Listen to the Bells...
Eight BellesはDerby出走予定でここはスクラッチとなり、モーニングラインの一番人気が消えたレースとなるわけだが、元々混戦っぽい見立てのレースなので大きな影響は無いかと思われる。
今年のこの路線はIndian Blessingが引っ張る形になるかと思われたが、Fair Grounds OaksでProud SpellがIndian Blessingとのマッチレースを制したことから混戦となった。そのProud SpellはAshland SでLittle Belle、Bsharpsonataに負けての3着となったが、Keenelandだからという事情もあるのかそう評価は落としていない。安定感のある戦績を残しているように信頼性は高いが、やはり前走で抜けた存在でもないということを露呈してしまったようには思われる。
Little Belleは勝ち上がりに手間取ったもののそこから3連勝でAshland Sを勝ってみせた。近親にはMineshaftらが出る名家の出であり、自身もA.P. Indy X Mr. Prospectorという形を持つお約束な血統であるが、それだけに本格化した状態での能力は高いとは言える。Ashland SでのBsharpsonataとの差はわずかだが、直線の攻防で差し返した辺りの才気は素晴らしい物があるのだろう。A.P. Indyのくせに差し返すとは生意気なw。まぁ、相手がPulpitだったからと言えばそれまでだが。
Bsharpsonataはフロリダで連勝して、Ashland Sで2着。あそこで差し返される末の甘さは気になるところ。
Counrty Starはデビュー2戦目での初勝利がGIで驚き、その後HollywoodのGIまで勝って凄い馬だとは思わされた。ただ、今年はAshland Sの1戦のみで、これを5着という辺りが引っかかる。
Eight Bellesの引き立て役になってしまったPure Clanは良血に良血種牡馬を使ったベタな配合だが、Secretariatを引っ張ってくる辺りは評価して良いのかも知れない。というかStorm CatとA.P. Indyが次世代に入りつつある状況で今後はこの手のSecretariatクロスはありふれた配合となるとは思われる。何にせよGood Rewardの兄貴も去年のBirdbirdisthewordに続いて初年度から連続してそこそこのクラスの馬を出せるのだから、使いやすい種牡馬になるのかなと。
Golden Doc Aはここ2戦続けてAriegeに負けている。どちらも先に仕掛けたAriegeを差しきれず切れ勝負に屈した形になっている。ここはAriegeが出走しないし、どちらかと言えば前がやり合ってくれると見られる構成だけに前が止まる展開になれば浮上してくる。ただ、西海岸で走り、直前がKeenelandということでダート経験が無いのは気がかり。Derbyの西海岸勢の見極め的にもこのGolden Doc Aのレース振りは注目しておいて良い。
モーニングラインでの評価は高くないが、良血のAwesome Againの牝馬というのは底知れないものを感じさせるので、Awesome Chicにも注目して良い。
良血好きとしてはLittle BelleやAwesome Chicのようなベタなところが好きですが、Unusual HeatガンガレというのもあってGolden Doc Aに期待したいレースです。
Post | Horse | Sire | Dam | Broodmare Sire | Jockey | Trainer |
1 | Golden Doc A | Unusual Heat | Penpont | Crested Wave | Kent J. Desormeaux | Barry Abrams |
2 | Absolutely Cindy | Arch | Ms. Boucheron | L'Enjoleur | Julien R. Leparoux | Ronald Keith Kinmon |
3 | Awesome Chic | Awesome Again | Trading | A.P. Indy | Robby Albarado | Rafael Ramos |
4 | Elusive Lady | Van Nisterlooy | Song of Royalty | Unbridled's Song | Eibar Coa | John C. Kimmel |
5 | Rasierra | Kafwain | Sierras Kiara | Moscow Ballet | Jamie Theriot | Ray E. Tracy Jr. |
6 | Country Star | Empire Maker | Rings a Chime | Metfield | Rafael Bejarano | Robert J. Frankel |
7 | Little Belle | A.P. Indy | Dubai Belle | Mr. Prospector | Rajiv Maragh | Kiaran P. McLaughlin |
8 | Proud Spell | Proud Citizen | Pacific Spell | Langfuhr | Gabriel Saez | J. Larry Jones |
9 | A to the Croft | Menifee | Heart Warmer | Devil's Bag | Calvin H. Borel | Kenneth G. McPeek |
10 | Bsharpsonata | Pulpit | Apasionata Sonata | Affirmed | Eric Camacho | Timothy E. Salzman |
11 | Pure Clan | Pure Prize | Gather the Clan | General Assembly | Edgar S. Prado | Robert E. Holthus |
12 | Eight Belles | Unbridled's Song | Away | Dixieland Band | Ramon A. Dominguez | J. Larry Jones |
今年のこの路線はIndian Blessingが引っ張る形になるかと思われたが、Fair Grounds OaksでProud SpellがIndian Blessingとのマッチレースを制したことから混戦となった。そのProud SpellはAshland SでLittle Belle、Bsharpsonataに負けての3着となったが、Keenelandだからという事情もあるのかそう評価は落としていない。安定感のある戦績を残しているように信頼性は高いが、やはり前走で抜けた存在でもないということを露呈してしまったようには思われる。
Little Belleは勝ち上がりに手間取ったもののそこから3連勝でAshland Sを勝ってみせた。近親にはMineshaftらが出る名家の出であり、自身もA.P. Indy X Mr. Prospectorという形を持つお約束な血統であるが、それだけに本格化した状態での能力は高いとは言える。Ashland SでのBsharpsonataとの差はわずかだが、直線の攻防で差し返した辺りの才気は素晴らしい物があるのだろう。A.P. Indyのくせに差し返すとは生意気なw。まぁ、相手がPulpitだったからと言えばそれまでだが。
Bsharpsonataはフロリダで連勝して、Ashland Sで2着。あそこで差し返される末の甘さは気になるところ。
Counrty Starはデビュー2戦目での初勝利がGIで驚き、その後HollywoodのGIまで勝って凄い馬だとは思わされた。ただ、今年はAshland Sの1戦のみで、これを5着という辺りが引っかかる。
Eight Bellesの引き立て役になってしまったPure Clanは良血に良血種牡馬を使ったベタな配合だが、Secretariatを引っ張ってくる辺りは評価して良いのかも知れない。というかStorm CatとA.P. Indyが次世代に入りつつある状況で今後はこの手のSecretariatクロスはありふれた配合となるとは思われる。何にせよGood Rewardの兄貴も去年のBirdbirdisthewordに続いて初年度から連続してそこそこのクラスの馬を出せるのだから、使いやすい種牡馬になるのかなと。
Golden Doc Aはここ2戦続けてAriegeに負けている。どちらも先に仕掛けたAriegeを差しきれず切れ勝負に屈した形になっている。ここはAriegeが出走しないし、どちらかと言えば前がやり合ってくれると見られる構成だけに前が止まる展開になれば浮上してくる。ただ、西海岸で走り、直前がKeenelandということでダート経験が無いのは気がかり。Derbyの西海岸勢の見極め的にもこのGolden Doc Aのレース振りは注目しておいて良い。
モーニングラインでの評価は高くないが、良血のAwesome Againの牝馬というのは底知れないものを感じさせるので、Awesome Chicにも注目して良い。
良血好きとしてはLittle BelleやAwesome Chicのようなベタなところが好きですが、Unusual HeatガンガレというのもあってGolden Doc Aに期待したいレースです。