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2006/8 [2]2006/9 [2]

2006/9/1

Horse Racing

細かく見ている時間がありません

9/2 Forego H GI Saratoga NY Dirt 7F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Nightmare AffairOut of PlaceBeaux Arts BallBlack Tie AffairJeffrey SanchezManuel J. Azpurua
2CommentatorDistorted HumorOutsourceStorm BirdEibar CoaNicholas P. Zito
3Friendly IslandCrafty ProspectorIsland QueenOgygianGarrett K. GomezTodd A. Pletcher
4Awesome TwistAwesome AgainTwist AfleetAfleetJavier CastellanoJohn C. Kimmel
5Greeley's GalaxyMr. GreeleyAscot StarreAscot KnightCalvin H. BorelAlbert M. Stall Jr.
6Spanish ChestnutHorse ChestnutBaby RabbitNo Sale GeorgeJulien R. LaparouxPatrick L. Biancone
7Mass MediaTouch GoldSultry AllureForty NinerFernando JaraRobert J. Frankel
8PomeroyBoundaryQuestressSeeking the GoldJohn R. VelazquezMartin D. Wolfson
9Judiths Wild RushWild RushTie TalkBlack Tie AffairKent J. DesormeauxReade Baker
10Silver WagonWagon LimitSo RitzyDarn That AlarmEdgar S. PradoRichard E. Dutrow Jr.
11War FrontDanzigStarry DreamerRubianoJose A. SantosH. Allen Jerkens
去年のWoodwardでSaint LiamにぶっちぎられたCommentatorですが、7-8Fにかけての強さは特筆すべきものがあり、今年はまだ1戦しかしていませんが、6.5Fのステークス戦を圧勝しています。
去年の勝ち馬Mass Mediaはその後勝ち星なし。ただ勝てないながらも上位には入っているので、今回もそれなりのところには来るんだろうなというところで。
注目は4連勝中のNightmare Affairか。後ろから行く馬なのでCommentatorあたりに飛ばされると厳しい展開になるかもしれませんし、7Fを克服する必要もあるのですが、それをこなせばこの先も面白くなるでしょう。

9/2 Woodward S GI Saratoga NY Dirt 9F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Wild DesertWild RushRose ParkPlugged NickleEdgar S. PradoRichard E. Dutrow Jr.
2Papi ChulloComeonmomLeggy Super ModelVigorsEibar CoaJ. Buenaventura Vargas
3SuaveA.P. IndyUrbaneCitidancerCalvin H. BorelPaul J. McGee
4Naughty New YorkerQuiet AmericanNaughty NatishaKnown FactJose A. SantosPatrick J. Kelly
5Sun KingCharismaticClever But CostlyClever TrickJulien R. LaparouxNicholas P. Zito
6Flower AlleyDistorted HumorPrincess OliviaLyciusJohn R. VelazquezTodd A. Pletcher
7Second of JuneLouis QuatorzeWhowSpectacular BidGarrett K. GomezWilliam J. Cesare
8Premium TapPleasant TapPremium RedThirty Six RedKent J. DesormeauxJohn C. Kimmel
9Andromeda's HeroFusaichi PegasusMaroziaStorm BirdFernando JaraNicholas P. Zito
10Funny CideDistorted HumorBelle's Good CideSlewacideRichard MiglioreBarclay Tagg
11Wanderin BoySeeking the GoldVid KidPleasant ColonyJavier CastellanoNicholas P. Zito
何気にWashington Park Hを楽勝してきたSuaveなんかをどうしましょうというレースな気はしている。どうせA.P. Indyのお約束が炸裂してるだけなんだろうけどな。
Flower Alleyの前走はいろいろ言い訳したいことがあるんだろうが、それにしても負けすぎているという印象はあるので、ここでちゃんと走れないならこの先も期待できないということになるだろう。この先に予定しているJockey Club GCにInvasorとBernardiniが出走を予定しているということでもあるわけで、ここを勝ってその2頭に挑戦するという形にしたいところではあるでしょう。
久しぶりのGI出走となった二冠馬さまFunny Cideあたりが空気を読まないことをしでかしてくれると愉しくて仕方ないと思うのですが、最近ではGIIIを勝つのがやっとなので無茶を言うなという話ではありますかね。

9/3 Prix Moulin de Longchamp GI Longchamp FR Turf 1600m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
12LibrettistDanzigMysterialAllegedL. DettoriSaeed bin Suroor
24IndesatchelDanehill DancerFloriaPetoriusN. CallanD. Wachman
38ManduroMonsunMandellichtBe My GuestC. SoumillonA. Fabre
47IrridescenceCaesourMeretriciousDancing ChampF. SpanuJ. Hammond
51Stormy RiverVerglasMiss BioRiver MistT. ThulliezN. Clement
66Aussie RulesDanehillLast SecondAlzaoK. FallonA.P. O'Brien
73Kentucky DynamiteKingmamboChelsey FlowerHis MajestyC. LemaireA. de Royar-Dupre
85Quiet RoyalRoyal AcademyWakigoerMiswakiO. PeslierC. Laffon-Parias
こんなところにIrridescenceか。今回はHammond厩舎になってますな。確か香港のQEIIのときはde Kock厩舎所属なのに、招待扱いされてなくて何なんだろうという感じだったんですけどねえ。よく分からん。香港のレースはOuija Boardが包まれてどうにもならなかったり、Russian Pearlもスタートから失敗するという有様ではあったが、この馬も強い事は間違いないでしょう。欧州初戦となるので気になるのはそのあたり。
で、この路線はとりあえずLibrettistという感じで、Sprint Cに出ずにこっちの登録を残していておやおやと思ってたIffraajはどうするつもりかと思ったのですが、結局いないね。んで、武兄はSatriに乗る、もしかしたらManduroと週始めに言ってたのが、両方回避なのでフランス行きませんとなって、ふたをあけてみたらManduroは出走するようだという話。ま、どうでも良いと言えば良いんだけど、その結果としてなのかどうか分からんがManduroの鞍上がSoumillonということになって、これはもう最大のチャンスではないかという気はしている。
3歳馬もフランスということでAussie RulesとStormy Riverにはきちっとしたレースをして欲しいところ。

9/3 Grosser Preis von Baden GI Baden GER Turf 2400m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
19DonaldsonLandoDaytona BeachKönigsstuhlA. de VriesP. Rau
25EgertonGroom DancerEnricaNiniskiT. MundryP. Rau
34FracasIn the WingsKlarifiHabitatJ. SpencerD. Wachman
46Norse DancerHallingRiver PatrolRousillonJ.F. EganD.R.C. Elsworth
57DickensKallistoDesideraShaadiA. SuboricsH. Blüme
63Oriental TigerTiger HillOriental FlowerBig ShuffleA. BoschertU. Ostmann
72Prince FloriLandoPrincess LiberteNebosF, MinarikS.Smrczek
81SaddexSadler's WellsRemote RomanceIrish RiverE. PedrozaP. Rau
98SchiaparelliMonsunSacarinaOld VicA. StarkeP. Schiergen
遠征馬はFracasとNorse Dancer。
Fracasは昨年のDerby4着という実績を持ち、今年はまだRheinland-Pokalの1戦のみ。ここをCherry Mixの2着に入っていて、このメンバーの中では最上位ではあるだろう。
一方のNorse Dancerは昨年のキングジョージで2着に入って、そのうちGIを勝てるのではないかとも思われましたが、その後大不振で、香港のQueen Elizabeth II Cでは最下位に終わりました。今回はそれ以来のレースとなりますが、ちょっとこれまでの状況から期待するのは酷ではあるでしょう。
地元勢としてはDonaldsonはどうも一発屋に終わってしまうという感じではあるので古馬のEgertonとダービー馬Schiaparelliということになるのでしょうか。ダービーの上位4頭が揃いましたが、Schiaparelliが既にダービー前に古馬とのレースを経験しているという点もあるし何より血統も上ではあるから、2着Dickensでも逆転できるかとなると厳しいだろう。
とにかくEgertonがGIを勝ってしまうか、Fracasに持っていかれるか、Schaparelliがまとめて面倒を見るかというレースではあるかなと。だったら今後の楽しみということでSchiaparelliに頑張って欲しいとは思う。Egertonならそれはそれでネタとして楽しむから良いが。

Comic

ヤングガンガン No.18

時間がないのでちゃっちゃと行きます。まとめページの方はあとで追記するかも。
前号までのレビューはこちら。ヤングガンガン レビュー
すもも◆随分陳腐な展開をやりますねとしか言えない。しかしここで伏線らしきものが張られてしまったのだが孝士がこのあと何かのきっかけで強くなってしまったら、それはこの作品のこれまでというものを考えるに最低のストーリー展開ではないかなという気がしてならん。
同棲◆何でこいつらはいつもいつもこう極端なのか。
死がふた◆次あたり久々に真っ向勝負が見られるということでよろしいか。
セキレイ◆風花のフラグでしょうなあ。しかしこのところ一番過激なのは草野ということになるわけだが…。
ニコイチ◆菜摘さんぶち壊れ。
はなまる幼稚園◆前に読みきりで載った作品の新連載。カトレアみたくちとブラックなネタが入るほうが好みといえば好みなんだが、悪くはないかなと。
ロト紋◆ラーミアについての事情が少しわかったということで、オーブ集め。とりあえずパープルオーブのありかを見るにア・カギとかのあの盗賊団の再登場があるかなという感じもしますね。あとは白のオーブがイシスか。他の2つはちょっと分からず。というか赤のオーブの城砦が3ついえてるようなところはなんだろうなあ。ま、ノアニールですら城になってたような世界だからどことでも取れそうな気もしたり。
黒神◆これまではっきりしなかったクロの目的が明らかになればストーリーの見え方も違ってくるかなとは思われます。
ウィザード◆そろそろ終わりかなと思ったところからが長いな。
バンブー◆コジローが諦めてしまうほどなのだから、よほどの理由を用意しておかないといけないような気もするのだが、さてそうなるのかな。最終的には5人目のメンバーで確定なんだろうけど、そこまでの話の持っていき方はちょっと難しいのではないかなと。というかあっさりだったら萎える。
ワーキング◆今回タカナシが殴られてませんよ。しかしやはりタカナシは変態だな。
テイオー◆どじな新人ADが登場。平蔵に対置されるキャラではあるので、この状況で平蔵がどういった行動を取って行くかではある。
戦線◆スウガクの言っている事はかなりえげつない事なんだけども、それで引くくらいなら最初から関わっていてはいけないとは思われるので、相変わらずノブオは自身のやっている事に対する覚悟が足りないというところかと。スウガクは揺らがないけど、ノブオは毎回のように揺らいでるからなあ。結局ノブオは甘いのだろうと。
いわみて◆そういや私の友人が何かのイベントに已む無くスーツで行ったら、何のコスプレですかと訊かれたことがあると言っていたが、そういう感じか?
サンレッド◆という名のぷりん帝国でした。
ビター◆また唐突に出てきましたなとしかいえない。
ユーベル◆今回新登場のキャラですが、前に出てきた誰かと同じような顔に見えるのですが…。この作者はあの手の顔のキャラの描き分けが甘い気がします。
うめぼし◆最早コメント不可能。
あいどる◆展開がわざとらしすぎる。
荒川◆不覚にもワラタ。というかそれをここで持ってきますか。
あみーご◆いやおまえそんなものがあるなら最初から出しとけ。
ところでアニメ化されるすもものセル画が出てましたが、おそらくメインで宣材として使われるであろう絵がこれですかと思うと先はくらいかと。

雑記

九州旅行のため週末の更新はありません

2006/9/5

雑記

顛末

九州行は予定が微妙に短縮されて、日曜の終電で帰ってきてはいたのです。それで、週末のGIの結果なぞもさらっとチェキったのではありますが、その先の気力が無くなって放置。で、本来は月曜に帰ってくる予定だったので有給を取っていので、昨日は休み。家でくたばってりゃ良かったものを、何を考えたか京都に出ていたので、帰ってきてからフラフラでした。というわけで更新休みました。
それで今日から会社に行ったのですが、今週からインターンシップで大学生が来ておるのですね。週の前半は先輩が担当する予定だったんですが、なぜか今日の担当は私でした。そんなわけで何の準備も無いままに押し付けられることになってしまい、とりあえず今日やる予定だった作業の中で簡単なものを順にやってもらいましたが、結局そういうことをすると忙しくなるのは私ですかというオチではありますよ。普段より効率が良いのは当然なんですが、普段の一連の作業で気を抜いてやれる作業が無くなったのと教えながらやらないといけないという事情でいつもの倍以上疲れております。うーん、明日出張になってて良かったなあw。
というか俺を適当にサボらせろと言いたい。

Horse Racing

Baden

1.Prince Flori: Lando - Princess Liberte by Nebos
2.Oriental Tiger: Tiger Hill - Oriental Flower by Big Shuffle
3.Saddex: Sadler's Wells - Remote Romance by Irish River
4.Egerton: Groom Dancer - Enrica by Niniski
5.Dickens: Kallisto - Desidera by Shaadi
6.Schiaparelli: Monsun - Sacarina by Old Vic
7.Norse Dancer: Halling - River Patrol by Rousillon
8.Fracas: In the Wings - Klarifi by Habitat
9.Donaldson: Lando - Daytona Beach by Königsstuhl
Donaldsonの人気の低下っぷりもなかなかのものでしたが、結果もそれに恥じない(ry
というところでEgertonもそんなに良くなく、というかこの辺がいつものこの馬という気もせんではないが、外国調教馬はさっぱりという状況になって上位を3歳馬が独占したにも関らずDerby馬Schiaparelliは下位に沈む。Derbyの上位4頭を差し置いて勝ったのはその9着馬と非常に厄介なレースではあるのですけど、その 自体の評価はそこそこ高いということで、今後のレース(差し当たってはEurope Preisくらいになるでしょうか)で自身の評価を高めていってくださいと言ったところではないかなと。
ドイツの土着して随分代を経た母系ですがこれまでのところ特に活躍馬というのは出していないかな。

Woodward

1.Premium Tap: Pleasant Tap - Premium Red by Thirty Six Red
2.Second of June: Louis Quatorze - Whow by Spectacular Bid
3.Sun King: Charismatic - Clever But Costly by Clever Trick
4.Papi Chullo: Comeonmom - Leggy Super Model by Vigors
5.Andromeda's Hero: Fusaichi Pegasus - Marozia by Storm Bird
6.Wild Desert: Wild Rush - Rose Park by Plugged Nickle
7.Flower Alley: Distorted Humor - Princess Olivia by Lycius
8.Funny Cide: Distorted Humor - Belle's Good Cide by Slewacide
9.Naughty New Yorker: Quiet American - Naughty Natisha by Known Fact
10.Suave: A.P. Indy - Urbane by Citidancer
Non Runner: Wanderin Boy
前で競り合いながら引っ張ったPremium TapとSecond of Juneがそのままの体勢で1,2着。これを追いかけていたFunny Cideは3コーナー手前で早くも失速していますし、その後仕掛けていこうとしたSuaveも全く駄目。Flower Alley?どこを走ってたんですかね。
勝ったのはPremium Tapということで、また人気薄のPleasant Tapかというところ。Pt's Grey Eagleといい北米だと特にそれが顕著かなと。欧州にDavid Juniorこそいますが、完全に穴をあける種牡馬という認識になるのではなかろうか。David Juniorにしてからが、去年のChampion Sは人気薄だったしな。そんなわけでLane's Endのネタ種牡馬としての地位を確立しそうですね。
Flower Alleyは情けないレース。これではどうにもならないでしょう。ま、立て直して来年という形がよろしいのではなかろうか。Funny Cideは現状ではこの程度だろう。セン馬だから仕方のない面はあるのだろうが、今年現役に留まったのは大失敗と言わざるを得ないか。Suaveはまあ、A.P. Indyだからねと言ったところではあるか。ちゃんと強いA.P. Indyならこのくらいのレースは圧勝できるんだろうがなあ。しかし負けすぎは負けすぎ。

Forego

1.Pomeroy: Boundary - Questress by Seeking the Gold
2.War Front: Danzig - Starry Dreamer by Rubiano
3.Friendly Island: Crafty Prospector - Island Queen by Ogygian
4.Silver Wagon: Wagon Limit - So Ritzy by Darn That Alarm
5.Mass Media: Touch Gold - Sultry Allure by Forty Niner
6.Nightmare Affair: Out of Place - Beaux Arts Ball by Black Tie Affair
7.Awesome Twist: Awesome Again - Twist Afleet by Afleet
8.Judiths Wild Rush: Wild Rush - Tie Talk by Black Tie Affair
9.Greeley's Galaxy: Mr. Greeley - Ascot Starre by Ascot Knight
10.Commentator: Distorted Humor - Outsource by Storm Bird
11.Spanish Chestnut: Horse Chestnut - Baby Rabbit by No Sale George
無理矢理前に行ったSpanish Chestnutはあっさり沈んで、ほとんどPomeroyの逃げ切りのようなレース。Commentatorの沈み様が不可解と言えば不可解ですがね。

Moulin de Longchamp

1.Librettist: Danzig - Mysterial by Alleged
2.Stormy River: Verglas - Miss Bio by River Mist
3.Manduro: Monsun - Mandellicht by Be My Guest
4.Aussie Rules: Danehill - Last Second by Alzao
5.Irridescence: Caesour - Meretricious by Dancing Champ
6.Kentucky Dynamite: Kingmambo - Chelsey Flower by His Majesty
7.Quiet Royal: Royal Academy - Wakigoer by Miswaki
8.Indesatchel: Danehill Dancer - Floria by Petorius
LibrettistがDeauvilleに続いてここLongchampのマイル戦も制覇。この次のQEIIでCourt Masterpieceと欧州トップマイラーの座を賭けた勝負ということになるかな。
Manduroまでそう差はなく、Stormy Riverは現3歳の中では安定した戦績を残していますし、今回も全くチャンスがないというわけでもなかったのでこの馬の今後にも期待が持てるかなと思います。Manduroはこういうキャラだということで納得すべし。Aussie Rulesもマイルならというところだろうが、ちょっとStormy Riverに差をつけられつつあるかなと。Irridescenceはここで一つ叩いての次のレースが注目だろう。

Sprint C

1.Reverence: Mark of Esteem - Imperial Bailiwick by Imperial Frontier
2.Quito: Machiavellian - Qirmazi by Riverman
3.Amadeus Wolf: Mozart - Rachelle by Mark of Esteem
4.Somnus: Pivotal - Midnight's Reward by Night Shift
5.Red Clubs: Red Ransom - Two Clubs by First Trump
6.Excusez Moi: Fusaichi Pegasus - Jiving by Generous
7.Balthazaar's Gift: Xaar - That’s Your Opinion by Last Tycoon
8.Miss Sally: Danetime - Evictress by Sharp Victor
9.Kodiac: Danehill - Rafha by Kris
10.Philharmonic: Victory Note - Lambast by Relkino
11.Steenberg: Flying Spur - Kip's Sister by Cawston's Clown
馬場状態Heavyだもんなあ。
そんなわけで馬場状態も味方につけたReverenceがGIを連勝するという結果に終わりました。まあ、Good to Firmあたりの馬場で走ったらどうなるかって話ではあるので、現状Softな方向の馬場になれば警戒するということで良いんではなかろうかな。ここもAmadeus Wolfとか相変わらずなのは正直どうかと思います。
Somnusなんかはこういうところでちらっと上位に顔を出しているので見捨てきれないというか、侮っているとまたGIで一撃されるかなと怯えるわけですよ。まあ、この馬もやわい馬場が好みではあるけどね。

北米の、2歳の、GI開幕

えー、今日は何故か回線の調子がよろしくなく、NYRAのVideoですらバッファしまくるという状況にて、Calracingなんてとてもじゃないが見れたもんではないです。
というか1972さまが記事を書いておられるので、こんなところを見てないでそれを見れば良いんではないですかねと。
あさ◎コラム: 北米2歳戦線本格化
ということを踏まえて結果。
Spinaway S GI Saratoga NY Dirt 7F
1.Appealing Zophie: Successful Appeal - Zophie by Hawkster
2.Cotton Blossom: Broken Vow - For Dixie by Dixieland Band
3.X Star: Pulpit - Lady Lochinvar by Lord At War
Appealing Zophieが逃げて後続に5馬身と1/4差をつける圧勝。父Successful Appealは2歳戦を席巻する早熟スピード種牡馬の一角で、今後どこまで持つのかという程度しか面白みはありません。なんか最近特にこういう2歳GIに特化したような種牡馬が目立つんですよね>北米。昔から2歳戦で勝負という種牡馬はいたわけですが、ちょっとそれが極端になりつつあるかなという印象を持っています。というか更に早まってTraining Saleに特化するような種牡馬とかも出てきそうですがw
Hopeful S GI Saratoga NY Dirt 7F
1.Circular Quay: Thunder Gulch - Circle of Life by Belong to Me
2.Scat Daddy: Johannesburg - Love Style by Mr. Prospector
3.Unbridled Express: Unbridled's Song - Skye Castles by Sky Classic
同厩ということでカップリングされていたPletcher厩舎のワンツーながら、勝ったのはGomezが乗っていたゼッケン1AのCircular Quay。本戦のScat Daddyはステープルメイトにしてやられるという結果に終わりました。
で、5頭立てのレースで、前に4頭。前半を2F22秒台というハイペースでやりあう中でスタートをゆっくりと出したCircular Quayは道中で馬群の10馬身以上後方を進み、徐々に進出。3,4コーナー途中でIrish Aceが脱落して直線。前の3頭がやりあう中、差を詰めてきたCircular Quayは大外に持ち出して、3頭まとめて差し切る末脚を見せ付けました。最後の1Fは12.81と前が止まったレースで、Circular Quay自身も極端なレースをしていますが、今後3歳になっても期待の持てるThunder Gulchということでなかなかいい馬なんではないかなと思われます。
Del Mar Debutante GI Del Mar CA Dirt 7F
1.Point Ashley: Point Given - Golden Thatch by Slew O'Gold
2.Untouched Talent: Storm Cat - Parade Queen by A.P. Indy
3.She's Included: Include - Dancingonice by Robyn Dancer
SaratogaではThunder Gulchが勝って、Del MarはPoint Givenかい。おまえらは揃いも揃って何を勘違いしておりますかという気がするわけですよ。要するにキャラが違うだろ、キャラが(ry
Point Givenはまだちょっと突き抜けて強いという産駒は出ていないですけど、初年度産駒になる3歳からもPoint Determinedとかいるし、種牡馬としてまずまずのスタートを切っているのかなと。来年古馬になって活躍馬が出てくると非常に愉しいですよ。で、結局GulchのラインはThunder GulchからPoint Givenと半ば一子相伝的な残り方をして行くのかなとも。Nayefあたりがそのバックボーンを活かせれば別の道もあるかなというところではあるけどね。

League of Nations (2002 USA) A.P. Indy - Clear Mandate by Deputy Minister

さてなかなか芽の出てこないClear Mandateの仔ですが、4歳の夏も終わろうかという今ごろになってようやくLeague of Nations broke maidenと相成りました。Saratoga開催最終日の7R。芝の11Fという条件で、勝ち時計が2:18.58。チャートを見るに後方からマクリ気味に進出して直線に入って先頭。そのままリードを保って初勝利。近走成績が322休32と見事に勝ち切れてませんねという状態で、本当にようやくかというところである。まあA.P. Indyに良くあるパターンですねという感じはするがな。勝ったレースの距離にせよ、ここにたどり着くまでにせよ。

2006/9/7

雑記

アリスソフトの配布フリー宣言

そういえば先週末アリスソフトの公式を見ていなかったなと今更ながらにふとした事(というかフランさんのとこ)から思い出しました。何たる不覚か。
とりあえず戦国ランスの情報追加を見る。地図が公表されていますが、さすがはアリスという感じにぶっ飛んだもので笑わせてくれます。何だ、この素敵な九州はw。いつまでもこういう馬鹿を真面目にやるのがアリスの良いところではあるよな。鬼畜王ランスのときにJAPANの設定を見たときは節操ないなあくらいに思ってたんだが、実際そこを舞台にランスをちゃんとやるとは思わんかったわけで。しかし、とんでも戦国時代ということになれば戦国BASARAという強敵が存在しますゆえに、今後登場人物が追加されていってどうなるかなと楽しみにしておきます。といってもしばらくは会報で先行公開されてる部分が追加されていくんだろうなって気はするのだが。一応絵が出てるが、上杉謙信の設定はまあありがちではあるんで。
さて本題。アリスソフトは古いゲームに対して配布フリー宣言を行って、一定の条件のもとでコピーによる配布を容認しています。そして今回13タイトルが配布フリーの対象に追加されました。
配布フリーという形ではなかったにせよ、「よくばりサボテン」に合わせて「しまいま。」のダウンロード配布を行ったりもしていたわけで、ランスシリーズの古いものとかは普通に考えられる対象ではあったんですけどね。
つ「鬼畜王ランス」
つ「闘神都市II」
うっわ。確かに少し前に生産終了となってましたがねえ。この2作品は方向性はそれぞれ別ですが、共にアリスソフトを代表する名作ですよ。そりゃ今の基準で見ればどうかという部分があるのも事実でしょうが、やってみて損は無いかと思いますよ。特に闘神都市IIは。Windows版もあるんだし。インターフェイスがアレなのは耐えるべし。
ということで、そのうちアリスソフトアーカイブスさまのところで追加されていくんではないでしょうかねと思うが、あまりにも他力本願なのはちょっとどうかと思うので、闘神都市IIくらいは実験的に置いてみようかなと思わなくもないです。そんなわけでちょっと準備中。まだ、やると決めたわけではないけどね。
私は何度も闘神都市IIの話題を出してましたが、それだけ思い入れの深いゲームではあるのですよ。

Horse Racing

St. Leger S GI York GB Turf 13F197yd

今年はYorkを舞台に行われるSadler's Wellsの祭典(あれっ、違ったっけ?
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
11AskSadler's WellsRequestRainbow QuestRobert WinstonSir Michael Stoute
210Championship PointLomitasFlying SquawBe My ChiefTony CulhaneM.R. Channon
32Fire And RainGalileoQuarte SaisonsHomme de LoiA.P. O'Brien
43GalientGalileoEndorsementWarningPhilip RobinsonM.A. Jarvis
56JadaleeDesert PrinceLionneDarshaanMartin DwyerM.P. Tregoning
69MountainMontjeuSkidmore GirlVaguely NobleA.P. O'Brien
78Puerto RicoSadler's WellsCommanche BelleShirley HeightsA.P. O'Brien
87Red RocksGalileoPharmacistMachiavellianRichard HugesB.J. Meehan
911Sixties IconGalileoLove DivineDiesisL. DettoriJ. Noseda
105The Last DropsGalileoEppingCharnwood ForestR. HillsB.W. Hills
1112TusculumSadler's WellsTurbaineTrempolinoJ.A. HeffernanA.P. O'Brien
124Mont EtoileMontjeuTroyesTroyMichael HillsW.J. Haggs
しかしなんだろうこのSadler's Wellsとその仔らのシェアはw。出走馬12頭中Sadler's Wells直仔が3頭、Galileo産駒5頭、Montjeu産駒2頭でなんと10頭。その他2頭はNijinskyの孫LomitasとDanzigの孫Desert Princeが1頭ずつ送り込んだに止まっております。あらら、全部Northern Dancerの直系ですがな。自分で書いててそれがどうしたとか思ってますけど。
ただ、特にここに大挙出走という形になったGalileoはばっちりステイヤー種牡馬の雰囲気を漂わせていて、ちょっと将来不安というような気もしなくも無く。
さて、まずはこの14F近い距離が問題というところで、リステッドながら14F戦を勝ちあがってきたのがO'BrienのTusculumとDwyerの乗るJadalee。Schlenderhanによる生産となるTusculumは祖母がAllegrettaであり、まあGalileoの従弟になるわけです。父Sadler's Wellsなので違いは母父がMiswakiからTrempolinoに替わっている点。TrempolinoはBMSとしてMiswakiと比べれば見劣るのは否めないが悪いとは思わないし、ここらでGI取って来年に期待するというパターンになるのならそれでよいかなと。一方Jadaleeは父だけ見るとDesert Princeと一番距離が持ちそうにないわけですが、その前にDarshaan、Blakeney、Sassafras、Pinzaとスタミナの強そうなところを重ねていたのが効いているのでしょう。まあTusculumとスタミナ比べをするとなるとちょっと分が悪かろうというところではありますが。
さて、結局Hurricane Runが馬場を嫌ってという理由をつけてフランスに留まったんですが、一応ここは馬場が悪いという見通しで、こういうところでGalileoが来るんでねえかという感じはあるでしょう。問題は5頭も出走してくる事ですが、この中では距離延長で活路を開きたいRed Rocksと前走GoodwoodでJadaleeを下しているSixties Iconの2頭か。どっちかというとRed Rocksかな。Sadler's Wells=Fairy Kingの上にMachiavellianだMiswakiだと絡みまくる血統が素敵ですw。

Matron S GI Leopardstown IRE Turf 8F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
11Bahia BreezeMister BaileysRing of LoveMagic RingF.M. BerryRae Guest
27Jazz PrincessBahhareJazz UpCadeaux GenereuxJ.P. MurtaghM. Halford
32PeeressPivotalNoble OnePrimo DominieR.L. MooreSir Michael Stoute
45Ardbrae LadyOverburyGagajuluAl HarebP.J. SmullenJoseph G. Murphy
56Flashy WingsZafonicLovealochLomondM.J. KinaneM.R. Channon
64NanninaMediceanHill HopperDanehillJ. FortuneJ.H.M Gosden
79Race For the StarsFusaichi PegasusLa LorgnetteVal de l'OrneK. FallonA.P. O'Brien
88Red EvieIntikhabMalafemmenaNordicoJ.P. SpencerM.L.W. Bell
93Ugo FireBluebirdQuiet MouseQuiet AmericanD.P. McDonoghKevin Prendergast
この中でPeeressに勝てる馬がいるのかねというところではないかなと思われます。Ryan MooreもSoute師から重要な仕事を任せられるようになって良き哉良き哉。
Peeressの脚元を掬いに行くとしたらマイルでは3歳牝馬Nanninaとなるのでしょうが、Newmarketでの失態は忘れて差し上げると言いたい所ながら、馬場が柔らかいのは駄目かなという気がしています。
今年負け無しの6連勝を決めてきたRed Evieですが、父Intikhabに母父Nordicoとはっきりと言ってしまえば二流以下の血統。よってハンディキャップ戦を舞台に戦いながら台頭して、前走のGIII Oak Tree Sの勝利で表舞台に立ったというようなところではあります。Alexander Goldrunもこういうパターンで出世してきましたけど、そういうものに続けるかどうかの試金石ではあって、Peeress相手なのは敷居が高そうですが、がんばれと。

Irish Champion S GI Leopardstown IRE Turf 10F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
14AceDanehillTea HouseSassafrasM.J. KinaneA.P. O'Brien
26MustameetShamHamasahIrish RiverD.P. McDonoghKevin Prendergast
31Rob RoyLear FanCamanoeGone WestR.L. MooreSir Michael Stoute
43Alexander GoldrunGold AwayRenashaanDarshaanK.J. ManningJ.S. Bolger
55Ouija BoardCape CrossSelection BoardWelsh PageantJ.P. SpencerE.A.L. Dunlop
62Dylan ThomasDanehillLagrionDiesisK. FallonA.P. O'Brien
結局いろいろと抜け落ちていってしまったのですが、当初の予定通りにOuija BoardとAlexander Goldrunの再戦が実現しただけで十分おなか一杯でございます。ここに更にDylan Thomasが参戦してくるというのですから素晴らしいではないですか。
では上から順に。
Aceは昨年のBC Turf2着が最後の輝きのような気がしてならず、今年は以前のようにGIでは戦えないということをはっきりとさせてしまった部分はあるかなと。勝ち馬から大きな差をつけられているわけではありませんが、それでも昨年までならもっと勝ち馬から近いところでゴールできていたわけですしね。結構使い込まれて、さらにArlington遠征まで敢行してしまったのでそろそろ息切れするのではないかなとも。
Mustameetは現在4連勝中。そんなに強い相手と戦ってきたというわけでもないですが、前走のRoyal Whip SでChelsea Roseを相手にそれなりのレースを見せたということは評価されて良いのかもしれません。それでOuija BoardやAlexander Goldrunを相手にする目途がついたとも言えましょうし。
Rob Royはどうにもマイル戦でにっちもさっちも行かずに10F再挑戦という形か。昨年のChampion Sを大敗したのが唯一の10F戦。明るい材料はないな。
Alexander Goldrunは今度は地元でOuija Boardを迎え撃つという体勢。Nassau Sの借りを是非とも返したいところでしょうし、それだけの力を備えた馬であるとは思います。あのレースは今年のベストパフォーマンスであると同時に、ここまでのキャリアの中でもベストのレースをしたのだと思いますし、その調子を維持できているなら、ここもOuija Boardと意地のぶつけ合いみたいにレースをして欲しいものです。馬場状態は気にしないでしょう。
Ouija Boardはおそらく現役最後となるであろう年にこれまで接点をもたなかった同期の名牝との決戦が用意されていたというあたり、非常にライバルに恵まれた馬だなあと思います。ここではAlexander GoldrunならびにDylan Thomasの挑戦を受けるという形になるかとは思われ。3歳の頃はこんなときまで現役を続けているとは思わなかったよ。
前走のInternational Sで敗北を喫したDylan Thomasは左回りが苦手ということも言われたりするんですが、Leopardstownも左回りコースです。ペースと馬場が向かなかったという話ではあったので1戦はまあ許すとして、ここでも情けないレースをしたらいよいよヤバイということでよろしいか。
まあ、Alexander GoldrunとOuija Boardを相手にDylan Thomasがどういったレースを見せるかというところに注目していれば良いのではないかなと。

2006/9/8

Horse Racing

NYRAのPPが滅茶苦茶です。orz

Garden City BCS GI Belmont NY Turf 9F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1ChaibiaPeintre CelebreMawhibaDayjurDominique Boeuf
2May NightGulchRiverjinskyRivermanMichael J. Luzzi
3DelmarvaUnbridled's SongPrecipiceGulchJavier Castellano
4La MottieKing's BestBareillyLyphardCorey S. Nakatani
5Jade QueenGiant's CausewayJade FlushJade HunterJohn R. Velazquez
6Maxxi ArteDanehill DancerLiyanaShardariKent J. Desormeaux
7Magnificent SongUnbridled's SongSong to RememberStorm CatGarrett K. Gomez
8Carriage TrailGiant's CausewayManoaSeeking the GoldEdgar S. Prado
9Take the RibbonChester HouseMagical FlashMiswakiJulien R. Laparoux
10Quite a BrideStormy AtlanticWise BrideBlushing GroomCornelio H. Velasquez
11In ReturnHorse ChestnutBatered BrideShadeedRichard Migliore
…コメント不能

Gazelle S GI Belmont NY Dirt 9F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Unbridled BelleBroken VowLittle Bold BelleSilver BuckGarrett K. Gomez
2BushfireLouis QuatorzeTraki TrakiMo PowerEdgar S. Prado
3Last RomanceWild RushFond RomanceFappianoJohn R. Velazquez
4TeammateA.P. IndyStarry DreamerRubianoCornelio H. Velasquez
5Pine IslandArchMatlacha PassSeeking the GoldJavier Castellano
6Wild FitWild WonderGrannies FatherAt Full FeatherJulien R. Laparoux
ようやくBushfireが復帰してきました。ここは、休養中に台頭したPine Islandを軽く捻りに行くというようなレースではあるかなと思われます。で、Pine Islandとしてはキャリア2戦のGI初挑戦でBushfireに挑んだMother Goose Sで2着。前走Alabama SでGIを勝って再挑戦ということになりました。
Teammateが逃げて、その後ろからBushfireがつけていくという展開になるかな。これをPine Islandが差してこれるかどうかという話ではあるだろうと

Man O'War S GI Belmont NY Turf 11F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockey
1Crown PointHonor GradesRunaway AshleighRunaway GroomJavier Castellano
2Go DeputyDeputy MinisterPartygoerSecretariatJohn R. Velazquez
3Showing UpStrategic MissionMiss AlethiaT.V. CommercialCornelio H. Velasquez
4CosmonautLemon Drop KidCosmic FireCapoteJulien R. Laparoux
5RamazuttiHonor GradesMine InningMiningChristopher P. DeCarlo
6CaciqueDanehillHasiliKahyasiEdgar S. Prado
7Relaxed GestureIndian RidgeToken GestureAlzaoCorey S. Nakatani
Secretariat Sを勝ったShowing Upが古馬戦初挑戦で、相手はRelaxed Gesture、Cacique、Go Deputyと強力なのが揃いました。
Frankel師はCaciqueについてベストなのは9Fとしながらも、前走のArlington Millionは大外枠で不利だったということで、あまり距離は気にしない様子。
Pletcher師はSword Dancerのときと同様にGo DeputyにペースセッターRamazuttiを用意してのレース。Ramazuttiも長い距離のレースでスローに持ち込めばどこかでチャンスはあるとのこと。
Relaxed GestureはSword Dancerで5着に終わったことを受けてCorey Nakataniに乗り替わり。

Prix Vermeille GI Longchamp FR Turf 2400m

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
110Royal HighnessMonsunReem DubaiNashwanT. ThulliezP. Bary
211WurfscheibeTiger HillWurfbahnFrontalT. MundryP. Rau
32FreedoniaSelkirkForest RainCaerleonT. GilletJ. Hammond
44MontareMontjeuContareShirley HeightsO. PeslierJ.E. Pease
51MandeshaDesert StyleMandalaraLahibC. SoumillonA. de Royar-Dupre
65Time OnSadler's WellsTime AwayDarshaanR. HughesJ.L. Dunlop
79Alix RoadLinamixLife On the RoadPersian HeightsD. BoeufM. Bollack-Badel
86FermionSadler's WellsPieds de PlumeSeattle SlewK. FallonA.P. O'Brien
98Misterious LinaLinamixMysterious GuestBaratheaS. PasquierP. Demercastel
107Ponte TresaSicyonPonte BrollaHighest HonorC. LemaireY. de Nocolay
113Mary LouhanaLoup SolitaireMiss DaisyShirley HeightsS. MaillotM. Delzangles
前走でPrix d'Astarteを勝ったMandeshaは2300mでも勝っていて距離は問題無さそうで、あとはこの路線との力関係ということになるのだろう。
Montareは距離の長いGIIを3戦連続で2着。2400mでのGII勝ちもあるので、実績を考えると最有力ではないかなと。Deauvilleで2500mのGIIを勝ってきたFreedoniaも距離実績は十分。ドイツから遠征のWurfscheibeはGIIIを連勝中。Royal Highnessも今年のGaneyで2着するなど古馬勢はPrideがいなくてもそこそこ強力。
3歳馬ではMandeshaの他に、Prix de Malleretを勝ったTime On、前走で2400mのステークスを勝ってきたO'Brien厩舎のFermionあたりか。
こういった上位馬で距離に問題のある馬はいなくて、一方GIというタイトルが欲しい馬が集まっていて結構きついレースになるのではないかな。PrideがPrix Foyに回ったのは正解だと思いますよ。こんなレースで消耗するわけにはいかんので。

Epreuve d'Arc GII Longchamp FR Turf 2400m

めんどいのでひとまとめ。あわせてもVermeilleと変わらんしな。
No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
12Hurricane RunMontjeuHold OnSurumuK. FallonA. Fabre
25Near HonorHighest HonorNight YearJareerM. SautjeauA. Fabre
34ShiroccoMonsunSo SedulousThe MinstrelC. SoumillonA. Fabre
43Divine StoryVettoriDivine EtoileSanglamoreD. BonillaR. Pritchard-Gordon
51PridePeintre CelebreSpecificityAllegedC. LemaireA. de Royar-Dupre
14YoumzainSinndarSadimaSadler's WellsR. HughesM.R. Channon
22Rail LinkDansiliDocklandsTheatricalC. SoumillonA. Fabre
33BremenSadler's WellsAnka GermaniaMalinowskiO. PeslierA. Fabre
41SudanPeintre CelebreSarabandeWoodmanS. PasquierE. Lellouche
55Papal BullMontjeuMialunaZafonicK. FallonM.R. Stoute
66Dragon DancerSadler's WellsAlakanandaHernandoD. HollandG. Wragg
Prix Foyの登録5頭にFabre厩舎3頭ってのはなめとんのかという状況で、こんなものFabre厩舎の2騎の調教程度にしかならんでしょう。そんな中でPrideがVermeilleを蹴ってこちらに参戦してくるということになったわけですが、そりゃこの状況でHurricane RunとShiroccoがまともにやりあうわけはないのだから、勝ちに来ている馬もいるVermeilleを走るより楽なのは間違いないところ。
Near Honorがペースメイカーを務めますが、Prideは後から行くでしょうからきっちりスローペースに持ち込めるでしょう。3頭がLongchampの長い直線勝負になるというところでどこまで本気で走るかねという話。
追加登録のDivine StoryはPedigree Queryで血統を調べようと思ったらでてこなくて驚いた。というか何しに来たという話ではあります。距離も長そうだし。
Prix NielもFabre師が2頭出しということで、出馬表を並べてやるとそのやりたい放題っぷりが目立つかなと。こっちはRail Linkに対して、YoumzainとDragon Dancerが挑戦してきましたし、不安定ながらPapal Bullもいるということでそこそこ。ここにDylan Thomasがいたら、一気に3歳馬のトップが決まりかねないところですが、それは凱旋門賞でやれということで。

雑記

Wikipediaを眺めていたわけですよ

そしたらこんな記述に遭遇。
海外G1生中継
2006年7月29日放送(通常より30分遅れ)。ハーツクライがキングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークスに出走することと、発走時間とうまッチ!の放送時間が重なったことから実現した。若槻、アンタッチャブル、福原アナ、椋木はスタジオで観戦し、長野アナと工藤はこのレースを観るために約300人が来場したプラザエクウス渋谷で中継するという番組初のレギュラーメンバーが二手に分かれる形となった。
Wikipedia: うまッチ!
通常より30分遅れた放送は25時45分スタート。キングジョージの発走時間は現地時間で16時20分、日本時間では24時20分でした。
どうやって生中継したんでしょうねw
とはいえこれは全部がWikipediaの執筆者の問題というわけではなくて、実際にこの番組は生中継と詐称して放送したのですよ。私は関西なので直接見てないが、このときはメッセンジャーでSeaBirdさんやsenchouさんとチャットしていたからよく憶えていますよ。録画中継なのに、生中継ってふざけんなというか、視聴者を馬鹿にしてるでしょと思ったやつですな。
どなたか記事の修正か、ノートでの指摘をしてくれませんかね。私は広域ブロックに巻き込まれているのでWikipediaに書き込めないんです。

NHKの関西クローズアップ

栗東の新幹線新駅の問題を取り上げていたので見た。
この知事はとにかく「もったいない」と言っておけば良いとでも思っているんだろうか。NHKの記者の質問で時折返答につまったり、誤魔化すような返答もあって、相変わらず具体性に欠けるイメージ優先の政策という印象は変わりませんでした。この新幹線新駅の問題だけでなくて、今問題になってる「海づくり大会」とかもいきなり経費を半分にしろと言って大津市が頭抱えてるしな。
で、新幹線の新駅ですが、もう計画が動き出してる事と、民間企業相手の契約をひっくり返すということをどう考えているのかなという部分は分からないまま。作ったあとも赤字を垂れ流すとかいうような物ではないので、作ってしまえば良いでねえかと。
放送中にもあったが栗東市はこの駅の建設を前提に都市計画を作ってそれを実行しているんだから、いまさらやめると言われて、そうですかと納得するわけがないんです。それに対して県民の民意がと言ったところで、例えば湖北とか湖西なんかだったら、こんな駅には何の意味もないわけですよ。一方で地元栗東を中心にして促進側の守山、草津、野洲、湖南、甲賀にとってのウェイトはかなり大きい。そういった部分のバランスを考えてないような気がしました。知事の支持基盤が近江八幡市というのも関係あるかなあ。近江八幡だったらもう米原駅を使うことになるわけで。
乱暴な例えを持ち出すと、もうそろそろ完成する北陸線の直流化なんて南部に住んでる私らには関係ねーわけで、この新幹線新駅と同じように県民全体に問い掛けたら否定された可能性もあるわけですよ。そういった場合に地元を無視して、「民意です」の一言で止めるんですかという話。そこでバランスを取っていくのが行政の役割でしょ。民意だけで行政を動かして良いの?
知事は新駅の経済効果の見通しが甘いとして、その例証かJR琵琶湖線に出来た新駅の栗東駅の周辺で商業施設が発展していないということも言ってましたが、あの駅周辺はマンションが建ち並ぶ住宅地として発展していて、栗東市の人口増加を支える地区ではあるのですよ。それに駅前の商業施設にはSATYが進出して、マイカルの破綻で平和堂に替わりましたが、発展していないとはいえないと思います。それに栗東駅近くの県道2号線沿いはちょっとしたレストラン街になってますよ。昔と比べたら雲泥の差です。ここは人が増えるのにあわせて、施設が整備されていってるというところではありましょう。
それに同じような新駅として南草津駅はどうします?立命館大学BKCの進出というファクターはあったにせよ、あの駅周辺の発展は凄まじいですよ。南草津駅は私が高校に入る直前くらいに駅が出来たのですが、それまでは本当に何もないところでした。田園地帯の中に駅が出来ただけでしたからね。それから徐々にいろいろな商業施設が出来ていったんですが、それでも私が大学に入った当初はまだ駅前にも空き地があり、そこに車を置いておくということが平気で出来ました。今ではどこにもそんな場所はありません。南草津駅周辺の場合は学生の利用が多いという事情で、まず商業施設が発展し、それによって利便性が向上した結果、マンションが進出してきて大きな街になっているというのが今の状況です。
もちろん促進協議会も自分たちにとって都合の良いデータを並べているという部分はあるのですが、結局知事側もそれと同じ事をやってるんですよ。
本当にやらなければならなかったのは、JRと地元との負担割合の見直しでしょう。場所と使われ方を考えるに地元の全額負担はねえよなと。

2006/9/9

Horse Racing

Ruffian H GI Belmont NY Dirt 8.5F

PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
1Take d'TourTour d'OrCherry FlareMr. WashingtonCornelio H. VelasquezDavid Fawkes
2Pool LandSilver DeputySlew City SlickrerSlew City SlewJohn R. VelazquezTodd A. Pletcher
3SummerlySummer SqualollHere I GoMr. ProspectorGarrett K. GomezScott Blasi
4Miss ShopDeputy MinisterShoppingPrivate AccountFernando JaraH. Allen Jerkens
5Classy CharmSilver CharmClassy CaraGeneral MeetingMike E. SmithJohn C. Kimmel
出馬表作ってたらPool Landがいたので、またPletcherセンセがTake d'Tour潰しをやるのかよとか思ったんだが、鞍上がVelazquezっつーことで本気勝負でした。というかPletcherの馬はこれしかねえ。
で、なんか5頭の割には良いメンバーが集まってるんですが、Take d'TourはまたしてもPool Landの対処が必要というレース。まあ、こればっかりは克服しないとどうしようもないからなあ。
Summerlyも逃げ馬ですから、序盤から3頭でやりあう事になるのかなあという気も。Classy Charmも前に行きたいだろうしなあ。みんながやり合って壊滅的ペースでレースを壊して、Miss Shopとか妄想してみましたがw

2006/9/10

Horse Racing

St. Leger

1.Sixties Icon: Galileo - Love Divine by Diesis
2.The Last Drops: Galileo - Epping by Charnwood Forest
3.Red Rocks: Galileo - Pharmacist by Machiavellian
4.Ask: Sadler's Wells - Request by Rainbow Quest
5.Tusculum: Sadler's Wells - Turbaine by Trempolino
6.Jadalee: Desert Prince - Lionne by Darshaan
7.Mountain: Montjeu - Skidmore Girl by Vaguely Noble
8.Mont Etoile: Montjeu - Troyes by Troy
9.Championship Point: Lomitas - Flying Squaw by Be My Chief
10.Fire And Rain: Galileo - Quarte Saisons by Homme de Loi
11.Galient: Galileo - Endorsement by Warning
Non Runner: Puerto Rico
Galileo産駒がワンツースリーですよ。笑ってしまうね。
馬場状態はGoodでした。Sixties IconのJ. Noseda師はこれが初めての英クラシックタイトル。
GalientとChampionship Pointがレースを引っ張り、直線で早めにChampionship Pointが抜け出しに掛かり、MountainとAskがこれに続く。さらにThe Last Dropが残り1Fの時点では先頭に立ちましたが、その後からSixties Iconが、後のRed Rocksを確認しつつ、それを一息に置き去りにするようにして先頭に立つと、そのまま2馬身半の差をつけました。次は凱旋門賞に挑戦したいんだそうで。
最低人気ながら直線で粘って2着に入ったThe Last Dropですが、ここまで目立った戦績はなく、Dante Sが大差の5着敗退であり、前走Great Voltiguerは4着に終わっていました。この馬としてはこのときのYoumzainから4馬身差というのは頑張っていた方なんでしょうが、距離が延びて良さが出たというところなのでしょう。来年は長距離戦を舞台として戦うとのこと。
Red RocksはThe Last Dropくらい交わして欲しかったんですが、こっちはこの距離だとそこまでではなかったという事になるのではないかな。12Fで頑張ればよいかと思います。というかこれくらいの馬が12Fでちゃんと走れないと種牡馬Galileoとしては甚だ困るという気がしてならんのだし。

Matron S

1.Red Evie: Intikhab - Malafemmena by Nordico
2.Peeress: Pivotal - Noble One by Primo Dominie
3.Flashy Wings: Zafonic - Lovealoch by Lomond
4.Nannina: Medicean - Hill Hopper by Danehill
5.Race For the Stars: Fusaichi Pegasus - La Lorgnette by Val de l'Orne
6.Ugo Fire: Bluebird - Quiet Mouse by Quiet American
7.Bahia Breeze: Mister Baileys - Ring of Love by Magic Ring
8.Ardbrae Lady: Overbury - Gagajulu by Al Hareb
Non Runner: Jazz Princess
Red Evieが7連勝でGIタイトルを手に入れました。残り1Fで先頭に出て、迫るPeeressを短頭差で下しての結果ですから、どうやらこれは本物かなというところ。来年のマイル戦線を支えるだけの活躍を期待したいところです。
Peeressとしては不覚を取ったということになるかもしれませんが、この馬やっぱり詰めが甘いなという部分はあるので、今回もそれなのかなと。大きく崩れるということは滅多にないんですが、微妙に届ききらないレースが多いんですよね。Sun Chariotあたりで再戦でしょうかね。
ちょっと期待はずれなのが一番人気に推されたNanninaか。最後にはFlashy Wingsに交わされて4着に終わっています。

Irish Champion S

1.Dylan Thomas: Danehill - Lagrion by Diesis
2.Ouija Board: Cape Cross - Selection Board by Welsh Pageant
3.Alexander Goldrun: Gold Away - Renashaan by Darshaan
4.Mustameet: Sham - Hamasah by Irish River
5.Ace: Danehill - Tea House by Sassafras
Non Runner: Rob Roy
Dylan Thomasが直線で一度は前に出られたOuija Boardを差し返してクビ差の勝利。10Fで今のOuija Boardを下せたのですから十分な結果でしょう。InternationalからIrish Championに向かったことから、Racing PostなんかはGiant's Causewayを引き合いに持ってきてるんですが、まあそれはちょっとやりすぎかなと思うものの、O'Brien師は今年はこの馬でBC Classicを狙うのだと言ってのけてますしねえ。来年もDubai World Cupに挑戦させたいとか言い出す始末だし。ま、この馬が頑張って3歳勢の低評価を覆していくというのはそれで良いかなと。とはいえ、Danehill産駒のダートを最後まで諦めないのはなあw。Dubaiなら多少マシだとは思いますが、北米はこれまでと同じような結果が待ってるんでは。で、どうにも凱旋門賞に出走する気がなさそうなんですが。CoolmoreとしてはHurricane Runがいるから無理しなくていいという事なんだろうか。
Ouija Boardは惜しいレースでした。戦前これが欧州最後になるという話もあったのですが、結果としては2着に終わったもののこの名牝が欧州を去るに相応しいレースを見せたとは思います。一応このあと最大目標のBC FMTに出走予定なんですが、もし馬場状態などが良ければその前に出走する可能性はあるということで、是非ともPrix de l'Operaに来て欲しいところではありますが。
Alexander Goldrunはここは期待はずれで、後ろにつけてレースを進めたものの、直線で2頭の勝負に絡むことが出来ませんでした。昨年は不利を受けた惜しい3着でしたが、今年は完敗の3着です。昨年は後半息切れしてしまいましたが、今年はまだそれほど出走していないのでちょっと不可解なところはあります。何とか立て直してLongchampの舞台で復活して欲しいものです。

Garden City

1.Magnificent Song: Unbridled's Song - Song to Remember by Storm Cat
2.Take the Ribbon: Chester House - Magical Flash by Miswaki
3.Jade Queen: Giant's Causeway - Jade Flush by Jade Hunter
4.Chaibia: Peintre Celebre - Mawhiba by Dayjur
5.Maxxi Arte: Danehill Dancer - Liyana by Shardari
6.La Mottie: King's Best - Bareilly by Lyphard
7.Quite a Bride: Stormy Atlantic - Wise Bride by Blushing Groom
8.Carriage Trail: Giant's Causeway - Manoa by Seeking the Gold
9.Delmarva: Unbridled's Song - Precipice by Gulch
10.May Night: Gulch - Riverjinsky by Riverman
11.In Return: Horse Chestnut - Batered Bride by Shadeed
Magnificent Songが人気に応えました。
道中は最後方からの競馬で、直線は大外から追い込んで2馬身差をつける快勝でした。こういう競馬をBelmont以外のところでやると酷い目に合う事も多いので、もうちょっと様子見という部分はあるかなと思われます。ということで、この馬とここで3着のJade Queenとここには出走していないWhat a WhileとPletcher師は3頭の次走予定で悩む事になりそうです。What a WhileについてはQueen Elizabeth II Challenge Cという事になってましたが、Flower Bowlも選択肢に入れるとのこと。どっちにせよMagnificent SongはFlower Bowlに出るほうが幸せだとは思います。あとはQEIICCがJade Queenで足りるかどうかというところだろう。
Take the RibbonはDel Mar Oaksに次いでまたも2着。中団の前目から直線で一旦は先頭に立ったものの、勝ち馬に交わされた。

Gazelle

1.Pine Island: Arch - Matlacha Pass by Seeking the Gold
2.Teammate: A.P. Indy - Starry Dreamer by Rubiano
3.Last Romance: Wild Rush - Fond Romance by Fappiano
4.Unbridled Belle: Broken Vow - Little Bold Belle by Silver Buck
5.Bushfire: Louis Quatorze - Traki Traki by Mo Power
6.Wild Fit: Wild Wonder - Grannies Father by At Full Feather
約2ヶ月の休み明けになるとはいえBushfireが真逆の大敗。
Teammateを抑えて内枠からBushfireが先頭に立ち、強いペースで飛ばしました。これについていってるのはTeammateだけで、バックストレッチではTeammateと3番手Wild Fitの間隔が5馬身と開いています。しかし3,4コーナーでBushfireは後退し、替わってTeammateが先頭。徐々に進出していたPine IslandがTeammateの後に付け、Bushfireを含む後続は置き去りにされます。そして直線で最後にTeammateを交わしたPine IslandがGIを連勝。Teammateも前走とここと逃げて良いレースをしていると思います。この一戦でPine Islandが3歳牝馬のトップをBushfireから奪ったとは言えるかと思います。
一方でBushfireはいくらなんでも自分から逃げてつぶれるなよというレースであり、これではBCは厳しいでしょう。一叩きして状況が良くなれば良いんですけどね。

Man o'War

1.Cacique: Danehill - Hasili by Kahyasi
2.Go Deputy: Deputy Minister - Partygoer by Secretariat
3.Showing Up: Strategic Mission - Miss Alethia by T.V. Commercial
4.Cosmonaut: Lemon Drop Kid - Cosmic Fire by Capote
5.Relaxed Gesture: Indian Ridge - Token Gesture by Alzao
6.Crown Point: Honor Grades - Runaway Ashleigh by Runaway Groom
7.Ramazutti: Honor Grades - Mine Inning by Mining
ペースを作ったのはお約束どおりRamazutti。目論見通りスローに持ち込んで、ラップは24.10-25.74-25.78-25.35-23.76-10.95という上がり勝負。これを馬群の後ろにつけていたCaciqueが直線で早めに先頭に出て、追撃してくるGo Deputyに差を詰めさせる事なく完勝。Ramazuttiの2番手につけていたShowing UpはCaciqueが直線で早めに先頭に立つとこれに抵抗できず、最後には更に後から追い込んできたGo Deputyにも差されています。
Caciqueは今年北米に移籍してから大きく崩れた事がなく安定感抜群で、移籍当初はやっぱりどこか勝ちきれないという印象もあったのですが、これだけのレースができれば十分か。というか、ラップからするにかなりの末脚を使ったかと思うのですが、これが本当にあのCaciqueかとw。こんなレースができるならArlingtonでThe Tin Manに逃げ切らせるような事すんなと思うわけですが。
Go Deputyも前走は明らかに相手の軽いGIを取りにいったという程度に過ぎなかったわけですが、このレースでそこそこという評価になるのかな。Showing Upはちょっと良くないなあと思う。また、古馬になったら欧州からの移籍馬に持っていかれてしまうんではないかと。Relaxed Gestureはちょっと不調か。

倒壊ドリーム

賞金5000万円のシリーズと100万ドルのシリーズの邂逅。
そういや中京開催でしたねということをすっかり忘れていたのでダメージが大きいです。開幕週から相変わらずの酷い司会っぷりでした。いやね、小倉のときの高橋源一郎はまあ良いやってなるんですが、こっちだけはホント何とかしてくれよと。
で、そんなセントウルSはTakeover Targetが直線の入り口で力ずくで前に出たところはさすがと思いましたが、その外からシーイズトウショウがあっさり差しきり。勝たないと駄目という条件をきっちり勝ってサマースプリントシリーズの初代女王となりました。小回りのスプリントだと異常に強いな。Takeover Targetはここはこれくらいでいいんではないかな。スプリンターズSに向けて期待できるレースではあったでしょう。というか賞金を獲得するためにはスプリンターズSと香港スプリントを両方取らないといけないわけで、次は完璧に仕上げてくるんではないかなと。これでポイントは33。Les Arcsもまだ40ポイント獲得できる余地があるので、とにかくスプリンターズSは注目です。

Music

A TWIST IN THE MYTH / BLIND GUARDIAN / Victor VICP-63548

A Twist in the Myth
実に4年半ぶりとなるスタジオアルバム。もう彼らのリリース間隔が長くなるのは慣れてしまってるし、それだけ待たせられた間にライブCDとかDVDは出てたので文句は言いません。というか、前作A NIGHT AT THE OPERAはとんでもない作りこみで、聴いていて全然飽きないというアルバムだったので、待たされたというイメージはほとんどないのですよ。
さて、BLIND GUARDIANというバンドは独自の世界を築き上げているバンドであって、1998年のNIGHTFALL IN MIDDLE-EARTHではアルバム1枚を使って素晴らしいコンセプトアルバムを作り上げ、2002年のA NIGHT AT THE OPERAでは1曲にどれだけ詰め込めるかという事を追求して14分に及ぶ大作And Then There Was Silenceを完成させました。
今回はそういった前2作のように分かりやすい仕掛けはありませんが、全編でこれはBLIND GUARDIANなのだという事を主張してやみません。音の作りこみは前作A NIGHT AT THE OPERAの方が上でしょうが、このA TWIST IN THE MYTHはバンドらしさを前面に出すという事になるでしょうか。
冗談抜きでどの曲も良いんですよ。アルバム1枚通して全く無駄がない。何度繰り返し聴いても、13曲(初回限定のボーナストラック含む)がそれぞれの良さを持っているので飽きない。BLIND GUARDIANのことですから、また4年とか開くんだろうなと思われますが、それでもこの一枚あれば4年持つよ。
一応ジャーマンメタルとは言いますが、最早疾うにBLIND GUARDIANは独自の世界にいるわけで、Heavy Metalをあまり聴かないような人でもファンタジックな世界観が好きな人になら受け入れられるような気はしますが。でもHansi KürschのVoは結構個性が強いのでその辺の好き嫌いてのはあるか。
今のところ一番好きなのは2曲目のOtherlandで、これまでのBLIND GUARDIANらしさが最も出ている曲ではあります。曲の構成もそうだし、シンガロングとかそういった面でもこれを聴くとBLIND GUARDIANだというパーツが組み合わせられているという感じか。6曲目のAnother Stranger Meも非常に良い曲ですね。というか全部良い曲なんだが、特にこの2曲という感じで。

2006/9/11

Comic

天外レトロジカル 6巻 / 浅野りん / コミックブレイド

天外レトロジカル 6
随所に浅野りんのマンガという雰囲気満載。
浅野りん先生はコミックになるとカバーの裏や余りページでいろいろ楽しませくれるのですが、今回は堤抄子先生登場とかサブキャラの設定に加えて、八重ちゃんマンガがツボ。浅野先生が描くツンデレという感じですが、浅野キャラだとこういうのが普通に馴染んでしまうあたり凄いねと。あと、カバー裏はいつも通り各話の裏話で、最初に5巻の帯の件についても触れられていました。本人も5巻の最後に来るつもりで描いていたとのこと。
その33話は椿ちゃんの出番が多くて良いですね。浅野先生は強い女性を描く事が多いのですけど、可愛い女の子も素晴らしいです。つか今回椿ちゃんの出番はここしかなかったし。37話で一瞬出て来ているとはいえね。
34話は前に一度描かれていたし、何度か話題っぽく出ていた怪盗の話。特に大きく本筋に関わる事はなさそうか。このあたりからこの巻は芳玉さんのためにあるという気がしてなりませんでしたが。
35話、36話とこの巻のメインとなる話で、一浄と夜行がちょっと出てきつつ、このラピスラズリの問題はまだ連載の方でも片がついていないのですが、これに決着がつく頃に作品も結末を迎える事になるのかなという気がします。それはまだ先の話になるんだろうけど。35話は最近出番の多い理子さんが登場して相変わらずテンション高いまま突っ走ってますw
37話は芳玉さんがぶちきれて怖い怖いw。こういうのが浅野先生の典型的女性キャラなんだよねえ。しかし、最後のコマの芳玉さんの笑顔はこの巻で一番のコマだとは思います。
38話はまたコスモス側からの話。焦点は朱辿にあたるわけですが、この作品は諒平と朱辿の関係というのが折に触れて描かれます。それでもそのときからはっきりと変わるような事はなくて、こういう話を積み重ねて、最初の頃と比べると確かに変わっているということを確認するような形になっています。大体浅野先生のマンガではこういう形になるのが多いなという気はしますが。

Horse Racing

Prix Vermeille

1.Mandesha: Desert Style - Mandalara by Lahib
2.Montare: Montjeu - Contare by Shirley Heights
3.Royal Highness: Monsun - Reem Dubai by Nashwan
4.Freedonia: Selkirk - Forest Rain by Caerleon
5.Alix Road: Linamix - Life On the Road by Persian Heights
6.Fermion: Sadler's Wells - Pieds de Plume by Seattle Slew
7.Time On: Sadler's Wells - Time Away by Darshaan
8.Ponte Tresa: Sicyon - Ponte Brolla by Highest Honor
9.Misterious Lina: Linamix - Mysterious Guest by Barathea
10.Mary Louhana: Loup Solitaire - Miss Daisy by Shirley Heights
11.Wurfscheibe: Tiger Hill - Wurfbahn by Frontal
距離の幅が広いMandeshaが半マイルの距離延長をものともせずGI連勝となりました。もともと距離の実績もあったし驚くような結果ではないですけどね。この勝利で陣営は凱旋門賞挑戦を決意したようで、William Hillもオッズを12-1から8-1に変更。確かにどこかで一度牡馬相手のGIを走って欲しいなとか思いつつ、凱旋門賞はさすがに厳しいので次はPrix de l'Operaでも良いとは思うがなあ。Champion Sなんかは狙えるレースかと思うし、イタリアのGIを取りに行っても良かろうと。で、その後はエリ女から香港でもw。というかよく考えたらこれPrincess Zahra Aga Khan所有なんで、Soumillonを専属契約を楯に引っ張ってこれるよなあと。レーポにもそんな感じで"unfortunate concequences for her rider"って書いてるな。どうするんだろ。
Montareがまた2着。この馬もこの馬でってところはありますがね。こっちは牝馬限定GIを走りまくってたらそのうちチャンスがあるかなという程度。それでも2着でしょうか。

Prix Foy et Niel

1.Shirocco: Monsun - So Sedulous by The Minstrel
2.Hurricane Run: Montjeu - Hold On by Surumu
3.Pride: Peintre Celebre - Specificity by Alleged
4.Divine Story: Vettori - Divine Etoile by Sanglamore
5.Near Honor: Highest Honor - Night Year by Jareer
1.Rail Link: Dansili - Docklands by Theatrical
2.Youmzain: Sinndar - Sadima by Sadler's Wells
3.Sudan: Peintre Celebre - Sarabande by Woodman
4.Dragon Dancer: Sadler's Wells - Alakananda by Hernando
5.Papal Bull: Montjeu - Mialuna by Zafonic
6.Bremen: Sadler's Wells - Anka Germania by Malinowski
Foy
クビ、クビという差でShirocco、Hurricane Run、Pride。調教としてはこんなものではないかなという結果で、どの馬も本番である凱旋門賞に向けて順調であるということは分かった。公開調教程度ではあったかなと。
Racing Post様もしっかりこうおっしゃっていますw
the event was really not much more than a training stint
レーポ
Shiroccoは早い段階から凱旋門賞に狙いを絞っていたわけで、キングジョージを走ってから休養となっていたHurricane Runより余裕を持って仕上げられているということではないのかなと。そういうところでこれくらいの差しかついていないのであれば、ここでHurricane Runが負けたといって騒いだって仕方ないことではありましょうし、斤量差のない状態になってShiroccoとHurricane Runは互角というところでよいのではないかな。個人的にはPrideが如何にトライアルとはいえここで離されるようだときついなと思っていたのですが、こちらも差の無いところに来ているので、本番でも十分通用するとは思います。この上位3頭は着順も着差もほとんど意味を持たないでしょう。
大手ブックメイカ各社もこの2頭の扱いは微妙でJoint FavouriteにしてしまったのがWilliam Hillで11-4というオッズ。それ以外では一部Shiroccoを上に取るところもありますが、多くはHurricane RunをFavouriteに持ってきてCoralなんかで5-2と3-1とからしき。んであとはDeep Impactが7-2とか4-1程度でRail Linkが5-1から9-1までちょっと幅がある感じ。Prideも8-1から14-1まで広いね。オッズの経過なんかを見てると何もしていないDeep Impactのオッズが徐々に下がっているのが興味深いですけどね。
追い切り勝ち時計は3戦の中で最も遅いですが、そんな極端なものではないので気にするようなものではないと思います。
「昨年はこの厳しいレースを勝つために力を使ってしまったから、凱旋門賞では牡馬相手に立ち回る力が残っていなかったけど、今日はニセモノのレースみたいなものだ。後から来る馬はいなかったし、最終的には私たちが望んでいたとおりになったよ」--PrideのRoyar-Dupre師
Niel
Rail Linkがきっちり勝って凱旋門賞の有力馬の一角くらいにはなったかというレース。いかにもトライアルというレースをしているし2着がYoumzainとはいえ、あまり差が開いていないのはちょっと不満か。それでもここではSoumillonで、当然SoumillonはShiroccoに取られるわけですが、既にDettoriを確保済みという陣営の抜かりなさはさすがではあるでしょう。パリのグランプリを勝って、このトライアルを勝つということで相手関係に恵まれたという側面も否定できないながら、Longchampの2400mでの強さはあります。
「彼はPrix du Jockey-Clubに出るべきだったが間に合わなかった。でも今なら最高の三歳馬だと言える」--Soumillon
さてどこまで本気なんでしょ。
2着以下は出直してきなさいということで。

Super Soumillon on fire at Longchamp

相変わらずレーポはw
この日のアークトライアルはSoumillonの3連勝ということになりました。それで、この後のスプリント戦でも変な馬を持ってきて重賞4連勝とやりたい放題で、最後にGladiateurまで勝たれたらどうしましょうというところではありましたが、ここは有力だったSalutinoは2着に終わりました。しかしLongchampでのこのSoumillonの強さは何なのだろうねえ。
というところで、本番でもどうするのかなと言うところはあってMandeshaが凱旋門賞に出るなら乗らないわけにはいかないというのは事実ですよねえ。

Ruffian

1.Pool Land: Silver Deputy - Slew City Slickrer by Slew City Slew
2.Take d'Tour: Tour d'Or - Cherry Flare by Mr. Washington
3.Miss Shop: Deputy Minister - Shopping by Private Account
4.Classy Charm: Silver Charm - Classy Cara by General Meeting
5.Summerly: Summer Squaloll - Here I Go by Mr. Prospector
Take d'Tourがハナを切るとそれを突付くようにPool Landが付け、そこにSummerlyも加わろうとしますが、Summerlyは控えて3番手。その後、前の2頭が飛ばして、バックストレッチでSummerlyとMiss Shopに5馬身くらいの差をつけましたが、コーナーでこの差は縮まり、内からTake d'Tour、Pool Land、Miss Shop、Summerlyと4頭が並ぶような形で直線へ。外の2頭はあまり伸びず、特にSummerlyはまるで駄目で最後にはClassy Charmにも交わされる始末。Miss Shopも前の2頭を脅かすまでは行かず、Take d'Tourを交わしたPool LandがGI初勝利となりました。
前半でTake d'Tour突付くようにしてハイペースを演出しながらも、そのTake d'Tourを下したPool LandがGIタイトルを手に入れました。Belmontでこの距離ならTake d'Tourかと思ったがなあ。ちょっとTake d'Tourは序盤から来られる展開になると弱みを見せるという気もしますね。それでも最後はMiss Shopの追撃を半馬身差凌ぎきって2着を確保するあたりはさすがというところなんですけど。Summerlyはその前の2頭を見る形でレースが出来たわけで絶好の体勢という気もしますが、そういうレースはこれまでやってこなかったからなあ。まあ、直線で4頭広がってという展開ですのでそこそこやれる状態にはなっているとは思うが、最後の失速がまだまだというところか。抑えたレースをしたのも影響したかもしれませんけど。
BCにはフレッシュな状態でということからPletcher師はPool LandのBaldame S出走には否定的。まあSpun Sugarもいるわけですし。
一方Take d'TourはBeldame Sに出走見込み、というかそこで結果が残せないとBCは厳しいと思います。

雑記

闘神都市II

この前話題に採り上げたときは結構思いつきの部分はあって、何にも準備とかはしていなかったわけですが、検索のリファとか見てるとやっぱりやったほうが良いかなという気がしてきました。ですので突貫で配布ページ作ってやってみることにしました。
闘神都市II配布
サーバーに負担が掛かるようなら止めます。

2006/9/12

Horse Racing

First day of Keeneland September Yearling Sale

今年もBook 1の結果とBook 2の高額落札馬くらいまではちゃんと追いかけてみようかというところです。Book 1は結果をExcelに打ち込むつもり。
さて、今年もSheikh Mohammedが大暴れという感じがしますが、820万ドルが出た模様。で、初日の平均価格と中間価格はともに上昇しながらも、取引頭数の減少で取引総額もわずかに減少となりました。
初日に上場されたのは163頭で、前年の166頭からわずかに減りました。取引総額も0.9%のダウンとなっています。しかし平均落札額は14.3%の増加で50万ドルを超え539,264ドルとなり、中間価格も310,000ドルと10,000の上昇となりました。
ミリオンホースは16頭で、昨年の21頭と比べると減っています。Sheikh Mohammedはこのうち7頭を落札しています。
種牡馬別に見ると高額落札の影響で平均が跳ね上がるStorm Catは今年も平均210万ドルとか言うとんでもない状況。続いて320万ドルが効いたSeeking the Gold、280万ドルを出したUnbridled's Songと続いて、コンスタントに高いA.P. Indy、280万ドルを出すもちょっと低い馬もあるVindication、ここに来て人気が上昇しているDynaformer、相変わらずそれなりのKingmambo、こっちも人気を上げているDistorted Humor、190万ドルを出したがそれ以外ではちょっと落ち着いた感じもあるGiant's Causewayという順にならんでいます。100万ドル馬を出したのは他にFusaichi Pegasusですが、ちょっと低い馬が目立ちます。後はMineshaftとかEmpire Makerとかが堅実に売れているという印象。Gone WestとElusive Qualityはそんなに高くしてていいのかなというところがあるんですけどねえ。
■Storm Cat - Awesome Humor by Distorted Humor
牡馬。820万ドルでSheikh Mohammedが落札。母Awesome HumorはSpinaway Sを勝ったGI馬でこれが初仔。というかDistorted Humorがもう母父なのかということに衝撃を受けてみたり。牝系はそこそこかなと。これ以上の良血なんていくらでもいるわけで、余程見映えが良かったとかそういう事情かねえ。
■Mr. Greeley - Silvester Lady by Pivotal
牡馬。570万ドルでSheikh Mohammedが落札。Mr. Greeleyは極端で、高い馬はとんでもなく高いんですよね。それにしてもこれはやりすぎだと思うが。というか何でこんなにMr. Greeleyが人気なのか分からん。ここまで8世代が競争年齢に達して701頭の産駒のうち473頭が出走。348頭が勝ちあがりそのうちステークスウィナーにまで出世したのは26頭。平凡な数字だと思うがな。Gone Westだからかなあ。そのGone West全体が最近はあまりよろしくないような気もするんだが。
母Silvester Ladyは独オークス馬で、Pivotal X Soviet StarとかでNureyevを3x3と持ちます。これはこれで面白いがね。
■Storm Cat - Preach by Mr. Prospector
牡馬。300万ドルでSheikh Mohammedが落札。本来これくらいが最高額でいいと思うんだがなあ。母はFrizette Sを勝ったGI馬でPulpitの母なんですよねえ、これ。そんなわけで母の姉がYarnとなればこれも近親に活躍馬多数で、Tale of the CatとかJohannesburgを出しているファミリーです。
■Seeking the Gold - Take Charge Lady by Dehere
牝馬。320万ドルでTodd Pletcher師が落札。牝馬の最高額。まあ、母があのTake Charge Ladyということを考えればそんなものかなとも。というかもう初仔がYearlingに出てくるようになったんだよなあと思うと感慨深いですが。
■Vindication - Serena's Tune by Mr. Prospector
牡馬。280万ドルでSheikh Mohammedが落札。まあ、ここまでの価格になるのはさすがにSerena's Songは凄いねという話にはなるわけですが、この世代が初年度産駒となるVindicationは結構よい感じに落札されている印象。Seattle Slewの最後の大物だし良血だし期待は相当あるんだろうなあ。2歳一杯で故障して引退。種付け料は現在6万ドル。種牡馬入り当時が5万ドルだったので既に上昇傾向。
■Unbridled's Song - Win Crafty Lady by Crafty Prospector
牝馬。280万ドルでSheikh Mohammedが落札。母の産駒では既に3頭がブラックタイプでその中にはGI Ballerina Hを勝ったHarmony Lodgeが含まれます。現役にはWin McCoolがおります。これもそのうちブラックタイプにはなるかという感じがするがね。
■Storm Cat - Warrior Queen by Quiet American
牝馬。220万ドルでSkara Glen Stablesが落札。なんか聞いた事ある母名だなと思ったら、A.P. Warriorだった。ということでこれまた良血。三代母がOcean's AnswerでStorm Birdなんかを出したカナダのファミリーに連なります。
■Giant's Causeway - Happy Tune by A.P. Indy
牡馬。190万ドルでB. Wayne Hughesが落札。Giant's Causewayも今回はあまり目立たず、これだけ突出している。B. Wayne Hughesは結構買ってる。何か最近見たなと思ったらHigh Cottonの母でした。あと叔母にDiamond Omiがいたり。地味に良血してますね。
■A.P. Indy - Serena's Song by Rahy
牡馬。150万ドルでNobutaka Tadaが落札。今年のセレクトセールでも高額馬を多く落札していましたが、ここでも結構目立ちます。良血A.P. Indyは確かに日本で見てみたいところではあるが、アメリカに置いたままの方が幸せではあるだろう。Grand RewardとかSophisticatとか見るに芝で走れない事はないだろうし、A.P. Indyも日本の芝なら守備範囲なので来たら来たで期待したいところではあるけど。
■Kingmambo - Amonita by Anabaa
牡馬。125万ドルでNobutaka Tadaが落札。日本に連れてくるんなら、Serena's Songの仔よりこっちの方が良いかなと。母AmonitaはPrix Marcel Boussac勝ち。質の高い牝系なのは確かだけど、Kingmambo産駒はこの程度の良血はいくらでもいるからなあ。距離はそんなにこなせない気がします。マイルあたりが主戦場でしょうか。
■Distorted Humor - Emotional by Capote
牡馬。105万ドルでWinstar Farmが落札。半姉Roar Emotion。血統構成はかなり似てる。
■Dynaformer - Extry by Broad Brush
牡馬。105万ドルでZayat Stablesが落札。母の半姉がFire the Groomです。と言う事でStravinskyの従弟。
■Storm Cat - Moon Safari by Mr. Prospector
牡馬。100万ドルでHoby and Layna Kightが落札。祖母がVisionだと言えば全て納得の良血馬。要はCaerleonとかの近親ですね。母はScanの全妹で、Mr. Prospector最晩年の産駒の一頭。
■Fusaichi Pegasus -Squawk by Mountain Cat
牡馬。100万ドルでCoolmoreが落札。従姉にBanshee Breezeがいる模様。
■Unbridled's Song - Wild Heart Dancingby Farma Way
牡馬。100万ドルでSheikh Mohammedが落札。伯父にMan From Wicklowとか。
■A.P. Indy - Garden Spot by Danzig
牡馬。100万ドルでSheikh Mohammedが落札。ちょっと遠いですがMineshaftの同族。Fusaichi Samuraiとかのことは忘れて差し上げましょう(コラ。そういうわけでA.P. Indyなんかつけたんだと思われ。まあ間にDanzigが入っているとはいえ、A.P. Indyの好きなLa TroienneにMr. Prospectorというあたりは踏襲しているので良いかなと。

他、日本人名で落札されていたのは以下。
Fusaichi Pegasus - New Meaning: 8万ドルでKatsumi Yoshizawa。Silvano、Sabiangoの従妹。
Mineshaft - Pulsatilla: 30万ドルで社台。一つ上のDynaformer産駒も日本に来てたように思いますが。
Seeking the Gold - Shawklit Mint: 20万ドルで森師。
Lemon Drop Kid - Silent Greeting: 30万ドルでF. Saito。Lemon Drop Kidはまだ良く分からんところがあるなあとは思う。
Danzig - Weekend Gold: 73万ドルで森師。Lane's EndのWeekendということで期待に違わず三代母にWeekend Surpirseがいますた。しかしこの人Seeking the Gold好きですね。
Mineshaft - Better Than Honour: 95万ドルでNobutaka Tada。三代母がBest in Show。この母はGI Runner-up。そら高くなるですよとオモタら兄がJazilですた。
Distorted Humor - Call Me Granny: 10.5万ドルでKatsumi Yoshizawa。従姉にOriginal Spinとか。
去年はやらなかったけど、ちょっと思い出したようにKingmambo産駒の取引一覧を作ってみる。
◆Kingmambo - Lassie's Legacy by Deputy Minister
祖母がWeekend Surpriseなのですよ。46万ドルでNewmarket International。
◆Kingmambo - Marisa by Swain
こっちは祖母Balistroika。言わずと知れたRussian Rhythmの甥っ子。26万ドルでJohn McCormack Bloodstock。
◆Kingmambo - Moon Flower by Sadler's Wells
こっちは全兄が日本にいたような気がしますね。ここもLast Tycoonなんかを出した名族。18.5万ドルのリザーヴに届かず。
◆Kingmambo - Opera Aida by Sadler's Wells
Crystal MusicとかDubai Successの名が見えます。40万ドルでSheikh Hamdanの手に落ちました。
◆Kingmambo - Rose Gypsy by Green Desert
母が仏1000ギニー馬。30万ドルでFares Farm, Mike Ryan,Agentが落札。
◆Kingmambo - Solar Colony by Pleasant Colony
近親にPleasant Stageを始めとしてブラックタイプがずらっと並んでます。Kingmamboが好むタイプかと言われるとちょっと違うのかもしれないなと。Reynolds Bell Jr., Agentが40万ドルで落札。
◆Kingmambo - Speed of Thought by Broad Brush
GIには届いていないが、重賞級を何頭も出している。27.5万ドルのリザーヴに届かず。
◆Kingmambo - Zuri by Danzig
ZuriとくればVoodoo Dancer。まあそういうことで。57.5万ドルのリザーヴに届かず。
◆Kingmambo - Amonita by Anabaa
前出。これだけ良血のKingmambo産駒が揃っていてこれが最高額なのも微妙ですが。125万ドル。
◆Kingmambo - Guiza by Golden Act
母は重賞級の活躍馬。33万ドルのリザーヴに届かず。
取引成立は9頭中6頭で、その平均額は約51万ドルとまずまず。種付け料30万ドルに届いていないのが1頭とギリギリなのが1頭。40万ドル台が3頭いて、125万ドルで平均が底上げされたという側面はあるかなと。まあ、当たり外れが大きいですし、やっぱり北米圏ではいまいち活躍馬が出てこないという影響はあるのかなと。
個人的な趣味ではEmpire Maker - Dream Schemeという牡馬が15万ドルということでこれくらい誰かが落として日本に連れて来てくれたら愉しいのにとw。
全体としてはGiant's CausewayやFusaichi Pegasusが去年のような加熱振りではなくなったり、Danzig産駒が売れてないというかRNAなのが目立ったかなと。Hishi Amazonの仔(父Fusaichi Pegasus)も上場されてましたが、60万ドルに設定されていたReserveに届かず。その一方でこの世代が初年度のVindicationとかMineshaftが結構高額で落札されてるなあと。Empire Makerも順調か。バイヤーはもう異次元なSheikh Mohammedはこの日だけで約3000万ドルを投下。誰も付いていけてません。
二日目はHishi NatalieとHishi Nileの仔が上場されていますね。父はFusaichi PegasusとPoint Given。

2006/9/13

Horse Racing

朝6時出発で日帰り出張だったので、正直しんどいです。といってもほっとくと大変なのでKeenelandだけ。

Second day of Keeneland September Yearling Sale

920万ドルが出たってだけでもまた驚くのにその父はDanzig。少し前まではStorm Catと並び立っていましたが、ここ数年はStorm Catに圧勝されてたんですよねえ。もう残された産駒が少ないから最後に希少価値が出て来たかという気もするものの、初日は結構主取りも多かったのでどうかなと思ってたわけですよ。さらにDanzigに520万ドルが付くわ、止めがKingmamboに1170万ドルが付くという事態。最高額落札はどうせStorm Catだろと思ってたので真逆Kingmamboっすかというのが正直なところですよ。取り合えず順に見ていきますか。
■Storm Cat - Myhrr by Mr. Prospector
牝馬。100万ドルでBarry Weisbord Agentが落札。あのね、祖母がね、Miesqueなんですわ。母が未出走で繁殖としてもまだ1頭がデビューして勝ちあがっただけ(A.P. Indyの三歳馬なのでこれからくるという可能性はありますが)で、まだまだこれからという繁殖ではありますが、よくぞこの牝馬が100万ドルで収拾ついたなとかも思いますよ。繁殖牝馬としての価値まで考えるとこれは安いと言ってよいんではないかな。
■Storm Cat - Probable Colony by Pleasant Colony
牝馬。230万ドルでShadwellが落札。半姉がSummer Colonyでして、Summer Squallで結果が出たからStorm Catにしたというところでしょうか。母の繁殖牝馬としての実績は5頭が競争年齢に達して、2頭がデビュー。デビューした2頭はしっかり勝ちあがってます。
■Danzig - Sharp Minister by Deputy Minister
牡馬。Sheikh Mohammedが920万ドルで落札。母の全兄がFlag Downという北米の芝戦線の活躍馬。ただしGIでは2着まで。血統的な側面で目立つのはその程度なので、Danzig産駒の牡馬というところで価値が跳ね上がったのかなと。
■Vindication - Silvery Swan by Silver Deputy
牡馬。460万ドルでZayat Stablesが落札。この世代が初年度世代のVindicationがいきなりヤバイ額を叩きだしたというところはあるものの、まあ母がSilvery SwanでEl CorredorやRoman Rulerの下になるのならそれも止む無しという感じはするかな。競走馬としても種牡馬としても期待は高かろうし。
■Storm Cat - Snow Forest by Woodman
牡馬。100万ドルでSheikh Mohammedが落札。兄がSnow Ridgeで他にも活躍馬が多数出ているファミリー。
■Storm Cat - Stragetic Maneuver by Cryptoclearance
牡馬。100万ドルでSheikh Mohammedが落札。母はGI馬でCat Fighterなんかを出しているほか、ダイアモンドヘッドの祖母になります。
■Seeking the Gold - Tee Kay by Gold Meridian
牝馬。190万ドルでSheikh Mohammedが落札。Seeking the Goldも今年はちょっと目立つなというところではありますけど、要するにシンボリクリスエスの半妹。こんなものはシンボリクリスエスあってこその落札額という気はしますね。シンボリ牧場がこの繁殖に対して取った方法というのは間違いではないと思うが、やはり生産者なら所有牝系の価値向上ということを重視しておくべきなのだろうとも。詳しく書いている時間がないのでそれは別の機会に。
■Empire Maker - Top Rung by Seattle Slew
牡馬。145万ドルでShadwellが落札。Empire Makerも初年度から100万ドルオーバーを出しましたというところで。さすがにMineshaftと並んでいきなり10万ドルの種付け料を取っていただけのことはあるかなというところ。母Top RungはGII馬でGIでも2着があります。
■Storm Cat - Victory Ride by Seeking the Gold
牡馬。155万ドルでShadwellが落札。母はGI馬だし、伯父River FlyerもGI馬。5代遡ってBayouという9-f族の良血。
■Storm Cat - Welcome Surprise by Seeking the Gold
牝馬。300万ドルでShadwellが落札。この日のStorm Catはこれが最高額。落ち着いたものだなと思ってしまうのが怖いですね。というか全兄は800万ドルだったし。あれは結局今同なっとるんだという気はするがね。Secretariatが3x3で来るし、繁殖牝馬としての方が使いやすいんではないかなとか。
■Danzig - Al Theraab by Roberto
牡馬。520万ドルでCoolmoreが落札。三代母がGolden Trailでこの一族は結構似た種牡馬を使ってくるので母Al TheraabはBrian's Timeと同血。
■Kingmambo - Crown of Crimson by Seattle Slew
牡馬。1170万ドルでSheikh Mohammedが落札。Coolmoreとの競り合いでここまで行ったようではあります。KeenelandのYearling Saleとしては歴代2位の落札額です。無論1位はSeattle Dancerの1310万ドルではあります。母はステークス止まりながら、半姉Excellent Meeting。A29族Alibhai Roseのファミリー。Kingmamboはあたれば凄いというところがありますが、その反面外れる事も多々あるので、そのあたりちょっと心配かなとは思います。というかKingmamboはそろそろ北米に大物が欲しいところなんですけどね。まあ、まずGI勝てるようなあたりでも良いんですが。
■Mineshaft - Dear Birdie by Storm Bird
牡馬。130万ドルでFarishが落札。ってLane's Endですがな。Bird TownやBirdstoneの下になりますし、このきょうだいはその2頭以外も全て勝ち上がるという素晴らしい繁殖です。産駒11頭全て勝ち上がりは驚異的でしょ。Lane's Endとしてはある程度自分のところでもMineshaft産駒を確保してるんだろうけど、これだけ確実性のある産駒を逃す手も無いといったところか。Farishはこれ以外にもMineshaft産駒を落としまくってるし、Lane's End Farm名義でもMineshaft産駒を落としてるし、Lane's EndははっきりとA.P. Indyの正統後継としてMineshaftを位置付けたようではあるかな。
■Giant's Causeway - Dissemble by Ahonoora
牡馬。260万ドルでMike Ryan agentが落札。母名にピンと来る人は多いかと思います。来なくても祖母がKeraliです。この一族についてはちょうど1972さまが採り上げておられたのでそれを見ましょう。現代最高の一族です。 あさ◎コラム: 最高の繁殖牝馬Kerali
私もサンパウロ大賞とかまでいるというのは驚きました。この状況で出てきたんですから高騰は当然でしょう。

ミリオン級はこんなもので、続いて日本にきそうな馬を。
Pulpit - Lady's Legacy: 牡馬。23.5万ドルでKatsumi Yoshizawaが落札。母の従姉がRoamin Rachalなんですよね。よく見つけたなというところですが、父Pulpitが微妙。
Danzig - Paga: 牡馬。14万ドルで森師が落札。またDanzig落としてますよと。母はアルゼンチンのGI馬。
Seeking the Gold - Personal Glory: 牝馬。32.5万ドルでJS Companyが落札。母がDynaformerの半妹。Robertoが入らないのは微妙ながら、まあOfflee Wildにだって入ってないんだから良いかな。
Unbriled's Song - Stylestic: 牡馬。40万ドルで森師が落札。祖母がMagnificient Styleで産駒は欧州で4頭が重賞を勝ち、そのうちPlayful ActがGI馬になっています。Unbridled's Songとはまた随分思い切った配合ですなとは思うが。
War Chant - Taine: 牡馬。28万ドルでKatsumi Yoshidaが落札。兄にPuzzlement、伯父がWagon Limit。近親にローレルアンジュとかもいるらしい。
Street Cry - Ascot Tobie:牡馬。15万ドルでF. Saitoが落札。
Seeking the Gold - Catbaby: 牝馬。40万ドルでShadai Farmが落札。祖母がGI馬Catinca。累代がStorm Cat、A.P. Indy、Seeking the Goldとかなり強烈です。
Deputy Minister - Easter Bunnette: 牡馬。JS Companyが17.5万ドルで落札。従姉にRiskaverseがいる模様。ということはこれは遠くなるがMissy Babaに繋がるんだよねえ。まあそういうことです。
最後にKingmambo産駒。
◆Kingmambo - Kournakova by Sadler's Wells
牝馬。Templeton Railton Farmが17万ドルで落札。狙いどころは良く心得てるかなというところで、母父がSadler's Wellsで重賞馬が続出しているファミリー。
◆Kingmambo - New Harmony by A.P. Indy
牡馬。Shadwellが60万ドル。母のきょうだいにブラックタイプがずらっと並びます。その筆頭はカナダの2歳女王Wavering Girl。
◆Kingmambo - Peinture Rose by Storm Cat
牡馬。欠場。母の名前をみりゃ大体分かるかと思いますが祖母がPeinture Bleue。なので伯父にPeintre Celebreです。
◆Kingmambo - Penny's Valentine by Storm Cat
牝馬。Shadwellが30万ドル。祖母が仏オークスなどを勝ったMrs. Penny。
◆Kingmambo - The Seven Seas by El Gran Senor
牡馬。20万ドルでMeadowlands Stud。
◆Kingmambo - Banner Dancer by Danzig
牡馬。欠場。祖母がNalees Flying Flagという良血馬。半兄A.P. Fivehundredは笑うところ。というか母名見た瞬間キタコレと思ったのだがなあ。
◆Kingmambo - Chaposa Springs by Baldski
牝馬。Amy Tarrantが25万ドル。母はGI馬ですし、その兄にYou and I。
◆Kingmambo - Chiming by Danehill
牝馬。55万ドルでC. Gordon-Watson Agent。母がステークス馬という程度。
◆Kingmambo - Costume Party by Storm Cat
牡馬。30万ドルのリザーヴに届かず。母のCostume Partyというところで吹きそうになって、カタログを見てたら、その兄にAkibaとか言うのがいました。ネタに走りすぎです。
◆Kingmambo - Crown of Crimson by Seattle Slew
牡馬。1170万ドルでSheikh Mohammed。前出。ここまでずっと見ていてKingmambo産駒は何故かSheikh Hamdanの方のお気に入りという気もしていましたが、落札額がここまで行くとShadwellは出張ってこないんだよねえ。
まあ、この1頭分でこの日Mike Ryan Agentが落札した25頭分の総計を上回るというとんでもない話ではあるわけで、恐ろしい話ですよ。

2006/9/15

Horse Racing

Irish St. Leger S GI Curragh IRE Turf 14F

No.PostHorseSireDamBroodmare SireJockeyTrainer
11AkaremKingmamboSpirit of TaraSadler's WellsP. CosgraveK.R. Burke
26Chimes At MidnightDanzigSurely GeorgiesSadler's WellsF.F. Da SilvaLuke Comer
33FracasIn the WingsKlarifiHabitatW.M. LordanDavid Wachman
47Frank SonataOpening VerseMegdaleWaajibP.J. SmullenM.G. Quinlan
54PercussionistSadler's WellsMagnificient StyleSilver HawkD.P. McDonoghJ. Howard Johnson
62The Whistling TealRudimentaryLonely ShoreBlakeneyW.J. SuppleG. Wragg
75YeatsSadler's WellsLyndonvilleTop VilleK. FallonA.P. O'Brien
88KastoriaSelkirkKassanaShernazarM.J. KinaneJohn M. Oxx
去年もこのレースに出てきて4着に終わったものの、今年は本格的に長距離転向し、AscotのGold CupとGoodwoodのGold Cupをそれぞれ4馬身、5馬身と快勝しているYeatsが中心。
2番人気となっているのが牝馬Kastoriaで、2走前にCurragh Cを勝っています。2着とはアタマ差でしたが、その相手がCollier Hillならまあ十分かというところ。デビュー以来長距離戦をメインに戦って、大崩れしないというのが特徴。3番人気がドイツで大コケしてきたFracas。どうにも良くないから長距離を走らせてみようという程度にしか見えません。ハードル転向したのかなと思ったら、平地に戻ってきてYorkshire Cを勝ったPercussionistは4番人気。それ以来のレースになるわけだし、いろいろな条件が味方しないと平地戦ではもう厳しいのだと思われます。

Book 2 of Keeneland September Yearling Sale

昨日は家に帰ったらそのままぶっ倒れててチェックでできず。まあミリオンが出てないならいいかと。リョウケツスキーとしては、Book 1でおなか一杯というところはあるのよw
ま、Book 2にはDream Dealがいたんですが、父Aldebaranの牡馬に9万ドルすら付かず主取りとなってましたねえ。ちょっと寂しいところではあるかなと。
で、3日目のセッションではミリオンホースは出ませんでしたが、4日目は2頭が100万ドルを突破しました。
■Pulpit - Razzi Cat by Storm Cat
牡馬。130万ドルでStonestreet Stables。母は優秀で8頭の産駒のうち6頭がデビューして全て勝ち上がり。その中にはアルゼンチンGIを勝ったRocking TrickとRandy Catが含まれます。
■Distorted Humor - Officiate by Deputy Minister
牡馬。120万ドルでTim Kegel Agent。
では、Kingmambo産駒を。
◆Kingmambo - Lucky Rainbow by Rainbow Quest
牝馬。55000ドルでRabbah Bloodstock。異常に安い。三代母Immenseなのになあ。ということは母の従兄にGiant's Causewayがいるのになあ。
◆Kingmambo - Easy Now by Danzig
牝馬。16万ドルでRabbah Bloodstock。これも安いなあ。母はEasy Goerの半妹で自身もGo For Wand Sを勝ったGI馬。ということは北米有数のあの名門出身なわけで。ま、確かにKingmamboはLa Troienneってあまり使いこなしてないかなとも思いますけどね。どっちかというと欧州的な良血がKingmamboの好みという感じはしているし。
さて、Book 1の結果をまとめたcsvファイルと投下しておくので、何かに使いたい人は持っていってください。例によって誤植とかあるかと思うのであまり当てにされても困りますが。
2006keesepbook1.csv

Comic

ヤングガンガン No.19

前号までのレビューはこちら。ヤングガンガン レビュー
天保異聞妖奇士◆新連載。アニメとのタイアップでアニメは10/7放送開始。MBSの土曜6時枠なので結構なところですな。それだけ大きい企画ということになるんだろう。作画担当は以前読みきりを載せた事がある蜷川ヤエコ。読みきりの話はあまり面白くなかったので、作画担当としての起用はまず間違いではないとは思われ。初回ということでこれといったものはなく、物語の雰囲気を出す事を重視しているのではないかなと。
死がふたりを分かつまで◆おそらくブレードの行動の正当化ではあるんだろうけど、あまりチンピラどもの描写というのはいらなかったのではないかなとも思う。
ユーベルブラット◆また話が長くなりそうな新キャラどもが登場といったところか。この人たちは七英雄に心酔しているタイプのようで、ケインツェルとしてはちょっとやりにくい相手になるんではないかなと。
ワーキング◆相変わらず伊波は何を言い出しておるのかという内容でした。しかし最後のページはw。女装美少年と言えば局地的に受ける人はいるがね。フランさんとかフランさんとかフランさんとか。
すもももももも◆サイテーの展開をやってくれますねという話で。というかせめてその伏線はここに辿り付く前に出しておかないと唐突という感じがありすぎて萎える。バトル展開もあらゆる意味で失敗なんではないかと。
ロトの紋章 紋章を継ぐ者達へ◆ジパングの人たちだったのな。前回示されたオーブの在り処の一つがこれということで。神器=オーブかねえ。
ガールズキングダム◆読みきり前編。扉を見て、いきなりビターバージンがぶっ壊れでもしたかと思ったものですがお姉さんの方でしたか。しかしなあ、これなんてぎゃるかん?
あみーごあみーが◆おめーは氷室かw。とはいえやっぱりまともなサッカーにはならないのであった。
ニコイチ◆あららやっちゃった。というか菜摘さん天然かよ。
少年探偵犬神ゲル◆一部完でさてさて戻って来れるのでしょうかというところではあったり。
開錠ジャンキーロック◆何をどうしたいのだろうなあ。
戦線スパイクヒルズ◆行動が軽率すぎるんだと思うが。キクチにしてもノブオにしても。
荒川アンダーザブリッジ◆いやそれシスター相手のは命取りにいってるだろw
ジャッカル◆銃を構えてから打つのをためらうようなド素人とか言ってますが、この作品のキャラは誰もがそういう感じで止め差し損ねてるじゃねえかと思うわけだがどうよ。
うめぼし◆艶話というか単なるシモネタではないか、これ。
サンレッド◆うめぼしのあとで、オチがぬか漬けとはw
ムカンノテイオー◆ま、一癖も二癖もありそうなオッサンと単純バカだからなあ。実際仕事してると口だけでなら何とでも言えるから、言った分はちゃんとやっとけと思うことは多いよ。
はなまる幼稚園◆連載2回目にして早くもパターン化しているような気がするので、何か変化が欲しい。
バンブーブレード◆ユージに1本取られたあと目付きが変わったのがフラグになるわけかね。次の機会に珠姫に負けてという形になるのかなとは思われるが、もうまた次の練習試合になるのか。
あいどる◆ハイハイお約束ですね。
さて、ガンガンカスタムの予告が載っていたのですが、ジャッカルの外伝が載るようね。そんなもの作ってる暇があるなら本編をもうちょっとまともな話にしろと思うんだがなあ。あと、作品の予告を見ていたら予告の段階でもう駄目だろと思うタイトルがあってorz。もうちょっとまともな設定を考えろよと思いながらとりあえず1冊目だし勝って読んでみるつもりはしている。結局パワードが自立したので、その代わりにということなんだろうけどな。
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