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2006/4 [2]2006/5 [2]

2006/5/1

Horse Racing

天皇賞の後始末: Impact to the horsemans all over the world

つーことで、まあお約束的に海外の競馬メディアの主要なところの反応記事でもピックアップしてみましょ。所謂、手抜き更新。
Blood-Horse: Deep Impact Smashes Record in Tenno Sho
2005年の日本のHorse of the YearであるDeep Impactは1-10という支持を受けた京都競馬場の芝3200mで行われたJPN-GI天皇賞春においてレコードをたたき出した。
途中略
このレースの上位3頭はChampion Stallion Sunday Silenceの産駒であり、彼はこのレースに4頭の産駒を出走させていた。
Deep ImpactはEuropeへの遠征が期待されており、彼に唯一度の敗北を味わわせたHeart's Cryとの再戦があるかもしれない。
Thoroughbred Times: Japanese Triple Crown winner Deep Impact dominant in Tenno Sho
2005年の三冠馬Deep Impactは日曜の京都の3200mのレースにおいて後続に3馬身1/2の差をつけ、3:13.40というレコードを記録し、抜きん出た存在である事を証明している。
Lincolnが2着に入り、更に5馬身の差でStratagemが3着であった。この2頭は前走となった日経賞の1着馬と2着馬である。
Deep Imapctは10戦して9勝。今年は2戦して負けていない。彼のたった一度の敗北は有馬記念Grand PrixにおいてHeart's Cryの2着になったときである。
Trainer Yasuo IkeeはこのSunday Silenceの4歳になった息子をEuropean Campaignに向かわせようとしている。その視線は、Prix de l'Arc de Triompheへと向けられている。
Racing-Post: Deep Impact warms up in style for Europe visit
リンク先はすぐに消えているかと思われますが。つか訳すのメンドクなったのでやめた(劇殴
JAPANESE superstar Deep Impact remains on course for a visit to Europe this season after the latest in a series of spectacular performances on Sunday when he recorded an explosive record-breaking victory in the Tenno Sho (Spring) to take his career record to nine wins from ten starts.
Connections of the son of Sunday Silence, a national phenomenon at home, are planning to send him to Europe this year for two races in a programme focused on either the King George - where he would meet his compatriot Heart’s Cry, the only horse ever to beat him - or the Arc.
AAP: JAPAN: Amazing Win By Deep Impact
Deep Impact smashed the track record by 1 full second, beating the previous mark of 3:14.4 that had stood since 1997.
His closing sectionals make amazing reading as he ran his last 800m in 44.8 seconds and his last 600m in 33.5 seconds - extraordinary figures at the finish of a 3200m race.
To put Deep Impact's performance in perspective from an Australian viewpoint, his winning time was almost three seconds faster than the Melbourne Cup record of 3.16.3 set by Kingston Rule in 1990.
And the world may now get to see the champion four-year-old as his win has set in motion plans for him to travel to England to contest the King George and Queen Elizabeth Diamond Stakes at Ascot in July.
The son of Sunday Silence suffered his only defeat in December in the Arima Kinen at the hands of the older Heart's Cry, subsequent winner of the Dubai Sheema Classic at Nad Al Sheba in March.
Heart's Cry is also expected to run in the King George over 12 furlongs at Ascot, setting the stage for Japan's best stayers to challenge European stars like the Arc winner Hurricane Run and his stablemate Shirocco in what will be one of the most anticipated international clashes in years.

他にもあったが、まあこんなもので。とにかくその素晴らしいレコードと、今後欧州遠征を予定している事がまず第一。そして唯一の敗戦を味わわせたハーツクライがまた、欧州遠征を予定していて、この両者がキングジョージあるいは凱旋門賞の舞台で決戦する可能性があることが第二。この二つの内容はどの記事にも出てきます。
欧州にハーツクライを倒しに行くというわけではもちろん無いのですけども、どちらも十分なタイトルを有しての参戦となるだけに揃って出走が実現したら萌えるね、いろいろと。

Foreign Racing

Prix Ganay GI Longchamp FR Turf 2100m

1.Corre Caminos: Montjeu - Dibenoise by Kendor
2.Royal Highness: Monsun - Reem Dubai by Nashwan
3.Manduro: Monsun - Mandellicht by Be My Guest
4.Pride: Peintre Celebre - Specificity by Alleged
5.Montare: Montjeu - Contare by Shirley Heights
6.Vatori: Vettori - High Mecene by Highest Honor
7.Near Honor: Highest Honor - Night Year by Jareer
今年もMontjeuの勢いは止まりませんってところなんでしょうかね。それにしてもMontareではなくてCorre Caminosとは。PrideもManduroも見せ場無くって感じではあり古馬路線はちと分からんな。Ispahanで巻き返してきますかなあ。

雑記

ゴールデンウィークとは言いますが

カレンダーの通りに出勤しております。とはいえ、連休前になるので明日会社行っても仕事ありません。一週間近く空いてしまうのでサンプル調製して置いとく訳にもいかんので…。で、ちうことは週の後半は全部休みではあるのですが、田植えとかあるしなあ。休みの間にしようと思ってるのは、じっくりFateやりますかってのと、溜め込んだうたわれるものの録画分を見ておくことと、とらのあな(できれば難波)まで行ってエロマンガ買ってくるというダメ人間万歳な状況ですよ。特典終わってたら泣きますw。
つかこれって、エロゲやって、エロゲ原作のアニメ見て、エロマンガ買いに大阪行ってきまってことか…死のう。

暑かったので、とうとうアイスティー作って見ましたが、久し振りに作ったせいか分量間違って大失敗。お前は何年紅茶飲んでますか?orz

2006/5/2

Foreign Racing

ユートピアに関連してDominoなど

ディープインパクトの前にまずこっちと言うわけでもなかろうが、ユートピアがゴドルフィンに移籍となりました模様。2歳からGIを勝って、6歳になってなお衰えないタフな馬ですが、何気に日本だとあまり評価されていないようなところもありますのでこれだけ評価されるというのはよろしげ。フォーティナイナーの最高傑作ですから、種牡馬としての期待も高かろうとは思います。
というところでユートピアの血統ですが、ファミリーナンバーが23-b。これでピンと来る方はいるでしょう。23-bのファミリーと言えばDominoですよ。ただ、ユートピアの場合はそっちではなく、近いところでChris Evertらが出たMiss Carmieなんかに接続する分枝です。ということはタップダンスシチーなんかも出てきますが、まあそういう方向。このボトムラインをずっと遡っていくとReelという牝馬にぶち当たります。
さて、もう一度Dominoの血統を見てみますと、その祖母Lizzie Gに注目しないわけにはいかないでしょう。母はReel≒Judithの2x2であり、さらにWar Dance≒Lecomnteの1x2というReelを母に持ち、Bostonを父系に持つ近親クロス。はっきりとある一つの意図を持って産み出されたこの繁殖に、更にLexingtonを二代に渡って継続的にクロスさせて出来たのがDominoと言う事になります。
Dominoあるいはその甥に当たるHamburgは米血に欠かせない種牡馬で、脈々と現代まで受け継がれ、今なお影響力を持つ血脈です。ユートピアにおいても血統表の奥深く、10代より前の位置にかなりの本数が入ることになりますが、一例として祖母父のDewanを見てみましょう。父のBold Rulerはその母父Discoveryが同じく23-b族の出身で、Reelらの姪になるReunionがGlencoe x Leviathanという血統の1x1とも言うべき配合。このGlencoe x Leviathanという形はJudithとも共通し、そこにBoston-Lexingtonを継続して入れるというDominoの血統と共通した志向の元にHerodの血脈を収斂させた繁殖Adrianaを作っています。一方母Sunshine NellはSun Again - Nellie Flagという血統をしていて、父母の双方からDominoの2x2で作られた名種牡馬Ultimusを受け継いでいます。
ユートピアのボトムライン自体はCalumet華やかなりし頃に一抹の栄光を手にしてはいたとはいえ、その後はあまり強調される部分はありませんが、斯様な牝系であるということと配合する種牡馬の質を落とさなかったというのは大きかろう。種牡馬としても大いに期待できることからの6歳馬に対して400万ドルではあり、そしておそらくユートピアが日本で種牡馬入りした場合にこれだけの価値は付けてもらえなかったであろう。なにせアグネスデジタルですら5億のシンジケートなのだから。となれば、ユートピアにとってこのトレードは大変幸運な事であったと言えるか。
Domino the Black Whirlwind
まだ、完成ではなかったが丁度いいのでネタストックから引っ張り出してきた記事。
6歳で夭折し、20頭にも満たない産駒を残したにとどまったDomino。しかしこのDominoこそがアメリカ血統をキャラクタライズしているといっても過言ではないほどに後世に影響力を発揮しました。自身Lexingtonの強いクロスを持ちますが、後にDominoの濃いクロスを持った馬が次々に繁殖として成功します。それは丁度スタミナ重視のイギリス競馬からスピードを重視した競馬へと変化するアメリカに、黒き旋風と呼ばれ、類まれなスプリント能力を示したDominoがマッチしたということになるでしょう。
Dominoの後継種牡馬となったのはCommandoですが、彼もまた7歳という若さで世を去りました。その短い種牡馬生活の中で15戦無敗のColin、大種牡馬Peter Panらを送り出しています。さらに注目すべきはDominoの2x2という濃いクロスを持つUltimusの存在です。彼は強い近親交配馬によくあるように未出走のまま種牡馬となり、大きな成功を手に入れています。
またDominoの娘ではSweepを産んだPink Dominoが最重要です。彼女は後にその仔Sweepと末裔John P. Grierを通じてNative Dancerにも影響を与えることになります。
Dominoは三代母Lecomte MareにおいてReel≒Judithという2x2の近親相似クロスを持ち、祖母がLecomte≒War DanceというReelを母とする兄弟クロスを持ちます。ReelとJudithの父はLexington前のアメリカの大種牡馬であり、Lexingtonらにニックスとして使われることでアメリカにおいても最強のBMSになったGlencoeです。War DanceはLexington産駒で、Lecomteはその父のBostonの産駒という極めて似通った血統のクロスです。特にLecomteはLexingtonが現役時に唯一の敗戦を喫した相手でもあります。
この時代既にイギリスではStockwellやNewminsterが現れ、繁栄を誇ったHerod父系の駆逐が始まりますが、アメリカではBostonが最後に残したLexingtonの登場を契機にHerodの楽園が現出することになります。Lexingtonは父BostonにDiomedの3x3というクロスが入り、自身はその仔Sir Archyを3x4と入れています。このSir ArchyはHerodの3x4という形のクロスを持ち、LexingtonはこのHerod-Florizel-Diomed-Sir Archyというアメリカが最初に手に入れた名馬Diomedのラインブリードがかけられています。そこにLeamington x Lexingtonという血統の種牡馬を使って母はLexingtonの3x3を持つようになります。ここにLexingtonを母父に持つ種牡馬Himyarを使って産まれたのがDomino。
その血統はLexingtonが3x4*4でその父Bostonが4x5*5*5となる上、母系にはLexingtonにぶつけるようにReelが4*5という形で入っていることになります。従ってアメリカが血統の独自性を持ち始めた時代の大種牡馬Lexingtonに特化した血統であり、Dominoは3代に渡って準備されたLexingtonの再生であるとも言えます。
Dominoの半姉Lady ReelはLexington x Glencoeという血統の母を持つFellowcraftの産駒で、Glencoe直系のHanoverとの間にHamburgを産んでいます。この父HanoverはGlencoeの仔Vandalを3x3で持つHerod系の近親交配馬で、Herodのラインを強く持つこのHamburgは北米有数の名牝系を築き上げたFrizetteの父となりました。
一方でアメリカにおけるHerod系のフラッグシップを担ったLexington父系はこのDominoの出現と前後して急速に衰退し、欧州に渡った直系にNorfolk=The Nunの全兄妹クロス2x2を持つAmericusを通じてLady Josephineのスピードの核となることで存在感を示したものの、ほぼそのAmericusを最後として表舞台から姿を消しました。アメリカにおけるSt. Simonとも言えましょう。
Dominoは数代に渡る近親交配の結果として純化され、後のクロス対象馬として優れた資質を持っていました。
DominoはLexington、Leamington、Alarmを共有するBen Brushとの間にニックス関係がありました。Peter Panの後継となったBlack Toneyは母父がBen Brushであり、Ben Brushの後継の一翼であるSweepは母父がDominoでした。Ben Brush父系の最後の光輝であるJohn P. Grierは母がDominoの2x3という近親交配馬でした。
Domino系の種牡馬の中でも注目に値するのがUltimusで、彼はDominoの2x2という近親交配馬です。その後継になったStimulusによってアメリカ血統の母系に多く取り込まれる結果になりました。またHigh TimeはUltimusの相手に更に母父がDominoという血統になっていて、Dominoの3*3x2という強力なクロスを得て、多重近交の名種牡馬Eight Thirtyの母父として名を残しました。
後にPink Dominoの末裔からは名牝First Flightが出ていますが、Mahmoudを父とするFirst FlightはDominoとLady JosephineからLexingtonの血を再び融合させることになりました。

Comic

ドロテア 魔女の鉄槌 2 / Cuvie / ドラゴンエイジ

ドロテア 魔女の鉄鎚2
帰りに本屋3軒目で一冊だけ見つけました。ドラゴンエイジだったらそんなものかとは思うが。1巻のときは不意に見つけてしまって、買ったあとでとらのあなでのペーパーという話を知って、やられた!とか思たり、そのあと神戸にいたときに三宮のとらのあなで本気で2冊目買おうかと悩んだりして何とかそれは自制したりしてたので、2巻目で同じ失敗はすまいということでそういう特典が無いことを確認してから買いました。まあ、ドロテアの方では何も無かったが、エロマンガの方で特典があったので結局とらのあなに行く必要ってのは出てきてるわけではありますが。
この2巻では傭兵隊に入ったドロテアに対する隊の戦士たちの視線というのが一つ。ドロテアはその外見から魔女として恐れられますが、戦士として優れた面を見せることで味方の信頼を得ることに成功します。部隊の士気高揚という面では連隊長の賭けは成功しているということになっていますな。そしてもう一つはギュルクがドロテアに見せたくなかったもの、奪う側である傭兵隊の戦闘とその後の略奪などを目の当たりにしたドロテアの行動が描かれます。
また、連隊長もちょっと裏がありそうってのは見せているので、その辺が今後大きく関わってくるんでしょうね。
1巻でのドロテアは郷の外を知らないのが強さで、この2巻ではその実情を知ってなお戦うことを選ぶ芯の強さということになりますか。異端審問にかけられた魔女の末路を目にしてなお囮を引き受けることを決意するドロテアの強さです。

雑記

ついでに久しぶりに地元のゲーセンへ。ラインナップがほとんど変わらないのもどうしたものかなと思いますが、QMAのフィギュアが入ってるとか書いてあったので偵察。ルキア(巨乳)とリディア(巨乳)しか見当たらなかったのはどういうことでしょうねw。
そのままフラフラとあたりを見回してみたら、なぜかRumble Fish 2なんかを見つけてしまったので、ちょっとやってみる。近くで全然見かけなかったので1年以上前に1回やったきりという状況ですので、これからたまにまったりとやるには丁度良いかも知れず。そのあとメルブラもやろうと思ったが、なんか人が多かったので止め。いつでもできるというか、NAOMI基盤だからそう入れ替わりも無いだろうというあたりで。

2006/5/4

Horse Racing

Kentucky Derby GI Churchill Downs KY Dirt 10F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1JazilSeeking the GoldBetter Than HonourDeputy MinisterFernando JaraKiaran P. McLaughlin
2SteppenwolferAptitudeWolferWolf PowerRobby AlbaradoDaniel C. Peitz
3Keyed EntryHonour and GloryAva knowsthecodeCryptoclearancePatrick A. ValenzuelaTodd A. Pletcher
4Sinister MinisterOld TriesteSweet MinisterThe Prime MinisterVictor EspinozaBob Baffert
5Point DeterminedPoint GivenMerengueBroad BrushRafael BejaranoBob Baffert
6Showing UpStrategic MissionMiss AlethiaT.V. CommercialCornelio H. VelasquezBarclay Tagg
7Bob And JohnSeeking the GoldMinister's MelodyDeputy MinisterGarrett K. GomezBob Baffert
8BarbaroDynaformerLa Ville RougeCarson CityEdgar S. PradoMichael R. Matz
9Sharp HumorDistorted HumorBellonaHanselMark GuidryDale L. Romans
10A.P. WarriorA.P. IndyWarrior QueenQuiet AmericanCorey S. NakataniJohn A. Shirreffs
11SweetnorthernsaintSweetsouthernsaintIce BeautyWaquoitKent J. DesormeauxMichael J. Trombetta
12Private VowBroken BowSmooth as SlikDeputy MinisterShaun BridgmohanSteven M. Asmussen
13Bluegrass CatStorm CatShe's a WinnerA.P. IndyRamon A. DominguezTodd A. Pletcher
14Deputy GlittersDeputy CommanderGlittersGlittermanJose LezcanoThomas Albertrani
15Seaside RetreatKing CugatShe's Like RioBoundaryPatrick HusbandsMark E. Casse
16Cause to BelieveMaria's MonImaginary CatStorm CatRussel A. BazeJerry Hollendorfer
17Lawyer RonLangfuhrDonationLord AvieJohn McKeeRobert E. Holthus
18Brother DerekBenchmarkMiss Soft SellSiyah KalemAlex O. SolisDan L. Hendricks
19Storm TreasureStorm BootBoogie Beach BluesCure the BluesDavid Romeo FloresSteven M. Asmussen
20Flashy BullHoly BullIridescenceMt. LivermoreMike E. SmithKiaran P. McLaughlin
Morning Lineで4倍の一番人気に支持されているBrother Derekは18番枠とちょっと外過ぎる枠にきたかなという印象はあります。5倍のLawyer Ronも17番と外になっているのでこの辺りが少し嫌なところではなかろうか。同じく5倍のBarbaroは望みどおりという気もいたしますが、取り合えずDynaformer産駒をこういうダートの大舞台で信用してよいのかどうかは問題ですね。いや、Perfect DriftとかDyneverとかダートの大きいところでちゃんと来るDynaformer産駒ってのもいるわけですけどね。Florida Derby勝ってるし問題無いか。
Brother Derek、Lawyer Ron、Barbaroが3強という見立てではあり、後はもう10倍以上。おそらくハナにたってレースを作ると思われるのが、Old Trieste産駒の快速Sinister Ministerなのですが、他にも前で勝負という形の馬が揃ったという今年の出走馬ですので、先行争いはかなり厳しくなりそうというのが結構共通した見解のようです。Brother Derekにしても抑えた場合にどうかってのは解決していない問題ではありますしね。
で、先行争いが厳しくなるという事は、後ろから差してくる馬がということになるわけでして、そういった形のレースを良くやるのがA.P. Indy産駒でさぁな。そろそろA.P. Indyの直系から三冠戦の勝ち馬が出て欲しいという願望ももちろんあるわけです。A.P. WarriorはStorm Birdと同じファミリーで、母父Quiet AmericanはDr. Fager X Cequilloを強力にクロスさせた強力な血統であり、母の段階ではMr. Prospectorとそれを支えるDr. Fagerの血を集結させたという形になっています。こういったMr. Prospectorの血はもちろんA.P. Indyの得意とするところです。
A.P. Warriorといい勝負をしていたPoint Determinedですが、ちょっと勝ちきるところまではどうか。Point Given産駒ってことで期待したいところではあるのですが、ちょっと厳しいかなと思う。
多頭数競馬というところもあるため訳のわからん馬が突っ込んでくることも多いKentucky Derbyではありますので、一応そういうデンパとしてSeaside Retreatを挙げておきましょう。父はKingmambo産駒で北米芝の活躍馬King Cugat。初年度産駒がさっぱりでしたので、この辺から巻き返してくれると嬉しいですな。Seeking the Goldの甥という血統でもあり、Majestic Light、Kingmamboと入れてSeeking the Goldより距離を持たせる方向ってのは見えるのでまあガンバレと。で、Seaside Retreatの牝系のほうは累代に見えるMr. Leaderはちょっと気に入らんなと思う部分もあるのですが、Turn-toのクロスを持ってくる点は評価してよいか。牝系自体はRose Leavesの流れの9-f族でして、いきなりこんな馬取り上げてるのはそういうことですよw。そういう面ではStorm TreasureもDeltaの流れを汲む9-f族なのですが、勝ち馬以外は評価したくないBlue Grass組ですし、大外枠に行ってしまったということもあり無視せざるを得ないかと。それ以前に実績が不足してるという説もありますが。同じことはFlashy Bullにも言えます。こっちは9-f族の中でもマイナーでしたのがいきなりカナダで2歳女王を出した謎なラインです。

Kentucky Oaks GI Churchill Downs KY Dirt 9F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Miss NormanArtaxCajun CatStorm CatPablo MoralesKarin Long
2Diplomat LadyForestryPlaycallerSaratoga SixAlex O. SolisChristopher S. Paasch
3Quiet KimReal QuietMiss AlydeedAlydeedKent J. DesormeauxRobert B. Hess Jr.
4BalanceThunder GulchVertigineuxKris S.Victor EspinozaDavid E. Hofmans
5Red Cherries SpinWith ApprovalLavish GiftGenerousCorey S. NakataniBernard S. Flint
6Ex CaelisFusaichi PegasusLa BarberinaNijinskyJulien R. LeparouxD. Wayne Lukas
7Wonder Lady Anne LReal QuietAnchoWild ZoneEdgar S. PradoRichard E. Dutrow Jr.
8Wait a WhileMaria's MonFlirtatiousA.P. IndyGarrett K. GomezTodd A. Pletcher
9Itty Bitty PrettyEl CorredorTipsy GirlRaise a CupPatrick A. ValenzuelaDoug F. O'Neill
10BushfireLouis QuatorzeTraki TrakiMo PowerCornelio H. VelasquezEddie Kenneally
11Top Notch LadySultry SongOcean BreezeBladePatrick HusbandsMark E. Casse
12ErmineExchange RateRed MischiefThirty Six RedRobby AlbaradoRonny W. Werner
13Last RomanceWild RushFond RomanceFappianoRafael BejaranoRichard E. Dutrow Jr.
14Lemons ForeverLemon Drop KidCritikolaTough CriticMark GuidryDallas Stewart
Balanceは前走のAshland Sで敗北を喫しましたが、もとよりこのKentucky OaksとAshland Sの両方を勝つことが至難であるという事を考えれば、それほど気に病むものではないという事になりましょうか。そのAshland Sを圧勝して見せたBushfireはChurchill Downsでの経験もありますし、いくらKeenelandとChurchill Downsがリンクしないとはいえ有力なことは間違いないか。問題はDiplomat Ladyがどのくらいのペースで行くのかというところでしょうかねえ。やはりBalance相手に逃げ切るのは困難かと思われますが。

Humana Distaff H GI Churchill Downs KY Dirt 7F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Eastern LilyEastern EchoRaawiyehRaja BabaJohn McKeeDavid E. Pate
2Malibu MintMalibu MoonIvory MintKey to the MintJulien R. LeparouxJames R. Chapman
3Leave Me AloneBold BadgetFabulous BalletMoscow BalletKent J. DesormeauxJ. Eric Kruljac
4Nossa CancaoFast GoldFlor Do BlitzMinstrel GloryOctavio VergaraA.C. Avila
5Splendid BlendedUnbridled's SongValid BlendValid AppealEdgar S. PradoWilliam I. Mott
6Atlas ValleyCapoteAly's AffairColonial AffairJavier CastellanoIan R. Wilkes
7Behaving BadlyPioneeringTimeleighnessSir RaleighVictor EspinozaBob Baffert
8Pussycat DollReal QuietHookedontthefeelinCitidancerGarrett K. GomezBob Baffert
9Bending StringsAmerican ChanceStraight SouthHail the PiratesCorey S. NakataniWallace A. Dollase
9頭も集まったんならこの時期の牝馬限定戦としては十分なのではなかろうか。そしてメンバーの質という面から見てもBending Strings、Behaving Badly、Splendid Blended、Leave Me Aloneと今年の古牝馬戦線を占うようなメンバーとなっています。

Turf Classic S GI Churchill Downs KY Turf 9F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Cool ConductorStravinskyVerinhaBaroniusCornelio H. VelasquezRalph E. Nicks
2Perfect DriftDynaformerNice GalNaskraMark GuidryMurray W. Johnson
3CaciqueDanehillHasiliKahyasiPatrick A. ValenzuelaRobert J. Frankel
4Milk It MickMillkomLunar MusicKomaiteKent J. DesormeauxJames M. Cassidy
5Fort PradoEl PradoFort PondFortunate ProspectRobby AlbaradoJeff Trosclair
6EinsteinSpend a BuckGay CharmGhadeerRafael BejaranoHelen Pitts
7Silver TreeHennessyBlue BegumWith ApprovalJavier CastellanoWilliam I. Mott
8Honor in WarLord at WarCatumbellaDiesisDavid Romeo FloresPaul J. McGee
9English ChannelSmart StrikeBelvaTheatricalGarrett K. GomezTodd A. Pletcher
10Good RewardStorm CatHeavenly PrizeSeeking the GoldEdgar S. PradoClaude R. McGaughey III
11GorellaGrape Tree RoadExciting TimesJeune HommeJulien R. LeparouxPatrick L. Biancone
芝に転向してきたPerfect Driftとかもいますが、注目はEinsteinということになりましょうか。また、今年も現役に残っていたStorm Catの良血Good Rewardも参戦。ここにEnglish Channelもいるわ、Milk It Mickもいるわという状況。おまけはGorella。なかなかのメンバーですな。さて、Caciqueが何とかなったらそれはそれで面白いな。

Worldwide GI Races 4

4月はRosehillとRandwickのカーニバル開催もあって量が多いです。
DateRaceAreaTrackDistanceWinnerSireDamBroodmare SireFamily NumberSire Line
2006/04/01STC Rosehill GuineasAUSRosehill2000mDe BeersQuest For FameChimearaDanehill9-c Eight CaratBlushing Groom
2006/04/01Manawatu Sires Produce SNZAwapuni1400mJokers WildBlack MinnalousheMiss RoryRory's Jester13-aStorm Cat
2006/04/01Florida DerbyUSAGulfstream ParkD9FBarbaroDynaformerLa Ville RougeCarson City16-hRoberto
2006/04/08STC Arrowfield Stud SAUSRosehill2000mSerenade RoseStravinskyRose of TraleeSadler's Wells19-bNureyev
2006/04/08STC The BMWAUSRosehill2400mEremeinTimber CountryMarregoMarscay1-IWoodman
2006/04/08STC George Ryder SAUSRosehill1500mRacing to WinEncosta de LagoSurrealistKenny's Best Pal1-x Black HelenFairy King
2006/04/08STC Golden Slipper SAUSRosehill1200mMiss FinlandRedoute's ChoiceForest PearlWoodman1-s Moon CactusDanehill
2006/04/08STC Queen of the Turf SAUSRosehill1500mMnemosyneEncosta de LagoMy JulietCanny Lad13-aFairy King
2006/04/08WATC Australian DerbyAUSAscot(AUS)2400mCat's FunCatbirdShe's ZeelZabeel22-bDanehill
2006/04/08RTA New Zealand Bloodstock Breeders' SNZTe Aroha1600mArlingtonboulevardSpinning WorldGolden BridgeGold Brose22-bNureyev
2006/04/08Wood Memorial SUSAAqueductD9FBob and JohnSeeking the GoldMinister's MelodyDeputy Minister21-a Hidden TalentSeeking the Gold
2006/04/08Carter HUSAAqueductD7FBishop Court HillHoly BullJust CuzCormorant1-x Baby LeagueHoly Bull
2006/04/08Santa Anita DerbyUSASanta AnitaD9FBrother DerekBenchmarkMiss Soft SellSiyah Kalem1-gAlydar
2006/04/08Ashland SUSAKeenelandD8.5FBushfireLouis QuatorzeTraki TrakiMo Power5-dSovereign Dancer
2006/04/08Apple Blossom HUSAOaklawnD8.5FSpun SugarAwesome AgainIrish CherryIrish Open9-bDeputy Minister
2006/04/09桜花賞JPN阪神1600mキストゥヘヴンアドマイヤベガロングバージンノーザンテースト2-rSunday Silence
2006/04/15AJC TJ Smith SAUSRandwick1200mRed OogBrief TruceMary JuliaZoffany8-cRiverman
2006/04/15AJC Sires ProduceAUSRandwick1400mExcitesDanewinStagingSuccess Express2-eDanehill
2006/04/15AJC Australian DerbyAUSRandwick2400mHeadturnerAnabaaMonroe MagicZabeel2-jDanzig
2006/04/15ARC Easter HNZEllerslie1600mRag to RichesEntrepreneurCandescentBassenthwaite6-bSadler's Wells
2006/04/15Bluegrass SUSAKeenelandD9FSinister MinisterOld TriesteSweet MinisterThe Prime Minister4-mA.P. Indy
2006/04/16皐月賞JPN中山2000mメイショウサムソンオペラハウスマイヴィヴィアンダンシングブレーヴ3-l フローリスカップSadler's Wells
2006/04/17AJC Doncaster HAUSRandwick1600mRacing to WinEncosta de LagoSurrealistKenny's Best Pal1-x Black HelenFairy King
2006/04/19AJC Australian OaksAUSRandwick2400mSerenade RoseStravinskyRose of TraleeSadler's Wells19-bNureyev
2006/04/19AJC The GalaxyAUSRandwick1100mProprietorBelong to MeKiss in VainVain12-bDanzig
2006/04/22AJC All Aged SAUSRandwick1600mParatroopersCommandsCrewSanction2-eDanehill
2006/04/22AJC Champagne SAUSRandwick1600mMentalityFlying SpurSynaesthesiaQuiet AmericanA5Danehill
2006/04/22AJC Queen Elizabeth SAUSRandwick2000mEremeinTimber CountryMarregoMarscay1-IWoodman
2006/04/22AJC Sydney CAUSRandwick3200mCounty TyroneDanewinNice ChoiceTouching Wood1-o Friar's CarseDanehill
2006/04/23Queen Elizabeth II CHKSha-Tin2000mIrridescenceCaesourMeretriciousDancing Champ3-i Rose of EnglandNureyev
2006/04/29SAJC Australasian OaksAUSMorphettville2000mMarju SnipMarjuAulideSnippets18Try My Best
2006/04/30天皇賞春JPN京都3200mディープインパクトサンデーサイレンスウインドインハーヘアAlzao2-f HighclereSunday Silence
2006/04/30Prix GaneyFRLongchamp2100mCorre CaminosMontjeuDibenoiseKendor1-tSadler's Wells
Danehill系で6勝、Danehill以外のDanzigで2勝と相変わらず大暴れ。Redoute's ChoiceだけでなくDanewin、Commands、Flying Spur、CatbirdがGI馬を出したわけですから無茶苦茶ですわ。
Nureyev系は牝馬ばっかりで3勝、Fairy KingはEncosta de Lagoが2勝、Sadler's Wellsは北半球で二つとって計3勝とこの辺も強さを見せてはいますが、Nureyev系なんて最近の活躍馬がほとんど牝馬と癖が強くなってきたなってのはあったり。
とにかくNorthern Dancer系の強さが目立ちました。
ざっくりとまとめ。


DWCの後始末

Dubai World Cで2着に入ったBrass Hatはレース後の検査で薬物反応が出たとされ、失格となりました。異議申し立てが成される見込みですが、許容量を上回る値が出た以上はレース失格という裁定は覆らないと思われます。検出されたのはステロイドの一種酢酸メチルプレドニソロンで治療のために用いたものが残ってしまったという模様。ドバイではレース前23日間の使用禁止をガイドラインとして設けていて、これに対して陣営は28日前に使用したと主張しています。

Warrsan

今更Racing Postに引退の記事が出ていました。すっかり昨シーズンで引退確定と思って油断してましたよ。
今シーズンに向けての調教中に屈腱炎の傾向が見られ、レントゲン撮影によって後脚の関節がこれ以上レースに耐えられないほどのダメージを負っていることが明らかになり、引退し種牡馬となることが決意されました。どうやら軽い剥離骨折もあるようで、脚はボロボロの状態だったか。
彼のキャリアの後半でコンビを組み、Baden連覇を果たしたK. McEvoyは「Warrsanは素晴らしい古馬であり、Godolphinのセカンドジョッキーとしてしか知られていなかった頃にキャリアを大きく飛躍させてくれた馬である。彼は天才で本当にプロフェッショナルだった。彼がいなくなるのはとても残念な事だ」とコメントしています。
おそらく来年から種牡馬という事になるかと思われますが、Caerleon後継はうまくいっておらず、最後の傑作たるWarrsanへの期待はあるでしょう。それで何とかということになりそうかなと。

2006/5/5

Horse Racing

NHKマイルカップ GI 東京 芝1600m

馬名母父騎手調教師
1マイネルスケルツィグラスワンダーアラデヤMachiavellian柴田善臣稲葉隆一
2ファイングレインフジキセキミルグレインPolish Precedent横山典弘長浜博之
3モエレフィールドフィールドアスカロングテンシンダンシングブレーヴ田中勝春中野栄治
4アポロノサトリCozzeneMississippi QueenDixieland Band蛯名正義堀井雅弘
5モエレソーブラッズサンデーサイレンスラークホイッスルSilver Deputy柴山雄一小島太
6ロジックアグネスタキオンエイプリルドラマサクラユタカオー武豊橋口弘次郎
7エムエスワールドステイゴールドトップワールドマルゼンスキー藤岡佑介湯窪幸雄
8ステキシンスケクンDanzigAutumn MoonMr. ProspectorG.ボス森秀行
9ゴウゴウキリシマキングヘイローマルシンアモンバイアモン石橋守梅田康雄
10ダイアモンドヘッドサンデーサイレンスDanzig岩田康誠池江泰寿
11タガノバスティーユブライアンズタイムウィーンコンサートサクラユタカオー池添謙一池添兼雄
12ユウカージナルタイキブリザードフォレットジューナマルゼンスキー小牧太松元茂樹
13アドマイヤカリブサクラバクシンオールビーマイディアGone West後藤浩輝小島太
14セレスダイナミックMore Than ReadyJolly GinnyBroad Brush和田竜二福永甲
15キンシャサノキセキFuji KisekiKeltshaanPleasant Colony安藤勝己堀宣行
16ディープエアータイキシャトルハイパスチャーEl Gran Senor四位洋文池添兼雄
17ドラゴンウェルズDynaformerPoolestaHero's Honor藤田伸二藤原英昭
18フサイチリシャールクロフネフサイチエアデールサンデーサイレンス福永祐一松田国英
去年はプレレートどおりに決まった馬単で60倍を超えて驚いたり嬉しかったりだったのですが、今年はそうもいかんかな。というのは、まあ、桜花賞上位がこっちに回ってこなかったということではあります。去年のあの結果を見たならば、今年以降もそこそこオークスが距離的に怪しいような牝馬連中が回ってきても良さそうなものでしたが…。
で、トップレートは皐月の5着フサイチリシャール。予定通りにNHKマイルにも出走ということでしょうね。去年は朝日杯FSを勝ってますし飛び抜けて高い数字を持っています。皐月賞なんかを見るに2000mではちょっと長くて押し切れないってのはあった感じなのでマイルでこそって面はあるのかもしれません。このあとダービーとか言われてもねえ。ま、とりあえずは無事に古馬に成れたら良いねとか言っておく。これの父もそうだが、成功例失敗例問わずことごとく3歳のうちに脚を壊したからなあ…。
続いて105はアーリントンCを勝ったステキシンスケクン。…なんか一気にメンバーが大したことなさそうな気分になるのは何故だろう。とにかく馬名が気に入りません。GI勝たれたくないですよ。
同じく105のマイネルスケルツィはトライアルNZT勝ち。フサイチリシャールとこれとどっちをとるかなってところなんではなかろうか。こっそり四代母がFairy Bridgeとかでものごっつい良血だったりします。でも、Rough ShodはあまりNijinskyは好きではないって気もしますので、きっちり累代にNijinsky持ってるこの馬はちょっとそこで割り引くかなという感覚。Rough Shod持ってる種牡馬だったら良かったのになとは思います。
104はシンザン記念のゴウゴウキリシマ。キングヘイローというのはかなりうるさいクロスを持った種牡馬でその中心に来るのはHalo、Drone、Sir Ivorの形で入ってくるTurn-to。これにND x HaloになるのでAlmahmoudのクロスが出来、あとはTom Foolもいるという状況。一方の母マルシンアモンはマルゼンスキーの近親で、Nasrullahの4x4にMahmoud、Menowらがクロス。これを組み合わせたゴウゴウキリシマはBuckpasserを5x4で得る形になり、キングヘイローでクロスする血をそのまま全部活かしにいくという事になるのかなと。問題はちゃんと逃げられるかというところなわけだが、フサイチリシャールにしてもステキシンスケクンにしてもできれば逃げを打ちたいだろうから厳しそうか。
そして今年になってからは全く結果が出ていませんが、去年はデイリー杯2着、朝日杯でも5着に入ったダイアモンドヘッドも104という数字を持っています。今年になってからは皐月賞を目指して大失敗という印象ではありますし、厩舎としてもフサイチジャンクに傾倒していった反動がこの馬だったり、アイスドールだったりのこの春の不本意な結果となって出ているのかなという気もしますが。母父Danzigなサンデーサイレンス産駒はマイルより短いところこそが本領とは思いますので巻き返してきてくれたら嬉しいです。母ダンジグウィズウルヴスがNorthern Dancerの2x5で、この馬はHaloの2x5。ついでに祖母Strategic ManeuverはMr. Prospectorを3x3。結構ぶち壊れた血統をしていますw。
トライアル2着のファイングレインと、ジュニアCを勝ったキンシャサノキセキが103。ともにフジキセキ産駒。ファイングレインのフジキセキにMill Reefってのはありそうなんですが、全く見かけないよねというところで、というかMilan Millのクロス自体が在りそうで無いだけに、ファイングレインはどう出るか。キンシャサノキセキはオーストラリア産馬ということで、半年分若く2kの斤量差は貰うとはいえジュニアCを勝てるのだからかなりのものではないかなと思います。
アドマイヤカリブ、ロジック、ディープエアーが102。アドマイヤカリブは骨折明け。ま、すぐに戻って来れたんだからたいした事はなかったんでしょうが。ロジックは今のところ底の浅い産駒ばかりのアグネスタキオンを母系三代のサクラユタカオー、シンザン、トサミドリでどこまで誤魔化してるのかなというあたりに注目。
101がアポロノサトリ。日本でのCozzeneはマイルが一つの壁という印象は強いですが、マイルまでなら十分ではありますな。アメリカだと平気で12Fまでこなしてくれるんだが。100はタガノバスティーユ。最近ブライアンズタイムが全くアテになりませんというところかと。
今年が最後のチャンスのサンデーサイレンス産駒は結局ダイアモンドヘッドとモエレソーブラッズの2頭だけ。通算でもロサードに始まり、去年のペールギュント、デアリングハート、インプレッション、そしてダイアモンドヘッドとモエレソーブラッズの合計6頭だけというサンデーサイレンス全盛の時代にあってとんでもなく少ない数字です。だって、去年のオークスだったら直仔だけで8頭、ダービーも7頭よ…。それでモエレソーブラッズは中央入りしてから芝で結果を残せていないのでどうかなとも思う。

2000 Guineas GI Newmarket GB Turf 8F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
112Amadeus WolfMozartRachelleMark of EsteemN. CallanK.A. Ryan
21AraafaMull of KintyreResurgencePolar FalconC. SoumillonJ. Noseda
39AssetMarjuSnow PeakAraziR. HughesR. Hannon
47Close to YouShiko ForestMaritanaRahyI. MonganT.G. Mills
55Final VerseMark of EsteemTamassosDance In TimeR. WinstonSir Michael Stoute
610Frost GiantGiant's CausewayTakemybreathawayGone WestJ.P. MurtaghA.P. O'Brien
76George WashingtonDanehillBordigheraAlyshebaK. FallonA.P. O'Brien
811Horatio NelsonDanehillImagineSadler's WellsM.J. KinaneA.P. O'Brien
98KillybegsOrpenBelsayBelmezM. HillsB.W. Hills
1014Misu BondDanehill DancerHawalaWarningA. CulhaneB. Smart
112Olympian OdysseySadler's WellsField of HopeSelkirkJ.P. SpencerB.W. Hills
1213Opera CapeBaratheaOptariaSongL. DettoriSaeed bin Suroor
133Red ClubsRed RansomTwo ClubsFirst TrumpR. HillsB.W. Hills
144Sir PercyMark of EsteemPercy's LassBlakeneyMatrin DwyerM.P. Tregoning
O'Brien必死だなという感じの漂うGeorge Washington、Horatio Nelsonの出走。この2頭にRPRでもBHBレーティングでもトップのSir Percy、これに匹敵する数字をたたき出しているAmadeus Wolfといったあたりが上位か。今年に入ってから不振の続くO'Brien厩舎としてはGeorge WashingtonとFrost Giantにダービーに焦点を合わせていたHoratio Nelsonまでここに投入する事で事態の打開を図ろうとするのがはっきりしていて、Murtagh、Fallon、Kinaneと豪華な鞍上を揃えるマジ必死だなという状況。2歳王者George Washingtonは抑えの利かないスピードを持ち8Fをそれで突っ切れるかどうかだろう。Horatio Nelsonはあくまでも目標はダービーだと思われるので、ここでは勝ちきるまで期待するのはどうか。3頭出しで目立たないFrost Giantは父がGiant's Causewayで母系はNumbered Accountという良血。去年の10月にGIII Killavullan Sで初勝利を挙げて以来のレースの上、そのレースがHeavyという条件では判断に困ることこの上ない。厩舎全体の不振を考えればそうは推せないが、血統的には良いものを持ってるのであっさり勝たれても不思議ではない。
人気の一角Amadeus WolfはMiddle Park Sの勝ち馬だが、ここまで6Fまでの距離経験しかなく父もスプリンターのMozartだけにRibotが多く見えるが距離の不安はどうしても付き纏う。4戦無敗のSir PercyはDewhurst SではHoratio Nelsonも下していて、状況は一番良いのではなかろうか。
その他、ステップを使ったあたりを見ていく。AssetはKemptonのListedの8F戦を3馬身半差で快勝。Close to YouはLingfieldの8FのListedを勝ってきています。Killybegsは同条件のCraven Sを楽勝で前哨戦を使った中ではこれが一番か。Red ClubsはGreenham Sを勝ち、マイル経験はないが血統面からは問題なさそう。
ということで、結構今年初戦が多いのですが、きっちりNewmarketの前哨戦で結果を出してきたB. Hills厩舎の3頭、Killybegs、Red Clubsと勝てなかったが9FのListedで2着があるOlympian Odysseyには注意が必要だろう。

1000 Guineas GI Newmarket GB Turf 8F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
18Alexander AllianceDanetimeGeht SchnellFairy KingW.M. LordanT. Stack
25Confidential LadySingspielConfidanteDayjurS. SandersSir Mark Prescott
310Donna BliniBertoliniCal Norma's LadyLypahrd's SpecialM.J. KinaneB.J. Meehan
42Flashy WingsZafonicLovealochLomondJ.P. SpencerM.R. Channon
59La ChungaMore Than ReadyGypsy MonarchWavering MonarchD. HollandJ. Noseda
66NanninaMediceanHill HopperDanehillJ. FortuneJ.H.M. Gosden
711NasheejSwainEl NafisKingmamboR.L. MooreR. Hannon
812Race For the StarsFusaichi PegasusLa LorgnetteVal de l'OrneJ.P. MurtaghA.P. O'Brien
97RumplestiltskinDanehillMonevassiaMr. ProspectorK. FallonA.P. O'Brien
104Silca's SisterInchinorSilca-CisaHallgateL. DettoriSaeed bin Suroor
113SpeciosaDanehill DancerSpecificallySky ClassicM. FentonMrs. P. Sly
1213Spinning QueenSpinning WorldOur Queen of KingsAraziM. HillsB.W. Hills
131Wake Up MaggieXaarKalagoldMagical StrikeA. MunroC.F. Wall
このレースも有力馬は今年初戦という形になるので微妙なところはあるか。
Fillies Mileを勝ったNanninaとO'BrienのRumplestiltskinが距離経験という強みもあって2強となるか。一方Prix Mornyを勝っているSilca's Sisterはそれ以来の出走で距離にも疑問がありちょっと推せないか。
Nell Gwyn Sを勝ったSpeciosaはあと1Fの延長が鍵となるだろう。同2着のSpinning Queenは2歳の戦績が酷いが、年が明けて成長しているのなら十分勝負に絡むことができるはず。Fred Darling Sを勝ったのはNasheejは2歳でMay Hill Sを勝っており十分だがFred Darling Sの勝ち方はあまり良くない。

Comic

ヤングガンガン No.10

前号までのレビューはこちら。ヤングガンガン レビュー
セキレイ◆この作品は期待を裏切りませんね、ひゃっほい。で、話の内容は軽く設定バラシを入れつつ、この先うずめの話という事になりそうか。主人公たちが今のところ巻き込まれていないとはいえ、あちこちでセキレイ同士の戦いが繰り広げられている模様。まあ、月海がいればどうでも良い。
死がふた◆遥の能力が何でもありになるとちょっと嫌かなと思うところでしたが、そういう方向には行かないような感じですので良いだろう。今回の最後の展開は予知していないのなら何故かというのが問題になりそうではある。注意を払ってなかったからってことで良いのだろうか。
すももも◆最近は言わないように耐えていたんですけど、ここまでやられたら久し振りに言わざるを得ない。これなんてエロゲ?つか、酷すぎますよ。んで、馬キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!とでも言っときゃいいんすかね…。
ワーキン◆新キャラ投入の回。一応主人公だしタカナシに話を持って行くという方向は間違いではなかろうがなあ。今回は店長と伊波と種島しかいないので、次辺りはその他サブの皆様相手ということになろうか。
ロト紋◆マムルとアスリーンキター。つか、おまいら変わりすぎです。特にアスリーン。そして、さらっとアルスの足跡があったりしてますが、それはまあまだ話に絡んでくる事はなさそうか。今回レイアムランドの祭壇でラーミアが謎な行動をとってるわけですが、どう見てもモンスターで、やはりラーミアと名乗るこの少年が鍵ではあろうか。というか、聖双生児はどうなったのよ。
荒川◆いきなりマラソンの訳さえ考えなければまあ面白かったといえるだろう。
ジャッカル◆伏線とか矯めとか一切なしなのな。つか、そんな使い方するんだったら縦に使えと言いたいが。
黒神◆ずっとこの調子でテンポが悪いという印象。この展開はもうそういうものだと諦めてしまうか。
サンレド◆前回に引き続きネタ切れかと。
うめぼし(新連載)◆主人公がWORKING!のタカナシよりダメって時点で何か間違ってんじゃねえのという気がしなくも無いです。
ウィザード◆そろそろ終わるかなという展開。よく考えたら創刊時から続いてたんだよなこのマンガ。
マンホール◆なんだ、単なる自殺か。つまらんな。まとめとしても急き過ぎではなかったろうか。
バンブー◆だから、5人目をどうするのかと…。
辻斬りまこちゃん(読切)◆読切にあるまじき柱の登場人物紹介に吹いた。この話だけでも連載中のあれやこれやよりはマシですので、次は一発勝負でない作品で。
ユーベル◆シュテムヴェレヒの理由、アシェリートの失望。
龍園◆お約束どおり以外の何ものでもない展開。普通、警戒していろいろ対処してるかと思うのだが、どうもやってる事の割に温いんだよな。というより、話の展開を偶然に頼りすぎだろう。
ビター◆この母親はこの母親でどうなのよという話。
今後の新連載ですが、紹介文を見ただけでダメなんではなかろうかと思わせるのが凄いですね。いや、どれとは言わんが大体分かるだろうってことで。

2006/5/6

Horse Racing

Champions Mile GI Sha-Tin HK Turf 1600m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
17Silent WitnessEl MoxieJade TiaraBureaucracyF. CoetzeeA.S. Cruz
211Russian PearlSoviet StarVelindaVelosoR. FraddA.S. Cruz
32Bullish LuckRoyal AcademyWild VintageAlyshebaB. PrebbleA.S. Cruz
41Dave's BestBishop of CashelBrightsideLast TycoonD. DunnC.H. Yip
55Joyful WinnerEl MoxieNorthern TycoonLast TycoonS. DyeJ. Moore
64SeihaliAlzaoEdwinaCaerleonW.C. MarwingD. Selvaratnam
713Art TraderArchMathDevil's BagE. Saint-MartinJ. Moore
810NiconeroDanzeroNicola LassScenicC. WilliamsD.A. Hayes
99VanderlinHallingMassorahHabitatG. SchofieldA.M. Balding
108Perfect PartnerQuest For FameStockingsWhiskey RoadO. DoleuzeA.S. Cruz
116High IntelligentAnabaaParty DancerParty LeaderC. MunceJ. Size
1212DanacourtDanasingaFrizzlePompeii CourtD. WhyteJ. Size
133Sunny SingSri PekanSagradaPrimo DominieG. MosseJ. Moore
今年も内枠引きやがったBullish Luck萌え。
Silent Witnessは復活の兆しっぽいものは見せてはいましたが、この状態でマイルとなるとやはり厳しかろう。迎え撃つのは同厩Russian Perl、Bullish Luckという強力メンバーでもあり、ここは本職に持っていかれそうではあるな。
マイルチャレンジの関係で安田記念の海外馬登録が良く分からんのですが、シリーズに登録していたら予備登録は必要なくて、その中から出走意思を確認して選出するってことで良いんだろうか。
今年はAttractionのような海外の目玉な遠征馬はいなくて、せいぜいD. Hayes師がNiconeroを連れてきてくれた程度ですね。日本でも今年からはヴィクトリアマイルだ、安田記念だとあるのでそう簡単に遠征する事はなさそうってな印象はあったり。マイルチャレンジのシリーズも全く機能せずってところな気がして寂しいね。Fields of Omaghあたりせっかく初戦で勝ってるんだから狙いに来ても面白かったかなとは思うのですが、違う馬連れてきちゃったよと>Hayes師

Kentucky Oaks GI Churchill Downs KY Dirt 9F

1.Lemons Forever: Lemon Drop Kid - Critikola by Tough Critic
2.Ermine: Exchange Rate - Red Mischief by Thirty Six Red
3.Wait a While: Maria's Mon - Flirtatious by A.P. Indy
4.Wonder Lady Anne L: Real Quiet - Ancho by Wild Zone
5.Red Cherries Spin: With Approval - Lavish Gift by Generous
3→6.Bushfire: Louis Quatorze - Traki Traki by Mo Power
7.Last Romance: Wild Rush - Fond Romance by Fappiano
8.Top Notch Lady: Sultry Song - Ocean Breeze by Blade
9.Quiet Kim: Real Quiet - Miss Alydeed by Alydeed
10.Itty Bitty Pretty: El Corredor - Tipsy Girl by Raise a Cup
11.Balance: Thunder Gulch - Vertigineux by Kris S.
12.Miss Norman: Artax - Cajun Cat by Storm Cat
13.Diplomat Lady: Forestry - Playcaller by Saratoga Six
Ex Caelisは競争中止。Bushfireは3位入線も進路妨害で6着に降着。
人気馬総崩れってかBalanceがどうしようもない競馬で、Bushfireは降着を喰らうという有様にて、しかも勝ったLemons Foreverは最低人気の荒れ模様。最後方から捲ったLemons Foreverと同じく後から捲った形のErmineで1着2着。ハナを奪ったMiss Normanにしても、それを追いかけたDiplomat Ladyも2頭して脚が止まるとかいう状況。ということで2Fごとのラップを見ていくと、22.46-23.99-25.02-25.67-12.93でテンの4Fまでが速くてその後ボロボロという典型的な暴走ペースではあったのかなと。しかしそれにしてもこうも追い込みが決まりますかなってのはあるんですけどね。これで3月くらいまでの実績馬がボロボロというところもあって、今年の3歳牝馬路線が混沌としてしまいましたねえ。
勝ったLemons ForeverはLemon Drop Kid産駒で不振だったLemon Drop Kidがこんな形でGIを手に入れる事になろうとは思っても見ませんでした。というか出馬表出したとき何をボケたのか父Aptitudeとか書いてました、私。母Critikolaはアルゼンチン産馬で北米ではGI Santa Maria Hを3着の実績がある程度。母父Tough CriticはGrey Dawn産駒の無名馬でアルゼンチンで種牡馬として何頭かのGI馬を出したに止まります。次のレースでどういう結果を見せるかという事になりましょうか。
Lemon Drop KidはLane's Endの誇る名牝系Lassie Dearの系譜に連なる良血Kingmamboでいきなり2歳でFuturity Sを勝ったり、3歳でBelmont S、Travers Sを勝っています。古馬になってからもWhitney H、Woodward Hを勝ち、古馬になっても衰えないというKingmamboの特徴を体現して、北米でのKingmambo人気を決定付けた馬です。種牡馬としては現4歳が初年度産駒なのですが、これがさっぱりでなんとかGIIIを勝たせるのがやっとという状況(カナダでGIIも勝ちましたが)でした。現役時の実績から種牡馬入り直後は5万ドルだった種付け料も、初年度産駒の不振を受けて今年は3万ドルと発表されており、今確認してみたら更に落ちて2万ドルという状況になっていました。踏みとどまれるかどうか微妙なところだけにGI馬が出たのは大きいと思われ。同期のStephen Got Evenが徐々に評価を上げているのとは対照的。
今日のChurchill Downsは結構後から来ているという印象で、逃げるとまずつぶれています。Lousville BCHも逃げたCapside Ladyがつぶれて、後方待機から捲ってきたOonagh MaccoolとLa Reasonで決まっています。こちらはマイル通過が1:36.81という事もあり、走速いペースでもなかったのですが、今のChurchill Downsでは逃げると相当消耗するってことなのかなと。ま、このレース謎なのは何故かLeave Me Aloneが出走していて後方ママってなレースをしていやがることでしょうけど。Sweet Symphonyも全然ダメってな状況で牝馬路線はどうなりますのやら。
さて、この結果を受けてDerby。
1.逃げ馬にはきつい馬場状態で、後からの追い込みが決まる。
2.ここまであまり結果の良くなかったKingmambo後継が来た。
1からA.P. Warriorの追い込みを、2からはKing Cugat産駒Seaside Retreatをピックアップして勝負してみようかなとw

Comic

私のお嬢様 株取引のお嬢様編 / 樹るう / COMIC桃姫

私のお嬢様 株取引のお嬢様
この人の作品はエロマンガ誌に連載されている非エロな4コママンガっつーことで、本屋でもどのあたりを探したらよいのかさっぱり分かりません。出たとこファンタジー以来のファンでございます。というかね、COMIC桃姫なんてこの連載があるから読んだようなもんですが。で、そこでCuvie先生のマンガを読む。その後ドロテアってな展開。
もう地元で探すのを諦めてさっさととらのあな行って買ってきましたよ。
作者の趣味が暴走した感じでヴィクトリアンコメディという事になっております。昨今氾濫する肩が出てたり諸々の変形メイド服ではなくてきっちりエプロンドレス形態なので安心ですね(何が。パンチラさせるのが大変だからって、ロングスカートを裂きまくるのはどうかと思いますw。
つーことで、見所は結構黒いませガキお嬢様と美人で巨乳でスキだらけなメイドさんです(断言。作者の萌え対象だけあってヴィクトリア期の時代考証という面ではしっかりしていますかも。
途中からページ数が倍になったとはいえ月刊誌で1話8Pの連載ですから、2巻は当分先ではありますな。

雑記

5月に入ってからヒット数が急に上がってて、昨日なんかは思わず引く数字を見せられたのですが、どっか貼られてます?リファの取れないアクセスが4月後半のところに殺到してるので2ちゃんあたりに貼られてるんでしょうか。どなたかメルフォなんぞでこっそり教えていただけるとありがたいです。

2006/5/7

Horse Racing

Kentucky Derby GI Churchill Downs KY Dirt 10F

1.Barbaro: Dynaformer - La Ville Rouge by Carson City
2.Bluegrass Cat: Storm Cat - She's a Winner by A.P. Indy
3.Steppenwolfer: Aptitude - Wolfer by Wolf Power
4.Jazil: Seeking the Gold - Better Than Honour by Deputy Minister
4.Brother Derek: Benchmark - Miss Soft Sell by Siyah Kalem
6.Showing Up: Strategic Mission - Miss Alethia by T.V. Commercial
7.Sweetnorthernsaint: Sweetsouthernsaint - Ice Beauty by Waquoit
8.Deputy Glitters: Deputy Commander - Glitters by Glitterman
9.Point Determined: Point Given - Merengue by Broad Brush
10.Seaside Retreat: King Cugat - She's Like Rio by Boundary
11.Storm Treasure: Storm Boot - Boogie Beach Blues by Cure the Blues
12.Lawyer Ron: Langfuhr - Donation by Lord Avie
13.Cause to Believe: Maria's Mon - Imaginary Cat by Storm Cat
14.Flashy Bull: Holy Bull - Iridescence by Mt. Livermore
15.Private Vow: Broken Bow - Smooth as Slik by Deputy Minister
16.Sinister Minister: Old Trieste - Sweet Minister by The Prime Minister
17.Bob And John: Seeking the Gold - Minister's Melody by Deputy Minister
18.A.P. Warrior: A.P. Indy - Warrior Queen by Quiet American
19.Sharp Humor: Distorted Humor - Bellona by Hansel
20.Keyed Entry: Honour and Glory - Ava knowsthecode by Cryptoclearance
Barbaroは枠も良かったが、Keyed EntryとSinister Ministerが前でやりあうのを見ながらの位置から早めに仕掛けて直線に入って既に先頭。そのまま後続を千切って6馬身半差をつける快勝劇で一つ目を手に入れました。今回は確かに怖いBrother Derekらが外枠を引いていたり、内から速い先行馬がそのまま行って引っ張ってくれる展開になり、かつその2頭が力尽きかけたところですかさず前に行けたというのは非常に大きかっただろう。Brother Derekなどは外枠からスタートということでコーナーは外外で回らざるを得なかった。ここ2戦で評価を急落させていたBluegrass Catは道中はBarbaroの後につけていたが、3コーナーからBarbaroについていけなくなり、直線に入ってからようやく追い込むものの既にBarbaroは十分なリードを手にしていた。Steppenwolferは中団に控えて一気に伸びてきていたので、少頭数になればもっと面白い事になるんじゃないかとは思いました。Jazilもこれだけの頭数で最内枠だったがその内で我慢してちゃんとそのまま伸び、最後はBrother Derekとの叩き合いを演じ、同着に持ち込みました。
先行馬が揃ったのでペースが速くなりそうでしたが、最初の2FこそKeyed EntryとSinister Ministerが争って速くなりましたが、その後は落ちついたといえるペース。結局全ての状況がBarbaroに向いたとは言えるが、ここまで6戦無敗で栄冠を手にした事は評価して良さそうだし、マクリ気味に6馬身半の圧勝を見せたということで今後の期待も大きいだろう。これまで突き抜けた大物には恵まれず未だ有力な後継種牡馬を得られていなかった父Dynaformerにとっても貴重なKentucky Derby勝利となったし、芝の重賞勝ちもある万能な馬なので今後、芝GIなんかもどこかで使われると面白いとは思うが…。ひとまず三冠路線ではあるわな。

Humana Distaff H GI Churchill Downs KY Dirt 7F

1.Pussycat Doll: Real Quiet - Hookedontthefeelin by Citidancer
2.Behaving Badly: Pioneering - Timeleighness by Sir Raleigh
3.Bending Strings: American Chance - Straight South by Hail the Pirates
4.Atlas Valley: Capote - Aly's Affair by Colonial Affair
5.Nossa Cancao: Fast Gold - Flor Do Blitz by Minstrel Glory
6.Splendid Blended: Unbridled's Song - Valid Blend by Valid Appeal
7.Eastern Lily: Eastern Echo - Raawiyeh by Raja Baba
Non Runner: Leave Me Alone
Leave Me Aloneは前日出走しているためスクラッチ。Malibu Mintは競争中止。
逃げたBehaving Badlyを最後に捕まえてPussycat Dollが勝ちました。Bending StringsはそのBehaving Badlyの後でレースを進めるものの、交わせず3着。
Pussycat DollはLa Brea Sも勝ってるし7Fあたりが得意という事なのだろう。9Fだとちょっとどうかと思うところはある。

Turf Classic S GI Churchill Downs KY Turf 9F

1.English Channel: Smart Strike - Belva by Theatrical
2.Cacique: Danehill - Hasili by Kahyasi
3.Milk It Mick: Millkom - Lunar Music by Komaite
4.Einstein: Spend a Buck - Gay Charm by Ghadeer
5.Gorella: Grape Tree Road - Exciting Times by Jeune Homme
6.Cool Conductor: Stravinsky - Verinha by Baronius
7.Good Reward: Storm Cat - Heavenly Prize by Seeking the Gold
8.Honor in War: Lord at War - Catumbella by Diesis
9.Silver Tree: Hennessy - Blue Begum by With Approval
10.Perfect Drift: Dynaformer - Nice Gal by Naskra
Non Runner: Fort Prado
Caciqueは勝ちきれませんな。
北米のこの距離を今後支えていく立場になるであろうEnglish ChannelがGIタイトルを手に入れたというレースではあるでしょう。Einsteinは10Fを超えてこないとちょっと厳しいのかなという印象。そして、馬群の一番後ろに付いて回ってきただけのPerfect Driftは一体何をしておるのかねと…。

2000 Guineas GI Newmarket GB Turf 8F

1.George Washington: Danehill - Bordighera by Alysheba
2.Sir Percy: Mark of Esteem - Percy's Lass by Blakeney
3.Olympian Odyssey: Sadler's Wells - Field of Hope by Selkirk
4.Araafa: Mull of Kintyre - Resurgence by Polar Falcon
5.Misu Bond: Danehill Dancer - Hawala by Warning
6.Final Verse: Mark of Esteem - Tamassos by Dance In Time
7.Amadeus Wolf: Mozart - Rachelle by Mark of Esteem
8.Horatio Nelson: Danehill - Imagine by Sadler's Wells
9.Asset: Marju - Snow Peak by Arazi
10.Close to You: Shiko Forest - Maritana by Rahy
11.Killybegs: Orpen - Belsay by Belmez
12.Red Clubs: Red Ransom - Two Clubs by First Trump
13.Frost Giant: Giant's Causeway - Takemybreathaway by Gone West
14.Opera Cape: Barathea - Optaria by Song
George Washingtonが粗い競馬ながら強い勝ち方でした。マイルなら強いというところか。Sir Percyもちゃんと走ってるしぶっつけ組が結果を出したというところか。
Horatio Nelsonはいくらここは目標ではなかったとはいえちょっと酷いか。O'Brien厩舎がようやく勝ったというところではあるものの、ダービーとなるとまた悩みどころではあろうかなと。

NHKマイルC GI 東京 芝1600m

1.ロジック: アグネスタキオン - エイプリルドラマ by サクラユタカオー
2.ファイングレイン: フジキセキ - ミルグレイン by Polish Precedent
3.キンシャサノキセキ: Fuji Kiseki - Keltshaan by Pleasant Colony
4.アポロノサトリ: Cozzene - Mississippi Queen by Dixieland Band
5.ドラゴンウェルズ: Dynaformer - Poolesta by Hero's Honor
6.フサイチリシャール: クロフネ - フサイチエアデール by サンデーサイレンス
7.エムエスワールド: ステイゴールド - トップワールド by マルゼンスキー
8.タガノバスティーユ: ブライアンズタイム - ウィーンコンサート by サクラユタカオー
9.アドマイヤカリブ: サクラバクシンオー - ルビーマイディア by Gone West
10.マイネルスケルツィ: グラスワンダー - アラデヤ by Machiavellian
11.ダイアモンドヘッド: サンデーサイレンス - ダンジグウィズウルヴス by Danzig
12.ディープエアー: タイキシャトル - ハイパスチャー by El Gran Senor
13.モエレフィールド: フィールドアスカ - ロングテンシン by ダンシングブレーヴ
14.セレスダイナミック: More Than Ready - Jolly Ginny by Broad Brush
15.ゴウゴウキリシマ: キングヘイロー - マルシンアモン by バイアモン
16.ユウカージナル: タイキブリザード - フォレットジューナ by マルゼンスキー
17.ステキシンスケクン: Danzig - Autumn Moon by Mr. Prospector
18.モエレソーブラッズ: サンデーサイレンス - ラークホイッスル by Silver Deputy
ラップタイム: 12.1 - 10.8 - 11.3 - 11.5 - 11.8 - 11.7 - 11.5 - 12.5
内枠からスタートを決めたモエレフィールドが引っ張る展開で、ステキシンスケクンはその後で抑えてしまいました。これでペースは落ち着いて流れるレースになりました。こっそりダイアモンドヘッドが出負けしてましたがね。
直線に入ると内の方ではファイングレインが抜け出しに掛かり、その後からはロジックが馬群の内を突いてくる形。フサイチリシャールらは外に持ち出していましたが、そこで一気に来たのがキンシャサノキセキであり、そのまま外から突き抜けていく勢いにも見えましたが、止まる。内のほうで競り合っていたロジックとファイングレインの争いは最後にロジックが差し切って、アグネスタキオンに種牡馬として初のGIタイトルを献上。またしても武豊-横山典弘で決着のGIでありました。
こういう雨の影響を受けたときの府中では外に出したら負けるというのをはっきりと見せるような結果ではあったかなと思いますが、ロジックの前にあんな進路が開けてるってのも問題といや問題であるような気はしました。で、ロジックだ、ファイングレインだ、アポロノサトリだとNZT上位がちゃんと来ているのに、マイネルスケルツィのこの体たらくはなんぞや。
ま、今年になってさっぱりだったアグネスタキオン産駒の起死回生のGI勝利というところではあるかな。ショウナンタキオンにしてもそうなんですけど、どうも在来牝系というのを上手く活かせばこれからも活躍馬を出せるっぽいような印象を受けました。今のところ単なる印象なので何がどうというところまでは見てませんが、ロジックの累代がトサミドリ、シンザン、サクラユタカオーでアグネスタキオン。ショウナンタキオンの場合はもっと古く、プリメロ、月友、ボストニアン、ネヴァービート、メジロゲッコウ、トニービンでアグネスタキオン。いまいち共通してないのでねえ。BlandfordとかNever Beatくらいか。

Champions Mile GI Sha-Tin HK Turf 1600m

1.Bullish Luck: Royal Academy - Wild Vintage by Alysheba
2.Danacourt: Danasinga - Frizzle by Pompeii Court
3.Joyful Winner: El Moxie - Northern Tycoon by Last Tycoon
4.Russian Pearl: Soviet Star - Velinda by Veloso
5.Vanderlin: Halling - Massorah by Habitat
6.Seihali: Alzao - Edwina by Caerleon
7.Sunny Sing: Sri Pekan - Sagrada by Primo Dominie
8.High Intelligent: Anabaa - Party Dancer by Party Leader
9.Silent Witness: El Moxie - Jade Tiara by Bureaucracy
10.Art Trader: Arch - Math by Devil's Bag
11.Dave's Best: Bishop of Cashel - Brightside by Last Tycoon
12.Niconero: Danzero - Nicola Lass by Scenic
13.Perfect Partner: Quest For Fame - Stockings by Whiskey Road
Bullish Luckの連覇でした。今年はちゃんと内で矯めた後、コーナーで外に出してから追い込んできましたよ。ちょっと追い込みタイプな故か2000mで使ってたりしたせいか安定感が無かったのですが、やはり強いね。これだったら今年も安田記念を走るんではなかろうか。Russian PerlはBullish Luckの前前でレースを進めていましたが、直線で外に出したBullish Luckに並ばれるとそこまでで、そこから先がついていく事ができませんでした。一緒になってきたところではそのまま2着くらいはあるようにも見えましたが…。で、2着のDanacourtは逃げたSilent Witnessを見ながらのレースで、直線に入って脚の鈍ったSilent Witnessを交わすと後は粘りに粘って2着確保。そこそこ強いか。
Silent Witnessは全盛期ならともかく、今の状態でマイル戦は勝ち目がなかったという事に過ぎませんね。残り400mあたりで捕まっているのも距離の問題でしょう。ちゃんと立て直して秋シーズンに復帰してくれたら良いなとは思います。

Comic

少年ガンガンを振り返る企画。思い入れが大きい作品の場合は大変です。連休中に2回ほど書き直しました。

TWIN SIGNAL / 大清水さち 全19巻

ガンガンが創刊した当初は、外部から作家を連れてきたり、ドラクエ4コマ出身の作家が目立ったが、このTWIN SIGNALの作者大清水さちはガンガンのマンガ賞の出身として連載を獲得した最初の作家となった。
ガンガン創刊1周年のときに出された最初の増刊であるフレッシュガンガンに載ったのが、本編のパイロット版とでも位置付けられるべき作品であり、その年の12月号から本誌で連載が開始された。
ヒューマンフォームロボット・シグナルは開発者である音井信之助の孫信彦の兄として設定されていたが、完成前のちょっとしたトラブルによって、信彦のくしゃみによって変形するバグを抱えてしまう。初期はこのシグナルとちびシグナル、大きな方のシグナルはホラーが苦手、を中心として舞台であるトッカリタウンでのスラップスティック的なコメディマンガであったが、コミックス3巻のラストでそれまでの設定の一部をなかったことにされて、A-ナンバーズとかアトランダムなどの設定が付け加えられた。
このため、それまでの設定はどこへやらシグナルは世界最高のロボット工学者である音井教授が作り上げた最新型ロボットになるし、舞台はトッカリタウンを離れてしまうしとまるで別の作品を読んでいるかのような印象を受けた。特にきつかったのは同じくA-ナンバーズのエララの登場当初の設定がまるっきり矛盾してしまった事である。その上、海上都市リュケイオンに舞台を移したロボット博覧会編からはコメディと同時にバトルものになってしまった。リアルタイムで連載を追いかけてこの変化に戸惑った事はいうまでも無かったが、しかしこの路線変更は大当たりであり、結果的にここを乗り切ったことで19巻にも及ぶ長期連載を実現する事が出来たのであろう。
という事情はあるのだが、個人的にはガンガンに連載された作品の中ではダントツに好きな作品なのである。最初の頃のSFコメディ的な面に惹かれたのだが、路線変更後もそれはそれとして楽しむ事が出来た。人気作になった事でエニックス得意のメディア展開が行われる事になりコミックCD、ノベライズ、ムック、さらにはOVAまで製作されるという恵まれた待遇を受けることになった。その一例としてはポスターサイズ画集というものが挙げられよう。非常に豪華なこの画集は当時エニックスの人気3作品という形でこのTWIN SIGNALの大清水さちとレヴァリアースの夜麻みゆき、守って守護月天の桜野みねねというラインナップであった。
しかし巻数が二桁に入る頃からその勢いに翳りがみられるようになる。一つには話が複雑になってとっつきにくくなった事と、もう一つは絵柄の変化に原因があったのだろう。どうも今でもこの作品が好きという人間はこの絵柄の変化を受け付けなかったものが多く、かくいう私もその一人である。カラー原稿がCGになったのが最も受け付けられない変化ではあった。また話がとっつきにくくなった原因はもともとロボットがどうこうという設定の上にあったマンガなので、雑誌読者でもそれなりに追いかけていないと分かりにくくなるところがあった上に、話の展開によって新規読者を獲得できない状態になってしまったのが悔やまれる。この作品に限っては、ガンガンに連載された他の作品とは異なり、月2回刊行時にも勢いを伸ばす事が出来た作品であったと言えるのだが、その反面、ガンガンが再び月刊に戻ったあたりから失速が始まったように思える。最後はGファンタジーへと連載の場を移したものの、そこから這い上がる事のないまま終了した。
Dr.クエーサー編ともいうべき後半はもっと掘り下げていく事が出来たなら良い作品になれたのかもしれない(無論作者にそれだけの技量があったとしてではあるが)。しかし、それだけの余裕を与えられることなく終わってしまったのは残念な事であった。どことなく虚無感が漂うDr.クエーサーは悪役として描かれてはいるものの、その立ち位置などから興味深いキャラクターであった。最後までその内面を理解されないまま悪役として倒されたのは良い終わり方とは言えないものである。結局、あの世界において次代を担うべき音井正信はDr.クエーサーを理解しなかったし、それはシグナルらAナンバーズも同じである。Dr.クエーサーと同世代に当たる音井信之助たちと、正信のDr.クエーサーへの対応は最初から最後までズレたままであった。
正信がDr.クエーサーの懸念を理解できなかったのは、少年期に身近に兄としてカルマというロボットが存在したからであり、それが極めて特殊な状況であるということを認識できなかったからと言えるだろう。そして正信の子である信彦も兄シグナルという形でなぞってしまったし、信彦の母みのるもロボットプログラムであるコードやエモーションを兄、姉として育っているという相似系であったという部分が大きい。マリエルにとってのライデンも同じであり、斯様に特殊な環境がありふれてしまっているということになり、その環境に内包されたものははっきりと特殊な存在なのである。だからこそ彼らは、ロボットは道具と言い切るDr.クエーサーを理解しきれないのだし、彼の理解によるAナンバーズ像というものを認めなかったのだろう。その価値観の対立が結局満足に描かれないままに終わった事がやはり残念でならない。クオンタム・クオータの行動は単に狂ったという判断しかされなかったし、最後は勝手にDr.クエーサーを悪者に仕立て上げて解決してしまったのである。
出てくるヒューマンフォームロボットがことごとく美形で、女性読者の人気が高く、下手をするとガンガンに最初に婦女子を呼び込んだ作品とか言われかねないのだが、あの時代はまだ少年漫画然としていたマンガが多く連載されていた頃でもあり、それほどの事もなかったのだろうか。
現在朝日ソノラマから文庫版が刊行されている。前半の設定で矛盾が大きかったエララの設定などは変えられてしまっているようである。
なお、この作品は途中でメカニック設定でデザイン協力として白石琴似氏(メカニック描写に定評があり、ちょっと前にエルガイムのコミックを描いていたり、最近では劇場版Zのコミカライズを手がけていた)がクレジットされていた時期があった。コミックスでは7巻から10巻がそれに当たるが、「ツインシグナルブック アトランダムファイル」のインタビュー記事には以下のような発言が見られる。
大清水「デザインの方は、私はちょっと機械類が描けない身体ですので(笑)。ロボットデザインとか、すべて白石琴似先生にお任せしています。はい、どうぞ」
白石「白石琴似と申します。アシスタントとしては一応、メカ関係の背景とトーンワークを担当しています」
「ツインシグナルブック アトランダムファイル」P50(エニックス)
同書がリリースされたのは丁度コミックで7巻が出た頃であるのだが、アシスタントという表現も見られるように白石琴似氏がかなり以前からTWIN SIGNALという作品に関与していた事が窺われる。実際同書中に収録されている白石氏の舞台裏マンガではパルスのデザインを提案している様子が描かれているので2巻が出る前からという事になるし、[ろぼっとたんとー]という肩書きを見るに1巻に登場したクリスのセリオンなんかも担当したんではないかと思われる。11巻以降クレジットが消えた事情については関知しないが、これと前後して小説版で設定に関わる話が多く語られるようになった事は看過できないかと思われる。後に出た「ツインシグナルブック2 PERFECT FILE OF ATRANDOM」において白石氏の名前は一切出て来ず、ノベライズを手がけた北条風奈氏が大きく関与している様子が窺われる。誠に奇妙な符合ではあろう。
作者大清水さちと小説版作者北条風奈による同人活動については触れないほうが無難なので触れない事にしておく。個人的な意見を言わせていただくならば、その当時は私自身が同人誌などに興味を持っていなくて、同人イベントなどに出かけるようになったのは完全にTWIN SIGNALに対しての熱が冷めた後であると言うのは幸運な事だったと思っている。リアルタイムで追いかけられたらどうにもならなかったかも知れない。
ということで、このお二人の同人誌は持ってない。内容についても直接確認できないので触れない事にする。そっちの話が公式のストーリー展開にも影響したとも言われているが、当時雑誌連載を追いかけているだけだった私の印象ではそういったことは無いと判断している。
なお、大清水さちはTWIN SIGNAL連載中にGファンタジーにマリオノール・ゴーレムを連載していた。また、TWIN SIGNALの連載終了後にはGファンタジーにおーべるじゅ・ろわぞぶりゅという作品を連載したが、短い連載に終わっている。これらについてはGファンタジーを取り上げるフェイズで取り上げる事にしよう。

2006/5/8

Horse Racing

1000 Guineas GI Newmarket GB Turf 8F

1.Speciosa: Danehill Dancer - Specifically by Sky Classic
2.Confidential Lady: Singspiel - Confidante by Dayjur
3.Nasheej: Swain - El Nafis by Kingmambo
4.Silca's Sister: Inchinor - Silca-Cisa by Hallgate
5.Wake Up Maggie: Xaar - Kalagold by Magical Strike
6.Spinning Queen: Spinning World - Our Queen of Kings by Arazi
7.Rumplestiltskin: Danehill - Monevassia by Mr. Prospector
8.Race For the Stars: Fusaichi Pegasus - La Lorgnette by Val de l'Orne
9.La Chunga: More Than Ready - Gypsy Monarch by Wavering Monarch
10.Alexander Alliance: Danetime - Geht Schnell by Fairy King
11.Flashy Wings: Zafonic - Lovealoch by Lomond
12.Nannina: Medicean - Hill Hopper by Danehill
13.Donna Blini: Bertolini - Cal Norma's Lady by Lypahrd's Special
前哨戦のNell Gwyn Sを勝っていたSpeciosaが普通に勝ってしまいました。Danehill Dancerなあというところかなと。
人気のRumplestiltskinはちょっと不可解な大負けを喫しています。今年初戦とはいえ、このレースはぶっつけの馬が多かったですし、2000 Guineasの方ではちゃんと仕上がってきていたわけなんでちょっとわからんなあというところ。愛1000 Guineasかなというところではありますが、
しかし今年は対照的なギニーの結果という感じではあり、George Washingtonは今年初戦を快勝という形に対して、Speciosaは前哨戦勝ちからそのままの勢いでGuineasを取りました。
Speciosaの次走はこれから検討するとの事ながら、Oaksには行かない模様。また、Speciosaは左回りを得意とするということから、Curraghにも行かない公算が高いようです。10Fに挑戦させたいというのが調教師の意見ではあるよう。
2着のConfidential Ladyも次走未定ながら、フランスのPrix de Dianeが有力とのこと。同オーナーのNanninaの動向も影響するというらしいところではあります。

Jocky Club C GII Newmarket

もともと1頭だけ格が違うってな状況で雨降って馬場がSoftならShiroccoが負けるわきゃありませんわ。

ディープインパクトの海外遠征

これについては天皇賞の展望のところでも述べたとおりで、海外は1戦だけという前提条件に拘るならば、凱旋門賞という選択は妥当なものだと思います。で、そういうことだから宝塚記念は走りますってのは、せっかく音無師が宝塚記念は走らんだろうからとか予防線張ってたのに残念な事でしたっつか、リンカーン的に最悪の展開というのは、今後ハーツクライがキングジョージで満足して帰ってきて、秋のGIシリーズフル参戦とかではあるかな。そうなるとJRAとしては願っても無い展開ではあるが。
凱旋門賞ということでフランスの三歳馬あたりに強いのが出てくると怖いかなとは思うが、この辺はキングジョージが終わる頃には相手関係が見えてくるかなと。古馬はShiroccoが堅実に今年初戦を勝ってるので、あとはHurricane Runが今年どうかってところか。Electrocutionistがどうするのかは知らんがな。
凱旋門賞に遠征するんなら、Prix de l'Operaくらいに帯同馬連れて行ってくれたら面白いんですがねえ。チアフルスマイルはちょっと無理っぽいからレクレドールあたりで。
ま、これでキングジョージをハーツクライが、凱旋門賞をディープインパクトが取るということにでもなれば、日本競馬界にとっての大きなマイルストーンとはなるだろうが。
今年は京都競馬場開催ってこともあるので宝塚記念くらいは見に行こうかと思ってたわけではあり、丁度良いやな。

2006/5/11

雑記

今週はヴィクトリアマイルくらいで他には特にネタもないなとか思ってたら、週末また結構な数のGIが開催される事に気付いた日。
ま、二日ほど日付が飛んだのはある掲示板でケンカ吹っかけてたからなんですが、
「おまいらのレベルに合わせて書くの疲れました」
とか書いたら嵐認定されるのは間違いなかろうと思ったので自重したよ。
最後は、どうも拠って立つ部分が違うので議論が成り立たんなとかも思ったし、なんか微妙に曲解されてるような気もするので、もう良いやとかも思いましたが。
さすがにもうめんどいので調べ物を伴った長文レスは打ち止め。
というかですね、そういうことに割く時間が無くなるのよ。
ようやくハルヒ買ってきたわけですよ、ハルヒ。ああ、EDのCDじゃないよ。ずっと書店で見かけられなくなっていた原作です。どうやら品切れ状態ってのは改善された模様なんですが…最新刊だけ見当たりませんでしたw。ま、そこに到達するまでには見つけられるだろうと楽観してますが。
ハルヒ読んでたら寝落ちってなパターンが容易に想像できるあたりが問題です。
それにしても今日は本屋の品揃えが貧弱、貧弱ゥなことで有名な地元のスーパーが改装したってんでちょっと覗いてみたら、その本屋が大幅なパワーアップを遂げていやがったんですわ。で、あるかなと思って探してみたら見つかったって訳ではあるのですけどね。
予想外の変貌ではあったが、更に驚かされたのは、その隣のテナントがブックマーケットだったということではあったり。そりゃねーだろとかオモタが経営母体としては同じっぽい雰囲気が漂ってたのがなんとも言えず。
ま、本屋としてはそこそこよろしいので適宜お金を落としに行きますかってな気分で。
基本的に本屋に入ったら鴨葱。

2006/5/12

Horse Racing

Poule d'Essai des Poulains GI Longchamp FR Turf 1600m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
14YasooddInchinorNeedwood EpicMidyanT.E. DurcanM.R. Channon
210Porto SantoKingsalsaExciting TimesJeune HommeS. PasquierP. Demercastel
37Stormy RiverVerglasMiss BioRiver MistT. ThulliezN. Clement
49GarnicaLinamixGueridiaNight ShiftI. MendizabalJ.C. Rouget
56West of AmarilloGone WestNavarraEl Gran SenorJim FortuneJ. Gosden
62Marcus AndronicusDanehillFijiRainbow QuestC. SoumillonA.P. O'Brien
71James JoyceDanehillCrumpetsforteaHenbitD. M.C. CabeA.P. O'Brien
88Ivan DenisovichDanehillHollywood WildcatKris S.O. PeslierA.P. O'Brien
95Aussie RulesDanehillLast SecondAlzaoK. FallonA.P. O'Brien
1011FeniceWoodmanVenizeKaldounC.P. LemaireRob Collet
113Dream In BlueMunirKenny GlittersKendorJ. AugeRob Collet
正直、O'Brien何やってんのよとかは思いました。今年になってから勝てないといわれつつも、ぶっつけで英2000GuineasはGeorge Washingtonで持っていったのですが、こっちにはその勝てなかった馬を4頭並べたという形ではあり、Greenham Sで2着に入っているMarcus Andronicusが何とかなる程度かなと。それにしても2歳の頃はいかんともし難いという印象もあった馬だけに、どこまで通用するのやら。
Longchampの前哨戦Fontainebleauを勝ってきたのはStormy River。Criterium Internationalで2着という実績もあり、大崩もせず最有力だろう。今年のLeopardstownのギニートライアルでいきなり化けたYasooddが対抗となるかな。2歳の頃から使われまくってるDream In BlueはFontainebleauで3着とそこそこの地力はありそうだが、こんなの突っ込んできたら頭を抱える罠。

Poule d'Essai des Pouliches GI Longchamp FR Turf 1600m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
19Silver TouchDansiliSanpalaSanglamoreT.E. DurcanM.R. Channon
210Price TagDansiliTarocchiAffirmedT. ThulliezP. Bary
32DaltayaAnabaaDaltaiymaDoyounC. SoumillonA. de Royar-Dupre
41Tie BlackMachiavellianTender Is The NightBaratheaJ.B. EyquemF. Rohaut
512MauralakanaMuhtathirJimkanaDouble BedI. MendizabalJ.C. Rouget
65DamoiselleSky ClassicDarielaManilaD. BonillaF. Head
77SilvaAnabaaSilverqueenAlydarM. BlancpainC. Laffon-Parias
86Dama'aGreen DesertLady MiletrianBaratheaJim FortuneJ. Gosden
913Beauty BrightDanehillDietrichStorm CatT. JarnetA.P. O'Brien
104KamarinskayaStorm CatMr. P's PrincessMr. ProspectorK. FallonA.P. O'Brien
118Daaly BabetMedaalyOsmyoseSicyosD. BoeufC. Scandella
123New GirlfriendDiesisNew StoryDynaformerC.P. LemaireRob Collet
1311ImpressionnanteDanehillOccupandisteKaldounO. PeslierC. Laffon-Parias
こっちも前哨戦Grotteの勝ち馬Daltayaが連を外さない安定感もあり、最有力。馬名から何から何までアガ・カーンですというか、電車でDなわけであれですわ、Zaribaの9-e族。簡単に言えばDaylami、Dalakhani兄弟の姪っ娘。母がDaylamiの全妹です。Anabaaですかってのはちょっとあるんですが、DoyounのNever Bend、Kashmirにぶつけるには丁度良いわけか。
O'Brien師はLeopardstownの1000 Guineas Trialの1、2着馬での参戦。それを勝った方、Kamarinskayaは早熟のスプリンターFasliyevの半妹で、父Storm CatってNureyevより更に早熟傾向に振ってどうするよとか言いたくなる血統。
穴っぽいところではWertheimerのImpressionnateがFall Aspenの直系でLyphard、Kaldounとフレンチマイル的なスピード種牡馬を繋いでDanehillで面白そうかなと見ております。

Premio Presidente della Repubbulica GI Capannelle ITY Turf 2000m

今年もLongchampの第5Rです…というのはさて置き。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
15BeningShantouBessie BennettBe My GuestC. ColombiO. Pessi
21Distant WayDistant ViewGrey WayCozzeneM. DemuroL. Brogi
32Groom TesseGroom DancerVicomtesse MagHighest HonorS. LandiF. Camici
43Los BonitosWaky NaoLa DoloresSurumuG. MarcelliL.A. Berretta
54Nonno CarloAlhaarthMost of PeopleHorageM. PasqualeM. Grassi
66RocamadourCeltic SwingWatch MeGreen DesertR. WinstonM.R. Channon
77Soldier HollowIn the WingsIsland RaceCommon GroundsW. MongilP. Schiergen
一頭だけ格の違う馬が混じってやがるんですが、そのSoldier Hollowは今年の始動戦が地元ドイツのGIIIで5着とどうしてくれようかってな結果ではあります。尤もこの馬の微妙な安定感の無さからすると別段気にすることも無いってな所はあるように思えますが。このレース大好きだったAltieriもさすがにもう今年はいませんので、どうぞ持ってってくださいと。
地元馬がSoldier Hollow以上にダメってなところはあるしね。Groom Tesseの復活とかあったら楽しかろうが、去年のPremio Romaとか見るに厳しそうか。最近はちょっと短いところばっかりだがそれなりに安定して強いDistant Wayはまずまず。昔は2000くらいでも活躍してたので距離は問題なかろう。去年3着のBeningもちゃんと仕上げてきてはいるんだろうが、重賞走ること自体が一年ぶりってのはちょっとどうかなと。

ヴィクトリアマイル GI 東京 芝1600m

府中でGI五連戦なのはもうある意味諦めるとしてもだな、1600mX3、2400mX2という距離の組み合わせは正直どうなのよとは今でも思います。
スイープトウショウとかオースミハルカとかいないのが残念でなりませんが、それでもよい感じにメンバーが揃った第一回。
馬名母父騎手調教師
1ダンスインザムードサンデーサイレンスダンシングキイNijinsky北村宏司藤沢和雄
2マイネサマンサディアブロアオエトウショウトウショウボーイ森下博中村均
3ジェダイトサンデーサイレンスグリーンポーラNijinsky佐藤哲三池江泰郎
4スナークスズランダンシングブレーヴフリートレガッタリアルシャダイ田中勝春佐藤吉勝
5コスモマーベラスフジキセキロモーラNijinsky柴田善臣中村均
6ラインクラフトエンドスウィープマストビーラヴドサンデーサイレンス福永祐一瀬戸口勉
7アグネスラズベリエアジハードアグネスミネルバトニービン本田優西浦勝一
8オーゴンサンデーマーベラスサンデーピサノダイヤミルジョージ後藤浩輝谷原義明
9レクレドールサンデーサイレンスゴールデンサッシュディクタス蛯名正義池江泰郎
10ヤマニンシュクルトウカイテイオーヤマニンジュエリーNijinsky四位洋文浅見秀一
11ロフティーエイムサンデーサイレンスウィッチフルシンキングLord Avie安藤勝己二ノ宮敬宇
12ショウナンパントルサンデーサイレンスバブルウイングスIn the Wings吉田豊大久保洋吉
13ディアデラノビアサンデーサイレンスポトリザリスPotrillazo岩田康誠角居勝彦
14チアフルスマイルサンデーサイレンスゴールデンカラーズMr. Prospector横山典弘池江泰郎
15デアリングハートサンデーサイレンスデアリングダンジグDanzig藤田伸二藤原英昭
16ヤマニンアラバスタゴールデンフェザントヤマニンリコールタマモクロス江田照男星野忍
17アズマサンダースサンデーサイレンスオースミシャインシンボリルドルフ藤岡佑介藤岡健一
18エアメサイアサンデーサイレンスエアデジャヴーノーザンテースト武豊伊藤雄二
サンデーサイレンス、チゴイネ。と言うしかない圧巻の出馬表でございます。まあ、ここ2、3年の牝馬クラシックとかの状況からも容易に想像できたんですけどね。
ラインクラフトは桜花賞、NHKマイルを勝ち、マイルCSを3着。今年も高松宮記念で2着に入り、阪神牝馬Sを勝つという文句のつけようの無い状態で、今年のレートはその阪神牝馬S勝ちでぶっちぎりの111。去年はNHKマイルで112が持ちレート。一枚上なのは間違いないか。
そのライバルのエアメサイアはマイルではちょっとラインクラフトに劣るかというところはあり、今年は阪神牝馬Sで2着ですが、レートは105と大きな差をつけられました。去年は秋華賞勝ちで112とラインクラフトに並ぶ数字ですが、これはやはり中距離ならということを示しているのではなかろうか。
ダンスインザムードはマイラーズCを前哨戦に使い2着で、104というレートを貰いました。去年は天皇賞秋で3着したときが114というレート。いつ走るのかよく分からない馬ですので、あてにはできないかとも思いますが、マイルから中距離に掛けての実績は十分にありますし、怖さがあるのはこの馬でしょうか。まともに走ったらな。
ヤマニンシュクルは今年の中山牝馬Sを勝って106。それ以来でちょっと間隔が空きましたが、気にすることも無いか。マイルでもやれない事は無いだろうが、ラインクラフトとやるにはもうちょっと距離が欲しいところではあるかな。
ディアデラノビアは102。復帰後ようやく調子が上がってきたかなというところで中山牝馬S2着のマイラーズC3着。勝ちきれないのは以前と変わりませんな。
京都牝馬Sを勝ったマイネサマンサが104。悲願の重賞タイトルを取り、やっぱり今回も逃げに打って出るでしょうかねえ。
じわじわと着実に出世してきた良血チアフルスマイルは京都牝馬Sがもったいない2着で、末脚を活かせる展開になればというところか。池江師はこの馬と微妙にアテにならんレクレドール、阪神牝馬Sで掲示板に載ったことが驚く事態のジェダイトの3頭出し。
ま、こんなもんか。ショウナンパントルとかデアリングハートも今年になってからのどっかの牝馬Sで好走してたら良かったのによりによって阪神牝馬Sで逆ワンツー決めてくれちゃったしな…。

Future Bet

2勝目かな。11日のArlingtonのClamingレースで勝ってました。最近はずっと下級のClamingに出走という有様でした。Sloppyな馬場のダートマイルでマクリ気味に追い込んで逃げ馬を捕らえたようです。Kingmambo - Dream Schemeという血統の4歳牡馬…ってGeldingになってますかそうですか。Kingmambo産駒ですし、これからですよ、これから。と妙に乾いた笑いを浮かべながら…。
つーことで、全然やる気の無いDivaも後1年くらいは気長に待ちますのでw

2006/5/13

Horse Racing

Singapore Airlines International GI Kranji SIN Turf 2000m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
17ValixirTrempolinoVadlamixaLinamixL. DettoriSaeed bin Suroor
21Cosmo BulkZagrebIseno ToshoTosho BoyF. IgarashiK. Tabe
33Bowman's CrossingDolphin StreetBirayaValiyarG. MosseC. Fownes
45FalstaffMontjeuDance of LovePursuit of LoveB. VorsterM.F. De Kock
52ChiquitinFitzcarraldoMuriasBig PlayW.C. MarwingI. Jory
66Vroom VroomFitzcarraldoDisneylandRingaroCraig WilliamsD. Hayes
713King And KingCelestial DancerMerriang RoadPersian HeightsR. LimS. Burridge
88Mount StreetkilimanjaroReal TrierTurf RulerJohn PowellL. Laxon
912Big EasySpinning WorldNicoles NinerForty NinerJ. SaimeeL. Laxon
1010TerfelLion CavernMontserratAragonK.B. SooDaniel J. Murphy
119ZankelCarnegieHappinessBluebirdN. CallowD. Koh
1211Diamond DustLively OneShinko GraceSakura Yutaka OC. SegeonH. Takaoka
134War HornFestinForli VousForlitanoM. du PlessisP. Shaw
こんな事ならAlexander Goldrunあたりが出てきてただ貰いくらいして、今年の取っ掛かりにでもすりゃ良かったんじゃないのかなと思わなくも無いんですが。
で、Cosmo Bulkとしては近走成績が甚だ心もとないながらも良い機会を得たとは言えるのかなと。遠征馬ではValixirが怖いかなという程度でしょう。去年はマイルに矛先を向けたとはいえ、3歳の頃は王道行ってNielも勝ったんだしね。距離は大丈夫だろう。ただ、こちらさんも近走成績がCosmo Bulkとどっこいという情けなさ。Falstaffも香港であんなレースしてちゃダメだろって思うし。

2006/5/14

Horse Racing

ヴィクトリアマイル GI 東京 芝1600m

1.ダンスインザムード: サンデーサイレンス - ダンシングキイ by Nijinsky
2.エアメサイア: サンデーサイレンス - エアデジャヴー by ノーザンテースト
3.ディアデラノビア: サンデーサイレンス - ポトリザリス by Potrillazo
4.コスモマーベラス: フジキセキ - ロモーラ by Nijinsky
5.アグネスラズベリ: エアジハード - アグネスミネルバ by トニービン
6.デアリングハート: サンデーサイレンス - デアリングダンジグ by Danzig
7.ヤマニンシュクル: トウカイテイオー - ヤマニンジュエリー by Nijinsky
8.チアフルスマイル: サンデーサイレンス - ゴールデンカラーズ by Mr. Prospector
9.ラインクラフト: エンドスウィープ - マストビーラヴド by サンデーサイレンス
10.マイネサマンサ: ディアブロ - アオエトウショウ by トウショウボーイ
11.ロフティーエイム: サンデーサイレンス - ウィッチフルシンキング by Lord Avie
12.ヤマニンアラバスタ: ゴールデンフェザント - ヤマニンリコール by タマモクロス
13.オーゴンサンデー: マーベラスサンデー - ピサノダイヤ by ミルジョージ
14.スナークスズラン: ダンシングブレーヴ - フリートレガッタ by リアルシャダイ
15.ジェダイト: サンデーサイレンス - グリーンポーラ by Nijinsky
16.アズマサンダース: サンデーサイレンス - オースミシャイン by シンボリルドルフ
17.ショウナンパントル: サンデーサイレンス - バブルウイングス by In the Wings
18.レクレドール: サンデーサイレンス - ゴールデンサッシュ by ディクタス
ラップタイム: 12.6 - 11.2 - 11.6 - 12.1 - 12.2 - 11.4 - 11.3 - 11.6
正直北村を見くびっていたというのはありますよ。ま、癖馬であることには違いないので、去年の天皇賞、マイルCS程度のレースをやれば何とかってな感じで実際それ以上にちゃんと乗った部分もあったかなと。とにかく内埒沿いをしっかりキープして抜け出してきたというのが、大外枠からのスタートで外を回さざるを得なかったエアメサイアとの差になったとは思います。エアメサイアとしても外の馬場の良いギリギリのところだったのであれ以上を望むのはちと酷だろう。ディアデラノビアも外からだったことを考えるとギリギリの結果っぽいところで、今後に期待ができるだけ良しとせねば。
で、何やってんだあんたというのはラインクラフトに尽きましょう。今年極端な不振に陥っている福永でしたが、得意のマイルではっきりと力が上と思われるラインクラフトに乗ってこれは無いだろう。スタートが悪かったのも事実だが、それ以上に途中で抑えられているような素振りがあったのがなあ。去年の阪神牝馬Sのようなまずい騎乗であったのは間違いないかなと。特に最近酷いんですよね。

Singapore Airlines International GI Kranji SIN Turf 2000m

Cosmo Bulkの使われ方は今でも否定的ではあるのですけど、それでも諦めずに挑戦しつづけた結果が国際GIというタイトルに結実したことには、素直におめでとうと言いたい。
1.Cosmo Bulk: Zagreb - Iseno Tosho by Tosho Boy
2.King And King: Celestial Dancer - Merriang Road by Persian Heights
3.Bowman's Crossing: Dolphin Street - Biraya by Valiyar
4.Vroom Vroom: Fitzcarraldo - Disneyland by Ringaro
逃げたのはアルゼンチンGI馬Vroom VroomでCosmo Bulkはそのすぐ後で折り合ってレースを進めました。直線では皆が外を目指し、内に振ったBowman's Crossingも外から迫ってくるKing And Kingも関係なく快勝といった感じではありました。ま、こんなレースが昔からできてたらとっくにGI勝ってただろうなあとは思います。
Vroom Vroomはもう少し粘って欲しかったなってのはありますが、こんなものなのかな。5着には高岡師の管理するDiamond Dustも5着に入りこっちも地元馬としてはKing And Kingに次ぐ成績で頑張ってます。
メンバーは確かに国際GIとしては物足りないことは事実ですが、それでも厳然として国際GI勝ちというタイトルを持てることになりましたし、また、Cosmo BulkとBowman's Crossingというそれなりにレートを持っている馬が上位に入ってくれた事でそう酷い評価にもならないだろうと…。
Valixirは…どうにもならんわ。

Premio Presidente della Repubbulica GI Capannelle ITY Turf 2000m

1.Distant Way: Distant View - Grey Way by Cozzene
2.Soldier Hollow: In the Wings - Island Race by Common Grounds
3.Groom Tesse: Groom Dancer - Vicomtesse Mag by Highest Honor
4.Rocamadour: Celtic Swing - Watch Me by Green Desert
5.Bening: Shantou - Bessie Bennett by Be My Guest
6.Los Bonitos: Waky Nao - La Dolores by Surumu
7.Nonno Carlo: Alhaarth - Most of People by Horage
まーったく、ある意味では期待を裏切りませんねとか思いますたw。
Soldier Hollowってこういうところでよくやっちゃうもんなあ。今回もそのパターンという事で納得しておきましょう。残り200mの時点では先頭にいて、そこからDistant Wayに差し切られた模様。Distant Wayだって弱いわけじゃないんだし。勝ったDistant Wayはこれでまた2000m路線ということになればね。
Groom Tesseも光明が差し始めたというところはあるのかな…。

なんかPremio Regina ElenaがGIになってるっぽいんですが?よくワカンネ。
とりあえず勝ったのはWindhukというドイツ産馬。Platini産駒でした。

で、ドイツはケルン

なんとっ、Egertonが勝っちゃってるよっ。驚きだねっ。(鶴屋さん風に
つか、勝って当然といった風なレースではあったろうが、キャラを顧みよと(ry
牝馬のSchwartzgoldはQuelle Amoreということで、なんだかんだ言って結局ドイツはMonsunという理解でよろしいか。2着が2歳女王のNordtä:nterinで、Turning Lightはどっかいっちゃった。
Mehl-Mülhensはこの週末あちこちで出走させているChannon師のRoyal Powerっつーことで外国馬にやられた形。イタリアのPremio Parioliで2着とかいう実績持ちではあったが…。その2着3着がDr. Buschの1着2着という形ではあり。

雑記

ハルヒの方は6巻まで読了しております。そんな状況でとっとと8巻を探しましょうということで、先日の本屋に威力偵察をかけてきました。
この前は閉店間近ってこともあって十分に見て回れなかったので、今日ゆっくりと見て回った結果、中途半端なところはあるが、いつも行ってるところとここで見つかんなかったら京都大阪やむを得ずでも良いわなというレベル。阿佐ヶ谷Zippyなんぞが全巻揃っていたのが評価高いですw。ただ、配列にやや謎なところはあって、何故に阿佐ヶ谷とぱにぽにの間にエン女医あきら先生の9巻なんか並んでいるのか真剣に悩むところではありましょう。あるかなと思って探してみた私のお嬢様は見つからなかったが、ポヨポヨ観察日記があったのでそれはそれで良しと言うところではあった。まあ、1巻だけなのが中途半端であると判断せざるを得ないところでもあるのですがね。
雑誌の方もチェキったが、ドラゴンエイジが見当たらなかったという以外はほぼ問題なく便利な本屋であることは間違いなさそうである。これで閉店時間がもう少し遅けりゃ言う事無しなのだがそれは無理ではあるわな。

やきう

たまさかテレビをつけたらやってたので見てました。今シーズン西武の試合を中継で見るのはこれが初めてではありますな。
つか、あんたらヤクルト相手に3連敗してまず自分らが沈んでパリーグを混戦にする。次は巨人を叩いてセリーグも差を詰めてやるってのは空気を読みすぎですw
それにしても相変わらずカブレラ様は神懸ってますな。あんなところのボールを易々と外野に転がしてやるなよというか、まあもっとヤバイときはアレが何故かフェンスオーバーという超常現象を起こすのがカブ様たる由縁ではあるんですけど、今のところは後の和田がしっかり返すので問題はなかろ。

2006/5/15

Horse Racing

Poule d'Essai des Poulains GI Longchamp FR Turf 1600m

1.Aussie Rules: Danehill - Last Second by Alzao
2.Marcus Andronicus: Danehill - Fiji by Rainbow Quest
3.Stormy River: Verglas - Miss Bio by River Mist
4.West of Amarillo: Gone West - Navarra by El Gran Senor
5.Garnica: Linamix - Gueridia by Night Shift
6.Porto Santo: Kingsalsa - Exciting Times by Jeune Homme
7.Ivan Denisovich: Danehill - Hollywood Wildcat by Kris S.
8.Dream In Blue: Munir - Kenny Glitters by Kendor
9.Yasoodd: Inchinor - Needwood Epic by Midyan
10.Fenice: Woodman - Venize by Kaldoun
Non Runner: James Joyce
フランスはPMUのストライキとかでレーススタートが大幅に遅れましたが、なんとか無事に終わったというところではありましょう。
で、Danehillばかり4頭をスタンバイさせたO'Brien師はFallon-Soumillonという形で本線のワンツーを成し遂げました。不振不振といわれながらもこういうところにはちゃんと間に合わせてくるのはさすがというところはあるのでしょう。
前哨戦圧勝のStormy Riverが3着はまだいいとしても、注目のYasooddの9着ってのはどうなっとんのかねと。所詮はInchinorだったか。

Poule d'Essai des Pouliches GI Longchamp FR Turf 1600m

1.Tie Black: Machiavellian - Tender Is The Night by Barathea
2.Impressionnante: Danehill - Occupandiste by Kaldoun
1→3.Price Tag: Dansili - Tarocchi by Affirmed
4.Daltaya: Anabaa - Daltaiyma by Doyoun
5.Mauralakana: Muhtathir - Jimkana by Double Bed
6.New Girlfriend: Diesis - New Story by Dynaformer
7.Damoiselle: Sky Classic - Dariela by Manila
8.Beauty Bright: Danehill - Dietrich by Storm Cat
9.Daaly Babet: Medaaly - Osmyose by Sicyos
10.Dama'a: Green Desert - Lady Miletrian by Barathea
Non Runner: Silver Touch, Silva, Kamarinskaya
昨日寝る直前に結果というかフランスギャロが出してくれる決勝写真を見たところによればPrice Tagが1位で入線していて、2世代目でDansiliがGI馬を出しましたかとか思ってたんですけど、今日になってチェキったら降着喰らってましたというオチ。
で勝ったのはTie Black。そこそこの実績とはいえ勝ってるのはToulouseですし、重賞はここが初挑戦という形なればやはり伏兵の一撃と取るのが一番ではあるのか。で、妨害を受けたらしいImpressionnanteはある程度期待通りに上位に来ましたというところ。Daltayaがもちっと頑張らんかいというところではあるか。Kamarinskauyaはどこ行ったのかとは思ってたが、スクラッチだったのな。
2006/4 [2]2006/5 [2]

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