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2006/6 [1]2006/7 [1]

2006/6/16

雑記

Red fractionが見当たりません

まず、発売日に安牌だろうと思っていたレコード屋で発見できなかったのが運の尽き。その日はその後2軒巡って全滅。更に昨日は4軒回って見つけられませんでした。で、今日も5軒ほど巡ってきて見当たりやしねえ。まあ、どこを回っても同じようなラインナップでいい加減飽きてたが、今日5軒回ったらネタになるかなとか頭を過ぎったのでそのとおりにしてみたわけではあり。
こんな近いエリアに同じような品揃えのレコード屋が何軒も存在していてどんな意味があるのかねとはちと思ったがな。売りたいならもっと特徴的なラインナップにすべきではなかろうか。CDが売れないとよく言ってるが、そういうのはすこしは分かる気はする。だって欲しいと思うものが売ってないんだもんよ。
まあ、Red fractionについては最終的な解決策を取る事に決定しました。すなわち、
Amazonポチっとな
であります。ついでにDeep PurpleのCalifornia Jamだとか注文した挙句、さらに血迷ってGary Moore主導のPhil LynottトリビュートのDVDまで注文。リージョン1だがな。アハハハ、やっちゃったよ。

Horse Racing

Ogden Phipps H GI Belmont NY Dirt 8.5F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Bending StringsAmerican ChanceStraight SouthHail the PiratesEibar Coa
2In the GoldGolden MissileIncinerateGroovyKent J. Desormeaux
3Spun SugarAwesome AgainIrish CherryIrish OpenJohn R. Velazquez
4Take d'TourTour d'OrCherry FlareMr. WashingtonCornelio H. Velasquez
5Nothing But FunDixie UnionZepaTheatricalRichard Migliore
6Grecian LoverFriendly LoverGrecian FlightCormorantMike E. Smith
7BallettoTimber CountryDestiny DanceNijinskyJavier Castellano
前走でApple Blossom Hを勝ったSpun Sugarに対して、Shuvee Hで1,2着のTake d'TourとBallettoが挑むという展開になりそうか。
今年は4歳牝馬がいまいちかなと思う中、Spun Sugarがコンスタントに使われれば面白くはなるでしょう。ここまで9戦5勝2着3回と大崩れしないのが魅力なのですが、去年はNYの牝馬戦が終わった後出走できず。今年は復帰戦のアローワンスと前走のApple Blossomを勝って2戦2勝。Smugglerは今年に入ってから勝てず、Sweet Symphonyが完全に一発屋で、In the Goldなんかも全く良くないという状況では、一応4歳牝馬のエースか。
Shuvee HではSmuggler、Ballettoらを下してきた上がり馬Take d'Tourは2流以下の牝系出身で15戦して6勝。今年になってマイル戦を3連勝でGIIまで持っていった形で、そのShuvee Hを圧勝したのは評価してよいだろう。マイルまででしか勝っていないのは気になるが、この馬がレースを引っ張る事になりそうではある。
故障で一年を棒に振ったBallettoではありますが、今年になって復帰。しかし2戦ともTake d'Tourに負ける。調子は上がって来ているんでしょうけど、ちょっと前走が千切られすぎではあり、距離を考慮しても逆転できるかといわれると厳しいのだろう。
Shuvee Hからは4着のGrecian Loverも参戦してきてはいるが、ちょっとどうしようもなかろうな。
つか、そろそろBending Strings復活しろやとか思うわけで…。

Stephen Foster H GI Churchill Downs KY Dirt 9F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Buzzards BayMarco BayLifes LassSeneca JonesJose Valdivia Jr.Ronald W. Ellis
2Seek GoldTouch GoldAly's AditaAlydarCalvin H. BorelRon Moquett
3West VirginiaTomorrow's CatWild And WonderfulKennedy RoadGarrett K. GomezTodd A. Pletcher
4CosmonautLemon Drop KidCosmic FireCapoteJulien R. LeparouxPatrick L. Biancone
5WigginsCartwrightDames QuarterNepalRafael BejaranoDale L. Romans
6M B SeaAlphabet SoupSea DittyAfleetRene R. DouglasDale L. Romans
7Perfect DriftDynaformerNice GalNaskraMark GuidryMurray W. Johnson
8Wild DesertWild RushRose ParkPlugged NickleRobby AlbaradoRichard E. Dutrow Jr.
9Brass HatPrizedBrassyDixie BrassWillie MartinezWilliam Bradley
10Love of MoneyNot For LoveMescalinaSmartenEdgar S. PradoRichard E. Dutrow Jr.
Buzzards BayがBrass HatとPerfect DriftというGI馬に挑みますということではあるがな。
Buzzards BayはSanta Anita Derbyを勝ってDerbyに名乗りを挙げましたが良いところなく敗退し、その後はクラスを落としながらレースに出走するものの勝てず。今年になってようやくGIII All American Hを勝つとその勢いでGII Oaklawn Hを圧勝。さて再びGIの舞台に戻って通用するかというところなのですが、相手関係には恵まれたか。
Dubai World Cupで2位入線したものの、その後薬物反応が出て失格になり、現在はアピールをだして保留となっているBrass HatはそのDubai帰りの一戦。過去に何頭もの馬がDubaiから帰ってきて潰れているわけでそういった意味では試金石となる一戦。とりあえず、実績は最上位ということで一番人気。
古豪Perfect Driftですが今年もわけのわからないローテでここに参戦。というかKeenelandのアローワンスからTurf Classicを経てって去年と全く同じだったのな。着順は去年より一つずつ下げているのがどうにも。とか言っているといきなり来るから嫌なんだよな。この馬。とにかくアローワンスとかでもころっと負けるくせにBC Classicで3着に着たりするちょっと勘弁してもらえないかというような馬ではあるわな。でも今年は厳しかろう。相手が薄いので3着くらいには入れるかもしれないが。

2006/6/17

Horse Racing

世間の目がドイツに向いている間にイタリアのGIです。

Gran Premio di Milano GI San Siro ITY Turf 2400m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
16Groom TesseGroom DancerVicomtesse MagHighest HonorS. LandiL. Camici
22HattanHallingLuanaShaadiKerrin McEvoyC.E. Brittain
34MontalegreMontjeuAlma AlegreLahibE. BottiA. & G. Botti
41NicaronAcatenangoNicol's GirlDunbeathD. BonillaH. Steinmetz
53ShamdalaGrand LodgeShamadaraKahyasiC. SoumillonA. de Royar-Dupre
65Vol de NuitLinamixBedside StoryMtotoM. DemuroL.M. Cumani
6頭しかいませんが。
Groom Tesseは2004年のダービー馬で、ダービー後このレースに出走して最下位に終わりました。そのまま1年以上棒に振りましたが昨年の終わりから復帰してきて、ようやく自国のGIでなら格好がつくという状況にはたどり着きました。大統領賞を3着したあと、連闘で2400mのGIIIに出てきて勝っていたようです。イタリア馬としてはこの馬がエースか。良績はローマに集中しているのがちょっと気になるが、まあよかろう。
Brittain師のHattanは唯一の重賞がChester Vaseだから2400mに挑戦してくるのはまだわからんでもないし、相手の軽そうなイタリアに乗り込んでくるのもさすがにBrittain師は抜け目ないなと思うところだったりはするのだけれどなあ。とにかくWarrsanやらLusoの甥ですので生暖かく見守ってやりましょう。12F大好きだった叔父さん方とは違ってどうも中距離の方が良さそうな血統ではあるけどね。
レーポのデータベースはイタリアの全レースをカバーするわけでもないのですが、とりあえずMontalegreはステークスなどでの勝ち星はなし。Montjeu産駒なので2400mという選択は悪くないが、通用しないだろう。
ドイツのダービー馬Nicaronもその後は古馬相手にコテンパンにやられて、今年になっても浮上の切っ掛けさえつかめないという状況ではあって、目先を変えてイタリアへってところではあるかなと。まあ、このまま独ダービーだけの一発屋で終わる可能性の方が高かろうが。
カーン-デュプレ-スミヨンの必勝ラインが送り込んできたのがRoyal-Oak3着のステイヤーShamdala。ステイヤーといっても3000m級のステイヤーではあってアスコットなんかに回ったら長すぎるからこちらということになるのかな。前走はLongchampで3100mのGIIを勝っての参戦。2400mでは去年のHong Kong Vase4着というのがあるのでこなせないことはないだろう。
去年のこのレースでElectrocutionistと接戦の2着だったVol de Nuitは今年からCumani厩舎に移籍。その初戦のGoodwoodのリステッドが5馬身差をつけられた3着。イタリアに遠征してきてどうなるかというところ。去年の春の活躍はなんだったのかとか思わんでもないが。
そんな6頭。とりあえずShamdalaが中心でGroom Tesseがなんとかなりゃいいかなと。

Oaks d'Italia GI San Siro ITY Turf 2200m

こっちは無駄に16頭もいやがるし。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
16Black ProfusionDesert PrinceRoman WalkPetoriusF. BrancaP. Martometti
215DamascenaAcatenangoDance AgainShareef DancerW. MongilP. Schiergen
314DionisiaTejano RunEssie's MaidLinkageC. SoumillonR. Menichetti
45Dont Dili DaliDansiliMiss MeltemiMiswaki TernJohn EganJ.S. Moore
52EkagraBaratheaEgineIrish RiverS. LandiF. & L. Camici
612La BanderaBahhareLa CalimaCadeaux GenereuxM. EspositoB. Grizzetti
711Mara SpectrumSpectrumMara DancerShareef DancerD. VargiuB. Grizzetti
81Musa GolosaMujahidMaid in the ShadeForzandoS. MulasB. Grizzetti
94Rising CrossCape CrossWoodrisingNominationGeorge BakerJ.R. Best
1010Sabana PerdidaCape CrossCapriolaMr. ProspectorM. TelliniR. Feligioni
1113SamerousGenerousSamshuNashwanA. de VriesH. Blume
1216SouvenanceHernandoSummer NightNashwanM. DemuroSir Mark Prescott
133Turning LightFantastic LightTurning LeafLast TycoonE. PedrozaMario Hofer
147TwardowskaDaylamiTodeschinaSure BladeC.P. LemaireF. Losani
159Veronica FrancoLomitasGravetteKrisM. MonterisoE. Borromeo
168WickwingIn the WingsChetwyndExit to NowhereE. BottiA. & G. Botti
地元の前哨戦を快勝したDionisiaが遠征組を凌ぎきるかどうかというレースではありましょう。Regina Elenaで6着と謎の大敗を喫しているのはちょっとばかし気になるものの、イタリアの3歳牝馬ではこの馬がトップではあるでしょう。
その遠征組ではOaks2着のRisig Crossが実績という面では抜け出した形。Alexandrovaに一気に離されたとは言え、Speciosaらを下した実力は評価されるべきでしょう。父はまず中距離っぽいし、母父はまあ短距離向きだろうとは思いますが、その前がBustino、Exbury、Hornbeamとスタミナがっつりです。ドイツのSchwartzgold-Rennenからは3着のSouvenanceと4着のSamerous。そしておまけに6着のTurning Lightまで参戦。
地元馬ではRegina Elenaから2着Musa Golosa、3着Sabana Perdidaが参戦。そして前哨戦Premio della Rocchettaで2着のWickwingまでなんとかという感じで。

Comic

ヤングガンガンNo.13

前号までのレビューはこちら。ヤングガンガン レビュー
ムカンノテイオー◆とりあえず柱にある煽り文はもうちょっとましなのにした方が良いかと思われ。話そのものはまだこれからどう動かしていくのか分からないので、初回の入り方としてはまずまずだろう。それよりも気になるのは、ところどころで背景が全く描けていないということ。しっかり描けているコマもあって、なんかバラバラな印象。というより、新連載の一回目からコレでは厳しいかなと。
咲◆あっさり解決してしまったなという印象。もうちょっと溜めがあっても良かったんでね。この後にある麻雀の解説は頭を抱える内容。
すもも◆どう見てもいろはの使った技と天々の使った技は同じじゃないだろ。ってか刀を振る向きからして違うわけで…。
黒神◆今回はエクセル再登場に尽きるな。あとはどーでもいい。
ワーキング◆そろそろ新キャラ効果も切れるころか。そしてやはり戻ってきた時のオチは伊波なのな。
荒川◆マリア怖すぎ。そして甚だアテにならない最終兵器だな。
死がふた◆そういやいたな、こいつ。んで、相変わらず車が妙に左ハンドルに見えてしまうんだが…今回だと源田刑事が乗ってたシビックな。
鍵◆もうどうしようもない。今回脈絡もなくジョジョとかのパロとか出て来ましたが、はっきりと言って苦し紛れとしか思えません。
セキレイ◆とりあえず松は直接戦わないので、別のやり方で。多分うずめは結、月海と直接対峙するなら逃げるかと思いますが、松が既に気付いていて焔も巻き込む事になったら案外あっさり解決に持って行くのかなという気がしなくもなく。
うめぼし◆なんなのであろ。
あいどる◆まあ、RAGEが出てきて話をつけるという点では予想通りの展開ではあるわけでね。しかし、ズボンのポケットから200万の札束はねーだろがと。
犬神◆月一でやっている事を考えるとちょっと話の展開が遅いかな。それでも十分な内容とは思うけど、受け付けない人にはどうにもならん罠とも。
ニコイチ◆結局同じパターンに嵌まってるんでね?
ナノ◆もうちょっと組織に付いて触れていたらよかったかなとは思う。あまりにも視野が狭すぎるなと。
あみーご◆えーと、コレ何のマンガだったけ。
龍園◆有利な体勢を取ったところでさっさと決めないからそういうことになるわけでね。またこのパターンで悪役が自滅して終わるのか。最後の最後まで救い様なし。
ユーベル◆ゲランペン良いキャラだったよ。シュテムヴェレヒでもそうでしたけど、こういったキャラの終わらせ方は良いかなと思う。
サンレッド◆レッドのサイドで新キャラを投入して梃子入れかとは思うが、先に続かないので何か間違ってるかと思われ。
まこちゃん◆作者サイトの告知イラストがスゲぇw。次はちょっと別の話を読みたいかなとは思うので、再登場希望。
ロト紋の休載はすぐに再開予定だからいいんだけど、今後フロントミッションは戻ってくるのだろうか…。

2006/6/18

Horse Racing

Ogden Phipps H GI Belmont NY Dirt 8.5F

1.Take d'Tour: Tour d'Or - Cherry Flare by Mr. Washington
2.Nothing But Fun: Dixie Union - Zepa by Theatrical
3.Balletto: Timber Country - Destiny Dance by Nijinsky
4.Spun Sugar: Awesome Again - Irish Cherry by Irish Open
5.Bending Strings: American Chance - Straight South by Hail the Pirates
6.Grecian Lover: Friendly Lover - Grecian Flight by Cormorant
7.In the Gold: Golden Missile - Incinerate by Groovy
上がり馬Take d'Tourはスタートでやや手間取りましたが、これまで同様に逃げて、4コーナーで二番手Nothing But Funを突き放す形となり、直線はそのリードを保って余裕の5馬身半差で圧勝。これで8.5Fをこなしたので、後少し延ばして9Fまで戦えるなら非常に面白い存在ですし、コレだけ圧勝する能力があるのならなんとかなりそうではないかなと思います。今年の牝馬戦を支える存在になったかな。
2着のNothing But Funも2番手から脚を伸ばして、Ballettoに対して7馬身以上の差をつけました。3着以下がかなりだらしないというレースではあって、Spun Sugarどうしたってな事ではあります。疲れが出てるのかなあ。まだそんな時期じゃないだろうという気もしますが、この馬にしては使い詰めになってる部分はあったわけで。

Stephen Foster H GI Churchill Downs KY Dirt 9F

1.Seek Gold: Touch Gold - Aly's Adita by Alydar
2.Perfect Drift: Dynaformer - Nice Gal by Naskra
3.West Virginia: Tomorrow's Cat - Wild And Wonderful by Kennedy Road
4.Buzzards Bay: Marco Bay - Lifes Lass by Seneca Jones
5.Wiggins: Cartwright - Dames Quarter by Nepal
5.Brass Hat: Prized - Brassy by Dixie Brass
7.M B Sea: Alphabet Soup - Sea Ditty by Afleet
8.Love of Money: Not For Love - Mescalina by Smarten
9.Cosmonaut: Lemon Drop Kid - Cosmic Fire by Capote
Non Runner: Wild Desert
真逆、真逆の最低人気Seek Goldでした。最後方を追走し、直線に入ってもまだ7番手という位置から最後に飛んで来て、先頭にたっていたPerfect Driftをハナ差で差しきってGI制覇。というか、先頭にたったところできっちりソラを使って差されてしまうPerfect Driftは神過ぎます。
Love of Moneyが引っ張ったペースはそこそこ速く、これについていった馬がつぶれて追い込み馬で決着したと言う形。2番手を追走していたBuzzards Bayにとってはきついレースではあっただろうが、それでもこの程度で根を上げるようではなと思う。4コーナーでPerfect Driftにまとめて始末されて終了。Buzzards Bayも食い下がろうとはしていたが、ジリジリ下がり、その後にいたWest Virginiaにも逆転されて4着。Brass HatはPerfect Driftの捲りに対応して自身も一端2着まで上がるものの直線で力尽きて後退し、同着の5着まで。ドバイから帰国初戦と言う事ではあるものの、ちょっと今後に不安を残すレースか。
「Perfect Driftのキャラはよく知っているから、競り合いたくなかった。待てるだけ待ってギリギリで差したのさ」---Borel騎手
嗚呼、Perfect Drift(笑

Royal Ascot

来週はRoyal Ascot開催で前半のGIレースはもう出馬表が出ているし、おおよその出走馬というのは見えてきたかというところで詳細は明日から見ることにしてまずは大雑把に見ていくことにしましょうか。
St. James
オブライエン勢の2番手と3番手の騎手が確定していないが大勢に影響はないかと思われ。愛ギニーのAraafa、3着Decado。仏ギニー2着Marcus Andronicus、3着Stormy River。独ギニーのRoyal Power。この辺が各国のギニー上位馬。このあたりの争いということになりそうか。
Queen Anne
Peeressここも持っていってしまえよというメンバーかなと。まあ復帰するProclamationなんかがどんなレースをするかな。
Windsor Forest
Soviet Songがいるなあ。出て来るなら勝たないといけないレース。
Prince of Wales's
良いメンバーがそろっているなという印象。とにかくElectrocutionistではあるだろうが、そこにDavid Junior、Ouija Board、Prideあたりが挑む。Corre Caminosはちょっと下ですかな。
Gold Cup
常連がいますな。そんな中で良血のKingmambo X Sadler's WellsなAkaremとか活躍して欲しいところではある。祖母Flame of Tara。あとYeatsはこんなところで何をするつもりか。

雑記

先週あたりからずっとほったらかしにしていたミンストレルソングを再開中。実に半年くらいやってなかったんですが、さっさとそのままサルーインを倒しに行ってとりあえず1回目クリアとなりました。さっさと2周目に入っているわけなんですが、やっぱり中盤のイベント管理がかなりシビアになるよなと。イドブレイクがないのでワイルが倒せん…。
前回は術合成を全くやらずLv3ウィザードで火の鳥撃ちまくって雑魚戦こなしてたんだが、どうもいろいろ見てると術合成ありきなんだなあ。ウィザードLv3の威力でLP消費なしで火の鳥撃ってる方が楽なんですが…。

2006/6/19

Horse Racing

Gran Premio di Milano

1.Shamdala: Grand Lodge - Shamadara by Kahyasi
2.Groom Tesse: Groom Dancer - Vicomtesse Mag by Highest Honor
3.Vol de Nuit: Linamix - Bedside Story by Mtoto
4.Hattan: Halling - Luana by Shaadi
5.Montalegre: Montjeu - Alma Alegre by Lahib
6.Nicaron: Acatenango - Nicol's Girl by Dunbeath
順当決着でなんの問題もないレースでしたとさ。というか最下位に沈んだNicaronはもうどうしようもないというところで。
Shamdalaはこの後ちょっとした休養を挟んでYorkshire Oaksかな。イタリアの硬い馬場が気に入っている様子で、今年のシーズンの終わりにはまたアジア遠征をしようかなということですので、エリ女の招待状持って逝け>JRA
残り1Fというところで差されてしまったGroom Tesseではありますが、イタリア国内ならなんとかなりそうか。

Oaks d'Italia

1.Dionisia: Tejano Run - Essie's Maid by Linkage
2.Twardowska: Daylami - Todeschina by Sure Blade
3.Souvenance: Hernando - Summer Night by Nashwan
4.Sabana Perdida: Cape Cross - Capriola by Mr. Prospector
5.Mara Spectrum: Spectrum - Mara Dancer by Shareef Dancer
6.Veronica Franco: Lomitas - Gravette by Kris
7.La Bandera: Bahhare - La Calima by Cadeaux Genereux
8.Rising Cross: Cape Cross - Woodrising by Nomination
9.Damascena: Acatenango - Dance Again by Shareef Dancer
10.Turning Light: Fantastic Light - Turning Leaf by Last Tycoon
11.Wickwing: In the Wings - Chetwynd by Exit to Nowhere
12.Samerous: Generous - Samshu by Nashwan
13.Ekagra: Barathea - Egine by Irish River
14.Musa Golosa: Mujahid - Maid in the Shade by Forzando
15.Black Profusion: Desert Prince - Roman Walk by Petorius
Non Runner: Dont Dili Dali
と言う事でSoumillonがGI連勝。
地元の星Dionisiaが6馬身差をつける圧勝劇。遠征組はRising Cross壊滅で、Souvenaceも最後にTwardowskaに交わされる始末
DionisiaはやはりあのRegina Elenaの惨敗は何かの間違いだったと言う事ではあるかなと。
つーか、Racing PostとGalopo e TrottでRising CrossとDamascenaの着順が入れ替わってるわ、着差が一致しないわと訳分からん状況なんですが…。着差ではEkagraもなんか微妙に違うしな。どっちを信頼しますかねえ。一応ここに出したのはGaloppo e Trottoの方を信頼した結果。だってレーポの方であれが同着なら9着と言う表現はおかしいかなとか思ったし。まあ、でもよく分からんが、大勢には影響ないやなw

Royal Ascot: St. James Palace S GI Turf 8F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
16AeroplaneDanehill DancerAnita at DawnAnita's PrinceEddie AhernP.W. Chapple-Hyam
22AraafaMull of KintyreResurgencePolar FalconAlan MunroJ. Noseda
31Arabian PrinceFusaichi PegasusAddSpectacular BidC. O'DonoghueA.P. O'Brien
47DecadoDanehill DancerPirieGreen DancerD.P. McDonoghKevin Prendergast
59Ivan DenisovichDanehillHollywood WildcatKris S.K. FallonA.P. O'Brien
610Marcus AndronicusDanehillFijiRainbow QuestJ. MurtaghA.P. O'Brien
73Metropolitan ManDr. FongPrecederPolish PrecedentKerrin McEvoyD.M. Simcook
88Royal PowerXaarMagic TouchFairy KingL. DettoriM.R. Channon
94Stormy RiverVerglasMiss BioRiver MistO. PeslierN. Clement
1011YarqusDiktatWill You DanceShareef DancerRyan MooreC.E. Brittain
115YasooddInchinorNeedwood EpicMidyanChris CatlinM.R. Channon
ここはもうAraafaに注目と言うところではある。そしてオブライエン勢では結局FallonはIvan DenisovichでMarcus AndronicusにはMurtaghというのがまま驚いた部分ではある。
ギニー戦で大負けしてるようなのは避けるべきかなとは思うので、AraafaからMarcus AndronicusとかDecado、Yasoodd、Stormy Riverといったところか。イタリアで2着してドイツで勝って参戦のRoyal Powerとかちょっと読めないなあとは思うが。

Royal Ascot: Queen Anne S GI Turf 8F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
12Ad ValoremDanzigClassy WomenRelaunchK. FallonA.P. O'Brien
24AkimboKingmamboAll At SeaRivermanW. SuppleJames Leavy
31BelenusDubai MilleniumAjhibaBaratheaKerrin McEvoySaeed bin Suroor
43Court MasterpiecePolish PrecedentEasy OptionPrince SaboJamie SpencerE.A.L. Dunlop
57Home AffairsDansiliOrford NessSelkirkRichard HughesSir Michael Stoute
66KandidateKaboolValleyroseRoyal AcademyRyan MooreC.E. Brittain
79ProclamationKing's BestShamarraZayyaniL. DettoriSaeed bin Suroor
85VortexDanehillRoupalaVaguely NobleMartin DwyerMiss Gay Kelleway
98PeeressPivotalNoble OnePrimo DominieM.J. KinaneSir Michael Stoute
何かもうPeeressが勝てばいいという感じのレースではあり、それによって2年前の全盛時のSoviet Songよろしく牡馬のマイラーを薙ぎ倒していけばよいかなと。スプリンターPivotalの産駒ではありますが、これまで何度も書いたように牝馬に出た場合ならPivotalはまだ距離をこなす。牡馬だともうスプリント専念というパターンが大変多いのですが、牝馬だとMegahertzやChorist、Golden Applesみたいに中距離に出ることがままあるかなという程度の認識は持っておく。このPeeressも8F、9Fあたりを得意としていてまず崩れる事はないだろう。これまでに喫した唯一の大敗は昨年の最終戦になったGII Challenge S(Newmarket 7F)ということで、スプリントにはむしろ向かない。母父もまたスプリンター種牡馬のPrimo Dominieながら、その前がDancing Braveであり、全体的に質が高いとはいえない累代の中でこことPivotalの部分だけ何故かトップクラスを配したという感じにはなっている。前記3頭と比べるとやや短距離向きなのは仕方ないところではあるが、とにかくDancing Braveで血統を引き締めているのが大きく効いてはいるかなと。
これに対抗するのがSussex SでSoviet Songを葬ったProclamationではあるでしょう。その後何故かSprint Cなどに出てみたが惨敗で、今年はここまで出走がなくぶっつけでここになってしまったのはやや気になるところ。この馬に関してはむしろ距離を延ばしたほうがよいかなというところはあるのでいずれ10F挑戦などしてみていただきたく。ProclamationのペースメイカーなのがBelenus。ですが、1勝馬ながら正体不明でちと怖いかも知れず。Welsh Flameとか見える良血で、Dubai Millenium産駒のGodolphin。殿下の執念はまああるかと思いますが、McEvoyが仕事をするにはちょうどよい程度か。
Foretを勝っているCourt Masterpieceはやっぱりアテにならんし、Lockinge SでPeeressに5馬身という差で負けていることも考えると逆転するのは厳しかろう。

Black Tea

Assam Meleng OP / Mariage Freres

普段はアッサム系の茶葉を避けて通る私が久々にアッサム飲んでますよってところで。とはいえ、マリアージュ・フレールのアッサム・メレンなんでアッサムらしさってのは全くないんですがw
私がアッサムを避けるのは、いつも一回に入れる量が大体カップ3杯はあるんですが、普通のアッサムをそれだけ飲むのはさすがに重くて辟易するからではあります。その点、メレンは水色こそ、入れてすぐにアッサムらしい濃い紅色になりますが、味はそこからイメージされるほど濃くならないんですね。その代わりアッサムにしては非常に良い香りが茶葉の段階からしているという優れた茶葉かとは思います。というか茶葉の香りだけだったらどことなくウヴァあたりに通じる爽やかさを持っています。
アッサムといや、世間一般の紅茶のイメージのかなり大きな部分を占め、ミルクティー用なんかだともう定番ってところはありますが、メレンはミルク入れるのがもったいないくらいに完成された紅茶という面はあるかと。後味もすっきりしていて、そういうところもアッサムらしくなくて私は好きですな。抽出時間が長くなっても苦味渋味はあまり出ず、この辺もアッサムとしては例外的な感じ。だから飲んでるってところはあるんですがね。

2006/6/20

Horse Racing

Royal Ascot: Prince of Wales's S GI Turf 10F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
17AceDanehillTea HouseSassafrasK. FallonA.P. O'Brien
22Corre CaminosMontjeuDibenoiseKendorT. JarnetM. Delzangles
33David JuniorPleasant TapParadise RiverIrish RiverJamie SpencerB.J. Meehan
44ElectrocutionistRed RansomElbaahaAraziL. DettoriSaeed bin Suroor
56ManduroMonsunMandellichtBe My GuestC. SoumillonA. Fabre
61NotnowcatoInchinorRambling RoseCadeaux GenereuxM.J. KinaneSir Michael Stoute
75Ouija BoardCape CrossSelection BoardWelsh PageantO. PeslierE.A.L. Dunlop
結局DettoriもFallonもSpencerもそれぞれ手が塞がっていてどうすんのよとか思ったOuija BoardはPeslierでした。
最終的にPrideが引っ込んだものの、コレだけのメンバーが集まったのですから十分か。
AceはずっとGIを連戦してきましたが、いつも惜しいところで勝てず。それで格を落として今年の初戦はGIIIとかやってみたものの、しっかり負けて2着という愛すべきキャラではある。しかしこいつがいつまでもO'Brien厩舎の古馬エースってわけにもいかんのは事実だよね。前走はCoronation CでShiroccoに完敗。Coolmore勢としてはHurricane Runとかいるわけでそんなに気にしてないのかなという思いもありつつ、今回も到底勝ち目があるようには思えませんな。
Prix Ganeyを勝つもののその後のIspahanが案外だったのがCorre Caminos。距離がちょっと向かなかったのかもしれないがあのメンバーで5着はなかろうが。
今年は本命でDubai Duty Freeまで勝ってきたDavid Juniorは同じくDubai帰りのElectrocutionistと張り合いながら中距離路線を引っ張る役割を担う事になりそうで、これがその第一戦ということになりそうか。Pleasant Tap産駒で母父Irish River、三代母Tree of Knowladgeという頑健な血統が素敵な4歳馬。RivermanのNever Bend X Prince Johnという組み合わせを父の母からも入れてクロスさせて見た目の良い血統でもあるし、これからという感じも受けます。
Dubai World Cまで勝ってしまったElectrocutionistではありますが、やはり芝の方が得意ってのはあるだろう。DWCで精根尽き果てて終了というパターンはGodolphin所属なら気にすることもないと思いますし、ここは軽く突破してと思いたいところではある。ただ、相手関係はこの馬がこれまで走ってきた中では最も厳しいとはいえます。特に舞台が舞台だけにな。
ManduroはフランスでどっちかはGIを勝てるかなと思ったりしたのですが、そのどちらもが善戦止まり。その2戦に比べて明らかに相手が強くなったこの舞台では通用しないでしょう。
Notnowcatoは今年になってEarl of Sefton S、Brigadier Gerard SとGIIIを連勝してGI挑戦。3歳時はハンデキャップホースとしてのキャリアをつんで、今年から重賞戦線に顔を見せた途端に勝ったわけではありますから、まあ注目されて当然ということにはなりますか。Cadeaux GenereuxにInchinorというこの血統は確かにハンデ戦を舞台に戦うに相当の血統というところではあり、中距離のGIでは底が浅いこの2頭の種牡馬ってのは気になるところではある。
そしてOuija Board。前走はShiroccoについていってそのまま2着。無難にまとめたという感じではあるものの、あのレース振りはやや不満が残るところ。そしてやはりこの馬は12Fでこそという部分はあるので、香港で差し損ねてIrridescenceに名を成さしめるような失態を見せるなど10Fで信頼するにはやや足りないか。BC FMTでもIntercontinentalの逃げ切りを許したしな。相手が強い事もあるし、更にこの舞台でテン乗りとなるPeslierという事情も強く推せない原因ではある。
とにかくDubai帰りの2騎が順当にここを突破して欲しいというレースではある。善戦屋のAceにしてもManduroにしてもこの2頭の相手はちょっと敷居の高いところではあり、少頭数のレースという事でOuija Boardの末脚が決まれば少しは面白くなるのではないかなと思う。

宝塚記念プレレート

久し振りにプレレートを見ておこう。
もちろんディープインパクトが123でぶっちぎり。現在Extendedでコレだけの数字を出せるのは他にいないでしょう。欧州遠征前にここを使うことになったわけではありますが、この馬は菊花賞以来、有馬記念、阪神大賞典、天皇賞春と世界的に見れば斜陽となる3000m級のレースを連戦してきたわけです。欧州の芝は日本のものよりパワーを要求し、スタミナを削るとも言いますが、それを克服するスタミナと、3000mを走りきるスタミナが同質かというとそうは言い切れないでしょう。その上で本来欧州クラシックに対して特化したようなところのある母の血統を見れば、ディープインパクトは本来クラシックディスタンスこそを主戦場とするはずであります。となれば長距離に慣れさせすぎたかもしれない3歳秋からのローテを考えれば、ここで宝塚記念を使うという選択肢は悪くない。天皇賞で古馬GIも取って、もう国内では走る意味が無いという意見もありますが、春の古馬王道路線というのは天皇賞を勝った馬が宝塚記念でもというのが軸のようにはなっていて、近年の春の天皇賞馬を見る場合にこの宝塚記念でのレース振りというのは欠かせない要素にはなっていたはずです。そういうステップをディープインパクトも踏むのだということは、この三冠馬が真に日本の古馬のトップであるということの証明には必要な部分ではあるのかなという気もします。天皇賞は距離が長いというような馬をまとめて葬り去るのがこの宝塚記念ではあるのかなと。
リンカーンとコスモバルクが117で並びます。
リンカーンは天皇賞が終わったあと、ハーツクライもディープインパクトもいないこのレースを勝つつもりだったというのは、その直後の音無師の発言などから伺えるところです。しかし現実にはディープインパクトが出走ということになって、アレだけはっきりと差を見せられた相手に三度向かっていかないといけないというのは少し滅入るところではあるでしょう。ディープインパクトを直接対決の元に下す機会が、相手が欧州遠征の途に就く前に与えられたのは意義がある部分なんですが、それを現実にやろうとする困難はその鞍上が最もよく知るところ。それでも打倒ディープインパクトという使命の元で何らかの抵抗を見せなければならないという苦しい立場ではあって、その上で彼には国内居残り組のトップとして、少なくともディープインパクト以外の馬に先着を許すようなことはあってはならないという側面もやや存在するわけであり、レースのやり方としては難しいか。トニービンの特徴はNasrullahより前面に出るHyperionであり、サンデーサイレンスはそこそこにはHyperionが欲しい種牡馬ではあります。しかしトニービンが持つ3本のHyperionというのはサンデーサイレンスが好む性質から外れているのも事実であり、サンデーサイレンスXトニービンというのは成功の部類に入る組み合わせではあるものの、今ひとつ突き抜けない原因もそのあたりに帰着できるのではないかなと思います。そしてこれはノーザンテーストが抱えていたのと同種の問題ではありましょう。リンカーンはそこに欧州のクラシック血脈を湛えた母系ということもあってやはり、距離としては2400m近辺を好むという印象はあり、結局のところ真っ向からディープインパクトにぶつかっていかざるを得ないという部分はあるのかなと。
コスモバルクはシンガポールで国際GIのタイトルを手に入れ、陣営の執念がようやく実ったとは言えます。その後検疫の問題でシンガポールに足止めを喰らい宝塚記念参戦への予定が多少ずれたことは否定できないファクターではあるでしょう。しかし、それ以上にそこに至るまでの過程で陣営がコスモバルクに強いてきた無理がどの程度影響してくるか。外厩を利用するために道営所属であるということの足枷は国際GIを制しても取れないのですから、JRAが出てきても良いと言ったこのレースに出走することも理解できないわけではありません。父ザグレブは北米供用ながら芝のステイヤーを量産するTheatricalの産駒であり、愛ダービーを勝ちました。種牡馬として日本にやってきましたが、鳴かず飛ばずのまま再輸出され、現在ではナショナルハント用の種牡馬となっていると言う状況であり、日本を離れて後に最後の意地のようにコスモバルク、コスモサンビームと活躍馬が出はしましたが、この2頭を除いてはさっぱりではありました。日本が種牡馬の墓場になるという批判はどうしてもあるのですが、日本で失敗した種牡馬を後に送り返されても処置に困るというのも事実としてはあるのではないですかね。一方コスモバルクの母は快速Princely Giftが濃く重なった血統ではありますが、その陰でHyperionも十分な形としてテスコボーイの母父としてだけでなくYour HostやRockefellaを経由させて持ちます。その辺りの微妙な均衡によるものか、そういうスピードの中でセントライト記念のレコードやJC2着のようなパフォーマンスを見せるのは頭が下がるところです。ここでディープインパクトに挑戦し、更には叶うなら凱旋門という夢を抱く陣営ではありますが、ようやく手にしたあのタイトルがコスモバルクの終着点にならないことを切に願う。
安田記念4着のダイワメジャーが114。古馬になってからのダイワメジャーはマイラーというイメージであって、喉の手術をしたことも原因になるのかと思いますが、とにかくこの距離は持たないとは思われます。中山記念でバランスオブゲームに突き放されたのを見ても、今ではマイルまでということになるでしょう。距離に問題を抱えるというこの馬自身の問題に加えて、コーナーで外から一気にディープインパクトにこられる危険性もあり、ここでは脆さが際立ってしまうのではないか。
バランスオブゲームは113で中山記念勝ち。しかしやはりこの馬はGIを取れるだけの能力までは無かったということになりそうなところではあって、一度は香港あたりを走っておくべきではあったと思うが、おそらくその機会はもう訪れないだろうというのは残念ですな。雨の予報であり、登録13頭と落ち着いた事もあって、中山記念の再現を狙ってのハナというところに唯一の可能性をかけることになるだろう。その場合もダイワメジャーにとって最悪の展開になるだけで、上位馬がバランスオブゲームのペースに捕まるということはまず無かろう。というかペースを落とすとディープインパクトが持ったまま上がってくるのでどうしようもないか。
アイポッパーは天皇賞4着、目黒記念2着と復調の兆しはあったか。天皇賞で111を得ています。京都が得意な馬ではあり、重賞勝ちこそ無いが、阪神大賞典やCaulfield Cで2着に入るなど実力は十分。
カンパニーなんかはGIIくらいまでなら十分勝てるものの、GIとなるとダメという典型のような印象を持っていたり。今年は110で大阪杯を勝っています。以外に距離経験がないんだよなこの馬。
トウカイカムカムは3連勝の上がり馬として天皇賞に出走して、5着とまずまずの成績を残しました。これがレート109。後ろから行くのでちょっとそういう馬が揃ったここでどうするかは難しいかなと。
舞台が京都である以上、いつどんな形でファストタテヤマが飛んでくるのかは分からないし、ディープインパクトが前を掃除してくれた後から飛んでくるというのはありえるパターンではあるか。今更成績が微妙に安定してるのが笑えるところ。天皇賞で108です。
シルクフェイマスはいずれGIという期待をもたれながらもそれに応えられずしぼんでいった馬の1頭として数えなければならなくなったか。とにかく去年が酷かったなという結果で、今年は復帰2戦目のAJC杯を勝てたのでそこまで酷い状態ではないのだろうが、少し相手の落ちるGIIがやっとという状況になっているのは否定できないところではあるかなと。AJCCのレートは108。
京都無敗でこここそ得意な舞台であるハットトリックはダイワメジャーと同様マイル路線からの参戦となるが、東京と違って外を回しての追い込みが絶望的ではない京都ならばまだしも期待を抱かせられる部分というのはある。今年になってからの3戦が大きく期待を裏切った結果に終わっているので、得意の京都で復活してくればというところか。問題なのは距離で、これだけはもう走ってみないと分からない部分もある。去年の天皇賞秋が7着だったが、かなり特殊な展開のレースだっただけに参考にはならないか。京都だと差してこられるんだし。
ナリタセンチュリーも京都を得意としていて、京都大賞典、京都記念を勝っています。天皇賞は長期休養からの復帰初戦で、3200mなんて得意とはいえない条件ではあったので、大敗していることは気にしなくてもよいかなと思います。一つ叩いて調子が上がってくればそこそこというところか。
ステイヤーとしての活路を見出してきたチャクラではあるものの、去年のダイヤモンドS3着以降は見るべきものは無し。もう馬群の後をついて走るだけといった感じでもあるわけで、どうにもならんでしょう。
ざっと登録13頭を見るに、まずまずのレベルとは言えるし、ディープインパクトが仮にいなかったとしても十分なメンバーではある。しかし、ディープインパクトがいなかった場合はこの宝塚記念はGI惜敗馬のためのレースとなり、リンカーンが勝つにしてもいまいち興の殺がれるレースになったのではないかなと思わなくも無い。所詮ディープインパクトもハーツクライもいなかったレースだと言われれば勝ち馬の評価はほとんど上がらないのではないか。そういった意味で、レースそのものはディープインパクトの出走によって救われた部分というのはあるのではないかな。
そして、改めて登録馬を見るにスイープトウショウの不在が惜しまれる。

2006/6/21

Horse Racing

Warrsan: Clive Brittain's gallant four-time Group 1 winner has passed away

何気なくレーポを開いてニュースのタイトルを眺めておりましたらば、上記のようなものに出くわしました。
Warrsan has passed away.
・゚・(ノД`)・゚・安らかなれ。
何事が起こってpassed awayなどしてしまったのかっつーことで記事を読むデスヨ。
Racing Post: Gallant Warrsan passes away after short illness
GIを4勝したWarrsanは腫瘍のために短い闘病の後に月曜の夜に死亡した。Coronation CとGrosser Preis von Badenを共に連覇したこの8歳馬は今年のシーズン初期に脚の怪我のために引退を決意していた。そして陣営は来春からの種牡馬入りを目指していた。
通算9勝を挙げたCaerleon産駒はNewmarketにあるBrittain師のCarlburg厩舎のスタッフたちに看取られた。
「Warrsanが種牡馬としての生活を送れなかったことはとてもとても悲しい事だ。彼はCarlburgの家族の一員だった。我々は彼を惜しむ」--C.E. Brittain, Trainer
「多くの方々がWarrsanを救うために努力してくれた事に感謝します。しかし不運なことに彼を救うことは出来ませんでした。Clive BrittainとWarrsanを愛してくれた彼のチームの皆に同情を禁じ得ません」--Saeed Manana, Owner
Warrsanは2001年7月のSandownのハンディキャップで初勝利を挙げ、公式のレートで75を得た。翌年のGoodwoodでも勝ち、その後重賞の常連となった。彼は高額賞金を求めて世界中で出走した。去年はJapan CとHong Kong Vaseに出走していた。そして3度目のCoronation C制覇に向けて調教が積まれていたが、今年の4月に前脚の怪我によってそのキャリアに終止符が打たれることとなった。
--以上。久々に全文訳でした。
引退するときにもBrittain師がもう脚がボロボロで走れないんだというようなことをコメントしていたのですが、おそらくそれが腫瘍か、或いはすでに合併症を発症していたということなのでしょう。5年にも及んだ現役生活を終え、来年からは新たに種牡馬として、Caerleon最後の後継者となるべき種牡馬としての生活が用意されようとしていたというのに…。
Coronation Cを勝って以降は12Fのレースを求めて各国を転戦。イタリアでGran Premio di Milano、Gran Premio del Jockey Club、ドイツで旧Aral-Pokal、Grosser Preis von Baden、香港のVase、ドバイのSheema Classic、フランスの凱旋門賞、日本のJapan C。香港VaseとKing Georgeには3年連続、ドバイと東京、凱旋門賞にも2年連続での出走でした。そうした中で残した実績が2003,2004のCoronation C連覇及び2004,2005のGP Baden連覇ではあります。Badenで2度目の凱歌を挙げた後は、凱旋門、JC、HK Vaseと惨敗を重ねてしまいましたが、或いは脚の問題というものが影響していたのかなと思わせるところではあるかな。
何かの間違いで日本に買われたりすることなく、欧州で種牡馬をするWarrsanというのに少し期待していたので、とてもとても残念ではあります。
Returning of the Miracle
It's my own Requiem
Is the script already written
Jester's tears I cry
Yes, I cry
Script for your Requiem - from [IMAGINATION FROM THE OTHER SIDE] BLIND GUARDIAN


Royal Ascot: Gold Cup GI Turf 20F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
110AkaremKingmamboSpirit of TaraSadler's WellsPat CosgraveK.R. Burke
27BaroloDanehillLydia MariaDancing BraveJ. MurtaghW.R. Swinburn
34DistinctionDanehillIvy LeafNureyevM.J. KinaneSir Michael Stoute
43High ActionTheatricalSecret ImperatriceSecretariatRichard HughesIan Williams
51Media PuzzleTheatricalMarket SlideGulchP.J. SmullenD.K. Weld
62ReefscapeLinamixCoralineSadler's WellsC. SoumillonA. Fabre
711Sergeant CecilKing's SignetJadidhTouching WoodAlan MunroB.R. Millman
86Tungsten StrikeSmart StrikeBathildeGenerousRyan MooreMrs. A.J. Perrett
95Winged d'ArgentIn the WingsPetite-D-ArgentNoaltoJoe FanningM. Johnston
108YeatsSadler's WellsLyndonvilleTop VilleK. FallonA.P. O'Brien
119MotafarredMachiavellianThurayyaNashwanN. CallanM.D. Hammond
1212GuadalajaraAcatenangoGuernicaUnfuwainL. DettoriSaeed bin Suroor
今年になって何故か復帰して来ているMedia Puzzle。すでに9歳ながら前走では14Fのリステッドを勝ちました。何か面白そうではあるが、基本的には3000mくらいのところを走る馬という認識ではあるので、適当にがんばれと。
距離を考えると去年の2着馬Distinctionが一番手か。とにかくDanehillにNureyevな血統でこんな距離をこなすなよとか言ってみたくもなるがなあ。勝つんだから仕方ないよなあ。
Cadranを勝っているReefscapeも有力で今年はここまでフランスの3100mで3戦して勝っていないというのは気になるところ。それでも徐々に調子を上げているという感じではあり、前走はGII VigierでShamdalaに1馬身差といったところ。
あと新興勢力となればHenry IIを勝ってきたTungsten Strikeということになるかな。

昨日からのレースの結果は明日以降に。

2006/6/22

Horse Racing

Royal Ascot

これまでのレースの結果をちゃっちゃと出しますか。軽くはてなの方には書いてたが。
St. James Palace S
1.Araafa: Mull of Kintyre - Resurgence by Polar Falcon
2.Stormy River: Verglas - Miss Bio by River Mist
3.Ivan Denisovich: Danehill - Hollywood Wildcat by Kris S.
4.Marcus Andronicus: Danehill - Fiji by Rainbow Quest
5.Metropolitan Man: Dr. Fong - Preceder by Polish Precedent
6.Yasoodd: Inchinor - Needwood Epic by Midyan
7.Royal Power: Xaar - Magic Touch by Fairy King
8.Yarqus: Diktat - Will You Dance by Shareef Dancer
9.Decado: Danehill Dancer - Pirie by Green Dancer
10.Aeroplane: Danehill Dancer - Anita at Dawn by Anita's Prince
11.Arabian Prince: Fusaichi Pegasus - Add by Spectacular Bid
愛ギニーのときは雨でHeavyな馬場状態でしたが、今度のRoyal開催は硬めとすらいわれるGood to Firm。この勝利を持って、3歳トップマイラーを名乗る資格を得たかなと。George Washingtonあたりとの勝負がどこかでなされると非常に面白そうです。仏ギニー2着のStormy Riverが2着に入って、FallonはきっちりIvan DenisovichをMarcus Andronicusに先着させました。この人の選択の確かさにはとても感心するところではある。
Queen Anne S
1.Ad Valorem: Danzig - Classy Women by Relaunch
2.Court Masterpiece: Polish Precedent - Easy Option by Prince Sabo
3.Proclamation: King's Best - Shamarra by Zayyani
4.Peeress: Pivotal - Noble One by Primo Dominie
5.Vortex: Danehill - Roupala by Vaguely Noble
6.Kandidate: Kabool - Valleyrose by Royal Academy
7.Akimbo: Kingmambo - All At Sea by Riverman
Non Runner: Belenus, Home Affairs
結果をみてガックリきたのがこのレースですな。よりによってAd Valoremですかいなという風に。
というかレーポのレース分析の冒頭がめっさ辛口だったので吹いたわ。
決定的な不利を被ったのがPeeressらしく、その原因を作ったのがAd Valoremとなればまあ納得はいかん。1番人気だったのか、Peeress。
で、2歳のMiddle Park S以来の勝ち星でGI2勝目を挙げたAd Valoremはこの後Sussex Sに向かう予定。とにかく硬めの馬場を好むので、そうなりやすいGoodwood開催は最適であるとよ。
Court Masterpieceも不利があって、まともにAd Valoremにアタックできなかったとされています。
とにかくこのレースでのFallonの騎乗に対する批判めいた論調であり、残り1Fで鞭を持ち替えて、わざとPeeressを妨害するような斜行をしたのではないかということになるか。
Proclamationは復帰初戦ということを考えればこの程度で満足すべきではあろう。この後Sussexあたりで真価が問われる。
Peeressはそういう事情なのでこの結果は度外視して良し。
Prince of Wales's S
1.Ouija Board: Cape Cross - Selection Board by Welsh Pageant
2.Electrocutionist: Red Ransom - Elbaaha by Arazi
3.Manduro: Monsun - Mandellicht by Be My Guest
4.David Junior: Pleasant Tap - Paradise River by Irish River
5.Notnowcato: Inchinor - Rambling Rose by Cadeaux Genereux
6.Corre Caminos: Montjeu - Dibenoise by Kendor
7.Ace: Danehill - Tea House by Sassafras
Ouija Board、やってくれたなあと。
7頭ながら、4頭のGI馬が揃った質の高いメンバーではありましたが、はっきりとした先行馬が不在であったためElectrocutionistがハナ。これではペースは上がろうはずもなくという展開。直線に向く坂の下ではまだ5番手だったOuija Boardはそこから脚を伸ばして、残り100mというところでElectrocutionistを交わすとそのまま半馬身の差をつけてのGI勝利。末脚にかけるこの馬にはスローでの直線勝負が向いた面もあろうところですし、7頭と少ない頭数で前が詰まるような事も無かったというのは大きいでしょう。香港ではそれで負けてるだけにね。あとは馬場状態と、直線長いのもプラスではあったろう。GIは5勝目になるが10Fで勝ったのはこれが初めて。末脚を活かせれば十分ということで、既にGIを4戦したというのがちょっと気になるには気になるけれども、まあガンバレ。
Electrocutionistもこれだけできていれば十分なのではないかな。キングジョージはどうするんでしょうね。この馬に関しては12Fより10Fで頑張ってほしいというところはあるのだがなあ。
Manduroは相変わらず。ちゃんと狙って手薄なレースに出走すればGIだって勝てるだろうと思うけどなあ。
それにしても強い牝馬がぞろぞろいて今年は楽しそうなシーズンではあるよな。Ouija BoardにPeeress、そしてWindsor Forestを順当勝ちしているSoviet Songも期待して良かろうし、Pride、Alexander Goldrunもいるわけで。
King's Stand S
スプリントのGIIは今年のLightening Sを勝ってGlobal Sprint Seriesの資格を持つTakeover Target。この後は豪馬の常道という感じにGolden Jubileeに出走予定。
Coventry S
2歳牡馬はHellvelyn。父Ishiguruは母がStrategic ManeuverというDanzig産駒の良血馬。種牡馬としてはこの世代が初年度産駒となるわけで、いきなり重賞を勝ったということになります。まあDanzig系らしいといえばそうであるな。Hellvelyn自身は累代が大したこと無いのでこの先という意味では微妙なところかなと。
Windsor Forest S
まあ、出走してくるなら負けられませんよと思ったSoviet Songがきっちり勝ったので良しとしましょう。とにかくSoviet Songはシーズン初戦とかでは動いてこないというところがあるんでねえのとか思ったり。去年はここが復帰戦でPeeressにやられて3着したあと、Falmouth Sを勝ったしな。今後はとりあえず3連覇を目指してFalmouthか。Sussexに直行しても良さそうなもんだが。
Queen Mary S
2歳の牝馬は5連勝でGilded。この時点で既に6戦をこなしていて、その牝系なんかも考慮すれば本来は下級条件を使われまくるようなレベルの血統ではあるかな。それが使ってみたらデビュー戦こそ負けたものの、その後連勝して重賞まで勝ってしまったということになりそう。Mummy's Petが4x3でクロスするという謎な血統で正直判断に困る。や、Mummy's Pet自身は悪くないけどさあ。

Royal Ascot: Coronation S GI Turf 8F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
16Donna BliniBertoliniCal Norma's LadyLypahrd's SpecialRichard HughesB.J. Meehan
29Flashy WingsZafonicLovealochLomondJamie SpencerM.R. Channon
38LolitaLavircoLittle Movie StarRisk MeO. PeslierAndreas Lowe
44MostaqelehRahyIstiqlalDiesisR. HillsJ.L. Dunlop
513NanninaMediceanHill HopperDanehillJimmy FortuneJ.H.M. Fortune
62NantygloMark of EsteemBright HaloBig StoneT. QuinnM.L.W. Bell
715NasheejSwainEl NafisKingmamboRyan MooreR. Hannon
83NightimeGalileoCaumshinaunIndian RidgeP.J. SmullenD.K. Weld
912Price TagDansiliTarocchiAffirmedT. ThulliezP. Bary
105Race For the StarsFusaichi PegasusLa LorgnetteVal de l'OrneK. FallonA.P. O'Brien
1114RajeemDiktatMagic SisterCadeaux GenereuxKerrin McEvoyC.E. Brittain
127Silca's SisterInchinorSilca-CisaHallgateL. DettoriSaeed bin Suroor
131SpeciosaDanehill DancerSpecificallySky ClassicMicky FentonMrs. P. Sly
1411VagueElusive QualityApril in KentuckyPalace MusicM.J. KinaneJ. Noseda
1510Wake Up MaggieXaarKalagoldMagical StrikeAlan MunroC.F. Wall
難解ではありますが、一つはNightimeがAraafaに続く事ができるかどうかではあるであろう。その上で英ギニーのSpeciosa、独ギニーのLolita、仏ギニーで1位入線降着のPrice Tagと各国の上位馬が勢揃いといった印象。あとは英で4着のSilca's Sister、同5着Wake Up Maggie、愛4着Race For the Stars。3戦無敗のLolitaがこっちに通用すれば今後面白くなるだろうなというあたりで。

20036/6/24

Horse Racing

宝塚記念 GI 京都 芝2200m

京都競馬場というのは芝の2000mは確かにある種の酷評を受けても仕方の無いヘッポココースではあるものの、その2000mの犠牲があってかそれ以外の距離が非常に素晴らしいとは常々思うところ。エリザベス女王杯を開催するこの2200mはかなり好きなコースではあるので、現地観戦予定。雨が降ったら諦めますがどうもそこまでは崩れないという予報だしなあ。
いや、阪神の2200mも良いコースだとは思うけど。
馬名母父騎手調教師
1リンカーンサンデーサイレンスグレースアドマイヤトニービン横山典弘音無秀孝
2トウカイカムカムトウカイテイオートウカイパステルサンデーサイレンス池添謙一田所秀孝
3アイポッパーサッカーボーイサンデーアイサンデーサイレンス藤田伸二清水出美
4ダイワメジャーサンデーサイレンススカーレットブーケノーザンテースト四位洋文上原博之
5ハットトリックサンデーサイレンストリッキーコードLost Code岩田康誠角居勝彦
6コスモバルクザグレブイセノトウショウトウショウボーイ五十嵐冬樹田部和則
7ナリタセンチュリートニービンプリンセスリーベノーザンテースト田島裕和藤沢則雄
8ディープインパクトサンデーサイレンスウインドインハーヘアAlzao武豊池江泰郎
9カンパニーミラクルアドマイヤブリリアントベリーノーザンテースト福永祐一音無秀孝
10シルクフェイマスマーベラスサンデーセイントセーラCaerleon柴田善臣鮫島一歩
11ファストタテヤマダンスインザダークメインゲストターゴワイス武幸四郎安田伊佐夫
12チャクラマヤノトップガンカーロッサCaerleon小林徹弥安達昭夫
13バランスオブゲームフサイチコンコルドホールオブフェームアレミロード田中勝春宗像義忠
プレレートを見たときにある程度書いてしまったので、もう改めてどうこうと言うほどのものは無いんですけどね。
その上で宝塚記念自体がそんなに波瀾を起こすようなレースではないし、ディープインパクトも勝つときはきっちり相手を連れてくるというところがあるので、このレースも実力が問われるレースにはなるでしょう。そうなるとやはりリンカーンがその筆頭ではある。大きく崩れたのは天皇賞秋だけで、極端な瞬発力勝負になってしまうと対応しきれないところはあるのでしょう。それ以外では結構安定した戦績を残しているし、スローペースになったらあっさりディープインパクトにいかれるのでバランスオブゲームあたりが頑張ってもスローにはならないとは思われ。尤もバランスオブゲームは調教が酷いのでレースを引っ張るどころではなさそうな気もするが。
ということでシルクフェイマスやダイワメジャーあたりを無難に処理できればコスモバルクにも希望はある。ディープインパクトを下すには有馬記念でハーツクライが見せたように前目から逃げ切るというのが最も可能性のあるやり方ではあり、大レコードを叩きだしたセントライト記念を上回るパフォーマンスを見せればなと。
さて、ハットトリックはこれまでの最長距離が天皇賞秋の2000mで、2200mとなると全く経験がありません。しかし天皇賞ではスローペースに巻き込まれて最速で上がってくるものの届ききらずの7着で、距離が長くてダメだったという形では無いように思います。マイルCSなんかのレース振りから末脚が長く使えるという印象も受けますのでそれを活かせれば上位に来れるのではないかなと。馬場が渋ったらアウトかとは思いますが、なんとか良馬場でいけそうですし。

Grand Prix de Saint-Cloud GI Saint-Cloud FR Turf 2400m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
16PetrogradPeintre CelebrePalmeraieLear FanG. FauconE. Lellouche
22Policy MakerSadler's WellsPalmeraieLear FanS. PasquierE. Lellouche
33LaverockOctagonalSky SongSadler's WellsD. BonillaC. Laffon-Parias
44Hurricane RunMontjeuHold OnSurumuK. FallonA. Fabre
55Near HonorHighest HonorNight YearJareerM. SautjeauA. Fabre
61PridePeintre CelebreSpecificityAllegedC. LemaireA. de Royar-Dupre
結局Shiroccoは引っ込めてHurricane Runということで、しっかりNear Honorというペースメイカーまで用意してきやがりましたよ。6頭と頭数こそ増えましたが、実質はPolicy MakerとPrideくらいしか対抗できないかなとも思うし、それだってAlexander Goldrunが太刀打ちできずってのを見てしまったらどこまで期待するかとなると薄いのは仕方なかろうか。
Policy Makerとしてはこの得意条件を活かすという形に持ち込みたいところであり、そのための方策かは知らないけど弟を連れてきました。あの母にSadler's Wellsでも十分ネタ度のある配合なんですが、更にPeintre Celebreなんか使った画商はさすがだとは思います。ということで、PetrogradはThong=Lt. StevensというPolicy Makerも持つ全血クロスに加えてPetroleuseを3x2と張り切ったクロスをかけています。実に良いね。こんな血統でペースメイカーなんて惜しいのでどこかで本格化してくれないものかと思ったりもしますが、さすがに既に5歳では期待薄か。
LaverockはIspahanを勝ちましたが、やはりこのメンバーの中に入ると非力に見えるし、2400mをこなせるわけでもないので無理でしょう。
そろそろGIだって勝てそうと思わんでも無いPrideではあるのですが、今年のこの路線はちょっとメンバーが揃い過ぎるというか、トップホース2頭が同じフランスのFabre厩舎にいるというのはちと不運なことではあるかなと思う。まあ牝限GIで勝てばいいんだからYorkshire Oaksとか狙うのもありではあるだろうけど、どこかで牡馬相手に勝ってほしいというのはあります。Hurricane Runじゃ敷居が高すぎますが…

Deutschland Preis GI Düsserdolf GER Turf 2400m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
14All SpiritPlatiniAll SaintsGoofalikJ.P. CarvalhoN. Sauer
22BailamosLomitasBandeiraLaw SocietyA. de VriesP. Schiergen
37DonaldsonLandoDaytona BeachKönigsstuhlT. MundryP. Rau
45El TangoAcatenangoEleaDschingis KhanW. MongilP. Schiergen
56SalutinoMonsunSaderlinaSadler's WellsA. SuboricsA. Fabre
61SimonasSternlönigSistadariShardariE. PedrozaAndr. Wöhler
73SchiaparelliMonsunSacarinaOld VicF. MinarikP. Schiergen
ヴェルトマイスターシャフトのためにダービーは時期を遅らせるということになったわけだが、このレースはそのまま開催するのね。
Shiroccoはフランスに行ってしまったし、Nicaronはイタリアで惨敗するなどもうどうしようもないという形で、ドイツ国内の古馬の層はかなり薄くなってはいるか。
そんな中、3戦無敗の3歳馬が参戦ということでSchiaparelliには少し注目。まだ重賞も勝っていないのですが、全姉がDiana馬Salve Regina、全兄がDerby馬Samumという素晴らしいプロフィールを持ちます。52.5kの軽斤量を活かせればということになりますかね。底を見せていないし、この馬が活躍すればこれから面白くなるでしょう。
で、迎え撃つ古馬勢ですが、今更Simonasも無いよなというのは確かに思うところで、あとはSalutinoとAll Spiritくらいということになりそうか。El TangoにしてもBailamosにしても長い距離に実績が片寄っているのでちょっとこの舞台では難しかろうしな。

Gold Cup

1.Yeats: Sadler's Wells - Lyndonville by Top Ville
2.Reefscape: Linamix - Coraline by Sadler's Wells
3.Distinction: Danehill - Ivy Leaf by Nureyev
4.High Action: Theatrical - Secret Imperatrice by Secretariat
5.Sergeant Cecil: King's Signet - Jadidh by Touching Wood
6.Guadalajara: Acatenango - Guernica by Unfuwain
7.Barolo: Danehill - Lydia Maria by Dancing Brave
8.Tungsten Strike: Smart Strike - Bathilde by Generous
9.Winged d'Argent: In the Wings - Petite-D-Argent by Noalto
10.Akarem: Kingmambo - Spirit of Tara by Sadler's Wells
11.Motafarred: Machiavellian - Thurayya by Nashwan
Media Puzzleは競争中止、安楽死処置となりました。
YeatsのGI2勝目は20Fということでこの後どうするよってなところはあるんですが、ちょっと12F路線では足らんのは間違いないのだろうなってところはあるので、長距離戦の常連と化していくのではないかなという印象。

Coronation S

1.Nannina: Medicean - Hill Hopper by Danehill
2.Flashy Wings: Zafonic - Lovealoch by Lomond
3.Nasheej: Swain - El Nafis by Kingmambo
4.Race For the Stars: Fusaichi Pegasus - La Lorgnette by Val de l'Orne
5.Rajeem: Diktat - Magic Sister by Cadeaux Genereux
6.Silca's Sister: Inchinor - Silca-Cisa by Hallgate
7.Vague: Elusive Quality - April in Kentucky by Palace Music
8.Price Tag: Dansili - Tarocchi by Affirmed
9.Speciosa: Danehill Dancer - Specifically by Sky Classic
10.Wake Up Maggie: Xaar - Kalagold by Magical Strike
11.Lolita: Lavirco - Little Movie Star by Risk Me
12.Nantyglo: Mark of Esteem - Bright Halo by Big Stone
13.Donna Blini: Bertolini - Cal Norma's Lady by Lypahrd's Special
14.Mostaqeleh: Rahy - Istiqlal by Diesis
15.Nightime: Galileo - Caumshinaun by Indian Ridge
やはりFillies Mileの勝ち馬はその後も強いのだなという感じにNanninaが勝ちました。これとFlashy Wingsと英1000ギニーで惨敗を喫した2頭の巻き返しという風なのですが、逆にSpeciosa、Silca's Sisterなんかの負け方がちょっと酷くないかなとは思われます。同様に愛1000ギニーで惨敗したNasheejに対して如何に馬場がとか言っても最下位惨敗は無いだろうNightimeとか。Race For the StarsもNewmarketでは良くなかったしなあ。Rajeemも独1000ギニーで惨敗してたのが、Lolita凡走の陰で5着とかに入ってるし、今年も牝馬マイルは混戦ではあろうな。レベルの方もちょっと期待するには厳しいのかなという気はしているが、それはまあ、Falmouth Sあたりにどんな馬が出てきてくれるかにもよる。4歳がスカスカなのでチャンスといえばチャンスのはずなんだが、その上の強いのが残りまくってるのでまあ、今年も去年と同じかと思ってしまうわけですよ。この上位3頭は2歳のころによく見た名前ばかりではあるけど。

雑記

とりあえず宝塚記念はちゃんと見に行こうとは思ってる。ただ、特別気合を入れてとかは全く思わんのでそこそこの時間に着けば良いと思ってるし、そもそも淀に行く前にちょっと大阪まで出てこようと思ったりしてるので、入場券とレープロはまあ諦めるというか、手に入ったらめっけもんくらいのスタンスでいようとは思ってたり。まあ、大阪まで出るのはちととらのあなに用があるからなわけで、レープロに関しては梅田のWinsとか難波だったらWinsなりGate Jとかでも寄れば良いのではなかろうかと思わんでも無い。
つか、行動予定が以下のとおり。
1.JRで一気に大阪行ってとらのあなとかその辺を巡る。梅田で片が付かなければ難波。
2.淀屋橋から京阪で淀へGO。適当に午後のレースに間に合えば良し。最悪8R。
3.帰りに河原町に寄って帰る。
まさにオ タ 必 死 だ なという展開ではあるな。
というか紅茶のストックが今のアッサム・メレンで終了なわけで、そろそろ水出しアイスティーの季節で消費ペースが加速するという事情もあるのでちょっと量を買ってこないといけないわけですよ。なので本来の目的は3であったりするのですよね。適当にウヴァと後何かという組み合わせになるだろうが。

2006/6/25

雑記

宝塚記念断念

天気予報が当てにならないからどうしようかなと迷いつつ大阪にいました。結局そこそこ雨が降っていたので京都競馬場には行きませんでした。だって、ヘタレですから。
というかホントに人が無秩序に多いところは苦手なのですよ。その上に雨。雨より周りの人が差す傘が嫌。
そんなわけで大阪と京都で適当に買い物して帰宅。馬券を買わなかった分は書籍に化けてますw
というか何気なくジュンク堂のサイト見てたら京都店のほうでサラブレッドの科学なんて特集コーナー組んでたのか…。BAL店に足が向いてばっかりであっちに行かなくなったので全然気付かなかったよorz。再来週までなのでなんとか都合つけて行ってみようか。

Horse Racing

宝塚記念

1.ディープインパクト: サンデーサイレンス - ウインドインハーヘア by Alzao
2.ナリタセンチュリー: トニービン - プリンセスリーベ by ノーザンテースト
3.バランスオブゲーム: フサイチコンコルド - ホールオブフェーム by アレミロード
4.ダイワメジャー: サンデーサイレンス - スカーレットブーケ by ノーザンテースト
5.カンパニー: ミラクルアドマイヤ - ブリリアントベリー by ノーザンテースト
6.トウカイカムカム: トウカイテイオー - トウカイパステル by サンデーサイレンス
7.ハットトリック: サンデーサイレンス - トリッキーコード by Lost Code
8.コスモバルク: ザグレブ - イセノトウショウ by トウショウボーイ
9.リンカーン: サンデーサイレンス - グレースアドマイヤ by トニービン
10.チャクラ: マヤノトップガン - カーロッサ by Caerleon
11.ファストタテヤマ: ダンスインザダーク - メインゲスト by ターゴワイス
12.シルクフェイマス: マーベラスサンデー - セイントセーラ by Caerleon
13.アイポッパー: サッカーボーイ - サンデーアイ by サンデーサイレンス
ラップタイム: 12.8 - 11.3 - 12.1 - 11.9 - 12.1 - 12.7 - 12.4 - 11.9 - 11.3 - 12.3 - 12.2
稍重発表だしこんなものかなという気がせんでもないか。
ディープインパクトについてはもういつも通りという事ではあって、今回の撹乱要因としては前目の競馬を企図したハットトリックではあったのでしょうが、4コーナーでほとんど並ばれていてはどうにもならん。バランスオブゲームが意外に抵抗していたが、抜け出してしまってからは問題無しではあろ。
ナリタセンチュリーは完璧な競馬ではあって、この馬はやはり京都大得意ではあると再確認。2着なら胸を張ってよい結果だろう。バランスオブゲームは追いきりで馬場入りを拒否したという話があったし、実際調教の時計も酷いものだったので、まずその部分でダメだろうと思っていたので完全ハズレ。展開としては大外枠からだったが、誰も競ってこずに引っ張れたのと、馬場状態の恩恵を最大限に受けたとは思います。だからダイワメジャーは中山記念のときと同じで交わせなかったと。
リンカーンは期待を大きく裏切ってくれてますね。秋のGIシリーズがちょっと問題だよなとは思う。コスモバルクは遠征などが影響していないとはいえないか。天皇賞出るにはまたGII勝てと言われるんだったら、この馬もまた海外に連れて行くという選択はありでしょう。多分出るだけならJRAのレースより適当な海外のレースの方が簡単。
ハットトリックに関しては雨が降った時点で望みは消えたと思ってたし、何故か前につけていたしちょっと無理ではあったか。まあ、前につけた選択自体はそう悪くないかも知れんのですが。
さて、ディープインパクトにとっては通過して当然のレースを通過したに過ぎないというような結果ではありました。リンカーンやコスモバルク(何で今更このレースで掛かるのさw)の凡走で収穫はあまりないと言えるかもしれません。こういう馬場でもそつなくこなせるというくらいかなとは思いました。後はこの馬をここまで至らしめた陣営に惜しみない拍手を送り、更に渡欧その他もろもろを無難にこなしてLongchampの一番長い日を迎えられればと思います。というところで、JRA的にはJC出走という芽を残しておくために滞在期間をっつー部分があるわけで、そういう人間の期待を背負い、応えてきたディープインパクトはおそらくそれを踏まえた日程を組むことにはなるのかなという気はしています。理想はPrix FoyでLongchampのあのコースを試走しておく事ではあるだろうし、そこで本番でも古馬の頭として立ちはだかりそうなShiroccoと手合わせしておくのも悪くなかろう。ついさっきHurricane Runを撃墜したPrideだって出てくる可能性があるしな。その上でもし本番で禁じ手とされるフォルスストレートからの捲りで勝ったら非常に愉しかろうということで、期待したいのだがw。

Royal Ascot

なんか気が入んなくてGolden Jubileeはパスしてました。
勝ったのは6歳セン馬Les Arcs。なんだそりゃという感じではあるな。2着は人気薄の3歳馬Balthazaar's Giftで、3着がTakeover Target。続いてAshdown ExpressでAmadeus Wolfは5着。なんかもうこの路線全然安定しねえや。

2006/6/26

Horse Racing

Great Prize of Saint-Cloud

Prideやっちゃったよレース。
1.Pride: Peintre Celebre - Specificity by Alleged
2.Hurricane Run: Montjeu - Hold On by Surumu
3.Laverock: Octagonal - Sky Song by Sadler's Wells
4.Policy Maker: Sadler's Wells - Palmeraie by Lear Fan
5.Petrograd: Peintre Celebre - Palmeraie by Lear Fan
6.Near Honor: Highest Honor - Night Year by Jareer
Hurricane RunとPolicy Makerがそれぞれにペースメイカーを用意してきたものの、ペースは上がらずスロー。Prideが直線で早めに先頭のHurricane Runをゴール前でちょんと差しきった形ではある。どこまで参考になるのかは微妙な所ながら、Hurricane Runもどうしようもないほど強いという事ではないなというレースではあるか。油断と言えば油断なのかもしれないが、結局のところFallonの思惑が外れたということで、キングジョージではちゃんと修正してくるんでなかろうかと。
Hurricane Runにとっては当初の意図が少し狂ったかも知れないが、この敗戦は大した問題ではない。だがそれでもPrideにとっては非常に大きな一勝であろう。そしてLemaireの騎乗も賞賛されるべきものではある。鞭を使いすぎて罰金を取られたが、些細なものではあろう。Prideは去年のPrix FoyではAlkaased、Shiroccoを下したほどの実力馬であり、そのときの勝ち時計はPrix Foyとしては珍しく、同日のPrix NielやPrix Vermeilleを上回るものではあった。要するにPrideはHurricane RunやShawandaより速い時計を出して、一線級の牡馬を下していたのではある。そして凱旋門賞でもそこそこの結果を残してはいたし、その後香港に飛んでHong Kong Cで2着に入っていた。そういうことを考えればGrand Prix de Saint-Cloudを勝っておかしいところは無いか。雨が降り、馬場が緩んだのもこの馬にとっては良かったという事ではあるが、Hurricane Runもそういうのが得意だったはずではあるが。
で、このあとはYorkshire Oaksでも走ってから凱旋門となりますかね。それが終わったら日本と香港なのだそうで、マイルハーフが良いってことも言ってるのでJC参戦となりそうか。
FallonとHurricane Runはこのレースで何をしようとしたのか。FallonはHurricane Runを信頼して、このレースではワンサイドの圧勝を演じようとしたのではなかろうか。前走Tattersalls Gold Cupでは今年初戦ということもあって何より勝つことが求められていた。そしてこのレースではそれと同じことをする必要は無い。FallonとHurricane RunはこのレースでPrideのことなど相手にしていなかったはずである。もちろんLaverockやPolicy Makerも相手ではなかった。Hurricane Runが見ていたのはShiroccoであり、Sir Percyであり、Ouija Boardであり、そしてその6時間ほど前に勝っていたDeep Impactではなかろうか。
Hurricane Runはこのレースと続くキングジョージを圧勝し、その時点で文句なしの欧州最強馬となることを意図していたのではなかろうか。そうしてこの陣営は凱旋門賞を連覇することより、BC Turfを勝ちにいくことを選ぶという気がしてならない。そのためにはキングジョージの時点で今年の欧州最強馬としての地位を固めてしまう必要がある。キングジョージには参戦しないことを明言しているShiroccoも、未だにはっきりと参戦を表明しないSir Percyも、今年は10Fに照準を持っていきたそうなOuija Boardもキングジョージに出走するかどうかは分からない。そして、得体の知れない日本からくるDeep Impactも含めて、もしキングジョージに出走していてもHurricane Run相手ではどうしようも無かったと思わせるだけのパフォーマンスが求められていた。それにはキングジョージに向かうこのレースも軽く圧勝でクリアしておく必要があり、Fallonはそのために直線で一気に後続を引き離す圧勝劇を演じようとしたのではないか。
何故そう考えるのか。Shiroccoの馬主であるUllmann男爵は凱旋門賞を勝つためにShiroccoを手に入れたといって憚りません。そういうShiroccoにとって最大の障害は同じFabre厩舎のHurricane Runであることは間違いないところです。おそらくFabre師はできることならこの2頭を使い分けて行きたいだろうし、ShiroccoにとってもHurricane Runに凱旋門賞をパスさせることができれば大きく夢に近づくことができます。ならばAlleged以来なされていない凱旋門賞の連覇よりも、これまでに唯の一頭たりとも成し遂げてはいない凱旋門賞とBC Turfの両方を勝つことをCoolmoreに選ばせるというのがたった一つの冴えたやり方。そのためにはHurricane Runが凱旋門賞を走らなくても良い理由が必要で、それには凱旋門賞までに不動の欧州最強馬として君臨することであり、その舞台はキングジョージを置いて他にはありえず、更に出色の、他馬陣営がうんざりするようなパフォーマンスを見せ付ける必要があり、その下準備としてのGrand Prix de Saint-Cloud出走ではなかったかなと思うのである。
さすればHurricane Runにとってのこの状況は、ディープインパクトにとっての有馬記念の状況に酷似したものと言えるかも知れない。
以上、途中から妄想入りでお届けしました。
さすがにPrideが勝ったのは嬉しいし、この馬の実力は相当なレベルにあるのも事実だろうが、この結果を持ってPrideがHurricane Runより上などと言うことは出来ないわけではあるしね。
#まあでもどこぞかのブログ見てて、あんまりPride舐めるなよとか思ったわけではあるがw。Hurricane Runは良場馬では良くないのかもしれないなんてシレっと書かれてるんでまともに読むだけ無駄な気はしたが。

German Prize

1.Donaldson: Lando - Daytona Beach by Königsstuhl
2.Schiaparelli: Monsun - Sacarina by Old Vic
3.Salutino: Monsun - Saderlina by Sadler's Wells
4.El Tango: Acatenango - Elea by Dschingis Khan
5.Simonas: Sternlönig - Sistadari by Shardari
6.Bailamos: Lomitas - Bandeira by Law Society
7.All Spirit: Platini - All Saints by Goofalik
Donaldsonか。去年の最後にBadenで勝ちあがって、今年の初戦はRacing Post見る限り1位入線後に薬物反応で失格になったと見えますが、その後のここでGIを勝ったという形になるのかな。父Landoで母父がKönigsstuhl。5代をドイツ産の種牡馬が占めるという血統構成でHelordの血が目立ちそれを支える位置にTicinoやDschingis Khanを入れているという感じなのかね。ドイツっぽさ溢れる素敵血統。
SchiaparelliはとりあえずDerby勝ってきなさいというところか。

帝王賞 GI 大井 ダート2000m

サイレントディールが出走するので出馬表出してみる。
所属馬名母父騎手調教師
1船橋コアレスタイムワカオライデンコアレスドールブライアンズタイム石崎駿川村昭男
2船橋アジュディミツオーアジュディケーティングオリミツキネンジャッジアンジェルーチ内田博幸川島正行
3栗東サイレントディールサンデーサイレンスフェアリードールNureyev岩田康誠池江泰郎
4大井クールアイバーミスターシービーアビニヨンラプシィ森下博高柳恒男
5佐賀ヤマノブリザードタイキブリザードモガミオージーファルコン北村欣也川田孝好
6栗東カネヒキリフジキセキライフアウトゼアDeputy Minister武豊角居勝彦
7栗東タイムパラドックスブライアンズタイムジョリーザザAlzao安藤勝己松田博資
8大井エイシンチャンプMi CieloEishin MichiganManila戸崎圭太堀千亜樹
9川崎ティーケーツヨシタヤスツヨシラークスマイルノーザンテースト酒井忍八木正雄
10笠松エルマタドールエルジェネシスピアヴィバーチェリヴリア島崎和也小森勝政
11大井ケージーチカラアフリートビソアスイートモガミ早田秀治朝倉実
12大井ボンネビルレコードアサティスダイワスワンマルゼンスキー的場文男庄司連兵
13美浦マイネルボウノットバブルガムフェローサンエイリボンインイクストリーミス後藤浩輝萩原清
いや、真逆真逆、こんなところでエイシンチャンプと再会する事になりますとはw
回避馬が続出して、繰り上がりに繰り上がっての出走ということは重々承知しておりますのであれこれ言う気にはなれませんが、ドバイに行く前のあのパフォーマンスが戻って来ているならば上位と遜色ないはずではありますよ。まあ、それが全然戻らないのが問題なんですがね。
で、このレースはほぼカネヒキリとアジュディミツオーの一騎打ちという形になるではあろうと思われ、ドバイ帰りのカネヒキリを少し割り引いてアジュディミツオーがやや優位と見るべきなのかな。府中に出てくるとちょっと信頼できないが、地元の南関開催だとちょっと手がつけられないようなところがあるわけで。

2006/6/28

Horse Racing

帝王賞

1.アジュディミツオー: アジュディケーティング - オリミツキネン by ジャッジアンジェルーチ
2.カネヒキリ: フジキセキ - ライフアウトゼア by Deputy Minister
3.サイレントディール: サンデーサイレンス - フェアリードール by Nureyev
4.タイムパラドックス: ブライアンズタイム - ジョリーザザ by Alzao
5.ボンネビルレコード: アサティス - ダイワスワン by マルゼンスキー
6.コアレスタイム: ワカオライデン - コアレスドール by ブライアンズタイム
7.クールアイバー: ミスターシービー - アビニヨン by ラプシィ
8.エイシンチャンプ: Mi Cielo - Eishin Michigan by Manila
9.ヤマノブリザード: タイキブリザード - モガミオージー by ファルコン
10.マイネルボウノット: バブルガムフェロー - サンエイリボン by インイクストリーミス
11.ケージーチカラ: アフリート - ビソアスイート by モガミ
12.ティーケーツヨシ: タヤスツヨシ - ラークスマイル by ノーザンテースト
13.エルマタドール: エルジェネシス - ピアヴィバーチェ by リヴリア
ラップタイム: 12.5- 11.6- 12.2- 12.4- 12.2- 12.0- 12.2- 12.5- 11.8- 12.7
大井の良馬場の2000mでこんな時計を出されたら敵うわけないだろう。
内枠のスタートからアジュディミツオーが先頭に立ち、それをピッタリマークする位置にカネヒキリ。外にマイネルボウノットがいて、カネヒキリの後を追走していたのがサイレントディール。淡々と4コーナーまで流れて、カネヒキリが仕掛けるもののアジュディミツオーは馬体を併せることを許さずそのままゴールまで逃げ切った。サイレントディールはというと、4コーナーで前の2頭の後ろにつけて後続馬群からは抜け出した形になり、直線でもその2頭には引き離されていったものの、自身も後続タイムパラドックス以下を3馬身差に下した形にはして見せた。今の状況を考えるならばタイムパラドックスに影を踏ませなかったのは評価できるし、これをもって今年の後半はダートでも芝でも良いので一線級での活躍を見たいところではある。そのためには今回補欠4位からの繰り上がりと言う状況は解決しなければならない問題ではあり、まあダイワメジャーはともかくとして、ハードクリスタルやストロングブラッドが回避していなければ出走は叶わなかったというのでは困る。やっぱ重賞勝たないとな。というか今後も可能な限り岩田様に御騎乗頂きたく…。前目につけられて、直線でもちゃんと追ってくれる騎手じゃないと難しいのは変わらないかなと思いました。

なんか名指しされてますが

あさ◎コラム: 上半期トップはどの馬?(アメリカ編)
欧州編?
せめてIrish Derby終わるまで待ってください。
欧州の古馬なら上半期というともうちょっと後で、キングジョージとSussex Sを見届けてからという気もしますし。
ともかく今年ここまでのニュースとしては牝馬が混合GIを3勝、しかもPeeress、Ouija Board、Prideと一頭強い牝馬が出てきて連勝という形でなく達成しているという点ではありましょう。他にもSoviet Song、Alexander Goldrunと強い牝馬に事欠かない欧州の現状をNureyevの血でもって2004年の変化と合わせて語りたいところではあり、準備していたらなんか収拾つけられなくなったので、近々何とかします。実際にはPrideとOuija Boardをどう話に取り込むかが決まらないのが問題なんですがね。その割に2003年英1000ギニーとか持ち出して余計話をややこしくしてるし。
で、今週末はGIが多い上、私は土曜が出勤なのでまとめきる時間があるかは微妙。まあPretty Polly Sくらい終わってからの方が話を組み易いかも知れんのですが…

Milkyさまのアレ

Milky Horse: 馬法学研究会: 競馬サブカルチャー論・第17回:馬と『涼宮ハルヒの憂鬱』
ハルヒかよΣ
アニメ放送後に原作を手に入れて、軽く2周しましたが、Fateのように脊椎反射で返せるほど私は読み込めていませんよ。というかFateについてはなんで私はあの時、まだ原作のゲームをやっていない状況で反射的にあんな文章を書いてるんでしょうねえw。情報源がネットと同人誌というどうしようもないレベルでw
さて、本題。ハルヒと来た時点で、とりあえずハイペリオンは出てくるだろうと思いましたし、その通りにハイペリオンが前半の主役。しかしその次にUMAをそのまま馬と読んでしまう発想はさすが。降参しますw
ただ、そこまでやるのなら、ハルヒの舞台が主に西宮であるということも持ち出してよかったのではなかろうか。そう、すぐそこに阪神競馬場が存在するのですよ。
「みっみっみらくる、みっくるんるん♪」の衝撃についてはその当時触れたが、IRCでフランさんにフォローしてもらってなかったらその時点で見るのやめたかも知れんね。確かに原作未読(正確にはTheスニーカーに掲載された野球の話を途中で分投げた)私はドン引きであった。

2006/6/29

Horse Racing

Worldwide GI Races 6

月末の恒例で。スポラン4の参考にはまずならないかと
DateRaceAreaTrackDistanceWinnerSireDamBroodmare SireFamily NumberSire Line
2006/06/02Coronation CGBEpsom12F10ydShiroccoMonsunSo SedulousThe Minstrel2-eKonigsstuhl
2006/06/02OaksGBEpsom12F10ydAlexandrovaSadler's WellsShoukShirley Heigts21-aSadler's Wells
2006/06/03QTC Queensland OaksAUSEagle Farm2400mAllowRahyGweneiraMachiavellian5-g QuillBlushing Groom
2006/06/03Derby SGBEpsom12F10ydSir PercyMark of EsteemPercy's LassBlakeney3-cMill Reef
2006/06/04安田記念JPN東京1600mBullish LuckRoyal AcademyWild VintageAlysheba4-nNijinsky
2006/06/04Prix du Jockey ClubFRChantilly2100mDarsiPolish PrecedentDarashandehDarshaan1-eDanzig
2006/06/04Preiss der DianaGERDusseldorf2200mAlmeritaMediceanAvernaHeraldiste3-oMachiavellian
2006/06/10QTC Queensland DerbyAUSEagle Farm2400mIce ChariotSemipalatinskSnow ChariotChariotC16Star Kingdom
2006/06/10QTC Stradbroke HAUSEagle Farm1400mLa MontagnaMonashee MountainMillennialHatta's Mill21-aDanzig
2006/06/10Belmont SUSABelmontD12FJazilSeeking the GoldBetter Than HonourDeputy Minister8-f Best In ShowSeeking the Gold
2006/06/10Manhattan HUSABelmont10FCaciqueDanehillHasiliKahyasi11Danehill
2006/06/10Acorn SUSABelmontD8FBushfireLouis QuatorzeTraki TrakiMo Power5-dSovereign Dancer
2006/06/10Charles Whittingham Memorial HUSAHollywood10FLava ManSlew City SlewLi'l Ms. LeonardNostalgia's Star8-kSeattle Slew
2006/06/11Prix de DianeFRChantilly2100mConfidential LadySingspielConfidanteDayjur23-b Won't Tell YouSadler's Wells
2006/06/12BTC TJ SmithAUSEagle Farm1600mReigning to WinKing of KingsSecret LiaisonsT.V. Heart Throb2-bSadler's Wells
2006/06/12BTC Brisbane CAUSEagle Farm3100mArt SuccessPentireZabeletteZabeelC4Be My Guest
2006/06/17Ogden Phipps HUSABelmontD8.5FTake d'TourTour d'OrCherry FlareMr. Washington3-mBold Ruler
2006/06/17Stephen Foster HUSAChurchill DownsD9FSeek GoldTouch GoldAly's AditaAlydar3-lDeputy Minister
2006/06/18Gran Premio di MilanoITYSan Siro2400mShamdalaGrand LodgeShamadaraKahyasi9-c Mumtaz BegumDanzig
2006/06/18Oaks d'ItaliaITYSan Siro2200mDionisiaTejano RunEssies MaidLinkage22-cCaro
2006/06/20St. James Palace SGBRoyal Ascot8FAraafaMull of KintyreResurgencePolar Falcon7Danzig
2006/06/20Queen Anne SGBRoyal Ascot8FAd ValoremDanzigClassy WomenRelaunch5-fDanzig
2006/06/21Prince of Wales's SGBRoyal Ascot10FOuija BoardCape CrossSelection BoardWelsh Pageant12-bDanzig
2006/06/22Gold CupGBRoyal Ascot20FYeatsSadler's WellsLyndonvilleTop Ville1-mSadler's Wells
2006/06/23Coronation SGBRoyal Ascot8FNanninaMediceanHill HopperDanehill11-dMachiavellian
2006/06/24Golden JubileeGBRoyal Ascot6FLes ArcsArchLa SartoCormorant16-hRoberto
2006/06/25宝塚記念JPN京都2200mディープインパクトサンデーサイレンスウインドインハーヘアAlzao2-f HighclereSunday Silence
2006/06/25Grand Prix de Saint-CloudFRSaint-Cloud2400mPridePeintre CelebreSpecificityAlleged8-d Miss DiscoNureyev
2006/06/25Deutschland PreisGERDusseldorf2400mDonaldsonLandoDaytona BeachKonigsstuhl4-nAcatenango
2006/06/28帝王賞JPN大井D2000mアジュディミツオーアジュディケーティングオリミツキネンジャッジアンジェルーチ1-b 第三フラストレートDanzig
Royal Ascotもあってオーストラリアがほぼ終了してても30戦。
相変わらずNorthern Dancerの勝ちまくりっぷりが凄まじいです。欧州で本格的にGIが始まった途端のSadler's Wells系っつーのもまた…。
■Northern Dancer
・Sadler's Wells>Alexandrova(英樫)、Confidential Lady(ディアヌ)、Reigning to Win、Yeats
・Nijinsky>Bullish Luck
・Danzig>Darsi(仏ダビ)、La Montagna、Araafa、Shamdala、Ad Valorem、Ouija Board、アジュディミツオー
・Danehill>Cacique
・Sovereign Dancer>Bushfire
・Be My Guest>Art Success
・Deputy Minister>Seek Gold
・Nureyev>Pride
■Nasrullah
・Blushing Groom>Allow
・Mill Reef>Sir Percy(英ダビ)、 ・Bold Ruler>Lava Man、Take d'Tour
・Caro>Dionisia(伊樫)
■Royal Charger
・Star Kingdom>Ice Chariot
・Roberto>Les Arcs
・Sunday Silence>ディープインパクト
■Mr. Prospector
・Machiavellian>Almerita(ディアナ)、Nannina
・Seeking the Gold>Jazil
■ドイツ(ちょとマテ
・Konigsstuhl>Shirocco
・Acatenango>Donaldson
30戦中17戦がNorthern Dancerの手におちました。特にSadler's WellsとDanzigのところが手をつけられません。Sadler's Wellsは自身とKing of Kings、Singspielで勝たせています。Danzigからは直仔も勝ってるがPolish Precedent、Cape Cross、Grand Lodge、Mull of Kintyre、Monashee Mountain、アジュディケーティングがGI馬を出した。その他では芝マイルへの強さはさすがという気もするRoyal Academyだったり、結局牝馬が強いのなとしか思われんPeintre Celebreとかですかね。
Nasrullahは去年がかなり酷かった事を考えるとコレでもマシになっているとはいえるし、Sir Percyが出ているのは大きいかなと思われます。
Royal Chargerはまあお約束と言う感じではあるかねえ。Les Arcsはこの低レベルスプリントでどこまで評価できるやらという部分はあるし。
欧州芝に出てくるMr. Prospectorってのは2種類で、一つは昔のMiswaki、今のKingmamboという底力でクラシックディスタンスだろうがこなしてしまうようなタイプで、もう一つはとにかく軽いスピードで突き抜けるというWoodmanとかMachiavellian、Gone Westのようなライン。後者は早熟というイメージも付き纏ってます。今回2頭GI馬を出したMediceanはこの3歳が初年度産駒でまだどうなるのか分かりませんが、Nanninaなんかはそれに当てはまってるんではなかろうかと思う所ながら、さてAlmeritaのディアナはどう評価しますかね。

2006/6/30

Horse Racing

Pretty Polly S GI Curragh IRE Turf 10F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
11Alexander GoldrunGold AwayRenashaanDarshaanK.J. ManningJ.S. Bolger
24Chelsea RoseDesert KingCinnamon RoseTrempolinoP. ShanahanC. Collins
36Perfect HedgeUnfuwainVia SaleriaAraziM.J. KinaneJohn M. Oxx
42Red BloomSelkirkRed CamelliaPolar FalconJ.P. MurtaghSir Michael Stoute
53Tropical LadySri PekanTropical LakeLomondD.J. MoranJ.S. Bolger
67Ardbrae LadyOverburyGagajuluAl HarebF.M. BerryJoseph G. Murphy
75Queen CleopatraKingmamboSequoyahSadler's WellsK. FallonA.P. O'Brien
このメンバーではAlexander Goldrunが5/4と突き抜けた人気を被るのも仕方のないところではあろうかと思われます。コレに続く7/2がRed Bloomなのですが、去年の2着馬。もともと勝ち切れないところはあるのですが、去年もAlexander Goldrunの前にPretty Polly,Nassauと跳ね返されています。今年はMiddleton Sに出走して期待を大きく裏切る4着と芳しくないのですが、それでもここでは2番人気。
続いてChelsea Rose。今更感が漂うChelsea Roseでも3番人気とはもうどう言ったらよいのやら。GIでは全く歯が立たないと言うレベルではあって去年の最後にイタリアで3着には入りましたが…。
3歳馬は2頭で、Queen Cleopatraが上位。これもまた勝ちきれないということで、正直Alexander Goldrunの相手になるようなレベルではないわな。
ということで何事もなくAlexander Goldrunが勝って終了という事になるかと。

Mother Goose S GI Belmont NY Dirt 9F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1TeammateA.P. IndyStarry DreamerRubianoCornelio H. Velasquez
2BushfireLouis QuatorzeTraki TrakiMo PowerEdgar S. Prado
3Lemons ForeverLemon Drop KidCritikolaTough CriticMark Guidry
4Ready to PleaseMore Than ReadyGuilty PleasurePine BluffJohn R. Velazquez
5She's ExcellentSenor SpeedyCupe SisterSecretoFernando Jara
6Joint EffortRunaway GroomC.C. PrincessConquistador CieloGarrett K. Gomez
7Pine IslandArchMatlacha PassSeeking the GoldJavier Castellano
BushfireとLemons ForeverでChurchill Downsの再戦といった雰囲気ではある。Lemons Foreverとしては最低人気だったKentucky Oaksがフロックではないということを証明するためにはここでBushfireをきっちり片付けておく必要があるという事になるでしょうか。逆にBushfireは暴走ペースに巻き込まれた挙句に最後は進路妨害に廉で降着まで喰らってしまったあのレースの雪辱を期すことになりましょう。実際Ashland圧勝で、前走もAcorn勝って来ているということで今の3歳牝馬ではトップなのは間違いなかろうし。距離が10Fという事になるとちょっとLemons Foreverの方が良いかなという気もしていたりはするので、Bushfireとしてはここが勝負。

Suburban H GI Belmont NY Dirt 10F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Wild DesertWild RushRose ParkPlugged NickleEdgar S. Prado
2WilkoAwesome AgainNative RootsIndian RidgeGarrett K. Gomez
3Andromeda's HeroFusaichi PegasusMaroziaStorm BirdCornelio H. Velasquez
4Noble CausewayGiant's CausewayMimi's Golden GirlSeeking the GoldJavier Castellano
5RathorMachiavellianRaisonnableCommom GroundsEibar Coa
6InvasorCandy StripesQuendomInterpreteFernando Jara
7Tap DayPleasant TapDay MateDayjurJohn R. Velazquez
北米初戦のPimlico Specialを快勝したInvasorのレース振りに注目。で、WilkoにTap Dayという相手ならまずまずかなと思うところはあるわけです。Wild Desertはどうですかね。復帰戦がAlysheba Sを2着でかなり微妙なところか。

Irish Derby GI Curragh IRE Turf 12F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
17Best AlibiKing's BestChauncy LaneSadler's WellsM.J. KinaneSir Michael Stoute
24Best NameKing's BestFlawlyOld VicC.P. LemaireR. Collet
35Classic PunchMozartRum CayOur NativeJ.F. EganD.R.C. Elsworth
43Cougar BayDaylamiDelimaraIn the WingsW.M. LordanDavid Wachman
52DarsiPolish PrecedentDarashandehDarshaanC. SoumillonA. de Royar-Dupre
612Dragon DancerSadler's WellsAlakanandaHernandoD. HollandG. Wragg
79Dylan ThomasDanehillLagrionDiesisK. FallonA.P. O'Brien
88GentlewaveMonsunSaumareineSaumarezJ.P. MurtaghA. Fabre
910HeliostaticGalileoAffiancedErin's IsleK.J. ManningJ.S. Bolger
106Land Before TimeMontjeuLast SpinUnfuwainR.M. BurkeR.J. Osbourne
1113Monsieur HenriChester HouseLady of VisionVisionN.G. McCullaghJ.C. Hayden
1211MountainMontjeuSkidmore GirlVaguely NobleJ.A. HeffernanA.P. O'Brien
131Puerto RicoSadler's WellsCommanche BelleShirley HeightsC. O'DonoghueA.P. O'Brien
Epsomからは1着のSir Percyこそ出走回避となりましたが、2着Dragon Dancer、3着Dylan Thomasが出走。ChantillyからはDarsi、Best Nameと英仏の上位馬が出走し、CapannelleからGentlewaveまで出走してくると言う愉しい事になっております。
そして人気はDarsi。ここをサクっと勝てれば今年は強いフランスダービー馬ということになるだろうねえ。ちょっと父Polish Precedentが引っ掛かる部分ではあるのですが、ズブくて距離をこなすDanzigの典型という感じではあるか。
コレに続くのがBest Name、Dylan Thomas、Gentlewaveの3頭。Monsun X Saumarezというズブズブなイメージが漂う素敵血統のGentlewaveはイタリアで軽く4馬身差をつけてきたので、ここに入ってもそう引けは取らないだろうとは思うものの、こいつが勝ったらますますFabreタンに牛耳られるじゃねえかと思ったり。ま、田中ゲイリーは使い分けなんて聞き入れやしないような気もしますが。

Vanity Invitational H GI Hollywood CA Dirt 9F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Healthy AddictionBoston HarborLady LaikaGone WestVictor Espinoza
2Sharp LisaDixieland BandWinter's GoneDynaformerCorey S. Nakatani
3Freakin StreakinTactical AdvantageFifth And a JiggerTime to ExplodeMichael C. Baze
4ProposedBenchmarkQuiet RomanceBertrandoPatrick A. Valenzuela
5Star ParadeParade MarshallClerical EtoileThe WatcherMartin A. Pedroza
6Bardy WomanUnusual HeatChairwomanCorporate ReportMartin Garcia
7Hollywood StoryWild RushWife For LifeDynaformerDavid Romeo Flores
そろそろ久し振りのGI勝てや、Hollywood Storyとか思うものの、Healthy Addiction、Star Parade、Proposedが相手では少しきついなとは思う。
今年も衰えを見せないStar ParadeはHealthy Addictionに対してはそうそう負けんだろうなと思うのだが、ときどき消し飛ぶ馬だけに全幅の信頼とは行かないか。Healthy AddictionとすればこのStar Paradeを何とかしない事には先はない。Proposedは前走のMilady BCHでStar Paradeを下しているし、むしろ対抗はこちらか。ここを勝てば4歳トップくらい名乗っても良かろうよ。あまり価値はなさそうな称号だが。

American Oaks Invitational S GI Hollywood CA Turf 10F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Asahi RisingRoyal TouchAsahi MercuryMinagawa MannaVictor Espinoza
2Sol Mi FaDistant MusicSil SilaMarjuPatrick A. Valenzuela
3ArravaleArchKaloscaKaldounCorey S. Nakatani
4Galileo's StarGalileoAnazaraTrempolinoNorberto Arroyo, Jr.
5AttimaZafonicGuardedEagle EyedDavid Romeo Flores
6FoxysoxFoxhoundTriple TricksRoyal AcademyAlex Bisono
7Wait a WhileMaria's MonFlirtatiousA.P. IndyGarrett K. Gomez
8ProxeniaPursuit of LoveRadiantMachiavellianAlex O. Solis
一昨年のDance in the Mood、昨年のCesarioと日本馬が上位に来ているレースなので当然Asahi Risingも注目を集めています。さすがにCesarioと比較すれば実績は足りないのですが、今年のPseudo American Oaksはメンバー自体が昨年と比較するとやや劣るという印象も受けるし、オセアニアや欧州からの遠征馬がいないと言うのもあってAsahi Risingにもチャンスはあるでしょう。この馬が勝てば昨年のCesarioとはまたベクトルの違う衝撃が駆け抜けるようなところはありますので、期待したいところではあります。先行して崩れないというのはCesarioにはなかった利点ですし。
強敵はアメリカ移籍後2戦2勝で最重要前哨戦Honeymoon BCを勝ってきたAttima。北米ではあまり聞かない父Zafonicと母父Eagle Eyed(Danehillの全弟)という組み合わせが少し気にかかるが、Honeymoonを逃げ切った脚はAsahi Risingにとっても脅威ではある。内枠スタートを利してこの馬の機先を制することができればAsahi Risingとしては理想のレースを作れるかなとは思ってみた。
そのHoneymoon BCで2着だったのがFoxysoxで、こっちは10Fをこなせるかが問題になるだろう。
Woodbineで勝って参戦なのが芝3戦全勝のArravale。Kris S.の仔ながらArchは母系の影響が強いのか軽いのが気になるところではあり。
ダート路線からはWait a Whileが参戦。Ashland2着、Kentucky Oaks3着という実力馬で、あっさり行かれても仕方のないところではある。ただ、血統をみる限り芝適性は疑問。ずっと遡ってRose Leavesが出てくる9-f族出身。

Triple Bend Invitational H GI Hollywood CA Dirt 7F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1AreyoutakintomeSmokesterAndrea GailStorm BirdDavid Cohen
2Thunder TouchGulchHighland VisenHighest RuckusMartin A. Pedroza
3PublicationPetionvilleCat NewsStorm CatDavid Romeo Flores
4Trickey TrevorDemaloot DemashootShow Your PrideSilver DeputyRussell A. Baze
5Battle WonHonour And GloryCall HerCaller I.D.Victor Espinoza
6Siren LureJoyeux DanseurCantamarGulchAlex O. Solis
7Unfurl the FlagBertrandoEscape the StormStorm CatJon Kenton Court
8ProrunnerTejano RunPerfect WingsQuest For FameGarrett K. Gomez
9VortexDanehillRoupalaVaguely NobleTyler Baze
10Seattle BuddySeattle SlewBad PussycatDistinctive ProJuan Ochoa
相変わらずこの路線はなあ。
昨年ここを勝って飛躍が期待されたUnfurl the Flagはその後ダメ。Battle Wonが台頭してきたかと思ったのも束の間、こちらもBC Sprintで大敗を喫してダメ。
ということで重賞実績に乏しいものの今年になってからスプリントのステークス戦で実績を積んできたSiren Lureがトップハンデ。GIでこの斤量に潰されなければというところか。5歳だしスプリントならまだこれからという年齢で、この路線の軸になっていただければと。

それならば

えーと、オセアニア競馬のまとめをお願いしてよろしいでしょうか?>mazudaセンセ
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