さすがに出てこんわな。
まあ、そうだろうと思いつつ、Finsceal Beoが直前まで登録を残していたのでちとビビリました。
と言ったところで、出馬表を見てみると今年は頭を押さえつける古馬に欠けるかという印象。このレースを含め牝馬限定GIが大幅に増えて以降、古馬の層が厚く、3歳馬はそれに跳ね返されるという状況が続いていたが、Alexander Goldrun、Soviet Songらが去って状況が変わりつつあるといったところかな。
中心はEpsomのOaksでLight Shiftに半馬身差の2着に入ったPeeping Fawn。安定した戦績ながら勝ちきれないところもあり、ここまで6戦1勝。Irish 1000 Guineasでも3着に入っています。三代母がBest in Showで、いとこにJazil、Rags to Richesが出るBlush With Prideのファミリー。血統の更新が遅い分岐になるのですが、これから広がりそうというところでもあります。
Dianeを勝ったWest Windも参戦。レベル的にどうかというところが問題になりそうではあり、ここで良いレースをして見せないといけないのではないかなと思われる。
Irish 1000 Guineasで人気薄ながらFinsceal Beoに迫る2着で名を上げたのがDimenticataや5月にCurraghの10Fで勝ち上がったTimarwaが注目されている。アイルランドのオッズはときどきわけの分からない馬を上位に持ってきてたりするんですが、昔そういうことを思ってたらSaoireに勝たれたなあというのを思い出しました。
古馬はどれもぱっとしない。Echelonは今年初戦からGIIIを連勝したが、Royal Ascotに出向いたWindsor Forest SではNanninaの前に5着と敗れている。去年のGuineas以降勝ちのないSpeciosaはEarl of Sefton Sでは2着に入ったが、これはManduroに4馬身差を付けられたもの。その後Lockinge Sでも7着に大敗するなど、当てにならない。
2.Speciosa: Danehill Dancer - Specifically by Sky Classic
3.West Wind: Machiavellian - Red Slippers by Nureyev
4.Timarwa: Daylami - Timarida by Kalaglow
5.Truly Mine: Gulch - Zvezda by Nureyev
6.Echelon: Danehill - Exclusive Rosette by Polar Falcon
7.Musical Way: Gold Away - Mulika by Procida
8.Luminous One: Galileo - Smaoineamh by Tap on Wood
9.Dimenticata: Danetime - Non Dimenticar Me by Don't Forget Me
GIに昇格してからは古馬の上位馬が積極的に狙うようになっていたため3歳に不利なレースになっていましたが、今年は3歳馬。
馬場がかなり悪化していたようで、直線に入っては馬場の半分から外だけの勝負。外を回したPeeping Fawnが、レースをリードしたSpeciosaを捕らえて2馬身差をつけました。
今の牝馬路線は世代交代が起こった直後というところでもあり、3歳馬にとってはやや組し易いという事情もありますが、それを抜きにしても今年の3歳牝馬の上位クラスは期待を持てるんではないかなと思うところはあります。
No. | Post | Horse | Sire | Dam | Broodmare Sire | Jockey | Trainer |
1 | 3 | Echelon | Danehill | Exclusive Rosette | Polar Falcon | O. Peslier | Sir Michael Stoute |
2 | 2 | Musical Way | Gold Away | Mulika | Procida | R. Thomas | P. Van de Poele |
3 | 5 | Speciosa | Danehill Dancer | Specifically | Sky Classic | M. Fenton | Mrs. P. Sly |
4 | 1 | Dimenticata | Danetime | Non Dimenticar Me | Don't Forget Me | C.D. Hayes | Kevin Prendergast |
5 | 9 | Luminous One | Galileo | Smaoineamh | Tap on Wood | K.J. Manning | J.S. Bolger |
6 | 7 | Peeping Fawn | Danehill | Maryinsky | Sadler's Wells | K. Fallon | A.P. O'Brien |
7 | 4 | Timarwa | Daylami | Timarida | Kalaglow | M.J. Kinane | John M. Oxx |
8 | 8 | Truly Mine | Gulch | Zvezda | Nureyev | P.J. Smullen | D.K. Weld |
9 | 6 | West Wind | Machiavellian | Red Slippers | Nureyev | J.P. Murtagh | H.A. Pantall |
と言ったところで、出馬表を見てみると今年は頭を押さえつける古馬に欠けるかという印象。このレースを含め牝馬限定GIが大幅に増えて以降、古馬の層が厚く、3歳馬はそれに跳ね返されるという状況が続いていたが、Alexander Goldrun、Soviet Songらが去って状況が変わりつつあるといったところかな。
中心はEpsomのOaksでLight Shiftに半馬身差の2着に入ったPeeping Fawn。安定した戦績ながら勝ちきれないところもあり、ここまで6戦1勝。Irish 1000 Guineasでも3着に入っています。三代母がBest in Showで、いとこにJazil、Rags to Richesが出るBlush With Prideのファミリー。血統の更新が遅い分岐になるのですが、これから広がりそうというところでもあります。
Dianeを勝ったWest Windも参戦。レベル的にどうかというところが問題になりそうではあり、ここで良いレースをして見せないといけないのではないかなと思われる。
Irish 1000 Guineasで人気薄ながらFinsceal Beoに迫る2着で名を上げたのがDimenticataや5月にCurraghの10Fで勝ち上がったTimarwaが注目されている。アイルランドのオッズはときどきわけの分からない馬を上位に持ってきてたりするんですが、昔そういうことを思ってたらSaoireに勝たれたなあというのを思い出しました。
古馬はどれもぱっとしない。Echelonは今年初戦からGIIIを連勝したが、Royal Ascotに出向いたWindsor Forest SではNanninaの前に5着と敗れている。去年のGuineas以降勝ちのないSpeciosaはEarl of Sefton Sでは2着に入ったが、これはManduroに4馬身差を付けられたもの。その後Lockinge Sでも7着に大敗するなど、当てにならない。
Result
1.Peeping Fawn: Danehill - Maryinsky by Sadler's Wells2.Speciosa: Danehill Dancer - Specifically by Sky Classic
3.West Wind: Machiavellian - Red Slippers by Nureyev
4.Timarwa: Daylami - Timarida by Kalaglow
5.Truly Mine: Gulch - Zvezda by Nureyev
6.Echelon: Danehill - Exclusive Rosette by Polar Falcon
7.Musical Way: Gold Away - Mulika by Procida
8.Luminous One: Galileo - Smaoineamh by Tap on Wood
9.Dimenticata: Danetime - Non Dimenticar Me by Don't Forget Me
GIに昇格してからは古馬の上位馬が積極的に狙うようになっていたため3歳に不利なレースになっていましたが、今年は3歳馬。
馬場がかなり悪化していたようで、直線に入っては馬場の半分から外だけの勝負。外を回したPeeping Fawnが、レースをリードしたSpeciosaを捕らえて2馬身差をつけました。
今の牝馬路線は世代交代が起こった直後というところでもあり、3歳馬にとってはやや組し易いという事情もありますが、それを抜きにしても今年の3歳牝馬の上位クラスは期待を持てるんではないかなと思うところはあります。