それにしても見所の無いレース。
Rags to Richesが出てきていたら楽勝したんじゃないかなと思います。だってGreat Hunter出てこないし…
King of the RoxyはBCでどうしようもないレースをしてしまいましたが、今年になってHutcheson Sを勝ちました。距離や相手関係という部分も大きいとは思われますが、相手関係を言うならばこのSanta Anita Derbyも大したことはありません。距離をこなせるかどうかくらいしか見るところがないんじゃないかなと。
LiquidityはLouisiana Derbyがあまりにも見所なく、サバイバルのDerby路線という見方をすれば、すでに脱落した馬という認識ではいます。それでもこのくらいのメンバーなら楽に上位に来てしまいそうなのが怖いところ。レース内容がよほど良くない限りは考え直すつもりはないですけど。
Sam P.はSanta Catalina改めRobert B. Lewis Sの2着馬で一応西海岸の上位ではある。Level RedはSan Felipe Sの3着馬。このあたりの西海岸のバイプレイヤーを舐めてかかって痛い目にあったのがGiacomoなんですが、その半弟Tiagoも登場。まだまだだろうなとは思います。Pleasant Tap産駒だけに忘れた頃に大穴空けるというパターンかと。
北カリフォルニアで連勝してきたBwana Bullが持っていったらしっかり評価しないといけないかなといったところで。
2.King of the Roxy: Littleexpectations - Marrakesh by Bold Forbes
3.Sam P.: Cat Thief - Affirmed Legacy by Affirmed
4.Liquidity: Tiznow - Boa by Rahy
5.Bwana Bull: Holy Bull - Shahalo by Halo
6.Medici Code: Medicean - Fiveofive by Fairy King
7.Court the King: Doneraile Court - Smart'n Rare by Rare Performer
8.Black Seventeen: Is It True - Fuzzy Navel by Strike the Gold
9.Boutrous: Tiznow - Nine Flags by Forty Niner
10.Level Red: Aptitude - Sedona Berry by Strawberry Road
早くもここで穴を開けるかw
Sam P.とBlack Seventeenが先行し、その後ろにLiquidityとKing of the Roxyがつける展開。Bwana Bullはさらに後ろで、Tiagoは後方待機。直線でKing of the RoxyがLiquidityとSam P.を置いて先頭に立ったが、追い込んできたTiagoが内に潜り込んで差しきりました。
兄があのGiacomoで、父があのPleasant Tap。こんなものはGIで穴を開けるために産まれてきたようなもんです。Pleasant Tap産駒はタップダンスシチーもDavid JuniorもPremium TapもGIで穴を開けてから活躍したですし、Pt's Grey Eagleというとんでもない馬もいました。癖がありすぎるので二番が効くとも思えないのですが、面白い事は面白いと言えるでしょう。
King of the Roxyはここまでやれるとは思いませんでした。最後に脚が止まったところをやられたという感じではあって距離の限界を露呈した面もありますが、思ってたより強いなあと。ただ、Kentucky Derbyは走らなくて良いでしょう。Pletcher厩舎は他にも多くの馬を抱えているので、無理に出す必要なんてどこにもありません。Sam P.は前半がやや厳しかったか。Liquidityに関してはKing of the Roxyと並ぶ位置からのレースでこの結果ならさようならを言う以外ないでしょう。
Rags to Richesが出てきていたら楽勝したんじゃないかなと思います。だってGreat Hunter出てこないし…
Post | Horse | Sire | Dam | Broodmare Sire | Jockey | Trainer |
1 | Court the King | Doneraile Court | Smart'n Rare | Rare Performer | Jose Valdivia Jr. | John W. Sadler |
2 | Sam P. | Cat Thief | Affirmed Legacy | Affirmed | Ramon A. Dominguez | Todd A. Pletcher |
3 | Bwana Bull | Holy Bull | Shahalo | Halo | Russell A. Baze | Jerry Hollendorfer |
4 | Boutrous | Tiznow | Nine Flags | Forty Niner | Kent J. Desormeaux | Craig Dollase |
5 | Liquidity | Tiznow | Boa | Rahy | Corey S. Nakatani | Doug F. O'Neill |
6 | Black Seventeen | Is It True | Fuzzy Navel | Strike the Gold | Clinton L. Potts | Brian J. Koriner |
7 | Laevel Red | Aptitude | Sedona Berry | Strawberry Road | Aaron T. Gryder | David E. Hofmans |
8 | King of the Roxy | Littleexpectations | Marrakesh | Bold Forbes | Richard Migliore | Todd A. Pletcher |
9 | Tiago | Pleasant Tap | Set Them Free | Stop the Music | Mike E. Smith | John A. Shirreffs |
10 | Medici Code | Medicean | Fiveofive | Fairy King | Jorge F. Chavez | Darrel Vienna |
LiquidityはLouisiana Derbyがあまりにも見所なく、サバイバルのDerby路線という見方をすれば、すでに脱落した馬という認識ではいます。それでもこのくらいのメンバーなら楽に上位に来てしまいそうなのが怖いところ。レース内容がよほど良くない限りは考え直すつもりはないですけど。
Sam P.はSanta Catalina改めRobert B. Lewis Sの2着馬で一応西海岸の上位ではある。Level RedはSan Felipe Sの3着馬。このあたりの西海岸のバイプレイヤーを舐めてかかって痛い目にあったのがGiacomoなんですが、その半弟Tiagoも登場。まだまだだろうなとは思います。Pleasant Tap産駒だけに忘れた頃に大穴空けるというパターンかと。
北カリフォルニアで連勝してきたBwana Bullが持っていったらしっかり評価しないといけないかなといったところで。
Result
1.Tiago: Pleasant Tap - Set Them Free by Stop the Music2.King of the Roxy: Littleexpectations - Marrakesh by Bold Forbes
3.Sam P.: Cat Thief - Affirmed Legacy by Affirmed
4.Liquidity: Tiznow - Boa by Rahy
5.Bwana Bull: Holy Bull - Shahalo by Halo
6.Medici Code: Medicean - Fiveofive by Fairy King
7.Court the King: Doneraile Court - Smart'n Rare by Rare Performer
8.Black Seventeen: Is It True - Fuzzy Navel by Strike the Gold
9.Boutrous: Tiznow - Nine Flags by Forty Niner
10.Level Red: Aptitude - Sedona Berry by Strawberry Road
早くもここで穴を開けるかw
Sam P.とBlack Seventeenが先行し、その後ろにLiquidityとKing of the Roxyがつける展開。Bwana Bullはさらに後ろで、Tiagoは後方待機。直線でKing of the RoxyがLiquidityとSam P.を置いて先頭に立ったが、追い込んできたTiagoが内に潜り込んで差しきりました。
兄があのGiacomoで、父があのPleasant Tap。こんなものはGIで穴を開けるために産まれてきたようなもんです。Pleasant Tap産駒はタップダンスシチーもDavid JuniorもPremium TapもGIで穴を開けてから活躍したですし、Pt's Grey Eagleというとんでもない馬もいました。癖がありすぎるので二番が効くとも思えないのですが、面白い事は面白いと言えるでしょう。
King of the Roxyはここまでやれるとは思いませんでした。最後に脚が止まったところをやられたという感じではあって距離の限界を露呈した面もありますが、思ってたより強いなあと。ただ、Kentucky Derbyは走らなくて良いでしょう。Pletcher厩舎は他にも多くの馬を抱えているので、無理に出す必要なんてどこにもありません。Sam P.は前半がやや厳しかったか。Liquidityに関してはKing of the Roxyと並ぶ位置からのレースでこの結果ならさようならを言う以外ないでしょう。