Preakness S GI Pimlico MD Dirt 9.5F
ホントに来てしまいましたw
1.Bernardini: A.P. Indy - Cara Rafaela by Quiet American
2.Sweetnorthernsaint: Sweetsouthernsaint - Ice Beauty by Waquoit
3.Hemingway's Key: Notebook - Whirl's Girl by Island Whirl
4.Brother Derek: Benchmark - Miss Soft Sell by Siyah Kalem
5.Greeley's Legacy: Mr. Greeley - Deceit Princess by Vice Regent
6.Platinum Couple: Tale of the Cat - Ingot's Dance Away by Gate Dancer
7.Like Now: Jules - Can't Bluff Me by Pine Bluff
8.Diabolical: Artax - Bonnie Byerly by Dayjur
Barbaroは競争中止となりました。
最初にEquibaseで結果を確認したんだけど一番上にBernardiniの名前があって見たら5馬身1/4という圧勝で驚いたよ。その後、Barbaroはどこに消えたかとちゃんと見てみたらスタート直後に競争中止という感じだったので焦ってBlood-Horseとかを見に行ったわけではあります。ということでBlood-Horseからレースのあらましを。
まずスタート前にBarbaroがゲートから出てしまったためにスタートが遅れました。このときBarbaroはすぐに取り押さえられ、検査の結果も大事無しということでゲートに戻されます。そしてレースはスタートし、最内から好スタートを切ったLike Nowがまず引っ張る形で進みます。このときBarbaroは内側によれてBrother Derekを妨害してしまいます。更に100から200ヤードほどの距離を走ったところでBarbaroが突然失速し、そのまま競争中止。レースは騒然としながらもLike Nowを先頭に、Sweetnorthernsaintが2番手。最初はBernardiniとDiabolicalが三番手を窺う体勢でしたが、盛り返してきたBrother Derekがつけ、先行争いに加わろうとも見えたBernardiniはやや距離をおいた形で進みます。3コーナーに向かうところでBrother Derekが遅れ、変わってBernardiniが一気に差を詰めて、そのまま外から捲りにかかり、直線に入るところではSweetnorthernsaintと並んで先頭。その直後、ややSweetnorthernsaintを弾いたようにも見えましたが、内埒に向かい、差を広げるだけというレースでした。SweetnorthernsaintはBernardiniの外に持ち出そうとしますが、そこまでで競りには行けず。
まずは勝ったBernardini。いろいろあったが、圧勝ばかり3つ並べてGI制覇を決めてしまうところはまさにA.P. Indyという形の勝ち方。しかもその勝ちっぷりがスマートではなく、粗さを残すってのはもう完璧ですな。という事で、今ごろは傷心であろうと思われる1972さまの過去記事で復習されよ。
あさ◎コラム: ケンタッキーダービー戦線-その10 フサイチロックスター重賞制覇(2005/2/14)
一年以上前の記事引っ張って来てスマンです。でもあまりにもピッタリ来る馬が勝っちゃいましたので。
ということで、今後のBernardiniは彼がMineshaftであるのか、或いはAptitudeなのかを判断するのが重要ではありますね。それにしてもようやくA.P. Indyが三冠レースの勝ち馬を出せたとなると感慨深いものもあります。今後はその名を失墜させないようにがんばって頂きたく…。
Brother Derekに関してはKentucky DerbyもこのPreakness Sも不運であるとしか言いようが無く、今回もスタート直後にああまで不利を受けて、その後前に行くのに脚を使ってしまっては最後まで持たないのも仕方なかろうか。BernardiniやSweetnorthernsaintとは別な舞台で雌雄を決する機会が与えられると良いですね。
Sweetnorthernsaintは直線で不利とはいえ、一気に離されてはなと。このあたりが限界か。
そしてBarbaro。レースの映像でも右後肢を上げているのが映っていましたが、Pimlicoの厩舎でX線撮影の結果、骨折と診断され、鎮静剤を打たれ、骨折箇所を固定された後、ペンシルベニアのNew Bolton Centerに搬送となりました。診断では命の危険のある怪我とのこと。競走馬としての生命は絶たれ、今後は彼を種牡馬として生かすために最善が尽くされる見込み。
Blood-Horseの記事の最後にはビッグレースで大きな怪我を負った馬が列挙されています。
Union City: 1993年のPreakness Sで骨折。安楽死処置。
Prairie Bayou: 1993年のBelmont Sで骨折。安楽死処置。上記Preakness Sの勝ち馬。
Charismatic: 三冠を目指した1999年のBelmont Sで3着入線後に骨折が発覚。そのまま現役引退。
Go For Wand: 1990年のBreeders' Cup Distaffの直線で骨折。安楽死処置。
Ruffian: 1975年に行われたFoolish Pleasureとのマッチレースにおいて骨折。手術が行われるも、その後安楽死処置。
Barbaroの場合もコメントからかなり深刻な事態であることは間違いないようなので、まずは日曜午後に予定されている手術が成功する事を祈りましょう。
Pimlico Special H GI Pimlico MD Dirt 9.5F
1.Invasor: Candy Stripes - Quendom by Interprete
2.Wanderin Boy: Seeking the Gold - Vid Kid by Pleasant Colony
3.West Virginia: Tomorrow's Cat - Wild And Wonderful by Kennedy Road
4.Harlington: Unbridled - Serena's Song by Rahy
5.We Can Seek: Seeker's Reward - Weekend Leave by Polish Navy
Non Runner: Funny Cide
二冠馬様スクラッチ。
逃げたWanderin Boyの後ろにつけていたInvasorが直線で逆転し、1馬身1/4の差で北米初戦を突破。ここでこれだけのレースができるのに、何故UAE Derbyで勝てないのだろうねえ。ともかくこれを軽くクリアしてくれた事で今後も楽しみな馬になったといえるでしょう。
Lockinge S GI Newbury GB Turf 8F
ま、Soviet Songってそういう馬ではあったよな…。
1.Peeres: Pivotal - Noble One by Primo Dominie
2.Majors Cast: Victory Note - Ziffany by Taufan
3.Court Masterpiece: Polish Precedent - Easy Option by Prince Sabo
4.Soviet Song: Marju - Kalinka by Soviet Star
5.Kandidate: Kabool - Valleyrose by Royal Academy
6.Rob Roy: Lear Fan - Camanoe by Gone West
7.Common World: Spinning World - Spenderella by Common Grounds
8.New Seeker: Green Desert - Ahbab by Ajdal
9.Rocamadour: Celtic Swing - Watch Me by Green Desert
Non Runner: Mac Love
Soviet Songはシーズン初戦は動きが堅いところでもあるのか今年もPeeressの前に苦杯を舐めています。ここからまた調子を上げてくる事に期待しましょう。今更Peeressに負けるのかよとも思いましたが。
Peeressは前年のSun Chariot Sに続いてこれがGI2勝目となったPivotal産駒の5歳牝馬で、牝馬なら年を経ても衰えず、そこそこ距離も融通できるというPivotalの特徴がそのまま出ているような感じではあります。馬場が柔らかくなっていたのも向いたでしょうが、安定感があってなかなか大敗しないので良い馬です。これに味をしめてこの後も牡馬挑戦をやるのかな。次走予定にはRoyal AscotのQueen Anne Sが挙がっているようです。
Prix d'Ispahan GI Longchamp FR Turf 1850m
1.Laverock: Octagonal - Sky Song by Sadler's Wells
2.Manduro: Monsun - Mandellicht by Be My Guest
3.Krataios: Sabrehill - Loxandra by Last Tycoon
4.Archange d'Or: Danehill - Dievotchka by Dancing Brave
5.Corre Caminos: Montjeu - Dibenoise by Kendor
6.Vatori: Vettori - High Mecene by Highest Honor
7.Turtle Bowl: Dyhim Diamond - Clara Bow by Top Ville
8.Helios Quercus: Diableneyev - Criss Cross by Crystal Palace
9.Special Kaldoun: Alzao - Special Lady by Kaldoun
10.Kendor Dine: Kendor - Michellisa by Indian Ridge
Non Runner: Thistle Suite
去年散々裏切られたような気もしますが、Laverockでした。というかManduroが勝ちきれんなあ。
それにしてもOctagonalか…。本拠地たるオーストラリアでもLonhroのあとの活躍馬がなかなか出てこないという状況でちょっと厳しい状況かなとも思えてくるのです。種付け料も下がって来てますし、その結果Lonhroに繁殖取られてるような気もしますし。結局父Zabeelより晩成傾向を強めて2歳戦で用無しという状況がまずいんだろうなあと、オセアニア的には。で、このOctagonalはフランスにシャトルに出されていて、Laverockもそのシャトルサイアーとしての産駒。ま、Octagonalの北半球での産駒ってのはLaverock以外見掛けやしないのですが…。
Prix Saint-Alary GI Longchamp FR Turf 2000m
1.Germance: Silver Hawk - Gaily Tiara by Caerleon
2.Sanaya: Barathea - Sanariya by Darshaan
3.Alix Road: Linamix - Life On the Road by Persian Heights
4.Chaibia: Peintre Celebre - Mawhiba by Dayjur
5.Fauvelia: Polish Precedent - Marion by Doyoun
6.Mayoress: Machiavellian - Minister Wife by Deputy Minister
7.Top Wave: Medaaly - Top Aster by Assert
8.Hollywood Starlet: Marchand de Sable - Private Quest by Quest For Fame
前哨戦の結果そのままという形でGermanceが無敗で制覇。そしてやっぱりSanayaは2着ということですよ。本番もこのまま行っちゃうかなというところで、ともかくSanayaの2着だけはガチ。
オークス GI 東京 芝2400m
キングヘイローががが…。
1.カワカミプリンセス: キングヘイロー - タカノセクレタリー by Seattle Slew
2.フサイチパンドラ: サンデーサイレンス - ロッタレース by Nureyev
3.アサヒライジング: ロイヤルタッチ - アサヒマーキュリー by ミナガワマンナ
4.アドマイヤキッス: サンデーサイレンス - キッスパシオン by ジェイドロバリー
5.ニシノフジムスメ: キングヘイロー - ブランドアート by ビショップボブ
6.キストゥヘヴン: アドマイヤベガ - ロングバージン by ノーザンテースト
7.シェルズレイ: クロフネ - オイスターチケット by ウイニングチケット
8.マイネジャーダ: ジェイドロバリー - テクラヤティ by Lyphard
9.ブルーメンブラット: アドマイヤベガ - マイワイルドフラワー by Topsider
10.シークレットコード: Fusaichi Pegasus - マジックコード by Lost Code
11.テイエムプリキュア: パラダイスクリーク - フェリアード by ステートリードン
12.キープユアスマイル: アグネスタキオン - メロウキス by リアルシャダイ
13.ヤマトマリオン: オペラハウス - ヤマトプリティ by アンバーシャダイ
14.アクロスザヘイブン: フジキセキ - タックスヘイブン by Alydar
15.ユメノオーラ: マイネルラヴ - レッダンゴールド by サンデーサイレンス
16.ブロンコーネ: ブライアンズタイム - ミセスビクトリア by トニービン
17.ヤマニンファビュル: エアジハード - マダニナ by Sadler's Wells
ラップタイム: 12.5 - 10.9 - 11.3 - 11.6 - 11.8 - 12.4 - 12.8 - 13.5 - 13.2 - 11.6 - 12.2 - 12.4
コイウタは競争中止。
ヤマニンファビュルが1000mを58.1の大逃げを打ったので、全体のペースとしてはここまで速くは無いものの、離れた2番手のアサヒライジングが大体2秒程度遅れてということなら、その先頭は60秒台で1000mを通過しており、これでもオークスとしては速いペースと言わざるを得ないか。こんなペースで行ってしまっては持つわけも無くヤマニンファビュルは大差の殿負けを喫しています。一方のアサヒライジングは直線で先頭に立つと後はひたすら前粘りの形で、さすがにしぶとさという面では非凡なものを持ってるなとは思いました。
中団から直線に入って伸びてきたのがカワカミプリンセスとフサイチパンドラではあり、アサヒライジングにやや手間取るものの、そのまま伸びて1着2着。外に持ち出していたアドマイヤキッスとキストゥヘヴンはやや伸びを欠いて、アドマイヤキッスが4着とキストゥヘヴンが6着。キストゥヘヴンにはちょっと連戦の疲労があったのかなとは思われます。
スタートで失敗したニシノフジムスメは道中で地味に良い位置に取り付いてそのまま直線に入って5着。この馬もそれなりに強いなとは思えるので、キングヘイローはいきなり良い馬を2頭だしたという形になるか。去年はここでシーザリオが勝ってスペシャルウィークにGIをもたらしたと思ったら、今年はキングヘイローで世の中良く出来てますw
東海Sらしい
サイレントディールのことについてはほっとけ。ディープインパクトの遊び相手でフランスでも行って気分転換してきたらという気分ではありまするよ。イーグルカフェみたいな例もあることだし(必死。
で、この時期恒例orzの倒壊ドリーム。「ヴァーミリアンはディープインパクトの同級生」とかいう思わず耳を疑うフレーズを連呼されて1週目から飛ばしてくれますね、全く。同級ってところは最初、同厩と思って、「それを言うならサイレントディールだろ、何言ってんだこの馬鹿」とかも思ったんですがね。
ま、もとより多くは望んでいませんが、せめて番組の構成とか残り時間くらいは考慮して司会してもらえまいか…