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6/21 Royal Ascot: Prince of Wales's S GI Turf 10F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
17AceDanehillTea HouseSassafrasK. FallonA.P. O'Brien
22Corre CaminosMontjeuDibenoiseKendorT. JarnetM. Delzangles
33David JuniorPleasant TapParadise RiverIrish RiverJamie SpencerB.J. Meehan
44ElectrocutionistRed RansomElbaahaAraziL. DettoriSaeed bin Suroor
56ManduroMonsunMandellichtBe My GuestC. SoumillonA. Fabre
61NotnowcatoInchinorRambling RoseCadeaux GenereuxM.J. KinaneSir Michael Stoute
75Ouija BoardCape CrossSelection BoardWelsh PageantO. PeslierE.A.L. Dunlop
結局DettoriもFallonもSpencerもそれぞれ手が塞がっていてどうすんのよとか思ったOuija BoardはPeslierでした。
最終的にPrideが引っ込んだものの、コレだけのメンバーが集まったのですから十分か。
AceはずっとGIを連戦してきましたが、いつも惜しいところで勝てず。それで格を落として今年の初戦はGIIIとかやってみたものの、しっかり負けて2着という愛すべきキャラではある。しかしこいつがいつまでもO'Brien厩舎の古馬エースってわけにもいかんのは事実だよね。前走はCoronation CでShiroccoに完敗。Coolmore勢としてはHurricane Runとかいるわけでそんなに気にしてないのかなという思いもありつつ、今回も到底勝ち目があるようには思えませんな。
Prix Ganeyを勝つもののその後のIspahanが案外だったのがCorre Caminos。距離がちょっと向かなかったのかもしれないがあのメンバーで5着はなかろうが。
今年は本命でDubai Duty Freeまで勝ってきたDavid Juniorは同じくDubai帰りのElectrocutionistと張り合いながら中距離路線を引っ張る役割を担う事になりそうで、これがその第一戦ということになりそうか。Pleasant Tap産駒で母父Irish River、三代母Tree of Knowladgeという頑健な血統が素敵な4歳馬。RivermanのNever Bend X Prince Johnという組み合わせを父の母からも入れてクロスさせて見た目の良い血統でもあるし、これからという感じも受けます。
Dubai World Cまで勝ってしまったElectrocutionistではありますが、やはり芝の方が得意ってのはあるだろう。DWCで精根尽き果てて終了というパターンはGodolphin所属なら気にすることもないと思いますし、ここは軽く突破してと思いたいところではある。ただ、相手関係はこの馬がこれまで走ってきた中では最も厳しいとはいえます。特に舞台が舞台だけにな。
ManduroはフランスでどっちかはGIを勝てるかなと思ったりしたのですが、そのどちらもが善戦止まり。その2戦に比べて明らかに相手が強くなったこの舞台では通用しないでしょう。
Notnowcatoは今年になってEarl of Sefton S、Brigadier Gerard SとGIIIを連勝してGI挑戦。3歳時はハンデキャップホースとしてのキャリアをつんで、今年から重賞戦線に顔を見せた途端に勝ったわけではありますから、まあ注目されて当然ということにはなりますか。Cadeaux GenereuxにInchinorというこの血統は確かにハンデ戦を舞台に戦うに相当の血統というところではあり、中距離のGIでは底が浅いこの2頭の種牡馬ってのは気になるところではある。
そしてOuija Board。前走はShiroccoについていってそのまま2着。無難にまとめたという感じではあるものの、あのレース振りはやや不満が残るところ。そしてやはりこの馬は12Fでこそという部分はあるので、香港で差し損ねてIrridescenceに名を成さしめるような失態を見せるなど10Fで信頼するにはやや足りないか。BC FMTでもIntercontinentalの逃げ切りを許したしな。相手が強い事もあるし、更にこの舞台でテン乗りとなるPeslierという事情も強く推せない原因ではある。
とにかくDubai帰りの2騎が順当にここを突破して欲しいというレースではある。善戦屋のAceにしてもManduroにしてもこの2頭の相手はちょっと敷居の高いところではあり、少頭数のレースという事でOuija Boardの末脚が決まれば少しは面白くなるのではないかなと思う。

Result

1.Ouija Board: Cape Cross - Selection Board by Welsh Pageant
2.Electrocutionist: Red Ransom - Elbaaha by Arazi
3.Manduro: Monsun - Mandellicht by Be My Guest
4.David Junior: Pleasant Tap - Paradise River by Irish River
5.Notnowcato: Inchinor - Rambling Rose by Cadeaux Genereux
6.Corre Caminos: Montjeu - Dibenoise by Kendor
7.Ace: Danehill - Tea House by Sassafras
Ouija Board、やってくれたなあと。
7頭ながら、4頭のGI馬が揃った質の高いメンバーではありましたが、はっきりとした先行馬が不在であったためElectrocutionistがハナ。これではペースは上がろうはずもなくという展開。直線に向く坂の下ではまだ5番手だったOuija Boardはそこから脚を伸ばして、残り100mというところでElectrocutionistを交わすとそのまま半馬身の差をつけてのGI勝利。末脚にかけるこの馬にはスローでの直線勝負が向いた面もあろうところですし、7頭と少ない頭数で前が詰まるような事も無かったというのは大きいでしょう。香港ではそれで負けてるだけにね。あとは馬場状態と、直線長いのもプラスではあったろう。GIは5勝目になるが10Fで勝ったのはこれが初めて。末脚を活かせれば十分ということで、既にGIを4戦したというのがちょっと気になるには気になるけれども、まあガンバレ。
Electrocutionistもこれだけできていれば十分なのではないかな。キングジョージはどうするんでしょうね。この馬に関しては12Fより10Fで頑張ってほしいというところはあるのだがなあ。
Manduroは相変わらず。ちゃんと狙って手薄なレースに出走すればGIだって勝てるだろうと思うけどなあ。
それにしても強い牝馬がぞろぞろいて今年は楽しそうなシーズンではあるよな。Ouija BoardにPeeress、そしてWindsor Forestを順当勝ちしているSoviet Songも期待して良かろうし、Pride、Alexander Goldrunもいるわけで。

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June 21, 2006 12:53 AMに投稿されたエントリのページです。

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