Revery_L_Elektra
memoLOG
|TOP|PROFILE|FAVORITE|PICK UP|SKIN|MEMO|HORSE|BBS|MAIL FORM|LINK|MEMOLOG>2007/1 [1]

2006/12 [2]2007/1 [2]

2007/1/2

雑記

あけましておめでとうございます(遅い
新年はコミケから帰ってきて荷物を整理して、その後サイト更新の準備をしていたら明けていました。巡回と更新が終わったら、戦国ランスをして初日の出になってるなあと思いつつ寝た。
その後起きて親に初詣に連れ出されるも渋滞で挫折。伊邪那岐命の坐所に車で行こうとするのが間違いでした。目的地を変更して初詣を済ませてしまいました。神社がダメなら寺というそれもどうかという気がしたが親が行きたいといったので、武内宿禰由来、聖徳太子の開基なる伝承を持つ西国第三十一番札所へ。正月早々八百八段を登りました。
まあ聖徳太子云々までは後世の付会だが(武内宿禰はあの辺りには応神由来の伝承も多いし…ま、八幡ですしな)、平安期には確実に存在して、鎌倉期には佐々木一族の庇護を受けて繁栄。長命寺の名前にもあるように長寿祈願の寺ですが、まああの石段を登っていけるなら元気な証だろうなと。というわけで車でほとんど登る事も出来ますが、それをやっちゃうと意味ないよなとも。
2日は親戚宅で宴会。昼からずっと飲んでました。揃いも揃って我が従弟妹どもはってところもあったが、その最年長者である私はそろそろ結婚の話が耳に痛い。予定は全くありません。
今日は同人誌その他を読んだりゲームしてダラダラ過ごす。現神姫の9巻の雑誌掲載分からの変更点を確認のためにG Fantasyを読み返してみたり。DREAM SCHEMEの方で少し描き足されてると書いたが、読んだら受ける印象がかなり変わるし、大きく変わった部分もあった。そのうちちゃんと書きたいと思う。
コミックブレイドも恒例で昨年一年分を読み返す。そういや一年前はまだあれとかこれとか連載してたなあと(あれ=水辺物語、これ=伊賀ずきんかと思われ)。一年で読む作品、コミックを買う作品が減ったなあってのはあって、次の天外レトロジカルの最終回以降買いつづける価値があるかどうかちょっと考えるかも知れず。はこぶね白書とエレメンタルジェレイドだけなら立ち読みで済ませても問題なかろうしなあ。コミック買うまで行かない作品だとクラウンとイレブンソウルにARIAとかあたりも読みはしますが、どうにも…。ま、G Fantasyも似たような状況ではあるか。そっちはE'Sが続く限りは見捨てないだろうが。

2007/1/6

Horse Racing

Worldwide GI Races in 2006

去年は月単位でGIの結果をまとめていたのですが、それを一まとめにしてみました。さすがに馬鹿でかいので別ページで。
Worldwide GI Winners in 2006
このデータの一部を使って書いたのがこの記事だったりもします。今度は地域別に見ておきますか。
Oceania
とにかくDanehillという事になるかと思われます。特にオーストラリアではその傾向が強く出ています。一方でニュージーランドではDanehill以外のDanzig系などが目立ち、オーストラリアほどDanehillが圧倒しているという事はありません。すでにオーストラリアではDanehillの後継種牡馬が定着しており、その筆頭のRedoute's ChoiceはMiss FinlandでVRC Oaksを勝って距離の壁を突破。初年度と2年目の産駒の様子から早熟気は拭えませんが、これが問題になるかというとそうでもないかなといった感じ。この他オセアニアで2006年にGI馬を出したDanehill後継種牡馬にはDesert King、Arena、Catbird、Danewin、Commands、Flying Spur、Lion Hunter、Danzero、Danskeと多彩。まだこれからも増えるという一方でそろそろ淘汰されていくのではないかとも思われ、今が一番種類が多い時期になるのかなという印象もあります。去勢馬の多いオセアニアですので、Dance Heroのように3歳以降でくすぶっていた馬が突如復活ということもあるのが油断なりません。
オーストラリアでRedoute's Choiceを追う存在なのがEncosta de Lago。Racing to Winという大物を得ています。Redoute's Choiceよりは3歳から古馬向きで、2歳戦でも活躍させられるものの、前出のDanehill後継陣に席巻されてしまいますが、そこから逆転させるだけの力を持つ馬を出しています。
オセアニアの雄だったZabeelは短距離への対応が渋い事と2歳戦を苦手とする事で、Redoute's ChoiceやEncosta de Lagoに遅れをとっているとも言えます。2006年はやや不振気味でGIを勝ったのはVRC DerbyのEfficientだけでした。それでも重賞クラスに産駒を送り込んで、中距離以上のレースでは存在感を発揮しています。後継のOctagonalは不振か。フランスにシャトルされていた時の産駒からLaverockが出ているだけ救いはあるがZabeelのようにはなれなかった。
この他で目立つのはSnippets、Pinsというオセアニアに土着したTom Fool系Silly Seasonのライン。距離をこなすのでZabeelの地位を奪うのはPinsという事になるやも知れません。NZが拠点という点も共通してますしねw。El Segundoらの活躍でオーストラリアからの注目が集まれば、今後産駒がもっとオーストラリアに進出する事になるでしょう。
Mr. Prospectorの進出はそれ程でなく、芝をこなせるタイプが活躍馬をたまに出す程度。NureyevやSadler's Wellsもシャトルサイアーを通じて一定の影響力は確保していて、NureyevからはStravinskyからSerenade Roseが出ているほかSpinning WorldもGI馬を出している。Sadler's WellsではSingspielなど。
Europe
英愛仏は既に世を去ったDanzigとDanehillの親仔によって制圧されている印象が強い。フランスでは26戦中14戦がDanzig直系の手に落ちた。スプリントからクラシックディスタンスまでをカバーする点がスプリントで存在感の無いSadler's Wellsと異なるところであり、差がついてしまうところでもあるかなと。ここでもDanehill後継種牡馬として英愛でDanehill Dancer、仏でDansiliが活躍。Rock of Gibraltarも初年度産駒からGI馬を出している。一方Danzigの方は代が進みGreen DesertからCape Cross、Desert Styleという種牡馬がGI馬を出したし、Grand LodgeやKey of Luckを抱えていたChief's CrownはSinndarに頼る形になってしまうかなと。
Sadler's Wells後継種牡馬の筆頭に名乗りを挙げたMontjeuですが、昨年の成績はやや不満が残るところではあるか。初年度産駒は古馬になってからも活躍しましたが、それに続く世代がいまいちというところが気になります。初年度産駒が出来すぎていたということもありましょうが、こう極端になってしまうのもどうか。Galileoは初年度産駒をみる限りではMontjeuよりスタミナが勝った種牡馬であるという印象でしたし、実際St. Legerの出馬表に5頭並べてワンツースリーを決めてきたときにはGalileoのこの先が微妙に心配にもなりました。ただ、2歳にTeofiloという大物を出せましたし、まずまずか。
NureyevからはPivotal産駒Peeress、Gold Away産駒Alexander Goldrun、Peintre Celebre産駒Prideが牡馬と伍して戦うなどとにかく牝馬が強い。牡馬はどうなっとるんでしょうね。
Mr. ProspectorはWoodmanやMiswakiが一線から去り、また彼らは確たる後継種牡馬を残せなかった事もあって後退しているという印象すら受ける。MachiavellianがMediceanの活躍で地歩を得ている程度になってきつつある。後は昨年目立った無かったKingmamboがどこまで来るかということになってしまうのかもしれないなと。
Mill ReefはMark of EsteemがSir PercyとReverenceを出した。またドイツのDashing BladeからLord of Englandが出ている。
ドイツのMonsunはShirocco、Gentlewave、Schiaparelli、Floriotと4頭のGI馬を出して健在。これなら血統的な面を抜きにしてもあちこちから注目を集めるのも当然といったところではあるだろう。同じくドイツのLandoはDonaldsonとPrince FloriがGIを勝った。今年Prince Floriが国外に打って出て活躍できれば良しとなるか。
North America
ここにきてようやくMr. Prospectorという感じではある。基本的に南北アメリカで目立ったもののそれ以外だと案外だったなあとは思ったり。昨年、北米でGI馬を出したMr. Prospector系種牡馬を列挙してみよう。
Pioneering(Storm Catの半弟、直仔)、Thunder Gulch(言わずと知れた二冠馬様、Gulch)、Seeking the Gold(安定感無しだが強い馬は桁が違う、直仔)、Lemon Drop Kid(癖のある馬が多すぎる、Kingmambo)、Real Quiet(都落ちの二冠馬だが復権出来るか、Quiet American)、Smart Strike(最近評価が急上昇中、直仔)、Stolen Gold(Conquistador Cielo)、Strategic Mission(血統構成に優れポテンシャルは高そう、直仔)、Point Given(親仔2代の二冠馬となった名馬、Thunder Gulch)Unbridled's Song(Fappianoラインの嫡流、Unbridled)、Street Cry(DWC馬、Machiavellian)、Miesque's Son(ホントにMiesqueは凄いね、直仔)、Kingmambo(久々の北米GIはやっぱり芝、直仔)
Real Quietは初期産駒の結果が散々でケンタッキーからペンシルバニアに移ってしまい評価が地に落ちているのですが、Pussycat DollとWonder Lady Anne Lを出しました。これで評価が持ち直せば良いけどね。Thunder Gulchも一時期酷かったがそれは脱した様。Kingmamboの北米成績は悲惨の一言。今年はオーストラリアでTawqeetが活躍したがそれ以外だとさっぱり。Blood-Horseのリーディングではまだ欧州での稼ぎで61位に食い込むが、北米圏内限定では100位にすら入らず、芝リーディングでもGI馬を出しておきながらLemon Drop KidはおろかKing Cugatにまで劣る94位という惨状。種付け料30万ドルが泣くぞ…というかPrivateにされてしまったのはこの辺りの事情かなとは思われます。
一方Storm Cat。自身が出したGI馬はBluegrass Catのみ。GI馬を出した後継種牡馬をこちらも並べてみる。
Giant's Causeway(Aragorn)、Hennessy(Henny Hughes)、Johannesburg(Scat Daddy)、Forestry(Discreet Cat)、Stormy Atlantic(Stormello)、Storm At a Half(Downthedustyroad)
古馬はAragornのみ。この辺りはさすがGiant's Causewayという事になりますかね。そして注目すべきはついに良血種牡馬としての本領を発揮しつつあるStormy Atlantic。またそのうち採り上げますが今年の北米リーディングで10位に入り、Storm Cat系の種牡馬としてはGiant's Causewayに次ぐ位置に躍進してきました。自身が古馬になってから活躍したスプリンターであり、産駒も古馬になっても活躍を見せます。またHot Stormのような強力なスプリンターも出しますが、距離を持たせる産駒も多くマイルくらいは余裕。種牡馬としての同期がElusive Quality、Awesome Again、Tale of the Cat、Grand Slam、Distorted Humor、Wild Rush、Skip Away、Indian Charlieなどという凄まじいメンバーで目立たずフロリダで6,000ドルという状況だったのですが、そこから這い上がりケンタッキーに迎えられて、種付け料は現在30,000ドル。今年はStormelloの活躍もあって2歳リーディングを取っていますし、三代母がMoccasinという種牡馬一族の血でもありますし、Storm Cat後継の中核を占めてもおかしくはないかなと。
Asia
日本でSunday Silenceが猛威を振るう。後継種牡馬としてGI馬を出したのは以下。
フジキセキ、アドマイヤベガ、アグネスタキオン、タヤスツヨシ、ステイゴールド
日本では32戦14勝でした。
サンデー以外だとエルコンドルパサーが最後に2頭GI馬を出したという事は大きいか。とはいえMr. Prospector系がこのエリアで勝てたのはその二つとTakeover Targetだけではあり、なかなかトップクラスへの浸透は難しいというところはあるのかも。
2006年の日本のGI馬は同じ馬が勝つという結果が多く、ディープインパクトが4勝、アジュディミツオー、ブルーコンコルドが3勝、ダイワメジャー、メイショウサムソン、カワカミプリンセスが2勝。
South America
特にアルゼンチンでMr. Prospectorが目立つ。その中でも強力なのはFappiano系Roy、Seeking the Gold系Mutakddim、直仔Hussonet。良血HussonetはRoyが去ってからチリのトップサイアーに君臨中。
Storm CatはアルゼンチンでBernsteinが奮闘している。他にSouthern Haloも昔ほどではなかろうが強いね。 一方ブラジルはそこまで行かなくて、Rainbow Questの仔NedawiとかRoyal Academyのように芝でスタミナという要求はあるかと思われる。他にもShirley Heights系が目立っている。
ペルーではMullerが三冠を達成。2月に芝と距離を克服すれば四冠となる。Mullerの父El CompincheはSouthern Haloの後継種牡馬。Estrellas Classicをダートで2勝するなどしたSouthern Haloの代表産駒の一頭でしたが、種牡馬としては6世代の産駒を残すに止まっています。
South Africa
良血のSadler's Wells産駒Fort Wood、Gone West系のCount DuboisとWestern Winter、DanzigのNational Assemblyとその仔National Emblemが多く、GIを勝てるほどの種牡馬となると寡占化が進んでいるのかなとも。その一方でNorthern Dancerの傍流みたいな妙な血統も見かけたりするのですけど。ま、ラストクロップの中の1頭でもあるRakeenなんて良血で筋の通った血統だから妙とか言うのはどうかとも思ったりするが。

2007/1/9

Comic

ヤングガンガン No.2

戦国ランスに時間を取られて…
前号までのレビューはこちら。ヤングガンガン レビュー
黒神◆久々のエクセルとシュタイナーは燃える。こっちが活躍してると悪くないよなあとは思います。あ、そういえばこの作画担当って冬コミにきてたんだよなあ。多分初日に見かけたんだけど、スルーした。
カノジョは官能小説家◆今回の内容云々より、次からの2回連続休載がorz。
死がふたりを分かつまで◆ファング編もかなり長くなってるが、そろそろ決着が付きそうか。しかし源田刑事が動いてしまったのはミスになるんじゃないかなという気もしたり。井川の対応が間に合えば良いんだろうけど。連携しての動きじゃないし。
キズナ◆相手の事情が少し出てきたものの、関わりが良くわからないのでなんとも。
WORKING!!◆2話掲載。相馬の本領発揮。今回の被害者は佐藤。
咲◆3回連続でドラ絡みの染め手ってのは鬼かとw。しかし和は可愛いですな。ペンギンw。コミックが出て話題になったらこれかと。実に正しい方向に向いたと思われます。
ビターバージン◆少女マンガだなあ。しかし、相変わらず香月が大介に拘る理由がわからん。その辺りのことも今後出てくるんだろうか。
ロトの紋章◆これも次から2回休載か。話がまた大きく動きそうなところでってのは勘弁願いたいが。
あいどる◆エロシーンイラネ。話の展開としてはそれなりにあったと思うが、そっちにページを割いてくれるほうがいいなあ。
ムカンノテイオー◆委員長必死。中盤の展開のスピード感がなかなか良かった。
すもももももも◆時の流れは残酷ですねw。というかいくらなんでも変えすぎだろ。しかし今回最大の見所は半蔵のダメっぷりか。
トガビト◆読みきり。分量的に仕方ないのかもしれないがもうちょっと話を練って欲しいところ。
Missウィザード◆次回で最終回となる模様。終わりが見えてから随分長かったとは思う。コミックの分量の関係だろうが、そのせいでダラダラしたものになったとも思われます。
いわせてみてえもんだ◆ようやくこのあたりまで来ましたか。
おんステ!◆読みきり。第5回YGコロシアムブロンズ賞受賞作品とのこと。作者はじんぐさん。まずは面白かった。ちょっとセリフが多いかもしれないが問題なし。絵も私は好きですな。というかいまのヤングガンガンだとちょうどこういうすっきりした絵のマンガが無いので良いんじゃないですかね。No.4にて新作読みきりで再登場するらしいので期待して待つ。
同棲レシピ◆番外編。というかコミックハイ!の女子高生のノリ。無理しなくて良いかと思われます。
妖奇士◆マンガとして展開が遅いという面があるかと。今回で言えば若狭藩士との交渉のシーンを入れる意味があるのかなと。次の話次第なんでしょうが。
ジャッカル◆こいつ分かってないんじゃないかと…。フォアが生きてるのはやっぱりねとしか言えんな。
バンブーブレード◆「あずあず」に1票。ミヤミヤ変幻自在といったところか。しかしこれは洗脳だろw
ニコイチ◆そいやいつの間にやら毎号連載になってますね。さて、オチはそれ以外で男らしいところがこれまでの真琴の行動にあったかということを考えれば終了するかとは思われます。
セキレイ◆久能の能力がどれほどのものかというのもポイントになるのかなあ。懲罰部隊と戦う事になればそのうち月海も参戦してくるんじゃないかなとも思いますが。しかしこの脱出計画は成功したら話がちょっと…というところはあるかもしれない。
ウルトラバロックデプログラマー◆何か変な方向に行ってやいませんか。
荒川とサンレッドの企画に関しては「失敗」という言葉を進呈する。

Horse Racing

British and Irish Leading Lists 2006

Racing Postの集計よりTotal Prizeによる順位。レーポの集計ゆえ単位はポンド。
総合リーディング
RankStallionSireDamBroodmare SireWinners/RunnersTotal Prize
1DanehillDanzigRazyanaHis Majesty53/1403,453,123
2Danehill DancerDanehillMira AdondeSharpen Up56/1602,422,206
3Sadler's WellsNorthren DancerFairy BridgeBold Reason45/1472,140,815
4GalileoSadler's WellsUrban SeaMiswaki36/861,740,174
5MontjeuSadler's WellsFloripedesTop Ville31/871,571,562
6Mark of EsteemDarshaanHomageAjdal23/1081,490,265
7Cape CrossGreen DesertPark AppealAhonoora34/1151,444,247
8PivotalNureyevFearless RevivalCozzene50/1181,420,208
9Indian RidgeAhonooraHillbrowSwing Easy32/761,247,251
10SelkirkSharpen UpAnnie EdgeNebbiolo38/921,133,875
11InchinorAhonooraInchmurrinLomond32/89949,821
12BaratheaSadler's WellsBrocadeHabitat24/106933,779
13DansiliDanehillHasiliKahyasi41/114925,878
14DiktatWarningArvolaSadler's Wells24/99744,673
15SingspielIn the WingsGlorious SongHalo30/87721,945
16HallingDiesisDance MachineGreen Dancer22/74668,365
17DanetimeDanehillAllegheny RiverLear Fan31/91650,926
18Compton PlaceIndian RidgeNoseyNebbiolo29/94639,317
19ZafonicGone WestZaizafonThe Minstrel23/68626,493
20ArchKris S.AuroraDanzig5/7604,413
Danehillの総獲得賞金は2005年とほぼ同じ数字で、Montjeuが半減に近い減り方に対して、Danehill Dancerは倍増といったあたりが上位常連となりそうな種牡馬での大きな変化でしょうか。
Danehillが2位以下に大差をつけました。勝利を挙げた馬の数ではDanehill Dancerの方が上回りますが、上級条件での圧倒的な強さが結果に反映されているとも言えるでしょう。欧州のGIだけでもHoly Roman Emperor、George Washington、Aussie Rules、Dylan Thomas、Simply Perfectが勝っています。勝利数でもPivotal、Danehill Dancerに継ぐ3位の74勝で質と量を兼ね備えた恐るべき種牡馬でした。
Danehill Dancerは昨年は重賞以上での成績がさっぱりで勝利数に比して賞金が少なかったのですが、今年は重賞級のレースでもSpeciosa、Miss Beatrixといった活躍馬が出て大幅に賞金が上積みされた結果、Sadler's Wells下すという結果に。
Sadler's WellsはGI馬がAlexandrovaとYeatsの2頭だけとなりましたが、その下の条件での強さなどもあって3位を確保。上位2頭には数で負けているという側面もあるのですが、これは勝ち馬率が低いことが原因になるでしょう。
GalileoがMontjeuを下しています。産駒はまだ2世代がデビューしたに留まりますが、Sixties Icon、Red Rocks、Teofiloなどを出しました。春シーズンのNightimeだけという状況だったときにはどうなることかと思ったが、順調なスタートではあるでしょう。今年Red RocksやSixties Iconがどうなるかというあたりが注目です。一方のMontjeuは3歳が不振と言ってよく足を引っ張られた形。また、古馬になった初年度産駒も期待していたほどではないか。シーズン後半にいろいろ言われつつもHurricane Runが孤塁を守ったという印象もあるだけに、今年どうなりますかね。
続いてDerby馬を出したMark of Esteem。総賞金で見ているのでSir PercyとReverenceという2頭のGI馬の寄与が大きいです。Cape CrossもOuija Boardの寄与でこの位置に。Cape Crossはまだそれ以外でも結構勝たせているのでマシかなとは思いますが。
Pivotalは2005年が不振でしたが、2006年は勝利数1位、勝ち馬率42%という数字を叩きだしました。しかしPeeressこそGIを勝ちましたが、牡馬のスプリントなんかはずっと同じ馬が走ってるというところではあり、上級条件ということになるとやや物足りないというところはあるか。
Giant's Causewayがトップ20から姿を消しましたが、これは供用地が北米に移って英愛で走る産駒が激減したという事情かと。
2歳リーディング
RankStallionSireDamBroodmare SireWinners/RunnersTotal Prize
1Danehill DancerDanehillMira AdondeSharpen Up22/681,307,369
2DanehillDanzigRazyanaHis Majesty16/44781,680
3Invincible SpiritGreen DesertRafhaKris28/59641,950
4BaratheaSadler's WellsBrocadeHabitat10/39545,051
5PivotalNureyevFearless RevivalCozzene12/32405,022
6GalileoSadler's WellsUrban SeaMiswaki6/26398,844
7ElnadimDanzigElle SeuleExclusive Native10/21392,807
8Rock of GibarltarDanehillOffshore BroomBe My Guest16/47374,497
9DanetimeDanehillAllegheny RiverLear Fan16/50365,145
10NoverreRahyDanseur FabuleuxNorthern Dancer21/43354,141
Danzig系の天下。Danzig直仔がDanehillとElnadim。Danehill直仔がDanehill Dancer、Rock of Gibraltar、Danetime。その他初年度産駒勝ち上がり数の記録を更新したInvincible SpiritがGreen Desert産駒といった具合で上位10頭中6頭を占めました。残りがSadler's Wells産駒のBaratheaとGalileo、Nureyev直系Pivotalとかなり偏ってますね。Noverreにしても母父がNorthern Dancerです。
Invincible Spiritは英愛だけで28頭が50勝という圧倒的な数字を残しておりますが、その割りに賞金が低い。これからどうなるかというところだとは思います。Fasliyevみたいな例があるわけだし。
逆にDanehillは23勝ながら賞金でInvincible Spiritを上回る。Holy Roman EmperorとSimply PerfectでGIを勝っています。Danehill Dancerは数で父親を凌いだというところですが、賞金額も高く十分な数字でしょう。こっちでも2005年から改善されたというあたり、完全にDanehillの後継としての地位を手に入れたという気もいたします。
BMSリーディング
RankStallionSireDamBroodmare SireWinners/RunnersTotal Prize
1Sadler's WellsNorthren DancerFairy BridgeBold Reason77/2512,399,092
2DiesisSharpen UpDoubly SureReliance29/852,014,082
3DarshaanShirley HeightsDelsyAbdos60/1661,717,081
4Shirley HeightsMill ReefHardiemmaHardicanute44/1341,360,645
5Cadeaux GenereuxYoung GenerationSmarten UpSharpen Up56/1361,305,372
6DanehillDanzigRazyanaHis Majesty43/1231,265,015
7Mr. ProspectorRaise a NativeGold DiggerNashua39/92981,526
8WarningKnown FactSlightly DangerousRoberto41/109962,441
9Night ShiftNorthren DancerChibouletteChop Chop61/155920,851
10BlakeneyHethersettWindmill GirlHornbeam7/21919,255
こっちはSadler's Wellsがトップ。数が違うとはいえリーディングの上位にDanehillや自身の後継種牡馬が名を連ねるようになってこれですから凄いことは凄い。ただ、今後となると、Danehillの後継種牡馬との組み合わせで成功できるかではあるでしょう。あとはKingmamboで大成功しているNureyevを絡めたクロスを作りに行くという可能性もあるが、ああまでうまく使ってくれる種牡馬というのはなかなか無いか。
DiesisはDylan Thomas、Sixties Iconという2頭の大物が出ました。父Sharpen UpはMontjeuとの相性に優れていますし、母父Diesisというのは今後存在感を増すのかなと。
Shirley Heights、Darshaanは最大の相手だったSadler's Wellsの後退を受けてという部分は確実にあるかとは思われます。それでもDarshaanはAlexander Goldrunがいましたし、Shirley HeightsはAlexandrovaを出しました。
Cadeaux GenereuxはNotnowcatoの母父。Danehillは母父としてはTeofiloを出しています。Mr. Prospector、Warning、Night Shiftはそんなに強い産駒はいなかったとは思います。BlakeneyはSir Percyですね。
2006/12 [2]2007/1 [2]

|TOP|PROFILE|FAVORITE|PICK UP|SKIN|MEMO|HORSE|BBS|MAIL FORM|LINK|MEMOLOG>2007/1 [1]
topREVERY_L_ELEKTRA