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2007/8 [2]2007/9 [2]

2007/9/3

Comic

コミケの同人誌の感想など

また書かないまま時間が過ぎて終わってしまいそうなので。三日目の分とコミトレの分と区別する必要は無いかなと。今日はとりあえず2冊。
たそもれらさん: Baby's Breath
SHAKE!!観槻学園編Vol.8となる本。たそもれらさんは関西を中心に活動しておられて、コミケは今年が2回目の参加だったそうです。
で、SHAKE!!本編はオリジナルのファンタジーで、観槻学園編はその名の通り学園物のラブコメマンガ。SHAKE!!からのスピンオフになるようですが、とっくにその本編を超える分量になっています。今回はほぼ全編が番外編の「夏の記憶(後編)」であって、流石にこれまでの話を読んでいないと分かりにくいかなとは思われます。少なくともVol.7に収録されている前編は読まないと苦しいか。
「夏の記憶」は主な登場人物の一人である琴里さん(メイドさん)が過去に自分を励ましてくれた男の子を探すお話。といっても琴里さんが探しまわって動くのではなくて、お節介焼きが出てきて勝手に探すのですが。少し前からこのシリーズを読んでいれば「誰」の部分は既知であって、そのことを琴里さんが知ってどうなるのかという部分が注目だったわけです。そしてその琴里さんを励ました男の子も。
琴里さんは自分の気持ちをようやく自覚する事になりますが、そこから先の展開は良い感じにまとまっているかなあと。琴里さんにも新しい展開があるし。おまけの後日談で石動メソッドが出て来たのには噴いたが。
ところで私がこのシリーズで最初に読んだのが、作者が琴里シナリオと言う番外編の桜色という本でして、そのためか琴里さんが一番好きなキャラなんですよね。観槻学園編の本筋の話としては琴里さんは報われないという事が分かってしまっているんですが、違う道が見えてきたというのは良かったのかなあと。
ということで、このシリーズを最初から読んでいるというわけではないのです。読んでいるのはVol.3から。ついに総集編を作る覚悟を決められたようなので、それを楽しみに待っているところです。
さくらぢまさん: ヲタク帝国の逆襲2
最早、こみぱというよりオリジナルと言った方が良さそうなさくらぢまさんの同人誌。
このテンションとノリが大好きです。スペースに行ったときに誰かに頼まれて買っているようだった人が前にいたのですが、大志本という表現をされていて、目から鱗が落ちる思いでしたw
さくらぢまさんの創り出す話は妹本のあたりからそうなんですが、ノリとテンションの高さで突っ走りつつも、ふと考えさせられる部分があるんですよね。
でも、一番はっとさせられたのは巻末のマテバ牛乳さん(脚本担当)のコラム「パロディとは人と時代を掴む力。」です。それはさくらぢまさんの創作に掛ける想いの発露でしょう。
ガツンと来るものが、ありました。

Horse Racing

2007 Worldwide GI Races 8

8月はいろいろあって満足に見られていないのも多いのだが。
DateRaceAreaTrackDistanceWinnerSireDamBroodmare SireFamily NumberSire Line
2007/08/01Sussex SGBGoodwood8FRamontiMartino AlonsoFoscaEl Gran Senor2-iTry My Best
2007/08/04Nassau SGBGoodwood10FPeeping FawnDanehillMarvinskySadler's Wells8-f Best In ShowDanehill
2007/08/04Test SUSASaratogaD7FDream RushWild RushTurbo DreamUnbridled1-nNearctic
2007/08/04Canon Gold CSAFGreyville3200mThundering StarFort WoodLightning DuelFoveros2-ISadler's Wells
2007/08/04John C. Mabee HUSADel Mar9FPrecious KittenCatienusFirst KittenLear Fan2-dStorm Cat
2007/08/04Dos Mil Guineas - Consagracion de PotrillosARGSan Isidro1600mIndio GloriosoHonour and GrolyIndianitaFriul12-dIn Reality
2007/08/05Prix Maurice de GheestFRDeauville1300mMarchand d'OrMarchand de SableFedoraKendor11-fNureyev
2007/08/05Haskell Invitational HUSAMonmouthD9FAny Given SaturdayDistorted HumorWeekend in IndyA.P. Indy3-oForty Niner
2007/08/11Arlington MillionUSAArlington10FJambalayaLangfuhrMuskrat SuzieVice Regent4-mDanzig
2007/08/11Beverly D. SUSAArlington9.5FRoyal HighnessMonsunReem DubaiNashwan23Konigsstuhl
2007/08/11Secretariat SUSAArlington10FShamdinanDr. FongShamdaraDr. Devious9-c Mumtaz BegumRoberto
2007/08/11Sword Dancer Invitational HUSASaratoga12FGrand CouturierGrand LodgeLady ElgarSadler's Wells13-c FrizetteDanzig
2007/08/11Barao de Piracicaba - Brazilian One Thousand GuineasBRZCidade Jardim1600mLight GreenBlush RamblerStar ProcidaProcida2-gBlushing Groom
2007/08/12Prix Jacques le MaroisFRDeauville1600mManduroMonsunMandellichtBe My Guest3-dKonigsstuhl
2007/08/12Rheinland-PokalGERKöln2400mSaddexSadler's WellsRemote RomanceIrish River8-f Best In ShowSadler's Wells
2007/08/12Phoenix SIRECurragh6FSaoirse AbuMr. GreeleyOut Too LateFuture Storm4-kGone West
2007/08/18Alabama SUSASaratogaD10FLady JoanneOrientateOatseeUnbridled2-f Mixed MarriageBlushing Groom
2007/08/18Del Mar OaksUSADel Mar9FRutheriennePulpitRuthianRahy4-rA.P. Indy
2007/08/18Major SuckowBRZGavea1000mSuper DudaNotationGreat PeaceLand Force9-c Sun PrincessBold Ruler
2007/08/18Roberto e Nelson Grimaldi SeabraBRZGavea2000mRe ThongDancer ManLady ThongNindiano5-h Rough ShodThe Axe
2007/08/19Prix MornyFRDeauville1200mMyboycharlieDanetimeDulceataRousillon13-eDanehill
2007/08/19Pacific ClassicUSADel MarAW10FStudent CouncilKingmamboClass KrisKris S.9-eKingmambo
2007/08/19Grande Premio Presidente da RepublicaBRZGavea1600mJetYagliInflacionariaClackson14-bMr. Prospector
2007/08/19Grande Premio BrasilBRZGavea2400mL'Amico SteveSpend a BuckAll For LoveGhadeer1-pBuckpasser
2007/08/20General San MartinARGPalermoD1800mLatencySlew Gin FizzLatenciaEl Asesor9-gSeattle Slew
2007/08/21International SGBYork10F88ydAuthorizedMontjeuFunsieSaumarez16-c Sky PolaSadler's Wells
2007/08/22Yorkshire OaksGBYork11F198ydPeeping FawnDanehillMarvinskySadler's Wells8-f Best In ShowDanehill
2007/08/23Nunthorpe SGBYork5F3ydKingsgate NativeMujadilNative ForceIndian Ridge1-tStorm Bird
2007/08/24Personal Ensign HUSASaratogaD10FMiss ShopDeputy MinisterShoppingPrivate Account8-h Lady Be GoodDeputy Minister
2007/08/25Travers SUSASaratogaD10FStreet SenseStreet CryBedazzleDixieland Band22-bMachiavellian
2007/08/25King's Bishop SUSASaratogaD7FHard SpunDanzigTurkish TrystTurkoman16-hDanzig
2007/08/26Ballerina BCSUSASaratogaD7FMaryfieldElusive QualitySly MaidDesert Wine22-dGone West
2007/08/31Premio Polla de PotrillosCHIClub Hipico1700mMatto MondoSir CatMuv EuforicaSadler's Congress1-lStorm Cat
なんと言ってもNassauとYorkshire Oaksをぶっこ抜いたPeeping Fawnでしょうね。Saratogaの3歳戦でDerby戦線の上位馬がきっちり結果を出したのも良かったと。
Northern Dancer
|Try My Best
||Last Tycoon
|||Marju
||||Martino Alonso>Ramonti
|Danzig>Hard Spun
||Danehill>Peeping Fawn
|||Danetime>Myboycharlie
||Langfuhr>Jambalaya
||Chief's Crown
|||Grand Lodge>Grand Couturier
|Sadler's Wells
||Fort Wood>Thundering Star
||In the Wings>Saddex
||Montjeu>Authorized
|Storm Bird
||Storm Cat
|||Catienus>Precious Kitten
|||Sir Cat>Matto Mondo
||Mujadil>Kingsgate Native
|Nureyev
||Theatrical
|||Marchand de Sable>Marchand d'Or
|Vice Regent
||Deputy Minister>Miss Shop

Nearctic
|Icecapade
||Wild Again
|||Wild Rush>Dream Rush

Roberto
|Kris S.
||Dr. Fong>Shamdinan

Blushing Groom
|Blush Rambler>Light Green
|Mt. Livermore
||Orientate>Lady Joanne

Bold Ruler
|Boldnesian
||Bold Reasoning
|||Seattle Slew
||||A.P. Indy
|||||Pulpit>Rutherienne
||||Slew Gin Fizz>Latency
|Raja Baba
||Well Decorated
|||Notation>Super Duda

The Axe
|Executioner
||Sestero
|||Dancer Man>Re Thong

Mr. Prospector
|Forty Niner
||Distorted Humor>Any Given Saturday
|Gone West
||Mr. Greeley>Saoirse Abu
||Elusive Quality>Maryfield
|Kingmambo>Student Council
|Jade Hunter
||Yagli>Jet
|Machiavellian
||Street Cry>Street Sense

Buckpasser
|Buckaroo
||Spend a Buck>L'Amico Steve

Konigisstuhl
|Monsun>Royal Highness, Manduro

In Reality
|Relaunch
||Honour And Glory>Indigo Glorioso
The Axeの直系がしれっとGIを勝つブラジルが素敵。Re Thongという馬名で分かるようにThongの末裔。Thongの晩年の娘Handsewnに端を発し、近親にはFestival Hall、Hymnと極端に振った血統馬(それぞれ父はSadler's WellsとFairy King)が活躍。ブラジルに渡って2代目でGI馬が出た。このあたりは良血牝系の底力といったところか。Thongは5頭の娘を産んでいますが、このうち最初の2頭がSpecialとLisadellという大牝系の礎となった牝馬です。後半の3頭はそれほど活躍馬を出しているという事はないのですが、面白い血統の牝馬を多く持っているので、これからかなと言うところ。

Grosser Preis von Baden

大したことを書けない結果だけで申し訳ないが。
1.Quijano
2.Adlerflug
3.Egerton
4.Youmzain
5.Axxos
6.First Stream
7.Prince Flori
8.Mountain High
9.Sommertag
これだけ速い時計の出るBadenは近年にはないなあといったところ。
直線に向いて先頭に立つQuijanoに外からダービー馬Adlerflugが迫るが、Quijanoが粘り逆転を許さなかった。今年になってレースレベルを上げてきたQuijanoですが、このレースを勝てるほどの力があるとは思っていなかった。というかこの馬に勝たせてしまうようではというところはあるかな。
それでもAdlerflugは良いレースをしていたと思うし、この速さをこなせるなら国外に出てもやれるのではないかなあと思われる。
Egertonもここ数戦と比べると見違えたと言えるか。Youmzainを抑えられるとは思わなかった。

Moyglare Stud

1.Saoirse Abu
2.Listen
3.Mad About You
4.Albabilia
5.Allicansayis Wow
6.Solas Na Greine
7.Queen Jock
8.Juniper Berry
9.Miss Red Eye
ここはSaoirse Abuの完勝。最低人気でPhoenix Sを勝ったわけですが、この勝利で評価を決定付ける事が出来たかなとは思われます。Bolger師は去年のFinsceal Beoに続いて2歳牝馬戦をMr. Greeley産駒で席巻という事になりそうかな。

2007/9/5

Comic

コミケの同人誌の感想など、続き

GRINPさん: へんないちにち
GRINPさんのなのは本。エリオとキャロがメイン。
エリオが女性陣に女湯に連れこまれて、硬直していたり。
そこでキャロが体洗ってあげるなどと言い出したり。
その後スバルと絡んだり(相手がエリオなのかキャロなのかというのは微妙な問題なのです)。
まあ、いろいろありますが、最大の見所はトイレで目隠しプレイというマニアックに突き抜けた一節かと。
あ、でも18禁じゃありませんよ。健全(?)です。
いやー、ほんとTSって素晴らしいですね。
†† 漆黒のバゼラード ††さん: DENGEKI Comic Anthology
電撃文庫作品のショートコミックが3作の同人誌。
「とある魔術の禁書目録」
「狼と香辛料」
「灼眼のシャナ」
の3作品。
この中で私が読んだことがあるのは狼と香辛料だけです。
短編ということで、ストーリーはほぼ無いのですがバリエーションに富んでいて、スラップスティックだったり、しみじみした話だったり、シリアスなダイジェストだったりです。
ホロが豊穣の神様として祀られていたというあたりを上手く使っているんじゃないかなあと。
あと、やっぱり禁書目録はしっかり読まないといけないかなあと思いました。ずっと読みたいリストには入っているのだけど、巻数が多いというのもあってなかなか手が出ないんですよね。その辺の踏ん切りをつける切っ掛けを与えてもらった本になるかな。まあ、ちょっと溜め込んだ分を読んでからになるとは思いますが。

Horse Racing

北米2歳戦開幕

毎年、SaratogaとDel Marで2歳のGI戦線が開幕するのですが、今年からはDel MarがPolytrack化されているのでその辺の影響がどうでるかも注目していくと良いのかなあと。
Del MarのメイントラックがあまりにもってことでPolytrackに対してバファート師がちと吼えたようですが、そのあたりはこれまでのダートトラックによる選抜と人工馬場による選抜で方向性に齟齬を来たしているというのが嫌なんだろうなと。Del MarではPolytrackへの適性が問われるというような事を言ってますが、それだったらこれまでもダートへの適性が問われていたのは間違いなく、そのダートでの強さを馬の強さとして認めてきたのが北米競馬ではあるわけです。
残る北米の主要なトラック(NYRA三場、CDIのChurchill Downs、MECのGulfstreamあたり)までオールウェザーになったら結局そのオールウェザーで強い馬こそが強いという事になっていくんではないかなと。そりゃ導入直後はDel Marみたいにいろいろと言われたりするんだろうし、Hollywoodとかで出たような初期不良的トラブルだって出るだろうけど、最終的にフェアな馬場と認められれば良いのではないかなくらいに思ってます。
何を言われようとメイントラックはダートで残すというのも一つの選択だし。
Spinaway S Saratoga 7F
1.Irish Smoke: Smoke Glacken - Added Time by Gilded Time
2.A to the Croft: Menifee - Heart Warmer by Devil's Bag
3.Yonagucci: Yonaguska - Designer Label by Pentelicus
4.Morakami: Fusaichi Pegasus - Astrid by Concern
5.More Happy: Vindication - Apelia by Cool Victor
勝ったIrish Smokeはこれで2戦2勝。牝系はPretty Pollyのファミリーで、アルゼンチンを経由してアメリカに入った。北米に輸入されたVit Reinaは3歳にして芝3000m時代のCarlos Pellegriniを勝った名牝。Smoke GlackenにGilded Timeと使われている種牡馬は一流半程度という印象ですが、2歳のこの時期なら早く仕上がる利点はあるかねえ。
Hopeful S Saratoga 7F
1.Majestic Warrior: A.P. Indy - Dream Supreme by Seeking the Gold
2.Ready's Image: More Than Ready - Clever Phrase by Clever Trick
3.Maimonides: Vindication - Silvery Swan by Silver Deputy
4.Georgetown: Storm Cat - McConnell Springs by Deputy Minister
笑える出走メンバーだよなあ。産まれた時点で将来種牡馬確定クラスの馬が2頭もいまっせ。
で、その片割れたるMajestic Warriorが実にA.P. Indy産駒らしい最後方追走からの直線追い込みで勝ちました。飛ばしたMaimonidesについていってしまったのがReady's Imageの失敗といえばそうなるのかもしれないが、2歳のこの時期だし、無理に控えるレースをしてもなあとは思われます。
さてMajestic Warriorは母がGI2勝のDream Supreme。全姉Crystal Currentもステークス馬です。A.P. IndyにとってはMr. ProspectorとLa Troienneを喰わせるのが一つの常道でありますが、この役はSeeking the Goldが担います(他にもWar Admiralが絡むCohoesのDeck Handなんかが見えますが)。これによってBuckpasserのクロスを獲得。更に累代にSecretariatを抱える豪華仕様はさすがに良血といったところ。その奥ではBold Ruler、Native Dancer、Hasty Roadの母父として入るDiscoveryやら、Sir Gallahad=Bull Dog、散在するNasrullahやBlue Larkspurとお約束を外さない構成は流石。そして、ワンポイント的に入るDixieland Bandによって北米志向にチューンされたHyperionを得ます。Hasty Road≒Traffic Judgeもあるし。来年のDerby戦線の主役を張れるポテンシャルはあるかと思うので、2歳で使い潰すというような事だけは止めてくれよと。
Del Mar Debutant Del Mar 7F
1.Set Play: Van Nistelrooy - Boldy's Reflection by Bold Rucks
2.Spring Awakening: In Excess - Catchofthecentury by Carson City
3.Izarra: Distorted Humor - Arlucea by Broad Brush
4.Sunday Geisha: Sunday Break - Above the Table by Never Tabled
5.Wild Baby Girl: Misbah - Danny's Wild Lass by Wild Rush
Set Playの父Van Nistelrooyは北半球ではこの世代が初年度。現在ファーストクロップリーディングではPosseに次ぐ2位。ケガで急遽引退となったため、北半球で供用されるまえにニュージーランドにシャトルされています。当地のファーストクロップリーディング3位、2歳リーディング14位という結果です。NZの2歳リーディングなんて何の参考にもなりませんが。
Set Play自身はYour Hostessのファミリーながら使われている種牡馬は微妙。ま、Bold Rucksは悪くないが。というかGone Westが紛れ込んでいるのに驚くレベル。ただ、そのGone WestのおかげでStorm Catとの間でSecretariatをクロスさせる。

2007/9/7

Comic

ヤングガンガン No.18

前号までのレビューはこちら。ヤングガンガン レビュー
バンブーブレード◆アニメはどうやら2クールという話。テレビ大阪?見られませんが、何か?さて、本編はアニメ化なんかで新規読者が見るということをちょっと意識しているのかなと思われる内容。やはり珠姫がどう成長していくのかという部分がポイントになるマンガだという事をはっきりとさせているようにも思われますが、他のキャラについても基本を抑えています。後半のライバル登場に関しては、初回の珠姫登場にオーバーラップさせる意図がアリアリ。ということで新展開なんですねえ。でも、これまでの相手さんたちにもちゃんと出番を与えて欲しいなあとは思ったり。
死がふたりを分かつまで◆源田刑事がブレードに拘る理由がはっきりしないからなあ。このあたりの展開で何か明かされることになるんだろうか。組織というものはどうしたって一枚岩とは行かないわけで、ザ・ウォールもそういうキャラがいるという事ではあるかな。まあ、直接やり取りをする人間と、その指示を受けて露払いみたいな役をやらされる人間では思う事も違ってくるというのは当然ではあるだろうし。
フダンシズム◆世にこういったヲタクを題材にしたマンガは数あれど、濃い世界に逝ったまま戻ってくる素振りすら見せないというのはなかなか無いのではなかろうか。というか一般読者を全力で置いていってしまってるのではなかろうかと。普通に同人イベント行くような人間ならわかるけどさ。
セキレイ◆風と水の闘い。どちらもシングルナンバーだけあって強いなあ。全く関係の無いところで巻き込まれている包帯のセキレイが哀れです。最後は風花の一閃だし。で、何か関係があると思われた高美さんだが、流石にそれはありかと思う展開になっています。
フロントミッション◆それだったら戦車と何ら変わらんと思ってしまう。結局ヴァンツァーも随伴歩兵を必要とするのか?特殊な戦闘例とはいえなあ。そしてやはり何故にか車のデザインが古いのが気に掛かる。
ユーベルブラット◆バレスター、散る。最後になってようやくバレスターがどういう人物だったのかが描かれました。バレスターは悲しいくらいに普通の人間でした。英雄になってしまったことがバレスターから全てを奪う事になってしまったのだなあと。あのグレンへの強烈な対抗心も全部、バレスターが英雄になってしまったことに端を発していた。だから、このバレスターの最期は、昔のバレスターに戻っていたという意味では救われるものではあったのかもしれません。ケインツェルもやりきれない想いで斬ったのだろうなあ。
咲◆部長が飛ばしまくり。上がり方がえぐすぎる。しかしこれでついに龍門渕の人を目覚めさせた予感。次は龍門渕の反撃が始まるかな。
ロトの紋章◆本質的におちゃらけるところはあるといっても、そして魔法が使えない世界で何が出来るのかというところはあるにしても、ポロンは次の世代に託すということを選んだのだなあ。
すもももももも◆今回の被害者は天下でした。天下も馬鹿といえばそうなんだけど、ボコボコにされる必要まであるようには思えないわけだし。簡単に先の展開が見えてしまうのでどうにも。
黒神◆随分都合の良い展開だし、慶太なんかも都合の良いこと言ってるよなあ。
モノノ怪◆この主人公のせいか随分ゆっくりと話が展開しているような印象。次あたりでちょっと動くのかなあ。
激流血◆体重乗せられて、後頭部をベンチに打ち付けられたら死んでもおかしくないと思いますがねえ。圭がそこまで考えているように思えないので、嫌悪すら感じるわけですよ。武念に会うためになら何でもするという感じで。武念にあってどうしようとしているのかもわからないわけだし。広太の忠告は的を得ていると思うんだがなあ。やったことはやり返される可能性があるわけですよ。
同棲レシピ◆ここにも報われない虎が…(他にすももの天下とかライオン丸の錠之介が報われません)。その殺意は正当なものだろう。
ひまわり幼稚園◆つっちーは分かりやすすぎるな。頑張る事も大事だけど、力みすぎるのはあまり良くない。それよりも自然にやっている事の方が効果があるという話。楽しそうにやっていることには興味を持つよね。それにしても柊は良く気付いたなあ。それと組長は粋ですなあ。
荒川アンダーザブリッジ◆物の価値は人それぞれ。リクはまだその境地にまで至っていないというか、それまでの家庭環境もあるのか価格に拘ってしまってるなあ。でも、一番見たいものがニノの喜ぶ顔という辺りは成長しているのか。そしてニノも同じような結論に達しているし。シロさんがついにやばいキャラに。
ジャッカル◆そんな変態チックな武器が二つあるだけで驚くわ。
サンレッド◆設定が分かった段階でオチが読めた。フロシャイムがレッドに勝つには、レッドにやる気を無くさせてしまうしかないんじゃないかねえ。
ビターバージン◆柚の複雑な乙女心。でも、柚は良い人なんだよなあ。そして、頭が回る。だから、引くしかない。後半急展開し始めていますが、これを救う役割は結局柚になるんだろうなあ。
ムカンノテイオー◆織田さんもちょっと迂闊なところはありそうなんですが。それにしても平蔵はいろいろ言われつつも、皆から信頼されていたんだなあ。まあ、上松の嘘をあっさり信じてしまってたようなところがあるからではあるだろうが。
WORKING!!◆巻末のフルカラー。梢さんやりたい放題。伊波さんも凄い格好させられているのだけど、感想がそれか、流石はタカナシw。そして次から2号休載。休載の多いヤングガンガンにあってWORKING!!は(4コマでページも少ないからか)これまで休載していなかったのですが、ついにと思ったら、どうやらガンガン本誌に読みきりが掲載されるからなのか。
次号は読みきりでミチバタメモリーズが掲載されるようなので楽しみ。しかしエロティカルってなんなのか。確かに小玉有起さんのサイトの絵を見てると胸とかお尻とかむちむちでエロっぽいのもあるけど、ミチバタメモリーズなんかはさっぱりとした絵柄なんだよなあ。

Horse Racing

Sprint C GI Haydock GB Turf 6F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
13AdvancedNight ShiftWonderful WorldDashing BladeD.O'DonohoeK.A. Ryan
24Al QasiElnadimDelishaSalseKerrin McEvoyP.W. Chapple-Hyam
35Amadeus WolfMozartRachelleMark of EsteemN. CallanK.A. Ryan
412AssetMarjuSnow PeakAraziL. DettoriR. Hannon
57Balthazaar's GiftXaarThat’s Your OpinionLast TycoonJimmy FortuneL.M. Cumani
68Fayr JagFayruzLomindaLomondTom EvansT.D. Easterby
71Marchand d'OrMarchand de SableFedoraKendorD. BonillaF. Head
814MutawaajidRedoute's ChoiceElated LadyVainDarryll HollandM.R. Channon
96Red ClubsRed RansomTwo ClubsFirst TrumpMichael HillsB.W. Hills
1015SomnusPivotalMidnight's RewardNight ShiftRichard Mullen[T.D. Easterby
1116HellvelynIshiguruCumbrian MelodyPetongTed DurcanB. Smart
1213Per IncantoStreet CryPappa RealeIndian RidgeMartin DwyerJ.L. Dunlop
132Sakhee's SecretSakheePalace StreetSecretoSteve DrowneH. Morrison
149Wi DudElnadimHopesayWarningD. O'DonohoeK.A. Ryan
1511Sierra VistaAtrafPark VistaTaufanPaul HanaganD.W. Barker
1610Scarlet RunnerNight ShiftSweet PeaPersian BoldSeb SandersJ.L. Dunlop
Sakhee's Secretが内枠引いてどうなるやらというレース。最内にはMarchand d'Orでこのあたりがちょっととは思われるところ。
Excellent Artでも出てきてくれりゃ面白くなったのに。

Matron S GI Leopardstown IRE Turf 8F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
17Eastern AppealShinko ForestHaut VoleeTop VilleMarc HalfordM. Halford
22EchelonDanehillExclusive RosettePolar FalconRyan MooreSir Michael Stoute
36ModeerochMozartMajinskayaMarignanK.J. ManningJ.S. Bolger
43Red EvieIntikhabMalafemmenaNordicoJamie SpencerM.L.W. Bell
51Arch SwingArchGold PatternSlew o'GoldM.J. KinaneJohn M. Oxx
65BarshibaBaratheaDashibaDashing BladeT. QuinnD.R.C. Elsworth
78Evening TimeKeltosShadow CastingWarningD.P. McDonoughKevin Prendergast
89She's Our MarkIshiguruMarkskeepingfaithAjraasD.M. GrantPatrick J. Flynn
94Sweet LillyTobouggMaristaxReprimandK. FallonM.R. Channon
1年前に連勝中の上がり馬として参戦し、Peeressを撃墜してスターダムになったRed Evieは今年になってから戦績が安定しないが、LockingeではRamontiをアタマ差下しているし、続くQueen Anneでも着差はそう離れておらず牡馬相手に十分な結果を残しているとは言える。 3歳馬Arch SwingはギニーではFinsceal Beoの陰に隠れてしまっていた。Falmouthで3着に入って復調しているとは言えるのだろう。
今年のCelebration Mileを勝ったEchelonもこの路線の常連的存在になっていますが、これがGIに通用するかとなると難しいのではとも思われる。

Irish Champion S GI Leopardstown IRE Turf 10F

ここはDylan Thomasの負けられないレース。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
15Dylan ThomasDanehillLagrionDiesisK. FallonA.P. O'Brien
22MaraahelAlzaoNasaniceNashwanR. HillsSir Michael Stoute
34Red RocksGalileoPharmacistMachiavellianRichard HughesB.J. Meehan
43Duke of MarmaladeDanehillLove Me TrueKingmamboJ.A. HeffernanA.P. O'Brien
51Red Rock CanyonRock of GibraltarImagineSadler's WellsC. O'DonoghueA.P. O'Brien
66Finsceal BeoMr. GreeleyMusical TreatRoyal AcademyK.J. ManningJ.S. Bolger
Internatioal SでAuthorizedに負けている以上、このレースを勝って、凱旋門賞で決着をつけるという形になりそうか。
Red Rocksの今年のキャリアは開幕前に期待されたものからすると物足りない。Gordon Richardsを勝ったが、その後Prince of Wales'sで大敗。今回はそれ以来のレースとなる。この辺のクラスの馬が凱旋門賞に出るかどうか微妙なところではあり、ここで結果を得て、凱旋門賞からBCとなると今後楽しくなるのではないかなと思われる。
MaraahelはどうにもGIでは足りないというところで落ち着いているし、今回もこの馬のいつも通りになるのではないか。
3歳馬は興味深い陣容。O'BrienのDuke of Marmaladeはマイル路線を進んで、St. James PalaceでExcellent Artの2着に来ている。その後距離を延ばしたInternational Sでは4着に終わっているが、Notnowcatoに迫っていたことを考えれば悪くない内容。更にBallydoyleはRed Rock Canyonをスタンバイさせてきた。父Rock of Gibraltar、母Imagineという良血。10戦して勝ち無し、2着6回という壮絶なキャリアである。GIを使ってみるという判断は分からないでもないかな。
そしてAscotで破れて以来レースから遠ざかっていたFinsceal Beoがここで復帰。Ascotでの大敗は使い詰められた影響かと思われただけに休養してどうかというところに注目。また10Fをこなすかどうかも注目される点であるだろう。Matron Sという選択もあったかと思われるが、こちらに使ってきたということは評価したい。

Ruffian H GI Belmont NY Dirt 8.5F

Rags to Richesがどうも順調さに欠けるのが気になるところではある。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Rahy's AppealRahyAppealing KrisKris S.Garrett K. GomezThomas M. Bush
2Ginger PunchAwesome AgainNappelonBold RevenueRafael BejaranoRobert J. Frankel
3Miss ShopDeputy MinisterShoppingPrivate AccountJavier CastellanoH. Allen Jerkens
4Take d'TourTour d'OrCherry FlareMr. WashingtonEibar CoaDavid Fawkes
5TeammateA.P. IndyStarry DreamerRubianoCornelio H. VelasquezH. Allen Jerkens
First Flightで5馬身差、Go For Wandで6馬身差と連勝しているGinger Punchが中心。距離も問題なく、この馬を止められるかどうかというレースになっていると思われる。
Take d'TourはOgden Phippsで4ポンドを与えたそのGinger Punchの追撃を抑えている。ただし、その時はGinger Punchが前につけておらず、ここ2戦のGinger Punchとは別物ではあると考えられる。Take d'Tourとしても控える気はないだろうし、前半から厳しいレースになるのではないかな。
更に前に絡んでいきそうなのがまたもMiss Shopとの2枚で勝負してきたJerkens師のTeammate。前走のPersonal Ensignではハイペースの片棒を担いで、自身は沈むもMiss Shopを勝たせしめた。今回もとばしてMiss Shopで勝負のようなレースになるのではないかと思われる。
そのMiss ShopのPersonal Ensignはペースと展開に恵まれたものではあり、今回はメンバーが強化されたが、展開としてはMiss Shop向きのレースになると考えられる。
もう一頭のRahy's Appealも差して勝負になるだろうが、この馬の場合はどうもついて行けないだけというところもあり、前が完全に崩れるならばというところか。

Man o'War S GI Belmont NY Turf 11F

ArlingtonでGIを勝ってきたShamdinanとSaratogaでEnglish Channelを喰ったGrand Couturierが中心で遠征馬Doctor Dino、SunriverのArlington Million3,4着が絡む勝負になりそうか。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Doctor DinoMuhtathirLogicaPrioloOliver PeslierRichard D. Gibson
2SunriverSaint BalladoGoulashMari's BookGarrett K. GomezTodd A. Pletcher
3Grand CouturierGrand LodgeLady ElgarSadler's WellsCalvin H. BorelRobert Ribaudo
4Trippi's StormTrippiPocket BeautyStorm BirdJavier CastellanoStanley M. Hough
5ShamdinanDr. FongShamdaraDr. DeviousJulien R. LeparouxDoug F. O'Neill
6Marsh SideGone WestColonial PlayPleasant ColonyKent J. DesormeauxMichael W. Dickinson
7YellowstoneRock of GibraltarLove and AffectionExclusive EraJohn Patrick MurtaghA.P. O'Brien
ShamdinanはSecretariat Sを勝って北米デビューを果たした。半馬身差2着のRed Giantから4ポンドもらったレースではあったが、北米の3歳芝路線のトップクラスに名を連ねることはできた。Red Giantがここに出走していれば見所の多いレースになっただろうが、出てこない以上はまず古馬を倒すことからとはなりそう。
Grand CouturierのSword Dancer Invt.はEnglish Channelの悪い癖ではあるのだろうし、6ポンドもらっていたこともあるし、インから強襲というレース運びがはまった部分も否定できない。それでもEnglish Channelを相手に3馬身ならば評価されていい。
良血Sunriverは今年になって芝に活路を求めて2連勝。Arlington Millionでは4着に終わったが、2勝を挙げたBelmontの芝コースに戻ることから期待できるだろう。
Doctor DinoはMurtaghをYellowstoneに取られてしまったためPeslierを連れてきた。遠征であと一歩届いていないが、上手く立ち回ればと思われる。

Garden City BCS GI Belmont NY Turf 9F

Del Marの上位2頭が再度ぶつかる。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1MissvinskiStravinskyMiss U FranBroccoChristophe P. LemaireJean-Claude Rouget
2Sharp SusanTouch GoldWinter's GoneDynaformerKent J. DesormeauxWilliam I. Mott
3Street SoundsStreet CryRare OpportunityDanzig ConnectionJohn R. VelazquezMichael R. Matz
4CostumeDanehillDance DressNureyevRafael BejaranoJohn H.M. Gosden
5Bit of WhimsyDistorted HumorKristi BEl PradoJavier CastellanoBarclay Tagg
6ValbennyVal RoyalDark IndianIndian RidgeAlex O. SolisPatrick Gallagher
7Alexander TangoDanehill DancerHouse In WoodWoodmanShaun BridgmohanTommy Stack
8New EditionStormy AtlanticSashay AwayFarma WayCornelio H. VelasquezJ. Larry Jones
9ChastoriaChester HouseR D FilleDixieland BandEibar CoaBruce N. Levine
10RutheriennePulpitRuthianRahyGarrett K. GomezChristophe Clement
Del Mar Oaksを勝ったRutherienne。American Oaks Invt.、Del Mar Oaksと連続して2着のValbenny。Panty Raidがダートにも色気を持っている以上、現在の北米3歳芝牝馬としてはこの2頭がトップだろう。
一方東海岸勢としてはLake Placidを逃げ切ったSharp Susanや2着のNew Editionに期待が集まるところ。
遠征馬の中ではAstarteで2着のMissvinskiあたりに注目か。

2007/9/8

Horse Racing

Prix du Moulin de Longchamp GI Longchamp FR Turf 1600m

これは好メンバー。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
12LinngariIndian RidgeLidakiyaKahyasiRyan MooreA. de Royar-Dupre
25RamontiMartino AlonsoFoscaEl Gran SenorL. DettoriSaeed bin Suroor
37George WashingtonDanehillBordigheraAlyshebaK. FallonA.P. O'Brien
44Turtle BowlDyhim DiamondClara BowTop VilleO. PeslierF. Rohaut
59Astronomer RoyalDanzigSheepscotEasy GoerC. O'DonoghueA.P. O'Brien
61ArchipenkoKingmamboBoundNijinskyJ.A. HeffernanA.P. O'Brien
78Golden TitusTitus LiviusOraplataSilver HawkS. PasquierA. Renzoni
85HoloceneLemon Drop KidWitching HourFairy KingC.P. LemaireP. Bary
93DarjinaZamindarDarinskaZilzalC. SoumillonA. de Royar-Dupre
まずは今年のマイル路線に君臨する立場となっているRamontiの参戦。NewburyでRed Evieに際どく敗北を喫するも、その後AscotとGoodwoodでは逆に勝負強さを見せて僅差の勝負を勝った。他馬に差をつけるレースをしていないのでレート面での評価をもらえていないが、Dettoriの手綱で戦績が安定したというのはもっと評価されて良いのではないかなとは思われるところ。これに対してGeorge Washingtonもやはりマイルでというところはあるように思われるし、復帰初戦のAscotの一戦とは状態が違うだろう。またフランスならばTurtle Bowlの安定感も捨て難い。
3歳馬の注目は何といってもDarjinaということになるだろう。Ascotで一敗地にまみれるが、すぐさまDeauvilleで挽回してきたあたりはやはり只者ではない。前走で古馬戦をクリアし、今度は牡馬相手となるのが課題か。Dupre師とAga Khan殿下はこのDarjinaのためにLinngariを用意している。ドバイから香港に遠征し、ドバイでは結果を得たが、香港のChampions Mileで惨敗。今回はそれ以来のレースとなり、Darjinaに対するサポートという側面がありそうだが、鞍上にRyan Mooreを呼んで来たあたりは勝負を掛けているとも言える。
他の3歳としてはギニー馬Astronomer Royalが参戦してくるが、この馬はAscotでExcellent Artに捻られ、更にJean PratではLawmanに差を見せつけられるなどいまいち。同じくBallydoyleのArchipenkoはEpsomに挑むも距離に限界があったようで10F、8Fと距離を短くして挑戦しているがどうも芳しくない。
イタリアのGolden TitusはJean PratでAstronomer Royalに先着しているのがポイント。2歳の時にもフランスに遠征してそこそこやれるというところを見せているので、トップレベルの古馬相手となるこのレースでどこまでやれるかに注目だろう。前走のDeauvilleでManduroの2着となっているHoloceneも侮れない。

2007/9/9

Comic

コミケの同人誌の感想など、最後に18禁本

茶菓子裁判さん: アイサイ
アリスソフトのだぶる先生らいふっの同人誌。埴御四五七がメイン。コスプレH。
山吹ムックさんの描かれるおっぱいは素晴らしいということを改めて思う一冊。
そりゃおっぱいラノベとして有名な作品のコミカライズを任されるだけの事はありますねなどと思う。
同人活動としてはアリスソフトのゲームの二次創作をメインにされております。アリスソフトのゲームの同人誌ってあるようで少ないので、毎回楽しみにしているサークルさんです。大阪のイベントでも毎回お見かけしていたのですが、今年になってからはアライブでの連載が忙しくなられたのか、大阪には来られていません。好きなサークルさんなんで、商業誌で活躍されているのは嬉しい反面、こういった寂しくなる面もあるかなあ。とはいえ活躍の場を広げられるというのは良い事ですし、応援したいと思います。
さて、エロ同人誌なんであまり深く語るのも躊躇してしまいますが、とにかくおっぱいですよ。おっぱい。
でも、単にヤってるだけの内容ではなく、四五七の心理なんかが表現されていて、話の方にも注目できます。ま、衣装が早変わりしたりというあたりは、エロがメインですからとは思うところですが。
やはりだぶる先生らいふっはちゃんとやるべきか。よくばりサボテンといい、パスしてるゲームを取り上げられることが多いんですよね。同人誌読んでるとゲームをやりたくなります。時間が取れなくて有耶無耶になるですけど、アリスのリリース予定を見ていると10月のお嬢様ゲームよりはだぶる先生らいふっとかの方が良いなあとは思うわけで。
日日楽楽さん: ダークエルフのシルカさん
こちらは題材が凄いですよ。
レニフィルの冒険というかつてギャグ王で連載されたファンタジーマンガです。
あとがきページを見るに青木幹治さんはかなり濃いギャグ王の読者だったようで(最後の楽園なんかそうそう出てくるタイトルではないよ)、いやー懐かしいですね。ギャグ王。
エロに関しては正直ばんがいちに掲載されている作品を見た方が良いかなと思います。
「レニフィルの冒険のエロ同人誌」というものに価値を見出すかどうかという本ではないかなあ。あとフタナリになるのでそれが嫌いな人は要注意。って今から手に入れるのはまず不可能かと思いますが。
ところで上で紹介している山吹ムックさんもばんがいちに作品が掲載されていたのですが、ばんがいちの作品ってなかなかコミックにならないんですよね。好きな作家さんが多いんですが、何とかならんですか?

Horse Racing

北米の競馬場への人工馬場導入状況

まずは、主観で引っ張り出した主な競馬場のリストでも。
人工馬場の素材としてメジャーなものにPolytrack、Cushion Track、Tapeta、Pro-Rideがあり、この中で先行するPolytrackの採用例が多いです。一方Cushion TrackはHollywoodが導入し、Santa Anitaにも入りますから今後の発展はあるでしょう。TapetaについてはGolden Gate Fieldsへの導入が進められていますし、Presque Isle Downsで初の開催が行われているところです。Pro-Rideに関しては北米のメイントラックへの導入例はまだありません。
カリフォルニアは州の方針として2007年内と期限を切って人工馬場導入を主力5競馬場(Santa Anita、Hollywood、Del Mar、Golden Gate Fields、Bay Meadows)に義務付けていました。後に1年間の導入延期が認められましたが、これに対応できないとしたBay Meadowsに対しては開催停止をちらつかせるほどの強行な態度を取りました。こういった事情のもとでカリフォルニアにおける人工馬場導入が進んでいるわけで、北米の競馬場における人工馬場導入の広がりというものを考える際に、カリフォルニアのトラック(特に南カリフォルニアで西海岸サーキットを形成するSanta Anita、Hollywood、Del Mar)を取り上げて、北米で人工馬場導入が進んでいるといってしまうのはミスディレクションであるという印象を持ってしまいます。
Arlington ParkはCDIでの人工馬場導入のテストケースとしてPolytrackが導入されました。Artlingtonは主要なレースに芝のレースが多く、メイントラックに導入して様子を見るにはちょうど良い競馬場であったかとは思われます。このArlingtonへのPolytrack導入は概ね成功と言って良さそうな結果をもたらしたため、CDIがこれを見てどう判断するかというのは注目すべきなのでしょう。それでも導入するとしてもChurchill Downsは最後になりそうとは思いますが。
MECはカリフォルニアのSanta AnitaとGolden Gate Fieldsが導入済みであり、今後の開催で見極めていくのではないかな。どの素材を使うのかというのもあるだろうし、抱えているトラックが多いので導入費用もネックか。
一方Iowa州から人工馬場導入を要求されていたPrairie Meadowsは今すぐに導入する必要はないとの判断を下しました。ただし、この決定は将来に渡っての人工馬場導入を否定するものではなく、性急な結論を避けたものとも思われます。問題視されるのはやはり導入費用であり、カリフォルニアでの導入例から800万から1100万ドルという導入費用をどのように賄うかという事になるのでしょう。維持費用の低減はあるが、初期費用を調達できないなら話にならないわけで。
ダートトラックでも危険性はトラックコンディション次第とは思われ、Prairie Meadowsの件でも今年は荒天で馬場調整が困難で硬すぎる馬場になってしまった結果、例年より事故が多くなってしまったという事に触れられています。
今後の人工馬場の展開としてターニングポイントになるのは2008年のブリーダーズカップでしょう。既にSanta Anitaでの開催が決定しており、初めての人工馬場での開催となります。今年のHollywood春夏開催から、北米競馬において大きなウェイトを占める西海岸のメイントラックが人工馬場での開催になっていて、ブリーダーズカップの開催は大きな区切りとなります。既存のダートトラックと比較して人工馬場がどうかという評価はこのブリーダーズカップによって決定付けられるのではないかと考えています。肯定的な評価が出れば人工馬場導入が加速されるのではないでしょうか。
Polytrackは既にTurfway、Woodbine、Keenelandで実績を積んでいますが、Turfwayなどで気温の変動による影響を受けていたりと問題が出ていないわけではありません。特に寒くなるとあまり良くないようで、Turfwayで試行錯誤しているという印象です。結局のところダートと同じで、馬場が硬くなってスピードが出てしまうと危険性が高まるというのは変わらないのでしょう。Del Marの夏開催で重大事故が起きなかったのも、Polytrackの安全性もあるでしょうが、とにかく時計の掛かる馬場になっていたことも触れられてよいのではと思います。
Santa Anitaでは猛暑への適応と既にHollywoodが導入しているという観点からCushion Trackを導入しました。今後は人工馬場の素材による馬場差がどこまで出るのかというのが問題になってくるのではないでしょうか。Santa Anitaでの決定はそれに配慮しているように見えます。いずれにせよ、3つの素材のメイントラックが揃う事になるカリフォルニア州が壮大な実験場になるかなと。
ところで、北米のメイントラックが人工馬場化すると日本の芝馬の活躍が期待されたり、日本でもダートトラックを人工馬場にして北米との差が少なくなるのではないかと言われたりしますが、それほど簡単な話ではないと思います。
前者については今年のKeenelandで芝馬のSilent NameがあっさりKeenelandのPolytrackでのCommonwealth BCを勝っている事もあって特にそう言われているように感じられます。しかし北米が人工馬場でやっていくというコンセンサスが取れれば、北米の生産者はそれにあった馬を生産するように変化していくでしょうし、調教師もそういったコースに合う調教方法を模索する事になるでしょう。それにその段階に到達するには人工馬場でのレースがこれまでのダートトラックでのレースとある種の継続性を持たせられるという事が前程になるのではなかろうかと考えます。Baffert師がDel Marの馬場に文句をつけたのもそういう観点だと認識しています。
後者についてはまだ北米で導入した各場での馬場差がどれくらいかも分からないのでどうとも言えない部分はありますが、気候(特に気温か)に合わせたチューニングというのは必要に見えますし、Del Marでは法規制で原材料がやや異なったりと同じ馬場条件を作り出すのは難しいでしょう。また、これまで日本馬が北米ダートへの遠征で結果を残せていないのは、北米競馬特有の消耗戦のレースそのものへの適応に問題があるように思われるわけですから、一概に馬場が変わったから近付くとも言えないでしょう。
今年からBlood-HorseはLeading Synthetic Siresというリストを作成しています。現状ではまだサンプルが少なく、参考になりませんが、今年後半のKeeneland開催、Oak Tree開催、Hollywood開催、Golden Gate開催のデータが入ってくると多少参考に出来るリストになってくるのではないかなと。現在はカナダを拠点としWoodbineで強いBold Executiveがリーディング。Bold n'Flashyなんかも上位にいるのでWoodbine開催の影響が大きいです。

Sprint C

1.Red Clubs: Red Ransom - Two Clubs by First Trump
2.Marchand d'Or: Marchand de Sable - Fedora by Kendor
3.Balthazaar's Gift: Xaar - That’s Your Opinion by Last Tycoon
4.Mutawaajid: Redoute's Choice - Elated Lady by Vain
5.Sakhee's Secret: Sakhee - Palace Street by Secreto
6.Asset: Marju - Snow Peak by Arazi
7.Wi Dud: Elnadim - Hopesay by Warning
8.Scarlet Runner: Night Shift - Sweet Pea by Persian Bold
9.Somnus: Pivotal - Midnight's Reward by Night Shift
10.Advanced: Night Shift - Wonderful World by Dashing Blade
11.Sierra Vista: Atraf - Park Vista by Taufan
12.Amadeus Wolf: Mozart - Rachelle by Mark of Esteem
13.Per Incanto: Street Cry - Pappa Reale by Indian Ridge
14.Hellvelyn: Ishiguru - Cumbrian Melody by Petong
Non Runner: Al Qasi, Fayr Jag
昨年後半からスプリントGIの常連となって、今年も勝てないながらも堅実なレースを繰り返していたRed ClubsがついにGIを勝ちました。相変わらず軸になる馬が出てこないなあというスプリント路線ではあるがなあ。

Matron

1.Echelon: Danehill - Exclusive Rosette by Polar Falcon
2.Red Evie: Intikhab - Malafemmena by Nordico
3.Arch Swing: Arch - Gold Pattern by Slew o'Gold
3→4.Eastern Appeal: Shinko Forest - Haut Volee by Top Ville
5.Sweet Lilly: Tobougg - Maristax by Reprimand
6.Modeeroch: Mozart - Majinskaya by Marignan
7.She's Our Mark: Ishiguru - Markskeepingfaith by Ajraas
8.Evening Time: Keltos - Shadow Casting by Warning
9.Barshiba: Barathea - Dashiba by Dashing Blade
Eastern Appealは3位入線も4着に降着。
ということで、ここに出走した3歳馬は古馬に軽く捻られた形。Red EvieとEchelon相手だから仕方ないともいえるが、Echelonってこんな強かったかねとも思ったり。

Irish Champion

1.Dylan Thomas: Danehill - Lagrion by Diesis
2.Duke of Marmalade: Danehill - Love Me True by Kingmambo
3.Red Rock Canyon: Rock of Gibraltar - Imagine by Sadler's Wells
4.Red Rocks: Galileo - Pharmacist by Machiavellian
5.Maraahel: Alzao - Nasanice by Nashwan
6.Finsceal Beo: Mr. Greeley - Musical Treat by Royal Academy
注文どおりRed Rock Canyonが引っ張るレースになって、直線であっさりDylan Thomasが決めた。Duke of MarmaladeはややRed Rock Canyonを交わすのに梃子摺っていたが、これはRed Rock Canyonの方を褒めるべきなのか。これがあるから相手なりで着は拾ってくるタイプの馬になっているんだとは思われる。そんなわけでO'Brien師が上位独占。Red Rocksがまるで話にならないのとMaraahelの方もどうしたものかなと思わずにはいられないレースでした。Finsceal Beoは条件が厳しいなかでよくやっていたとは思います。でもこの距離ではちょっと無理か。マイルに戻ったらもう一度期待してよいのではないかとも。

Ruffian

1.Ginger Punch: Awesome Again - Nappelon by Bold Revenue
2.Miss Shop: Deputy Minister - Shopping by Private Account
3.Teammate: A.P. Indy - Starry Dreamer by Rubiano
4.Take d'Tour: Tour d'Or - Cherry Flare by Mr. Washington
Non Runner: Rahy's Appeal
23.28-22.65-24.13-23.95-6.24
先行争いがもっと激しくなるかとも思ったが、4頭でのレースならそうポジションにこだわる事も無いといったあたりか。それでも22.65とか出していて緩くは無いんですが、最後まで弛まずの良いレース。それで、こう引き締まったレース展開だとGinger Punchが強いのだなあと。Miss Shopはこの程度でしょう。Take d'TourはこれまでならTeammate程度簡単に返り討ちにしていたかと思いますが、ちょっと派手にやられてしまったなと。まあ斤量を背負っていたってのもあるかと思いますが。

Man o'War

1.Doctor Dino: Muhtathir - Logica by Priolo
2.Sunriver: Saint Ballado - Goulash by Mari's Book
3.Grand Couturier: Grand Lodge - Lady Elgar by Sadler's Wells
4.Trippi's Storm: Trippi - Pocket Beauty by Storm Bird
5.Shamdinan: Dr. Fong - Shamdara by Dr. Devious
6.Yellowstone: Rock of Gibraltar - Love and Affection by Exclusive Era
7.Marsh Side: Gone West - Colonial Play by Pleasant Colony
24.93-24.46-23.95-23.26-23.31-12.35
Doctor Dinoは移籍してましたねえ。見落としていた。
SunriverとYellowstoneが競りながらのレース。馬群が固まったままで進み、Doctor Dinoは3番手の内の位置取り。4コーナーで綺麗に前を捌いてSunriverとの勝負に持ち込みました。これをアタマ差で制してGIタイトルを取得。3着には最後方からまくってきたGrand Couturierですが、ちょっと差を付けられていました。Yellowstoneは直線に入って力尽きて6着。良いペースで引っ張る形になったとはいえこれではちょっと問題ありか。Shamdinanは全く勝負に絡めず。

Garden City

1.Alexander Tango: Danehill Dancer - House In Wood by Woodman
2.Bit of Whimsy: Distorted Humor - Kristi B by El Prado
3.Sharp Susan: Touch Gold - Winter's Gone by Dynaformer
4.Costume: Danehill - Dance Dress by Nureyev
5.Chastoria: Chester House - R D Fille by Dixieland Band
6.Valbenny: Val Royal - Dark Indian by Indian Ridge
7.Missvinski: Stravinsky - Miss U Fran by Brocco
8.Street Sounds: Street Cry - Rare Opportunity by Danzig Connection
9.New Edition: Stormy Atlantic - Sashay Away by Farma Way
10.Rutherienne: Pulpit - Ruthian by Rahy
25.80-24.52-24.20-23.31-11.14
混戦の上がり勝負を道中9番手から大外を回してきたAlexander Tangoが最後に届いた。こういう展開になれば欧州馬に分があったということになるだろう。一方Rutherienne、Valbennyは後方から全く差を詰められず。特に、最下位に終わったRutherienneは深刻な負け方だと思うが。

2007/9/14

Horse Racing

いろいろと間に合ってないんだが、とりあえず出馬表だけでも

St. Leger S GI Doncaster GB Turf 13F197yd

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
19AcapulcoGalileoHarasavaDarshaanC. O'DonoghueA.P. O'Brien
24Celestial HaloGalileoPay the BankHigh TopR. HillsB.W. Hills
37HonoluluMontjeuOut WestGone WestJ. MurtaghA.P. O'Brien
48LucarnoDynaformerVignetteDiesisJimmy FortuneJ.H.M. Gosden
52MacarthurBaratheaLove the RainRainbow QuestC. SoumillonA.P. O'Brien
63MahlerGalileoRainbow GoddessRainbow QuestM.J. KinaneA.P. O'Brien
710RaincoatBaratheaLove the RainRainbow QuestRichard HughesJ.H.M. Gosden
85Regal FlushSakheeRuthless RoseConquistador CieloRyan MooreSir Michael Stoute
96SamuelSakheeDoloresDanehillT. QuinnJ.L. Dunlop
101VeracityLomitasVituisaBeringPhillip RobinsonM.A. Jarvis
Ebor Sで2着したHonoluluが人気。また、同じくBallydoyleのMahlerは距離が長いほうが向いていそうで、こちらにも注目。これに対してGreat Voltigeurを勝ったLucarnoは距離延長に問題が無ければといったところか。他には2連勝してきたRegal Flushということになるか。

Irish St. Leger GI Curragh IRE 14F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
19Bellamy CayKrisTrellis BaySadler's WellsP.J. SmullenD.K. Weld
25MacorvilleDiesisDesert JewelCaerleonF.M. BerryG.M. Moore
31MightyPivotalMiswaki BelleMiswakiJ.F. EganJane Chapple-Hyam
43ScorpionMontjeuArdmelodyLaw SocietyA.P. O'Brien
52Steppe DancerFasliyevExeminaSlip AnchorK.J. ManningD.J. Coakley
68The Whistleing TealRudimentaryLonely ShoreBlakeneyW.J. SuppeG. Wragg
74YeatsSadler's WellsLyndonvilleTop VilleA.P. O'Brien
86GalisticGalileoMockeryNashwanD.M. GrantPatrick J. Flynn
97Mores WellsSadler's WellsEndorsementWarningD.P. McDonoghKevin Prendergast
ここはBallydoyleの2頭の勝負か。
Doncaster CはSeptimusが勝っているし、ステイヤーの駒が揃っているなあと。

2007/9/15

Horse Racing

Gazelle S GI Belmont NY Dirt 9F

ようやくRags to Richesが戦列復帰。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Lear's PrincessLear FanPretty CityCarson CityEibar CoaKiaran P. McLaughlin
2Dorm FeverStormin FeverDormPleasant ColonyGarrett K. GomezJames A. Jerkens
3Tough Tiz's SisTiznowLeaseholderTaylor's FallsRafael BejaranoBob Baffert
4Le ChateauChester HouseElissa BeethovenRoyal AcademyShaun BridgmohanD. Wayne Lukas
5Rags to RichesA.P. IndyBetter Than HonourDeputy MinisterJohn R. VelazquezTodd A. Pletcher
Belmont Sを制してから、体調面のトラブルなどがあって復帰戦がここになったRags to Richesがどういったレースをするのかということに尽きる。3歳牝馬限定で9Fならばよもや取りこぼす事はなかろうが、軽い熱発以降どうにも順調ではなさそうという側面はあるだけにPletcher師がどういった状況でここに送り込んできたのかがポイントなのだろう。Belmont Sを勝ったほどの牝馬をレースに使うのだから、下手なことは出来ないとは思うが。
相手筆頭にはCCA Oaks、Alabama Sと連続2着のLear's Princessが挙げられ、これにどの程度差を付けられるかが注目となるだろう。

National S GI Curragh IRE Turf 7F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
11Famous NameDansiliFame at LastQuest For FameP.J. SmullenD.K. Weld
23Great Barrier ReefMr. GreeleySong to RememberStorm CatC. O'DonoghueA.P. O'Brien
39Lizard IslandDanehill DancerAddSpectacular BidJ.A. HeffernanA.P. O'Brien
44Magna Cum LaudeDanehill DancerMiss KinabaluShirley HeightsF.M. BerryA.P. O'Brien
52MinneapolisSadler's WellsTeggianoMujtahidD.P. McDonoghA.P. O'Brien
68MyboycharlieDanetimeDulceataRousillonK. FallonT. Stack
77New ApproachGalileoPark ExpressAhonooraK.J. ManningJ.S. Bolger
85Rio de la PlataRahyExpress WayAhmadL. DettoriSaeed bin Suroor
96Via GalileiGalileoManger SquareDanehillD.J. MoranJ.S. Bolger
Mornyを勝ったMyboycharlieに対して、New Approach、Rio de la Plataの2騎が挑戦という形に思うが、人気はどうやらドバイ勢2騎が上。2着以下を寄せ付けず3戦無敗でこのコース2勝のNew Approachの評価が高いということか。Rio de la Plataとの兼ね合いを考慮して出走を見合わせるかもしれないという話もあったが、きっちり使ってきた。そのRio de la PlataはGlorious開催のVintage Sを勝っている。これも評価の高いレースで、いきなり両者がぶつかるというのは興味深い。一方こちらも3戦無敗で勝ちっぷりもNew Approachに引けをとらないMyboycharlieだが7Fは初めて。問題無いと思うがやや人気を下げている原因としてはそのあたりか。
地元のO'Brien師が4頭並べての挑戦とかもあるが、まあここは3頭の争いだろう。

Prix Vermeille GI Longchamp FR Turf 2400m

懐かしい名前のFreedoniaとかがいたり。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
15FreedoniaSelkirkForest RainCaerleonT. GilletJ.E. Hammond
210MontareMontjeuContareShirley HeightsC.P. LemaireJ.E. Pease
31MacleyaWinged LoveMinacciaPlatiniJ. AugeA. Fabre
411Passage of TimeDansiliCrepsydraSadler's WellsRichard HughesH.R.A. Cecil
58VadapolinaTrempolinoVadazaZafonicC. SoumillonA. Fabre
63TakaniyaRainbow QuestTakarounaGreen DancerM. SautjeauA. Fabre
77TashelkaMujahidTashiriyaKenmareS. PasquierA. Fabre
89West WindMachiavellianRed SlippersNureyevJ. VictoireH.A. Pantall
92Mrs. LindsayTheatricalVole Vole MonamourWoodmanJ. MurtaghF. Rohaut
104DiyakalanieAshkalaniDiyawaraDoyounT. ThulliezJ. Boisnard
116LegereteRahySea HillSeattle SlewO. PeslierA. Fabre
いや、Mandeshaが向こうに行ってしまったしな。去年の状況だったらPrideがVermeilleを避けたのは分からないでもなかったが、今年もRoyar-Dupre師はPrix Foyへと。
そんなわけでちょっと軸になりそうな馬がいない。Passage of TimeはOaksの8着以来のレース。Light Shiftではなくこっちを出走させてきたかというところはあったり。ちゃんと立て直されていれば期待していいとは思います。5頭出走させるFabre師の陣営からは、Psycheを勝った3歳馬Vadapolinaがトップ。さらに父Winged LoveのステイヤーMacleyaがスタンバイ。Saint-CloudのCorridaでMandeshaの2着があるように馬場が緩くなって時計がかかるようになれば出番なのですが、どうもそうはなりそうに無いです。同じくスタミナ自慢のMontareだが、今年はあまり振るわない。前走もPomoneで勝ったMacleyaに短頭差とはいえ3着に終わっている。

Longchamp Arc Trials GII Longchamp FR Turf 2400m

いつもの2つ。まずは古馬戦。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
12Distant WayDistant ViewGrey WayCozzeneM. DemuroL. Borgi
23SommertagTiger HillSommernachtMonsunJ. VictoireJ. Hirschberger
35Dragon DancerSadler's WellsAlakanandaHernandoDarryll HollandG. Wragg
44ManduroMonsunMandellichtBe My GuestS. PasquierA. Fabre
51MandeshaDesert StyleMandalaraLahibC. SoumillonA. de Royar-Dupre
いつもどおり少頭数ながら、メンバーとしては大したものだと思わされる。
今年はManduroにMandeshaの2頭に注目が集まるレースであり、そこにイタリアからDistant Way、イギリスからDragon Dancerが加わる。
Manduroは今年になってから4連勝でGIを3勝という素晴らしい戦績。ドイツの血統でドイツでデビューしてフランス移籍という経歴からするとやや意外に思えるが、生涯を通じてこの距離は初経験となる。ポイントとなるのはその距離をこなすかどうかという一点だろう。Royal AscotでDylan Thomasを封じた能力を2400mでも見せる事ができるならば、本番にも期待が持てようというもの。Ullmann男爵はペースメイカーとしてドイツからSommertagを呼んでいる。
Mandeshaは去年はVermeilleを勝って、当日はOperaに回ってこれも快勝している。今年に入っては3戦で、初戦のCorridaを勝つが、Grand Prix de Saint-CloudでMountain Highにやられ、NassauではPeeping Fawnにやられて2着。まあどちらもそう悲観するほどでもなかろうとは思うし、去年のPrideよろしくRoyar-Dupre師が狙いを定めて使ってきているというところはあるか。ここで一叩きしてArcとなれば見るほうの楽しみも増える。日和って今年もOperaという事にだけはして欲しくない。
Distant Wayはようやくイタリアから出たかというところ。ちょっと秋になると戦績が良くないのは気にかかるが、今年はまだ2戦しかしていないので状態は良いと思われる。
Dragon Dancerは前走のリステッドでついに勝った。とはいうものの、メンバーが特に良かったわけでもないしなあ。
そして3歳戦。
PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
12Zambezi SunDansiliImbabalaZafonicS. PasquierP. Bary
21SageburgJohannesburgSage et JolieLinamixC. SoumillonA. Fabre
33Spirit OneAnabaa BlueLavayssiereSicyosD. BoeufP. Demercastel
44Song of HiawathaSadler's WellsSabriaMiswakiDavid McCabeA.P. O'Brien
55Soldier of FortuneGalileoAffiancedErins IsleJ. MurtaghA.P. O'Brien
66SagaraSadler's WellsRangoon RubyKingmamboT. GilletJ.E. Pease
Zambezi Sunが勝って今年もかという話になりそうではあるが。
リアルフランスダービーとしての評価がほぼ確定のGrand Prix de Parisを圧勝したZambezi Sunが中心。その前走後、ここから凱旋門を目標に準備されて来ているので、このレースの結果でどうのという話にはならないだろうが、勝って本番と行きたいところ。
そのZambezi Sunを止めに行くのが、Irish Derby馬Soldier of Fortune。とはいえ、Irish Derbyは極端な馬場状態で行われたレースで、その結果をそのままに受け取るのもどうかと思われる。まあ、Noaillesを勝っているので期待しても良いのだろうが。
3歳の6月にようやく初出走のSageburgは3戦無敗でここにたどり着いた。Johannesburg産駒で距離経験がないというあたり厳しく見なければいけないとは思われるが、未知の魅力はあろう。
すっかり陰が薄くなったSpirit Oneだが、Guillaume d'Ornanoで2着と少しはマシになってきたか。
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