いきなりCurlinとHard Spunがぶつかります。
三冠戦を3-1-2とまとめたCurlinに対して、2-3-4のHard Spunが見える一戦です。Kentucky Derbyを勝ったStreet Senseは先日のJim Dandyを快勝していますので、Travers Sを見据えたレースになるでしょう。
Hard SpunはBelmontではGomezに乗り替わっていましたが、ここではまたMario Pinoに戻りました。このレースではAny Given Saturdayがいますし、今後の事も考えれば有力馬を多く抱えるPletcher厩舎のセカンドジョッキーに頼るわけにも行かないといったところか。
CurlinはBelmont Sなどの結果を見るに、Hard Spunより距離に融通が利くといった印象はあり、内枠で揉まれまくったKentucky Derbyはともかく、普通に走ったならば余裕があるんじゃないかなと思います。
他のKentucky出走馬ではAny Given SaturdayとStormello、Imawildandcrazyguyが参戦してきました。Any Given SaturdayはDwyer SでNobiz Like Shobizを相手に快勝してきました。StormelloはWoody Stephens Sで3着とちょっと見劣りがします。おそらくStormelloとCable Boyがペースを作って、Hard Spunがどう動いてくるかという事になるでしょうから、そこでHard Spunに潰されなければ、とも思いますが。
上がり馬としてはまず3連勝でCoronado's Quest Sを勝ってきたCable Boy。3戦とも3馬身から4馬身の差をつけて力の違いを見せています。いきなり相手がCurlinやHard Spunというのはかなり厳しい条件と言えますが、底を見せていない分だけ、Stormelloやその他に比べて期待を掛けられるというところはあります。父Jump Startは良血で将来を期待されながらも2歳のうちに故障で現役を去りました。A.P. Indy、Storm Cat、Mr. Prospector、Buckpasser、Princequilloという凄まじい累代、というか祖母がMiswakiの全妹ですが、を誇ります。この世代が初年度で、ファーストクロップリーディング8位、セカンドクロップは現在7位につけています。ここで大物が出ればという状況。Cable Boyに大きな期待が掛かっています。
2.Hard Spun: Danzig - Turkish Tryst by Turkoman
3.Curlin: Smart Strike - Sherriff's Deputy by Deputy Minister
4.Imawildandcrazyguy: Wild Event - Frosty Cupcake by Top Account
5.Cable Boy: Jump Start - Millee Van by Taylor's Falls
6.Xchanger: Exchange Rate - Saragoza by Crafty Prospector
7.Reata's Shadow: Include - Ingenuity Joan by Valley Crossing
Non Runner: Stormello
23.49-23.62-23.59-24.88-12.77 Any Given SaturdayがHard Spunに4馬身半差を付けて快勝しました。前半が速いペースで最後は全体的に止まるという典型的なレースといえるラップで、捕まったCable Boyはまだまだといったところか。
Any Given Saturdayは3番手追走、3コーナーからHard Spunの仕掛けに合わせる形で前のHard Spun、Cable Boyを一気に処理して、直線に入っては差を広げたという辺り、春とは違って強くなったと言えるでしょう。Tampa BayでStreet Senseのレコード勝ちに食らいついた馬ですのでこの強さが安定して出せるようになればということになるのではないかな。
Curlinスタート後やや後ろからという形になって、また勝負どころで動けなかったのが誤算か。直線向いて最後はHard Spunを追い詰めるところまで行きましたがアタマ差で3着まで。斤量を背負う立場で休み明けだからという理由は付くと思うが、Traversで何とかしないといけないという立場になってしまった。
今年はBCがMonmouthでの開催ということで、ここでこれだけのパフォーマンスを見せたAny Given Saturdayにとっては良いレースだったと言えるのではないかな。
Post | Horse | Sire | Dam | Broodmare Sire | Jockey | Trainer |
1 | Any Given Saturday | Distorted Humor | Weekend in Indy | A.P. Indy | Garrett K. Gomez | Todd A. Pletcher |
2 | Cable Boy | Jump Start | Millee Van | Taylor's Falls | Jose A. Velez Jr. | Patrick B. McBurney |
3 | Stormello | Stormy Atlantic | Wilshwed | Carson City | Eddie Castro | William L. Currin |
4 | Imawildandcrazyguy | Wild Event | Frosty Cupcake | Top Account | Manoel R. Cruz | William A. Kaplan |
5 | Reata's Shadow | Include | Ingenuity Joan | Valley Crossing | Joe Bravo | Joseph F. Orseno |
6 | Curlin | Smart Strike | Sherriff's Deputy | Deputy Minister | Robby Albarado | Steven M. Asmussen |
7 | Hard Spun | Danzig | Turkish Tryst | Turkoman | Mario G. Pino | J. Larry Jones |
8 | Xchanger | Exchange Rate | Saragoza | Crafty Prospector | Edgar S. Prado | Mark Shuman |
Hard SpunはBelmontではGomezに乗り替わっていましたが、ここではまたMario Pinoに戻りました。このレースではAny Given Saturdayがいますし、今後の事も考えれば有力馬を多く抱えるPletcher厩舎のセカンドジョッキーに頼るわけにも行かないといったところか。
CurlinはBelmont Sなどの結果を見るに、Hard Spunより距離に融通が利くといった印象はあり、内枠で揉まれまくったKentucky Derbyはともかく、普通に走ったならば余裕があるんじゃないかなと思います。
他のKentucky出走馬ではAny Given SaturdayとStormello、Imawildandcrazyguyが参戦してきました。Any Given SaturdayはDwyer SでNobiz Like Shobizを相手に快勝してきました。StormelloはWoody Stephens Sで3着とちょっと見劣りがします。おそらくStormelloとCable Boyがペースを作って、Hard Spunがどう動いてくるかという事になるでしょうから、そこでHard Spunに潰されなければ、とも思いますが。
上がり馬としてはまず3連勝でCoronado's Quest Sを勝ってきたCable Boy。3戦とも3馬身から4馬身の差をつけて力の違いを見せています。いきなり相手がCurlinやHard Spunというのはかなり厳しい条件と言えますが、底を見せていない分だけ、Stormelloやその他に比べて期待を掛けられるというところはあります。父Jump Startは良血で将来を期待されながらも2歳のうちに故障で現役を去りました。A.P. Indy、Storm Cat、Mr. Prospector、Buckpasser、Princequilloという凄まじい累代、というか祖母がMiswakiの全妹ですが、を誇ります。この世代が初年度で、ファーストクロップリーディング8位、セカンドクロップは現在7位につけています。ここで大物が出ればという状況。Cable Boyに大きな期待が掛かっています。
Result
1.Any Given Saturday: Distorted Humor - Weekend in Indy by A.P. Indy2.Hard Spun: Danzig - Turkish Tryst by Turkoman
3.Curlin: Smart Strike - Sherriff's Deputy by Deputy Minister
4.Imawildandcrazyguy: Wild Event - Frosty Cupcake by Top Account
5.Cable Boy: Jump Start - Millee Van by Taylor's Falls
6.Xchanger: Exchange Rate - Saragoza by Crafty Prospector
7.Reata's Shadow: Include - Ingenuity Joan by Valley Crossing
Non Runner: Stormello
23.49-23.62-23.59-24.88-12.77 Any Given SaturdayがHard Spunに4馬身半差を付けて快勝しました。前半が速いペースで最後は全体的に止まるという典型的なレースといえるラップで、捕まったCable Boyはまだまだといったところか。
Any Given Saturdayは3番手追走、3コーナーからHard Spunの仕掛けに合わせる形で前のHard Spun、Cable Boyを一気に処理して、直線に入っては差を広げたという辺り、春とは違って強くなったと言えるでしょう。Tampa BayでStreet Senseのレコード勝ちに食らいついた馬ですのでこの強さが安定して出せるようになればということになるのではないかな。
Curlinスタート後やや後ろからという形になって、また勝負どころで動けなかったのが誤算か。直線向いて最後はHard Spunを追い詰めるところまで行きましたがアタマ差で3着まで。斤量を背負う立場で休み明けだからという理由は付くと思うが、Traversで何とかしないといけないという立場になってしまった。
今年はBCがMonmouthでの開催ということで、ここでこれだけのパフォーマンスを見せたAny Given Saturdayにとっては良いレースだったと言えるのではないかな。