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7/23 Coaching Club American Oaks GI Belmont NY Dirt 10F

Mother Goose Sの上位3頭が再度激突するアメリカの真なるオークス。さらに新たなチャレンジャーも現れて、そこそこのメンバーに見えるが、Sis City、Round Pond、In the Goldなどは出走せず。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Atlas ValleyCapoteAly's AffairClonial AffairJavier CastellanoCarl A. Nafzger
2Spun SugarAwesome AgainIrish CherryIrish OpenJohn R. VelazquezTodd A. Pletcher
3SmugglerUnbridledInside InformationPrivate AccountEdgar S. PradoClaude R. McGaughey III
4For All We KnowStephen Got EvenOver AllMr. ProspectorShaun BridgmohanJohn T. Ward Jr.
5CapitulationDistorted HumorFull RetreatFull OutEibar CoaRichard A. Violette Jr.
6SummerlySummer SquallHere I GoMr. ProspectorJerry D. BaileySteven M. Asmussen
7Seeking the AnteSeeking the GoldAntespendSpend a BuckRichard MiglioreJohn C. Kimmel
8Bayou BreezeA.P. IndyBayou StormStorm CatRafael BejaranoKiaran P. McLaughlin
9Pleasant ChimesPleasant TapDixie ChimesDixieland BandPablo FragosoMark A. Hennig
Mother Goose S上位の3強再戦という事になりそうだが、伏兵もいて油断ならないレース。
まずSのイニシャルを持つ3強から。前走でGIタイトルを手に入れたSmugglerは母Inside Informationという超のつくクラスの良血。一線級とぶつかったのはまだ2走前のAcorn Sからではありますが、ここまで6戦4勝の2着2回と崩れません。Grey Flightのファミリー出身でKey to the Mint、Private Accountと母系に入ってこそ力を発揮する累代で隙なく固めた血統はダートの10Fを勝つためにこそではあろう。
Spun Sugarは歴史あるBlack Eyed Susan Sの勝ち馬でMother Goose Sでは2着。早めに先頭にたったところに襲い掛かってきたSmugglerに交わされて抵抗するものののクビ差粘りきられるという展開だけに、逆転の余地は十分。こちらも5戦して3勝、2着2回と崩れません。どちらもこのNY牝馬路線を狙ってきたという感じで春先のKentucky Oaks路線で消耗してないのも良いところ。
一方SummerlyはKentucky Oaksを勝って、ひとまず世代の一番馬となったのですが、その後のMother Goose Sでは前記2頭に先着を許す3着。ここから巻き返す事になればよいのですが、Mother Goose Sでは直線で喰らい付くところを見せられず。スタートに失敗して勝負にならなかったAshland Sを別にすれば、今年は負けていなかったのがいきなり2頭にやられたわけでちょっと嫌なところはある。直線に入るまでに先頭にたって、直線で突き放していくという得意のパターンに持ち込めなければ逆転は苦しいのかなとも思う結果ではありました。
さて、この3頭をどうにかできそうな馬はいるのかという事になりますが、デビュー3連勝と不気味な戦績で乗り込んできたFor All We Knowという事になりましょうか。アローワンスまでなのでこのメンバー相手に通用するかどうかは疑問ですが、前走5馬身差というのは素直に評価できる結果かなと。また、Bayou BreezeはA.P. Indy X Storm Cat X Seeking the Goldの牝馬という事で伴性上にSecretariatすなわちSomething RoyalとBuckpasserすなわちBusandaという2頭のクロスを持つ好血統。メイデンを勝ち上がってからは2走前にSmugglerに敗れたのみというところも良く、前走のRevidere SではSense of Styleに競り勝っています。もちろん3強の力関係に注目なのですが、3強にこの2頭がどう挑むかというのも注目して良かろうかと。

RESULT

3強がそれぞれに力を出したレースは良血が完全に目覚めたSmugglerの圧勝で、NY Triple Tiaraにチェックメイト。
1.Smuggler: Unbridled - Inside Information by Private Account
2.Summerly: Summer Squall - Here I Go by Mr. Prospector
3.Spun Sugar: Awesome Again - Irish Cherry by Irish Open
4.For All We Know: Stephen Got Even - Over All by Mr. Prospector
5.Atlas Valley: Capote - Aly's Affair by Clonial Affair
6.Seeking the Ante: Seeking the Gold - Antespend by Spend a Buck
7.Pleasant Chimes: Pleasant Tap - Dixie Chimes by Dixieland Band
Bayou BreezeとCapitulationはスクラッチ。
レースを引っ張ったのはSummerlyでその内をぴったりとSpun Sugarがマーク。そのすぐ後ろにつけていたSmugglerの内にFor All We Knowという展開で淡々と進み、4コーナーで早くもFor All We Knowはついていけなくなり後退。コーナーをまくるようにSpun Sugarを交わしながら外に出したSmugglerは直線の早いところでSummerlyを捉えてあとは独走。3馬身半の差をつけて余裕のゴールでした。Spun Sugarは直線でもう一度伸びてきますがSummerlyがアタマ差で2着を死守。3着Spun Sugarと4着For All We Knowの差は6馬身で、最終的に2番人気にまで支持されたFor All We Knowも3強には手出しできずというところ。
Phipps Stable自慢のGrey Flightのファミリーから出た名牝Inside Informationの娘は前走Mother Goose SでSpun Sugarをクビ差で下したのに続きGI連勝。通算で7戦5勝とし、本拠Belmontでは5戦4勝。わずかにAcorn Sで2着になったのみという戦績。Prado騎手のコメントによるとSmugglerは直線で先頭にたったときに他馬を少し待って、レースが終わったと考えていたようで、もし他の馬が近づいてきたならばもう一度加速できるギアを持っているとのこと。ちょっと3強の中でも抜け出したという印象。このあとはSaratogaのAlabama Sに出走する予定で、向こうではあまり注目されていないようだが、NYトリプルティアラを賭けたレースという事になる。このレースでもSummerly、Spun Sugarを下した事で3歳牝馬ナンバー1はひとまず確定で、Alabama S後にあるであろう古馬挑戦で強い4歳のStellar Jayne、Ashado、Society Selectionとの対決が楽しみになってきた。
SummerlyのBailey騎手は「彼女は今日はコースで全力を出した。あれ以上速く走る事はできないだろう」と完敗を認めるコメント。

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メッセンジャーにもいますのでそっちの方がより確実でしょう。
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IRCやmixiにもいますが、そっちは適当に探してください。
ここしか見ない人もいるので一応。

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July 23, 2005 12:47 AMに投稿されたエントリのページです。

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