BCの裏でこんな萌えレースをするんじゃありません。
Cherry Mixは今年、Rheinland-Pokalを勝っているように、メンバーが落ちれば勝負になるという所はあるのだろう。しかし前走のGran Premio del Jockey Culbはその狙いどおりのレースながら3着に破れたのは気になるところ。粘りが効かなくなっているのかなとも思われます。ここは2000mとなり、Cherry Mixにとっては距離が足りないという事になりそうですが、先行しますからこなす可能性は考えておいても良いかと。
Cocodrailは前走で同条件の条件戦を勝っています。春にGIIIでGroom Tesseの2着したのが重賞での実績と言えばそうなるのか。5歳馬にして41戦15勝と使い捲られているあたり、典型的な欧州のハンデキャップホースというところなのかなとも思いますが、血統を見てると9-fのNellie FlagにWhirlaway(苦笑)、Alibhai、Forli、Seattle Dancer、Croco Rougeとそっち方面に行ってしまう血統ではないんですよね。まあ、ワーラウェイのせいと言われたらそうですねとしか言えないんですが。
Distant Wayは春のPremio PresidenteでSoldier Hollowを下した実績があります。前走ではマイル戦でRamontiの前に良いところなしというのは気になります。秋になってちょっと期待を外しているかなと。
DonaldsonはDeutschland-Preisを勝ったが、その後がさっぱり駄目。全く勝負になっていないので、目先を変えてイタリアの2000mというショック療法という印象ではある。
Godolphinの3歳牝馬Emily Bronteは昨年デビューから2連勝で重賞を制していますが、今年は先週になってようやくレースに復帰。LingfieldのリステッドFleur de Lys Fillies' Sを2着しての参戦となりました。Petite Etoileの母系で、母の代までAga khanの手で生産されていますが、この馬自身はDarley生産。というあたりでMachiavellianなんて入ってきたんだと思われます。いくらなんでも無茶だろうとは思いますが。
Fair Nashwanは前走Gran Premio del Jockey ClubではLaverockに迫り、Cherry Mixに先着。距離が短くなるのもまず問題無さそうです。
Hattanは知る人ぞ知るWarrsanの甥っ子。今年はYork Sの2着とか、Rose of Lancaster Sの3着くらいが何とか見られた戦績というところではあってGIでは歯が立ちません。まあ、この血統なんで来年くらいに本格化してもおかしくはないよなあとか思ってますけどねえ。
Lauroはドイツの3歳馬。Union-Rennenの2着馬ですが、その後のDerbyでは7着に敗退。Landoの甥ということで期待の掛かる馬でもあるんですが、どうかなあ。今のところ春にRail LinkやSudanに勝ったということくらいしか誇れません。
昨年と一昨年の勝ち馬Soldier Hollowは今年になって悪い癖を再発させて、Premio Presidenteを2着、Arlington Millionを3着と勝ちきれない。それでも前走はManduro相手に何とか勝って格好はつけた。まあ、いまいちという事ではManduroが上手だったとも言えそうですが、ここくらいはきっちり勝っておけ。
Vol de NuitはイタリアGIの常連的存在でしたが、今年はCumani厩舎に移籍。しかしあまり順調ではなかった様子。HaydockのRose of Lancasterで大敗してるんですが、たまにそういうことをしでかす馬でもあるか。ちゃんと走ったら勝負に絡めるくらいの実力は持っているはずです。
1.Cherry Mix: Linamix - Cherry Moon by Quiet American
2.Hattan: Halling - Luana by Shaadi
3.Distant Way: Distant View - Grey Way by Cozzene
4.Soldier Hollow: In the Wings - Island Race by Common Grounds
5.Vol de Nuit: Linamix - Bedside Story by Mtoto
6.Donaldson: Lando - Daytona Beach by Königsstuhl
7.Fair Nashwan: Nashwan - Fairy Sensazione by Fairy King
8.Lauro: Monsun - Laurencia by Shirley Heights
9.Cocodrail: Croco Rouge - Seattle Jey by Seattle Dancer
10.Emily Bronte: Machiavellian - Zafadola by Darshaan
Cherry Mixという馬は相手が軽くなると途端にやる気を出すのだなというか、まあそんな感じで。2000mだしとか思ってましたが、関係なかった様子。
つか4馬身差をつけられたとはいえHattanが2着ですか、そうですか。そろそろ血が目覚めてきたかなと。
No. | Post | Horse | Sire | Dam | Broodmare Sire | Jockey | Trainer |
1 | 4 | Cherry Mix | Linamix | Cherry Moon | Quiet American | Ted Durcan | Saeed bin Suroor |
2 | 6 | Cocodrail | Croco Rouge | Seattle Jey | Seattle Dancer | T. Jarnet | F. Brogi |
3 | 5 | Distant Way | Distant View | Grey Way | Cozzene | M. Demuro | L. Brogi |
4 | 2 | Donaldson | Lando | Daytona Beach | Königsstuhl | T. Mundry | P. Rau |
5 | 7 | Emily Bronte | Machiavellian | Zafadola | Darshaan | T.P. Queally | Saeed bin Suroor |
6 | 8 | Fair Nashwan | Nashwan | Fairy Sensazione | Fairy King | D. Vargiu | B. Grizzetti |
7 | 3 | Hattan | Halling | Luana | Shaadi | Seb Sanders | C.E. Brittain |
8 | 9 | Lauro | Monsun | Laurencia | Shirley Heights | A. Starke | P. Schiergen |
9 | 10 | Soldier Hollow | In the Wings | Island Race | Common Grounds | O. Peslier | P. Schiergen |
10 | 1 | Vol de Nuit | Linamix | Bedside Story | Mtoto | F. Branca | L.M. Cumani |
Cocodrailは前走で同条件の条件戦を勝っています。春にGIIIでGroom Tesseの2着したのが重賞での実績と言えばそうなるのか。5歳馬にして41戦15勝と使い捲られているあたり、典型的な欧州のハンデキャップホースというところなのかなとも思いますが、血統を見てると9-fのNellie FlagにWhirlaway(苦笑)、Alibhai、Forli、Seattle Dancer、Croco Rougeとそっち方面に行ってしまう血統ではないんですよね。まあ、ワーラウェイのせいと言われたらそうですねとしか言えないんですが。
Distant Wayは春のPremio PresidenteでSoldier Hollowを下した実績があります。前走ではマイル戦でRamontiの前に良いところなしというのは気になります。秋になってちょっと期待を外しているかなと。
DonaldsonはDeutschland-Preisを勝ったが、その後がさっぱり駄目。全く勝負になっていないので、目先を変えてイタリアの2000mというショック療法という印象ではある。
Godolphinの3歳牝馬Emily Bronteは昨年デビューから2連勝で重賞を制していますが、今年は先週になってようやくレースに復帰。LingfieldのリステッドFleur de Lys Fillies' Sを2着しての参戦となりました。Petite Etoileの母系で、母の代までAga khanの手で生産されていますが、この馬自身はDarley生産。というあたりでMachiavellianなんて入ってきたんだと思われます。いくらなんでも無茶だろうとは思いますが。
Fair Nashwanは前走Gran Premio del Jockey ClubではLaverockに迫り、Cherry Mixに先着。距離が短くなるのもまず問題無さそうです。
Hattanは知る人ぞ知るWarrsanの甥っ子。今年はYork Sの2着とか、Rose of Lancaster Sの3着くらいが何とか見られた戦績というところではあってGIでは歯が立ちません。まあ、この血統なんで来年くらいに本格化してもおかしくはないよなあとか思ってますけどねえ。
Lauroはドイツの3歳馬。Union-Rennenの2着馬ですが、その後のDerbyでは7着に敗退。Landoの甥ということで期待の掛かる馬でもあるんですが、どうかなあ。今のところ春にRail LinkやSudanに勝ったということくらいしか誇れません。
昨年と一昨年の勝ち馬Soldier Hollowは今年になって悪い癖を再発させて、Premio Presidenteを2着、Arlington Millionを3着と勝ちきれない。それでも前走はManduro相手に何とか勝って格好はつけた。まあ、いまいちという事ではManduroが上手だったとも言えそうですが、ここくらいはきっちり勝っておけ。
Vol de NuitはイタリアGIの常連的存在でしたが、今年はCumani厩舎に移籍。しかしあまり順調ではなかった様子。HaydockのRose of Lancasterで大敗してるんですが、たまにそういうことをしでかす馬でもあるか。ちゃんと走ったら勝負に絡めるくらいの実力は持っているはずです。
Result
出来損ないのSulamani。1.Cherry Mix: Linamix - Cherry Moon by Quiet American
2.Hattan: Halling - Luana by Shaadi
3.Distant Way: Distant View - Grey Way by Cozzene
4.Soldier Hollow: In the Wings - Island Race by Common Grounds
5.Vol de Nuit: Linamix - Bedside Story by Mtoto
6.Donaldson: Lando - Daytona Beach by Königsstuhl
7.Fair Nashwan: Nashwan - Fairy Sensazione by Fairy King
8.Lauro: Monsun - Laurencia by Shirley Heights
9.Cocodrail: Croco Rouge - Seattle Jey by Seattle Dancer
10.Emily Bronte: Machiavellian - Zafadola by Darshaan
Cherry Mixという馬は相手が軽くなると途端にやる気を出すのだなというか、まあそんな感じで。2000mだしとか思ってましたが、関係なかった様子。
つか4馬身差をつけられたとはいえHattanが2着ですか、そうですか。そろそろ血が目覚めてきたかなと。