北米芝では屈指の賞金を誇る名物レースだが、資金難もあって2年ほど中止された事もある。復活後は欧州馬に席巻されるようになってきた。北米芝路線たたき上げのKitten's Joy登場。
ここはKitten's Joyに期待が集まっている。昨年のSecretariat Sの勝ち馬でそのときの勝ち時計はArlington Millionを凌ぐものとして注目され、そのとおりに芝のトップホースになりましたが、BC Turfは直線大きくよれたPowerscourtとBetter Talk Nowの前に不利を受け悔しい敗北を喫しており、ここはその両頭に借りを返すチャンスでしょう。MLでは6/5の圧倒的な一番人気でまともに走れば敵はいないということになるだろう。今年は凱旋門賞に行きたいだとか言ってたような気もするが結局どうなったのだろう…。
昨年のこのレースを1位で入線しながらも直線の斜行でまさかの4着降着処分を受けたPowerscourtも参戦。あの後BCでも悪いクセが出ていましたし、左回りが決定的に苦手なところはあるのではなかろうかなと。ステイヤー色のある配合ながら、中距離で飛ばすスピードで勝負する馬なのでこの舞台は文句無いだろうし、斜行癖さえ出なければという所ではある。
最低人気の上綺麗とはいえないレース振りで勝ってしまったことでその実力を疑問視されるBC Turf勝ち馬Better Talk Nowはそれでも今年はUnited Nations Sを勝って通算でGIを3勝としているのだから悪いともいえない。ただ、勝ったGIは11Fと12Fなので10Fでは分が悪いとは思う。
良血が完全に目覚めたという感もあるGood Rewardは芝10Fを得意としていますし、Kitten's Joyの寝首を掻くのはこの馬になるのではないかなと思えるところはある。
GI馬Sweet Returnは10FでのGI勝ちもありますが、やはりマイルあたりが得意かなというところはあって、ここは距離がちと長いか。今年になってGI2勝を挙げましたが、ともにマークの薄い逃げという展開に恵まれたもの。ここでもまた同じように通用するとは思えず、Powerscourtあたりに絡まれたら脆いのではなかろうか。
2.Kitten's Joy: El Prado - Kitten's First by Lear Fan
3.Fourty Niners Son: Distorted Humor - Cindazanno by Alleged
4.Better Talk Now: Talkin Man - Bendita by Baldski
5.Touch of Land: Land - Touch of Class by Be My Guest
6.Alost: Highest Honor - Grey Goddess by Godswalk
7.Sweet Return: Elmaamul - Sweet Revival by Claude Monet
8.Good Reward: Storm Cat - Heavenly Prize by Seeking the Gold
9.Cool Conductor: Stravinsky - Verinha by Baronius
10.Whilly: Sri Pekan - Santa Rosa by Lahib
Powerscourtはある程度真っ直ぐ走らせたらこれくらいはできるということでしょう。それでもよれたらしいのですが、まあ今年は他馬に迷惑かけなかったということで。そしてKitten's Joyは北米トップとはいえ、やはり欧州馬との差がこれくらいはあるということで良いのかなとも思います。Fourty Niners SonやBetter Talk Nowと差が無いところを見るとそこまで抜けた存在でもなかったか。
Post | Horse | Sire | Dam | Broodmare Sire | Jockey |
1 | Kitten's Joy | El Prado | Kitten's First | Lear Fan | Edgar S. Prado |
2 | Touch of Land | Land | Touch of Class | Be My Guest | Patrick A. Valenzuela |
3 | Good Reward | Storm Cat | Heavenly Prize | Seeking the Gold | Jerry D. Bailey |
4 | Fourty Niners Son | Distorted Humor | Cindazanno | Alleged | Corey S. Nakatani |
5 | Whilly | Sri Pekan | Santa Rosa | Lahib | Felipe F. Martinez |
6 | Better Talk Now | Talkin Man | Bendita | Baldski | Ramon A. Dominguez |
7 | Sweet Return | Elmaamul | Sweet Revival | Claude Monet | Alex O. Solis |
8 | Alost | Highest Honor | Grey Goddess | Godswalk | Frederic Spanu |
9 | Powerscourt | Sadler's Wells | Ranbow Lake | Rainbow Quest | Kieren Fallon |
10 | Cool Conductor | Stravinsky | Verinha | Baronius | Cornelio H. Velasquez |
昨年のこのレースを1位で入線しながらも直線の斜行でまさかの4着降着処分を受けたPowerscourtも参戦。あの後BCでも悪いクセが出ていましたし、左回りが決定的に苦手なところはあるのではなかろうかなと。ステイヤー色のある配合ながら、中距離で飛ばすスピードで勝負する馬なのでこの舞台は文句無いだろうし、斜行癖さえ出なければという所ではある。
最低人気の上綺麗とはいえないレース振りで勝ってしまったことでその実力を疑問視されるBC Turf勝ち馬Better Talk Nowはそれでも今年はUnited Nations Sを勝って通算でGIを3勝としているのだから悪いともいえない。ただ、勝ったGIは11Fと12Fなので10Fでは分が悪いとは思う。
良血が完全に目覚めたという感もあるGood Rewardは芝10Fを得意としていますし、Kitten's Joyの寝首を掻くのはこの馬になるのではないかなと思えるところはある。
GI馬Sweet Returnは10FでのGI勝ちもありますが、やはりマイルあたりが得意かなというところはあって、ここは距離がちと長いか。今年になってGI2勝を挙げましたが、ともにマークの薄い逃げという展開に恵まれたもの。ここでもまた同じように通用するとは思えず、Powerscourtあたりに絡まれたら脆いのではなかろうか。
RESULT
1.Powerscourt: Sadler's Wells - Ranbow Lake by Rainbow Quest2.Kitten's Joy: El Prado - Kitten's First by Lear Fan
3.Fourty Niners Son: Distorted Humor - Cindazanno by Alleged
4.Better Talk Now: Talkin Man - Bendita by Baldski
5.Touch of Land: Land - Touch of Class by Be My Guest
6.Alost: Highest Honor - Grey Goddess by Godswalk
7.Sweet Return: Elmaamul - Sweet Revival by Claude Monet
8.Good Reward: Storm Cat - Heavenly Prize by Seeking the Gold
9.Cool Conductor: Stravinsky - Verinha by Baronius
10.Whilly: Sri Pekan - Santa Rosa by Lahib
Powerscourtはある程度真っ直ぐ走らせたらこれくらいはできるということでしょう。それでもよれたらしいのですが、まあ今年は他馬に迷惑かけなかったということで。そしてKitten's Joyは北米トップとはいえ、やはり欧州馬との差がこれくらいはあるということで良いのかなとも思います。Fourty Niners SonやBetter Talk Nowと差が無いところを見るとそこまで抜けた存在でもなかったか。