Post Position
No. | Post | Horse | Sire | Dam | Broodmare Sire | Jockey | Trainer |
1 | 12 | Alayan | Sri Pekan | Alaya | Ela-Mana-Mou | M. Kinane | J. Oxx |
2 | 3 | Collier Hill | Dr. Devious | Polar Queen | Polish Precedent | D. McKeown | A. Swinbank |
3 | 2 | Falstaff | Montjeu | Dance of Love | Pursuit of Love | J. Murtagh | M. de Kock |
4 | 9 | Greys Inn | Zabeel | Great Verdict | Christmas Tree | W. Marwing | M. de Kock |
5 | 13 | Heart's Cry | Sunday Silence | Irish Dance | Tony Bin | C. Lemaire | K. Hashiguchi |
6 | 1 | Layman | Sunday Silence | Laiyl | Nureyev | K. McEvoy | I. Mohammed |
7 | 5 | Mustanfar | Unbridled | Manwah | Lyphard | R. Hills | K. Mclaughlin |
8 | 10 | Norse Dancer | Halling | River Patrol | Rousillon | D. Elsworth | J. Egan |
9 | 4 | Oracle West | Western Winter | Noble Prophet | Noble Ambition | K. Shea | M. de Kock |
10 | 6 | Punch Punch | Aksar | By the Law | Minstrel Glory | M. Almeida | C. Morgado |
11 | 14 | Relaxed Gesture | Indian Ridge | Token Gesture | Alzao | C. Nakatani | C. Clement |
12 | 11 | Shanty Star | Hector Protector | Shawanni | Shareef Dancer | G. Avranche | R. Bouresly |
13 | 7 | Alexander Goldrun | Gold Away | Renashaan | Darshaan | K. Manning | J. Bolger |
14 | 8 | Ouija Board | Cape Cross | Selection Board | Welsh Pageant | K. Fallon | E. Dunlop |
今年は2400mのSheema Classicに出走でこの後予定通り欧州王道路線に殴りこむ構えのAlexander GoldrunとしてはここでOuija Board相手にやれると言うのは非常に良い機会なのではないかなと思います。距離はおそらく問題ありませんので後は追い込みきれるかどうかといったところです。昨年の後半は自身の調子落ちというところも確かにありましたが、Irish Champion Sなんかでは馬群を捌ききれずというところがあっただけにそこさえ何とかすれば牡馬と渡り合える牝馬だと思います。
Ouija Boardはすでに実績十分な距離ですし、この程度の相手ならば十分といったところか。
さて、Heart's Cry。JCではOuija Boardに先着していますし、このメンバーに入っても上位でしょう。有馬記念のように中団からの直線早目に抜け出して末脚を活かせれば勝機十分かと。
Norse Dancerはどちらかというと10Fの方が良さそうなところはあります。十分こなせる距離ではあるでしょうが、Ouija Boardあたりを相手に回して勝ちきれる器ではなさそう。
LaymanはSunday Silence X Nureyevという血統でSister Sarahの一分派Balidaressの良牝系出身。マイルのGIII勝ちという実績があるようにこの距離だとちょっと長くないかなという気はしますが、サンデーヌレイエフなんでガンガレ。
AlayanはAga Khan殿下の名牝系出身。Alamsharとかと同じAliysaのファミリー。こちらも距離実績というのが問題かなというところですが、まあ大丈夫だろう。父Sri Pekanがちょっとどうよと思わんでもないけど。
Collier Hillはこの辺は得意な距離と言えるか。しかしこの馬もしぶといよなと思うところはあったりする。Alayanと同じくMumtaz Mahalの末裔。
FalstaffはMontjeu産駒の4歳馬。今のところDante Sで3着くらいの実績しかありませんが、このあたりが古馬になって伸びてくるとMontjeu恐ろしいなという事になるのではなかろうか。ただ、このレースではまだ通用しないと思われる。
Greys Innは父Zabeelなアメリカ産馬で、南アフリカでGIを勝ってドバイに乗り込んできています。この国際開催を得意としているde Kock師の下で昨年City of Goldを勝っていますのでこのコースは十分こなせるところです。
なぜかこのレースはDettoriが出ないわけで、LaymanにはMcEvoyが乗りますし、MustanfarにはR. Hillsが乗ることになっています。Mustanfarは祖母Height of Fashionという良血で、父がUnbridledというのがイメージから外れるかなというところ。それでもLyphardとLe Fabuleuxが抱える仏血というのは面白いのかもしれません。アメリカの典型的なMr. Prospector系であるところのUnbridledがLe Fabuleuxなんてのを持っているのが楽しいといえば楽しいわけで。
Relaxed Gestureは北米の芝馬としてはトップクラスにあるものの、そのレベルの程度は昨年のBCとJCでのBetter Talk Nowあたりを見るに足りていないと言わざるを得ないか。
というわけで半分くらい応援という気分もありつつ、Alexガンガレ、超ガンガレ。
◎Alexander Goldrun
○Heart's Cry
▲Ouija Board
△Greys Inn
△Layman
△Alayan
Result
1.Heart's Cry: Sunday Silence - Irish Dance by Tony Bin2.Collier Hill: Dr. Devious - Polar Queen by Polish Precedent
3.Falstaff: Montjeu - Dance of Love by Pursuit of Love
4.Ouija Board: Cape Cross - Selection Board by Welsh Pageant
5.Alexander Goldrun: Gold Away - Renashaan by Darshaan
6.Alayan: Sri Pekan - Alaya by Ela-Mana-Mou
7.Layman: Sunday Silence - Laiyl by Nureyev
8.Norse Dancer: Halling - River Patrol by Rousillon
9.Mustanfar: Unbridled - Manwah by Lyphard
10.Punch Punch: Aksar - By the Law by Minstrel Glory
11.Oracle West: Western Winter - Noble Prophet by Noble Ambition
12.Relaxed Gesture: Indian Ridge - Token Gesture by Alzao
13.Greys Inn: Zabeel - Great Verdict by Christmas Tree
14.Shanty Star: Hector Protector - Shawanni by Shareef Dancer
レース前にどの程度まで決めていたのかは知りませんが、橋口師は全くの予想外な展開だったという事らしいハーツクライの逃げ。最後のコーナーでは後続に脚を使わせるように並ばせて直線で突き放していくというハーツクライらしからぬレースながら完勝でした。結構ルメールがすげえというところもあるのかなとは思いますが、ハーツクライくらいに末脚を持ってる馬にああいうレースをされるとなかなか付け込む隙がないという事になるのでしょう。まあ、JC2着の有馬記念勝ちということで、完全に目覚めたようなところはあり、このあと橋口師がいうように欧州遠征となればかなり楽しめるのではないかと思います。
2、3着がCollier Hill、Falstaffというこのメンバーの中ではスタミナ色の強い馬が来ているということで、この日の芝コースはスタミナのかかるタフな芝になっていたのではないかなと思います。それと追い込むのは厳しいというところも出ましたかね。
で、Ouija BoardとAlexander Goldrunはやや残念な結果ながら、とくにAlexander Goldrunにとってはこの距離でもそこそこやれるという感じの手応えみたいなものは得たのではないだろうかとも思ったのですが、Bolger師はやっぱり12Fは向いてないという印象を得たようです。まあ、10Fでも12Fでもどっちでも良いので今年も牡馬相手に使われるんではないかとは思うけど。