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2006/7 [1]2006/8 [1]

2006/7/18

Horse Racing

Irish Oaks

1.Alexandrova: Sadler's Wells - Shouk by Shirley Heights
2.Scottish Stage: Selkirk - Darama Class by Caerleon
3.Rising Cross: Cape Cross - Woodrising by Nomination
4.Mont Etoile: Montjeu - Troyes by Troy
5.Confidential Lady: Singspiel - Confidante by Dayjur
6.Flyingit: Lear Fan - Byre Bird by Diesis
AlexandrovaはOuija Boardに続く、英愛オークス制覇を成し遂げて、それも着差が6馬身と4馬身ですからこの3歳牝馬の中ではかなり抜けた能力と言えるでしょう。このあとはYorkshire Oaksだそうで、Prideとぶつかることになりますかね。そこで真価が問われると言うことになりそうです。良い勝負をして2頭揃って凱旋門賞となれば非常に面白いでしょうね。とはいえAlexandrovaは10F挑戦をやりたいらしいが。
2着にはRibblesdale Sで2着だったScottish Stageが入りました。出馬表を出したときにもちょっと触れたように、母がフサイチコンコルドと全血という血統にてSelkirkで12Fはちょっと疑問と言う部分もあるにせよ、欧州的なクラシック血統の力というものを見せ付けたともいえるでしょう。これもちゃんと活躍してくれれば良いなとは思います。
一方フランスを制して期待されたConfidential Ladyですが見せ場なし。距離かなとも思いますが、今年のフランスは牡牝ともにレベルが怪しいということになってしまうか。

Princess Rooney

1.Malibu Mint: Malibu Moon - Ivory Mint by Key to the Mint
2.Prospective Saint: Saint Ballado - A.B. Prospect by A.P. Indy
3.Hot Storm: Stormy Atlantic - Fortotten Secret by Secret Slew
4.Ebony Breeze: Belong to Me - Valid Carnauba by Valid Appeal
5.Annika Lass: Mister Jolie - Mandy Tweedy by Cherokee Colony
6.Dubai Escapede: Awesome Again - Sassy Pants by Saratoga Six
7.Leave Me Alone: Bold Badget - Fabulous Ballet by Moscow Ballet
結果をチェックしたら最低人気馬だったので、なんじゃそりゃとか思って放置してました。
ということで、人気のDubai Escapadeは6着と惨敗。勝ったのはCalderを庭とするMalibu Mintでした。もうこんなのはトラックキャリアの勝利としか言いようがないのではなかろうかな。圧倒的人気のDubai Escapadeが6着、実績馬Leave Me Aloneが最下位と惨敗。最近ボロボロなLeave Me AloneはともかくDubai Escapadeは負けすぎではあるだろう。それにしても牝馬限定のスプリントって敢えてGIでやらないといけないようなレースなのかと。

雑記

ロマサガー

連休中にサボりすぎたのは今更ながらにしてロマサガーとしての血が騒いでいるためです。
SFC時代のロマサガ三部作を至上のものと位置付ける私ですので、この手のリメイクは辛く見てしまうという事情はあるのです。実際キャラクターデザインははっきりと変になったという気しかしなかったので最初の印象はそんなに良くは無かったですし、システム面もあのシステムで初代のロマサガと思えと言うのは無理があるよなと実感したので1週目の途中で放り出してしまったわけです。直前までやっていたということもあってシステムはアンリミテッドサガを髣髴とさせられたのですよ。さすがに飽きかけるですよ。もっともそこかしこでいきなりリールが回りだすという事ではないのですが、そういった不評な部分を無くしたという観点でしょうが。
でもまあ、ロマサガをクリアもせずに放置したままで良いわけも無くこの前から再開してみたら火が点いた。というのもいろいろ調べてみればやはりサガシリーズらしい理不尽仕様な部分はあったという事実に触れたからではあります。ランク9とか財宝発掘とか財宝発掘とか財宝発掘な。あの情報見てたら、レア財宝一つ取ることよりも石10個献上サルーインを倒す方がよほど楽というような気がしてなりませんが。このあたりもアンリミテッドの術合成パネルや高レベル魔導板狩りを思い出すところですが、条件がはるかに厳しいのでやりたいとは微塵も思いませんな。
そもそもSFC時代のロマサガ1のクリア回数を超えるほどのやりこみはもう二度としないでしょうし、ロマサガ2や3においてアイテム収集、技収集にかけた時間を費やすこともないでしょう。それでもアンリミテッドサガで全キャラクリアしただけの情熱が残っておれば、最後までやりとおすことができるような気はします。その最終到達点にまで達するのにどれだけの時間が掛かるかは分かりませんし、はっきりとアンリミテッドサガをやってた頃以上に割ける時間と言うのは少ないので、ある程度の妥協をしながらでも相当先のことになりそうではあります。
良くなった点としては仲間にできるキャラが大幅に増えたというところで、SFC時代はメインとなる主人公候補8人に加えて、ミリアムとゲラ=ハが序盤から主人公を問わず加入可能で、中盤以降ガラハド、終盤でラファエルを仲間にできますが、実用的ではありませんでした。ただし、サブキャラとメインキャラの差は初期パラメータの違い程度しかなく、仲間にするタイミング次第でどうとでもなる問題でした。今作は大幅にサブキャラが増えた反面で戦闘において重要なBPでメインキャラの8人が優遇され、サブキャラを中心にメンバーを組むというのは少しきついなと思わせるところはあります。とはいえ、メンバー構成の自由度はアンリミテッドサガなんかとは比べ物にならないわけであり、多少の不利には目をつぶろうかとは言えます。
1週目でいきなりディアナが仲間になったときは喜んだものです。主人公として選んだキャラ以外には全く焦点のあたらないサガらしいシナリオ展開もあって、その後はやや肩透かし気味でもありましたが、仲間にできるキャラの一覧を見ると、パトリックのような悪ふざけかとすら思うようなのもあれば、ファラみたいに仲間にしてどうするのかと言うのもありますが、とにかくそういった部分も含めて自由に組めるという点は評価されるべきではあるでしょう。そんな中で目を引いたのが海賊シルバーでありまして、ホークがいるのにもう一人海賊を仲間にするのもどうかなと思って、初回プレイのクローディアのシナリオではオパールそのものを無視したのですね。この辺りは周回要素があるため、極めるよりクリア優先にした影響でもありますが。
二週目になって最後に近づいても5人のメンバーが確定しないという状況は、とりあえずシルバーに会ってから考えても間に合うようにということを考えていたからでもありました。ゲラ=ハを連れて行くのでも良かったんですけど、ダメだったときのための保険程度にホークも強くしておくとかやってたわけで。進行度の影響を受けないイベントで、なおかつそのイベント自体においては戦闘回数の増加が避けられないという事情はそのイベントのクリアを後回しにさせてくれます。ということでシルバーの財宝を解決したのは主要メンバーのパラメータ上昇が目に見えて鈍くなる50後半に突入した段階。最早力ずくの見敵必殺モードで突き進んで調子に乗っていたら、「デーモンコマンド4体+冥府人参」という思わず目を疑う組み合わせに遭遇して1ターンキルされたりもしましたが。で、キャプテンシルバーですよ。正直これは反則でしょ。即5人目のメンバーに決定したのが、大体日曜の深夜。月曜なんかはひたすら種族調整のイベントをこなす傍らで技を閃かせていたという状況です。LPが7しかないという点以外は文句なしか。
ということで再びマルディアスに旅立ってくる。

2006/7/19

雑記

おるしにさんの日記経由でCAXの日記 - 長門有希の100冊という記事を知りました。Theスニーカーを読まなくなって久しいのですが、ざっと見た感じ濃いラインナップですねとか思ったので眺めていました。私も既読分をつらつらと並べてみますか。高校から大学に架けての濫読時代に読んだものが多いので手元にあるものとないものがありますが、憶えてる限りリストアップします。
「ウロボロスの偽書」
「順列都市」
「ゲーデルの哲学 不完全性定理と神の存在論」
「鋼鉄都市」
「イーリアス」
「吸血鬼伝承「生ける死体」の民俗学」
「地球の長い午後」
「リングワールド」
「エンダーのゲーム」
「たったひとつの冴えたやり方」
「夢の樹が接げたなら」
「スターダスト・シティ」
「五番目のサリー」
「赤と黒」
「星を継ぐもの」
以上15冊か。イーリアスは紹介されてる平凡社ライブラリーじゃなくて岩波版だが構わんよな。なんつーかオールタイムベスト的な洋物SFを片端から読んでいた時期があるのでそういう部分で何個か引っ掛かってますね。
ちなみにダン・シモンズはハイペリオンと没落だけで挫折。エンディミオンには辿りつけていません。
さて、長門有希に挑戦!というところを見ればやはり、それなりにメジャーなタイトルばかりというのはまあそんなものだろと思いますが、意外にスターダスト・シティなんかが読まれてないのなという印象を受けました。古い作品だから仕方ないか。緑のころのソノラマだしw。そんな中で次の2つの新書がめっさ割合低い。
高橋昌一郎『ゲーデルの哲学』 108 2.4%
平賀英一郎『吸血鬼伝承「生ける死体」の民俗学』 85 1.9%
私はこの手の新書をよくタイトル買いするのですが、結構面白いよ。新書で刊行されるということで専門的になり過ぎない程度に抑えられているので、その方面に弱くてもちゃんと読める。一応後者はヴァンパイアクロニクルとか大好きな方には絶対に薦められませんが。

たったひとつの冴えたやり方

今でもハヤカワが夏とかにフェアをやる場合の常連。中学生時代にこれを読んでSFに目覚めました。きっかけは雑誌のコラム。当時はまだPC関係の出版業に過ぎなかったソフトバンクから出ていたゲーム誌Theスーパーファミコンというのがありまして、これの愛読者だったのですよ。この雑誌はコラムのラインナップが充実していて、大体毎号3-4編載っていたのですがその執筆者を憶えてる限りで並べてみるとこうなる。小野不由美、久美沙織、坂田靖子、木村千歌、柳川房彦(新城カズマ)、谷山浩子、大原まり子、我孫子武丸、風見潤、もんすたーめーかーなどなど。なんかもうね、今でも影響受けてるよ。さすがにもう手元には現存していません…雑誌としてはね。これらのコラムの内初期のものはスクラップして手元に残されています。多分、それを処分した記憶はないので部屋か物置か探せば出てくるとは思われます。
で、ティプトリーをコラムで採り上げたのは久美沙織。難波弘之がアルバムタイトルにこの表題を使おうとしたら先に使われていてダメだったという話から展開してティプトリーの話になっていたように記憶している。そのコラムだけでたったひとつの冴えたやり方という作品の雑把なストーリーは書かれてしまうし、またティプトリーがどういう最期を遂げた作家であるかということまで知ってしまったわけで、後から考えたらもったいねえというところはありますが、その内容が強烈だったためにこそ興味を持ち、読んだわけですね。そこからハヤカワSFに嵌まり捲ったという経歴を持つだけに、あのコラムはターニングポイントだよなあとしみじみ思います。いやいや懐かしい。

2006/7/20

Horse Racing

ディープインパクト

IFHAが発表するWorld's Leading Horsesにおいてディープインパクトが一番上に据えられたとの由。
見たところHurricane RunとShiroccoに並ぶ125というレートを貰ってトップタイ。それぞれのレート該当レースはDeep ImpactはTakarazuka Kinen、Hurricane RunはTattersalls Gold Cup、ShiroccoがJockey Club SとCoronation Sの2つ…ってちょとマテコラ。Shiroccoは3歳牝馬だとでも言うのか>IFHA。
それは置いても、あの宝塚記念に125とは随分思い切ったレートですなとは思う。あのレースはメンバーを見てもディープインパクトのレートをそれ以上に上げるような要素はなかったと思うし、JRAがつけたレートは124ではあった。その124という数字でもJRA必死ですねという印象であっただけに、IFHAで更に1ポンド上乗せとは恐れ入る。JRAが公開しているこの会議のコメントなんかを見るに海外でも相当にこの馬に対する期待料を入れているのだなとは思われます。一応最高値を採るということでこのランキングの評価対象とはならないのですが、Saint-CloudでHurricane RunがPrideに負けたというのも印象としては影響を与えてるんだろうなあ。いよいよ凱旋門賞で下手なレースはできんよなあ、これだけ評価されてしまうと。
で、ディープインパクトの渡仏予定なんかが発表されてまして、向こうでの滞在先がLaffon-Parias厩舎、帯同馬がピカレスクコートだとのこと。おや?ピカレスクコートですかという感じではあるよね。池江厩舎で金子HD所有でディープインパクトの調教相手になりつつ機会があれば出走させてみる馬っつーことでサイレントディールあたりになってくれたらなと思ってましたが、息子の厩舎の馬が帯同馬とは。レースにも出走するかもしれないということですが、うーんどうだろ。今準OPで伸び悩んでるという印象もあるだけに、フランス行ってよい方向に変わってくれればというくらいか。イーグルカフェみたいな前例もあるわけだし。
Leading Horsesの数値に話を戻すとGeorge WashingtonとDylan Thomasの124もちょっと思い切った数字に思えます。Sir Percyが121だしなあ。

2006/7/21

Horse Racing

Coaching Club American Oaks GI Belmont NY Dirt 10F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1TeammateA.P. IndyStarry DreamerRubianoCornelio H. Velasquez
2Lemons ForeverLemon Drop KidCritikolaTough CriticMark Guidry
3Miss ShopDeputy MinisterShoppingPrivate AccountRichard Migliore
4Wonder Lady Anne LReal QuietAnchoWild ZoneEdgar S. Prado
5Sugar ShakeAwesome AgainSkipping AroundSkip TrialJohn R. Velazquez
6BaghdariaRoyal AcademyOatseeUnbridledFernando Jara
7Pine IslandArchMatlacha PassSeeking the GoldJavier Castellano
8VagueElusive QualityApril in KentuckyPalace MusicKent J. Desormeaux
9Unbridled BelleBroken VowLittle Bold BelleSilver BuckRamon A. Dominguez
Teammateはここ2戦のGIで大敗を喫していて、ちょっと頭打ちではあるかなと思う。勝つときは圧勝できる馬だがダメなときはとことんダメという部分もあるような感じではあるが。
Lemons Foreverは前走のMother Goose Sを4着。Kentucky Oaksは最低人気での勝利だった事もあって、2つ続けて見せ場なしとなるとフロックといわれても仕方ないので、正念場。しかし最後方から展開が向くパターンを期待するしかないので厳しいかなとは思う。
Miss ShopはBelmontのステークス戦で2戦2勝、ダートと芝で1勝ずつととりあえず得意の舞台。重賞実績はHere Comes the Bride Sで3着程度。厳しいか。
Wonder Lady Anne Lは今年になって4戦して勝ちなし。
Sugar Shakeは2走前がBroke Maidenで前走のアローワンスを逃げて6馬身半ぶっちぎり。この2勝は共にベルモントということでコースは問題無いが、距離経験がないのが気がかり。
BaghdariaはIowa Oaksを勝っての参戦。Black Eyed Susanでは3着。芝に出てきたときに期待すべき血統かなとは思われ。牝系Mixed Marriage。
Pine Islandはステークス初挑戦となったMother Goose SでBushfireに迫る2着で、Bushfireがいないここは主役を張らなければならない立場でしょう。真価が問われるレースか。
VagueはJ. Noseda厩舎所属の欧州馬。前走はCoroantion Sで7着。その前はドバイで2勝を挙げており、UAE 1000 Guineasが含まれている。ということでダートOKとなっての参戦だろう。問題は距離か。
Unbridled Belleは2連勝中。一線級相手に通用するかどうかという事になりそう。
結局Bushfireの回避はレースの注目という点で大きな痛手ではあるように思われ、Pine IslandがここでGIタイトルを手に入れて、Alabamaで再度決戦に臨むというシナリオになればよろしいかなと。

John C. Mabee H GI Del Mar CA Turf 9F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Dancing EdieMoscow BalletDuchess of AckSlewpyCorey S. Nakatani
2Moscow BurningMoscow BalletBurning DesireMr. LeaderNorberto Arroyo Jr.
3KatdogawnBahhareTrempkateTrempolinoAlex O. Solis
4Live LifeLinamixReine de la CielConquistador CieloMike E. Smith
5Island FashionPetionvilleDanzigs FashionA Native DanzigMartin A. Pedroza
6AmoramaSri PekanTanzaniaAlzaoGarrett K. Gomez
7MemoretteMemoForever FondreShahrastaniVictor Espinoza
Moscow Burningは去年が案外だったのですが、今年になって復調というところではあり、そろそろGI勝っても良いじゃねえかとは思う。Beverly Hills Hで3着ながらも119ポンドのトップハンデを喰らいましたが、これでもこの馬としては軽くなった方ではある。
Beverly Hills Hを2着のLive Lifeが117ポンドで続き、Beverly Hillsを勝ったMemoretteと実績では一応ナンバー1のIsland Fashionが116ポンド。ここに去年の勝ち馬Amoramaが近走不振をひっくり返せるかという115ポンド。
まあ、6歳のMoscow Burning、Island Fashionと4歳のLive Life、Memoretteでどっちが上かというあたりに注目したくはあります。今年の北米芝牝馬路線を見るうえでは重要なレースかなと。

Deutsches Derby GI Hamberg GER Turf 2400m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
114AspectusSpectrumAnna TheaTurfkonigA. de VriesH. Blume
212SchiaparelliMonsunSacarinaOld VicA. StarkeP. Schiergen
315LauroMonsunLaurenciaShirley HeightsW. MongilP. Schiergen
44ImonsoMonsunI Go ByeDon't Forget MeA. SuboricsP. Schiergen
513Quelle AmoreMonsunQelle AmieBeau GeniusE. PedrozaAndr. Wöhler
68Dark DancerKallistoDark LadyLagunasA. BestW. Kelkel
711Oriental TigerTiger HillOriental FlowerBig ShuffleA. BoschertU. Ostmann
82SaddexSadler's WellsRemote RomanceIrish RiverT. MundryP. Rau
95Prince FloriLandoPrincess LiberteNebosH. GreweS. Smrczek
101DickensKallistoDesideraShaadiM. DemuroH. Blume
117ElcanosAcatenangoElishaKonigsstuhlJ.-P. CarvalhoMario Hofer
126NobileoGalileoNatalianaSurumuT. HellierW. Neuroth
139Sadler's StarAlwuhushSadlerellaKing's TheatreF. MinarikH.-J. Gröschel
143DiariusUngaroDiavolessaSuboticaJ. VictoireH. Blume
1510KatalogTiger HillKaprioleSurumuJ. BojkoT. Gibson
Monsun祭りby Schiergen。
変則日程のため前走で古馬相手のDeutschland Preisを走って2着したSchiaparelliではありますが、勝ったDonaldsonがこのHambrug開催のハンザ賞に出てきて、キャラを勘違いし始めたらしくあるEgertonの前に大敗。レースのレベルに疑問符がつく結果となってしまった。で、実際プレレートでもArt Deco、Aspectusに次ぐ3番手評価に甘んじた。Art Decoはフランスで走ったので、こっちには出走してこないが、それでもUnion-RennenのAspectusの方が上という判断を下されているわけで、まあ見返してやって欲しいところ。抜群の血統背景を誇るわけで、あっさり持っていってもおかしくなかろうし、ここからShiroccoのような飛躍を遂げて欲しいと思うところはあるわけでね。
レートトップのAspectusはアイルランド産馬ではあるが、その母系はドイツのものでAnna Mondaなんかと同族の7-f族。つかAnnus Mirabilisといった方がとおりは良いかね。母も重賞を勝っているし血統的なバックボーンは十分だが、ちょっと中距離向きなファミリーという印象はあって2400mはギリギリこなせるかというレベルではなかろうか。父Spectrumは中距離馬だったが、代表産駒がGolanとGumatということで距離もこなす。Golanがキングジョージを勝ってくれたもののいまいちパッとしない父の代表産駒になれるかなという馬ではあるだろう。
Union-RennenでAspectusに食い下がったLauroは距離が延びての逆転にかけるとなるか。Schiergenとしてはこちらが今年のトップという感覚だったのだろうと思われるし、Landoの甥に相応しいクラシックランナーではあるだろうと。
以上の3強の決戦であって欲しいと思う。唯一の牝馬Quelle AmoreはSchwartzgold-Rennenを勝った実力を持つが、Dianaでは4着に終わった。Saldentigerin程度に頑張ればいいんじゃねと思われ。

Eddie Read H GI Del Mar CA Turf 9F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Fourty Niners SonDistorted HumorCindazannoAllegedJohn R. Velazquez
2Sweet ReturnElmaamulSweet RevivalClaude MonetAlex O. Solis
3AragornGiant's CausewayOnagaMr. ProspectorCorey S. Nakatani
4Silent NameSunday SilenceDanzigawayDanehillVictor Espinoza
5QuasimodoA.P. IndyMiss LenoraTheatricalMartin A. Pedroza
6Fast And FuriousSingspielHelvellynGone WestMike E. Smith
7HendrixSultry SongFluttery DanseurWavering MonarchDavid Romeo Flores
相変わらずこの路線は分かりにくいなと思う。
Aragornが121ポンドとちょっと抜けて重いハンデを背負うので、2番手以降には大きなチャンス。その筆頭がSilent Nameということになるかな。ただ、やはりマイルくらいまでという血統であるような気はするので、前走負けたのは結構痛いのかとか思う。
一方この条件なら去年2着のFourty Niners Sonに分がありそうかと。さすがにSweet Returnに去年の再現を許すようなヌルイレースにはしないだろうと思いますしね。

Comic

ヤングガンガン No.15

コミックブレイドZebelは明日以降に回します。
スレをちょっと覗くとかなり雰囲気悪くなってはいたなあ。まあ、もう羅列テンプレも持ってきて修正するくらいなら自分で書くようにしているから関係ないといえばないんだが…夏だよねw。
前号までのレビューはこちら。ヤングガンガン レビュー
ロトの紋章◆休載明け巻頭カラー。本格的にベゼルが動くとか思ったらなんですのんかこの展開は。まずベゼルの目的がはっきりしない事にはどうにもといったところか。
黒神◆茜さんが怒るのは当然ではあろうなあ。嫉妬もあるだろうけど。
いわみて◆さすがにWebに載せた展開そのままでは無くなったか。散々言われている画力については確かに褒められたもんじゃないでしょうが、それを気にするかというと私は気にしない。画力がどうこうというところを見るマンガではないはずだし。
ジャンキーロック◆話の作り方が絶望的にダメなんだなと思う。
死がふたりを分かつまで◆源田さんカコエエ。遥メガネバージョンは微妙なところか。
カノジョは官能小説家◆久し振りにエロを狙った感じのある読みきり。テンポよく進んだしさすがかなと。秋から始まるという連載に期待が持てる内容。
ムカンノテイオー◆まずまず。話が大きく展開するきっかけといったところで、次の回がかなり重要になるのだろう。それをきちんとこなせば面白い作品になるはず。ただ、シモネタは少々控えめにした方が良いように思われ。
セキレイ◆ということでNo.3が介入して月海vsウズメは有耶無耶。と思ったらNo.3もウズメに提示されたターゲットの一人なわけで…。まあ、適当にあしらわれそうな気がするが。ところで、あちこちでパンツ全開なのはさすがにどうかと思われたり。
ニコイチ◆とりあえず、武内がファーストか。一応前回の話で三角関係を提示しておいて、そこから一気に話を動かしにかかるというところではあるんだろう。
荒川◆面白い事は面白いのだが、やはりこの話をここまで引っ張るからには次が勝負ということになるのではなかろうか。
WORKING!!◆相馬さんオンステージという感じの前後編。特に後編のしてやったり感は素敵ですねw
咲◆今回はちゃんと麻雀してました。しかしなあ。咲はどういう理屈で次のツモ牌だの嶺上牌だのが分かってるんだろう。あんたは僧我かw。後いくつかの点についてはあえて触れない方向で。振ったときの和とか、最後のコマの咲とか。
ピュアカルチャー◆パソコンで描いてるんだろうけどトーン処理がくど過ぎて読みづらい。
戦線◆どんな状況であれ、書類を無防備に持ち、結果それをばらまく事になってしまったのはスウガクの不手際ではあろうな。
ジャッカル◆肩口を剣に貫かれている状態から相手に向かって踏み込むのは無理でねえかと。
うめぼし◆何をやりたいんだろう、このマンガ。
バンブー◆最近作画担当がサイト上でネームが来ないと連呼していたが、それ以前にヴァルキリープロファイル2のせいかねえ。今回ちょっと崩し気味の絵が多かった。
ユーベル◆これで次回から英雄の側がケインツェルのことを知ってなにかのアクションを起こすということになるのかな。
あみーご◆えーと、これ何のマンガだったっけ?…最近こればっかりやなw
ゲル◆話は面白いし、ここまで引っ張ってやってきたかいはあったということになるだろう。

2006/7/22

Horse Racing

John C. Mabee

1.Dancing Edie: Moscow Ballet - Duchess of Ack by Slewpy
2.Moscow Burning: Moscow Ballet - Burning Desire by Mr. Leader
3.Island Fashion: Petionville - Danzigs Fashion by A Native Danzig
4.Amorama: Sri Pekan - Tanzania by Alzao
5.Memorette: Memo - Forever Fondre by Shahrastani
6.Live Life: Linamix - Reine de la Ciel by Conquistador Cielo
7.Katdogawn: Bahhare - Trempkate by Trempolino
最内スタートのDancing Edieがレースを引っ張り、Island Fashion、Moscow Burningの順に続く展開。3コーナーではIsland FashionがDancing Edieに並びかけ、そのすぐ後にMoscow Burningがいて、更に外からMemoretteが仕掛けてくるものの外を回ったMemoretteは直線に向いて差が開く。一方Moscow Burningは4コーナーでDancing Edieの内を突いて直線に入ってDancing EdieとIsland Fashionに並び3頭の競り合いに持ち込む。一時はMoscow Burningがわずかに先頭に立っていたものの、ゴールではDancing Edieが前。直線に向くまでしっかり溜めて、直線に入ってから外に出して伸びて来たAmoramaが4着。
Blood-Horseなんかですと、直線でDancing EdieとIsland Fashionがぶつかっていたということではあり、その間隙をついてMoscow Burningが前に出ていたということになりますかね。でも最後の2完歩でDancing Edieが差し返したと。Dancing EdieとIsland Fashionに対する裁定は両者に原因があるということで特になし。
出馬表とか出しておきながらこんな事を言うのもアレですが、Dancing Edie居たのか。しかも119ポンドのトップハンデだし…。完全に見落としていました。しかもEdirってなんだよ…直したけど。前走はCashCall Mileで4着。
そんなわけでMoscow Ballet産駒のワンツー。激しく今更という気はするがな。Mill Reefの甥でNijinsky直仔なんだから血統はよいのだがなあ。24歳になった今年も現役種牡馬。カリフォルニア供用なのでMoscow BurningにしてもDancing Edieにしてもカリフォルニア産馬。同種牡馬の産駒としては両者共に最上級というくらいではあるかな。他にはコーナー曲がれず飛んでいったSoviet Problemなんかが代表産駒かな。牝馬ばっかり活躍するので現時点で北米にも後継種牡馬はなし。
一番人気はAmoramaだったようで、最近のレース見てるとどうしてここで一番人気になれるのか意味不明。続いてLive Lifeがそれに並ぶような人気で、どうにもこのAmoramaの人気は読めん。Del Marは確かに得意コースだったがなあ。というかMoscow Burningとかなめられすぎではなかろうかとは思う。

CCA Oaks

1.Wonder Lady Anne L: Real Quiet - Ancho by Wild Zone
2.Pine Island: Arch - Matlacha Pass by Seeking the Gold
3.Miss Shop: Deputy Minister - Shopping by Private Account
4.Lemons Forever: Lemon Drop Kid - Critikola by Tough Critic
5.Teammate: A.P. Indy - Starry Dreamer by Rubiano
6.Unbridled Belle: Broken Vow - Little Bold Belle by Silver Buck
7.Sugar Shake: Awesome Again - Skipping Around by Skip Trial
8.Baghdaria: Royal Academy - Oatsee by Unbridled
9.Vague: Elusive Quality - April in Kentucky by Palace Music
最内のTeammate、中のWonder Lady Anne L、外のSugar Shakeの3頭が並ぶようにしてレースを引っ張り、Lemons ForeverとPine Islandは後方待機。向こう正面で早くもTeammateが遅れて、Wonder Lady Anne LとSugar Shakeが競りながら3コーナーへ侵入。Pine Islandは最後方から外に持ち出して捲る構えを見せる。コーナーリングでSugar Shakeが遅れてWonder Lady Anne Lが先頭で直線に向くと、そのまま後続を突き放して楽勝するかに見えましたが、最後に脚が止まってPine IslandとMiss Shopに迫られますが、それもPine Islandが3/4馬身まで詰めるに留まりWonder Lady Anne LがGI初制覇。
Wonder Lady Anne Lは2歳でGII Demoiselle Sを勝っていた実績はありましたが、今年になってからは勝てず、GIIで2着とか3着を拾うものの、勝ち馬からは離されていたし、Kentucky Oaksでは5着で、前走がSusan's Girl BCSで一番人気ながらGasiaに負けて2着でした。ちょっと厳しいだろうなと思っていたわけで、序盤から競りながら最後まで凌ぎきったというのは驚いた。最後は止まりかけていたので、ラスト4Fは25.93-27.18とボロボロではあり、Pine Islandもこれを差しきれないというのは情けないか。

Comic

コミックブレイドZebel No.4

全部は止めようと思った。痛々しいマンガは見なかった事にする。
からっと◆変身魔女っ娘もの。女装あり。とりあえずからっとが終わったらZebelを買う必要はなくなるなとは思ってる。というところで、こんなものは簡単に終了(コミックス1巻分)でしょうかねと考えてたわけなんですが、変に引き延ばし入りました。まあ面白いんでそれはそれでいいんですけど、これがあると本誌のその向こうの向こう側が休載になるんでどうにかしてくれんかなあと。そして相変わらず背景は白い。
テイルズ番外編◆というかそもそも本誌のテイルズマンガがそんなに人気あるのかよと言いたいんですが。
あさって番外編◆番外編なりの構成ということではあるかな。特に面白いとは思わんのだが。本編共々。
ハードロック◆河原町通りで人を追いかけるのは無理無理。んで、京都で学生風=どこか特定の大学っつーのはありえず。全体では読みやすいし、さらっとした良い話だとは思うけど、これは番外編的で謎解きとかしないからかなとも。
×××番外編◆番外編が事件発生前という構成なのは良いかなと。
ひとさきの花◆こんな話でしたっけ?次回完結の模様。
西の魔女外伝◆この作品も外伝で連載していく方向なのね。まあヴィンセントの出番が増えそうだし良いか。今回はメイドヴィンセントに萌えたw
ウルフマン◆あー、ちゃんとした設定で話作って連載してくれないかなあと思います。出来れば本誌で。あと、目次の作者コメント見て吹いた。
零◆この作者は最近のブレイドの新人としては良いと思うんだが、基本的に人を選んでしまうというところが残念。ストーリーにしても絵にしても。
花帰葬◆そういえば一応少女マンガ雑誌のつもりではあったんだよなとここまで来て思い出した。つかそれまでの作品があまりにもそうではない作品ばっかりだったわけで。
Vassalord.◆前回も書いたことを繰り返すつもりは無い。
アメふるよるに◆まずまずか。体とか腕とか細くて長いのがちょっと変に思える。
oguna◆本誌のtakeruの番外編。だが、こっちの方が私はすきかなとも。
九十九◆まずまずか。顔のデザインが不安定なのは気になる。
ラスティック◆相変わらずブラックなコメディだなあと。
混沌の城◆本誌のよりこっちをちゃんとやった方が良いかとも思われ。
総評◆なんと言ってもからっとだな。他にも面白いと思えるのはあるのだが、やはりからっとがあるかないかでは大違い。とりあえず季刊ペースで出るということみたいではあるが、何人かは本誌かMASAMUNEかでちゃんと連載してくれればいいなとは思います。一方で今回も落としてる地獄奇行は単純に連載させすぎというところはあるんだろうが、どっちにせよ話をきっちり作り直してやり直した方が良いよとは思う。そういえば前回載ってた瀬都ナルミのは連載だったような気がするのだが、今回無いよ?Aresの背景がときどき怪しいので、Aresだけに集中してた方が良いんだろうが。
さて、ロゴのところにHIGHTEEN's COMICとか書いてあるのだが、これまでこんなのありましたっけ。無かったような気がするので確認したら、最初からあった。おやぁorz。

雑記

ロマサガー

2週目(主人公バーバラ)のプレイ時間が60時間を超えました。全く馬鹿ですね。この1週間でイベント消化を進めた結果、もうサルーインを倒す以外にする事がなくなってしまいそうです。鉱山襲撃は稼ぎポイントなので残していたので、鉱山のイベント→ルーイの護衛の一連の流れ→海底神殿のブラックダイヤ確保とジュエルビースト@ウエストエンドしかイベントがありません。んで、巨人の里にも侵入したので、バーバラはとうとう全ての武器術スキルがLv3で、マップスキルがLv4です。もう何でもありです。技も体術以外なら上級技を使う事が出来るので、どんな系統の武器を持たせてもOKです。このままの勢いで全技習得を目指そうかとも思いましたが、とっととクリアすべきではあると思い直しました。
デス撃破。次週でダークを出現させるためには冥府でデスに逢わなければなりませんでした。幸い前回でフレイムタイラントだけは種族調整イベントをクリアしていたので、乗っ取りが発生する事を利用してブレイズスレイブをぶっ倒して冥府に進入する事に決定。ブレイズスレイブはオートセルフバーニングだから弓と槍主体の攻撃だとかなり面倒でした。もともと四天王ではフレイムタイラントが一番てこずるしなあ。で、そのまま冥府に突入してデスに面会。戦うつもりはなかったんで、バーバラのクラスが旅商だわ、武器改造関係で主力武器一本以外は滅茶苦茶だわとどういう状況でしたが、成長しきっている状態のため、開門喰らおうが、死の一閃がこようが誰一人倒れないし、先手を取って回復できたのでいつまで粘れるかなと遊んでいたら勝ってしまった。昔はデスハンドとかで問答無用に殺して、アニメートという鬼だったことを考えると随分弱体化したよなあと思いました。
フレイムタイラントが一番種族調整で楽にクリアできるのではあるけど、フレイムタイラントだけが邪魔なんだよなあ>四天王。信仰値なんかの問題でガラハド殺しても確定冥府とは行かないのが今作の残念なところではあるでしょう。それ以外だと三地点制覇は難易度が下がってますけど、正直なところ店売り武器でなんとでもなる上に、巨人の里もメリットがほとんど無いので今回は三地点を目指す必要はないんですよねえ。オールドキャッスル突破するのめんどいし。それでガラハドのアイスソードイベントははっきりと改悪だと思われます。あのイベントはその瞬間には何の障害もなく、戦闘にすら突入せずガラハドを殺してアイスソードを手に入れるからこそ後々の意味があったわけですよ。戦闘になって開幕吹雪という状況によってはかなり厳しい攻撃を受けるようはなあ。確かにあれは初回プレイ限定っぽいトラップであって、既に広く知られてしまっているリメイク版ではトラップになりはしないんだけどさあ。
オブシダンソード。昔も面倒でよく忘れるイベントでしたが、それは今作でも変わらずという印象。ディスティニーストーン回収以上のものはないかなと。しかし今作特に残酷な神エロールという印象が強くなってしまうのだが…。シルバーにしてもフリーレにしてもなあ。本人が望んだといえばそれまでだが。最終試練の最後でしれっと言いやがるのもどうかと思いましたし。エリスがエロールのやり方を快く思っていないのは前作でも出てましたが、今回は特にそういう面が強く感じられるところがあるなあと。
現状のパーティ編成とメイン兵装。
バーバラ 戦士Lv3 ヴォーパルアクス+2(強度+4)、翼の槍
クローディア ローザリア軽騎兵Lv4 藤娘、ハルバード
アルベルト ウィザードLv3 火の鳥、吹雪
ジャミル シーフLv3 火の鳥発動用炎のロッド(強度+2)、エスパーダ・ロペラ、クジャルシューター
シルバー 武闘家Lv3 クレーンプリンセス、青竜刀
ハルバードを改造してガーラルシャフトにしようとか思っていたり…。まだまだやる事はあるんだが、とりあえず3週目も始めたいのでこのあたりでサルーインを倒すだけは倒してしまう予定。その後も石献上とかしたうえで、クイックタイムなど無しの素の戦闘で倒してみたいのでしばらくは並行して引き続き強化したりいろいろはやるかな。

2006/7/24

Horse Racing

German Derby

1.Schiaparelli: Monsun - Sacarina by Old Vic
2.Dickens: Kallisto - Desidera by Shaadi
3.Oriental Tiger: Tiger Hill - Oriental Flower by Big Shuffle
4.Saddex: Sadler's Wells - Remote Romance by Irish River
5.Dark Dancer: Kallisto - Dark Lady by Lagunas
6.Aspectus: Spectrum - Anna Thea by Turfkonig
7.Lauro: Monsun - Laurencia by Shirley Heights
8.Quelle Amore: Monsun - Qelle Amie by Beau Genius
9.Prince Flori: Lando - Princess Liberte by Nebos
10.Elcanos: Acatenango - Elisha by Konigsstuhl
11.Katalog: Tiger Hill - Kapriole by Surumu
12.Sadler's Star: Alwuhush - Sadlerella by King's Theatre
13.Imonso: Monsun - I Go Bye by Don't Forget Me
14.Nobileo: Galileo - Nataliana by Surumu
15.Diarius: Ungaro - Diavolessa by Subotica
Schiaparelliが勝ちましたよと。これで全兄Samumに続いてのダービー制覇。全姉Salve Reginaもダービー2着でしたし、このきょうだいは凄まじいの一言に尽きますかね。ただ、上は2頭ともどうにも勝ちきれなかったという印象も強かったりするので、こちらさんはどうか。あと兄が返り討ちにされた国外への遠征も見てみたいところ。シールゲン師は予定はまだ無いとしながらも、GP Badenに出走するだろうということを言っていますね。そこからロンシャンとか考えているのかなと。StarkeによるとSchaparelliは兄のSamumとは全く異なり、馬体が大きくステイヤーであるとのこと。
Demuroの好騎乗で最後に追い込んで2着Dickensはハンガリーからドイツに流れてきた牝系。とりあえずShaadi入れんなよとか思うわけですが。Dark DancerとDiariusも同じくRötogenのファミリーではある。父Kallistoはレットゲンの種牡馬だったが2004年からハンガリーにて種牡馬。去年の3歳が初年度産駒にあたり、GI馬Gyrekaも出したので、どうやら来年はドイツに戻ってくるらしい。
一方AspectusとLauroは中位に沈んでいます。これはこれでどうしたものやらとも思いますがなあ。

Eddie Read

1.Aragorn: Giant's Causeway - Onaga by Mr. Prospector
2.Sweet Return: Elmaamul - Sweet Revival by Claude Monet
3.Silent Name: Sunday Silence - Danzigaway by Danehill
4.Quasimodo: A.P. Indy - Miss Lenora by Theatrical
4→5.Fourty Niners Son: Distorted Humor - Cindazanno by Alleged
6.Hendrix: Sultry Song - Fluttery Danseur by Wavering Monarch
7.Fast And Furious: Singspiel - Helvellyn by Gone West
トップハンデのAragornが快勝して、北米芝マイル路線のトップの地位をカッコたるものにしたとは言えますでしょう。
今年も逃げて粘りこみたいSweet Returnが先手を取り、去年の再現は許さないとこれに仕掛けていったのがSilent Name。鞍上のEspinozaはレースの序盤で鞭を落としてしまったようではありますが、Sweet Returnにプレッシャーを掛け続けてペースを握らせませんでした。この2頭の後ろという絶好の位置につけていたのがAragornで、直線に入って2頭をあっさりと処理して最後は4馬身差をつけました。Aragornが121ポンド、続くSilent NameやFourty Niners Sonが118ポンドという斤量差もあったわけでこれはちょっと敵わんなとは思われます。そして前半からペースが速かったためか、馬場状態がFirmの影響も受けたか、去年Willow O Wispが記録したトラックレコードを1秒以上も短縮するという怪時計となりました。C. Nakataniはこれで土日のDel MarのGIを連勝。相変わらずこのコース大好きなんですねと言ったところか。John C. Mabee H(Ramona H)を5勝、Eddie Read Hを4勝。Aragornはこのあと10F挑戦もありえるということらしいので、どうせならDel Marに残ってGIIよりはArlington Millionくらい走ってみたらよろしいのではなかろうかなとは思います。BC Mileが最大目標。
Nakataniも言うようにこのレースのキィになったのはSilent Nameではあり、Sweet Returnのスローで楽逃げ切りというようなレースを2年続けて見せられなかっただけでも良しとしたいところではあるでしょう。それでもSweet Returnすら交わせていないのはちょっと不満か。鞭が無かったからという理由はあるがなあ。やっぱり母父Danehillじゃあ底力不足という気もしなくは無いが。

Comic

式神の城ねじれた城編 4巻 / 脚本:是空とおる 作画:たかなぎ優名 / マガジンZ

久し振りにスキャナ使おうとしたらケーブル刺さってない事に気付かず四苦八苦。
式神の城 ねじれた城編 4
帯には「STG発コミックとして世界最高売り上げを記録」などと書いてございます。凄いのかどうかはいまいちよく分からんですが。
式神シリーズはアーケードのSTGということでゲーム本編では断片的なストーリーしか語れないという部分はあるのだと思います。そういう部分をこのマンガであったり、何冊も出ている小説だったりという部分で補われて大きな世界観の作品になっているわけで、ロジャー・サスケことロイ・バウマンなんてその典型的な形ではなかろうかなと。アルファシステムの公式サイトにある世界の謎BBSなんかは正直情報量が膨大すぎてついて行きかねるところはあるわけですが。
ストーリーはそろそろ式神IIの話も佳境に入りというところなんですが、先行して式神IIIの内容を一部取り込んでいるためここからどうやってまとめるんかなあという気はします。本誌だと小夜と堀口ゆかりの戦闘に光太郎と晋太郎が介入してきたって感じだったかな。どうにもシリウスの方で四季使いが連載されるようになってから否応無くペースが落ちてしまっているという部分があって、それでやや話の展開が分かりづらくなってしまっているところはあろうかと思います。ですのでまあ、コミックで一気に読む方が良いということになるだろうねえ。
この巻最大の見所はゆかりの召喚カードを利用してアララ・クランが再召喚され、ふみこと共闘する十七話の舞姫ではあるでしょう。この二人の掛け合いは脚本家あたりがノリノリで書いているんだろうなという気がしますが、マンガ化されての一番の収穫ではあるでしょう。残念ながらリニューアルされても変わらず色気を振り撒くアララの出番はその1話だけでしたが、まだゆかりがいるさw。ということでゆかりの方も衣装がボロボロになったのでリニューアルつか鎧着てますよw。
昔GファンタジーでFEトラキア776を描いていたときはそれほどでもなかったと思うのですが、式神マンガではたかなぎ優名さんの描く女性キャラはエロさがあって良いなあと思うわけですよ。小夜の光鴉陣を喰らったあとのゆかりとかエロエロですな。
ところでアーケードで稼動中の式神の城IIIですが、私の地元のゲームセンターには一向に入荷されないので、まだ全然やれていません。下手するとPS2版のリリースまで待たなきゃならんということになりはせぬかと恐れております。

2006/7/25

Horse Racing

King George VI & Queen Elizabeth Diamond S

月曜の追加登録ならびに出走確認のステージを終えての登録馬は8頭。もしかしたら追加登録で参戦するかもしれないと言われていたOuija Boardは追加登録をしませんでした。まあ、使い込まれているので少し間を開けた方が良いのは確かだろう。とおもったらNassau Sに出るつもり満々ですか(苦笑。まあ、Alex Goldrun辺りと勝負付けにいくのも良かろうな。
O'Brien厩舎の手駒が無いので、Coolmore陣営からはFabreのHurricane Runだけの出走となる模様。Fallonが使えないので騎手未定とか言ってるが、どうせSoumillonということになるだろうし問題はなさそうか。前走でPrideに不覚を取っているとはいえ、ここで本命視されるのは変わらず。あのときPrideの手綱を取っていたのがLemaireであるということはちょっとHurricane Run陣営にとっても嫌な感じがするところかなとは思うが。Fabre師は夏に走らせるのはこれが初めてだからとか柔らかい馬場になって欲しいので雨が降らんかなとか言ってますがw。
今年はまだGIを勝っていないGodolphinからはElectrocutionistを筆頭にBelenus、Cherry Mixを用意した3頭のエントリーで形振り構わず勝ちに来たというところはあろうか。ペースメイカーはどちらか1頭だけの出走になり、Cherry Mixの可能性が高いとは書いてあるが。
Heart's Cryも有力な出走馬という扱いで、Deep Impactを下していることと、今年のDubai Sheema Classicでの勝ち方が高く評価されています。
Hardwicke Sを勝ったMaraahelもエントリー。この新装Ascotの12Fという舞台で勝った経験があるというのは注意すべき要素ではあるでしょう。
あとはSoapy DangerとEnforcerで8頭。
人気は相変わらずHurricane Runが抜けた支持でCoralだと11/10というオッズ。続いてElectrocutionistが9/4の2番人気。Heart's Cryは7/2というオッズ。
1995年から5勝を挙げているGodolphinは今年の不調をここで払底できるかどうかというところでしょうが、Hurricane Run相手にこの舞台でElectrocutionistなのは結構厳しい部分もあろうかとは思います。Cherry Mixが如何にしてエースをサポートするかではあるでしょう。McEvoyは責任重大。そうした場合に、Sheema Classicで先手を取って強いレースをしたHeart's Cryという存在は大きなファクターになってくるんではなかろうかな。レース当日には上位3頭がもっと接近したオッズになると考えられています。
Maraahelの一発ってのも怖いことは怖いが…別な意味でw
さて、JRAのサイトのコメントにも載っていましたが、橋口先生も読んだというRacing Postの記事によると、Heart's Cryの鞍上にはChristophe Lemaire。少し前に落馬負傷ということでしたが、ちゃんと乗れる状態にはなっているようで、今週の木曜にフランス、金曜からAscotで乗ることができるようです。Heart's Cryとしてはこの遠征の舞台でLemaire以外の手綱は考え難いところではありましょう。橋口先生は何の心配も無いということですが、そうはいかんだろうなというのが正直なところ。
彼はフランスでも日本でも相当の実績を手に入れているとはいえ、フランスの若手の騎手であるということを忘れてはなりません。King Georgeに出走するのは今回が初めてであり、このAscotの12Fコースすら今までに乗ったことがないのです。Heart's Cryの滞在先でもあるL. Cumani厩舎が金曜の12F戦に馬を用意してくれたのでそこで乗ることができるようですが、これまでAscot自体2度しか乗ったことが無くどちらも直線コースだったというのですからコース経験の無さが気にかかるところではありましょう。
しかも相手はSoumillonとDettoriだからなあ。そのSoumillonにしてからが、乗り慣れていないSandownではOuija Boardで失態を演じたわけでもあり、イギリス人がフランスで乗ると厳しいと言われるが、その逆も確かにあるんだよという気はするわけですよ。AscotならSoumillonには何度も乗ってる経験があるので問題ないんだろうけどね。特に今回はLemaireがHeart's Cryはここを走るのが初めてだから先頭に立ってのレースはせずに4,5番手を進むのが良いという事を言っているので、閉じ込められても知らんよと。Ascotの直線の坂は問題ないんだそうです。
Royal開催のときに結構硬かった芝は今でもその状態らしく、Heart's Cryとしてはこのまま行ってほしいというところではありましょう。多分Electrocutionistもそう思ってるはずで、Hurricane Runはちょっと嫌がるかなと。当日どの程度の馬場状態になるかは知らんが、Electrocutionistが出てくるので露骨に水は撒けんだろうなと。
ちょっくらプレレートでも見るとしますか。数値の入手が容易なのでRPR準拠。
133: Hurricane Run
126: Electrocutionist(D)
125: Heart's Cry、Electrocutionist
124: Maraahel
120: Soapy Danger
118: Enforcer、Cherry Mix
110: Belenus
Hurricane Runは当然去年の凱旋門賞の数字で、今年はTattersalls GCの128で差は縮むもののトップは変わらない。ElectrocutionistはDubai World Cが126だがダートなので除外すると去年のInternational Sが125をつけた。Heart's CryはJC、有馬記念、Sheema Classic全てが125で並ぶ。Maraahelが地味に良い数字を連発していて、去年はInternational Sを3着して123を、Champion Sで2着して再び123を、Hong Kong Cの3着で124を貰っています。今年はHardwicke Sで120。
おまけのLemaireの本音。
Ouija Board is one of the best mares in Europe.
Pride is one of the best mares in the world.
コラコラ(苦笑

Comic

バンブーブレード3巻 / 原作:土塚理弘 作画:五十嵐あぐり / ヤングガンガン

BAMBOO BLADE 3
前半は前巻の続きで剣道対決の後編。珠姫が入ったことで剣道部のメンバーもいろいろと学んでいるという部分を引き続き見せて、今後剣道を中心に据えたストーリーへの布石が成されていると言えるでしょう。そしてその最後は珠姫の実力を認めた先輩が試合を申し込んでという展開。「俺はずっとガキのまま」というほどに剣道に対しては純粋なこの先輩の存在は大きいなと思われます。
珠姫の強さをここでもう一度示しておくという意図があったのでしょうが、それと同時に剣道に関しては負けず嫌いなところも示されたとはいえるか。今後剣道の試合を展開させていくときに珠姫の強さはジョーカーなので、どう料理していくかという部分が問題になるのではないかなとは思われます。だからこそ、先輩に「一度負けた方がいい」というセリフを言わせているのでしょう。この作品の持つ側面として珠姫にとっては人間的な成長であり、それはこの後半の珠姫のアルバイトなんかでも徐々に示されていくという形か。
他のメンバーには剣道で強くなるという部分が与えられているのでしょう。キャラ造詣として珠姫が簡単に負けるような相手が現れるのは問題なので、どこまで引っ張った上でそれをやるかということで、この最後に全国大会という目標が提示されるという流れではあるか。まあその展開はいまいちあれなところはあるんだけどね。で、団体戦でとなると全体的に底上げされなければならず、だからこそいろいろ伏線が張られている状況ではあるかな。
というわけで普通に青春群像劇という様相。まだ5人目の問題とか片付いていないし、ミヤミヤの過去の話もこれからという感じだし。

2006/7/26

Horse Racing

King George

Hurricane Runの鞍上はC. Soumillonで確定。ここはFabreの思い通りに言ったという事になるかな。M. Kinaneが空いているのでCoolmoreサイドはKinaneを推してくるかなという読みもありましたが、そうはならずといった様子。MaraahelもR. Hillsで確定しているようで、どうやら残るはEnforcerのみか。

Forty Niner

Blood-Horse: Forty Niner Experiencing Breeding Difficulties Forty Ninerが受精率減少のため、今年を以って種牡馬引退という可能性があるようです。
今年は45頭に種付けを行ったものの、受胎が確認されたのはわずかに6頭。来年以降の計画は白紙の状態であるとのこと。健康面には問題が無いということなので加齢から来る問題なんでしょうなあ。既に21歳ということではあるし、こういう問題が出てきてもおかしくない。
Blood-Horseのこの記事のネタ元はRacing Post。おるしにさんもおっしゃってるが、これが日本のメディアで全然流れないというのは問題だろうなとかは思う。War Emblemの2年目とかもそうだったけど、日本の競馬メディアは種牡馬とかの話題に無頓着すぎるというきらいはあるでしょう。今更期待していたわけでは全く無いが、「騎手が馬の鼻づらに強烈頭突き!」byスポニチ、「馬に頭突き、英の騎手ジダンを再現」byニッカンのようなどうでもいい記事流す前にもっとちゃんと仕事しろやと。

Comic

水惑星年代記 / 大石まさる / ヤングキングアワーズ

水惑星年代記
アクアプラネットと言われたら大原まり子先生の公式サイトを思い浮かべるSFオタです。こんばんは。
今日が発売日だったんですが、本屋に行ったら最後の1冊でした。コミックのサイズが普通のアワーズのものとは異なり、大きめ。個人的には昔のGファンタジーコミックスのサイズと言ってしまうあの大きさです。線の描き込みが多いのでこのサイズなのは良いかなと思うし、雑誌に掲載された当時のカラーページを全てそのまま収録されているというのもポイントが高いか。
内容は舞台設定で軌道エレベータなんかが出てくるようにSFではあるのですが、叙情的なSFといった風ではありSF的ギミックは必然ではありません。実際連作短編集ということで同じ舞台であろうと思われるが、特にSF関係なしという話もあります。
絵柄やストーリー構成まで含めて人を選ぶようなところがあるかなとも思いますが、ちょっと古めで軽いSFテイストが好きな人には向く作品ではないでしょうか。私が最初にこの作品をアワーズ誌上で読んだときに思ったのは、どことなく「クラリオンの子供たち」(堤抄子作)を思い起こさせる部分があるなということでした。よく見ればそんなに似ている感じではなかったかなとも思いましたが、元々SFの原体験が「たったひとつの冴えたやり方」ではあるわけで、ガチガチに固めたハードSFなんかより雰囲気重視の作品が好きだというのはあるかなと。
大石まさるの作品としては「みずいろ」などと同系統にある作品といえるでしょう。こういう方向に戻ってきたというべきかな。だって、「ピピンとピント」あたりはちょっとなあという感じだったし…

2006/7/28

Horse Racing

King George VI and Queen Elizabeth Diamond S GI Ascot GB Turf 12F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
15Cherry MixLinamixCherry MoonQuiet AmericanKerrin McEvoySaeed bin Suroor
21ElectrocutionistRed RansomElbaahaAraziL. DettoriSaeed bin Suroor
32EnforcerEfisioTarneemZilzalMartin DwyerW.R. Muir
43Heart's CrySunday SilenceIrish DanceTony BinC.P. LemaireK. Hashiguchi
54Hurricane RunMontjeuHold OnSurumuC. SoumillonA. Fabre
66MaraahelAlzaoNasaniceNashwanR. HillsSir Michael Stoute
さて、もう大体この前の記事で書いているので、改めてどうこうと言うつもりはないです。6頭立てということで、枠順も影響ないでしょう。それよりも馬場と展開がどうなるかということの方が大きいかと思われます。レースを作るのはGodolphinのペースメイカCherry Mixになるでしょう。McEvoyはそういう仕事をしっかりとこなせる騎手ではありますしね。Heart's CryはLemaireが何頭か前に置いたレースをするということを言ってますので、後からということになりそう。
どこまで本気にしていいのか分からないけどここに来て、ちょっと弱気なFabre師というのが印象的。一方GodolphinはどうやらElectrocutionistの仕上がりに自信を持っているようで、それくらいでちょうど良いんじゃねという感じではあるかな。Heart's Cryも橋口師が吹きはじめてるので、こっちもいつも通りか。
気になる天候はYahoo UKで見てみた限り、Ascotは日曜から崩れる予報で、土曜までは問題無いという状況。今日のレースはGoodと発表されているので、週中に雨が降ったのかもしれないが、これ以上悪くなる事はないだろうし、徐々に回復していくのではなかろうか。

Diana H GI Saratoga NY Turf 9F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1SabellinaLangfuhrRestored HopeHe's BadJavier CastellanoJoseph Aquilino
2AngaraAlzaoAnge BleuAllegedFernando JaraWilliam I. Mott
3ArgentinaSadler's WellsAirlineWoodmanEdgar S. PradoRobert J. Frankel
4Sweet TalkerStormin FeverAnother VegetarianStalwartRamon A. DominguezH. Graham Motion
5WendPulpitThreadTopsiderJohn R. VelazquezWilliam I. Mott
6Lady of VeniceLoup SolitaireLacewingsForty NinerJulien R. LaparouxPatrick L. Biancone
7My TyphoonGiant's CausewayUrban SeaMiswakiCornelio H. VelasquezWilliam I. Mott
先週の西海岸がそれなりにメンバーを集めていただけにこっちはちょっと見劣りがする。
Angara、Sweet Talker、Wendの3頭がトップハンデ120で並ぶ混戦。
Angaraは昨年のBeverly D. S以降勝ち星がないが、前走のNew York BCHでは2着と調子は上向いているのだろう。追い込む脚質のため安定性がないが、このメンバーに入れば直線で一気に突き抜けてもおかしくないだけのものはあるだろう。
Sweet Talkerは前走のCashCall Mileで2着。その前は4連勝していたし、本格化以降はそう簡単に崩れない安定感も素晴らしい。しかしGIは勝ったとはいえこれまでにややメンバーの劣るQueen Elizabeth II Cだけで相手を選びながら走っていたというのも事実だろう。それでもCashCall Mileで2着に来れたのだから十分かとは思うが。
Wendは今年はJenny Wiley SとHoney Fox Hを勝っている。そこそこやれそうではあるが、前走のAll Along BCではFilm MakerやLaticeあたりに全く勝負できていないというのを考えるとやっぱりたりんだろうなとも思います。
Argentinaは安定して上位に来るものの、勝ちきれないというキャラを北米に移籍してからも脱却できていないので、今回もそういうことで終わりにはなるかなと。Galileoの妹My Typhoonは前走のMint Julep Hも勝ったしそろそろ本格化ではあるのかなと思われます。GIタイトルを手に入れたら今後が楽しみな存在になるかなと思われ。

Bayerisches Zuchtrennen GI München GER Turf 2000m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
14ArcadioMonsunAssiaRoyal AcademyA. SuboricsP. Schiergen
25Fight ClubLavircoFlaming SongDarshaanW. MongilA. Trybuhl
33LaverockOctagonalSky SongSadler's WellsM. BlancpainC. Laffon-Parias
41Lord of EnglandDashing BladeLoveriaLos SantosA. StarkeMario Hofer
52AlmeritaMediceanAvemaHeraldisteA. MunroW. Hickst
ドイツの中距離馬にとっては国内最大の目標にもなるこのGIにたった5頭しか馬が集まりませんか。というかSoldier Hollowはどこにいったのやら。
注目はPreis der Dianaを勝った3歳牝馬Almeritaと遠征馬Laverockということになるかな。
Laverockはいまいち信用がなりませんが、Prix d'Ispahanを勝ち、Saint-Cloudでも好走したので実力はこの中で一番と見るべきかなと。
3歳馬では他にLord of Englandも参戦してきますが、こっちは2000mの距離すら心もとないというところはあるのでやはりAlmeritaではあろうなと。
それで迎え撃つ古馬2頭がArcadioとFight Club。今更Fight Clubに期待をかけるのもちと酷ではあるので、去年2着しているArcadioが頑張らないといけないという状況だろう。
やはりSoldier Hollowくらいが出てこないと締まらんなあと思ったりはするわけデスが。

Bing Crosby H GI Del Mar CA Dirt 6F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Pure as GoldStolen GoldPure WoolRelaunchJon Kenton CourtJack Carava
2Trickey TrevorDemaloot DemashootShow Your PrideSilver DeputyCorey S. NakataniJerry Hollendorfer
3Premium SaltineSalt LakeCrazeWild AgainTyler BazeTed H. West
4Battle WonHonour And GloryCall HerCaller I.D.Victor EspinozaMike R. Mitchell
5BordonaroMemoMiss ExcitementRajabAlex O. SolisWilliam Spawr
6CarthageSmoke GlackenHalomaticDonald EbertsDennis CarrArt Sherman
注目は連勝中の2頭。120でトップハンデのBordonaroは4連勝中で前走はCount Fleet Sprint Hを勝っています。トータルでも10戦して8勝と底を見せておらず、ここからスプリントのトップホースになれるかどうかといったところでしょう。
一方119ポンドのCarthageは5連勝で前走はBay Meadows BC Sprint Hを勝ちました。北カリフォルニアを拠点とする6Fのスペシャリストという感じで、メインストリームでの力試しというレースでしょうか。
BordonaroもCarthageも端から飛ばして逃げ切るというレースを得意にしていますので、どちらが行くのかというのがレースのポイントになりそうです。

2006/7/29

Horse Racing

Prix d'Astarte GI Deauville FR Turf 1600m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
13TogetherValanourToomixaLinamixS. MaillotC. Vergne
22In CloverInchinorBellaridaBellyphaC. LemaireF. Head
39Price TagDansiliTarocchiAffirmedT. ThulliezP. Bary
410Grand VadlaGrand LodgeVadlavaBikalaJ. VictoireA. Fabre
55MandeshaDesert StyleMandalaraLahibC. SoumillonA. de Royar-Dupre
61Tie BlackMachiavellianTender Is The NightBaratheaJ. EyquemF. Rohaut
76RajeemDiktatMagic SisterCadeaux GenereuxK. McEvoyC.E. Brittain
87GrigorievaWoodmanElbaahaAraziM.J. KinaneA. Fabre
94LolitaLavircoLittle Movie StarRisk MeD. BoeufA. Lowe
1011ImpressionnanteDanehillOccupandisteKaldounO. PeslierC. Laffon-Parias
118Indian FunPoligloteFollow the GirlSaumarezG. BenoistF. Head
11頭と数は揃ったが、質はそれほど高くないような気がする。
前走でGIを勝ったRajeemだが、McEvoyの好騎乗と展開に恵まれたことが大きく、実力を評価するようなレースではなかった。Coronation Sの5着でも戦歴を考えると良く走っている方と言えるので、あまり期待はできないか。
Tie Blackは繰り上がってのPouliches勝ちとなるが、ここでPrice Tag相手にちゃんと力を示せばよいという形になったかと。そのPrice TagはCoronation Sに遠征して8着と惨敗したのが気に掛かるが、初の遠征ということでもあり、フランスに戻ってのレースということでちゃんと走るだろう。Henkel-RennenのLolitaもCoronation Sで11着と惨敗してこちらはちょっと厳しいか。
3歳馬ではSandringhamを勝ったPoulichesの2着馬Impressionnanteも有力。前走はJean Pratで6着と崩れているが、これは牡馬相手のレースでもあるし無視しても良いかと。
古馬が2頭だけとなって、3歳のマイル路線の2番手以降を決めるようなレースになってしまったような気はする。フランスのギニー上位は出走するものの、英愛ギニーからは出走してこないし、Coroantion Sの上位もいない。

Go For Wand H GI Saratoga NY Dirt 9F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Spun SugarAwesome AgainIrish CherryIrish OpenMichael J. LuzziTodd A. Pletcher
2Classy CharmSilver CharmClassy CaraGeneral MeetingMike E. SmithJohn C. Kimmel
3BalletoTimber CountryDestiny DanceNijinskyJavier CastellanoThomas Albertani
4Nothing But FunDixie UnionZepaTheatricalRichard MiglioreMichael E. Hushion
5Oonagh MaccoolGiant's CausewayAlidivaChief SigerJohn R. VelazquezTodd A. Pletcher
6Pool LandSilver DeputySlew City SlickrerSlew City SlewGarrett K. GomezTodd A. Pletcher
7SummerlySummer SqualollHere I GoMr. ProspectorShaun BridgmohanScott Blasi
8Take d'TourTour d'OrCherry FlareMr. WashingtonCornelio H. VelasquezDavid Fawkes
圧勝続きで4連勝中のTake d'Tourが9Fに挑戦。マイルを得意としている馬で、前走で8.5Fを克服して、次は9Fという形。ここをこなせればBC Distaffに目途がつくということで気合が入っているようです。
そのTake d'Tourとトップハンデを分け合う形になったのがOonagh MaccoolでPletcher厩舎に移籍してから負けなしの3連勝で挑んだ前走Fleur de Lis HでHappy Ticketに敗れますが、逃げる形になって直線競り合ってのアタマ差だけに、そう悲観する内容ではありません。前に馬を置いて、4コーナーから直線に入るあたりで勝負を決めに来るタイプですし。
一方前走のOgden PhippsでだらしないレースをしたせいかSpun Sgarがちょっとなめられたハンデとかは思う。VelazquezもOonagh Maccoolを選んだから仕方がないのかという気もせんではないが。Pletcher師は2ターン戦が向いているとコメント。
昨年のCCA Oaks2着以来1年ぶりのレースとなるSummerlyは骨折明け。昨年前半の3歳牝馬路線で頂点に立った馬だがいきなりは厳しいと思う。

Del Mar

今年の夏開催の競争中及び調教中に予後不良に追い込まれる怪我が多発している事についての調査結果が出たようです。
Blood-Horse: Del Mar Seeks Answers to Fatal Injuries
今年の最初の1週間で7頭のサラブレッドが予後不良となる怪我を負い安楽死処分となったことを受けて調査が行われました。1週間で7頭という数字が、昨年の43日間の開催中にレースで7頭、調教中に11頭という数字に比べて明らかに大きいためです。
Del Marはメイントラックの構成材に砂を加えていた事がその原因であると発表しました。Santa AnitaとHollywood Parkが一時的に使用できず、朝の調教がDel Marで集中して行われていたことで、トラックの表面が影響を受けたと推測されています。
これに関連した話になるのかどうかはちょっと微妙ですが、カリフォルニアにある6つの主要なトラックでは2008年の1月までに1つあたり800万ドルという費用をかけて合成トラック(ポリトラックとかのアレ)に変更するということで、Hollywoodがそのトップを切って11月に始まる秋開催までにダートを入れ替えるという予定のようです。
一方Del Marほど酷くはないにしても2ヶ月で17頭が予後不良になる怪我を負ったArlington Parkは独立したコンサルタントによって調査されたが、共通の原因は見つからなかったらしい。

キングジョージ

SeaBird's Horse Racingさま主催のチャットにおりました。参加者は主催のSeaBirdさま、ろぜさま@うまさいと、umatonekoさま@海外競馬ニュース(主に北米)、sehchouさま@四号館と私。
途中でBlack Lagoonの話をしてたりねえ。今月号のラストで出てきたメイドさんはロベルタなのかなあ。一応別人な可能性も頭に置いておくという感じではあります。
1.Hurricane Run: Montjeu - Hold On by Surumu
2.Electrocutionist: Red Ransom - Elbaaha by Arazi
3.Heart's Cry: Sunday Silence - Irish Dance by Tony Bin
4.Enforcer: Efisio - Tarneem by Zilzal
5.Maraahel: Alzao - Nasanice by Nashwan
6.Cherry Mix: Linamix - Cherry Moon by Quiet American
いちおうレースは映像も見たが詳しい事は明日にしよう。勝負どころは直線に入って、後退するCherry MixをElectrocutionistとHeart's Cryが並んで交わしたあたり。あの時点ではHurricane Runは外に出なければ進路がなかったのだが、Electrocutionistが左に寄れたのでちょうど内にそのHurricane Runの進路が出来てしまったというのはあるでしょう。閉じ込めてたのに、一番良いところを開けてしまった。
さて、適当に回顧とか拾い読みしてみたんですが、何でもっとLemaireを問題にしないの?これは展望記事を読んでいたときにも感じたんですが、本気でこの大レースを勝ちたいのなら、コース経験がゼロの騎手を使いますかね?騎手を問題にされていたのは有芝まはる殿下@殿下執務室くらいではなかったかな。
私は7/25で展望を出したときにそういうことをちょっと書いた。というのは、最終登録段階の出走馬を見て、存外チャンスではないかと思っていたからであります。同時に陣営が言うほどにLemaireで万全なわけがあるかとも思ってはいたわけで。乗れるとか言う話だった金曜のレースも結局乗れてないしね。Dettoriが乗って一番人気3着だったのはともかく。レース前のコメントにせよ、実際のレース中の動き方にせよ、結局のところLemaire自身にどういうレースをするかというはっきりとしたものがなかったのではとも見えました。経験の無さが影響した部分はあるでしょう。
というか、ディープインパクトの凱旋門云々に話を持って行くのはヤメレ。

2006/7/30

Horse Racing

Diana H Saratoga NY Turf 9F

このレース、正式にDiana HなのかDiana Sなのかちょっと分かりません。去年は確かにDiana Sだったとは思うけど、今年はEquibaseにしてもBlood-Horseなんかの記事を見ててもDiana Hになってるんよね。NYRAの公式でもDiana Hにはなってるが。一応斤量設定は別定重量と言えばよいかな。古馬123ポンド、3歳馬118ポンドで2005年以降に芝のGIで1勝あるいは2006年に芝のGIIを1勝ならば3ポンド、2005年以降に芝GI勝ちなしあるいは2006年に芝GIIで勝ち無しならば5ポンドの低減。
1.Angara: Alzao - Ange Bleu by Alleged
2.Sweet Talker: Stormin Fever - Another Vegetarian by Stalwart
3.Argentina: Sadler's Wells - Airline by Woodman
4.My Typhoon: Giant's Causeway - Urban Sea by Miswaki
5.Lady of Venice: Loup Solitaire - Lacewings by Forty Niner
6.Sabellina: Langfuhr - Restored Hope by He's Bad
Non Runner: Wend
My Typhoonが引っ張り、その後でArgentinaとSweet Talker、Lady of Veniceが並んで進む展開。Angaraは後方待機でレースが進みます。向こう正面ではLady of Veniceが4番手に後退。3コーナーでSweet Talkerが仕掛け始めるとArgentinaも少し置かれるようになりました。その一方でAngaraが外に出し始めて4コーナーから直線。意外と粘るMy Typhoonでしたが、Sweet Talkerが直線半ばで何とか交わす。しかしそのまま抜け出すかとも思えたSweet Talkerがそこから伸びきれず、内からArgentinaに迫られ、これを何とか抑えきるものの、最後は外から来たAngaraに屈しました。
復活勝利となったAngaraはこれで賞金が100万ドルを突破。柔らかい馬場を得意とするAngaraにとってYeildingの馬場は恵まれたとも言えるだろうが、今年の調子の良さを維持できれば良いですねといったところか。鞍上にはF. Jara。この人は最近でてきた北米の若手騎手の中でも群を抜いているような活躍を見せているような気がしますねえ。去年はSand Springsで勝ったMott師は当初Saratogaの馬場が硬くなっているのを考えてAngaraをスクラッチさせようと考えていたようですが、2日間の荒天で一気にAngara向きのレースになったというところか。それでWendをスクラッチさせてBeverly Dに向かわせるようです。Angaraの次走は未定で、1ヶ月は休ませるということになる模様。
Sweet TalkerのGraham Motion師はSweet Talkerにはちょっと距離が長いかもしれないとしながらも、GIを勝つためには克服させたいとの由。
Argentinaはいつも通り直線でジリっぽさが抜けきらないという印象。勝負弱さも変わらずにあるし、これからもいいところまでは来たというレベルに止まりそうか。
一番人気の3歳馬Lady of Veniceはこの馬場が合わなかったとのこと。

キングジョージ

きちんとしたやつを。
レース当日になってGodolphinのエースElectrocutionistに問題が発生し、Ascotに到着してから出否の判断を行うという事態に。どうやら厩舎で寝違えたということだったらしく、出走に踏み切りました。
レースは予定通りにCherry Mixがスローペースに持ち込んで逃げ、その後にHurricane Run、Heart's Cry、Electrocutionist、Maraahel、Enforcerの順。奥のコーナーを回ってElectrocutionistが3番手に上がる。最終コーナー手前ではHeart's Cryは5番手まで後退しますが、コーナーで外から進出。更にElectrocutionistのHurricane Runを内に封じ込める動きに呼応してHurricane Runに外から被せて進路を奪いました。直線に入ったところでは依然として先頭を走るCherry Mixにやや遅れてElectrocutionist、その直後にHurricane Runがいてその外をHeart's Cryが塞ぐ体制。このままHurricane Runを閉じ込めて、Cherry Mixを交わしに行くのかと思ったら、直線でElectrocutionistは左に寄れてHeart's Cryに馬体を合わせる格好になり、その結果Cherry MixとElectrocutionistの間に1頭分の進路が出来てしまい、そこをHurricane Runに突かれました。Heart's CryはElectrocuitonistに寄られますが、この時点で先頭に立ちました。これが残り1F。残り1/2FでHurricane Runが内で鋭く伸びて逆転し、そのままゴール。更に脚の止まったHeart's CryをElectrocutionistが一伸びで交わして2着。Heart's Cryは接戦だったとはいえ3着という結果に終わりました。
レース全体としては前半をスローに持ち込んで役割を果たしたCherry Mixの存在が大きく、ここにMaraahelなりEnforcerなりが絡みに行かなかった事で最後に3強が叩き合うという展開を演出する事が出来たのでしょう。やはりやや距離に不安はあるElectrocutionistが最後にHeart's Cryを交わせるだけの力を見せる事が出来たのもこのCherry Mixがペースを作ってくれたおかげでしょう。
Hurricane Runは閉じ込められて厳しい状況でしたが、直線で前が開いたところを上手くつくことが出来たというのはあるでしょう。あそこでElectrocutionistがCherry Mixのすぐ横を通って、進路を開けていなければ外に出さなくてはならなくなっていたでしょうし、そうしたらもっと際どいレースではあったかなと。ということで、あの部分はDettoriのミスということにはなるんでしょうが、Electrocutionistがやってしまったという方が大きいか。完全に外を向いてしまってるし。
Heart's CryはやはりちょっとC. Lemaireには荷が重かったという部分があるのではないか。金曜に12F戦で乗るという話ではあったが結局乗らなかったので、Ascotの周回コースの経験がゼロのままキングジョージに出走となってしまった。最後にばてたのかElectrocutionistの差し返しを許したのがどうにも騎手の差を意識させられます。というかこの大レースを本気で勝とうとするならば、コース経験が全く無いLemaireという選択が正しかったのかどうかという問題はあったでしょう。結果的にM. Kinaneが空いてたという事情もあるわけで。
C. SoumillonはこれでAscotのレースが23回目で初勝利。もうちょっと乗ってるかと思ったけど案外少なかったなあ。キングジョージだとAnabaa Blueで7着くらいしかないが、C. Lemaireより若いとはいえ、Aga Khanの主戦になってからは特に国際的な経験は上だったとはいえるでしょう。
Soumillonは鞭の使いすぎで騎乗停止。Dettoriは直線での振る舞いに対して戒告処分。
さて、Fabre師によるとHurricane RunはPrix Foyに直接出向くという事になりそうか。そして全て上手くいけばBCだという話は出ていますねえ。ただArcという文字は見えてないんで、やっぱりFabre師はShiroccoとHurricane RunをそれぞれArcとBCで使い分けたいんだろうなと思う。Coolmoreがそれを認めるかどうかではあるでしょう。古馬がキングジョージ、凱旋門をスウィープするのは容易な事ではないわけですし。

小倉記念のサイレントディール

サイレントディールが4コーナーで既に手応えを無くしているというのでは、どう考えても乗り方をミスったとしか思えません。あの速めのペースを外から上がっていったのではそれも仕方なしかという感じもありますが…。やっぱりこの馬は川田程度ではダメという事ではあるかな。

Music

FASSADE / LACRIMOSA / AVALON MICP-10269

FASSADE
スイスのゴシックメタルバンド。とか言いつつ私はゴシックメタルにそれほど詳しいわけではありませんが、ELODIAもこれも独自の路線を突っ走るという感じは受けます。
昔、ELODIAはあちこち探しまわって手に入れたんですが、こっちはリリース当時一通り探してみたものの見当たらずで、そのままにしてしまっていました。今回ちょっと思い出してAmazonで検索してみたらめっけたので入手。
英詞もありますが、基本的にドイツ語で歌っていることが多いので、もともとの雰囲気も相まって一般受けはせんな。ある程度こういう方面の洋楽を聴く人でないとダメっぽいですかねって所はあるし、実際最近のアルバムはAVALONレーベルからは出ていなくてインディーズとなるBelle Antiqueから出ているようですが、さすがにそこまで探すのは無理。
オーケストラルワークスとエレキギター等の融合というのが大好きでして、ELODIAにおけるLACRIMOSAはその最たるものではあったのです。FASSADEはそのELODIAを継承した作品であると言えます。重厚で世界観に引き込む力が強いです。しかしELODIAにあったSanctusほどの強力な曲はちょっと無いのは残念なところです。Liebesspielなんかを気に入ってしまうあたり、最近のへヴィネス好みがこんなところでも顕現してしまうかという感じではあり。
ボーナストラックのPromised Landは例外的にシンセサイザーを強く意識させるような曲になっていて、まあボーナストラックだからねと言えばそれまでだが、ちょっと雰囲気を壊してくれるなあと。これに限りませんが日本盤の特典でボーナストラック入れるんならアルバム全体の整合性を考えて入れてくれよと思うが。

2006/7/31

Horse Racing

Sussex S GI Goodwood GB Turf 8F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
15Court MasterpiecePolish PrecedentEasy OptionPrince SaboJimmy FortuneE.A.L. Dunlop
24Echo of LightDubai MillenniumSpirit of TaraSadler's WellsL. DettoriSaeed bin Suroor
36Rob RoyLear FanCamanoeGone WestRyan MooreSir Michael Soute
43VanderlinHallingMassorahHabitatMartin DwyerA.M. Balding
51Soviet SongMarjuKalinkaSoviet StarJ. MurtaghJ.R. Fanshawe
62AraafaMull of KintyreResurgencePolar FalconAlan MunroJ. Noseda
77Aussie RulesDanehillLast SecondAlzaoM.J. KinaneA.P. O'Brien
なんだよAd Valorem出てこないのかよ。そういやPeeressもおらんな。ということでSoviet Songと3歳馬の勝負ということになろうか。
Soviet Songは今年になって3戦しGII Windsor Forest勝ち。Lockinge SとFalmous Sではあまり良いところがありませんでした。Lockinge Sは元々あまり得意ではないような休み明けであることに加えて、昨年の後半に細かい不安が連続して結局レースに使えずという状態であったという部分も考慮してよいかなと思います。一方Falmouth SはRajeemにしてやられたという感じが強く、このレースもまた展開などで恵まれなかったとは言えます。ただ、3度目は無いぞというところでもあり、この手頃なメンバーを相手にまずはGIをとっておきたいところか。Windsor Forest Sはさすがにまだ最盛期には及んでいないものの、それでも牡馬相手だろうがGIで勝負になるだけのものは見せたといえるでしょう。
Soviet Songが警戒すべきは2頭の3歳ギニー馬。
Araafaは愛2000ギニー、St. James Palaceと連勝し、3歳マイラーのトップに立ちました。ここでSoviet Songを下せば古馬を含めてマイル王者の地位が一気に現実のものになるかなというところ。人気は11/10とほぼ一本被りの様相を呈しています。
一方仏2000ギニーを勝っているAussie Rulesはその後距離を延ばしたものの結果は残せずマイル戦に舞い戻ってきました。元々安定感は無いので嵌まったときの怖さという面が残ります。ただ、Araafaの方が一枚以上上手ではあるでしょう。
古馬ではCourt Masterpieceが相変わらず出てきています。そこまで強いとは思わないが、Lockinge Sを3着、Queen Anne Sを2着ときっちり結果を出しているということは評価されても良いでしょう。前者がPeeressに5馬身以上差をつけられ、後者は直線のAd Valoremの振る舞いでごちゃごちゃになったレースというケチのつけ様はありますが、Peeressの不利をちょっと別にすればAd Valoremを下していてもおかしくは無いというレースではありましたか。
GodolphinのEcho of Lightは今年の初戦となった前走のLingfieldのマイル戦で重賞初制覇となりました。McEvoyが乗ってDettoriのSatchemを2着に下すというなかなかに愉しいレースではありましたが、今回はエースとしてDettoriでの出陣です。Dubawiの次がなかなか出てこなかったDubai Millennium産駒ですが、ようやく古馬になって活躍できるような馬が出て来たというところか。祖母がFlame of Taraという良血馬。
Stoute師はPeeressを引っ込めてRob Royを出してきました。一応GIIまで勝っているとはいえ、GIで勝負になる馬ではないかと。

Astarte

1.Mandesha: Desert Style - Mandalara by Lahib
2.Impressionnante: Danehill - Occupandiste by Kaldoun
3.Tie Black: Machiavellian - Tender Is The Night by Barathea
4.In Clover: Inchinor - Bellarida by Bellypha
5.Price Tag: Dansili - Tarocchi by Affirmed
6.Grigorieva: Woodman - Elbaaha by Arazi
7.Grand Vadla: Grand Lodge - Vadlava by Bikala
8.Together: Valanour - Toomixa by Linamix
9.Lolita: Lavirco - Little Movie Star by Risk Me
10.Indian Fun: Poliglote - Follow the Girl by Saumarez
Non Runner: Rajeem
Khan-Dupre-SoumillonというラインのMandeshaが勝ってSoumillonは土日でGIを連勝。フランスに帰ってくると、その布陣もあるがちょっと手がつけられないような部分もあるにはあるかなあ。Aga Khan一族の9-c族ファミリー出身。Rivasの分枝だがあまり近親には活躍馬が出てこない。Manndar程度。
2着はこれがGIで2度目のImpressionnante。ちょっと詰めが甘いのかなあと。
Rajeemはどのくらいの位置に来るのかと思っていたのでスクラッチなのはつまらんなあ。

Grosser Dallmayr Preis

1.Lord of England: Dashing Blade - Loveria by Los Santos
2.Laverock: Octagonal - Sky Song by Sadler's Wells
3.Almerita: Medicean - Avema by Heraldiste
4.Fight Club: Lavirco - Flaming Song by Darshaan
5.Arcadio: Monsun - Assia by Royal Academy
あー、まあ2000mくらいなら普通にこなすかという感じで>Lord of England
Almeritaがスローでレースを作り、Lord of Englandが2番手。その後Fight Club、Laverock、Arcadioの順で並んで進んだ模様。残り1Fまで粘ったAlmeritaでしたが、最後の1FででLord of Englandに交わされ、さらにゴール目前でLaverockにも逆転された。Fight Clubは残り1Fでの手応えが無く、最後方から外に持ち出したArcadioも全く伸びず。
2000mの勝ち時計が2:14.46とかなりのスローで最後の1Fの勝負というところはあったのかな。それにしてもArcadioは何もしていなさ過ぎとは思う。人気を背負ってそれは無いでしょと。

Go For Wand

1.Spun Sugar: Awesome Again - Irish Cherry by Irish Open
2.Balleto: Timber Country - Destiny Dance by Nijinsky
3.Pool Land: Silver Deputy - Slew City Slickrer by Slew City Slew
4.Take d'Tour: Tour d'Or - Cherry Flare by Mr. Washington
5.Nothing But Fun: Dixie Union - Zepa by Theatrical
6.Oonagh Maccool: Giant's Causeway - Alidiva by Chief Siger
Non Runner: Classy Charm, Summerly
スタートを決めていつも通り逃げる体勢に入ったTake D'Tourでしたが、内からぴたっと3頭出しのPletcherの一角Pool Landにつけられて思うようには行かず。その後でSpun SugarとOonagh Maccoolが並んでNothing But FunとBalletoはちょっと離れて付いていくという感じで進みました。3コーナー前でPool LandがTake D'Tourの前に出る動きを見せるなどして牽制。4コーナーで既に手応えを無くしているOonagh Maccoolが遅れ始め、逆にBalletoが進出。Take D'Tourも序盤から競り続けられてギリギリの感じで最終コーナーの出口で外に膨らむ。直線に入ると前を行く2頭のすぐ後ろにつけていたSpun Sugarが2頭の真ん中を突き抜けて先頭に立ち、外から一気にBalletoが伸びてくる。勢いはBalletoにあったが、馬体を合わせてからSpun Sugarが譲らず接戦のままハナ差守り抜いた形。
まあ、競ってる相手がBalletoかというところはありますが、やはりSpun Sugarの強さは目立つなあ。逆に露骨なTake D'Tour潰しはOonagh Maccoolのためという部分の方が強かった気がするのですが、最下位とどうしようもなし。
Take D'Tourはアレだけやられるとなかなか厳しいと言うところではありましょう。これに懲りずに9F挑戦をとも思うが、とりあえずBelmontに戻ってレースを物色するとのこと。どうしても強い逃げ馬だとこういうことをされ易いってのはあるでしょうから、何とか克服してくれればいいんだがなあ。

Bing Crosby

1.Pure as Gold: Stolen Gold - Pure Wool by Relaunch
2.Bordonaro: Memo - Miss Excitement by Rajab
3.Battle Won: Honour And Glory - Call Her by Caller I.D.
4.Trickey Trevor: Demaloot Demashoot - Show Your Pride by Silver Deputy
5.Carthage: Smoke Glacken - Halomatic by Donald Eberts
6.Premium Saltine: Salt Lake - Craze by Wild Again
Pure as Goldは前走で10万ドルでClaimingされた馬で、いきなり新たなオーナーにGIタイトルと賞金をもたらしました。ここまで逃げて連勝のCarthageが行けず、Premium Saltineが引っ張る展開でその後ろにBordonaro、Pure as Gold。Pure as GoldとBordonaroがプレッシャーをかけていたため2Fラップが21.6、44、68.6と最後に脚が止まる形。Battle Wonはそこをついてくるも3着まで。
2006/7 [1]2006/8 [1]

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