No. | Post | Horse | Sire | Dam | Broodmare Sire | Jockey | Trainer |
1 | 8 | Blue Monday | Darshaan | Lunda | Soviet Star | Steve Drowne | R. Charlton |
2 | 2 | David Junior | Pleasant Tap | Paradise River | Irish River | Jamie Spencer | B.J. Meehan |
3 | 1 | Hattan | Halling | Luana | Shaadi | Kerrin McEvoy | C.E. Brittain |
4 | 4 | Notable Guest | Kingmambo | Yenda | Dancing Brave | Richard Hughes | Sir Michael Stoute |
5 | 6 | Notnowcato | Inchinor | Rambling Rose | Cadeaux Genereux | M.J. Kinane | Sir Michael Stoute |
6 | 7 | Ouija Board | Cape Cross | Selection Board | Welsh Pageant | C. Soumillon | E.A.L. Dunlop |
7 | 9 | Royal Alchemist | Kingsinger | Pure Gold | Dilum | Michael Tebbutt | B.J. Meehan |
8 | 3 | Aussie Rules | Danehill | Last Second | Alzao | J. Murtagh | A.P. O'Brien |
9 | 5 | Snoqualmie Boy | Montjeu | Seattle Ribbon | Seattle Dancer | John Egan | E.R.C. Elsworth |
相変わらず鞍上を固定できないOuija Boardは今回はC.Soumillonという事になりました。Peslierはフランスででも乗らなきゃならん馬がいたということになるのかねえ。実力は申し分ないですし、Prince of Wales'sでDavid Juniorらを下しているということもあるわけで、そういうレースを出来たとしたら問題なしではあるのでしょう。Soumillonも下手な事はせんだろうし、気になるとしたら、ちょっと使い込まれてきたなというあたりがどう出るか。ま、ここを使う以上は10F路線に専念するという感じも受けますので、このレースが終わったらちょっと休むのかな。
David JuniorはPrince of Wales'sをどう言い訳するのかというところに尽きるでしょう。ドバイから帰国しての初戦という事情はあるにしてももうちょっと何とかしろよというところではありましたので、その差を逆転できるかどうか。スローペースに懲りたのかRoyal Alchemistをペースメイカーとしてつれてきましたのか。確かにGIというイメージは薄いが、牝馬相手の重賞なら十分な力を持っているRoyal Alchemistを使うあたり、必死さは漂ってますな。
Aussie Rulesは仏ギニー馬で、その後のPrix du Jockey-Clubでは7着でした。さて、巻き返せるかなという事ではあるか。しかしOuija Board相手では正直きつかろうよ。ところで、起訴されたFallonですが、Irish Turf Clubの方は有罪が確定するまで静観で、ライセンスをどうのという事はないという立場なんでFallonのライセンスそのものはまだ有効です。しかし、そのIrelandのライセンスを各国が認めるかどうかというのは別な話で、BHBは認めないという決定を下した模様。つーことでAussie Rulesの鞍上がこのところあちこちで便利に使われてるMurtaghになりましたとさ。結構厳しいなと。このレースだけではなく、今後のイギリスのレース全部と、その他各国の決定もどうかという部分でFallonとBallydoyleは苦しいことになりそうではあるかな。
この他ではHattanが懲りずにGIに出てきてたり、Notable GuestとかNotnowcatoとか、勝負つけられてしまってる馬で逆転できるほどの才覚があるようにも思えませんね。
Result
1.David Junior: Pleasant Tap - Paradise River by Irish River2.Notnowcato: Inchinor - Rambling Rose by Cadeaux Genereux
3.Blue Monday: Darshaan - Lunda by Soviet Star
4.Aussie Rules: Danehill - Last Second by Alzao
5.Ouija Board: Cape Cross - Selection Board by Welsh Pageant
6.Snoqualmie Boy: Montjeu - Seattle Ribbon by Seattle Dancer
7.Royal Alchemist: Kingsinger - Pure Gold by Dilum
8.Hattan: Halling - Luana by Shaadi
9.Notable Guest: Kingmambo - Yenda by Dancing Brave
Royal Alchemistが役目を果たしてレースを引っ張る。Ouija Boardは馬群の中で、外にAussie RulesとかHattanがいて外に持ち出せない。直線に入っても外に出せなかったOuija Boardは馬群の中に突っ込んで無理矢理こじ開けて出ようとしますが、Aussie Rulesも譲らず。それで前が完全に詰まったOuija Boardは立ち上がるような体勢になって万事休す。馬群がゴチャついている中、最後方からスムーズに外に出せたDavid Juniorが抜け出してGI3勝目となりました。
David Juniorとしては形振り構わず勝ちに来たという側面もあったのでこの結果には一安心といったところではないかな。勝つときは強いが、あっさり負ける事もあるというタイプなんだなあ。
Ouija Boardはアレだけ不利を受けていては勝負にならんのは仕方ないか。Aussie Rulesを弾き飛ばしてでも出られればちゃんと伸びたとは思いますが、そこまでは出来ませんでした。使い込まれていた影響もあったかもしれないが、このレースは展開という事に尽きる。しかし、鞍上が固定できないというOuija Boardの側の事情も影響しているのは間違いないので、どうにかして固定できんかねとかは思う。今回のSoumillonで8人目。そして、フランスではAga Khanの主戦として大活躍のSoumillonですが、イギリスとなるとまだまだという部分はあって、コースの経験が足りなかったとはなるでしょう。一番人気に乗ってあんなところで閉じ込められるようなことをしたらアカンでしょとは思う。
Aussie RulesはFallonに許可が下りなくて、Murtaghとなってたんですが、更にMurtaghが落馬したためMunroが乗ってました。外から来たDavid Juniorにもうちょっと抵抗してくれたらとは思うんですが。