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2007/12 [1]2008/1 [1]

2007/12/18

Horse Racing

Coolmore Stallion Roaster

Dylan Thomasの使われ方などを考えるに、Coolmoreの現在の種牡馬ラインナップを見ておかないとどうしようもないってのはあるかなと思ったので。そんなわけでまずは本拠たるエリンから。ちうかコレだけで十分ではあるんだが。
Coolmore Ireland
ここには22頭の種牡馬が登録されていますが、そのうちDanehill系として10頭(直仔8頭)、Danehill以外のDanzigとしてAd Valoremがいて、これだけで半分に届きます。後はSadler's Wellsが自身含め4頭、Nureyev2頭、Storm Cat2頭にNight ShiftまでがNorthern Dancerの直系。22頭中21頭。そして残る1頭がHawk Wing。ま、Hawk WingもNijinskyを持ってるが。
で、Danehill直仔を詳しく見ていく。
Danehill Dancer: 2歳でGI2勝。3歳になったらもう終わってた。3歳で引退。
Holy Roman Emperor: 2歳のみで引退。GI2勝。
Rock of Gibraltar: 2歳からGIを7連勝。距離はマイル。3歳で引退。
Oratorio: 2歳でGI勝ち。3歳でも10FでGIを2勝。3歳で引退。
Aussie Rules: 仏ギニー馬。マイルGI2勝。3歳で引退。
Ivan Denisovich: GI勝ちは無し。9Fくらいまでで活躍。3歳で引退。
Catcher in the Rye: 仏ギニーを2着程度の実績。3歳で引退。
Dylan Thomas: 愛ダービー馬。10Fから12FのGIを6勝。4歳で引退。
Oratorioの使われ方も相当どうよと思うところはあったが、こうしてみるとCoolmoreはCoolmoreで必死なのだなとは思われる。3歳まで、マイルまでというプロフィールの種牡馬ばかり集めやがってという話ではあるが、そういう活躍をする馬が多かったのだから仕方ないというところでもあるのだろう。
このあたり、日本におけるサンデーサイレンス以上に先鋭的なんだが、それは欧州においては路線分離が確立していることと3歳での引退がある種当然と見られているからでもあるだろう。日本においてはそれほど確たる分離があるわけでもなく、また3歳における引退は選択ではなく無念の引退を余儀なくされるというパターンになってしまうからであることが、サンデーサイレンスとDanehillのおかれた状況の違いでもあったかと。
となると同じような競争実績の種牡馬ばかりという事態に陥るわけであり、だからこそオプションを付けてRock of Gibraltarを日本に売ってみたりなどもするわけです。ま、外に出す種牡馬を選ぶときに、Rock of Gibraltarを選べるというのが、オプションをつけたにせよ、またそれをあっさり発動することになったにせよ、凄さではないかと思われる。
北米に支場を持っているとはいえ、北米でのDanehillの状況(ま、それでもNorth Lightが三桁に届いたりはしているが)と言うものを考えたらば、そこに送るというのはちょっと難しいという判断はあるのだろう。そうなってくると三極で残る日本にとなるのは自然の成り行きで、昔Danehill自身もリースされていたし、外国産馬でファインモーションが出ているのなら悪くないはずなんだし。
で、Dylan Thomas。ここに出ているDanehill後継の種牡馬の中では異色の実績を誇っているので、競合するかとなるとそういう部分では競合しないと見て良いかとは思われる。ただ、そっちにいくとSadler's Wells、Galileo、Montjeuにぶち当たるんで、つらいものはある。High Chaparralはもろに割を喰うんじゃないかなと思われ、って実際状況良くないしな。
と言ったあたりでAshford。
Ashford
こちらは13頭。そのうちStorm Catの直系が6頭。実際イメージではもっと多いかと思ってました。ここの特徴はHennessy→Johannesburg→Scat DaddyとかTale of the Cat→Lion Heartと代を継いでいく形になるといったところか。
で、オーストラリア。
Coolmore Australia
Spinning Worldの凋落に涙。こっちだとDehere高ぇな。Stravinskyが豪>日なのは妥当なところ。
12頭中Danehillが5頭とか。こっちも11頭までがNorthern Dancerの直系で、残るFusaichi PegasusだってDanzig持ち。
以上が今のところCoolmoreのサイトでチェックしたら出てくる種牡馬。つか、そんな気はしていたが、Northern Dancerばっかりかと。それ以外だとMr. Prospectorということに。
となると完全に浮いているのがAshfordのChapel Royal。2005年に種牡馬入りし、種付け頭数の推移は222頭(2005)、166頭(2006)、165頭(2007)。2007年分は速報値。10,000ドルと比較的安い種付け料で繁殖牝馬を集める種牡馬ですが、血統的な利点としてNorthern Dancer、Mr. Prospectorを持っていないというのがCoolmoreとしては使いやすいのだろうし、その他の生産者からしてもBold Rulerも持ってないのが良く使われる理由になっているのかなと。
ということで父系に注目すると異系を大胆に導入となるのがChapel Royalなんですが、牝系はかなりの活力を有しています。わざわざCoolmoreが買って種牡馬にまでした理由となれば、異系と言う以上にこの牝系なのだろう。三代母に現れるのがカナダの名繁殖Ciboulette。その娘にNorthern Dancerに最初にビッグタイトルをもたらした名競走馬にして母を超える名繁殖となったFanfrelucheが出ており、このFanfrelucheのファミリーからはEncosta de Lago、Flying Spur、Holy Roman Emperor、Flying Spur、Lode、Medaille d'Or、Majestic Roiなど活躍馬、名種牡馬が出まくっています。Chapel Royal自身はそのFanfrelucheを通るラインではなく、Never Bendを父に持つ半妹Silk Lillyのファミリーになりますが、狙ったのだろうなとは思います。ただ、Coolmoreにとっては積極的に導入するというのではなく、将来の保険的な役割を持たせる程度なのかなという気はしますが。
とはいえ異系を導入する場合はこうあるべきというチョイスとは思います。まぁCoolmoreってかなり父系で商売をしているという印象はあるんだが、ちゃんと見てるところは見てるなと。異系ならなんでも良いやってのは絶対違うと思う。これ以上語るとめんどくさいのでパスするが。
ともかくこういうのを見るとサラブレッドの生産とは牝系を軸にして行うものであるという認識を確認できるので良いな。

2007/12/19

Comic

夜麻みゆき先生復活の件

つか、何でG Fantasyのスレよりブレイドのスレで盛り上がってるんだろ?いや、分からんでもないが。
まぁ、いろいろと思うところはあるが、「刻の大地」が中途で断念されたことに関しては、今更特に何かという感慨はないんだよなぁ。何年か前にG Fantasy誌上で公式に発表されていたことでもあったけど…。で、いつの間にか夜麻みゆき先生はブログを始められていたようで、そこで今更ぶっちゃける必要は無いだろとも。G Fantasyで連載を追いかけていたら、それくらいのことは分かりきっていたことでもあったんだし。そう、G Fantasyに連載が移ってからは特に顕著になっていたと思っているけど、テーマが重い方向に進んでいったんだよね。カイが直面した事態もそうだし、ジェンドが壊れていく様はかなり痛々しいものだったし、ナドゥやエストもそれぞれに悩みを抱えるということになって、息を抜く場面を作れなくなっていたんですよね。ちょっと踏み込みすぎたとは思われました。ガンガンからG Fantasyへの移籍を加味してもその展開がかなり急だったのが、惜しまれるところ。もう少しじっくりと話が進んでいれば違ったのかなと思わなくでもないですし。「オッツ・キイムnote」が突然始まったのも、そういうことなんだなと納得していたわけですし。
そういうわけで、「刻の大地」はもうしょうがないよねとしか思わない。「レヴァリアース」が謎を多く残したままにしてもしっかり終わっていたのに、「刻の大地」にイリヤが出てきたあたりから「レヴァリアース」は何だったんだろうというのはあった。だから、新連載始めるくらいなら「刻の大地」をという意見には賛同できない。収拾がつけられなくなっていたのは事実ではあるんだし、不調の原因にはなったんだとは思われ、それならリセットした方が良いんじゃないんかなと。
ご本人のブログのリンク先など見ると、納得してしまうところはある。
ところで、かなり初期のドラクエ4コマ劇場の時代からファンをやってると、夜麻みゆき先生ってのはペロキャンと竜王なんだよな。ああいった雰囲気の作品の方があっているんじゃないだろうか。新連載がそうなれば良いなとは思う。思わず懐かしくなって4コママンガ劇場を引っ張り出して読みふけってしまったよ。今読み返してみると新たな発見があったりして、やはり本は処分してはいけないとの思いを新たにした。
G Fantasyスレで批判してる人たちはそういう昔を知らないんじゃないかなとは思う。君たちには分からんだろうなくらいの想いはあるんよ。無論「刻の大地」がああいった形になってしまったのは残念ではあるんだが、いつか描けるような状態になって機会があれば再開してくれたら良いんじゃないの的に。ファンとしては新しい作品で戻ってきたということを喜んでいるのですよ。
この件に限らず、作品が作者の事情なり何なりで放り投げられて終わってしまうのは好きな作品だと残念だとは思うけど、同時にそういうものだったと思うしかないんかなと。好きな作品だったら、作家だったら、無駄と知っても待ち続けるし、そういうことでファンを止めるということは無いな。
ZERO SUMの杉野編集長のブログが…。今後ZERO SUMの方でも何らかの動きが見られると嬉しいなぁ。

2007/12/20

Horse Racing

英愛と仏のサイアーリーディング

Coolmoreの種牡馬リストの話なんかも併せて読んでいただくと良いかと。
まず英愛。
RankStallionWinners-RunnersWins-RunsWin PrizeTotal PrizeSireDamBroodmare Sire
1Danehill44-10064-4372,321,7743,546,902DanzigRazyanaHis Majesty
2Galileo44-11065-3582,387,7422,850,570Sadler's WellsUrban SeaMiswaki
3Montjeu40-12650-4211,671,0252,294,283Sadler's WellsFloripedesTop Ville
4Danehill Dancer63-18095-7981,292,9472,161,599DanehillMira AdondeSharpen Up
5Sadler's Wells56-15287-4841,393,3262,098,522Northern DancerFairy BridgeBold Reason
6Rock Of Gibraltar34-9448-382501,8061,377,494DanehillOffshore BoomBe My Guest
7Pivotal56-13175-525791,2621,314,413Polar FalconFearless RevivalCozzene
8Indian Ridge24-7534-3411,020,3431,242,637AhonooraHillbrowSwing Easy
9Acclamation23-5435-248703,3531,040,188Royal ApplausePrincess AthenaAhonoora
10In The Wings36-9260-440660,593974,409Sadler's WellsHigh HawkShirley Heights
11Kingmambo21-6732-235564,954884,870Mr. ProspectorMiesqueNureyev
12Royal Applause44-14667-717631,167879,359WaajibFlying MelodyAuction Ring
13Mr Greeley9-2212-67634,116781,923Gone WestLong LegendReviewer
14Green Desert39-10855-437467,247777,995DanzigForeign CourierSir Ivor
15Dansili34-10245-449453,598733,061DanehillHasiliKahyasi
16Inchinor16-6227-249509,341699,423AhonooraInchmurrinLomond
17Night Shift30-7543-382509,700671,948Northern DancerCibouletteChop Chop
18Kyllachy29-9838-434490,300664,770PivotalPretty PoppySong
19Selkirk30-8140-311451,086657,542Sharpen UpAnnie EdgeNebbiolo
20Medicean20-9330-314243,625637,898MachiavellianMystic GoddessStorm Bird
これがおそらく最後になるとは思われるがDanehillがトップ。総賞金で見るとその強さは歴然。Dylan ThomasやPeeping Fawnなどが活躍していましたからそれも当然か。
このDanehillを追うのがCoolmoreのSadler's Wells後継の二枚看板GalileoとMontjeu。英愛においては数字的に完全にGalileoがMontjeuを上回ったとは思われる。Galileoは3歳にSoldier of Fortune、古馬に長距離のAllegretto、2歳にNew ApproachとGI馬を出しているが、特にNew Approachの存在が大きいか。一方のMontjeuはダービーのAuthorized、古馬のScorpionでGIを勝ったが、2歳にGI馬が出なかった。しかし、やはりこの2頭はキャラが被るな。
Danehill Dancerは結局上級条件でどれだけ勝たせられるかという問題を解決できなかった。勝利数はトップの95勝となっているが、それに比して勝ち賞金の少なさは問題となるのではないか。上位の3頭とは異なり、産駒の数で稼いだと言え、物足りない印象が強い。
Sadler's Wellsは老境ということになるのだろう。産駒ではYeatsとSaddexがGIを勝った。孫世代では前出の2頭の以外でも母父としてPeeping Fawnを出したりと、直仔レベルより活躍が目立つわけで、そういう時代になったのだということでしょう。
二世代の産駒でこの位置につけられるのだからRock of Gibraltarに帰国が命じられるのも已む無し。距離をこなしているし、Danehillの座を受け継ぐ資格を持っていることが示されたのではないかな。
そしてようやく非Coolmoreの種牡馬として名が出るのはCheveley Parkの旗艦Pivotal。今年もExcellent Artを出しているし、マイルまでのスピードは健在。距離の壁を突破できないのも変わらない。牝馬だと結構上位でも突破してくるけど、最近はまず中距離とかでも出走してくること自体珍しくなりつつあるような気も。Excellent Artはもう少し見てみたかったが、3歳で引退したことでスプリンター化する前に種牡馬にして貰えて幸せだったのかも知れず。
そして次に非NDとしてIndian Ridge。Indian InkとかLinngariとかいましたけど、意外と上にいたとは思われ。AcclamationもDark Angel程度かな。In the Wingsはドイツでよく見たって毎度のSoldier HollowとAdlerflugなんですが、後何がいましたっけ?
KingmamboはLight ShiftがOaksを勝つも、Peeping Fawnに完全に上回られてしまっていたが、2歳からHenrythenavigator、Thewayyouareと楽しい馬が出ているので、来年も期待できそうではある。
Mr. GreeleyはBolger師のおかげ。InchinorはNotnowcatoで大きく稼いだ。
で、フランス。
PlacingStallionRunnersWinnersRaceVict.Win.priz.Tot.priz.SireDamBroodmare Sire
1Danehill2166371.636.2802.033.385DanzigRazyanaHis Majesty
2Anabaa1014857369749.9701.671.495DanzigBalbonellaGay Mecene
3Monsun271211919985.7401.476.225KönigsstuhlMosellaSurumu
4Zamindar261494271.230.2401.339.590Gone WestZaizafonThe Minstrel
5Verglas1313968554559.3201.289.760Highest HonorRahaamSecreto
6Poliglote894057755571.0201.284.110Sadler's WellsAlexandrieVal de l'Orne
7Linamix833941257719.7201.277.860MendezLunadixBreton
8Kendor663142545519.1001.274.335KenmareBelle MeceneGay Mecene
9Invincible Spirit1044191.205.6601.256.510Green DesertRafhaKris
10Marchand de Sable993756155592.8501.175.575TheatricalMercantileKenmare
11Highest Honor743451356612.4801.158.195KenmareHigh RiverRiverman
12Kahyasi752738637463.0201.044.090Ile de BourbonKadissyaBlushing Groom
13Take Risks1043568649417.5601.021.940Highest HonorBaino BluffBe My Guest
14Sadler´s Wells411915924386.8601.018.070Northern DancerFairy BridgeBold Reason
15Dansili331715225609.340977.130DanehillHasiliKahyasi
16Gold Away552835745692.170976.260GoldneyevBlushing AwayBlushing Groom
17Machiavellian23915420665.640967.690Mr. ProspectorCoup de FolieHalo
18Anabaa Blue682739939401.500849.430AnabaaAllez les TroisRiverman
19Montjeu491918326465.320845.940Sadler's WellsFloripedesTop Ville
20Enrique642443234371.180840.000BaratheaGwydionRaise a Cup
ま、あれだ。英愛はレーポ、仏はギャロからコピペして、マクロ走らせて表組んだだけの手抜きでやろうとしたら、危うくギャロにしてやられるところでした。
で、こちらもDanehill。フランスでは7勝しかありませんが、凱旋門賞を含むのでリーディング。というかこの数字を見てると、来年以降は凱旋門賞を勝たせれば自動的にフランスリーディングが確定しそうで怖いなw
Anabaaはケンタッキーに拉致されたので、今後コレだけの出走数を出すことが厳しくなるかな。そうなってくるとこの順位は落ちる。大物を送り込んでこられれば問題ないが。
MonsunはManduroが占める割合が多くなるわけだが、わざわざフランスにつれてきて走らせるほどとなると他にもそれなりのクラスの馬にはなるわけです。ZamindarもDarjinaのウェイトが重いんだが、出走数が増えてくるともっと上にいけるのではなかろうか。
フランスも結構変わりつつあるような感じは受けるのだが、Highest Honorを中心としたKenmare系の粘りは凄い。VerglasはStormy Riverが種牡馬入りするし、もうちょっと粘るか。
20位までの種牡馬の父系をまとめると以下。
Northern Dancer
|SADLER'S WELLS(Coolmore)
||GALILEO(Coolmore)
||MONTJEU(Coolmore)
||IN THE WINGS
||POLIGLOTE(Etreham)
||Barathea
|||ENRIQUE(Hoguenet)
|Danzig
||DANEHILL
|||DANEHILL DANCER(Coolmore)
|||ROCK OF GIBRALTAR(Coolmore)
|||DANSILI(Banstead Manor)
||GREEN DESERT(Nunnery)
|||INVINCIBLE SPIRIT(Irish National)
||ANABAA(Castleton Lyons)
|||ANABAA BLUE(Etreham)
|Nureyev
||Polar Falcon
|||PIVOTAL(Cheveley Park)
||||KYLLACHY(Cheveley Park)
||Theatrical
|||MARCHAND DE SABLE(Bernesq)
||Goldneyev
|||GOLD AWAY(Quesnay)
|Try My Best
||Waajib
|||ROYAL APPLAUSE(The Royal Stud)
||||ACCLAMATION(Rathbarry)
|NIGHT SHIFT(Coolmore)
|Lyphard
||Bellypha
|||Mendez
||||LINAMIX(Val Henry)
|Nijinsky
||Ile de Bourbon
|||KAHYASI(Bonneval)

Ahonoora
|INDIAN RIDGE
|INCHINOR

Native Dancer
|Raise a Native
||Mr. Prospector
|||KINGMAMBO(Lane's End)
|||Gone West
||||MR. GREELEY(Gainesway)
||||ZAMINDAR(Banstead Manor)
|||MACHIAVELLIAN
||||MEDICEAN(Cheveley Park)
|Atan
||Sharpen Up
|||SELKIRK(Lanwades)

MONSUN(Schlenderhan)

Kenmare
|HIGHEST HONOR(Quesnay)
||VERGLAS(Irish National)
||TAKE RISKS(Etreham)
|KENDOR(La Reboursiere et Montaigu)
偏ってるなぁ。
英愛はDanzig(Danehill)が5(4)、Sadler's Wellsが4、Nureyevが2、その他のNorthern Dancerが3、Mr. Prospectorが3、Ahonooraが2、残りはSelkirk。
仏はDanzig(Danehill)が5(2)、Sadler's Wellsが4、Nureyevが2、その他のNorthern Dancerが2、Mr. Prospectorが2、Kendorが4、最後にMonsun。

2007/12/24

Comic

ヤングガンガン No.1

前号までのレビューはこちら。ヤングガンガン レビュー
鬼燈の島◆新連載。作者は三部けいさん。初回だけだとなんともいえないですね。
バンブーブレード◆せっかくコジローがまともな決意をしているのに、こっちの先輩は…。それはそうと、いくつか次の練習試合とかへの伏線っぽいものが出ていますね。
咲◆透華はのどっちを研究しているからこそ、和が本気になっていないということに気づくわけですが、最初のところで龍門渕の人が語っている内容からすると、透華自身も本気にはなっていないという感じではあるかなぁ。
WORKING!!◆伊波さん何やってんだ。
はなまる幼稚園◆つっちー…。つっちーの昔の話もチョット出てますけど、やさしいな、つっちー。
ニコイチ◆智に核心を突かれてますね。そして、真琴の反撃。そして最後に意味ありげな言葉を残して去る弟。いい展開だったなぁ。この作品はもう方向としては決まっていて、そこにたどり着くまでにどういう話があるかということになっているのだと思うけれども、まだまだ解決しなければならないことが多いと言うことか。
すもももももも◆半蔵もまるで報われないが、当て付けに使われる優介も報われないなぁ。キャラが変わっただけでやっていることは同じという気もします。
セキレイ◆謎だった浅間建人がちょっとだけ回想シーンに登場。御中と同じくらいタチの悪い人物なんじゃなかろうか。久しぶりに妹にも出番がと思ったら…
ロトの紋章◆呪文が使えなくなった世界での賢王ポロンがどういう風にとは思いましたが、そういう方向か。スムーズに行かないところがポロンらしいとも言えるかも。オーブはもともとあったものだし、そういう点から果たす役割は分かりやすくもあるんだけど、神器はこの作品になってから出てきたものだから、どういう役割を課せられているのかがそろそろ明らかにされてもいいのですかね。どちらも必要という感じではあるのかな。
ムカンノテイオー◆織田にやり方を見せられたことで平蔵にもやるべきことが見えてきたというところはあるのかな。このあたりは以前ヒゲが平蔵にぶつけた何をやりたいのかという問いへの答えになっていきそう。一方織田は、これはダメかな。既に警告はされていたわけだし。
荒川◆再登場するとは思いませんでしたが、それ以上にこの展開の速さに驚いた。
おじさん天使◆そろそろくどくなって来ました。
ユーベルブラット◆いや、その復活はどうよ?最初はセットかとも思ったけど、ゲランペンは状況で、ラシェブは単にその状況を利用していただけということになるのかな。ちょっと分からないところながら、それならばゲランペンの再登場には意味があるとしても、ラシェブは何なのだとも。思想的にも協調するように思えないんですが。
ところで、新連載が増えるのは良いが、連載の入れ替えをするのではなくて、休載を増やして調整ってのはどうなのだろうと思わなくも無い。連載を増やした分は切っていくことも必要なんではないかな。ちょっと次号の休載予告は酷くないかと思われる。

Horse Racing

今更だが有馬記念

出馬表を用意したまでは良かったが、時間もやる気も無くという状況にて完全に見送るレースでした。
今年のJCは過渡期のレースと見たわけですが、その観点から有馬記念のメンバーを見れば、サンデーサイレンス最後の抵抗といった風ではありました。そういう方面でちょっとしたことを書いてみようかと思ったら、フサイチパンドラが回避してしまってやる気を完全に無くしたわけですな。
レースは友人宅で見たんで、パドックも本馬場入場すら見ずに単純にレースそのものを見ただけでした。直線でその友人と一緒に唖然としてしまったんですけどね。
マツリダゴッホはサンデーサイレンスのラストクロップであり、後からあぁなるほどと思わず納得してしまいました。コレまでの実績を考えると中山巧者ということで片付けられてしまうのだろうなとは思われます。中山以外でどうかというのを示して欲しいとは思うところですが、どうなりますやら。最後にダイワスカーレットに詰められたようにも見え、今回でも距離はやや長いくらいではあるのかなと思います。ただ、サンデーサイレンスのラストクロップのGI馬としてはこのまま終わってもらっては困るので、意地でも宝塚記念を取りに行く位は期待したいところ。
ダイワスカーレットはチョウサンに並ばれ、前に出られて、これまでにも見せていたように行きたがってはいたが、その振る舞いを見せても最後まで問題にならないというのもこれまで通りか。絶好の位置に突けながらのこの結果は内を開けてマツリダゴッホの進路を作ってしまったということに尽きるのだろうが、ダイワスカーレットがあの位置を走って伸びたかどうかは別の話かと。結局のところ、ああいった局面で一瞬の切れ味を見せられるのがサンデーサイレンスであり、アグネスタキオンはそうではないということになるのではないか。最後はマツリダゴッホの脚も止まっているけれど、ダイワスカーレットにしてもそれを捉えられるほどの余力を持てなかった。
ダイワメジャーは去年も3着に来ているし、そもそも自身がある程度距離を延ばしても対応できないことはないことと有馬記念というレースがそこそこに距離の誤魔化しが効くレースであることから驚くには値しないし、むしろロックドゥカンプなどより下に見られていたことに驚いた。発表されている通過順位ほどに後ろにいたようにも思わなかったが、3コーナーあたりでやや後ろに下がってから戻してきたってのは今更そんなレースが出来たのか位には思いました。下がったときにはダメだったかと思ったくらいだし。まぁ、デムーロとしても流石にスカーレットを潰しに掛かるような仕掛けは出来ないと思った部分もあったのかな。
ロックドゥカンプは良くやっていると思います。けどこの馬は来年じゃないかな。
フサイチパンドラがこんな形で引退するのは残念な限り。繁殖入りはドバイを走ってからでも間に合いますよなどと。

2007/12/29-31

Comic Market 73

とりあえず簡単に。個別の感想などは時間を作って描いていきたいとは思います。

初日

カタログのチェックが終わったのが前日という状況で、それ以外の準備など碌に無く、挙句の果てに寝坊しました。電車を一本遅らせるだけで事無きを得ましたが、スタートから躓いています。
会場着が11時半頃で、その頃にはまだ入場待機列があるという状態。初日の入場が一番時間が掛かるのかな。

初日はそう回るところも多くなく、前からの経験上桐原いづみ先生のUNI-SEXは本が残ってたら良いなと思っていて、実際そうだった。あとは初日のお約束として企業ブースで揉まれて、コミックブレイドの海賊本とコミックハイ!の本をなんとか入手。本気でやばいエリアに踏み込む勇気はありません。
コミックブレイドの海賊本は今回、前半がブレイド本誌、後半がavarusと一応分けたようだけど、これまでどおりかなり自由に描いてるので分ける必要あるのかなとは思う。コミックハイ!は今回も2冊に分けていて、そしてどちらにも2ページずつという形になっていた模様。ただ、両方揃って意味があるようなのもあるだけに、分けなくても良いような。というかあそこでわざわざ片方だけ買うって人いるんですかねぇ。企業エリアをうろつく労力を考えると今回もコミックハイ!とコミックブレイドが隣接していたのは大いに助かった。
回り終えたところで8823さんに連絡を取ったらあっちもそろそろ撤収という話だったので合流しました。始発から来て、なのはで終了したらしい孤児さんとかずぼんさんがいました。二日目は来ないとか言ってましたが、どうやらオーガスト行ったようで…
同人誌はホテルに着いてからざっと見たんですが、増田晴彦先生のあとがきが生々しすぎます…
宿はこれまでと同じ考え方で、去年の神田が便利だったので今年も神田で良いと思ってたんですが、空きが無かったので日本橋。結局東京駅から歩けるところ。秋葉原にも神田にも歩いて行けたので、個人的に大ヒットでした。

二日目

二日目はそう必死になるようなところはなく、ゆっくりと以降と思っていたら、ホテルを出るのが10時頃という始末。それでも十分ではありましたが、地下鉄の駅までたどり着いてから、どうやってビッグサイトまで行こうかと悩みました。八丁堀で接続あるのをすっかり忘れて、秋葉原に出てJRとかいう間抜けをやりましたよ。

まぁ、主にマリみてとオリジナルとといったところ。ジャンルで創作(少女)となってるところですね。801方面ではありませんです。
後はガンガン系の島を回ってみて、咲の同人誌を一つ。
二日目はおとなしいものです。ホテルに戻ってから飲みに行って、焼酎がおいしかったので飲みすぎました。

三日目

寒くなるという天気予報にびびって、4枚着た上からコートという重装備でした。それでも始発とかだときついなと思った結果が、現地7時着。東の待機列に並んでいました。風が冷たい以外は特に問題なし。


十分だろうとは思います。最初に40分並んだ以外はほとんど並ばずに回れました。多分それ以外だと並んでも5分とかくらいではあったかと。夏にへばって諦めたサークルさんの所をいくつか回ってみたら、既刊として置いておられたので大抵揃ってしまった。量が増えた原因でもありますけど。
東だけで3時間掛かるとは思いませんでした。回るサークルの数が増える一方だからというのはあるかな。無理だと思ったら自然に行かなくなるんだけど、そうなるとどうしても行きたいサークルばかり残って、更に増えていくという状況。
CDはもういつもどおりですとしか言いようが無く。こっちは特に手広く行くと大変なことになるので、なんとかこの状況に押さえたいとは思う。

2007/12/31

今年を振り返る

今年も年が明けてから書いています。
  1. マンガ
    去年までは毎年何冊買ったかを数えられるようにしていたんですが、今年は数えられません。どれだけ買ったか自分でも把握していません。大体はてなで書いているけど、忘れてるのもあるしなぁ。忙しかったのもあるけど、読んでほったらかしなマンガが多すぎます。反省。今年は白雪ぱにみくすの1巻が出たということが大きいかな。後はついに完結した私の救世主さま。これは近いうちに何か書いておかないといけないんだけどなぁ。他には相変わらずCuvieさんが多作なので着実にコミックが増えていますね。
  2. CD
    これも何を買ったかよく分からなくなっている。なのはの影響で水樹奈々さんをまた聴き始めた影響かそっちの方面に興味が戻りつつあるような感じはあります。洋楽ではことしはHELLOWEENに尽きる。GAMBLING WITH THE DEVILは傑作ですよ。Joe Lynn Turnerの新作も良かったし、CORNERSTONEの新譜も出たしと割と良かったんだが、全く新しいバンドが分からなくなった一年でもあります。同人CD方面は何の変化も無く、MINT JAMさん方面を追いかけているようなもんですかね。
  3. ライブ
    2月のBLIND GUARDIANとANGRAのダブルヘッドライナーに行きました。それだけで満足です。というかGOTTHARDも行きたかったのだけども忙しい時期になっていたので無理でした。
  4. 文庫
    今年は結構読んだ気はする。数えていないが。後追いでとらドラ!を読み始めましたし、このところはとある魔術の禁書目録を読み進めているところ。
  5. 同人イベント
    1月 Comic Treasure 9
    人が多くなったなあと思ったんですが、夏にはもっと多くなっていました。
    4月 そうさく畑61
    神戸なんでちょっと遠いかという感覚はあるんですが、三宮から近いので実はインテックスに行くより近いという。そうさく畑は他のイベントと違った雰囲気ですし、普段は女性向けのCityに出るサークルさんもオリジナルなら出ておられるので、新しい発見があって良いのです。今年は摩天幽谷企画さんというサークルさんを知ることが出来て、大きな収穫です。オリジナルのファンタジーが好きなので。
    4月 COMIC 1
    日帰りで東京。この手のイベントは危険だなと思いました。丁度いい規模と会場の大きさなんですよね。参加サークルの数は大阪と変わらないくらいでも、だいぶ違うなとも思ったイベントでした。2にも行こうかなと思ってます。
    6月 Comic Communication 11
    年1回の開催で落ち着いてしまっているけど、秋にもやって欲しいイベントではあります。トレジャーは時期的にもコミケの補完的イベントになるのに対して、ここはそれとは違ったものにはなるし。この頃からなのはの同人誌に手を出すようになりました。リアルタイムで放送を追いかけられるのは強いなと。
    8月 Comic Market 72
    暑くて大変でした。酒飲み過ぎて大変なことになるところでした。
    8月 Comic Treasure 10
    コミトレで人の多さに参るとは思わなかった。それでも何とか全部見て回ることは出来ましたが。次の1月はまた増えるみたいで、会場も変わったようですね。カタログをチラッと見てぞっとしたが。
    9月 月下の祭典 2
    結構勢いで行ってしまいました。みやこめっせの合同イベント。らきすたは凄いねと思うけど、同人誌を買おうとは思えないです。
    10月 なのはFestival 3
    それでオンリーまで行ってしまったと。秋華賞を見に行くついでではあったけど。
    11月 ひとひらのポートレート
    東京。ジャパンカップダートを見に行ったついでではありますよ。また、アニメ化でもされない限り2度目は無さそうと言うのもあったかも。
    12月 Comic Market 73
    買いすぎました。
  6. 競馬
    関西での現地観戦は桜花賞と秋華賞だけとなりました。どちらもダイワスカーレットに勝たれて、馬券ボロボロなのが泣けます。そしてめっきり見に行かなくなってしまったなというのも。その代わりではありませんが、ジャパンカップダートを見に行ったので良しとしましょう。ジャパンカップもDylan Thomasが走れていればねぇ。
  7. 海外競馬
    今年はパート1になってのあれこれとかアドマイヤムーンとかダーレージャパンとか国内でも海外と関係のある話題が多かったのではないかと思われます。良くない方向では馬インフルエンザもそれか。あとはJCでのDylan Thomasしかりといったあたりで、今更ながらに日本競馬の国際化というものが議論の俎上に乗ったのではないかとは思われるのですが、論者が旧い形式に縛られているのではないかという印象も強く受けることになったり。
    欧州に限るならばDylan Thomasの活躍ってのは文句の付けようの無いものではあり、今年はDylan Thomasによって支えられたという感じはある。Manduroはそこで故障引退は無いだろというタイミングだったのが残念でなりません。マイルではRamontiとExcellent Artがいたし、牝馬では3歳からPeeping FawnやDarjinaという強力な馬が現れて楽しませてもらった。正直古馬のトップが一気に抜けてどうなるかとは思っていたし。
    アメリカは人工馬場導入の様子を見ながらの過渡期に入るのではないかと思われる。Kentucky Derby路線のあり方も変わりつつあるようだし。人工馬場=ポリトラックではないというのはしつこいくらいに言い続けようかなと。
    オセアニアではオーストラリアであまりにも短距離偏重になったことに対するカウンターが入るか。主催者側も対策を考えなければならないという認識があるようだが、難しいかなぁ。そのうち、長めの距離をNZに喰われそうな気もしますが。
  8. ゲーム
    エロゲは前半ずっと戦国ランスのターン。やりこみました。遊びつくしました。でも、まだまだ遊びます。こういったゲームを出すからアリスソフト信者は辞められないのだとの思いを新たに。その後はショコラ、パルフェ、こんにゃくとまるねこのターン。結局まだフォセットが一部終わっていません。終わったらだぶせんが控えています。というのがエロゲの状況。他は東方くらいしかやってないな。
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