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2005/8 [2]2005/9 [2]

2005/9/1

Foreign Racing

Grosser Preis von Baden GI Baden-Baden GER Turf 2400m

思わず何処の国のレースか確認したくなった。
No.PostHorseFNo.SireDamBroodmare SireJockeyTrainer
110Cherry Mix1-gLinamixCherry MoonQuiet AmericanL. DettoriSaeed bin Suroor
211Darsalam1-wDesert KingMoonsilkSolinusA. SuboricsA. Savujev
36Prospect Park16-cSadler's WellsBrooklyn's DanceShirley HeightsO. PeslierC. Laffon-Parias
44Senex13-aPelderSeptimaTouching WoodW. MongilH. Blume
55Simonas13-eSternkönigSistadariShardariE. PedrozaA. Wöhler
63Warrsan7-aCaerleonLucayan PrincessHigh LineK. McEvoyC.E. Brittain
78Westerner1-eDanehillWalenseeTroyS. PasquierE. Lellouche
89Samando19-cHernandoSamshuNashwanT. HellierF. Doumen
92Nicaron9-hAcatenangoNicol's GirlDunbeathT. MundryH. Steinmetz
101Night Tango4-rAcatenangoNenupharNight ShiftA. StarkeM. Hofer
117Gonbarda1-iLandoGonfalonSlip AnchorF. MinarikU. Ostmann
最近フランスでドイツ調教馬の活躍が目立つから仕返しに…というのかどうかは知らんが、フランス馬が大挙遠征してきました。Cherry MixとかProspect Parkとか激しく微妙なところの馬が乗り込んできたというだけな気もするし、行き場を無くしたような形でWesternerまで来ちゃいました。そして昨年の勝ち馬WarrsanはK. McEvoyを手に入れて一応万端というところはあるかねえ。
これらを迎え撃つ地元ドイツ勢もちゃんと上位馬が揃ってきた感じで、今年のDerbyの1着Nicaron、2着Night Tango、ドイツ賞を勝った3歳牝馬Gonbarda、この前のRheinland-PokalでついにGIを手に入れたDarsalam、いつも通りのSenexとSimonasという形に揃ってきました。このメンバーなら良いレースになるんじゃないですかね。
展望などは明日以降で…

2005/9/2

Horse Racing

エルムS GIII 札幌 ダート1700m

お仕置き連闘ですか…。
出走馬チェキしたらいきなり一番上に名前があって驚きました。まあ、札幌記念がスタートで遅れて終了となっただけにこのままで済ますわけにはいかんのでしょうが、このメンバーを相手に武兄騎乗でどうしょうもないレースでもしようものなら覚悟を決めておかなければならなくなるのかなというところ。
まあ、そんなことは起こるはずがないんですが(必死です

Foreign Racing

Grosser Preis von Baden

出馬表は昨日出してるので。
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Kerrin McEvoyはGrosser Preis von Badenの連覇のために再びWarrsanと組むことになる。133回目となるこのGIには11頭が出走予定でGold Cupの勝ち馬Westernerも含まれている。
McEvoyは昨年のこのレースでWarrsanに乗りクビ差での勝利を手に入れたが、それ以降このClive Brittainの7歳馬は勝ちから見放されている。
「僕は最近Warrsanには乗っていないし、乗りたいと思っていた。でもBrittain師は地元でこれまでどおりにしたんだ。僕は日曜日を楽しみに待ってる。僕はWarrsanで去年このレースを勝っている。今回はもっと厳しいかもしれないけどね」---McEvoy
もう一頭のイギリスからの遠征馬はCherry Mixである。そしてWarrsanは強力なチェコ、フランス、ドイツの挑戦者と対決することになる。
凱旋門賞の2着がA. Fabreのもとでの最後のレースとなったGodolphinの4歳馬Cherry Mixは春のDubaiで2戦して期待を裏切って以来出走していない。
GIを5勝しているElie Lellouche厩舎のWesternerはStephane Pasquierを鞍上に迎える。Royal開催でDistinctionを下して以来のレースとなる。
チェコ調教馬のDarsalamはRheinland-Pokalに続きGI連勝を狙う。また牝馬Gonbarda、Derby上位のNicaron、Night Tangoは注目すべき馬である。
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今年のWarrsanはどうなのかとなれば、あまりよろしくはないというところはありましょう。そうは言っても調子の良いMcEvoyが久し振りに乗れるということもありますし、また12Fスペシャリストたる由縁を見せてくれやしないかなという期待はあるのですが、調教でも乗ってないみたいだしどんなものでしょうかね。
その他の遠征馬ですが、Westernerに注目というところか。この馬は2400mですら分が悪いというステイヤーで昨年はGP Saint-Cloudを走って惨敗とかしています。結構Darsalamとも似たようなタイプであるだろうところはあるので、Rheinland-Pokalのときのようにスタミナの問われる展開になれば出番もあるだろうが、そうならなかった場合は厳しい。
そのDarsalamはやはりスタミナの優った馬というところはあるので、前走ほどではなくともある程度馬場が重くなってくれたらというところだろう。いちおうStuttgartやらFrankfurt、Solingenといったあたりは日曜まで崩れる事はなさそうという事で、あとは馬場管理次第な気もするが、Badenはいつも重いからなあ。
Cherry MixとProspect Parkはどうにも…古馬になって終わった感の出たLinamixと凄みを感じさせないSadler's Wellsなわけで、これよりは地元馬ということになるか。
その地元馬では、古馬のSimonasはこのメンバー相手に勝てるんならこれまでにいくらでも勝ってるだろうというところはあるし、Senexはドイツだとちょっと無理かなというところはある。一方の3歳馬はまずGonbardaがドイツ賞を勝っていて、更にDerbyの1、2着が参戦という事でメンバーとしては十分。この上で前走でちょっと期待はずれになってしまったNicaronは続けて無様なレースをするわけにはいかないし、Gonbardaにしても前走を勝っただけの力というのは見せてもらわないとねえ。

Prix Moulin de Longchamp GI Longchamp FR Turf 1600m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
14CaciqueDanehillHasiliKahyasiR. HughesA. Fabre
24ValixirTrempolinoVadlamixaLinamixC. SoumillonA. Fabre
31StarcraftSoviet StarFlying FlooziePompeii CourtC. LemaireL.M. Cumani
46Cry RisksTake RisksCry Me a RiverDublin TaxiD. BonillaF. Caenepeel
57Majors CastVictory NoteZiffanyTaufanD. HollandJ. Noseda
69AltieriSelkirkMinyaBlushing GroomM. EspositoV. Caruso
72WhipperMiesque's SonMyth to RealitySadler's WellsI. MendizabalR. Collet
85Archange d'OrDanehillDievotchkaDancing BraveT. GilletA. Fabre
98GorellaGrape Tree RoadExciting TimesJeune HommeT. ThulliezJ. de Roualle
妹は無念の引退となってしまったのでWhipper頼みます。といってもDeauvilleから出ると一枚か二枚落ちてしまうこの馬のことですから、また昨年と同じようなことをしてしまうのではないかなというところもあったり。つかLongchampではまだその1レースしか走ってないというあたり、おまいはホントにフランスのトップホースかと問い詰めてやりたいなというところはあったり。うん、それより何でMendizabalやねん。
さて、Fabre師はCaciqueとValixirの2枚にAnchange d'Orまでつけてくれる強力布陣。今年になってGI2勝のValixirは前走でWhipperの後塵を拝しましたが、Longchampで巻き返せるところはあるだろう。一方のCaciqueはGIを勝つほどの実力は持ち合わせていないか。姉たちがアレなだけに化けたら怖いというところはあるのですが、どうもこのまま善戦止まりではなかろうかなと。
前走Eclipse S後に脚を傷めていたStarcraftが戦列復帰。Eclipse Sではちょっと話になりませんでしたが、Queen Anne Sで3着に入れるならこっちでもそこそこはやれるはず。

Sprint C GI Haydock GB Turf 6F

出馬表は無しで。
ちょっと目玉っぽく前走のSussex SでSoviet Songを撃墜したProclamationが出走。追加登録をしての参戦だし、鞍上にはDettoriを配してくるなど陣営の気合の入り方が違います。まあ、スプリント参戦はちょっと意外だったものの、これがどんぐりの背比べ的な現在のスプリント戦線を制圧してくれるならそれで良いのかなという気もします。
相変わらずレースをやるごとに勝ち馬が変わるスプリントですが、このレースにはNunthorpe Sを勝った牝馬La Cucaracha、July Cで3着のEtlaala、Maurice de Gheestで2着のGoodrickeなどがエントリーしていて、Tim Easterbyは2003年の勝ち馬Somnusと昨年の2着馬Fayr Jagの2頭出しであり、Steward's Cを勝ったDavid NichollsのGift HorseもGIのタイトルを狙って鞍上Fallonでの参戦、Golden Jubilee2着のGaleotaも鞍上にRyan Mooreを迎えての出走です。
今のところではGift Horseが人気なのだそうで、さっぱり分からん。

そのほかいろいろ

Ouija Boardは予定していた9月Sを回避して来週のPrix Vermeilleにスライド。一方でEswarahが引退ということで、今年の3歳牝馬は話題を集めたDivine ProportionsとEswarahが一気に抜けてどうしたものか。Shawandaがこけたら目も当てられませんよ。ということでOuija Boardにとって強敵になりそうなのはShawandaくらいですかねえ。Alexander Goldrunが出てこないなら同世代も一つ下も一蹴してしまいそうですね。
O'Brienは来週、LeopardstownでOratorio、DoncasterでScorpionを出走させる見込みでFallonがどっちに乗りに行くのかがまだ決まっていないらしき。Irish ChampionといえばPowerscourtも出てくるかなと思っていたのですが、こっちはアメリカでMan O'War Sを使うとのことでそのままBCまでアメリカでしょう。Oratorioが出走しない場合に限ってAceという選択肢も用意してるみたいですが、どちらにしろIrish Championに出走するのは一頭だけではあるようです。OratorioにしてもAceにしても馬場が硬いほうがよいという事を言っていますねえ。
逆に馬場が硬いのは勘弁してくれといってるのがMotivator。来週にBell師が直接コースを歩いて判断を下すとのことですが、Firmになるなら走らないと。Leopardtown側は大まかに見れば来週まで乾燥気味の天候が続くので馬場はこれから硬くなっていくだろうから、来週は馬場の状態を維持するために散水するという予定ではあるらしく、それでMotivatorが納得するかどうかでしょうか。

2005/9/3

Horse Racing

エルム S GI 札幌 ダート 1700m

連闘じゃねえよ…中1週だよ。ボケすぎです。
つか、バーデン大賞のやつも変な事書いてるし、最近ボロボロですよ?

またもやってくれたぜ、出遅れ。
えーと、あんなスタートまずい馬でしたっけか。今のところはもう前にいて粘りこむしかないようなところがあるので、あの段階でレース終わってました。どうするよとかそういう以前に、頼むからまともにレースしてくれって所ではあります。

Comic

ヤングガンガン No.18

なんと言えばよいのやら…
すもも◆ここでこの話をやった理由がわからない。というか最後に出てきたのもアレで何をやりたいのか分からない。
死がふた◆源田刑事がなかなかいい味を出しているなというところ。話としてはこれからじっくりやっていけばよいのではなかろうかというところ。
ロト紋◆話の展開が遅いのはもう諦めるしかなかろうところで、ちゃんとやってくれれば良いか。
黒神◆アールグレイをロイヤルミルクティーにすると結構ダメな方に行ってしまう予感があるのだが…ベースの茶葉でも変わってくるんだろうが、アールグレイの柑橘系な香りとミルクの組み合わせを想像してぞっとしたw。で、ようやく最初のと話が繋がったのかなと思ったらちょっと違う方向に行きそうですかね。
ワーキング◆タカナシ家の人々編。というか後編で一気に全部出してくるとは思わんかった。前半は完全に伊波ルートですね。それだけに後半の最後でお約束的に種島だったのはちょっと不満というかそんな感じ。
スパヒル縮小版◆敢えて何かを言うなら、無理に載せる必要はなかったと
セキレイ◆カラーのときはお約束で良いのかなと思った瞬間。美哉たん神出鬼没ってかまああまり細かいところまで気にして読むマンガではないのだろう。やはりエロではなくお色気という表現が良いのかなと。しかし最後に残ったセキレイが葦牙を高天に導くって設定じゃなかったけか。
ユーベル◆ある種予想通りの展開に萎え気味。ゲランペンとファーゴの関係でちょっとひねってきてくれたら良いかもしれない。
サンレッド◆微妙に季節感を外してるような内容で、せめて前号でやっておくべきだったかと。
ウィザード◆なんかもう、決定的にダメ。
くまさん◆なんだったんだろうな。このマンガ。
マンホール◆だから、感染したと分かったら薬で対処するんだろってところではないのか。
荒川◆下町電波系の本領発揮ってとこか。あいつらホントに空とか飛びそうなんですが。
あいどる◆堅く堅く話を進めているような気がしてなりません。まあ、それでいいんだろうけど。
スレ頭◆主役連中に一切共感できないのですが。
とうちゃん◆結局なんだったのかさっぱり分からないままに終了。というか話の展開を読者に納得させる事を考えて描いているのか分からん。
バンブー◆そろそろ件の練習試合という雰囲気ではある。というか先輩の方も結構ダメっぽいところを発揮しとりますな。とりあえず、タマとミヤミヤで2勝して、その次のサヤはちと微妙で試合にならない予感もしつつキリノは負けて、さあってとこか。一つずつにどれくらいの量を割くかは微妙なれど、だいたい1話分ってところかな。その前後のドタバタにも喰われるだろうけど、そろそろその先に布石を打っておく必要もあるかなというところ。
ドロップ◆前回がどうしようもなさ過ぎたので、それに比べればましになってるところはあろうかと思われ…
6マート◆何を目的にしているのか分からない。
にゃんこ◆まあ、このまま巻末あたりで安定していくのが良いのではないかと。
龍園◆キリンがいなければまだマシなマンガになれるかもしれない。
サークルビー◆今回はダメ。
総評◆今回もヴィンセントの魂でワロタ。というか馬鹿ゲーっぽさが溢れるヘビーメタルサンダーですが、そこでヘビーメタルを持ち出してきた理由は何だという根本的な疑問が解消されないので見送りです。で、マーティーさんは相変わらず何やってんだろって気もしますが。まあ、マーティーさん出すならPaul Gilbertも出さんといかんでしょとかいうのはあったり。
バンブーブレードはコミックがついに9月発売で表紙も載ってましたが、えっとそこで珠姫なのか。

2005/9/4

Foreign Racing

Forego H GI Saratoga Dirt 7F

これにてSaratoga開催も最後。
1.Mass Media: Touch Gold - Sultry Allure by Forty Niner
2.Battle Won: Honour and Glory - Call Her by Caller I.D.
3.Silver Wagon: Wagon Limit - So Ritzy by Darn That Alarm
4.Yankee Mon: Maria's Mon - Sodeo Sodeo by Seattle Slew
5.Forest Danger: Forestry - Starry Ice by Ice Age
6.Keep the Faith: Sunday Silence - Deuelling Girl by Dayjur
いやー、こんなところで復活されてもなとか思うものの、やっぱり短距離ならそれなりに強いという事なんでしょうか。まあ、このままだとLost in the Fogの一強で愉しくないことになりかねなかったので、対抗できる馬と考えれば良いのかねえ。しかし"upset (by Blood-Horse)"とか"Longshot (by Thoroughbred Times)"とか言われて、落ちぶれたなあとも思ったり。
いきなりダートのGIに挑戦してしまったKeep the Faithですが、Forest Dangerにすら大差で千切られております。いくら芝6Fでレコードを叩きだしたからとはいえ、きつかったですかね。こんなもんだろうとも思いますけど、向こうでは芝のスプリンターなんて出走するレースがないので、なんとかダートでも戦えるようにするか、距離をマイルまで延ばしてこなければどうしようもないところはあります。

Palomar BCH GII Del Mar CA Turf 8.5F

Palomar BCHに出走したIntercontinentalは逃げて楽勝。Del Mar巧者らしいところのあるAmoramaがもっと人気を喰うかと思ってたら、Intercontinentalに集中してやんの。おかげで久し振りに予想大会で馬単1点取ったと思ったら3倍しか付きやがりません。3着Ticker Tapeもいてそれなりにメンバーは揃ってたと思ったんだがなあ。

Casltedale (2001 IRE) Peintre Celebre - Louju by Silver Hawk

前脚が悪いという事でAtto Mileを前にして引退決定。
なんでこの馬アメリカで走ってるのかなということは思ったもののSanta Anita Derbyを勝ってしまってもっと驚く。しかし、その後ダートではさっぱりなレースを続けて、今年になって芝に戻ってきて復活。Shoemaker BCHを勝ちますが、Eddie Readではスローペースの瞬発力勝負になって4着となっていました。この先Atto MileからBC Mileというところで脚が耐え切れなかったようです。
通算では17戦して5勝、2着5回で北米移籍後は10戦して重賞ばかり4勝のうちGIが2つ。派手さはないんですが、悪くはないんですよね。
今後はまだ決まっていないようですが、カリフォルニアで種牡馬入りという事になりそうか。ケンタッキーで種牡馬入りさせたいという話もありますが。

アイルランドの税制問題

もうかなり前になるかと思うが、EUから是正勧告を受けていたアイルランドの競走馬税制の続報。
Thoroughbred Times: Ireland’s tax exemption on stallion fees to be abolished in December
見出しにもあるように今年の12月をもって優遇税制は廃止となります。
このため来年度以降は種付け料に対して12.5%の課税が行われます。
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アイルランドの馬産は世界第三位の規模で種付け料は総額で8500万ユーロにも上ります。アイルランドの生産者はこの税制下においてもサラブレッド産業はアイルランド政府にとって大きな税収源であったことの証拠として、アイリッシュサラブレッドブリーダーズアソシエーション、ホースレーシングアイルランド、ユーロピアンブリーダーズファンドによる調査を示しました。一方、欧州委員会は減税がEUの法に触れていると判断していた。
アイルランドには世界的な生産者の拠点があり、クールモアスタッド、モハメド殿下のキルダンガンスタッド、及びアガカーンのスタッドがある。
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ということで勧告を受けた以上はそれに従わないといけないわけで、これにてアイルランドの馬産優遇は税制面としては終了。といっても今の状況が変わるとは思わんのですけどね。

Prix Moulin de Longchamp GI Longchamp FR Turf 1600m

南半球から来た占星術師復活。
1.Starcraft: Soviet Star - Flying Floozie by Pompeii Court
2.Gorella: Grape Tree Road - Exciting Times by Jeune Homme
3.Majors Cast: Victory Note - Ziffany by Taufan
4.Whipper: Miesque's Son - Myth to Reality by Sadler's Wells
5.Valixir: Trempolino - Vadlamixa by Linamix
6.Altieri: Selkirk - Minya by Blushing Groom
7.Cacique: Danehill - Hasili by Kahyasi
8.Archange d'Or: Danehill - Dievotchka by Dancing Brave
9.Cry Risks: Take Risks - Cry Me a River by Dublin Taxi
結構混戦だったのですがStarcraftが2馬身半抜け出して、移籍後初勝利をGIで挙げました。AJC Derby勝ったときから父Soviet Starというところもあって軽く追いかけつつという感じの馬でしたが、いや勝ちますか。今回は軽い故障明けということもあったし、Elvstroemも跳ね返されてたし勝つまで行くのはきついかなと思っていたのですが、やってくれましたね。やはりNureyev系はマイルで強い馬が出てくると愉しいのですよ。これで地元だけでなくて欧州で種牡馬をやるという芽も出てきましたかね。良き哉良き哉。
で、Deauvilleでないとやっぱりこんなものなのかなという感じのWhipperがいたり、もうちょっとガンガレとか言いたくなるValixirだったり、もうちょっと前に遠征して来いというAltieriだったり、こっちはもうダメな気もするCaciqueなんかが真ん中あたりに並んでます。
で、2着のGorellaなんですが…
Divine ProportionsがDeauvilleじゃなくてこっちに出てきていればと思ったやつは手を挙げろ
ノシ
いやほんとに、そんなこといってたってどうしょうも無いんですけど、んなこた分かってますが、でも言いたかったんです…。あーあホントになんであんなところで中一週なんてしてしまったんだろうなあ…。
痛々しいのは自覚してる。

Grosser Preis von Baden GI Baden-Baden GER Turf 2400m

さすがです、K. McEvoy。Warrsanの連覇でした。
1.Warrsan 7-a: Caerleon - Lucayan Princess by High Line
2.Gonbarda 1-i: Lando - Gonfalon by Slip Anchor
3.Westerner 1-e: Danehill - Walensee by Troy
4.Samando 19-c: Hernando - Samshu by Nashwan
5.Cherry Mix 1-g: Linamix - Cherry Moon by Quiet American
6.Prospect Park 16-c: Sadler's Wells - Brooklyn's Dance by Shirley Heights
7.Night Tango 4-r: Acatenango - Nenuphar by Night Shift
8.Nicaron 9-h: Acatenango - Nicol's Girl by Dunbeath
9.Simonas 13-e: Sternkonig - Sistadari by Shardari
DarsalamとSenexはスクラッチ。
レースを引っ張ったのはCherry Mixで誰も行かなかったから仕方なくという形の先頭。直線に入ってもまだ先頭でしたが、Warrsanはその近くにつけており、残り1Fで襲い掛かるとそのまま、Gonbardaも抑えて、1馬身1/4差での勝利。実に昨年のこのレース以来という勝利でした。
Warrsanは昨年の凱旋門賞以降、JCも香港も惨敗と言ってよく現役続行に踏み切った今年もいまいちなレースを続けていましたが、ついに最低人気にまで評価を落とした前走のキングジョージで4着してわずかに光明の差していた部分はあったかと。で、鞍上をK. McEvoyに戻す事が出来て、見事な復活劇。このあとはまた凱旋門に行くのだろうなとは思いますが、やはりこの馬は相手を見て走っているようなところはあるんだろうなと思うので、今年も過剰に期待することはしないでおく。でも昨年の門だって不利を受けながら古馬の中ではVallee Enchanteeに次ぐところに来てたわけで、実際そこまで弱くないですよと。問題はK. McEvoyを確保できるかどうかという気はしてきます。まあ、今年もGodolphinは12Fに馬がいないなというところはありますが。
2着にはドイツ賞勝ちの面目を保つGonbarda。Iotaもいる事だし、今年のドイツの3歳は牝馬が強い。というよりもここで7,8着に沈んだNight Tango、NicaronのDerby2着と1着がちと情けなさ過ぎる惨敗を喫したのは相当問題ありでしょうね。
馬場状態はGutということでDarsalamはスクラッチしましたが、Westernerは走りました。3着なら頑張った方ではあるでしょう。ただ、やはりズブくエンジンがかかる頃には手遅れというパターン。まあ、また長距離でという感じか。
Warrsanとは立場は違うが復活を期してのBaden遠征だったCherry MixとProspect Parkは復活とは程遠く、Longchampで走ったCaciqueとかも見るにフランスの現4歳というのはBago一頭で支えるという構図になってしまってるか。それにしてからが、大崩はしていないとはいえGaneyしか勝ててないわけですしね。WhipperはDeauville限定だし、Valixirもここ2戦ダメなレースを続けてるし。

2005/9/5

雑記

ゲーマーモード

いや、ロマサガ。
無理かなと思って始めた最終試練を思いの外楽に終わらせてしまったのでちょっと気合を入れつつ、四天王イベント開始です。順番間違ってる気がしないでもないが…。
雑魚戦がつらいわけですが、開幕から火の鳥を2連発できる仕様のミリアムでしのぎまくる展開。というか今になってこれまでの戦い方がまずかったというような事に気が付き始めてきましたよ。という事で立て直すために更に時間がかかるというオチ。

2005/9/6

Foreign Racing

Badenの後始末

レーポスより。訳は超適当。
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直線でライバルたちが外に出していくのに対してWarrsanは馬場の内に入り込み、大外のGonbardaをねじ伏せた。
「Warrsanは素晴らしい馬だ。私たちは彼に秋のキャンペーンを見据えて楽なローテーションを与えてきた。今後はまず、彼を凱旋門賞に出走させる。昨年は早い段階でぶつけられてしまったから問題外だよ。そして凱旋門賞が終わったあとはBC、JCあるいは香港といくつかの選択肢が残っている。キングジョージでは良いレースだったし、今日は期待していたんだよ。来年も彼が現役に残ってくれたらうれしいけれども、彼はすでに2回もアジアへの遠征をこなしているし、種牡馬入りする価値のある馬だと考えているよ」---Brittain
「彼に乗ることが出来てうれしいよ。先頭に立ちたくは無かった。なぜなら彼は引っかかりそうだったからだ。だからCherry Mixが前に出てくれてうれしかったよ。Warrsanはいつも良い状態だし、本当に強い馬だね。今日は(Starcraftも勝ったし)オージーにとってとてもよい一日だった」---McEvoy
Westernerに乗ったS. Pasquierはペースが遅すぎたといい、それでも凱旋門賞に向けて良いレースが出来たというコメントを出したが、オーナーのA. Wildensteinも調教師のE. Lelloucheも凱旋門賞には出走しないことを確認している。
Cherry Mixの次走は決まっていない。Suroor師は失望させられたと話し、今後のことは皆でゆっくり考えないといけないと言う。DettoriはCherry Mixにとってはちょっと馬場が硬かったが、我々が行かなければひどく馬鹿げたレースになってしまっただろうと言う。
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BadenはこのGrosser Preisの頃になると連日の開催でほとんどの馬が外に出すようになるわけで、昨年のレースも外の馬場の良いところに出しての勝負となっていました。そういうレースを勝ったわけですからMcEvoyもどのあたりを走るべきなのかは知っていたと思いますが、あえて内に入れて勝っているあたり調子良いんだなという気がします。Dettoriの馬を利用して勝ってるんだからねぇ。
Westernerの方は今回Pasquierでのレースとなったわけですが、Pasquierは凱旋門賞に出したいという感じのコメントで、凱旋門賞で乗る馬いないのかなと。ただ、オーナーも調教師も狙いはRoyal-Oakな気はしますが。
で、どうしようもなかったCherry Mixは本来ここを勝って凱旋門賞というプランだったのでしょうが、この結果を受けて白紙と言うところか。確かにLinamix産駒を3歳の終わりに買って、あまつさえそれでDubai World Cupなんて勝とうとしたGodolphinはどうかしているとしか言えんわな。

ところでサンスポの記事ですが、今年もJCに来るとブリテンタンが明言したわけではないのですが良いのか?あの辺は可能性として挙げてるだけでさすがに全部は走らないかと思われ…

Moulin de Longchampの後始末

同じく。
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Moulin de Longchampを勝ったStarcraftはQueen Elizabeth II Sに向かい、Champion SかBCに駒を進める予定。Gorellaはアメリカに渡ってQueen Elizabeth II Cを走る。またMatriarch SやBCも視野に入れる。Majors CastはChampion Sへ。
Whipperはやはり開幕したばかりのLongchampでは馬場が速すぎることを敗因に挙げた。この後は昨年同様BC Mileに遠征。ValixirはDeauvilleでのレースが考えていたよりきつかったということで、今後の予定はこれから。
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Starcraftは中距離でも実績があるのでまあこんなものでしょうね。Danehill産駒でほっといても人気しそうなElvstroemと違って父がSoviet StarのStarcraftですから、もうちょっとGIを取って箔をつけていかないといけないようなところはあったり。
で、Whipperはまた昨年と同じことをやってしまうつもりか…。Belmontならあんなひどい事にはならないだろうし、Soviet Songと最後にぶつかるのも良いか…。道半ばで倒れた妹の代わりとして(マタソレカ

Moyglare Stud S GI Curragh IRE Turf 7F

Moyglare Stud Sを勝ったのはMiesqueの孫娘Rumplestiltskinでした。これでアイルランドでは4戦全勝。イギリスでGIIIを走って3着があります。またMiesqueの絡んだ血統の強い馬が出てきたと言うあたりあのファミリーは本当にとんでもないね。ただ、Miesqueの直牝系からGI馬が出るのはEast of the Moon以来ということになるかなと。
良血牝馬にDanehillでいかにもという形の血統で、生産者はQuay Bloodstock and Niarchos Familyで、100%Niarchosというわけでもないんですよね。だからか、牝馬に出ているにもかかわらず半分以上?手放してるみたいですし。
まあ、Niarchosはそれ以前にEast of the Moonをもうちょっと何とかしろとか思うのですけど。
僅差の2着にきたのが人気薄Ugo Fireというはどうなんだろうなあ。ちなみに昨年の勝ち馬Chelsea Roseに、その2着Pictaviaが当日のリステッドでワンツーしてたのは…。

今週はIrish ChampionとかMatorn

とりあえず12頭。さてあと何頭ドロップアウトするやら。今年は少頭数で下手したらレベルも?になりかねない予感。
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MotivatorとAzamourはまだIrish Champion Sのエントリーに残っている。この2頭を含めて12頭が日曜の10F戦にエントリーしており、昨年の覇者AzamourがCoralでは2倍の一番人気に支持されている。
ダービー馬MotivatorはTemple Placeというペースメイカーを用意している。しかし陣営は馬場が硬ければMotivatorを出走させないと警告している。MotivatorはLongchampのPrix Nielにも登録を済ませている。
MotivatorをEclipse Sで倒したO'Brien厩舎のOratorioはまだ出走するかどうかを決めていない。O'Brien師はAceとMona Lisaを出走させるプランを残している。またAzamourを管理するJohn Oxx師はHazaristaを出走させてくるかもしれない。
昨年の2着馬Norse Dancerは出走して悲願のGIを狙う。またGrey SwallowはD. Weld師が出走させることを明言した。BolgerのAlexander Goldrunもこのレースに登録している。
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出走馬が確定する頃には一桁に減るかな。
今年は有力馬のうち出走を明言しているのがGrey Swallowくらいしかおらず、まあNorse Dancerを有力馬に含めるなら2頭になりますが、Motivatorは馬場が硬くなると走らないと言いますし、逆にAzamourとかOratorioは馬場は硬い方が良いということなので、この3頭が揃って出走に踏み切る馬場コンディションを作らなければいけないLeopardstownも大変ですな。
O'Brien師はOratorioを出走させる場合は他の馬は引っ込めると言ってましたし、Alexander Goldrunは走ったら好勝負できそうではありますけど、Matronに行くだろうねえ。
で、どうやら予報が変わって今週のダブリンは雨。となると喜ぶのがMotivatorで、逆にAzamourとかOratorioが嫌がります。難儀ですな。
で、Matron Sの方ですが。
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昨年のIrish 1000 GuineasでAttractionの前に敗れたAlexander Goldrunにその雪辱の機会が訪れた。
Bolgerは最初はPretty Polly SとNassau Sを勝ってPrix Vermeilleに向かう予定だった。しかしBolgerはLeopardstownでの出走へと方針を変更する事になった。出走するレースについて水曜の夜か木曜の朝になるまで決定が下る事はないだろう。
一方Attractionは今年の2戦で期待を裏切っている。陣営は雨が降らない事を願っている。
D. WeldはこのレースにMiss MamboとUtterly Heavenを用意している。O'BrienからはMona Lisa、Virginia Watersが出走してくる予定だ。一方でSaoireの出走は疑わしい。Saoireは雨が降って馬場が渋る事を期待している。Celebration Mileの勝ち馬Chicも出走してくるだろう。イギリス調教馬のKaren's Caper、Majestic Desert、Tarfahもエントリーしている。
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ということで相変わらずAttractionは天候の問題が付き纏います。それでなくても今年案外ででてきたとしてもAlexander Goldrunには敵わないのではないかという気がしますが。で、AttractionにやられっぱなしのMajestic Desertなんかも出てくるみたいですが、こっちも今年になってからちょっと悪いので微妙なところ。3歳も全体的にレベルに疑問が持たれるマイル戦線でこれまでもAlexander GoldrunとかSoviet Songに軽くひねられてきた事を考えると期待はできないか。

雑記

さて、日曜は大阪で東方オンリーイベントがあるようで…さて、どうしよう。センイシティなので余裕あるし投票行ってからでも十分行けるのではありますが、東方同人はあまり手を出していないし、というか本家だけで満足してるわけで…。ま、気が向いたら出かけてるかもしれません。多分そのまま日本橋に出かける感じで。花映塚のショップ委託が始まってれば何とかして大阪まで行くんだろうけど、どうも今週末はまだなさそうか。

2005/9/7

雑記

台風の後始末

どうやらうちの会社は夜中に停電喰らったらしく、オールナイトで動かしてた実験機器が全部止まってくれてました。いろいろと泣けてきます。丁度切羽詰ってたのでギリギリです。多分おとなしく土曜出勤にしたほうが楽だろうけど意地でもやらない方向で。

Horse Racing

EclipseのDNAがどうのという話

ざっと見ただけなんですが、あまり興味はないかな。
記事中に出ていたHermitやSt. Simonまで結果が出てどのくらい同じEclipseの遺伝子を継承してるのかとかが分かったら面白くなるかもしれないが、あまりそれ以上のものという気はしないかな。むしろ、良血とかってのはそれに関わってる人間の意図の方が大きなウェイトを占めてるという考え方ではあるのですよ。ま、ものによりけりなんですが。
あまり科学的に解明されてしまうと面白みがなくなるんでないかなとかも頭を過ぎったり。

もともと修士の頃はDNAを対象とした実験をしてましたし、今でもそれとは少しずれるとはいえ近い分野を生業としているわけでね、こういうのは基本的に面白いと受け取る事が多いんだが、どうも今回は違和感の方が先に来た。

2005/9/8

Foreign Racing

Irish Champion S GI Leopardstown IRE Turf 10F

おお、こっち来たのか。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
13AceDanehillTea HouseSassafrasJ.A. HeffernanA.P. O'Brien
29AzamourNight ShiftAsmaraLear FanC. SoumillonJohn M. Oxx
36Grey SwallowDaylamiStyle of LifeThe MinstrelP.J. SmullenD.K. Weld
47Norse DancerHallingRiver PatrolRousillonJ.F. EganD.R.C. Elsworth
54Temple PlaceSadler's WellsPuzzled LookGulchN.G. McCullaghM.L.W. Bell
62Alexander GoldrunGold AwayRenashaanDarshaanK.J. ManningJ.S. Bolger
75HazaristaBaratheaHazaradjatDarshaanD.P. McDonoghJohn M. Oxx
810MotivatorMontjeuOut WestGone WestK. DarleyM.L.W. Bell
98OratorioDanehillMahrahVaguely NobleK. FallonA.P. O'Brien
101Mona LisaGiant's CausewayColorsnapShirley HeightsC. O'DonoghueA.P. O'Brien
騎手はまだ発表されて無いので何とも言えんが。オブライエン厩舎も3頭ともここまで残してますが、スクラッチする可能性はまだあるわけで…。むしろ天候次第と言ってて、反対の条件を望んでたMotivatorとAzamourもまだ諦めてないだけで、直前にどっちかがいなくなるということもありえるわけだし。どうもGood to Yieldでのレースになりそうというコメントも出てますが。
とりあえずDettoriがScorpionに乗るためにDoncasterに行くので、MotivatorはDarleyという事になるらしき。でFallonもこっちに来るんだろうからOratorioか。もしOratorioがスクラッチならAceとなるわけですかね。
ま、そんな事はおいといて、Alexがこっちを選んでしまいました。Matronには登録を残していないので、確定という事でよいでしょうかね。Vermeilleの登録馬からももう名前が消えているので、確定で。というかVermeilleが登録6頭でShawanda一強とかに見えてかなり寒いレースになりそうな気がしてならんが。
人気はAzamourでEvenから2.2倍程度のところ。それに続くMotivatorが3.5から4倍といったところで、さらにOratorioとGrey Swallowが10倍以下。Alexander Goldrunは10Fのトップ相手ということもあってかやや人気がなくてAceとかNorse Dancerと同じ程度の扱いです。確かに勝ちきれるのかといわれたらちょっと難しいかもしれないというしかないのですが、Islingtonくらいはやれると思っていたり。

Matron S GI Leopardstown IRE Turf 8F

ということでこっちも。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
13AttractionEfisioFlirtationPursuit of LoveK. DarleyM. Johnston
28ChicMachiavellianExclusivePolar FalconC. SoumillonSir Michael Stoute
37Majestic DesertFraamCalcutta QueenNight ShiftT.E. DurcanM.R. Channon
41Miss MamboKingmamboTroikaStrawberry RoadP. ShanahanD.K. Weld
59Karen's CaperWar ChantMiss CaerleonaCaerleonJ.F. EganJ.H.M. Gosden
65SaoirePivotalPolish DescentDanehillD.P. McDonoghMs. F.M. Crowlwy
76Sky High FlyerAnabaaHylandraBeringT.P. O'SheaPaul Nolan
84Utterly HeavenDanehillEpicure's GardenAffirmedP.J. SmullenD.K. Weld
92Virginia WatersKingmamboLegend MakerSadler's WellsK. FallonA.P. O'Brien
Soviet SongもAlexander GoldrunもでてこないんだからChicがGI取ればいいんでないかなと思ったりするところもあるものの、Chicもあまり安定してないからなあとも思う。
今年はいいところなしのAttractionはまず雨が降るかもしれないという状況で出走してくるのかどうかに注目しないといけないか。でてきたとしてもMajestic DesertやMiss Mamboという同世代で一年前には歯牙にもかけなかったような馬にしてやられかねないところではあるか。
3歳馬は英ギニーのVirginia Watersと愛ギニーのSaoire、Coronation S2着のKaren's Caperと字面だけなら豪華なんですが、どれもこれも古馬、というかSoviet SongとAlexander Goldrunに軽くひねられたところであまり期待はできないか。無理矢理一頭挙げるとするならば、距離を延ばしたのが裏目に出た感のあるSaoireですが。

St. Leger S GI Doncaster GB Turf 14F132yd

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
14AvalonKingmamboLady CarlaCaerleonJ.P. SpencerA.P. O'Brien
25Hard TopDarshaanWell HeadSadler's WellsR.L. MooreSir Michael Stoute
37HattanHallingLuanaShaadiA. MunroC.E. Brittain
46KongSadler's WellsHill of SnowReference PointR. HughesJ.L. Dunlop
52ScorpionMontjeuArdmelodyLaw SocietyL. DettoriA.P. O'Brien
63TawqeetKingmamboCaerlessCaerleonR. HillsJ.L. Dunlop
71The GeezerHallingPolyguezaBe My GuestT. QuinnD.R.C. Elsworth
うーん、Kingmamboが2頭出しか。しかも両方母父がCaerleonって。Avalonの方は母Lady CarlaがOaks馬ですが、今年の7月にようやくデビューして初戦を勝っただけという戦績。勝ち上がった直後の挑戦となった前走のGII Great VoltigeurでHard Topの3着。まあ、スタミナのありそうな母系であるし、全くチャンスがないということでもないのかという程度。まあ、昨年Rule of Lawで勝ててしまうのだからというところはあって、あれと比べたら普通に距離がもっておかしくない血統ではある。Tawqeetの方は三代母にTrillionがいるTriptychを出し、最近ではAmoramaが出ているファミリー。祖母はTriptychの全妹になるわけでこの母もスタミナのある血統になっています。こちらは前走で14Fを勝っていて距離実績もありとして良いでしょう。ただ、これまでハンデキャップ戦ばかりというキャリアが少し気になるところではありますが。
さて、実績から人気が集中するであろうScorpionはL. Dettori騎乗ということもあって万全の体勢か。O'Brien師にSpencerという曰く付きなコンビになった僚馬Avalonも出走してくる事ですし、抜かりなしというところ。距離も問題ないだろうし、何よりキャリアが違いすぎるというあたりで負けて欲しくないなとは思う。
Derby出走組の最上位になるのは6着と意外に頑張ったHattanということになるでしょうか。叔父がWarrsanで古馬になってからというところはあるものの、このあたりから台頭していったら面白くはなるのですが。祖母になるLucayan Princessはかなり重いのでHalling X Shaadiでも距離をこなしてくるのではないかなと。一方で8着だったThe Geezerはその後GIIIを勝って、前哨戦Great Voltigeur Sで2着。ローテーションとしてはこちらの方が上か。Dante SでMotivatorの2着に来た事もある馬でこちらも台頭してくれば面白い。
2戦目でSilent Joに5馬身差をつけて勝ちあがったHard TopはそのままGreat Voltigeur Sを勝ちました。遡ればSunny Valleyに当たるファミリーでDarshaan X Sadler's Wellsというニッキングパターンの裏を取ってきた形。この形だとあまり強力な馬を出していないような気もしますが、ファミリーの質も高いし問題ないか。
Scorpionの頭は仕方ないとしてその2着は、順当にHard Topが来そうなところで、ちょっとHattanを応援するという感じか。Kingmamboの2頭は今回はパスで。というかKingmamboがこのレース連覇とかなるのはさすがに狂ってるような気がしてならないしw

QMA2

最近会社終わってからQMAをやりに行く時間が無いのと週末ぶっ倒れてるのとでやってませぬ。
で、有芝まはる殿下のエントリ見た学ラン2,3使いの鍍金の一言でも。
「まさにその通りと言う他無いね」
逃げているといわれればそうかもというところはある。確かに明らかにスピード負けするタイプ系は絶対に選ばないですし、連想なんかはしっかり4つ目まで見する事も多いわけで…。
まあ、地理的な制約を受けてプレイ回数をなかなか増やす事が出来ない環境というのもあるのだけれど、基本素頭で勝負するしかないというところはあるしね。地元のゲーセンにQMAが置いてあったなら違うスタンスでやれたかもしれないが、家からだろうが会社からだろうが車で30分はかかるというのはかなり大きな足枷ではあり。
結局、「強くなりたい」とか「勝ちたい」というのは常にあるのですが、それが望めない現状(強くなる方は実感をもてないというあたり)で、壁といえば壁かなと。下賢でも同じように勝てなくなって壁にぶつかった時期はあって、そのところは何とか突破して今は白銀なわけですが、下賢の頃から明らかに問題回収の面で劣っている事ははっきりしていたので学問の2か3なら素頭でなんとかこなせるというのもあって、そのあたりの初見をどれだけ取るかというところで勝手に燃えてます。このところは主に予選での話にしかならのですが…

2005/9/9

Foreign Racing

Irish Champion and Matron

昨日の出馬表に騎手追加しといた。殿下も触れておられたが、Irishな香り漂う出馬表になりますた。
で、Matronは改めて書くほどのことも無いような気はするのでChampionの方。
Alexander Goldrunが出走するというだけで個人的注目度は急上昇なのですが、冷静になってエントリーを見てみると今年はちょっとレベルの落ちている年ではあるかなと思います。それでもKing GeorgeとEclipse Sの勝ち馬が出てきて、Derby馬もいるのですから文句言うなと言われそうなところか…ちゃんと全部でてきたらの話ですが。
こういう複数の有力馬の陣営がスクラッチを示唆するような発言を堂々としている状況というのは本当に気が乗らないんですよ。天候次第で全く違ったレースになってしまうというところはあるし、もうある程度は見えて来ているところはあって、どうやらMotivatorが走りそうな馬場状態ではあるらしく、それならたとえここを勝ったとしても、この馬に対してDerbyの時にも思った重馬場以外ではどうなのさ?ってところがまた今後気になるわけですよ。てか、おとなしくBadenでもLongchampでも2400走りに行ってたら良かったんでねえのと思う部分があるのも事実。Dante Sこそ勝っているが、やはり10Fを得意とはいえない馬なんだろうという気はします。そのMotivatorに土をつけたOratorioはきつめの間隔で使われながら強くなったというイメージでEclipse Sのあとはさすがに休んでここに直行。Eclipse Sでは馬場状態と距離と展開が綺麗に嵌まったところもあるので、雨で渋った馬場という時点で嫌味ですし、ここでは好走止まりになるのではないかなと。Oratorio同様に馬場が渋って嫌がるAzamourですが、まあ12Fを走りきれるのだから少しはましというところかな。一応欧州現役最強の看板を引提げてるわけですから、下手はしないでくれという気はする。AzamourのストーカーたるNorse Dancerも来るところが分からないので嫌な馬ではありますが、これまでのところAzamourには先着できないしよく分からんなりにAzamourからの馬単だけあれば愉しかろう馬ではあるか。Grey Swallowは雨を歓迎している口で、アイルランドでなければ走らないような馬なのでここは勝機ありでしょう。というか、他馬がいろいろ嫌な部分を抱えているので、GIを掻っ攫うお膳立ては整っていると見て良さそう。でも、どっちかというとLeopardstownではなくてCurraghで強い馬なんですけどね。
さて、Alexander Goldrun。それぞれに弱点を抱えている出走各馬ですが、Alexander Goldrunの場合は牡馬のトップクラス相手というところになるでしょう。香港C勝ちがあるとはいえ、シーズン中で全力稼動中の牡馬相手に何処までやれますかねというのはあります。最早雌雄を決する機会の無くなったライバルSoviet SongにSussex Sという勲章があることを考えるとAlexander Goldrunにもそういう勲章が欲しいなという気にはなったり。このあとはPrix de l'Operaから京都経由(妄想)の香港Cぐらいのローテで、それならばここが一番きつい相手となるわけで、今年の残りシーズンの余力を使い果たしてでもここを勝つならそれで良いくらいではあります。来年も現役続行となることが決まっていて、来年はもっと牡馬相手に使うというようなことも言ってますので、最低でも手応えのあるレースにして欲しいとは思う。

Gazelle S GI Belmont NY Dirt 9F

敗者復活戦みたいになってしまって低調なメンバー。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Dancing EdieMoscow BalletDuchess of AckSlewpyCorey S. NakataniC. Dollase
2Seeking the AnteSeeking the GoldAntespendSpend a BuckRichard MiglioreJ. Kimmel
3In the GoldGolden MissileIncinerateGroovyGary L. StevensN. Zito
4Leave Me AloneBold BadgettFabulous BallletMoscow BalletKent J. DesormeauxJ. Kruljac
5Yolanda B. TooTwo PunchAvie's LadyLord AvieJerry D. BaileyR. Violette Jr.
Smuggler、Summerly、Sweet Symphonyといったところが出てこないのでメンバーとしては低調。R Lady Joyくらい出てこいよとか思うもののいないものは仕方ないか。
ということでここはNY三冠戦などで負けてた馬が集まったと言うあたり、あまり期待が持てないのですが、イニシャルSのSeeking the Anteあたりが勝ったら笑えませんな。
Test Sを圧勝したLeave Me Aloneですが、問題は9Fという距離で8.5Fまで勝ちがあるので大丈夫かなと思うものの短いところばかり走っているというところがあるのは気になります。
In the GoldはK Oaksの2着馬でその後の二戦はどちらもスタートが良くなく、後ろからの競馬になって届かないという面はあります。それでもTest Sでぶっちぎられたのは距離かなという気もしていますので、ここで復権してくれればとは思う。

Garden City BCS GI Belmont NY Turf 9F

この条件が稼ぎどころながら、このレースは勝ってない。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Asi SiempreEl PradoSiempre AsiSilver HawkGary L. StevensP. Biancone
2Insan MalaBahhreMadame ClaudeParis HouseEdgar S. PradoC. Clement
3Dynamite LassDynaformerLismore LassVigorEibar CoaK. McLaughlin
4FinlandiaRoyal AnthemIt's a GherkinEnds WellMichael J. Luzzit. Bush
5Luas LineDanehillStreetcarIn the WingsJohn R. VelazquezD. Wachman
6My TyphoonGiant's CausewayUrban SeaMiswakiJerry D. BaileyW. Mott
まあ勝ってはいないのだが、この条件ならDynaformerということで、今年もいます。Dynamite Lass。逆らってはいけないでしょうw
欧州からはLuas Lineが遠征。My Typhoonは既に北米移籍。いまいち北米では走っていないDanehillのLuas Lineとこのところいまいちな母Urban SeaのMy Typhoonというあたり、勝つときはあっさり行きそうな気もしますが、ちょっと期待薄か。Luas Lineも欧州的に過ぎてアメリカの馬場ではどうかと。どちらも北米芝での出走経験はあるし、そこではまずまずといった感じではあったが。

Man O'War S GI Belmont NY Turf 11F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1SwordsmanAcatenangoSaigaWindwurfPablo FragosoD. Lukas
2AngaraAlzaoAnge BleuAllegedGary L. StevensP. Biancone
3Victory CircleVictory GallopLoaHawaiiRafael Bejarano
4Shake the BankSandpitSilver SpoolStrike GoldTom G. TurnerP. Serpe
5Better Talk NowTalkin ManBenditaBaldskiRamon A. DominguezH. Motion
6Stage CallSadler's WellsHumble EightSeattle SlewMike E. SmithJ. Sheppard
7VangelisHighest HonorCapades DancerGate DancerEdgar S. PradoR. Frankel
8Rousing VictoryVictory GallopJulie La RousseLomondJavier CastellanoP. Serpe
9DreadnaughtLac OuimetWings of DreamsSovereign DancerJean-Luc SamynT. Voss
10Relaxed GestureIndian RidgeToken GestureAlzaoCorey S. NakataniC. Clement
11King's DramaKing's TheatreLast DramaLast TycoonJohn R. VelazquezR. Frankel
ここも良く分からんと言えばそうなってしまいますが、Better Talk Now、Relaxed Gesture、King's Dramaが出てきたのでまずまず。でもKitten's Joyはいないし、ここに出るかもと言ってたPowerscourtは出てきませんでしたねえ。
で、注目なのは牡馬挑戦となるAngara。単に牝馬戦だと距離が足りないと言うところだと思いますが。

Woodward S GI Belmont NY Dirt 9F

SとCの決戦。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Sir ShackletonMiswakiNaskra ColorsStar de NaskraRafael BejaranoN. Zito
2ShanikoA.P. IndySapphire n'SilkPleasant TapJohn R. VelazquezT. Pletcher
3Saint LiamSaint BalladoQuiet DanceQuiet AmericanJerry D. BaileyR. Dutrow Jr.
4CommentatorDistorted HumorOutsourseStorm BirdGary L. StevensN. Zito
5Show BootStorm BootMiss O'KeefeStrike the GoldRaul I. RojasR. Dutrow Jr.
6Crafty PlayerCrafty ProspectorPalette KnifeBroad BrushRudy R. RodriguezR. Dutrow Jr.
定量戦になればSaint Liamに利があろうところで、Commentatorとしてはどこまで踏みとどまれるかでしょう。Sir Shackletonあたりは前走負けすぎで、巻き返しはできないだろうと思いますので、2強で決まるだろう。というかCommentatorの援護に回される予感。
残りの3頭はステークスのレベルにも達していないと言うべきか、DutrowセンセのCommentator潰しと見るべきかw。となるとPletcherセンセのShanikoが謎。
とにかく勝った方がBCに向けての最有力となれるかなというところはあるので後一つ残しているとはいえこのあたりからちゃんとしてくれよSaint Liamとは思う。

2005/9/10

Foreign Racing

Prix Vermeille GI Longchamp FR Turf 2400m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
13Lune d'OrGreen TuneLuth d'OrNoir et OrT. JarnetR. Gibson
24ShawandaSinndarShamawnaDarshaanC. SoumillonA. de Royar-Dupre
32Royal HighnessMonsun<Reem DubaiNashwanC. LemaireP. Bary
41Dash to the TopMontjeuMillenium DashNashwanK. FallonL.M. Cumani
55Something ExcitingHallinFaraway WatersPharlyT. QuinnD.R.C. Elsworth
66PaitaIntikhabPradaLagunasO. PeslierE. Lellouche
結局Ouija Boardはまたしても回避となったわけで、4歳馬はLune d'Orのみということになりました。Shawandaにとっては真価を問われるまでも無いという感じのメンバーにも見えますが、GI馬が参戦して来てくれたということだけでもLune d'Orが来た意味はあったか。こっそりPaitaがやらかしてくれないかなとも思うが、むずかしかろう。

Arc Trial: Niel et Foy GII Longchamp FR Turf 2400m

Nielの方はHurricane Runがどんなレースをするかに尽きる。この週末はあちこちでMontjeu産駒が凱旋門賞に向けてのレースをする事になったわけだが、このHurricane Runが最も勝てる、というよりひっくり返せそうな馬はいないので勝たなければいけないレースになっているかと。こういうのを喰うのが上手いLinamixはEraserを送り込んできましたが、これではちょっと足りないだろう。
Foyの方はAlkaased vs. Shiroccoという構図で、安定感抜群なAlkaasedが勝ってKingmamboがということで良さそうなところではあったり。Shiroccoは結局A. Fabre厩舎への転厩もあって今年の復帰戦がここまで遅れてしまったのがまず嫌ですな。Prideに奮起してもらいたいと思いつつこの辺に勝たれても、また凱旋門賞用無しを出してくるだけになりそうで…。Alkaasedなら期待できるのかといわれたらそれもまた期待はしませんが。

Ruffian H GI Belmont NY Dirt 8.5F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Capeside LadyCape TownGray Lady TypeZenJohn R. VelazuquezTodd A. Pletcher
2Society SelectionCoronado's QuestLove That JazzDixieland BandJavier CastellanoH. Allen Jerkens
3Bending StringsAmerican ChanceStraight SouthHail the PiratesGary L. StevensWallace A. Dollase
4Holary LeighHalory HunterGraceful LeighClever TrickCraig PerretDale L. Romans
5Stellar JayneWild RushTo the HuntRelaunchJerry D. BaileySaeed bin Suroor
6TaygeteMiswakiBravemieNureyevEdgar S. PradoRobert J. Frankel
Shadow Cast出てこないのかよ。こうなるとAshadoが下手を打った今、Society SelectionとStellar Jayneが4歳馬最強の座を巡る対決となりますか。これに勝った方がBC Distaffの有力馬となれるでしょう。そしてそれら上位馬には敵わないもののMonmouth BC Oaksの勝ち馬としての意地くらいは見せてもらいたいのがCapeside Lady。2連勝中で、前走のMolly PitcherではBending Stringsを5馬身千切る快勝でしたので、上位2頭にくらい付ければとは思う。

Irish Champion S GI Leopardstown IRE Turf 10F

Sporting Lifeの実況聴いてたら思わず差しきったと思った。
1.Oratorio: Danehill - Mahrah by Vaguely Noble
2.Motivator: Montjeu - Out West by Gone West
3.Alexander Goldrun: Gold Away - Renashaan by Darshaan
4.Ace: Danehill - Tea House by Sassafras
5.Azamour: Night Shift - Asmara by Lear Fan
6.Grey Swallow: Daylami - Style of Life by The Minstrel
7.Mona Lisa: Giant's Causeway - Colorsnap by Shirley Heights
8.Norse Dancer: Halling - River Patrol by Rousillon
9.Hazarista: Barathea - Hazaradjat by Darshaan
10.Temple Place: Sadler's Wells - Puzzled Look by Gulch
このお望みどおりの馬場でもOratorioを逆転できないのだからMotivatorにはこの距離が向いていないということでしょう。
Oratorioは後方からのレースになったものの、早めに動いて直線に入るところですでにMotivatorの後ろにつける2番手。内でMotivatorを処理してそのまま追い込み勢を凌いでGI2連勝としました。これで10Fでは現役でもトップである事を示したといえるでしょうけど、この馬はそれ以上の距離で走れないので、このあとどうするつもりかなと。マイルに行ってしまいそうな気もしますが、マイルはマイルで強力なメンバー相手に勝てる力を持ってなさそうで、10F専念が一番幸せなんだろうかな。
Motivatorは先行して、直線先頭に立ちますが、今回もまたOratorioに差しきられる結果に終わりました。10Fは諦めてください。
Alexander Goldrunはいつものように追い込みにかける競馬で道中はスムーズに行かなくて、直線入り口で後ろから2番手。外に出して猛然と追い上げてきましたが。半馬身とアタマ差の3着。いや、惜しいレースでしたが、トップクラス相手でこれだけやれるならというところはありましょう。来年本格的に牡馬相手のローテ組んできたら面白くなりそうです。しかしまあ、Islingtonくらいにとか言ってたらホントに3着に来ますか…。
Alexander Goldrunの更に後ろでレースを進めていたAzamourは内に入れて追い込みましたが、最後行き場を失っての5着。強いとは思いますが、このレースを捌ききれないなら、凱旋門賞なんてもっと無理な気はします。

Matron S GI Leopardstown IRE Turf 8F

1.Attraction: Efisio - Flirtation by Pursuit of Love
2.Chic: Machiavellian - Exclusive by Polar Falcon
3.Virginia Waters: Kingmambo - Legend Maker by Sadler's Wells
4.Miss Mambo: Kingmambo - Troika by Strawberry Road
5.Saoire: Pivotal - Polish Descent by Danehill
6.Karen's Caper: War Chant - Miss Caerleona by Caerleon
7.Utterly Heaven: Danehill - Epicure's Garden by Affirmed
8.Sky High Flyer: Anabaa - Hylandra by Bering
9.Majestic Desert: Fraam - Calcutta Queen by Night Shift
あらら、勝っちゃたか。Good to Yieldingという馬場状態で勝てるというのはメンバーが弱いからか、それとも克服できるようになってきたからなのかはちと分からんのですが、これで馬場の選り好みが無くなれば良いかなとは思う。
ChicはGI勝てませんねえ。そういう馬かな。
3歳馬の中で復活のきっかけでもつかめたかもしれないのが、Chicに迫ったVirginia Watersで、3歳牝馬は全く分からなくなりました。まあ、このレースは4着Miss Mamboとかも見るに渋った馬場でのKingmamboの強さが出たということになるのか。

2005/9/11

Foreign Racing

St. Leger S GI Doncaster GB Turf 14F132yd

1.Scorpion: Montjeu - Ardmelody by Law Society
2.The Geezer: Halling - Polygueza by Be My Guest
3.Tawqeet: Kingmambo - Caerless by Caerleon
4.Kong: Sadler's Wells - Hill of Snow by Reference Point
5.Hard Top: Darshaan - Well Head by Sadler's Wells
6.Hattan: Halling - Luana by Shaadi
Avalonはスクラッチしました。
Scorpionとしては勝って当たり前のレースではありましたので、順当というところでしょう。Avalonのスクラッチはちょっと痛かったですねえ。

Gazelle S GI Belmont NY Dirt 9F

1.In the Gold: Golden Missile - Incinerate by Groovy
2.Leave Me Alone: Bold Badgett - Fabulous Balllet by Moscow Ballet
3.Yolanda B. Too: Two Punch - Avie's Lady by Lord Avie
4.Seeking the Ante: Seeking the Gold - Antespend by Spend a Buck
5.Dancing Edie: Moscow Ballet - Duchess of Ack by Slewpy
逃げたLeave Me AloneをIn the Goldが捕らえました。最後は距離適性の差が出ているのかなという気もしますが、これではSの軍団には勝てないかという印象も受けました。ラップタイム、勝ち時計ともに大したことないなと。
In the GoldはZito師がBC Distaffに行く予定があることを明言しました。

Garden City BCS GI Belmont NY Turf 9F

1.Luas Line: Danehill - Streetcar by In the Wings
2.Asi Siempre: El Prado - Siempre Asi by Silver Hawk
3.My Typhoon: Giant's Causeway - Urban Sea by Miswaki
4.Insan Mala: Bahhre - Madame Claude by Paris House
FinlandiaとDynamite Lassがスクラッチ。
逃げたMy Typhoonは直線で力尽き、Luas Lineが快勝。結局あのAmerican Oaksが今年の3歳牝馬芝路線では一番のレースということになるという結果に終わったわけですかね。
Luas LineはこのあとQueen Elizabeth II CCに向かう予定。

Man O'War S GI Belmont NY Turf 11F

1.Better Talk Now: Talkin Man - Bendita by Baldski
2.King's Drama: King's Theatre - Last Drama by Last Tycoon
3.Relaxed Gesture: Indian Ridge - Token Gesture by Alzao
4.Vangelis: Highest Honor - Capades Dancer by Gate Dancer
5.Angara: Alzao - Ange Bleu by Alleged
6.Dreadnaught: Lac Ouimet - Wings of Dreams by Sovereign Dancer
7.Stage Call: Sadler's Wells - Humble Eight by Seattle Slew
8.Rousing Victory: Victory Gallop - Julie La Rousse by Lomond
9.Victory Circle: Victory Gallop - Loa by Hawaii
10.Swordsman: Acatenango - Saiga by Windwurf
11.Shake the Bank: Sandpit - Silver Spool by Strike Gold
ペースメイカとして出走したShake the Bankがしっかり仕事をこなしてBetter Talk Nowが勝ちました。絶対ハナを切らないといけないというわけでもなかったKing's DramaとRelaxed Gestureでしたが、Better Talk Nowの末脚に屈する形になりました。この2頭の展開としては前走と同じような形なのであまりペースメイカの影響というのはなかったのかなとも思いますが。
この3頭はそんなに力の差は無いだろうという印象も受けすし、Shake the Bankが飛ばしたものの後続はついていかなかったので、楽に走ってたかとは思われ上がり勝負になってましたが、時計としてはまずまずかなと。これならば何とかBC Turfで欧州馬を迎え撃つ事もできるでしょう。

Woodward S GI Belmont NY Dirt 9F

1.Saint Liam: Saint Ballado - Quiet Dance by Quiet American
2.Sir Shackleton: Miswaki - Naskra Colors by Star de Naskra
3.Commentator: Distorted Humor - Outsourse by Storm Bird
以下略
Shanikoがスクラッチして、Dutrow vs. Zito。これならSaint LiamとCommentatorのマッチレースにしてくれた方がまだ面白かったかもしれませんねえ。
DutrowがCommentator潰しに送り込んだ2頭が序盤からCommentatorに絡み、3コーナーあたりでその2頭が潰れていくと、休む間もなくSaint Liamが襲い掛かるという容赦の無いやり口でCommentatorは力尽きました。で、完全に力尽きたCommentatorはもう直線伸びる事が無くSir Shackletonが2着。
多分ペースメイカ無しで直接ぶつかってもこの斤量でCommentatorは潰れていたと思いますが、ちょっとDutrowはやりすぎた面があるかな。Baileyもラビットたちは必要なかったといってますし、強力な援護を受けて勝ったという評価になってしまうのはSaint Liamにとってもあまりよろしくないかなと。このあとはJockey Club GCには出走せずBC Classic直行とのこと。

Irish Championの後始末

レース映像を見たのですが、Alexander Goldrunはスタートで出遅れてますね。もともと後ろから行く馬だとはいえ、ちょっとやってしまったというところのある出遅れで、そのあともあまりスムーズなレースをできていなかった事もあり、アレで僅差の3着とは惜し過ぎます。ただ、このレースではコーナーで各馬が内に進路を取っていたので外に出しやすかったというところはありましょう。Azamourが行き場を失っていたというのはこのあたりのことなのかなと思いましたが、その後直線に入ってゴール前では前は空いていましたし、その状態で後ろからAceに差されてしまうのはちょっと期待はずれという印象ではあります。

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3着に終わったAlexander Goldrunは最もアンラッキーな馬だった。スタートで出足がつかず数馬身の遅れをとり、残り3Fの位置でも不利を受けた。
「Norse Dancerが進路を変えたときに、不利を受けてしまった。だから外に持ち出すしかなくなったけど、そのせいでレースを失ってしまったね。アンラッキーだったよ」--- Manning
Boldgerは再び、昨年も制しているPrix de l'OperaとHong Kong Cに出走させることを確認した。
「Longchampのレースが終わった後はマイルハーフのRomeのGIに出走するかもしれないよ」--- Bolger
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だそうで、えーと、Rome行くなら代わりに日本来たってええやんかとか思うので、JRAは招待状を(ry
いや、だってローマのマイルハーフとか言ってる時点であまり真剣に検討してないんだろうし、Bolger師。Premio Romeは2000m、2400mなのはSan SiroのGran Premio del Jockey Clubですから…。
で、5着に終わったAzamourは凱旋門賞に出走するつもりはあるものの、馬場状態を気にしていて、状況によっては回避することもあるということです。
Motivatorは距離が延びれば勝ち目はあるということで凱旋門賞出走予定。Grey Swallowもおそらく凱旋門賞に出走する事になる見込み。
Norse DancerはCanadian International S出走を視野に入れる事になったようです。

Arc Trial

Hurricane RunとShawandaとPrideが勝ちました。
Nielは負けるわけには行かなかったHurricane Runがしっかり差をつけて勝って、2着もRunawayでFabreのワンツー。Hurricane Runはこのまま凱旋門賞に行くなら一番人気にしても良いかなと。
VermeilleはShawanda。
1.Shawanda: Sinndar - Shamawna by Darshaan
2.Royal Highness: Monsun - Reem Dubai by Nashwan
3.Paita: Intikhab - Prada by Lagunas
4.Dash to the Top: Montjeu - Millenium Dash by Nashwan
5.Lune d'Or: Green Tune - Luth d'Or by Noir et Or
6.Something Exciting: Hallin - Faraway Waters by Pharly
Paitaの3着は笑うところか。
Royal Highnssに迫られているのがちと気になるが、Royal Highnessだって悪い馬ではないしこんなものだろうか。Shawandaも凱旋門賞に行けば人気になるかなと。
FoyはAlkaasedが2着と微妙にコケてPride。Shiroccoは3着でこれではちょっとなあと思う。一応時計はこの3レースの中では一番いいのだが…。

雑記

総選挙

開票速報が始まった直後の自民党圧勝見込みという予測が予想してた以上だったので驚きつつ、小選挙区の状勢が更に凄まじい事になっていてちょっと引いた。というかあれだけの小選挙区の圧勝振りというのはかなり怖いなとも思うわけですよ。比例代表の方も合わせて見ると、小選挙区でこんなに差が付くものなのかと思うところもあるしね。それが小選挙区だと言われたらそこまでなんですけど、2大政党制になりきれて無い部分もあるわけで、いつまで経っても選挙制度と実情がマッチしてないままなところはあるかなと。自民と公明なんて選挙見てたら実質一つの党だろと思うしね。
で、小泉自身は郵政改革を成立させてしまえば総裁任期が切れたら身を引くとか言ってたわけで、そのあとこの圧倒的な自民党多数の状勢を誰が引き継ぐのかってのは怖いよなと思う。今回新人が多く通ってる事もあるし、任期延長が自民党的で無難なところにはなるかねえ。郵政だけで政治やってるわけじゃねえし、結局自民党は壊れても無いし、これからも変わらんだろとかは思う。派閥だって森派勢力が対抗勢力を駆逐しただけとも見えるわけで。
さて、今回の選挙は参議院の有様とか現状の問題とかあるわけですが、そういうものをちょっと脇においてしまえば、上院で否決されたから下院を解散して強行突破しますよという部分は否定できなくて、嫌な前例を作ったかなと。日本の場合上院の権限が強すぎるというのは前から言われていた事だし、全然改革されない参議院の現状は確かにあまりよろしくないだろうけど、形式として一度これをやってしまったら次に同じ事が起こったときに歯止めが効かないんじゃないかとは思うし。
ところで滋賀。1区で幹事長落ちて、民主悲惨だなとか思ってたら、3区のあれは僅差とはいえ通るのか。わけワカンネ。2区と4区はそんなもんだろなと。4区は明らかに自民が候補者本人は大臣ということもあって地元に張り付いていたというわけではなかったようですが、陣営としてはドブ板でポスターとか旗とかが目に付く量がはっきりと違った割に、民主がくらい付いてた印象。いやもっと大差かなという印象だったので…

うわ、行かなくて良かった

とはオモタ新大阪の東方オンリー。
いや、フランさんがちょっと感想書いておられるのですが、人多くて大変だったみたいね。私は昨日農作業で疲れ果ててたので行かなかったのですが、正解でしたか。
あの空間で人が多いのは悲惨な事になってたであろうことは容易に想像できるしね。東方すげえなとは思う。漏れはほとんど本家だけで満足してる口だから…

2005/9/12

Foreign Racing

Ruffian H GI Belmont NY Dirt 8.5F

1.Stellar Jayne: Wild Rush - To the Hunt by Relaunch
2.Society Selection: Coronado's Quest - Love That Jazz by Dixieland Band
3.Halory Leigh: Halory Hunter - Graceful Leigh by Clever Trick
4.Bending Strings: American Chance - Straight South by Hail the Pirates
5.Taygate: Miswaki - Bravemie by Nureyev
6:Capeside Lady: Cape Town - Gray Lady Type by Zen
前半はそこそこのペースで引っ張ったStellar Jayneは最後は止まりかけていますが、それでもSociety Selectionらの追撃を抑えて一番人気としての面目を保ちました。
Society Selectionは相変わらずエンジンが掛かりにくいなという感じで、4コーナーから一気にまくって来ましたが、Stellar Jayne相手では遅すぎたというところはあるでしょう。
脚部不安もあったわけで勝った事は評価できるかと思います。最後Society Selectionにはもう逆転の見込みは無かったとはいえ、Stellar Jayneはもうちょっとしっかり最後までというのは思ったが。とはいえこれでSociety Selectionは展開待ちでしかこれないということを露呈してしまって、古馬トップはStellar Jayneに決まりか。
二番人気に支持されていたCapeside LadyはStellar Jayneを追いかけましたが力尽き最下位に沈みました。
Baldameあたりで3歳とぶつかってみないことには何とも言えないような結果ではありますね。Stellar JayneかSociety Selectionかのどちらかがもうちょっと目の醒めるようなレースをしてくれればとは思うものの、Stellar Jayneとしては先行できるようになったのは良いことだろう。Stellar JayneはBaldame Sを回避して直行するなら一番人気かなと。
Suroor師はこのパフォーマンスに満足しているようで、一応Baldame Sも走るつもりはしていながらもBC Distaff直行という選択肢も考慮しているようではあります。Society SelectionもBaldame Sに出走の予定。

Keenland Sept.ハジマタ

世界最大規模で最高級の血統のサラブレッドが上場されるKeenland September Saleが開幕。
ホントにまだ始まったばかりというところですが、今週行われる4日間のセリでどれだけの金額が動くかと思うとかなり恐ろしいセリではあったり。
カタログがPreviewで出たときにちょっと触れましたが、昨年からFasig-Tiptonに上場しなくなったLane's Endがこちらに集中させてくるためにそれだけでもとんでもないのがゾロゾロという感じ。Consignor IndexでLane's Endのところを見てるだけでもおなか一杯です。結果をフォローできるのは明日からということになるのでできる限り追いかけていきたいなとは思うが。
とりあえずあとから見ても面白そうだと思うのでBook 1とBook 2のPDFは確保しといた。
初日のLane's Endのラインナップやば過ぎますw
Myth to Realityは見た。Dealer's Dream見たかったが、それまで起きてるのは無理。
で、いきなりミリオン連発ですか。Myth to Realityのが父Lemon Drop Kidで1.4でそのあと出て来たStorm Catの牝馬が1.1。

Ghostzapper

初年度の種付け料が20万ドルってのは何の冗談ですか?
いやホント、これはさすがに取りすぎだと思うよ。
近年では間違いなくファーストシーズンスタリオンとしては最高額で、Fusaichi Pegasusの15万ドル、Mineshaft, Empire Maker, Smarty Jonesの10万ドルが霞んでしまうというまさに驚きの種付け料です。確かに驚異的なスピードを見せて、さらには10Fの最高峰BC Classicまで勝ってしまったのですから文句のつけようは無いところで、血統も人気のDeputy Minister系の中でも最も大きな成功を手に入れそうなAwesome Againを父に持っていて、母父もRelaunchで母と祖母はステークス馬としっかりしてますし、評価が高いのは当然だろうと思いますが、それにしても付きすぎだろうなと。

Bellamy Road

またやらかしたらしいですよ。
右前脚の怪我で今年の残りを休養に当てて来年に備えるとのこと。
Zito師らの話に因れば、Bellamy RoadはDerbyの頃から更に馬体的な成長が見られ、それによって骨に負担が掛かっていたとのこと。左様ですかとしか言い様がありませんが。

Comic

僕と彼女の××× 3 / 森永あい / コミックブレイド

最近目に付く検索リファ
[千本木 あきら](Yahoo)
まあ、見た瞬間に何を目的に検索しているのか分かってしまうあたり私もどうかなと。とりあえず最初の20件に入ってるのはどういうことだろうか。
僕と彼女の××× 3
ということで、先週末に発売してたのは(フランさん@フラン☆Skin経由で)知ってましたが、買いに行くの面倒だったので放置。今日の帰りに買って来ましたよ。
一応このマンガ自体は雑誌で読んでるのですが、隔月掲載の上に一回あたりの掲載ページ数も少なく、つらいところはあるので結局コミックでも買ってしまうパターン。一気に読めるのは良いよね。毎回あんな引きで1年半待たされるのはきついだろうけどw。とはいえ、この3巻のラストは今書店にあるブレイドに続いてはいたり。
精神入れ替わりという奴です。見た目とかは良いけど性格がおとなしすぎて目立たない上原と黙ってれば綺麗だが猛獣のような性格の桃井さんの精神が入れ替わって、その状況を堪能している桃井さん(身体は上原)に対して苦労するのは上原(身体は桃井さん)ばかりという内容。3巻にもなると、上原のオトメ化が止まらなくなりつつあるというところもあったり、文化祭のドタバタで上の[千本木 あきら]な状況があったり、まあこの作者の作品ではいつものことのような見た目綺麗だけどそれ以外は変な人たちが大暴れしていますね。このあたりになると上原がいろいろ諦めてしまえば、みんな幸せになるんでないのかという気もしてますが、さすがにそんなラストは面白かろうが見たくないので、この先作者がどんな終わり方を見せてくれるのかまで含めて楽しみに待っているマンガではあります。
ペース遅いけどね…
えーと2005年秋劇場公開とか唐突に(実写化はちょっと前に出てましたが、劇場公開は聞いた覚えないぞ)書いてましたが、そろそろ秋といっても許される時期なわけで、本気?とか思ってしまうのであった。

龍屠玩偶 1 / 吉崎博尉 / コミックブレイドMASAMUNE

龍屠玩偶 1
いつまでもコミックス最新刊の欄が準備中なのはどうかと思うよ>ブレイド公式
ということで、妖幻の血の5巻がいつまで経っても出ないから代わりに買ってきました(違います
まあ、絵柄や舞台設定以上にもいろいろと似てるところもありますが(中谷の蛇血と瀬崎の龍の刺青、のばらと梅花、どっちも兄らしいのが裏で糸引いてるのもあるか)、こちらも原形は古いわけで、ちゃんと商業誌に載ったのでも昔のG Fantasyで[人狼に至る病]というタイトルがあります。というかこれG Fantasy掲載分だし収録されないかなと思ってましたが、収録されてましたよ。で、妖幻が明治大正期の日本を舞台にしているようなところがあるのに対して、こっちは何となくそれと同じような時代の上海とかそっち方面な香り。
この巻はスタートという事で自分の持つ龍の刺青のことを知る人物を探して獄門京にやってきた瀬崎龍司がそのことを知っている王遠導師を訪ねたところその娘の梅花に外道衆と勘違いして襲われたり、その成り行きで妖怪退治をしたり、王遠のいたずらがあったりしながら、軽く状況説明というところか。一方瀬崎にそっくりな御門終司は妖怪の力で犬養財閥の後継者の地位を手に入れて何かしようとしているというところ。そこに怪しげな新聞記者の出口とかが絡んでちょっと大きな話になりつつあるという感じの終わり。MASAMUNE自体隔月刊でこの作品の掲載数は少ないのでこっちも2巻がいつ出るかは、遠い先という感じでしかないのですが、こっちも雑誌で追いかけてるから良いと言えば良い。

屍姫 1 / 赤人義一 / ガンガン

屍姫 1
えーと、秋葉が銃を構えているように見えた人は私の同類です。かなり病んでますね。
屍姫: 大元帥系真言密教宗派「光言宗」が未練ある死体を使って作った屍殺しの(主に)少女達。不死殺しとも。
つーことです。要するにリビングデッドではありますね。108人の屍を殺して天国へ行く事が屍姫の目的。ということで、その屍姫マキナが屍を殺しまくるお話です。最近人外好きがひどくなってるような気がしないでもないのですが。
とりあえず少年誌でやるか、これをと思うところがあるのも事実。帯に「殺せよ乙女。」とか書いてる時点でどうしようもありません。
スプラッタかつグロテスク。毎度毎度主人公マキナもその相手もバラバラになるし、血まみれです。こういうのは半ばコメディが混じる方が重さが軽減されて良いよなと思う質ではあるのでこのくらいで丁度良いかなと思ってたり。微妙にエロい構図とかある割に鉄壁のミニスカートだったりしますがー(ダマレ
残念ながらガンガンはもう立ち読みもしてないので連載がどうなってるのかは分かりませんが、とにかくインパクトはあるし、好き嫌いの分かれる作品だろうけど、このところのガンガンの新連載は碌なの無いと思ってたからちょっと驚いたり。1巻の最後ではこの光言宗も一筋縄では行かないというのはあるし、ひとまずそれなりの敵ってのも出てきてはいるので、順調なんだろう。今後、マキナがどうやって屍姫になったのかという話をやるのかどうか。やったとしたらそれでこれが作品として失敗するか成功するかが決まるんではないかなとは思ってたり。どうもエニックスの来年のカレンダーラインナップに入ってるみたいで、人気はあるということか。

2005/9/13

Foreign Racing

Keenland September Yearling sale: First Session

どこ見てもこの話題。まあ、Blood-Horseから。
Blood-Horse: Keeneland Sale Gets Quick Start Out of the Gate
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Keenland September Saleの初日は188頭が取引され、その総額は88,712,000ドルとなった。これは一日の取引額としては史上2番目に高額であり、昨年と比較して40.4%も高い額である。平均額は471,872ドル、中間価格は300,000ドルでそれぞれ27%と14.3%上昇した。一方で上場馬のうち24.5%にあたる61頭がリザーヴに届かなかった。
初日のセッションでは21頭がミリオンホースとなった。リーディングバイヤーはDubaiのMohammed殿下で10頭を落札し、その総額は15,265,000ドルであった。
この日の最高額となったのはStorm Catを父とするSerena's Songの牡馬で350万ドルでSheikh Mohammedの代理人John Fergusonに落札された。GI馬SophisticatやGrand Rewardの全弟であり、半姉のSerena's Tuneの仔が先週勝ち上がっており、非常に質の高いファミリーである。
Fergusonはまた父A.P. Indy、母Sahara Goldの牡馬を340万ドルで落札している。これはMaktoum Familyで所有するIdahoの全弟にあたる。 さらにFergusonは父Storm Cat、母Ajinaの牡馬を300万ドルで落札している。 Lewisは父Mr. Greeleyの牝馬を270万ドルで落札している。これはEl Corredorの全妹という血統である。Lewisは全体でもSheikh Mohammedに次ぐバイヤーで8頭を6,535,000ドルで落札している。
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ということでSheikh大暴れな初日でした。トリプルミリオンを3頭落札ってなにしてくれてるのという感じですな。これで結構買ってるLewisも霞んでしまいました。一方のBallydoyleもDemi O'Byrneがミリオンホースを含め、結構落札しているのですが、こっちも派手すぎるSheikh Mohammedに隠れる形。
Shadwellも実は結構買っているということで、今年のKeenland SeptemberはこのDubaiの王族が支えるマーケットと言うことになりますかね。
日本からはいつもどおりに社台だったりノースヒルズだったり、その他も参加しているようですが、あまり活発に購買しているわけではないですかね。とりあえず日本人名で落札されている馬の一覧でも。
■Kingmambo - Serengeti Day by Alleged
425,000ドルでTsunefumi Kusama。
Serengeti Dayは母Lassie Dearなのでその良血振りは推して知るべし。Lemon Drop KidがでるなどKingmamboとの相性も良さそうなファミリーですので物になれば期待できるということになるかなと。母父Allegedというのも良いですし。
■Fusaichi Pegasus - Tomorrows Empress by Tomorrows Cat
North Hillsが225,000ドル。
伯母にKalookan Queenとかいますね。
■Mt. Livermore - Aspenelle by Vice Regent
100,000ドルでKatsumi Yoshijzawa。
今更Mt. Livermore連れてこられてもとかは思う。
■Point Given - Aucilla by Relaunch
260,000ドルでKatsumi Yoshida。
いやあ、Passing Shotの半妹ですよ。日本に来てしまいますのんか。ま、Point Givenこけたら結構見ててつらいだろうからとかは思ったり。
■A.P. Indy - Batique by Storm Cat
250,000ドルでKatsumi Yoshijzawa。
四代母まで遡るとCozzeneらを出したRide the Trails。祖母SerapeもGI馬でとにかく重賞級ばかりの牝系で期待して良さそうなA.P. Indy産駒ということになりそうか。
■Unbridled's Song - Golden Jewel Box by Slew o'Gold
300,000ドルでMasatake Iida。
Golden Balletの半妹。
■Gone West - Jostle by Brocco
100,000ドルでKatsumi Yoshida。
母はGI2勝。
で、ミリオンホース。
■Lemon Drop Kid - Myth to Reality by Sadler's Wells
Gainsboroughが140万ドルで落札。
最初に大台に乗せてきたのはMyth to Reality。Whipper、Divine Proportionsと立て続けに活躍馬を出して一躍名繁殖という形でしょうか。しかしこのMyth to RealityはWhipperが出てくるまではちょっと期待されているとも言えないところがあって、実際Whipper自身は父がKingmamboでなくてMiesque's Sonですし、セリの安馬でした。
このLemon Drop Kidのイヤリングも種付けが行なわれたのはそのWhipperが出てくる前ということになるわけで、望外に活躍馬が出てこの落札額というところはあるでしょう。ファーストクロップの現状を見ているとLemon Drop Kidにミリオンはつきすぎなわけでもあり…。
■Storm Cat - Onaga by Mr. Prospector
110万ドルでShadwell。つかハムダン殿下。
祖母は勝てはしなかったがGIでも活躍したSavannah Dancer。三代母はアイルランドの3歳女王になったValorisでSimon Shoesに遡れる5-h族というしっかりした血統背景を持っていますし、良血のStorm Cat産駒ならミリオンになっておかしくないというところではありますな。
■Unbridled's Song - Roll Over Baby by Rollin On Over
150万ドルでSheikh Mohammed。
母はオハイオ州産馬であり、血統に派手なところはありませんが、これまでに送り出した産駒が重賞戦線で堅実な活躍を見せているようではあります。でもこれでミリオン行ってしまうのかという血統ではあるよなと。
■Storm Cat - Ruby Ransom by Red Ransom
110万ドルでBrushwood。
こちらはStrut the Stageの半弟で叔父にChief Bearhartがいる血統。
■A.P. Indy - Sahara Gold by Seeking the Gold
340万ドルでSheikh Mohammed。
母はGII勝ち馬で祖母Desert StormerはBC Sprint勝ち。SecretariatやBuckpasserがクロスしてしっかり決まった血統ではあるかなと。
■Gone West - Santa Catalina by Cure the Blues
160万ドルでB. Wayne Hughes。
Golden Missileの半弟で、母はGIIIを2勝。
■Storm Cat - Serena's Song by Rahy
350万ドルでSheikh Mohammed。
母はGIを勝ちまくった3歳女王で、繁殖としてもGrand Reward、Sophiticatを送り出す名牝。その2頭の全弟になるわけで期待が高いのも頷けるが、それでGrand Rewardは銅だったかというとGIIまで勝ったもののそれに応えたとは言い難く、レース中に脚をやって予後不良という最期を遂げました。Grand Rewardは欧州でデビューを向かえたのがちょっと歯車の狂う元ではなかったかなとも思えるので、今度は最初から北米で走ってくれればなと思ったり。モハメド殿下としてはなんとしてもKentucky Derbyを取りたいのだろうというところもありますしね。種牡馬価値まで考えるとペイできてしまうのかねえ。
■Mr. Greeley - Silverly Swan by Silver Deputy
270万ドルでLewis。
これはEl Corredorの全弟にして、Roman Rulerの半弟。
■Storm Cat - Simadartha by Gone West
160万ドルでBallydoyle。
三代母がCoup de Folieです。このファミリーももはや解説不要ではありましょう。稼動中の馬ではBagoとかね。そういえばシンコウカリドの下もそれなりの価格で落札されてましたし、Niarchosが中々外に出してくれないので貴重というところもあるかな。
■Storm Cat - Strawberry Reason by Strawberry Road
170万ドルでKimmel。
言わずとも知れたVindicationの半妹。トゥルーリーズンの…でもあるが。
■Forest Champ - Taegu by Halo
100万ドルでLewis。
これもそこそこ活躍馬を出している母とはいえ、ここまで付くと首を傾げてしまいたくなるところはある。
■Storm Cat - Ajina by Strawberry Reason
300万ドルでSheikh Mohammed。
母AjinaはGI3勝を挙げて3歳女王になった名牝で、そこにStorm Catと常套のやり方ではある。
■Kingmambo - Balistroika by Nijinsky
150万ドルでGainsborough。
Russian Rhythmの全妹。ということでこれも錚々たる名馬を送り出しつづけるファミリーということに。とは思うものの、Kingmamboって全きょうだいでの成功例が無いような気がしてますが、気のせいかな。
■Gone West - Candleinthedark by Cox's Ridge
100万ドルでChiefswood。
四代母がMissy Babaということで例のファミリーの遠縁というあたりか。三代母になるその娘Toll Boothも活躍馬を出しまくっている名牝。
■Danzig - Celtic Melody by Mr. Greeley
105万ドルでB. Wayne Hughes。
母はGI馬。三代母からブラックタイプが頻出しているファミリーでどうやらHouse of Fortuneもここのファミリーらしき。
■Kingmambo - Escena by Strawberry Road
270万ドルでLive Oak。
母はGI4勝の古牝馬女王。四代母がGold Diggerの半妹でしっかりそのあとRaise a Nativeをいれて地歩を固めるとClaxton's Slewという活躍馬が出て、Escenaに繋がった。Kingmambo得意の良血繁殖で、母父はしっかりNijinsky系のStrawberry RoadとNorthern Dancerがちと遠いながらも抑えるべきは抑えている。
■Unbridled's Song - Escrow Agent by El Gran Senor
170万ドルでSheikh Mohammed。
半兄にVicar。
■Giant's Causeway - Golden Attraction by Mr. Prospector
150万ドルでBallydoyle。
母Golden AttracionはGIを3勝した2歳女王。祖母Seaside AttractionはKentucky Oaks馬でCape Townの母。三代母Kamarと四代母Square Angelはカナダの3歳女王。さらにSquare Angelの母はNangela。凄まじい血統ですね。
■Danehill - Hidden Storm by Storm Cat
145万ドルでBallydoyle。
一応遡ればSo Chicなもののあまり目立たなかったファミリー。Fusaichi Samuraiで一躍有名になったが、当のFusaichi Samuraiはというとちとアレではあるので妹はましだったら良いですな。とかいいつつO'Brienの失敗パターンにはまりそうな気がしてならない。
■A.P. Indy - Key to My Heart by Mr. Prospector
140万ドルでShadwell。
ハムダン殿下の方も大枚はたくときはやる。それがKey to My Heartかよという気もしなくも無いが、悪くないファミリーではあるしねえ。
■Storm Cat - La Affirmed by Affirmed
150万ドルでGasper。
母は競争成績に見るべきところはありませんが、繁殖入りしてからは活躍馬を続出させ、Bernsteinらを出しました。Sky Mesaの祖母でもあります。

つーことで初日だけでおなか一杯でございますた。
でもDealer's Dreamはリザーヴまで届いてないんだよなあ。最近あの一族は中々セリに出てこなくなったし出てきても以前ほど、というかほとんどClear Mandateだったが、人気にならなくなってるのかねえ。
さて、見落としとかもあるかと思うし、適当に作ったcsvでも置いておきます。ConsignorとPurchaserはかなりいい加減かつ適当。自分でもどう使うか全く考えずに勢いだけで作ってみました。勝手に使ってください。
keesep.csv

2005/9/14

Foreign Racing

Keenland September Yearling Sale: Second Session

Sheikh Mohammedの大暴れが止まりません。970万ドル来ましたよ。で、BallydoyleのDemi O'Byrneもぶちきれたのかトリプルミリオン出すし、Sheikh Hamdanもトリプル出しました。
Blood-Horse: Numbers Soar as Storm Cat, Maktoums Dominate Keeneland Sale
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二日目のセッションでは184頭が取引された。総額は98.502,000ドルで、平均落札額535.337ドル、中間価格が272,500ドル。総額で昨年から6.9%、平均額では13.8%の上昇となりました。この日のセッションはKeenlandの一歳馬市場の記録を塗り替えるものでした。
この二日間は「Selected」の名にふさわしいもので、トータルで372頭の取引が成立し、その総額は187,214,000ドルとなり、昨年の349頭、150,648,000ドルを上回り、平均額、中間価格ともに上昇しています。
今日のトッププライスは970万ドルのStorm Catの牡馬でこれはKeenland Septemberにおける最高額である。また380万ドルで落札されたStorm Catの牝馬も牝馬としては3番目の価格に並びました。
この牡馬はCoolmoreグループとの競り合いの末にSheikh Mohammedに落札された。母はGI馬Tranquility Lakeである。Fergusonによると、この牡馬はSheikh Mohammedが見たStorm Cat産駒の中で最も出来が良く、Giant's Causewayと同じクロスを持っている。Sheikh MohammedとGodolphinを形成する兄弟たちはこの馬をGodolphinの名義で走らせることを切望しました。
Keenland社の市場での高額落札馬は今では廃止されたJuly Saleにおける1985年のSeattle Dancerが1310万ドル、1983年のSnaafi Dancerの1020万ドルである。
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とりあえずBook 1が終わったのですが相変わらず狂ってるのがStorm Catで22頭が取引されて、その平均が200万ドルを超えています。二日目の高額落札馬の上位も軒並みStorm Catということになってとんでもないです。で、この二日間の平均落札額をミリオンに乗せているのはこの他Mr. GreeleyとA.P. Indy。
Mr. Greeleyの方はEl Corredorの全弟という良血がいたわりにトータルの取引数が4頭と少なく紛れ込んできたと言うところはありましょう。A.P. Indyは妙に安い馬が出たりして平均を下げられた形だったが、Storm Cat出なければA.P. Indyということでこちらもトリプル出してましたし、さすがに人気というところを見せています。
一方のLane's Endの二枚看板の片割れであるKingmamboも高額落札馬を数多く出していますが、こういうところではまだまだA.P. Indyに敵わないなというところはあるでしょう。まあ、欧州や日本で強いと言っても北米圏では今年の3歳世代の筆頭もRey de CafeでGIIIどまりというところはありますしね。
では、まず日本に来そうなのから。
■Fusaichi Pegasus - Oscillate by Seattle Slew
200,000ドルでMasatake Iida。
祖母Dance Numberで良血出身。Mutakddimの半妹に当たる馬だが、それより近親にPrivate Accountらが出ているといったほうが良かろうか?Daydreamingの従妹。
■Deputy Minister - Powder by Broad Brush
110,000ドルでKatsumi Yoshijzawa。
三代母Northern SunsetからはSt. Joviteが出ています。Deputy Ministerの牝馬はときどき化けるから面白そうではあるけどね。
■Gone West - Radu Cool by Carnivalay
325,000ドルでHideyuki Mori。
ちょっと遠いところにBalanchineとか出てますね。
■Fusaichi Pegasus - Sophorific by Danehill
500,000ドルでYoichi Aoyama。
母の従姉にPilsudskiやFine Motion。まあそういう血統ですよという事か。
■Storm Cat - Spain by Thunder Gulch
150,000ドルでYoshida Katsumi。
母SpainはBC Distaff馬。2歳からGI戦線で安定した強さを発揮し、古馬になるまで牝馬戦線を支えた名牝。Storm Catを受胎した状態でGIIを勝つなど無茶苦茶やって、引退時は北米の賞金女王になっていました。初仔は240万ドルだし、Spain自身Bloodstock Saleで530万ドルという高額で落札されているわけでもあり、この血統で15万ドルってのは一体何があったのやら。日本は鬼門のStorm Catながら、ちゃんとした良血を連れてくればシーキングザダイヤ程度には走るという事ははっきりとしたので、こっちもそれなりに走ってくれればというところはあるのかな。まあ、ある程度種牡馬入りも見据えてというところはあるでしょうが、この額で落札出来ているというのは結構気になるか。
■Seeking the Gold - Anguilla by Seattle Slew
200,000ドルでT. Kusama。
母はGII2勝の活躍馬。従兄にAmerica Alive。ということで、ざっと遡ったらNumbered Accountらと接続する事になるわけですな。まあ、もうだいぶ遠くなってはいますが。
■Red Ransom - Belle Turquoise by Tel Quel
180,000ドルでYoichi Aoyama。
近いところの活躍馬は従姉のTuzlaくらいのものだが四代母からはSulamani、Dream Wellに繋がる。
■Unbridled's Song - Crystal River by Black Tie Affair
250,000ドルでTetsu Takashima。
母はブラックタイプで、半兄にGIII馬とか出ているので悪くは無かろうが。
■Elusive Quality - Flying Honors by Silver Hawk
180,000ドルでHideyuki Mori。
よく分からんというところだったが三代母Nalees Honor Awardというのにちょっと引っ掛かった。やはりNaleeの娘か。ということで遠い先祖にLeveeがいる9-f族ということになります。
■Tale of the Cat - Lacquaria by Bertrando
425,000ドルでYoichi Aoyama。
四代母のBold SquenceがGold Diggerの半妹らしき。
■Danehill Dancer - Looking for Gold by Mr. Prospector
90,000ドルでHideyuki Mori。
祖母Con Gameです。ということでこの母はSeeking the Goldらの全妹。父Danehill Dancerはシャトル先のオーストラリアで成功を収めている種牡馬ですし、これもちと血統に比してあまりにも低い落札額になっているかなという気がしないでもない。
で、多すぎて勘弁して欲しいミリオンホース。
■Fusaichi Pegasus - Northern Hilite by Vice Regent
100万ドルでJohn C. Oxley。
三代母Take a Standから重賞馬が多数出ているというファミリー。
■Storm Cat - Secret Status by A.P. Indy
630万ドルでSheikh Mohammed。
母Secret Statusはここ一番に弱いA.P. Indy産駒ながらKentucky Oaksを勝っているあたり中々強いGI馬だったなという気はしている。その全妹も重賞を勝っているあたり、牝系の質は間違いなく高く、アルゼンチン産の三代母Miss Evaがチリからオーストラリアを経由してアメリカに辿り着いたようだ。そして出したPrivate Statusがブラックタイプウィナーになると母としてSecret Statusを出した。
■Storm Cat - Serena's Tune by Mr. Prospector
310万ドルでShadwell。
Sheikh Hamdanもトリプルミリオン出してしまいましたというところか。祖母が初日にトッププライスをたたき出しているSerena's Song。正直もうええやんと思う。
■A.P. Indy - Snow Forest by Woodman
250万ドルでBallydoyle。
半兄にSnow Ridge。その他活躍馬が良く出ているファミリー。Maktoum兄弟が立て続けに高額馬を落としてこの日のセリが一気にヒートアップという感もあるものの、Ballydoyleもここからという感じではある。
■Storm Cat - Tomisue's Delight by A.P. Indy
390万ドルでKimmel。
母Tomisue's DelightはA.P. Indy初期の産駒でGI2勝。全弟にMineshaftなどがいるというかなり無茶苦茶な良血。母としては今のところまだ大物は出てきていないのではありますが、抜群の競争成績の牝馬にStorm Catという北米の常套手段で一気に来れるかというところ。
■Storm Cat - Tranquility Lake by Rahy
970万ドルでSheikh Mohammed。
最初見たときは桁間違ったかと思ったものだが、またStrom CatにMultiple GI Winnerかというところではある。Tranquility Lakeは芝戦線で活躍。GIは2勝。コメントとか見るに相当馬体が素晴らしいのだろうというところはあるが、一方で母父RahyということでGiant's Causewayの再来を期待する向きがあるのだそうで…。でも同じなのは母父Rahyというところだけであって、Giant's CausewayがBold Rulerを中心としたNasrullahとHail to Reasonを絡めてきた血統をしているのに対して、こっちはNorthern Dancerを使いAlmahmoudを立ててきたと言えるかなと。どっちのが良いかは知らんけど。
■Storm Cat - Warrior Queen by Quiet American
380万ドルでBallydoyle。
対抗するDemi O'ByrneもStorm Cat。三代母がOcean's Answerで、それはStorm Birdの半妹ですよってとこではあったり。
■Kingmambo - Words of Power by Lord at War
145万ドルでSheikh Mohammed。
E Dubaiの半弟。No Matter Whatの半弟と言った方が良いのですかね。ま、どっちにしろそういう良血のKingmamboです。
■Giant's Causeway - Aquilegia by Alydar
100万ドルでBallydoyle。
重賞馬続出のファミリー。
■Giant's Causeway - At the Half by Seeking the Gold
105万ドルでBallydoyle。
前のと連続でO'Byrneがミリオンをたたき出す。HalfbridledとかBayou Breezeの叔母になる血統でさすがという感じか。
■A.P. Indy - Banshee Winds by Known Fact
110万ドルでG+C Inc。
Banshee Breezeの半妹ということになるわけでこれ以上言う事はない。
■A.P. Indy - Better Than Honour by Deputy Minister
190万ドルでBallydoyle。
三代母がBest in Showです。主流のラインではないが、古くはEl Gran Senorから現在にいたるまで名馬を出しつづけるこのファミリーならこれくらい当然といったところか。
■A.P. Indy - Call Me Fleet by Afleet
200万ドルでEugene Melnyk。
先ほどでてきたWarrior Queenの半弟。
■Unbridled's Song - Cruising Haven by Shelter Half
100万ドルでSheikh Mohammed。
半兄にGII3勝のRoyal Havenとか出てますが、そんなに良いのかねえ。
■Unbridled's Song - Golden Ballet by Moscow Ballet
160万ドルでSheikh Mohammed。
母Golden BalletはGI2勝。
■Fusaichi Pegasus - Hishi Nile by A.P. Indy
105万ドルでBallydoyle入り。
この直前には父Awesome Again、母Hishi Amazonの牝馬が375,000ドル。こっちは父Fusaichi Pegasusの牡馬。どうも向こうではAmazonよりNileの方が受けが良いような気もするのだがやはり母父TheatricalとA.P. Indyの差ということになってしまうのだろうか。んで、Hishi Amazonの全弟も上場されてましたが、100,000ドルのリザーヴに届かず。牝馬だったら買い手ついたのかなあ…。

ここまでの感想を一言で言えば「嵐猫すげー」ではある。というか最近になって更に人気が過熱してるような気がしますねえ。とにかく今日の高額落札馬は軒並みStorm Cat産駒。この日はトリプルミリオン以上が5頭という狂ったセリなんですが、その全てがStorm Cat産駒。この時期になってまだここまで人気が上がるのかというのはありますが、もう一つ、この5頭のうち2頭が母父A.P. Indyで、割と牝馬に良駒の多いA.P. Indyを見事に踏んづけた形ではあります。この期に及んでまだそれをやれるStorm Catがすごすぎるというところはありますけどね。
そのA.P. Indyも200万ドル以上を2頭と190万ドル馬も出ていて決して悪くは無いのですが、それ以上にStorm Catがやりたい放題という感じです。この他ではUnbridled's Songが160万ドル、Kingmamboが145万ドルをそれぞれ出していて、このあたりが特に人気ということになるでしょう。ただ、KingmamboにしてもUnbridled's Songにしても高い馬は高いですが、安い馬も結構出てるというところで、まだStorm CatやA.P. Indyの域には差があるような気がします。若手種牡馬ではGiant's Causewayがちょっと抜け出して来ているか。これは自身のファーストクロップが欧州で成功した事と、父Storm Catの人気というあたりでしょう。尤もこのStorm Cat人気を更に煽ったのがGiant's Causewayのこの成功という気がしないでもないのですが。
今年はDynaformerをよく見かけました。これまであまり初日と二日目のあたりには出てこなかったような気もしますが、堅実に売れてます。あとミリオンこそ出してませんが、Dixieland Bandは健在。
で、昨日のcsvファイルに二日目の結果追加しておきました。とりあえず、Book 2までは追いかけていきたいものの、同じようにファイルにまとめられるかは分かりません。というか作るだけ作ってほったらかしというのもまずいですし、来週以降ネタに困ったらこれで何かしましょう。
keesep.csv

2005/9/15

Foreign Racing

KeeSep

Book 2に代わって出てくる馬のランクも落ち、ということはStorm CatとかA.P. Indyはほとんど出てこなくなって、Tale of the CatとかDistorted Humorとかが目立ちます。
ざっと見ていく。
既に種牡馬引退のBroad Brushは堅実に10万ドル程度で売れる。この世代が初年度になる種牡馬としてはCame Homeが健闘していて、リザーヴの設定が60万ドルという強気すぎる設定の産駒はそこまでは届いてないようですが、40万ドルを超えたのが2頭と非常に高い評価を受けています。Cherokee Runは大体落ち着いて良い感じに売れている印象です。既に亡くなっているDeputy Ministerは残りが限られているのですが、意外と低調で差が大きいか。Funny Cideを出したDistorted Humorは売れる馬は高くても売れるという結果で、落札された馬は10万ドル以上付くのに対して、それ以下の設定のリザーヴに届かなかったのが5頭とちょっと極端です。Smarty Jonesを出したElusive Qualityはこの日は高馬も2頭出しましたが、それ以外は意外と普通という感じですか。そして3日目になっても相変わらず好調なのがGiant's Causewayで、血統面でこれまでよりやや落ちるため平均の落札額ではそれほどではありませんが、3頭が50万ドルを超えてくるなどこの日一番の結果ではないでしょうか。一方でGone WestやGulchあたりは高額馬を出す一方で極端に安い馬も多く、どうしたものかなと思う。この日のKingmamboは総じて種付け料にすら届かないという体たらく。Lemon Drop Kidは産駒成績を考えるとこのあたりが妥当かなという気もしますが。Mr. Greeleyは良く分からん。Point Givenもこのあたりにあると価格が上がらない。Pulpitは価格設定が強気なところもあったが、ちと売れなさ過ぎ。Street Cryは全馬落札されたが、これもあまり高くはならなかった。こちらも上場馬が全て落札されたThunder Gulchですが、2頭のチャンピオンを出した実績ももう昔のことで、最高額で24万ドルにしかならず。Tiznowは4頭全てが10万ドルを超え、50万ドルも出たので好調と言って良いか。Unbridled's Songもここに出てくると格の違いを見せて95万ドルを出したが、それ以外は案外。

■Mr. Greeley - No More Ironing by Slew o'Gold
230,000ドルでShadai Farm。
従姉にZanzibarとか出ているようではある。Mr. Greeleyっていまいちイメージがないんだよねえ。
■Cozzene - Color of Gold by Seeking the Gold
180,000ドルでNorth Hills。
今更Cozzeneとかいう気はするものの、Summer Colonyとかを出しているファミリーだし、Bradamanteも出ていると言う事で繁殖入り後まで考えてだろうね。North Hillsだし。
■Tale of the Cat - Delirium by Go for Gin
450,000ドルでToyomitsu Hirai。
■Red Ransom - Hypoxia by Shadeed
120,000ドルでMaruyama Bloodstock。
こんなもんか。というかDarley名義で落ちてるのは何頭かは船橋に入るのかねえ。Tiznowの良さげな牝馬とかいてちょっと気になった。

Motivator

今年限りでの引退が決定。女王陛下のRoyal Studにて種牡馬生活となるようです。今後凱旋門賞とBC Turfを走って引退となる見込み。
というかRoyal Studですかという気がしなくも無いが、この2戦続けて10FでOratorioに負けたのがどう響くかと言うところで、門とBC勝てばそれなりに評価を受ける事になるのかねえ。

私信:惰性で書いてるときはこんなものです。
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