今年からオールウェザートラックになったが、Lava Manは狙いとしては去年と同じという事で良さそうか。
前走のCharles Whittinghamでは不覚をとって2着に敗れたとはいえ、遠征からの帰国初戦、斤量差などを考えれば十分な内容のレースであり、西海岸はLava Manという状況が変わるような訳ではないかなと思われます。現在このレースを2連覇していて、今年も勝てばNative Diver以来の3連覇となる見込みです。今回も斤量は124ポンドを背負いますが、この辺りはもう当然の数字ではあるし、出走メンバーを見るに、3連覇は濃厚といったところではないかなあと。気になるところではHollywood ParkのCushion Track化の影響がどの程度出るかというところなんですが、芝もこなすこの馬のことですから、どうとでもなるかなと。
Molerengoが120ポンドで続きます。この馬はSanta Anita HでLava Manの2着に入っていますが、あのときでもLava Manには余裕があるように見られました。今回、Lava Manのハンデが124ポンドで据え置きになるのに対して自身のハンデは120ポンドにまで増えてしまいました。前走のMarvyn LeRoy Hを4馬身半差で勝ってきており期待もかかるのですが、西海岸に戻ってきたら簡単に調子を取り戻したLava Man相手というのは厳しいところか。
遠征馬A.P. Arrowは今年はSkip Away Hを勝っています。このレースには2ヶ月の休み明けでの参戦になります。Donn Hでは3着にも入っています。後ろから飛んできて差しきれないというようなパターンが多いので、今回もそうなるんじゃないかなと。
Cushion Trackに対する適性が問われるような事になれば、Cushion Trackで4戦3勝のA.P. Xcellentが浮上するという事になりそうか。
オセアニアの名ジャンパーみたいな馬名のSaint Stephenは母がGoulashということでAshadoの全兄です。ええ、兄デスヨ。去年の秋にHollywoodのNative Diver Hを勝っていることからCushion Trackへの適性というあたりでの朝鮮ということになりますかね。Californian Sでは6馬身差の6着というあたりあまり期待できそうにありませんが。このCalifornian Sには他にもA.P. XcellentやWilkoも出走していました。この中では先行して、3着に入ったA.P. Xcellentに見所があったかなという程度です。
2.A.P. Xcellent: A.P. Indy - Exing by Exceller
3.Big Booster: Accelerator - Waterside by Topsider
4.Porfido: Mash One - Piazza Venezia by Roy
4.Molengao: Royal Academy - Court Lady by Locris
6.A.P. Arrow: A.P. Indy - Garimpeiro by Mr. Prospector
7.Saint Stephen: Saint Ballado - Goulash by Mari's Book
8.Wilko: Awesome Again - Native Roots by Indian Ridge
9.My Creed: Beau Genius - Test of Faith by Temperence Hill
PorfidoとMolengaoは4着同着。
HollywoodのCushion Trackが得意なA.P. Xcellentが淡々とレースを引っ張り、その3馬身くらい後ろにLava Manがつける展開。向こう正面からその差を詰めていくというLava Manとしてはこれまでと同じようなレースに持ち込みました。直線に向くとA.P. Xcellentがもう一伸びして抵抗し、Lava Manとの叩き合いに持ち込みました。これをやや梃子摺りながらも、ゴール前ではLava Manがハナ差前に出て、三連覇達成となりました。
このレース三連覇は1966-1968のNative Diverに並ぶ事になりました。Lava Manは斤量を背負うようになってからは、こういう接戦も多いのですが、苦しみながらも最後はきっちり勝っているというあたりやはり非凡な馬ではあるのでしょう。カリフォルニア限定ですが。
Post | Horse | Sire | Dam | Broodmare Sire | Jockey | Trainer |
1 | My Creed | Beau Genius | Test of Faith | Temperence Hill | Russel A. Baze | R.B. Hess Jr. |
2 | A.P. Xcellent | A.P. Indy | Exing | Exceller | Mike E. Smith | John Shirreffs |
3 | Saint Stephen | Saint Ballado | Goulash | Mari's Book | Jose Valdivia Jr. | B.D.A. Cecil |
4 | Porfido | Mash One | Piazza Venezia | Roy | Joel Rosario | Robert Frankel |
5 | Molengao | Royal Academy | Court Lady | Locris | Victor Espinoza | P.H. Lobo |
6 | Wilko | Awesome Again | Native Roots | Indian Ridge | Joseph Talamo | Craig Dollase |
7 | A.P. Arrow | A.P. Indy | Garimpeiro | Mr. Prospector | David Romero Flores | Todd A. Pletcher |
8 | Lava Man | Slew City Slew | Li'l Ms. Leonard | Nostalgia's Star | Corey S. Nakatani | Doug O'Neill |
9 | Big Booster | Accelerator | Waterside | Topsider | Michael C. Baze | Mike Mitchell |
Molerengoが120ポンドで続きます。この馬はSanta Anita HでLava Manの2着に入っていますが、あのときでもLava Manには余裕があるように見られました。今回、Lava Manのハンデが124ポンドで据え置きになるのに対して自身のハンデは120ポンドにまで増えてしまいました。前走のMarvyn LeRoy Hを4馬身半差で勝ってきており期待もかかるのですが、西海岸に戻ってきたら簡単に調子を取り戻したLava Man相手というのは厳しいところか。
遠征馬A.P. Arrowは今年はSkip Away Hを勝っています。このレースには2ヶ月の休み明けでの参戦になります。Donn Hでは3着にも入っています。後ろから飛んできて差しきれないというようなパターンが多いので、今回もそうなるんじゃないかなと。
Cushion Trackに対する適性が問われるような事になれば、Cushion Trackで4戦3勝のA.P. Xcellentが浮上するという事になりそうか。
オセアニアの名ジャンパーみたいな馬名のSaint Stephenは母がGoulashということでAshadoの全兄です。ええ、兄デスヨ。去年の秋にHollywoodのNative Diver Hを勝っていることからCushion Trackへの適性というあたりでの朝鮮ということになりますかね。Californian Sでは6馬身差の6着というあたりあまり期待できそうにありませんが。このCalifornian Sには他にもA.P. XcellentやWilkoも出走していました。この中では先行して、3着に入ったA.P. Xcellentに見所があったかなという程度です。
Result
1.Lava Man: Slew City Slew - Li'l Ms. Leonard by Nostalgia's Star2.A.P. Xcellent: A.P. Indy - Exing by Exceller
3.Big Booster: Accelerator - Waterside by Topsider
4.Porfido: Mash One - Piazza Venezia by Roy
4.Molengao: Royal Academy - Court Lady by Locris
6.A.P. Arrow: A.P. Indy - Garimpeiro by Mr. Prospector
7.Saint Stephen: Saint Ballado - Goulash by Mari's Book
8.Wilko: Awesome Again - Native Roots by Indian Ridge
9.My Creed: Beau Genius - Test of Faith by Temperence Hill
PorfidoとMolengaoは4着同着。
HollywoodのCushion Trackが得意なA.P. Xcellentが淡々とレースを引っ張り、その3馬身くらい後ろにLava Manがつける展開。向こう正面からその差を詰めていくというLava Manとしてはこれまでと同じようなレースに持ち込みました。直線に向くとA.P. Xcellentがもう一伸びして抵抗し、Lava Manとの叩き合いに持ち込みました。これをやや梃子摺りながらも、ゴール前ではLava Manがハナ差前に出て、三連覇達成となりました。
このレース三連覇は1966-1968のNative Diverに並ぶ事になりました。Lava Manは斤量を背負うようになってからは、こういう接戦も多いのですが、苦しみながらも最後はきっちり勝っているというあたりやはり非凡な馬ではあるのでしょう。カリフォルニア限定ですが。