
137SheboyganGrand LodgeWhite SatinFairy KingW.J. SuppleJ.G. Given
145Sky High FlyerAnabaaHylandraBeringF.M. BerryP. Nolan
1513Slip DanceCeltic SwingHawalaWarningR. HughesE. Tyrrell
162Titan TimeRed RansomTimelyKing's LakeJ. FortuneJ.H.M. Gosden
1714Utterly HeavenDanehillEpicure's GardenAffirmedP.J. SmullenD.K. Weld
189Virginia WatersKingmamboLegend MakerSadler's WellsK. FallonA.P. O'Brien
191YariaDanehillYaraSri PekanD.P. McDonoghK. Prendergast
これはまたまた…。3頭出走させるGiant's Causewayも凄いが、それ以上にあの馬ですよ。Nureyevの母にして、Sadler's Wells、Fairy Kingの祖母Special。
Damsonは父EntrepreneurがSadler's Wells産駒。Joint Aspiration、Penkenna Princess、Saoireの父PivotalはNureyevからPolar Falconというサイアーライン。Luas Lineは母父のIn the WingsがSadler's Wells産駒。Maids Causewayは言うまでもなく母がKingmambo X NureyevでNureyevの濃いクロスを持っている。Queen Titiは父がSadler's Wells。Sanserifの父FasliyevはNureyev産駒。Sheboyganは母父がFairy King。Virginia WatersはKingmambo X NureyevのSpecialクロス。
実に出走する馬の半数を超える馬が何らかの形でSpecialを持っている…入り方はNureyev、Sadler's Wells、Fairy Kingなわけですがこれら偉大なる種牡馬によって一気に血を広める事になったとはいえますか。2000ギニー出走のRebel Rebelも父RevoqueがFairy King産駒だったりと9頭中4頭にSpecialは入っているわけでおっそろしい繁殖牝馬やねと。
んで、一番人気は英1000ギニー馬Virginia Waters。このまま行ってCoronation Sでもどこでも言いからDivine Proportionsと決戦をやるというのも確かに萌える展開ではある。一方でそこにMaids Causewayが絡んでくるのはもっと楽しい。
ここで復帰するDamsonに人気が集まっているようではありますが、私にはいまいちピンとこない。皆さん去年Spencerになんて言ったか憶えてますか?というのは冗談ですが、確かに連勝中の勝ち方は鮮やかで、距離経験が無いとはいえ血統からすれば十分8Fなんて守備範囲ではあるのです。ただ、Oratorioを撃墜したPhoenix Sという勲章も持っているのですが、早い時期に牡馬相手に勝つのはそれほど難しい事でもないのではないかなとも思うし、Cheveley Parkではいくらなんでも最低人気のMagical Romanceにやられますかと思ったのも事実。
そしてなぜか人気になってるらしいのが1勝馬Saoire。特に目立つ戦績でもないし、血統が凄いわけでもないのだが、Irish RacingによるとMaids Causewayを抑えて3番人気。アイルランドでの出走経験というところなのかなあ。

Tattersalls Gold Cup GI Curragh IRE Turf 10.5F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
13AceDanehillTea HouseSassafrasK. FallonA.P. O'Brien
25AzamourNight ShiftAsmaraLear FanM.J. KinaneJ.M. Oxx
32BagoNashwanMoonlight's BoxNureyevT. GilletJ.E. Pease
44Grey SwallowDaylamiStyle of LifeThe MinstrelP.J. SmullenD.K. Weld
51Imago MundiSpinning WorldTurning WheelSeeking the GoldS. CyrilleJ.E. Pease
67Norse DancerHallingRiver PatrolRousillonJ.F. EganD.R.C. Elsworth
76SolskjaerDanehillLyndonvilleTop VilleJ.A. HeffernanA.P. O'Brien
Yeatsがいない代わりに不肖の兄がいますな…Solskjaer。
さて、現役に留まった4歳勢のなかで、凱旋門賞馬Bago、Irish Champion S馬Azamour、Irish Derby馬Grey Swallowとこんなところで揃い踏みしていて大丈夫かと言いたくなるメンバーではあります。これだけ揃って例えばNorse Dancerあたりの大駆けに屈されたりすると、今年の古馬路線が寒くなりすぎますので、揃ってこけるなどという事態だけはご勘弁いただきたく。

Prix d'Ispahan GI Longchamp FR Turf 1850m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
16CaciqueDanehillHasiliKahyasiO. PeslierA. Fabre
24ValixirTrempolinoVadlamixaLinamixC. SoumillonA. Fabre
37Fort DignitySeeking the GoldKitzaDanehillL. DettoriSir M. Stoute
42TolpuddleCollege ChapelTabdeaTopsiderK. DarleyT. Stack
53CharmoCharnwood ForestMarie de KenKendorS. PasquierP. Demercastel
61ElvstoremDanehillCircles of GoldMarscayN. RawillerT. Vasil
78KrataiosSabrehillLoxandraLast TycoonM. BlancpainC. Faffon-Parias
85Touch of LandLandoTouch of ClassBe My GuestC.P. LemaireH.A. Pantall
BagoもいないことだしそろそろGIとっとけやという感じではありますか>Cacique。Caciqueは姉がBanks Hill、Heat Haze、Intercontinentalと化け物揃いな上にGI勝てなかった兄Dansiliは種牡馬として好調なスタートを切っているというとてつもない母親の仔であります。牡馬に出ると一枚足りないところがあるのかもしれませんが、GIくらい勝って当然というところかと。
お仕置きの連闘となったElvstroemはこの距離が有利に働くかも知れず、疲れが出ていると言いつつ、Vasil師が馬場状態を確認した上でElvstroem向きだと判断して出してくるんですから勝算はあるのでしょう。

Prix Saint-Alary GI Longchamp FR Turf 2000m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
16ScartaraLinamixScarlet RaiderRed RansomD. MichauxA. Fabre
25VadawinaUnfuwainVadazaZafonicC. SoumillonA. Fabre
32Naissance RoyaleGiant's CausewayNet WorthForty NinerT. JarnetC. Head-Maarek
44ArgentinaSadler's WellsAirlineWoodmanO. PeslierE. Lellouche
58Sortie du ParcNorthern ParkSpookieDeep RootsC.P. LemaireD. Prod'Homme
63AgielBeringSummerySilver HawkM. BlancpainC. Laffon-Parias
71Perfect HedgeUnfuwainVia SaleriaAraziT. ThulliezN. Clement
87Green GirlLord of MenGreen SailsSlip AnchorS. PasquierP. Demercastel
WildensteinがVallee Enchanteeの後継者との期待を抱くArgentinaが登場。Wildensteinの誇る名牝Allez Franceを三代母に持ち、そこからNureyev、Woodman、Sadler's Wellsという累代にて、さっきも出てきたSpecialのクロスが発生。間に入るWoodmanは当然La Troienneの血を集めてボトムラインを締めているわけで、隙の無い血統が素敵。
そのArgentinaを前走Penelopeで下したPerfect Hedgeは追加登録での参戦。そしてCleopatreを勝った無敗馬Vadawinaといったとことまでが争覇圏内か。この2頭はともにUnfuwain産駒。

Derby Italiano GI Capannelle ITY Turf 2400m

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Ale BisaoHernandoCue the GroomBlushing GroomD. Vargiu
2AlzaowoodAlzaoBlack WoodWoodmanI. Rossi
3De SicaSri PekanDrifaHamasM. Monteriso
4Franco MacaronAshkalaniCanazzeiHernandoV. Mezzatesta
5Jane's ParkCentral ParkJanestraSteamer DuckG. Marcelli
6KerlisSingsielKing ParkMarjuM. Demuro
7Le GiareMonashee MountainA la LongueMtotoM. Esposito
8Mac LeaderSagamixTigavaMachiavellianA. Polli
9MontalegreMontjeuAlma AlegreLahibP. Agus
10PepponeEarl of BarkingPrecious DameDamisterC. Fiocchi
11RamontiMartino AlonsoFoscaEl Gran SenorE. Botti
12Sandro ChiaRudimentaryFrida KhaloUnfuwainF. Branca
13ShanoldShantouTally ColdTate GallaryA. Sanna
14TedoSternkonigTirajanaRiboprinceS. Mulas
15UrgenteHallingPersian FillyPersian BoldM. Pasquale
ぜーんぜん分かりません。

Shuvee GII Belmont NY Dirt 8F

アメリカ最強のステイヤー牝馬Shuvee。どうせなら12Fくらいでやりゃいいのに…。8FでやっていくならGIに復帰してくれればなあ。
今年は5頭立てながら、Society SelectionとかDaydreamingという癖のある馬が出走します。A.P. Indy好きな私としてはDaydreamingを無視するわけには行きませんなあ。
ほかに面白そうな血統はTraci GirlでQuiet American - Beyond the Storm by Great Aboveというもの。Dr. Fagerのクロスを強く持つQuiet AmericanにそのDr. Fagerの近親ので血統の似通ったGreat Aboveを母父に持ってくるという仕掛け。これくらいの距離で炸裂してもおかしくはありませんな。

2005/5/21

Foreign Racing

Pimlico Special GI Pimlico MD Dirt 9.5F

Pimlicoは天候不良で馬場はSloppyという発表。とは言うものの翌日のPreakness Sの日は素晴らしい天候になるだろうという話。
1.Eddington: Unbridled - Fashion Star by Chief's Crown
2.Pollard's Vision: Carson City - Etats Unis by Dixieland Band
3.Presidentialaffair: Not For Love - Quite Amazing by Bear Hunt
4.Funny Cide: Distorted Humor - Belle's Good Cide by Slewacide
5.Eurosilver: Unbridled's Song - Russian Tango by Nijinsky
6.Offlee Wild: Wild Again - Alvear by Seattle Slew
Grand Rewardは向こう正面でレースを止めてしまいましたようです。で、やはりというか安楽死処置が採られたとのことです。前走でGIIを勝ってこれからというところだったのに残念な結果です。
ということでコーナーでEddingtonのマクリ一閃。直線はそのリードを保つだけの楽勝でした。既にClaiborne Farmでの種牡馬入りが内定しているEddingtonですが、ここでGIタイトルを手に入れたことは大きな材料になるという感じではあるか。
さて、今回のTaggタンの言い訳。「Funny Cideは不良馬場が苦手なんだ。朝だろうと午後だろうとね。それに彼は長い休養から戻ってきたばかりだよ。調子は良いし、よく走ると思ってたけど、私が気にしていたように雨が降ってしまったのさ」

Black-Eyed Susan S GII Pimlico MD Dirt 9F

なんか一番人気だったらしいSpun Sugarが普通に勝ったらしき。てかRunway Modelはちと情けない。
1.Spun Sugar: Awesome Again - Irish Cherry by Irish Open
2.R Lady Joy: Vicar - Come On Joy by Cormorant
3.Pleasant Chimes: Pleasant Tap - Dixie Chimes by Dixieland Band
4.Runway Model: Petionville - Ticket to Houston by Houston

Pimlico Distaff BCH GIII Pimlico MD Dirt 8.5F

またか…。
1.Silmaril: Diamond - Kattebuck by Spend a Buck
2.Ashado: Saint Ballado - Goulash by Mari's Book
8ポンドも与えて、3/4馬身差で後続は5馬身千切ったとはいうものの負けますか。どうもAshadoにはハンデ差を問答無用で捩じ伏せるだけの力を期待してはいけないんですかねえ。しばらくGI以外のレースに出てきたら同じ状況になるだけだろうから、ライバルが揃って斤量差が小さくなりそうなGIを狙っていくしかないのではなかろうかと。

Horse Racing

テレビ愛知オープン OP 中京 芝1200M

1.シーイズトウショウ: サクラバクシンオー - ジェーントウショウ by トウショウフリート
2.シルキーラグーン: ブライアンズタイム - シーヴィーナス by Dayjur
3.リキアイタイカン: アフリート - ノーノーネヴァー by Nijinsky
1:06.7というレコード。昨年後半はボロボロでしたが、しっかり建て直せばCBC賞勝ちもある中京コースでは格が違うかというところ。で、レコードが出るようなレースでリキアイタイカンが3着にいて驚いてみる。持ち時計ない馬なのになあ…自己ベストを軽く1秒は更新してるんじゃなかろうか。

目黒記念 GII 東京 芝2500M

1.オペラシチー: オペラハウス - シャルムマイヤー by ブレイヴェストローマン
2.ウイングランツ: ダンスインザダーク - アリシーナ by Alysheba
3.ダディーズドリーム: トニービン - ダディーズシューズ by サクラユタカオー
4.エルノヴァ: サンデーサイレンス - シンコウエルメス by Sadler's Wells
5.チャクラ: マヤノトップガン - カーロッサ by Caerleon
これもレコード。とにかくオペラシチーが勝って賞金加算できたことは良い事ですかね。これで除外の心配はなくなるし。

Comic

ヤングガンガン No.11

恒例。
すもも◆ギャグマンガとしてならなんとか読めるようになったかなと。それでもこれが巻頭に来て良いのかね。今回の展開はある程度そうなりそうで、なったらツマランなとか思ってた展開ではある…。
黒神◆ちと説明部分が多すぎる気はする。バトルシーンでそれをやってしまうから間延び感も出てしまうのではなかろうかと。
ロト◆ジリジリとではあるが確実に先に進んではいる。だから雑誌連載で読むよりもコミックになったものを一気に読むべきではあろう。看板として先の保証があるからこそこういう事をできるんだと思うが、とにかくこれだけゆっくりやっただけの価値のあるストーリーになってくれてれば良いか。
ゲル◆今回はまずまずか。ゲル単独ではどうにも話が広げにくい事は疾うにわかっていたわけで、ここに来ていろいろと投入してきたというか、そっちのキャラの事情とか良く出るようになってきたってのは良かろう。しかしそれでマリーの出番がなくなりつつある。
ワーキング◆2本立ての前半はある程度読者の予想通りに仕立て上げてきてますが、それで十分かなと。後半はあまり目立たなかったキャラを使ってきましたが、こういう風に特定のキャラに頼らなくてネタが作れる状態になってるのは良い状態であろう。
コンビニ◆なぜ2本立てにする…。つか両方ワーキングの次ってことでその落差に唖然とする他無いのだが。
おあずけ◆結局なんだったのかと。
ニコイチ◆あっさり終わりすぎな気もするが、このあとどうするつもりだよ。
マンホール◆なんか変なマンガになったとしかいえないのだが…
スパイク◆とりあえずノムラの動機ってことですか。
にゃんこ◆ついにここにまで来たか…。しかしどこがほのぼのやねん。
サンレッド◆まあ、ある意味ではこのマンガにおける基本形か。
荒川◆リクルート…。基本スペックとしては高かろうが、何かがずれている。今に始まった事じゃないがなあ。
セキレイ◆笑顔の怖い大家さん。今回は幕間劇だし大した内容ではないけれどもね。
冥土◆…
バンブー◆とりあえず扉のミヤミヤ。そして、途中から一体何のマンガが始まったのかとオモタ新キャラ登場デスタ。
どきどき◆ワーキングが圧倒敵に面白い今となってはもはやどうでも良い。
サークル◆毎回微妙な雰囲気ですが、それでいいかとは思う。
がごじ◆作者はなにがやりたかったのかと。
ムスタング◆ネタ切れならもう終わりにしたらいいと思うよ。
また微妙な時期に新連載攻勢とやらを仕掛けるみたいですが、梶原あやの作品はその中に入ってないという位置付けなのか…。まあ、ええねんけど。そしてこの前読みきりでやったドラゴンズヘブンも新連載予定ではあり、その辺はちゃんとしてきたかなと。そして、読み切り作の割合が減ってきたとはいえ、更に連載を増やすとなると雑誌の量的キャパシティーを超えるだろうとは思われますので、そろそろ打ち切られる作品が出そうですね。

2005/5/22

Horse Racing

優駿牝馬 GI 東京 芝2400m

1.シーザリオ: スペシャルウィーク - キロフプロミエール by Sadler's Wells
2.エアメサイア: サンデーサイレンス - エアデジャヴー by ノーザンテースト
3.ディアデラノビア: サンデーサイレンス - ポトリザリス by Potrillazo
4.エイシンテンダー: エイシンサンディ - エイシンララミー by Time For a Change
5.ブリトン: サクラローレル - スイートバンブー by スキャン
6.ジェダイト: サンデーサイレンス - グリーンポーラ by Nijinsky
7.ショウナンパントル: サンデーサイレンス - バブルウイングス by In the Wings
8.アドマイヤメガミ: エルコンドルパサー - アドマイヤサンデー by サンデーサイレンス
9.レースパイロット: サンデーサイレンス - マンファス by Last Tycoon
10.コスモマーベラス: フジキセキ - ロモーラ by Nijinsky
11.ビッグフラワー: ビッグサンデー - ビッグモンロー by トニービン
12.ライラプス: フレンチデピュティ - フサイチエアデール by サンデーサイレンス
13.ジョウノビクトリア: サンデーサイレンス - ミヤビサクラコ by ノーザンテースト
14.エリモファイナル: オペラハウス - エリモセントラル by ドクターデヴィアス
15.アスピリンスノー: エルコンドルパサー - スキーパラダイス by Lyphard
16.ヤマニンアリエル: サンデーサイレンス - ヤマニンパラダイス by Danzig
17.ランタナ: ブライアンズタイム - オースミダンサー by シンボリルドルフ
18.ピューマカフェ: サンデーサイレンス - セトフローリアンII by Bellotto
ラップタイム: 12.6 - 11.3 - 13.2 - 13.1 - 12.9 - 13.4 - 13.1 - 12.6 - 12.2 - 11.5 - 10.9 - 12.0
2年目でスペシャルウィークがクラシックをとりますか。牝馬に良い馬が多くて、スタミナ不安も無いという事から絶好の舞台であることは間違いないのですが、同じようにスタミナには自信のあるダンスインザダークですらまだ東京の2400mは勝たせていないわけで、このままサンデーサイレンス後継種牡馬の筆頭としての地位を手に入れていくことになるかどうかですねえ。
エイシンテンダーが先手を奪って、その後にはジェダイトという展開でしたが、ペースはこの速い時計を連発している東京競馬場としてはとんでもないスローであり、レースの上がりが34.4という切れ味勝負。これを33.3で後ろから捩じ伏せたシーザリオは確かにこの距離では力が抜けていたのでしょう。なんかHollywood送りとか言ってたのはどうするんだろって所ではあるのですが、オークスが終わったらアメリカ遠征ってローテが定着したら面白いかなとは思う。
エアメサイアは一瞬勝ったと思ったのですがあの母の娘にそんな栄冠が許されるわけもなく、シーザリオの末脚に屈する結果となりました。競馬が上手なのは間違いなかろうと思われますが、最後の一押しとなると足りないんでしょうねえ。武兄がずっと乗ってるとどこかで一発やらかしてくれそうな気もしますが、それは古馬になってからに期待するという事で。
ディアデラノビアはパドックで入れ込んでるのを見たら、ダメだろうと思ったわけですが、このスローペースをきっちり折り合って飛んできてるんだからさすがデザーモってところはあるか。更に後にいたシーザリオに差されてしまってるわけですが、ローテーションとか調教の様子とか見たらちとシーザリオにはどうしても勝てそうに無かったのでこんなものか。
エイシンテンダーはペースを落とせたのも良かったように思いますが、この距離で崩れなかったのは良いかなと。
人気のサンデー系がちゃんと上位に来てサンデー祭りは終了ということで。

東海S GII 中京 ダート2300m

1.サカラート: アフリート - スカーレットレディ by サンデーサイレンス
2.スターキングマン: Kingmambo - Princess Timide by Blushing Groom
3.タイムパラドックス: ブライアンズタイム - ジョリーザザ by Alzao
4.シロキタゴッドラン: ジェニュイン - シクレインメモリー by トニービン
5.クーリンガー: フォーティナイナー - クールアライヴァル by Relaunch
このレースはMr. Prospector系はこないとか言ってたらサカラートが7馬身差の圧勝ですよ。まあ、シンザン記念で見かけて以来何となく気になる馬ではあるので単勝持ってましたが。
そして、千切られてるとは言え2着に入って復活してきてるのがスターキングマンという事になりますかね。タイムパラドックスは仕掛けどころを間違えてしまったという気もするが、ちゃんとやってもサカラートを捉えられていたかどうか…。

Foreign Racing

Preakness S GI Pimlico MD Dirt 9.5F

1.Afleet Alex: Northern Afleet - Maggy Hawk by Hawkster
2.Scrappy T: Fit to Fight - Perpetual Light by Sunny's Halo
3.Giacomo: Holy Bull - Set Them Free by Stop the Music
4.Sun King: Charismatic - Clever But Costly by Clever Trick
5.High Limit: Maria's Mon - Known Romance by Known Fact
6.Noble Causeway: Giant's Causeway - Mimi's Golden Girl by Seeking the Gold
7.Greeley's Galaxy: Mr. Greeley - Ascot Starre by Ascot Knight
8.Malibu Moonshine: Malibu Moon - Time to Coast by Coastal
9.Closing Argument: Successful Appeal - Mrs. Greeley by Mr.Greeley
10.High Fly: Atticus - Verbasle by Slewpy
11.Hal's Image: Halo's Image - Mia's Hope by Rexon's Hope
12.Wilko: Awesome Again - Native Roots by Indian Ridge
13.Galloping Grocer: A.P. Jet - Little Evie by Northrop
14.Going Wild: Golden Missile - Pola by Strawberry Road
ということでAfleet Alexが圧勝。時計も1:55.04と出ているので強いなと。コーナーでまくって直線では既に先頭。あとはScrappy Tに差をつけるだけという強い競馬内容ですし、やはりこの世代のトップクラスであることに間違いは無い。問題はBCでもK Derbyでも見せたここ一番での勝負弱さってところになるのかなと。直線の入り口でおそらくScrappy Tを外から交わそうとしたところで相手が外に振れてきたため、真後ろにつく形になって躓いてしまってるんですよね。結構ぐらついてるし危ないシーンではあったかと。そこから内に入れて一気に交わしてしまうあたりはただものではありませんが。
Scrappy Tは別路線組みとしては前走重賞勝ちということでもっとも期待していい存在ではありましたが、いきなりここで2着に突っ込んでこれるとはちと驚きましたかねえ。とにかくAfleet Alexが4馬身3/4千切って、Scrappy Tも5馬身千切るというワンサイド。Kentucky Derbyの結果に懲りずに3頭出走させたZitoセンセは4着にSun Kingが入ってますが、人気のHigh Flyはまたしても飛んで上手く行かないですねえ。
まあ、Giacomoがここを勝ちきるだけの力は無くて、Afleet Alexに持って行かれるというところまでは読みきってましたが、2着馬間違えて終了という最近良くあるパターンに嵌まってますよ。

Dixie H GII Pimlico MD Turf 9F

1.Cool Conductor: Stravinsky - Verinha by Baronius
2.Artie Schiller: El Prado - Hidden Light by Majestic Light
3.Good Reward: Storm Cat - Heavenly Prize by Seeking the Gold
Cool Conductorは4歳馬でGIII Hawthorne Derbyを勝っており、GII American Derbyでも2着とGI級の実績はありませんので、同世代のKitten's Joyとかに比べると見劣りするところではあるものの実力は確かというところでしたか。それにしてもArtie Schillerと直線びっしり叩き合って最後はハナ差凌ぐという気合の入った内容です。母Verinhaはブラジルの土着血統でブラジルのGI Grande Premio Diana(2000m)、GI Grande Premio Jose Guathemozin Nogueira(2400m)を勝ってサンパウロ牝馬2冠馬。代々フランスのスタミナ血脈の影響を受けているようではありますが、同じくブラジル土着牝系出身のBaroniusはOwen Tudorの直系でマイルGIの勝ちもあるわけでスピードは十分の中距離タイプかと。

あー、Zakocityが勝ってるなあ>William Donald Schaefer H GIII Pimlico Dirt 9F
Zakocity: Precocity - Zakcat by Vilzak
先手を奪ってそのまま逃げ切り。このメンバーならその程度はやってもおかしくないんですけどね。
Flim Makerも勝っている>Gallorette H GIII Pimlico Turf 8.5F
Film Maker: Dynaformer - Miss du Bois by Mr. Prospector
クビ差という辛勝ながらこのレース連覇達成。BCFMT2着馬なのでまああまり下手なレースはしてくれるなと。芝牝馬路線で今年も上位の常連という事になるかな。

Shuvee H GII Belmont NY Dirt 8F

隙間重賞はあちちセンセにお任せして、私は面白いレースの結果だけ(殴
1.Society Selection: Coronado's Quest - Love That Jazz by Dixieland Band
2.Daydreaming: A.P. Indy - Get Lucky by Mr. Prospector
なんかねえ。Society Selectionに4コーナーでまくられたらそのままって感じの約束された2着でしたよ。また今年もこのパターンを繰り返すのかと…。どこかでGIとって欲しい馬ではあるのだが、この詰めの甘さが直らない限りは難しいか。

Irish 2000 Guineas GI Curragh IRE Turf 8F

Sheik Mohammedの執念実る。
1.Dubawi: Dubai Millenium - Zomaradah by Deploy
2.Oratorio: Danehill - Mahrah by Vaguely Noble
3.Democratic Deficit: Soviet Star - Grandoise Idea by Danehill
4.Rebel Rebel: Revoque - French Quater by Ile de Bourbon
5.Albert Hall: Danehill - Al Theraab by Roberto
6.Capable Guest: Cape Cross - Alexander Confranc by Magical Wonder
7.Bobs Pride: Marju - Vyatka by Lion Cavern
8.Hills of Aran: Sadler's Wells - Danefair by Danehill
ということで、あららら勝っちまったよってなところはあるわけですがDubawi。馬場状態も適度に柔らかくこの馬に向いたってことはあるらしいのですがOratorioに2馬身差ならまあ文句の無いところではありましょう。んで、次走どうするのってところではDerby、Prix du Jockey-Club、St. James Palace Sという距離の異なる3つのレースのどれかまだ決めてないということではあり、Shamardalと使い分けでSt. JamesとJocky-Clubにしておくのが無難なのではなかろうかと思うところはある。

QMA2

土曜日に母校まで出向いた帰りに少々やってた分。
MARL: ACTION草津
1) 雑学2(5)[ 2]→アニ3(5)[4]→アニ5(2)[7]
2) 学問1(5)[ 3]→学問4(3)[6]→芸能5(6)[1]→[4](6)
3) スポ2(5)[ 6]→学問3(5)[3]→芸能5(2)[6]
4) 雑学2(6)[ 6]→雑学4(3)[12]
5) スポ1(4)[13]
6) 雑学1(4)[ 7]→雑学4(5)[2]→アニ5(3)[7]
7) 芸能2(1)[16]
どうも3回戦のジャンルの引きが悪い。時々妙にツボをついた出題で6問全問とって1位通過ということがあるものの基本的に死にジャンルだから厳しい。
今回は悪い時でも悪いなりにまとめるというところを重点にせめて5問キープということでやってました。前半はそれでいけてましたが、青銅になった途端に気が抜けて2回連続ミスを基点に落ちるのは問題あったなと。特にスポ1の1回戦落ちはまた連鎖やっちまったよという事ではあったし。一度だけ辿り着いた決勝は学順で相手を潰しに行ったつもりが易問3連発だし、別の人が出した学並も易問連発でそれ以外で全滅して最下位に沈む。
そしてついに鍍金されました。つか青銅になった直後に2回マイナスくらってスパイラルまで体験してきましたが…orz。集中力を維持できるのが大体4ゲームくらいな気はしてるので、あまり数こなしても仕方ないかなあとも思う。

Anime

ローゼンメイデン

関西での放送が始まったのでとりあえず見てみました。なるほど…そういうことかと一人納得してみたり。まあ、あちこちで嵌まる人が出るのも無理はないかという感じ。
いや、2週間後にコミコミあるって時期にやばいのにはまりかけている私がいるわけで、というか既に手元にコミコミのカタログはありますが、何かって感じではあり。

2005/5/23

Foreign Racing

Irish 1000 Guineas GI Curragh IRE Turf 8F

1.Saoire: Pivotal - Polish Descent by Danehill
2.Penkenna Princess: Pivotal - Tiriana by Common Grounds
3.Luas Line: Danehill - Streetcar by In the Wings
4.Utterly Heaven: Danehill - Epicure's Garden by Affirmed
5.Maids Causeway: Giant's Causeway - Vallee des Reves by Kingmambo
6.Sanserif: Fasliyev - Certain Charm by Thunder Gulch
7.Joint Aspiration: Pivotal - Welcome Home by Most Welcome
8.Virginia Waters: Kingmambo - Legend Maker by Sadler's Wells
9.Jazz Princess: Bahhare - Jazz Up by Cadeaux Genereux
9.Damson: Entrepreneur - Tadkiyra by Darshaan
11.Mona Lisa: Giant's Causeway - Colorsnap by Shirley Heights
12.Titan Time: Red Ransom - Timely by King's Lake
13.Slip Dance: Celtic Swing - Hawala by Warning
14.Sheboygan: Grand Lodge - White Satin by Fairy King
15.Queen Titi: Sadler's Wells - Litani River by Irish River
16.Yaria: Danehill - Yara by Sri Pekan
17.National Swagger: Giant's Causeway - Eva Luna by Double Schwartz
18.Almutamore: Almutawakel - Morcote by Magical Wonder
Specialだなんだと騒いでたらPivotalのワンツーを喰らいました。というか英1000ギニーの上位はどこへ行ったという感じではあるのですが。まあ、前日のDubawiといいNewmarketとCurraghの馬場状態の違いということになりますか。Saoireは確かにCurraghのGIで好走歴もあったしね。このあとの目標はIrish OaksでCoronation Sに出走する予定もあるとのこと。
そしてVirginia Waters。これとMaids Causewayはお互い意識しすぎて、やらかしたという感じで、8着ではありますが、混戦なのでそれほど突き放されたわけでもないのです。という事で、こっちは British Oaksの方を目指す事になる模様。どうせCoronation Sには出てくるだろうから、そこで再戦という事になるのではないかなと。Maids Causewayもどうせその辺に出てくるだろうなってことでOK?しかし大崩れしないけど勝てない馬になってしまったなという気もするが…

Tattersalls Gold Cup GI Curragh IRE Turf 10.5F

1.Grey Swallow: Daylami - Style of Life by The Minstrel
2.Bago: Nashwan - Moonlight's Box by Nureyev
3.Ace: Danehill - Tea House by Sassafras
4.Azamour: Night Shift - Asmara by Lear Fan
5.Norse Dancer: Halling - River Patrol by Rousillon
6.Solskjaer: Danehill - Lyndonville by Top Ville
1972さまの願ったNorse Dancerの大駆けはなりませんでしたが、Bagoが2着と中途半端で何だかな…。Grey Swallowは父のDaylamiと同じで、早い時期から大物感を漂わせてそれなりに活躍しながらも本格化は古馬になってからというやつかねえ。Bagoはフランス以外では勝てない仕様。つー気がしてきたわけですが、それでもまあ、2着には来てるしIrish Championの時よりはましですかね。古馬のレベルはそんなに高くない予感。Aceに先着喰らうAzamourもどうしたものかと。とっとと引退したHaafhdは正解でしたかねえ。

Prix Saint-Alary GI Longchamp FR Turf 2000m

1.Vadawina: Unfuwain - Vadaza by Zafonic
2.Argentina: Sadler's Wells - Airline by Woodman
3.Perfect Hedge: Unfuwain - Via Saleria by Arazi
4.Naissance Royale: Giant's Causeway - Net Worth by Forty Niner
5.Green Girl: Lord of Men - Green Sails by Slip Anchor
6.Sortie du Parc: Northern Park - Spookie by Deep Roots
7.Agiel: Bering - Summery by Silver Hawk
8.Scartara: Linamix - Scarlet Raider by Red Ransom
4馬身ぶっちぎりを喰らいましたが何か。Argentinaは悪い馬ではなかろうし、前走Penelopeで負けているPerfect Hedgeにはちゃんと先着しているのですが、もう一頭無敗馬で、こちらはCleopatreの勝ち馬であるVadawinaに持っていかれました。ちとこの差はDianeでの逆転を期待するには酷かなとも思いますので、是非ともDivine Proportionsに出陣して頂かなくてはねえ。

Prix d'Ispahan GI Longchamp FR Turf 1850m

1.Valixir: Trempolino - Vadlamixa by Linamix
2.Elvstorem: Danehill - Circles of Gold by Marscay
3.Cacique: Danehill - Hasili by Kahyasi
4.Touch of Land: Lando - Touch of Class by Be My Guest
5.Charmo: Charnwood Forest - Marie de Ken by Kendor
6.Tolpuddle: College Chapel - Tabdea by Topsider
7.Fort Dignity: Seeking the Gold - Kitza by Danehill
8.Krataios: Sabrehill - Loxandra by Last Tycoon
で、Santa-AlaryをVadawinaが勝ったと思ったら今度はValixirですよ。Vadawinaの母の半弟。ま、そんな連鎖はいりませんとか思ったが、まあ、馬場コンディションとかそういうことではあろう。で、結局あの母の仔は牡馬に出るとどうしても一枚足りませんよってことになるのがCaciqueでありましょうか。Elvstroemは2着に健闘といっても負けた相手がValixirでその上2馬身も離されているようではねえ。予定通りイギリスに舞い戻ってYorkまで走ってもちと期待するのは酷ですねえ。

Derby Italiano GI Capannelle ITY Turf 2400m

1.De Sica: Sri Pekan - Drifa by Hamas
2.Ramonti: Martino Alonso - Fosca by El Gran Senor
3.Jane's Park: Central Park - Janestra by Steamer Duck
4.Urgente: Halling - Persian Filly by Persian Bold
5.Kerlis: Singsiel - King Park by Marju
6.Le Giare: Monashee Mountain - A la Longue by Mtoto
7.Tedo: Sternkonig - Tirajana by Riboprince
8.Montalegre: Montjeu - Alma Alegre by Lahib
9.Ale Bisao: Hernando - Cue the Groom by Blushing Groom
10.Alzaowood: Alzao - Black Wood by Woodman
11.Sandro Chia: Rudimentary - Frida Khalo by Unfuwain
12.Shanold: Shantou - Tally Cold by Tate Gallary
13.Franco Macaron: Ashkalani - Canazzei by Hernando
14.Peppone: Earl of Barking - Precious Dame by Damister
15.Mac Leader: Sagamix - Tigava by Machiavellian
De Sicaが勝ちました。誰それって感じなのではあるのですが、レーシングポストを見る限りPremio Parioliでは5着という事しかわかりません。Ramontiをアタマ差抑えました。とは言え、この馬もRamontiも距離が延びて良いような血統ではなかったわけでどうしたものかなというところ。

2005/5/24

Horse Racing

ダービープレレート

実際やる意味あるとも思えないが、とりあえず。
116のディープインパクト。皐月賞以降のダービートライアルで頭角を現したといえるほどの馬もおらず。もともと皐月賞の方が取りこぼすかもといわれたような馬ではあるのだし、どうとでもすればよいとは思う。皐月賞2着のシックスセンスがようやく110という数値であるように、レート的な評価でもずば抜けています。単勝オッズがどこまで下がるのかに注目しつつ見るだけのレースにするべきかなとか思いつつ。
で、一応ディープインパクトに次ぐ評価なのがその皐月の2着シックスセンスが獲得している110となるわけですが、これだけ差を付けられてたら逆転できるとは思えず。そして更に落ちて108の皐月3着アドマイヤジャパンは主戦が騎乗停止をくらって乗り替わりになってしまってわずかな望みすらもなくなったか。ペールギュントの107は皐月賞でもNHKマイルでもなくてシンザン記念で、ここ2戦のレース振りでは期待を持つのは酷というもの。京都新聞杯を勝ったインティライミと皐月賞4着マイネルレコルトが106でならび、皐月賞5着のアドマイヤフジ、スプリングSのダンスインザモア、青葉賞のダンツキッチョウ、毎日杯のローゼンクロイツが105で並ぶという状況。なんか並べるだけでげんなりしてきますね。そりゃ今月の優駿もダービー特集に見せかけてディープインパクト特集なんかしてしまいますわなあ。
これで終わるとあまりにも酷いので、池江厩舎のダービーでも。
1987: 16着ヤマニンアーデン (ハイセイコー - ニシキノ) 村本
2000: 3着アタラクシア (デインヒル - ランバダスタイル) 四位
2002: 5着ゴールドアリュール (サンデーサイレンス - ニキーヤ) 上村
2002: 8着ノーリーズン (ブライアンズタイム - アンブロジン) 蛯名
2003: 4着サイレントディール (サンデーサイレンス - フェアリードール) 武豊
2004: 10着グレイトジャーニー (サンデーサイレンス - アンブロジン) 小牧太
最初に出走させてからその次までにえらく間が空いてますが、アタラクシアを出走させてからはコンスタントに有力馬を送り込んでいるということになりますか。2001年はステイゴールドとトゥザヴィクトリーをドバイに連れて行ってた半面で、くわせもの一家はヴェルデマーレを送り込んできてる年だしクラシックという事ではダメだった年ではあったか。最近で大きく飛んだのはノーリーズンとグレイトジャーニーの兄弟。後はそこそこの位置にきてはいるし問題の無いところではあろう。[1-j],[9-h],[9-h],[A4],[9-f],[A4]…さて[2-f]はどうなるかねえ。
んで、参考までに今年はローゼンクロイツとペールギュントの2頭出しになる橋口厩舎のダービーでも出してみるか。
1990: 4着ツルマルミマタオー (グリーングラス - ミヤノマツ) 田島
1995: 6着ダイタクテイオー (ニッポーテイオー - スタイルリバー) 藤田
1996: 2着ダンスインザダーク (サンデーサイレンス - ダンシングキイ) 武豊
1999: 6着ロサード (サンデーサイレンス - ローザネイ) 高橋亮
2000: 12着ダイタクリーヴァ (フジキセキ - スプリングネヴァー) 高橋亮
2001: 16着キタサンチャンネル (ヘクタープロテクター - キタサンクイン) 高橋亮
2002: 14着モノポライザー (サンデーサイレンス - ダイナカール) 後藤
2003: 3着ザッツザプレンティ (ダンスインザダーク - バブルプロスペクター) 安藤勝
2004: 2着ハーツクライ (サンデーサイレンス - アイリッシュダンス) 横山典
こっちも近年はコンスタントに出走馬を送っているが、去年のハーツクライは2着、その前のザッツザプレンティが3着といってもともに勝ち馬からは突き放されていた面があるわけで、本当に惜しかったといえるのはダンスインザダークのときという事になるのでしょう。こっちは、[4-b],[8-g],[7],[1-w],[8-g],[22],[8-f],[1-b],[6-a]にて今年のは[1-w]と[10-e]。だからどうだというほどのことでもないけどね。

2005/5/26

Foreign Racing

Murtagh先生がやらかした件

今年のDerby Antepostで絶賛一番人気のMotivatorですが、主戦のMurtaghが騎乗停止を喰らったためDerbyで乗り替わりを強いられる事になりそうです。
問題となっているのはLingfieldのMaidenでのMiss Brushの騎乗。この10頭立てのレースで外から3番目のゲートからのスタートでしたが、スタートしてから内に入れるときにFashion ChicとSupreme Kissの進路をカットしているということらしき。その2頭の騎手は外からプレッシャーを受けたとも言っており、その原因がMurtaghの不注意な騎乗であったという事で騎乗停止処分。アピールは行われる見込みですが、ジョッキークラブはDerbyの前にこの件についての審議を行う事を確認しています。これによって騎乗停止期間にDerbyが含まれるのはほぼ確実で、その上このままではフランスの方も乗れなくなるという最悪の展開。
MurtaghはSinndarとHigh Chaperralの手綱を取ってDerbyを2勝している名手で、Ballydoyleに行ってしまったFallonの後を受けてMotivatorの主戦となっています。Bell師は頭を抱えている事だろうね。替わりの騎手のリストのトップはM. Kinaneとのことで、まあDerbyでMotivatorに乗ってくれと言われたらすでに有力馬で決まってない限り受けるかなと。

Horse Racing

アメリカ遠征

結局角居師は2頭とも連れて行くということにしたらしく、シーザリオが福永、ディアデラノビアがK.デザーモにてGI American Oaks挑戦となる模様。アメリカの芝戦、しかも西海岸となるとそこはデザーモ先生の庭みたいなもんではあるので、距離的なものまで含めて馬が過密ローテでヘタってなければ今度こそディアデラノビアが来そうなもんではあるかなと。
で、そのK.デザーモですが、日本での短期免許を更に1ヶ月取ってダービーはブレーヴハートですと。まあ、勝った2戦はともにダートながら、血統的には問題なかろうし、トライアルでもそこそこと言うか、何とかしてダービー出走の権利を取る青葉賞3着だしなあってのはある。

小ネタ: サイレントディール氏とユートピア氏

ディール「厩舎におるとあの馬と比べられて嫌やから逃げてきた
ユートピア「だからってうちのとこにくることは無いやんけ
ディール「でも、ここなら報道陣も少ないやろし
ユートピア「あのな、うちからも二人ほどダービーでるんやけど
ディール「おっても全然うちと雰囲気違うで
ユートピア「それは諦めろ
ディール「僕、あれと同じ厩務員さんが担当してくれたはるから、いろい ろ比較されてつらいんやぞ
ユートピア「お前もあのころは相当ちやほやされとったやろが
ディール「そうそう、でもいつのまにか忘れ去られてるねん
ユートピア「お前の場合はずっとレースに出てこんかったのがあかんねん
ディール「リフレッシュしてたら思ってたより太ってしまってなあ
ユートピア「それでOP荒らしなんかして…
ディール「そうでもせんと出たいレースに出られへんのやから仕方ないやろ
ユートピア「金鯱賞なんて余裕で出られてるんやけど、登録してへんやんけ
ディール「とりあえず一つ勝ったことやし、宝塚記念直行やて、皆様投票お願いします
ユートピア「こんなとこで言っても無駄やろ。それはそうとお前宝塚記念だけはよく走るなあ
ディール「そやね3歳から走ってます
ユートピア「それで、勝負になってるのかいな
ディール「いやそれは今年こそってことで。そろそろ、大きいタイトルを取っとかんとあかんしなあ
ユートピア「僕なんかアドマイヤドンさんを倒してGI勝っても、ほとんど注目されてへんのやけど
ディール「君はあのコース以外では勝てそうに無いから嫌われるねん
ユートピア「それは触れんといてくれ…

2005/5/26

Horse Racing

東京優駿

馬名母父騎手調教師
1ブレーヴハートサンデーサイレンスカーリングGarde RoyaleK.デザーモ加藤征弘
2ニシノドコマデモキングヘイローニシノチャペルサッカーボーイ田中勝春萱野浩二
3ローゼンクロイツサンデーサイレンスロゼカラーShirley Heights安藤勝己橋口弘次郎
4エイシンニーザンフォーティナイナーエイシンサンサンキャロルハウス柴田善臣坂口正則
5ディープインパクトサンデーサイレンスウインドインハーヘアAlzao武豊池江泰郎
6アドマイヤフジアドマイヤベガアドマイヤラピスBe My Guest福永祐一橋田満
7インティライミスペシャルウィークアンデスレディーノーザンテースト佐藤哲三佐々木昌三
8シャドウゲイトホワイトマズルファビラスターンサンデーサイレンス小野次郎加藤征弘
9コンゴウリキシオーStravinskyPrincipiumHansel池添謙一山内研二
10コスモオースティンオースビューティスカットコマンダーインチーフ武幸四郎高橋裕
11ペールギュントサンデーサイレンスツィンクルブライドLyphard小牧太橋口弘次郎
12マイネルレコルトチーフベアハートミヤギミノルタイテエム後藤浩輝堀井雅広
13ダンツキッチョウサンデーサイレンスレイホーソロンパーソロン藤田伸二山内研二
14アドマイヤジャパンサンデーサイレンスビワハイジCaerleon幸英明松田博資
15シックスセンスサンデーサイレンスデインスカヤDanehill四位洋文長浜博之
16シルクトゥルーパーアドマイヤベガシーヴィーナスDayjur松岡正海大久保正陽
17シルクネクサスグラスワンダーシルキーヒロインStar Lift松永幹夫岡田稲男
18ダンスインザモアダンスインザダークスーパーリヴリアリヴリア蛯名正義相沢郁
出馬表を作っててこれでもオークスよりはマシかなと思ってしまうあたり、オークスは異常なほどにサンデーサイレンス祭りだったかなと改めて思う。しかしダービーとて規模が小さくなっただけでサンデーサイレンス祭りではあるかと。
直仔がブレーヴハート、ローゼンクロイツ、ディープインパクト、ペールギュント、ダンツキッチョウ、アドマイヤジャパン、シックスセンスで7頭。それぞれの母父は順にGarde Royale (Mill Reef)、Shirley Heights (Mill Reef)、Alzao (Lyphard)、Lyphard、パーソロン、Caerleon (Nijinsky)、Danehill (Danzig)というラインナップにて、Mill ReefのラインとLyphardのラインがそれぞれ2頭。それよりもブレーヴハートは半兄にローエングリンで母Carlingは仏オークス馬、ローゼンクロイツは全姉ローズバドで母ロゼカラーもGII勝ちというバラ一族、ディープインパクトが全兄ブラックタイドで母は独GI Aral-Pokal勝ち馬、ペールギュントは半兄フェリシタル、ダンツキッチョウは半姉サマニベッピン、アドマイヤジャパンは母ビワハイジが旧3歳女王、シックセンスの母DaneskayaはGII Prix d'Astarteの勝ち馬というどの馬にも何らかの重賞馬が近い近親に出てくるということに驚くべきか。まあ、ペールギュントのところは重賞勝ってないけど、母ツィンクルブライドも桜花賞2着とかの実績馬だし十分なところではあろうかと。ディープインパクトの母父Alzaoは祖母がPocahontas1955にてTom Foolの近親という良血で、種牡馬としては明らかに活躍馬が牝馬に片寄るフィリーサイアーで、その期待に違わず近年では母父としてもDelzaoを送り出すなど優秀。もともとのボトムラインの質の高さもあいまってディープインパクトは軽く2400mをこなすかな。アドマイヤジャパンは母ビワハイジが旧3歳女王とはいえクラシックになった途端に失速した事の方が印象としては強いですし、彼の地でも有数の名牝系ドイツSラインといえども母と同じならもう余力はないことにならないかなと。サンデーサイレンスに母父Caerleonという血統も存外といまいちで距離の壁があるように思いますし。
さて、サンデーサイレンスの後継種牡馬たちの産駒はアドマイヤベガ産駒がアドマイヤフジとシルクトゥルーパー。アドマイヤフジは半兄に全日本2歳優駿勝ちのアドマイヤホープ。Sunny Valleyのファミリーでフサイチコンコルドらの近親にて、もともとスタミナに富んだ牝系にEla-Mana-Mouなんて入れてから12Fに強さを発揮するBe My Guestを父とした母アドマイヤラピスはステイヤーズS2着という実績を残すステイヤー。アドマイヤフジも距離が延びて良くはなるだろうが、京都新聞杯はあまり出走する意味がなかった上に取りこぼしたといっても良いかなとも思うわけで、直線で追い込んでどうなるかというだけでありましょう。鞍上福永で武豊の隣枠なんて面白いところに入ったは良いですが、不器用な馬だけにマークしたくても道中ついていけないんじゃなかろうかと。シルクトゥルーパーはかのPaciffic Princessのファミリーでこちらも良血といって良かろうところで、きょうだいも活躍していますが、全て短距離向き。この馬自身も距離が延びて良さそうなところは無いですかね。スペシャルウィークはインティライミを送り込んできました。既に2500mでの勝ち鞍もあって距離に問題はなく、むしろ伸びた方が良いというタイプ。別路線組では一番怖い馬ではあるのですが、それでもどこまでいけるかというレベルでしかないかなとか思っていたり。ダンスインザダーク産駒のダンスインザモアはスプリングSを勝って注目を集めたわけですが、皐月賞が見せ場の無いレースで距離不安の無い相手に対してアレを逆転しろというのも酷な話か。
母父サンデーサイレンスは1頭だけで、ホワイトマズル産駒のシャドウゲイト。プリンシパルSで2着に入って出走権を確保しましたが、そこまでか。 そしてようやく非サンデー。2歳王者のマイネルレコルト。父はチーフベアハートでDanzig系の中距離型という扱いにはなろうかと思いますが、Danzigの直系ってのはどうも中長距離の馬でもあまり重いという印象は無くて、軽いのに距離をこなすというイメージなのね。マイネルレコルトの場合は在来牝系出身で、母ミヤギミノルはプリメロ=Harinaの全兄妹クロスの上にその父タイテエムはセントクレスピンとTulyarを通じてHarinaの娘Neocracyをクロスさせるという手の込みよう。なのにピンとこないのは間違いなくDanzig直系とラフィアンだからかねえ。ニシノドコマデモはキングヘイロー産駒で母はセイウンスカイの妹でその父はサッカーボーイという無茶な血統が素敵過ぎ。青葉賞で最後に飛んできていたところなんかを見ると面白そうではあるが、不発に終わっても何も文句を言えないところではあるか。エイシンニーザンはプリンシパルSの勝ち馬ながら若葉Sで沈んだ馬であることを考えるとプリンシパルSのレベルと疑うだけで終わり。コンゴウリキシオーはCosmahのファミリーでRound TableやNijinskyを抱える血統ながら、Hansel、Stravinskyで一気に軽くなっている印象。HanselはBelmont S馬で北米の最優秀3歳馬にも選ばれ、Timber CountryやHector ProtectorとならぶWoodmanの代表産駒。しかし種牡馬としてはGI馬こそ出ましたが、前出の2頭にやや水をあけられたきらいもあるかというところ。新馬戦からディープインパクトとぶつかってしまうというデビューでしたが、その後3連勝で重賞を勝ったように悪くは無い。しかし、距離の問題はあるし、成長力もなさそうな血統ではあるしねえ。初年度産駒はキョウワハピネスがスプリント重賞を勝ったオースは今年はダービーに出走馬がいて、繁殖牝馬さえ良ければなかなか良いところまでいけるのではないかなとか思ったりもしますが、社台はHelisioで失敗してFalbravつれてきてるくらいだからこっちには見向きもしないか。で、青葉賞では前に行かずに沈んだので、まあ逃げるか逃げ馬の後ろくらいのところにはいるでしょう。オークスでスローペースを演出した幸四郎だけに逃げるとしたらペースをどうするかだろうけど。グラスワンダー産駒のシルクネクサス。グラスワンダー産駒ってのは走ってるのか走ってないのか良く分からないところはあるのですが、この馬の場合はNorthern DancerとHail to Reasonをクロスさせる形である程度は避けようの無いクロスってことになりそうか。母父のStar LiftはドイツのSラインからスピンアウトしてきたMill Reef産駒でこれがどのくらいアクセントになるかなと。
ディープインパクトが勝つ前提で、2着3着をワイドで当てられたらうれしいかもしれないという感じで見てたりしますが、当日用事があってパドックとか見ながら馬券を買うというわけにもいかんのである程度決め打ち的にニシノドコマデモは買いたいつもり。

2005/5/27

Foreign Racing

Johnny Murtagh

アピールを出したので来週の水曜に今回の騎乗停止に対する審議が行われて最終決定となるとのことで、もしそのまま騎乗停止ならMotivatorにはDaryll Hollandという予定。
最初に出た記事を読んだ印象では、今回はMurtaghの不注意ということで申し開きできないところではあるのかなと。だからどうにもならんかな。

Soviet Song: Marju - Kalinka by Soviet Song

Ridgewood Pearl Sでの復帰という話もありましたが、出走馬確定してみるといなかったSoviet Song。どうやら復帰はYorkのRoyal Ascotという事になりそうではあります。牡馬相手のGI Queen Anneか牝馬限定のGII Windsor Forest Sを視野に調整中とのことで、是非にQueen Anneの方を選んでいただきたく…。てか、Yorkの8Fってどんなコースでしたかねえ。半端距離のYorkのことですから正式には8Fという表記にはならんのでしょうけどね。

On Monday at Belmont and Hollywood

今週はBelmontのGIが開幕ながら、開催は現地の月曜。ということでまだ出馬表は出ていないがHollywoodの2つとあわせてGIを3つばかし。
伝統のMet MileことMetropolitan Hは昨年度年度代表馬Ghostzapperの復帰戦として注目の一戦。登録段階ではSaint LiamやLimehouseの名前もありますし良いメンバーが集まりそうではあるか。ここに来てMedallistがケガで回避とかいうニュースもありますけどね。
というかBelmontのStakes Racesを開こうとしたらなぜかAqueductのStakes Racesが開いたのだが…NYRAメ。
さてHollywoodは芝GIを2つ。牡馬は8FのShoemaker BC Mileです。正直NYRAのサイト見てからCDSNであったり、MECであったりの系列のサイト見ると使いにくさに戸惑って仕方ないわけですが、Stakes Nominationどこだよ…orz。ざっと登録馬見たけど面白くないね。
牝馬限定の9F戦はGamely BCH。こっちは面白いメンバーが揃ってますねえ。Alphabet Kisses、Hollywood Storyなんかは来週のMilady BCHにも登録があるのでわざわざ芝に出てくるとも思えんのですけどね。特にAlphabet Kissesあたり。ハンデが重いのはFrankelの2騎Megahartzの124とIntercontinentalの123で、更に先週走ったので出てこないかと思われるFilm Makerが122。そして芝経験はAmerican Oaksの3着しかなく、近走もそれほど目立たないHollywood Storyがなぜか121と重め。そしてAmerican Oaks馬Ticker Tapeが120というところ。そろそろ本領を発揮しつつあるMiss Terribleが118とかなり狙い目かも知れず。あと、近走ボロボロのIsland Fashionは116まで落ちました。短距離馬の目立つPivotal産駒ですが、牝馬の場合は距離のもつ場合が多く、Megahartzもそのパターン。特に軽いアメリカの芝なんて楽々というところはあるか。IntercontinentalはかのCaciqueの姉にて詳細はもう良かろうが、昨年限りで引退のはずがMatriarch Sを勝って現役続行。今年はGIIIを軽くかって変わらず好調と言うか結局ようやく本格化したというあたりでこの現役続行は正解だったかなという気はする。

Horse Racing

JRHRのDB

各所で話題になってるやつですが、とりあえずガイドラインを読んだだけでサヨウナラ。特に日本で血統登録をされる馬についてのデータの量とか質とかではどこのDBでもかなわないかと思いますけど、あれだけいちいち面倒な挙句に制限掛かりまくり…。で、将来有償化とか言われても使い勝手が悪すぎてダメだろうと。
…アクセスプロテクトがPirates Busterなんて安直過ぎるネーミングでちとワロタけどね。そこまでやらなあかんかとも思うわけで。
そろそろPedigree Queryの方をレジストしてしまおうかとは思ってたりするんだけどねえ。

2005/5/28

Foreign Racing

管理人がギリギリの状態にて、簡単に失礼しまする。まあ、昨日もちっとは書いてるしというあたりでご容赦下されれば…。

Shoemaker BC Mile GI Hollywood CA Turf 8F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1CastledalePeintre CelebreLoujuSilver HawkR.R. Douglas
2Special RingNureyevRing BeauneBeringT. Baze
3WhillySri PekanTrevilalriRivermanF.F. Martinez
4King of HappinessSpinning WorldMystery RaysNijinskyC.S. Nakatani
5Fast and FuriousSingspielHelvellynGone WestV. Espinoza
6Buckland ManorBien BienBags ShirtCure the BluesA.O. Solis
7SingletarySultry SongJoiski's StarStar de NaskraD.R. Flores
うは、Castledaleいやがるし…
このメンバーならSingletaryという事になるのかなとは思いますけれども、それでは面白くないのでCastledaleあたり出てくるんなら期待したいところではある。あとはKing of Happinessにも期待したいところではあるかな。

Gamely BCH GI Hollywood CA Turf 9F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1NadeszhdaNashwanNinotchkaNijinskyJ.A. Gracia
2AmoramaSri PekanTanzaniaAlzaoR.R. Douglas
3Mea DominaDance BrightlyMadame PanditWild AgainT. Baze
4Flip FlopZietenFlaponnyVernon CastleA.O. Solis
5Miss TerribleNumerousLuminareForlitanoM.E. Smith
6Island FashionPetionvilleDanzig's FashionA Native DanzigC.S. Nakatani
7Halo OlaSouthern HaloEsnaolaRingaroJ. Valdivia Jr.
8Solar EchoSpinning WorldListen WellSecretariatD.R. Flores
9UraibMark of EsteemHamsaatSadler's WellsG.K. Gomez
そりゃね、登録馬がそのまま出てくるなんて思ってるわけではないんですけどね。そうなってもそこそこは残りそうかなと思わせてくれるには十分なメンバーが登録馬に名を連ねていたというのにねえ。なんやねんこのメンバーは…。
まさかFrankel師がMegahartzとIntercontinentalの両方を引っ込めてしまうとは思わなかったってのが一番大きいかも知れず、Bobbyにしてやられたか。
こうなった以上はMiss Terribleに勝ってもらったらいいんじゃないのと半ば諦め気味に。

Horse Racing

金鯱賞 GII 中京 芝2000m

1.タップダンスシチー: Pleasant Tap - All Dance by Northern Dancer
2.ヴィータローザ: サンデーサイレンス - ローザネイ by Lyphard
3.シルクフェイマス: マーベラスサンデー - セイントセーラ by Caerleon
4.アドマイヤグルーヴ: サンデーサイレンス - エアグルーヴ by トニービン
5.セフティエンペラー: ソヴィエトスター - マチカネポッペア by サーペンフロ
ということで、タップダンスシチーの3連覇。まあ、8歳になったとはいえ衰えたという印象はないタップダンスシチーですから、ちゃんと走ればこのくらいはというところではあるのでしょうかね。それにしても先手を奪って、最後の3Fを33.8といういくらスローペースに持ち込むことが出来ているとはいっても鬼まった展開で健在を示しました。これなら今年も宝塚記念でゼンノロブロイを返り討ちとかは十分ありえるかなと思われ、今年も海外遠征すれば良かろうとか思ってみたり。
それよりもついに獲得賞金がテイエムオペラオー、スペシャルウィークに次いでJRA歴代3位という獲得賞金は立派の一言。何事も無ければスペシャルウィークをも簡単に乗り越えてしまうでしょうなあ。

2005/5/29

Horse Racing

東京優駿 GI 東京 芝2400m

パドックで入れ込み気味に見えて、実際後脚を跳ね上げたりもしていたわけですが、レースになるとそんな事とは関係なく直線大外を突き抜けて5馬身差。無茶苦茶ですわ、この馬。単勝支持率73.4%に見事に応えるパフォーマンスを見せ付けてくれましたか。
1.ディープインパクト: サンデーサイレンス - ウインドインハーヘア by Alzao
2.インティライミ: スペシャルウィーク - アンデスレディー by ノーザンテースト
3.シックスセンス: サンデーサイレンス - デインスカヤ by Danehill
4.アドマイヤフジ: アドマイヤベガ - アドマイヤラピス by Be My Guest
5.マイネルレコルト: チーフベアハート - ミヤギミノル by タイテエム
6.ニシノドコマデモ: キングヘイロー - ニシノチャペル by サッカーボーイ
7.エイシンニーザン: フォーティナイナー - エイシンサンサン by キャロルハウス
8.ローゼンクロイツ: サンデーサイレンス - ロゼカラー by Shirley Heights
9.ブレーヴハート: サンデーサイレンス - カーリング by Garde Royale
10.アドマイヤジャパン: サンデーサイレンス - ビワハイジ by Caerleon
11.コンゴウリキシオー: Stravinsky - Principium by Hansel
12.シルクネクサス: グラスワンダー - シルキーヒロイン by Star Lift
13.ダンツキッチョウ: サンデーサイレンス - レイホーソロン by パーソロン
14.ダンスインザモア: ダンスインザダーク - スーパーリヴリア by リヴリア
15.ペールギュント: サンデーサイレンス - ツィンクルブライド by Lyphard
16.シャドウゲイト: ホワイトマズル - ファビラスターン by サンデーサイレンス
17.コスモオースティン: オース - ビューティスカット by コマンダーインチーフ
18.シルクトゥルーパー: アドマイヤベガ - シーヴィーナス by Dayjur
ラップタイム: 12.5 - 10.9 - 12.1 - 12.1 - 12.3 - 12.3 - 12.3 - 12.1 - 12.2 - 11.9 - 11.0 - 11.6
恐ろしいのはこのラップで、コスモオースティンが逃げたペースは緩くなく道中は12秒台前半を刻む展開。ディープインパクトは今回もスタートはゆっくりと出て後方からになり、ニシノドコマデモ、アドマイヤジャパンらがその周りにつける。マイネルレコルトは外を抑えにかかるのかと思ったら、いつの間にか最後方にまで下がっていたのが意味不明。縦長のままの展開だったとは言え3コーナーあたりから動き始めて、欅の陰から出てきたときには外に出していて4コーナーでは大外。最内で早めに先頭に立ったインティライミが粘るのも関係無しに最後の1Fで突き放すから強いでしょう。インティライミは鞍上のコメントにもあるようにこれ以上は考えられない完璧な競馬ではありましたが、それを5馬身突き放す馬というのは一体何なのだってことでしょう。とは言え、先週はオークスを勝つし、ダービーでも2着馬を出したしというあたり種牡馬スペシャルウィークは軌道に乗ったということになりそうですか。そのうちダンスインザダークを喰ってしまうような形になるかなと。むしろ初年度産駒とこの二年目の産駒の出来の違いは一体なんなのだろうという気はするわけですが。3着に来たシックスセンスは大外ではなかったものの、皐月賞と同じようなイメージでディープインパクトについてきたという感じなのかなあ。何となく菊花賞でも同じようなコトしてそうですが、よく考えればまだ1勝馬だったりするんですよね。どこかで勝ちに行かないと後々除外に悩まされそうな気もしますが…。アドマイヤフジはやはり不器用なところがあろうかというところで、ディープインパクトにコーナーで置いていかれて終わり。マイネルレコルトは最後方待機から上手い具合に内が開いてくれて最内に突っ込む事が出来たのですが、そこから伸びはなく外からきている馬に交わされているあたり、この馬の限界というものを見せてしまった形なのかなと。6着のニシノドコマデモはディープインパクトの後からついていこうとしていたようにも見えますが、これもおいていかれて終わり。でもこれが上がり3Fでは1秒も差を付けられているとはいえディープインパクトに次いでの2番目の切れ味を発揮しているわけで、今の時点ではこんなものかとは思っていたり。
さて、ディープインパクトに話を戻す。やはりこの馬は皐月賞の時と同じで、コーナーでスムーズに加速できる事とそこからゴールまで持続するスピードが最大の特徴という事になるのではないでしょうか。その上でペースが遅くなっても引っ掛からない気性の良さもあって、ちょっと負けるシーンというのは見当が付かんかなというところ。ゲートの出が悪いというところは見せているのですけれども、これが弱点にならないのは凄いかと思う。
池江泰郎調教師は念願のダービー制覇にて、これにて皐月賞(ノーリーズン、ディープインパクト)、菊花賞(メジロティターン、メジロマックイーン)とあわせて牡馬クラシックを全て勝ちました。池江厩舎がこれだけの馬で菊花賞をパスしてしまうという事は考えられないわけで、菊花賞で無敗の三冠に挑むという事になりそうではあるか。海外遠征はそのうち行くだろうし、ここまで来たのなら三冠をとってからでも遅くないかなとは思う。もちろん今年キングジョージなり凱旋門なりに遠征したら面白そうではありますが、無理はしないだろうし。ま、これだけの馬をしっかりこの舞台に何の不安もなく送り込んだ陣営はまず称えられるべきであり、馬の能力云々はまた別な話。レースを見ている分には簡単に勝ってしまったという風にも見えるわけですが、もちろん陣営にはとんでもないプレッシャーがかかっていたでしょうし、JRAまでディープインパクトが勝って当然という雰囲気を作ってしまうのはやりすぎでしたでしょうねえ。

Foreign Racing

Metropolitan H GI Belmont NY Dirt 8F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Sir ShackletonMiswakiNaskra ColorsStar de NaskraR. Bejarano
2GhostzapperAwesome AgainBaby ZipRelaunchJ. Castellano
3Love of MoneyNot For LoveMascalinaSmartenE.S. Prado
4PomeroyBoundaryQuestressSeeking the GoldG.L. Stevens
5Silver WagonWagon LimitSo RitzyDarn That AlarmC.H. Velasquez
6Forest DangerForestryStarry IceIce AgeJ.R. Velazquez
さて、年度代表馬の始動戦。実はあまり好きな馬ではないわけで、ここはこけてくれたら面白いかなとか思ってみたりするもののこれではなあ。せめてSaint Liamでも出てきてくれたら面白かったんでしょうけど、いませんしねえ。何とか食い下がれそうなところは距離がやや微妙なForest DangerとかSir Shackletonというあたりになるのかななどと。ダメっぽいな…。

G. Tanaka

Blood-Horse: Owner Tanaka Charged With Using Investors' Money to Buy Horses
Thoroughbred Times: Tanaka accused of using clients' money to buy horses
最初に表題を見た限りでは「G. Tanakaは投資家の資金を馬を買うために使った」(Blood-Horse)というあたり、結構やばい事態ではあろうかなと思ったり。Blood-Horseはいまいち分かりにくい書き方をしていたのでThoroughbred Timesを見てみたら、そういうことですかと。
ということでざっとまとめるとG. Tanakaは投資会社Amerindoの顧客の資金を彼の個人的な競走馬の売買に流用したとして保釈無しに拘束されていて6/3に法廷に出てくるとのことらしき。Thoroughbred Timesによると2003年11月から2005年4月にかけて少なくとも3頭のサラブレッドを購入するために資金の流用を行ったという事で起訴されているとのこと。それで名が出て来ているのがアルゼンチンのGI馬Don Incauto、フランスのGIで入着しているAgata、欧州の重賞でも入着暦のあるFruhlingssturmの3頭で総額120万ドルについて問題になっているようです。つかschemeという単語を使ってるあたりが微妙ながら要するに横領容疑という事になるのかなと。現時点では本人からも弁護士からもコメントは出されていないとのこと。
G. Tanakaは昨年の北米リーディング8位となるオーナーで136頭を出走させ21頭が勝ち、3,112,187ドルを獲得している。1993年に競走馬事業に参入して、Gourmet GirlやGolden Appleといった活躍馬を所有。この他に個人、あるいは共有を含めてPico Central、Rakti、Epalo、Sarafan、Keltos、Sumitasを所有。レーシングマネージャーのL. Collinsは先週初めにTanakaと話をしたが、彼にとって差し迫った問題については全く気付かなかったといっています。
TanakaのAmerindoでのパートナーであるキューバ産まれのAlberto Vilarが木曜に500万ドルの横領容疑で逮捕され、告発されている。ということで、これが何らかの引き金になって今回の事態になったという事なのですかねえ。
いまいち掴みきれていないが、かなりやばい事態だなあとか思ったり。

2005/5/30

Horse Racing

安田記念プレレーティング

今年は香港から3頭参戦して来た安田記念。毎度のごとくプレレートでも見ておこう。
トップレートは香港の英雄Silent Witnessの持つ120ですがこれはスプリントでの数字。マイルならこの前のBullish Luckが118となってますのでそのあたりかと。どちらにせよこのCruz師の2頭が中心という事ではあり、強力な先行馬であるSilent Witnessと鋭さのある差し馬であるBullish Luckという組み合わせで面白いところではある。Silent Witnessは前走マイル初挑戦で僚馬たるBullish Luckに屈する形で初めての敗北を味わったわけですが、それでも短頭差でしたし、そもそもあのレースは内枠からある程度伸るか反るかだったBullish Luckの追い込み方が神掛かっていたってところではあるので、外から回して追い込んでたら捕らえきれなかったろうというあたり、Silent Witnessはマイルでも十分やれるということは示していたように思います。ただし、それは香港でやる限りという限定がつくのも確かであり、東京の左回りコースと直線の坂をこなせるかどうかってのは見ものです。そういう面からすると中距離方向に実績を持つBullish Luckを上に取りたい気分というのはあるので、Silent Witnessが人気を集めるならBullish Luckから勝負というのも面白いか。先日のダービーを見ている限りでは今の東京の馬場というのは先行しようが、追い込もうがどちらかが特に有利という状況にはなっていない(1頭オバケがいただけのことで追い込み有利ならインティライミはシックスセンス、アドマイヤフジ、ニシノドコマデモあたりに飲み込まれていたはず)みたいなので、同じようなコンディションでのレースになるならゴール前は面白かろうと。ついでにもう一頭香港からの遠征馬はBowman's Crossingで前走のChampions Mileでは4着と健在を示した時と思われるレートが110。なかなかに勝ちきれないところのある馬ですが、2003年のHK MileではLohengrin、Admire Maxに先着する2着と侮れない実力を持っています。ま、年末のHK Cupで最下位に沈んでてそろそろ見限りどきかなとか思ってたら、4着とか来てるわけです。
これらを迎え撃つ国内勢は高松宮記念で悲願のGIタイトルを手に入れたアドマイヤマックスの116がトップレート。この馬はやはり武兄が乗ったら怖いということをはっきりと示してくれたわけで、2年前にあと少しのところをアグネスデジタルに差し切られる惜しい2着の舞台に戻ってまいりました。マイルとなるとやや甘くなってしまうところはあるのかも知れませんが、結局この馬結構好きなので頑張ってもらいたいところか。むしろ6歳世代は面白いから好きだってのはあるんですけど。
一気に数値が落ちて110で並んでいるのがバランスオブゲーム、ローエングリン、ダイワメジャー、アサクサデンエン。バランスオブゲームは前走は得意のGII 中山記念でしっかり間隔を空けて万全を期してきましたが、このあたりがラストチャンスという事ではあるか。GIという楽な展開にはなりにくい舞台では揉まれて終わってしまう事も多いだけにSilent Witnessを追いかけていかなければならない訳で先行勢はやや厳しい競馬になるんではなかろうかってところはあったり。ローエングリンも出方がいまいち分からないのですが、結局は前で勝負をする事になりそうではありますか。ダイワメジャーは一応あの前走を見るに復活と言ってよいところではあるか。あとはGIでどうなるかだけかなと。アサクサデンエンの京王杯SCは雨の降り始めというコンディションで何がなんだかという間にレコードで勝たれてたって所はあるのですが、そのレコードは次の週に塗り替えられて何だかなと。ま、悪い馬ではないですし、京王杯が終わった時これはこれで安田記念が面白くなるかなと思った結果ではあったので良いか。んで、ここまで紹介して香港の3頭も合わせてダイワメジャー以外は6歳馬ってのはどういうことなんだと…。
109でハットトリックは4歳馬で、どうもこうして見せられるとちと5歳馬の不甲斐なさってのは目立ってしまうところではあるか。4歳馬もこれではダメだろとか思わんでもないのですがねえ。で、ハットトリックは前走のマイラーズCで連勝が止まっただけでなく惨敗という結果に終わっていて、この一線級相手では厳しいところもあるのではないかという気はしなくもない。同時に京都とか東京なら負けないという無茶苦茶な戦績をしてるのでこれからも京都と東京では軽視できないかとも思ったり。続いてレート108になってようやく5歳馬のユートピアとウインクリューガーですが、ユートピアのレートはダートだし、ウインクリューガーに至っては除外対象という事態。これはちと笑えない。ユートピアは芝でもやれる馬だからいいとしても、107のスターキングマンは何なのと。
さて、今年のレートだけではあまりにも悲しいところはあるので昨年のレートも見ると、ダンスインザムード112、テレグノシス115、ユートピア114、スイープトウショウ110とか見えてます。ダンスインザムードについてはもう当日のパドックでのテンションと鞍上次第ではないのかなというところはありますか。デザーモでしょうけど実は藤沢厩舎以外の馬の方が良かったりするんだよなあ。テレグノシスは京王杯SCは差し損ねたものの、今の状態の東京の馬場で勝てないとなるともうGIを勝つところはないかなという印象。昨年も2着で未だに現役トップクラスのマイラーという評価はしてるんですけどねえ。ユートピアも数値的にはダートの方が高く出るんですけれどもマイルくらいなら芝でも走れる馬で、昨年の4着馬ってことが忘れられてしまうようならと…。ただ、時々レースを投げてくれるので困るのですが。スイープトウショウは結局ここに出てきたってことになりますか。前走はOPの都大路特別を5着ですが、上がり3Fを33.1というあたり切れ味は増している印象。届かなきゃ全く意味はないんですけどねえ。
結局のところデュランダルがいなくてもこれだけ面白いメンバーが揃いましたよということになるかな。今年のGIの中でも一番メンバーが充実しているでしょう。香港からの遠征馬に、マイラーズC、京王杯SCの両ステップを使った馬が出てきて、間隔を空けて中山記念、ダービー卿CTといろいろな切り口があって考えてて楽しいレースやねと。まあ、好きな馬が揃って出てきてるというところもありましょうが…。

Foreign Racing

Diva始動

という事で、こっちはダービーが終わって一息ついてから2歳戦が始まるんですが、海の無効ではもう2歳馬が走っている。んで、どうやらこのお馬さんも調教で時計を出せる段階までは来ましたよという事であるらしき。5/29にBelmontの3Fで時計を出しました。特に速かったりするわけではないですけれども、まあ2歳馬だしあまり速くても心配になるわな。
Diva (2003 USA) A.P. Indy - Clear Mandate by Deputy Minister
http://pedigreequery.com/diva11
ということで、Full Mandateの全妹です。
Clear Mandateの5番仔にして初めての牝駒ってことでセールにも上場されることなくG. Watts Humphery Jr.の所有で走るのかなと。と、なるならばこれは是非ともGIを勝っていただかねば。
上はやや中途半端なところもありましたし、Full MandateにしてもNewfoundlandにしても頭角をあらわしてきたのは古馬になってからでした。逆にThe Mighty Tigerは2歳戦でちょっと実績を残しましたけれどもその後3歳時は出走せず。4歳になって北米に移籍してきましたが、厳しいところではあるか。更にLeague of Nationsと名付けられているらしい今年3歳の牡馬は未だにデビューできていない始末。
ついでにDream Schemeの仔もなかなかデビューできなくて、A.P.Indy産駒のAnimationは未出走のまま種牡馬入りしてしまいましたし、Kingmambo産駒のFuture BetはKentucky Derbyが終わったころにようやくデビューしましたが、ちと期待できないですかってとこではあります。Dream Dealの娘で今のところ繁殖としてうまくいってるのはFairy Doll位なものか。Clear Mandateは一応NewfoundlandがGIIIを2勝してGIでも2着には入ってるものの、期待はもっと大きいわけですし走ってないというイメージがあることも確かなところではあります。あとはMiss Kateあたりがそろそろ初仔がデビューしてくるんじゃなかろうかなという感じですかねえ。
さて、Divaはいまいち乗り切らないClear Mandateの娘なわけですが上と違って牝馬となったことで変わってくれりゃいいかなと思いつつ、A.P. Indyなんて使ってくれてアレですな。あの頭を抱える温さを見せられてしまうのかと思うと…。ま、嫌いじゃないんですけど、Daydreamingみたいなのになったらそれはそれで(ry
Belmontの3Fで時計を出したということですから変に欧州とか連れて行かれることもなく、順調なら2歳の早い時期からデビューしてくれそうではありますか。NYベースでやるんならSaratogaからBelmontに転戦して今年は地元のBC開催ってことではあるのでBCJFに出てきてくれたら、まあ楽しいわな。んで、3歳はKentuckyのOaksなんてどうでもよいのでNYトリプルティアラを狙いにいってくれれば(妄想
まあ、A.P. Indyの牝駒ってのは最近だとA.P. AdventureとかDaydreamingとかいまいち勝ちきれないのばかり。Passing Shotなんてのもいましたしねえ。Yellみたくいきなり圧勝かましてくれたりする面白さはあるんですけど、基本的には詰めが甘くTomisue's Delightですらそういう側面はあったわけだしなあ。むしろTomisue's DelightとRunup the Colorsあたりでそういうキャラ付けがされたとか。イーグルカフェの姉たるLetもGIは勝ってないし。
現役だとさっきも出てきて既にその種の実績を築きつつあるDaydreaming、Society Selectionがいたとは言えShuvee Hの2着は見事すぎ、とこれからの期待の星としてLa Reinaという事になろうかw。

2005/5/31

Foreign Racing

Metropolitan H GI Belmont NY Dirt 8F

1.Ghostzapper: Awesome Again - Baby Zip by Relaunch
2.Silver Wagon: Wagon Limit - So Ritzy by Darn That Alarm
3.Sir Shackleton: Miswaki - Naskra Colors by Star de Naskra
4.Pomeroy: Boundary - Questress by Seeking the Gold
5.Forest Danger: Forestry - Starry Ice by Ice Age
6.Love of Money: Not For Love - Mascalina by Smarten
圧勝でした。Ghostzapperの前に出たForest Dancer、Love of Moneyは3コーナーであっさりGhostzapperに始末されて、2着には最低人気のSilver Wagonが入ってちと波瀾ながらもこれだけ突き放してしまってはどうしょうもないよなとは思うのでした。あのペースで逃げた2頭は完全に潰れてしまったわけで、これを軽々と追走して交わしてしまうあたりオバケであろう。このままBelmontに居座ってチャレンジャーを返り討ちにするだけでは面白くないのでどこかに出て行って欲しいとは思うものの、BCもBelmont開催なことだし、レース数を絞りながらBelmont路線という事になるのだろうねえ。

Shoemaker BC Mile GI Hollywood CA Turf 8F

1.Castledale: Peintre Celebre - Louju by Silver Hawk
2.King of Happiness: Spinning World - Mystery Rays by Nijinsky
3.Fast and Furious: Singspiel - Helvellyn by Gone West
4.Singletary: Sultry Song - Joiski's Star by Star de Naskra
5.Whilly: Sri Pekan - Trevilalri by Riverman
6.Buckland Manor: Bien Bien - Bags Shirt by Cure the Blues
7.Special Ring: Nureyev - Ring Beaune by Bering
Peintre CelebreとSpinning Worldで決まる素敵な結果。さすがNureyevってところではあるのですが、Special Ring最下位ですか、そうですか。
CastledaleとしてはSanta Anita Derbyを勝った事の方が何かの間違いではあったわけで、やはり芝のマイルから中距離というところになろうかと。んで、古馬になってからもう一伸びしてくるのがPeintre Celebreというくらいには思っておく。いや、いくらなんでも今年の日本の3歳の成績が悪すぎるところはあるわけで…

Gamely BCH GI Hollywood CA Turf 9F

1.Mea Domina: Dance Brightly - Madame Pandit by Wild Again
2.Solar Echo: Spinning World - Listen Well by Secretariat
3.Amorama: Sri Pekan - Tanzania by Alzao
4.Uraib: Mark of Esteem - Hamsaat by Sadler's Wells
5.Miss Terrible: Numerous - Luminare by Forlitano
6.Halo Ola: Southern Halo - Esnaola by Ringaro
7.Nadeszhda: Nashwan - Ninotchka by Nijinsky
8.Island Fashion: Petionville - Danzig's Fashion by A Native Danzig
9.Flip Flop: Zieten - Flaponny by Vernon Castle
McAnally厩舎のワンツーでございました。ってペースメイカ役を引き受けてたMea Dominaが逃げ切ってしまったよってのはあるかも知れず。これを追いかけていたMiss Terribleは直線でずるずると後退してしまっているあたり距離か…。アルゼンチンにいた頃には2400mでも勝っておるのですが、もうそれだけの距離への対応能力を無くしてしまったてのもあるのかなあ。

Gary Tanakaの話 from Racing Post

Racing Post: Bloodstock manager stunned by Tanaka arrest
結構大きな問題になりそうな気はしてるのですが、意外と取り上げられていないなあと。とにかくあちこちで馬を持って走らせていたわけですので欧州の方でも無関係というわけには行きませんよと。ただ、この人の場合は現役馬を購入するというパターンが多いだけに最悪の場合でも元のオーナーが引き取るってコトになる道が残されている分だけ良いかなと。
で、レーシングマネージャーのCollins氏は身動きの取れない状態で「あなたたちが知っている事以上の事は私も知らない。この状況で言えることは、厩舎はこれまでと同じ様にするということだけだ。私も新聞を読んで始めてこのことを知った。衝撃を受けたし、状況をはっきりさせようとしたが、私は彼と連絡が取れないし、他の誰かより良く知っているという事でもない。私はどのような状況なのか分かるのを待っているだけだ。私の権限は競走馬を見て、長期的な計画を見て、そして日々の状況を見ることだけだ。そして私はそれを続ける」というコメントを出しています。

Horse Racing

ダービーの後始末

少し落ち着いた頃に時間を取って書いたほうが良いことは良いのでしょうけど、そういう時間が取れる見込みはないのでざっと書いてしまうかと。有芝まはる殿下の記事を読んで考えさせられる事もあったわけで…。
殿下執務室: ディープインパクトについて、もう少しばかり。
まず、私の立ち位置から確認しておく。
ついでに昔のパ・リーグの常勝西武みたいな完璧で憎らしいまでの強さってのを受け入れてしまうところはあるとも言っておいた方が良いですか。
その上でディープインパクトですが、兄のブラックタイドに入れ込んでいた分やや冷めたところはあったりもするのですが、基本的には応援モード。と言っても新馬戦を勝った後はまだ一部懐疑的ではあって、若駒Sの前にこの馬ヤバイなとか思った質ではあります。
で、いろいろとダービー回顧を読んでいて、「勝って当たり前」とか「予定調和」という表現で真面目に回顧されるのは陣営に対して失礼極まりないという事にならんのかと。見ているほうはそう思ったとしても、陣営はここに馬を送り出してくるまでにできることの全てをやり、万全の状態で持ってきた。そういうことの全てを否定してしまうような言葉であるような気がするのです。無意味な仮定ながら、仮にディープインパクトが池江厩舎以外のところに入っても同じように結果を残せたのか。馬の力に目を奪われるあまり、その実力を如何なく発揮させられる体制を築いた陣営を軽視してはいないかとは思います。尤も、ディープインパクトに関しては公表されるレベルのアクシデントの一つすら出てこなかったことからあまりにも完璧すぎたというのはあろうかと思うわけで(そしてそれに主催者たるJRAまで乗っかってしまったから質が悪い)、そういう意味でいわゆる「判官びいき」な気質の方々には嫌われる要素を満載してしまったのかなとも思うところではあります。その一方で更なる完璧さを要求する向きからはあのパドックでのチャカつき具合やらゲート出の悪さをけなされたりしているわけで大変だなと。パドックに関しては、テレビを通して見ていてすらはっきりと分かるくらいにフラッシュが焚かれ、その先がディープインパクトに集中していたという事まで考え合わせればあの程度でスタートまでに落ち着いてしまったということにこそ注目すべきなんではなかろうか。過去にはフラッシュ一発で切れてしまってレースにならなかった馬もいたわけですし。池江厩舎という事で言えばメジロマックイーンなんかもフラッシュを間近で焚かれても平然としていたという話もあるくらいですから、そういう面でカリカリした所は少ないのかなと。
ということで完璧である事を追求した陣営とそれに応えたディープインパクトというのが今年のダービーではあるでしょう。とはいえ、ディープインパクトに対して完璧な状況を作り上げる事が出来たのはこれまで、特にここ数年有力馬を次々と送り込んでダービー制覇を明確に意識していた池江泰郎調教師と厩舎スタッフの経験の蓄積というところもあるのではないかと。先週池江厩舎のダービーって事で過去のダービーの成績を出してみましたが、ノーリーズンで皐月賞を制して以降は最後に残された牡馬クラシックという事でそれまで以上に力の入るところではあったように思われます。ブラックタイドのようについにダービーの舞台を迎えられなかった馬まで含めて、池江厩舎としては何頭も挑戦しては跳ね返されてようやく掴んだタイトルということになりましょう。ですので、ディープインパクトだけを見てしまうと気に入らない点が多いという方は、過去の池江厩舎の試行錯誤にまで思いを巡らしていただけると良かろうかとは思ったり。
ここまで何の落ち度もなく完璧にやってきた陣営は賞賛されこそれ、否定されるようなことは何一つないはずなんですよね。むしろ批難されるべきは成すすべなかった他馬の陣営ではなかろうかと。ディープインパクトが抜けた馬であるかどうかに関係なく、ディープインパクト陣営並みの完璧さを追い求めた陣営はあったのかなと。どこかであの馬に勝たれるのは仕方がないというエクスキューズが用意されてしまったことは残念な事かもしれないなと。
で、最後に三冠へのチャレンジということですが、ここ数年で春の2戦と全く違った様相を呈して来ている菊花賞には出走する意味があると思ってますし、三冠が達成されるならそれは見たい。その上でJCか有馬という舞台で古馬も一掃して満を持しての遠征でも良いんではないかとは思う。無論今年のキングジョージあるいは凱旋門賞という舞台、要するにこれまでにエアシャカールしか挑戦しなかった3歳での欧州トップクラスへの殴りこみを見てみたい気分も当然あるけれども、それは完璧さを追い求めてきた陣営がその完璧さを捨て去る決断ではあろうかと思うのです。エアシャカールはその後帰国して菊花賞を勝つことが出来ましたが、海外にまで行かなくとも宝塚記念に挑戦したネオユニヴァースは三冠のかかる菊花賞で3着。その後尻すぼみのまま、大阪杯こそ勝つものの脚を壊して引退に追い込まれました。池江厩舎としては同じく3歳で宝塚記念に出走したサイレントディールの秋の復帰戦が武蔵野Sにまでずれ込んだということがあるわけで、ノーリーズンやグレイトジャーニーをすら菊花賞に送り込む池江調教師がこの馬で、この状況で菊花賞に出られなくなる可能性のある選択はまずないでしょうと。
2005/5 [1]2005/6 [1]

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