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そして舞台は決戦のLongchampへ

今週は気分次第でできる限り出走馬を見ていこうかなと。
■Warrsan: Caerleon - Lucayan Princess by High Line
今年もこの凱旋門賞の舞台にやってきたCaerleon最後の大物。
昨シーズンの終わり方に納得がいかず今年一年現役続行となりましたが、その前半はすでに衰えが見られるようなぱっとしないレースばかりでもう終わった馬のように見られていました。それがはっきりと示されたのがキングジョージでの最低人気でしたが、ここで4着すると12Fのスペシャリストたる古豪の血が目覚めました。今年も昨年と同様、鞍上にK. McEvoyを確保してドイツに遠征し、Grosser Preis von Badenに出走し連覇達成。
この馬の臨戦過程としては文句のつけようの無いところであって、昨年ほどの極端な馬場にならなければよいなというあたりなんでしょう。Badenからの参戦では数年前にMarienbardという、同じCaerleon産駒のステイヤータイプの本格派が連勝してるという実績はあるんですし。
そしてGodolphinは今年も古馬のこのクラスは層が薄いので多分Dettoriの乗る馬を用意するのが精一杯ということになりそうで、よりにもよってCherry Mixとかいう話。ですからWarrsan陣営としてはMcEvoyを確保できるのではなかろうか。
重厚な血統を持つ母Lucayan Princessに本格派のCaerleonで出来上がった晩成のクラシックランナーですが、さすがに今年が最後となりそうで、今後Caerleon系の復権をかけての種牡馬入りとなれるよう大きな勲章が欲しいところではあります。
現状、Coronation C2連覇とGP Baden2連覇というかなり微妙な実績を持っているので、せめて好走してくれないとという気もしてるし。12Fならどこでも走れるように見せかけて実は選り好みしてるのかな。今年のBCはBelmontだし、そこに行っても面白いとは思う。
■Motivator: Montjeu - Out West by Gone West
無敗で英Derbyを取るもののその後2戦続けて10FでOratorioの後塵を拝してしまいました。今年で引退して女王陛下のRoyal Studでの種牡馬入りが決定していますので、せめて12Fでは負けなかったくらいのことはして欲しいところはあるか。今年限りでの引退、種牡馬入りが決まっているのでラスト2レースを得意の12Fとするからには無様な姿は晒せないでしょう。
馬場がやわらかくなれば文句のつけようの無い条件かと思いますが、硬くなったらどうだろう。結局Derbyに出てきた頃からずっと馬場がFirmならこの馬はどうなるかってのは気になっていたところでありますが、それは結構Montjeuのイメージが重なってるのかなとも思ったり。
条件が嵌まれば太刀打ちできないくらいの強さは見せて欲しいところ。
■Bago: Nashwan - Moonlight's Box by Nureyev
連覇を狙う昨年の覇者。
しかし3歳が掲示板を独占した昨年の凱旋門賞の上位はこのBagoを残して壊滅と言っても良いような状況であり、Bago自身今年の戦績はぱっとしない。
やはりこの馬には2400mは本来向いていないのだろうし、昨年は馬場状態と斤量差の恩恵を最大限に受けたものであると思えるので、今年はどうかと言われると多分無理かなと。前走はキングジョージで3着とはいえあのキングジョージも昨年の凱旋門賞と同様馬場の硬い条件のレースでしたしね。
■Hurricane Run: Montjeu - Hold On by Surumu
Irish Derby馬。その後目標を凱旋門賞一本に絞ってNiel賞を快勝しました。5戦4勝で、Prix du Jockey ClubでShamardalの2着という準パーフェクトな戦績。ここにいたるローテとしては最良のものではあり、馬場状態がどうなるかを気にしてしまうMotivatorより上と見ても良いのかもしれない。現在ブックメイカー各社の1番人気に支持されている。
斤量的に有利な3歳馬ということを考えると、同条件のコースで勝っているこの馬が1番人気というのは妥当なところではあるかな。
■Shawanda: Sinndar - Shamawna by Darshaan
今年の3歳牝馬最後の砦。
Prix Vermeilleを快勝してこちらも順調で、前売りオッズではHurricane Runに次ぐ2番人気で、一部では並んで1番人気に推されているところもあります。
■Alkaased: Kingmambo - Chesa Plana by Niniski
2着を外さない安定感は非常に高いものの、勝ちきれないという印象ももっている。前走もPrix FoyをPrideにやられて2着になっているなど、どうにも凱旋門賞というイメージの馬ではないような気がする。
■Alexander Goldrun: Gold Away - Renashaan by Darshaan
連覇を狙ってPrix de l’Opera出走。
今年はIrish Championで惜しい3着になるなど牡馬相手にも実績を残し、昨年のこのレースで名実ともにスターダムにのし上がってから牝馬に先着を許したのはマイルでのSoviet Songのみ。
現状、2000mで牝馬相手に勝負する限りは負けないだろう。しっかり勝って牝馬戦線にさよならすれば良いのではなかろうかなとは思う。

エントリー数が多すぎて公式見ただけで気が遠くなるので、まあ適当に。Azamourあたりは凱旋門賞に出ない公算が高くなったということなのかな。

■Scorpion: Montjeu - Ardmelody by Law Society
GP Paris、St. Legerを勝ったScorpionは凱旋門賞出走を決めました。この馬の場合はHurricane Runを逆転できればそれが栄光に直接つながるという気はしていたりする。裏街道に行ったので力関係が読めないことこの上ないが、今年からのフランスの3歳戦改革の行き着くところがパリのグランプリの復権だったら愉しいなとは思うので、どうぞ頑張っていただきたく。
■Shirocco: Monsun - So Sedulous by The Minstrel
今年は全くレースに使われてないので、さっぱり分かりません。前哨戦のFoyで3着ですから、評価は出来ません。そもそも昨年も直前スクラッチをやってくれましたし、出てくるのかどうか怪しいものですが。
■Cherry Mix: Linamix - Cherry Moon by Quiet American
Godolphinが引いた大ハズレ。今年になってからはさっぱりです。しかしこの馬だけでなくてGodolphinそのものがこの路線でボロボロなので、出てくるならGodolphinのトップホースという扱いにはなり、Dettori騎乗。ランフランコも大変ですね。昔だとGodolphinなんて路線が手薄なように見えてても気がついたら別の路線から台頭する馬が現れてくるってのが普通で、Marienbardなんてまさにそれで2番手グループから一気に出てきて凱旋門賞を勝ったというイメージはあります。その再現とはならなかったMamoolは確かにGodolphinも厳しいなと思わせてくれたが、今年はもうどうしようもないなという風にも見える。
■Westerner: Danehill - Walenesse by Troy
なんか登録残ってるし、Cadranには登録ないし、出てきそうな雰囲気ではある。Badenで3着してるし全くダメと言う事ではなさそうではあるんですが、厳しいだろうね。
■Pride: Peintre Celebre - Specificity by Alleged
Prix FoyでAlkaasedを打っちゃったPrideはOperaに出走予定。2走前には2000mでRed Bloomを下している実績もあるので悪い選択ではないでしょう。ただ、そのRed Bloomを物差しにするとAlexander Goldrun相手では差がつけられてしまう事にはなりますな。
■Red Bloom: Selkirk - Red Camellia by Polar Falcon
今年も相変わらずの善戦屋ではあったが、とりあえずBlandford Sを勝って格好はつけてきた形。こちらは今年GIで2戦続けてAlexander Goldrunに負けてるし、今年のPrix de l'Operaのメンバーは古馬ではAlexander Goldrunが抜けていて、3歳勢も何処まで期待できるのか分からないというあたり、1強状態にも見えまする。
■Iota: Tiger Hill - Iora by Könighsstuhl
そんな中ドイツの3歳牝馬はGonbardaを初めとして強力メンバー。IotaはGonbardaをDianaでGonbardaを下して無敗でGIをとりました。その後Yorkshire Oaksに出て来たのですが、ここは馬場状態や距離もあったか5着に終わりました。馬場が柔らかくならないとダメなタイプでしょうか。
■Maids Causeway: Giant's Causeway - Vallee des Reves by Kingmambo
Yorkのロイヤル開催以来の出走となります。マイルまでの距離しか走った事がないのですが、この馬あたりが今年の英愛3歳牝馬の最後の砦になるのかなと思わんでも無いのですし2000くらいならこなしても良かろうよとは思う。母にNureyevのきついクロスがありますが、まあそんなに気にしない方向で。と思ってたらSun Chariot出走かよ…
まあ、今年のOperaはNureyevの血が入った馬を適当に組み合わせて考えるレースだと思うのですよ。Alexander Goldrunの相手探しとも言うが、3歳馬がギニー戦からずっと核になる馬を出せていない上、古馬相手に軽く捻られている現状では古馬優位は動かないでしょうし、Prideの取捨をどうするかではあるかな。

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IRCやmixiにもいますが、そっちは適当に探してください。
ここしか見ない人もいるので一応。

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September 27, 2005 1:04 AMに投稿されたエントリのページです。

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