Revery_L_Elektra
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2007/5 [1]2007/6 [1]

2007/5/19

Horse Racing

Preakness S GI Pimlico MD Dirt 9.5F

9頭なら余裕だろ>Circular Quay
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Mint SlewlepSlew City SlewCry Me a RiverGilded TimeAlan GarciaW. Robert Bailes
2XchangerExchange RateSaragozaCrafty ProspectorRamon A. DominguezMark Shuman
3Circular QuayThunder GulchCircle of LifeBelong to MeJohn R. VelazquezTodd A. Pletcher
4CurlinSmart StrikeSherriff's DeputyDeputy MinisterRobby AlbaradoSteven M. Asmussen
5King of the RoxyLittleexpectationsMarrakeshBold ForbesGarrett K. GomezTodd A. Pletcher
6Flying First ClassPerfect MandateFlying in StyleFlying SensationMark GuidryD. Wayne Lukas
7Hard SpunDanzigTurkish TrystTurkomanMario G. PinoJ. Larry Jones
8Street SenseStreet CryBedazzleDixieland BandCalvin H. BorelCarl A. Nafzger
9C P WestCame HomeQueen's LegendDynaformerEdgar S. PradoNicholas P. Zito
ということでKentucky Derby直後にはPreaknessにはKing of the Roxyを出走させてDerby出走組は出さないというような事もいっていたPletcher師でしたが、Circular Quayも出走させる事になりました。Point Givenよろしく、初戦を落として残りの2戦を持って行く形の二冠が最もあり得るパターンと思っていたので、Preaknessには出ないとなったときはどうしてくれようかと思いましたが、出てきたのでまあ良しとしましょう。追い込み脚質故か競馬が下手なところはどうしても否定できず、Kentucky Derbyでも不利を受けていました。Pletcher師はStreet SenseはPimlicoではChurchill Downsほどよく走れない事を願っているとのこと。
Derbyからは他に上位3頭が揃って出走してきました。Street SenseはChurchill Downsで見せている強さを他の場所でも見せられるかどうかという事になりそうで、ちょっとそこまでではないかなという気もします。Hard Spunはわずかとはいえ距離が短くなるのはありがたいところ。Curlinも頭数が少なくなって楽な競馬が出来そうでStreet Senseにとっても楽なレースにはならないでしょう。
C P Westは復帰戦が遅れ、Withers Sを使ってDerbyには出走しませんでした。Withers SではDivina Parkの2着でした。Divine Parkより2ポンド軽い状況で直線差を詰められなかったというのではあまりよろしくありませんね。Flying First ClassはDerby Trialの勝ち馬ですが、本番をスキップしてここに出走してきました。Oaklawn戦線でCurlinに大差を付けられていた馬ですから、ここに来て急にという感じはしませんね。King of the Roxyは距離の問題がつきまとう馬ではあります。Santa Anita Derbyを2着して9Fを走って見せましたが、ちょっとそれより延ばしてよくなるようには思えません。Mint SlewlepとXchangerもパッとせず、Derby出走組の争いという事になりそうです。

Singapore Airlines International C GI Kranji SIN Turf 2000m

Shadow Gate勝っちゃうかな。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
15Oracle WestWestern WinterNoble ProphetNoble AmbitionWeichong MarwingMike de Kock
29Cosmo BulkZagrebIseno ToshoTosho BoyFuyuki IgarashiKazunori Tabe
311Doctor DinoMuhtathirLogicaPrioloJohn MurtaghRichard Gibson
41KandidateKaboolValleyroseRoyal AcademyEddie AhernClive Brittain
56King and KingCelestial DancerMerriang RoadPersian HeightsGlen BossSteven Burridge
64RuwiUnfuwainMa PalomaHighest HonorSo Khoon BengDesmond Koh
710Shadow GateWhite MuzzleFabulous TurnSunday SilenceKatuharu TanakaYukihiro Kato
82DezignaVolksraadLabel BasherConquistaroseVincent ColganWayne & Vanessa Hills
93CrusoeVolksraadCaserioKaapstadAndrew CalderLaurie Laxon
1013Royal AdmiralStarjoKilmaghennyLord BallinaNoel CallowLaurie Laxon
117Stembro ChoveFast GoldSetting TrendsKnifeboxRobbie FraddPatrick Shaw
1212Big EasySpinning WorldNicoles NinerForty NinerDarren BeadmanLaurie Laxon
138War HornFestinForli VousForlitanoBarend VorsterPatrick Shaw
Cosmo Bulk、King and King、Big Easy、War Hornは去年も走ってましたね。
ということで去年の勝ち馬Cosmo Bulkが帰ってきたというところではある。でもCosmo Bulkのその後の戦績は不振と言われても仕方のないものではあり、日本馬ではShadow Gateが人気になっています。楽に逃げさせてもらえるかどうかではあるだろうけど、流石に去年勝ってる馬に注文どおりのレースをさせたらあかんやろってのはあるので、Cosmo Bulkにとってはややきついかな。Shadow GateとしてはマークはCosmo Bulkにとなれば楽になるんじゃないかな。田中勝春騎手は土曜も現地で乗ってますし。
他の遠征馬としてはSheema Classic2着なら実績断然になるOracle Westですが、香港のレースなんかを見るに遠征の疲労は隠せないかなと思うところ。そら去年のFalstaffほどどうしようもねーなと思うような感じではないですけど、ここで実力を見せられるかと成るとやや微妙。
Kandidateはドバイのあとイギリスに帰って一戦してきてまた遠征というあたりのローテーションの組み方に疑問を持つかな。Doctor DinoもGaneyからの遠征になるのでちょっと間隔の詰まった状態での遠征になるんだけど、往復になっていない分こっちの方がマシではあるかなと。
しかし地元馬はさっぱり分からん。2着のKing and Kingがいるものの、これがあまりパッとしていないようで、地元の同条件GII Queen Elizabeth II Cを勝ったRoyal Admiralを中心と考えるのが妥当かなと。

オークス GI 東京 芝2400m

うーむ、これはちょっとなあ…
馬名母父騎手調教師
1スマートストームアグネスタキオンパウダーストームStorm Bird長谷川浩大宮徹
2ローブデコルテCozzeneColor of GoldSeeking the Gold福永祐一松元茂樹
3マイネルーチェスペシャルウィークマイネブリリアンサッカーボーイ大野巧弥上原博之
4ハロースピードマヤノトップガンハローヘレンSecretariat松岡正海相沢郁
5ミンティエアーアグネスタキオンヒットザスポットDeputy Minister蝦名正義勢司和浩
6ミルクトーレルダンスインザダークミスワキジャパンPhone Trick松田大作昆貢
7ベッラレイアナリタトップロードマリスターBaldski秋山真一郎平田修
8ピンクカメオフレンチデピュティシルバーレーンSilver Hawk四位洋文国枝栄
9レインダンスダンスインザダークレンBob Back鮫島良太宮徹
10トウカイオスカートウカイテイオーブリリアントミストリアルシャダイ後藤浩輝後藤由之
11カタマチボタンダンスインザダークタヤスブルームCaerleon藤田伸二加藤征弘
12ラブカーナオースカーナCaerleon菊沢隆徳中村均
13ウィンナワルツアグネスタキオンダンシングキイNijinsky村田一誠森秀行
14ラストベガアドマイヤベガナスノマーチスズカコバン横山義行加賀武見
15アマノチェリーランデザートキングニキトートMtoto池添謙一湯窪幸雄
16アドマイヤスペースアドマイヤコジーンアドマイヤキセキトニービン柴田善臣的場均
17ザリーンメイショウオウドウカーロッサCaerleon幸秀明安達昭夫
18ザレマダンスインザダークシェンクZafonic武豊音無秀孝
ま、何が言いたいかは普段の私の言動から察していただくということにしたいと思います。しかしまあ、あっちゃこっちゃでNijinskyが入ってるなあとか思ったり。
ダイワスカーレットの回避でさっぱり分からなくなり、まあ無駄な事に悩む必要がなくなったとも言えそうであり。

Prix d'Ispahan GI Longchamp FR 1850m

5頭立て也。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
12PalafamixLinamixPalafairiaAlways FairJ.M. BreuxN. Clement
25Stormy RiverVerglasMiss BioRiver MistT. ThulliezN. Clement
31WillywellJimbleBasilissaGay MinstrelC. SoumillonJ.P. Gauvin
44ManduroMonsunMandellichtBe My GuestS. PasquierA. Fabre
53Turtle BowlDyhim DiamondClara BowTop VilleO. PeslierF. Rohaut
しかもペースメイカー込みってあたりが…
ということでDuty Freeで全く良いところ無く終わったStormy Riverが地元での今期初戦を迎えます。Palafamixをペースメイカーに仕立てて準備万端といったところではあるのですが、この馬をそこまで信頼して良いものだろうかとは思います。特に距離があやしいっぽく見えます。3歳時はマイルまでの出走経験しかありませんでしたし、Duty Freeで大敗したのもそのあたりが影響したかとは思われるところですので。
となれば、ここはフランスのGIで何度も2着に入るだけの実力を見せているManduroがそろそろ勝つかなというあたりに期待をかけてみたいところ。安定感抜群ですし、このメンバーに取りこぼしはして欲しくないなと。
Turtle Bowlは今期既に4戦をこなして2勝と2着が2回。とはいえ勝った二つのレースは参考には成らないだろうと思います。

Prix Saint-Alary GI Longchamp FR Turf 2000m

一応無敗馬がおります。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
11CoquerelleZamindarCracovieCaerleonC.P. LemaireJ.C. Rouget
25America NovaVerglasLas AmericasLinamixD. BonillaR. Gibson
37Believe MeIn the WingsGolden WingsDevil's BagO. PeslierJ.M. Beguigne
43Anabaa's CreationAnabaaPremiere CreationGreen TuneC. SoumillonA. de Royar-Dupre
54TopkaKahyasiTipsy TopsyAshkalaniT. JarnetF. Doumen
66Party GirlBeringVoodoo LoungeTurfkonigT. ThulliezR. Pritchard-Gordon
72ChinandegaChichicastenangoEuropean StyleEzzoudS. PasquierP. Demercastel
3戦全勝のCoquerelleがトップかなとは思うが、これがまたもやZamindar産駒ということで、これからフランスでかなり存在感をもつ種牡馬になるんじゃないかなとは思います。Coquerelleはここが重賞初挑戦という辺りが気に掛からんでもないですが、順当にクリアしてくれるんではなかろうか。
あとは前走がそのCoquerelleの2着だったBelieve MeとかPenelope3着のTopkaあたりの勝負になるんじゃないかなと。

Derby Italiano GI Capannelle ITY Turf 2400m

今年は地元馬か。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
110AwelmardukAlmutawakelClaba di San JoreBaratheaE. BottiA. & G. Botti
25DeppCity On a HillDrifaHamasM. DemuroL. d'Auria
31EllenoCeltic SwingEl Gran LoveEl Gran SenorP. ConvertinoF. & L. Camici
413Eternity BoyMonashee MountainMindy GirlLast TycoonC. ColombiG. Colella
514Fighting JohanJohan CruyffFireglowGlowG. BietoliniH. Blume
66Furia CecaMujahidSt EdithDesert KingM. PasqualeL. Brogi
77HabalwatanIn the WingsMureefaBahriJohn EganC.E. Brittain
89Il CadettoZietenNirvanaGreen DancerG. MarcelliL. di Dio
98Lucky ChoiceShantouNative ChoiceBe My GuestO. FanceraA. Candi
1011Rob's LoveRob's SpiritEros LoveLove the GroomC. FiocchiR. Menichetti
113ShrekPelderSeptimaTouching WoodE. PedrozaA. Wohler
122SidereusGrand LodgeSimaatMr. ProspectorS. LandiF. & L. Camici
134Sopran PromoMontjeuMiddle ProspectMr. ProspectorD. VargiuB. Grizzetti
1412Zar SolitarioSingspielGinevra di CamelotAlzaoL. DettoriM. Johnston
今年は強力な遠征馬もおらずというところで、イタリア調教馬の勝てるレースになってるかなとは思います。3戦3勝のIl Cadettoは去年GIIIを勝っていて、今年もしっかり一叩きを勝っての本番で抜かりなし。そのわりにはDemuroに蹴られたのは何でじゃとかは思うが。まあ、確かに父Zaitenのあたりでちょっと萎えるっつか、距離持つかねとは思うけど。そのDemuroが乗るSan Siroで2連勝してきたDeppは使ってるレースのレベルがちょっと疑問なところがある。
そうなるとRob's Loveかなあと。今年はCapannelleで3戦して2勝。前走のPremio BotticelliでZar Solitarioに付けられた差を逆転できるかどうかとはなるのかな。相手はDettoriを連れてきてるので容易にはひっくり返せないかもしれないですが。
San Siroを勝ってきたMontjeu産駒Sopran Promoも期待してよいレベルにはあるかなと。
さて、遠征馬。まずはDettoriを連れてきたJohnston厩舎のZar Solitarioということになるでしょう。ハンデキャップ戦が2つ入るのがやや微妙ながら現在4連勝中。前走でCapannelleを走っていますし、狙い撃ちという感じはある。
フランクフルトでGIIIを勝っているShrekもいいかなと思うが、この馬の血統は如何にもという感じでやや重過ぎるように見える。

2007/5/20

Horse Racing

オークス

ベッラレイア惜しかったねえ。
1.ローブデコルテ: Cozzene - Color of Gold by Seeking the Gold
2.ベッラレイア: ナリタトップロード - マリスター by Baldski
3.ラブカーナ: オース - カーナ by Caerleon
4.ミンティエアー: アグネスタキオン - ヒットザスポット by Deputy Minister
5.ピンクカメオ: フレンチデピュティ - シルバーレーン by Silver Hawk
6.マイネルーチェ: スペシャルウィーク - マイネブリリアン by サッカーボーイ
7.レインダンス: ダンスインザダーク - レン by Bob Back
8.ミルクトーレル: ダンスインザダーク - ミスワキジャパン by Phone Trick
9.トウカイオスカー: トウカイテイオー - ブリリアントミスト by リアルシャダイ
10.ザレマ: ダンスインザダーク - シェンク by Zafonic
11.ハロースピード: マヤノトップガン - ハローヘレン by Secretariat
12.アマノチェリーラン: デザートキング - ニキトート by Mtoto
13.カタマチボタン: ダンスインザダーク - タヤスブルーム by Caerleon
14.アドマイヤスペース: アドマイヤコジーン - アドマイヤキセキ by トニービン
15.ラストベガ: アドマイヤベガ - ナスノマーチ by スズカコバン
16.ザリーン: メイショウオウドウ - カーロッサ by Caerleon
17.ウィンナワルツ: アグネスタキオン - ダンシングキイ by Nijinsky
18.スマートストーム: アグネスタキオン - パウダーストーム by Storm Bird
ラップタイム: 12.6 - 11.0 - 11.6 - 11.8 - 12.1 - 12.8 - 12.7 - 12.5 - 12.4 - 11.8 - 11.4 - 12.6
諸般の事情で先に結果だけ知ってしまってからレースの映像を見ていたのだけれど、普通にベッラレイアが勝ったレースには見えた。無情のハナ差でローブデコルテが差しきっていたのだけれど、ベッラレイアはせめてそのローブデコルテが並ぶような位置を伸びてきてくれたらという部分はあったかも。直線の半ばで抜け出す形になった分だけ最後脚が鈍って、その後馬群で他の馬と並びながら伸びるローブデコルテに勢いで負けたとはいえるかなと。
ローブデコルテは2400mこなせるかという部分にちょっと疑問を持っていましたが、どうやら問題無いというか、わりとスタミナが出た方のCozzene産駒になるかなと。母系にPrincequilloが1本でも入ってれば最初からそう思ってたでしょうが、ちょっとSeeking the Goldをなめ過ぎました。Coronation Sに登録してたけど、どうするんですかね?これで行ったら面白すぎるんですけど。
ベッラレイアは強かったんですが、負け方が父ナリタトップロードに同じというあたり、そういう巡り合わせを演じるように生まれてしまったのだろうなあと。まあ、切れる脚を持つけど、その脚が使えるのは2Fということになるかなとも。ベッラレイアの脚の使い所というのはこれからも問題になっていくような気はしています。とりあえず、ローズSあたりでどんなレースを見せるかという事ではあるかなと。
さて、このレースはダイワスカーレットあるいはウオッカがいたらどうだったかということが突きつけられる以上、ローブデコルテにしてもベッラレイアにしても今後その2頭を倒していくことを求められるというのはあるかと。それにしても、ダイワスカーレットがいなかったという事情があるにせよ、アグネスタキオン産駒もダンスインザダーク産駒もまるでダメというあたりどうしたもんかと。

Preakness S

てんでダメでした。
1.Curlin: Smart Strike - Sherriff's Deputy by Deputy Minister
2.Street Sense: Street Cry - Bedazzle by Dixieland Band
3.Hard Spun: Danzig - Turkish Tryst by Turkoman
4.C P West: Came Home - Queen's Legend by Dynaformer
5.Circular Quay: Thunder Gulch - Circle of Life by Belong to Me
6.King of the Roxy: Littleexpectations - Marrakesh by Bold Forbes
7.Mint Slewlep: Slew City Slew - Cry Me a River by Gilded Time
8.Xchanger: Exchange Rate - Saragoza by Crafty Prospector
9.Flying First Class: Perfect Mandate - Flying in Style by Flying Sensation
腹を括って最後方からのレースをやったCircular Quayではありましたが、そのわりには直線で伸びてこず5着。ちょっとこれでは困りますというところはあるか。
Curlinも後ろからのレースになったのですが、きっちりコーナーから捲って直線向いては好位置を確保していました。そのCurlinの更に後ろから今回も内を抜け出したStreet Senseが経路差などで先頭に立ちましたが、外から馬体を併せにいけたCurlinが直線で捩じ伏せて二冠を阻止しました。良いレースではあったと思います。Street Senseはその良さを十分に出していましたし、これで4コーナーで大きく外に振られているCurlinに差しきられてはCurlinの力を認めるしかないかなと。Hard Spunは良くやっていると思うが、現状このあたりが限界かなとも。

Lockinge

1.Red Evie: Intikhab - Malafemmena by Nordico
2.Ramonti: Martino Alonso - Fosca by El Gran Senor
3.Passager: Anabaa - Passionnee by Woodman
4.Secret World: Spinning World - Classic Park by Robellino
5.Jeremy: Danehill Dancer - Glint in Her Eye by Arazi
6.Peeress: Pivotal - Noble One by Primo Dominie
7.Speciosa: Danehill Dancer - Specifically by Sky Classic
8.Marcus Andronicus: Danehill - Fiji by Rainbow Quest
まあ、Red Evieは良い馬ですよ。あと、Ramontiは惜しかったね。PeeressもWindsor Forestあたりで立て直して来たら良いんじゃないかというくらいです。

Ispahan

キャラを勘違いされては困るね。
1.Manduro: Monsun - Mandellicht by Be My Guest
2.Turtle Bowl: Dyhim Diamond - Clara Bow by Top Ville
3.Stormy River: Verglas - Miss Bio by River Mist
4.Willywell: Jimble - Basilissa by Gay Minstrel
5.Palafamix: Linamix - Palafairia by Always Fair
5馬身、5馬身という差をつけるManduroの圧勝でした。まあ、このメンバーでGIと言ってて良いのかってのはあるかもしれませんが、一応GI馬2頭を向こうに回してのこの結果というのは評価してあげて良いのではないでしょうか。というか昨年までのジリジリはどこへ行ったw。これでDylan Thomasのライバルに名乗りを挙げる事が出来たということではあるだろうし、それなりの活躍を期待します。
Stormy Riverはマイルまでの馬という感じがします。

Saint-Alary

Dianeの軸にはなるか。
1.Coquerelle: Zamindar - Cracovie by Caerleon
2.Believe Me: In the Wings - Golden Wings by Devil's Bag
3.Anabaa's Creation: Anabaa - Premiere Creation by Green Tune
4.Chinandega: Chichicastenango - European Style by Ezzoud
5.Topka: Kahyasi - Tipsy Topsy by Ashkalani
6.America Nova: Verglas - Las Americas by Linamix
Non Runner: Party Girl
Coquerelleが4戦全勝でDianeに向かうことになりました。2着のBelieve Meも3着以下を5馬身突き放しての半馬身差ならば十分評価して良く、Poulichesから来るであろうDarjinaとの3強という形のDianeになるのではないかなと。
Zamindarって良い種牡馬ですねえ。Zafonicの後継者にはなれた予感。

2007/5/22

Horse Racing

Singapore Airlines International

Shadow Gate勝っちゃったよ。
1.Shadow Gate: White Muzzle - Fabulous Turn by Sunday Silence
2.Cosmo Bulk: Zagreb - Iseno Tosho by Tosho Boy
3.Doctor Dino: Muhtathir - Logica by Priolo
4.Stembro Chove: Fast Gold - Setting Trends by Knifebox
5.Kandidate: Kabool - Valleyrose by Royal Academy
6.Oracle West: Western Winter - Noble Prophet by Noble Ambition
7.Royal Admiral: Starjo - Kilmaghenny by Lord Ballina
8.Big Easy: Spinning World - Nicoles Niner by Forty Niner
9.King and King: Celestial Dancer - Merriang Road by Persian Heights
10.War Horn: Festin - Forli Vous by Forlitano
11.Dezigna: Volksraad - Label Basher by Conquistarose
12.Crusoe: Volksraad - Caserio by Kaapstad
13.Ruwi: Unfuwain - Ma Paloma by Highest Honor
Shadow GateとしてはCosmo Bulkさえ倒せば勝てるという風に決めたレースだったかなという印象。それをしっかりと実戦でやって見せるあたりが今年の田中勝春となるのだろう。Shadow Gateにとってはある程度、昨年のCosmo Bulkと同様に機を得た遠征というところはあったろう。Cosmo Bulkもやはり前で勝負してこその馬で、KandidateやCrusoeに絡まれながら、これだけのレースをしたのだからまあ評価して良い。4コーナーからShadow Gateに簡単に前に出られてしまったあたりがもうちょっとというところもあるが、その後少し食い下がるような素振りを見せ、後ろから来る馬を封じきったのはらしさが出ていたと思う。
3着Doctor Dinoも弱い馬ではないと思う。立場としてはGIタイトルを取りに初の遠征を敢行してきたというあたりでShadow Gateと同じなのだが、シンガポールならば地の利はわずかにShadow Gateにあったとも言えるのではないかな。この時期にこの距離の国際GIをシンガポールで開催するとなれば、日本馬にとっては楽なターゲットということにはなるし、国内で中距離のGIが春には最後の宝塚記念しかない以上、春の天皇賞では長すぎるという馬がこれからもタイトルを取りに遠征ということにはなるだろう。一方の欧州はこの時期からGIシリーズが始まって、今年はIspahanと重なっている。そのIspahan自体もさほどのメンバーではなかったわけで、更に遠征してまでというような馬はまず少ない。オセアニアもシーズンのクライマックスは終わって、こことなるとそれからちょっと間隔が開きすぎているということになってしまうのではないかな。向こうの使い方からすると。

Derby Italiano

1.Awelmarduk: Almutawakel - Claba di San Jore by Barathea
2.Shrek: Pelder - Septima by Touching Wood
3.Rob's Love: Rob's Spirit - Eros Love by Love the Groom
4.Sopran Promo: Montjeu - Middle Prospect by Mr. Prospector
5.Il Cadetto: Zieten - Nirvana by Green Dancer
6.Elleno: Celtic Swing - El Gran Love by El Gran Senor
7.Lucky Choice: Shantou - Native Choice by Be My Guest
8.Furia Ceca: Mujahid - St Edith by Desert King
9.Fighting Johan: Johan Cruyff - Fireglow by Glow
10.Zar Solitario: Singspiel - Ginevra di Camelot by Alzao
11.Depp: City On a Hill - Drifa by Hamas
12.Habalwatan: In the Wings - Mureefa by Bahri
13.Sidereus: Grand Lodge - Simaat by Mr. Prospector
14.Eternity Boy: Monashee Mountain - Mindy Girl by Last Tycoon
Shrekもいいレースをしていたと思いますが、長い直線の最後でAwelmardukが差しきりました。Capannelleの馬場への適性の差が出たのかなと言ったところ。毎年の事ながらこのレースだけでどうだとは言えないのだなと思います。
Awelmardukは無理矢理近親を探してくるとFootstepsinthesandとか出てきますね。

Comic

ヤングガンガン No.11

前号までのレビューはこちら。ヤングガンガン レビュー
咲◆和のおっぱいは反則だと思います。
ロトの紋章◆賢王登場なんですが、この人は何をやっているんでしょう。流石は元遊び人。
死がふたりを分かつまで◆遥のキャラが壊れましたw。今回わりと手を抜いたコマが目立ってるのが気になります。
カノジョは官能小説家◆今回はエロ担当回ということでよろしいか。
サンレッド◆二話載せる理由がわかりません。どっちかをもうちょっとちゃんと書けばいいのに。
荒川アンダーザブリッジ◆まあ、予想通りマリアの勝ちでしたな。シスターは始まる前から負けてるし。というかシスターはどこから電波を受信してるんだろう。
黒神◆うーん、前にも思ったけど脇役の使い方が雑だなあ。主人公コンビより強かった相手を歯牙にもかけないという形で倒してしまったら、その後の展開でどうやって主人公たちに勝たせるんだろうかってのはある。何をやってもご都合主義に見えてしまうよ。これまでがそうでなかったとは言わんし。
ニコイチ◆せっかく上手くいったのにまた、微妙な状態っすな。ただ、一番の問題は崇にいつそれを明かすかというところで、実際菜摘さんに言うより難しくないかとも。
フロントミッション◆すでに市街地まで戦闘に巻き込まれるというような状況で、軍の装甲車に乗るというのは逆に危険なのでは。
はなまる幼稚園◆新キャラ登場。これまでとは違ったベクトルで、おねえさんとして頑張る杏が可愛いですね。
ムカンノテイオー◆平蔵は単純な正義感で動いている部分が大きくて、それはこの作品で必要なところ。ディレクターはディレクターでその平蔵の正義感に簡単に同意してしまう事は無いけど、それぞれで筋を通すところはちゃんと平蔵に見せてますよね。この前の織田さんも今回の千夏さんも。それだけ平蔵には期待かけてるんだろうなあ。
ユーベルブラット◆シュテムヴェレヒとは違った意味でバレスターも極端に壊れてるよなあw。彼らは何に追い詰められて焦っているのだろう。同じ罪を背負ったとはいえ、その後は真っ直ぐで強すぎるグレンに対する引け目もあるんじゃないかなあ。そういったところでシュテムヴェレヒもバレスターも弱く、何かに頼らずにはいられなかったのだろう。
ライオン丸G◆ああ、負け分を踏み倒しやがった。こういうところだけは抜け目ないよなあ。
ミチバタメモリーズ◆小玉有起さんの読みきり。原作は町田一八さん。良い話でした。こういう話は今のこの雑誌では無いから、シリーズで連載しても良いと思うんだよなあ。ちょっとどころでなく甘い話でした。
スパイクヒルズ◆ここまでやっといて最後はそういうことになるのかとちょっと興醒め。そんな対決は要らんですよ。
ジャッカル◆何がガンアーツか。素直にガンカタって言えやあぁ。しかしこの世界はリボルバーの銃しかないんですかね。一応ローダー使ってリロードやってるシーンがありますから、まだマシかとは思うが。
セキレイ◆建人が仕組んだんですかねえ。ちょっと反則っぽくもありつつ、ナンバリングでギリギリ許容できるかなと。むーちゃんとゆーちゃんだし。
WORKING!!◆カラー。いつまでもマジックハンドが必要というのもどうかと思いますが。

2007/5/25

Horse Racing

東京優駿 GI 東京 芝2400m

日本競馬の新たな時代…なのかな。
馬名母父騎手調教師
1タスカータソルテジャングルポケットブリリアントカットノーザンテースト武豊藤原英昭
2ゴールドアグリタニノギムレットタッチオブゴールドヘクタープロテクター勝浦正樹戸田博文
3ウオッカタニノギムレットタニノシスタールション四位洋文角居勝彦
4ゴールデンダリアフジキセキナイストレビアンノーザンテースト柴田善臣二ノ宮敬宇
5トーセンマーチフレンチデピュティサイレントプレアーサンデーサイレンス内田博幸萩原清
6マイネルフォーグスターオブコジーンビーマイファイアBe My Guest川田将雅宮徹
7フィニステールダンスインザダークフィラストリートCozzene藤田伸二藤原英昭
8ドリームジャーニーステイゴールドオリエンタルアートメジロマックイーン蛯名正義池江泰寿
9ヒラボクロイヤルタニノギムレットマーズヴァイオレットMr. Prospector武幸四郎大久保龍志
10プラテアードSilver DeputyササファイアーSaint Ballade北村宏司藤沢和雄
11ナムラマースチーフベアハートビストロドゥパリフレンチグローリー藤岡佑介福島信晴
12サンツェッペリンテンビープラントオジジアンオジジアン松岡正海斎藤誠
13ローレルゲレイロキングヘイロービッグテンビーテンビー池添謙一昆貢
14アドマイヤオーラアグネスタキオンビワハイジCaerleon岩田康誠松田博資
15フサイチホウオージャングルポケットアドマイヤサンデーサンデーサイレンス安藤勝己松田国英
16アサクサキングスホワイトマズルクールピアスターサンデーサイレンス福永祐一大久保龍志
17ヴィクトリーブライアンズタイムグレースアドマイヤトニービン田中勝春音無秀隆
18フライングアップルRahyローザロバータFire Maker横山典弘藤沢和雄
タニノギムレットが初年度産駒からダービー3頭出し。ジャングルポケットも2頭を寄越してきた。その反面サンデーサイレンス直系からはダンスインザダーク、フジキセキ、ステイゴールド、アグネスタキオンが1頭ずつ。サンデーサイレンスの場合は候補が多すぎるというのもあって、まだ軸が定まりきっていないってのはあるかなと。
フサイチホウオーはやっぱりねという感じに皐月賞を落としたのですが、最後はちゃんと差してきてるし、ダービーなら何とか成るってのは間違いないかなと。ただ、ちょっとレースが粗い部分があるので、ダービーを落とすとしたらそれが悪い方向に出たらという事になるのではないかなと。
今回はヴィクトリーもある程度マークされる事になるでしょうし、皐月賞のような逃げは打てないのではないかなと。ただ、それでも距離に問題はなさそうですし、今年は不気味なくらいにこれまでと違う田中勝春ですので、勝ってもおかしくは無いかな。
中京2歳S、シンザン記念とダイワスカーレットがアドマイヤオーラと差のないレースを繰り返している事を考えると、ウオッカも牡馬相手で遜色の無い実力を持っているとは言えそうです。フサイチホウオー共々はっちゃけて凱旋門賞とか言い出してるので、調子こいてホントにフランス行ってしまえるような結果を希望したいところではあったり。
サンツェッペリンは距離が持つのかどうかが気に掛かる。テンビー産駒というとカネツテンビーくらいしか思い当たらないわけですよ。ま、あれと同列視して良いとは思ってませんし、血統表の奥にならば十分スタミナを持ってそうではありますけどね。でも、底力勝負になると分が悪くなるんじゃないかなと。
青葉賞を勝ったヒラボクロイヤルは元々ブライアンズタイムが距離についてはさっぱり分からないような種牡馬な部分はあるし、基本はRobertoとMr. Prospectorのニックスにはなるんだろうから悪くないと思います。ただ、ダービーを勝つならもっと上積みが欲しいところではあるかな。コーシローは何も考えずに乗ってる方が結果を出すんじゃないかという気がしてなりません。
皐月賞は不運なレースになったフライングアップルも悪くは無いだろう。フサイチホウオーが後ろにつけすぎて届ききらないようなときに前にいそうな馬かなと。
普通にアグネスタキオンを信頼できないというのはあるのでアドマイヤオーラはこの舞台ではそんなに良い馬とは思われない。

Irish 2000 Guineas GI Curragh IRE Turf 8F

\ 英仏の上位馬の争いか。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
17Cockney RebelVal RoyalFacticeKnown FactO. PeslierG.A. Huffer
24ConfuchiasCape CrossSchust MadameSecond SetD.P. McDonoghFrancis Ennis
38CreachadoirKing's BestSadimaSadler's WellsK.J. ManningJ.S. Bolger
48Duke of MarmaladeDanehillLove Me TrueKingmamboJ.A. HeffernanA.P. O'Brien
56Excellent ArtPivotalObsessiveSeeking the GoldC. O'DonoghueA.P. O'Brien
69FerneleyIshiguruAmber TidePursuit of LoveW.J. SppleFrancis Ennis
711Fleeting ShadowDanehillRain FlowerIndian RidgeP.J. SmullenD.K. Weld
85FollowmyfootstepsGiant's CausewayLady CarsonCarson CityW.M. LordanDavid Wachman
93He's A DecoyIn the WingsAllegheny RiverLear FanM.J. KinaneDavid Wachman
102Kingsdale OrionIntikhabJinsiyahHousebusterP. ShanahanMs. Florence Mills
1110Trinity CollegeGiant's CausewayCity CollegeCarson CityD.R. McCabeA.P. O'Brien
121Vital EquineDanetimeBayalikaSelkirkC. CatlinE.J. O'Neill
英ギニーからはCockney Rebel、Duke of Marmalade、Vital Equineが参戦。フランスからはCreachadoir、Excellent Art、Followmyfootstepsが転戦してきました。
一つにはCockney Rebelが英愛のギニーを勝ち切るだけの能力を有しているかということになるのでしょう。ここを勝つようならこの先への期待が大きくなりますが、惨敗すれば前走をフロック視されても仕方なく、わりと重要なレースになっているのではなかろうかと。Bolger師のCreachadoirがどこまで勝負に絡んでくるかというところで、連闘でフランスに渡った影響というのが出ていなければ良いんですけどね。このあたりがちょっと読めないなとは思うところです。O'Brien厩舎は3頭で、その馬名は正直どうよというところのあるTrinity Collegeは足りてないというかペースメイカとしての出走だろうが、Excellent ArtとDuke of Marmaladeはどちらも好勝負を期待出来るでしょう。どちらも如何にもな良血馬ですが、やはりPivotalの牡馬となるとスプリント志向が強くなるかなとは思われるので、ここはDuke of Marmaladeを上位と見るべきか。後はVital Equineで、前走のCockney Rebelとの差を逆転できれば勝ちが見えてくるといったところかなと。

2007/5/26

Horse Racing

Tattersalls Gold Cup GI Curragh IRE Turf 10F110yd

9頭いるにはいますが。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
15Arch RebelArchSheba's StepAlyshebaF.M. BerryNoel Meade
27DanakPivotalDaniyshaDoyounM.J. KinaneJohn M. Oxx
33Dylan ThomasDanehillLagrionDiesisJ.A. HeffernanA.P. O'Brien
42FracasIn the WingsKlarifiHabitatW.M. LordanDavid Wachman
54HeliostaticGalileoAffiancedErin's IsleK.J. ManningJ.S. Bolger
66MustameetSahmHamasahIrish RiverD.P. McDonoghKevin Prendergast
79NotnowcatoInchinorRambling RoseCadeaux GenereuxJ.P. MurtaghSir Michael Stoute
88YoumzainSinndarSadimaSadler's WellsR. HughesM.R. Channon
91NightimeGalileoCaumshinaunIndian RidgeP.J. SmullenD.K. Weld
どうにもDylan Thomas頼みってな状況ではあるかと。今年はCurraghで一戦叩いたあとフランスでPrix Ganeyを勝ってきて3戦目。O'Brien師にしては使い込んできてるよなあとは思います。この調子で使っててシーズンいっぱい持つのかねとも思いますが、まあその辺は何とかしてくれるのだろう。ちょっとこれを倒すのは難しいだろうなとは思う。しかしこういうところでHeffernan使ってくるってことは本気でFallonの復帰を待ってるってことですかね。
打倒Dylan Thomasの一番手になるのがYoumzain。Sheema Classicに遠征しましたが、これがVengeance of Rain、Oracle Westに先着を許す3着という結果では如何なものかという部分はあるかな。ドバイ遠征明けのレースということでやや難しいところもあるだろうし、12Fで結果を残して来た馬なので、この舞台はちょっと向かないってのはあるかなと。むしろ来週のCoronation Cに出た方が良かったかなと。Dylan Thomasにぶつけてきた心意気は買いますが。
10FでDylan Thomasに対抗していかなければならないのはむしろNotnowcatoのような馬であるべきですが、これが昨年のChampion Sでは惨敗するわ、今年初戦のGordon Richards SではRed Rocksに捻られるわで、ちょっと精彩を欠いている。
ならばということに成るのが、昨年夏の遅いデビューから5連勝を決めてきたDanak。前走でようやくGIIIを勝ったばかりということを考えるとちょっとハードルの高いレースではありますし、距離経験も無いのですが、まあそこは期待先行で良いのかなと。個人的にはPivotalの牡馬を10F以上で使うのは止めとけと思います。

Irish 1000 Guineas GI Curragh IRE Turf 8F

ということで三度Finsceal Beo。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
17Alexander TangoDanehill DancerHouse In WoodWoodmanW.M. LordanT. Stack
22Arch SwingArchGold PatternSlew o'GoldM.J. KinaneJohn M. Oxx
33Diamond NecklaceUnbridled's SongHelsinkiMachiavellianC. O'DonoghueA.P. O'Brien
411DimenticataDanetimeNon Dimenticar MeDon't Forget MeC.D. HayesKevin Prendergast
58Finsceal BeoMr. GreeleyMusical TreatRoyal AcademyK.J. ManningJ.S. Bolger
61GaudeamusDistorted HumorLeo's Lucky LadySeattle SlewD.J. MoranJ.S. Bolger
74Offbeat FashionRock of GibraltarTriple TrySadler's WellsP.J. SmullenD.K. Weld
85Peeping FawnDanehillMaryinskySadler's WellsJ.A. HeffernanA.P. O'Brien
910Silk DressGulchZvezdaNureyevD.M. GrantJohn Joseph Murphy
109TreatBaratheaCream TeasePursuit of LoveJ.P. MurtaghM.R. Channon
116Truly MineGulchZvezdaNureyevP. ShanahanD.K. Weld
連闘で英仏のギニーを走った後の中1週で愛ギニーというローテーションが厳しいのは間違いないだろうが、下手なレースはしてくれるなというところ。その一方でこんなところで燃え尽きられても困るのでBolger師の手腕に期待を掛けたい。
そして英ギニーでFinsceal Beoの2着に破れたArch Swingが雪辱を期しての参戦で、無理をしていないアドバンテージがあの差をひっくり返す事が出来るほどに大きくなるかどうかではある。
トライアルの勝ち馬Alexander Tangoもここが既に今年4戦目というあたり使い込まれたという気はする。海を渡ってないだけマシか。
英ギニー4着のTreatあたりまでが上位で11頭立てではあるけど、メンバーとしては小粒ってのは否定できないか。それだけにFinsceal Beoの存在感が大きくなるのですが。

Shoemaker BC Mile S GI Hollywood CA Turf 8F

手っ取り早くGIが欲しいならこっちでも良かったかなと思うが>Silent Name
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Right SpecialSpecial NashElectra BaloomChoctaw RidgeBrice BlancP.H. Lobo
2CharmoCharnwood ForestMarie de KenKendorMartin A. PedrozaJ.C. Canani
3Kip DevilleKiplingKlondikeEncinoRichard MiglioreRichard E. Dutrow Jr.
4BecruxGlen JordanRebecca ParisiPersian HeightsDavid Romero FloresNiel Drysdale
5Willow O WispMisnomerWillow WoodmanWoodmanJoseph TalamoVladimir Cerin
6The Tin ManAffirmedLizzie RolfeTom RolfeVictor EspinozaRichard Mandella
7Chinese DragonStravinskyFabulous FairyAlydarMike E. SmithR.B. Hess Jr.
8Vega's LordLord of MenVega SiciliaEnvironment FriendMichael C. BazeNiel Drysdale
9Get FunkyStraight ManMiss PopularityStorm BirdJose Valdivia Jr.John W. Sadler
10Fast and FuriousSingspielHelvellynGone WestAlex O. SolisRonald McAnally
まあ、3連勝中のKilroe Mile勝ち馬Kip DevilleとかThe Tin Manとかもいるのでそうは楽に行かないかと思いますけど、Silent Name出てきてたら十分勝てるよなあと。
そのKip DevilleはKilroe Mileを勝った後、Keenelandに出向いてMaker's Mark Mileを勝った事で北米の芝マイラーとしてはトップであるといえるでしょう。ただ、そう抜けて強いという感じはしないのでいくらでも付け込む隙はあるかなと。
The Tin Manは御年9歳。昨年のパフォーマンスを見る限り、加齢による衰えってのは気にしなくても良いのかもしれないが、気になる事は気になります。また、どっちかというと10F方面の馬ではありますし、このマイル戦はちょっと向かないのではないかな。
Woodbine Mileで花火を上げて来たBecruxはその後がやっぱりねという印象しか受けない状態で、どうにか成るものとは思えない。
重要な前哨戦である北のSan Francisco BC Mileの上位馬が揃って参戦。勝ったChinese Dragonと3着のCharmoあたりまでか。

Gamely BCS GI Hollywood CA Turf 9F

芝牝馬路線はレベルの低下と軸になっていた馬の引退で分からなくなっています。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Price TagDansiliTarocchiAffirmedAlex O. SolisRobert Frankel
2Three DegreesSingspielMiss UniversityBeau GeniusVictor EspinozaPatrick Gallagher
3Charm the GiantGiant's CausewayOlympic CharmerOlympioMichael C. BazeRonald McAnally
4CitronnadeLemon Drop KidPrimarilyLord at WarDavid Romero FloresRobert Frankel
5SohgolSingspielArruhanMujtahidBrice BlancNiel Drysdale
6VacareLear FanAppealing StormValid AppealJose Valdivia Jr.Christophe Clement
Lemon Drop Kidなんてアテにしてると大変な事になりそうではあるが、今年になってGIIを2勝とどうやら本格化のCitronnadeが中心になって牝馬路線を引っ張ってくれるのが理想ではないかと。そういう面からするとQueen Elizabeth II CCを勝った5戦無敗のVacareがいるし、フランスから移籍してMatriarchを勝ったPrice Tagもいるしと、わりと良い相手が集まったとなりそう。彼女ら同期のGI馬に対して、GIIまでしか勝っていないということで、4ポンド軽い斤量で走れるのもCitronnadeに有利に働くでしょうし、さっとクリアしてくれると良いかなと。

2007/5/27

Horse Racing

Metropolitan H GI Belmont NY Dirt 8F

伝統のMet Mile。Silent Nameの挑戦は続く。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Lawyer RonLangfuhrDonationLord AvieEdgar S. PradoTodd A. Pletcher
2Half OursUnbridled's SongZingStorm CatJohn R. VelazquezTodd A. Pletcher
3Mr. UmphreyJulesPolish DelightKatowiceRudy R. RodriguezRichard E. Dutrow Jr.
4Sun KingCharismaticClever But CostlyClever TrickEibar CoaNicholas P. Zito
5Silver WagonWagon LimitSo RitzyDarn That AlarmJavier CastellanoRichard E. Dutrow Jr.
6AccountforthegoldSuccessful AppealAccountessPrivate AccountMichael J. LuzziGary C. Contessa
7Latent HeatMaria's MonTrue FlareCapoteRafael BejaranoRobert Frankel
8Political ForceUnbridled's SongGlitter WomanGlittermanCornelio H. VelasquezH. Allen Jerkens
9CorinthianPulpitMultiplyEasy GoerKent J. DesormeauxJames A. Jerkens
10Silent NameSunday SilenceDanzigawayDanehillCorey S. NakataniGary Mandella
2頭出しとなったPletcher厩舎は5連勝でRichter Scaleを勝ってAlyshebaを2着のHalf OursにVelazquezが乗ります。このAlysheba SはWanderin Boyに4馬身1/4という差を付けられてしまいましたが、これはちょっと距離かなと言うところもあって、マイルでの勝ちもありますが、ややギリギリかなという印象。もう一頭のLawyer Ronの方が距離やキャリアを考えた場合に期待を持てるということになるでしょう。Half Oursがレースを引っ張ってLawyer Ronで勝負というのが妥当なラインではないのかなと。
Dutrow師も2頭を用意して来ました。Carter Hを勝ってきたSilver Wagonは7Fベストの馬だけに8Fをこなせるかどうかに尽きるでしょう。一方重賞初挑戦がこの舞台となったMr. Umpheryも距離経験が無く厳しいでしょう。
復活の兆しを見せながらも今ひとつ戻りきってないという印象のSun Kingですが、昨年はSilver Trainのアタマ差の2着ですし、実力は文句無しではあるでしょう。詰めの甘さとかもありますが怖さを持っています。
Latent Heatはマイル経験がありますし、こなせない距離ではありませんが、得意は7F。スピード任せに行く馬ですが、それをやってしまうと8Fではやや厳しいというあたりで難しさがあるのかなと。
復帰以降2連勝だったCorinthianは前走でちょっと沈んだのですが、この馬はある程度前につけてレースをしないとだめなのかなとは思います。そのあたりで今回は前半から飛ばしてきそうな短距離馬がいるので苦しい展開になってしまうのではないかとも思いますし、9Fが欲しいところでしょう。
Silent Nameは前走でKeenelandのPoly Trackで4馬身差をつけていますが、ダートとなるとこれが初のレース。そのあたりがどうでるかというのは気にかかる。Shoemaker行った方が良かったろうが、レースの格としては上のこちらを狙うのは有りですし、勝って得るものも大きいと思いますけど。

Irish 2000 Guineas

今年の欧州は馬場が固めで推移しているようでどこも時計が速くはあります。
1.Cockney Rebel: Val Royal - Factice by Known Fact
2.Creachadoir: King's Best - Sadima by Sadler's Wells
3.He's A Decoy: In the Wings - Allegheny River by Lear Fan
4.Duke of Marmalade: Danehill - Love Me True by Kingmambo
5.Followmyfootsteps: Giant's Causeway - Lady Carson by Carson City
6.Vital Equine: Danetime - Bayalika by Selkirk
7.Confuchias: Cape Cross - Schust Madame by Second Set
8.Kingsdale Orion: Intikhab - Jinsiyah by Housebuster
9.Traffic Guard: More Than Ready - Street Scene by Zafonic
10.Fleeting Shadow: Danehill - Rain Flower by Indian Ridge
11.Ferneley: Ishiguru - Amber Tide by Pursuit of Love
Non Runner: Excellent Art
一頭抜けてたか…orz
Excellent Artのスクラッチは残念ながら、Creachadoir、Duke of Marmaladeが上位に顔を出すならば実力が反映された結果ではあるだろうし、その中で英愛ダブルを達成したCockney Rebelは評価されて良い。Creachadoirもこのローテーションでこれだけやれるなら十分でしょう。He's a DecoyはCraven Sで4着して、英ギニーをスキップしたのが功を奏した形か。逆にDuke of Marmaladeがちょっと足らんのかと。
上位はSt. James Palaceで再戦となれば良いですね。次こそCreachadoirに期待したいところ。

東京優駿

桜花賞の敗戦にも関わらずこの舞台を選んだ陣営に感謝と賞賛を。
1.ウオッカ: タニノギムレット - タニノシスター by ルション
2.アサクサキングス: ホワイトマズル - クールピアスター by サンデーサイレンス
3.アドマイヤオーラ: アグネスタキオン - ビワハイジ by Caerleon
4.サンツェッペリン: テンビー - プラントオジジアン by オジジアン
5.ドリームジャーニー: ステイゴールド - オリエンタルアート by メジロマックイーン
6.ゴールデンダリア: フジキセキ - ナイストレビアン by ノーザンテースト
7.フサイチホウオー: ジャングルポケット - アドマイヤサンデー by サンデーサイレンス
8.ナムラマース: チーフベアハート - ビストロドゥパリ by フレンチグローリー
9.ヴィクトリー: ブライアンズタイム - グレースアドマイヤ by トニービン
10.フライングアップル: Rahy - ローザロバータ by Fire Maker
11.タスカータソルテ: ジャングルポケット - ブリリアントカット by ノーザンテースト
12.マイネルフォーグ: スターオブコジーン - ビーマイファイア by Be My Guest
13.ローレルゲレイロ: キングヘイロー - ビッグテンビー by テンビー
14.トーセンマーチ: フレンチデピュティ - サイレントプレアー by サンデーサイレンス
15.フィニステール: ダンスインザダーク - フィラストリート by Cozzene
16.ヒラボクロイヤル: タニノギムレット - マーズヴァイオレット by Mr. Prospector
17.ゴールドアグリ: タニノギムレット - タッチオブゴールド by ヘクタープロテクター
18.プラテアード: Silver Deputy - ササファイアー by Saint Ballade
ラップタイム: 12.6 - 10.9 - 12.3 - 12.6 - 12.1 - 12.1 - 12.7 - 12.6 - 12.2 - 11.4 - 11.4 - 11.6
レースの展開としてはヴィクトリーの行き脚がつかなかったことに尽きる。皐月賞で消化不良なレースをしたアサクサキングスが今回はしっかりレースを引っ張り、それにサンツェッペリンがついて行く。ヴィクトリーは序盤でポジションを上げにかかったが、それが中途半端。あそこで上がるならばそのままアサクサキングスの前に出てしまわなければいけなかったのではないか。そして皐月賞ならば田中勝春にそれができていたのではないか。ダービー、二冠というあたりで、勝春が大事に行こうとしてしまったようにも見えて残念な事だった。ヴィクトリーは返し馬でも綱を引かれて歩いているような状態だったので、スタートが悪かったのを騎手のせいだけに帰結させるわけにもいかないだろう。だが、勝春に皐月賞のとき程の思い切りがなかったのも事実である。この勝春のヴィクトリーの消極性のために、レースは結果として福永のアサクサキングスの術中に落ちることになる。1000m通過を60.5秒でこなすのは東京優駿としては遅いのだろうが、人気薄が腹を括って逃げるだけ逃げてのペースとは異なるので、これを以って後続が楽をしたレースというのは違う気がする。
ウオッカは意外にもというと失礼だが四位が馬群の中で落ち着いて乗っていた。位置を下げすぎずに、それでもフサイチホウオー、アドマイヤオーラ、ヴィクトリーら有力馬の後ろからレースを進める事が出来たのが良かったのだろう。あのまま馬群の中で揉まれて終わるかとも思ったが、3コーナーからの手応えが良く、直線に入ってすっと馬群から抜けたときは周りのとの脚色の違いが明らかであった。抜け出したときにもう勝ったとはっきり分かる完勝である。上がりは最速の33.0であり、これは4コーナーで最後方にまで落とした5着のドリームジャーニーが33.1である事を考えれば頭抜けた上がりだと見てよいのだろう。そして、直線で真っ直ぐに伸びていることもまた評価しておきたい。というか桜花賞は仕上げてなかったんじゃないかとすら思うほど。ダービーを勝った馬が秋華賞を走る必要は認めないので、凱旋門賞でも何でも行って来いという思いである。今日のレースを見ている限り、欧州的な展開をこなす能力はあると感じる。Vermeilleを叩いて門なら非常に楽しめるのではないか。帰国後は贅沢を言うならエリ女からJCだが、現実的な選択でJC一本で構わない。あと今年のBCはMonmouthなんで行かなくても良い。
アサクサキングスは逃げて自分のペースに持ち込めばこれくらいはできるということになるのだろう。そういう意味では皐月賞でもNHKマイルでも幸四郎は非常にまずいレースをしていた事になる。福永も昔はキングヘイローを沈めたりしているが、東京の2400mを得意とする騎手なのだと見なして良いのだろう。もう、福永はマイラーなどと言うのは止めにしようと思った。ダービーもJCも近い将来勝てるとは思われる。
アドマイヤオーラは3,4コーナーでウオッカに並ばれて直線に入ったが、ちょっとそこで外に振られすぎているし、その後の直線はフラフラと蛇行しているのがみっともない。岩田は馬場の内外の差と言うが、あれだけふらついては無理だろう。勝ち馬との差を見せ付けられたとは思う。
サンツェッペリンは皐月賞と同じイメージの競馬であり、それでアサクサキングスの前に出られず、更に交わされて4着になるというあたりが、皐月賞とダービーの違いではあるのかな。強い馬ではあるが、善戦屋に定着してしまうとちょっと悲しいかな。
ドリームジャーニーは4コーナー最後方の大外から飛んでくるというパターンで、末脚が切れるのは確かながら、まだ大きく評価は出来ないかとは思われる。それでもマシにはなってきたとは言えそうで、末脚勝負に徹して距離を余り気にしないというレースをするなら、菊花賞とかでも良いのかという気はしている。
極言してしまえば、GIIIを3つ勝っただけで皐月賞を差し損ねて3着に過ぎないフサイチホウオーに単勝1倍台の人気を被せたのは異常な様相であった。それはこの馬に重ねられた父ジャングルポケットの幻影の大きさでもあるのだろう。今日はテンションが高く、返し馬も危うさを見せていたが、案の定掛かり気味に行ってしまった。敗因となるとその掛かったということになってしまうのだろうが、それでもウオッカがあれほど完璧に抜け出していたのを見ると追い込んで差し切れたかどうか。ただ、3馬身抜け出されるようなことはなく、好勝負に持ち込めたのではないかと思うので、それは惜しいことだった。フサイチホウオーにとってもであるし、ウオッカにとってもではある。

Tattersalls GC

1.Notnowcato: Inchinor - Rambling Rose by Cadeaux Genereux
2.Dylan Thomas: Danehill - Lagrion by Diesis
3.Youmzain: Sinndar - Sadima by Sadler's Wells
4.Danak: Pivotal - Daniysha by Doyoun
5.Fracas: In the Wings - Klarifi by Habitat
6.Mustameet: Sahm - Hamasah by Irish River
7.Arch Rebel: Arch - Sheba's Step by Alysheba
8.Nightime: Galileo - Caumshinaun by Indian Ridge
9.Heliostatic: Galileo - Affianced by Erin's Isle
Fracusが逃げてNotnowcatoが2番手追走。その後ろにDylan Thomasというのが大まかな展開。直線残り2Fで先頭に立ったNotnowcatoに対してDylan Thomasが1F競り合いますが、アタマ差でNotnowcatoが抑えきりました。3着Youmzainは4馬身離されているので、この2頭が強かったとはなるのでしょう。ただ、競り合って交わせないあたりHeffernanの限界とMurtaghの手腕の差もあったかと思われます。

Irish 1000 Guineas

こちらも英愛のダブルは成った。
1.Finsceal Beo: Mr. Greeley - Musical Treat by Royal Academy
2.Dimenticata: Danetime - Non Dimenticar Me by Don't Forget Me
3.Peeping Fawn: Danehill - Maryinsky by Sadler's Wells
4.Alexander Tango: Danehill Dancer - House In Wood by Woodman
5.Truly Mine: Gulch - Zvezda by Nureyev
6.Treat: Barathea - Cream Tease by Pursuit of Love
7.Diamond Necklace: Unbridled's Song - Helsinki by Machiavellian
8.Gaudeamus: Distorted Humor - Leo's Lucky Lady by Seattle Slew
9.Silk Dress: Gulch - Zvezda by Nureyev
10.Offbeat Fashion: Rock of Gibraltar - Triple Try by Sadler's Wells
11.Arch Swing: Arch - Gold Pattern by Slew o'Gold
厳しいローテーションにも関わらず、英仏愛のギニーを1,2,1で駆け抜けたFinsceal Beoは名牝と呼ばれるに相応しい馬でしょう。ただ、今回はギリギリのレースになったとは思いますし、これがキャリアのハイライトでは困るのでリフレッシュさせてから次のレースにして欲しいかなと。
謎の2着馬Dimenticataについては次にどんなレースをして見せるかということになるでしょう。
Arch Swingは気にしていた馬場の影響なのかなとも…

Comic

久し振りに少年ガンガン振り返り企画の続きを。1年ぶりくらいですかね。サボりすぎました。

CHOKO ビースト 全4巻, PON!とキマイラ 全7巻/ 浅野りん

短編集「ビースト&ビースト!!」のあとがきにて作者本人が述べているように、ガンガンに連載されたドラゴンクエスト4コマ劇場がデビューと思われがちではあるが、本来のデビュー作は「プロブレム・ハウス」という読み切りであった。しかし、その名が広く知られるようになったのが4コママンガ劇場における「イミテーションのおどる宝石」であったのもまた間違いないところ。また、正式なデビュー前にも読者投稿としてドラクエ4コマを描いていた。これは「浅野りん」というペンネームでこそないが、場所と名前、それに何よりその絵柄を考えれば本人であることは疑いないと思われる。
当時Gファンタジーで「聖戦記エルナサーガ」を連載していた堤抄子先生のアシスタントをしながら、読み切りを主にフレッシュガンガンに掲載していた。「エルナサーガ」のアシスタントとしてはコミックの2巻にアシスタントとして名前が確認でき(エルナサーガは13巻あるが、アシスタントの名前が載ってるのは2巻だけ)、また、4巻にはあとがきページに仕事場の秘密浅野編や、4コママンガを描いている(エルナサーガのコミックはいずれも旧版で、新装版では巻数がずれる上おまけページは削られている)。フレッシュガンガンの読み切りで人気を得て、ガンガン本誌では「ワンダープロジェクトJ」のコミカライズを担当した。この作品は短編集には収録されておらず、アンソロジーに収録されている。この「ワンダープロジェクトJ ピーノの大冒険」が掲載されたのが1995年4月号のことであり、「CHOKO ビースト!!」の連載開始が1995年7月号である。
そしてついにガンガン本誌での連載を獲得した「CHOKO ビースト!!」はフレッシュガンガンで2度読みきりの形で掲載され、その後本誌連載に当たって一部設定を変更されたものである。主人公が変更され、高校生という設定だった政志から中学生の京太になった。これは当時の担当がガンガンの読者層に近い主人公をという提案をしたためとされており、この時代(1995年頃)のガンガンの主な読者層は中学生であったということが知れる。
精神獣(精神力を使って作り出された獣)を使う少女(というより幼児でしたが)蝶子とそれを押し付けられた少年・京太が主人公。力の制御が不安定な蝶子に成長を促すという目的が一応存在していたが、基本は勢いのあるスラップスティックコメディであり、一癖ある登場人物が飽きさせない理由だったのかなという気もしている。目的である蝶子の精神的成長は主に京太の空回りに終わることが多く、ドタバタのコメディ色を強く見せていた。もう一つの話の筋であった蝶子を狙うはぐれものの里の話に片をつけたところで終了してしまったことから、やや中途半端な印象も受けるのですが、あまり長く連載を続けているときつい構成でもあったかなとも思う。あのくらいが丁度よかったといえるのではないだろうか。
浅野りん作品の特徴は日常にちょっと不思議を加味したスラップスティックであり、主人公は大抵それに振り回される役割を負う。「CHOKO ビースト!!」における蝶子とガァ、「PON!とキマイラ」におけるシアンとポン太、「天外レトロジカル」におけるあんじゅと朱辿がそうであるし、読み切りでも「K2KINDS」、「プロブレム・ハウス」はそのパターンである。
「CHOKO ビースト!!」は4巻で連載が終了している事からもガンガンでよくあったパターンを乗り越えられないままに終わったと見ることも出来る。月刊誌であるガンガンでは連載にしておおよそ2年、コミックスにして3、4巻あたりに一つの大きな山が出来る傾向にあり、これを乗り越えて長期連載となるパターンが多く存在する(例を挙げるならばZ MANやTWIN SIGNALである)のだが、「CHOKO ビースト!!」はそうはならなかった。しかしこれと同時期にギャグ王で「平成バンパイア」が連載されており、当時エニックスの中で一定の人気を掴んでいた事は間違いない。
ギャグ王に連載されていた「平成バンパイア」は読者投票によって連載作品を決定する企画から出た作品で4コマをベースにしたコメディであった。なおこの「平成バンパイア」が同企画の初代連載作品であり、二代目の連載作品に東まゆみのナイトウォーカーがある。「平成バンパイア」はギャグ王に連載されていた事もあって分量も少なくストーリーにも見るべきものは無いが、浅野りんの作品の一つの特徴である収まるところにはきっちりと収まって終わっている。当時のギャグ王によくあったようにクライマックスで4コマから普通のショートへと移行しており、まとめて読むとちょっと違和感があるかもしれない。後にガンガンWINGで「平成バンパイアの逆襲」というタイトルで読みきりが掲載され、コミックとしてもリリースされている。
「PON!とキマイラ」は「CHOKO ビースト!!」終了後間をおかずに連載が開始されている。「PON!とキマイラ」は神獣ポン太を巡るお話で登場人物の癖が強くなっている。これは好みの分かれるところではあろうかと思うが、概ね好評を博していたのではないかなと思う。特に強烈なキャラだったのが乙部清丸。「命の限り好き勝手」という素晴らしい性格をしているこのキャラはいくつもの名セリフを残している。
基本は八満とシアンを中心としたスラップスティックであったが、6巻の後半を脇役キャラのシナリオのまとめに当てて、最後の7巻全体でラストストーリーをやるという形は「CHOKO ビースト!!」とほぼ同じ形。物語を解決するというのではなくて、区切りの良いところでお終いにしてしまうという印象はあって、特にこの「PON!とキマイラ」はその連載終了の時期が問題になる作品でもあるが、件のBLADEへの離脱騒動とは関係なく予定されていた終幕なのだと信じたい。
「パンゲア」は現代もののコメディを得意としていた作者が挑んだファンタジー作品であり、WINGに読み切りの形で掲載された「HEAVEN'S ROAD」がそのパイロット版にあたる。舞台をファンタジーとしながらもどことなく日常感のあるストーリーの進め方は浅野りんの作品の特徴であると言うべきであるだろう。こちらは「PON!とキマイラ」とは異なりまともに離脱騒動の影響を受けての連載終了となり、現在はその続編が「パンゲア・エゼル」としてコミックBLADE MASAMUNEにて連載されている。しかし雑誌自体が隔月刊のうえ休載もあったためなかなか話が進まない。
なお、エニックスからは2冊の短編集が出ており、「CHOKO ビースト!!」のパイロット版を始め初期のフレッシュガンガン掲載作を集めたのが「ビースト&ビースト」であり、ギャグ王連載だった「平成バンパイア」を中心に構成されたのが、「平成バンパイアの逆襲」である。「ビースト&ビースト!!」の頃からこの作者の描く女性キャラは強いよねというのがはっきりと出ている。「K2KINDS」とかかなり好きですよ。「平成バンパイアの逆襲」には、平成バンパイアシリーズと、その後にギャグ王に掲載された読みきり「お菓子な野郎」とステンシルに掲載された「恋してなんぼ」が収録されている。
「PON!とキマイラ」の連載終了後はコミックBLADEに掲載の場を移して「天外レトロジカル」を連載。途中で突発的な休載がありながらもコミック7巻分の連載を無事に終了している。

2007/5/29

Horse Racing

Met Mile

2頭出し、2頭出しとPletcherやらDutrowに注目していたら、親子で2頭出しのJerkensにワンツーされますた。
1.Corinthian: Pulpit - Multiply by Easy Goer
2.Political Force: Unbridled's Song - Glitter Woman by Glitterman
3.Lawyer Ron: Langfuhr - Donation by Lord Avie
4.Sun King: Charismatic - Clever But Costly by Clever Trick
5.Latent Heat: Maria's Mon - True Flare by Capote
6.Silver Wagon: Wagon Limit - So Ritzy by Darn That Alarm
7.Half Ours: Unbridled's Song - Zing by Storm Cat
8.Silent Name: Sunday Silence - Danzigaway by Danehill
9.Mr. Umphrey: Jules - Polish Delight by Katowice
Non Runner: Accountforthegold
まあ、Upsetと書かれる辺りがCorinthianのここに臨むにあたっての立場を如実に表している様な感じもありつつ、2着に変な馬連れてくるんじゃねーよ的に書かれた感もありますが。
そんなわけでPeter Pan Sにおける最強種牡馬であるPulpitにとっては5頭目のGI馬という事にはなります。A.P. Indyの初期の後継種牡馬としてまずまずの成績という事にはなるかな。これからどうなるか分からないとはいえ、今のところ一応実績ではトップですし。
Corinthianは三代母がNumberということで、例のファミリー出身です。母父はEasy Goerだし、なにげに良血の固まり。Spectacular Bidのところが微妙ですが、あれも一応はBold RulerとPrincequilloの組み合わせがあるので良いのかなと思う部分はあったり。自身はRaise a Nativeの4x4に、Nijinsky、Buckpasserがそれぞれ5x4のBold Rulerが6*5*6x5。アメリカらしい良血といえるのかなと。
ペースメイカのMr. UmphreyにHalf OursやLatent Heatといったスピードのある馬が絡んで、23.21-22.49-24.59-24.48という前傾ラップ。これを4番手から、前のペースが落ちるあたりでLawyer Ronと並びながら抜けて、直線でそのLawyer Ronを引き離し、追い込んできたPolitical Forceも封じきったのですから、なかなか良いレースだったと思います。

Gamely BCS

1.Citronnade: Lemon Drop Kid - Primarily by Lord at War
2.Price Tag: Dansili - Tarocchi by Affirmed
3.Vacare: Lear Fan - Appealing Storm by Valid Appeal
4.Three Degrees: Singspiel - Miss University by Beau Genius
5.Sohgol: Singspiel - Arruhan by Mujtahid
6.Charm the Giant: Giant's Causeway - Olympic Charmer by Olympio
Citronnadeがきっちり逃げ切ってまずは良かった。Price Tagは喰らいついてきたが、Vacare以後は決定的な差を付けられた。これでCitronnadeは芝牝馬路線の軸にはなれるだろう。ちょっと長めのところはSheepshead Bayを勝ったHoney Ryderに任せて、Citronnadeは9-10Fあたりで勝負が良いかと。
Lemon Drop Kidは初年度産駒の成績が酷く、種牡馬としてはダメかと思わせておいて、3歳以降に活躍する馬を良く出している。ファーストクロップリーディング23位からセカンドクロップで12位、サードクロップでは4位にまで上げてきた。まあ、Giant's Causewayだ、Fusaichi Pegasusだ、More Than Readyだと種牡馬としての同期が粒ぞろいであったことを考えれば、昨年Giant's Causeway、More Than Ready、Yes It's Trueに次ぐ位置を手に入れ、今年は総合リーディングで現在7位。同期の中ではGiant's Causewayの次にまで来ていたが、この勝利でわずかにGiant's Causewayを上回った。要するに2歳より3歳、3歳より古馬というタイプの種牡馬ではある。まあ、Kingmamboらしくて良いんじゃねえかなと。産駒のGIタイトルとしてはLemons Forever、Christmas KidそしてこのCitronnadeと牝馬が目立つ。牡馬ではCosmonautが筆頭ではあるが、GIIの壁を突破できずにいる。CitronnadeもCosmonautもそうだが、芝で走る馬が目立つ。そのせいか今年の3歳は英仏の重賞でもちらほらと見かける。小粒のKingmamboになりつつあるのかも。Mythical Kidは例のMyth to Realityを母に持つ高馬。しかしざっと見るに母父A.P. Indyが目立つあたりは狙いどころを心得ているなという印象。それが走るかどうかは別だが、どうもStorm Cat、Storm Bird、Deputy Minister、Danzigあたりの穏便な組み合わせに次ぐくらいのシェアを占めているのには笑ってしまう。とはいえGI馬の母父はLord at Warだ、Green Desertだ、Tough Criticだというあたりが悩ましいところか。
しかし、サイアーリーディングのトップ10にLane's Endが4頭送り込むというなかなかすごい事になっていたり…1位A.P. Indy、3位Smart Strike、6位Pleasant Tap、7位Lemon Drop Kid、おまけで11位Langfuhr、41位Belong to Me、49位Stephen Got Even、56位Kingmambo、78位Dixie Union、89位Gulch。Stevie Wonderboyでスタートダッシュを決めたように見えたStephen Got EvenとLemon Drop Kidの立場の逆転ってのはあるかな。あとKingmamboは毎年の事なので…。

Shoemaker BC Mile

1.The Tin Man: Affirmed - Lizzie Rolfe by Tom Rolfe
2.Get Funky: Straight Man - Miss Popularity by Storm Bird
3.Willow O Wisp: Misnomer - Willow Woodman by Woodman
4.Becrux: Glen Jordan - Rebecca Parisi by Persian Heights
5.Right Special: Special Nash - Electra Baloom by Choctaw Ridge
6.Kip Deville: Kipling - Klondike by Encino
7.Chinese Dragon: Stravinsky - Fabulous Fairy by Alydar
8.Charmo: Charnwood Forest - Marie de Ken by Kendor
9.Vega's Lord: Lord of Men - Vega Sicilia by Environment Friend
10.Fast and Furious: Singspiel - Helvellyn by Gone West
道中3番手の"Perfect striking position"にいたThe Tin Manが勝ちきって、John Henry以来の9歳馬のGI勝利。相変わらずレースを厳選して使っているというようなところはありますが、昨年のDubai Duty Freeで2着に負けて以降、北米で無敗を続けています。
逃げたのはWillow O Wispで、その後ろにGet Funky。The Tin Manはこの2頭を見るような位置で、向こう正面からはGet Funkyの外につけて完璧なレース運びでした。直線に向いて、前の2頭に並びかけたThe Tin Manはやや梃子摺りますが、最後はちょっと抜け出していました。後続は直線に向いてこの3頭についていけず、最後にBecrux、Right Specialが差してきただけでした。

Epsom

月曜のDerbyの事前登録馬は19頭で、そのうち8頭を占めるO'Brien厩舎の動向はまだ不明。これからの追いきりの様子やEpsomの馬場状態などを元に出走馬を決定するということになりそう。騎手はKinaneとMurtaghを確保済みで、更にはアイルランドからHeffernan、O'Donoghue、McDonogh、Smullenといったあたりを必要に応じて連れてくることになる。おそらくEagle Mountainは出ると言われているのだが、確実というわけではないらしい。ArchipenkoやSoldier of Fortuneなどは十分勝負になるだろう。Ballydoyleの主戦を狙っているとされるSoumillonの動向も注意した方が良いかな。
馬場状態はGood to Softより速くなることはないだろうと見られていて、Racing Post Trophyを勝っているAuthorizedに人気が集中している。GodolphinもDettoriの騎乗を許可したし、Dante Sでの勝ちっぷりと合わせて死角はないだろう。
そしてDettoriを解放したGodolphinはEastern Anthemがスタンバイ。騎手ははっきりさせていないが、まずMcEvoyだろう。母Kazziaの良血Singspiel産駒だが、まだまだこれからの馬かとは思われる。一応McEvoyにもArabian GulfというStoute厩舎の馬がいるので、勝ち目であればほぼ無いEastern Anthemをどうするのか興味深い。Arabian Gulfは雨を好機と見ての登録。Eastern Anthemも雨歓迎。
現在2番人気のAqaleemは馬場がSoftでも大丈夫とのこと。鞍上はおそらくR. Hills。上にも書いたが、今年はLemon Drop Kidを欧州で見かける。DerbyにはKid Mamboが出走予定。LingfieldのトライアルでAqaleemに4馬身差を付けられていて、厳しいのだろうがこの馬も馬場が柔らかくなるのは歓迎するタイプ。伯父にSelkirkがいる。
Oaksは4番人気のMeasured Tempoが脚にはれが見られるということで、出否が微妙になった。また、Four Sinsも出走が流動的で、Light Shiftは馬場状態で不安を持たれた結果、一番人気のPassage of Timeのオッズが下がった。Light Shiftの手綱をとるDurcanによるとスピードのある馬だからスピードを殺される馬場は心配とのこと。
なお、Measured Tempoが出走しなければ、2番人気のDalvinaにDettoriの可能性が高い。そうでなければDalvinaはPeslier。
O'Brien厩舎はAll My Lovingはほぼ確実に出走。Nell Gwynも出走する公算が高いが、Peeping Fawnは先週Irish Guineasを走っているので出ない。また、Softの馬場を得意とするCherry Hintonが出走してくる見込み。

2007/5/30

Horse Racing

2007 Worldwide GI Races 5

カウントしたら49レースもありました。
DateRaceAreaTrackDistanceWinnerSireDamBroodmare SireFamily NumberSire Line
2007/05/01Ciudad de Buenos AiresARGPalermoD1000mStorm MarcopoloBernsteinMarplatense SoyMountdrago12-dStorm Cat
2007/05/01De las Americas-OSAF-BloussonARGPalermoD1600mHussonHussonetVilla ElisaRoy2-eMr. Prospector
2007/05/01MontevideoARGPalermoD1500mIlusorParade MarshalIlusoraRoy4-pCaro
2007/05/01Republica ArgentinaARGPalermoD2000mPorti FlashPotridoonNiagara FallsBabor5-aNahua
2007/05/02かしわ記念JPN船橋D1600mBlue ConcordeFusaichi ConcordeEbisu FamilyBrian's Time7-c AstonishmentNijinsky
2007/05/04Kentucky OaksUSAChurchill DownsD9FRags to RichesA.P. IndyBetter Than HonourDeputy Minister8-f Best In ShowA.P. Indy
2007/05/052000 GuineasGBNewmarket8FCockney RebelVal RoyalFacticeKnown Fact8-c Rare PerfumeNijinsky
2007/05/05Humana Distaff HUSAChurchill DownsD7FHystericaladyDistorted HumorSacramentadaNorthair4-pForty Niner
2007/05/05Kentucky DerbyUSAChurchill DownsD10FStreet SenseStreet CryBedazzleDixieland Band22-bMachiavellian
2007/05/05Turf ClassicUSAChurchill Downs9FSky ConquerorSky ClassicHeavenly BallerinaConquistador Cielo1-lNijinsky
2007/05/05Computaform SprintSAFTurffontein1000mMythical FlightJet MasterMythical BirdHarry Hotspur2-oNorthern Dancer
2007/05/05Jorge de AtuchaARGPalermoD1500mScenicaInterpreteSceneSlewsville23-aNahua
2007/05/05Gran Premio Hipodromo ChileCHIChileD2200mRamajeStukaRamita en FlorSayaret19-cMr. Prospector
2007/05/06NHKマイルCJPN東京1600mPink CameoFrench DeputySilver LaneSilver Hawk5-g CrawfishDeputy Minister
2007/05/06SAJC Goodwood HAUSMorphettville1200mLet Go ThommoLarantoMemory TrueIs It True9-eNijinsky
2007/05/06SAJC South Australian DerbyAUSMorphettville2500mLazer SharpZarizScadabbaScenic12-dStorm Bird
2007/05/061000 GuineasGBNewmarket8FFinsceal BeoMr. GreeleyMusical TreatRoyal Academy22-d Black RayGone West
2007/05/12BTC BTC CupAUSDoomben1200mBentley BiscuitPeintre CelebreTycoon JoyLast Tycoon16-cNureyev
2007/05/13ヴィトリアマイルJPN東京1600mKoiutaFuji KisekiViolet LoveDr. Devious4-rSunday Silence
2007/05/13Poule d'Essai des PoulichesFRLongchamp1600mDarjinaZamindarDarinskaZilzal1-eGone West
2007/05/13Poule d'Essai des PoulainsFRLongchamp1600mAstronomer RoyalDanzigSheepscotEasy Goer23-bDanzig
2007/05/13Premio Presidente della RepubblicaITYCapannelle2000mDistant WayDistant ViewGrey WayCozzene1-x StrikingMr. Prospector
2007/05/19BTC Doomben CupAUSDoomben2200mCinque CentoNothin' Leica DaneLaydown MisereVarick2-IDanehill
2007/05/19Lockinge SGBNewbury8FRed EvieIntikhabMalafemmenaNordico1-mRoberto
2007/05/19Preakness SUSAPimlicoD9.5FCurlinSmart StrikeSherriff's DeputyDeputy Minister19-cMr. Prospector
2007/05/19Grande Premio ABCPCCBRZCidade Jardim1000mFast LookInexplicableLook Like MimsWild Again9-c Real DelightMiswaki
2007/05/19Grande Premio OSAFBRZCidade Jardim2000mDadelandRoi NormandKahaloaExecutioner3-mRaise a Native
2007/05/20優駿牝馬JPN東京2400mRobe DecolleteCozzeneColor of GoldSeeking the Gold10-dCaro
2007/05/20Singapore Airline's International CupSINKranji2000mShadow GateWhite MuzzleFabulous TurnSunday Silence22-dLyphard
2007/05/20Prix d'IspahanFRLongchamp1850mManduroMonsunMandellichtBe My Guest3-dKonigsstuhl
2007/05/20Prix Saint-AlaryFRLongchamp2000mCoquerelleZamindarCracovieCaerleon22-dGone West
2007/05/20Derby ItalianoITYCapannelle2400mAwelmardukAlmutawakelClaba di San JoreBarathea1-eMachiavellian
2007/05/20Juliano MartinsBRZCidade Jardim1600mNitidoPut It BackAnaluRoi Normand7-aIn Reality
2007/05/20Grande Premio Presidente da RepublicaBRZCidade Jardim1600mOlho de TigreExile KingChabeliSecreto14Raise a Native
2007/05/20Grande Premio Sao PauloBRZCidade Jardim2400mQuick RoadJulesJamaica RoadGhadeer2-hForty Niner
2007/05/20Club Hipico de Santiago-FalabellaCHIClub Hipico2000mGran BastianHoliday SpiritMarinolaMocito Guapo27-aDeputy Minister
2007/05/26BTC Doomben 10000AUSDoomben1350mTakeover TargetCeltic SwingShady StreamArchregent11-dMr. Prospector
2007/05/26Irish 2000 GuineasIRECurragh8FCockney RebelVal RoyalFacticeKnown Fact8-c Rare PerfumeNijinsky
2007/05/2625 De MayoARGSan Isidro2400mCoquelizeEqualizeCoqueterieRingaro26Northern Dancer
2007/05/27東京優駿JPN東京2400mVodkaTanino GimletTanino SisterRousillon3-l フローリスカップBrian's Time
2007/05/27Tattersalls Gold CIRECurragh10.5FNotnowcatoInchinorRambling RoseCadeaux Genereux2-uAhonoora
2007/05/27Irish 1000 GuineasIRECurragh8FFinsceal BeoMr. GreeleyMusical TreatRoyal Academy22-d Black RayGone West
2007/05/27Golden Horse Casino SprintSAFScottsville1200mKildonanRich Man's GoldCathay FirthPhilippi3-oForty Niner
2007/05/27Fillies ChampionshipSAFScottsville1200mRat BuranaDodgeCarmina BuranaSouthern Halo9-e ZaribaMr. Prospector
2007/05/27Gold Reef MedallionSAFScottsville1200mSeventh RockRock of GibraltarRuby ClipperRubiton5-hDanehill
2007/05/27South African Fillies SprintSAFScottsville1200mEthereal LadyModel ManAmber GemArgosy1-sLyphard
2007/05/28Gamely BC SUSAHollywood9FCitronnadeLemon Drop KidPrimarilyLord at War4-mKingmambo
2007/05/28Shoemaker BC MileUSAHollywood8FThe Tin ManAffirmedLizzie RolfeTom RolfeA34Raise a Native
2007/05/28Metropolitan HUSABelmontD8FCorinthianPulpitMultiplyEasy Goer5-h Rough ShodA.P. Indy
個人的に注目したいのは南アフリカでRock of Gibraltar産駒が勝ってること。これから本格的に南アフリカにもDanehillが浸透するのかなあ。
Northern Dancer
|Storm Bird
||Storm Cat
|||Bernstein>Storm Marcopolo
||Mukaddamah
|||Zariz>Lazer Sharp
|Nijinsky
||Caerleon
|||Fusaichi Concorde>Blue Concorde
||Royal Academy
|||Val Royal>Cockney Rebel
||Sky Classic>Sky Conqueror
||Esperanto
|||Laranto>Let Go Thommo
|Rakeen
||Jet Master>Mythical Flight
|Vice Regent
||Deputy Minister
|||French Deputy>Pink Cameo
|||Holiday Spirit>Gran Bastian
|Nureyev
||Peintre Celebre>Bentley Biscuit
|Lyphard
||Dancing Brave
|||White Muzzle>Shadow Gate
||Elliodor
|||Model Man>Ethereal Lady
|Danzig>Astronomer Royal
||Danehill
|||Nothin' Leica Dane>Cinque Cento
|||Rock of Gibraltar>Seventh Rock
|Northern Jove
||Equalize>Coquelize

Nasrullah
|Grey Sovereign
||Fortino
|||Caro
||||Parade Marshal>Illusor
||||Cozzene>Robe Decollete
|Nashua
||Good Manners
|||Ahmad
||||Potrilalzo
|||||Potridoon>Porti Flash
|||Farnesio
||||Interprete>Scenica
|Bold Ruler
||Boldnesian
|||Bold Reasoning
||||Seattle Slew
|||||A.P. Indy>Rags to Riches
||||||Pulpit>Corinthian

Turn-to
|Hail to Reason
||Halo
|||Sunday Silence
||||Fuji Kiseki>Koiuta
||Roberto
|||Red Ransom
||||Intikhab>Red Evie
|||Brian's Time
||||Tanino Gimlet>Vodka

Raise a Native
|Mr. Prospector
||Hussonet>Husson
||Forty Niner
|||Distorted Humor>Hystericalady
|||Jules>Quick Road
|||Rich Man's Gold>Kildonan
||Machiavellian
|||Street Cry>Street Sense
|||Almutawakel>Awelmarduk
||Jade Hunter
|||Stuka>Ramaje
||Gone West
|||Mr. Greeley>Finsceal Beo
|||Zamindar>Darjina, Coquerelle
||Distant View>Distant Way
||Smart Strike>Curlin
||Miswaki
|||Inexplicable>Fast Look
||Celtic Swing>Takeover Target
||Dodge>Rat Burana
||Kingmambo
|||Lemon Drop Kid>Citronnade
|Exclusive Native
||Roi Normand>Dadeland
||Exile King>Olho de Tigre
||Affirmed>The Tin Man

Dschingis Khan
|Konigsstuhl
||Monsun>Manduro

In Reality
|Relaunch
||Honour and Glory
|||Put It Back>Nitido

Ahonoora
|Inchinor>Notnowcato
しかし、やはりこの1ヶ月で3戦をこなして崩れなかったFinsceal Beoは素晴らしいと思うのですよ。
欧州でのMr. Prospectorの存在感が戻ってきたような印象もあったり。まあ、Finsceal Beoの活躍とZamindar、そしてイタリアなんですけどね。

2007/5/31

Horse Racing

Coronation C GI Epsom GB Turf 12F10yd

Sixties Iconが馬場を気にしているので、ちょっと波乱含み。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
15HattanHallingLuanaShaadiSeb SandersC.E. Brittain
27MaraahelAlzaoNasaniceNashwanR. HillsSir Michael Stoute
32ScorpionMontjeuArdmelodyLaw SocietyM.J. KinaneA.P. O'Brien
43SeptimusSadler's WellsCaladiraDarshaanJ. MurtaghA.P. O'Brien
51Sir PercyMark of EsteemPercy's LassBlakeneyMartin DwyerM.P. Tregoning
64Sixties IconGalileoLove DivineDiesisL. DettoriJ. Noseda
76Rising CrossCape CrossWoodrisingNominationTed DurcanJ.R. Best
今年になってからGIIIを連勝しているMaraahelですが、どちらもさほど強くなったようには思われず、去年からGIの壁を越えられないままという事になるのではないかなと。
Scorpionは去年の復帰が遅れて、結局BCと香港に遠征するものの、結果を残せませんでした。今年も復帰戦で人気を背負うものの取りこぼして2着に終わってしまう辺り当てにしづらい部分はあるのでしょう。
去年のDerbyを勝ったSir Percyはその後、復帰に手間取り、何とか出走したChampion Sを7着と大敗しました。今年はSheema Classicを走って4着に終わっています。その遠征後初のレースとなるわけで、どの程度仕上がっているかというのは注意しないといけないのでしょうが、下手なレースはして欲しくないというところ。
Jockey Club Sで復帰の王道を通ってきたSixties Iconがこの出走メンバーの中で最も有力といえるのでしょう。
去年のDante Sを勝っているSeptimusはDerby本番で惨敗していこう出番が無くなっていたが、今年になって復帰して、GIII Mooresbridge Sを勝っている。この辺りの実力もまた謎なところではあるので、Sixties Iconが人気を被るという事になってはいるのだが…

Oaks GI Epsom GB Turf 12F10yd

出ないと言われていた馬も結局出るようで。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
16All My LovingSadler's WellsJudeDarshaanC. SoumillonA.P. O'Brien
27Cherry HintonGreen DesertUrban SeaMiswakiJ.A. HeffernanA.P. O'Brien
34DalvinaGrand LodgeFoodbroker FancyHallingO. PeslierE.A.L. Dunlop
410Dance of LightSadler's WellsFlamelightSeattle SlewKerrin McEvoySir Michael Stoute
53DarrfonahSingspielAvilaAjdalEddie AhernC.E. Brittain
613Four SinsSinndarFour RosesDarshaanM.J. KinaneJohn M. Oxx
712KayahKahyasiLristinaKrisSeb SandersR.M. Beckett
811Light ShiftKingmamboLingerieShirley HeightsTed DurcanH.R.A. Cecil
914Measured TempoSadler's WellsAllez Les TroisRivermanL. DettoriSaeed bin Suroor
102Nell GwynDanehillOffshore BroomBe My GuestN. CallanA.P. O'Brien
118Passage of TimeDansiliCrepsydraSadler's WellsRichard HughesH.R.A. Cecil
129Peeping FawnDanehillMaryinskySadler's WellsMartin DwyerA.P. O'Brien
135Simply PerfectDanehillHotelgenie Dot ComSelkirkJ. MurtaghJ. Noseda
141Sues SurpriseMontjeuMy MichelineLion CavernMichael HillsB.W. Hills
Passage of Timeの人気は去年のCriterium de Saint-CloudでSoldier of Fortuneを下しているという事に拠る。前走のMusidora Sはレース前に不安材料があったもののの、差がわずかとはいえ斤量を背負って勝ちきったということは評価して良いのだろう。結局その問題が解決しているのかどうかが分からないところなんですが。 2番人気のDalvinaはSpencerが騎乗停止を受けているため、Peslierということになった。2戦2勝で前走のNewmarketのPretty Polly Sで6馬身差という圧勝をしての参戦。デビュー戦がLingfieldのオールウェザーなので、芝はその1戦のみ。
これに続くのがCheshire OaksでAll My Lovingを下してきたLight Shift。馬場が悪くなるのは歓迎しないということで、そのあたりがどう出るか。ニアルコスのオーナーブリードで半姉にShivaが出ているという良血。血統としてはShivaの方が洗練された良さがあるような気もしますが、Kingmamboなんてのは相手が良血だったら何とでもなるので合格としておこう。というか、Kingmamboに関しては深く考えた方が負けくらいには思う。
ギニートライアルでArch Swingの短頭差2着から前走で10Fに距離を延ばしたらあっさりGIIIを勝ってきたFour SinsはAga Khan殿下。SinndarにDarshaanということで、Mill ReefとAbdosの組み合わせクロス。そら、こんな馬を7Fで使ってんなよという話ではあるだろう。如何にもAga Khanな血統のわりには生産はドイツ。
GodolphinのMeasured Tempoは母がAllez Les Trois。要するにAnabaa Blueの半妹。Godolphinの方からはUrban Seaの仔がエントリーしてるし、このファミリーは相変わらず凄いですな。
一方Ballydoyleは4頭出しでエース格はSoumillonを配してきたAll My Lovingという事にはなるか。Sadler's WellsにDarshaanと極めて王道をいく配合であり、その前がCrystal Palace、ZeddaanとフランスのGrey Sovereignを固め打ちにしてくるのも面白い。Mah IranのボトムラインにNasrullahガシガシ重ねるような五代血統はなかなか見所ありかなと。で、Four Sinsにひねられて2戦1勝でこの舞台を踏む事になるのがUrban Sea産駒Cherry Hinton。まあ、Galileoの半妹。何気にBlack Sam Bellamyなんかを見てるとスタミナ方面に強く出すぎたというところもありそうなんですが、そこでGreen Desertかよとか思ってしまうところはあるなあ。Rock of Gibraltarの全妹がNell Gwyn。Irish Guineas Trial2着からの参戦。更に、Irish Guineas本戦で3着に入ったPeeping Fawnが連闘策となる。そうまでして出さなければならない程の馬とも思われないが。てか、Irish Oaksではダメなのかよ。
2007/5 [1]2007/6 [1]

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