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2006/3 [1]2006/4 [1]

2006/3/17

雑記

昨日は家に帰ってPCを起動する間もなくパタっといきました。
まあ、明日は有給とって4連休とする事を目論んでいたりしたわけなんですが、今日になって大至急などというタグ付きで仕事が降ってまいりましたので結局出勤です。わーん。
というか、ちゃんと先の見通しをつけて計画立てとけと言いたい。偶には残業無しで切り上げてQMAでもやりに行こうかと考えてます。

Game

Alice

ユーザークラブの会報が届いたのですが、またユーザークラブの形態が変わると言う事になるようで…。今みたいにボリュームのある会報を作るのはやはり負担が大きいと言う事なのかねえ。アリス程のメーカーでもダメなのかという気はいたしますねえ。なんと言っても大阪の真ん中、環状線の内側に自社ビル持ってるというあの業界としたらおかしな会社ではあるよね。今でも声以外は自前だわ、それで余裕で2本並行して開発できるという規模でもあるのだし。その上、東京開発室という形の展開もあるようで、なんでこの時期にこのメーカーはそんな元気なんだと思ってはいましたけどね。ま、いろいろやるには東京の方が便利ではあるんだろうと思いますが、それは果たしてアリスソフトらしいと言えるのかとも思うけどね。
私は紙媒体で手元に残るという部分に結構価値を見出してしまうので、将来的にサイト上を主体にというのは残念な事でありまするよ。
ドラシスの呂布とはまたマニアックなのが…。無邪気な戦闘狂ではあろうなというところで。
というかめっさ欲すぃ。>アリスソフトオリジナル刻印入りiPod nano発売!!
iriverのHDDプレイヤは持ってるけど、iPod持ってないしなあ…(ぉ
別に描き下ろしイラストは重要ではないのですよ。ですがアリスサウンドコレクションが1-6まで全部収録されているというのは非常に魅力的。普通に購入する場合の5000円増しなのはまあ、お金で買えない価値があるってことで納得するよろし。

Comic

ヤングガンガン No.7

惰性みたいなものかと思い始めている。
黒神◆いまいち。エクセルの再登場キボンヌ。
あいどる◆扉ページから読者に媚びるか。展開も陳腐さが目に付いてきた。
FM◆今回はヴァンツァー戦闘。展開としては特に大きな動きがあったわけでもないのだが、このマンガはこういう方向に力を入れてくれれば良いと思う。
すもも◆いい話をやっておきながら、締めはギャグ。だからダメなんだよこのマンガ。
マンホール◆あー、はいはい。Dr.エインですか。ソウデスカ。もうちょっと上手くやろうね。
スパヒル◆はっきりと死亡フラグだな。
ロト紋◆姉さん容赦なし。というかあっさりアロスと鉢合わせになりましたなあ。これで次の展開が楽しみになるというもの。そろそろベゼルも何なのかくらいは明かされ始めても良いのではないかなと思われ。
ニコイチ◆ちゃんとお話を進めるつもりがあるのかどうなのか。
セキレイ◆ビスクドールのような白い肌ってそれはもう不気味と言ってしまえるのではなかろうか。それはさて置き、ユカリ容赦なしなのな。
にゃんこ◆あー、あと2回で終わりますか。特段惜しいとは思わんね。
荒川◆相変わらずページを捲ったときのインパクト勝負。もう少し練りこんだネタを読みたいなと思い始めてきた。
死がふた◆源田刑事こえぇぇぇ。というか思い切りカマかけてるなあ。やはり、過去に事件で関わりがあるということか。
ワーキン◆お約束でホワイトデーネタ。そこでヘアピンきますか。伊波可愛いよ、伊波。
鍵ジャン◆鍵開けがメインの話かと思ってましたが、別にそういうマンガではなかったのだな。はっきり言えば、今回の鍵はラスボスだろう。それが何のギミックも無くあっさり開錠されて良いのか。そもそもどうやって入ったのよ。まさか、扉を閉めたら勝手に鍵が掛かるとでも言うのか。開けるのに108の手順が正確に要求されるんなら、鍵を閉めるときにも相応の手順が必要になると思うが。
龍園◆溜めも何もなしかよ。話が行き当たりばったりという印象。というか伏線とかそういうものが全く無いんだよなと思う。要するに話の作り方が絶望的にダメ。
ジャッカル◆今回の見所は変態のダンスということでよろしいか。
バンブー◆珠ちゃんいっぱいいっぱい。
ユーベル◆いくらなんでもそれはオマイ骨格から変化してるじゃねえかという気がしたのだがどうよ?物語の全体像がまるで見えなくなってしまってるなというところはあるか。ずっとシュテムヴェレヒの話しかしてないからだろうけどね。
犬神◆ま、このシリーズになってからそれまでのどうしようもなさってのは消えたんですけどね。それでもこれはどうかと思う内容なんだよなあ。
サンレド◆方向性模索中という気がしてなりません。

2006/3/18

雑記

自分とは無関係なところで仕事が手間取ってたり、突然翌日までとか言う期限の仕事が来てたわけで、なんかまあ切れたという部分はあったかな。昨日私に緊急の仕事を持ってきた張本人が今日いないのはどういうことであるのか問い詰めたい。

Comic

コミックブレイドZEBEL Vol3

方向性がさっぱり分かりませんというところはあるのだが、どう転ぶにせよ私の好きな方向には行きそうにない…。一応これまで2回ともレビューしているわけで今回もやっておこう。
ヴァッサロード◆作者の趣味全開と言う程度のものに過ぎないわけですよ。吸血鬼はもっとこうアレでなくてはな。
テイルズ番外◆本誌でも読んでないのでパスさせていただきます。そもそもテイルズシリーズ自体全然やってねえし。
×××番外◆こんな番外編やってる余裕があるんなら本編進めましょうやと思いながら読んでたのですが、最後の数ページで全てを許せる。真逆本編のあのネタをもう一度持ってくるとは。
あさって番外◆うーん、この話自体で見れば、別に無理矢理番外編にする必要は無かったのではないかなと思う。で、本編とのリンク部分と言う事で言えば、こうして番外編で済ませて良いのかという重要な部分ではあるかなと。
真田十勇士◆前回も載ってましたっけ。直前にいがずきんのコミック宣伝が載ってると結構シュールですな。成功例と失敗例という体裁で。
雑草館◆いやそれ、マンガだからっても酷いオチでしょ。
西魔女◆今更、新規書き下ろし短編とは原作者もガンガリますなあ。というかこれもアニメ化されるのな。まあ、あさっての向こう側よりは期待している。
SANY SIDE WALK◆まあ、こういうのはちょっと食傷気味なので、たまには真面目に時代考証された時代劇マンガを読みたいなと思うわけですよ。
地獄奇行◆あー、ついに量をこなせるという唯一のメリットも無くなったわけか。これに限らず、とにかくちゃんと話を組み立てるという事を考えた方が良かろうとは思いますね。
壁抜け男の謎◆前にも言ったがこの形式は無理がある。
ジャーマンローズ◆読むだけで苦行な4コマ。
からっと◆こんなところにまでいいんちょか…。というかニセいいんちょことカノンの切れっぷりが素敵。
ひとさきの花◆この作者も安定してよく頑張るよなあと思う。本誌の方は本誌でちゃんとやってこれだけ描けるのだからブレイドにとっては貴重な人材と言えるだろう。この話自体は以前にも同じ設定で描いているはずですよね。どれくらい前だったのかきっぱり忘れたが、この人時代物も描けたのかと思った事は憶えている。破綻無くまとめているとは思うが、このテーマだとやや心に星の輝きをと被る面もあるかなと思われるのでそのあたりをどうするかなと言うところだろう。まあ、そこまで大きく重複せんだろうけど。
八華鬼神伝◆これがあるからこの前のAresの背景が白かったというわけですかね。できれば本誌のAresに集中していただきたく。
なかよし◆4コマよりはましと言ったところか。
イルゲネス◆これがあるから腐女子(以下略
三銃士◆ある程度オチが読めてしまうのが残念ではあるか。
ラスティック◆真っ黒け。こういう風に作者の味が出ていれば、内容はちゃんと面白いんだよなあ。問題は次以降ちゃんと載るのかどうかというあたりではあろう。全部ひっくるめて、これが藪クオリティ。
混沌の城◆本誌よりはちゃんと読めるな。原作の力ではあろうか。
oguna◆そいやもともとはZEBELに載ってたよなということを思い出した。
零◆短編としても良いと言えるだろう。後は今後MASAMUNEで始まる連載との連動とかそういう部分になろうか。
ふぁみこん◆こういう話は拒絶感がある。
新人奮闘記◆いいのか?この内容で。
総評◆面白かったのを思いつく順に列挙するならば、からっと、xxx、ラスティック、ひとさきの花というあたりになろうか。
夏次号◆次は8ヶ月間隔ではなくなるということではあるものの、本誌の連載に影響せずにちゃんと描けるのが藤野もやむとOgunaだけな状況でやっていけるのかという気がしていたり。西の魔女はこっちの背景が怪しいし、瀬都ナルミは本誌の背景が白い。森永あいは余裕があるんなら本編を毎月連載の方が良いのだがなあ。
とか言っててもからっとが載ってれば買うがな。とはいえ読みきりのレベルをもうちょっと上げてもらいたい。

アレの件

吸血鬼ものは大抵好きなんだが、Vassalord.は好きになれん。ということを回りくどく解説してみるのテスト。
まずはざっと私の蔵書を見渡してみて、My吸血鬼ベスト3でも挙げてみるかね。
セラス・ヴィクトリア(ヘルシング)
8巻はまだか。ブラックラグーンが存外早いペースで出してきたので、余計に早く出ないものかと思うわけですよ。というか掲載誌をチェキすらしていないという状態なので、どういう状況になってるのかさっぱり分からんですよ。
いわゆる死徒(コラマテ。アーカードはアーカードで吸血鬼らしさを十分に持っているのですが、それでもセラスの方が良いよなと思うわけですよ。7巻でついに本物になって凄まじくやばいものになっておいでではあり。最強神父に向かってもう何もおそろしくありませんと言ってのけたときの、向こう側に行ってしまってる表情が素敵。
アーミア・ブラウニング(クロス・ザ・スレイヤー)
いわゆる真祖。巡航ミサイルの弾頭に乗って敵の本拠地に突っ込むは、妖精の力を取り込んで瞬間移動するはと無茶苦茶やった4巻が素敵。
アルクェイド・ブリュンスタッド(月姫)
本家、真祖の姫君。吸血鬼としてより単体としての強さの方が目立った気もしたが、死線で17分割されてなかったらあれ以上なわけで、切り札マーブル・ファンタズムがあろうが無かろうがまあ無茶苦茶ですわな。
というあたり。共通点は女性型であることか。うん、野郎の吸血鬼なんて論外…いや、そうじゃなくて、吸血鬼でありながら、血を吸うということに対しての躊躇があるというところか。セラスとアーミアは好いた人間の血を吸う事になりますが、そこに至るまでに吸血衝動に抗うシーンがありますし、追い詰められた結果として血を吸って力を得るという部分は大きなポイントだよなあというところ。アルクェイドは結局志貴の血を吸わなかったのだが、まあそれもありってところはあるかな。で、結局この三人とも、それぞれのキャラとしてのハッピーエンドはあり得ないということになってしまいます。セラスの場合はベルナドットが死んでいるわけですし、アーミアは高臣を助けるために異質な妖精の力に蝕まれる事になるわけですよ。アルクェイドも志貴から吸わなかった以上は誰からも血を吸うという事は無いわけで、将来的には吸血衝動に蝕まれていくはずで、そのまま滅ぶのだろうねえ。
ということで、吸血鬼にとって血を吸うという行為は重いものではなければいけないと思うわけですよ。Vassalordにはそれが無いのです。というかこいつら軽いなと思うわけで、だからダメですわな。
で、結論。野郎の吸血鬼が血を吸う相手は美女でなければならぬ。それが様式美というものだ。ホモの吸血鬼なんて何も美しくないので却下である。あら、本音が出てしまった。
まあ、Vassalordには吸血鬼であるという必然性を感じないですよ。作者が狂ったホモマンガ描きたいだけと違うかと。

2006/3/19

Horse Racing

土曜日分

フサイチジャンクが4連勝で皐月賞へってのが一番大きい事かなとは思う。結局重賞初挑戦が皐月賞という事になるわけで、ここも弥生賞とかと比較すると楽なメンバーということも否定できないのでさてどうでしょうと思うところはありますよ。でも、否応無く注目を集めてきたこの馬をとにかく無敗のままクラシック本番に送り込んだというだけでも池江泰寿師を評価しても良かろうなとは思う。きょうだいを見てると中距離が良いのかなというところはあるものの、母父BellottoはMr. Prospector直仔ながらダービー3着という異色の戦歴で種牡馬としても長い距離で活躍馬を出しているので、距離をこなしても不思議は無いかなとは思ってたり。キャプテンベガもデビューした当時はダメだと思いましたが、今年になってから順調ですねえ。こっちも結局皐月賞の舞台を踏めるということで、母としてのベガの凄さだよなとは思ったり。
フサイチジャンクがうまくいっている反面で、この日のアイスドールにせよ、今日のダイアモンドヘッドにせよちょっと期待を外しているかなという部分もあるかな。

日曜日分

なんと言っても阪神大賞典ではありますか。通過点に過ぎないGIIですし、あれで十分でしょう。3、4コーナーで持ったまま他馬を交わすこれまでと同様のパターンをここでもできただけで良いかなと。デルタブルースとかインティライミはトウカイトリックに楽に行かせ過ぎてるんじゃないかなと思ったら、案の定最後までトウカイトリックが粘りましたな。本番で楽逃げはさすがに無理っぽいが、スタミナ勝負が効きそうな馬がいるのは良いことではあろうなと。
メイショウサムソンは最後あんなにしぶとい馬でしたっけと思った。インをついてきたドリームパスポートが抜け出してしまうかとも思ったが、なぜか止まりましたね。あれもなんだろなというところはあったり。

Comic

はこぶね白書 1 / 藤野もやむ / コミックブレイド

はこぶね白書 1
藤野もやむという人はガンガンWINGでデビューして、例の騒動でブレイドへという流れを辿った人ではあります。WINGでデビューしたときが15歳で、高校生時分にリアルタイムで読んでいて俺より若い人が作家としてデビューするのかと衝撃を受けた事を覚えていますねえ。でも、そういう部分にやや引っ張られたか「まいんどりーむ」のころはガキくさいなという印象を持っていたのも事実。その後の「ナイトメアチルドレン」は結構好きでしたので認識を改めたという部分はありましたねえ。ブレイドになっての「賢者の長き不在」はちょっといまいちかなと思いましたが、この「はこぶね白書」の雰囲気にちょっとやられました。いやーコミックまで買うつもりはなかったのですが、気がついたら買っていたというオチ。ふんわかほわほわが結構好きなところではあり、趣味趣向が微妙に変わりつつあるか。
もののけ青春グラフィティともあるように、もののけが人間らしくなるための学校に入学してしまった少女の物語。化け猫とか狐とか狸とかの中で人間であるということを知られてはならないという事を条件に入学が許されますが、同じ境遇の生徒があっさり出てきたり、そういうことを知ってそうな言動の生徒もいたりということでどこまで?というのはありますけどねえ。そのあたりあまり深く考えずに雰囲気を味わうべき作品ではあるのでしょう。
ナイトメアチルドレンと比べると間の取りかたが良くなってるよなあという印象。ほんのり不思議という雰囲気の作品を描くといい味がでますねとも思う。

Fomula 1 Racing

Round 2: Malaysia Grand Prix

スポニチのクソバカめ…(トップページで結果バレ喰らったらしい
まあ、1周持たずにライコネンが散った時点で見る気失せましたが。

WTCC

さてF1は置いといて、4月にシリーズ開幕のWTCC。
現在FIAが統括するレースにおいてWorld ChampionshipとなるのはF1とWRCに加えてこのWTCCがあります。欧州選手権だったETCCを一応発展させる形で昨年から行われているシリーズで、S2000(と書くとホンダの車やねえ。Sはスーパーという事らしき)という規格の車で争われるハコ車レースです。簡単に言えば昔のJTCCが相当するクラスということになりますか。ようするに自然吸気の2L車。レースに特化しまくった形のフォーミュラカーも良いですが、こういったハコな車のレースもそっちはそっちで良いよなと思うところではあり。まWRCもハコですが、あっちはラリーだからなあ。サーキットのレースの方が好きではあるかなと。というかWRCの方もいい加減WRカーのコストを無視できなくなりつつあるようで、S2000のレギュレーションになるかもしれないと言われてますねえ。それもどうかと思うところはある。
さて、この手のGTレースは日本ではマイナーという事もあるわけで情報が無いのよ。CSで中継されるようになるという事だから今年は少しマシかなという気はしている。さすがにこれを見るためだけにCS導入するという事は出来ないが。日本だとJTCCがぽしゃって今はSuper GTということでこの上のクラスの車を使ったシリーズがありますが、GT500とかなってくるともうベース車の原型がとっさに思い浮かばないような形になってる事も多いのであまり面白くありませぬ。
WTCC自体の立場も微妙ですしねえ。ドイツだったらDTMがあるし、イギリスにはBTCCがありということで影が薄いわけで…。とはいえDTMはもうクラスが違うけどねえ。
まあでも、本気で欧州でシェアの欲しい日本車メーカーはこういうレースにこそワークス参戦すべきでないのか。昨年だとBMW、ALFA ROMEO、SEAT(元はスペインのFIAT系メーカー、現在はVW系のスポーツ方面を担う)がワークスで3強。他にCHEVROLETとFORDがワークス参戦。特にBMW 320iが強かったようではあります。今年になっても320は現行の90Eではなくて一つ前の46Eのようで6気筒ではありますか。というかE90のホモロゲーションがまだ取れないとかそういうことなのかな。
日本車はACCORDがホンダのセミワークス的なJASから参戦していたに止まります。これとてManufacturerにラインナップされていないのでプライベーターの扱いですが。Wikipediaなんかだとホンダがワークス参戦してると書いてあるのですが、これは間違いですね。JASとHONDA DEALER TEAM SWEDENというのがACCORDで参戦はしていますが、ホンダそのものが関わっているわけではないようです。というかこのJASを使ってホンダがワークス参戦してくれたら嬉しいわけですが。レギュレーションの都合とかもあって使ってるベース車はCL7 EURO R。そういうところで走ってるだけでもオーナーとしては非常に嬉しいのです。しかし2LのNAエンジンをチューンしたとはいえ275馬力はすげえなと思うわけではありますが…。でもS2000規格上で4気筒エンジンは8500rpmまでというのはちと微妙。よく考えたらノーマルのレッドゾーンからプラス100回転しかないでやんの。ちゃんとオイルとかのメンテナンスしてたら市販車でもそれくらい回りますやんw。ま、そんなエンジン積んでる方がおかしいと言われりゃ否定できんだろうが。
そういや昨年はアレッサンドロ・ザナルディが勝って話題になったこともありますね。ここに限らずハコ車レースはF1から去っていった人たちが良く走ってるので楽しいです。
今年のエントリーリストを眺めてたら、Altezzaがいますた。さすがにベース車のエンジンの基本設計の古さは隠せない感じではありますが。ドライバーは竹内浩典。耐久レースの方でよく名前を見た気がします。大ベテランではありますねえ。

2006/3/21

Foreign Racing

七星

International Meetingの枠順がもう発表されるという事態でしたので、さっさと決める事にしました。
ちなみに去年分はスカを引きまくったという記憶しかないのですが、あらためて見てみると曲がりなりにも出走したのがLaymanとInto the Darkだけ。主なハズレ馬は開幕直前にリタイアしたRule of LawとDubai Millenniumの子どもたちではあるわけですが。
今年はどうなる事やらということで、指名馬を晒し挙げ。
Dubai Millennium Barn: Electrocutionist (USA)
Fantastic Light Barn: Perfectperformance (USA)
Balanchine Barn Blue: Mirage (IRE)
Daylami Barn: Faith and Reason (USA)
Lammtarra Barn: Lunar Landscape (USA)
Street Cry Barn: Reunite (IRE)
Tempera Barn: Royal Proposal (GB)
さあ、ここからは言い訳です。
Electrocutionist: Red Ransom - Elbaaha by Arazi
Challenge Roundで圧勝したといっても、ぶっちぎった相手が相手だけにそこまで評価できる内容とは思っていません。それでもダートをこなせない血統ではないはずだし、ダートでダメでも芝を走ればいいだけだとか思ったらこうなるんじゃなかろうかなと。というかまだ今年一杯は頑張れるだろうという読み。Robertoがそんな簡単にヘタるなよとか。
Perfectperformance: Rahy - Balistroika by Nijinsky
例の半弟君。古馬になってからの大復活に期待してみたり見なかったり。
Blue Mirage: King's Best - Catch the Blues by Bluebird
今年はKing's Bestにだまくらかされてみるかなという気分はあり。一応Your Hostessの血を引くボトムライン。
Faith and Reason: Sunday Silence - Sheer Reason by Danzig
Sunday SilenceにSister Sarahの末裔中最も狂おしい血統を持つNangelaのラインを組み合わせて結構やっちまった感のある血統。換言してFantastic Lightの近親。とにかく母父Danzigですので頼むからマイル戦に突っ込んでいただきたく…。
Lunar Landscape: Giant's Causeway - Melikah by Lammtarra
昨今の状勢では何故にGodolphinがこんな血統の3歳馬を持ってるのかという感じすら受けますなあ。父Giant's Causewayだし、母はGalileoの姉だし。といっても母父はLammtarraなわけであるのだが。これが活躍するようなことになるといろいろ楽しい罠という期待。
Reunite: Kingmambo - Allez Les Trois by Riverman
ベタに良血Kingmamboの牝馬を狙い打ってみたという馬。Rivermanが入ったKing's Bestともいう。
Royal Proposal: King's Best - Mrs. Ting by Lyphard
母がAl Nasrの全妹というどう評価すべきか悩む血統馬。Kingsalsaが叔父にいると言う事で察していただきたくw
3頭もKing's Best絡みなのを持ってきて当てる気あんのかと言われそうなところですが、まこんなもんで。今年は全部で何回出走してくれるのかな…二桁いったら満足いたしますw

2006/3/20

Foreign Racing

North American Reports of Mares Bred

何とか、年度内に完成してみた。
rmb2005.csv
前年度版でもやったわけですが、Jockey Clubが発表しているReports of Mares Bredの集計から、種付け頭数10頭以上の種牡馬を抜き出して血統情報を付加してみたものです。例によってTypoとか結構ありそうですが、その辺は適宜読み解いていただければというところ。Pedigree Queryとかで検索して出てこないのは諦めた。で、全体で種牡馬数3097頭で、種付け総数が58,739頭ということらしいですが、条件に該当した種牡馬は1335頭となり、その種付け総数は51,847頭となります。2004年版では該当種牡馬1351頭、種付け総数51,892頭とある程度近い数字にはなるだろうと思ってましたが、予想以上に近かったなと。
さて、適当に決めた父系単位で見ていくと、まずA.P. Indy直系は御大こみで42頭。種付け頭数が3桁に乗る人気種牡馬が多く、ケンタッキー供用の種牡馬も多く、やはり勢いのある父系という印象です。La Torienneの1-x族を筆頭に、2-f、9-fのような良牝系出身の種牡馬が多いのも特徴か。A.P. Indy三世種牡馬としては今のところPulpit産駒だけ。
Blushing Groomは42頭。そのうち最も勢いがあるのはRunaway GroomからCherokee Runという流れで、Mt. Livermoreが随分へたってるという印象。
Seattle SlewとSecretariatを除くBold Rulerのマイナーな直系が41頭。供用地は全体的にマイナー相当というところではありますが、そういう文脈に特化した感もあるBold Ruckusなんて特にしぶといといえばしぶといよなと。
Buckpasserは15頭。ニュースなのはリーズナブルな種付け料で人気を集め222頭という頭数をこなしたChapel Royalでしょう。これに限らずMontbrookの仔らがまずまず人気という印象も。
Caroは22頭だが、Siberian Express - In Excessのラインが強く、CozzeneがAlphabet Soupを除いてさっぱりというところ。
Damascusが32頭。ケンタッキーだとGilded TimeとSkip Awayということになろうか。カリフォルニアで人気というのはまだましな方ではあるかと思いますけど。
Danzigはトータル62頭。そのうちDanehillは2頭のみでともにマイナー産地と北米ではさっぱりダメなところを見せてますね。北米でのDanzigは未だに直仔種牡馬が大人気という段階で、代を経たところとなるとChief's Crownということになりますが、まだまだ弱いです。
Deputy Ministerも65頭と多く、人気種牡馬を多く抱えます。ここも直仔種牡馬の時代であり、その先となるとSilver Deputy、Dehere、Salt Lakeといった初期の産駒が目立つ程度です。Awesome Againも後継はこれからというところです。
Dixieland Bandは21頭で、御大とDixie Unionが人気と言えるレベル。いまいち後継に恵まれていないという感じではあるかな。
Fappianoは直系で70頭を誇り、ケンタッキーやフロリダで100頭を超えたのが11頭とStorm Catに次ぐ大勢力といえます。UnbridledからUnbridled's Songへと順当に代を経ているほか、Cryptoclearanceとかも人気を保っています。
Forty Ninerは40頭。初期産駒の不振であっさり日本に輸入されたという事情のわりにForty Niner直系の多さというのは目立つ感じではありますねえ。ただ、Forty Ninerはマイナー産地に多くケンタッキー供用が少ないという印象もありましたが。
Gone Westで55頭。Gone West自身のこのところの産駒成績は不振極まるといった風でもあるのですが、種牡馬としては全体的に人気。去年なんかだと後継陣もまとめて期待を外してたようなところもあるだけに微妙ではあるのだが。
一方でGulchはわずか11頭。まあでもそれなりに人気の種牡馬も揃っているので、問題無いとは思うがなあ。Thunder Gulch、Point Given、The Cliff's Edge、Scrimshawと並べてみればそこそこ。
Stop the MusicはCure the Bluesの後継が気を吐くものの随分追い詰められたという印象。
その一方Haloは39頭。とにかくSaint Balladoというところではあるのだが、Devil's BagのDevil His DueとかSouthern HaloのMore Than Readyとかそれ以外も頑張ってはいる。
His Majesty系は過去の栄光と言う部分も間違いなくあるのだろうが、Pleasant Colonyが何とかしたというところもあり、トータル18頭。なんと言ってもPleasantly Perfectに期待ではある。
RelaunchとかValid AppealのIn Reality系は44頭。さすがは本場ではあるな。あっちこっちにばらけているという印象。ここはやっぱTiznowか。初年度産駒デビュー前という事情もあって数は減らしているものの2004年には123頭を記録している事もあるし、今年は3桁に乗せてくるのではなかろうかな。
有名どころを差っぴいたその他Mr. Prospectorで167頭。当然のようにまだまだ直仔が若手の種牡馬をやれるわけでそういうところと、Carson CityとかCrafty Prospectorを合わせた数字。Carson Cityあたりは後から別にすりゃ良かったと思ったものだが。KingmamboとかMiswakiも含有。分けときゃ良かった…。
マイナーNasrullahは適宜南米から補充されるNashuaを筆頭にFleet Nasrullahも数頭おり、それ以外だとNasramとかNaskra、T.V. Larkも生き延びているというところ。キングカメハメハの兄として知られるようになったThe Deputyはそれすらぶっちぎったマイナー度のJaipur。
Northern Dancerに行かないNearcticが44頭。まあ、Icecapadeという良血がいたわけだし。IcecapadeからClever TrickとWild Againに分かれて一定の人気を保っている感じ。マイナーどころだとBriarticとかExploidentなんかも見えております。
Never BendはMill Reef直系とかいたりもするが、やはりRiverman、Irish River親仔ということになりましょう。と言ってもRiverman系全体で10頭であり、Never Bendとしても14頭。
Nijinsky系はだいぶ減っているのか23頭。それもほとんどRoyal Academyに任せたというのが北米のNijinsky系の現状ではありますかね。
マイナーなNorthern Dancer直系はLypahrd込みで33頭。Lypahrdは北米だとさっぱり。その他もLouis Quatrozeが目立つ程度ではありますか。
Nureyevは17頭。Theatricalが落ち目であり、ケンタッキーで数を集められる種牡馬はいなくなっているようではありますが、それでもSkimmingとかAtticusを筆頭にカリフォルニアで人気の種牡馬が多く、Nijinskyよりましではあろうかと。
PrincequilloはRound Tableを加えて18頭。そのほとんどがMeadowlakeと言う事になりますかね。
Alydarとかを含むMr. Prospector以外のRaise a Nativeで23頭。とはいえMaria's Mon、MonarchosというMajestic Princeの分枝の方が人気という感じもあったり。
Robertoで25頭。とにかく稼動中の種牡馬ではDynaformerの実績が抜けているというRoberto系ですが、今年から種牡馬入りのRock Hard Tenの評判は高いですし、Kris S.の後継は一応粒揃いというところ。
北米だと13頭に過ぎないSadler's Wells系ですが、Horse Chestnut、Medaglia d'Oro、El Prado、Perfect Soulが100頭を超えるという人気は圧巻ではないかと。
A.P. Indyを除いたSeattle Slewとしては67頭で、さすがにSeattle Slewの人気の高さと言ったところはあるかな。マイナー化している部分も結構ありますが、Vindicationとかもいますし。
逆にSecretariatの方は父系直系はもう厳しいかなというところ。
Storm Catは132頭。北米最多のLion Heartの233頭を筆頭に21頭が100を超える種付けをこなすのが凄いです。A.P. Indy以上の当たり前さで良血種牡馬が揃っていますが、母父にA.P. Indyを持つ種牡馬はまだ出てきていない模様。しばらくしたら母父A.P. Indyも溢れてきそうではありますけどね。今のところは母父にMr. Prospector系というパターンが多くはあります。
Seeking the Goldは24頭。孫世代はまだ1頭も引っ掛かりません。
Storm CatではないStorm Birdは14頭いて、Summer Squallが頑張りましたという形。しかし、ケンタッキー供用がいないのがつらいところか。
主にBest Turnに由来する異系なTurn-toも13頭。Cox's Ridgeの後継が目立ちます。 ざっとやっての印象としてはMr. Prospectorの多さですかねえ。その中でもFappianoとForty Ninerが目立つというところで。特にForty Ninerですよ。結局北米供用ってのは6年に止まるわけですが、その間に出した後継種牡馬がここで出てきただけで30頭。これに南米のRoarとかRich Man's Gold、日本輸入のEnd Sweep、Twining、Coronado's Questとかもいるわけで、大した種牡馬ですねというところは実際あるんですけど、もう日本に行ってしまったという事情から北米で後継種牡馬が多く出たというところはあるんではないかなと。確かに間違いなく北米が手放した事をもっとも後悔している種牡馬ではあるでしょう。ただ、Forty Ninerは結構波のある種牡馬のようにも見えるので、北米にずっと残った或いはある時点で北米に帰ったとなってどこまで活躍馬を出したかというのはまた別な話であるとは思います。とりあえずSunday Breakという形で帰してるんだから文句言うなとw。

2006/3/22

Foreign Racing

週末はドバイということで、適当に出馬表を。

Dubai Golden Shaheen GI Nad Al Sheba UAE Dirt 1200m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
18Agnes JediAgnes WorldLucky PiscesCrafty ProspectorH. YoshiharaH. Mori
213Captain SquireFlying ChevronDolly's BackAt the ThresholdVictor EspinozaJ. Mullins
36ConroyGone WestCrystal GazingEl Gran SenorL. DettoriA. Selvaratnam
49GaffMaria's MonIonlyhaveeyesforuTunerupS. BridgemohanS. Assumussen
55Heart AloneMusic ProspectorSylicon PurplePurple MountainK. McEvoyI. Mohammed
67Howick FallsStormin FeverHollinsRoanokeT. O'SheaE. Charpy
710Jet WestWestern FameJetinwith KennedyTunerupG. GomezT. West
82Proud Tower TooProud IrishDora's TowerIrish TowerD. CohenS. Gonzalez
93Raging CreekStorm CreekYardstickSunny ClimeJ. MurtaghD. Selvaratnam
1011ThajjaDaylamiJawlaatDayjurR. HillsD. Watson
1114The LordSouthern HaloLourdesRingaroP. FaleroS. Seemar
1212Thor's EchoSwiss YodelerHelen of TroyMr. IntegrityC. NakataniD. O'Neil
134Tropical StarMachiavellianTropicalGreen DesertR. FfrenchA. Al Raihe
1415Azul da GuanabaraAracaiLuz da GuanbaraFast GoldA. DomingosL. Singboretti
151Perfectly ReadyMore Than ReadyElle DuccioDanehillT. DurcanM. Price
毎年の事ながらダートスプリントなんてさっぱり分からないのことですよ。
いつもどおりアメリカで実績を持っている馬が強いんだろうけど、どれよ?
Captain SquireとかProud Irishあたりなんですかねえ。
Agnes Jediは厳しいと思いますよ。何しに行ってるんですかね。

Dubai Sheema Classic GI Nad Al Sheba UAE Turf 2400m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
112AlayanSri PekanAlayaEla-Mana-MouM. KinaneJ. Oxx
23Collier HillDr. DeviousPolar QueenPolish PrecedentD. McKeownA. Swinbank
32FalstaffMontjeuDance of LovePursuit of LoveJ. MurtaghM. de Kock
49Greys InnZabeelGreat VerdictChristmas TreeW. MarwingM. de Kock
513Heart's CrySunday SilenceIrish DanceTony BinC. LemaireK. Hashiguchi
61LaymanSunday SilenceLaiylNureyevK. McEvoyI. Mohammed
75MustanfarUnbridledManwahLyphardR. HillsK. Mclaughlin
810Norse DancerHallingRiver PatrolRousillonD. ElsworthJ. Egan
94Oracle WestWestern WinterNoble ProphetNoble AmbitionK. SheaM. de Kock
106Punch PunchAksarBy the LawMinstrel GloryM. AlmeidaC. Morgado
1114Relaxed GestureIndian RidgeToken GestureAlzaoC. NakataniC. Clement
1211Shanty StarHector ProtectorShawanniShareef DancerG. AvrancheR. Bouresly
137Alexander GoldrunGold AwayRenashaanDarshaanK. ManningJ. Bolger
148Ouija BoardCape CrossSelection BoardWelsh PageantK. FallonE. Dunlop
Alexander Goldrun、Ouija Boardという欧州牝馬2強が激突するこのレースは当日のレースの中でも最も注目されるべきレースでありましょう。
今年は2400mのSheema Classicに出走でこの後予定通り欧州王道路線に殴りこむ構えのAlexander GoldrunとしてはここでOuija Board相手にやれると言うのは非常に良い機会なのではないかなと思います。距離はおそらく問題ありませんので後は追い込みきれるかどうかといったところです。昨年の後半は自身の調子落ちというところも確かにありましたが、Irish Champion Sなんかでは馬群を捌ききれずというところがあっただけにそこさえ何とかすれば牡馬と渡り合える牝馬だと思います。
Ouija Boardはすでに実績十分な距離ですし、この程度の相手ならば十分といったところか。
さて、Heart's Cry。JCではOuija Boardに先着していますし、このメンバーに入っても上位でしょう。有馬記念のように中団からの直線早目に抜け出して末脚を活かせれば勝機十分かと。
Norse Dancerはどちらかというと10Fの方が良さそうなところはあります。十分こなせる距離ではあるでしょうが、Ouija Boardあたりを相手に回して勝ちきれる器ではなさそう。
LaymanはSunday Silence X Nureyevという血統でSister Sarahの一分派Balidaressの良牝系出身。マイルのGIII勝ちという実績があるようにこの距離だとちょっと長くないかなという気はしますが、サンデーヌレイエフなんでガンガレ。
AlayanはAga Khan殿下の名牝系出身。Alamsharとかと同じAliysaのファミリー。こちらも距離実績というのが問題かなというところですが、まあ大丈夫だろう。父Sri Pekanがちょっとどうよと思わんでもないけど。
Collier Hillはこの辺は得意な距離と言えるか。しかしこの馬もしぶといよなと思うところはあったりする。Alayanと同じくMumtaz Mahalの末裔。
FalstaffはMontjeu産駒の4歳馬。今のところDante Sで3着くらいの実績しかありませんが、このあたりが古馬になって伸びてくるとMontjeu恐ろしいなという事になるのではなかろうか。ただ、このレースではまだ通用しないと思われる。
Greys Innは父Zabeelなアメリカ産馬で、南アフリカでGIを勝ってドバイに乗り込んできています。この国際開催を得意としているde Kock師の下で昨年City of Goldを勝っていますのでこのコースは十分こなせるところです。
なぜかこのレースはDettoriが出ないわけで、LaymanにはMcEvoyが乗りますし、MustanfarにはR. Hillsが乗ることになっています。Mustanfarは祖母Height of Fashionという良血で、父がUnbridledというのがイメージから外れるかなというところ。それでもLyphardとLe Fabuleuxが抱える仏血というのは面白いのかもしれません。アメリカの典型的なMr. Prospector系であるところのUnbridledがLe Fabuleuxなんてのを持っているのが楽しいといえば楽しいわけで。
Relaxed Gestureは北米の芝馬としてはトップクラスにあるものの、そのレベルの程度は昨年のBCとJCでのBetter Talk Nowあたりを見るに足りていないと言わざるを得ないか。
というわけで半分くらい応援という気分もありつつ、Alexガンガレ、超ガンガレ。
◎Alexander Goldrun
○Heart's Cry
▲Ouija Board
△Greys Inn
△Layman
△Alayan

Dubai Duty Free GI Nad Al Sheba UAE Turf 1777m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
19Asakusa Den'enSingspielWhitewater AffairMachiavellianY. TakeM. Kono
215Bullish LuckRoyal AcademyWild VintageAlyshebaC. SoumilionT. Cruz
31David JuniorPleasant TapParadise RiverIrish RiverJ. SpencerB. Meehan
43Fields of OmaghRubitonFinnetoCrerretoS. KingD. Hayes
513Hat TrickSunday SilenceTricky CodeLost CodeO. PeslierK. Sumii
67HostHussonetColonna TraianaRoyJ. VelazquezT. Pletcher
74LinngariIndian RidgeLidakiyaKahyasiK. SheaH. Brown
816Russian PearlSoviet StarVelindaVelosoF. CoetzeeT. Cruz
95SeilahaliAlzaoEdwinaCaerleonJ. MurtaghD. Selvaratnam
102The Tin ManAffirmedLizzie RolfeTom RolfeVictor EspinozaR. Mandella
1110Touch of LandLandoTouch of ClassBe My GuestC. LemaireH. Pantall
1214TysonSilvinoTelle BelleSledgehammerM. KinaneM. de Kock
1312ValixirTrempolinoVadlamixaLinamixL. DettoriS. bin Suroor
1411WhillySri PekanSanta RosaLahibF. MartinezD. O'Neill
156IrridescenceCaesourMeretriciousDancing ChampW. MarwingM. de Kock
168Perfect PromiseCaesourMeretriciousDancing ChampK. McEvoyL. Freedman
またしても激突する日本のマイル両雄と香港のマイルチャンプ。そこにGodolphin入りとなったValixirということでこちらも楽しそうなメンバーです。
マイルより長い1777mという独特の距離で争われるだけにマイルがギリギリでは話にならないところですが、上位にそういうタイプはいないかなと思います。
問題はHat TrickがNad Al Shebaの芝コースに適合するかどうかだけではなかろうか。平坦コースなのでこなせるのではないのかと思いますが、ダメなコースだと箸にも棒にもかからないだけにねえ。まあ、この芝コースはStay Goldがぶっ飛んでこれる芝だから大丈夫だと思うが。
一方でAsakusa Den'enとしては昨年の秋シーズンが結局天皇賞と香港だけで終わってしまったのが気になるところで、この馬ちゃんと京王杯から安田記念をぶっこ抜いた時の状態になってるだろうかというのが気になるところ。天皇賞でも香港でもそう酷いレースをしたわけではないから気にするほどのものでもないとは思うが、気になることは気になる。
Bullish Luckは前走が2000mのHK Gold CupでSuper Kidの2着。更に前のSteward's Cupで沈んだのが気になるところながら建て直して来ていると信じよう。
英Champion SでアプセットしたDavid Juniorですが、Pleasant Tap産駒は穴あけ屋だと認識しておくことにして、こちらさんはTheatricalの近親という良血でもあり、今後に期待というところではあるかな。
Fields of Omaghもしぶとく活躍するセン馬ではあるものの、どちらかというと直線の短さを活かして粘りこみというタイプだけにここではどうかと。
Russian Pearlもマイルから中距離というタイプではあり、Steward's Cupを勝ちました。香港でもBullish Luckと並ぶマイルの強者であるのは間違いなかろう馬ですのでこのあたりまでは警戒が必要か。
McEvoyは全姉妹の姉Perfect Promiseの方に乗ります。L. Freedman師の管理馬でオーストラリアでは1600mと1400mなのでちょっと距離が怖いか。父CaesourはNureyev産駒でその母系は祖母がDinner Partner。Dancing Key、Eagle Cafe、Araziなどを出すあのファミリーではありますね。母父にはGraustarkということでDancing Keyに近い感じも致します。母父のDancing ChampはNijisky X Tom Foolという血統であり、Menowあたりまで絡んでくる良い感じではあったり。妹も南アフリカでGI South Africa Fillies Classicを勝っているし、まあこなせない距離ではなかろう。
◎Bullish Luck
○Hat Trick
▲Valixir
△Asakusa Den'en
△David Junior
△Russian Pearl
多分大丈夫だと思うけど軸にするのは気が引けるHat Trickなのでこんな感じで、Boxに散らすのが良いかな。

ということでGIIとメインのレースは明日以降に。

Comic

Z MAN / 西川秀明 全11巻

これも初期ガンガンを絶妙な位置から支えた作品。ある意味ではナーガスよりも暑苦しいと言えよう。西川秀明はドラクエ4コマでも描いていたが、長編としてはこの作品が初めてになるのではなかったか。このためか初期と後期ではかなり違う作品になってしまった。最初の頃は少年漫画然としていたが、後半は何処か切れてるようなものばかり。特に六芒三邪神にまともなのはいなかったんじゃなかろうか。後半で主役を喰ってしまったギャンザとアジャンタのラブストーリーもマンガの印象を変えてしまった気がするし、最後は主役であったはずのナナシを喰ってしまったというところはあった。もっとも作者の描き方自体がかなり変化していて、後半は大ゴマにやたらと入り組んだ描き込みがされていた気はする。
最終的に全11巻という長期連載となったが、初期は明らかにすぐに終われる体制で連載が行われていた。その端的なものが六芒聖神の一角デジベルの扱いであろうかと思われるが、そんなところに突っ込みを入れても仕方がない。
機械生命体イーデアと人間が共存していた時代、イーデアを管理するマザーが暴走し、それを止めるために発動したZイレイザーによって世界が崩壊するという設定で、科学技術喪失世界を舞台にするお話。記憶をなくしたZイレイザーの化身である少年ナナシが主人公として旅をするストーリーである。こういったストーリーでのお約束はしっかり踏まえていて、読ませる話が多かったように記憶している。個人的にはヒルダの話が好きであった。
作者西川秀明の他の(エニックス以外の)作品についてはここではあまり触れない方が良いような気はするので、知りたい人はそれなりのところで探すとよろしかろうということにしておく。

2006/3/23

Foreign Racing

Godolphin Mile GII Nad Al Sheba UAE Dirt 1600m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
110BlatantMachiavellianNegligentAhonooraK. McEvoyI. Mohammed
23Court MasterpiecePolish PrecedentEasy OptionPrince SaboK. FallonE. Dunlop
32Holiday CampChester HouseArewehavingfunyetShamW. SmithM. Al Muhairi
48Juck SullivanBelong to MeProvisionsDevil's BagE. AhernG. Butler
57Lundy's LiabilityCandy StripesEmerald CounterGeiger CounterW. MarwingM. de Kock
66MarbushLinamixFig Tree DriveMiswakiJ. MurtaghD. Selvaratnam
75ShamoanMonashee MountainFableAbsalomJ. VelazquezE. Harty
81UtopiaForty NinerDream VisionNorthern TasteY. TakeK. Hashiguchi
94Win River WinVirginia RapidsThirty ZipTri JetH. KaratasC. Kurt
109Island FashionPetionvilleDanzigs FashionA Native DanzigM. PedrozaJ. Canani
Lundy's Liabilityは今年はこっちに参戦となりました。2000mだとちょっとというところがあったかな。
日本におけるForty NinerはせいぜいUtopia程度しか出せないというようなことも言われたりするわけなんですが、2歳から毎年一つずつGIを勝ってGI4勝。ダートばかりか芝のGIでも掲示板に来るという兼用っぷりなども含めてもっと評価されるべき馬ではあるはずです。というか日本に来る前も含めてこれだけ長期間トップクラスに居続ける産駒なんて出してないだろと。そういう部分を見ていれば北米時代も合わせてForty Ninerの最高傑作と言えるくらいのレベルではないかとも。肝心なところで揉まれ弱さが出たりしてレースを止めてしまうことが多く、これまでよくフェブラリーSとJCDなんかで大負けしたのが響いていたのかなとも思いますが、まともにレースができたならば上位に食い込んでくることはできた馬ですから、ここでも最内枠からスムーズなレースになればなと。逃げて粘りこむというスタイルはNad Al Shebaのダートでは有効ですし、左回りダート1600mという彼にとってのベストな条件は揃いました。その上でメンバー的にどうかと思えば、この程度ならLundy's Liabilityくらいが怖いだけというところ。恵まれすぎていて怖いくらいですね。当日のレースで日本馬最大のチャンスはこのUtopiaではあると思います。
だって、本来怖い存在であるべき北米からの遠征馬のトップが今年はIsland Fashionなんですよ。Island Fashionが弱いとは思わないし、Big Capで2着という実績は評価しますけど、現在の彼女程度ならUtopiaで何とかなるでしょう。むしろIsland Fashionについてはどうせ出るんだったらあの年にこの舞台を踏んでいればって所はありますねえ。そうせずに日本に来て酷い目にあってしまったわけではありますが…。
Lundy's Liabilityは今年のChallenge Round 1で3着に来たもののその後はダメであり、ちょっと強気にはなれないでしょう。そういう臨戦だからこっちに回ったとも言えるでしょうけどね。まあ、Caerleonを出すあのLa Troienneの分枝に一級品をつぎ込みまくった化け物級の血統が物を言えばねとかは思うが。
欧州組は2頭で、Prix de la Foret勝ちのあるCourt MasterpieceとChallenge Round 2を勝っているJuck Sallivanは一応欧州所属ながらむしろこの時期のNad Al Shebaを得意にしているところはあります。ただ、一連の開催は結局のところ、DWC Dayに結果を残さないといけないとは思っているので、昨年のDWC4着をどう捕らえるかなと。有力は有力ですがあまり信用するのもどうか。Court Masterpieceは初ダートがどうか。というかそれ以前にこいつそこまで強いかよ?

UAE Derby GII Nad Al Sheba UAE Dirt 1800m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
15DominguinDomingoPaladin's SilverSilver BuckJ. VelazquezD. Zanelli
23GaburinFusaichi PegasusDashing EagleDanehillO. PeslierH. Mori
34Gold For SaleNot For SaleLava GoldJava GoldM. KinaneI. Jory
42InvasorCandy StripesQuendomInterpreteR. HillsK. McLaughlin
513JacksonClacksonMore LuckBaynounM. AlmeidaA. Cintra Pereira
66My Royal CaptainZabeelKiwi MagicVice RegalL. Laxon
712Simpatico BribonElection DaySaca La ManoSayaretJ. MurtaghI. Jory
89Discreet CatForestryPretty DiscreetPrivate AccountL. DettoriS. bin Suroor
91Flamme de PassionKurofuneCurly PassionTony BinY. TakeK. Sumii
107TestimonyYes It's TrueKit Kat KittyPentelicusG. GomezS. bin Suroor
118UnificationDixie UnionDevil's OrchidDevil's BagK. McEvoyI. Mohammed
1211Well ArmedTiznowWell DressedNotebookR. MooreC. Brittain
1310Where's That TigerStorm CatBlissfulMr. ProspectorW. MarwingM. de Kock
このレースは南半球産馬だと言いまくってたら、北半球に圧勝喰らったのが昨年。それでも、傾向として半年早く産まれている南半球産馬優勢なのは変わらないでしょう。
今年はアルゼンチンで無敗のままUAEにやってきたUAE 2000 Guineas勝ち馬Gold For Saleが中心。昨年もうじゃうじゃと無敗馬がいましたが、ブラジル馬で父Royal Academyにダートはどうよとか思ったのとは物が違いまする。
Dominguinはペルーで2歳から圧勝続き。既にアメリカはZanelli厩舎に移籍済み。血統見てみたら普通にアメリカにいるだろという血統ですのでレベルが違ったという事になるんだろう。
Invasorはアルゼンチン産でウルグアイ三冠馬。こちらも既に北米行きが決定済み。
Flamme de Passionはここまでダートで負けなし。この世代のダート路線はまだ本格的に稼動していないという時期でもあるので、このパターンにはスシトレインみたいな食わせ物もいましたが、こっちはどうも本物らしいというタイプ。
Discreet Catも負けていないということで、メンバーの臨戦過程として各地域で文句なしにトップを張る連中が集まったと言っても良いでしょう。
これで北米のトップホースが参戦したら大変なことになりますが、時期が時期だけに諦めましょうねえ。Henny Hughesがうまくいってたら良かったなとは思うが…。日本では3歳ダート戦線の開幕が遅い分だけここに参戦する余地が生まれていると考えれば、存外うまくできているのではないかなと思うところはあります。
なぜかBrittainタンの管理馬なWell Armedは2000Guineasの敗戦で一気に評価を落としたか。つかまあ、なんでこんな馬持ってんだよ、あんた。ってところではあったりw。このレースのあとはアメリカに行くとか言ってるが…。

雑記

本日Amazon様から届いた荷物

ナデシコ機動戦艦ナデシコ Premier complete DVD-BOX
ヒャッホイ
いや、「私が一番オタクだった時期」に「私が一番嵌まった作品」なわけよ。買わねばなるまいよ。
普通にDVDのトールケース形状かなと思ってたら全然違ったので驚いた。というか届いたときに、この箱の大きさは何ですのんかと思ったさ。Completeの名に恥じず、TVシリーズ、劇場公開版にOVAとしてリリースされた劇中作ゲキ・ガンガーシリーズも収録、さらに昔DVDやLDシリーズとしてリリースされた時のブックレットの解説なんかも収録されているということで大満足でございます。
表面的にはすちゃらけてるけど、バックにはちゃんとしたSF設定があるというようなものは大好きです。
じっくり見る事にいたします。1日1話で1ヶ月くらいか…。

話は変わって最近のアニメ

灼眼のシャナはツンデレだと言われてたのですが、アニメを見た限りだと独占欲の強いガキにしか見えませんでしたねえ。この辺原作だと違うのかしら。関西ではまだ最終回の放送を残していますが、特に原作を読みたくなるという出来では無かったですねというところ。
Fateはアクションシーンがちょっとちゃっちいのが残念かなと思います。そういうことをフラン先生に言ってみたら、ゲームの方が迫力あるとのことで、そんなので良いんですかというところか。これも元の話を知らないわけで、今のところはストーリーを追う楽しみがあるわけでまだましか。
タクティカルロアはあの世界観で戦闘行為やってりゃ当然それはありなんですが、それでもクルーに戦死者が出るとは思わなかったので良い方向に裏切られた気分です。というか、これ2クールあんのか?
4月からはBLACK LAGOONが放送開始。関西はどうやらKBS京都がやるらしいのですが、どの枠でやんのかね。Fateとタクティカルロアが続くならば残るはCanvas2とか鍵姫物語のどっちかは終わるだろうから月曜火曜の辺かな。未だに、いろいろと放送できるのかよってのはあるんですけど、どこまでやれますかね?>BLACK LAGOON

2006/3/24

Foreign Racing

Dubai World Cup GI Nad Al Sheba UAE Dirt 2000m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
17Brass HatPrizedBrassyDixie BrassW. MartinezW. Bradley
25ChiquitinFitzcarraldoMuriasBig PlayM. KinaneI. Jory
34Choctaw NationLouis QuatorzeMelismaWell DecoratedVictor EspinozaJ. Mullins
41ElectrocutionistRed RansomElbaahaAraziL. DettoriS. bin Suroor
53Kane HekiliFuji KisekiLife Out ThereDeputy MinisterY. TakeK. Sumii
68Magna GraduateHonor GradesPeacock AlleyFast PlayJ. VelazquezT. Pletcher
76MaraahelAlzaoNasaniceNashwanR. HillsM. Soute
82ShakisMachiavellianTawaadedNashwanW. SuppleD. Watson
910Star King ManKingmamboPrincess TimideBlushing GroomO. PeslierH. Mori
1011Super FrolicPine BluffLindsay FrolicMt. LivermoreC. NakataniV. Cerin
119WilkoAwesome AgainNative RootsIndian RidgeG. GomezJ. Noseda
今年の北米トップはBrass Hatということになりました。それよりもPletcher師が送り込んできたMagna Graduateの方が良いのではないかなという気もいたしますが、どっちもどっちか。。
Brass HatはDonn H勝ち。北米のメンバーが手薄ということで言えばCaptain Steveのときもそういうところはありましたが、Brass Hatに比べたらCaptain Steveの方がマシではあるはずです。
Magna Graduateは前走のDonn Hで大敗たのが気になるところではありますが、敗因ははっきりしているので良いでしょう。
追い込みしかないChoctaw Nationは昨年に続いての参戦で、追い込ませたらさすがというところはあるものの届ききらない馬でもあります。昨年の3着馬ですのでそれなりに敬意を表しつつ、今年も3着くらいが似合ってますな。
Kane Hekiliにとってはチャンスである程度最初からついて行ければ直線で面白いことになるんではないのかなという気はしていたり。そりゃ芝ではどうにもならなくとも、ダート戦に限ればここまでわずかに武蔵野Sでの2着はありますが、他は全勝。JCDもフェブラリーSも勝ったわけでありますから十分すぎる実績ではありましょう。後ろから行くと届かないのがこのコースですので、前目につけるレースができればよいですけどねと思います。
ドサクサ紛れに走りに来たという感じもあるStar King Manではありますが、全盛期だったら面白かったのになとは思います。今となってはどこまで通用するかなということになろうか。
ダート初戦でChiquitinをぶっちぎったElectrocutionistは実際良さそうではあるのですし、芝で走ってた馬が通用しやすいダートというところもあるでしょう。ただ、この馬やBrass Hatあたりの上位人気ですんなり決着するほど硬いレースではないよなあとも思う。追い込みにくいコースの上、追い込みタイプが有力馬という状況ではなあ。

Horse Racing

高松宮記念 GI 中京 芝1200m

馬名母父騎手調教師
1キーンランドスワンDistant ViewTo ActRoberto四位洋文森秀行
2トウショウギアオジジアンターナートウショウナイスダンサー赤木高太郎池上昌弘
3プリサイスマシーンマヤノトップガンビーサイレントサンデーサイレンス岩田康誠萩原清
4マルカキセキフジキセキフライングカラーズジェイドロバリー吉田稔瀬戸口勉
5マイネルアルビオンマイネルラヴゴールデンボタンダンサーズイメージ柴山雄一畠山吉宏
6ネイティヴハートスターオブコジーンポトマックチェリーノーザンテースト内田博幸坂本昇
7リミットレスビッドサンデーサイレンスエリザベスローズノーザンテースト田中勝春加用正
8ブルーショットガンサクラバクシンオーオギブルービーナススーパークリーク藤岡祐介武宏平
9シンボリグランGrand LodgeValixaLinamixM. デムーロ畠山吉宏
10カネツテンビーテンビープロポーションハバット江田照男武藤善則
11オレハマッテルゼサンデーサイレンスカーリーエンジェルジャッジアンジェルーチ柴田善臣音無秀孝
12ギャラントアローリンドシェーバーコーラスジョオーロングリート幸英明崎山博樹
13シーイズトウショウサクラバクシンオージェーントウショウトウショウフリート池添謙一鶴留明雄
14ラインクラフトエンドスウィープマストビーラヴドサンデーサイレンス福永祐一瀬戸口勉
15ウインクリューガータイキシャトルインヴァイトBe My Guest中舘英二松元茂樹
16タマモホットプレイフジキセキホットプレイノーザンテースト渡辺薫彦南井克巳
17ゴールデンキャストタイキシャトルリターンバンダムNiniski小牧太橋口弘次郎
18コパノフウジンヘネシーウェディングベリースキャン佐藤哲三宮徹
アイルラヴァゲイン除外orz
つーことで枠順も出てしまいましたねえ。あまり見る気がしなかったのだが、枠を見ながらプレレートでも見ておくか。
内枠から。
キーンランドスワンは去年のスプリンターズS5着が113。スプリントならという馬かもしれないのですけどさすがにもう歳かなと。
トウショウギアが100でこれは根岸Sで記録したダートの数字。
プリサイスマシーンは去年のマイラーズCの109。
マルカキセキがスプリンターズS4着で115。
マイネルアルビオンはシルクロードS2着で101。
ネイティヴハートのオーシャンSは105。
リミットレスビッドは根岸Sが107。
ブルーショットガン阪急杯は104。
シンボリグランはオーシャンS3着で106。
カネツテンビーはCBC賞2着が101。
オレハマッテルゼは東京新聞杯2着が105。
ギャラントアローは淀短距離で勝ったのが108で、今年出した数字としてはこれがトップ。
シーイズトウショウはテレビ愛知OPと函館スプリントの勝ちで107。
ラインクラフトはNHKマイルの時の112が持ちレート。今年初戦となることや、1200mという距離への対応が気がかりではあるのですが、出てくるからには無様なレースにはせんだろうなと思います。
ウインクリューガーは去年の阪急杯とスワンSで出した108。
タマモホットプレイはシルクロードSを勝って106。
ゴールデンキャストは去年の高松宮記念6着で107。
コパノフウジンはオーシャンS2着で102。
はっきり言って古馬GIの数字じゃないよなと。レート買いするならもうラインクラフトの単勝しかないかねえという気分。

2006/3/25

Foreign Racing

Dubai

今年はカンテーレがサタうまの放送時間を延長してDWCを中継し、かつ他のレースの映像を流すと言う事もあるし、MBSもラジオで中継とのことで結構恵まれてるよな、関西という気はしますか。できるだけ結果を挙げていくつもりではあります。
まあ、MBSラジオだったら深夜なので関東圏でも電波を拾えるんではないかなと昔の経験から語ってみる。関東の出力50kのラジオ局でも結構ノイズが入ってたが、聞き取れない事は無かったなあというところで、その逆でも問題無いんでねえのかなと。
それにしてもフジのすぽるとは何なのかね?とは思う。番組終了直前に速報で、10:40のゴドルフィンマイルの結果を一言だけ言われてもなあという話。その直後のサタうまがまた、開始直後から完璧ドバイに話題を振っていたのとは対照的ですた。というか高松宮記念をほとんどやらずDuty Freeに時間を割いてくれてました。マジ、カンテーレGJですよ。ただ、現地中継には専門家を派遣して欲しかったなとは思う。アレだけは汚点だ。まあ、レースの中継があっただけでも今回は良しとすべきか。
結果の詳しいのは明日やるとして、適当にフォロー。とにかく今年は2001年の池江調教師よろしく、橋口調教師に尽きる。

Godolphin Mile

いきなりユートピアが勝ったですわよ。というか、私、展望で勝てるとは書いたけど本当に勝ちよるか。
まあ、逃げ切り体勢に入ったら強いわけで、そういう競馬を久し振りに乗ったにも関わらずいきなり向こうでやっちまう武豊も凄いとは思うよ。だからユートピアはForty Ninerの最高傑作と言われても良いと…。うん、アレだけ展望で書いておいて惨敗されたらどうしようとか思ってたが、勝って良かった。とにかくユートピアにはいかに気分良く行かせて、揉まれない競馬にしてしまうかであるという事でしょう。
2着のWin River Winはトルコ馬であり、トルコのチャンピオンのレベルってどんなもんよ?とか思ってたが、来たなあという感じではあります。全盛期ほどの強さは失っているとはいえIsland FashionであるとかLundy's Liabilityに勝てるのだから十分といったところか。
Jack Sullivanはやはりこのコースに強いものの勝つには足りないというところで、Marbushは地の利と連勝していたという部分か。

UAE Derby

Discreet Catが差をつけて圧勝でした。で、Testimonyが2着のFlamme de Passionが3着。4着がウルグアイ三冠馬のInvasor。
Discreet CatはこれでKダービー参戦ということになるのかな。そうなれば北米のトップクラスとの力関係が分かって良さそうではありますな。
Flamme de Passionは遠征という事を考えると良くやったという事になるのではないかな。

Golden Shaheen

Sunshine Millions Classicで大暴走したProud Tower Tooではありますが、スプリントならそれが活きるということではあるのかねえ。2着にはThor's Echo。
Agnes Jediはもっとダメかと思ったが意外と上位だったなと思われ>6着

Sheema Classic

ここもハーツクライが勝って、今年のドバイは橋口先生のためのドバイと化しつつあり。というかハーツクライで逃げたルメールの判断が光る結果か。まあ、それが無くてもという感じの圧勝ではあったが。

Duty Free

David Juniorが直線で抜け出して完勝。
Hat Trickは最後方からってのはどうなのよ。Heart's Cryを見てれば前で勝負って選択をしないと厳しいってのはあったのではないかなと。

World Cup

あの展開と位置から来るのかよというのが実感。こんなに強い馬でしたのか、Electrocutionist。というか今後どのレースに出るのだろうねえ。
Kane Hekiliはあの位置から直線伸びてこないのですから力負け。この馬でも、このメンバーでも5着ということを思うとやっぱりトゥザヴィクトリーは凄かったんですよと(結局そこか

Comic

EREMENTAR GERAD 蒼空の戦旗 3 / 東まゆみ / コミックブレイドMASAMUNE

EREMENTAR GERAD-蒼空の戦旗 3
蒼い方のEREMENTAR GERADは3巻目。
1年ぶりということになりますか。EREMENTAR GERADに関しては紅が年2冊、蒼が年1冊というペースで落ち着いたかという印象ですねえ。都合3冊ということなら文句は言えないペースということになりますかね。
さて、蒼の3巻はEREMENTAR GERADには非常に重要です。ジィンの胸が実は大きいということが判明いたします。非常に重要です(オイ
後半にヴォルクスが登場し、この舞台が紅においてヴォルクスが登場したときから3年を過ぎた時期であるということが明かされるわけです。ということは蒼の開幕でエディルガーデンが攻めてきたとか言うあたり、紅の方でエディルガーデンと決着をつけることはないと考えてよいのでしょう。
なので、紅においてレンは結局エディルガーデンには行かなかったと考えて良いのではないかなとも思います。そのあたりは少し前からクーはグリィナに忠告されているわけですし、シスカも全く知らないわけでもなさそうなところはありますしね。
オルガナイトあるいはジークフォーゲルが存続している以上、かの一行はエディルガーデンに深く関与することは無かったということになりそうか。勿論グラディアスらとの決着はつけるだろうけど、どうにもグラディアスは味方というかあの対立関係の中でやられそうな気もするが。
一方この蒼い方では、アークエイルが影も形もございません。アークエイルの勢力圏外と考えるか、ジィンの存在が隠されていたからと考えるべきか。全く無関係なままで話が最後まで行くとも思えないかなと。
この二つにおいて共通しているのは、不意に最高クラスのエディルレイドと契約してしまって、不慣れな使い手が本来圧倒的な力を発揮する彼女らの力に制限を掛けてしまっているということになります。
クーの動機は典型的なボーイミーツガールでありますし、その後の展開もその王道を外していないと言えましょう。当初はレンの目的であるエディルガーデンに行くという方向に引っ張られていましたが、どうもそこからクー自身の判断というのが今後出てくるはずであり、この人たちは結局エディルガーデンには行かないでしょう。グラディアスとかこれまでに出て来た幹部級あたりくらいまでとの決着ではないかなと。
ただ、このためか目的がはっきりしないという部分はどうしても出てきてしまいますかねえ。今のところはオルガナイツらに襲撃されて、それに対処していくしかないというパターンですし。
アシェアの方は国を取り戻すという分はっきりしてますけど、どうやっての部分が全く見えないわけですよ。今のところは友好国を巡って支援してもらおうという感じはありますかねえ。で、そのときにオルガナイツの襲撃に遭うということで、これも繰り返すと単調になりそうですし、こっちは連載誌の関係上それほど量をかけずにさっさと話を進めてもらいたいなあと思うところではあります。

雑記

アコR

ようやく車のタイヤをスタッドレスからノーマルに換えました。ユーロRは納車のときにはもうすでにスタッドレスタイヤということでお願いしていたのでノーマルタイヤは初めてということになります。POTENZAのRE050というかなり馬鹿げたタイヤになるわけで、スタッドレスですらアレだけよろしかったのが、更に良くなるわけで…。あとは燃費ももうちっと良くなるかなというところか。
でいつものことながら自分の車のタイヤを換える時にはついでに親の車もタイヤを換えないといけないわけですよ。そのあと洗車もするわけで、結局いろいろやってて半日使い果たしたというところで、時間があればどっか行こうかと思ってたがやめた。
で、親の車を動かしたりしないといけなかったわけですが、まずシートに座ると目線が高すぎて不安になる。コラムシフトなので一瞬セレクタの位置がわからなくなる。クラッチ踏まずにセルを回すのが不安になる。最後にブレーキだけ踏んでてエンストしないか不安になるw。やー、3ヶ月で完全にマニュアル車に慣れきってしまいました。クラッチがないと不安ですのよw。というか人間変われば変わるもんですな。MT車に限らず車の運転って結局慣れの問題であると実感した次第。
ついでに今日、自動車保険の更新案内が届きました。CL7アコードの料率は4とか5が並ぶだけ助かりますが、高いよね。これに5月には自動車税ってことで4万くらいの請求が来るわけでワゴンRのときとは比べ物にならないのがorz。ま、しゃあないわな。

2006/3/26

Foreign Racing

それでは昨日のドバイをちゃんと振り返りますかね。シーマとデューティはHKJCにレース映像ありますよということで一つ。

Godolphin Mile GII Nad Al Sheba UAE Dirt 1600m

1.Utopia: Forty Niner - Dream Vision by Northern Taste
2.Win River Win: Virginia Rapids - Thirty Zip by Tri Jet
3.Juck Sullivan: Belong to Me - Provisions by Devil's Bag
4.Marbush: Linamix - Fig Tree Drive by Miswaki
5.Shamoan: Monashee Mountain - Fable by Absalom
6.Court Masterpiece: Polish Precedent - Easy Option by Prince Sabo
7.Island Fashion: Petionville - Danzigs Fashion by A Native Danzig
8.Blatant: Machiavellian - Negligent by Ahonoora
9.Lundy's Liability: Candy Stripes - Emerald Counter by Geiger Counter
10.Holiday Camp: Chester House - Arewehavingfunyet by Sham
スタートで上手く出て、そのまま先頭に立つ。この時点である程度勝負ありという部分もあって、あとはLundy's Liabilityがこの大一番での復活とかが怖いようなところもあったわけですが、これがどうにも不発だわで直線に入ってからも止まらず後続を引き離す。一頭後ろから飛んできたWin River Winが来るもののこれは激戦の2着争いまで。4馬身差をつけて悠々とユートピアが勝ちました。橋口師もコメントしている通り、ユートピアは自身のペースを刻んでいければ強い逃げ馬ではありますし、この舞台は左回りのダートマイルで前が最後まで止まらないという先行有利なところもあり、文句無しの舞台ではありました。
Win River Winもこの舞台でJack Sullivanに先着できているくらいだから、一角の実力馬であるというのは示したか。
Lundy's Liabilityはどうにもならないという感じの結果にて、北米馬もIsland Fashionも今の状態ではこの程度かってところはあり、何とかShamoanが5着に入った程度に過ぎず。ユートピアとしたらメンバーに恵まれたという面はあるにしても、これだけ完勝できるんだから良かったなと思います。やっぱりこの馬はForty Ninerの最高傑作でしょう。

UAE Derby GII Nad Al Sheba UAE Dirt 1800m

1.Discreet Cat: Forestry - Pretty Discreet by Private Account
2.Testimony: Yes It's True - Kit Kat Kitty by Pentelicus
3.Flamme de Passion: Kurofune - Curly Passion by Tony Bin
4.Invasor: Candy Stripes - Quendom by Interprete
5.Dominguin: Domingo - Paladin's Silver by Silver Buck
6.Simpatico Bribon: Election Day - Saca La Mano by Sayaret
7.Gaburin: Fusaichi Pegasus - Dashing Eagle by Danehill
8.Where's That Tiger: Storm Cat - Blissful by Mr. Prospector
9.My Royal Captain: Zabeel - Kiwi Magic by Vice Regal
10.Gold For Sale: Not For Sale - Lava Gold by Java Gold
11.Well Armed: Tiznow - Well Dressed by Notebook
12.Jackson: Clackson - More Luck by Baynoun
13.Unification: Dixie Union - Devil's Orchid by Devil's Bag
Discreet Catが予想以上に強かったという印象はあります。このあとはケンタッキーかな。昨年このパターンが失敗となったり、この前のレースのLundy's Liabilityの体たらくというのも見るに、このレースの勝ち馬のその後というのは芳しくないというところがあるだけに頑張ってくれればなあとは思います。どうせForestryだしどうでも良いっちゃそうなんだがw。むしろ2着の方にStreet CryとかTotal Impactが出ていて良さそうというところもあったり。で、このTestimonyも殿下の馬ではあるわけで…。
ということでフラムドパシオンとしては地元馬2頭にこそ先着されたものの、この結果なら十分というところはあるのではないかなと思います。というかあの舞台で殿下の強い3歳馬を下すのは並大抵の事ではなさそうですし。
南半球馬としては4着に来たウルグアイ三冠のInvasorが最先着となり、期待されたGold For Saleを始め有力馬が軒並み崩れたのが残念だったかなと言うところはあります。まあ、ほとんどこのまま北米移籍でまたぶつかる機会あるかなと思いますので、一応今後に期待する部分ってのはあるわけなんですが…。

Dubai Golden Shaheen GI Nad Al Sheba UAE Dirt 1200m

1.Proud Tower Too: Proud Irish - Dora's Tower by Irish Tower
2.Thor's Echo: Swiss Yodeler - Helen of Troy by Mr. Integrity
3.Jet West: Western Fame - Jetinwith Kennedy by Tunerup
4.Captain Squire: Flying Chevron - Dolly's Back by At the Threshold
5.Gaff: Maria's Mon - Ionlyhaveeyesforu by Tunerup
6.Agnes Jedi: Agnes World - Lucky Pisces by Crafty Prospector
7.Tropical Star: Machiavellian - Tropical by Green Desert
8.Perfectly Ready: More Than Ready - Elle Duccio by Danehill
9.Azul da Guanabara: Aracai - Luz da Guanbara by Fast Gold
10.Thajja: Daylami - Jawlaat by Dayjur
11.Heart Alone: Music Prospector - Sylicon Purple by Purple Mountain
12.The Lord: Southern Halo - Lourdes by Ringaro
13.Howick Falls: Stormin Fever - Hollins by Roanoke
14.Conroy: Gone West - Crystal Gazing by El Gran Senor
15.Raging Creek: Storm Creek - Yardstick by Sunny Clime
なんだかんだと言ってもやっぱり北米という結果でしたね。このレースはもうそういうものなんだなということでしょう。北米とそれ以外のところでのレベルの差というのはかなり大きく、たとえ北米馬が普段に比べて弱そうに見えても勝てる相手ではないのだなと。
そういう前提条件から見ればアグネスジェダイは北米馬以外の中では最先着であり、凄く頑張ったというところはありますかね。向こうに行ってからも全くよさそうな話が出てこなかったのでどうしようもないのかなと思ったわけなんですが、馬場への適性とかもあったかなと。

Dubai Sheema Classic GI Nad Al Sheba UAE Turf 2400m

1.Heart's Cry: Sunday Silence - Irish Dance by Tony Bin
2.Collier Hill: Dr. Devious - Polar Queen by Polish Precedent
3.Falstaff: Montjeu - Dance of Love by Pursuit of Love
4.Ouija Board: Cape Cross - Selection Board by Welsh Pageant
5.Alexander Goldrun: Gold Away - Renashaan by Darshaan
6.Alayan: Sri Pekan - Alaya by Ela-Mana-Mou
7.Layman: Sunday Silence - Laiyl by Nureyev
8.Norse Dancer: Halling - River Patrol by Rousillon
9.Mustanfar: Unbridled - Manwah by Lyphard
10.Punch Punch: Aksar - By the Law by Minstrel Glory
11.Oracle West: Western Winter - Noble Prophet by Noble Ambition
12.Relaxed Gesture: Indian Ridge - Token Gesture by Alzao
13.Greys Inn: Zabeel - Great Verdict by Christmas Tree
14.Shanty Star: Hector Protector - Shawanni by Shareef Dancer
レース前にどの程度まで決めていたのかは知りませんが、橋口師は全くの予想外な展開だったという事らしいハーツクライの逃げ。最後のコーナーでは後続に脚を使わせるように並ばせて直線で突き放していくというハーツクライらしからぬレースながら完勝でした。結構ルメールがすげえというところもあるのかなとは思いますが、ハーツクライくらいに末脚を持ってる馬にああいうレースをされるとなかなか付け込む隙がないという事になるのでしょう。まあ、JC2着の有馬記念勝ちということで、完全に目覚めたようなところはあり、このあと橋口師がいうように欧州遠征となればかなり楽しめるのではないかと思います。
2、3着がCollier Hill、Falstaffというこのメンバーの中ではスタミナ色の強い馬が来ているということで、この日の芝コースはスタミナのかかるタフな芝になっていたのではないかなと思います。それと追い込むのは厳しいというところも出ましたかね。
で、Ouija BoardとAlexander Goldrunはやや残念な結果ながら、とくにAlexander Goldrunにとってはこの距離でもそこそこやれるという感じの手応えみたいなものは得たのではないだろうかとも思ったのですが、Bolger師はやっぱり12Fは向いてないという印象を得たようです。まあ、10Fでも12Fでもどっちでも良いので今年も牡馬相手に使われるんではないかとは思うけど。

Dubai Duty Free GI Nad Al Sheba UAE Turf 1777m

1.David Junior: Pleasant Tap - Paradise River by Irish River
2.The Tin Man: Affirmed - Lizzie Rolfe by Tom Rolfe
3.Seihali: Alzao - Edwina by Caerleon
4.Host: Hussonet - Colonna Traiana by Roy
5.Bullish Luck: Royal Academy - Wild Vintage by Alysheba
6.Perfect Promise: Caesour - Meretricious by Dancing Champ
7.Fields of Omagh: Rubiton - Finneto by Crerreto
8.Touch of Land: Lando - Touch of Class by Be My Guest
9.Russian Pearl: Soviet Star - Velinda by Veloso
10.Tyson: Silvino - Telle Belle by Sledgehammer
11.Whilly: Sri Pekan - Santa Rosa by Lahib
12.Hat Trick: Sunday Silence - Tricky Code by Lost Code
13.Linngari: Indian Ridge - Lidakiya by Kahyasi
14.Valixir: Trempolino - Vadlamixa by Linamix
15.Asakusa Den'en: Singspiel - Whitewater Affair by Machiavellian
Non Runner: Irridescence
Irridescenceは本馬場入場で騎手を振り落として暴走し競争除外。
で、この前のSheema Classicを見て、追い込みは効かないし、割とスタミナがいるなという印象だったわけでこれはもうハットトリックにとっては展開が厳しかろうというのはあったわけですよ。
ということで、スタミナということでは問題のないDavid Juniorが勝ってしまいました。いや、Pleasant Tap産駒に一番人気でGI勝たれるのもどうよとか思わんでも無いわけですけどこの馬は強いということで良いか。Tree of Knowledgeだし血統も良いわけで、今年期待できそうな馬ではあります。
2着のThe Tin Manはこれが今更ここで来ますかという部分は確かにあります。今年のSan Marcos Hを勝っていたあたり衰えというのはなかったんだろうけどねえ。やっぱりこいつももうちょっと長い距離で実績のある馬です。
そんなわけで追い込み勢は散々な結果に終わってますが、タフなコースということでなんとかBullish Luckが5着には来てますね。この馬もやはり強いということで…。
ハットトリックに関しては最後方からの競馬になった時点で終わったなというのはありますし、前目にいたアサクサデンエンってのはちょっとありえない失速でしたので、何かあったかなと思わないでもないです。
結局1800mくらいのちょっと時間のかかる芝を逃げ切るというレースをする馬がここには向いていたのではないかと思えば、今の日本で一番それを上手くやれるのはBalance of Gameではありますかね。出てたら面白かったのではないかなと思います。というかBalance of Gameはここでも良いし香港でも良かったので一度は外のレースで使って欲しかったなと今でも思うんですよね。

Dubai World Cup GI Nad Al Sheba UAE Dirt 2000m

1.Electrocutionist: Red Ransom - Elbaaha by Arazi
2.Brass Hat: Prized - Brassy by Dixie Brass
3.Wilko: Awesome Again - Native Roots by Indian Ridge
4.Magna Graduate: Honor Grades - Peacock Alley by Fast Play
5.Kane Hekili: Fuji Kiseki - Life Out There by Deputy Minister
6.Chiquitin: Fitzcarraldo - Murias by Big Play
7.Maraahel: Alzao - Nasanice by Nashwan
8.Star King Man: Kingmambo - Princess Timide by Blushing Groom
9.Super Frolic: Pine Bluff - Lindsay Frolic by Mt. Livermore
10.Choctaw Nation: Louis Quatorze - Melisma by Well Decorated
11.Shakis: Machiavellian - Tawaaded by Nashwan
カネヒキリとしてはちょっと懸念されたスタートも問題なく、道中の位置としては理想的なポジションであったとは思います。それだけに、直線で伸びてこれないというのは力負け以外の何ものでもないかな。
Electrocutionistは直線に入った段階では到底勝てるような位置にいなかったようにも思うのですが、あの状態から差しきってしまうのですから相当強いのではないでしょうかね。というかこのあとどうするんでしょ。欧州帰っても相当やれると思うし、アメリカに行ってもこれなら恥かかんですむかと思われ。
Brass HatはやはりDonn Hからという臨戦は北米馬にとってベストな条件であるということでしょう。Wilkoの復活にはちょっと驚いた。というかMagna GraduateはWilkoも捕らえきれないのではちょっと期待はずれなところはあるかな。どっちにしろこの3頭が帰国してからちゃんと北米の古馬戦線を引っ張ってくれればいいかなとは思ったり。
さて、これはレース後にチャットでも話していた事ではあるのですが、このNad Al Shebaのダートコースには日本馬ならある程度芝でもこなせる馬が参戦しないと厳しいという部分があるのではないかと。まあ、絶望的に芝に向いてないというのでなければ、芝のレースでも好走できるくらいのスピードは欲しいというくらいだとは思いますけどね。あくまでも日本だと芝>ダートになるのが現状だけに、芝のレースで頭打ちになってダートというパターンだとちょっとこういう場所ではスピードが足りないというのは出てしまう気はします。ユートピアだって芝だと目立たないけど安田記念4着とかの実績があるわけですし。まあ、カネヒキリには欧州の芝に挑戦などと言わずに、アメリカに渡って欲しいなと思うところはありますが。

Chairman's Sprint Prize GI Sha-Tin HK Turf 1200m

高松宮オープンなんて前座ですよ。偉い人にはそれがわからんのです。
1.Billet Express: Keltrice - Pazzihi by Manihi
2.Scintillation: Danehill - Subterfuge by Machiavellian
3.Silent Witness: El Moxie - Jade Tiara by Bureaucracy
Silent Witnessも直線半ばまではScintillationとの競り合いに持ち込めてはいたのですが、最後に失速。更に外から伸びてきたBillet Expressがまとめて差し切りました。ScintillationはちょっとSilent Witnessを振り切るので力を使ってしまったかなというところですかね。
Billet ExpressはGIどころか重賞初勝利がこのレースという事になりました。どれくらい強いのかというのはこの一線だけではちょっと量りかねるというところですが、また面白い馬が出て来たなという印象ではあります。
Silent Witnessも徐々に復調して来ているという感じは受けました。このまま香港で調整してRoyal Ascotなんて狙ってみたら面白いのかなと思われます。

Hong Kong Derby GI Sha-Tin HK Turf 2000m

1.Viva Pataca: Marju - Comic by Be My Chief
2.Hail the Storm: Metal Storm - Sound Willie by Sound Reason
3.Silver Sun: Scenic - Timeless Tenby by Tenby
今日のSha-Tinは結構時計のかかる感じではありました。C. SoumillionがGI連勝。
中団から直線で抜け出したViva Patacaでした。MarjuってのはSha-Tinの芝が得意なんだろうか。一番人気が勝ちましたが2、3着が人気薄で波乱といった感じ。

Horse Racing

高松宮記念 GI 中京 芝1200m

1.オレハマッテルゼ: サンデーサイレンス - カーリーエンジェル by ジャッジアンジェルーチ
2.ラインクラフト: エンドスウィープ - マストビーラヴド by サンデーサイレンス
3.シーイズトウショウ: サクラバクシンオー - ジェーントウショウ by トウショウフリート
4.プリサイスマシーン: マヤノトップガン - ビーサイレント by サンデーサイレンス
5.ネイティヴハート: スターオブコジーン - ポトマックチェリー by ノーザンテースト
6.シンボリグラン: Grand Lodge - Valixa by Linamix
7.リミットレスビッド: サンデーサイレンス - エリザベスローズ by ノーザンテースト
8.ゴールデンキャスト: タイキシャトル - リターンバンダム by Niniski
9.タマモホットプレイ: フジキセキ - ホットプレイ by ノーザンテースト
10.カネツテンビー: テンビー - プロポーション by ハバット
11.ブルーショットガン: サクラバクシンオー - オギブルービーナス by スーパークリーク
12.ギャラントアロー: リンドシェーバー - コーラスジョオー by ロングリート
13.マルカキセキ: フジキセキ - フライングカラーズ by ジェイドロバリー
14.ウインクリューガー: タイキシャトル - インヴァイト by Be My Guest
15.コパノフウジン: ヘネシー - ウェディングベリー by スキャン
16.キーンランドスワン: Distant View - To Act by Roberto
17.マイネルアルビオン: マイネルラヴ - ゴールデンボタン by ダンサーズイメージ
18.トウショウギア: オジジアン - ターナートウショウ by ナイスダンサー
ラップタイム: 11.9 - 10.5 - 11.3 - 11.3 - 11.3 - 11.7
関東馬が一番人気って信頼できんよなと思った分は綺麗に飛んでったので間違いではなかったとは思う。
で、ここ数年大きく変わり映えのする事が無いメンバーだなとか思ったのもあって、ギャラントアローとかシーイズトウショウとか既に古豪と呼ばれるようなあたりに期待してみたのですが、鞍上見ただけで脊髄反射して切ってしまったオレハマッテルゼにやられる始末。シーイズトウショウなんてこんなチャンスはないだろうというレースだっただけにこれでも3着かよと思うところはありますねえ。
ラインクラフトはもともとの能力が高いのと、このところ中距離での活躍が目立つエンドスウィープ産駒ではあるものの本来はこういうスプリントでこそ期待された種牡馬ではあるわけで、やっぱりスプリント能力高いのなと妙に納得しました。それにしても1200m戦初挑戦の2頭が1、2着というのはこの路線としてはどうなのか。

Comic

パノラマアワー / 吉川博尉 / マッグガーデン

パノラマアワー―吉川博尉短編集
表紙から十分なほどに漂ってくるこの雰囲気ってのは大好きですのことよ。
昔に出た作者の初の短編集にGファンタジーに掲載された2作品を追加してのリリースという事らしき。実際、読むとこれがそのデビュー作なのかなというものがあります。ま、その一作だけ絵の雰囲気が違いますし。
Gファンタジーに掲載された作品は読んでいるはずなんですけど、増刊号のGファンタジー++の方に載ったマンガは全然憶えてませんでした。本誌に載ったパノラマアワーは覚えてましたよ。確かにこうして見ると絵は変わってないのですけど、龍屠なんかと全く結びつかなかったのが不思議ではありますね。
短編集ではあるわけですが、一つ一つの作品を見ていくとちょっと物足りないなと思うのも確かです。良いなと思う作品もありますが、短すぎたり、話ちゃんと作ったのかと思ったのもありました。
それでも世界観とかは結構好きであるわけでして、こういうものが元になって龍屠玩偶ができたのかなと思えば読む価値はありです。

2006/3/27

Foreign Racing

旗幟を鮮明にするべし

ドバイのときにチャットで片寄ってるだの、フィルター掛かってるだのと言われたので、あらためて思い知っていただくために、演説といきますか。

諸君 私はNureyevが好きだ
諸君 私はNureyevが好きだ
諸君 私はNureyevが大好きだ

Theatricalが好きだ
Miesqueが好きだ
Soviet Starが好きだ
Zilzalが好きだ
Reams of Verseが好きだ
Spinning Worldが好きだ
Peintre Celebreが好きだ
Heart Lakeが好きだ
Black Hawkが好きだ

仏国で 米国で
英国で 愛国で
日本で 豪州で
芝で ダートで
父系で 母系で

この地上に存在する ありとあらゆるNureyevが大好きだ

正当にスピードを享け継いだマイラーが 欧州のマイル戦線を蹂躙するのが好きだ
血統の奥に眠るスタミナを呼び起こした産駒が マイルハーフを圧勝したときなど心がおどる

Nureyevの血を持つ競走馬が Danzigの血を撃破するのが好きだ
創設間もないBreeders' Cup Mileを Miesqueが楽々連覇した時など胸がすくような気持ちだった
代を経ても衰えぬスピードが 短距離レースを蹂躙するのが好きだ
不意に得たスタミナが 王道と呼ばれる路線を 何度も何度も制覇していく様など感動すら覚える

Zabeelがオセアニアを制圧し Kingmamboから超一流馬が続出する様などはもうたまらない
並み居る強豪馬が Peintre Celebreの前に 凱旋門賞という舞台でばたばたと薙ぎ倒されるのも最高だ
哀れな2歳馬達が 雑多な血統で健気にも勝ち上がってきたのを
良血に物を言わせたFasliyevが Kinaneに操られて木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える

米血の良血軍団に滅茶苦茶にされるのが好きだ
成功が約束されていたはずの後継種牡馬が蹂躙され期待を外し続ける様は とてもとても悲しいものだ
Coolmoreの物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ
Danehillに追いまわされ 害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ

諸君 私はNureyevを 狂気の様なNureyevを望んでいる
諸君 私に付き従う閲覧者諸君
君達は一体 何を望んでいる?

更なるNureyevを望むか?
情け容赦のない 狂った様なインブリードを望むか?
クラシックの舞台で失格を喰らい 幾度も死線を乗り越える 嵐の様な彼の血を望むか?

「NUREYEV!! NUREYEV!! NUREYEV!!」

よろしい ならばNureyevだ

我々は満身の力をこめて今まさに振り下ろさんとする握り拳だ
だがこの暗い闇の底で四半世紀もの間 堪え続けてきた我々に ただのNureyevではもはや足りない!!

Nureyevのインブリードを!! Vallee Enchanteeのようなインブリードを!!

直仔はわずかに一個大隊 千頭に満たぬ産駒にすぎない
だが彼らは 一騎当千の良血馬だ と私は信仰している
されば彼らは 悠に100頭を超えるステークス馬の軍集団となる

Nureyevを忘却の彼方へと追いやり 眠りこけている連中を叩き起こそう
鬣をつかんで引きずり降ろし 眼を開けさせ思い出させよう
連中に狂気の味を思い出させてやる
連中にNureyevの末脚の音を思い出させてやる
芝とダートのはざまには 奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
一千頭の良血のサラブレッドで 競馬場を埋め尽くしてやる

全種牡馬種付け開始 旗艦Kingmambo種付け復帰
了承!! 全競走馬 休養放牧 解除
「ニアルコスファミリー アラン・クーパーより 全てのNureyevの血を持つものへ」
目標 英国上空 アスコット上空!!

そしてすべてはRough Shodの旗の元に 状況を開始せよ
逝くぞ 諸君

…調子に乗ってたらフルサイズいってしまいました。普段の言動のせいで一部ネタがネタに見えないのが困りものです。言うまでも無かろうが、この項、全部ネタ。思いつきと勢いの産物。
ということで、この辺参照するよろし>2chガイドライン板:「諸君 私は〜が好きだ」を貼って <16>
まあ、私は原典から引っ張ってきてますが、素人にはお薦めできない。

Black Tea

Sultane BOP / Mariage Freres

久し振りに紅茶の話です。というのもこの冬は例年以上に紅茶を消費したのだけれども、その大部分が、この寒さで氷なんぞ浮かべてられっけーと思ったために、蒸留酒各種を割るために消費されておりました。だったらAhmedとかで良いやなという気分になって、あれの200gとか入ってる缶を飲みまくったというのはあります。そしたら、去年買った茶葉が100g単位で3つほど出てきました。さっさと飲めよという話。
ですのでまずはSultaneです。Uvaベースのブレンドという事ではありますが、Uvaの特徴的な香りも十分で、Uvaとその他産地のブレンドというよりは、Uvaの中でのブレンドかなという印象。非常に良い茶葉ではあるのですが、Uvaに良くある細かいBOPタイプなのがちょっとなとは思います。ちょっと時間をおくと雑な苦味が目立つようになってしまうのが残念ではあります。まあ、OPでじっくり淹れたいならSt. James OPを使えば良いわけなんですけどね。
うーむ、どこを切り取っても典型的Uvaという風合だけに特筆すべき事は無いかなあ。まあ、Uvaの茶葉が欲しくなったときの選択肢として常に挙げておけるレベルはあると思われ、簡単に言うと気に入った。
Uvaも結構世間一般で言う紅茶のスタンダードから離れたキャラクターですので、好き嫌いってのはあると思います。いわゆる普通の紅茶でちょっと物足りなくなったり、変わった紅茶を飲みたいと思った時の選択肢としては良いかなと思われます。一応世界三大銘茶の一つではあるので、一度くらいは本物のUvaを飲んでみるのもよいのではないでしょうか?…Mariage Freresのメジャーではない銘柄を薦めるのもどうよとは思うけどね。まあでも結構高いあの敷居も一度跨いでさえしまえば、気にならなくなりますよなどと。

2006/3/28

雑記

昨日のアレ

まあ、本業が時間ばっかりかかるだけの作業と化すと頭の妄想回路が作動し始めるわけでして、燃料が投入されるとこの通りというところではありますな。まあ、ヘルシングなんてのはこの手の愉しい元ネタが転がりまくってるわけではありますので、またスイッチが入ったらデンパ飛ばしてみようかと思います。
まあでも、Dream Dealでやろうとしたらネタがマニアックになりすぎた挙句足らんし、9-f族でもマニアックになりすぎる部分があって、一番穏当なNureyevという事になりました(あれで穏当だと思ってるお前の頭がどうかしてます。
元ネタに引き摺られるあまりFasliyevを持ってきたのは少し後悔している(ダマレ。

一応Storm CatとA.P. Indyの凄さを

あのネタを書いてるときにNureyevの生涯産駒数とステークス馬数の裏を取るためBlood-Horseの統計データを見に行きました。Leading Sires by percentage of Stakes Winnersという奴な。2004年版は手元に保存してたし、Nureyevはまだ現役に残っている産駒が居るには居るものの、もう数字を変動させる要因を持たないと考えられるわけでそっちでも良かったが、2005年版はPDFになりましたかなというところで…。ちゃんとありますた。
ということでこんなものの順位がそう簡単に変動するわけも無く、もうずっと1位Danzig、2位Nureyevです。というか結局この2頭が突き抜けているわけだし。ということで元々が同父かつ同期であり、キャラクター的にも近いというイメージのあるNureyevとDanzigではありますれば、Nureyevとして撃破すべきはMr. ProspectorなどではなくてDanzigとなるわけですな(ネタの言い訳をしてどうする。
さて、本題。DanzigはAEIベースでもトップだし、重賞馬もGI馬もトップです。南半球の分を加算しているSouthern HaloがGI馬ではトップになってるが、それを考えないならDanzigという事になるでしょう。しかしこの上位は既に実績が十分すぎる種牡馬で埋め尽くされており、アクティブな種牡馬としてはトップ10内にStorm CatとA.P. Indy、Smart Strikeの3頭となります。
ということで話をLeading Sires by AEIのリストに持って行くと、Storm Catが突き抜けます。面白いのはこっちにはYearlingでの産駒落札額の平均というのが出ているのですがStorm CatはLifetimeに較べて2002-2005の3年間の数字が倍額。特に2004年と2005年のYearling市場というのは非常に活気があったので全体的にどの種牡馬を見ても上昇傾向にはあるのですが、Storm Catに対してはその狂った数字は何だと言いたくもなります。A.P. IndyだってKingmamboとかSeeking the Gold、Gone West、Unbridled's SongといったMr. Prospector系の高額種牡馬陣の追撃を許さないんですが、もうStorm Catだけ別世界です。確かにステークス、重賞、GIとどの部分で切っても他の種牡馬の追随を許してはいません。当然のようにAEIベースでもそうなる。GI馬率ではA.P. Indyが上であるような表記になってますが、少なくとも表にある数字で計算するとA.P. Indyの方が低いのでちと分からん。
こうして見るとStorm Catが北米のトップサイアーであるのは実感できますかねえ。それでもその種付け料は高すぎるんだよとは思うわけですが。
そしてA.P. IndyはというとぶっちぎりでComparable Indexが高いのですな。要するに簡単に言い過ぎると良血ばっかり相手にしているという事になりますか。Danzigなんかも相当高いんですし、Storm CatとかSeeking the Goldなんかも高いですよ。でも2005年までの集計で4.14ともう馬鹿げてますな。尤もStorm Catは初期の繁殖で数字が低くなってるという気はしますので、ここ5年くらいと区切ったら怖そうな数字を叩き出しておかしくないわけですが。A.P. Indyは最初から良血ばっかりだからねえ。
あの高いCIとほぼ同じAEIを出せるStorm Catは確かに凄いと思いますので、A.P. Indyはもっとガンバレ。
まあ、AEIにしてもCIにしても、どこまでを集計範囲とするかで変化する数字ではあるので参考程度ではありましょう。ちなみにサンデーサイレンスを日本の中央と地方の合算で計算するとCIも相当高いがそれ以上にAEIが頭抜けて高いという、それはそれで馬鹿な結果が出るわけですが。

Gone Westが見つかりません

ところでPDF版だとLeading Siresが150位まで載っているのでGone Westを探してみたわけですが、居ないよ?事態は深刻ですw

2006/3/29

Comic

ドロテア 魔女の鉄槌 1 / Cuvie / ドラゴンエイジ

ドロテア魔女の鉄鎚 1
4月発売予定だったから油断してました。今日何気なく本屋に行ったら置いてあったので即購入。今月買ったマンガが何冊になってるかと言うのは考えてはいけません。いやここに書いていないのも結構あるわけで…
さて、Cuvie先生の(一般向けとしては)初となるコミック。というか一般誌に載ったの自体ドロテアが初めてではあったんで無かったかな。去年連載が始まったときは驚きましたね。丁度Cloudyを読んで完全に嵌まってた頃ってのは確かにありましたし。それで結局エロマンガの方のコミックを5冊全部持ってるだけに…。エロの方ではやっぱりCloudyが一番良いかなとは思われ。
cloudy
これな。内容について語るのはさすがに自粛ということで。「手をつないで」とか好きですな(ダーマーレー
なんか公式サイト: ShootOuts on the webを久し振りに見に行ったら続々とコミックが出るみたいね。ドロテアは来月に2巻が出るし、エロの方も2冊出るらしき。私は全部買うような気がしてなりませんw。トップはドロテアですが、中に入ったところで出るのはそのエロマンガのになってるわけでー
さて、ここから本題ですよ。
ドロテアは舞台が魔女狩りの嵐吹き荒れる中世欧州。マクシミリアン帝とか出てくるので15世紀が終わりに近付く時期ということになりますか。ドイツ地方の小邦ナウダースには異教信仰が残り、時として青白い肌、色の無い髪、赤い眼の「白き子供」(要するにアルビノですな)が生まれ「白の家」の巫女の元にて育てられる。ドロテアはその白き子供であり、その容姿は一つ間違うと魔女として裁かれかねないものではあるが、郷を守るために傭兵に志願して入隊するというのが1巻のラスト。初回から家を襲ってきた傭兵団を返り血を浴びながらも皆殺しですよ。あっさりと描かれているけど、一人でも逃がしたら家のことが知られてしまうわけで、アレは一人も生かして帰さないというのでないとダメなわけで、実際そうなってるわけで。このときに2年前に傭兵に出ていたギュルクが帰ってきたことでドロテアは外の世界を知るため、また「家」を守るために傭兵となる事を決意し、曲折の末ギュルクに認めさせます。
ギュルクはドロテアとまたもう一人の白き子供であるエルゼ姫と一緒に育っているが、傭兵に出て、傭兵として一通りの経験を積んでいる。そこには略奪暴行なども含まれていますし、魔女裁判の顛末などもその場に居合わせた経験などあるのだろう。だからこそドロテアが傭兵に志願すると言ったらば反対するのですし、外の世界のことなどドロテアやエルゼ姫には語りたくとも語れません。
逆にドロテアは外の世界を知らないし、若さもあるので「魔女にされたものがどんな仕打ちを受けるか知らない」と言われても、「そんなの怖くありません」と言えてしまう。ドロテアが実際に魔女がどんな仕打ちを受けるかを知る話は2巻に収録されるかなというところですが、とにかくこの時点ではかなり世間知らずなわけです。主人公がそういった状態なので、この1巻はまだしもましなのですが、こういった舞台設定なのでこれからどんどんダークな方向になっていきます。
白の家は一応異教の巫女が居るわけだし、存在が発覚したら間違いなく裁かれるでしょう。そうなったらエルゼ姫も巻き込まれ累が領主にも及ぶから異教信仰を隠蔽していると言うのが実情ではありましょうが、その中でも元傭兵のジグムンドは「原罪」という言葉を使ってますし、ギュルクは古い迷信と言いますし、宿屋の主人もキリスト教的死生観を持っている感じはあります。要するにまだ旧神の駆逐が行われず、民間信仰との混交という形になっている部分はあるか。このあたりは、田舎だからということで納得しますかね。

傭兵についてということで

傭兵の二千年史
リニューアル後のあの味気ない表紙な現代新書は好きになれないわけでね。というか、本棚に並べるとかなりきっついですよ、あの背表紙。勘弁してくれと思う。
ドロテアの第4話には募兵のシーンとかが描かれていますが、全体的に傭兵の描写は「傭兵の二千年史」(菊池良生著、講談社現代新書)のランツクネヒトの項に準拠しているという感じではあります。尤も菊池先生がそのあとがきで種本の一つに挙げている「ドイツ傭兵の文化史」の方かもしれませんけどね。訳してるの菊池先生だし。というか二千年史の方がそう銘打ってギリシャ都市国家から話が始まるものの、その後ローマをちょっと触れてから一気に年代ジャンプという構成にて、かなりの分量を中世欧州、中でもランツクネヒトに割いているわけです。
そのあたり菊池先生の専門分野がオーストリア文学で、そのためハプスブルクなんかに造詣が深いという事情もあるんだろうとは思います。そんなわけでランツクネヒト以外の部分がさらっとしていて物足りないと感じる部分も確かにありますが、ざっと概観を掴むという点では良い本だと言えると思います。
読みやすい文章を書かれる方ですし、まあドロテアに限らずいろいろ読む際に参考になる部分はあります。ヘルシングとか…あれはもう壊滅してるがな。

2006/3/31

雑記

昨日の夜、東京の友人から電話が掛かって来たんですよ。
聞けば、名古屋に来ていて、今日は滋賀に来る予定とか。いきなり何を言い出すのかと思いました。相変わらず謎な奴です。更に続けて、有給とって遊ばないかと言ってのけやがります。舐めてますな、いろいろと。その時点で外は雪がちらついていたということもあって私も今日は会社に行くかどうか迷ってたのでその時点では休めたら休む程度のことを言ってたわけですよ。
それで今日起きたら庭が薄っすらと白いですよ。車は先週末にノーマルタイヤに換えてるのことですよ。会社は家より山の中にあるとですよ。会社に今日休みますと電話入れたw。
ということで一日遊んで終了。友人氏は更に西に向かって旅立たれました。この時期に悠々自適に1週間もあちこちふらつける神経には頭が下がります。私は明日も出勤ですorz

2006/3/30

QMA3

3月になってからのQMA3

まあ、前半は全く時間が無くてQMAのあるゲーセンまで行く事すらできなかったわけですが、先週あたりからやってた分を晒してみる。
1(U-14):雑CU(5)[3]→S連(4)[4]→N4T(2)[8]
2(U-14):S多(5)[5]→AEF(4)[8]→芸R1(4)[5]
3(E-12):学4T(4)[5]→芸多(2)[8]→雑タ(5)[2]→学タ/学EF/学R2/芸並(2123)[1]
4(U-14):AR2(4)[12]→学並(5)[3]→雑順(3)[4]→芸タ/SR2/学並/学R2(0122)[4]
5(U-14):SR2(6)[2]→NCU(3)[9]
6(E-12):雑○(5)[4]→AEF(6)[2]→S連(4)[3]→学順/AR4/Aタ/学並(3122)[2]
1(U-12):N並(5)[11]→学4T(6)[1]→雑タ(4)[5]
2(U-14):学R2(4)[8]→A連(5)[9]
3(U-14):Aタ(3)[9]→芸EF(6)[7]→SR2(4)[4]→SR2/学4T/学R2/Sタ(3233)[1]
4(U-14):学多(3)[5]→A順(4)[8]→雑並(2)[8]
5(U-14):SEF(5)[10]→雑連(4)[3]→AR2(4)[4]→SR2/雑タ/学R2/学4T(3221)[4]
1(U-14):芸○(4)[7]→学CU(5)[1]→AEF(5)[1]→学タ/Sタ/学R2/Sタ(1021)[4]
2(U-10):NCU(5)[2]→S4M(3)[3]→Aタ(3)[3]→学EF/芸タ/学連/雑順(2101)[3]
3(U-13):N連(5)[9]→A4M(2)[9]
4(E-12):芸4T(4)[5]→学4M(5)[1]→SCU(3)[1]→Sタ/A連/学連/A連(1222)[2]
5(U-14):AR2(5)[4]→SR1(4)[2]→学並(5)[1]→学連/学タ/SR2/学タ(2222)[2]
6(U-12):学4M(5)[1]→N連(4)[3]→芸EF(3)[4]→AR3/S順/Aタ/学4M(2223)[2]
7(U-09):S多(3)[4]→雑4M(5)[2]→AR1(3)[4]→学R1/A順/雑EF/学並(2311)[3]
8(U-14):A順(4)[6]→芸連(4)[8]→SR2(3)[3]→AEF/SR1/学並/芸EF(2121)[4]
9(U-12):A○(5)[2]→芸並(4)[5]→学EF(3)[2]→雑タ/学並/雑連/雑タ(1332)[2]
10(U-14):学R2(5)[4]→S連(4)[8]→芸並(3)[3]→SR2/Sタ/学並/芸R3(2332)[1]
なんとかユニコーンでやっていけるという感じではあったり。
店内ランクは何とか10位。まあ、3月に入ってからはこれだけしかやってないということを考えたらもっと抜かれておかしくない気もしますが…。月間ランクでは20位内に居ないしね。今後は自分より下の階級の生徒にスクールポイントで抜かれないという事を第一として、上げられるだけ上げてみるという方向。
アニゲの通過率が雑学やスポーツと同レベルに落ちました。前回のことを考えるとここからもう少し落ちるという気はしている。すでに正答率がなぜか平均以下のノンジャンルを下回って来ているわけでね。これまでギリギリの通過が多かったというのもあるけど、そろそろごまかしきれないよなあってのはあります。
というか既に全体でも正答率が75%を下回っていてやばいんですけど…。
大会は上級魔につきナイトリーグ。とりあえず落ちるまでやりつづけて9クレ33人で終了。最終日にやる時間があるかなという程度なのでこれ以上にはならんような気がします。

2006/3/31

雑記

昨日の夜、東京の友人から電話が掛かって来たんですよ。
聞けば、名古屋に来ていて、今日は滋賀に来る予定とか。いきなり何を言い出すのかと思いました。相変わらず謎な奴です。更に続けて、有給とって遊ばないかと言ってのけやがります。舐めてますな、いろいろと。その時点で外は雪がちらついていたということもあって私も今日は会社に行くかどうか迷ってたのでその時点では休めたら休む程度のことを言ってたわけですよ。
それで今日起きたら庭が薄っすらと白いですよ。車は先週末にノーマルタイヤに換えてるのことですよ。会社は家より山の中にあるとですよ。会社に今日休みますと電話入れたw。
ということで一日遊んで終了。友人氏は更に西に向かって旅立たれました。この時期に悠々自適に1週間もあちこちふらつける神経には頭が下がります。私は明日も出勤ですorz
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